Alterna誌:近江八幡/世界若手経営者会
2015年6月1日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
東 瀧 邦 次 様
いつもお世話になっております。
私の友人の一人に、 ピーター・D・ピーダーセンというデンマーク人がいます。彼は在日20数年で、「第5の競争軸」「レジリエント・カンパニー」など、ビジネスとサステナビリティに関する著書数冊を日本語で出版しています。
その彼が、和菓子の老舗「たねや」の山本昌仁社長らとともに今年10月、14カ国25人(うち日本人10人)の20-30代のソーシャル・イノベーター(社会起業家)たちを日本に招き、「NELIS」の世界大会を開きます。
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/15130
世界大会を開催するための渡航費、宿泊費、食費、3日間のイベントの開催費の一部370万円が足りないため、彼はいまクラウド・ファンディングで資金を募っています。「世界の次世代リーダーを育てる仕組みを日本から作る」という心意気に共感された方は、是非、寄付をご検討下さい。
クラウドファンディングの詳細はこちら⇒ https://readyfor.jp/projects/NELIS
株式会社オルタナ 代表取締役 編集長 森 摂
東京都目黒区駒場1-26-10-304 tel: 03-6407-0266
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【Alterna誌:紹介記事=http://www.alterna.co.jp/15130 】
「 三 方 よ し の 商 都 」 に 世 界 の
若 手 社 会 起 業 家 が 集 い 、 交 流 へ
「三方よし」で知られる近江商人の商都、滋賀県近江八幡市の経営者ら有志が今年10月、世界から20-30代のソーシャル・イノベーター(社会起業家)25人(うち日本人10人)を招き、「サステナビリティ(持続可能性)」を学びあう次世代リーダー世界大会を開く。(福島由美子)
主催するのは一般社団法人NELIS(Next Leaders’ Initiative for Sustainability)。近江八幡商工会議所の秋村田津夫会頭、和菓子「たねや」の山本昌仁社長、ピーター・ピーダーセン氏が共同代表を務める。
今年10月に3日間、世界で活躍しているサステナビリティに関心の高い経営者やNPO、教育など多分野の若手リーダーたちを、日本を含む14カ国から25名招待する。クラウドファンディングを活用し、日本発の新しいグローバル・ネットワーク作りを目指す。
共同代表の一人、ピーダーセン氏は、日本在住20数年のデンマーク人。木内孝・元三菱電機アメリカ支社代表と2000年にイースクエア(東京都港区)を創業、環境やCSRの企業コンサルティングを手掛けてきた。その過程で「このまま将来の世代が犠牲になるような世の中では、人類は続かない」と感じるようになった。
「環境に配慮し、人にとってもいい社会をつくるためには、ビジネスだけでなく政治や教育などあらゆる分野において、環境や将来世代を考慮した『サステナビリティ』が必要。これからの世界には新しいリーダーシップが必要だ」とピーター氏は世界大会開催の意図を説明する。
ピーター氏は4年前にイースクエアの社長を退任し、次世代リーダーのグローバル・ネットワーク構築を目指して今年1月、一般社団法人NELISを設立した。
近江八幡は、売り手よし・買い手よし・世間よしの「三方よし」の行動哲学で知られる地域だ。売り手と買い手が満足し、さらに世間、つまり地域社会からもよいと見なされる商いが求められてきた。「近江八幡、そして日本こそ、サステナビリティの価値観を世界に提示していくべきではないか」とピーター氏は強調する。
「これまでグローバル・ネットワークと言えば、海外で作られ日本が後から加わっていた。しかし今回は、日本の地方発でグローバル・ネットワークを作ろうという初の試みだ」招待する人たちは、世界の環境やサステナビリティのオピニオンリーダーたちから推薦してもらった。
ピーター氏は行動の原点について、こう語る。「私が10歳のころ、デンマークで原子力発電の導入が検討された。全国的な反対デモに参加し1万人と10キロを歩いた」。その後政府は原子力を断念、風力やバイオマスなどを国のエネルギー政策の柱に据えた。「市民がボトムアップで政治を変えたこの原体験が大きい」
高校時代、栃木県に1年間ホームステイし、その後英国のシューマッハ・カレッジのコースに参加し世界から集まった30数名と寝食を共にした。それがきっかけとなり日本で起業することに。「今度は自分が若手リーダーたちにチャンスを作り、彼らが望む支援をサポートして行きたい」と語る。「彼らがネットワークすることで、もっと大きな変革力を持ってほしい」
参加者たちは10月16日から3日間、琵琶湖のほとりや禅寺の永源寺などで、NELISのようなネットワークが何を目指し、どんな支援があれば若手リーダーたちの力となりうるかを議論する。大会最後の日には、立命館大学で開催される公開フォーラムで、参加者たちがその内容を発表する。
世界大会を実現するために、若手リーダーたちの渡航費や宿泊費など総額の半分をNELISが負担し、残りの370万円をクラウドファンディングで募集している。
1円でも募集金額に届かないと、成立せず大会を開催することができない。大会の公開フォーラム等に参加できる券や、たねやグループの「クラブハリエ」のお菓子券付きの支援もある。応募締切りは6月21日。
NELISのクラウドファンディングサイト= https://readyfor.jp/projects/NELIS
東 瀧 邦 次 様
いつもお世話になっております。
私の友人の一人に、 ピーター・D・ピーダーセンというデンマーク人がいます。彼は在日20数年で、「第5の競争軸」「レジリエント・カンパニー」など、ビジネスとサステナビリティに関する著書数冊を日本語で出版しています。
その彼が、和菓子の老舗「たねや」の山本昌仁社長らとともに今年10月、14カ国25人(うち日本人10人)の20-30代のソーシャル・イノベーター(社会起業家)たちを日本に招き、「NELIS」の世界大会を開きます。
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/15130
世界大会を開催するための渡航費、宿泊費、食費、3日間のイベントの開催費の一部370万円が足りないため、彼はいまクラウド・ファンディングで資金を募っています。「世界の次世代リーダーを育てる仕組みを日本から作る」という心意気に共感された方は、是非、寄付をご検討下さい。
クラウドファンディングの詳細はこちら⇒ https://readyfor.jp/projects/NELIS
株式会社オルタナ 代表取締役 編集長 森 摂
東京都目黒区駒場1-26-10-304 tel: 03-6407-0266
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【Alterna誌:紹介記事=http://www.alterna.co.jp/15130 】
「 三 方 よ し の 商 都 」 に 世 界 の
若 手 社 会 起 業 家 が 集 い 、 交 流 へ
「三方よし」で知られる近江商人の商都、滋賀県近江八幡市の経営者ら有志が今年10月、世界から20-30代のソーシャル・イノベーター(社会起業家)25人(うち日本人10人)を招き、「サステナビリティ(持続可能性)」を学びあう次世代リーダー世界大会を開く。(福島由美子)
主催するのは一般社団法人NELIS(Next Leaders’ Initiative for Sustainability)。近江八幡商工会議所の秋村田津夫会頭、和菓子「たねや」の山本昌仁社長、ピーター・ピーダーセン氏が共同代表を務める。
今年10月に3日間、世界で活躍しているサステナビリティに関心の高い経営者やNPO、教育など多分野の若手リーダーたちを、日本を含む14カ国から25名招待する。クラウドファンディングを活用し、日本発の新しいグローバル・ネットワーク作りを目指す。
共同代表の一人、ピーダーセン氏は、日本在住20数年のデンマーク人。木内孝・元三菱電機アメリカ支社代表と2000年にイースクエア(東京都港区)を創業、環境やCSRの企業コンサルティングを手掛けてきた。その過程で「このまま将来の世代が犠牲になるような世の中では、人類は続かない」と感じるようになった。
「環境に配慮し、人にとってもいい社会をつくるためには、ビジネスだけでなく政治や教育などあらゆる分野において、環境や将来世代を考慮した『サステナビリティ』が必要。これからの世界には新しいリーダーシップが必要だ」とピーター氏は世界大会開催の意図を説明する。
ピーター氏は4年前にイースクエアの社長を退任し、次世代リーダーのグローバル・ネットワーク構築を目指して今年1月、一般社団法人NELISを設立した。
近江八幡は、売り手よし・買い手よし・世間よしの「三方よし」の行動哲学で知られる地域だ。売り手と買い手が満足し、さらに世間、つまり地域社会からもよいと見なされる商いが求められてきた。「近江八幡、そして日本こそ、サステナビリティの価値観を世界に提示していくべきではないか」とピーター氏は強調する。
「これまでグローバル・ネットワークと言えば、海外で作られ日本が後から加わっていた。しかし今回は、日本の地方発でグローバル・ネットワークを作ろうという初の試みだ」招待する人たちは、世界の環境やサステナビリティのオピニオンリーダーたちから推薦してもらった。
ピーター氏は行動の原点について、こう語る。「私が10歳のころ、デンマークで原子力発電の導入が検討された。全国的な反対デモに参加し1万人と10キロを歩いた」。その後政府は原子力を断念、風力やバイオマスなどを国のエネルギー政策の柱に据えた。「市民がボトムアップで政治を変えたこの原体験が大きい」
高校時代、栃木県に1年間ホームステイし、その後英国のシューマッハ・カレッジのコースに参加し世界から集まった30数名と寝食を共にした。それがきっかけとなり日本で起業することに。「今度は自分が若手リーダーたちにチャンスを作り、彼らが望む支援をサポートして行きたい」と語る。「彼らがネットワークすることで、もっと大きな変革力を持ってほしい」
参加者たちは10月16日から3日間、琵琶湖のほとりや禅寺の永源寺などで、NELISのようなネットワークが何を目指し、どんな支援があれば若手リーダーたちの力となりうるかを議論する。大会最後の日には、立命館大学で開催される公開フォーラムで、参加者たちがその内容を発表する。
世界大会を実現するために、若手リーダーたちの渡航費や宿泊費など総額の半分をNELISが負担し、残りの370万円をクラウドファンディングで募集している。
1円でも募集金額に届かないと、成立せず大会を開催することができない。大会の公開フォーラム等に参加できる券や、たねやグループの「クラブハリエ」のお菓子券付きの支援もある。応募締切りは6月21日。
NELISのクラウドファンディングサイト= https://readyfor.jp/projects/NELIS