Altarna:「CSRからCSVへ」に対する警鐘Ⅰ
2014年4月1日 お仕事東瀧 邦次さま
いつもお世話になっております。
今年3月24日、CSRについての一つの興味深い文書がネットに掲載されました。発信元は一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)と一般財団法人 CSOネットワークという、2つの非営利団体です。
そのタイトルは、「CSRとCSVに関する原則」について。
文書は次のように始まっています。
(ここから引用)
マイケル・ポーター教授が2011年に提唱したCSV(Creating Shared Value、共有価値の創造)が日本で紹介されてから、「CSRからCSVへ」、「CSR はもう古い、これからはCSV だ」といった論調が見られるようになってきました。
CSVそれ自体というよりも、そうした日本でのとり上げられ方と、本来のCSR(企業の社会的責任)への影響に懸念をいだいた企業、NPO/NGO、消費者団体、シンクタンクなど諸セクターの有志により、研究会として「CSRとCSVを考える会」が2013年夏から4回にわたって開催され、議論が積み重ねられました。
(引用終わり)
実は私もその内容に賛同し、文書に署名をしました。その理由は、文書が指摘する通り、CSRとCSVを「似たような概念」ととらえ、CSVがあたかもCSRの進化形のようにとらえる動きがあったからです。
この続きは⇒ http://www.alterna.co.jp/12795
◆創刊7周年、オルタナ36号が3月29日に発売!
第一特集は「鎌倉発イノベーション」、第二特集では「震災から3年、被災地で生まれたソーシャル・ビジネス」を展開しました。
オルタナパーソンには、ライフネット生命保険出口治明会長にご登場いただき、「社会起業家はなぜ苦闘するのか」を語っていただきました。
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/12715
◆社会起業大学とオルタナが「グリーンMBA」講座
事業を通じて社会的課題を解決しようという「社会起業家」の存在感が日本でも少しずつ高まってきました。起業家の「志」を成就するためにも、「ヒト・モノ・カネ」という経営資源を最大限に有効活用し、組織を機動的に動かし、顧客や社会から厚い信任を得ることが必要です。このように社会起業家が真の「社会事業家」になるための知見、知恵、技術を、著名ベテラン経営者が伝授します。「グリーン」とは、ソーシャル(社会)、エシカル(倫理的)、エコロジカル(環境)なビジネスの総称であり、社員を大切にする、ソーシャル・イノベーションを誘発するなど、根源的な経営倫理も含まれています。私たちは「グリーンMBA」を、21世紀の新しいビジネスのモノサシを反映した、経営者養成コースに育てていきたいと考えています。
株式会社オルタナ代表取締役編集長 森 摂
社会起業大学理事長 田中勇一、学長 藤井 崇
詳しくは⇒ http://socialvalue.jp/short/green/index.html
=============オルタナ&オルタナSお勧め記事====================
◆どこでも「ムラ社会」をつくる日本企業の急所
http://www.alterna.co.jp/12726
◆全国の自然エネ40団体が業界団体設立へ
http://www.alterna.co.jp/12690
◆「東日本大震災を漫画で伝えたい」、人気漫画家12人集う
http://www.alterna.co.jp/12709
◆「犬捨て山」で飼育保護続ける学生、「最期くらいは温かい場所で」
http://alternas.jp/study/news/50928
◆農業を仕事に――農業と若者を結び付ける「新・農業人フェア」
http://alternas.jp/work/ethical_work/50913
==============オルタナ編集長お勧め書籍=======================
◆『自分のために生きる勇気』(白木夏子著、ダイヤモンド社)
ジュエリーブランドHASUNA(ハスナ)の白木夏子代表の著書『自分のために生きる勇気』が出版された。失敗をチャンスととらえる考え方や、仲間を巻き込むポイント、ブレずに軸を見つける方法などが書かれている。著者の「やりたいことを諦めない」という気持ちが伝わってくる一冊だ。
詳しくは⇒ http://alternas.jp/work/ethical_work/50957
================オルタナ編集長お勧めイベント===================
◆「みなとCSRダイアログ」発表者募集!第1回は5月20日
港区立エコプラザ、みなと環境にやさしい事業者会議(mecc)、オルタナは5月20日、社会と企業の対話を活性化させる「みなとCSRダイアログ」を開催します。第1回は、森永乳業と西松建設のCSR担当者による発表後、討議時間を設け、内容を深めていきます。また、第2回以降、港区に拠点を持ち、CSRの活動事例を発表して頂ける事業者・企業・団体様の参加を募集しています。
とき: 5月20日(火)18:00-20:00(以降、隔月で全6回開催)
ところ: 港区立エコプラザ(東京都港区浜松町) 参加費: 無料
詳しくは⇒ http://goo.gl/0fYqW4
◆4/18 学芸セミナー「まちづくりDIY」
学芸出版社は、ビジネスをDIY的視点から見るセミナーを行います。
公共事業ではなく、企業の一般事業のなかで地域を豊かにしていくことができれば、持続性が高く効果も大きいと言えます。DIY精神に満ちた地域の事例を紹介しながら、問題解決に取り組みます。
とき: 4月18日(金)18:00,18:30-20:30
ところ: 学芸出版社3階(京都府京都市下京区) 参加費: 1000円
詳しくは⇒ http://www.gakugei-pub.jp/cho_eve/1404diy/
◆ 本物のCSRの動画配信「サスナビ!」がスタート
CSRコンサルティングを手掛けるレスポンスアビリティは3月11日、
会社と社会を持続可能にする「本物のCSR」をお届けする動画配信「サスナビ!」をスタートしました。毎日2~3分の動画で、本物のCSRのポイントをお伝えします。
詳しくは⇒ http://www.responseability.jp/archives/6708
◆ CSR部員塾第7期4月16日(水)開講
CSR基礎セミナー&実践ワークショップ--CSR部員塾第7期は、企業のCSR担当者にCSRについての広い知見を提供する「基礎セミナー」と、基礎セミナーに連動した「実践ワークショップ」によって、知識を企業のCSR活動に反映するとともに、NPOとの協働や、CSR活動と本業との統合などが主体的に行える、より深いCSRリテラシーとスキルを身に付けていただくことを目的にしています。
詳しくは⇒ http://goo.gl/VyBF9J
お申し込みは⇒ http://www.alterna.co.jp/12654
◆ 「アースデイ東京」ボランティアスタッフ募集のお知らせ
アースデイ東京2014実行委員会事務局は、環境フェスティバル「アースデイ東京」のボランティアスタッフを募集しています。今年は、4月19日・20日に開催します。
例年参加するボランティアスタッフは、10代~60代までと多世代に渡り、休憩時間には環境、開発協力、食育などに取り組むNPOと話せて、つながりも得ることができます。
とき: 4月16日(水)~21日(月)(日によって作業内容が異なります)
ところ: 代々木公園イベント広場、ケヤキ並木
お問い合わせ⇒ アースデイ東京2014実行委員会事務局(担当:浅田)
mail: volunteer@earthday-tokyo.org
※このメールは雑誌「オルタナ」に登録やご縁がありました23701人さまに毎月1日と15日に送信させて頂いています。
不要の際は、その旨をご返信頂けましたら配信を停止いたします。
このメールの転送やブログなどへの転載について弊社の許諾は
必要ありません。いつもながらの長文、平にお許し下さい。
オルタナ編集長 森 摂 Twitter: @setsumori,@alterna_japan
==============================================
株式会社オルタナ 代表取締役 編集長 森 摂
東京都目黒区駒場1-26-10-304 tel: 03-6407-0266
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いつもお世話になっております。
今年3月24日、CSRについての一つの興味深い文書がネットに掲載されました。発信元は一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)と一般財団法人 CSOネットワークという、2つの非営利団体です。
そのタイトルは、「CSRとCSVに関する原則」について。
文書は次のように始まっています。
(ここから引用)
マイケル・ポーター教授が2011年に提唱したCSV(Creating Shared Value、共有価値の創造)が日本で紹介されてから、「CSRからCSVへ」、「CSR はもう古い、これからはCSV だ」といった論調が見られるようになってきました。
CSVそれ自体というよりも、そうした日本でのとり上げられ方と、本来のCSR(企業の社会的責任)への影響に懸念をいだいた企業、NPO/NGO、消費者団体、シンクタンクなど諸セクターの有志により、研究会として「CSRとCSVを考える会」が2013年夏から4回にわたって開催され、議論が積み重ねられました。
(引用終わり)
実は私もその内容に賛同し、文書に署名をしました。その理由は、文書が指摘する通り、CSRとCSVを「似たような概念」ととらえ、CSVがあたかもCSRの進化形のようにとらえる動きがあったからです。
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◆創刊7周年、オルタナ36号が3月29日に発売!
第一特集は「鎌倉発イノベーション」、第二特集では「震災から3年、被災地で生まれたソーシャル・ビジネス」を展開しました。
オルタナパーソンには、ライフネット生命保険出口治明会長にご登場いただき、「社会起業家はなぜ苦闘するのか」を語っていただきました。
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◆社会起業大学とオルタナが「グリーンMBA」講座
事業を通じて社会的課題を解決しようという「社会起業家」の存在感が日本でも少しずつ高まってきました。起業家の「志」を成就するためにも、「ヒト・モノ・カネ」という経営資源を最大限に有効活用し、組織を機動的に動かし、顧客や社会から厚い信任を得ることが必要です。このように社会起業家が真の「社会事業家」になるための知見、知恵、技術を、著名ベテラン経営者が伝授します。「グリーン」とは、ソーシャル(社会)、エシカル(倫理的)、エコロジカル(環境)なビジネスの総称であり、社員を大切にする、ソーシャル・イノベーションを誘発するなど、根源的な経営倫理も含まれています。私たちは「グリーンMBA」を、21世紀の新しいビジネスのモノサシを反映した、経営者養成コースに育てていきたいと考えています。
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社会起業大学理事長 田中勇一、学長 藤井 崇
詳しくは⇒ http://socialvalue.jp/short/green/index.html
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◆どこでも「ムラ社会」をつくる日本企業の急所
http://www.alterna.co.jp/12726
◆全国の自然エネ40団体が業界団体設立へ
http://www.alterna.co.jp/12690
◆「東日本大震災を漫画で伝えたい」、人気漫画家12人集う
http://www.alterna.co.jp/12709
◆「犬捨て山」で飼育保護続ける学生、「最期くらいは温かい場所で」
http://alternas.jp/study/news/50928
◆農業を仕事に――農業と若者を結び付ける「新・農業人フェア」
http://alternas.jp/work/ethical_work/50913
==============オルタナ編集長お勧め書籍=======================
◆『自分のために生きる勇気』(白木夏子著、ダイヤモンド社)
ジュエリーブランドHASUNA(ハスナ)の白木夏子代表の著書『自分のために生きる勇気』が出版された。失敗をチャンスととらえる考え方や、仲間を巻き込むポイント、ブレずに軸を見つける方法などが書かれている。著者の「やりたいことを諦めない」という気持ちが伝わってくる一冊だ。
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◆「みなとCSRダイアログ」発表者募集!第1回は5月20日
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とき: 5月20日(火)18:00-20:00(以降、隔月で全6回開催)
ところ: 港区立エコプラザ(東京都港区浜松町) 参加費: 無料
詳しくは⇒ http://goo.gl/0fYqW4
◆4/18 学芸セミナー「まちづくりDIY」
学芸出版社は、ビジネスをDIY的視点から見るセミナーを行います。
公共事業ではなく、企業の一般事業のなかで地域を豊かにしていくことができれば、持続性が高く効果も大きいと言えます。DIY精神に満ちた地域の事例を紹介しながら、問題解決に取り組みます。
とき: 4月18日(金)18:00,18:30-20:30
ところ: 学芸出版社3階(京都府京都市下京区) 参加費: 1000円
詳しくは⇒ http://www.gakugei-pub.jp/cho_eve/1404diy/
◆ 本物のCSRの動画配信「サスナビ!」がスタート
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詳しくは⇒ http://www.responseability.jp/archives/6708
◆ CSR部員塾第7期4月16日(水)開講
CSR基礎セミナー&実践ワークショップ--CSR部員塾第7期は、企業のCSR担当者にCSRについての広い知見を提供する「基礎セミナー」と、基礎セミナーに連動した「実践ワークショップ」によって、知識を企業のCSR活動に反映するとともに、NPOとの協働や、CSR活動と本業との統合などが主体的に行える、より深いCSRリテラシーとスキルを身に付けていただくことを目的にしています。
詳しくは⇒ http://goo.gl/VyBF9J
お申し込みは⇒ http://www.alterna.co.jp/12654
◆ 「アースデイ東京」ボランティアスタッフ募集のお知らせ
アースデイ東京2014実行委員会事務局は、環境フェスティバル「アースデイ東京」のボランティアスタッフを募集しています。今年は、4月19日・20日に開催します。
例年参加するボランティアスタッフは、10代~60代までと多世代に渡り、休憩時間には環境、開発協力、食育などに取り組むNPOと話せて、つながりも得ることができます。
とき: 4月16日(水)~21日(月)(日によって作業内容が異なります)
ところ: 代々木公園イベント広場、ケヤキ並木
お問い合わせ⇒ アースデイ東京2014実行委員会事務局(担当:浅田)
mail: volunteer@earthday-tokyo.org
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必要ありません。いつもながらの長文、平にお許し下さい。
オルタナ編集長 森 摂 Twitter: @setsumori,@alterna_japan
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Altarna:「CSRからCSVへ」に対する警鐘Ⅱ
2014年4月2日 お仕事Altarna編集長コラム: 「CSRからCSVへ」に対する警鐘
「 C S R と C S V に 関 す る 原 則 」文書の原則は下記の4点からなっています。
1. CSRは企業のあらゆる事業活動において不可欠です。
CSRは、持続可能な社会の実現のため、企業の意思決定や事業活動が社会や環境に及ぼす影響に配慮し、マイナスの影響があれば、それを予防ないし改善することで社会的責任を果たそうとするものです。ISO26000をはじめ世界的なイニシアチブで明記される「社会への影響(impacts)に対する責任」は、企業のあらゆる事業プロセスとプロダクトにおいて不可欠なものです。
2. CSVはCSRの代替とはなりません。
社会的課題の解決と企業競争力の強化を同時に実現しようとするCSVは、ビジネス上の競争戦略の一手法です。CSRとは元来位置づけの異なるCSVは、CSRに取って代わるものではなく、CSVに取り組んでいれば企業の社会的責任(CSR)が免れるわけでもありません。CSVに取り組んでいてもいなくても、CSRがあらゆる事業活動において不可欠であることに変わりはありません。
3. CSVはCSRを前提として進められるべきです。
「社会への影響(impacts)に対する責任」は、ビジネス戦略であるCSVにおいても求められ、その事業プロセスとプロダクトの社会的公正と社会にとっての持続可能性が検証・評価されるべきです。社会的責任の原則(説明責任、透明性、倫理的な行動、ステークホルダーの利害の尊重、法の支配の尊重、国際行動規範の尊重、人権の尊重)に従うことは、CSVにおいても同様です。
4. CSVが創り出そうとする「社会的価値」の検証と評価が必要です。
企業がCSVを通じて創り出そうとする「社会的価値」が、社会的課題を真に解決するものとなっているのか、CSRにおけると同様に、企業自身による不断の検証・評価とアカウンタビリティ(説明し責任をとること)が必要です。その際には、CSRの重要な要素であるステークホルダー・エンゲージメントと、CSVが実施される現場の実情への最大限の配慮が不可欠です。(2014年3月13日)
詳しくはウェブサイトで同文書をご参照頂ければと思いますが、ここからは、オルタナ編集長としての見解を述べさせて頂きます。
CSRとは、「企業の社会的責任」と訳されていますが、そもそも「CSRをする」とか、「CSRに熱心だ」という言い方は、少し考えてみると日本語としておかしいことに気が付きます。
すべて日本語にすると「社会的責任をする」「社会的責任に熱心だ」となってしまうからです。
本来の意味は、「企業の社会的責任を深く受け止め、それに基づいて責任ある企業行動を取ること」だと思います。
つまり、CSRとは責任そのものを指しているのではなく、その責任に基づいた「企業哲学」や「行動規範」を指しているのです。
一方、CSVは企業による行動そのものです。CSRを起点にして、企業が社会との共通の価値を創造し、社会にも企業にもメリットをもたらそうと言うものです。
実は、この考え方はマイケル・ポーターが初めて提唱した考え方ではありません。ピーター・ドラッカーが著書『マネジメント』で「経済活動はそれ自体が目的ではない。非経済的な目的、すなわち人間的な目的や社会的な目的のための手段である」と指摘した通りです。
しかし、世界の多くの企業がCSVに飛びついたのは、CSR活動や社会貢献はコストだけが掛かり、企業にとって動機が見出しにくかったことが背景にありました。 つづく
「 C S R と C S V に 関 す る 原 則 」文書の原則は下記の4点からなっています。
1. CSRは企業のあらゆる事業活動において不可欠です。
CSRは、持続可能な社会の実現のため、企業の意思決定や事業活動が社会や環境に及ぼす影響に配慮し、マイナスの影響があれば、それを予防ないし改善することで社会的責任を果たそうとするものです。ISO26000をはじめ世界的なイニシアチブで明記される「社会への影響(impacts)に対する責任」は、企業のあらゆる事業プロセスとプロダクトにおいて不可欠なものです。
2. CSVはCSRの代替とはなりません。
社会的課題の解決と企業競争力の強化を同時に実現しようとするCSVは、ビジネス上の競争戦略の一手法です。CSRとは元来位置づけの異なるCSVは、CSRに取って代わるものではなく、CSVに取り組んでいれば企業の社会的責任(CSR)が免れるわけでもありません。CSVに取り組んでいてもいなくても、CSRがあらゆる事業活動において不可欠であることに変わりはありません。
3. CSVはCSRを前提として進められるべきです。
「社会への影響(impacts)に対する責任」は、ビジネス戦略であるCSVにおいても求められ、その事業プロセスとプロダクトの社会的公正と社会にとっての持続可能性が検証・評価されるべきです。社会的責任の原則(説明責任、透明性、倫理的な行動、ステークホルダーの利害の尊重、法の支配の尊重、国際行動規範の尊重、人権の尊重)に従うことは、CSVにおいても同様です。
4. CSVが創り出そうとする「社会的価値」の検証と評価が必要です。
企業がCSVを通じて創り出そうとする「社会的価値」が、社会的課題を真に解決するものとなっているのか、CSRにおけると同様に、企業自身による不断の検証・評価とアカウンタビリティ(説明し責任をとること)が必要です。その際には、CSRの重要な要素であるステークホルダー・エンゲージメントと、CSVが実施される現場の実情への最大限の配慮が不可欠です。(2014年3月13日)
詳しくはウェブサイトで同文書をご参照頂ければと思いますが、ここからは、オルタナ編集長としての見解を述べさせて頂きます。
CSRとは、「企業の社会的責任」と訳されていますが、そもそも「CSRをする」とか、「CSRに熱心だ」という言い方は、少し考えてみると日本語としておかしいことに気が付きます。
すべて日本語にすると「社会的責任をする」「社会的責任に熱心だ」となってしまうからです。
本来の意味は、「企業の社会的責任を深く受け止め、それに基づいて責任ある企業行動を取ること」だと思います。
つまり、CSRとは責任そのものを指しているのではなく、その責任に基づいた「企業哲学」や「行動規範」を指しているのです。
一方、CSVは企業による行動そのものです。CSRを起点にして、企業が社会との共通の価値を創造し、社会にも企業にもメリットをもたらそうと言うものです。
実は、この考え方はマイケル・ポーターが初めて提唱した考え方ではありません。ピーター・ドラッカーが著書『マネジメント』で「経済活動はそれ自体が目的ではない。非経済的な目的、すなわち人間的な目的や社会的な目的のための手段である」と指摘した通りです。
しかし、世界の多くの企業がCSVに飛びついたのは、CSR活動や社会貢献はコストだけが掛かり、企業にとって動機が見出しにくかったことが背景にありました。 つづく
Altarna:「CSRからCSVへ」に対する警鐘Ⅲ
2014年4月3日 お仕事Altarna誌:編集長コラム 「CSRからCSVへ」に対する警鐘
企業の最終目的は利益を出すことであるというミルトン・フリードマン的な考え方においては、それはそれで自然な選択だったとも言えます。
ただ、改めて整理をすると、CSRは「行動規範」であり、CSVは「企業行動」です。オリンピックの競技に例えると、CSRはルール。CSVは競技そのものです。
そう考えると、「CSRからCSVへ」というスローガンは、「ルールを忘れた競技」になるという懸念があるのです。
実際に「CSRからCSV」へという言い方をしている人がどれだけいるかは分かりません。また、CSVを掲げている人が「すべてCSRを忘れている」こともないでしょう。ただ、このスローガンは、上記のような誤解を受けやすい言い回しであることは確かなようです。
日本のCSR元年とされた2003年から10年が経ち、これからは「セカンド・ステージ」に向かいます。その中で、上場企業約3500社のうち、本格的なCSR活動に取り組んでいるとみられるのは約1000社。つまり、まだ3分の2は手付かずの状態なのです。
それを考えると、「CSRかCSVか」という浅薄な議論をしている暇はなく、専門家や関係者が一丸となって、CSRをさらに日本企業に浸透させるのが何より重要です。(オルタナ編集長 森 摂)
(この続きは、朝日新聞社WEBRONZAの筆者連載コーナーに近日掲載します)
企業の最終目的は利益を出すことであるというミルトン・フリードマン的な考え方においては、それはそれで自然な選択だったとも言えます。
ただ、改めて整理をすると、CSRは「行動規範」であり、CSVは「企業行動」です。オリンピックの競技に例えると、CSRはルール。CSVは競技そのものです。
そう考えると、「CSRからCSVへ」というスローガンは、「ルールを忘れた競技」になるという懸念があるのです。
実際に「CSRからCSV」へという言い方をしている人がどれだけいるかは分かりません。また、CSVを掲げている人が「すべてCSRを忘れている」こともないでしょう。ただ、このスローガンは、上記のような誤解を受けやすい言い回しであることは確かなようです。
日本のCSR元年とされた2003年から10年が経ち、これからは「セカンド・ステージ」に向かいます。その中で、上場企業約3500社のうち、本格的なCSR活動に取り組んでいるとみられるのは約1000社。つまり、まだ3分の2は手付かずの状態なのです。
それを考えると、「CSRかCSVか」という浅薄な議論をしている暇はなく、専門家や関係者が一丸となって、CSRをさらに日本企業に浸透させるのが何より重要です。(オルタナ編集長 森 摂)
(この続きは、朝日新聞社WEBRONZAの筆者連載コーナーに近日掲載します)
Altarna:危機に企業集う鎌倉INOVASION
2014年4月4日 お仕事い ざ 鎌 倉 、 危 機 に 企 業 集 う 鎌 倉 発 イ ノ ベ ー シ ョ ン
Altarna関係URL= http://www.alterna.co.jp/12715
だれもが認めるブランド都市「鎌倉」。実は財政は火の車で、急速な高齢化やごみ問題など街としての課題も山積みだ。そんな危機に若手を中心とした経営者が立ち上がった。NPOも援護射撃する。「鎌倉発」社会(ソーシャル)イノベーションの今を追った。
・カマコンバレーの挑戦、ITの力で鎌倉を豊かに
・投資を通じて社会変革を目指す 鎌倉投信
・自然と伝統の地で社会責任を果たす パタゴニア
・松尾崇・鎌倉市長インタビュー 「対峙から対話へ」
◆alterna person
出口治明(ライフネット生命保険 代表取締役会長兼CEO)
「 社 会 起 業 家 は な ぜ 苦 闘 す る の か 」
社会起業家を志す若者が増える一方で、事業がうまくいかず悪戦苦闘を続ける者も多い。ソーシャル・ビジネスを成功させるには、何が必要なのか。保険料半額を実現し、立ち上げ5年で売上高59億円、東証マザーズ上場を成し遂げたライフネット生命保険の出口治明会長に話を聞いた。
◆feature story2
震災から3年、被災地で生まれたソーシャル・ビジネス
2011年3月11日に起きた東日本大震災。復興には、行政やNPO、企業を巻き込み、新たな地域産業や雇用の創出が必要だ。そこで社会的課題をビジネスの手法で解決するソーシャル・ビジネスへの期待が高まっている。宮城県石巻市では、間伐材でコミュニティハウスをつくるプロジェクトも始まった。
・福島が問い直すビジネスの本質
・東北ソーシャル・ビジネス事例
◆Social Design Gallery
震災を乗り越え、海に生きる人たち
◆art
東北で生まれたソーシャル・ビジネスの芽
◆オルタナ魂art
「会社は地球のものである」
◆columns
オルタナティブ経営論 田坂広志
エゴからエコへ 田口ランディ
◆social innovators
ETIC.
ETIC.の現場から 山内亮太
日本財団
社会課題とビジネス 町井則雄
社会起業大学
魂を解き放て! 田中勇一
◆social business around the world
[欧州編/フランス]ホームレスが運営するおしゃれなブティック
[アジア・オセアニア編/ニュージーランド]若年失業者をアイスで起業支援
[北米編/米国]在宅ママの組織力が地域を支える
◆agriculture
農業トピックス 西村ユタカ
日本農業 「常識」と「非常識」の間 徳江倫明
◆forestry
林業トピックス 編集部
「森を守れ」が森を殺す 田中淳夫
◆fishery
漁業トピックス 瀬戸内千代
人と魚の明日のために 井田徹治
◆columns
オルタナティブな空間 馬場正尊
RtR JAPAN運営日記 松丸佳穂
エコのご意見番 木内 孝
美しい日本を残す為に 5
欧州CSR最前線 下田屋 毅
◆alterna S presents
オルタナティブな若者たち
宮崎発スムージー、新規就農呼ぶ
KIYOの哲学 実践編 南 清貴
忙しい現代人もコールスローで元気に
エコでヘルシーな食空間 岡村貴子
「すごい堆肥」がもたらす牛と人の幸せ
エシカル・ファッションの旗手たち 生駒芳子
障がい者も健常者も手作りを楽しむ
東京ポタリング 山本修二
ノスタルジックな風景を訪ねて、日暮里からぐるり散策
世界のエコホテル巡礼 せきねきょうこ
コーヒー農園と共に歩む自然派リゾート
もうひとつの話題作 古賀重樹
加害者の自慢話としての大虐殺
「アクト・オブ・キリング」
後書きの余韻
食でつながる安心感は無二のもの
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だれもが認めるブランド都市「鎌倉」。実は財政は火の車で、急速な高齢化やごみ問題など街としての課題も山積みだ。そんな危機に若手を中心とした経営者が立ち上がった。NPOも援護射撃する。「鎌倉発」社会(ソーシャル)イノベーションの今を追った。
・カマコンバレーの挑戦、ITの力で鎌倉を豊かに
・投資を通じて社会変革を目指す 鎌倉投信
・自然と伝統の地で社会責任を果たす パタゴニア
・松尾崇・鎌倉市長インタビュー 「対峙から対話へ」
◆alterna person
出口治明(ライフネット生命保険 代表取締役会長兼CEO)
「 社 会 起 業 家 は な ぜ 苦 闘 す る の か 」
社会起業家を志す若者が増える一方で、事業がうまくいかず悪戦苦闘を続ける者も多い。ソーシャル・ビジネスを成功させるには、何が必要なのか。保険料半額を実現し、立ち上げ5年で売上高59億円、東証マザーズ上場を成し遂げたライフネット生命保険の出口治明会長に話を聞いた。
◆feature story2
震災から3年、被災地で生まれたソーシャル・ビジネス
2011年3月11日に起きた東日本大震災。復興には、行政やNPO、企業を巻き込み、新たな地域産業や雇用の創出が必要だ。そこで社会的課題をビジネスの手法で解決するソーシャル・ビジネスへの期待が高まっている。宮城県石巻市では、間伐材でコミュニティハウスをつくるプロジェクトも始まった。
・福島が問い直すビジネスの本質
・東北ソーシャル・ビジネス事例
◆Social Design Gallery
震災を乗り越え、海に生きる人たち
◆art
東北で生まれたソーシャル・ビジネスの芽
◆オルタナ魂art
「会社は地球のものである」
◆columns
オルタナティブ経営論 田坂広志
エゴからエコへ 田口ランディ
◆social innovators
ETIC.
ETIC.の現場から 山内亮太
日本財団
社会課題とビジネス 町井則雄
社会起業大学
魂を解き放て! 田中勇一
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日経経済教室:『高齢』定義,見直しの時①
2014年4月5日 お仕事 日本経済新聞2014年4月4日(金)付「経済教室」欄に、人口減少社会の設計図(下)/『高齢』の定義 、見直しの時・・・と題して、国立社会保障・人口問題研究所副所長の金子 隆一氏(1956年生まれ。東大理卒。ペンシルベニア大博士。専門は人間学)の論文掲載がありました。
その論旨ポイントは要約すると、下記大略三項になるといいます。
◎ 従 来 の 高 齢 化 率 は 、 高 齢 化 の 実 像 を 過 小 評 価
◎ 長 寿 化 を 映 し た 新 定 義 で は 、 効 率 化 率 が 半 減
◎ 個 人 差 大 き く 、 一 律 の 基 準 年 齢 上 げ に は 弊 害
その大見出しには、「 平均余命 延長に対応/健康・能力応じ活躍の場を」を掲げ、当該論旨を実現させるためには、「高齢者がその健康の程度や能力に応じて活躍できる社会(=生涯現役社会)づくりが先決である」と結論付けていることを付記し、生涯現役仲間皆様にご参考までに表題①と②で転載ご紹介させていただきます。
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『 高 齢 』 の 定 義 、 見 直 し の 時
平 均 余 命 延 長 に 対 応
健 康 ・ 能 力 応 じ 活 躍 の 場 を
国立社会保障・人口問題研究所副所長 金子 隆一
わが国の人口高齢化は本番を迎えようとしている。 改めて考えてみたい。65歳以上の高齢人口は2012年初めに3000万人を超えたが、今年までの3年間は年間に110万ずつ増え、今年中には14歳以下の子どもの人口の2倍を超える。
65歳以上の高齢者が人口に占める割合(高齢化率)も昨年9月に25%を上回り、4人中1人が高齢者となった。高齢化率が世界一となって10年ほどたつが、いまだ上昇は性急で、20年の東京五輪の頃には29%に達し、世界2位のドイツに6%も水をあけることになりそうだ。
高齢人口の増加は2010年代の664万人が最大で、20年代、30年代はそれぞれ73万人、183万人の増、40年代以降はマイナスに転じる。しかし、若者のほうがより多く減るため、高齢化率は40年代以降も伸び続ける。
実は高齢化率は、高齢化の実像を過小評価する側面がある。65歳以上人口を一塊としてみる指標だが、塊の中をみると高い年齢層ほど増加が速く、比率が上昇する。30年の65歳以上人口は10年と比べ25%増えるが、75歳以上は61%増、85歳以上は121%増、100歳以上に至っては476%増となる。いわば高齢人口が高齢化していくので、65歳以上を一括に扱うと高齢化の重要な側面が見逃される。従って本来は政策ニーズの把握や市場予測には向かない。
日本の高齢化は未曽有のことであり、誰も見たことのない社会である。労働生産性や消費構造、社会保障財政への影響が指摘されるが、高度に複雑化した現代経済社会の展開の実像をつかむことは非常に難しい。人口統計指標は数少ないよりどころであるが、正しい理解を欠くとかえって結論を誤りかねない。
高齢化率について一般によく聞かれる異論は、過小評価傾向のことではなく、むしろ、65歳以上と定義することについてである。一律に引き上げるべきという意見は絶えない。
国際比較や時系列比較の都合上、高齢化率の規格は簡単には変えられないが、固定的な高齢の定義に違和感を持つことは理解できる。要するに目的に合った指標を選ぶ工夫が必要なのであり、比較のための統計指標と社会制度を考える際の基準は、ひとまず分けて考える必要がある。
今、最も懸念されているのは、働き手の人口割合の低下が国民経済や地域社会を保つうえで足かせになるということであろう。これは近年、人口オーナス(人口負荷)と表現されることが多い。元となる指標は従属人口指数であり、子どもの人口と高齢人口を従属人口とし、15~64歳の生産年齢人口で割って得られる。働き手1人当たりの平均扶養人数を表す。
戦前は70%前後(1人の働き手が0.7人を扶養)だったが、戦後は1960年代後半から2000年前後まで40%台という低さで、経済成長を後押しした。10年は56.7%であり、今後は60年の96.3%へと著しい負荷の高まりが見込まれている。
こうした指標から、わが国が世界でも飛び抜けて厳しい高齢化に向かっていることがわかる。世界一の長寿の実現と同時に、出生率が世界で最も低いグループに属しているからにほかならない。
とりわけ1970年代半ばから続いた少子化の影響が大きい。長寿化も少子化も、経済社会の発展のなかで人生に多様な可能性をもたらすものとして求められ、選択されてきた。その帰結が人口減と超高齢化社会における負担増というのは逆説的である。実はこの逆説を見直すなかに事態を改善するヒントがある。日本は豊富な経験と知識を備えた長寿の人々が大量に存在する社会となりつつある。疫学調査や体力測定のデーターをみても、高齢者は次第に健康になっているようである。 つづく
その論旨ポイントは要約すると、下記大略三項になるといいます。
◎ 従 来 の 高 齢 化 率 は 、 高 齢 化 の 実 像 を 過 小 評 価
◎ 長 寿 化 を 映 し た 新 定 義 で は 、 効 率 化 率 が 半 減
◎ 個 人 差 大 き く 、 一 律 の 基 準 年 齢 上 げ に は 弊 害
その大見出しには、「 平均余命 延長に対応/健康・能力応じ活躍の場を」を掲げ、当該論旨を実現させるためには、「高齢者がその健康の程度や能力に応じて活躍できる社会(=生涯現役社会)づくりが先決である」と結論付けていることを付記し、生涯現役仲間皆様にご参考までに表題①と②で転載ご紹介させていただきます。
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『 高 齢 』 の 定 義 、 見 直 し の 時
平 均 余 命 延 長 に 対 応
健 康 ・ 能 力 応 じ 活 躍 の 場 を
国立社会保障・人口問題研究所副所長 金子 隆一
わが国の人口高齢化は本番を迎えようとしている。 改めて考えてみたい。65歳以上の高齢人口は2012年初めに3000万人を超えたが、今年までの3年間は年間に110万ずつ増え、今年中には14歳以下の子どもの人口の2倍を超える。
65歳以上の高齢者が人口に占める割合(高齢化率)も昨年9月に25%を上回り、4人中1人が高齢者となった。高齢化率が世界一となって10年ほどたつが、いまだ上昇は性急で、20年の東京五輪の頃には29%に達し、世界2位のドイツに6%も水をあけることになりそうだ。
高齢人口の増加は2010年代の664万人が最大で、20年代、30年代はそれぞれ73万人、183万人の増、40年代以降はマイナスに転じる。しかし、若者のほうがより多く減るため、高齢化率は40年代以降も伸び続ける。
実は高齢化率は、高齢化の実像を過小評価する側面がある。65歳以上人口を一塊としてみる指標だが、塊の中をみると高い年齢層ほど増加が速く、比率が上昇する。30年の65歳以上人口は10年と比べ25%増えるが、75歳以上は61%増、85歳以上は121%増、100歳以上に至っては476%増となる。いわば高齢人口が高齢化していくので、65歳以上を一括に扱うと高齢化の重要な側面が見逃される。従って本来は政策ニーズの把握や市場予測には向かない。
日本の高齢化は未曽有のことであり、誰も見たことのない社会である。労働生産性や消費構造、社会保障財政への影響が指摘されるが、高度に複雑化した現代経済社会の展開の実像をつかむことは非常に難しい。人口統計指標は数少ないよりどころであるが、正しい理解を欠くとかえって結論を誤りかねない。
高齢化率について一般によく聞かれる異論は、過小評価傾向のことではなく、むしろ、65歳以上と定義することについてである。一律に引き上げるべきという意見は絶えない。
国際比較や時系列比較の都合上、高齢化率の規格は簡単には変えられないが、固定的な高齢の定義に違和感を持つことは理解できる。要するに目的に合った指標を選ぶ工夫が必要なのであり、比較のための統計指標と社会制度を考える際の基準は、ひとまず分けて考える必要がある。
今、最も懸念されているのは、働き手の人口割合の低下が国民経済や地域社会を保つうえで足かせになるということであろう。これは近年、人口オーナス(人口負荷)と表現されることが多い。元となる指標は従属人口指数であり、子どもの人口と高齢人口を従属人口とし、15~64歳の生産年齢人口で割って得られる。働き手1人当たりの平均扶養人数を表す。
戦前は70%前後(1人の働き手が0.7人を扶養)だったが、戦後は1960年代後半から2000年前後まで40%台という低さで、経済成長を後押しした。10年は56.7%であり、今後は60年の96.3%へと著しい負荷の高まりが見込まれている。
こうした指標から、わが国が世界でも飛び抜けて厳しい高齢化に向かっていることがわかる。世界一の長寿の実現と同時に、出生率が世界で最も低いグループに属しているからにほかならない。
とりわけ1970年代半ばから続いた少子化の影響が大きい。長寿化も少子化も、経済社会の発展のなかで人生に多様な可能性をもたらすものとして求められ、選択されてきた。その帰結が人口減と超高齢化社会における負担増というのは逆説的である。実はこの逆説を見直すなかに事態を改善するヒントがある。日本は豊富な経験と知識を備えた長寿の人々が大量に存在する社会となりつつある。疫学調査や体力測定のデーターをみても、高齢者は次第に健康になっているようである。 つづく
日経経済教室:『高齢』定義,見直しの時②
2014年4月6日 お仕事『 高 齢 』 の 定 義 、 見 直 し の 時
国立社会保障・人口問題研究所副所長 金子 隆一
平 均 余 命 延 長 に 対 応
健 康・能 力 応 じ 活 躍 の 場 を
学術的にも、このことに着目して高齢を定義し直そうとする動きが出てきている。日本老年医学会は昨年秋に高齢者の定義について検討会を設けた。また主として高齢者の健康度の改善を測定する目的から、健康寿命(生存期間のなかで健康に過ごせる平均期間)という指標の研究も盛んになってきた。
ここでは、人口統計指標の一つである「平均余命等価年齢」と呼ぶ指標から高齢化の見通しを再考してみたい。この指標は、各時代で平均余命の等しい年齢を同じ年齢とみなす考え方である。
以前からあった指標だが、ウィーンの国際応用システム分析研究所の研究員だったウォーレン・サンダーソン氏とセルゲイ・シェルボ氏がこれを用いた一連の高齢化研究を科学誌ネイチャー(2005年)やサイエンス(2010年)に発表。世界的な高齢化の中で脚光を浴びるようになってきた。
日本における1960年、1990年、2010年、2030年、2060年の各時期の平均余命とともに、各時期で平均余命が1960年時(男性11.6年、女性14.1年)と同じになる平均余命等価年齢を示し、新定義と表記した。各時期のこれらの年齢は、1960年当時の65歳と同程度の健康状態にある人々の年齢を示すと考えられるので、1960年を基準とした新しい「高齢」の定義とみることができる。新定義による高齢の開始年齢は、長寿化に伴い後年になるほど高くなっている。
新たな定義に基づいて算出した高齢化率を、従来の高齢化率(歴年齢で65歳以上に固定)と比べると、1960年時(従来、新定義ともに5.7%)、1990年時(従来12.1%、新定義6.6%)、2010年時(従来23.0%、新定義10.4%)、2030年時(従来31.6%、新定義15.9%)、2060年時(従来39.9%、新定義19.8%)となる。新定義ではおおむね高齢者の割合が半分程度に低下することがわかる。
人口オーナス(人口負荷)を表す従属人口指数も、新定義による指標と比べて計算すると、1960年時(従来、新定義ともに55.7%)、1990年時(従来43.5%、新定義33.1%)、2010年時(従来56.7%、新定義30.7%)、2030年時(従来72.2%、新定義35.5%)、2060年時(従来96.3%、新定義40.7%)となる。従来の指標では1990年の約44%がほぼ最低水準だったが、新たな指標では最も負担が大きくなる2060年でもこれを下回り、負担増は緩やかだ。
このようにわが国の強みである長寿化の真価を生かせば高齢化の将来像は違って見えてくる。高齢化の実像に接近するには、高齢の定義を実態に即した柔軟なものとすることが有効である。健康面から「高齢」の把握を目指す指標には健康寿命があるが、これを用いた等価年齢が算出できれば、年齢ごとの健康度をより正確に把握できる。算出には「健康」の定義や測定の難しさがつきまとうが、社会的な要請は強いだろう。
今回、日本社会が長寿化を目指して努力してきたことが、人口高齢化の困難を促進するのではなく、むしろ克服する鍵となることが示唆された。健康で活力を持つ高齢者が増えてきたなかで、高齢者は一方的に扶養されるものという観念を捨てることが重要である。厚みのある高齢層は、日本にとっての大きな資源となり得る。
一方、加齢による衰えは個人差が大きい。このようなデーターを一律に当てはめ、定年や年金支給開始年齢などの決定に短絡するようでは、本末転倒である。というのは、紹介した指標の政策的意味は、「高齢」を時代差や個人差も全て含めて柔軟にとらえることこそが、高齢化の将来を変える手掛かりになるということだからである。
つまり、平均寿命が延びた恩恵を享受するには、高齢者がその健康の程度や能力に応じて活躍できる社会作りが先決である。ICT(情報通信技術)や、高齢化で生じるハンディを補うノーマライゼーション、バリアフリーインフラといった技術と連携しつつ、年齢固定的な社会制度や企業経営の改革を急がなくてはならない。 以 上
国立社会保障・人口問題研究所副所長 金子 隆一
平 均 余 命 延 長 に 対 応
健 康・能 力 応 じ 活 躍 の 場 を
学術的にも、このことに着目して高齢を定義し直そうとする動きが出てきている。日本老年医学会は昨年秋に高齢者の定義について検討会を設けた。また主として高齢者の健康度の改善を測定する目的から、健康寿命(生存期間のなかで健康に過ごせる平均期間)という指標の研究も盛んになってきた。
ここでは、人口統計指標の一つである「平均余命等価年齢」と呼ぶ指標から高齢化の見通しを再考してみたい。この指標は、各時代で平均余命の等しい年齢を同じ年齢とみなす考え方である。
以前からあった指標だが、ウィーンの国際応用システム分析研究所の研究員だったウォーレン・サンダーソン氏とセルゲイ・シェルボ氏がこれを用いた一連の高齢化研究を科学誌ネイチャー(2005年)やサイエンス(2010年)に発表。世界的な高齢化の中で脚光を浴びるようになってきた。
日本における1960年、1990年、2010年、2030年、2060年の各時期の平均余命とともに、各時期で平均余命が1960年時(男性11.6年、女性14.1年)と同じになる平均余命等価年齢を示し、新定義と表記した。各時期のこれらの年齢は、1960年当時の65歳と同程度の健康状態にある人々の年齢を示すと考えられるので、1960年を基準とした新しい「高齢」の定義とみることができる。新定義による高齢の開始年齢は、長寿化に伴い後年になるほど高くなっている。
新たな定義に基づいて算出した高齢化率を、従来の高齢化率(歴年齢で65歳以上に固定)と比べると、1960年時(従来、新定義ともに5.7%)、1990年時(従来12.1%、新定義6.6%)、2010年時(従来23.0%、新定義10.4%)、2030年時(従来31.6%、新定義15.9%)、2060年時(従来39.9%、新定義19.8%)となる。新定義ではおおむね高齢者の割合が半分程度に低下することがわかる。
人口オーナス(人口負荷)を表す従属人口指数も、新定義による指標と比べて計算すると、1960年時(従来、新定義ともに55.7%)、1990年時(従来43.5%、新定義33.1%)、2010年時(従来56.7%、新定義30.7%)、2030年時(従来72.2%、新定義35.5%)、2060年時(従来96.3%、新定義40.7%)となる。従来の指標では1990年の約44%がほぼ最低水準だったが、新たな指標では最も負担が大きくなる2060年でもこれを下回り、負担増は緩やかだ。
このようにわが国の強みである長寿化の真価を生かせば高齢化の将来像は違って見えてくる。高齢化の実像に接近するには、高齢の定義を実態に即した柔軟なものとすることが有効である。健康面から「高齢」の把握を目指す指標には健康寿命があるが、これを用いた等価年齢が算出できれば、年齢ごとの健康度をより正確に把握できる。算出には「健康」の定義や測定の難しさがつきまとうが、社会的な要請は強いだろう。
今回、日本社会が長寿化を目指して努力してきたことが、人口高齢化の困難を促進するのではなく、むしろ克服する鍵となることが示唆された。健康で活力を持つ高齢者が増えてきたなかで、高齢者は一方的に扶養されるものという観念を捨てることが重要である。厚みのある高齢層は、日本にとっての大きな資源となり得る。
一方、加齢による衰えは個人差が大きい。このようなデーターを一律に当てはめ、定年や年金支給開始年齢などの決定に短絡するようでは、本末転倒である。というのは、紹介した指標の政策的意味は、「高齢」を時代差や個人差も全て含めて柔軟にとらえることこそが、高齢化の将来を変える手掛かりになるということだからである。
つまり、平均寿命が延びた恩恵を享受するには、高齢者がその健康の程度や能力に応じて活躍できる社会作りが先決である。ICT(情報通信技術)や、高齢化で生じるハンディを補うノーマライゼーション、バリアフリーインフラといった技術と連携しつつ、年齢固定的な社会制度や企業経営の改革を急がなくてはならない。 以 上
津波に故郷を奪われた人達への灯台に①
2014年4月7日 お仕事 「日本を元気にする話題提供の日立ソリューション」WEBより下記転載させていただきます。
提供URL=https://premium-service.jp/psw/premium/fea_samurai/130/index.html
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東日本大震災時の津波によって壊滅的な被害を受けた福島県浪江町の請戸地区。この土地で200年近くにわたって酒造りを続けてきたのが鈴木酒造店だ。地元の人たちから「壽」と呼ばれ愛されてきたその酒「磐城(いわき)壽」の歴史は、震災でいったんは絶たれたかに見えた。
しかし、山形県の長井という別天地で「磐城壽」は奇跡の復活を遂げた。蔵も設備もすべてが海の藻屑となった中で酒はどのようにして復活したのだろうか。江戸・天保年間から続く酒蔵の歴史を背負って奮闘する鈴木大介氏に酒造りに懸ける思い、そして、故郷・浪江に寄せる思いを聞いた。
【鈴木大介氏プロフィール】1973年福島県浪江町生まれ。東京農業大学農学部の小泉武夫研究室で醸造を学ぶ。奈良県の酒造会社で4年間働いた後、父が社長を務める1830年創業の鈴木酒造店の社員となる。
現在は専務の立場で、常務である弟・荘司氏と共に酒造りの現場を取り仕切っている。
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「 甑 倒 し 」 の 日 を 襲 っ た 地 震 と 津 波
── 3月11日の震災発生時のことを覚えていますか。
あの日はちょうど、シーズン最後の仕込みの日で、「甑(こしき)倒し」という行事を行うことになっていました。酒蔵では原料米をふかすせいろを「甑」と呼びます。仕込みが終われば、甑の役目もいったん終わりとなります。甑を休ませ、仕事が無事に終わったことを祝う。それが甑倒しです。
その行事を早く済ませて、5時くらいから宴会を始めよう。そんな話をしている時に、地震が来ました。地面が揺れる前に地鳴りがあったのですが、それは今まで経験したこともない大きな地鳴りでした。何か大変なことが起きようとしていると感じて建物の外に出ると、まもなく本格的な揺れが来ました。普通の地震は、初めは大きく揺れて、だんだん収まっていくものです。しかし、あの地震はどんどん揺れが大きくなっていきました。ただごとではない──。そう思いました。
しかし、その時点では津波が来るとは考えていませんでした。蔵があった浪江町の請戸地区は、津波の大きな被害を受けたことのない土地だったからです。しかし、海を見に行こうとしてすぐに異常に気づきました。海岸近くを流れる川の水が完全に無くなっていて、海を見るとすとんと潮位が落ちている状態だったからです。漁師たちは津波に備えて船を出し始めていました。私はすぐに家に走って、家族たちを高台に避難させました。家族から一人も犠牲者が出なかったのは、たまたま行事があって、全員が蔵に集まっていたからです。
── 蔵は最初の津波で流されてしまったのですか。
いいえ。最初の津波は腰から上くらいの高さでした。しかし、その10分ほど後に西から海に向かって強い風が吹いたかと思うと、ものすごい波が海からやって来るのが見えました。以前に映像で見たスマトラ島の津波と全く同じでした。恐らく十数メートルはあったと思います。
私は地域の消防団のメンバーだったものですから、その時はポンプ車に乗って避難誘導をしていました。しかし、警察の方から「消防団員も早く逃げろ」と言われて、ポンプ車を乗り捨てて内陸の方に向かって走りました。すでに避難する車が渋滞になっていました。私は車中の人たちに、「津波が来るぞ」と伝えながら、大平山という近くの山を目指しました。
── 山の上から見た風景は…。
すべてが波にのみ込まれていました。海の水も、空の色も変に黒かったことをよく覚えています。蔵はもうだめだ──。そう思いました。
次の日の早朝にもう一度山の上から見下ろしましたが、本当に何も無くなっていて呆然とする他ありませんでした。請戸地区全体が真っ平らになっていました。
す べ て 無 く な っ た け れ ど 魂 だ け は 残 っ た
── すべてを失ったところから、どのようにして酒造りを再開できたのですか。
震災から3日たった頃、浪江の人たちが集まっている避難所に行くと、多くの人から「酒を造ってくれ」と言われました。その頃は、誰もが何かにすがらないと気持ちが保てないような状態でした。その中で、酒を心の支えとしている人たちがいる。それを知って、「もう造れない」とは言えませんでした。
父親、さらにはその先代、先々代らが、地元と真面目に向かい合ってきたからこそ、地元の人に自分たちの酒を愛していただけている。その歴史を絶やしてはいけない。そう思いました。
しかし、どうしていいかは全く分かりませんでした。造った酒はすべて流されてしまいました。設備ももうありません。残っているのは、自分たちの酒造りの感覚だけです。最初に家族や親戚で避難した米沢で、逃げる時に誰かが持ってきた「磐城壽」の一升瓶を16人で少しずつ分けながら飲んだのですが、その時は正直、「これが最後の壽だ」と思いました。
その気持ちが大きく変わったのは、4月1日に、蔵の酒母が会津若松の工業試験場に残っているという連絡をもらってからです。酒母というのは酵母を培養して増殖させたもので、酒造りのもととなるものです。ちょうどエイプリルフールでしたから、信じられない気持ちでした。
── なぜ、試験場に酒母が残っていたのでしょうか。
私たちが造ってきた酒は主に熟成タイプでした。熟成させる酒の場合、香りが立ち過ぎる酒母は不向きなんです。しかし、その酒母は香りが強かったものですから、試験場に預けてどのような酒に向く酒母かを分析してもらっていました。それがたまたま残っていたわけです。
酒母には、蔵に居着いたいろいろな微生物が入っています。また、蔵人の癖などによって自然に選抜された菌が残っています。つまり、蔵の長年の仕事の積み重ねが凝縮されているのが酒母ということです。それが残っていることを知った時は、「蔵の歴史が残った、何もかも無くなったけれど、魂だけは残った」と思いました。暗がりの中に蜘蛛の糸がすうっと下りてきた。そんな感覚でしたね。 つづく
提供URL=https://premium-service.jp/psw/premium/fea_samurai/130/index.html
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東日本大震災時の津波によって壊滅的な被害を受けた福島県浪江町の請戸地区。この土地で200年近くにわたって酒造りを続けてきたのが鈴木酒造店だ。地元の人たちから「壽」と呼ばれ愛されてきたその酒「磐城(いわき)壽」の歴史は、震災でいったんは絶たれたかに見えた。
しかし、山形県の長井という別天地で「磐城壽」は奇跡の復活を遂げた。蔵も設備もすべてが海の藻屑となった中で酒はどのようにして復活したのだろうか。江戸・天保年間から続く酒蔵の歴史を背負って奮闘する鈴木大介氏に酒造りに懸ける思い、そして、故郷・浪江に寄せる思いを聞いた。
【鈴木大介氏プロフィール】1973年福島県浪江町生まれ。東京農業大学農学部の小泉武夫研究室で醸造を学ぶ。奈良県の酒造会社で4年間働いた後、父が社長を務める1830年創業の鈴木酒造店の社員となる。
現在は専務の立場で、常務である弟・荘司氏と共に酒造りの現場を取り仕切っている。
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「 甑 倒 し 」 の 日 を 襲 っ た 地 震 と 津 波
── 3月11日の震災発生時のことを覚えていますか。
あの日はちょうど、シーズン最後の仕込みの日で、「甑(こしき)倒し」という行事を行うことになっていました。酒蔵では原料米をふかすせいろを「甑」と呼びます。仕込みが終われば、甑の役目もいったん終わりとなります。甑を休ませ、仕事が無事に終わったことを祝う。それが甑倒しです。
その行事を早く済ませて、5時くらいから宴会を始めよう。そんな話をしている時に、地震が来ました。地面が揺れる前に地鳴りがあったのですが、それは今まで経験したこともない大きな地鳴りでした。何か大変なことが起きようとしていると感じて建物の外に出ると、まもなく本格的な揺れが来ました。普通の地震は、初めは大きく揺れて、だんだん収まっていくものです。しかし、あの地震はどんどん揺れが大きくなっていきました。ただごとではない──。そう思いました。
しかし、その時点では津波が来るとは考えていませんでした。蔵があった浪江町の請戸地区は、津波の大きな被害を受けたことのない土地だったからです。しかし、海を見に行こうとしてすぐに異常に気づきました。海岸近くを流れる川の水が完全に無くなっていて、海を見るとすとんと潮位が落ちている状態だったからです。漁師たちは津波に備えて船を出し始めていました。私はすぐに家に走って、家族たちを高台に避難させました。家族から一人も犠牲者が出なかったのは、たまたま行事があって、全員が蔵に集まっていたからです。
── 蔵は最初の津波で流されてしまったのですか。
いいえ。最初の津波は腰から上くらいの高さでした。しかし、その10分ほど後に西から海に向かって強い風が吹いたかと思うと、ものすごい波が海からやって来るのが見えました。以前に映像で見たスマトラ島の津波と全く同じでした。恐らく十数メートルはあったと思います。
私は地域の消防団のメンバーだったものですから、その時はポンプ車に乗って避難誘導をしていました。しかし、警察の方から「消防団員も早く逃げろ」と言われて、ポンプ車を乗り捨てて内陸の方に向かって走りました。すでに避難する車が渋滞になっていました。私は車中の人たちに、「津波が来るぞ」と伝えながら、大平山という近くの山を目指しました。
── 山の上から見た風景は…。
すべてが波にのみ込まれていました。海の水も、空の色も変に黒かったことをよく覚えています。蔵はもうだめだ──。そう思いました。
次の日の早朝にもう一度山の上から見下ろしましたが、本当に何も無くなっていて呆然とする他ありませんでした。請戸地区全体が真っ平らになっていました。
す べ て 無 く な っ た け れ ど 魂 だ け は 残 っ た
── すべてを失ったところから、どのようにして酒造りを再開できたのですか。
震災から3日たった頃、浪江の人たちが集まっている避難所に行くと、多くの人から「酒を造ってくれ」と言われました。その頃は、誰もが何かにすがらないと気持ちが保てないような状態でした。その中で、酒を心の支えとしている人たちがいる。それを知って、「もう造れない」とは言えませんでした。
父親、さらにはその先代、先々代らが、地元と真面目に向かい合ってきたからこそ、地元の人に自分たちの酒を愛していただけている。その歴史を絶やしてはいけない。そう思いました。
しかし、どうしていいかは全く分かりませんでした。造った酒はすべて流されてしまいました。設備ももうありません。残っているのは、自分たちの酒造りの感覚だけです。最初に家族や親戚で避難した米沢で、逃げる時に誰かが持ってきた「磐城壽」の一升瓶を16人で少しずつ分けながら飲んだのですが、その時は正直、「これが最後の壽だ」と思いました。
その気持ちが大きく変わったのは、4月1日に、蔵の酒母が会津若松の工業試験場に残っているという連絡をもらってからです。酒母というのは酵母を培養して増殖させたもので、酒造りのもととなるものです。ちょうどエイプリルフールでしたから、信じられない気持ちでした。
── なぜ、試験場に酒母が残っていたのでしょうか。
私たちが造ってきた酒は主に熟成タイプでした。熟成させる酒の場合、香りが立ち過ぎる酒母は不向きなんです。しかし、その酒母は香りが強かったものですから、試験場に預けてどのような酒に向く酒母かを分析してもらっていました。それがたまたま残っていたわけです。
酒母には、蔵に居着いたいろいろな微生物が入っています。また、蔵人の癖などによって自然に選抜された菌が残っています。つまり、蔵の長年の仕事の積み重ねが凝縮されているのが酒母ということです。それが残っていることを知った時は、「蔵の歴史が残った、何もかも無くなったけれど、魂だけは残った」と思いました。暗がりの中に蜘蛛の糸がすうっと下りてきた。そんな感覚でしたね。 つづく
津波に故郷を奪われた人達への灯台に②
2014年4月8日 お仕事 「日本を元気にする話題提供の日立ソリューション」WEBより昨日に引続き下記連続して転載させていただきます。
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す べ て 無 く な っ た け れ ど 魂 だ け は 残 っ た
── その酒母をもとにして、震災後最初の酒を造ったわけですね。
ええ。いろいろな酒蔵を回らせていただきました。そして、以前からお付き合いのあった南会津の国権酒造に協力していただくことになりました。酒母から酵母を取り出して、そこから改めて酒の仕込みを始めました。
最初の2000本が出来たのは7月のことです。この酒はぜひとも浪江の人たちに飲んでほしいと思いました。そこで、浪江の人たちがいる避難所の近くのスーパーなどに置かせてもらったのですが、2日も経たずに全部売り切れてしまいました。
── みんな「磐城壽」が出来るのを待っていたのですね。
そう思います。浪江から会津に避難している人で、震災後に娘さんが生まれたという女性がいました。出産してもお祝いをする気になかなかなれなかったけれど、「壽」が出来たからそれでお祝いしようと思います──。そう彼女は言いました。1本だけでもいいから譲ってほしいと電話をくれた後輩もいました。「早く本格的に酒造りを始めなければ」と思いました。
祭りやお祝い事のたびに若い世代からお年寄りまでが飲む酒。それが地酒と呼ばれます。
地酒は地域の伝統や文化の中に根づいているものであり、その地域の一部となっているものです。その地域はすべて津波に流されてしまいましたが、その人たちがどこに行っても、自分たちの故郷がどこかに移ってしまったとしても、その地域の一部であった酒を造り続けなければならない。それが自分に与えられた使命だと思いました。
── 山形の長井で酒造りを再開したのはなぜですか。
長井の東洋酒造の酒蔵を譲り受けることができるという話は、震災後の5月くらいから出ていました。
山形で酒を造ることに関して、お付き合いのある酒販店に意見を求めたところ、「造る土地にこだわる必要はない。造る人が変わらなければ、どこで造っても壽は壽だ」と多くの人が言ってくださいました。それで踏ん切りがつきました。そして、11月の頭から長井で仕込みを始め、12月には初出荷をすることができました。
い ろ い ろ な 人 の 気 持 ち が
こ の 酒 を 造 ら せ て く れ た
── 「磐城壽」を再現することはできましたか。
驚くことに、長井の蔵で最初に仕込んだ酒は、「壽」そのものでした。一緒に酒造りをしている弟と、搾って最初に出てきた酒を口に含んだ時に思わず顔を見合わせてしまったくらいです。「いろいろな人が応援してくれた。その気持ちがこの酒を造らせてくれたんだ」と思いました。
しかし、酒造りはその土地の気候や環境と切り離すことはできません。請戸は海沿いで暖かく、雪もほとんど降らない土地でした。しかし、長井は内陸部の豪雪地帯にあります。仕込みを続けているうちに、酒はだんだんとこの土地の味になってきました。
原料や仕込みの方法は以前のままですから、味のベースは変わりません。しかし、口に含んだ時の味の膨らみ方がどうしても違います。最初の印象が異なるわけです。ですから、基本的な味わいを重視する人は、以前と同じ「壽」と感じるはずですし、飲んだ時の印象を重んずる人は、「壽」は変わったと感じると思います。
── 以前と同じ「磐城壽」にはならない。それはどうしようもないのでしょうか。
自然と喧嘩することはできません。ここの自然に合った酒に変わっていってしまうということは仕方がないことです。しかし、それは必ずしも残念なことではないと思っています。長井は、朝日連峰の入り口に位置していて、水がとてもいい土地です。透明感があって、キラキラした、本当にきれいな水です。この水の良さを活かした酒質を実現したいと私は考えています。
さらに、その朝日連峰の水源の水を使って育てた米を原料米にして、同じ水を仕込み水に使う、そんな酒造りをしてみたいと思っています。米の栽培も仕込みも同じ水でやっている酒は、全国でもほとんど無いはずです。
── 新しい「磐城壽」は浪江の酒でもあり、長井の酒でもあるということですね。
ええ。浪江の人たちにも、長井の人たちにも、どちらにも愛される酒を造っていきたいですね。
── これからの目標をお聞かせください。
一番の目標は、どんな形であれ、浪江に酒蔵を再興することです。地元で酒造りを復活させ、津波に故郷を奪われた人たちの灯台になりたい。そう思っています。
これからもその目標に向けて、一つずつやれることをやっていくつもりでいます。
〈取材後記〉
前日まで大雪で不通だった山形新幹線を赤湯駅で降り、単線鉄道のフラワー長井線に乗り換えておよそ30分。南長井駅からすぐのところに新しい鈴木酒造店はありました。規模は小さく、醸造担当者は鈴木大介さんと弟の荘司さん、そして地元長井出身の社員の3人だけ。この蔵で、現在、年間5万本の酒が造られています。震災から3年間の辛い日々を、鈴木さんは淡々と、しかし、時に目にうっすら涙を浮かべながら語ってくださいました。浪江と長井。その二つの地元の皆さんに長く愛されるお酒を、これからも造り続けてください。
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す べ て 無 く な っ た け れ ど 魂 だ け は 残 っ た
── その酒母をもとにして、震災後最初の酒を造ったわけですね。
ええ。いろいろな酒蔵を回らせていただきました。そして、以前からお付き合いのあった南会津の国権酒造に協力していただくことになりました。酒母から酵母を取り出して、そこから改めて酒の仕込みを始めました。
最初の2000本が出来たのは7月のことです。この酒はぜひとも浪江の人たちに飲んでほしいと思いました。そこで、浪江の人たちがいる避難所の近くのスーパーなどに置かせてもらったのですが、2日も経たずに全部売り切れてしまいました。
── みんな「磐城壽」が出来るのを待っていたのですね。
そう思います。浪江から会津に避難している人で、震災後に娘さんが生まれたという女性がいました。出産してもお祝いをする気になかなかなれなかったけれど、「壽」が出来たからそれでお祝いしようと思います──。そう彼女は言いました。1本だけでもいいから譲ってほしいと電話をくれた後輩もいました。「早く本格的に酒造りを始めなければ」と思いました。
祭りやお祝い事のたびに若い世代からお年寄りまでが飲む酒。それが地酒と呼ばれます。
地酒は地域の伝統や文化の中に根づいているものであり、その地域の一部となっているものです。その地域はすべて津波に流されてしまいましたが、その人たちがどこに行っても、自分たちの故郷がどこかに移ってしまったとしても、その地域の一部であった酒を造り続けなければならない。それが自分に与えられた使命だと思いました。
── 山形の長井で酒造りを再開したのはなぜですか。
長井の東洋酒造の酒蔵を譲り受けることができるという話は、震災後の5月くらいから出ていました。
山形で酒を造ることに関して、お付き合いのある酒販店に意見を求めたところ、「造る土地にこだわる必要はない。造る人が変わらなければ、どこで造っても壽は壽だ」と多くの人が言ってくださいました。それで踏ん切りがつきました。そして、11月の頭から長井で仕込みを始め、12月には初出荷をすることができました。
い ろ い ろ な 人 の 気 持 ち が
こ の 酒 を 造 ら せ て く れ た
── 「磐城壽」を再現することはできましたか。
驚くことに、長井の蔵で最初に仕込んだ酒は、「壽」そのものでした。一緒に酒造りをしている弟と、搾って最初に出てきた酒を口に含んだ時に思わず顔を見合わせてしまったくらいです。「いろいろな人が応援してくれた。その気持ちがこの酒を造らせてくれたんだ」と思いました。
しかし、酒造りはその土地の気候や環境と切り離すことはできません。請戸は海沿いで暖かく、雪もほとんど降らない土地でした。しかし、長井は内陸部の豪雪地帯にあります。仕込みを続けているうちに、酒はだんだんとこの土地の味になってきました。
原料や仕込みの方法は以前のままですから、味のベースは変わりません。しかし、口に含んだ時の味の膨らみ方がどうしても違います。最初の印象が異なるわけです。ですから、基本的な味わいを重視する人は、以前と同じ「壽」と感じるはずですし、飲んだ時の印象を重んずる人は、「壽」は変わったと感じると思います。
── 以前と同じ「磐城壽」にはならない。それはどうしようもないのでしょうか。
自然と喧嘩することはできません。ここの自然に合った酒に変わっていってしまうということは仕方がないことです。しかし、それは必ずしも残念なことではないと思っています。長井は、朝日連峰の入り口に位置していて、水がとてもいい土地です。透明感があって、キラキラした、本当にきれいな水です。この水の良さを活かした酒質を実現したいと私は考えています。
さらに、その朝日連峰の水源の水を使って育てた米を原料米にして、同じ水を仕込み水に使う、そんな酒造りをしてみたいと思っています。米の栽培も仕込みも同じ水でやっている酒は、全国でもほとんど無いはずです。
── 新しい「磐城壽」は浪江の酒でもあり、長井の酒でもあるということですね。
ええ。浪江の人たちにも、長井の人たちにも、どちらにも愛される酒を造っていきたいですね。
── これからの目標をお聞かせください。
一番の目標は、どんな形であれ、浪江に酒蔵を再興することです。地元で酒造りを復活させ、津波に故郷を奪われた人たちの灯台になりたい。そう思っています。
これからもその目標に向けて、一つずつやれることをやっていくつもりでいます。
〈取材後記〉
前日まで大雪で不通だった山形新幹線を赤湯駅で降り、単線鉄道のフラワー長井線に乗り換えておよそ30分。南長井駅からすぐのところに新しい鈴木酒造店はありました。規模は小さく、醸造担当者は鈴木大介さんと弟の荘司さん、そして地元長井出身の社員の3人だけ。この蔵で、現在、年間5万本の酒が造られています。震災から3年間の辛い日々を、鈴木さんは淡々と、しかし、時に目にうっすら涙を浮かべながら語ってくださいました。浪江と長井。その二つの地元の皆さんに長く愛されるお酒を、これからも造り続けてください。
4/17(木)祝会:23(水)4月例会行事ご案内
2014年4月9日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブの活動に
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
いつもいつも「生涯現役社会づくり」へのご支援を有難うございます。
2014年 4月 吉日
「 お 知 ら せ 」 NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ
吉 田 あ つ み 理 事 と 糟 谷 繁 子 理 事 の 就 任 祝 会 &
人 生・結 婚 相 談 所/3 愛 ネ ッ ト ク ラ ブ 八 重 洲 口 サ ロ ン の開設祝会 を 生涯現役社会づくり仲間の楽しい絆で励まそう会
日 本 を 元 気 に !! 自 分 を 元 気 に !! す る に は、
女 性 の 活 躍 の 機 会 を 提 供 す る こ と で す 。
LVCでは『日本生涯現役現役推進協議会』グループと率先して実施します。
N P O 法 人 L V C は 、 そ こ で 何 を す る か ?
ま ず 自 分 の 人 生 は 自 分 で 決 め る !! 人 づ く り
人生を最高に生きてゆくための知的・行動する都会のサロンです。八重洲地区中心に絆の支え・支え合う・つなげる・つなげ合う・気づかう・気づかい合うネットワークを作りたいのです。
どうか皆様の温かい絆づくりにお励ましとご支援を切にお願い申し上げます。
日時: 2 0 1 4 年 4 月 1 7 日(木) お申し込み不要
時間:15時~18時30分まで、後は有志で何時もの「八重洲庄や」で2次会です。
会場: ライフ・ベンチャ-・クラブ事務所
東京都中央区八重洲1-7-20八重洲口会館ビル地下2階
NP0 ライフ・ベンチャ-・クラブは、JR東京駅八重洲北口改札を真っ直ぐ出た処の東京駅・大丸デパート正面の真ん前・日興証券が一階にあるビルのB2階です。
参加費:1,000円(実費+会場費)
大丸デパートで調達する美味しい紅茶とクッキーとイチゴを用意します。
◎ 吉田あつみ理事は、新進気鋭の品川区議会議員として目下地元発展のため大活躍中の、元高等学校音楽教師で~す。
◎ 粕谷繁子理事は、積極思考の元社長秘書キャリアウーマンとして、これから八重洲サロンで心から「お・も・て・な・し」役されま~す。
******************************************************************
【活動情報交歓会&第二回実行委員会】
日時: 2014年4月23日(水)
○ 活動情報交歓会 14:00~16:00
○ ②実行委員会 16;00~17:30
【生涯現役シリーズ塾第四弾】 18:00~20:00
******************************************************************
【第20回記念 生 涯 現 役 フ ォ ー ラ ム / 主催;日本生涯現役推進協議会】
講師:福 嶋 浩 彦 氏 中央学院大学社会システム研究所教授他
日時:2014年5月10日 13時30分開演~16時45分
場所:東京しごと財団・地下大講堂 千代田区飯田橋3-10
**********************************************************
『あなたと日本を元気に!』するため 生涯現役道場へのご参加で
あなたご活躍の地域から 次々と活力盛り上げの輪が拡がります!
--------------------------------------------------------------------------------------
2013年実施フォーラム/2014年春開催日(各土曜午後1時30分)
第18回5/18(済) 第19回11/9(済) 第20回5/10(予定)
--------------------------------------------------------------------------------------
2014年4月~9月(理事会/16:00 & 生涯現役シリーズ塾/18:00)
4/23 5/28 6/25 7/23 8/27 9/24
--------------------------------------------------------------------------------------
2014年2月~7月(火曜会水上担当 & 木曜会東瀧担当/各11:00)
【ご参加は事前に予約確認願います。会員:無料/未会員:1,000円】
**********************************************************
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
第20回記念フオーラム開催実行委員長 水 上 久 忠
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net / info@npolvc.org
URL: http://www.sgsk.net / http://www.npolvc.org
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook : http://www.facebook.com/sgsk.net
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NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブの活動に
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
いつもいつも「生涯現役社会づくり」へのご支援を有難うございます。
2014年 4月 吉日
「 お 知 ら せ 」 NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ
吉 田 あ つ み 理 事 と 糟 谷 繁 子 理 事 の 就 任 祝 会 &
人 生・結 婚 相 談 所/3 愛 ネ ッ ト ク ラ ブ 八 重 洲 口 サ ロ ン の開設祝会 を 生涯現役社会づくり仲間の楽しい絆で励まそう会
日 本 を 元 気 に !! 自 分 を 元 気 に !! す る に は、
女 性 の 活 躍 の 機 会 を 提 供 す る こ と で す 。
LVCでは『日本生涯現役現役推進協議会』グループと率先して実施します。
N P O 法 人 L V C は 、 そ こ で 何 を す る か ?
ま ず 自 分 の 人 生 は 自 分 で 決 め る !! 人 づ く り
人生を最高に生きてゆくための知的・行動する都会のサロンです。八重洲地区中心に絆の支え・支え合う・つなげる・つなげ合う・気づかう・気づかい合うネットワークを作りたいのです。
どうか皆様の温かい絆づくりにお励ましとご支援を切にお願い申し上げます。
日時: 2 0 1 4 年 4 月 1 7 日(木) お申し込み不要
時間:15時~18時30分まで、後は有志で何時もの「八重洲庄や」で2次会です。
会場: ライフ・ベンチャ-・クラブ事務所
東京都中央区八重洲1-7-20八重洲口会館ビル地下2階
NP0 ライフ・ベンチャ-・クラブは、JR東京駅八重洲北口改札を真っ直ぐ出た処の東京駅・大丸デパート正面の真ん前・日興証券が一階にあるビルのB2階です。
参加費:1,000円(実費+会場費)
大丸デパートで調達する美味しい紅茶とクッキーとイチゴを用意します。
◎ 吉田あつみ理事は、新進気鋭の品川区議会議員として目下地元発展のため大活躍中の、元高等学校音楽教師で~す。
◎ 粕谷繁子理事は、積極思考の元社長秘書キャリアウーマンとして、これから八重洲サロンで心から「お・も・て・な・し」役されま~す。
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【活動情報交歓会&第二回実行委員会】
日時: 2014年4月23日(水)
○ 活動情報交歓会 14:00~16:00
○ ②実行委員会 16;00~17:30
【生涯現役シリーズ塾第四弾】 18:00~20:00
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【第20回記念 生 涯 現 役 フ ォ ー ラ ム / 主催;日本生涯現役推進協議会】
講師:福 嶋 浩 彦 氏 中央学院大学社会システム研究所教授他
日時:2014年5月10日 13時30分開演~16時45分
場所:東京しごと財団・地下大講堂 千代田区飯田橋3-10
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『あなたと日本を元気に!』するため 生涯現役道場へのご参加で
あなたご活躍の地域から 次々と活力盛り上げの輪が拡がります!
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2013年実施フォーラム/2014年春開催日(各土曜午後1時30分)
第18回5/18(済) 第19回11/9(済) 第20回5/10(予定)
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2014年4月~9月(理事会/16:00 & 生涯現役シリーズ塾/18:00)
4/23 5/28 6/25 7/23 8/27 9/24
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2014年2月~7月(火曜会水上担当 & 木曜会東瀧担当/各11:00)
【ご参加は事前に予約確認願います。会員:無料/未会員:1,000円】
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
第20回記念フオーラム開催実行委員長 水 上 久 忠
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net / info@npolvc.org
URL: http://www.sgsk.net / http://www.npolvc.org
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook : http://www.facebook.com/sgsk.net
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役職定年者「可能性開発」プロジェクト紹介
2014年4月10日 お仕事 私たち『生涯現役社会づくり』の仲間がともに集まり、期待する女性理事ご就任と八重洲サロンの開設を楽しく祝し、励まそう会と残念ながら日時が重なるご紹介にはなりますが、NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ副代表の知人で下記の生涯現役(生涯元気)をめざすご案内がありましたので、ご参考までに転載ご紹介いたします。
関連URL=http://kanousei-kaihatsu.jp/jirei_20140417/index.html
*****************************************************************
改正・高年齢者雇用安定法が2013年4月1日に施行され、「基準」が廃止に。従って、継続雇用制度を選択した企業であっても、定年以降、就業を希望する社員(定年者)の雇用が義務づけられ、実態としては「65歳定年」に・・・。
中長期の日本経済の大きな課題は「労働力人口の減少」。高齢化や人口減で働き手の減少は避けられないので、女性や高齢者の労働参加の拡大は必須!となっている。
しかし、個別企業で見た場合、労務(年齢)構成が悪化している企業は多く、社員の平均年齢は40歳から45歳前後に近づいている企業が少なくないのでは。
新卒一括採用で、人事権に従って、様々な事業や部門・地域で仕事に励み、キャリアを積み、その後、役職に登用され、事業の成長・発展に尽力し、気がつけば50歳代になり、役職定年が直ぐそこに・・・。
それでも、役職定年まで「まだ数年」、定年退職は更に「その先」・・・なので、気にはなっていても、具体的に考え、準備をすることなく、昨日と同じ今日を過ごし、その繰り返しになっているのが実態ではないでしょうか。
平均寿命は確実に延び、男性は80歳・女性は85歳超に。今後も更に伸びるのではないか、と思われます。
60歳以降5年・10年、更には15年・20年と就業可能な時代、いわゆる“生涯現役”を追求する時代に突入したと言っても過言ではありません。
そのためには、継続雇用(定年再雇用)を希望(選択)するのではなく、役職定年になるまでに蓄積したキャリアを踏まえ、役職定年や定年後、今までキャリアをどう活かして行くか?これから遣りたい仕事は何なのか?社会・地域とどう関わって行くのか?等、自身のこれからの「可能性」をしっかり考え、時間を掛けて試行錯誤し、その上で、自らの進む道を、自ら決めなければなりません(誰も決めてくれません、指示してくれません)。
今までは会社に人事権、定年以降は「自らに“人事権”がある」とのスタンスで、役職定年前から準備する事を強くお勧めします。一度きりの「自分の人生」です!
役職定年者が、今までのキャリアを活かして、夫々が活きる道(方向性)を明確にして、力強く進んで行くことで、
◆ 自身は 生 涯 現 役 (生涯元気)、
◆ 所属していた組織には、労務構成「悪化阻止」への貢献、人件費「シニアシフト抑制」への貢献となり、
双方にとってプラス、後輩への良い手本(ロールモデル)になるのではないでしょうか。
その取り組みをジンザイでは「可能性開発」プロジェクトと位置づけており、今回の「事例研究会」では、ある大手企業での取り組み(トライアル)を、人事部のご担当者様からご紹介いただきます。
増大するシニア、その予備軍のバブル期入社組みに対して、定年直前のライフプラン研修、単発のキャリア研修では済まされない状況に置かれています。
人事責任者の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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【役職定年者の「可能性開発」プロジェクト】
開催日:2014年4月17日(木)15:00~17:00 (14:30 受付開始)
会 場:PHP研究所 東京本部 研修室(12階)
東京都千代田区一番町21 一番町東急ビル
東京メトロ 半蔵門線 「半蔵門」駅 5番出口 すぐ上
内 容:1.可能性開発プロジェクトとは
2.可能性開発プロジェクトの概要
3.ある大手企業の取り組み事例
4.質疑応答
講 師:塩川正人(しおかわ まさと)
弊社 可能性開発コンサルタント
事例発表者
参加料:無料
申込方法&注意事項お申し込みは下の「参加申し込み」ボタンよりお申し込みください。
尚、事前にご質問等がございましたら、遠慮なくご質問下さい。当日、ご参加の皆様にフィードバックさせていただくと共に、セミナーの中でお答えさせていただきます。
* 事例研究会の内容は当日、多少の変更をする場合がございます。
* ご記入いただきました個人情報は、本セミナーの出欠確認およびフォローアップ、今後開催する事例研究会(第2回)のご案内に活用させていただきます。
関連URL=http://kanousei-kaihatsu.jp/jirei_20140417/index.html
*****************************************************************
改正・高年齢者雇用安定法が2013年4月1日に施行され、「基準」が廃止に。従って、継続雇用制度を選択した企業であっても、定年以降、就業を希望する社員(定年者)の雇用が義務づけられ、実態としては「65歳定年」に・・・。
中長期の日本経済の大きな課題は「労働力人口の減少」。高齢化や人口減で働き手の減少は避けられないので、女性や高齢者の労働参加の拡大は必須!となっている。
しかし、個別企業で見た場合、労務(年齢)構成が悪化している企業は多く、社員の平均年齢は40歳から45歳前後に近づいている企業が少なくないのでは。
新卒一括採用で、人事権に従って、様々な事業や部門・地域で仕事に励み、キャリアを積み、その後、役職に登用され、事業の成長・発展に尽力し、気がつけば50歳代になり、役職定年が直ぐそこに・・・。
それでも、役職定年まで「まだ数年」、定年退職は更に「その先」・・・なので、気にはなっていても、具体的に考え、準備をすることなく、昨日と同じ今日を過ごし、その繰り返しになっているのが実態ではないでしょうか。
平均寿命は確実に延び、男性は80歳・女性は85歳超に。今後も更に伸びるのではないか、と思われます。
60歳以降5年・10年、更には15年・20年と就業可能な時代、いわゆる“生涯現役”を追求する時代に突入したと言っても過言ではありません。
そのためには、継続雇用(定年再雇用)を希望(選択)するのではなく、役職定年になるまでに蓄積したキャリアを踏まえ、役職定年や定年後、今までキャリアをどう活かして行くか?これから遣りたい仕事は何なのか?社会・地域とどう関わって行くのか?等、自身のこれからの「可能性」をしっかり考え、時間を掛けて試行錯誤し、その上で、自らの進む道を、自ら決めなければなりません(誰も決めてくれません、指示してくれません)。
今までは会社に人事権、定年以降は「自らに“人事権”がある」とのスタンスで、役職定年前から準備する事を強くお勧めします。一度きりの「自分の人生」です!
役職定年者が、今までのキャリアを活かして、夫々が活きる道(方向性)を明確にして、力強く進んで行くことで、
◆ 自身は 生 涯 現 役 (生涯元気)、
◆ 所属していた組織には、労務構成「悪化阻止」への貢献、人件費「シニアシフト抑制」への貢献となり、
双方にとってプラス、後輩への良い手本(ロールモデル)になるのではないでしょうか。
その取り組みをジンザイでは「可能性開発」プロジェクトと位置づけており、今回の「事例研究会」では、ある大手企業での取り組み(トライアル)を、人事部のご担当者様からご紹介いただきます。
増大するシニア、その予備軍のバブル期入社組みに対して、定年直前のライフプラン研修、単発のキャリア研修では済まされない状況に置かれています。
人事責任者の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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【役職定年者の「可能性開発」プロジェクト】
開催日:2014年4月17日(木)15:00~17:00 (14:30 受付開始)
会 場:PHP研究所 東京本部 研修室(12階)
東京都千代田区一番町21 一番町東急ビル
東京メトロ 半蔵門線 「半蔵門」駅 5番出口 すぐ上
内 容:1.可能性開発プロジェクトとは
2.可能性開発プロジェクトの概要
3.ある大手企業の取り組み事例
4.質疑応答
講 師:塩川正人(しおかわ まさと)
弊社 可能性開発コンサルタント
事例発表者
参加料:無料
申込方法&注意事項お申し込みは下の「参加申し込み」ボタンよりお申し込みください。
尚、事前にご質問等がございましたら、遠慮なくご質問下さい。当日、ご参加の皆様にフィードバックさせていただくと共に、セミナーの中でお答えさせていただきます。
* 事例研究会の内容は当日、多少の変更をする場合がございます。
* ご記入いただきました個人情報は、本セミナーの出欠確認およびフォローアップ、今後開催する事例研究会(第2回)のご案内に活用させていただきます。
4/23開催『第340回生涯現役シリーズ塾』
2014年4月11日 お仕事【 第3 4 0回 生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾 】
生 涯 現 役 に 取 り 組 む 第 四 弾
生涯現役社会づくりのオンリーワン「生涯現役シリーズ塾」
日 時: 2014 年 4月23日(水)18:00~20:00
会 場: ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー 事 務 所
(東京駅 八重洲北口 大丸デパート正面の真向い八重洲口会館B2F)
内 容: 新年度から当『 生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾 』第一弾・第二弾・第三弾と、参加者全員で真摯に生涯現役仲間の絆の『 生 涯 現 役 塾 』に集う意義を率直に話し合いました。
今回から参加者皆様の「生きがい目標」と「生涯現役社会づくり」が、どのように連携強化に役立つか・・・を探究します。そのことが、まず何より皆様にも必要ではないでしょうか。
そこで、『 生 涯 現 役 プ ロ デ ュ ー サ ー 』仮登録ご参加を皆様にお勧めするのです。
具体的な形で『生涯現役社会づくり』の尖兵役を担っていただければ、連携の絆が強まります。
百人百様の各自「生涯現役」実践活動の輪が拡がり、より効果的な『生涯現役社会づくり』
連携ネットワーク化をめざす・・・夢と希望づくりの社会起業について話し合いましょう!!
テーマ: いまなぜ 企業向け 「生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾」 が必要なのか
進 行: 水 上 久 忠
( 3愛ネットクラブ 代表 & NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ 副代表)
発 表: 東 瀧 邦 次
(日本生涯現役推進協議会 & NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ 代表)
略 歴: 1984年サラリーマン25年人生を自己退職で転進。21世紀が到来すれば確定予測されたわが国高齢社会時代、その課題に挑み、1985年出版「ライフ・ベンチャーのすすめ」読者中心に生涯現役実践道場/草の根団体:ライフ・ベンチャー・クラブを創設。2004年6月日本生涯現役推進協議会を設立、代表代行に就任。2005年12月にライフ・ベンチャー・クラブをNPO法人化。目下『生涯現役プロデューサー』構想推進中。
………………………………………………………………………………………
参加費: 会員/1,000円 一般/2,000円(会員紹介者/1,000円)
申込先: NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ事務局
東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館 B2F
電話:03(3517)6667 Fax:(3517)6668
E-mail :info@npolvc.org or info@sgsk.net URL:http://www.sgsk.net or http://www.npolvc.org
………………………………………………………………………………………
第340回 生涯現役シリーズ塾 参加申込書 2014 年 4月 日
特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 事務局 宛
住 所:〒
氏 名:
TEL or FAX or Mail
生 涯 現 役 に 取 り 組 む 第 四 弾
生涯現役社会づくりのオンリーワン「生涯現役シリーズ塾」
日 時: 2014 年 4月23日(水)18:00~20:00
会 場: ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー 事 務 所
(東京駅 八重洲北口 大丸デパート正面の真向い八重洲口会館B2F)
内 容: 新年度から当『 生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾 』第一弾・第二弾・第三弾と、参加者全員で真摯に生涯現役仲間の絆の『 生 涯 現 役 塾 』に集う意義を率直に話し合いました。
今回から参加者皆様の「生きがい目標」と「生涯現役社会づくり」が、どのように連携強化に役立つか・・・を探究します。そのことが、まず何より皆様にも必要ではないでしょうか。
そこで、『 生 涯 現 役 プ ロ デ ュ ー サ ー 』仮登録ご参加を皆様にお勧めするのです。
具体的な形で『生涯現役社会づくり』の尖兵役を担っていただければ、連携の絆が強まります。
百人百様の各自「生涯現役」実践活動の輪が拡がり、より効果的な『生涯現役社会づくり』
連携ネットワーク化をめざす・・・夢と希望づくりの社会起業について話し合いましょう!!
テーマ: いまなぜ 企業向け 「生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾」 が必要なのか
進 行: 水 上 久 忠
( 3愛ネットクラブ 代表 & NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ 副代表)
発 表: 東 瀧 邦 次
(日本生涯現役推進協議会 & NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ 代表)
略 歴: 1984年サラリーマン25年人生を自己退職で転進。21世紀が到来すれば確定予測されたわが国高齢社会時代、その課題に挑み、1985年出版「ライフ・ベンチャーのすすめ」読者中心に生涯現役実践道場/草の根団体:ライフ・ベンチャー・クラブを創設。2004年6月日本生涯現役推進協議会を設立、代表代行に就任。2005年12月にライフ・ベンチャー・クラブをNPO法人化。目下『生涯現役プロデューサー』構想推進中。
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参加費: 会員/1,000円 一般/2,000円(会員紹介者/1,000円)
申込先: NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ事務局
東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館 B2F
電話:03(3517)6667 Fax:(3517)6668
E-mail :info@npolvc.org or info@sgsk.net URL:http://www.sgsk.net or http://www.npolvc.org
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第340回 生涯現役シリーズ塾 参加申込書 2014 年 4月 日
特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 事務局 宛
住 所:〒
氏 名:
TEL or FAX or Mail
5/10開催 『第20回記念 生涯現役forum』
2014年4月12日 お仕事 あ な た が 創 る 活 力 あ る 日 本
第 2 0 回 記 念 生 涯 現 役 フ ォ ー ラ ム
2 1 世 紀 は 『 生 涯 現 役 社 会 』
家庭や地域は二の次で、仕事一途に人生を捧げ尽くしてきたあなたの人生!
その職場卒業後の未来の、どこにあなたの生きがいが創れるのですか?
実は本当の自由な人生はそこが始まりなのです!それが生涯現役社会です!
誰にも束縛されず、自由に仲間と協働できる生涯現役社会づくり、
政府・行政に頼る市民活動でなく、むしろ国から頼られる市民自治の底力、
その新たな着想を参加者全員が主役で体感の当フォーラムは最高です!
日 時 2014年5月10日(土) 13:30(開場 13:10)~16:50
会 場 公益財団法人 東京しごと財団 地下大講堂
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋 三丁目10番3号
TEL:03-5211-1571
【会場アクセス地図表示= http://www.shigotozaidan.jp/map.html 】
参加費 前売券 1,000円 当日券 2,000円
主 催 日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
〒103-0028 東京都中央区八重洲一丁目7番20号 八重洲口会館 B2F
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
ホームページ http://www.sgsk.net
問合せ先 info@sgsk.net
協 賛 NPO ライフ・ベンチャー・クラブ/一般社団法人 日本開発工学会
一般社団法人 高齢者活躍支援協議会/社会起業大学
後 援 高齢社会NGO連携協議会
----------------------------------------------------------------------------------------------------
第2 0回記念 生 涯 現 役 フ ォ ー ラ ム
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 と は ・・・生涯現役社会の実現をめざすオンリーワンの純民間団体です。
21世紀の超高齢社会日本で最も重要な国策。それは「増える高齢世代層が元気に生きがい発揮できる社会参加で、生涯現役社会づくりに貢献する」効果的な仕組みを市民主導で創ることです。
しかし、この課題は安易な税金頼りの行政主導のやり方では、抜本的な成果は期待できません。行動する私たち国民主体の立場で行政を動かさない限り、本当の生涯現役社会づくりにならないからです。だから私たち国民が、その趣旨を当事者意識で「国民一人ひとりが生涯現役で活躍できる社会づくり」に取組み、「国民の、国民による、国民のための生涯現役社会づくり」を推進すべきなのです。
そのために私たちは「生涯現役社会づくり」尖兵役の、率先行動する実践者を創出していきます。高齢世代だけでなく、全世代が夢や希望を持てる未来創りの実践家。全世界に誇りを持って発信できる、人的資産の脳力開発を発揮する「日本型21世紀独創モデル像」を提起します。
私たち日本生涯現役推進協議会は、その揺るぎない目標理念と実践行動ネットワーカーとしての役割を担う『生涯現役プロデューサー』養成で社会貢献いたします。
このフォーラムは参加者皆様が「生涯現役社会づくり」実現の要員となることを目的として開催します。
ぜひ夢と希望に挑むご友人やご家族を誘い、ご参画くださいますよう心からお待ちしています。
【 ス ケ ジ ュ ー ル 】
司 会 吉田あつみ氏 品川区議会議員 NPO/LVクラブ 理事
13:30~13:45 開会挨拶 東瀧代表「生涯現役フォーラムの開催趣旨」
〔第一部〕13:45~15:00
基調講演 福嶋 浩彦氏 中央学院大学教授・東京財団上席研究員
演 題: 「 国 に 任 せ ず 市 民 が 動 く 生 涯 現 役 社 会 」
【講師プロフィール】
1983年千葉県我孫子市会議員、市議3期目途中の1995年、38歳で我孫子市長、2007年まで3期12年務め全国青年市長会会長にも就任。市長退任後2010年消費者庁長官に任命され、2012年まで務める。我孫子市長在任中は「市民自治」を提唱し、補助金の市民審査、提案型公共サービス民営化、市民債による古利根沼の保全、常設型の住民投票条例等を実現したことで知られる生涯現役活動家。
〔休 憩〕15:00~15:10
〔第二部〕15:10~16:30
パネリスト3名 と東瀧コーディネーターによる全員主役で参加の実践交流
~ み ん な で 『 生 涯 現 役 社 会 づ く り 』 に ど う 取 組 む か ~
( パ ネ リ ス ト )
◎ 福嶋 浩彦氏 中央学院大学教授・東京財団上席研究員
【プロフィール】
わが国における「市民自治」の第一人者。詳細は前掲。
◎ 田中 勇一氏 社会起業大学 理事長・リソウル株式会社 代表取締役
【プロフィール】
1998年米国カーネギーメロン大学でMBA取得。人材・組織開発コンサルティング会社立上げを経て、新銀行東京設立プロジェクト草創期2年間社業貢献。現在リソウル(株)で経営相談、企業支援、転職支援に取組む。2010年に日本初の社会起業家養成のビジネススクール「社会起業大学」を設立、大活躍中。
◎ 松重 奉昇氏 日本生涯現役推進協議会参与/アイトス㈱ R&D推進室長
【プロフィール】
各種事務省力機器システム製造販売会社(ムサシ)にて商品・事業開発部門長に従事し、定年退職。1年間ビジネスコンサルタントを経験し、『Personal Biz』事業をアイトスの新規事業として顧問契約、現在に至る。
(コーディネーター)
東瀧 邦次 日本生涯現役推進協議会代表代行/NPO法人 LVクラブ代表
【プロフィール】
1984年超サラの人生再出発。翌年「ライフ・ベンチャーのすすめ」出版で生涯現役実践道場/ライフ・ベンチャー・クラブ創設。2004年日本生涯現役推進協議会設立。2005年ライフ・ベンチャー・クラブのNPO法人化後は、『生涯現役社会づくり』の尖兵役「生涯現役プロデューサー」構想を鋭意推進。
16:40~16:45 閉会挨拶 江島 優氏 日本生涯現役推進協議会 理事
東京エゼグティブサーチ株式会社 代表取締役会長
16:45~16:50 二次会ご案内(水上フォーラム実行委員長の説明)ほか
--------------------FAXでお申込みください。FAX:03-3517-6668-------------------
第20回記念 生涯現役フォーラム 参加申込書 2014年 月 日
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 生涯現役フォーラム事務局 宛
氏 名
TEL or FAX or E-mail
住 所
第 2 0 回 記 念 生 涯 現 役 フ ォ ー ラ ム
2 1 世 紀 は 『 生 涯 現 役 社 会 』
家庭や地域は二の次で、仕事一途に人生を捧げ尽くしてきたあなたの人生!
その職場卒業後の未来の、どこにあなたの生きがいが創れるのですか?
実は本当の自由な人生はそこが始まりなのです!それが生涯現役社会です!
誰にも束縛されず、自由に仲間と協働できる生涯現役社会づくり、
政府・行政に頼る市民活動でなく、むしろ国から頼られる市民自治の底力、
その新たな着想を参加者全員が主役で体感の当フォーラムは最高です!
日 時 2014年5月10日(土) 13:30(開場 13:10)~16:50
会 場 公益財団法人 東京しごと財団 地下大講堂
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋 三丁目10番3号
TEL:03-5211-1571
【会場アクセス地図表示= http://www.shigotozaidan.jp/map.html 】
参加費 前売券 1,000円 当日券 2,000円
主 催 日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
〒103-0028 東京都中央区八重洲一丁目7番20号 八重洲口会館 B2F
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
ホームページ http://www.sgsk.net
問合せ先 info@sgsk.net
協 賛 NPO ライフ・ベンチャー・クラブ/一般社団法人 日本開発工学会
一般社団法人 高齢者活躍支援協議会/社会起業大学
後 援 高齢社会NGO連携協議会
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第2 0回記念 生 涯 現 役 フ ォ ー ラ ム
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 と は ・・・生涯現役社会の実現をめざすオンリーワンの純民間団体です。
21世紀の超高齢社会日本で最も重要な国策。それは「増える高齢世代層が元気に生きがい発揮できる社会参加で、生涯現役社会づくりに貢献する」効果的な仕組みを市民主導で創ることです。
しかし、この課題は安易な税金頼りの行政主導のやり方では、抜本的な成果は期待できません。行動する私たち国民主体の立場で行政を動かさない限り、本当の生涯現役社会づくりにならないからです。だから私たち国民が、その趣旨を当事者意識で「国民一人ひとりが生涯現役で活躍できる社会づくり」に取組み、「国民の、国民による、国民のための生涯現役社会づくり」を推進すべきなのです。
そのために私たちは「生涯現役社会づくり」尖兵役の、率先行動する実践者を創出していきます。高齢世代だけでなく、全世代が夢や希望を持てる未来創りの実践家。全世界に誇りを持って発信できる、人的資産の脳力開発を発揮する「日本型21世紀独創モデル像」を提起します。
私たち日本生涯現役推進協議会は、その揺るぎない目標理念と実践行動ネットワーカーとしての役割を担う『生涯現役プロデューサー』養成で社会貢献いたします。
このフォーラムは参加者皆様が「生涯現役社会づくり」実現の要員となることを目的として開催します。
ぜひ夢と希望に挑むご友人やご家族を誘い、ご参画くださいますよう心からお待ちしています。
【 ス ケ ジ ュ ー ル 】
司 会 吉田あつみ氏 品川区議会議員 NPO/LVクラブ 理事
13:30~13:45 開会挨拶 東瀧代表「生涯現役フォーラムの開催趣旨」
〔第一部〕13:45~15:00
基調講演 福嶋 浩彦氏 中央学院大学教授・東京財団上席研究員
演 題: 「 国 に 任 せ ず 市 民 が 動 く 生 涯 現 役 社 会 」
【講師プロフィール】
1983年千葉県我孫子市会議員、市議3期目途中の1995年、38歳で我孫子市長、2007年まで3期12年務め全国青年市長会会長にも就任。市長退任後2010年消費者庁長官に任命され、2012年まで務める。我孫子市長在任中は「市民自治」を提唱し、補助金の市民審査、提案型公共サービス民営化、市民債による古利根沼の保全、常設型の住民投票条例等を実現したことで知られる生涯現役活動家。
〔休 憩〕15:00~15:10
〔第二部〕15:10~16:30
パネリスト3名 と東瀧コーディネーターによる全員主役で参加の実践交流
~ み ん な で 『 生 涯 現 役 社 会 づ く り 』 に ど う 取 組 む か ~
( パ ネ リ ス ト )
◎ 福嶋 浩彦氏 中央学院大学教授・東京財団上席研究員
【プロフィール】
わが国における「市民自治」の第一人者。詳細は前掲。
◎ 田中 勇一氏 社会起業大学 理事長・リソウル株式会社 代表取締役
【プロフィール】
1998年米国カーネギーメロン大学でMBA取得。人材・組織開発コンサルティング会社立上げを経て、新銀行東京設立プロジェクト草創期2年間社業貢献。現在リソウル(株)で経営相談、企業支援、転職支援に取組む。2010年に日本初の社会起業家養成のビジネススクール「社会起業大学」を設立、大活躍中。
◎ 松重 奉昇氏 日本生涯現役推進協議会参与/アイトス㈱ R&D推進室長
【プロフィール】
各種事務省力機器システム製造販売会社(ムサシ)にて商品・事業開発部門長に従事し、定年退職。1年間ビジネスコンサルタントを経験し、『Personal Biz』事業をアイトスの新規事業として顧問契約、現在に至る。
(コーディネーター)
東瀧 邦次 日本生涯現役推進協議会代表代行/NPO法人 LVクラブ代表
【プロフィール】
1984年超サラの人生再出発。翌年「ライフ・ベンチャーのすすめ」出版で生涯現役実践道場/ライフ・ベンチャー・クラブ創設。2004年日本生涯現役推進協議会設立。2005年ライフ・ベンチャー・クラブのNPO法人化後は、『生涯現役社会づくり』の尖兵役「生涯現役プロデューサー」構想を鋭意推進。
16:40~16:45 閉会挨拶 江島 優氏 日本生涯現役推進協議会 理事
東京エゼグティブサーチ株式会社 代表取締役会長
16:45~16:50 二次会ご案内(水上フォーラム実行委員長の説明)ほか
--------------------FAXでお申込みください。FAX:03-3517-6668-------------------
第20回記念 生涯現役フォーラム 参加申込書 2014年 月 日
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 生涯現役フォーラム事務局 宛
氏 名
TEL or FAX or E-mail
住 所
協働ステーション中央より十思カフェ案内
2014年4月13日 お仕事第34回 十思(じっし)カフェ
十思カフェ風 カフェをしながら、気軽な情報交換会
「情報交換会」 新たなアイディアが集まる場で、気軽に交流しましょう!
協 働 プ ラ ン ・ 公 開 ク リ ニ ッ ク
お 互 い が ホ ン ト に や り た い こ と で
“ つ な が る ” ノ ウ ハ ウ ま る わ か り
2014年3 月8 日に開催した「協働アイディアコンテスト」の企画コーディネートしていただいた、NPO 法人カプラーの松村拓也さんに、実際に発表した方をしたアイディアを題材に、よりよい協働を実現するために必要な問いを投げる“公開クリニック”を開催します。
今回は、夕方にカフェ形式で、気軽に参加できるスタイルで行います。地域で何か始めてみたい、中央区で新たなつながりを求めている方も、新たな発見に繋がります。気軽にお越しください。
【 松 村 拓 也 氏 プロフィール】
1957 年東京生まれ。42 歳のとき経営していた中堅建設会社の倒産で開眼し、2 ヵ月後に建設会社を再建。以後、多数の会社設立に参加。2005 年IID 世田谷ものづくり学校校長就任、2006 年㈱なのに、2007 年NPO カプラー設立、2011 年アントレハウス駒沢開設、2012年日本土地資源協会(ランドリソース)設立。
現在、個人を対象とする「フリーパートナー(起業案内人)」、ビジネスの地域デビューを促進するプロジェクト「ビジネスリーグ」、会員制のみんなの家「笑恵館(しょうけいかん)」を推進中。
【 第 3 4 回 十 思 カ フ ェ ご 案 内 】
2 0 1 4 年 4 月 2 4 日 1 8 : 3 0 ~ 2 0 : 3 0
十思カフェは、 毎月1 回お茶を飲みながら、地域のことや社会のことなどを話し合いながら、気軽に交流を楽しむ集まりです。毎回、いろんなテーマでゲストを迎え、新しい「気付き」や「つながり」が生まれています。どうぞお気軽にご参加ください。
ゲスト: 松 村 拓 也 さん NPO 法人カプラー事務局長
元せたがやものづくり学校校長
場 所:協 働 ス テ ー シ ョ ン 中 央
参 加 費:無 料 [途中入退場自由]
申 込 み:協働ステーション中央(下記宛)へTEL or メール でお申込みください。
※当日参加も可能ですが、資料準備のため、できるだけ事前にお申込みください。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
十思カフェは、 毎月1 回お茶を飲みながら、地域のことや社会のことなどを話し合いながら、気軽に交流を楽しむ集まりです。毎回、いろんなテーマでゲストを迎え、新しい「気付き」や「つながり」が生まれています。どうぞお気軽にご参加ください。
十思カフェ風 カフェをしながら、気軽な情報交換会
「情報交換会」 新たなアイディアが集まる場で、気軽に交流しましょう!
協 働 プ ラ ン ・ 公 開 ク リ ニ ッ ク
お 互 い が ホ ン ト に や り た い こ と で
“ つ な が る ” ノ ウ ハ ウ ま る わ か り
2014年3 月8 日に開催した「協働アイディアコンテスト」の企画コーディネートしていただいた、NPO 法人カプラーの松村拓也さんに、実際に発表した方をしたアイディアを題材に、よりよい協働を実現するために必要な問いを投げる“公開クリニック”を開催します。
今回は、夕方にカフェ形式で、気軽に参加できるスタイルで行います。地域で何か始めてみたい、中央区で新たなつながりを求めている方も、新たな発見に繋がります。気軽にお越しください。
【 松 村 拓 也 氏 プロフィール】
1957 年東京生まれ。42 歳のとき経営していた中堅建設会社の倒産で開眼し、2 ヵ月後に建設会社を再建。以後、多数の会社設立に参加。2005 年IID 世田谷ものづくり学校校長就任、2006 年㈱なのに、2007 年NPO カプラー設立、2011 年アントレハウス駒沢開設、2012年日本土地資源協会(ランドリソース)設立。
現在、個人を対象とする「フリーパートナー(起業案内人)」、ビジネスの地域デビューを促進するプロジェクト「ビジネスリーグ」、会員制のみんなの家「笑恵館(しょうけいかん)」を推進中。
【 第 3 4 回 十 思 カ フ ェ ご 案 内 】
2 0 1 4 年 4 月 2 4 日 1 8 : 3 0 ~ 2 0 : 3 0
十思カフェは、 毎月1 回お茶を飲みながら、地域のことや社会のことなどを話し合いながら、気軽に交流を楽しむ集まりです。毎回、いろんなテーマでゲストを迎え、新しい「気付き」や「つながり」が生まれています。どうぞお気軽にご参加ください。
ゲスト: 松 村 拓 也 さん NPO 法人カプラー事務局長
元せたがやものづくり学校校長
場 所:協 働 ス テ ー シ ョ ン 中 央
参 加 費:無 料 [途中入退場自由]
申 込 み:協働ステーション中央(下記宛)へTEL or メール でお申込みください。
※当日参加も可能ですが、資料準備のため、できるだけ事前にお申込みください。
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十思カフェは、 毎月1 回お茶を飲みながら、地域のことや社会のことなどを話し合いながら、気軽に交流を楽しむ集まりです。毎回、いろんなテーマでゲストを迎え、新しい「気付き」や「つながり」が生まれています。どうぞお気軽にご参加ください。
中瀬 勝義氏:「2014年沖縄を考える」紹介
2014年4月14日 お仕事法政大学沖縄文化研究所
「沖縄の問にどうこたえるか」 4月26日(土) 14:00~17:00
http://www.hosei.ac.jp/fujimi/okiken/sougoukouza/140426.pdf
会 場: 法政大学市ヶ谷校舎 さったホール
申込不要、資料代 500円
----------------------------------------------------------------------------------------------------
「2014年沖縄を考える」 4月11日(金)~7月25日(金) 15:10~16:40
http://www.hosei.ac.jp/fujimi/okiken/sougoukouza/2014sougou.pdf
会 場: 法政大学市ヶ谷校舎 さったホール
申込不要、受講料無料
2014年度 法政大学沖縄文化研究所
総 合 講 座 「 沖 縄 を 考 え る 」
法政大学沖縄文化研究所
電話 03(3264)9393 / FAX 03(3264)9335
Email : okiken@adm.hosei.ac.jp
4月11日 第1回 屋嘉 宗彦 ガイダンス
18日 第2回 大里 知子 「沖縄を考える」入門
25日 第3回 我部 政明 東アジアのなかの日米安保と沖縄
5月 9日 第4回 得能 壽美 近世八重山のイノシシ対策―文字と絵画の資料論―
16日 第5回 川平 朝清 台・沖・米・日に生きて~一放送人/大学人の今思うこと
23日 第6回 池田 孝之 沖縄の風景・景観まちづくり
30日 第7回 戸邉 秀明 在本土沖縄県人の歴史からみる戦時・戦後の日本
6月 6日 第8回 <映画上映>ドキュメンタリー映画『標的の村』(前編)
13日 第9回 三上 智恵 『標的の村』(後編)+ 本作品監督による解説
20日 第10回 上原 良幸 沖縄振興の歩みと現実
27日 第11回 宮平 真弥 沖縄近代法について -琉球併合を中心に-
7月 4日 第12回 前田 比呂也 沖縄の戦後美術史 -状況が生みだす表現と個人-
11日 第13回 中俣 均 渡名喜島の地割制と歴史的景観の保全
18日 第14回 今泉 裕美子 「沖縄問題」とは何か―ミクロネシアとの関係から考える
25日 第15回 石井 龍太 琉球近世考古学 ~モノが語る近世琉球史~
【春学期日程一覧】
一般の方もご受講いただけます(申込不要、受講料無料)
※内容は変更となる場合がございます。
■場 所:法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎6階 さったホール
■日 時:毎週金曜日 午後3時10分~4時40分
********************************************
海洋観光研究所 エコライフコンサルタント
http://blog.canpan.info/oedofunaasobi/
中瀬 勝義 江東区千田13-10
********************************************
「沖縄の問にどうこたえるか」 4月26日(土) 14:00~17:00
http://www.hosei.ac.jp/fujimi/okiken/sougoukouza/140426.pdf
会 場: 法政大学市ヶ谷校舎 さったホール
申込不要、資料代 500円
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「2014年沖縄を考える」 4月11日(金)~7月25日(金) 15:10~16:40
http://www.hosei.ac.jp/fujimi/okiken/sougoukouza/2014sougou.pdf
会 場: 法政大学市ヶ谷校舎 さったホール
申込不要、受講料無料
2014年度 法政大学沖縄文化研究所
総 合 講 座 「 沖 縄 を 考 え る 」
法政大学沖縄文化研究所
電話 03(3264)9393 / FAX 03(3264)9335
Email : okiken@adm.hosei.ac.jp
4月11日 第1回 屋嘉 宗彦 ガイダンス
18日 第2回 大里 知子 「沖縄を考える」入門
25日 第3回 我部 政明 東アジアのなかの日米安保と沖縄
5月 9日 第4回 得能 壽美 近世八重山のイノシシ対策―文字と絵画の資料論―
16日 第5回 川平 朝清 台・沖・米・日に生きて~一放送人/大学人の今思うこと
23日 第6回 池田 孝之 沖縄の風景・景観まちづくり
30日 第7回 戸邉 秀明 在本土沖縄県人の歴史からみる戦時・戦後の日本
6月 6日 第8回 <映画上映>ドキュメンタリー映画『標的の村』(前編)
13日 第9回 三上 智恵 『標的の村』(後編)+ 本作品監督による解説
20日 第10回 上原 良幸 沖縄振興の歩みと現実
27日 第11回 宮平 真弥 沖縄近代法について -琉球併合を中心に-
7月 4日 第12回 前田 比呂也 沖縄の戦後美術史 -状況が生みだす表現と個人-
11日 第13回 中俣 均 渡名喜島の地割制と歴史的景観の保全
18日 第14回 今泉 裕美子 「沖縄問題」とは何か―ミクロネシアとの関係から考える
25日 第15回 石井 龍太 琉球近世考古学 ~モノが語る近世琉球史~
【春学期日程一覧】
一般の方もご受講いただけます(申込不要、受講料無料)
※内容は変更となる場合がございます。
■場 所:法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎6階 さったホール
■日 時:毎週金曜日 午後3時10分~4時40分
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海洋観光研究所 エコライフコンサルタント
http://blog.canpan.info/oedofunaasobi/
中瀬 勝義 江東区千田13-10
********************************************
Altarna誌:「IPCCの新しい報告書」ご紹介
2014年4月15日 お仕事東瀧 邦次さま
いつもお世話になっております。
国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は4月13日、第3作業部会の新たな報告書を発表しました。
IPCCは世界の科学者の最新の研究成果をもとに、温暖化について数年おきに評価報告書をまとめています。これにより、IPCCは「温暖化の認知を高めた」として2007年のノーベル平和賞を受賞しました。今回の報告書は7年ぶりとなります。
4月13日、WWF(世界自然保護基金)ジャパンの気候変動・エネルギープロジェクトリーダーである小西雅子さんから情報提供がありましたので、そのポイントをご紹介しながら、新しい報告書を読み解いて行きます。(以下引用)
今までの第1、第2作業部会の報告書は自然科学が中心だったが、今回の「政策の科学」は、同じ科学でも社会科学の範疇となり、経済学や何が衡平かなどの倫理まで含む内容となった。
この続きは⇒ http://www.alterna.co.jp/12836
関連記事:IPCC報告書受け「自然エネ導入加速を」環境NGOが声明
http://www.alterna.co.jp/12801
==============================================
◆創刊7周年、36号からおすすめ記事を紹介!
第一特集は「鎌倉発イノベーション」、第二特集では「震災から3年、被災地で生まれたソーシャル・ビジネス」を展開しました。
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/12715
◆和歌山県・道普請による参詣道の環境保全活動
「紀伊山地の霊場と参詣道」は今年7月、世界遺産登録10周年を迎える。各地の世界遺産登録地で観光地化による環境負荷の高まりと言った問題が指摘されるなか、紀伊山地の熊野古道は、登録前よりもいにしえの姿を取り戻した場所さえある。その背景には、和歌山県が編み出した伝統に基づく環境保全策があった。
この続きは⇒ http://www.alterna.co.jp/12739
◆被災地の幼稚園をショッピングで支援、通販のスキームを活かした取り組み
東日本大震災から3年、継続的な被災地支援を行うために、サポート側のノウハウやスキームを活用したケースが増えてきている。女性顧客視線でのユニークな取り組みを続けるベネッセに注目してみた。
この続きは⇒ http://www.alterna.co.jp/12032
=============オルタナ&オルタナSお勧め記事=================
◆南国市の中心で「ごめん」と叫ぶ祭り
http://www.alterna.co.jp/12826
◆子どもの自転車用ヘルメットの着用、4割にとどまる
http://www.alterna.co.jp/12816
◆LGBTの2人に1人、「就職や転職が困難」
http://alternas.jp/study/news/51408
◆「社会を変えるのはいつだって若者」――日本財団・笹川陽平会長インタビュー
http://alternas.jp/work/challengers/51494
◆ワイス・ワイスがお米の道具展
http://www.alterna.co.jp/12835
==============オルタナ編集長お勧め映画=======================
「A2-B-C」(監督:イアン・トーマス・アッシュ)
世界の19もの映画祭で上映された「A2-B-C」の日本公開が5月10日から始まる。タイトルにもなっているA2、B、Cは甲状腺検査の判定レベルを表し、原発事故発生後の福島の子どもたちをカメラに収めたドキュメンタリーだ。
詳しくは⇒ http://alternas.jp/study/news/51353
================オルタナ編集長お勧めイベント===================
◆CSR部員塾第7期4月16日(水)開講
CSR基礎セミナー&実践ワークショップ--CSR部員塾第7期は、企業のCSR担当者にCSRについての広い知見を提供する「基礎セミナー」と、基礎セミナーに連動した「実践ワークショップ」によって、知識を企業のCSR活動に反映するとともに、NPOとの協働や、CSR活動と本業との統合などが主体的に行える、より深いCSRリテラシーとスキルを身に付けていただくことを目的にしています。
詳しくは⇒ http://goo.gl/VyBF9J
お申し込みは⇒ http://www.alterna.co.jp/12654
◆4/17など NPOキャリアカレッジ第3期 事前説明会
NPOサポートセンターは、NPOへの就職・転職をサポートする「NPO/NGO就職・転職コース」の開講にともない、事前説明会を行います。キャリアカレッジでは、基礎講座と約100講座の専門講座から自分に合ったものを選択可能。社会人・学生でも無理なく両立できる
プログラムで、NPOの即戦力を目指します。
とき: 4月17日(木)18:30-20:30、19日(土)10:00-12:00、
23日(水)18:30-20:30
ところ: 協働ステーション中央(東京都中央区日本橋)
詳しくは⇒ http://npo-sc.org/NPOcareer_college/about.html
説明会申し込みは⇒ https://ssl.form-mailer.jp/fms/ff56331b288063
◆4/22から 第5期 CSRブランディング実践講座開講
社会起業大学では、CSRブランディング実践講座第5期の第5期を開催します。進化型CSRでは現代社会の要請や期待に的確に答えることが鍵です。「事業戦略」「進化型CSR」「企業ブランド」という3つの側面から企業価値を高め、競争優位を創りだすメソッドの理解を促します。開催にあたり、講座のエッセンスや雰囲気を体感できる体験授業も行います。
詳しくは⇒ http://www.socialvalue.jp/seminar/detail000980.html
◆4/22 福島・右腕派遣プログラム説明会開催
「右腕派遣プログラム」は有能かつ意欲のある若手人材を、復興のために立ち上がったリーダーたちのもとへ送り、右腕として活躍してもらうプログラムです。いま福島は、復興事業のための戦略企画を支えてくれる人材を求めています。本プログラム参加者の6割近くは派遣終了後も東北に残り、継続的な活動や起業などをしています。
参加費: 無料
と き: 4月22日(火)19:00-21:30
ところ: NPO法人ETIC.5階 セミナールーム (東京都渋谷区神南)
詳しくは⇒ http://www.etic.or.jp/recoveryleaders/matchingfukushima4/
◆5/6 第14回 水俣病記念講演会
水俣フォーラムは朝日新聞社と共催で「水俣病記念講演会」を開催します。今回は「ともに生きていく」をテーマに、杉本肇氏や上野千鶴子といった著名人、患者さんを招いて水俣病を通した社会と自身とのありようを考えていきます。
と き: 5月6日(火・祝)13:00-16:40
ところ: 有楽町マリオン朝日ホール(東京都千代田区有楽町)
参加費: 一般=当日2200円、前売1600円
学生=当日1500円、前売1000円
詳しくは⇒ http://minamata-kinen.blogspot.jp/
◆5/7まで 「ソーシャルビジネス支援プログラム」2014年度募集
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、さまざまな社会問題解決に取り組むソーシャルビジネス事業者を対象に支援プログラムを行っており、支援先となる団体を募集しています。本プログラムでは、資金支援とプロボノ活動による人的支援の両面からのサポートを用意。書類選考ののち、プレゼンテーション選考会で決定します。支援資金の総額は250万円で、支援賞獲得団体には50万円が給付されます。
募集締め切りは5月7日。
詳しくは⇒ http://www.murc.jp/publicity/press_release/press_140404.pdf
募集要項⇒ http://www.murc.jp/uploads/2014/04/sb_guideline2014.pdf
◆5/9 第7回銀座ソーシャル映画祭「happy~しあわせを探すあなたへ~」
中越パルプ工業は、社会派映画の上映会「銀座ソーシャル映画祭」の第7回を5月9日に開催します。過去50年でアメリカ経済は大きく飛躍し、平均的なアメリカ人の収入は倍増しましたが、幸福度はある時点で頭打ちとなっています。では何が私たちに幸福感を与えるのでしょうか。「幸福度」研究や「ポジティブ心理学」の権威が「しあわせ」の鍵を解き明かします。
と き: 2014年5月9日(金)19:00-21:00(上映後に懇親会有り)
ところ: 電源カフェbeez 銀座店(東京都中央区銀座)
参加費: 1000円(ソフトドリンク有)※懇親会参加費は別途1500円
詳しくは⇒ https://pro.form-mailer.jp/fms/d9a8afca57611
◆「みなとCSRダイアログ」発表企業募集!第1回は5月20日
港区立エコプラザ、みなと環境にやさしい事業者会議(mecc)、オルタナは5月20日、社会と企業の対話を活性化させる「みなとCSRダイアログ」を開催します。第1回は、森永乳業と西松建設のCSR担当者による発表後、討議時間を設け、内容を深めていきます。また、第2回以降、港区に拠点を持ち、CSRの活動事例を発表して頂ける事業者・企業・団体様の参加を募集しています。
と き: 5月20日(火)18:00-20:00(以降、隔月で全6回開催)
ところ: 港区立エコプラザ(東京都港区浜松町) 参加費: 無料
詳しくは⇒ http://goo.gl/0fYqW4
◆5/30 エナジーグリーンセミナー2014
エナジーグリーンは「地球温暖化問題と私たちの課題」をテーマにセミナーを開催します。今日本は大規模なシステム改革を必要としています。その場しのぎではない、100年後を見据えた課題を設定しなければなりません。国立環境研究所の江守正多氏やオルタナの森摂を講師に、地球温暖化について深めていきます。
と き: 5月30日(金)14:00-16:30
ところ: 四谷区民センター9階大ホール(東京都新宿区内藤町)
参加費: 1000円(申し込みは5月20日までに info@energygreen.co.jp へ)
詳しくは⇒ http://www.energygreen.co.jp/topics/index.php#335
※このメールは雑誌「オルタナ」に登録やご縁がありました23608人さまに毎月1日と15日に送信させて頂いています。不要の際は、その旨をご返信頂けましたら配信を停止いたします。このメールの転送やブログなどへの転載について弊社の許諾は必要ありません。いつもながらの長文、平にお許し下さい。
オルタナ編集長 森 摂 Twitter: @setsumori, @alterna_japan
============================================
株式会社オルタナ 代表取締役 編集長 森 摂
東京都目黒区駒場1-26-10-304 tel: 03-6407-0266
==========================================================
◆(新)CSR検定 2014年秋スタート!http://www.csr-forum.gr.jp/csr.html
◆ニュースレター「CSR monthly」は企業のCSR担当者必見の内容です。
http://www.alterna.co.jp/csrmonthly
◆「志」のソーシャル・ビジネス・マガジン「オルタナ」お蔭さまで創刊7周年!
◆全国の書店やアマゾンで発売中◆送料無料でお得なオルタナの定期購読
定期購読はこちら⇒ http://www.fujisan.co.jp/product/1281682296/
◆Yahoo!ニュースは http://zasshi.news.yahoo.co.jp/list/?m=alterna
◆若者とソーシャルを結ぶ「オルタナS」 http://www.alternas.jp
◆企業の「CSR浸透度」測定サービスを横浜市大と共同開発しました。
◆オルタナ×新日本有限責任監査法人共催 「CSR部員塾」
第7期は2014年4月スタート http://www.alterna.co.jp/11609
◆会社選びのモノサシを変える! 「グリーン天職バイブル2014」
2014年1月発売! グリーンな経営者「直筆」による会社案内です。
===========================================================
いつもお世話になっております。
国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は4月13日、第3作業部会の新たな報告書を発表しました。
IPCCは世界の科学者の最新の研究成果をもとに、温暖化について数年おきに評価報告書をまとめています。これにより、IPCCは「温暖化の認知を高めた」として2007年のノーベル平和賞を受賞しました。今回の報告書は7年ぶりとなります。
4月13日、WWF(世界自然保護基金)ジャパンの気候変動・エネルギープロジェクトリーダーである小西雅子さんから情報提供がありましたので、そのポイントをご紹介しながら、新しい報告書を読み解いて行きます。(以下引用)
今までの第1、第2作業部会の報告書は自然科学が中心だったが、今回の「政策の科学」は、同じ科学でも社会科学の範疇となり、経済学や何が衡平かなどの倫理まで含む内容となった。
この続きは⇒ http://www.alterna.co.jp/12836
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「紀伊山地の霊場と参詣道」は今年7月、世界遺産登録10周年を迎える。各地の世界遺産登録地で観光地化による環境負荷の高まりと言った問題が指摘されるなか、紀伊山地の熊野古道は、登録前よりもいにしえの姿を取り戻した場所さえある。その背景には、和歌山県が編み出した伝統に基づく環境保全策があった。
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◆被災地の幼稚園をショッピングで支援、通販のスキームを活かした取り組み
東日本大震災から3年、継続的な被災地支援を行うために、サポート側のノウハウやスキームを活用したケースが増えてきている。女性顧客視線でのユニークな取り組みを続けるベネッセに注目してみた。
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◆「社会を変えるのはいつだって若者」――日本財団・笹川陽平会長インタビュー
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◆ワイス・ワイスがお米の道具展
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「A2-B-C」(監督:イアン・トーマス・アッシュ)
世界の19もの映画祭で上映された「A2-B-C」の日本公開が5月10日から始まる。タイトルにもなっているA2、B、Cは甲状腺検査の判定レベルを表し、原発事故発生後の福島の子どもたちをカメラに収めたドキュメンタリーだ。
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◆CSR部員塾第7期4月16日(水)開講
CSR基礎セミナー&実践ワークショップ--CSR部員塾第7期は、企業のCSR担当者にCSRについての広い知見を提供する「基礎セミナー」と、基礎セミナーに連動した「実践ワークショップ」によって、知識を企業のCSR活動に反映するとともに、NPOとの協働や、CSR活動と本業との統合などが主体的に行える、より深いCSRリテラシーとスキルを身に付けていただくことを目的にしています。
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◆4/17など NPOキャリアカレッジ第3期 事前説明会
NPOサポートセンターは、NPOへの就職・転職をサポートする「NPO/NGO就職・転職コース」の開講にともない、事前説明会を行います。キャリアカレッジでは、基礎講座と約100講座の専門講座から自分に合ったものを選択可能。社会人・学生でも無理なく両立できる
プログラムで、NPOの即戦力を目指します。
とき: 4月17日(木)18:30-20:30、19日(土)10:00-12:00、
23日(水)18:30-20:30
ところ: 協働ステーション中央(東京都中央区日本橋)
詳しくは⇒ http://npo-sc.org/NPOcareer_college/about.html
説明会申し込みは⇒ https://ssl.form-mailer.jp/fms/ff56331b288063
◆4/22から 第5期 CSRブランディング実践講座開講
社会起業大学では、CSRブランディング実践講座第5期の第5期を開催します。進化型CSRでは現代社会の要請や期待に的確に答えることが鍵です。「事業戦略」「進化型CSR」「企業ブランド」という3つの側面から企業価値を高め、競争優位を創りだすメソッドの理解を促します。開催にあたり、講座のエッセンスや雰囲気を体感できる体験授業も行います。
詳しくは⇒ http://www.socialvalue.jp/seminar/detail000980.html
◆4/22 福島・右腕派遣プログラム説明会開催
「右腕派遣プログラム」は有能かつ意欲のある若手人材を、復興のために立ち上がったリーダーたちのもとへ送り、右腕として活躍してもらうプログラムです。いま福島は、復興事業のための戦略企画を支えてくれる人材を求めています。本プログラム参加者の6割近くは派遣終了後も東北に残り、継続的な活動や起業などをしています。
参加費: 無料
と き: 4月22日(火)19:00-21:30
ところ: NPO法人ETIC.5階 セミナールーム (東京都渋谷区神南)
詳しくは⇒ http://www.etic.or.jp/recoveryleaders/matchingfukushima4/
◆5/6 第14回 水俣病記念講演会
水俣フォーラムは朝日新聞社と共催で「水俣病記念講演会」を開催します。今回は「ともに生きていく」をテーマに、杉本肇氏や上野千鶴子といった著名人、患者さんを招いて水俣病を通した社会と自身とのありようを考えていきます。
と き: 5月6日(火・祝)13:00-16:40
ところ: 有楽町マリオン朝日ホール(東京都千代田区有楽町)
参加費: 一般=当日2200円、前売1600円
学生=当日1500円、前売1000円
詳しくは⇒ http://minamata-kinen.blogspot.jp/
◆5/7まで 「ソーシャルビジネス支援プログラム」2014年度募集
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、さまざまな社会問題解決に取り組むソーシャルビジネス事業者を対象に支援プログラムを行っており、支援先となる団体を募集しています。本プログラムでは、資金支援とプロボノ活動による人的支援の両面からのサポートを用意。書類選考ののち、プレゼンテーション選考会で決定します。支援資金の総額は250万円で、支援賞獲得団体には50万円が給付されます。
募集締め切りは5月7日。
詳しくは⇒ http://www.murc.jp/publicity/press_release/press_140404.pdf
募集要項⇒ http://www.murc.jp/uploads/2014/04/sb_guideline2014.pdf
◆5/9 第7回銀座ソーシャル映画祭「happy~しあわせを探すあなたへ~」
中越パルプ工業は、社会派映画の上映会「銀座ソーシャル映画祭」の第7回を5月9日に開催します。過去50年でアメリカ経済は大きく飛躍し、平均的なアメリカ人の収入は倍増しましたが、幸福度はある時点で頭打ちとなっています。では何が私たちに幸福感を与えるのでしょうか。「幸福度」研究や「ポジティブ心理学」の権威が「しあわせ」の鍵を解き明かします。
と き: 2014年5月9日(金)19:00-21:00(上映後に懇親会有り)
ところ: 電源カフェbeez 銀座店(東京都中央区銀座)
参加費: 1000円(ソフトドリンク有)※懇親会参加費は別途1500円
詳しくは⇒ https://pro.form-mailer.jp/fms/d9a8afca57611
◆「みなとCSRダイアログ」発表企業募集!第1回は5月20日
港区立エコプラザ、みなと環境にやさしい事業者会議(mecc)、オルタナは5月20日、社会と企業の対話を活性化させる「みなとCSRダイアログ」を開催します。第1回は、森永乳業と西松建設のCSR担当者による発表後、討議時間を設け、内容を深めていきます。また、第2回以降、港区に拠点を持ち、CSRの活動事例を発表して頂ける事業者・企業・団体様の参加を募集しています。
と き: 5月20日(火)18:00-20:00(以降、隔月で全6回開催)
ところ: 港区立エコプラザ(東京都港区浜松町) 参加費: 無料
詳しくは⇒ http://goo.gl/0fYqW4
◆5/30 エナジーグリーンセミナー2014
エナジーグリーンは「地球温暖化問題と私たちの課題」をテーマにセミナーを開催します。今日本は大規模なシステム改革を必要としています。その場しのぎではない、100年後を見据えた課題を設定しなければなりません。国立環境研究所の江守正多氏やオルタナの森摂を講師に、地球温暖化について深めていきます。
と き: 5月30日(金)14:00-16:30
ところ: 四谷区民センター9階大ホール(東京都新宿区内藤町)
参加費: 1000円(申し込みは5月20日までに info@energygreen.co.jp へ)
詳しくは⇒ http://www.energygreen.co.jp/topics/index.php#335
※このメールは雑誌「オルタナ」に登録やご縁がありました23608人さまに毎月1日と15日に送信させて頂いています。不要の際は、その旨をご返信頂けましたら配信を停止いたします。このメールの転送やブログなどへの転載について弊社の許諾は必要ありません。いつもながらの長文、平にお許し下さい。
オルタナ編集長 森 摂 Twitter: @setsumori, @alterna_japan
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東京都目黒区駒場1-26-10-304 tel: 03-6407-0266
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◆(新)CSR検定 2014年秋スタート!http://www.csr-forum.gr.jp/csr.html
◆ニュースレター「CSR monthly」は企業のCSR担当者必見の内容です。
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◆全国の書店やアマゾンで発売中◆送料無料でお得なオルタナの定期購読
定期購読はこちら⇒ http://www.fujisan.co.jp/product/1281682296/
◆Yahoo!ニュースは http://zasshi.news.yahoo.co.jp/list/?m=alterna
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第7期は2014年4月スタート http://www.alterna.co.jp/11609
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井上 仁氏新聞記事紹介/3・11後を生きる
2014年4月16日 お仕事 東京新聞2014年3月31日付朝刊「3・11後を生きる」欄に、私たち生涯現役社会創り仲間の井上 仁氏が、大見出し「今後3年 支援者正念場」付きで「福島の問題を風化させない」と話しているご本人の取材対談と、3・11に出版したご著書『ごせやける 許さんにぇ』の大写し写真。また2012年2月に井上氏らが企画した、茨城県つくば市での賠償手続に関する相談会写真も掲載の、取材記事を下記にご紹介して、生涯現役仲間皆様の絶大なるご支援ご協力を心からお願い申し上げます。
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【東京新聞転載記事】
今 後 3 年 支 援 者 正 念 場
双葉出身 井上さん 本出版 「 町 や 村 の 再 建 道 筋 を 」
「海や祭り、民謡、地域の付き合い・・・。すべてが忘れがたい故郷。そう簡単に捨てられない」。高校卒業まで双葉町で育った井上さん。原発事故が起きるまで年1、2回の帰省で墓参りをしたり、盆踊りに顔を出したりするのは、心安らぐひとときだった。「私も故郷を奪われた準犠牲者だと思っています」
本の題名「ごせやける」は、理不尽さに対する憤りを表す福島の方言だ。前半部分の「これまでの3年」では、双葉町民らの苦しみの声を振り返りながら、支援者、行政の動きもつぶさに記録した。
井上さんは事故から1年余り、双葉中学校のOBとともに、埼玉県加須市の旧騎西高校に集団避難した町民の直接的な支援にたずさわった。子どもたちの学習環境づくりや、茨城県つくば市の公務員宿舎への移住などにかかわった。「経済的な問題だけでなく、気持ちの整理に深くかかわる重要なこと」と考え、東電への損害賠償請求の手続きを弁護士に相談できる仕組みもつくった。
1年を過ぎたころから、町の復興計画作りにもかかわる。長年やってきた企業経営や行政改革の工程づくりのコンサルタント事業の経験を生かし、町民から集まった生の声をデーターとして整理し、課題を洗い出した。
この間、「できるだけ町の人に寄り添い、要望を吸い上げ、自立を支援したい」と思ってきた。だが、3年たった今、「力のある人はある意味で町から離れ自立していく。一方、そうではない人は、町全体が消滅するかもしれないという状況の中で、ますます先が見えなくなり疲れ果てている」と感じる。
「被災者にもう一度前を向いてもらえるよう今こそわれわれのような応援部隊が道筋を付けなくては」。その決意で、本の後半では今後3年で取り組む課題を整理した。これ以上関連死の犠牲者を出さないことや、損害賠償問題の決着は「すべての被災者に必要な最優先課題」だ。
双葉町は96%が「帰宅困難区域」。町の調査では町を離れてもいい、離れたいという町民が九割に上る。「長期的にどうなるかは分らない。だがこの3年、手をこまぬいているわけにはいかない。町のDNAをどう守っていくか」。
魅力ある「仮の町づくり」や、移住者への住まいの保証なども今後3年でめどをつけるべきだと考える。
「国や東電、被災自治体を動かす計画で実行を迫るため、専門的な知識や技術を結集したい」。本を手渡しながら同じ思いを持つ人とつながり、「フクシマ復興支援ネットワーク」として活動していく予定だ。
ネットワークのメールアドレスは、fukushima-n.w@belhyud.com
【取材記者後記】
これからの3年こそ、支援者の正念場・・・。東京電力福島第一原発の事故で、全町民が避難を続ける福島県双葉町出身の井上さん(72)=横浜市旭区=が今月、これまでの被災者支援を振り返り、今後3年で取り組むべき課題をまとめた「ごせやける許さんにぇ」(言叢社)を出版した。「被災者の生活再建や村の再興の道筋をどうつけていくのか、読んだ人に一緒に考えてほしい」と願う。(小林由比)
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【読売新聞 2014年3月31日付記事転載】
双 葉 町 の 歩 み 一 冊 に
福島県双葉町出身の企業経営コンサルタント、井上 仁さん(72)が今月、東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く町の3年の歩みをまとめた「ごせやける 許さんにぇ」(言叢社)を出版した。
書籍名は、福島の方言で「悔しい、腹が立つ」の意味。18歳まで町で過ごした井上さんは、「被災者をはじめ、福島の復興を考える人にぜひ読んでほしい」と話す。全国の書店で販売しており、定価2000円(税込み)。
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【東京新聞転載記事】
今 後 3 年 支 援 者 正 念 場
双葉出身 井上さん 本出版 「 町 や 村 の 再 建 道 筋 を 」
「海や祭り、民謡、地域の付き合い・・・。すべてが忘れがたい故郷。そう簡単に捨てられない」。高校卒業まで双葉町で育った井上さん。原発事故が起きるまで年1、2回の帰省で墓参りをしたり、盆踊りに顔を出したりするのは、心安らぐひとときだった。「私も故郷を奪われた準犠牲者だと思っています」
本の題名「ごせやける」は、理不尽さに対する憤りを表す福島の方言だ。前半部分の「これまでの3年」では、双葉町民らの苦しみの声を振り返りながら、支援者、行政の動きもつぶさに記録した。
井上さんは事故から1年余り、双葉中学校のOBとともに、埼玉県加須市の旧騎西高校に集団避難した町民の直接的な支援にたずさわった。子どもたちの学習環境づくりや、茨城県つくば市の公務員宿舎への移住などにかかわった。「経済的な問題だけでなく、気持ちの整理に深くかかわる重要なこと」と考え、東電への損害賠償請求の手続きを弁護士に相談できる仕組みもつくった。
1年を過ぎたころから、町の復興計画作りにもかかわる。長年やってきた企業経営や行政改革の工程づくりのコンサルタント事業の経験を生かし、町民から集まった生の声をデーターとして整理し、課題を洗い出した。
この間、「できるだけ町の人に寄り添い、要望を吸い上げ、自立を支援したい」と思ってきた。だが、3年たった今、「力のある人はある意味で町から離れ自立していく。一方、そうではない人は、町全体が消滅するかもしれないという状況の中で、ますます先が見えなくなり疲れ果てている」と感じる。
「被災者にもう一度前を向いてもらえるよう今こそわれわれのような応援部隊が道筋を付けなくては」。その決意で、本の後半では今後3年で取り組む課題を整理した。これ以上関連死の犠牲者を出さないことや、損害賠償問題の決着は「すべての被災者に必要な最優先課題」だ。
双葉町は96%が「帰宅困難区域」。町の調査では町を離れてもいい、離れたいという町民が九割に上る。「長期的にどうなるかは分らない。だがこの3年、手をこまぬいているわけにはいかない。町のDNAをどう守っていくか」。
魅力ある「仮の町づくり」や、移住者への住まいの保証なども今後3年でめどをつけるべきだと考える。
「国や東電、被災自治体を動かす計画で実行を迫るため、専門的な知識や技術を結集したい」。本を手渡しながら同じ思いを持つ人とつながり、「フクシマ復興支援ネットワーク」として活動していく予定だ。
ネットワークのメールアドレスは、fukushima-n.w@belhyud.com
【取材記者後記】
これからの3年こそ、支援者の正念場・・・。東京電力福島第一原発の事故で、全町民が避難を続ける福島県双葉町出身の井上さん(72)=横浜市旭区=が今月、これまでの被災者支援を振り返り、今後3年で取り組むべき課題をまとめた「ごせやける許さんにぇ」(言叢社)を出版した。「被災者の生活再建や村の再興の道筋をどうつけていくのか、読んだ人に一緒に考えてほしい」と願う。(小林由比)
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【読売新聞 2014年3月31日付記事転載】
双 葉 町 の 歩 み 一 冊 に
福島県双葉町出身の企業経営コンサルタント、井上 仁さん(72)が今月、東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く町の3年の歩みをまとめた「ごせやける 許さんにぇ」(言叢社)を出版した。
書籍名は、福島の方言で「悔しい、腹が立つ」の意味。18歳まで町で過ごした井上さんは、「被災者をはじめ、福島の復興を考える人にぜひ読んでほしい」と話す。全国の書店で販売しており、定価2000円(税込み)。
フクシマ復興支援Network:井上事務局長
2014年4月17日 お仕事東 瀧 邦 次 様
昨日は、ご多忙の中時間を割いて戴き、私どもの「フクシマ復興支援ネットワーク」について、ご理解、ご協力を戴きありがとうございました。
弊ネットワークのHPの記述とダブりますが、今後の私どもの「フクシマ復興支援ネットワーク活動」の概要、その他関連資料を添付させて戴きました。
原発被災者の生活再建、被災自治体の再興課題について、ネット上の「フクシマメールマガジン」や実際の勉強会、研究会等の集まりの場を通して、皆さんに専門的な知見、知恵を寄せて戴き、議論し、その結晶を持って、被災者を呼び込み、国や県や被災自治体に働きかけていくという国民運動的な「フクシマ復興支援活動」を展開しようとしています。この度の著作は、そうした人材を広く集め、一緒に活動に取組むための「媒体」として位置づけています。
結果的に、生涯現役としての活動課題がはっきりしたということだと思います。原発被災の双葉町出身者として、覚悟を決めて頑張りたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。
フクシマ復興支援ネットワーク 事務局
井 上 仁
fukushima-n.w@belhyud.com
http://www.belhyud.com/00.htm
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昨日は、ご多忙の中時間を割いて戴き、私どもの「フクシマ復興支援ネットワーク」について、ご理解、ご協力を戴きありがとうございました。
弊ネットワークのHPの記述とダブりますが、今後の私どもの「フクシマ復興支援ネットワーク活動」の概要、その他関連資料を添付させて戴きました。
原発被災者の生活再建、被災自治体の再興課題について、ネット上の「フクシマメールマガジン」や実際の勉強会、研究会等の集まりの場を通して、皆さんに専門的な知見、知恵を寄せて戴き、議論し、その結晶を持って、被災者を呼び込み、国や県や被災自治体に働きかけていくという国民運動的な「フクシマ復興支援活動」を展開しようとしています。この度の著作は、そうした人材を広く集め、一緒に活動に取組むための「媒体」として位置づけています。
結果的に、生涯現役としての活動課題がはっきりしたということだと思います。原発被災の双葉町出身者として、覚悟を決めて頑張りたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。
フクシマ復興支援ネットワーク 事務局
井 上 仁
fukushima-n.w@belhyud.com
http://www.belhyud.com/00.htm
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4/23(水)『生涯現役シリーズ塾』昼夜開催
2014年4月18日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブの活動に
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
いつも いつも 「生涯現役社会づくり」への ご支援を 有難うございます。
LVCはこれから何をするか? まず自分の人生は自分で決める!! 人生を最高に生きてゆくための知的・行動する都心サロン創りです。八重洲地区中心に絆の支え・支え合う・つなげる・つなげ合う・気づかう・気づかい合うネットワークを創るのです。
何といっても地の利が最高会場:ライフ・ベンチャ-事務所をフル活用するのです。
東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館ビル 地下2階
MPO ライフ・ベンチャ-・クラブは、JR東京駅八重洲北口改札を真っ直ぐ出た処の東京駅・大丸デパート真正面です(日興証券が一階にあるビルのB2階です)
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【生涯現役塾 & 活動情報交歓会 & 第2回実行委員会】
日 時: 2 0 1 4 年 4 月 2 6 日 (水)
【生涯現役シリーズ塾第四弾午後の部】 13:00~15:00(中上担当)
○ 活動情報交歓会 14:00~16:00(水上担当)
○ ②実行委員会 16:00~17:30(水上担当)
【生涯現役シリーズ塾第四弾夕方の部】 18:00~20:00(東瀧担当)
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『あなたと日本を元気に!』するため 生涯現役道場へのご参加で
あなたご活躍の地域から 次々と活力盛り上げの輪が拡がります!
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2013年実施済/2014年春開催フォーラム(各土曜午後1時30分)
第18回5/18(済) 第19回11/9(済) 第20回5/10(予定)
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2014年4月~9月(理事会/16:00 & 生涯現役シリーズ塾/18:00)
4/23 5/28 6/25 7/23 8/27 9/24
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2014年2月~7月(火曜会水上担当 & 木曜会東瀧担当/各11:00)
【ご参加は事前に予約確認願います。会員:無料/未会員:1,000円】
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
第20回記念フオーラム開催実行委員長 水 上 久 忠
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net / info@npolvc.org
URL: http://www.sgsk.net / http://www.npolvc.org
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook : http://www.facebook.com/sgsk.net
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NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブの活動に
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
いつも いつも 「生涯現役社会づくり」への ご支援を 有難うございます。
LVCはこれから何をするか? まず自分の人生は自分で決める!! 人生を最高に生きてゆくための知的・行動する都心サロン創りです。八重洲地区中心に絆の支え・支え合う・つなげる・つなげ合う・気づかう・気づかい合うネットワークを創るのです。
何といっても地の利が最高会場:ライフ・ベンチャ-事務所をフル活用するのです。
東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館ビル 地下2階
MPO ライフ・ベンチャ-・クラブは、JR東京駅八重洲北口改札を真っ直ぐ出た処の東京駅・大丸デパート真正面です(日興証券が一階にあるビルのB2階です)
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【生涯現役塾 & 活動情報交歓会 & 第2回実行委員会】
日 時: 2 0 1 4 年 4 月 2 6 日 (水)
【生涯現役シリーズ塾第四弾午後の部】 13:00~15:00(中上担当)
○ 活動情報交歓会 14:00~16:00(水上担当)
○ ②実行委員会 16:00~17:30(水上担当)
【生涯現役シリーズ塾第四弾夕方の部】 18:00~20:00(東瀧担当)
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『あなたと日本を元気に!』するため 生涯現役道場へのご参加で
あなたご活躍の地域から 次々と活力盛り上げの輪が拡がります!
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2013年実施済/2014年春開催フォーラム(各土曜午後1時30分)
第18回5/18(済) 第19回11/9(済) 第20回5/10(予定)
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2014年4月~9月(理事会/16:00 & 生涯現役シリーズ塾/18:00)
4/23 5/28 6/25 7/23 8/27 9/24
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2014年2月~7月(火曜会水上担当 & 木曜会東瀧担当/各11:00)
【ご参加は事前に予約確認願います。会員:無料/未会員:1,000円】
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
第20回記念フオーラム開催実行委員長 水 上 久 忠
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net / info@npolvc.org
URL: http://www.sgsk.net / http://www.npolvc.org
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook : http://www.facebook.com/sgsk.net
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井上氏:今後三年正念場/福島復興支援①
2014年4月19日 お仕事フ ク シ マ 復 興 支 援 活 動 へ の 取 組 み
こ れ か ら の 3 年 が 正 念 場
福島第一原発事故以来、3年が経ちました。福島県浜通り地区の十数万人の住民が国の原発政策の犠牲となって、故郷を奪われ、生活基盤を根こそぎにされたまま、今なお先の見えない避難生活を余儀なくされています。怒りと悲しみと無念さはつのるばかり、何の咎もない住民にとって、この理不尽さは「悔しい、腹が立つ」、 まさに福島県の方言でいう「ごせやける、許さんにえ」です。
国は被災地域を、線量に応じて「長期帰還困難区域」、「居住制限区域」、「避難解除準備区域」に再編し、事故後6年間、つまり今後3年間は固定するとしています。この間、高線量地域の帰還に向けた除染やインフラ復旧等への本格的な取組みが後回しになると見られ、現実には、放射能汚染土壌や廃棄物の捨て場にされてしまいかねない心配があります。
私どもはこれまでに、「長期帰還困難区域」や「居住制限区域」を多く抱える双葉町や浪江町における「町民の声」を踏まえ、被災者の皆さんにとって、「これまでの3年」はどんな苦悶の道だったのかを踏まえ、今後どのような生活再建、村や町再興への道を歩もうとしているのかを「フクシマの記録・提案」としてまとめ、復興再生課題を絞り込み、少なくとも「これからの3年、何をどこまで、どうはっきりさせるべきか」について、そのガイドラインを整理しました。
しかし、まだまだ不十分です。3年が経っても先の見えない中で、被災者はあらたな不安、あせりに悩む毎日というのが現実です。皆さんの口から出る声からも、国の施策に対する不信、諦めが感じ取れます。手をこまねいているわけにはいきません。10年先、20年先を見通すことは困難ですが、少なくても「これからの3年」、取組むべき課題ははっきりしています。 今優先すべきことは、明日の安心と希望につながる被災住民の生活再建、被災自治体の再興への実際的な道筋をつくることです。
我々応援部隊にあっても、これからの3年間が正念場。フクシマの復興は国の課題であるとして、広く国民の皆さんに「フクシマの記録・提案」を共有して戴き、「復興再生課題」の見直し、追加、さらに、その実行について、叡智を結集し、国や県や被災自治体に積極的に提言していく国民運動的な「フクシマ復興支援活動」にともに取組んで戴くことを呼びかけたいと思います。 つづく
こ れ か ら の 3 年 が 正 念 場
福島第一原発事故以来、3年が経ちました。福島県浜通り地区の十数万人の住民が国の原発政策の犠牲となって、故郷を奪われ、生活基盤を根こそぎにされたまま、今なお先の見えない避難生活を余儀なくされています。怒りと悲しみと無念さはつのるばかり、何の咎もない住民にとって、この理不尽さは「悔しい、腹が立つ」、 まさに福島県の方言でいう「ごせやける、許さんにえ」です。
国は被災地域を、線量に応じて「長期帰還困難区域」、「居住制限区域」、「避難解除準備区域」に再編し、事故後6年間、つまり今後3年間は固定するとしています。この間、高線量地域の帰還に向けた除染やインフラ復旧等への本格的な取組みが後回しになると見られ、現実には、放射能汚染土壌や廃棄物の捨て場にされてしまいかねない心配があります。
私どもはこれまでに、「長期帰還困難区域」や「居住制限区域」を多く抱える双葉町や浪江町における「町民の声」を踏まえ、被災者の皆さんにとって、「これまでの3年」はどんな苦悶の道だったのかを踏まえ、今後どのような生活再建、村や町再興への道を歩もうとしているのかを「フクシマの記録・提案」としてまとめ、復興再生課題を絞り込み、少なくとも「これからの3年、何をどこまで、どうはっきりさせるべきか」について、そのガイドラインを整理しました。
しかし、まだまだ不十分です。3年が経っても先の見えない中で、被災者はあらたな不安、あせりに悩む毎日というのが現実です。皆さんの口から出る声からも、国の施策に対する不信、諦めが感じ取れます。手をこまねいているわけにはいきません。10年先、20年先を見通すことは困難ですが、少なくても「これからの3年」、取組むべき課題ははっきりしています。 今優先すべきことは、明日の安心と希望につながる被災住民の生活再建、被災自治体の再興への実際的な道筋をつくることです。
我々応援部隊にあっても、これからの3年間が正念場。フクシマの復興は国の課題であるとして、広く国民の皆さんに「フクシマの記録・提案」を共有して戴き、「復興再生課題」の見直し、追加、さらに、その実行について、叡智を結集し、国や県や被災自治体に積極的に提言していく国民運動的な「フクシマ復興支援活動」にともに取組んで戴くことを呼びかけたいと思います。 つづく
井上氏:「フクシマ復興支援ネットワーク」②
2014年4月20日 お仕事「フクシマ復興支援ネットワーク」の立上げ
私どもは、あらためて、原発被災住民の声を踏まえて、「被災者の生活再建」、「被災自治体の再興」という2つの視点から、今後の3年間で目途をつけるべき、「7つの復興課再生課題」を絞り込みました。
【1】避難生活で一人の犠牲者も出してはならない!
【2】生活再建に向け、損害賠償問題に決着を!
【3】我が村や町の「DNA」をどう守っていくか!
①一人でも多くの住民を引きつける「仮の町」づくりを!
②村や町再興の担い手である子ども達の育成支援体制づくりを!
③双葉高校等、被災自治体の伝統校の存続を期して!
【4】希望する地への移住を選択する被災住民に住まいの補償を!
【5】帰還を最終ゴールに、低線量地区に復興活動拠点をつくる除染から!
【6】避難解除準備区域への帰還の道筋をどうつけるか?
【特別追加課題】
■被災自治体の存続否定につながる「中間貯蔵施設」の押しつけを許してはならない!
これら「7つの復興再生課題」を中心として、広く国民の皆さんの叡智を結集し、国や県や被災自治体に積極的に提言していくことを目的として、次の「9つの分科会」で構成する「フクシマ復興支援ネットワーク」を立上げることとしました。
分科会
①避難住民のケア問題分科会
②賠償問題分科会
③仮の町分科会
④子ども達の育成支援分科会
⑤双葉高校等の地元高校存続分科会
⑥住まいの補償問題分科会
⑦被災自治体保全・除染分科会
⑧避難解除準備区域への帰還分科会
⑨中間貯蔵施設問題分科会
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フクシマ復興支援ネットワーク規約
第1条 名称
このネットワークは、「フクシマ復興支援ネットワーク」と呼ぶ。
第2条 目的
このネットワークは、福島第一原発事故被災者の生活支援、被災自治体の再興の道筋づくりを目的とする。
第3条 構成
このネットワークは、代表、事務局および上記目的に賛同するサポーターで構成する。
第4条 役員
このネットワーク立上げ時の代表、事務局は、発起人がその任にあたる。
第5条 サポーター
サポーターは、氏名、住所、メールアドレスを事務局に登録する。
第6条 活動
このネットワークは、上記目的に沿って、サポーターに情報発信と意見交換の場を提供するとともに、その集約の成果を国や被災自治体に提言する。
第7条 運営
このネットワークは、インターネット上での活動を原則とするが、必要に応じてサポーターが参加できる活動推進のための会を開催する。
第8条 総会
必要に応じて総会を開催し、ネットワークの活動方針、運営方法の見直し、役員の選出を行う。
「フクシマ復興支援ネットワーク」は、代表:吉川謙造、事務局:植田孝正、高嶋威男、井上 仁、「フクシマ復興支援サポーター」の皆さんでスタートし、当面1000人のサポーターを目標に、氏名、住所、メールアドレスの登録をお願いしています。各分科会は、参加自由な緩やかなネット上のサポーターの集合体とし、今後の活動の発展状況に応じて、「ネットワーク規約」の見直しをすることとします。
サポーターの登録先
フクシマ復興支援ネットワーク事務局
fukushima-n.w@belhyud.com
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「フクシマ復興支援ネットワーク」の活動方法
「フクシマ復興支援サポーター」の皆さんとともに、「7つの復興再生課題」を中心に、各分科会別に「フクシマMM」(フクシマメールマガジン)」を媒体として、次のような7段階のアプローチを行います。サポーターの提案により、復興再生課題、分科会を追加することができるものとします。
■7段階のアプローチ
① 各復興再生課題について、サポーターの皆さんの問題意識に基づいて、現状をどのように把握し、どう対応するかについて、一般的、専門的知見、見解、アイデア等、自由に情報の発信、意見の交換を行う。
② 各復興再生課題について、サポーターの皆さんからの情報、意見を踏まえ、必要に応じてさらに被災者、被災自治体の実態について情報収集を行い、現状の本質的な問題をはっきりさせる。
③ 各復興再生課題につて、上記①、②の繰り返しを通して、ネットワークとして取組む本質的な「サブ課題」を絞り込む。
④ 各復興再生課題について、絞り込んだ「サブ課題」にどう取り組むか、サポーターの皆さんから具体的な「アプローチ策」を自由に発信してもらう。
⑤ 各復興再生課題について、絞り込んだ「サブ課題」への「アプローチ策」をデータ化し、実際に取組むべき「基本的課題」の全体像を明確にする。
⑥ 上記④、⑤の繰り返しを通して、ネットワークとしての各復興再生課題に対する問題解決的なアプローチ方法を明確にする。
⑦ 上記⑥で明確にした各復興再生課題に対するアプローチ方法に基づいて、実行マスタープラン(工程表)を作成し、国や県、被災自治体への提言書にまとめ上げるとともに、被災自治体に対して一体となった取組みを提案することをめざす。各復興再生課題についての分科会は、できるだけ多くの人に参加してもらい、自由に発信・発言してほしいと思います。必要に応じて、サポーターが一堂に会する研究会、勉強会等を開催します。
本会はアナログな情報の処理技術をベースとした「Semi-Exact Sciennce」としての累積型ソリューションテクノロジープログラムに沿って、皆さんからの様々な意見を集約し、小数意見も十分吟味し、本質的な問題解決的アプローチをめざします。さらに、活動の成果を国や県、被災自治体の復興施策を検討する組織や場に発信し、被災自治体と一体となったプロジェクト活動を提案することをめざします。
上記の一連のプロセスは、「フクシマ復興支援ネットワークサイト」を通して、進捗状況を共有化できるようにします。 つづく
私どもは、あらためて、原発被災住民の声を踏まえて、「被災者の生活再建」、「被災自治体の再興」という2つの視点から、今後の3年間で目途をつけるべき、「7つの復興課再生課題」を絞り込みました。
【1】避難生活で一人の犠牲者も出してはならない!
【2】生活再建に向け、損害賠償問題に決着を!
【3】我が村や町の「DNA」をどう守っていくか!
①一人でも多くの住民を引きつける「仮の町」づくりを!
②村や町再興の担い手である子ども達の育成支援体制づくりを!
③双葉高校等、被災自治体の伝統校の存続を期して!
【4】希望する地への移住を選択する被災住民に住まいの補償を!
【5】帰還を最終ゴールに、低線量地区に復興活動拠点をつくる除染から!
【6】避難解除準備区域への帰還の道筋をどうつけるか?
【特別追加課題】
■被災自治体の存続否定につながる「中間貯蔵施設」の押しつけを許してはならない!
これら「7つの復興再生課題」を中心として、広く国民の皆さんの叡智を結集し、国や県や被災自治体に積極的に提言していくことを目的として、次の「9つの分科会」で構成する「フクシマ復興支援ネットワーク」を立上げることとしました。
分科会
①避難住民のケア問題分科会
②賠償問題分科会
③仮の町分科会
④子ども達の育成支援分科会
⑤双葉高校等の地元高校存続分科会
⑥住まいの補償問題分科会
⑦被災自治体保全・除染分科会
⑧避難解除準備区域への帰還分科会
⑨中間貯蔵施設問題分科会
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フクシマ復興支援ネットワーク規約
第1条 名称
このネットワークは、「フクシマ復興支援ネットワーク」と呼ぶ。
第2条 目的
このネットワークは、福島第一原発事故被災者の生活支援、被災自治体の再興の道筋づくりを目的とする。
第3条 構成
このネットワークは、代表、事務局および上記目的に賛同するサポーターで構成する。
第4条 役員
このネットワーク立上げ時の代表、事務局は、発起人がその任にあたる。
第5条 サポーター
サポーターは、氏名、住所、メールアドレスを事務局に登録する。
第6条 活動
このネットワークは、上記目的に沿って、サポーターに情報発信と意見交換の場を提供するとともに、その集約の成果を国や被災自治体に提言する。
第7条 運営
このネットワークは、インターネット上での活動を原則とするが、必要に応じてサポーターが参加できる活動推進のための会を開催する。
第8条 総会
必要に応じて総会を開催し、ネットワークの活動方針、運営方法の見直し、役員の選出を行う。
「フクシマ復興支援ネットワーク」は、代表:吉川謙造、事務局:植田孝正、高嶋威男、井上 仁、「フクシマ復興支援サポーター」の皆さんでスタートし、当面1000人のサポーターを目標に、氏名、住所、メールアドレスの登録をお願いしています。各分科会は、参加自由な緩やかなネット上のサポーターの集合体とし、今後の活動の発展状況に応じて、「ネットワーク規約」の見直しをすることとします。
サポーターの登録先
フクシマ復興支援ネットワーク事務局
fukushima-n.w@belhyud.com
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「フクシマ復興支援ネットワーク」の活動方法
「フクシマ復興支援サポーター」の皆さんとともに、「7つの復興再生課題」を中心に、各分科会別に「フクシマMM」(フクシマメールマガジン)」を媒体として、次のような7段階のアプローチを行います。サポーターの提案により、復興再生課題、分科会を追加することができるものとします。
■7段階のアプローチ
① 各復興再生課題について、サポーターの皆さんの問題意識に基づいて、現状をどのように把握し、どう対応するかについて、一般的、専門的知見、見解、アイデア等、自由に情報の発信、意見の交換を行う。
② 各復興再生課題について、サポーターの皆さんからの情報、意見を踏まえ、必要に応じてさらに被災者、被災自治体の実態について情報収集を行い、現状の本質的な問題をはっきりさせる。
③ 各復興再生課題につて、上記①、②の繰り返しを通して、ネットワークとして取組む本質的な「サブ課題」を絞り込む。
④ 各復興再生課題について、絞り込んだ「サブ課題」にどう取り組むか、サポーターの皆さんから具体的な「アプローチ策」を自由に発信してもらう。
⑤ 各復興再生課題について、絞り込んだ「サブ課題」への「アプローチ策」をデータ化し、実際に取組むべき「基本的課題」の全体像を明確にする。
⑥ 上記④、⑤の繰り返しを通して、ネットワークとしての各復興再生課題に対する問題解決的なアプローチ方法を明確にする。
⑦ 上記⑥で明確にした各復興再生課題に対するアプローチ方法に基づいて、実行マスタープラン(工程表)を作成し、国や県、被災自治体への提言書にまとめ上げるとともに、被災自治体に対して一体となった取組みを提案することをめざす。各復興再生課題についての分科会は、できるだけ多くの人に参加してもらい、自由に発信・発言してほしいと思います。必要に応じて、サポーターが一堂に会する研究会、勉強会等を開催します。
本会はアナログな情報の処理技術をベースとした「Semi-Exact Sciennce」としての累積型ソリューションテクノロジープログラムに沿って、皆さんからの様々な意見を集約し、小数意見も十分吟味し、本質的な問題解決的アプローチをめざします。さらに、活動の成果を国や県、被災自治体の復興施策を検討する組織や場に発信し、被災自治体と一体となったプロジェクト活動を提案することをめざします。
上記の一連のプロセスは、「フクシマ復興支援ネットワークサイト」を通して、進捗状況を共有化できるようにします。 つづく
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