「生涯現役社会づくり」をめざす第一弾:15
2015年3月28日 お仕事 “ 家 族 株 式 会 社 ” の バ ラ ン ス シ ー ト を 作 る ㊤
最近、私も時折、各種の講演会に招かれて、ライフ・ベンチャーを語る機会が与えられるが、そんな時にもいちばん質問が集中するのが、この財力開発についてなのである。
そうした時、私がまず勧めるのは、その場で自分の財産目録をきっちりと書いてみることである。
これは、いわば自分の“家庭株式会社 ”のバランスシートづくりである。現実の実績と例えば5年後の目標を必ず記入してもらい、グラフにするなりして、現在と将来の比較がはっきり理解できるよう指導する。
実績に立脚した現実的な目標を打ち立てることで、すでにライフ・ベンチャーがはじまっているのである。ベンチャーとは具体的に、まず“ 始めること ”と、絶対に “ やめないこと ”ではないだろうか。
たまたまこの例は、簡単な自己資産の“ 目標比較表 ”の一例だが、“ 家庭株式会社 ”の財産目録は、ほかの何にでも応用できる。
ビジネスマンにすれば、仕事の売り上げや自己能力の開発ぶりでもよいし、気力や体力、友人、顧客の数だって、工夫して数値化して、財産目録に入れることができる。大事なのは自己の棚卸である現状確認と将来の努力目標にあるかと思う。
すでに米国では、医師や精神科医、弁護士、ファイナンスプランナー;などの協力で家庭の基礎づくりのアドバイス制度が定着している。
日本では、将来、年金や退職金制度が大幅に変更される時が早晩やってくる。その時になってあわてないためにも、米国流に個人や家庭のファイナンスプランを今からはじめておく必要があるであろう。今、この場での「財力開発」スタートは、転ばぬ先の杖なのである。年代的にスタートが早ければ早いほど楽なことは、「人生成長複利表」を見ても一目瞭然である。 つづく
最近、私も時折、各種の講演会に招かれて、ライフ・ベンチャーを語る機会が与えられるが、そんな時にもいちばん質問が集中するのが、この財力開発についてなのである。
そうした時、私がまず勧めるのは、その場で自分の財産目録をきっちりと書いてみることである。
これは、いわば自分の“家庭株式会社 ”のバランスシートづくりである。現実の実績と例えば5年後の目標を必ず記入してもらい、グラフにするなりして、現在と将来の比較がはっきり理解できるよう指導する。
実績に立脚した現実的な目標を打ち立てることで、すでにライフ・ベンチャーがはじまっているのである。ベンチャーとは具体的に、まず“ 始めること ”と、絶対に “ やめないこと ”ではないだろうか。
たまたまこの例は、簡単な自己資産の“ 目標比較表 ”の一例だが、“ 家庭株式会社 ”の財産目録は、ほかの何にでも応用できる。
ビジネスマンにすれば、仕事の売り上げや自己能力の開発ぶりでもよいし、気力や体力、友人、顧客の数だって、工夫して数値化して、財産目録に入れることができる。大事なのは自己の棚卸である現状確認と将来の努力目標にあるかと思う。
すでに米国では、医師や精神科医、弁護士、ファイナンスプランナー;などの協力で家庭の基礎づくりのアドバイス制度が定着している。
日本では、将来、年金や退職金制度が大幅に変更される時が早晩やってくる。その時になってあわてないためにも、米国流に個人や家庭のファイナンスプランを今からはじめておく必要があるであろう。今、この場での「財力開発」スタートは、転ばぬ先の杖なのである。年代的にスタートが早ければ早いほど楽なことは、「人生成長複利表」を見ても一目瞭然である。 つづく