21世紀超高齢期到来の日本国内での「失われた20年の長期停滞期」にも関わらず、営々と海外進出地域での展開努力で、グローバル収益を確保している優秀企業群の存在。その企業活動策に比べ、旧世紀型社会構造変革に甘んじ超高齢化時代に出遅れた国民意識や為政当事者の財政節度は麻痺感覚の有様です。
  他方その狭間で、私たち「日本生涯現役推進協議会」などが目論む社会参加活動では欧米先進国に対比できる体力が伴わないでいる非営利民間活動は、大多数が虚弱な実態だといえます。
  NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブがチャーター・メンバーとして加盟する高齢社会NPO連携協議会(略称:高連協)もご多聞にもれず、停滞現状打破に決定策不在のまま、下記のような役員会記録による建設的提案を求めています。  そこで「日本生涯現役推進協議会」「NPOライフ・ベンチャー・クラブ」を代表して東瀧が、次回高連協八月役員会席上で、以下の説明をする予定です。
  私たち生涯現役活動開始の30周年当2015年を契機に、私たちは展開企画重点の『生涯現役社会づくり』推進国民運動に幅広い各種民間団体が連携して国民運動化に賛同されることを願っています。
  その活動展開をどの団体も独自の創意工夫により、当面の活動方針を国が抱える最大の課題である全国民の平和で心豊かな生涯現役社会づくりをめざす個人・地域・組織の当該団体目標と一体化することにより、当然ながらその参加会員増に繋げられると確信するからです。
  以下の議事録をご参照いただき、『生涯現役プロデューサー』仮登録諸兄姉の建設的なご意見・ご提言をお待ちしています。
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2 0 1 5 年 7 月 高 連 協 役 員 会 議 事 録(案)

日 時: 2 0 1 5 年 7 月 8 日(水) 1 5 : 0 5 ~ 1 7 : 2 1
会 場: エイジング総合研究センター会議室
出席者: 伊藤実、上田研二、上原喜光、岡本憲之、川瀬健介、佐方紀子、玉木康平(記録)、野島卓郎、東滝邦次、樋渡泰典、穂積恒、升田忠昭、水野嘉女、森保、若林建市、吉田成良(議長)、(以上理事・監事、参与)
議長:吉田成良理事(議長予定の鷹野義量理事が都合により欠席のため)
議 事
1.報告事項
1)「高齢社会フォーラム・イン東京」の開催
 前々回、前回に川瀬理事(平成27〔2015〕年度高齢社会フォーラム運営委員会委員)より説明のあった、内閣府主催、高連協協力による平成27年度「高齢社会フォーラム・イン東京」(2015年7月31日〔金〕10:00~16:30、イイノカンファレンスセンターで開催)の内容について川瀬理事より最終報告。プログラム内容は、10:10~11:10に樋口恵子代表による「シニアが主役、地域創生 ―出かける、出会う、何ができる ―」と題する基調講演。また、川瀬理事がコーディネーターを務める第1分科会のパネリストには鈴木隆雄氏(国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター長特任補佐)、澤登信子氏(㈱ライフカルチャーセンター代表)、鷲尾公子氏(認定NPO法人グループ<藤>理事長)。  同理事は、この3氏についての紹介と、それぞれの選定理由・経緯を説明。                        つづく