このメールは 日本生涯現役推進協議会 様宛にお送りしました。
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    J.I.メールニュース No.678                   2014.10.30発行 
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<巻頭寄稿文>
  「 身 近 な “食” を き っ か け に 、
      政 治 や 社 会 問 題 に つ い て 考 え よ う 」                                                                 食べる政治 代表  増 沢   諒
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  社会問題や政治、政策は、ふだんなかなか馴染みがなく、特に私たち若い世代にとっては、とても距離を感じるものです。
  そんな状況の中で、なぜ僕が「食べる政治」(「身近な“食”をきっかけに、政治や社会問題について考えよう」をテーマとした、「食べもの付きの、月刊誌」)をはじめたのか。
  それは、「もっと自分のこと、社会のことを考えてほしい」というメッセージを、伝えたかったからです。 
  ではそもそもなぜ、「政治や社会問題に関心を持ってもらいたい」と思っているのか。
  それは、「先が読めない」「不確実」だと言われるいまの時代を、ポジティブに捉え主体的に「わくわく」「期待感」を持つ人を増やしたいと思うからです。
  いまの僕らの生活は、「不確実だ」ということがよく言われます。3年後、5年後、皆さんはいまと同じ会社に勤めているでしょうか?いま住んでいる場所に、同じく住み続けているでしょうか?
  「おそらくいまの会社にはいないだろうなー、どうなってるかはわからないけど…」と考えている人、結構多いんじゃないでしょうか?
  もしかしたら、3年後に自分で会社を作っている人もいるでしょうし、5年後には海外に移住している人もいるでしょう。
  一昔前まで、将来の自分を想像することは、難しくないことだったと思います。きっと転職はそんなにしないし、自分が会社を作ることもないし、日本国内から出ることもない。それはある意味、「何も考えなくてもいい」ような状況だったのではないでしょうか。
  いまの僕らの生活は、ほんの少し先でも、どうなっているかわからない。何も考えずにいると、ただただその場の空気感に流され、結果として消耗したり楽しくない毎日を送ることになったりしてしまうかもしれません。
  不確実、先が見えないことは、とても否定的に捉えられることが多いです。でも、僕は、そんな時代だからこそ、チャレンジによって自分が得られる価値、社会に貢献できる価値がとても大きなものになると思っています。同時に、こんな時代だからこそ「社会を前進させる新しいチャレンジをしなければいけない」と使命感も強く持っています。
  そのために、まずは、「自分の将来はどうなっているのか、どうしたいのか」「そのとき、社会はどうなっているのか、どうなっていてほしいのか」考えて欲しい。
  そして、将来をポジティブに捉え、「こんな将来にしたいなー!」とわくわくできる期待感を持ってもらいたい。
  と、ここまで僕の思いを書いてきましたが、【これからの社会について考える】ってことは、重要だとはわかっていても、何かしら取っかかりがないと興味を持ちづらいことだと思います。
  そこで、「食べる政治」では「身近な“食”」を、そのきっかけにしています。
・ 日 本 人 は 食 に 敏 感 
・ 食 は 、 誰 で も 毎 日 行 う こ と 
・ 食 は 、 多 く の 社 会 問 題 
・ 政 治 と 関 連 し て い る  と い っ た   こ と も そ う で す が 、
  「おいしいもの・安心なものを食べたい」という思いは、誰もが持っているものでしょう。
  まずは美味しいものを食べてみて、その美味しいものから見えてくる社会のこと、僕らの未来について、一緒に考える。
  そんな機会を「食べる政治」を通して、作っていきたいと思っています。
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【 増 沢   諒(ますざわ りょう)プロフィール 】
1988年生、長野市出身の26歳。早稲田大学卒業後、都内ITベンチャーでの勤務を経て、現在、東工大修士1年。研究テーマは「ネットと政治」。2012年、ネット選挙解禁を目指す活動「One Voice Campaign」を企画。2013年、SNSで投票日を相互に呼びかけ合うWebサービス「FIRST STEP」を企画・開発し、同企画でマニフェスト大賞を受賞。2014年の東京都知事選挙では、家入かずま陣営のマニフェスト作成担当として、3万件のツイートから、120の政策を作成し、話題となった。
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「 食 べ る 政 治 と は 」
  「食べる政治」は、【身近な“食”をきっかけに、政治や社会問題について考えよう】をテーマとした、「食べもの付きの、月刊誌」です。
  毎月、取り上げた食べものに関連する社会問題や政策について、「付属の冊子」で紹介をしていきます。
  創刊号の11月号では「野生鳥獣による農業被害の現状」をテーマとし、農業被害を説明する冊子とともに、「ジビエ料理(国産のシカ肉料理)」をセットでお送りします。
  ご関心を持たれた方は、以下まで、ご連絡ください。
メールアドレス:taberu.seiji@gmail.com 電話番号:080-4001-8460
詳細情報は、 ▶ http://taberuseiji.com/products