本日付日経新聞朝刊/日経「誰でもモノづくり」提唱コーナーに、8月21日付の弊Blogでご紹介したFablab のことが紹介されていますので、改めてその記事内容を転載させていただきます。
  Fablab はファブリケーション(製作)とラボラトリー(研究所)の合成語で、3D(三次元)プリンターやレーザーカッターなどを一般の人が自由に使えることから、誰もがメーカーになることもできるし、独創的な製品を作り易くするできると期待されています。
  発祥は米国で、2005年頃に普及し始め、現在50か国200か所以上に拡がっています。日本では東京・渋谷、茨城・つくば市など5か所にあり、6番目施設として昨26日に横浜・関内「Fablab.Kannai」が開業しました。日本での創設者:慶応義塾大学田中浩也准教授は、“一般市民によるボトムアップ活動に加え、政府支援も得られ、今来年にかけてインターネット普及同様の現象を期待している”とのことです。
  また、経済産業省素形材産業室:田中 哲也室長は、“ Fablab は中小企業を巻き込み、既存のモノづくりを変えて欲しい ”と述べて、3Dプリンター開発を支援する方針のようですが、日本の製造業界に有力ベンチャー企業が余り生まれていないのが何としても問題です。
  米国ではオバマ大統領自身が、Fablab を雇用創出の担い手として着目した予算も振り向けており、わが国もFablab のように市民の創意工夫が生かせる拠点づくりが、一段と重要になってくると思われます。
  『生涯現役社会づくり』への脳力開発を習慣化する過程で、モノづくり面での起業選択肢に、私たちが様々なアイデアを創意工夫できる手段をFablab で活用できることは有難く、下記転載の田中 典生氏Facebook「未来を創るヒント」シリーズ習慣化の中で今後ぜひ生み出していきたいと願っています。
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【 田中 典生/8月20日: 未来を創るヒント 】

最高の力を発揮するにはどうすればいいのだろう!
そうだ、人として最高にもったいないのは、
脳の力、脳力を2~3%しか使っていないことではないだろうか!
好ましい思考習慣をさえ増せば、脳の力、脳力をもっと活かして、
素晴らしい頭に誰でもなれる!

1950年から1990年まで、消費に大きく影響する生産年齢人口が急増していた時は、脳の力、脳力をそれほど使う必要がなかったのかもしれない。
2010年から20年以上は生産年齢人口が急減するから、
いままでの何倍も脳の力、脳力を使う必要が生じている。

じっとしていても、知識だけ増やしても、好ましい思考習慣は増えないし、
行動も人生も変わらない。
、まず知識をそのままにしないで、
すぐに使おうとする思考習慣から増やしませんか。
「好ましい思考習慣を増やすのは、どうすれば出来るのですか」と質問することが最初かもしれない。

最高の力を発揮するには、20%の自ら燃えて輝く自燃の人、60%の輝きのない可燃の人、20%の燃えない不燃の人が、
好ましい思考習慣を増やしてすべて自ら燃えて輝く自燃の人になればいい。     つづく