そして、私たちは個人会員制の任意団体ライフ・ベンチャー・クラブ(2005年NPO法人組織変更)主催の『生涯現役シリーズ塾』で、毎月開催する個人的な狭義の「生涯現役」実践活動研鑽を、社会的広義の「生涯現役社会づくり」推進をめざす純民間団体:生涯現役協を2004年創設しました。

  設立発起人中核団体のNPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ(略称:LVC/2004年当時は任意団体)発足の1980年代当時は、“生涯現役の趣旨に賛成はするが、やりたい人だけがやればいいのではないか”という考えが主流の時代でした。

  しかし、シニア・団塊世代が次々と定年退職期を迎えて、超高齢時代が到来した現在は、“真の生きがいには広義の「生涯現役」を含む社会貢献派シニア”が求められています。将にこれからは高齢者の尊厳が真剣に問われる時代になったのです。

  昨日ご紹介の某都市ホームページが説明する「生涯現役社会」とは、「誰もが生涯現役で過ごせる社会」だと云います。つまり、“誰もが生涯にわたり、健やかで自立した生活を送りながら、目的を持っていきいきと活動し、長寿による豊かさを実感することができる社会”です。

  そして、“老若男女すべての人が世代を超えて互いに尊重し合い、社会を支える一員として参加する多世代共生社会”なのです。・・・と「生涯現役社会」が実現したときの理想像を描き出しています。

  私たち生涯現役協でも、「生涯現役社会」とは「生涯現役の希望者誰もが生涯現役を貫ける社会」であるだけではなく、「誰もが幸せに共存共栄できる生涯現役人生に満足する社会」実現をめざす努力を永続したいと願っています。 つづく