【2015年4月24日6時0分 スポーツ報知】

  ア ラ ー キ ー が 
    生 涯 現 役 宣 言 「 死 ぬ ま で 撮 り た い 」

  「アラーキー」こと写真家の荒木経惟(のぶよし)氏(74)が23日、東京・表参道ヒルズでの写真展「男 アラーキーの裸ノ顔」(24日~5月6日、入場無料)の開催を前に取材会を開いた。

  1997年から現在まで撮り続けた男性著名人約200人のポートレート展。ヌードなど女性の写真でも知られるが「男を撮らせたらいちばんうまいのは荒木だな。天からの才能を持っている」と豪快に笑い「男が隠しているものを引っ張り出したい。するとな、彼らは喜ぶんだ」。

  2009年に前立腺がんを公表。一昨年には右目を失明し「昨日の検査でも大腸ポリープが2つも見つかっちゃった」と話すなど、満身創痍(そうい)だが「あと7、8年は生きたい。自分の写真に力つけられながら死ぬまで撮りたい」と生涯現役を宣言した。