日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
       ヘ  ッ  ド  ラ  イ  ン   ニ  ュ  ー  ス
事 務 局 連 絡  第 102 号         2 0 1 2 年  7 月 3 1 日  発 行

  『 人 生 マ ラ ソ ン を  生 涯 現 役 !!  で 燃 や せ る 幸 せ 』を味わえますか

  7月28日(土)午後4時:日本医学教育学会第44回大会閉会前の市民公開講演が、日野原重明名誉会長(聖路加国際病院理事長)により慶応義塾大学日吉キャンパス協生館で行われ、生涯現役仲間と3名で出席しました。

  講演テーマは『百歳の長寿から学んだ私の言葉』で、50分程度の高話拝聴の中から日野原講師のお話が脳裏に強く残ったのは、“青年期の大病による逆境経験も無駄ではない。ピアノを弾いたり、音楽の専門分野を習得できたのもそのお蔭”というものでした。百歳超長寿人生マラソンを生涯現役で疾走する同講師ならではのお話です。

  28年継続通算319回の『生涯現役塾』運営を通じ参加された講師・参加者・運営協力者など、実に数えきれない多くの生涯現役仲間たちと「生涯現役社会づくり」をめざして、私たちは『人生マラソンを生涯現役!!で燃やせる幸せ』を探究し続けてきました。毎回運営責任を担う者としての願望は、講師・受講者全員が主役となって生涯現役塾ご参画が各自生涯現役燃焼の至福共感を味わっておられるかどうかのご参画効果=いいね!!でした。

  そのFacebook流『いいね!!』で完璧100%ならば、『生涯現役プロデューサー』役のリーダー数は優に壱万名を超すだけでなく、そのリーダー役が創設する『生涯現役社会づくり支援ネットワーク』も壱万名数乗の超高齢日本社会活力源の社会貢献で、政治・社会・経済あらゆる分野の活躍で“失われた20年の日本”予防策など当然完成して、世界に範たる〔超高齢社会対策=民間主導型日本流生涯現役社会づくり〕を見せられたと思います。

  その理想・空想像と生涯現役グループ活動現実像の差異は一体どこにあるといえるでしょうか。『生涯現役塾』発足初期の未熟内容と社会事情に加えて、人間心理面で集団の全体主義化に埋没しない個性尊重主義の当塾方式からも、“来る者拒まず、去る者追わず”の自然体が無理なくグループ永続は許されましたが、組織成長への努力・要素不備で、『人生マラソンを生涯現役!! で燃やせる幸せ』を実感される方は、まだ少ないからだと存じます。

  しかし、『人生マラソンを生涯現役!! で燃やせる幸せ』を他者に求めず、果たして自分はどうなのかが肝要だと思うのです。百歳超長寿の日野原講師が逆境体験に意義ありと話されるように、自分も「生涯現役社会づくり」の障壁打破に協働できる生涯現役同志と誓い合う好機が目前に到来していることを臥薪嘗の覚悟で忍ぶことです。そのためにも『人生マラソンを生涯現役!! で燃やせる幸せ』 を味わう仲間づくりがいま急務であることは当然です。

  では、『人生マラソンを生涯現役!! で燃やせる幸せ』を味わえる人の要件とは何でしょうか。わが生涯現役を自分に納得させ、その納得を根底にした上で、周囲の人たちに『生涯現役社会づくり支援ネットワーク』を説く
パイオニア実行力が人生の喜び、生き甲斐となることです。わが人生を生涯現役でマラソン永続する気力・信念の人であればOKです。自分自身への納得には何を措いても己が人生目標を自他の前に表現することでしょう。

  人物評価の6項目条件を若い時代に学ばせられました。①理論がある。②事実がある。③意気込みがある。④行動がある。⑤成果がある。(成果とは、まず◎自分が変わる。そして◎他者を変える。そうすれば◎変わった人たちが継続した組織活動を生む)⑥最後に具体的な今後の展開策がある。という①~⑥ですが、①理論を明確に決める迄の人生デザイン絞り込みに『生涯現役塾は役立つ』社会的な評価がいま求められていると確信します。

  前述の人物評価法にこだわらず、 自分が納得するだけでなく社会的にも評価されている人物評価法を謙虚に学び、“どういう人もこの世に生を得ている限り、その人に与えられている社会的な使命・天命がある。”ということを人生先輩が後輩に伝えていく社会、それこそが生涯現役社会の本質であり、“人はなぜ生きるのか/人は何のために生きるのか”を命ある限り行動で示して“終わり良ければ、全て良し”の生涯を楽しみたいものです。     以 上