分科会の発展から生まれた各地域の「生涯現役・社会参加の会」は、1990年9月発足の東急田園都市沿線あざみ野駅拠点の「生涯現役を考える会」(現「生涯現役あおば会」)を手始めに、西武池袋沿線清瀬・JR高崎線上尾・東武伊勢崎線館林・JR中央線日野・相鉄線二俣川・JR総武線津田沼・小田急線町田・東急東横線綱島・東武東上線志木・京浜急行線金沢八景・東武伊勢崎線越谷・JR常磐線柏・JR横須賀線鎌倉と、次々に当時クラブ会員が住む各地区センターを集会場に3年間で14箇所創りました。

  どの地域集会も、発足計画が東瀧の居住する横浜市青葉区から開始された経緯から、クラブ会員の自主性を尊重して選ばれたクラブ会員の地域代表者中心に設立計画が数名の世話人で立案されました。発足初回集会は、全地域ともに講演主題「生涯現役と生きがいづくり」を東瀧が話しました。そして、代表世話人を中心に、各地域の活力集団としてボランティア奉仕活動などで大いに期待されました。

  しかし各地域集会の現状は、各代表世話人の老齢化や死去により後継者が得られてない地域では、残念ながら永続できていません。創設した以上は、その地域での生涯現役実践活動で存在目的を明確にすることに意義がありますが、元祖格の当日本生涯現役推進協議会やNPO法人ライフ・ベンチャー・クラブとの連携活動に、代表世話人が率先したネットワーク連帯感を保持できていないことです。

  今後これら各地域の「生涯現役の地域会」も私たち生涯現役グループが提唱する「生涯現役社会づくり支援ネットワーク」推進役となる『生涯現役プロデューサー』仮登録から本登録への明確な連携意識による「各地域から日本を元気に!」する運動展開へと目覚めていただきたいと願っています。(以下 つづく)