高齢社会NGO連携協議会(掲載紹介②)
2013年7月11日 お仕事 高齢社会NGO連携協議会(略称:高連協)の活動は、1999年9月15日に発表した「高連協 高齢者憲章」(すべての世代が生きがいある生活を追求できる平和な社会、年齢差別のない社会、等の創造を目指し、高齢者の社会参加活動の必要性等を提唱している)により、高齢者(シニア)の多様な社会活動を促進している。
活動の一つは、シニアの社会参加活動や高齢社会対策に関する「提言」活動。二つは、シニアの社会的行動を促す啓発イベント(内閣府との共催事業)や集会の開催。三つは国際活動で、「高齢化に関する世界会議」(参加、集会開催)、「アジアのシニアの生きがいフォーラム」(愛知万博集会)、「シニアの環境取り組みシンポジウム」(東京)、「リタイアメント再創造」(全米退職者協会共催)等を行っているが、私たちの提唱する『生涯現役社会づくり』推進運動に関する関心度は意外に低い。今回も昨日に続く生涯現役仲間の投稿原稿をご紹介したい。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
焦 ら ず 、 気 取 ら ず 、 片 寄 ら ず
チャンスを活かす人と活かさない人の差は大きい。一回限りの人生、自分のやりたいこと、得意分野を見極め、それに磨きをかけて輝くことが、誰しもの人生を創る源であると思う。政治が混迷、経済が低迷、社会生活不安が蔓延する日本の現状において、高齢者が培ったキャリアと能力発揮が必要とされている。高齢さ自身も希望を失わず、志を持ち、元気に生きることが大切だ。
私はお陰様で、大手の出版会社を65歳まで43年間勤務できた。退職を目前にお世話になった先輩上司に退職の挨拶に伺った。それまでのご指導にお礼を申し上げると「退職後どうするのか」と問われた。私は「しばらく休養して後のことは考えたい」と応えると、その上司から即、「それも良いが、いったん長く休むと退職で気力が萎え、元のように元気に活動を再開するのは大変なことだよ」と助言を受けた。
そこで、第二の人生の活路を見いだすため、神田神保町の古本屋に行き、タイトル『キャリアが活きる相談業』を手に入れ、その本に紹介されていた生涯現役を標榜する「ライフ・ベンチャー・クラブ」の門を叩いて、会員になった。これを契機に、現役時代に培ったキャリアを基に新たな社会参加活動を始めることになる。
43年間身を置いた、指示・命令・行動・報告の縦社会から、自主活動のいろいろの経験を有する人たちの集団である横社会に移り、最初は驚き戸惑いを感じたが、積極的に前向きに行動した。
年々活動の領域も広がり、生き生き人生を送っている。この私の生涯現役活動は今日まで10年間に及んでいる。
生涯現役活動の信条---------
焦らず 気取らず 片寄らず・・・ 三途の川を渡る
S l o w , S i m p l e , S m a r t & S m i l e (岡林 正則)
活動の一つは、シニアの社会参加活動や高齢社会対策に関する「提言」活動。二つは、シニアの社会的行動を促す啓発イベント(内閣府との共催事業)や集会の開催。三つは国際活動で、「高齢化に関する世界会議」(参加、集会開催)、「アジアのシニアの生きがいフォーラム」(愛知万博集会)、「シニアの環境取り組みシンポジウム」(東京)、「リタイアメント再創造」(全米退職者協会共催)等を行っているが、私たちの提唱する『生涯現役社会づくり』推進運動に関する関心度は意外に低い。今回も昨日に続く生涯現役仲間の投稿原稿をご紹介したい。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
焦 ら ず 、 気 取 ら ず 、 片 寄 ら ず
チャンスを活かす人と活かさない人の差は大きい。一回限りの人生、自分のやりたいこと、得意分野を見極め、それに磨きをかけて輝くことが、誰しもの人生を創る源であると思う。政治が混迷、経済が低迷、社会生活不安が蔓延する日本の現状において、高齢者が培ったキャリアと能力発揮が必要とされている。高齢さ自身も希望を失わず、志を持ち、元気に生きることが大切だ。
私はお陰様で、大手の出版会社を65歳まで43年間勤務できた。退職を目前にお世話になった先輩上司に退職の挨拶に伺った。それまでのご指導にお礼を申し上げると「退職後どうするのか」と問われた。私は「しばらく休養して後のことは考えたい」と応えると、その上司から即、「それも良いが、いったん長く休むと退職で気力が萎え、元のように元気に活動を再開するのは大変なことだよ」と助言を受けた。
そこで、第二の人生の活路を見いだすため、神田神保町の古本屋に行き、タイトル『キャリアが活きる相談業』を手に入れ、その本に紹介されていた生涯現役を標榜する「ライフ・ベンチャー・クラブ」の門を叩いて、会員になった。これを契機に、現役時代に培ったキャリアを基に新たな社会参加活動を始めることになる。
43年間身を置いた、指示・命令・行動・報告の縦社会から、自主活動のいろいろの経験を有する人たちの集団である横社会に移り、最初は驚き戸惑いを感じたが、積極的に前向きに行動した。
年々活動の領域も広がり、生き生き人生を送っている。この私の生涯現役活動は今日まで10年間に及んでいる。
生涯現役活動の信条---------
焦らず 気取らず 片寄らず・・・ 三途の川を渡る
S l o w , S i m p l e , S m a r t & S m i l e (岡林 正則)