シリーズ『生涯現役塾』開催経緯を顧みる⑤
2012年1月31日 お仕事 『生涯現役塾』の自己研鑽からさらに一歩を進めて、発表者や参加者との他己・自他研鑽へと私たちの「生涯現役とは?」を探究します。すればするほど、点や微小な線・面に止まる段階では、まだまだ社会的に影響及ぼす効果を発揮できない絶望感も生まれます。
過去27年間に参加された大多数の方は「絵にも描けない餅」構想ではないかと、やがてクラブ退会や『生涯現役塾』欠席で断念されるのが、何と申しても悲しい思いを仲間たちに与えます。だから「ピンチをチャンスに!」する本気の覚悟がないとクラブ会員は永続できません。
ライフ・ベンチャー・クラブの命名は、文字通り「人生冒険」を意味します。人生は、いつも想定内の安心・安全航路だけではありません。想定外の“けもの道”を開拓するフロンティア精神も不可欠です。少子高齢社会が急速に進んで、人口減少期が到来し、デフレ長期化の国内消費減をわが国は、新興国等海外進出で国内空洞化の犠牲も払いつつ、努力してきました。
しかし、東日本大震災や福島原発災害3・11以降、さらなる国難に対処すべき現政権は、経済右肩下がりの国勢変化に対応すべき社会の構造・規模での緊縮化努力が不十分です。その最優先すべき選択肢をないがしろにして、消費税増税に血祭りを挙げているきらいがあります。もっと国難に対処できる心身の余裕がある世代に、いまこそその協働協力を求める好機が到来しているのではないでしょうか。
団塊世代を含む60代・70代高齢者の元気な世代は、企業現役時代には経済至上主義の戦士として経済大国の稼ぎ役として働きました。これまで果たしてきたその大役に代る、定年後の生きがい目標を見いだせていません。定年後は年金生活で働く必要もなかった労働力人口比率の急下降時代到来に、何ら国民に協力を求める工夫が足りないからです。
国家財源の枯渇、国内消費の低迷、年金財源の先細り、高齢者医療費や要介護福祉費増大等のいずれの対策も、安直な増税選択ではなく、むしろ主権国民の英知を募る施策が必要です。その分野に重点を置く『生涯現役塾』は、“生涯現役社会づくり支援ネットワーク”構想を推進する『生涯現役プロデューサー』登録への元気な意欲的シニアの主体的参加システムをめざしています。
これをめざす『生涯現役塾』の効果的集団力の構築が、今後の私たち生涯現役グループの最優先課題です。これまで縷々述べましたシリーズ『生涯現役塾』開催の目的も含めた経緯説明を踏まえ、今後さらに私たちは強力に『生涯現役塾』で取り組みます。“子どもにツケをまわさない”「小さな政府」をめざすためには、そのための手順にまず、パワーシニア(元気高齢者)が生きがいを抱いて挑む「生涯現役社会づくり」へ国民運動として、一歩一歩前進する仲間を集めることです。 以 上
過去27年間に参加された大多数の方は「絵にも描けない餅」構想ではないかと、やがてクラブ退会や『生涯現役塾』欠席で断念されるのが、何と申しても悲しい思いを仲間たちに与えます。だから「ピンチをチャンスに!」する本気の覚悟がないとクラブ会員は永続できません。
ライフ・ベンチャー・クラブの命名は、文字通り「人生冒険」を意味します。人生は、いつも想定内の安心・安全航路だけではありません。想定外の“けもの道”を開拓するフロンティア精神も不可欠です。少子高齢社会が急速に進んで、人口減少期が到来し、デフレ長期化の国内消費減をわが国は、新興国等海外進出で国内空洞化の犠牲も払いつつ、努力してきました。
しかし、東日本大震災や福島原発災害3・11以降、さらなる国難に対処すべき現政権は、経済右肩下がりの国勢変化に対応すべき社会の構造・規模での緊縮化努力が不十分です。その最優先すべき選択肢をないがしろにして、消費税増税に血祭りを挙げているきらいがあります。もっと国難に対処できる心身の余裕がある世代に、いまこそその協働協力を求める好機が到来しているのではないでしょうか。
団塊世代を含む60代・70代高齢者の元気な世代は、企業現役時代には経済至上主義の戦士として経済大国の稼ぎ役として働きました。これまで果たしてきたその大役に代る、定年後の生きがい目標を見いだせていません。定年後は年金生活で働く必要もなかった労働力人口比率の急下降時代到来に、何ら国民に協力を求める工夫が足りないからです。
国家財源の枯渇、国内消費の低迷、年金財源の先細り、高齢者医療費や要介護福祉費増大等のいずれの対策も、安直な増税選択ではなく、むしろ主権国民の英知を募る施策が必要です。その分野に重点を置く『生涯現役塾』は、“生涯現役社会づくり支援ネットワーク”構想を推進する『生涯現役プロデューサー』登録への元気な意欲的シニアの主体的参加システムをめざしています。
これをめざす『生涯現役塾』の効果的集団力の構築が、今後の私たち生涯現役グループの最優先課題です。これまで縷々述べましたシリーズ『生涯現役塾』開催の目的も含めた経緯説明を踏まえ、今後さらに私たちは強力に『生涯現役塾』で取り組みます。“子どもにツケをまわさない”「小さな政府」をめざすためには、そのための手順にまず、パワーシニア(元気高齢者)が生きがいを抱いて挑む「生涯現役社会づくり」へ国民運動として、一歩一歩前進する仲間を集めることです。 以 上