わが国の誇りといえる米大リーグで活躍のプロ野球イチロー選手が、昨日ヤンキース・スタディアムで4千本安打と同時に、思いもつかぬ試合中断の祝福をうけました。
  その成果の背景には、実に8千回以上に及ぶ悔しさと向き合う忍耐経験に裏付けされた「イチロー思考」があると彼自身は述べました。 
  児玉光雄スポーツ心理学のエキスパートが語る“イチロー流美学”の新聞記事では、「後退も進化のチャンスに」する彼は、「自分を探求する(人生の)旅」で50歳のシーズン終了時にこう言いたい。“まだまだ発展途上ですから”と。そして“人としての成熟はもっと先にあって、その時に選手でいたい。”と彼の美学を述べています。
  このような世界の絶賛を浴びる、優れた次世代を持つ私たち日本のシニア層は、もっと私たち自身が尊厳を保持できる超高齢社会での役割を果たす必要があります。それが次世代のために黒子となって未来創造の『生涯現役社会づくり』ではないでしょうか。
  21世紀既に10余年が過ぎてまだその基盤らしいものさえ見えませんが、下記転載する田中典生氏Facebook「未来を創るヒント」シリーズを通して伝わる協働事業の『生涯現役脳力開発塾』は、脳力習慣化の見事な成果で『生涯現役プロデューサー』を輩出できるでしょう。
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【 田中 典生/8月15日: 未来を創るヒント 】

完全な人間などどこにもいないから、
ひょっとしたら自分が間違っているかもしれないとどのくらい思っていますか!
それが世の中をよくしていく原動力かも知れません!

日本全体が失敗を許さない、リスクを犯さない、挑戦しない風潮の氣がします。
自分はちゃんとしている、自分は悪くない、自分は間違っていないという
思考の悪弊の人がいます。
自分はちゃんとしている、自分は悪くない、自分は間違っていないのだから、
創意工夫も試行錯誤も仮説検証もしないで、人のせいにしてじっとしています。
つまり現状に甘んじているから、進歩発展を目指そうとしません。

これでは現状のようにどんどん国力が落ちていきます。
学ぶだけで満足して、実際に知識を試してみないという思考習慣が
いつの間にか身についています。
学ぶこともいつの間にか忘れています。
そうか、だから知識を実行しないんだ!         つづく