Altarna「NPOとの協働は長期的な視点で」
2014年5月1日 お仕事東瀧 邦次さま
いつもお世話になっております。
筆者は企業の環境・CSR活動やNPOとの協働などに関する、いくつかのアワード(顕彰)の審査員をさせて頂いていますが、最近、残念な事実を知りました。
それは、数年前にある「大賞」でグランプリを獲得した企業が、受賞の半年以上前に、NPOに対する支援を事実上打ち切っていたのです。支援期間はたった1年でした。
すでに終わっていた支援について、それを隠し通し、堂々と受賞していたのであれば、それは企業倫理にもとる行動と言わざるを得ません。審査員の一人として、まさに裏切られた思いでした。
企業同士の取引であれば、短期間で終了することはよくあることです。しかし、NPOは市民を代表する存在であり、その背後には多くの受益者がいるのです。そうした関係性から、企業が一方的にNPOを安易に「切る」ようなやり方は、多くの人たちから不信感を抱かれかねない行為です。
企業のCSR活動は、10年、20年と続く中長期の取り組みであるべきです。障がいを持つ児童への支援であれば、小学校1年生から高校3年生まで12年の学習期間があります。それなのに1-2年で支援が途絶えれば、「打ち切られた」児童はどうすれば良いのでしょうか。これは海外の貧困や教育支援なども同様です。
さて、このように企業がCSR活動で協業したNPOを短期間で「切る」ような事態が頻発すると、さまざまなリスクが予想されます。第1に、「切った」企業自身のリスクです。
その企業への不信感が伝播し、社会からの信頼や「いいね!」を得て自らのソーシャル・ブランド価値を高めるという、企業のCSR活動の根幹が大きく揺らぎかねません。
上司が変わったから、方針が変わったからといって、NPOや市民社会との関係をリセットするようなことでは、その企業への信頼自体も大きく損なわれかねません。
第2のリスクは、NPO側が支援を打ち切られることを恐れ、ますます企業に対してモノが言えなくなることです。「協働=パートナーシップ」とは、あくまで対等の関係です。双方が健全な意見や、応分の労力を出し合って初めて成立するのです。
グローバル企業を堂々と批判する海外のNGO/NPOに比べて、日本のNPOは、総じて企業に対しておとなしいのが実情です。その背景には、日本のNPOが財政的に脆弱であることがあります。
NPO側も、寄付やクラウドファウンディングなどを通じて、財政基盤を健全にした上で、企業に対してきちんとモノが言える組織にすることが求められています。
第3のリスクは、CSR活動に対する社会全般の認識が損なわれることです。「どうせ企業の宣伝でやっているのだろう」「やっても大したことはない、長続きしない」などという意見が蔓延すれば、地道に努力してきた他の企業のCSR活動にも大きなマイナスになりかねません。
もし、そうなれば由々しき事態です。いま多くの企業が、さまざまな社会的課題に真摯に取り組み、効果を上げつつあります。冒頭に掲げた企業のような行為は、その流れに掉さすだけではなく、日本のCSRを大きく後退させかねません。(オルタナ編集長 森 摂)
「NPOとの協働は長期的な視点で」掲載URL=http://www.alterna.co.jp/12911
=============オタナ&オルタナSお勧め記事=================
◆CSVの元祖・ネスレの包括的CSRプログラムとは
――下田屋毅の欧州CSR最前線 http://www.alterna.co.jp/12883
◆4時間ボランティアでコンサートチケット入手 米国発ムーブメントが上陸
http://www.alterna.co.jp/12851
◆サントリー、「水と生きる」を森林整備で実践
http://www.alterna.co.jp/12895
◆「認定NPO法人制度」が瀕死の危機、NPO団体が結集し対策会議
http://alternas.jp/study/news/51933
◆「重度弱視」だって、カッコよくかわいい勉強ノートを使いたい!
http://alternas.jp/study/it_social/51995
==============オルタナ編集長お勧め映画=====================
◆幼児教育の在り方を問う、映画「こどもこそミライ」
子どもと保育をテーマにしたドキュメンタリー映画「こどもこそミライ」(筒井勝彦監督)の上映が4月5日、アップリンク(東京・渋谷)で始まった。
子どもたちだけの徹底した話し合いの場を設けるなど、3つの保育施設のユニークな取り組みを取材した本作品は、日本の画一的な幼児教育に警鐘を鳴らす。昨年11月の公開以来、勉強会や企業主催の上映会を経て劇場公開が決まるなど、全国的な広がりを見せている。
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/12891
================オルタナ編集長お勧めイベント===================
◆5/3 LGBT職場環境アンケート報告会 ~データを職場環境改善のチカラに
虹色ダイバーシティでは昨年の第1回に引き続き、インターネット上で「LGBTに関する職場環境アンケート」を実施しました。今年は調査対象をLGBT当事者だけでなく、「日本の職場で働いた経験のある方」に拡大し、2014年2月~3月で1700名を超える回答を得ました。このアンケートの集計・分析結果の発表と、そこから見えてくる日本の職場の課題について考えるトークイベントを開催します。
と き: 2014年5月3日(土)14:00ー16:00
ところ: 東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区神宮前)
参加費: 500円
詳しくは⇒ http://kokucheese.com/event/index/161869/
◆5/8,11 炭素循環農法交流会
炭素循環農法とは、炭素資材を用いて畑の微生物を増やすことで植物を育てる環境にやさしい農法です。提唱者である林幸美氏のレクチャーの後、ゲストとの対談形式で炭素循環農法の位置づけや未来への展望を話します。
ゲストは古武術を活用した介護方法などで有名な身体技法研究家の甲野善紀氏(8日)と、有機農業ジャーナリストの山口タカ氏(11日)。甲野氏の回では、「農業における体の使い方講習」も行います。
と き: 2014年5月8日(木)9:00ー16:00、
ところ: (8日)二宮町役場駐車場町民センター前集合、
(11日)豊海区民間3号室(東京都中央区勝どき)
参加費: いずれも1000円
詳しくは⇒ http://tanjunnou.blog65.fc2.com/
◆5/14(水)~7/23(水)「新興事業@東北!」研修(5/2(金)申込締切)
一般社団法人新興事業創出機構(JEBDA)が主催する「新興事業@東北!」研修は東北被災地発のソーシャルビジネスを題材に、優れたビジネスチャンス(新興事業)を見つけ、事業アイデアを具体的事業にする社内起業家(イントレプレナー)に求められるマインド、スキル、ネットワークを身につける研修です。豊富な企業ネットワークを有し「東北発、世界に挑戦する新興事業」の創出を目指すノウハウを「試す」「知る」「実践する」を通じて学ぶことができます。まずは東京メインで受けられる基礎コース(東京ラウンド)を開講します。
と き: 2014年5月14日(水)~7月23日(水)3ヶ月
ところ: 東京都内、東北被災地
参加費: 150,000円 ※各種割引制度がありますので、お問い合わせください。
詳しくは⇒ http://www.rise-tohoku.jp/?p=6605
◆5/22 「英国先進CSR&エシカル企業視察ツアー」説明会
オルタナはUKツアー開催に先立ち、説明会を行います。UKツアーは世界のエシカルやCSRの発信地である英国で、先駆者企業たちを視察しながら最前線を探るツアーです。ツアーの日程は7月6日から13日までの7日間。現地参加費用は28万円ですが、百貨店協会経由のお申し込みの場合は割引があります。
と き: 2014年5月22日(木)19:00ー20:00
ところ: オルタナ編集部(東京都目黒区駒場)
参加費: 無料
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/12858
http://edit.diarynote.jp/home/diary/new/
◆5/19 シンポジウム「鎌倉発イノベーション」
オルタナは「鎌倉発イノベーション」をテーマにシンポジウムを開催します。鎌倉に本社を構える「面白法人カヤック」の柳澤大輔代表など、鎌倉に根ざした企業経営者を複数を招く予定。鎌倉を愛する企業文化を学び、今抱えている問題を解決する糸口を探します。
と き: 2014年5月19日(月)19:00ー21:00
ところ: エコライブオフィス品川(東京都港区港南)
参加費: 3000円
申し込み⇒ http://goo.gl/KGnwK9
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/12910
◆「みなとCSRダイアログ」--東京・港区の企業のCSRを語り合おう!
港区立エコプラザ、みなと環境にやさしい事業者会議(mecc)、オルタナは5月20日、社会と企業の対話を活性化させる「みなとCSRダイアログ」を開催します。第1回は、森永乳業と西松建設のCSR担当者による発表後、討議時間を設け、内容を深めていきます。また、第2回以降、港区に拠点を持ち、CSRの活動事例を発表して頂ける事業者・企業・団体様の参加を募集しています。
と き: 5月20日(火)18:00ー20:00(以降、隔月で全6回開催)
ところ: 港区立エコプラザ(東京都港区浜松町)
参加費: 無料
詳しくは⇒ http://goo.gl/0fYqW4
◆5/30 エナジーグリーンセミナー2014
エナジーグリーンは「地球温暖化問題と私たちの課題」をテーマにセミナーを開催します。いま日本は大規模なシステム改革を必要としています。その場しのぎではない、100年後を見据えた課題を設定しなければなりません。国立環境研究所の江守正多氏やオルタナの森摂を講師に、地球温暖化について深めていきます。
と き: 5月30日(金)14:00ー16:30
ところ: 四谷区民センター9階大ホール(東京都新宿区内藤町)
参加費: 1000円(申し込みは5月20日までに info@energygreen.co.jp へ)
詳しくは⇒ http://www.energygreen.co.jp/topics/index.php#335
◆第二回「天職TOKYO」参加企業さま募集のお知らせ
オルタナは第二回「天職TOKYO」を開催します。「天職TOKYO」は、「志に共感した会社で働こう」という合言葉のもと、企業の代表者や役員と、求職者が直接対話をする、マッチングイベントです。第一回は11の企業・団体の代表者と転職者200人が交流しました。今回は新卒・転職者向けにそれぞれイベントを行い、どちらも出展企業枠は3社となります。
と き: 2014年6月中旬から下旬にかけて
ところ: 都内のカフェを予定しています。
求職者: 新卒者対象と転職者対象向けのイベントを2回に分けて開催し、それぞれ30人ほど
参加企業枠: それぞれ3社(参加企業さまには特典として、経営者トップインタビューを行い、オルタナS・Yahoo!ニュースに掲載します)
企業参加費:新卒者向けイベント・参加者1名につき1万円(上限30万円)
転職者向けイベント・参加者1名につき2万円(上限30万円)
お問い合わせ先:株式会社オルタナ・池田真隆(masataka@aterna.co.jp)
============================================
株式会社オルタナ 代表取締役 編集長 森 摂
東京都目黒区駒場1-26-10-304 tel: 03-6407-0266
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いつもお世話になっております。
筆者は企業の環境・CSR活動やNPOとの協働などに関する、いくつかのアワード(顕彰)の審査員をさせて頂いていますが、最近、残念な事実を知りました。
それは、数年前にある「大賞」でグランプリを獲得した企業が、受賞の半年以上前に、NPOに対する支援を事実上打ち切っていたのです。支援期間はたった1年でした。
すでに終わっていた支援について、それを隠し通し、堂々と受賞していたのであれば、それは企業倫理にもとる行動と言わざるを得ません。審査員の一人として、まさに裏切られた思いでした。
企業同士の取引であれば、短期間で終了することはよくあることです。しかし、NPOは市民を代表する存在であり、その背後には多くの受益者がいるのです。そうした関係性から、企業が一方的にNPOを安易に「切る」ようなやり方は、多くの人たちから不信感を抱かれかねない行為です。
企業のCSR活動は、10年、20年と続く中長期の取り組みであるべきです。障がいを持つ児童への支援であれば、小学校1年生から高校3年生まで12年の学習期間があります。それなのに1-2年で支援が途絶えれば、「打ち切られた」児童はどうすれば良いのでしょうか。これは海外の貧困や教育支援なども同様です。
さて、このように企業がCSR活動で協業したNPOを短期間で「切る」ような事態が頻発すると、さまざまなリスクが予想されます。第1に、「切った」企業自身のリスクです。
その企業への不信感が伝播し、社会からの信頼や「いいね!」を得て自らのソーシャル・ブランド価値を高めるという、企業のCSR活動の根幹が大きく揺らぎかねません。
上司が変わったから、方針が変わったからといって、NPOや市民社会との関係をリセットするようなことでは、その企業への信頼自体も大きく損なわれかねません。
第2のリスクは、NPO側が支援を打ち切られることを恐れ、ますます企業に対してモノが言えなくなることです。「協働=パートナーシップ」とは、あくまで対等の関係です。双方が健全な意見や、応分の労力を出し合って初めて成立するのです。
グローバル企業を堂々と批判する海外のNGO/NPOに比べて、日本のNPOは、総じて企業に対しておとなしいのが実情です。その背景には、日本のNPOが財政的に脆弱であることがあります。
NPO側も、寄付やクラウドファウンディングなどを通じて、財政基盤を健全にした上で、企業に対してきちんとモノが言える組織にすることが求められています。
第3のリスクは、CSR活動に対する社会全般の認識が損なわれることです。「どうせ企業の宣伝でやっているのだろう」「やっても大したことはない、長続きしない」などという意見が蔓延すれば、地道に努力してきた他の企業のCSR活動にも大きなマイナスになりかねません。
もし、そうなれば由々しき事態です。いま多くの企業が、さまざまな社会的課題に真摯に取り組み、効果を上げつつあります。冒頭に掲げた企業のような行為は、その流れに掉さすだけではなく、日本のCSRを大きく後退させかねません。(オルタナ編集長 森 摂)
「NPOとの協働は長期的な視点で」掲載URL=http://www.alterna.co.jp/12911
=============オタナ&オルタナSお勧め記事=================
◆CSVの元祖・ネスレの包括的CSRプログラムとは
――下田屋毅の欧州CSR最前線 http://www.alterna.co.jp/12883
◆4時間ボランティアでコンサートチケット入手 米国発ムーブメントが上陸
http://www.alterna.co.jp/12851
◆サントリー、「水と生きる」を森林整備で実践
http://www.alterna.co.jp/12895
◆「認定NPO法人制度」が瀕死の危機、NPO団体が結集し対策会議
http://alternas.jp/study/news/51933
◆「重度弱視」だって、カッコよくかわいい勉強ノートを使いたい!
http://alternas.jp/study/it_social/51995
==============オルタナ編集長お勧め映画=====================
◆幼児教育の在り方を問う、映画「こどもこそミライ」
子どもと保育をテーマにしたドキュメンタリー映画「こどもこそミライ」(筒井勝彦監督)の上映が4月5日、アップリンク(東京・渋谷)で始まった。
子どもたちだけの徹底した話し合いの場を設けるなど、3つの保育施設のユニークな取り組みを取材した本作品は、日本の画一的な幼児教育に警鐘を鳴らす。昨年11月の公開以来、勉強会や企業主催の上映会を経て劇場公開が決まるなど、全国的な広がりを見せている。
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/12891
================オルタナ編集長お勧めイベント===================
◆5/3 LGBT職場環境アンケート報告会 ~データを職場環境改善のチカラに
虹色ダイバーシティでは昨年の第1回に引き続き、インターネット上で「LGBTに関する職場環境アンケート」を実施しました。今年は調査対象をLGBT当事者だけでなく、「日本の職場で働いた経験のある方」に拡大し、2014年2月~3月で1700名を超える回答を得ました。このアンケートの集計・分析結果の発表と、そこから見えてくる日本の職場の課題について考えるトークイベントを開催します。
と き: 2014年5月3日(土)14:00ー16:00
ところ: 東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区神宮前)
参加費: 500円
詳しくは⇒ http://kokucheese.com/event/index/161869/
◆5/8,11 炭素循環農法交流会
炭素循環農法とは、炭素資材を用いて畑の微生物を増やすことで植物を育てる環境にやさしい農法です。提唱者である林幸美氏のレクチャーの後、ゲストとの対談形式で炭素循環農法の位置づけや未来への展望を話します。
ゲストは古武術を活用した介護方法などで有名な身体技法研究家の甲野善紀氏(8日)と、有機農業ジャーナリストの山口タカ氏(11日)。甲野氏の回では、「農業における体の使い方講習」も行います。
と き: 2014年5月8日(木)9:00ー16:00、
ところ: (8日)二宮町役場駐車場町民センター前集合、
(11日)豊海区民間3号室(東京都中央区勝どき)
参加費: いずれも1000円
詳しくは⇒ http://tanjunnou.blog65.fc2.com/
◆5/14(水)~7/23(水)「新興事業@東北!」研修(5/2(金)申込締切)
一般社団法人新興事業創出機構(JEBDA)が主催する「新興事業@東北!」研修は東北被災地発のソーシャルビジネスを題材に、優れたビジネスチャンス(新興事業)を見つけ、事業アイデアを具体的事業にする社内起業家(イントレプレナー)に求められるマインド、スキル、ネットワークを身につける研修です。豊富な企業ネットワークを有し「東北発、世界に挑戦する新興事業」の創出を目指すノウハウを「試す」「知る」「実践する」を通じて学ぶことができます。まずは東京メインで受けられる基礎コース(東京ラウンド)を開講します。
と き: 2014年5月14日(水)~7月23日(水)3ヶ月
ところ: 東京都内、東北被災地
参加費: 150,000円 ※各種割引制度がありますので、お問い合わせください。
詳しくは⇒ http://www.rise-tohoku.jp/?p=6605
◆5/22 「英国先進CSR&エシカル企業視察ツアー」説明会
オルタナはUKツアー開催に先立ち、説明会を行います。UKツアーは世界のエシカルやCSRの発信地である英国で、先駆者企業たちを視察しながら最前線を探るツアーです。ツアーの日程は7月6日から13日までの7日間。現地参加費用は28万円ですが、百貨店協会経由のお申し込みの場合は割引があります。
と き: 2014年5月22日(木)19:00ー20:00
ところ: オルタナ編集部(東京都目黒区駒場)
参加費: 無料
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/12858
http://edit.diarynote.jp/home/diary/new/
◆5/19 シンポジウム「鎌倉発イノベーション」
オルタナは「鎌倉発イノベーション」をテーマにシンポジウムを開催します。鎌倉に本社を構える「面白法人カヤック」の柳澤大輔代表など、鎌倉に根ざした企業経営者を複数を招く予定。鎌倉を愛する企業文化を学び、今抱えている問題を解決する糸口を探します。
と き: 2014年5月19日(月)19:00ー21:00
ところ: エコライブオフィス品川(東京都港区港南)
参加費: 3000円
申し込み⇒ http://goo.gl/KGnwK9
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/12910
◆「みなとCSRダイアログ」--東京・港区の企業のCSRを語り合おう!
港区立エコプラザ、みなと環境にやさしい事業者会議(mecc)、オルタナは5月20日、社会と企業の対話を活性化させる「みなとCSRダイアログ」を開催します。第1回は、森永乳業と西松建設のCSR担当者による発表後、討議時間を設け、内容を深めていきます。また、第2回以降、港区に拠点を持ち、CSRの活動事例を発表して頂ける事業者・企業・団体様の参加を募集しています。
と き: 5月20日(火)18:00ー20:00(以降、隔月で全6回開催)
ところ: 港区立エコプラザ(東京都港区浜松町)
参加費: 無料
詳しくは⇒ http://goo.gl/0fYqW4
◆5/30 エナジーグリーンセミナー2014
エナジーグリーンは「地球温暖化問題と私たちの課題」をテーマにセミナーを開催します。いま日本は大規模なシステム改革を必要としています。その場しのぎではない、100年後を見据えた課題を設定しなければなりません。国立環境研究所の江守正多氏やオルタナの森摂を講師に、地球温暖化について深めていきます。
と き: 5月30日(金)14:00ー16:30
ところ: 四谷区民センター9階大ホール(東京都新宿区内藤町)
参加費: 1000円(申し込みは5月20日までに info@energygreen.co.jp へ)
詳しくは⇒ http://www.energygreen.co.jp/topics/index.php#335
◆第二回「天職TOKYO」参加企業さま募集のお知らせ
オルタナは第二回「天職TOKYO」を開催します。「天職TOKYO」は、「志に共感した会社で働こう」という合言葉のもと、企業の代表者や役員と、求職者が直接対話をする、マッチングイベントです。第一回は11の企業・団体の代表者と転職者200人が交流しました。今回は新卒・転職者向けにそれぞれイベントを行い、どちらも出展企業枠は3社となります。
と き: 2014年6月中旬から下旬にかけて
ところ: 都内のカフェを予定しています。
求職者: 新卒者対象と転職者対象向けのイベントを2回に分けて開催し、それぞれ30人ほど
参加企業枠: それぞれ3社(参加企業さまには特典として、経営者トップインタビューを行い、オルタナS・Yahoo!ニュースに掲載します)
企業参加費:新卒者向けイベント・参加者1名につき1万円(上限30万円)
転職者向けイベント・参加者1名につき2万円(上限30万円)
お問い合わせ先:株式会社オルタナ・池田真隆(masataka@aterna.co.jp)
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株式会社オルタナ 代表取締役 編集長 森 摂
東京都目黒区駒場1-26-10-304 tel: 03-6407-0266
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加藤特許事務所/知財 とびうめ便りVol.36
2014年5月2日 お仕事◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
「加藤特許事務所 ~知財 とびうめ便り~」 Vol.36
発信日:2014年 5月 1日 発信者:加藤特許事務所
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
★ 目 次 ★
1.所長コラム
●平成26年度知財功労賞受賞のご報告と新弁理士のご紹介
2.知財ニュース
●特許庁、一次審査通知期間(FA)11ヶ月以内を達成と発表
●許せない、宇治茶老舗など3社のロゴマークが台湾で無断商標登録申請
3.連載 知財講座
●第36回:海外意匠出願(ハーグ協定のジュネーブ改正協定について)
4.事務所からのお知らせ
●本年も始まる外国出願にかかる費用の半額補助
―――――――――――――――――――――――――――――――――
1.所長コラム
―――――――――――――――――――――――――――――――――
●平成26年度知財功労賞受賞のご報告と新弁理士のご紹介
平素より加藤特許事務所をご愛顧いただき心より感謝申し上げます。
この度、私、加藤久が、平成26年度の知財功労賞を受賞し、発明の日である4月18日に東京での表彰式に出席いたしました。
ここに、謹んでご報告申し上げます。
この賞は、産業財産権制度の普及促進及び発展に貢献のあった個人に対して与えられるもので、対象となりました特許庁長官表彰は4名が受賞いたしました。
特段功績も無い私が、このような栄誉ある賞を受賞いたしましたことは、とりも直さす、今まで私と事務所を支えて戴きました多くのお客様と所員のおかげであると、改めて感謝いたします。
本年は加藤特許事務所創立20周年の記念すべき年であり、この節目の年に栄誉ある賞をいただきましたことも、何か意味あることのように思っております。
最初一人で始めた事務所も今は多くの仲間ができました。もちろん毎日大変なことの連続でありますが、その困難の克服は私に課せられた使命だと思い、前向きに取り組んでいこうと思っております。
浅学非才の身ではございますが、これを期に、私自身はもちろんのこと、所員一丸となり、今後さらにお客様に喜ばれるサービスを提供して参る所存でございますので、なお一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
またこの4月より、これからの加藤特許事務所の主軸となる2名の新しい弁理士が誕生いたしました。
一人は、以前より実務を担当しておりました森博(もりひろし)弁理士で、もう一人は新たに加わりました南瀬透(みなせとおる)弁理士です。年頭にお約束いたしました、「事務所の永続性を維持するための若い世代への主軸の交代」を、粛々と実行してまいります。
森弁理士は、東京大学大学院博士課程修了後、企業をへて、2007年より主として化学関係の特許出願を担当しておりましたが、弁理士資格取得により、これまでの経験に加え、さらに幅広いサービスの提供をしてまいります。
南瀬弁理士は、慶応大学卒業後、特許事務所等の経験を経て4月に入所致しました。留学や前職での経験を活かし、海外出願と商標を担当いたします。
21世紀は知的財産の時代と言われておりますが、一部の大企業を除き、知的財産制度を経営に上手く活かしている企業は多くはありません。逆に言えば、知財の有効活用を通して、成長する企業も多く出てくる可能性があると思っています。
そのためには、特許事務所という狭い枠にとらわれない、若い人たちによる、新しいサービスの発想とその実行が不可欠であります。
両弁理士は、若さゆえの未熟さも無論あるとは思いますが、希望と使命感に燃えておりますので、両弁理士に対しましても、変わらぬ厚情を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
所長 弁理士 加藤 久
―――――――――――――――――――――――――――――――――
2.知財ニュース
―――――――――――――――――――――――――――――――――
●特許庁、一次審査通知期間(FA)11ヶ月以内を達成と発表
特許庁は4月1日、特許審査に関するこの10年間の長期目標であったFA11(2013年度末までに一次審査通知期間(FA)を11ヶ月以内とする)を達成したと発表しました。
この目標達成のため、特許庁は2008年以来、任期付審査官の増員(毎年度98名×5年度)や登録調査機関による先行技術調査の拡充といった取り組みを行った結果、今年3月末にFA11目標を無事達成することができたとしています。
今後の目標については、既に3月11日に発表した、「今後10年以内(2023年度)までに特許の「権利化までの期間」と「一次審査通知までの期間」をそれぞれ、14月以内、10月以内とする」としており、特許庁は審査の迅速化と質の一層の向上を図り、「世界最速・最高品質の特許審査」の実現を目指していくとしています。
詳細は、下記のURLよりご覧ください。
[URL] http://www.meti.go.jp/press/2014/04/20140401008/20140401008.html
●許せない、宇治茶老舗など3社のロゴマークが台湾で無断商標登録申請
抹茶スイーツで知られる「茶寮都路里(さりょうつじり)」、宇治茶製造販売の老舗として知られる「丸久小山園」、「中村藤吉本店」のロゴマ―クが、台湾において3社に無断で商標登録申請されていることが明らかになりました。
丸久小山園の関係者が今年2月、台湾の顧客から知らされ、発覚したとのことです。3社は3月に台湾の知的財産局に対して、登録を認めないよう求める上申書を提出しているとのことです。
「中村藤吉本店」の中村藤吉社長は「弊店はガイドブックなどでも紹介され、台湾の観光客も多い。登録されれば誤解を生みかねず、許せない行為だ」と話しています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
3.連載 知財講座
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第36回:意匠「海外意匠出願(ハーグ協定のジュネーブ改正協定について)」
ハーグ協定のジュネーブ改正協定とは、意匠の国際出願・国際登録に関する条約で、国ごとの出願手続を一本化し、一つの出願手続によって、複数の締約国での意匠登録を可能にする制度です。すなわち、この条約によると出願手続が簡易になり、より安価に国際的な意匠権の取得が可能となります。
日本は現時点ではこのハーグ協定ジュネーブ改正協定(以下、ハーグ協定)には加盟しておりませんが、日本の加盟を前提とした意匠法改正案が国会で審議されています。
手続の流れとしては、日本国特許庁または国際事務局に一つの願書を提出すれば、国際事務局において国際登録・国際公表がされます。その後、指定国が無審査国の場合は、そのまま当該国で権利が発生します。これに対し指定国が実体審査国の場合は、国際公表後遅くとも12ヶ月以内に審査結果が通知されます。その結果が登録査定であれば当該国で権利が発生します。
この制度下では、同一の国際意匠分類(ロカルノ分類)に属する意匠であれば、一つの出願に100の意匠まで含ませることが可能です。登録したい意匠が多数ある場合は、かなりのコスト削減が期待できます。
また、国際登録の更新や権利移転等の手続は、国際事務局に対して行えばよく、国ごとの手続は不要となりますので、一元管理ができ手続が簡素化されます。
しかしながら、ハーグ協定によると、各国での権利発生前に国際公表により意匠が公開されてしまうという危険があります。公開繰延の制度を利用することで意匠公開を回避できますが、指定国によっては繰延制度を利用できない場合があります。このため、公開による模倣の危険が大きい意匠については、国際出願は躊躇するという事態も生じえます。
なお、ハーグ協定に加盟しても、従来の国ごとの出願は可能です。このため、ハーグ協定の国際出願のメリット・デメリットを考慮した上で、ハーグ協定の国際出願によるか又は各国の直接の出願手続によるかの選択が可能となり、柔軟な出願手続の選択肢が増えることになりますので、日本のハーグ協定の加盟はユーザーとしては非常にメリットがあるものといえます。
国会での審議の結果につきましては、引き続きメルマガにてお知らせします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
4.事務所からのお知らせ
―――――――――――――――――――――――――――――――――
●本年も始まる外国出願にかかる費用の半額補助
特許庁は、中小企業の戦略的な外国出願を促進するため、外国への事業展開等を計画している中小企業に対して外国出願にかかる費用の半額を昨年に続き助成します。
本年度からは、従来の地域実施機関としての都道府県等中小企業支援センターの他、新たに全国実施機関として独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)を補助事業者に加え、全ての都道府県で支援が受けられるようになっています。九州各県の補助事業者よりの具体的な申請方法等については、まだ発表されていませんが、発表されましたら、またメールマガジン等でご連絡します。
なお、既に本年外国出願を計画されているお客様は、事前に弊所にご連絡ください。
詳細は、下記のURLよりご覧ください。
[URL] http://www.jpo.go.jp/sesaku/shien_gaikokusyutugan.htm
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加藤特許事務所
URL:http://www.kato-pat.jp/
編集・発行: 加藤特許事務所 -メルマガ事務局-
福岡市博多区博多駅前3丁目25番21号 博多駅前ビジネスセンター411号
TEL:092-413-5378 E-mail:mail@kato-pat.jp
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「加藤特許事務所 ~知財 とびうめ便り~」 Vol.36
発信日:2014年 5月 1日 発信者:加藤特許事務所
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★ 目 次 ★
1.所長コラム
●平成26年度知財功労賞受賞のご報告と新弁理士のご紹介
2.知財ニュース
●特許庁、一次審査通知期間(FA)11ヶ月以内を達成と発表
●許せない、宇治茶老舗など3社のロゴマークが台湾で無断商標登録申請
3.連載 知財講座
●第36回:海外意匠出願(ハーグ協定のジュネーブ改正協定について)
4.事務所からのお知らせ
●本年も始まる外国出願にかかる費用の半額補助
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1.所長コラム
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●平成26年度知財功労賞受賞のご報告と新弁理士のご紹介
平素より加藤特許事務所をご愛顧いただき心より感謝申し上げます。
この度、私、加藤久が、平成26年度の知財功労賞を受賞し、発明の日である4月18日に東京での表彰式に出席いたしました。
ここに、謹んでご報告申し上げます。
この賞は、産業財産権制度の普及促進及び発展に貢献のあった個人に対して与えられるもので、対象となりました特許庁長官表彰は4名が受賞いたしました。
特段功績も無い私が、このような栄誉ある賞を受賞いたしましたことは、とりも直さす、今まで私と事務所を支えて戴きました多くのお客様と所員のおかげであると、改めて感謝いたします。
本年は加藤特許事務所創立20周年の記念すべき年であり、この節目の年に栄誉ある賞をいただきましたことも、何か意味あることのように思っております。
最初一人で始めた事務所も今は多くの仲間ができました。もちろん毎日大変なことの連続でありますが、その困難の克服は私に課せられた使命だと思い、前向きに取り組んでいこうと思っております。
浅学非才の身ではございますが、これを期に、私自身はもちろんのこと、所員一丸となり、今後さらにお客様に喜ばれるサービスを提供して参る所存でございますので、なお一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
またこの4月より、これからの加藤特許事務所の主軸となる2名の新しい弁理士が誕生いたしました。
一人は、以前より実務を担当しておりました森博(もりひろし)弁理士で、もう一人は新たに加わりました南瀬透(みなせとおる)弁理士です。年頭にお約束いたしました、「事務所の永続性を維持するための若い世代への主軸の交代」を、粛々と実行してまいります。
森弁理士は、東京大学大学院博士課程修了後、企業をへて、2007年より主として化学関係の特許出願を担当しておりましたが、弁理士資格取得により、これまでの経験に加え、さらに幅広いサービスの提供をしてまいります。
南瀬弁理士は、慶応大学卒業後、特許事務所等の経験を経て4月に入所致しました。留学や前職での経験を活かし、海外出願と商標を担当いたします。
21世紀は知的財産の時代と言われておりますが、一部の大企業を除き、知的財産制度を経営に上手く活かしている企業は多くはありません。逆に言えば、知財の有効活用を通して、成長する企業も多く出てくる可能性があると思っています。
そのためには、特許事務所という狭い枠にとらわれない、若い人たちによる、新しいサービスの発想とその実行が不可欠であります。
両弁理士は、若さゆえの未熟さも無論あるとは思いますが、希望と使命感に燃えておりますので、両弁理士に対しましても、変わらぬ厚情を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
所長 弁理士 加藤 久
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2.知財ニュース
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●特許庁、一次審査通知期間(FA)11ヶ月以内を達成と発表
特許庁は4月1日、特許審査に関するこの10年間の長期目標であったFA11(2013年度末までに一次審査通知期間(FA)を11ヶ月以内とする)を達成したと発表しました。
この目標達成のため、特許庁は2008年以来、任期付審査官の増員(毎年度98名×5年度)や登録調査機関による先行技術調査の拡充といった取り組みを行った結果、今年3月末にFA11目標を無事達成することができたとしています。
今後の目標については、既に3月11日に発表した、「今後10年以内(2023年度)までに特許の「権利化までの期間」と「一次審査通知までの期間」をそれぞれ、14月以内、10月以内とする」としており、特許庁は審査の迅速化と質の一層の向上を図り、「世界最速・最高品質の特許審査」の実現を目指していくとしています。
詳細は、下記のURLよりご覧ください。
[URL] http://www.meti.go.jp/press/2014/04/20140401008/20140401008.html
●許せない、宇治茶老舗など3社のロゴマークが台湾で無断商標登録申請
抹茶スイーツで知られる「茶寮都路里(さりょうつじり)」、宇治茶製造販売の老舗として知られる「丸久小山園」、「中村藤吉本店」のロゴマ―クが、台湾において3社に無断で商標登録申請されていることが明らかになりました。
丸久小山園の関係者が今年2月、台湾の顧客から知らされ、発覚したとのことです。3社は3月に台湾の知的財産局に対して、登録を認めないよう求める上申書を提出しているとのことです。
「中村藤吉本店」の中村藤吉社長は「弊店はガイドブックなどでも紹介され、台湾の観光客も多い。登録されれば誤解を生みかねず、許せない行為だ」と話しています。
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3.連載 知財講座
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第36回:意匠「海外意匠出願(ハーグ協定のジュネーブ改正協定について)」
ハーグ協定のジュネーブ改正協定とは、意匠の国際出願・国際登録に関する条約で、国ごとの出願手続を一本化し、一つの出願手続によって、複数の締約国での意匠登録を可能にする制度です。すなわち、この条約によると出願手続が簡易になり、より安価に国際的な意匠権の取得が可能となります。
日本は現時点ではこのハーグ協定ジュネーブ改正協定(以下、ハーグ協定)には加盟しておりませんが、日本の加盟を前提とした意匠法改正案が国会で審議されています。
手続の流れとしては、日本国特許庁または国際事務局に一つの願書を提出すれば、国際事務局において国際登録・国際公表がされます。その後、指定国が無審査国の場合は、そのまま当該国で権利が発生します。これに対し指定国が実体審査国の場合は、国際公表後遅くとも12ヶ月以内に審査結果が通知されます。その結果が登録査定であれば当該国で権利が発生します。
この制度下では、同一の国際意匠分類(ロカルノ分類)に属する意匠であれば、一つの出願に100の意匠まで含ませることが可能です。登録したい意匠が多数ある場合は、かなりのコスト削減が期待できます。
また、国際登録の更新や権利移転等の手続は、国際事務局に対して行えばよく、国ごとの手続は不要となりますので、一元管理ができ手続が簡素化されます。
しかしながら、ハーグ協定によると、各国での権利発生前に国際公表により意匠が公開されてしまうという危険があります。公開繰延の制度を利用することで意匠公開を回避できますが、指定国によっては繰延制度を利用できない場合があります。このため、公開による模倣の危険が大きい意匠については、国際出願は躊躇するという事態も生じえます。
なお、ハーグ協定に加盟しても、従来の国ごとの出願は可能です。このため、ハーグ協定の国際出願のメリット・デメリットを考慮した上で、ハーグ協定の国際出願によるか又は各国の直接の出願手続によるかの選択が可能となり、柔軟な出願手続の選択肢が増えることになりますので、日本のハーグ協定の加盟はユーザーとしては非常にメリットがあるものといえます。
国会での審議の結果につきましては、引き続きメルマガにてお知らせします。
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4.事務所からのお知らせ
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●本年も始まる外国出願にかかる費用の半額補助
特許庁は、中小企業の戦略的な外国出願を促進するため、外国への事業展開等を計画している中小企業に対して外国出願にかかる費用の半額を昨年に続き助成します。
本年度からは、従来の地域実施機関としての都道府県等中小企業支援センターの他、新たに全国実施機関として独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)を補助事業者に加え、全ての都道府県で支援が受けられるようになっています。九州各県の補助事業者よりの具体的な申請方法等については、まだ発表されていませんが、発表されましたら、またメールマガジン等でご連絡します。
なお、既に本年外国出願を計画されているお客様は、事前に弊所にご連絡ください。
詳細は、下記のURLよりご覧ください。
[URL] http://www.jpo.go.jp/sesaku/shien_gaikokusyutugan.htm
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加藤特許事務所
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福岡市博多区博多駅前3丁目25番21号 博多駅前ビジネスセンター411号
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J.I.News No.652 2014.05.01「寄稿文」転載
2014年5月3日 お仕事<巻頭寄稿文> 「『 い の ち 』 を 学 ぶ と は 。 な に か 」
農業高校教諭 鎌刈 耕鍬(ペンネーム)
―――――――――――――――――――――――――――――――
農業の教員として20年以上が過ぎようとしている。
毎年4月に新入生を迎え、3月に卒業生を送り出す。その繰り返しだ。
広い敷地の中にある農場。授業のほとんどをしめる実習。農業高校は普通高校など他の高校とは大きく異なっている部分がある。
入学してくる生徒達も様々だ。目的意識が高く意欲的な生徒もいる反面、不本意な入学や勉強が苦手な生徒も多くいる。
後者の生徒に関しては入学当初から指導に手こずることも多い。教科指導でも生徒指導でも基本的な指導を繰り返すことが多い。
そんな生徒達が、卒業する頃には一人一人が本当に成長している。それは学力がついたとか、資格を沢山取るとかそういったことではない。いうならば責任感と誇りをもった本当の「大人」に近づいているからだと思う。
授業のほとんどは農場での実習である。そこには自分を含めた「いのち」を扱う真剣勝負の場が日々展開されている。
まず実習服。生徒達は、今流行りの腰パン・ルーズな感じの着方をしようとするものもいる。それは絶対に許されない。単に行儀よくしなさいという意味ではない。きちんとした服装でないと事故を起こすからだ。腰パンでは鍬は扱えない。ボタンをしっかりつけていなければ機械に巻き込まれてケガをしてしまうこともある。実習とはいえ油断をすると「自分の命」さえ落としかねない場であるからだ。
次に、家畜、作物、微生物など日々の管理が生死に大きく影響する「命を育てる」場である。自分の都合ではない。ずぶ濡れになりながら、泥だらけ、汗まみれになりながらもそれを育てていく。自分がサボれば、野菜は育たないし、鉢花は枯れてしまう。次第に自分の存在意義と責任感が育ちはじめる。農場で緊急事態が発生したとしよう。そんな時、生徒たちは、始業前や放課後でもいやがることなく手伝ってくれる。
最後に、その育てたものの「命をいただく(絶つ)」ことを経験する。
懸命に育てた家畜たちは命を絶たれ、食肉になる。野菜は収穫された後、出荷される。台風などの気象災害で自分たちが一生懸命育てたものが一瞬で跡形もなく姿を消す経験をすることもある。一生懸命になればなるほど、その儚さに気づかされる。
こうやって生徒達は、与えられた事だけでなく、気配り、心配りができる人間になっていく。
例えば、A君。入学当初顔に覇気がなく、いつも髪型ばかりに気にしている子だった。気がつけば髪の毛をさわっている。目的意識がある訳でもなく。無気力と言ってよかった。
そんなA君がある日、自分の管理がいい加減なことで、入学式に飾る鉢花を枯らしてしまった。当日は替わりの花を飾って事なきを得たが、自分の無責任さを痛感したのだろう。そこからA君は変わった。実習中はもちろんのこと、授業のない早朝・放課後とハウスに足を運び、担当の先生と一緒になって花の管理を行った。今春さらに専門知識を得たいと園芸関係の学校に進む。
Bさんの家はサラリーマン家庭で農業の経験はなく、無農薬で野菜を育てることにあこがれて入学した。
2年生になり有機栽培(化学肥料・農薬を全く使わずに栽培する)でダイコンを育てることに挑戦した。結果、見事に害虫に食われ、ダイコンは病気になっていく。真面目なBさんはあらゆる対策をしていくが、それを止めることができなかった。
一生懸命になればなるほど、虫は増え病気は広がる。理想と現実のギャップを知ったのだ。
けれどBさんはそれでも諦めきれず、高校卒業後大学の農学部に進学し、いまは地元の支援を受けながら有機野菜農家として頑張っている。
Cさんは明るく、リーダーシップがとれ勉強もできて、スポーツ万能ないわゆる優等生だった。「なんで農業高校に来たの?」というような子だった。担任であった私は進学を勧めて国立大学の農学部の受験を勧めたが、「私の夢は農家のお嫁さん!!」といって地元で就職。いまは高校時代から交際していた同級生と結婚して念願の果樹農家のお嫁さんとなった。
今まで培った経験や、思い出を活かし、これからも一人の教師として、「いのち」を学び、教えるものとして日々生徒達と汗を流していきたい。
農業高校教諭 鎌刈 耕鍬(ペンネーム)
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農業の教員として20年以上が過ぎようとしている。
毎年4月に新入生を迎え、3月に卒業生を送り出す。その繰り返しだ。
広い敷地の中にある農場。授業のほとんどをしめる実習。農業高校は普通高校など他の高校とは大きく異なっている部分がある。
入学してくる生徒達も様々だ。目的意識が高く意欲的な生徒もいる反面、不本意な入学や勉強が苦手な生徒も多くいる。
後者の生徒に関しては入学当初から指導に手こずることも多い。教科指導でも生徒指導でも基本的な指導を繰り返すことが多い。
そんな生徒達が、卒業する頃には一人一人が本当に成長している。それは学力がついたとか、資格を沢山取るとかそういったことではない。いうならば責任感と誇りをもった本当の「大人」に近づいているからだと思う。
授業のほとんどは農場での実習である。そこには自分を含めた「いのち」を扱う真剣勝負の場が日々展開されている。
まず実習服。生徒達は、今流行りの腰パン・ルーズな感じの着方をしようとするものもいる。それは絶対に許されない。単に行儀よくしなさいという意味ではない。きちんとした服装でないと事故を起こすからだ。腰パンでは鍬は扱えない。ボタンをしっかりつけていなければ機械に巻き込まれてケガをしてしまうこともある。実習とはいえ油断をすると「自分の命」さえ落としかねない場であるからだ。
次に、家畜、作物、微生物など日々の管理が生死に大きく影響する「命を育てる」場である。自分の都合ではない。ずぶ濡れになりながら、泥だらけ、汗まみれになりながらもそれを育てていく。自分がサボれば、野菜は育たないし、鉢花は枯れてしまう。次第に自分の存在意義と責任感が育ちはじめる。農場で緊急事態が発生したとしよう。そんな時、生徒たちは、始業前や放課後でもいやがることなく手伝ってくれる。
最後に、その育てたものの「命をいただく(絶つ)」ことを経験する。
懸命に育てた家畜たちは命を絶たれ、食肉になる。野菜は収穫された後、出荷される。台風などの気象災害で自分たちが一生懸命育てたものが一瞬で跡形もなく姿を消す経験をすることもある。一生懸命になればなるほど、その儚さに気づかされる。
こうやって生徒達は、与えられた事だけでなく、気配り、心配りができる人間になっていく。
例えば、A君。入学当初顔に覇気がなく、いつも髪型ばかりに気にしている子だった。気がつけば髪の毛をさわっている。目的意識がある訳でもなく。無気力と言ってよかった。
そんなA君がある日、自分の管理がいい加減なことで、入学式に飾る鉢花を枯らしてしまった。当日は替わりの花を飾って事なきを得たが、自分の無責任さを痛感したのだろう。そこからA君は変わった。実習中はもちろんのこと、授業のない早朝・放課後とハウスに足を運び、担当の先生と一緒になって花の管理を行った。今春さらに専門知識を得たいと園芸関係の学校に進む。
Bさんの家はサラリーマン家庭で農業の経験はなく、無農薬で野菜を育てることにあこがれて入学した。
2年生になり有機栽培(化学肥料・農薬を全く使わずに栽培する)でダイコンを育てることに挑戦した。結果、見事に害虫に食われ、ダイコンは病気になっていく。真面目なBさんはあらゆる対策をしていくが、それを止めることができなかった。
一生懸命になればなるほど、虫は増え病気は広がる。理想と現実のギャップを知ったのだ。
けれどBさんはそれでも諦めきれず、高校卒業後大学の農学部に進学し、いまは地元の支援を受けながら有機野菜農家として頑張っている。
Cさんは明るく、リーダーシップがとれ勉強もできて、スポーツ万能ないわゆる優等生だった。「なんで農業高校に来たの?」というような子だった。担任であった私は進学を勧めて国立大学の農学部の受験を勧めたが、「私の夢は農家のお嫁さん!!」といって地元で就職。いまは高校時代から交際していた同級生と結婚して念願の果樹農家のお嫁さんとなった。
今まで培った経験や、思い出を活かし、これからも一人の教師として、「いのち」を学び、教えるものとして日々生徒達と汗を流していきたい。
101歳:10年先を考える『生涯現役の秘訣』
2014年5月4日 お仕事 本5/4日付日本経済新聞Web版ライフ欄に掲載されている日野原重明聖路加国際病院理事長・名誉院長の「集まれ!ほっとエイジ /常に10年先を考える 101歳が語る『生涯現役の秘訣』」を生涯現役仲間の皆様にご参考までにご紹介させていただきます。
ご関心ある方はぜひ次のURLをご参照ください
【 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1900Z_Z10C13A2000000/ 】
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5月17日 日野原先生講演会「幸福な生き方の見つけかた」
開始時間: 13:30 · 終了時間: 17:30
★5月3日現在122名様のご参加申し込みを頂いております。
★130名で受付終了となりますので、予めご了承ください。
★なお同伴者ご希望の方は、必ずコメント欄にて同伴人数とお名前(フルネーム)を入力してください♪
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今年も恒例の一般財団法人ライフ・プラニング・センター(LPC)主催:日野原先生 講演会の季節となりました。
今年は「幸福な生き方の見つけかた」と題して、音楽評論家・作詞家の湯川れい子さんとのダブル講演企画での開催となります。
1973年に産声をあげた財団は今年41周年を迎えます。今回は音楽評論家の湯川れい子氏を迎えて,日野原重明理事長との共通の思い(音楽,平和と生きかた―)をたっぷりと語っていただきます。さらに湯川れい子さんがプロデュースするゴスペル・コーラスの方々のミニコンサートもあります。生ゴスペルで音楽の持つ力と魅力をたっぷり感じてください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【講演会のプログラム】
13:00 開場
13:30 開会挨拶
●13:40~14:30 講演1.日野原重明理事長
「命の使いかたー102歳の私からー」
山口県で生まれ,京都大学医学部卒業,41年聖路加国際病院に内科医として赴任。51年米国エモリー大学に留学。73年財団法人ライフ・プランニング・センター創設。医学・看護教育の刷新に尽力。2000年には「新老人の会」を立ち上げた。長年の功績が認められ,2005年に文化勲章受章。著書多数。
●14:50~15:50 講演2.湯川れい子さん(音楽評論家・作詞家)
「音楽から見えてくる,幸せな生き方,幸せな社会」
東京都目黒で生まれ,60年ジャズ評論家としてデビュー。ラジオのDJ として活躍。エルヴィス・プレスリーやビートルズを日本に広め,国内外の音楽シーンを紹介し続け,今に至る。作詞家としても数多くのヒット曲を世に送り出す。音楽療法にもかかわりが深く2004年には日野原重明理事長との共著「音楽力」(海竜社)も著した。また,平和問題について関心が深く,原発問題についても積極的に発言している。
●15:50~16:20 ミニコンサート
「音楽で幸せを感じよう」
東京女声合唱団(TLC・Tokyo Ladies’ Chorus)
湯川れい子さんがプロデュースするゴスペル・コーラスの方々の歌声で音楽の持つ力と魅力を感じてください。
16:30 閉会
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(講演会終了後、ホール横のホワイエに移動)
●16:40~17:20 「恒例!! facebookわくわく交流会」
交流会内で「祝!サハラ砂漠Ultraマラソン完走。松乃わなりさん凱旋報告会」を開催する予定です。
新しい出会いと交流の場としてお寛ぎください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【会 場】 笹川記念会館ホール(JR田町駅より徒歩7分)
港区三田3-12-12
http://www.sasakawahall.jp/location.html
【参加費用】 お一人様1,500円(当日精算)
【参加人数】 130名 定員となり次第受付終了となりますので、ご了承ください。
【お申込方法】 このイベントページの参加ボタンを押して下さい。
※同伴者がいらっしゃる場合は、人数とお名前(フルネーム)をコメント欄にご記入くださいませ。
※また既に往復はがきお申込の方は、FBわくわく交流会に参加希望の方のみ参加ボタンを押したうえで、その旨コメント欄に書き込んでください。講演会の受付人数把握のためご協力お願いいたします。
【キャンセルポリシー】5月15日迄はキャンセル料は掛かりません。前日・当日のキャンセルは全額ご負担戴くことになりますので、予めご了承ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【主催】一般財団法人ライフ・プラニング・センター
新老人の会
電話(03)3265-1907(平日9:00-17:00)
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ご関心ある方はぜひ次のURLをご参照ください
【 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1900Z_Z10C13A2000000/ 】
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5月17日 日野原先生講演会「幸福な生き方の見つけかた」
開始時間: 13:30 · 終了時間: 17:30
★5月3日現在122名様のご参加申し込みを頂いております。
★130名で受付終了となりますので、予めご了承ください。
★なお同伴者ご希望の方は、必ずコメント欄にて同伴人数とお名前(フルネーム)を入力してください♪
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今年も恒例の一般財団法人ライフ・プラニング・センター(LPC)主催:日野原先生 講演会の季節となりました。
今年は「幸福な生き方の見つけかた」と題して、音楽評論家・作詞家の湯川れい子さんとのダブル講演企画での開催となります。
1973年に産声をあげた財団は今年41周年を迎えます。今回は音楽評論家の湯川れい子氏を迎えて,日野原重明理事長との共通の思い(音楽,平和と生きかた―)をたっぷりと語っていただきます。さらに湯川れい子さんがプロデュースするゴスペル・コーラスの方々のミニコンサートもあります。生ゴスペルで音楽の持つ力と魅力をたっぷり感じてください。
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【講演会のプログラム】
13:00 開場
13:30 開会挨拶
●13:40~14:30 講演1.日野原重明理事長
「命の使いかたー102歳の私からー」
山口県で生まれ,京都大学医学部卒業,41年聖路加国際病院に内科医として赴任。51年米国エモリー大学に留学。73年財団法人ライフ・プランニング・センター創設。医学・看護教育の刷新に尽力。2000年には「新老人の会」を立ち上げた。長年の功績が認められ,2005年に文化勲章受章。著書多数。
●14:50~15:50 講演2.湯川れい子さん(音楽評論家・作詞家)
「音楽から見えてくる,幸せな生き方,幸せな社会」
東京都目黒で生まれ,60年ジャズ評論家としてデビュー。ラジオのDJ として活躍。エルヴィス・プレスリーやビートルズを日本に広め,国内外の音楽シーンを紹介し続け,今に至る。作詞家としても数多くのヒット曲を世に送り出す。音楽療法にもかかわりが深く2004年には日野原重明理事長との共著「音楽力」(海竜社)も著した。また,平和問題について関心が深く,原発問題についても積極的に発言している。
●15:50~16:20 ミニコンサート
「音楽で幸せを感じよう」
東京女声合唱団(TLC・Tokyo Ladies’ Chorus)
湯川れい子さんがプロデュースするゴスペル・コーラスの方々の歌声で音楽の持つ力と魅力を感じてください。
16:30 閉会
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(講演会終了後、ホール横のホワイエに移動)
●16:40~17:20 「恒例!! facebookわくわく交流会」
交流会内で「祝!サハラ砂漠Ultraマラソン完走。松乃わなりさん凱旋報告会」を開催する予定です。
新しい出会いと交流の場としてお寛ぎください。
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【会 場】 笹川記念会館ホール(JR田町駅より徒歩7分)
港区三田3-12-12
http://www.sasakawahall.jp/location.html
【参加費用】 お一人様1,500円(当日精算)
【参加人数】 130名 定員となり次第受付終了となりますので、ご了承ください。
【お申込方法】 このイベントページの参加ボタンを押して下さい。
※同伴者がいらっしゃる場合は、人数とお名前(フルネーム)をコメント欄にご記入くださいませ。
※また既に往復はがきお申込の方は、FBわくわく交流会に参加希望の方のみ参加ボタンを押したうえで、その旨コメント欄に書き込んでください。講演会の受付人数把握のためご協力お願いいたします。
【キャンセルポリシー】5月15日迄はキャンセル料は掛かりません。前日・当日のキャンセルは全額ご負担戴くことになりますので、予めご了承ください。
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【主催】一般財団法人ライフ・プラニング・センター
新老人の会
電話(03)3265-1907(平日9:00-17:00)
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日立ソリューションズ・第75回Forumご紹介
2014年5月5日 お仕事 私たち生涯現役仲間のリーダーシップ養成に役立つ、日立ソリューションズ・第75回Prowise Business Forum【ご参考URL=http://www.hitachi-solutions.co.jp/forum/tokyo/vol75/?cid=3CPT80】にご興味ある方はご案内先の0120-958-595に空席をご確認の上、お申し込みをお勧めします。
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P r o w i s e B u s i n e s s F o r u m i n T o k y o 第 7 5 回
脳 医 学 者 の 林 成 之 氏 が 語 る !
脳科学で解き明かす!連続的なイノベーションへのリーダーシップと知の創成
.
連続的にイノベーションを起こすことで、企業は持続的な競争力を獲得することができます。イノベーションの形は様々ですが、共通して求められることは新しい世界へ組織を牽引する強力なリーダーシップ、そして個人と組織の中で新しい知を創成するプロセスではないでしょうか。
しかし、人的要素が大きいこれらの課題に対し、上辺の論は通用しません。私たちはこの課題を解き明かすのは「人」そのものを慧眼すること、すなわち「脳科学」であると考えました。
本フォーラムでは、基調講演に脳神経外科の第一人者でもあり、五輪の競泳をはじめとする多くのアスリート等の脳科学的戦略指導を行った林成之氏をお招きし、連続的なイノベーションを生み出すリーダーシップと知の創成における課題と解決策を脳科学の観点から解説していただきます。日立ソリューションズからは、ソーシャルネットワークの活用や従業員の行動分析により、個人と組織の中で知を生み出しイノベーションを創造した事例をご紹介します。
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【 開 催 概 要 】
日 時: 2014年5月20日(火) 14:00~16:30 (13:30 受付開始)
会 場: 東京都港区港南2-18-1/ JR品川イーストビル20F セミナーホール
定 員: 150名
主 催: 株式会社日立ソリューションズ
費 用: 無料
【プログラム】
14:00~ ご挨拶
14:05~ 【基調講演】
脳科学で解明する!イノベーションへのリーダーシップと知の創造
日本大学大学院・総合科学研究科 上席研究員 林 成之 氏
人間の脳は、統一・一貫性を望む本能を基盤に、これはスジが通っている、これは間違っていると判断する仕組みになっています。このため、新しい発想、独創的な考えは、生まれにくい仕組みになっています。その上更に難しいのは、考えを生み出す神経伝達回路の神経細胞は、先に行くに従って増えるのではなく、逆に関連する神経細胞の数を少なくしながら複雑な考えを生み出すという、今の科学の常識では説明できない機能構造になっています。
人は、統一・一貫性の本能を基盤に物事を判断するので、聞いたことがない新しいものには、すぐに手を出しません。そこを乗り越えて、独創的なものを経済市場に展開するためには、人間の本能の仕組みからどのように気持ち、こころ、考えが生まれてくるかを理解し、それをビジネスに活かすリーダーが求められます。本講演では、これまでの脳科学の世界で解き明かされたことがないこれらの難問といえる課題と解決策を解説します。
【林成之氏プロフィール】
日本大学医学部、同大学院医学研究課博士課程修了後、マイアミ大学医学部脳神経外科、同大学ショック外傷センターに留学。1996年、日本大学医学部教授、マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授を経て、2005年、日本大学大学院総合科学研究所教授に就任。2014年に日本大学を退職し現在、名誉教授申請中である。
水泳の北島康介選手をはじめ、数々のトップアスリートの指導を行い、2008~2013年にはオリンピック日本代表選手・コーチに脳科学的戦略指導に参加。主な著書に『何歳になっても脳は進化する』(三笠書房)、『解決する脳の力―無理難題の解決原理と80の方法』(角川書店)、『勝負脳の鍛え方』(講談社)などがある。
15:00~ 休憩
15:10~
【日立ソリューションズセッション1】
脳科学とITの活用で、イノベーション創造企業へ
株式会社日立ソリューションズ プロダクトマーケティング本部 マーケティング推進部
主任技師 松本 匡孝
企業には営業や研究・開発、製造、管理等、様々な組織があり、従業員には組織のタスク実行に適した能力が求められます。しかし、各従業員は組織内で自己の持つ能力を最大限に発揮できているのでしょうか。メンタル疾患といった問題はもちろんですが、日本企業には組織的にイノベーションが生まれにくいという根本的な問題を抱えているのも事実です。
欧米の好業績企業は、科学的に従業員一人ひとりの能力を分析し最適な組織・チームを編成することでイノベーションを創造する仕組みを実現しており、日本企業が大きく出遅れている部分だといえます。本セッションでは、脳科学にITを活用することで、本業のビジネスに大きく貢献した事例を中心に脳科学とITで、どのようにイノベーションを創造するかをテーマにお話します。
16:00~
【日立ソリューションズセッション2】
行動分析から生み出す知の循環
株式会社日立ソリューションズ プロダクトマーケティング本部 マーケティング推進部
技師 町田 浩三
行動は人の意思が伴って起きるものであり、行動は知の集積と言えます。つまり、行動を分析すれば、暗黙の知を形式化できます。暗黙知を形式化する仕組みとして当社で着目しているのが、社員15,000人が毎日のように利用している、社員向け企業ポータルサイトです。
日々の業務の中で社員が必ず目にするポータルサイトから継続的にメッセージを発信し、さらに、その反応(行動)を分析することで、知の創成を活性化する好循環を生み出せます。本セミナーでは、ポータルサイトでの行動分析によって得られた知の活用事例と今後の展望をご紹介します。
16:30 終了予定
※都合により内容が変更される場合がございます。予めご了承ください。
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P r o w i s e B u s i n e s s F o r u m i n T o k y o 第 7 5 回
脳 医 学 者 の 林 成 之 氏 が 語 る !
脳科学で解き明かす!連続的なイノベーションへのリーダーシップと知の創成
.
連続的にイノベーションを起こすことで、企業は持続的な競争力を獲得することができます。イノベーションの形は様々ですが、共通して求められることは新しい世界へ組織を牽引する強力なリーダーシップ、そして個人と組織の中で新しい知を創成するプロセスではないでしょうか。
しかし、人的要素が大きいこれらの課題に対し、上辺の論は通用しません。私たちはこの課題を解き明かすのは「人」そのものを慧眼すること、すなわち「脳科学」であると考えました。
本フォーラムでは、基調講演に脳神経外科の第一人者でもあり、五輪の競泳をはじめとする多くのアスリート等の脳科学的戦略指導を行った林成之氏をお招きし、連続的なイノベーションを生み出すリーダーシップと知の創成における課題と解決策を脳科学の観点から解説していただきます。日立ソリューションズからは、ソーシャルネットワークの活用や従業員の行動分析により、個人と組織の中で知を生み出しイノベーションを創造した事例をご紹介します。
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【 開 催 概 要 】
日 時: 2014年5月20日(火) 14:00~16:30 (13:30 受付開始)
会 場: 東京都港区港南2-18-1/ JR品川イーストビル20F セミナーホール
定 員: 150名
主 催: 株式会社日立ソリューションズ
費 用: 無料
【プログラム】
14:00~ ご挨拶
14:05~ 【基調講演】
脳科学で解明する!イノベーションへのリーダーシップと知の創造
日本大学大学院・総合科学研究科 上席研究員 林 成之 氏
人間の脳は、統一・一貫性を望む本能を基盤に、これはスジが通っている、これは間違っていると判断する仕組みになっています。このため、新しい発想、独創的な考えは、生まれにくい仕組みになっています。その上更に難しいのは、考えを生み出す神経伝達回路の神経細胞は、先に行くに従って増えるのではなく、逆に関連する神経細胞の数を少なくしながら複雑な考えを生み出すという、今の科学の常識では説明できない機能構造になっています。
人は、統一・一貫性の本能を基盤に物事を判断するので、聞いたことがない新しいものには、すぐに手を出しません。そこを乗り越えて、独創的なものを経済市場に展開するためには、人間の本能の仕組みからどのように気持ち、こころ、考えが生まれてくるかを理解し、それをビジネスに活かすリーダーが求められます。本講演では、これまでの脳科学の世界で解き明かされたことがないこれらの難問といえる課題と解決策を解説します。
【林成之氏プロフィール】
日本大学医学部、同大学院医学研究課博士課程修了後、マイアミ大学医学部脳神経外科、同大学ショック外傷センターに留学。1996年、日本大学医学部教授、マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授を経て、2005年、日本大学大学院総合科学研究所教授に就任。2014年に日本大学を退職し現在、名誉教授申請中である。
水泳の北島康介選手をはじめ、数々のトップアスリートの指導を行い、2008~2013年にはオリンピック日本代表選手・コーチに脳科学的戦略指導に参加。主な著書に『何歳になっても脳は進化する』(三笠書房)、『解決する脳の力―無理難題の解決原理と80の方法』(角川書店)、『勝負脳の鍛え方』(講談社)などがある。
15:00~ 休憩
15:10~
【日立ソリューションズセッション1】
脳科学とITの活用で、イノベーション創造企業へ
株式会社日立ソリューションズ プロダクトマーケティング本部 マーケティング推進部
主任技師 松本 匡孝
企業には営業や研究・開発、製造、管理等、様々な組織があり、従業員には組織のタスク実行に適した能力が求められます。しかし、各従業員は組織内で自己の持つ能力を最大限に発揮できているのでしょうか。メンタル疾患といった問題はもちろんですが、日本企業には組織的にイノベーションが生まれにくいという根本的な問題を抱えているのも事実です。
欧米の好業績企業は、科学的に従業員一人ひとりの能力を分析し最適な組織・チームを編成することでイノベーションを創造する仕組みを実現しており、日本企業が大きく出遅れている部分だといえます。本セッションでは、脳科学にITを活用することで、本業のビジネスに大きく貢献した事例を中心に脳科学とITで、どのようにイノベーションを創造するかをテーマにお話します。
16:00~
【日立ソリューションズセッション2】
行動分析から生み出す知の循環
株式会社日立ソリューションズ プロダクトマーケティング本部 マーケティング推進部
技師 町田 浩三
行動は人の意思が伴って起きるものであり、行動は知の集積と言えます。つまり、行動を分析すれば、暗黙の知を形式化できます。暗黙知を形式化する仕組みとして当社で着目しているのが、社員15,000人が毎日のように利用している、社員向け企業ポータルサイトです。
日々の業務の中で社員が必ず目にするポータルサイトから継続的にメッセージを発信し、さらに、その反応(行動)を分析することで、知の創成を活性化する好循環を生み出せます。本セミナーでは、ポータルサイトでの行動分析によって得られた知の活用事例と今後の展望をご紹介します。
16:30 終了予定
※都合により内容が変更される場合がございます。予めご了承ください。
生涯現役脳は好循環人生に欠かせない1
2014年5月6日 お仕事 家づくりのスタートは何といっても、特殊な樹上人種の住まいなどでは、その樹木自体が住居を支える強靭さが当然前提になりますが、一般に地上に建築であれば土台造りが肝心要であることは、誰でも判ります。土台がしっかりしていないと、頑強な家屋や、まして大ビルディングなどは建築できません。
私たち人間の人生もよく考えてみますと、誕生以前より母体内の子宮で胎児が成長する過程から、当然新たな生命に責任を持つべき両親が、家づくり名匠のごとく誠心誠意、愛すべきわが子や孫に好循環となる家系を残したいと願い求める「人生の幸せ」を祈り続けてこそ、新生子の誕生は祝福されるものだと思います。
しかし、誰もが誕生出発点つまり、初め良ければ「生涯幸せ万事保障」で万々歳!とはいえないのが浮世の人生。幼児・子ども時代は優しい両親庇護のもと、甘え育ち成人となり、親離れ・子離れの時期を過ぎても、一向に「自分の幸せは自分で築く」自覚が確立できなければ、好循環人生など巡ってこないのが、世間の現実かも知れません。
超高齢社会日本の現21世紀で、まさに最大とも云える社会問題として、過ぎ去った経済大国時代に「人生の幸せ」を目に見えるモノだけで評価した人たちが、次の世代に残すべき建物の地下深く基盤づくりしている本物の土台を本当に大事な子や孫に伝えられるのかということです。
人生の土台造りには欠かすことのできない「こころの幸せ」となる基礎創りを、いまこそ伝える責任がある中高年シニア世代が、本気で次世代の子孫に伝えようという問題意識やその力量に乏しくないだろうか反省をすべきです。
現世代大人たちの社会や政治、教育など時代対応力の不足を『生涯現役社会づくり』推進運動では痛感します。
1985年10月生涯現役実践道場/ライフ・ベンチャー・セミナーを発足させて足掛け30年。「初め良ければ、全て良し」と錯覚して参加したものの、その場しのぎの自己中心主義など全く成果は実りません。「生涯現役は自ら創り出すもの」の土台造りを無視した、人頼り本位の「見える」化成果を求める人には、失望が募るばかりの苦難が連続。
その悪循環人生を好循環化させるには、発想の転換で、むしろ始めより終りの方が重要だと意識転換すべきだと。自覚する人生後半の昨今の心境から「終り良ければ、全て良し人生」志向の生涯現役脳こそが、決心すれば即実行で、誰でも己が人生を好循環軌道に乗せる力が発揮できるのは己のみだと確信に到るのです。 つづく
私たち人間の人生もよく考えてみますと、誕生以前より母体内の子宮で胎児が成長する過程から、当然新たな生命に責任を持つべき両親が、家づくり名匠のごとく誠心誠意、愛すべきわが子や孫に好循環となる家系を残したいと願い求める「人生の幸せ」を祈り続けてこそ、新生子の誕生は祝福されるものだと思います。
しかし、誰もが誕生出発点つまり、初め良ければ「生涯幸せ万事保障」で万々歳!とはいえないのが浮世の人生。幼児・子ども時代は優しい両親庇護のもと、甘え育ち成人となり、親離れ・子離れの時期を過ぎても、一向に「自分の幸せは自分で築く」自覚が確立できなければ、好循環人生など巡ってこないのが、世間の現実かも知れません。
超高齢社会日本の現21世紀で、まさに最大とも云える社会問題として、過ぎ去った経済大国時代に「人生の幸せ」を目に見えるモノだけで評価した人たちが、次の世代に残すべき建物の地下深く基盤づくりしている本物の土台を本当に大事な子や孫に伝えられるのかということです。
人生の土台造りには欠かすことのできない「こころの幸せ」となる基礎創りを、いまこそ伝える責任がある中高年シニア世代が、本気で次世代の子孫に伝えようという問題意識やその力量に乏しくないだろうか反省をすべきです。
現世代大人たちの社会や政治、教育など時代対応力の不足を『生涯現役社会づくり』推進運動では痛感します。
1985年10月生涯現役実践道場/ライフ・ベンチャー・セミナーを発足させて足掛け30年。「初め良ければ、全て良し」と錯覚して参加したものの、その場しのぎの自己中心主義など全く成果は実りません。「生涯現役は自ら創り出すもの」の土台造りを無視した、人頼り本位の「見える」化成果を求める人には、失望が募るばかりの苦難が連続。
その悪循環人生を好循環化させるには、発想の転換で、むしろ始めより終りの方が重要だと意識転換すべきだと。自覚する人生後半の昨今の心境から「終り良ければ、全て良し人生」志向の生涯現役脳こそが、決心すれば即実行で、誰でも己が人生を好循環軌道に乗せる力が発揮できるのは己のみだと確信に到るのです。 つづく
生涯現役脳は好循環人生に欠かせない2
2014年5月7日 お仕事 そこで再度、「始め良ければ全て良し」の人生が「終り良ければ全て良し」の人生と比べて、必ずしも幸運だとはなり得ない例えがあることを考えてみたいと思います。それは家業繁栄の絶頂期に、幸運に誕生した御曹司といえども、幼時召使いたちにかしずかれ裕福に育ちながらも、成人後に悪循環人生に苦悩することもあり得るからです。
その反面同じ兄弟でも、不運にして家業没落期に生まれた不幸な末弟がどうなるかといえば、苦境克服力で成人後、好循環創造の人生を忍耐強く独力で構築できた人なら、必ずや御曹司長兄のような「始め良ければ全て良し」人生など砂上の楼閣に過ぎないと、自助努力で「終り良ければ全て良し」の人生観に徹する勤勉家になり得ます。
その意味で『生涯現役社会づくり』推進運動に傾注する、私たち生涯現役仲間の人たちに心得ていただきたいのは、主体的な「生涯現役脳」の活躍次第で周囲の人や社会への役立ちに大差が生まれようというものです。戦後教育の短絡的な一流指向教育は、目先的な幼児期「始め良ければ・・・」の右肩上がり時代適応の左脳理論思考に過ぎません。
昭和初期の第二次世界大戦といわれた太平洋戦争で、わが国日本は領土・人口両面で激減の没落を経験しました。それは家業繁栄も表面順調だった旧家が、時流を見損なった旦那・番頭のお蔭で家族に塗炭の苦労を強いたと同様、明治、大正の戦勝成果に正確な国力評価する歴史観不在で、太平洋戦争を招いたわが国前世紀でした。
不幸中の幸いというか、大戦後の環境激変を鋭く情勢判断脳を発揮できた末弟商人流の右脳感覚思考者たちが、わが国無資源の焼野が原こそ好循環人生への再出発の原点と捉えました。そして、モノ創り加工業の貿易立国を旗印に、東西冷戦時代の国際環境条件を好都合に、鋭意ドルを稼いで経済大国化のレール上を疾走しました。
所得倍増に踊る中産階級サラリーマン急増の時代背景で、盲目的な一流短絡思考が次世代の都市型予備校での没個性型有名校・大企業志向人生をモデルに「始め良ければ、終りも良し」の錯覚に陥った情勢判断力を麻痺させて、花見酒の経済大国からバブル崩壊後「失われた日本20年」の夢と希望喪失の21世紀初頭をさ迷っています。
しかも冷戦終了・バブル崩壊後の高齢社会突入に何ら情勢判断脳を発揮できない「失われた20年の日本」では、対戦直後の海外復員者も迎えて国民が必死に戦後を生き抜く傍ら、ベビーブームで団塊世代を生み出した人口構造が21世には超高齢社会到来を確定未来しているにもかかわらず、その対策ビジョンを無視に等しく看過しました。 つづく
その反面同じ兄弟でも、不運にして家業没落期に生まれた不幸な末弟がどうなるかといえば、苦境克服力で成人後、好循環創造の人生を忍耐強く独力で構築できた人なら、必ずや御曹司長兄のような「始め良ければ全て良し」人生など砂上の楼閣に過ぎないと、自助努力で「終り良ければ全て良し」の人生観に徹する勤勉家になり得ます。
その意味で『生涯現役社会づくり』推進運動に傾注する、私たち生涯現役仲間の人たちに心得ていただきたいのは、主体的な「生涯現役脳」の活躍次第で周囲の人や社会への役立ちに大差が生まれようというものです。戦後教育の短絡的な一流指向教育は、目先的な幼児期「始め良ければ・・・」の右肩上がり時代適応の左脳理論思考に過ぎません。
昭和初期の第二次世界大戦といわれた太平洋戦争で、わが国日本は領土・人口両面で激減の没落を経験しました。それは家業繁栄も表面順調だった旧家が、時流を見損なった旦那・番頭のお蔭で家族に塗炭の苦労を強いたと同様、明治、大正の戦勝成果に正確な国力評価する歴史観不在で、太平洋戦争を招いたわが国前世紀でした。
不幸中の幸いというか、大戦後の環境激変を鋭く情勢判断脳を発揮できた末弟商人流の右脳感覚思考者たちが、わが国無資源の焼野が原こそ好循環人生への再出発の原点と捉えました。そして、モノ創り加工業の貿易立国を旗印に、東西冷戦時代の国際環境条件を好都合に、鋭意ドルを稼いで経済大国化のレール上を疾走しました。
所得倍増に踊る中産階級サラリーマン急増の時代背景で、盲目的な一流短絡思考が次世代の都市型予備校での没個性型有名校・大企業志向人生をモデルに「始め良ければ、終りも良し」の錯覚に陥った情勢判断力を麻痺させて、花見酒の経済大国からバブル崩壊後「失われた日本20年」の夢と希望喪失の21世紀初頭をさ迷っています。
しかも冷戦終了・バブル崩壊後の高齢社会突入に何ら情勢判断脳を発揮できない「失われた20年の日本」では、対戦直後の海外復員者も迎えて国民が必死に戦後を生き抜く傍ら、ベビーブームで団塊世代を生み出した人口構造が21世には超高齢社会到来を確定未来しているにもかかわらず、その対策ビジョンを無視に等しく看過しました。 つづく
宅食勤務67歳男性・週5勤務 月収10万円
2014年5月14日 お仕事 週刊ポストのNwes Post セブン ライフ欄【ご参考URL=http://www.news-postseven.com/archives/20140513_254028.html】で見かけた下記挑戦への実践事例を転載ご紹介します。
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ワタミ宅食勤務 67歳男性
1日50軒回り 週5勤務で 月収10万円
65歳までの雇用が義務化され、“生涯現役”がいよいよ現実のものとなる。シニア世代の中には、少々毛色の変わった仕事に挑戦している人たちもいる。
旅行代理店で営業部長を務めていた榊原啓次さん(67)は、2年前、折込チラシを見て大手外食チェーン「ワタミ」の宅食事業「ワタミタクショク」の仕事を始めた。主に高齢者の自宅に弁当を宅配するこの仕事は業務委託で、軒数による出来高制。1日約50軒を回り、週5日で月収は8万~10万円になる。報酬のほとんどは孫との旅行代に充てているという。
「雨の日も雪の日もお届けします」というが、思わぬ“成果”も。宅配のたびに電動自転車を10キロ漕ぎ続けた結果、1年で体重はマイナス5kg、ウエストもマイナス5cmになり、メタボが解消された。
一方、身長175cm、胸囲103cmと格闘家のようなムキムキボディを持つ久保田武志さん(72)の仕事は「シニアモデル」(シニア専門モデル事務所「シニアリストモデルエージェンシー」所属)。
大手精密機器メーカーの営業部に40年在籍していた久保田さんは、定年後、家でダラダラ過ごすことが耐えられず、「刺激を求めていた」と話す。そんな時、新聞広告でモデル募集広告を発見。すぐに応募し、2004年から始めたモデルのキャリアは10年になる。
モデルだけでなく、数年前から俳優業にも進出。これまで映画『海猿』やテレビドラマ『赤い霊柩車シリーズ』など有名作品にも出演してきた。「35歳から“健康な年寄りになるため”ずっと筋トレを続けてきましたが、この仕事に出会って、80歳、90歳になっても現役で活躍したいという思いが強くなった」と久保田さん。
報酬は広告やドラマなど仕事内容で違う。高いと1本10万円以上だが、安いと数千円ということも。それでも、この10年間で国産のセダンが2台買えるぐらいは稼いだという。〔※週刊ポスト2014年5月9・16日号〕
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ワタミ宅食勤務 67歳男性
1日50軒回り 週5勤務で 月収10万円
65歳までの雇用が義務化され、“生涯現役”がいよいよ現実のものとなる。シニア世代の中には、少々毛色の変わった仕事に挑戦している人たちもいる。
旅行代理店で営業部長を務めていた榊原啓次さん(67)は、2年前、折込チラシを見て大手外食チェーン「ワタミ」の宅食事業「ワタミタクショク」の仕事を始めた。主に高齢者の自宅に弁当を宅配するこの仕事は業務委託で、軒数による出来高制。1日約50軒を回り、週5日で月収は8万~10万円になる。報酬のほとんどは孫との旅行代に充てているという。
「雨の日も雪の日もお届けします」というが、思わぬ“成果”も。宅配のたびに電動自転車を10キロ漕ぎ続けた結果、1年で体重はマイナス5kg、ウエストもマイナス5cmになり、メタボが解消された。
一方、身長175cm、胸囲103cmと格闘家のようなムキムキボディを持つ久保田武志さん(72)の仕事は「シニアモデル」(シニア専門モデル事務所「シニアリストモデルエージェンシー」所属)。
大手精密機器メーカーの営業部に40年在籍していた久保田さんは、定年後、家でダラダラ過ごすことが耐えられず、「刺激を求めていた」と話す。そんな時、新聞広告でモデル募集広告を発見。すぐに応募し、2004年から始めたモデルのキャリアは10年になる。
モデルだけでなく、数年前から俳優業にも進出。これまで映画『海猿』やテレビドラマ『赤い霊柩車シリーズ』など有名作品にも出演してきた。「35歳から“健康な年寄りになるため”ずっと筋トレを続けてきましたが、この仕事に出会って、80歳、90歳になっても現役で活躍したいという思いが強くなった」と久保田さん。
報酬は広告やドラマなど仕事内容で違う。高いと1本10万円以上だが、安いと数千円ということも。それでも、この10年間で国産のセダンが2台買えるぐらいは稼いだという。〔※週刊ポスト2014年5月9・16日号〕
年金受給繰下げ可能性・生涯現役必要性
2014年5月15日 お仕事 2014年5月13日付の下記 The Liberty Web上に、同日付 YOMIURI ONLINE 記事転載がありました。これからの『生涯現役社会づくり』必要性を示唆する関連記事として『生涯現役プロデューサー』仮登録でご関係する皆様にご報告します。
【The Liberty Webご参考 URL=http://the-liberty.com/article.php?item_id=7829】
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ザ・リバティweb/「ザ・リバティ」は1995年3月創刊の書店売り月刊誌です。 「リバティ(Liberty 自由)」に「真の」という意味を持つ「ザ(The)」を冠し、信教の自由、責任を伴う選択の自由や創造の自由など、宗教的真理と普遍的価値観に基づく「真の自由の実現」を目指しています。より多くの読者に、よりタイムリーに情報をお届けするため、2010年11月にウェブ版をスタートしました。
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年 金 受 給 「 7 5 歳 繰 り 下 げ 」 可 能 検 討 へ
生 涯 現 役 社 会 実 現 の 必 要 性
田村憲久厚生労働相は13日の閣議後の記者会見で、現在70歳まで繰り下げが可能となっている公的年金の受給時期を、受給者の判断で75歳まで繰り下げられるように検討する方針を明らかにした。13日付YOMIURI ONLINEが報じている。
現在、年金の受給開始は65歳から70歳まで繰り下げることが可能。受給開始を繰り下げた場合、1カ月ごとに受け取れる年金額は0.7%増え、70歳まで繰り下げれば年金額は42%増えることになる。今回の方針は、この制度を75歳までの繰り下げが選択できるようにするものだ。
田村厚労相は会見の中で、受給時期の繰り下げは「昨夏の自民党参院選公約にも入っている」としているが、自民党は2012年のマニフェストで「年金受給時期選択の弾力化など必要な見直しを行います」としつつも、昨年の選挙用マニフェストでは「年金制度などの社会保障制度について必要な見直しを行います」という表現にとどまっている。
これに対し、自民党に政策を真似され続けている幸福実現党は、2010年からマニフェストに年金制度の抜本的改革のために「75歳定年制」を明記している。自民党のマニフェストは、これとは対照的に曖昧な表現と言える。
アベノミクスの金融緩和や原発再稼働などは、いずれも幸福実現党がいち早く掲げてきた政策であり、自民党はこの数年、幸福実現党の後追いをしている状況だ。今回の「75歳繰り下げ可能案」も、世論の支持を得にくい政策だが、自民党は選挙前から正直に国民に示すべきだっただろう。
年金受給時期の繰り下げを実現するためには、高齢者の雇用を拡大する必要がある。そのためには、幸福実現党が主張してきたように、「高齢者雇用を進める企業の税制優遇」や「高齢者による起業支援」などをセットで打ち出し、75歳ぐらいまでは生きがいを持って働ける「生涯現役社会」の実現を目指すべきだ。
日本は世界で最も高齢化が進んでおり、世界に高齢化社会のモデルを発信するためにも、社会保障に頼らない政策への転換が求められる。必要最小限のセーフティーネットは構築すべきだが、国民が政府の補助を期待して働かなくなれば国家は衰退していく。
年金受給時期の繰り下げの議論も大事だが、根本的には国民の自助努力の精神を尊重し、生涯現役で働ける社会実現に向けた取り組みをすることが大切ではないだろうか。(今)
【The Liberty Webご参考 URL=http://the-liberty.com/article.php?item_id=7829】
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ザ・リバティweb/「ザ・リバティ」は1995年3月創刊の書店売り月刊誌です。 「リバティ(Liberty 自由)」に「真の」という意味を持つ「ザ(The)」を冠し、信教の自由、責任を伴う選択の自由や創造の自由など、宗教的真理と普遍的価値観に基づく「真の自由の実現」を目指しています。より多くの読者に、よりタイムリーに情報をお届けするため、2010年11月にウェブ版をスタートしました。
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年 金 受 給 「 7 5 歳 繰 り 下 げ 」 可 能 検 討 へ
生 涯 現 役 社 会 実 現 の 必 要 性
田村憲久厚生労働相は13日の閣議後の記者会見で、現在70歳まで繰り下げが可能となっている公的年金の受給時期を、受給者の判断で75歳まで繰り下げられるように検討する方針を明らかにした。13日付YOMIURI ONLINEが報じている。
現在、年金の受給開始は65歳から70歳まで繰り下げることが可能。受給開始を繰り下げた場合、1カ月ごとに受け取れる年金額は0.7%増え、70歳まで繰り下げれば年金額は42%増えることになる。今回の方針は、この制度を75歳までの繰り下げが選択できるようにするものだ。
田村厚労相は会見の中で、受給時期の繰り下げは「昨夏の自民党参院選公約にも入っている」としているが、自民党は2012年のマニフェストで「年金受給時期選択の弾力化など必要な見直しを行います」としつつも、昨年の選挙用マニフェストでは「年金制度などの社会保障制度について必要な見直しを行います」という表現にとどまっている。
これに対し、自民党に政策を真似され続けている幸福実現党は、2010年からマニフェストに年金制度の抜本的改革のために「75歳定年制」を明記している。自民党のマニフェストは、これとは対照的に曖昧な表現と言える。
アベノミクスの金融緩和や原発再稼働などは、いずれも幸福実現党がいち早く掲げてきた政策であり、自民党はこの数年、幸福実現党の後追いをしている状況だ。今回の「75歳繰り下げ可能案」も、世論の支持を得にくい政策だが、自民党は選挙前から正直に国民に示すべきだっただろう。
年金受給時期の繰り下げを実現するためには、高齢者の雇用を拡大する必要がある。そのためには、幸福実現党が主張してきたように、「高齢者雇用を進める企業の税制優遇」や「高齢者による起業支援」などをセットで打ち出し、75歳ぐらいまでは生きがいを持って働ける「生涯現役社会」の実現を目指すべきだ。
日本は世界で最も高齢化が進んでおり、世界に高齢化社会のモデルを発信するためにも、社会保障に頼らない政策への転換が求められる。必要最小限のセーフティーネットは構築すべきだが、国民が政府の補助を期待して働かなくなれば国家は衰退していく。
年金受給時期の繰り下げの議論も大事だが、根本的には国民の自助努力の精神を尊重し、生涯現役で働ける社会実現に向けた取り組みをすることが大切ではないだろうか。(今)
J.I.メールニュース No.654 2014.05.15紹介
2014年5月16日 お仕事【 巻 頭 原 稿 】
「 結 集 し よ う 現 場 力 ・ 動 く シ ン ク タ ン ク 構 想 日 本 」
代表 加藤 秀樹
――――――――――――――――――――――――――――――
昨年度末から構想日本は大改造をしてきました。
目的は、「動くシンクタンク」への徹底した脱皮です。
構想日本は、1997年の活動開始以来、40近くの政策を法律や閣議決定の形で実現してきました。その過程で重要なことに気づきました。それは、医療、教育、町づくり、産業、農業など、どの分野でも現場にやる気、知恵、工夫、力がたくさんあり、にもかかわらず、それが社会で活用されていないということです。
この「現場力」を整理し組み合わせて活かせば、世の中を動かし変えていくことができる。
構想日本にはすでに制度や法律などのノウハウは相当の蓄積があります。また、現場力を結集する手法として「事業仕分け」や「住民判定人」「住民協議会」などを開発、経験しています。
これらをフル活用して世の中を変えよう、というのが「動くシンクタンク」です。
もちろんこれは構想日本一人でできることではありません。全国の現場力を持った人たちと一緒に作り上げていきたいのです。
改造の一つとして社団法人化をしました。理由は2つあります。一つは「動くシンクタンク」としてより多くの人、組織とともに活動するには、より透明な運営体制にしていかねばと考えました。もう一つは、新しくなった公益法人制度は構想日本が提言して実現したものだからです。制度としてはより自由度が高まった非営利法人の枠組みの中で、構想日本自身がその使い勝手を体感し不十分なら更なる制度改革を提言していこうと考えています。
以上のことを大勢の方に理解していただくためにリーフレットを新しくしました。既にお知らせ済みですが、事務所の移転や会費のクレジット決済導入も行いました。
今年から来年にかけては日本にとって極めて重要な時期です。正しい選択をしなければいけません。構想日本はそのために、これまでの何倍も動きます。
-------------------------------------------------------------------
*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
info@kosonippon.org
いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として以下に掲載しています。
http://www.kosonippon.org/mail/index.php
※不掲載をご希望の場合は必ずその旨を明記して下さい。氏名、肩書きは、特にご指示がなければそのまま掲載します。匿名、ハンドルネームをご希望の場合は必ず明記して下さい。なお、盗作、名誉毀損、人権侵害、差別的な記述などの投稿は禁止いたします。
☆これまでのメルマガはこちらからご覧いただけます。http://www.kosonippon.org/mail/index.php
「 結 集 し よ う 現 場 力 ・ 動 く シ ン ク タ ン ク 構 想 日 本 」
代表 加藤 秀樹
――――――――――――――――――――――――――――――
昨年度末から構想日本は大改造をしてきました。
目的は、「動くシンクタンク」への徹底した脱皮です。
構想日本は、1997年の活動開始以来、40近くの政策を法律や閣議決定の形で実現してきました。その過程で重要なことに気づきました。それは、医療、教育、町づくり、産業、農業など、どの分野でも現場にやる気、知恵、工夫、力がたくさんあり、にもかかわらず、それが社会で活用されていないということです。
この「現場力」を整理し組み合わせて活かせば、世の中を動かし変えていくことができる。
構想日本にはすでに制度や法律などのノウハウは相当の蓄積があります。また、現場力を結集する手法として「事業仕分け」や「住民判定人」「住民協議会」などを開発、経験しています。
これらをフル活用して世の中を変えよう、というのが「動くシンクタンク」です。
もちろんこれは構想日本一人でできることではありません。全国の現場力を持った人たちと一緒に作り上げていきたいのです。
改造の一つとして社団法人化をしました。理由は2つあります。一つは「動くシンクタンク」としてより多くの人、組織とともに活動するには、より透明な運営体制にしていかねばと考えました。もう一つは、新しくなった公益法人制度は構想日本が提言して実現したものだからです。制度としてはより自由度が高まった非営利法人の枠組みの中で、構想日本自身がその使い勝手を体感し不十分なら更なる制度改革を提言していこうと考えています。
以上のことを大勢の方に理解していただくためにリーフレットを新しくしました。既にお知らせ済みですが、事務所の移転や会費のクレジット決済導入も行いました。
今年から来年にかけては日本にとって極めて重要な時期です。正しい選択をしなければいけません。構想日本はそのために、これまでの何倍も動きます。
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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
info@kosonippon.org
いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として以下に掲載しています。
http://www.kosonippon.org/mail/index.php
※不掲載をご希望の場合は必ずその旨を明記して下さい。氏名、肩書きは、特にご指示がなければそのまま掲載します。匿名、ハンドルネームをご希望の場合は必ず明記して下さい。なお、盗作、名誉毀損、人権侵害、差別的な記述などの投稿は禁止いたします。
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Altarna: CSR活動に不可欠な「短い名前」
2014年5月17日 お仕事東瀧 邦次さま
いつもお世話になっております。
企業のCSR活動やNPOの活動を取材する側として、ずっと気になってきたことがあります。それは、せっかく良い活動を展開しているのに、名前がないために社会での認知度が低かったり、活動自体も広がっていかなかったりすることです。
名前は大事です。しかも短くて覚えやすい名前が必要です。「地球温暖化防止と生物多様性保全のための○○推進事業」など、長くて、しかも一般名詞の羅列では、なかなか人のアタマに入りにくいのです。
企業のブランドマネージャーはその点よく心得ていて、新製品や新しいサービスを世に出す時には必ず「短くて覚えやすい名前」にこだわります。そもそも、日本人は「4文字(音節)以下」の名前を好み、長い名前は「キムタク」や「モモクロ」など勝手に4文字化してしまうのです。
「トヨタ」も「ソニー」も「東芝」も4文字以下です。ソニーが旧社名「東京通信工業」のままだったら、これだけの世界ブランドにはならなかったでしょう。
米国なら長い名前は「JFK」や「GE」のように短縮語(アブリビエーション)を多用しますが、短くて覚えやすい名前も多いのです。「アップル」も「グーグル」もそうです。
秀逸なのは「アマゾン(amazon)」。本来、通信販売事業とブラジルの大河には何の関係もありませんが、ロゴを良く見ますと、「a」から「z」に矢印が出ています。つまり、「a to z」。何でも揃うという意味を込めています。
CSR活動やNPO活動も、このように「短くて覚えやすい名前」が望ましいでしょう。それだけではなく、筆者が提唱する「ソーシャル・ブランディング」の観点から見ますと、次の5つの要素が不可欠でしょう。
それは(1)ネーミングのほか、(2)言える化(3)デザイン化(4)差異化(5)見える化--の5つです。
2)の「言える化」とは、「見える化」をもじった表現です。人は、何かを見たり、聞いたり、読んだりしただけでは、なかなか記憶に残りません。逆に、「人にそれを伝えることができる=言える」ということは、その事象をきちんと理解し、記憶していることになります。
そのためには、「短くて覚えやすい名前」だけではなく、人の記憶に残りやすい「ストーリー」が不可欠です。最近、IR業界で、非財務情報の開示のための「ストーリー・テリング」がグローバル規模で注目されているのもこのためです。
ここで有効なのは「引き算の広報戦略」です。網羅的な「幕の内弁当」型より、一つに絞り込んだ「うな重」型のメッセージが伝わりやすいのです。日本のCSRレポートは「幕の内弁当」の典型で、たくさんの「おかず」が入っていますが、後で何を食べたか忘れることもあります。
これに対して、「うな重」のおかずは一つだけ。しかも価値が高いおかずです。香り高いその匂いは、五感を使ったコミュニケーションとさえ言えます。
「引き算の広報」では、短くて力強いタグライン(キャッチコピー)も有効です。タグラインは13文字以内であってほしい。「13文字」とはYahoo!ニュースの見出しの文字数で、つまり、あらゆるニュースは13文字以内で表現できているのです。
13文字が無理なら、せめて17文字でまとめたいものです。日本の俳句や川柳の文字数です。日本人は古来、この字数で森羅万象を表してきました。CSRやNPO活動も17文字以内で表現してほしいのです。
タグラインを短くすると、世の中に伝わりやすくなります。サントリーの「水と生きる」はわずか6文字(漢字なら5文字)のメッセージです。このフレーズが社会に広く伝わった最大の理由は、簡潔で短かったからです。(オルタナ編集長 森 摂)
いつもお世話になっております。
企業のCSR活動やNPOの活動を取材する側として、ずっと気になってきたことがあります。それは、せっかく良い活動を展開しているのに、名前がないために社会での認知度が低かったり、活動自体も広がっていかなかったりすることです。
名前は大事です。しかも短くて覚えやすい名前が必要です。「地球温暖化防止と生物多様性保全のための○○推進事業」など、長くて、しかも一般名詞の羅列では、なかなか人のアタマに入りにくいのです。
企業のブランドマネージャーはその点よく心得ていて、新製品や新しいサービスを世に出す時には必ず「短くて覚えやすい名前」にこだわります。そもそも、日本人は「4文字(音節)以下」の名前を好み、長い名前は「キムタク」や「モモクロ」など勝手に4文字化してしまうのです。
「トヨタ」も「ソニー」も「東芝」も4文字以下です。ソニーが旧社名「東京通信工業」のままだったら、これだけの世界ブランドにはならなかったでしょう。
米国なら長い名前は「JFK」や「GE」のように短縮語(アブリビエーション)を多用しますが、短くて覚えやすい名前も多いのです。「アップル」も「グーグル」もそうです。
秀逸なのは「アマゾン(amazon)」。本来、通信販売事業とブラジルの大河には何の関係もありませんが、ロゴを良く見ますと、「a」から「z」に矢印が出ています。つまり、「a to z」。何でも揃うという意味を込めています。
CSR活動やNPO活動も、このように「短くて覚えやすい名前」が望ましいでしょう。それだけではなく、筆者が提唱する「ソーシャル・ブランディング」の観点から見ますと、次の5つの要素が不可欠でしょう。
それは(1)ネーミングのほか、(2)言える化(3)デザイン化(4)差異化(5)見える化--の5つです。
2)の「言える化」とは、「見える化」をもじった表現です。人は、何かを見たり、聞いたり、読んだりしただけでは、なかなか記憶に残りません。逆に、「人にそれを伝えることができる=言える」ということは、その事象をきちんと理解し、記憶していることになります。
そのためには、「短くて覚えやすい名前」だけではなく、人の記憶に残りやすい「ストーリー」が不可欠です。最近、IR業界で、非財務情報の開示のための「ストーリー・テリング」がグローバル規模で注目されているのもこのためです。
ここで有効なのは「引き算の広報戦略」です。網羅的な「幕の内弁当」型より、一つに絞り込んだ「うな重」型のメッセージが伝わりやすいのです。日本のCSRレポートは「幕の内弁当」の典型で、たくさんの「おかず」が入っていますが、後で何を食べたか忘れることもあります。
これに対して、「うな重」のおかずは一つだけ。しかも価値が高いおかずです。香り高いその匂いは、五感を使ったコミュニケーションとさえ言えます。
「引き算の広報」では、短くて力強いタグライン(キャッチコピー)も有効です。タグラインは13文字以内であってほしい。「13文字」とはYahoo!ニュースの見出しの文字数で、つまり、あらゆるニュースは13文字以内で表現できているのです。
13文字が無理なら、せめて17文字でまとめたいものです。日本の俳句や川柳の文字数です。日本人は古来、この字数で森羅万象を表してきました。CSRやNPO活動も17文字以内で表現してほしいのです。
タグラインを短くすると、世の中に伝わりやすくなります。サントリーの「水と生きる」はわずか6文字(漢字なら5文字)のメッセージです。このフレーズが社会に広く伝わった最大の理由は、簡潔で短かったからです。(オルタナ編集長 森 摂)
Altarna:「企業のCSR浸透度を測定・評価」
2014年5月18日 お仕事 昨日ご紹介のAltarna誌ご紹介URL= http://www.alterna.co.jp/csr-research で下記のような「日本初 企業CSR浸透度測定・評価」に関する横浜市立大学CSRセンター・Altarna総研業務提携の情報を転載ご紹介します。
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日 本 初 、 企 業 の「 C S R 浸 透 度 」を 測 定 ・ 評 価
--横浜市立大学CSRセンターとオルタナ総研が業務提携
横浜市立大学CSR センター(影山摩子弥所長)とオルタナ総研は2012 年6月から業務提携し、社員へのオンラインアンケートを使って、企業ごとのCSR(企業の社会的責任)浸透度を測定する新サービス「CSR 浸透度調査」を共同で実施します。
これにより、その企業の社員たちへのCSR浸透度がひと目で分かるほか、「CSRの強みと課題」も浮き彫りになり、その企業のCSR戦略に役立てることができます。今回の調査は日本初の取り組みで、影山所長は「日本企業のCSR 活動推進に大きく貢献できる」と期待しています。
いま世界的に企業のCSR戦略が重要視されていますが、特に日本では「CSRを正しく理解する」「企業としての行動に移す」などの社内浸透が最大の課題となっています。
このため、日本唯一の大学内CSR 研究機関である横浜市立大学CSR センター(有限責任事業組合)の影山摩子弥センター長(国際総合科学部教授)と株式会社オルタナが共同で2012 年5月、CSRの社内浸透を把握・促進するためのツールとして「CSR浸透度調査」を開発しました。
具体的には、企業の社員とCSR専門部署にオンラインアンケート調査を実施し、その結果を因子分析した上で、「社員へのCSR浸透度」「組織へのCSR浸透度」などの個別指標に数値化し、その結果を「全社CSR浸透度」として評価し、CSR部専門部署のKPI(重要業績評価指標)として使うことができます。
今回の調査では「業務パフォーマンス尺度」「精神健康度」「仕事満足尺度」も数字で算出し、CSRの浸透度が高いほど社員のモチベーションやES(従業員満足度)が高まることが数字で実感できるようになります。
この調査は希望する企業に対して、有料で実施します。2-3年の期間をおいて定期的に調査することで、KPIとしてのCSR浸透度の変化、その間のCSR活動による影響度合いも計測できます。
※この調査結果は当該企業のCSR戦略の改善が目的であり、調査結果は公表致しません。
※企業ランキングなどの発表も致しません。
=========CSR浸透度測定調査 概要=========
◆調査の構成と内訳(全73項目調査、すべて10段階で設定)
1)社員浸透度(73項目)=社員にオンラインアンケート
CSR理解(7) 理念的統合(9) 人的統合(6) CSR評価(7) 社会貢献評価(12) 業務パフォーマンス(5) 精神健康度(12) 社員満足度(15)
2.組織浸透度(21項目)=CSR担当部署にアンケート
教育訓練(6) モニタリング(8) 巻き込み(7)
◆評価方法
(1)社員浸透度<上記「1.」の合計と判定>
(2)組織浸透度<上記「2.」の合計と判定>
(3)全社CSR浸透度<両浸透度の合計と判定>
(4)「判定」浸透度のポイントで判断
A=よく浸透しています。
B=比較的浸透しているといえますが,さらに浸透を図ると良いでしょう。
C=浸透がいまひとつです。弱点を補強し,強みを延ばすと良いでしょう。
D=浸透しているとはいいがたい状況です。改善が望まれます。
(5)因子分析を組み合わせて,レーダーチャート化し,SWOTに結び付ける。
(6)CSR戦略課題を視覚化するために,改善策とのかかわりでいくつかのタイプをつくり、それに応じて座標にプロットします。
(7)分析終了後、回答企業のCSR浸透の課題と対策を報告書としてまとめます。
※アンケートの最後に、「会社のCSR活動への意見・感想、期待感」などを最大200文字程度で聞き、報告書に盛り込むことで、定性調査の側面も持たせます。
◆横浜市立大学CSRセンターとは
正式名称: 横浜市立大学CSRセンター有限責任事業組合
設立: 2006(平成18)年3月
所在地: 横浜市金沢区瀬戸22-2
代表者: 影山摩子弥(横浜市立大学国際総合科学部教授)
事業概要: CSRに関する調査・研究、経営コンサルティングサービス、マネジメントシステム監査サービス、CSRコンサルティングサービス、CSRマネジメント規格の開発・設計、CSRに関する各種セミナー・講座の運営ほか
◆オルタナ総研とは
正式名称: 株式会社オルタナ・オルタナ総研事業部
設立:2012(平成24年)1月。
所在地:東京都目黒区駒場1‐26‐10‐304
事業概要: CSRに関する調査・研究、総合CSRコンサルティングサービス「みんなのCSR」、CSRミッションづくり支援、「CSR部員塾」などCSRに関する各種セミナー・講座の運営ほか。
顧問: 影山摩子弥(横浜市立大学国際総合科学部教授) 原田勝広(日本経済新聞編集委員、明治学院大学教授)アドバイザー: 小林 光(慶應義塾大学SFC教授、前環境事務次官)
◆株式会社オルタナとは
設立:2006年(平成18年)9月。
所在地:東京都目黒区駒場1‐26‐10‐304
代表者: 森 摂、事業概要: 環境とCSRと「志」のビジネス情報誌「オルタナ」の発行(季刊、発行部数15000部)、オルタナオンラインwww.alterna.co.jp の運営、若者とソーシャルを結ぶウェブメディア「オルタナS」www.alternas.jpの運営、CSR担当者のためのニュースレター「オルタナプレミアム」の発行など。
この件について詳しい資料をご希望の方は、社名、所属、氏名、電話番号を記載の上、株式会社オルタナ・オルタナ総研事業部 alterna(a)alterna.co.jpまでメールでご連絡下さい。※(a)を@に変えてご送信下さい。
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日 本 初 、 企 業 の「 C S R 浸 透 度 」を 測 定 ・ 評 価
--横浜市立大学CSRセンターとオルタナ総研が業務提携
横浜市立大学CSR センター(影山摩子弥所長)とオルタナ総研は2012 年6月から業務提携し、社員へのオンラインアンケートを使って、企業ごとのCSR(企業の社会的責任)浸透度を測定する新サービス「CSR 浸透度調査」を共同で実施します。
これにより、その企業の社員たちへのCSR浸透度がひと目で分かるほか、「CSRの強みと課題」も浮き彫りになり、その企業のCSR戦略に役立てることができます。今回の調査は日本初の取り組みで、影山所長は「日本企業のCSR 活動推進に大きく貢献できる」と期待しています。
いま世界的に企業のCSR戦略が重要視されていますが、特に日本では「CSRを正しく理解する」「企業としての行動に移す」などの社内浸透が最大の課題となっています。
このため、日本唯一の大学内CSR 研究機関である横浜市立大学CSR センター(有限責任事業組合)の影山摩子弥センター長(国際総合科学部教授)と株式会社オルタナが共同で2012 年5月、CSRの社内浸透を把握・促進するためのツールとして「CSR浸透度調査」を開発しました。
具体的には、企業の社員とCSR専門部署にオンラインアンケート調査を実施し、その結果を因子分析した上で、「社員へのCSR浸透度」「組織へのCSR浸透度」などの個別指標に数値化し、その結果を「全社CSR浸透度」として評価し、CSR部専門部署のKPI(重要業績評価指標)として使うことができます。
今回の調査では「業務パフォーマンス尺度」「精神健康度」「仕事満足尺度」も数字で算出し、CSRの浸透度が高いほど社員のモチベーションやES(従業員満足度)が高まることが数字で実感できるようになります。
この調査は希望する企業に対して、有料で実施します。2-3年の期間をおいて定期的に調査することで、KPIとしてのCSR浸透度の変化、その間のCSR活動による影響度合いも計測できます。
※この調査結果は当該企業のCSR戦略の改善が目的であり、調査結果は公表致しません。
※企業ランキングなどの発表も致しません。
=========CSR浸透度測定調査 概要=========
◆調査の構成と内訳(全73項目調査、すべて10段階で設定)
1)社員浸透度(73項目)=社員にオンラインアンケート
CSR理解(7) 理念的統合(9) 人的統合(6) CSR評価(7) 社会貢献評価(12) 業務パフォーマンス(5) 精神健康度(12) 社員満足度(15)
2.組織浸透度(21項目)=CSR担当部署にアンケート
教育訓練(6) モニタリング(8) 巻き込み(7)
◆評価方法
(1)社員浸透度<上記「1.」の合計と判定>
(2)組織浸透度<上記「2.」の合計と判定>
(3)全社CSR浸透度<両浸透度の合計と判定>
(4)「判定」浸透度のポイントで判断
A=よく浸透しています。
B=比較的浸透しているといえますが,さらに浸透を図ると良いでしょう。
C=浸透がいまひとつです。弱点を補強し,強みを延ばすと良いでしょう。
D=浸透しているとはいいがたい状況です。改善が望まれます。
(5)因子分析を組み合わせて,レーダーチャート化し,SWOTに結び付ける。
(6)CSR戦略課題を視覚化するために,改善策とのかかわりでいくつかのタイプをつくり、それに応じて座標にプロットします。
(7)分析終了後、回答企業のCSR浸透の課題と対策を報告書としてまとめます。
※アンケートの最後に、「会社のCSR活動への意見・感想、期待感」などを最大200文字程度で聞き、報告書に盛り込むことで、定性調査の側面も持たせます。
◆横浜市立大学CSRセンターとは
正式名称: 横浜市立大学CSRセンター有限責任事業組合
設立: 2006(平成18)年3月
所在地: 横浜市金沢区瀬戸22-2
代表者: 影山摩子弥(横浜市立大学国際総合科学部教授)
事業概要: CSRに関する調査・研究、経営コンサルティングサービス、マネジメントシステム監査サービス、CSRコンサルティングサービス、CSRマネジメント規格の開発・設計、CSRに関する各種セミナー・講座の運営ほか
◆オルタナ総研とは
正式名称: 株式会社オルタナ・オルタナ総研事業部
設立:2012(平成24年)1月。
所在地:東京都目黒区駒場1‐26‐10‐304
事業概要: CSRに関する調査・研究、総合CSRコンサルティングサービス「みんなのCSR」、CSRミッションづくり支援、「CSR部員塾」などCSRに関する各種セミナー・講座の運営ほか。
顧問: 影山摩子弥(横浜市立大学国際総合科学部教授) 原田勝広(日本経済新聞編集委員、明治学院大学教授)アドバイザー: 小林 光(慶應義塾大学SFC教授、前環境事務次官)
◆株式会社オルタナとは
設立:2006年(平成18年)9月。
所在地:東京都目黒区駒場1‐26‐10‐304
代表者: 森 摂、事業概要: 環境とCSRと「志」のビジネス情報誌「オルタナ」の発行(季刊、発行部数15000部)、オルタナオンラインwww.alterna.co.jp の運営、若者とソーシャルを結ぶウェブメディア「オルタナS」www.alternas.jpの運営、CSR担当者のためのニュースレター「オルタナプレミアム」の発行など。
この件について詳しい資料をご希望の方は、社名、所属、氏名、電話番号を記載の上、株式会社オルタナ・オルタナ総研事業部 alterna(a)alterna.co.jpまでメールでご連絡下さい。※(a)を@に変えてご送信下さい。
本年度中央区協働事業提案制度/説明会
2014年5月19日 お仕事 私たち日本生涯現役推進協議会やNPO法人ライフ・ベンチャー・クラブが所在する東京都中央区の協働提案事業の公募説明会案内が下記のとおり開催されます。ご関心ある『生涯現役プロデューサー』仮登録皆様のうちでご希望者はどうか生涯現役グループ事務局【Tel:03-3517-6667】までご連絡ください。
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協働ステーション中央
利 用 登 録 団 体 の 皆 様
お世話になっております。協働ステーション中央の田邊です。
今年度も、協働提案事業の公募の時期がやってきました。説明会のご案内を添付しました。
本年度も、地域の課題を自分たちの力で解決しよう、そんな「地域の心意気」を持った皆さんからの提案を募集します。
詳細は添付資料をご確認ください。宜しくお願いします。
●日 時
平成26年 5月27日(火) 18:30~20:30
平成26年 6月 3日(火) 14:30~15:30
※両日は同じ内容です。いずれかご都合の良い日程でお越しください。また、どうしても参加が難しい場合はお問い合わせください。
●会 場
協働ステーション中央 会議室
●内 容
1)中央区における協働事業とは
協働ステーション中央より、協働を行う上で必要なポイントをお伝えします。
2)平成26年度協働事業提案制度の概要について
中央区の協働推進担当より、事業説明を行います。
3)平成26年度実施事業紹介
4)質疑応答・個別相談
ご希望の方には終了後個別相談を予定しております。ご希望の方は、是非、この機会にお越しください。
※当日対応できる人数には限りがございます。予めご了承ください。
----------------------------------------------------------------------------------------------------
平 成 2 6 年 度 協 働 事 業 提 案 制 度 説 明 会
中央区の協働提案事業を活用して、地域の心意気をカタチに
区では、よりきめ細やかな行政サービスの提供を図るため、社会貢献活動団体(NPO法人・ボランティア団体等)と区が力を合わせて公共的な課題解決へ取り組む新たな仕組みとして、協働提案事業の公募を平成22年度より実施しています。
本年度も、地域の課題を自分たちの力で解決しよう、そんな「地域の心意気」を持った皆さんからの提案を募集します。窓口である協働ステーション中央では、今年度の募集開始を前に、中央区の協働事業が分かる説明会を開催します。協働事業に興味・関心のある方は、この機会にぜひご参加ください。
●日 時 平成26年5月27日(火) 18:30~20:30
平成26年6月 3日(火)14:30~15:30
※2日間とも、同じ内容です。ご都合の良い方にお越しください。
●会 場 協働ステーション中央会議室
●内容1) 中央区における協働事業とは
協働ステーション中央より、協働を行う上で必要なポイントをお伝えします。
2)平成26年度協働事業提案制度の概要について
区の協働推進担当より、事業説明を行います。
3)平成26年度実施事業紹介
4)質疑応答・個別相談
ご希望の方には終了後個別相談を予定しております。ご希望の方は、是非、この機会にお越しください。
※当日対応できる人数には限りがございます。予めご了承ください。
●問合せ先 協働ステーション中央Tel:03-3666-4761 E-mail:info@kyodo-station.jp
募集期間 平成26年6月3日~7月31日
募集事業平成27年度(平成27年4月1日~平成28年3月31日)に実施する、次のいずれかにあてはまる事業
(1)区から課題を提起する事業
(2)提案団体の自由な発想による事業
提案対象「協働ステーション中央」において、事業構築に向けた支援・協議を経て提案された事業
審査・選定学識経験者等で構成する「中央区協働推進会議」が公開プレゼンテーションを経て選定します。
===========================================================
協働ステーション中央 田邊 健史
〒103-0001 中央区日本橋小伝馬町5-1 十思スクエア2階(地図は下記URL)
http://chuo.genki365.net/core_sys/images/others/map_b.jpg
電話:03-3666-4761 FAX:03-3666-4762
メール:info@kyodo-station.jp 公式サイト http://chuo.genki365.net/
★facebook https://www.facebook.com/kyodostation
協働ステーション中央は、中央区からの事業委託により(特活)NPOサポートセンターが運営しています。
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協働ステーション中央
利 用 登 録 団 体 の 皆 様
お世話になっております。協働ステーション中央の田邊です。
今年度も、協働提案事業の公募の時期がやってきました。説明会のご案内を添付しました。
本年度も、地域の課題を自分たちの力で解決しよう、そんな「地域の心意気」を持った皆さんからの提案を募集します。
詳細は添付資料をご確認ください。宜しくお願いします。
●日 時
平成26年 5月27日(火) 18:30~20:30
平成26年 6月 3日(火) 14:30~15:30
※両日は同じ内容です。いずれかご都合の良い日程でお越しください。また、どうしても参加が難しい場合はお問い合わせください。
●会 場
協働ステーション中央 会議室
●内 容
1)中央区における協働事業とは
協働ステーション中央より、協働を行う上で必要なポイントをお伝えします。
2)平成26年度協働事業提案制度の概要について
中央区の協働推進担当より、事業説明を行います。
3)平成26年度実施事業紹介
4)質疑応答・個別相談
ご希望の方には終了後個別相談を予定しております。ご希望の方は、是非、この機会にお越しください。
※当日対応できる人数には限りがございます。予めご了承ください。
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平 成 2 6 年 度 協 働 事 業 提 案 制 度 説 明 会
中央区の協働提案事業を活用して、地域の心意気をカタチに
区では、よりきめ細やかな行政サービスの提供を図るため、社会貢献活動団体(NPO法人・ボランティア団体等)と区が力を合わせて公共的な課題解決へ取り組む新たな仕組みとして、協働提案事業の公募を平成22年度より実施しています。
本年度も、地域の課題を自分たちの力で解決しよう、そんな「地域の心意気」を持った皆さんからの提案を募集します。窓口である協働ステーション中央では、今年度の募集開始を前に、中央区の協働事業が分かる説明会を開催します。協働事業に興味・関心のある方は、この機会にぜひご参加ください。
●日 時 平成26年5月27日(火) 18:30~20:30
平成26年6月 3日(火)14:30~15:30
※2日間とも、同じ内容です。ご都合の良い方にお越しください。
●会 場 協働ステーション中央会議室
●内容1) 中央区における協働事業とは
協働ステーション中央より、協働を行う上で必要なポイントをお伝えします。
2)平成26年度協働事業提案制度の概要について
区の協働推進担当より、事業説明を行います。
3)平成26年度実施事業紹介
4)質疑応答・個別相談
ご希望の方には終了後個別相談を予定しております。ご希望の方は、是非、この機会にお越しください。
※当日対応できる人数には限りがございます。予めご了承ください。
●問合せ先 協働ステーション中央Tel:03-3666-4761 E-mail:info@kyodo-station.jp
募集期間 平成26年6月3日~7月31日
募集事業平成27年度(平成27年4月1日~平成28年3月31日)に実施する、次のいずれかにあてはまる事業
(1)区から課題を提起する事業
(2)提案団体の自由な発想による事業
提案対象「協働ステーション中央」において、事業構築に向けた支援・協議を経て提案された事業
審査・選定学識経験者等で構成する「中央区協働推進会議」が公開プレゼンテーションを経て選定します。
===========================================================
協働ステーション中央 田邊 健史
〒103-0001 中央区日本橋小伝馬町5-1 十思スクエア2階(地図は下記URL)
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阿部 等氏「わたしの起業で未来を変える」
2014年5月20日 お仕事東 瀧 邦 次 様
お世話になっております。弊社がご縁をお受けした皆様へ同報しています。
朝日新聞18日付のGLOBEの特集は「わたしの起業で未来を変える」でした。
http://globe.asahi.com/feature/2014051500008.html
9つの事例の「目的」と「手段」として以下のように整理されています。
① 外交を市民の手に -「小国」に代り交渉
② 米国の低所得世帯から大学に -公教育の委任受け平均上回る成果
③ 石巻の漁業復興 -ボランティアから定住、高給ワカメ産直
④ アフリカの病人搬送を変える -救急自転車売り各国へ
⑤ 便利な技術を農村に -アイデア商品、国際機関より効果大
⑥ 消費者文化育てて地元振興を -虐殺乗り越えコーヒーチェーン展開
⑦ 「脱石油」で災害に耐える町づくり -自前の太陽光発電を販売
⑧ 里山の魅力を発信 -富山から無農薬の野菜・米
⑨ イチゴで町おこし -IT企業社長がノウハウ活用
(上記各事例を倣って)弊社の取組み内容を同様に整理すると以下となります。
社会の交通問題を解決 -イノベーションにより鉄道の能力を向上
社長の<こだわり>や<想い>により企業を紹介する「社長tv」というサイトがあり、取材を受けました。以下のご参考URLで、7分50秒の映像をご覧願えませんか(仮URLです。正式URLは改めてお知らせします)。
http://j-president.net/tokyo/data/data6270.html?confirm=1
私の子供の頃からの40年以上の変らぬ想いは「社会で自動車が使われ過ぎている」「鉄道が本来の能力を発揮できていない」の2つです。そして、「わたしの起業で未来を変える」ことを目指し今の立場を選びました。
鉄道講座のご案内にてお知らせしたように、明日の晩に「快適通勤実現に向けて」と題してお話します。『満員電車がなくなる日』に対する多数の疑問や反対意見1つ1つへお答えします。 http://www.LRT.co.jp/kogakuin/topics140521.pdf
30日(金)14時から、e世論協会にて「鉄道イノベーションが日本の未来を拓く」と題して、「鉄道は創意工夫の宝庫。新たな時代の日本の牽引役になり得る。」とお話します。 http://www.e-yoron.org/s20140530/
弊社のスタンスは、「満員電車という社会問題を長年放置して国も鉄道会社もけしからん。」ではなく、「満員電車の解決を始め、鉄道の能力を向上させて社会
に貢献する方策が沢山あります。一緒に汗を流して実現しましょう。それにより、日本の、そして人類の新たな地平が開けます。」です。
このメールをお送りしている皆様は、弊社の提案は「当っている点もあるけど、実現できるの?」と思われている方が多いと思います。お時間が許せば2つの講義・講演のいずれかにご参加願うか、あるいはお知合いへご案内願えましたら幸
いです。
====================
(株)ライトレール 代表取締役社長 阿 部 等
http://www.LRT.co.jp、03-5985-1131
『満員電車がなくなる日』(角川SSC新書)
http://astore.amazon.co.jp/lightrail-22
お世話になっております。弊社がご縁をお受けした皆様へ同報しています。
朝日新聞18日付のGLOBEの特集は「わたしの起業で未来を変える」でした。
http://globe.asahi.com/feature/2014051500008.html
9つの事例の「目的」と「手段」として以下のように整理されています。
① 外交を市民の手に -「小国」に代り交渉
② 米国の低所得世帯から大学に -公教育の委任受け平均上回る成果
③ 石巻の漁業復興 -ボランティアから定住、高給ワカメ産直
④ アフリカの病人搬送を変える -救急自転車売り各国へ
⑤ 便利な技術を農村に -アイデア商品、国際機関より効果大
⑥ 消費者文化育てて地元振興を -虐殺乗り越えコーヒーチェーン展開
⑦ 「脱石油」で災害に耐える町づくり -自前の太陽光発電を販売
⑧ 里山の魅力を発信 -富山から無農薬の野菜・米
⑨ イチゴで町おこし -IT企業社長がノウハウ活用
(上記各事例を倣って)弊社の取組み内容を同様に整理すると以下となります。
社会の交通問題を解決 -イノベーションにより鉄道の能力を向上
社長の<こだわり>や<想い>により企業を紹介する「社長tv」というサイトがあり、取材を受けました。以下のご参考URLで、7分50秒の映像をご覧願えませんか(仮URLです。正式URLは改めてお知らせします)。
http://j-president.net/tokyo/data/data6270.html?confirm=1
私の子供の頃からの40年以上の変らぬ想いは「社会で自動車が使われ過ぎている」「鉄道が本来の能力を発揮できていない」の2つです。そして、「わたしの起業で未来を変える」ことを目指し今の立場を選びました。
鉄道講座のご案内にてお知らせしたように、明日の晩に「快適通勤実現に向けて」と題してお話します。『満員電車がなくなる日』に対する多数の疑問や反対意見1つ1つへお答えします。 http://www.LRT.co.jp/kogakuin/topics140521.pdf
30日(金)14時から、e世論協会にて「鉄道イノベーションが日本の未来を拓く」と題して、「鉄道は創意工夫の宝庫。新たな時代の日本の牽引役になり得る。」とお話します。 http://www.e-yoron.org/s20140530/
弊社のスタンスは、「満員電車という社会問題を長年放置して国も鉄道会社もけしからん。」ではなく、「満員電車の解決を始め、鉄道の能力を向上させて社会
に貢献する方策が沢山あります。一緒に汗を流して実現しましょう。それにより、日本の、そして人類の新たな地平が開けます。」です。
このメールをお送りしている皆様は、弊社の提案は「当っている点もあるけど、実現できるの?」と思われている方が多いと思います。お時間が許せば2つの講義・講演のいずれかにご参加願うか、あるいはお知合いへご案内願えましたら幸
いです。
====================
(株)ライトレール 代表取締役社長 阿 部 等
http://www.LRT.co.jp、03-5985-1131
『満員電車がなくなる日』(角川SSC新書)
http://astore.amazon.co.jp/lightrail-22
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