1984年2月3日資本金1,010万円で設立登記のライフ・ベンチャー株式会社は、脳力開発仲間の設立発起人協力を得て、産声を上げることができました。その設立趣旨は次の通りです。

  “ 社会情勢の急速な変遷進歩により、これからの時代の5年後、10年後の将来予測は非常に難しい。しかるに、企業経営者のみならず、すべての企業構成委員・ビジネスマンにとって、いまこそ切実に求められていることは、近未来の企業環境に備えられる十分な対応能力に他ならない。  
  来たる21世紀に向かって、企業およびそれに関わる人たちが、将来に亘って堅実な発展成長への路を辿っていくためには、信念をもってこれからの情況既判断を学び、即実践行動に移すべきであろう。これこそ我々すべての人が、天より与えられている脳力の可能性を拡大・開発すべき生涯教育事業の重要なポイントである。

  ‘ 意義ある生涯現役で 輝ける未来創りを!’ーーー このロマンに満ちたライフ・ベンチャー(生涯冒険)精神をもって、生涯目標意識のある積極的生き様を率先提唱し、世界に前例が無いハイ・スピードな我国の高齢化社会に対処する脳力開発実践研究企業として、及ばずながら、社会に貢献することを設立趣旨とする。”

  その事業目的は、① 生涯現役を目指す仕事のアドバイスに関する調査企画、情報提供サービス業務  ② 経営、人事労務、教育研修コンサルティングに関する業務  ③ 証券投資、証券セールス、証券実務コンサルティングに関する業務  ④ 前各項に関連する各種セミナーの企画とその出版、スライド、カセット、ビデオ・テープ等の政策販売に関する業務・・・などです。  
  上記から1985年5月に処女出版の『ライフ・ベンチャーのすすめ』の読者や、それを契機にライフ・ベンチャー・クラブの会員入会予約が始まり、クラブ主催で同年10月には月例『生涯現役セミナー』発足で、その参加者などが次々とクラブに集まるようになりました。

  「情勢判断学会」に入会早々、無見識にも拘らず厚顔にも運営委員を引き受けて東京本部の責任を担う立場に自分を追い込む、猪突猛進で走りながらの計画立案でも、徐々にライフ・ベンチャー意識の高い人が参画して、徐々に「生涯現役」協働作業が整ってくる試行錯誤の過程で『生涯現役社会づくり推進役/生涯現役プロデューサー』選定段階に足掛け30年を費やしました。

  その結果図らずも本年後半に、田中典生氏の(株)脳力開発センター新企画「脳力開発徹底習慣づけ/みらいノート」完成、ともに30有余年の苦節共有の協働活動始動に際して、生涯現役仲間の情報共有化は絶対に必要であり、田中氏のFacebook「未来を創るヒント」シリーズ紹介はは、ほぼ毎日の購読として当Blog でも以下のように転載を継続いたします。
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【 田中 典生/7月26日: 未来を創るヒント 】

何かあった時に、人のせいにして自分は悪くないと思ったことはありませんか。

自分のことは棚に上げて、うまく行かないのは、
上司、部下、同僚のせいにしたことはありませんか。
自分のことは棚に上げて、うまく行かないのは、
政府、景気、周囲のせいにしたことはありませんか。

いつから人のせいにする、人をあてにする、人に頼るという
思考の悪癖が身についたのでしょうか。
産まれた時には、まだ人のせいにする思考の悪癖はありませんでした。
すでに記憶が残っていない5歳までに家庭という習慣の学校で
思考の悪癖を身につけたようです。

ところで自分は悪くないと人のせいにしていてうまくいった経験はありますか。

大人の好ましい思考習慣の再構築は人のせいにしないことから始めませんか。
大人の思考習慣の再構築が仕組なしに自分だけでできるなら
とっくに人のせいにしなくなっているでしょう。
凝り固まった思考の悪癖を直すには、
「みらいノート」とかなりの決意と努力が必要かもしれません。
しかし自分は悪くないと人のせいにしていて幸福になれると思いますか。

人のせいにせず自分で主体的にやる姿勢が好ましい思考習慣のスタートです。
人のせいにぜず、自分のせいにして、
まだ自分にもやることないか探せばいいだけです。
自分のせいにしたからといって自分が悪いわけではありません。
自分のせいにして、自分に出来ることを探せば必ず見つかり事態は前進します。
これが思考習慣の再構築です。               つづく