脳力開発を学びながら実感したことは、自由に伸び伸びと、素晴らしく愉快な人生づくりを、まずどう完成していくか熟慮しました。実際に脳力開発を当時のサラリーマン人生に活かすには、組織に従属的習慣づけられた行動の、すでに凝り固まって形成された脳回路の打破が最大課題だと痛感したのです。

  幼児のように、これから白紙で創り上げるのではなくて、人生半ば40歳代後半を迎えた熟年者の自己改革は至難の業なのです。人間どのような人でもプライドがある筈だし、他人から干渉されたくない心の壁もあります。むしろ人生油の乗り切った中年では、自己の個性・人格・資質・キャリアで築いた自我流なりに「城」を構築しているのが当然で、その固いガードで変革防御の臆病心が排他的に邪魔します。

  老化防止には、まずこの頑固な変革への臆病退治が最も有効なようです。中年後の生きがいで自分の頑固さをテストすれば、“ 過去の栄光にこだわる自慢話”に満ちた老人性饒舌症か、それとも謙虚な “将来への主体的可能性への挑戦”を選ぶかで自己診断ができる筈です。

  脳力開発には、老化につながる脳回路を切り替えてでも、次々と夢と希望を生み出す脳回路を新たに創り出す機能でなければ意味ありません。その結果、サラリーマン人生にいつまでも安住するより、多少の失敗ぐらい覚悟したベンチャー人生に賭ける。そのエイヤーの新たな脳回路切り替えの発想転換に挑もうと決め、ライフ・ベンチャー(人生冒険)精神の脳回路づくりが始まったわけです。

  それから四半世紀後のいま、愈々脳力開発での『生涯現役社会づくり』推進策をIT手法も活用して協働できる(株)脳力開発センター田中典生社長の下記Facebook「未来を創るヒント」シリーズは、生涯現役仲間の皆様にご精読いただき、有効な習慣創りに役立てていただきたいと願っております。
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【 田中 典生/7月24日: 未来を創るヒント】

人間の成長とは、好い習慣を増やすことである。
そして人間は、いくらでもいくつになっても成長できる。

世の中には名著『7つの習慣』を始めとして、思考習慣の内容に関する書籍が多く出版されている。
弊社も思考習慣つくりのために、30年前に『脳力開発入門』『脳力開発指針集』という2冊の本を出版した。
『脳力開発入門』は自費出版で10万部を超えるご採用をいただいた。
しかし残念ながら書籍だけで好い習慣を増やした人はほとんどいなかった。

子供の歯磨きの習慣つくりは、約5年という年月と母親の愛情だけではなく、歯ブラシと歯磨きという仕組も必要だった。
歯ブラシと歯磨きという仕組なしに指だけで歯磨きをしていたら歯磨きの習慣が身についただろうか。
大人の思考習慣の再構築も仕組なしでは現状はほとんど期待薄といえる。

誰でも素晴らしい頭になるようにという脳力開発の創始者 故城野 宏の思いを実現すべく30年以上の大人の思考習慣の再構築の仕組を考え続けてきた。
もう大人の思考習慣の再構築を歯磨きの習慣作りを指でだけで身につけようとすることはない。
ただ5歳までに習慣の学校で出来上がった思考習慣を切り替えるのは、白紙で思考習慣を構築するよりかなりの決意と努力が必要かもしれない。

大人の思考習慣の再構築には、本人の意志と3年以上のかなりの年月と仲間の励ましに加えて、歯磨きの習慣のための歯ブラシと歯磨きに相当する毎日意識する仕組が必要だと考えてきた。
「みらいノート」が、大人の思考習慣の再構築を容易にする歯ブラシと歯磨きに相当する仕組である。
指でだけで歯ブラシと歯磨きの仕組なしに歯を磨く習慣が身につくだろうか。
わたしには到底そんなことはできない。
自ら燃えて輝く自燃の人になるために、「みらいノート」という仕組を使って、
大人の思考習慣の再構築をお勧めする。

本人の意志だけで、仲間なしで、仕組なしで、
大人の思考習慣の再構築ができると思う人はどうぞ一人で実行してほしい。
そして21世紀堂々と生き残ってほしい。

「みらいノート」は、全くこの世に存在していなかった
生まれたての赤ちゃんのような仕組である。
明るい未来のために、仲間の協力をいただきながら、
「みらいノート」を、英国のロイヤルベービーのように
これからじっくり育てていきたい。
無料説明会で、自ら燃えて輝く自燃の人になるためのお話をしていく。  つづく