『なぜ企業にCSRが必要なのか』参考ご意見
2012年1月9日 お仕事 昨年来、環境とCSRのナンバー1サイト「オルタナ・オンライン」& 環境とCSRにフォーカスした日本唯一のビジネス情報誌「オルタナ」編集長 森 摂氏より、貴重な参考情報のご提供を得ています。『なぜ企業にCSRが必要なのか』について、故人も含む著名人6名の貴重な参考意見も頂戴していますので、今回そのご紹介を下記掲載させていただきます。
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◎ カーリー・フィオリーナ (元ヒューレット・パッカードCEO)
企業が活動している地域社会に対して責任がないという考えは、言い換えれば、われわれは真空状態で活動し、自分たちの行動は周りの環境に影響を与えないということである。この考えは間違いなく持続不可能である。(スピーチから)
◎ 松下幸之助 (松下電器産業創業者)
企業は社会の公器である。したがって、企業は社会とともに発展していくのでなければならない。企業自体として、絶えずその業容を伸展させていくことが大切なのはいうまでもないが、それは、ひとりその企業だけが栄えるというのでなく、その活動によって、社会もまた栄えていくということでなくてはならない。また実際に、自分の会社だけが栄えるということは、一時的にはありえても、そういうものは長続きはしない。
◎ ピーター・ドラッカー (クレアモント大学院教授――『マネジメント』)
企業は、社会や経済の許しがあって存在しているのであり、社会と経済が、その企業が有用かつ生産的な仕事をしていると見なす限りにおいて、その存続を許されているにすぎない。
◎ フィリップ・コトラー (ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院教授――『社会的責任のマーケティング』)
企業の社会的責任(CSR)とは、企業が自主的に、自らの事業活動を通して、または自らの資源を提供することで、地域社会をよりよいものにするために深く関与していくことである。
◎ 飯田 亮 (セコム創業者)
企業の利潤、商売の利益というものは、社会に対する貢献度によって決まるものであり、その貢献の度合いによって社会は企業に利潤をもたらす。社会に貢献しない企業は、だから利潤は得られないし、得たとしても、又それは何日も続かない。そしてその企業は社会から消え去ることになる。
◎ マイケル・ポーター (ハーバード大学ビジネススクール教授『競争優位のCSR戦略』)
戦略的CSRならば、自社の競争力につながるように競争環境に投資することで、社会と共有できる価値を生み出せる。企業の成功と社会の成功とが相互に補強しあう、一種の共生関係が築かれる。
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◎ カーリー・フィオリーナ (元ヒューレット・パッカードCEO)
企業が活動している地域社会に対して責任がないという考えは、言い換えれば、われわれは真空状態で活動し、自分たちの行動は周りの環境に影響を与えないということである。この考えは間違いなく持続不可能である。(スピーチから)
◎ 松下幸之助 (松下電器産業創業者)
企業は社会の公器である。したがって、企業は社会とともに発展していくのでなければならない。企業自体として、絶えずその業容を伸展させていくことが大切なのはいうまでもないが、それは、ひとりその企業だけが栄えるというのでなく、その活動によって、社会もまた栄えていくということでなくてはならない。また実際に、自分の会社だけが栄えるということは、一時的にはありえても、そういうものは長続きはしない。
◎ ピーター・ドラッカー (クレアモント大学院教授――『マネジメント』)
企業は、社会や経済の許しがあって存在しているのであり、社会と経済が、その企業が有用かつ生産的な仕事をしていると見なす限りにおいて、その存続を許されているにすぎない。
◎ フィリップ・コトラー (ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院教授――『社会的責任のマーケティング』)
企業の社会的責任(CSR)とは、企業が自主的に、自らの事業活動を通して、または自らの資源を提供することで、地域社会をよりよいものにするために深く関与していくことである。
◎ 飯田 亮 (セコム創業者)
企業の利潤、商売の利益というものは、社会に対する貢献度によって決まるものであり、その貢献の度合いによって社会は企業に利潤をもたらす。社会に貢献しない企業は、だから利潤は得られないし、得たとしても、又それは何日も続かない。そしてその企業は社会から消え去ることになる。
◎ マイケル・ポーター (ハーバード大学ビジネススクール教授『競争優位のCSR戦略』)
戦略的CSRならば、自社の競争力につながるように競争環境に投資することで、社会と共有できる価値を生み出せる。企業の成功と社会の成功とが相互に補強しあう、一種の共生関係が築かれる。