「日本生涯現役推進協議会」 会報 162
2017年7月31日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
ヘ ッ ド ラ イ ン ニ ュ ー ス
事務局報告 第162号 2017年 7月31日発行
******************************************************************
◎ 2 0 1 7 / 7 / 1 ~ 2 0 1 7 / 7 / 3 1 の当Blog「掲載テーマ一覧表」
日 付 タイトル
2017年7月31日 「日本生涯現役推進協議会」 会報 162
2017年7月30日 NPOライフ・ベンチャー・クラブ会報142
2017年7月29日 スポットコンサル/世界中の知見を繋ぐ
2017年7月28日 「近畿大学研究シーズ発表会」(東京)
2017年7月27日 老後不安、出世した人程なぜ大きい?
2017年7月26日 26日開催:七月合同理事会記録ご報告
2017年7月25日 日本結婚カウンセリング協会報第18号
2017年7月24日 平尾昌晃氏:肺癌発覚も生涯現役貫く
2017年7月23日 NHKが作ったAIの分析が冷たすぎる2
2017年7月22日 NHKが作ったAIの分析が冷たすぎる1
2017年7月21日 論長論短 トップの体質は組織を決める
2017年7月20日 七月合同理事会・379生涯現役塾案内
2017年7月19日 日野原重明さん召天:生涯現役大往生
2017年7月18日 7月26日開催/第379回生涯現役実践塾
2017年7月17日 共同:国と地方公務員の定年延長検討
2017年7月16日 7/7日開催 理事・参与臨時打合せ記録
2017年7月15日 産経紙・東京紙紹介:五百歳熟年球児
2017年7月14日 秋田発生涯現役五百歳野球全国大会
2017年7月13日 生涯現役百万人運動実現ロードマップ
2017年7月12日 生涯現役を貫いた作家のエネルギー
2017年7月11日 藻谷浩介氏:次世代育む力 優れた地
2017年7月10日 日経BPお役立ち情報[社史・周年史]
2017年7月 9日 ITpro無料:ITインフラ Summit 2017 夏
2017年7月 8日 T-News 鎌倉版:Senior再就職Seminar
2017年7月 7日 配属場所で咲くより場所は自分が創る
2017年7月 6日 「シニア起業セミナー・スクール」開講
2017年7月 5日 失って初めて価値知る/今日の一言集
2017年7月 4日 最速で目標達成効果の3つの質問は?
2017年7月 3日 加藤国際特許知財とびうめ便りVol.55
2017年7月 2日 BrainNavi No.26近藤BrainWorksCEO
2017年7月 1日 加藤九段引退「1324勝の90%は名局」 以上
ヘ ッ ド ラ イ ン ニ ュ ー ス
事務局報告 第162号 2017年 7月31日発行
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◎ 2 0 1 7 / 7 / 1 ~ 2 0 1 7 / 7 / 3 1 の当Blog「掲載テーマ一覧表」
日 付 タイトル
2017年7月31日 「日本生涯現役推進協議会」 会報 162
2017年7月30日 NPOライフ・ベンチャー・クラブ会報142
2017年7月29日 スポットコンサル/世界中の知見を繋ぐ
2017年7月28日 「近畿大学研究シーズ発表会」(東京)
2017年7月27日 老後不安、出世した人程なぜ大きい?
2017年7月26日 26日開催:七月合同理事会記録ご報告
2017年7月25日 日本結婚カウンセリング協会報第18号
2017年7月24日 平尾昌晃氏:肺癌発覚も生涯現役貫く
2017年7月23日 NHKが作ったAIの分析が冷たすぎる2
2017年7月22日 NHKが作ったAIの分析が冷たすぎる1
2017年7月21日 論長論短 トップの体質は組織を決める
2017年7月20日 七月合同理事会・379生涯現役塾案内
2017年7月19日 日野原重明さん召天:生涯現役大往生
2017年7月18日 7月26日開催/第379回生涯現役実践塾
2017年7月17日 共同:国と地方公務員の定年延長検討
2017年7月16日 7/7日開催 理事・参与臨時打合せ記録
2017年7月15日 産経紙・東京紙紹介:五百歳熟年球児
2017年7月14日 秋田発生涯現役五百歳野球全国大会
2017年7月13日 生涯現役百万人運動実現ロードマップ
2017年7月12日 生涯現役を貫いた作家のエネルギー
2017年7月11日 藻谷浩介氏:次世代育む力 優れた地
2017年7月10日 日経BPお役立ち情報[社史・周年史]
2017年7月 9日 ITpro無料:ITインフラ Summit 2017 夏
2017年7月 8日 T-News 鎌倉版:Senior再就職Seminar
2017年7月 7日 配属場所で咲くより場所は自分が創る
2017年7月 6日 「シニア起業セミナー・スクール」開講
2017年7月 5日 失って初めて価値知る/今日の一言集
2017年7月 4日 最速で目標達成効果の3つの質問は?
2017年7月 3日 加藤国際特許知財とびうめ便りVol.55
2017年7月 2日 BrainNavi No.26近藤BrainWorksCEO
2017年7月 1日 加藤九段引退「1324勝の90%は名局」 以上
NPOライフ・ベンチャー・クラブ会報142
2017年7月30日 お仕事N P O 法 人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
ホ ッ ト ラ イ ン ニ ュ ー ス
事 務 局 報 告 第 142 号 2017年 7月30日 発行
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◎ 7月26日(水)生涯現役協・NPO/LVCの合同理事会 ご報告
日 時:2017年7月26日(水)午後3時00分~5時00分
場 所:ライフ・ベンチャー事務所
出席者:代表、新川、中上、持田、水上、高橋、増田、若林、中島、糟谷、八久保、中村、向井、立花、西村、(順不同・敬称略、15名)
内 容:
1.報告事項【事務局】
(1)新会員紹介・・・日本危機管理保障株式会社・田井社長
(2)日本生涯現役推進協議会&NPOライフ・ベンチャークラブ上半期実績説明
2.協議事項
(1)生涯現役百万人国民運動実現へのロードマップ〔7/13付弊Blogご参照〕
生涯現役百万人国民運動実現へのロードマップについて、新川理事から発表があった。当該案は東瀧代表から新川理事が指示を受け各理事と検討しつつまとめ上げたもの。今般の理事会であらためて披瀝し全員一致しての承認を受けることとなった。具体的詳細な展開策は今後に待つものの、国民運動の成否に関わる基本的方向を全員の賛同を以て決定したことは大きな意義をもつ。
【要旨・・結論部分】
昨年10月スタートした相談窓口「生涯現役110番」が地方の人材会社から予想を遥かに超える好評を博している。目標は、2020年度末全国150支部。全国の人材会社が150社も集まれば元気シニア100万人の生涯現役を実践する働く場も十分実現可能。生涯現役推進協議会を冠とする全国人材会社のコングロマリットを組織し連合体で社会に役立つ生涯現役国民運動を完成しようと言う訳である。さすれば、生涯現役グループの目指す2020年社会に役立つ生涯現役百万人国民運動が完成する。
やりましょう‼ 皆さん‼
高齢日本を救う社会に役立つ生涯現役百万人国民運動を‼
(2)「第7回生涯現役サミット」企画案選定・・・・・・・・・・・・中村参与
(3)8月・9月開催予定「生涯現役塾」企画案
2.協議事項
(1)第7回生涯現役サミット企画案選定について(中村)
企画案の説明:過去の理事会、打ち合わせの議論の中で水たまり理論、テーマをフォーカスすべきこと、継続可能性と我々のパワーの考慮が必要との話をしてきた。開催まであと3ヶ月となり、開催テーマは決めないといけない。本日、今後進むべき基本方針が決まったところで、それに沿って次回サミットを開催したいと考えている。
ついては、支部拡大の中で、支部連携をテーマに次回サミットをしてはどうか。各支部長に理事+シニアの人材活用というテーマに興味がある人に参加者を絞る。講演とともにWORKSHOPとして、シニアの人材ビジネスの課題と工夫点を討議しながら、各支部長及び我々が情報交流できる「場」とする。各支部の紹介と理事の紹介を絡めて、支部活動と協議会の連携をとれる形にまずしていきたい。
将来的にはシニア人材活用事例も報告しながら、シニアが多く参加できる会にしていくための第一歩と考えている。
【 質 疑 】
〇 WORKSHOPはグループ討議をして発表みたいなイメージか
→グループ討議にするか等については具体的にはこれからだが、シニアの集め方、マッチングの仕方、課題、都市部と地域の違い等を皆で議論できればと思っている。議論テーマについて、各支部長から聞いてもいいと思っている。
〇 支部はどのくらいあるのか。
→10月までだと10か所ぐらいを想定している。
〇 内向きすぎないか。もっと地方自治体等との連携も視野にいれたほうがいいのでは。
→特に他との連携を排除するものではない。ただ、時間的な問題があるので、連携できる可能性として認識している。
〇 支部から聞こうという姿勢はダメ、支部に有益なものを与えるという中身が必要。野口氏と相談してテーマを深堀すべき
→本日は方向性を決めて、テーマの中身や内容については今後野口氏と打ち合わせをしていく。
〇 東大准教授の檜山さんが代表宛『超高齢化社会2.0(平凡社)』の新書版を昨日届けられている。過去サミットに2回出席されているので、代表とのトークショウなど如何か?と思う。本人が難しい場合は、代表も2回参加している「高齢者クラウド」関係教授にご協力を頼む方法もある。
【 決 定 事 項 】
次回のサミットのテーマは、シニア人材の活かし方とする。今後の支部連携と支部拡大をしていくためのサミットにするためにどんな内容・進め方にするか野口氏も交えて決めていくこととする。
(2)第7回生涯現役サミット実行委員長の選定について
委員長は、新川理事、副委員長は持田理事、中村参与とする。
(3)8月、9月の生涯現役塾について
8月、9月は下記の候補とする。
8月(候補)、日本危機管理保証株式会社の田井氏+”目のつけどころ”セミナーの内容報告
9月(候補) 国連平和の鐘を守る会 について(高瀬様)
(4)本日予定していた【日本生涯現役推進協議会・NPOライフベンチャークラブ】におけるビジネス展開について(向井参与)については、次回理事会議題とする。 以 上
ホ ッ ト ラ イ ン ニ ュ ー ス
事 務 局 報 告 第 142 号 2017年 7月30日 発行
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◎ 7月26日(水)生涯現役協・NPO/LVCの合同理事会 ご報告
日 時:2017年7月26日(水)午後3時00分~5時00分
場 所:ライフ・ベンチャー事務所
出席者:代表、新川、中上、持田、水上、高橋、増田、若林、中島、糟谷、八久保、中村、向井、立花、西村、(順不同・敬称略、15名)
内 容:
1.報告事項【事務局】
(1)新会員紹介・・・日本危機管理保障株式会社・田井社長
(2)日本生涯現役推進協議会&NPOライフ・ベンチャークラブ上半期実績説明
2.協議事項
(1)生涯現役百万人国民運動実現へのロードマップ〔7/13付弊Blogご参照〕
生涯現役百万人国民運動実現へのロードマップについて、新川理事から発表があった。当該案は東瀧代表から新川理事が指示を受け各理事と検討しつつまとめ上げたもの。今般の理事会であらためて披瀝し全員一致しての承認を受けることとなった。具体的詳細な展開策は今後に待つものの、国民運動の成否に関わる基本的方向を全員の賛同を以て決定したことは大きな意義をもつ。
【要旨・・結論部分】
昨年10月スタートした相談窓口「生涯現役110番」が地方の人材会社から予想を遥かに超える好評を博している。目標は、2020年度末全国150支部。全国の人材会社が150社も集まれば元気シニア100万人の生涯現役を実践する働く場も十分実現可能。生涯現役推進協議会を冠とする全国人材会社のコングロマリットを組織し連合体で社会に役立つ生涯現役国民運動を完成しようと言う訳である。さすれば、生涯現役グループの目指す2020年社会に役立つ生涯現役百万人国民運動が完成する。
やりましょう‼ 皆さん‼
高齢日本を救う社会に役立つ生涯現役百万人国民運動を‼
(2)「第7回生涯現役サミット」企画案選定・・・・・・・・・・・・中村参与
(3)8月・9月開催予定「生涯現役塾」企画案
2.協議事項
(1)第7回生涯現役サミット企画案選定について(中村)
企画案の説明:過去の理事会、打ち合わせの議論の中で水たまり理論、テーマをフォーカスすべきこと、継続可能性と我々のパワーの考慮が必要との話をしてきた。開催まであと3ヶ月となり、開催テーマは決めないといけない。本日、今後進むべき基本方針が決まったところで、それに沿って次回サミットを開催したいと考えている。
ついては、支部拡大の中で、支部連携をテーマに次回サミットをしてはどうか。各支部長に理事+シニアの人材活用というテーマに興味がある人に参加者を絞る。講演とともにWORKSHOPとして、シニアの人材ビジネスの課題と工夫点を討議しながら、各支部長及び我々が情報交流できる「場」とする。各支部の紹介と理事の紹介を絡めて、支部活動と協議会の連携をとれる形にまずしていきたい。
将来的にはシニア人材活用事例も報告しながら、シニアが多く参加できる会にしていくための第一歩と考えている。
【 質 疑 】
〇 WORKSHOPはグループ討議をして発表みたいなイメージか
→グループ討議にするか等については具体的にはこれからだが、シニアの集め方、マッチングの仕方、課題、都市部と地域の違い等を皆で議論できればと思っている。議論テーマについて、各支部長から聞いてもいいと思っている。
〇 支部はどのくらいあるのか。
→10月までだと10か所ぐらいを想定している。
〇 内向きすぎないか。もっと地方自治体等との連携も視野にいれたほうがいいのでは。
→特に他との連携を排除するものではない。ただ、時間的な問題があるので、連携できる可能性として認識している。
〇 支部から聞こうという姿勢はダメ、支部に有益なものを与えるという中身が必要。野口氏と相談してテーマを深堀すべき
→本日は方向性を決めて、テーマの中身や内容については今後野口氏と打ち合わせをしていく。
〇 東大准教授の檜山さんが代表宛『超高齢化社会2.0(平凡社)』の新書版を昨日届けられている。過去サミットに2回出席されているので、代表とのトークショウなど如何か?と思う。本人が難しい場合は、代表も2回参加している「高齢者クラウド」関係教授にご協力を頼む方法もある。
【 決 定 事 項 】
次回のサミットのテーマは、シニア人材の活かし方とする。今後の支部連携と支部拡大をしていくためのサミットにするためにどんな内容・進め方にするか野口氏も交えて決めていくこととする。
(2)第7回生涯現役サミット実行委員長の選定について
委員長は、新川理事、副委員長は持田理事、中村参与とする。
(3)8月、9月の生涯現役塾について
8月、9月は下記の候補とする。
8月(候補)、日本危機管理保証株式会社の田井氏+”目のつけどころ”セミナーの内容報告
9月(候補) 国連平和の鐘を守る会 について(高瀬様)
(4)本日予定していた【日本生涯現役推進協議会・NPOライフベンチャークラブ】におけるビジネス展開について(向井参与)については、次回理事会議題とする。 以 上
スポットコンサル/世界中の知見を繋ぐ
2017年7月29日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
KaikeiZine編集部サイトURL=https://kaikeizine.jp/article/6784で、下記の(株)ビザスク代表取締役CEO=端羽英子氏の見事なベンチャー起業成果を知りました。この素敵な脳力発揮振り、ぜひ皆様にも共有してほしいと願います。
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【KaikeiZine編集部】
新規事業や業務改善などに個人の知見を生かす目的から、個人と企業のマッチングサービスを提供している株式会社ビザスク(東京・目黒区, 代表取締役CEO=端羽英子氏以下、「ビザスク」)。仕事を進めていくうえで出てくる課題解決や意思決定の際のヒントを与え、組織・世代・地域の壁を超えて世界中の知見のプラットフォームを目指す同社の戦略と展望について、端羽代表取締役に聞いた。
2017.07.28 KaikeiZine編集部/ご参考
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【BIPA】ス ポ ッ ト コ ン サ ル で 世 界 中 の 知 見 を つ な ぐ
~ビザスク 端羽英子 代表取締役CEO~
― 「ビザスク」はどのようなサービスですか?
端羽 「ビザスク」は約4万人の知見を1時間単位でビジネスに活用できるスポットコンサルティングサービスです。このアイデアは、私自身の経験から生まれました。元々、金融業界にいたのですが、入社1年目に子どもを授かり、「育児と仕事を両立して生涯現役で働き続けられるキャリアを作る」というのがライフテーマになりました。その後離婚を経験し、シングルマザーとして仕事と子育てに邁進していたのですが、子どもの受験準備が始まり、34歳のときに独立を考えました。でも、いざ独立しようとしても、なかなかいいビジネスモデルが思いつかなくて。「どんなかたちなら仕事ができるのか」と模索していくなかで、「自分の仕事の強みを生かして、モノを売るサービスを作ろう」と思いました。たとえば、「10年間金融業に携わってきた私が選ぶ電卓・おすすめ本」など、モノをおすすめするECのプラットフォームです。そのときに、「この人に話を聞いてみたら?」と友人に紹介された人がいました。その人は実際にECのプラットフォームを立ち上げた方で、1時間にわたってコテンパンにダメ出しをされて、その1時間のお話が本当に勉強になりました。そのときに「この1時間のためなら喜んでお金を払いたい。モノの販売ではなくて、このためになる1時間をマッチングするサービスを作ろう」と思ったことが「ビザスク」の始まりです。
― 子育て中に定職を離れて起業することは、勇気がいることだったと思います。
端羽 元々、一度は起業してみたいという気持ちがあったので、年齢が上がる前の今がチャンスかもしれないと思っていました。新しいことにチャレンジできる人材は多くいません。「このビジネスが万が一うまくいかなかったとしても新規事業に挑戦した自分の人材価値は上がるに違いない」と感じていました。成功しても失敗しても、転ばないと思っていたんです。
― 「ビザスク」の活用方法を教えてください。
端羽 ビジネスをしていると、新規事業の立ち上げや採用活動・働き方改革をどう進めていくかなど、さまざまな課題が出てくると思います。そんなときに「ビザスク」を活用していただくと、同じような課題を経験した人がアドバイザーとなり課題解決のヒントを与えてくれます。士業の先生方も顧問先の企業からさまざまな相談を受けていると思いますが、「これは専門外だな」というシーンで「ビザスク」を活用していただくと、クライアントに対して、一歩踏み込んだアドバイスができると思います。
― 「ビザスク」には、さまざまな「知識の引き出し」があって、必要に応じてユーザーにそれらを引き出してもらうというイメージですね。
端羽 まさにその通りです。お客様には「私たち全員があなたのアドバイザリーボードです」とお伝えしています。必要な引き出しを引いていただき、必要な知見をシェアしていただけます。弊社には、ウェブ上でマッチングする個人対個人のC to Cのプラットフォーム「ビザスク」と、法人契約を結ばせていただきフルサポートでマッチングする「VQ」という2つのサービスがあります。ただ、C to Cのマッチングといっても、個人対企業のマッチングがほとんどです。
― 実際にユーザー同士が会ってやりとりをすることもありますか?
端羽 直接会って話をする方もいますし、電話やビデオ会議をする方もいて、スポットコンサルティングの受け方はさまざまです。当社では、「無料のメッセージのやりとり」「クレジットカード決済」「日時設定」「アドバイザーがコンサルティングの完了報告をする」ところまでをウェブ上で行えるようサポートしています。まずは、無料でメッセージのやりとりをしていただきます。その上で、「この人にお願いしたい」となったタイミングで、ウェブ上でクレジットカード決済していただき、日程調整を行います。法人の場合は、電話やメールで私たちがサポートすることもあります。
取り引きをスタートする前に、事前のコミュニケーションがあることで、不安感やマッチングの不一致が少なくなるよう努めています。フィーが発生する前に無料でやりとりできることは、お客様に使っていただく上での安心感につながっていると思います。
― 登録されているアドバイザーの方はどのような業種が多いのでしょうか。
端羽 自社リサーチによると、登録者の業界・業種は幅広く、製造業の方やヘルスケア系の方、エンジニアなど、多種多様な業種の方が登録されています。スタッフの中にも「効果的な資料の作り方」「サイトの作り方」など、それぞれの強みを活かしてアドバイスしているものもいます。私自身も「資金調達の仕方を教えてください」「ファンドへの転職相談に乗ってください」などの質問を受けることがあります。これは、「自分の経験のこんなところにニーズがあったのか」と新たな発見にもなりますね。地域的に見ていくと、やはり首都圏の方の登録が多いですが、最近では、西日本にも広がってきていると感じています。元々、「組織」「地域」「世代」の3つの壁を越えて知見をマッチングしたいという思いがあり、最近では、「鳥取銀行」「筑波銀行」新潟の「第四銀行」との提携をプレスリリースさせていただきました。今後もパートナーを増やしながら、地方で知見を必要としている方のハブになっていきたいと思っています。
― アドバイザーには、会計士や税理士などの専門家も登録されているのでしょうか。
端羽 「ビザスク」では、いわゆる専門家ではない一般の会社員の方などにアドバイザー登録をしていただいております。士業といわれる専門家の方には、専門以外のことで必要な知識を収集するツールとして「ビザスク」を使っていただき、顧問先の成功を一緒に作っていくパートナーになっていただけたらと思っています。士業の業界も競争が激しくなるなかで、付加価値の高いサービスの提供はどの業界でも喫緊の課題です。顧問先の「付加価値づくり」のシーンで、先生方と「ビザスク」はコラボができるのではないかと思っています。
ほかにも、当社は地方銀行5行(第四銀行、筑波銀行、鳥取銀行、広島銀行、福井銀行)や地方行政との提携を通じた地方創生にも取り組んでおり、地方でも「ビザスク」を展開しようとしています。さらに、昨年10月に株式会社NTTデータ(東京・江東区,代表締役社長=岩本敏男氏、以下「NTTデータ」)が立ち上げた「BeSTA FinTech Lab」(以下、Lab)に運営パートナーとして参画し、地方銀行のオープン・イノベーションをより一層推進していきます。これにより、Labに参加する地方銀行はビザスクが有する約4万人の知見データベースと事業創造支援のノウハウを活用することが可能になります。銀行の知見と他業態の知見を掛け合わせてサービスを拡張していただきたいですね。
― 御社は2015年に約2.6億円もの資金調達をしていますね。
端羽 目指している世界があって、応援してくださる人やチームに入ってくれる人がいる。だから「いいと思ったものは最速で実現しようよ」という感覚です。
― USCPAの資格をお持ちだと伺いましたが、それも事業を運営していく上で役立ちましたか?
端羽 資格を取ってからも会計士として活動はしていませんでしたから、いざ起業してみると専門家の方に聞くことが多いです。とはいえ、会計知識があれば、お金の流れが分かるようになりますし、運転資金の感覚や資金調達をする際も役に立ちました。「これはプロに聞くべきだ」というアンテナも立てやすかったです。
― 1カ月あたり、どのくらいの相談が寄せられているのでしょうか?
端羽 相談案件としては毎月千件以上で、順調に増えてきています。実は、国内だけではなく、海外からも日本のことを知りたいというニーズが寄せられています。そこで、クロスボーダーの案件に対応する専門のチーム「VQ Global」をこの4月に立ち上げました。日本でも、新規市場を海外市場に据える企業や個人は多いです。逆に、海外からは「日本はどうなっているのか情報が見えない」といった声を聞きます。
― 子育てをしながら起業し、働き続けることは非常にタフなことだったのではないかと思います。
端羽 起業したからこそ、子どもとの時間を自由に持つことができたという側面もあります。大企業だとどうしても四角四面にルールを運用せざるを得ないですが、私たちのような中小企業なら、たとえば「今日は学校が早く終わりました」というときに「オフィスに連れてきていいよ」と柔軟に対応できます。娘が受験のときは、娘が塾にいっている間に私は塾の隣のカフェで仕事をしながら待っていることもありました。娘の横で仕事をしながら、教えながら、というのを繰り返していると娘は「ママが勉強見てくれる」と喜んでくれるし、私は週末に強制的に仕事をする時間がつくれて一石二鳥でした。ですから、個人的には仕事と子育ての両立は難しくないと思っています。体が丈夫で楽天的な私の性格も影響していたかもしれません。
― 世間では、ワークライフバランスを求める働き方がトレンドですね。
端羽 私はワークライフバランスを取っている方だと思っています。よく「仕事好きでがんばるね」と言われますが、トータルで2年ほど専業主婦をしています。子どもや旦那さんと一緒にいたいときや家族の介護をしなきゃいけないときなどは、仕事を離れてもいいと思います。それが終わった後に、また仕事を始められる自分であるために、頑張れるときは頑張ったほうがいい。将来的に、ワークライフバランスをとれる働き方を選べる自分になることが大切なのだと思います。個人的には90歳になっても稼げる自分でありたいです。
― BIPAに参画されてどのようなシナジーを期待していますか?今後の展望と合わせて教えてください。
端羽 中小企業でも生産性を上げていくためにIT化が進んでいます。私たちのようなITツールを提供する企業がBIPAに参画することで、それぞれが経験した事例や選択肢などお互いの情報を交換しあい、中小企業をあらゆる面でサポートしていける団体になりたいと思っています。すべての課題を一つの企業が解決するのではなく、最適なものを選んでもらう。そのために、さまざまな情報や技術、サービスがBIPAに集まっているのです。中小企業のみなさまがベストな解決策を見つけられる窓口になれたらいいですね。
「ビザスク」に集まってくる何万人もの知見と課題をマッチングする仕組みは、まさにビッグデータの世界です。文字になっていない暗黙知にこそデータ化する価値があります。最先端で、知見とそれを必要とする「ヒト」のマッチングを行っているのが「ビザスク」です。情報の価値は、文脈ごとに変わってくると思います。「ビザスク」に蓄積したビッグデータを自分なりに解釈したり活用していくとしたら、最後の接点は「ヒト」である可能性が高いのです。効率化できるところまでは技術的な解決策で効率化し、本当に価値のあるところで「ヒト」と「ヒト」が出会えるプラットフォームになっていきたいと思っています。
株式会社ビザスク
代表取締役CEO 端羽 英子
東京大学経済学部卒業後、ゴールドマン・サックス証券投資銀行部門にて企業ファイナンス、日本ロレアルにて化粧品ブランドのヘレナルビンスタインの予算立案・管理を経験し、マサチューセッツ工科大学にてMBAを取得。ユニゾン・キャピタルにてバイアウト投資に5年間携わった後、ビザスクを立ち上げる。米国公認会計士試験合格。
■株式会社ビザスク URL=https://visasq.co.jp/
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
KaikeiZine編集部サイトURL=https://kaikeizine.jp/article/6784で、下記の(株)ビザスク代表取締役CEO=端羽英子氏の見事なベンチャー起業成果を知りました。この素敵な脳力発揮振り、ぜひ皆様にも共有してほしいと願います。
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【KaikeiZine編集部】
新規事業や業務改善などに個人の知見を生かす目的から、個人と企業のマッチングサービスを提供している株式会社ビザスク(東京・目黒区, 代表取締役CEO=端羽英子氏以下、「ビザスク」)。仕事を進めていくうえで出てくる課題解決や意思決定の際のヒントを与え、組織・世代・地域の壁を超えて世界中の知見のプラットフォームを目指す同社の戦略と展望について、端羽代表取締役に聞いた。
2017.07.28 KaikeiZine編集部/ご参考
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【BIPA】ス ポ ッ ト コ ン サ ル で 世 界 中 の 知 見 を つ な ぐ
~ビザスク 端羽英子 代表取締役CEO~
― 「ビザスク」はどのようなサービスですか?
端羽 「ビザスク」は約4万人の知見を1時間単位でビジネスに活用できるスポットコンサルティングサービスです。このアイデアは、私自身の経験から生まれました。元々、金融業界にいたのですが、入社1年目に子どもを授かり、「育児と仕事を両立して生涯現役で働き続けられるキャリアを作る」というのがライフテーマになりました。その後離婚を経験し、シングルマザーとして仕事と子育てに邁進していたのですが、子どもの受験準備が始まり、34歳のときに独立を考えました。でも、いざ独立しようとしても、なかなかいいビジネスモデルが思いつかなくて。「どんなかたちなら仕事ができるのか」と模索していくなかで、「自分の仕事の強みを生かして、モノを売るサービスを作ろう」と思いました。たとえば、「10年間金融業に携わってきた私が選ぶ電卓・おすすめ本」など、モノをおすすめするECのプラットフォームです。そのときに、「この人に話を聞いてみたら?」と友人に紹介された人がいました。その人は実際にECのプラットフォームを立ち上げた方で、1時間にわたってコテンパンにダメ出しをされて、その1時間のお話が本当に勉強になりました。そのときに「この1時間のためなら喜んでお金を払いたい。モノの販売ではなくて、このためになる1時間をマッチングするサービスを作ろう」と思ったことが「ビザスク」の始まりです。
― 子育て中に定職を離れて起業することは、勇気がいることだったと思います。
端羽 元々、一度は起業してみたいという気持ちがあったので、年齢が上がる前の今がチャンスかもしれないと思っていました。新しいことにチャレンジできる人材は多くいません。「このビジネスが万が一うまくいかなかったとしても新規事業に挑戦した自分の人材価値は上がるに違いない」と感じていました。成功しても失敗しても、転ばないと思っていたんです。
― 「ビザスク」の活用方法を教えてください。
端羽 ビジネスをしていると、新規事業の立ち上げや採用活動・働き方改革をどう進めていくかなど、さまざまな課題が出てくると思います。そんなときに「ビザスク」を活用していただくと、同じような課題を経験した人がアドバイザーとなり課題解決のヒントを与えてくれます。士業の先生方も顧問先の企業からさまざまな相談を受けていると思いますが、「これは専門外だな」というシーンで「ビザスク」を活用していただくと、クライアントに対して、一歩踏み込んだアドバイスができると思います。
― 「ビザスク」には、さまざまな「知識の引き出し」があって、必要に応じてユーザーにそれらを引き出してもらうというイメージですね。
端羽 まさにその通りです。お客様には「私たち全員があなたのアドバイザリーボードです」とお伝えしています。必要な引き出しを引いていただき、必要な知見をシェアしていただけます。弊社には、ウェブ上でマッチングする個人対個人のC to Cのプラットフォーム「ビザスク」と、法人契約を結ばせていただきフルサポートでマッチングする「VQ」という2つのサービスがあります。ただ、C to Cのマッチングといっても、個人対企業のマッチングがほとんどです。
― 実際にユーザー同士が会ってやりとりをすることもありますか?
端羽 直接会って話をする方もいますし、電話やビデオ会議をする方もいて、スポットコンサルティングの受け方はさまざまです。当社では、「無料のメッセージのやりとり」「クレジットカード決済」「日時設定」「アドバイザーがコンサルティングの完了報告をする」ところまでをウェブ上で行えるようサポートしています。まずは、無料でメッセージのやりとりをしていただきます。その上で、「この人にお願いしたい」となったタイミングで、ウェブ上でクレジットカード決済していただき、日程調整を行います。法人の場合は、電話やメールで私たちがサポートすることもあります。
取り引きをスタートする前に、事前のコミュニケーションがあることで、不安感やマッチングの不一致が少なくなるよう努めています。フィーが発生する前に無料でやりとりできることは、お客様に使っていただく上での安心感につながっていると思います。
― 登録されているアドバイザーの方はどのような業種が多いのでしょうか。
端羽 自社リサーチによると、登録者の業界・業種は幅広く、製造業の方やヘルスケア系の方、エンジニアなど、多種多様な業種の方が登録されています。スタッフの中にも「効果的な資料の作り方」「サイトの作り方」など、それぞれの強みを活かしてアドバイスしているものもいます。私自身も「資金調達の仕方を教えてください」「ファンドへの転職相談に乗ってください」などの質問を受けることがあります。これは、「自分の経験のこんなところにニーズがあったのか」と新たな発見にもなりますね。地域的に見ていくと、やはり首都圏の方の登録が多いですが、最近では、西日本にも広がってきていると感じています。元々、「組織」「地域」「世代」の3つの壁を越えて知見をマッチングしたいという思いがあり、最近では、「鳥取銀行」「筑波銀行」新潟の「第四銀行」との提携をプレスリリースさせていただきました。今後もパートナーを増やしながら、地方で知見を必要としている方のハブになっていきたいと思っています。
― アドバイザーには、会計士や税理士などの専門家も登録されているのでしょうか。
端羽 「ビザスク」では、いわゆる専門家ではない一般の会社員の方などにアドバイザー登録をしていただいております。士業といわれる専門家の方には、専門以外のことで必要な知識を収集するツールとして「ビザスク」を使っていただき、顧問先の成功を一緒に作っていくパートナーになっていただけたらと思っています。士業の業界も競争が激しくなるなかで、付加価値の高いサービスの提供はどの業界でも喫緊の課題です。顧問先の「付加価値づくり」のシーンで、先生方と「ビザスク」はコラボができるのではないかと思っています。
ほかにも、当社は地方銀行5行(第四銀行、筑波銀行、鳥取銀行、広島銀行、福井銀行)や地方行政との提携を通じた地方創生にも取り組んでおり、地方でも「ビザスク」を展開しようとしています。さらに、昨年10月に株式会社NTTデータ(東京・江東区,代表締役社長=岩本敏男氏、以下「NTTデータ」)が立ち上げた「BeSTA FinTech Lab」(以下、Lab)に運営パートナーとして参画し、地方銀行のオープン・イノベーションをより一層推進していきます。これにより、Labに参加する地方銀行はビザスクが有する約4万人の知見データベースと事業創造支援のノウハウを活用することが可能になります。銀行の知見と他業態の知見を掛け合わせてサービスを拡張していただきたいですね。
― 御社は2015年に約2.6億円もの資金調達をしていますね。
端羽 目指している世界があって、応援してくださる人やチームに入ってくれる人がいる。だから「いいと思ったものは最速で実現しようよ」という感覚です。
― USCPAの資格をお持ちだと伺いましたが、それも事業を運営していく上で役立ちましたか?
端羽 資格を取ってからも会計士として活動はしていませんでしたから、いざ起業してみると専門家の方に聞くことが多いです。とはいえ、会計知識があれば、お金の流れが分かるようになりますし、運転資金の感覚や資金調達をする際も役に立ちました。「これはプロに聞くべきだ」というアンテナも立てやすかったです。
― 1カ月あたり、どのくらいの相談が寄せられているのでしょうか?
端羽 相談案件としては毎月千件以上で、順調に増えてきています。実は、国内だけではなく、海外からも日本のことを知りたいというニーズが寄せられています。そこで、クロスボーダーの案件に対応する専門のチーム「VQ Global」をこの4月に立ち上げました。日本でも、新規市場を海外市場に据える企業や個人は多いです。逆に、海外からは「日本はどうなっているのか情報が見えない」といった声を聞きます。
― 子育てをしながら起業し、働き続けることは非常にタフなことだったのではないかと思います。
端羽 起業したからこそ、子どもとの時間を自由に持つことができたという側面もあります。大企業だとどうしても四角四面にルールを運用せざるを得ないですが、私たちのような中小企業なら、たとえば「今日は学校が早く終わりました」というときに「オフィスに連れてきていいよ」と柔軟に対応できます。娘が受験のときは、娘が塾にいっている間に私は塾の隣のカフェで仕事をしながら待っていることもありました。娘の横で仕事をしながら、教えながら、というのを繰り返していると娘は「ママが勉強見てくれる」と喜んでくれるし、私は週末に強制的に仕事をする時間がつくれて一石二鳥でした。ですから、個人的には仕事と子育ての両立は難しくないと思っています。体が丈夫で楽天的な私の性格も影響していたかもしれません。
― 世間では、ワークライフバランスを求める働き方がトレンドですね。
端羽 私はワークライフバランスを取っている方だと思っています。よく「仕事好きでがんばるね」と言われますが、トータルで2年ほど専業主婦をしています。子どもや旦那さんと一緒にいたいときや家族の介護をしなきゃいけないときなどは、仕事を離れてもいいと思います。それが終わった後に、また仕事を始められる自分であるために、頑張れるときは頑張ったほうがいい。将来的に、ワークライフバランスをとれる働き方を選べる自分になることが大切なのだと思います。個人的には90歳になっても稼げる自分でありたいです。
― BIPAに参画されてどのようなシナジーを期待していますか?今後の展望と合わせて教えてください。
端羽 中小企業でも生産性を上げていくためにIT化が進んでいます。私たちのようなITツールを提供する企業がBIPAに参画することで、それぞれが経験した事例や選択肢などお互いの情報を交換しあい、中小企業をあらゆる面でサポートしていける団体になりたいと思っています。すべての課題を一つの企業が解決するのではなく、最適なものを選んでもらう。そのために、さまざまな情報や技術、サービスがBIPAに集まっているのです。中小企業のみなさまがベストな解決策を見つけられる窓口になれたらいいですね。
「ビザスク」に集まってくる何万人もの知見と課題をマッチングする仕組みは、まさにビッグデータの世界です。文字になっていない暗黙知にこそデータ化する価値があります。最先端で、知見とそれを必要とする「ヒト」のマッチングを行っているのが「ビザスク」です。情報の価値は、文脈ごとに変わってくると思います。「ビザスク」に蓄積したビッグデータを自分なりに解釈したり活用していくとしたら、最後の接点は「ヒト」である可能性が高いのです。効率化できるところまでは技術的な解決策で効率化し、本当に価値のあるところで「ヒト」と「ヒト」が出会えるプラットフォームになっていきたいと思っています。
株式会社ビザスク
代表取締役CEO 端羽 英子
東京大学経済学部卒業後、ゴールドマン・サックス証券投資銀行部門にて企業ファイナンス、日本ロレアルにて化粧品ブランドのヘレナルビンスタインの予算立案・管理を経験し、マサチューセッツ工科大学にてMBAを取得。ユニゾン・キャピタルにてバイアウト投資に5年間携わった後、ビザスクを立ち上げる。米国公認会計士試験合格。
■株式会社ビザスク URL=https://visasq.co.jp/
「近畿大学研究シーズ発表会」(東京)
2017年7月28日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
近畿大学が、毎年一回東京で開催している研究シーズ発表会、今年は、8月3日(木)開催予定です。
URL:http://www.kindai.ac.jp/liaison/topics/2017seedstokyo.html
「近畿大学研究シーズ発表会」 (東京)
毎年行っている近畿大学研究シーズ発表会を下記の通り開催いたします。
日 時 : 平成29年8月3日(木) 受付13時半~ 開会14時 交流会16時半~
場 所 : 大田区産業プラザ PiO 4階 コンベンションホール
主 催 : 近畿大学・近畿大学リエゾンセンター
【発表のテーマ】
発表1 「トランプ就任とアジア太平洋経済への影響」
経営学部 准教授 井出 文紀
トランプ大統領は、「アメリカ第一主義」を掲げ、TPPをはじめとする
通商政策の見直しを主張している。 トランプ就任がアジア太平洋 経済、 同地域のビジネスにどのような影響を与えるのか考察します。
発表2 「“経営資源としてのデザイン”と“これからの産学連携デザイン”」
文芸学部 准教授 柳橋 肇
過去のデザイン事例と、産学連携デザイン等、現在の活動を紹介しながら、これから必要とされる「デザイン型人材」について話します。
発表3 「生殖補助医療・DDS※に向けた微細加工の応用」
生物理工学部 教授 加藤 暢宏
紫外線を用いた微細加工の高度化により、微細な2.5次元形状をもつデバイスを迅速で安価に作成する手法の研究・開発について紹介します。
※DDS: Drug Delivery System
体内の薬物分布を量的・空間的・時間的に制御し、コントロールする薬物伝達システム
皆様のご参加をお待ちしております。
参加お申込みはこちら→ https://www.kindai.ac.jp/liaison/form/seeds/
チラシはこちら→ 近畿大学研究シーズ発表会(東京)チラシ
今年発表される、文芸学部では、20歳前後の若者を対象としたマーケティングの共同研究の依頼が増えているそうです。スピーディな対応が好評の要因のようです。
開催概要は以下の通りです。
日 時 : 平成29年8月3日(木)
受付13時半~ 開会14時 交流会16時半~
場 所 : 大田区産業プラザ PiO 4階 コンベンションホール
URL:http://www.pio-ota.net/access/
主 催 : 近畿大学・近畿大学リエゾンセンター
申込フォーム:https://www.kindai.ac.jp/liaison/form/seeds/
今年から、当社は、近畿大学様から東京23区の渉外業務を受託しています。当日は、学長・産学連携センター長・リエゾンセンターの事務長の方々も出席されますので、申しつけいただければ、ご紹介させていただきます。お忙しいとは思いますが、是非、ご出席願います。
--------------------------------------------------
株式会社ユピア
URL: https://communicationba.jp/YUPIA_Inc/
代表取締役 向井 規浩
東京都中野区本町2-33-2
電話番号:03-5304-5724
携帯番号:090-1579-1371
e-mail:norihiro.mukai@communicationba.jp
産金学官士連携ポータルサイトコミュニケーション「場」Ⓡ
URL:https://communicationba.jp
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
近畿大学が、毎年一回東京で開催している研究シーズ発表会、今年は、8月3日(木)開催予定です。
URL:http://www.kindai.ac.jp/liaison/topics/2017seedstokyo.html
「近畿大学研究シーズ発表会」 (東京)
毎年行っている近畿大学研究シーズ発表会を下記の通り開催いたします。
日 時 : 平成29年8月3日(木) 受付13時半~ 開会14時 交流会16時半~
場 所 : 大田区産業プラザ PiO 4階 コンベンションホール
主 催 : 近畿大学・近畿大学リエゾンセンター
【発表のテーマ】
発表1 「トランプ就任とアジア太平洋経済への影響」
経営学部 准教授 井出 文紀
トランプ大統領は、「アメリカ第一主義」を掲げ、TPPをはじめとする
通商政策の見直しを主張している。 トランプ就任がアジア太平洋 経済、 同地域のビジネスにどのような影響を与えるのか考察します。
発表2 「“経営資源としてのデザイン”と“これからの産学連携デザイン”」
文芸学部 准教授 柳橋 肇
過去のデザイン事例と、産学連携デザイン等、現在の活動を紹介しながら、これから必要とされる「デザイン型人材」について話します。
発表3 「生殖補助医療・DDS※に向けた微細加工の応用」
生物理工学部 教授 加藤 暢宏
紫外線を用いた微細加工の高度化により、微細な2.5次元形状をもつデバイスを迅速で安価に作成する手法の研究・開発について紹介します。
※DDS: Drug Delivery System
体内の薬物分布を量的・空間的・時間的に制御し、コントロールする薬物伝達システム
皆様のご参加をお待ちしております。
参加お申込みはこちら→ https://www.kindai.ac.jp/liaison/form/seeds/
チラシはこちら→ 近畿大学研究シーズ発表会(東京)チラシ
今年発表される、文芸学部では、20歳前後の若者を対象としたマーケティングの共同研究の依頼が増えているそうです。スピーディな対応が好評の要因のようです。
開催概要は以下の通りです。
日 時 : 平成29年8月3日(木)
受付13時半~ 開会14時 交流会16時半~
場 所 : 大田区産業プラザ PiO 4階 コンベンションホール
URL:http://www.pio-ota.net/access/
主 催 : 近畿大学・近畿大学リエゾンセンター
申込フォーム:https://www.kindai.ac.jp/liaison/form/seeds/
今年から、当社は、近畿大学様から東京23区の渉外業務を受託しています。当日は、学長・産学連携センター長・リエゾンセンターの事務長の方々も出席されますので、申しつけいただければ、ご紹介させていただきます。お忙しいとは思いますが、是非、ご出席願います。
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株式会社ユピア
URL: https://communicationba.jp/YUPIA_Inc/
代表取締役 向井 規浩
東京都中野区本町2-33-2
電話番号:03-5304-5724
携帯番号:090-1579-1371
e-mail:norihiro.mukai@communicationba.jp
産金学官士連携ポータルサイトコミュニケーション「場」Ⓡ
URL:https://communicationba.jp
老後不安、出世した人程なぜ大きい?
2017年7月27日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
暑中お見舞い申し上げます。
平素は日本生涯現役推進協議会を中心に、「生涯現役社会づくり」推進役の2020年百万人目標を掲げている私たちは仲間同志です。ところがさて、その具体策の核心を周囲の誰かに伝える段になって、確信的に話せる仲間は、存外少ないものです。
そこで、皆様とご一緒にぜひ真剣に話し合うべきことを、月例の塾や理事会などで自分から率先してお伝えできる、肩の凝らない身近な事例の存在に気づきましたので、以下に経済コラムニスト:大江英樹氏の標記BLOG掲載例をご紹介させていただきます。
------------------------------------------------------------------------------------------------
【定年楽園への扉】
老 後 の 不 安 、 出 世 し た 人 ほ ど な ぜ 大 き い ?
経済コラムニスト 大江英樹
私は仕事柄、様々な企業で50歳代前半の社員の方を対象としたセミナーの講師をすることが多くあります。いわゆる「ライフプランセミナー」と呼ばれるもので、企業によっては単にレクチャーを聞くだけではなく、グループに分かれて自分の思い描く老後のライフプランを話し合うプログラムを実施しているところもあります。
グループ分けについては無作為にやる場合もありますが、多くは役職の似た人たちを一緒にすることが多いようです。例えば、部長は部長同士、課長は課長同士、一般社員は一般社員同士といったような具合です。そのほうが経済的にも似通っているので、将来に向けた議論がより深まると想定されるからです。
■ 仕事を離れて付き合える人脈がない
各グループの話し合いを聞いていると、とても興味深いことがあります。それは会社の中での地位が高い人ほど、老後に対して大きな不安を持っているということです。一般的に考えれば、役員や部長、支店長といった職責を経験した人は、それなりの処遇で金銭的な余裕もあるでしょう。人的なネットワークも一般社員に比べたら格段に豊富なはずなのに、一体どうしてそうなるのでしょうか?
まず、部長クラス以上のグループの議論は盛り上がりません。「定年になったら一体何をやればいいんだ」「それほど蓄えもないし、退職金ってどれぐらいもらえるんだろう」――。話し合いの内容はそんな愚痴ばかりです。どこまで本音なのか分からない部分もありますが、こうした人たちの中には、高い報酬をもらっていた割にあまり蓄えがない人がいるのは事実です。公的年金どころか企業年金の制度についてもよく知らない人が結構います。また、仕事上のネットワークはあっても、仕事を離れて付き合える人脈を持っていない人も多いのです。
これに対して、一般社員の議論は楽しそうです。「早く会社を辞めて今やっている趣味の活動を広げたい」「今は会社勤めなのでできないけど、ボランティア活動を積極的にやりたい」――。会話からは定年を待ち焦がれている感じがよく伝わってきます。どう見ても充実しているのです。一般社員は金銭的な面でも実にしっかりしています。若い頃からコツコツと資産形成をしている人も多く、日本年金機構から毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」で自分の年金額をしっかり把握している人も少なからずいます。
両者の違いは何かというと、私は「自立意識」ではないかと思います。確かに地位が高い人は組織の中で頑張ってきたことでしょう。こうした人たちは会社のために働き、売り上げに貢献することで高い地位を得ることを行動規範にしてきた人です。まず会社、組織が自分の人生の中で最重要だったわけです。
退職によってそれがなくなったときに、何をしていいかわからないという不安が頭をもたげてくるのは当然です。換言すると、真に自立するということの意味を分かっていなかったということなのです。これを会社に寄りかかってきた甘えだというのは簡単ですが、多かれ少なかれ誰にでもそういう部分はあります。
■ 自立意識を持って人生プランを考える
早々に出世レースから外れた人は、人生の軸を早くから「自分や家族」に置いてきたからこそ、定年を前にしても不安があまりないのだろうと思います。会社員としてどちらがいいのかは一概にいえませんが、一つだけはっきりしていることは、いつまでも会社に居続けることはできないということです。生涯現役のオーナー経営者でない限り、どれほど偉くなってもいつかは会社を離れざるを得ません。そうなったら会社員時代の地位は何の関係もありません。
高い地位にある人ほど、定年によって感じる喪失感が大きいものです。この現実を知り、50歳代からは自立意識を持って、老後のお金を含めた自分なりの人生プランをしっかりと考えておくべきでしょう。
大江英樹氏:野村証券で確定拠出年金加入者40万人以上の投資教育に携わる。退職後の2012年にオフィス・リベルタスを設立。著書に「定年男子 定年女子 45歳から始める「金持ち老後」入門!」(共著、日経BP)など。http://www.officelibertas.co.jp/
ご参考URL=:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO18496810V00C17A7000000?channel=DF280120166581
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
暑中お見舞い申し上げます。
平素は日本生涯現役推進協議会を中心に、「生涯現役社会づくり」推進役の2020年百万人目標を掲げている私たちは仲間同志です。ところがさて、その具体策の核心を周囲の誰かに伝える段になって、確信的に話せる仲間は、存外少ないものです。
そこで、皆様とご一緒にぜひ真剣に話し合うべきことを、月例の塾や理事会などで自分から率先してお伝えできる、肩の凝らない身近な事例の存在に気づきましたので、以下に経済コラムニスト:大江英樹氏の標記BLOG掲載例をご紹介させていただきます。
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【定年楽園への扉】
老 後 の 不 安 、 出 世 し た 人 ほ ど な ぜ 大 き い ?
経済コラムニスト 大江英樹
私は仕事柄、様々な企業で50歳代前半の社員の方を対象としたセミナーの講師をすることが多くあります。いわゆる「ライフプランセミナー」と呼ばれるもので、企業によっては単にレクチャーを聞くだけではなく、グループに分かれて自分の思い描く老後のライフプランを話し合うプログラムを実施しているところもあります。
グループ分けについては無作為にやる場合もありますが、多くは役職の似た人たちを一緒にすることが多いようです。例えば、部長は部長同士、課長は課長同士、一般社員は一般社員同士といったような具合です。そのほうが経済的にも似通っているので、将来に向けた議論がより深まると想定されるからです。
■ 仕事を離れて付き合える人脈がない
各グループの話し合いを聞いていると、とても興味深いことがあります。それは会社の中での地位が高い人ほど、老後に対して大きな不安を持っているということです。一般的に考えれば、役員や部長、支店長といった職責を経験した人は、それなりの処遇で金銭的な余裕もあるでしょう。人的なネットワークも一般社員に比べたら格段に豊富なはずなのに、一体どうしてそうなるのでしょうか?
まず、部長クラス以上のグループの議論は盛り上がりません。「定年になったら一体何をやればいいんだ」「それほど蓄えもないし、退職金ってどれぐらいもらえるんだろう」――。話し合いの内容はそんな愚痴ばかりです。どこまで本音なのか分からない部分もありますが、こうした人たちの中には、高い報酬をもらっていた割にあまり蓄えがない人がいるのは事実です。公的年金どころか企業年金の制度についてもよく知らない人が結構います。また、仕事上のネットワークはあっても、仕事を離れて付き合える人脈を持っていない人も多いのです。
これに対して、一般社員の議論は楽しそうです。「早く会社を辞めて今やっている趣味の活動を広げたい」「今は会社勤めなのでできないけど、ボランティア活動を積極的にやりたい」――。会話からは定年を待ち焦がれている感じがよく伝わってきます。どう見ても充実しているのです。一般社員は金銭的な面でも実にしっかりしています。若い頃からコツコツと資産形成をしている人も多く、日本年金機構から毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」で自分の年金額をしっかり把握している人も少なからずいます。
両者の違いは何かというと、私は「自立意識」ではないかと思います。確かに地位が高い人は組織の中で頑張ってきたことでしょう。こうした人たちは会社のために働き、売り上げに貢献することで高い地位を得ることを行動規範にしてきた人です。まず会社、組織が自分の人生の中で最重要だったわけです。
退職によってそれがなくなったときに、何をしていいかわからないという不安が頭をもたげてくるのは当然です。換言すると、真に自立するということの意味を分かっていなかったということなのです。これを会社に寄りかかってきた甘えだというのは簡単ですが、多かれ少なかれ誰にでもそういう部分はあります。
■ 自立意識を持って人生プランを考える
早々に出世レースから外れた人は、人生の軸を早くから「自分や家族」に置いてきたからこそ、定年を前にしても不安があまりないのだろうと思います。会社員としてどちらがいいのかは一概にいえませんが、一つだけはっきりしていることは、いつまでも会社に居続けることはできないということです。生涯現役のオーナー経営者でない限り、どれほど偉くなってもいつかは会社を離れざるを得ません。そうなったら会社員時代の地位は何の関係もありません。
高い地位にある人ほど、定年によって感じる喪失感が大きいものです。この現実を知り、50歳代からは自立意識を持って、老後のお金を含めた自分なりの人生プランをしっかりと考えておくべきでしょう。
大江英樹氏:野村証券で確定拠出年金加入者40万人以上の投資教育に携わる。退職後の2012年にオフィス・リベルタスを設立。著書に「定年男子 定年女子 45歳から始める「金持ち老後」入門!」(共著、日経BP)など。http://www.officelibertas.co.jp/
ご参考URL=:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO18496810V00C17A7000000?channel=DF280120166581
26日開催:七月合同理事会記録ご報告
2017年7月26日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
日 時:2017年7月26日(水)午後3時00分~5時00分
場 所:ライフ・ベンチャー事務所
出席者:代表、新川、中上、持田、水上、高橋、増田、若林、中島、糟谷、八久保、中村、向井、立花、西村、(順不同・敬称略、15名)
内 容:
1.報告事項【事務局】
(1)新会員紹介・・・日本危機管理保障株式会社・田井社長
(2)日本生涯現役推進協議会&NPOライフ・ベンチャークラブ上半期実績説明
2.協議事項
(1)生涯現役百万人国民運動実現へのロードマップ〔7/13付弊Blogご参照〕
生涯現役百万人国民運動実現へのロードマップについて、新川理事から発表があった。当該案は東瀧代表から新川理事が指示を受け各理事と検討しつつまとめ上げたもの。今般の理事会であらためて披瀝し全員一致しての承認を受けることとなった。具体的詳細な展開策は今後に待つものの、国民運動の成否に関わる基本的方向を全員の賛同を以て決定したことは大きな意義をもつ。
【要旨・・結論部分】
昨年10月スタートした相談窓口「生涯現役110番」が地方の人材会社から予想を遥かに超える好評を博している。目標は、2020年度末全国150支部。全国の人材会社が150社も集まれば元気シニア100万人の生涯現役を実践する働く場も十分実現可能。生涯現役推進協議会を冠とする全国人材会社のコングロマリットを組織し連合体で社会に役立つ生涯現役国民運動を完成しようと言う訳である。さすれば、生涯現役グループの目指す2020年社会に役立つ生涯現役百万人国民運動が完成する。
やりましょう‼ 皆さん‼
高齢日本を救う社会に役立つ生涯現役百万人国民運動を‼
(2)「第7回生涯現役サミット」企画案選定・・・・・・・・・・・・中村参与
(3)8月・9月開催予定「生涯現役塾」企画案
2.協議事項
(1)第7回生涯現役サミット企画案選定について(中村)
企画案の説明:過去の理事会、打ち合わせの議論の中で水たまり理論、テーマをフォーカスすべきこと、継続可能性と我々のパワーの考慮が必要との話をしてきた。開催まであと3ヶ月となり、開催テーマは決めないといけない。本日、今後進むべき基本方針が決まったところで、それに沿って次回サミットを開催したいと考えている。
ついては、支部拡大の中で、支部連携をテーマに次回サミットをしてはどうか。各支部長に理事+シニアの人材活用というテーマに興味がある人に参加者を絞る。講演とともにWORKSHOPとして、シニアの人材ビジネスの課題と工夫点を討議しながら、各支部長及び我々が情報交流できる「場」とする。各支部の紹介と理事の紹介を絡めて、支部活動と協議会の連携をとれる形にまずしていきたい。
将来的にはシニア人材活用事例も報告しながら、シニアが多く参加できる会にしていくための第一歩と考えている。
【 質 疑 】
〇 WORKSHOPはグループ討議をして発表みたいなイメージか
→グループ討議にするか等については具体的にはこれからだが、シニアの集め方、マッチングの仕方、課題、都市部と地域の違い等を皆で議論できればと思っている。議論テーマについて、各支部長から聞いてもいいと思っている。
〇 支部はどのくらいあるのか。
→10月までだと10か所ぐらいを想定している。
〇 内向きすぎないか。もっと地方自治体等との連携も視野にいれたほうがいいのでは。
→特に他との連携を排除するものではない。ただ、時間的な問題があるので、連携できる可能性として認識している。
〇 支部から聞こうという姿勢はダメ、支部に有益なものを与えるという中身が必要。野口氏と相談してテーマを深堀すべき
→本日は方向性を決めて、テーマの中身や内容については今後野口氏と打ち合わせをしていく。
〇 東大准教授の檜山さんが代表宛『超高齢化社会2.0(平凡社)』の新書版を昨日届けられている。過去サミットに2回出席されているので、代表とのトークショウなど如何か?と思う。本人が難しい場合は、代表も2回参加している「高齢者クラウド」関係教授にご協力を頼む方法もある。
【 決 定 事 項 】
次回のサミットのテーマは、シニア人材の活かし方とする。今後の支部連携と支部拡大をしていくためのサミットにするためにどんな内容・進め方にするか野口氏も交えて決めていくこととする。
(2)第7回生涯現役サミット実行委員長の選定について
委員長は、新川理事、副委員長は持田理事、中村参与とする。
(3)8月、9月の生涯現役塾について
8月、9月は下記の候補とする。
8月(候補)、日本危機管理保証株式会社の田井氏+”目のつけどころ”セミナーの内容報告
9月(候補) 国連平和の鐘を守る会 について(高瀬様)
(4)本日予定していた【日本生涯現役推進協議会・NPOライフベンチャークラブ】におけるビジネス展開について(向井参与)については、次回理事会議題とする。 以 上
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
日 時:2017年7月26日(水)午後3時00分~5時00分
場 所:ライフ・ベンチャー事務所
出席者:代表、新川、中上、持田、水上、高橋、増田、若林、中島、糟谷、八久保、中村、向井、立花、西村、(順不同・敬称略、15名)
内 容:
1.報告事項【事務局】
(1)新会員紹介・・・日本危機管理保障株式会社・田井社長
(2)日本生涯現役推進協議会&NPOライフ・ベンチャークラブ上半期実績説明
2.協議事項
(1)生涯現役百万人国民運動実現へのロードマップ〔7/13付弊Blogご参照〕
生涯現役百万人国民運動実現へのロードマップについて、新川理事から発表があった。当該案は東瀧代表から新川理事が指示を受け各理事と検討しつつまとめ上げたもの。今般の理事会であらためて披瀝し全員一致しての承認を受けることとなった。具体的詳細な展開策は今後に待つものの、国民運動の成否に関わる基本的方向を全員の賛同を以て決定したことは大きな意義をもつ。
【要旨・・結論部分】
昨年10月スタートした相談窓口「生涯現役110番」が地方の人材会社から予想を遥かに超える好評を博している。目標は、2020年度末全国150支部。全国の人材会社が150社も集まれば元気シニア100万人の生涯現役を実践する働く場も十分実現可能。生涯現役推進協議会を冠とする全国人材会社のコングロマリットを組織し連合体で社会に役立つ生涯現役国民運動を完成しようと言う訳である。さすれば、生涯現役グループの目指す2020年社会に役立つ生涯現役百万人国民運動が完成する。
やりましょう‼ 皆さん‼
高齢日本を救う社会に役立つ生涯現役百万人国民運動を‼
(2)「第7回生涯現役サミット」企画案選定・・・・・・・・・・・・中村参与
(3)8月・9月開催予定「生涯現役塾」企画案
2.協議事項
(1)第7回生涯現役サミット企画案選定について(中村)
企画案の説明:過去の理事会、打ち合わせの議論の中で水たまり理論、テーマをフォーカスすべきこと、継続可能性と我々のパワーの考慮が必要との話をしてきた。開催まであと3ヶ月となり、開催テーマは決めないといけない。本日、今後進むべき基本方針が決まったところで、それに沿って次回サミットを開催したいと考えている。
ついては、支部拡大の中で、支部連携をテーマに次回サミットをしてはどうか。各支部長に理事+シニアの人材活用というテーマに興味がある人に参加者を絞る。講演とともにWORKSHOPとして、シニアの人材ビジネスの課題と工夫点を討議しながら、各支部長及び我々が情報交流できる「場」とする。各支部の紹介と理事の紹介を絡めて、支部活動と協議会の連携をとれる形にまずしていきたい。
将来的にはシニア人材活用事例も報告しながら、シニアが多く参加できる会にしていくための第一歩と考えている。
【 質 疑 】
〇 WORKSHOPはグループ討議をして発表みたいなイメージか
→グループ討議にするか等については具体的にはこれからだが、シニアの集め方、マッチングの仕方、課題、都市部と地域の違い等を皆で議論できればと思っている。議論テーマについて、各支部長から聞いてもいいと思っている。
〇 支部はどのくらいあるのか。
→10月までだと10か所ぐらいを想定している。
〇 内向きすぎないか。もっと地方自治体等との連携も視野にいれたほうがいいのでは。
→特に他との連携を排除するものではない。ただ、時間的な問題があるので、連携できる可能性として認識している。
〇 支部から聞こうという姿勢はダメ、支部に有益なものを与えるという中身が必要。野口氏と相談してテーマを深堀すべき
→本日は方向性を決めて、テーマの中身や内容については今後野口氏と打ち合わせをしていく。
〇 東大准教授の檜山さんが代表宛『超高齢化社会2.0(平凡社)』の新書版を昨日届けられている。過去サミットに2回出席されているので、代表とのトークショウなど如何か?と思う。本人が難しい場合は、代表も2回参加している「高齢者クラウド」関係教授にご協力を頼む方法もある。
【 決 定 事 項 】
次回のサミットのテーマは、シニア人材の活かし方とする。今後の支部連携と支部拡大をしていくためのサミットにするためにどんな内容・進め方にするか野口氏も交えて決めていくこととする。
(2)第7回生涯現役サミット実行委員長の選定について
委員長は、新川理事、副委員長は持田理事、中村参与とする。
(3)8月、9月の生涯現役塾について
8月、9月は下記の候補とする。
8月(候補)、日本危機管理保証株式会社の田井氏+”目のつけどころ”セミナーの内容報告
9月(候補) 国連平和の鐘を守る会 について(高瀬様)
(4)本日予定していた【日本生涯現役推進協議会・NPOライフベンチャークラブ】におけるビジネス展開について(向井参与)については、次回理事会議題とする。 以 上
日本結婚カウンセリング協会報第18号
2017年7月25日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
お世話になります。暑い日が続きます。
いかがお過ごしですが、当協会も7月の課外自主研修も終わり、また、諸富先生の公開授業も無事終わりました。研修も今後の指針とすべきいろんな意見をいただき将来に向けての試案も考えています。
第5期受講生の授業も順調に進んでいます。ご協力いただいている皆様に感謝申し上げます。7月号ニューズレターは少し遅れましたが、読んでいただければ幸いです。 JMCA 遠藤
------------------------------------------------------------------------------------------------
● 7月11日(火)明治大学の諸富祥彦教授の公開授業を実施しました。
待ちに待ちました明治大学の諸富先生の公開授業が行われました。東京・名古屋・大阪計50名の出席者がありました。テーマは「現代の若者の結婚能力と育成について」です。先生は「結婚能力」のない人がいくら婚活をしてもうまく行かないと言われています。授業を受けて今の大学生の恋愛に対する構えが変わってきていることを痛感しました。
また、婚育は中学・高校で始めないといけないとのお話でした。特にコミュニケーション能力を高めることの大切さを教えていただきました。先生の授業は知識の付与だけではなくスキルも身につく内容で受講者には大変好評でした。来年もお願いしようと思います。
● 7月6日・7日佐賀県鹿島市で「創き生き町おこしサミット2017鹿島市大会」が行われました。サミットにはマネージャーの岩崎会員と出席しました。2日間の簡単な概要を報告します。
サミットは地方創生市町村長協議会の大きなイベントで今年は2回目になります。6日は14時から鹿島市清川バンケットホールで開催されました。150名程度の出席がありました。最初に内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長の川合靖洋様のお話しがありました。基調講演は帝京大学の金子弘道先生と(有)ワールドファーム会長のお話がありました。最後はシンポジュウムで当日出席された首長6名が地方創生の熱い思いを述べておられました。
サミットで印象的なのは、地元の人たちが本気で考えて動かないと何をやっても成功はしないということ。もう一つは(有)ワールドファーム会長の農業は儲かるというお話でした。勉強になることばかりでした。また、翌7日は、鹿島市内の酒蔵や祐徳稲荷神社等の見学をしました。
地方創生は、それぞれの地域が地の利や特産物等を生かして特徴ある取り組みをしています。その中にいかに溶け込みお役に立っていくかを考えた2日間でした。
● 東京の自主勉強会は予定どおり実施しました。
今年は初めて夏季研修会を山梨の中山湖畔で行いました。現地には昼食前に着き、会員の高須賀さんの経営する「桜月」の美味しい手打ち蕎麦をいただきました。午後は勉強会の後、夕刻はお店のテラスでバベキュー行いました。翌日は山中湖を一周して富士山のきれいに見えるスポットを巡り、写真をたくさん撮りました。今回は新たな取り組みでしたが、沢山のかたの出席を得て勉強会では事例研究を3題行いました。その後プリマリタルカウンセリングを多くの皆様に知ってもらう方策について意見を出し合いました。今回はかなり具体的にご意見をいただきましたのでこれから他の会員の方たちの意見も伺い軌道修正をしてまいりたいと考えています。
● 第3期ブライダルカウンセラー養成講座受講者を募集します。
第3期生ブライダルカウンセラー養成講座の受講者を募集します。今回は東京のみの募集になります。定員は25名です。講座は3日間で認定試験を行います。資格取得後は(一社)日本結婚カウンセリング協会の会員として活動することになります。講座は豪華な講師陣にお願いしてあります。BIA公益社団法人日本ブライダル文化振興協会の専務理事野田兼義様やリクルートブライダル総研所長鈴木直樹様、マイクロカウンセリングは拓殖大学の吉川先生をお招きしています。養成講座は少し休みましたが、やはりブライダル業界において
も専門のカウンセラーが必要であるとの認識が共有されています。今回からプリマリタルカウンセラー第4期生の土屋孝氏(株式会社王州園)が、日本ブライダルカウンセラー資格認定協会の理事長として運営をしていきます。日本結婚カウンセリング協会は全面的にサポートします。
● 恋愛スキルアップセミナー第4回を8月6日に実施します。
7月16日第4回恋愛スキルアップセミナーは、皆様にお知らせする時期が遅くなり、人員が揃わなかったため8月6日(日)に変更しました。是非、第4回講座にお越し下さい。チラシを添付します。
● 編集後記
養成講座も既に半分が終わりました。後半はテストの準備でまた忙しくなります。そして少し休んでいたブライダルカウンセラー養成講座が8月1日から始まります。また、夏季研修でいただいご意見も具体化していきたいと考えています。皆様のご協力をお願いします。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
お世話になります。暑い日が続きます。
いかがお過ごしですが、当協会も7月の課外自主研修も終わり、また、諸富先生の公開授業も無事終わりました。研修も今後の指針とすべきいろんな意見をいただき将来に向けての試案も考えています。
第5期受講生の授業も順調に進んでいます。ご協力いただいている皆様に感謝申し上げます。7月号ニューズレターは少し遅れましたが、読んでいただければ幸いです。 JMCA 遠藤
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● 7月11日(火)明治大学の諸富祥彦教授の公開授業を実施しました。
待ちに待ちました明治大学の諸富先生の公開授業が行われました。東京・名古屋・大阪計50名の出席者がありました。テーマは「現代の若者の結婚能力と育成について」です。先生は「結婚能力」のない人がいくら婚活をしてもうまく行かないと言われています。授業を受けて今の大学生の恋愛に対する構えが変わってきていることを痛感しました。
また、婚育は中学・高校で始めないといけないとのお話でした。特にコミュニケーション能力を高めることの大切さを教えていただきました。先生の授業は知識の付与だけではなくスキルも身につく内容で受講者には大変好評でした。来年もお願いしようと思います。
● 7月6日・7日佐賀県鹿島市で「創き生き町おこしサミット2017鹿島市大会」が行われました。サミットにはマネージャーの岩崎会員と出席しました。2日間の簡単な概要を報告します。
サミットは地方創生市町村長協議会の大きなイベントで今年は2回目になります。6日は14時から鹿島市清川バンケットホールで開催されました。150名程度の出席がありました。最初に内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長の川合靖洋様のお話しがありました。基調講演は帝京大学の金子弘道先生と(有)ワールドファーム会長のお話がありました。最後はシンポジュウムで当日出席された首長6名が地方創生の熱い思いを述べておられました。
サミットで印象的なのは、地元の人たちが本気で考えて動かないと何をやっても成功はしないということ。もう一つは(有)ワールドファーム会長の農業は儲かるというお話でした。勉強になることばかりでした。また、翌7日は、鹿島市内の酒蔵や祐徳稲荷神社等の見学をしました。
地方創生は、それぞれの地域が地の利や特産物等を生かして特徴ある取り組みをしています。その中にいかに溶け込みお役に立っていくかを考えた2日間でした。
● 東京の自主勉強会は予定どおり実施しました。
今年は初めて夏季研修会を山梨の中山湖畔で行いました。現地には昼食前に着き、会員の高須賀さんの経営する「桜月」の美味しい手打ち蕎麦をいただきました。午後は勉強会の後、夕刻はお店のテラスでバベキュー行いました。翌日は山中湖を一周して富士山のきれいに見えるスポットを巡り、写真をたくさん撮りました。今回は新たな取り組みでしたが、沢山のかたの出席を得て勉強会では事例研究を3題行いました。その後プリマリタルカウンセリングを多くの皆様に知ってもらう方策について意見を出し合いました。今回はかなり具体的にご意見をいただきましたのでこれから他の会員の方たちの意見も伺い軌道修正をしてまいりたいと考えています。
● 第3期ブライダルカウンセラー養成講座受講者を募集します。
第3期生ブライダルカウンセラー養成講座の受講者を募集します。今回は東京のみの募集になります。定員は25名です。講座は3日間で認定試験を行います。資格取得後は(一社)日本結婚カウンセリング協会の会員として活動することになります。講座は豪華な講師陣にお願いしてあります。BIA公益社団法人日本ブライダル文化振興協会の専務理事野田兼義様やリクルートブライダル総研所長鈴木直樹様、マイクロカウンセリングは拓殖大学の吉川先生をお招きしています。養成講座は少し休みましたが、やはりブライダル業界において
も専門のカウンセラーが必要であるとの認識が共有されています。今回からプリマリタルカウンセラー第4期生の土屋孝氏(株式会社王州園)が、日本ブライダルカウンセラー資格認定協会の理事長として運営をしていきます。日本結婚カウンセリング協会は全面的にサポートします。
● 恋愛スキルアップセミナー第4回を8月6日に実施します。
7月16日第4回恋愛スキルアップセミナーは、皆様にお知らせする時期が遅くなり、人員が揃わなかったため8月6日(日)に変更しました。是非、第4回講座にお越し下さい。チラシを添付します。
● 編集後記
養成講座も既に半分が終わりました。後半はテストの準備でまた忙しくなります。そして少し休んでいたブライダルカウンセラー養成講座が8月1日から始まります。また、夏季研修でいただいご意見も具体化していきたいと考えています。皆様のご協力をお願いします。
平尾昌晃氏:肺癌発覚も生涯現役貫く
2017年7月24日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
スポニチ転載URL=http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/07/23/kiji/20170722s00041000329000c.html
平 尾 昌 晃 さ ん 急 死
2 年 前 に 肺 が ん 発 覚 も 「 生 涯 現 役 」 貫 く
歌手・畑中葉子(58)とのデュエット「カナダからの手紙」や五木ひろし(69)の「よこはま・たそがれ」など多数のヒット曲を手掛けた、戦後を代表する作曲家の平尾昌晃(ひらお・まさあき)さんが21日午後11時40分、肺炎のため都内の病院で死去していたことが22日、分かった。79歳。東京市(現・東京都)出身。昭和30年代には「和製プレスリー」と呼ばれ絶大な人気を獲得。2年前に肺がんを患い闘病していた。
平尾さんが体調を崩したのは今月13日。「蒸し暑く体調が悪い」と訴え、東京都新宿区の病院で検査。肺炎の疑いがあるため入院したが、食欲も旺盛で元気だった。関係者によると「病室ではウィンブルドンテニスと、松居一代さんの騒動を特に楽しみにテレビで見ていた。穏便に解決をと言っていた」という。そんな平尾さんの容体が急変したのが21日深夜。身内やスタッフにみとられて亡くなった。今週中ごろに家族葬を営み、後日、関係者向けの音楽葬を行う方向で調整している。
1958年に歌手デビュー。音楽イベント「日劇ウエスタンカーニバル」で故山下敬二郎さん、ミッキー・カーチス(78)と「ロカビリー三人男」として一大ブームを築き、作曲家としても成功したが、実は幾多の苦難を克服し「生涯現役」を貫いた不屈の人生だった。
まず病魔。68年に肺結核で片肺を切除して以来不調に悩まされ、肺疾患が慢性化した。2014年の年末には原発性肺高血圧症に起因する肺炎で危篤状態になったが、奇跡的に持ち直した。翌15年に肺がんが判明。体力面を考慮し、手術を回避した。以降は呼吸補助器を携行し公の場にも積極的に出ていた。
創作面でも苦労。歌手として落ち目になり、結核による休業で“過去の人”になりかけた。医師から「肺はしばらく使えない」と通告され歌手を断念。しかし作曲家として和洋折衷の曲作りを模索し、ソフトな演歌から流行歌まで何でもござれの多彩さを得た。その発露が小柳ルミ子(65)の「わたしの城下町」(71年)「瀬戸の花嫁」(72年)。73年には五木ひろしの「夜空」で日本レコード大賞を初受賞した。
78年、門下生の畑中葉子とデュエットした「カナダからの手紙」は大人の恋を軽やかな旋律に乗せ大ヒット。平尾節の真骨頂となった。
目立ったヒットを出せなくなっても、テレビ朝日「やじうまワイド」のキャスターなどタレントとして活躍。近年はバラエティー番組にも進出し若者の認知度も上昇していた。最後のテレビ出演となった5月放送のBS日テレ「歌謡プレミアム」では、顔がむくんでいたものの、布施明(69)と「霧の摩周湖」を熱唱した。
8月以降も仕事を入れており、2週間ほど前まで周囲に「どんどん(仕事を)やっていきたい」と意気込みを語っていた折の急死。関係者は「今回も乗り越えてくれると信じていたが…」と話した。
◆平尾 昌晃(ひらお・まさあき)1937年(昭12)12月24日、東京市牛込区(現東京都新宿区)生まれ。慶応高中退。58年に平尾昌章の芸名でロカビリー歌手としてデビュー。代表曲は「星は何でも知っている」「ミヨちゃん」など。68年に本格的に作曲家に転向し、以降数多くのヒット曲を手掛ける。74年に「平尾昌晃音楽学校」(現平尾昌晃ミュージックスクール)を設立。2002年には「ラブ&ハーモニー基金」を立ち上げた。01年モンブラン国際文化賞受賞、03年紫綬褒章受章など多数。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
スポニチ転載URL=http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/07/23/kiji/20170722s00041000329000c.html
平 尾 昌 晃 さ ん 急 死
2 年 前 に 肺 が ん 発 覚 も 「 生 涯 現 役 」 貫 く
歌手・畑中葉子(58)とのデュエット「カナダからの手紙」や五木ひろし(69)の「よこはま・たそがれ」など多数のヒット曲を手掛けた、戦後を代表する作曲家の平尾昌晃(ひらお・まさあき)さんが21日午後11時40分、肺炎のため都内の病院で死去していたことが22日、分かった。79歳。東京市(現・東京都)出身。昭和30年代には「和製プレスリー」と呼ばれ絶大な人気を獲得。2年前に肺がんを患い闘病していた。
平尾さんが体調を崩したのは今月13日。「蒸し暑く体調が悪い」と訴え、東京都新宿区の病院で検査。肺炎の疑いがあるため入院したが、食欲も旺盛で元気だった。関係者によると「病室ではウィンブルドンテニスと、松居一代さんの騒動を特に楽しみにテレビで見ていた。穏便に解決をと言っていた」という。そんな平尾さんの容体が急変したのが21日深夜。身内やスタッフにみとられて亡くなった。今週中ごろに家族葬を営み、後日、関係者向けの音楽葬を行う方向で調整している。
1958年に歌手デビュー。音楽イベント「日劇ウエスタンカーニバル」で故山下敬二郎さん、ミッキー・カーチス(78)と「ロカビリー三人男」として一大ブームを築き、作曲家としても成功したが、実は幾多の苦難を克服し「生涯現役」を貫いた不屈の人生だった。
まず病魔。68年に肺結核で片肺を切除して以来不調に悩まされ、肺疾患が慢性化した。2014年の年末には原発性肺高血圧症に起因する肺炎で危篤状態になったが、奇跡的に持ち直した。翌15年に肺がんが判明。体力面を考慮し、手術を回避した。以降は呼吸補助器を携行し公の場にも積極的に出ていた。
創作面でも苦労。歌手として落ち目になり、結核による休業で“過去の人”になりかけた。医師から「肺はしばらく使えない」と通告され歌手を断念。しかし作曲家として和洋折衷の曲作りを模索し、ソフトな演歌から流行歌まで何でもござれの多彩さを得た。その発露が小柳ルミ子(65)の「わたしの城下町」(71年)「瀬戸の花嫁」(72年)。73年には五木ひろしの「夜空」で日本レコード大賞を初受賞した。
78年、門下生の畑中葉子とデュエットした「カナダからの手紙」は大人の恋を軽やかな旋律に乗せ大ヒット。平尾節の真骨頂となった。
目立ったヒットを出せなくなっても、テレビ朝日「やじうまワイド」のキャスターなどタレントとして活躍。近年はバラエティー番組にも進出し若者の認知度も上昇していた。最後のテレビ出演となった5月放送のBS日テレ「歌謡プレミアム」では、顔がむくんでいたものの、布施明(69)と「霧の摩周湖」を熱唱した。
8月以降も仕事を入れており、2週間ほど前まで周囲に「どんどん(仕事を)やっていきたい」と意気込みを語っていた折の急死。関係者は「今回も乗り越えてくれると信じていたが…」と話した。
◆平尾 昌晃(ひらお・まさあき)1937年(昭12)12月24日、東京市牛込区(現東京都新宿区)生まれ。慶応高中退。58年に平尾昌章の芸名でロカビリー歌手としてデビュー。代表曲は「星は何でも知っている」「ミヨちゃん」など。68年に本格的に作曲家に転向し、以降数多くのヒット曲を手掛ける。74年に「平尾昌晃音楽学校」(現平尾昌晃ミュージックスクール)を設立。2002年には「ラブ&ハーモニー基金」を立ち上げた。01年モンブラン国際文化賞受賞、03年紫綬褒章受章など多数。
NHKが作ったAIの分析が冷たすぎる2
2017年7月23日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
「 ひ と り 暮 ら し の 4 0 代 が 日 本 を 滅 ぼ す 」
N H K が 作 っ た A I の 分 析 が 冷 た す ぎ る(続)
行政担当者も頭を悩ます「40代ひとり暮らし」対策
「考えたこともなかった・・・・」
ネブラの示す試算をみて、東京都荒川区の行政担当者はそう漏らした。
荒川区はもともと少子高齢化を見据えた住民サービスに積極的な自治体で、老人クラブの活性化には力を入れてきた。にもかかわらず、クラブの会員数は減り続けている。一方、40代ひとり暮らしの人の数は、この10年で1.2倍に増えている。
「40代ひとり暮らし」層は、行政との接点が少ない。
ある係長は、「お子さんのいらっしゃる世帯であれば、子育て支援などを通じて接する機会があるが、ひとり暮らしだとそのような機会もない」と話す。また、「豊かに暮らしているイメージがある。時間もお金も自由に使え、役所に来ることも少ない」とも語った。荒川区ではネブラの分析を受けて、行政サービスの拡充が必要かどうか検討するという。
40代ひとり暮らしを合理的に減らす「秘策」
とはいえ、ひとりでいることを望む人もいる。AIは、個人の生き方に対する余計なお世話にならないか。
ネブラはこの問いにも、一風変わったアイディアにつながる分析結果を示す。
「家賃を下げれば、『40代ひとり暮らし』が激減する」
AIの分析結果をみると、40代ひとり暮らしの数(男性)に対して、一番強く連動しているのが「マンションやアパートの3.3㎡(1坪)あたり家賃」だ。この数字が下がれば、ひとり暮らしの数も減らすことができるのではないか。これがネブラの分析結果を基にした仮説だ。
単身世帯は一般的に、支出における家賃の割合が大きい。家賃の高さによって、他の生活費や自己研鑽に使うお金が減少し、生活水準を固定化している可能性は高い。これが生活パートナーを探す上でネックになっている要因の1つとも考えられる。
番組では、具体的に家賃をいくら下げれば「40代ひとり暮らし」が減るかも試算する。
ちなみに、フランスではひとり暮らしを中心に全世帯の21%が家賃補助を受けている。またオランダでは、全住宅の34%が「社会住宅」と呼ばれる公営住宅だ。日本における公営住宅の割合は現状3.8%に過ぎず、まだまだ住宅政策に伸びしろはある。
家賃が下がって恩恵を受けるのは、40代ひとり暮らしだけではない。AIが示す切り口をきっかけとして、日本の政策決定における優先順位を考え直すことができる。
「AIとともに」考える、という提案
取材の時点では、「40代ひとり暮らし」と連動するとされた「自殺者数」「餓死者数」「空き家数」などについて、その因果関係までは解明されていない。ただ、重要なのは、新たなスタートラインに立つことだと神原ディレクターは語る。
「これまでの政策論やジャーナリズムの積み重ねでは、なかなか出せない球を投げてきたな、と思ってもらえたら嬉しいです。“そこなのか?”という意外なポイントからスタートして、でも深掘りしてみると本質的だ、という所までたどり着けば。人間からは出てきづらい“意外な一手”を大事にしてみたい、という提案です」
「番組のテーマ曲は『スタンド・バイ・ミー』。まさに『AIとともに』という思いを込めています。これからの世界で人間がともに生きる仲間として、AIは無視できない存在です。ただ、これを放送局として社会課題解決の手段としてやっているのは、まだ今のところ世界的にもなさそうだ、ではやってみようと。もしBBCなど世界の放送局が真似をしてきたら、それもいいですよね。
今回は日本国内のデータのみを使いましたが、国際的なデータ、たとえばOECD(経済協力開発機構)のデータを使ってみてもいい。視聴者の皆さんからも、『こんなデータを入れてみるといい』『こんなことをAIに聞いてみてほしい』みたいなご要望もぜひいただきたいです。今後、2020年まで3年間かけてシリーズを放送していくので、AIも進化していき、番組も進化していくなかで、日本社会や政策も進化した、と感じられるようなことがあれば、面白いかなと思っています。ぜひ、温かく見守って下されば嬉しいです」
------
NHKスペシャル『AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン』は、全7回予定の大型シリーズ。「プロローグ」は7月22日(土)に、前編が午後7時30分から、後編が午後9時から放送される。
番組HPには、「AIの分析結果から読み解いた提言」や、AIが導き出した「ひとり暮らし度チェック」など、番組の世界を体験できるコンテンツがある。
http://www.nhk.or.jp/special/askai/
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
「 ひ と り 暮 ら し の 4 0 代 が 日 本 を 滅 ぼ す 」
N H K が 作 っ た A I の 分 析 が 冷 た す ぎ る(続)
行政担当者も頭を悩ます「40代ひとり暮らし」対策
「考えたこともなかった・・・・」
ネブラの示す試算をみて、東京都荒川区の行政担当者はそう漏らした。
荒川区はもともと少子高齢化を見据えた住民サービスに積極的な自治体で、老人クラブの活性化には力を入れてきた。にもかかわらず、クラブの会員数は減り続けている。一方、40代ひとり暮らしの人の数は、この10年で1.2倍に増えている。
「40代ひとり暮らし」層は、行政との接点が少ない。
ある係長は、「お子さんのいらっしゃる世帯であれば、子育て支援などを通じて接する機会があるが、ひとり暮らしだとそのような機会もない」と話す。また、「豊かに暮らしているイメージがある。時間もお金も自由に使え、役所に来ることも少ない」とも語った。荒川区ではネブラの分析を受けて、行政サービスの拡充が必要かどうか検討するという。
40代ひとり暮らしを合理的に減らす「秘策」
とはいえ、ひとりでいることを望む人もいる。AIは、個人の生き方に対する余計なお世話にならないか。
ネブラはこの問いにも、一風変わったアイディアにつながる分析結果を示す。
「家賃を下げれば、『40代ひとり暮らし』が激減する」
AIの分析結果をみると、40代ひとり暮らしの数(男性)に対して、一番強く連動しているのが「マンションやアパートの3.3㎡(1坪)あたり家賃」だ。この数字が下がれば、ひとり暮らしの数も減らすことができるのではないか。これがネブラの分析結果を基にした仮説だ。
単身世帯は一般的に、支出における家賃の割合が大きい。家賃の高さによって、他の生活費や自己研鑽に使うお金が減少し、生活水準を固定化している可能性は高い。これが生活パートナーを探す上でネックになっている要因の1つとも考えられる。
番組では、具体的に家賃をいくら下げれば「40代ひとり暮らし」が減るかも試算する。
ちなみに、フランスではひとり暮らしを中心に全世帯の21%が家賃補助を受けている。またオランダでは、全住宅の34%が「社会住宅」と呼ばれる公営住宅だ。日本における公営住宅の割合は現状3.8%に過ぎず、まだまだ住宅政策に伸びしろはある。
家賃が下がって恩恵を受けるのは、40代ひとり暮らしだけではない。AIが示す切り口をきっかけとして、日本の政策決定における優先順位を考え直すことができる。
「AIとともに」考える、という提案
取材の時点では、「40代ひとり暮らし」と連動するとされた「自殺者数」「餓死者数」「空き家数」などについて、その因果関係までは解明されていない。ただ、重要なのは、新たなスタートラインに立つことだと神原ディレクターは語る。
「これまでの政策論やジャーナリズムの積み重ねでは、なかなか出せない球を投げてきたな、と思ってもらえたら嬉しいです。“そこなのか?”という意外なポイントからスタートして、でも深掘りしてみると本質的だ、という所までたどり着けば。人間からは出てきづらい“意外な一手”を大事にしてみたい、という提案です」
「番組のテーマ曲は『スタンド・バイ・ミー』。まさに『AIとともに』という思いを込めています。これからの世界で人間がともに生きる仲間として、AIは無視できない存在です。ただ、これを放送局として社会課題解決の手段としてやっているのは、まだ今のところ世界的にもなさそうだ、ではやってみようと。もしBBCなど世界の放送局が真似をしてきたら、それもいいですよね。
今回は日本国内のデータのみを使いましたが、国際的なデータ、たとえばOECD(経済協力開発機構)のデータを使ってみてもいい。視聴者の皆さんからも、『こんなデータを入れてみるといい』『こんなことをAIに聞いてみてほしい』みたいなご要望もぜひいただきたいです。今後、2020年まで3年間かけてシリーズを放送していくので、AIも進化していき、番組も進化していくなかで、日本社会や政策も進化した、と感じられるようなことがあれば、面白いかなと思っています。ぜひ、温かく見守って下されば嬉しいです」
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NHKスペシャル『AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン』は、全7回予定の大型シリーズ。「プロローグ」は7月22日(土)に、前編が午後7時30分から、後編が午後9時から放送される。
番組HPには、「AIの分析結果から読み解いた提言」や、AIが導き出した「ひとり暮らし度チェック」など、番組の世界を体験できるコンテンツがある。
http://www.nhk.or.jp/special/askai/
NHKが作ったAIの分析が冷たすぎる1
2017年7月22日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
ご参考URL=http://www.huffingtonpost.jp/2017/07/22/nhk-ai-made-shocking-analysis_n_17510952.html
投稿日: 2017年07月22日 10時50分 JST
坪井遥:Haruka.Tsuboi@huffingtonpost.jp
「 ひ と り 暮 ら し の 4 0 代 が 日 本 を 滅 ぼ す 」
N H K が 作 っ た A I の 分 析 が 冷 た す ぎ る
ひとり暮らしの40代が増えると、日本は滅ぶ。そんなショッキングな分析がある。分析結果を導いたのは、研究所やシンクタンクでも、官公庁でもない。AI(人工知能)だ。しかも、そのAIを開発したのはなんと、公共放送・NHK――。
貧困、少子高齢化、地方衰退・・・。日本社会が様々な問題を抱え、多くの人が原因と対策を探っているのは確かだ。しかしそれでも上記の分析は、突拍子もないし冷酷だ。どんな根拠に基づいていて、本当に信頼できるのか?AIはなぜ開発されたのか? NHKに聞きに行った。
「日本社会への処方箋を、専門家とは異なる視点から考えてみたい」
NHKがAIを開発したのは、社会問題と向き合うメディアとして、ある種の「行き詰まり」を感じたからだ。
AIを使ったNHKスペシャルの新シリーズ『AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン』を担当する大型企画開発センターの神原一光ディレクターは、こう語る。
「専門家にお話を伺うと、示唆に富んだデータや論考が出てくる。そのすべてが社会問題の解決のヒントになるものばかりなのですが、“失われた20年”といわれる社会の閉塞感を打ち破るには、もっと異なる視点が必要なのではないか。もしかしたら、もはや人間だけでは難しいのかもしれない、という思いが芽生えました」
AIの開発は、これまでNHKスペシャルで『震災ビッグデータ』『医療ビッグデータ』などを手掛けた阿部博史ディレクターを中心としたチームが担当。データネットワーク分析の第一人者である坂田一郎・東大教授と、社会学者として少子化などの分野で統計的研究を行う柴田悠・京大准教授のアドバイスを受けて作り上げた。
「民間企業がAIを開発するとなると、どうしても自社の業界に関連したものや、自社の利益を最大化するものになりがちです。ですので、社会課題の解決を目指すAIを作ることは、(民間企業ではない)公共放送として意義がある挑戦だと考えました」(神原ディレクター)
5000種類、700万件のデータを投入
目指したのは、あるデータの値(たとえば年齢の人口の増減)が変化することによって、他のデータの値(たとえば自殺率や貧困率)が連動してどのように変化するか、関係を可視化するAIだ。人口動態統計や産業動向調査など、5000種類を超える公的データをAIにインプットした。
「これは調査報道のひとつに入るため、データの選定には気を配りました。研究者が行っている調査データには、興味深いものがたくさんありましたが、大きな条件として、47都道府県すべてのデータが、30年分取得できることを重視しました」(神原ディレクター)
結果的に、5000種類×47都道府県×30年分、合計700万件超のデータを学習したAIが生まれた。AIのコードネームは「NEBRA(ネブラ)」。人類最古の天文盤とされる「ネブラ・ディスク」から拝借した名前だった。
AIの分析から導き出した「未来を動かすカギ」
ネブラによると、「40代ひとり暮らし率」が、「日本の未来を動かすカギ」なのだという。
「40代ひとり暮らし」が増えると、「自殺者数」「餓死者数」「空き家数」「救急出動件数」などが増え、「合計特殊出生率」「老人クラブ会員数」などが減る……との傾向が示されたからだ。全人口の1.9%、249万人にすぎない「40代ひとり暮らし」が、ここまで大きな存在になりうるというのは意外な結果だ。『AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン』の初回放送では、この結果と解決策について扱うという。
「AIは、人の顔色をうかがって結果を出すようなことはありません。たとえ人間にはショッキングな情報でも、躊躇なく表示してきます。また、AIが示すのは『Aが増えると、Bも増える傾向にある』といったパターンのみで、因果関係があるかどうかまでは教えてくれません。ですから、その読み解きは、私たち人間がする必要が出てきます」(神原ディレクター) つづく
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
ご参考URL=http://www.huffingtonpost.jp/2017/07/22/nhk-ai-made-shocking-analysis_n_17510952.html
投稿日: 2017年07月22日 10時50分 JST
坪井遥:Haruka.Tsuboi@huffingtonpost.jp
「 ひ と り 暮 ら し の 4 0 代 が 日 本 を 滅 ぼ す 」
N H K が 作 っ た A I の 分 析 が 冷 た す ぎ る
ひとり暮らしの40代が増えると、日本は滅ぶ。そんなショッキングな分析がある。分析結果を導いたのは、研究所やシンクタンクでも、官公庁でもない。AI(人工知能)だ。しかも、そのAIを開発したのはなんと、公共放送・NHK――。
貧困、少子高齢化、地方衰退・・・。日本社会が様々な問題を抱え、多くの人が原因と対策を探っているのは確かだ。しかしそれでも上記の分析は、突拍子もないし冷酷だ。どんな根拠に基づいていて、本当に信頼できるのか?AIはなぜ開発されたのか? NHKに聞きに行った。
「日本社会への処方箋を、専門家とは異なる視点から考えてみたい」
NHKがAIを開発したのは、社会問題と向き合うメディアとして、ある種の「行き詰まり」を感じたからだ。
AIを使ったNHKスペシャルの新シリーズ『AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン』を担当する大型企画開発センターの神原一光ディレクターは、こう語る。
「専門家にお話を伺うと、示唆に富んだデータや論考が出てくる。そのすべてが社会問題の解決のヒントになるものばかりなのですが、“失われた20年”といわれる社会の閉塞感を打ち破るには、もっと異なる視点が必要なのではないか。もしかしたら、もはや人間だけでは難しいのかもしれない、という思いが芽生えました」
AIの開発は、これまでNHKスペシャルで『震災ビッグデータ』『医療ビッグデータ』などを手掛けた阿部博史ディレクターを中心としたチームが担当。データネットワーク分析の第一人者である坂田一郎・東大教授と、社会学者として少子化などの分野で統計的研究を行う柴田悠・京大准教授のアドバイスを受けて作り上げた。
「民間企業がAIを開発するとなると、どうしても自社の業界に関連したものや、自社の利益を最大化するものになりがちです。ですので、社会課題の解決を目指すAIを作ることは、(民間企業ではない)公共放送として意義がある挑戦だと考えました」(神原ディレクター)
5000種類、700万件のデータを投入
目指したのは、あるデータの値(たとえば年齢の人口の増減)が変化することによって、他のデータの値(たとえば自殺率や貧困率)が連動してどのように変化するか、関係を可視化するAIだ。人口動態統計や産業動向調査など、5000種類を超える公的データをAIにインプットした。
「これは調査報道のひとつに入るため、データの選定には気を配りました。研究者が行っている調査データには、興味深いものがたくさんありましたが、大きな条件として、47都道府県すべてのデータが、30年分取得できることを重視しました」(神原ディレクター)
結果的に、5000種類×47都道府県×30年分、合計700万件超のデータを学習したAIが生まれた。AIのコードネームは「NEBRA(ネブラ)」。人類最古の天文盤とされる「ネブラ・ディスク」から拝借した名前だった。
AIの分析から導き出した「未来を動かすカギ」
ネブラによると、「40代ひとり暮らし率」が、「日本の未来を動かすカギ」なのだという。
「40代ひとり暮らし」が増えると、「自殺者数」「餓死者数」「空き家数」「救急出動件数」などが増え、「合計特殊出生率」「老人クラブ会員数」などが減る……との傾向が示されたからだ。全人口の1.9%、249万人にすぎない「40代ひとり暮らし」が、ここまで大きな存在になりうるというのは意外な結果だ。『AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン』の初回放送では、この結果と解決策について扱うという。
「AIは、人の顔色をうかがって結果を出すようなことはありません。たとえ人間にはショッキングな情報でも、躊躇なく表示してきます。また、AIが示すのは『Aが増えると、Bも増える傾向にある』といったパターンのみで、因果関係があるかどうかまでは教えてくれません。ですから、その読み解きは、私たち人間がする必要が出てきます」(神原ディレクター) つづく
論長論短 トップの体質は組織を決める
2017年7月21日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
ト ッ プ の 体 質 は
組 織 を 決 め る ( 論 長 論 短 No.299 )
宋 文 洲
劉邦は大の女好きですが、秦の王宮を攻め落とした時、宮内の美女たちに手を付けずにそのまま項羽に明け渡したのです。私欲を我慢したのは劉邦に天下をとるための志があったからです。
それだけではありません。耳に痛い話をよくしてくる蕭何や媚びを売らない戦略家張良、そして変わり者の韓信を重用していました。劉邦が天下を取った最大の理由は自我と感情を我慢し、天下取りに何が必要かを常に冷静に判断したからです。
始皇帝も天下統一のために自分の私欲と感情をよく制御したと言われています。彼は常に一人の官僚に距離をもって自分に随行させ、自分が感情的になった時に「あなたは天下統一の夢を忘れたか」と叫ぶように指示しました。距離がないと始皇帝が感情に任せて彼を切りつける恐れがあるからです。
企業も同じです。志のある社長は決して好き嫌いで人事を決めませんし、友達経営もしません。そんなことをしてしまうと、有能な人材が居なくなり、組織全体の求心力が下がり、志の実現が難しくなるからです。
どんなトップでも自分がトップに相応しくないとは自ら思いません。トップになった以上、トップでいることを当然だと思うのです。
そして長くやればやるほど、自分のなすことが正しいと勘違いするようになり、部下たちも媚びを売るようになります。この罠はとても居心地が良くて逃げ出す原動力がなかなか生まれません。
唯一、志のあるトップはそれを看破し、組織力が最大化になるように反対派や個性に気を配り、トップ個人の好みや感情が邪魔にならないようにあの手この手で工夫するのです。
この部下の独立性や内部の反対勢力を包容する力こそがトップの最も重要な素質です。宋メールでも何度か紹介したように、これが中国の「宰相の腹中を船が行く」という諺の由来です。
よく「企業理念」をアピールする経営者がいますが、私は常に懐疑的です。正直綺麗ごとを言うトップに限って自分の私情私欲が強くて自分じゃないと会社が潰れると平気で言うのです。今のトップの反対派であっても、会社を良くしてくれる人がいてこそ、強くて良い会社です。
ここ数年において、私が安倍首相に厳しい意見を持ち続ける理由はまさにこのトップとしての志の問題です。彼がお友達ブレーン(御意見番)のアドバイスを受けて次々に打ち出した理念(アベノミクス、美しい日本、一億総活躍、TPPが成長原動力、人づくり改革)はまさに経営理念を売りものにするダメ経営者の常用手段です。一つの理念の賞味期限が切れるとすぐ別の理念を持ち出して人々の注意を逸らすのです。
好き嫌いな閣僚人事(お友達内閣)、支持者との癒着(籠池、加計)、反対派への感情的言動(「こんな人たち」)など、私にしてみればどれもトップの素質問題であり、志のない証拠です。世界的景気回復に乗って官僚とマスコミをコントロールした結果、人気を得たものの、その本質はいずればれると思っていました。
体質問題をそれぞれのトップに言わせれば彼らも立派な答えを返してきます。皆さんが自分の社長を知るには、ぜひ社長の言葉ではなく、社長の腹の広さ、つまり人事と反対派への処遇を考察してください。そして人間の体質は変わることがないと理解した方が無難です。
宋 文 洲(そう・ぶんしゅう)略歴: ソフトブレーン マネージメント・アドバイザー 1963年6月中国山東省生まれ。1985年に留学で来日し、1992年にソフトブレーンを創業。2005年に東証1部上場を果たし成人後に来日した外国人初のケースとなる。2006年にソフトブレーンの取締役を辞任し、現在コンサルタントや評論家として北京と東京を行き来する。
今回の論長論短へのご意見はこちらへ↓
http://r31.smp.ne.jp/u/No/4797877/f8i-d4iEEi9D_225789/797877_170721001.html
※いただいたご意見は自動的にコメントに掲載されます。名前も掲載されますので、問題がある場合はペンネームをご入力ください。
また、次回以降の宋メールでご意見を掲載させていただく可能性がありますのでご了承お願い致します。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
ト ッ プ の 体 質 は
組 織 を 決 め る ( 論 長 論 短 No.299 )
宋 文 洲
劉邦は大の女好きですが、秦の王宮を攻め落とした時、宮内の美女たちに手を付けずにそのまま項羽に明け渡したのです。私欲を我慢したのは劉邦に天下をとるための志があったからです。
それだけではありません。耳に痛い話をよくしてくる蕭何や媚びを売らない戦略家張良、そして変わり者の韓信を重用していました。劉邦が天下を取った最大の理由は自我と感情を我慢し、天下取りに何が必要かを常に冷静に判断したからです。
始皇帝も天下統一のために自分の私欲と感情をよく制御したと言われています。彼は常に一人の官僚に距離をもって自分に随行させ、自分が感情的になった時に「あなたは天下統一の夢を忘れたか」と叫ぶように指示しました。距離がないと始皇帝が感情に任せて彼を切りつける恐れがあるからです。
企業も同じです。志のある社長は決して好き嫌いで人事を決めませんし、友達経営もしません。そんなことをしてしまうと、有能な人材が居なくなり、組織全体の求心力が下がり、志の実現が難しくなるからです。
どんなトップでも自分がトップに相応しくないとは自ら思いません。トップになった以上、トップでいることを当然だと思うのです。
そして長くやればやるほど、自分のなすことが正しいと勘違いするようになり、部下たちも媚びを売るようになります。この罠はとても居心地が良くて逃げ出す原動力がなかなか生まれません。
唯一、志のあるトップはそれを看破し、組織力が最大化になるように反対派や個性に気を配り、トップ個人の好みや感情が邪魔にならないようにあの手この手で工夫するのです。
この部下の独立性や内部の反対勢力を包容する力こそがトップの最も重要な素質です。宋メールでも何度か紹介したように、これが中国の「宰相の腹中を船が行く」という諺の由来です。
よく「企業理念」をアピールする経営者がいますが、私は常に懐疑的です。正直綺麗ごとを言うトップに限って自分の私情私欲が強くて自分じゃないと会社が潰れると平気で言うのです。今のトップの反対派であっても、会社を良くしてくれる人がいてこそ、強くて良い会社です。
ここ数年において、私が安倍首相に厳しい意見を持ち続ける理由はまさにこのトップとしての志の問題です。彼がお友達ブレーン(御意見番)のアドバイスを受けて次々に打ち出した理念(アベノミクス、美しい日本、一億総活躍、TPPが成長原動力、人づくり改革)はまさに経営理念を売りものにするダメ経営者の常用手段です。一つの理念の賞味期限が切れるとすぐ別の理念を持ち出して人々の注意を逸らすのです。
好き嫌いな閣僚人事(お友達内閣)、支持者との癒着(籠池、加計)、反対派への感情的言動(「こんな人たち」)など、私にしてみればどれもトップの素質問題であり、志のない証拠です。世界的景気回復に乗って官僚とマスコミをコントロールした結果、人気を得たものの、その本質はいずればれると思っていました。
体質問題をそれぞれのトップに言わせれば彼らも立派な答えを返してきます。皆さんが自分の社長を知るには、ぜひ社長の言葉ではなく、社長の腹の広さ、つまり人事と反対派への処遇を考察してください。そして人間の体質は変わることがないと理解した方が無難です。
宋 文 洲(そう・ぶんしゅう)略歴: ソフトブレーン マネージメント・アドバイザー 1963年6月中国山東省生まれ。1985年に留学で来日し、1992年にソフトブレーンを創業。2005年に東証1部上場を果たし成人後に来日した外国人初のケースとなる。2006年にソフトブレーンの取締役を辞任し、現在コンサルタントや評論家として北京と東京を行き来する。
今回の論長論短へのご意見はこちらへ↓
http://r31.smp.ne.jp/u/No/4797877/f8i-d4iEEi9D_225789/797877_170721001.html
※いただいたご意見は自動的にコメントに掲載されます。名前も掲載されますので、問題がある場合はペンネームをご入力ください。
また、次回以降の宋メールでご意見を掲載させていただく可能性がありますのでご了承お願い致します。
七月合同理事会・379生涯現役塾案内
2017年7月20日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
7月26日(水)開催合同理事会&第379回生涯現役塾ご案内
7月合同理事会について以下のとおりご案内いたします。
今回の合同理事会は先月(5月)、先々月(6月)に引続き、「生涯現役シリーズ塾」について8月・9月開催分の企画・立案をはかるとともに、その延長線上にある10月開催予定の「第7回生涯現役サミット」につき従前よりの議論を展開し、まとめ上げた企画案を確認し選定するものです。
理事会後開催の「生涯現役シリーズ塾」は、月例連続で今回379回にもなります。会員皆様の貴重な情報交流と相互研鑽による生涯現役力を強める狙いの実践道場活用の会員特権だと存じます。他では得られぬ生涯現役の醍醐味を味わう絶好の機会です。
ぜひ今回も友人・知人、周辺の方々お誘い合わせの上、ご参加をお待ちしております。
【7月合同理事会次第】
日 時:2017年7月26日(水)午後3時00分~5時00分頃
場 所:ライフ・ベンチャー事務所
内 容:
1.報告事項
(1)新会員紹介
(2)その他
2.協議事項
(1)ライフ・ベンチャー・クラブにおけるビジネス展開について・・・向井参与
(2)8月・9月開催予定「生涯現役塾」企画案まとめ
(3)「第7回生涯現役サミット」企画案選定・・・・・・・・・・・・中村参与
以 上
*******************************************************************
『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への 意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
------------------------------------------------------------------------------------------------------
2016年秋・2017年春期:実施/2017年秋期:開催予定(各土曜13:30~ )
⑤Summit 10/15(済) ⑥Summit 4/15(済) ⑦Summit 10/28(予)
------------------------------------------------------------------------------------------------------
2017/7/26 (理事会15:00 & 第379回生涯現役シリーズ塾 17:30)~ 2017/12/13
7/26 8/23 9/27 10/25 11/22 12/13
*******************************************************************
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
事務局長 増 田 龍 一
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/sgsk.net/
Facebook2:https://www.facebook.com/yaesu3min
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NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
7月26日(水)開催合同理事会&第379回生涯現役塾ご案内
7月合同理事会について以下のとおりご案内いたします。
今回の合同理事会は先月(5月)、先々月(6月)に引続き、「生涯現役シリーズ塾」について8月・9月開催分の企画・立案をはかるとともに、その延長線上にある10月開催予定の「第7回生涯現役サミット」につき従前よりの議論を展開し、まとめ上げた企画案を確認し選定するものです。
理事会後開催の「生涯現役シリーズ塾」は、月例連続で今回379回にもなります。会員皆様の貴重な情報交流と相互研鑽による生涯現役力を強める狙いの実践道場活用の会員特権だと存じます。他では得られぬ生涯現役の醍醐味を味わう絶好の機会です。
ぜひ今回も友人・知人、周辺の方々お誘い合わせの上、ご参加をお待ちしております。
【7月合同理事会次第】
日 時:2017年7月26日(水)午後3時00分~5時00分頃
場 所:ライフ・ベンチャー事務所
内 容:
1.報告事項
(1)新会員紹介
(2)その他
2.協議事項
(1)ライフ・ベンチャー・クラブにおけるビジネス展開について・・・向井参与
(2)8月・9月開催予定「生涯現役塾」企画案まとめ
(3)「第7回生涯現役サミット」企画案選定・・・・・・・・・・・・中村参与
以 上
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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への 意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
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2016年秋・2017年春期:実施/2017年秋期:開催予定(各土曜13:30~ )
⑤Summit 10/15(済) ⑥Summit 4/15(済) ⑦Summit 10/28(予)
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2017/7/26 (理事会15:00 & 第379回生涯現役シリーズ塾 17:30)~ 2017/12/13
7/26 8/23 9/27 10/25 11/22 12/13
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
事務局長 増 田 龍 一
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/sgsk.net/
Facebook2:https://www.facebook.com/yaesu3min
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日野原重明さん召天:生涯現役大往生
2017年7月19日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
2017年7月18日 11時44分(最終更新 7月18日 13時21分)
毎日新聞NewsURL=https://mainichi.jp/articles/20170718/k00/00e/040/116000c
日 野 原 重 明 さ ん 召 天
命 は 人 の た め に ・ ・ ・
生 涯 現 役 を 貫 く
100歳を過ぎても現役の医師を続け、元気に活動できる高齢者の姿を体現してきた日野原重明・聖路加国際病院名誉院長が105歳で亡くなった。同病院に入ったのは、太平洋戦争が始まった1941年。戦中戦後の厳しい時代を若手医師として働いた経験から、一貫して平和の尊さや命の大切さを説いた。【下桐実雅子、永山悦子】
戦後70年を迎えた2015年、日野原さんは将来を担う子どもたちに向けて、著書「戦争といのちと聖路加国際病院ものがたり」を出版した。自身の104歳の誕生日を前に車椅子に乗って記者会見し、「命と平和の尊さを次世代に語り継ぐことは大切な使命」と語っていた。
著書では、東京大空襲で大やけどを負った人々を診療したものの物資不足で救うことができなかった経験などをつづり「君たちも、戦争をしない平和な世界の実現を一緒に考えてほしい」と訴えた。
こうした経験を踏まえて決断したのが、95年の地下鉄サリン事件での迅速な負傷者受け入れ。外来の受け付けを止めて全職員が救急搬送される患者の手当てに当たり、軽症者には緊急事態に備えて酸素吸入ができるよう配管を整備していた廊下で処置をした。
87年から全国の小中学校で「いのちの授業」も続けており、200校以上を訪れた。子どもたちに、「命は生きている時間そのもの。大人になったら、自分の時間を誰かのために使ってほしい」と語り掛けてきた。
58歳の時には「よど号」ハイジャック事件(1970年)に巻き込まれて生き延びた。その経験から「命を人のために使おう」と考えるようになったという。
何歳になっても常に新しいことに挑戦する大切さも説いた。自身も88歳で、童話「葉っぱのフレディ」のミュージカル用の脚本を書き、ニューヨーク公演も実現させた。「医師になっていなければ、音楽の道に進んだかも」というほどの音楽好きでもあった。広島で指揮者の小澤征爾さん(81)と平和コンサートも開いた。
睡眠は1日4時間半ほど、食事は控えめという生活習慣を守り、講演や執筆、大学での講義、病院の回診も続けて生涯現役を貫いた。「医学部を作りたい。僕にはまだまだ夢がある」と語っていた。
*****************************************************************
2017年7月18日15時37分
朝日新聞デジタルURL=http://digital.asahi.com/articles/ASK7L36SMK7LUCLV003.html?rm=762
生 涯 現 役 の 日 野 原 さ ん
患 者 に 笑 顔 「 あ な た 、 大 丈 夫 ! 」
日野原さんは18日朝、東京・世田谷の自宅で、同居する次男の直明さん(69)、真紀さん(70)夫妻が見守るなか、息を引き取った。「延命治療を望まなかったので、胃ろうや呼吸器などは一切つけなかった。痛みも苦しみも全く訴えず、最期は静かに眠るように亡くなった」という。
特集:日野原重明さん
直明さんによると、日野原さんは3月23日の退院後、在宅で療養していた。その後は目玉焼きやトースト、嚥下食(えんげしょく)などを食べるなど元気を取り戻し、106歳の誕生日パーティーを自宅の庭で催すことを楽しみにしていたという。2日前までは家族が話しかけると返事ができていたが、「本人は医師だから、自分がまもなく他界するとはっきりわかっていたと思う。だから子どもたちや孫たちそれぞれと会話し、メッセージを託していた」と語る。
日野原さんは、名誉院長を務める聖路加国際病院で、100歳を超えた後も時間を見つけては入院病棟を回った。患者に気さくに声をかけ、末期がんの患者の人生の物語に丁寧に耳を傾ける。「あなた、大丈夫!」。笑顔とユーモアで死への不安をやわらげられた患者が、一時的にめざましい回復を見せることも少なくなかった。
多忙な日々を送りつつ、考え抜かれた食事法やストレッチを通じて筋力や姿勢の保持に努めた。2013年2月、背骨を構成する個々の骨、椎骨(ついこつ)が折れた。自ら先進技術であるセメント療法の被験者となり、2日後には歩き、数日後には講演へ。各地で高齢者に「骨折してもこの治療法がある」と薦めてみせた。
長寿と健康をテーマに、75歳以上の高齢者に呼びかけた「新老人の会」の活動は全国に広がった。会員らを前にした講演が年150回に及んだことも。聴衆との直接対話が「私という存在が多くの人に必要とされている証し。生きがいそのもの」と話していた。
小学校への「いのちの授業」の出前も10年以上に及んだ。聴診器を渡して子ども同士の心臓の鼓動を聞かせ、「命って何?」「なぜいじめはいけないの?」と語りかけ、未来を担う世代に命の尊さを教えた。同じ考えから、米国の絵本「葉っぱのフレディ」を、自ら企画・原案を手がけてミュージカル化したこともあった。
平和への思いも強かった。著書などで、日本国憲法、中でも9条の掲げる理念の重要性を説き、報復と暴力の連鎖を憂えた。沖縄の米軍基地撤退や日本の非武装化も訴えていた。旧海軍軍医としての経験もあり、「戦争への反省の気持ちが薄くなっている。戦争は破壊以外の何ものでもない。プラスのものは何も生じない」とはっきりした口調で語っていた。戦後70年の15年7月に朝日新聞のインタビューで、病院のロビーで終戦の玉音放送を聴いたときの体験を語った。「職員はみんなすすり泣いていた。『これで戦争が終わった』と実感した」と振り返った。首尾一貫した活動を支えたのが、プロテスタントとしての信念だ。父は幾度も米国に渡った牧師だった。
大事件に遭遇した体験が、前向きな生き方に拍車をかけた。人質となった1970年のよど号ハイジャック事件。解放後、壮絶なストレスをプラスに転化して「『再生』した」とつづった。95年の地下鉄サリン事件では、大勢の被害者が運び込まれた聖路加国際病院で陣頭指揮にあたった。
皇室とも長い交流があった。特に皇后さまとは母・正田富美子さんの主治医を務めた縁もあり、公私ともに親しかった。昨年7月、皇后さまは日野原さんがプロデュースしたコンサートに出席。並んで鑑賞し、終了後には日野原さんが感極まった表情で皇后さまと抱擁する場面もみられた。昨年11月、朝日新聞の取材に、過去に皇后さまにがん患者などへの対応の仕方をアドバイスしていたと明かした。「ベッドの上から見下ろすような態度はよくない。ひざをついて患者と目線を同じにしてあいさつをしたほうがいい」と助言し、皇后さまはその通りに実践していたという。
昨年10月に逝去した故・三笠宮さまとも親交が深かった。三笠宮さまは日野原さんが名誉院長を務める聖路加国際病院で亡くなったが、日野原さんは取材に「とにかく最後まで生きようとする意志が強かった。軍隊に行かれたり、色んなトレーニングを受けられたりした結果でしょう」と話していた。
01年には、著書「生きかた上手」がベストセラーに。朝日新聞の週末別刷り「be」には翌年から、エッセー「あるがまゝ行く」を連載してきた。昨年後半から口述筆記になるまでは、原稿用紙に細いペンで書き下ろし、ゲラにも自筆でチェックを入れた。
そのbeの10周年の記念講演会では、いつも講演でそうするように、ステージで立ちっぱなしだった。ステージを右に左に闊歩(かっぽ)。「生きている今このときの大切さ」を語りかけ、司会者の女性に感謝の「ハグ」をするちゃめっ気もみせた。「舞台に立つと、皆さんを喜ばせたくて、なぜかエンターテイナーのような気持ちになる」と語っていた。
最近は外出時に車いすを使うことが増えた。それでも、10年分書き込める「10年日記」を愛用し、東京五輪が開かれる20年までの予定を書き込んでいた。今年3月に体調を崩し、本人や家族の申し出により、beの毎週の連載は6月以降、4週間に1度になっていた。
「不思議だね、年を取ると、心が子どもの頃に戻るの」。そう目を輝かせ、書きためてきた詩や俳句を足がかりに新著を世に出し、童話作家、童謡作家、俳人になるという夢を追いかけていた。
*****************************************************************
2017年7月19日ニュース・解説
YOMIURI ONLINE URL=https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170719-OYTET50005/
[日野原重明さん死去]
残 っ た 命 、 人 の た め に・・・
「 よ ど 号 」 拘 束 経 て 決 意
生涯現役を志し、高齢社会に光を与え続けた105歳の内科医、日野原重明さんが18日、亡くなった。療養を続けていた自宅では、家族や関係者が最後の日々の様子を語り、知人からは悼む声が寄せられた。
家族によると、日野原さんは今年3月中旬に 誤嚥性ごえんせい 肺炎が見つかり、約1週間入院した。自宅で過ごしたいとの希望を受け、在宅で療養し、本人の意思で栄養点滴や人工呼吸器の使用など、延命措置もしなかった。
療養当初は「2020年の東京オリンピックまで生きたい」と話し、「食べることが元気になることだ」と食欲も旺盛だったという。
この1か月は、アイスクリームなどしかのどを通らなくなったが、「10月4日の106歳の誕生日には、庭でパーティーがしたい」と楽しみにしていた。17日から呼びかけに対する反応が乏しくなり、そのまま危篤状態に。同居する次男の直明さん(69)らに見守られ、眠るような最期だったという。
日野原さんは1970年、赤軍派のメンバーにハイジャックされた「よど号」に乗り合わせ、機内に一時拘束された経験がある。直明さんは、「その後は残された自分の命は社会のため、人のために使うのだという使命感が強くなった。死期は分かっていたと思う。最近はしきりに『ありがとう』と感謝の気持ちを周囲に伝えていた」と振り返った。
訃報ふほう を聞いた知人らからは、惜しむ声が寄せられた。
日野原さんが2000年に結成した元気な高齢者が集う「新老人の会」には、全国の会員から弔電が続々と届いた。各地での講演会に同行してきた 石清水いわしみず 由紀子事務局長(78)は「数週間前に電話でお話しした時は、『今年の秋からまた地方に行けるようリハビリをする』とおっしゃっていた。周囲に希望を与えてくれる方だった」としのんだ。
日野原さんの診察室で勤務した経験がある上智大看護学科の西山悦子教授(62)は「若い頃、献身的に患者さんを支える姿を間近で拝見した。先生には、神から与えられた才能を人々のために生かすべきだという信仰が、常に心の中にあったのだと思う」と語った。
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2017.7.18 12:55
産経NewsURL=http://www.sankei.com/politics/news/170718/plt1707180022-n1.html
【 日 野 原 重 明 さ ん 死 去 】菅義偉官房長官
「 心 か ら 敬 意 と 感 謝 」日 野 原 さ ん 死 去 に
菅義偉官房長官は18日午前の記者会見で、聖路加国際病院名誉院長で医師の日野原重明さんが死去したことを受け、「100歳を超えてもなお生涯現役として、医学界の発展に尽くされた。心から敬意と感謝を表するとともに、ご冥福をお祈り申し上げる」と述べた。
菅氏は日野原さんについて「早くから予防医学の重要性に着目し、日本ではじめて人間ドックを開設された一人で、『生活習慣病』という言葉を提唱するなど、現在の日本医療の礎を築き上げてこられた一人だ」と功績をたたえた。
さらに平成7年の地下鉄サリン事件の際、同病院が多数の被害者を受け入れた経緯にも触れて、「被害者治療の拠点として、事件の被害拡大の防止に大きな貢献をされた。本当に素晴らしい、また偉大な功績をあげた方だ」としのんだ。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
2017年7月18日 11時44分(最終更新 7月18日 13時21分)
毎日新聞NewsURL=https://mainichi.jp/articles/20170718/k00/00e/040/116000c
日 野 原 重 明 さ ん 召 天
命 は 人 の た め に ・ ・ ・
生 涯 現 役 を 貫 く
100歳を過ぎても現役の医師を続け、元気に活動できる高齢者の姿を体現してきた日野原重明・聖路加国際病院名誉院長が105歳で亡くなった。同病院に入ったのは、太平洋戦争が始まった1941年。戦中戦後の厳しい時代を若手医師として働いた経験から、一貫して平和の尊さや命の大切さを説いた。【下桐実雅子、永山悦子】
戦後70年を迎えた2015年、日野原さんは将来を担う子どもたちに向けて、著書「戦争といのちと聖路加国際病院ものがたり」を出版した。自身の104歳の誕生日を前に車椅子に乗って記者会見し、「命と平和の尊さを次世代に語り継ぐことは大切な使命」と語っていた。
著書では、東京大空襲で大やけどを負った人々を診療したものの物資不足で救うことができなかった経験などをつづり「君たちも、戦争をしない平和な世界の実現を一緒に考えてほしい」と訴えた。
こうした経験を踏まえて決断したのが、95年の地下鉄サリン事件での迅速な負傷者受け入れ。外来の受け付けを止めて全職員が救急搬送される患者の手当てに当たり、軽症者には緊急事態に備えて酸素吸入ができるよう配管を整備していた廊下で処置をした。
87年から全国の小中学校で「いのちの授業」も続けており、200校以上を訪れた。子どもたちに、「命は生きている時間そのもの。大人になったら、自分の時間を誰かのために使ってほしい」と語り掛けてきた。
58歳の時には「よど号」ハイジャック事件(1970年)に巻き込まれて生き延びた。その経験から「命を人のために使おう」と考えるようになったという。
何歳になっても常に新しいことに挑戦する大切さも説いた。自身も88歳で、童話「葉っぱのフレディ」のミュージカル用の脚本を書き、ニューヨーク公演も実現させた。「医師になっていなければ、音楽の道に進んだかも」というほどの音楽好きでもあった。広島で指揮者の小澤征爾さん(81)と平和コンサートも開いた。
睡眠は1日4時間半ほど、食事は控えめという生活習慣を守り、講演や執筆、大学での講義、病院の回診も続けて生涯現役を貫いた。「医学部を作りたい。僕にはまだまだ夢がある」と語っていた。
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2017年7月18日15時37分
朝日新聞デジタルURL=http://digital.asahi.com/articles/ASK7L36SMK7LUCLV003.html?rm=762
生 涯 現 役 の 日 野 原 さ ん
患 者 に 笑 顔 「 あ な た 、 大 丈 夫 ! 」
日野原さんは18日朝、東京・世田谷の自宅で、同居する次男の直明さん(69)、真紀さん(70)夫妻が見守るなか、息を引き取った。「延命治療を望まなかったので、胃ろうや呼吸器などは一切つけなかった。痛みも苦しみも全く訴えず、最期は静かに眠るように亡くなった」という。
特集:日野原重明さん
直明さんによると、日野原さんは3月23日の退院後、在宅で療養していた。その後は目玉焼きやトースト、嚥下食(えんげしょく)などを食べるなど元気を取り戻し、106歳の誕生日パーティーを自宅の庭で催すことを楽しみにしていたという。2日前までは家族が話しかけると返事ができていたが、「本人は医師だから、自分がまもなく他界するとはっきりわかっていたと思う。だから子どもたちや孫たちそれぞれと会話し、メッセージを託していた」と語る。
日野原さんは、名誉院長を務める聖路加国際病院で、100歳を超えた後も時間を見つけては入院病棟を回った。患者に気さくに声をかけ、末期がんの患者の人生の物語に丁寧に耳を傾ける。「あなた、大丈夫!」。笑顔とユーモアで死への不安をやわらげられた患者が、一時的にめざましい回復を見せることも少なくなかった。
多忙な日々を送りつつ、考え抜かれた食事法やストレッチを通じて筋力や姿勢の保持に努めた。2013年2月、背骨を構成する個々の骨、椎骨(ついこつ)が折れた。自ら先進技術であるセメント療法の被験者となり、2日後には歩き、数日後には講演へ。各地で高齢者に「骨折してもこの治療法がある」と薦めてみせた。
長寿と健康をテーマに、75歳以上の高齢者に呼びかけた「新老人の会」の活動は全国に広がった。会員らを前にした講演が年150回に及んだことも。聴衆との直接対話が「私という存在が多くの人に必要とされている証し。生きがいそのもの」と話していた。
小学校への「いのちの授業」の出前も10年以上に及んだ。聴診器を渡して子ども同士の心臓の鼓動を聞かせ、「命って何?」「なぜいじめはいけないの?」と語りかけ、未来を担う世代に命の尊さを教えた。同じ考えから、米国の絵本「葉っぱのフレディ」を、自ら企画・原案を手がけてミュージカル化したこともあった。
平和への思いも強かった。著書などで、日本国憲法、中でも9条の掲げる理念の重要性を説き、報復と暴力の連鎖を憂えた。沖縄の米軍基地撤退や日本の非武装化も訴えていた。旧海軍軍医としての経験もあり、「戦争への反省の気持ちが薄くなっている。戦争は破壊以外の何ものでもない。プラスのものは何も生じない」とはっきりした口調で語っていた。戦後70年の15年7月に朝日新聞のインタビューで、病院のロビーで終戦の玉音放送を聴いたときの体験を語った。「職員はみんなすすり泣いていた。『これで戦争が終わった』と実感した」と振り返った。首尾一貫した活動を支えたのが、プロテスタントとしての信念だ。父は幾度も米国に渡った牧師だった。
大事件に遭遇した体験が、前向きな生き方に拍車をかけた。人質となった1970年のよど号ハイジャック事件。解放後、壮絶なストレスをプラスに転化して「『再生』した」とつづった。95年の地下鉄サリン事件では、大勢の被害者が運び込まれた聖路加国際病院で陣頭指揮にあたった。
皇室とも長い交流があった。特に皇后さまとは母・正田富美子さんの主治医を務めた縁もあり、公私ともに親しかった。昨年7月、皇后さまは日野原さんがプロデュースしたコンサートに出席。並んで鑑賞し、終了後には日野原さんが感極まった表情で皇后さまと抱擁する場面もみられた。昨年11月、朝日新聞の取材に、過去に皇后さまにがん患者などへの対応の仕方をアドバイスしていたと明かした。「ベッドの上から見下ろすような態度はよくない。ひざをついて患者と目線を同じにしてあいさつをしたほうがいい」と助言し、皇后さまはその通りに実践していたという。
昨年10月に逝去した故・三笠宮さまとも親交が深かった。三笠宮さまは日野原さんが名誉院長を務める聖路加国際病院で亡くなったが、日野原さんは取材に「とにかく最後まで生きようとする意志が強かった。軍隊に行かれたり、色んなトレーニングを受けられたりした結果でしょう」と話していた。
01年には、著書「生きかた上手」がベストセラーに。朝日新聞の週末別刷り「be」には翌年から、エッセー「あるがまゝ行く」を連載してきた。昨年後半から口述筆記になるまでは、原稿用紙に細いペンで書き下ろし、ゲラにも自筆でチェックを入れた。
そのbeの10周年の記念講演会では、いつも講演でそうするように、ステージで立ちっぱなしだった。ステージを右に左に闊歩(かっぽ)。「生きている今このときの大切さ」を語りかけ、司会者の女性に感謝の「ハグ」をするちゃめっ気もみせた。「舞台に立つと、皆さんを喜ばせたくて、なぜかエンターテイナーのような気持ちになる」と語っていた。
最近は外出時に車いすを使うことが増えた。それでも、10年分書き込める「10年日記」を愛用し、東京五輪が開かれる20年までの予定を書き込んでいた。今年3月に体調を崩し、本人や家族の申し出により、beの毎週の連載は6月以降、4週間に1度になっていた。
「不思議だね、年を取ると、心が子どもの頃に戻るの」。そう目を輝かせ、書きためてきた詩や俳句を足がかりに新著を世に出し、童話作家、童謡作家、俳人になるという夢を追いかけていた。
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2017年7月19日ニュース・解説
YOMIURI ONLINE URL=https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170719-OYTET50005/
[日野原重明さん死去]
残 っ た 命 、 人 の た め に・・・
「 よ ど 号 」 拘 束 経 て 決 意
生涯現役を志し、高齢社会に光を与え続けた105歳の内科医、日野原重明さんが18日、亡くなった。療養を続けていた自宅では、家族や関係者が最後の日々の様子を語り、知人からは悼む声が寄せられた。
家族によると、日野原さんは今年3月中旬に 誤嚥性ごえんせい 肺炎が見つかり、約1週間入院した。自宅で過ごしたいとの希望を受け、在宅で療養し、本人の意思で栄養点滴や人工呼吸器の使用など、延命措置もしなかった。
療養当初は「2020年の東京オリンピックまで生きたい」と話し、「食べることが元気になることだ」と食欲も旺盛だったという。
この1か月は、アイスクリームなどしかのどを通らなくなったが、「10月4日の106歳の誕生日には、庭でパーティーがしたい」と楽しみにしていた。17日から呼びかけに対する反応が乏しくなり、そのまま危篤状態に。同居する次男の直明さん(69)らに見守られ、眠るような最期だったという。
日野原さんは1970年、赤軍派のメンバーにハイジャックされた「よど号」に乗り合わせ、機内に一時拘束された経験がある。直明さんは、「その後は残された自分の命は社会のため、人のために使うのだという使命感が強くなった。死期は分かっていたと思う。最近はしきりに『ありがとう』と感謝の気持ちを周囲に伝えていた」と振り返った。
訃報ふほう を聞いた知人らからは、惜しむ声が寄せられた。
日野原さんが2000年に結成した元気な高齢者が集う「新老人の会」には、全国の会員から弔電が続々と届いた。各地での講演会に同行してきた 石清水いわしみず 由紀子事務局長(78)は「数週間前に電話でお話しした時は、『今年の秋からまた地方に行けるようリハビリをする』とおっしゃっていた。周囲に希望を与えてくれる方だった」としのんだ。
日野原さんの診察室で勤務した経験がある上智大看護学科の西山悦子教授(62)は「若い頃、献身的に患者さんを支える姿を間近で拝見した。先生には、神から与えられた才能を人々のために生かすべきだという信仰が、常に心の中にあったのだと思う」と語った。
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2017.7.18 12:55
産経NewsURL=http://www.sankei.com/politics/news/170718/plt1707180022-n1.html
【 日 野 原 重 明 さ ん 死 去 】菅義偉官房長官
「 心 か ら 敬 意 と 感 謝 」日 野 原 さ ん 死 去 に
菅義偉官房長官は18日午前の記者会見で、聖路加国際病院名誉院長で医師の日野原重明さんが死去したことを受け、「100歳を超えてもなお生涯現役として、医学界の発展に尽くされた。心から敬意と感謝を表するとともに、ご冥福をお祈り申し上げる」と述べた。
菅氏は日野原さんについて「早くから予防医学の重要性に着目し、日本ではじめて人間ドックを開設された一人で、『生活習慣病』という言葉を提唱するなど、現在の日本医療の礎を築き上げてこられた一人だ」と功績をたたえた。
さらに平成7年の地下鉄サリン事件の際、同病院が多数の被害者を受け入れた経緯にも触れて、「被害者治療の拠点として、事件の被害拡大の防止に大きな貢献をされた。本当に素晴らしい、また偉大な功績をあげた方だ」としのんだ。
7月26日開催/第379回生涯現役実践塾
2017年7月18日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
第3 7 9回 生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾
生 涯 現 役 全 国 展 開 塾 2 0 1 7 第 七 弾
生 涯 現 役 社 会 づ く り で オ ン リ ー ワ ン の 生 涯 現 役 実 践 道場
日 時: 2017年7月26日(水)17:30~19:30
会 場: 八 重 洲 口 会 館 B 2 F 会 議 室
---------------------------------------------------------------------------------------------------
趣 旨:『第7回生涯現役Ⓡサミットへの参画関連塾』
~生涯現役社会プラットフォームによる生涯現役・働き方改革の実現②~
進行役: 東瀧 邦次( 日本生涯現役推進協議会・NPOライフ・ベンチャー・クラブ 代表 )
内 容: 人材サービス業は、人材マッチングと共に新しい仕事を生み出す機能も持っています。(第6回生涯現役Ⓡサミット・パネルディスカッションから)
かつての人材手配師と呼ばれた時代(0.0)から、戦後の労働法制整備で成長期の労働市場の重要な柱となり(1.0)、さらに21世紀を迎えて人口減少・超高齢化の現在、新たな役割を社会から求められている人材サービス(2.0)。
生涯現役推進協が進める全国の人材会社との連携をプラットフォームとして、どのような新しい仕事、サービス、地域社会が可能か、「地域再生」「働き方改革」をキーとして検討します。
永年の会員相互研鑽「生涯現役塾」を、次回サミットに向けての具体的な対外メッセージ発信のためのディスカッションの場としたいと考えます。多数皆様のご参加をお待ちしております。
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講 演:さがし愛ネット 合 同 会 社 代 表 持田 昇一
議 題: 『生涯現役アプリ』
~人材サービスプラットフォームによる生涯現役・働き方改革の実現②~
内 容: 前回のテーマ、生涯現役推進協が進める全国の人材会社との連携をプラットフォームとして、どのような新しい仕事、サービス、地域社会が可能か、の検討から生まれた『生涯現役アプリ』についてご説明します。 『生涯現役アプリ』はスマートフォンにダウンロードして利用するアプリで、生涯現役に関心をもつ方がネット経由でアクセスできます。これにより全国から生涯現役110番の仕事・やりがい相談のフォーム送信を受け、対象となる地域支部等に振り分けます。
『生涯現役アプリ』は生涯現役を全国へ広げるためのひとつの有効なツールとなるでしょう。これをどのように生涯現役の活動に役立てるか、皆様のご意見・アイディアをお聞かせ下さい。
******************************************************************
参加費: 会員/ 1,0 0 0円 一般/ 2,0 0 0円
申込先: NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ事務局
東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館 B2F
電 話:03(3517)6667 Fax:03(3517)6668
E-mail: info@sgsk.net or lvcinfo@sgsk.net
URL:http://www.sgsk.net or http://sgsk.net/70890
……………………………………………………………………………………
第379回 生涯現役シリーズ塾 参 加 申 込 書
2017 年 7月 日
特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 事務局 宛
氏 名:______
TEL or FAX or Mail _________
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
第3 7 9回 生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾
生 涯 現 役 全 国 展 開 塾 2 0 1 7 第 七 弾
生 涯 現 役 社 会 づ く り で オ ン リ ー ワ ン の 生 涯 現 役 実 践 道場
日 時: 2017年7月26日(水)17:30~19:30
会 場: 八 重 洲 口 会 館 B 2 F 会 議 室
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趣 旨:『第7回生涯現役Ⓡサミットへの参画関連塾』
~生涯現役社会プラットフォームによる生涯現役・働き方改革の実現②~
進行役: 東瀧 邦次( 日本生涯現役推進協議会・NPOライフ・ベンチャー・クラブ 代表 )
内 容: 人材サービス業は、人材マッチングと共に新しい仕事を生み出す機能も持っています。(第6回生涯現役Ⓡサミット・パネルディスカッションから)
かつての人材手配師と呼ばれた時代(0.0)から、戦後の労働法制整備で成長期の労働市場の重要な柱となり(1.0)、さらに21世紀を迎えて人口減少・超高齢化の現在、新たな役割を社会から求められている人材サービス(2.0)。
生涯現役推進協が進める全国の人材会社との連携をプラットフォームとして、どのような新しい仕事、サービス、地域社会が可能か、「地域再生」「働き方改革」をキーとして検討します。
永年の会員相互研鑽「生涯現役塾」を、次回サミットに向けての具体的な対外メッセージ発信のためのディスカッションの場としたいと考えます。多数皆様のご参加をお待ちしております。
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講 演:さがし愛ネット 合 同 会 社 代 表 持田 昇一
議 題: 『生涯現役アプリ』
~人材サービスプラットフォームによる生涯現役・働き方改革の実現②~
内 容: 前回のテーマ、生涯現役推進協が進める全国の人材会社との連携をプラットフォームとして、どのような新しい仕事、サービス、地域社会が可能か、の検討から生まれた『生涯現役アプリ』についてご説明します。 『生涯現役アプリ』はスマートフォンにダウンロードして利用するアプリで、生涯現役に関心をもつ方がネット経由でアクセスできます。これにより全国から生涯現役110番の仕事・やりがい相談のフォーム送信を受け、対象となる地域支部等に振り分けます。
『生涯現役アプリ』は生涯現役を全国へ広げるためのひとつの有効なツールとなるでしょう。これをどのように生涯現役の活動に役立てるか、皆様のご意見・アイディアをお聞かせ下さい。
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参加費: 会員/ 1,0 0 0円 一般/ 2,0 0 0円
申込先: NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ事務局
東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館 B2F
電 話:03(3517)6667 Fax:03(3517)6668
E-mail: info@sgsk.net or lvcinfo@sgsk.net
URL:http://www.sgsk.net or http://sgsk.net/70890
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第379回 生涯現役シリーズ塾 参 加 申 込 書
2017 年 7月 日
特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 事務局 宛
氏 名:______
TEL or FAX or Mail _________
共同:国と地方公務員の定年延長検討
2017年7月17日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
共同通信/Domestic | 2017年 07月 16日 17:54 JST
ご参考URL=http://jp.reuters.com/article/idJP2017071601001361
国 と 地 方 公 務 員 の 定 年 延 長 検 討
政府は、国と地方の公務員の定年を同時期に引き上げる方向で検討に入った。現在の定年は原則60歳で、複数年かけて段階的に65歳まで引き上げる案を軸に調整する。複数の政府関係者が16日明らかにした。早ければ2018年の通常国会への法案提出を目指すが、総人件費の抑制策や、職場の高齢化を防ぐため新人の確保も含めた定員面での工夫など課題は多く、曲折も予想される。
働き方改革の一環で、高年層の活躍を促すとともに、民間企業への波及や「生涯現役社会」への環境整備が狙い。実現には国家公務員法の改正、地方公務員の場合は各自治体で定年を記した条例の改正が必要となる。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
共同通信/Domestic | 2017年 07月 16日 17:54 JST
ご参考URL=http://jp.reuters.com/article/idJP2017071601001361
国 と 地 方 公 務 員 の 定 年 延 長 検 討
政府は、国と地方の公務員の定年を同時期に引き上げる方向で検討に入った。現在の定年は原則60歳で、複数年かけて段階的に65歳まで引き上げる案を軸に調整する。複数の政府関係者が16日明らかにした。早ければ2018年の通常国会への法案提出を目指すが、総人件費の抑制策や、職場の高齢化を防ぐため新人の確保も含めた定員面での工夫など課題は多く、曲折も予想される。
働き方改革の一環で、高年層の活躍を促すとともに、民間企業への波及や「生涯現役社会」への環境整備が狙い。実現には国家公務員法の改正、地方公務員の場合は各自治体で定年を記した条例の改正が必要となる。
7/7日開催 理事・参与臨時打合せ記録
2017年7月16日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
7月7日(金)生涯現役協・NPO/LVCの合同打ち合わせ ご報告
拝啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、日本生涯現役推進協議会&NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ関係理事と参与が参画(6月合同理事会出席者に対する増田事務局長より参加依頼対象者)の、7月7日合同打ち合わせ会を下記のとおり開催しましたので、ご報告いたします。
記
2017年7月7日 臨時打ち合わせ会議事録
1.日時 2017年07月7日(金)15:00~17:00
2.場所 ライフ・ベンチャー事務所
3.出席 代表、持田、増田、新川、水上、根本、高橋、糟谷、西村、中村(記)(10名、順不同、敬称略)
4.内容
(1)今回議事の決める範囲について報告(中村)
前回迄の理事会では、会組織の方向性がわからない参加者もいるため、下記のことを決める必要がある。
・存在意義、使命
・描く未来図
・目標
・ロードマップ
・10月サミットの企画案
・塾の位置づけと運用、8月、9月の議題について
決める範囲、追加して決める事項について確認したい。
【代表より要請】
いろいろ自分なりに考えてみたが、上記項目の前半4つ(・存在意義、使命 ・描く未来図 ・目標 ・ロードマップ)について言えば既に当然ながら決まっている。
なので、今回再議論の必要性はない。それよりも当面急ぐ今年度の塾&サミットの企画に関する論議を望む。
【新川理事より】
理事会で理事で決めたことに代表も承認してもらうという決め方でいいか
【代表より要望】
やはり、理事会出席各メンバーは、理事会に出席責任者として、次の各3点を自問自答し直してほしい。
そのためには、平素この3点に応えられるメンバーが理事会に出席して審議すべきだと私は願っている。
① なぜここ(理事会)に参画しているのか、その目的・価値や意味を常に明確に自覚していること。
② そして、理事会参画がなぜ自分にとって重要なのかを自問自答で納得・説明ができること。
③ 前2項の①、②の質問に対して、日本生涯現役推進協議会&NPO/LVCの活動や 塾、
理事会などで自分がどういう役割り担当で役立っているのか、認識していること
この3点が重要である。代表自身は自己使命感から、率直な立場で3点をどう応えるのかの説明もあった。(〔注〕2017年7月4日付当BLOGご参照願います。)
(2) サミットの企画案について
根本理事より
くらげ水族館の話を例に、生涯現役という広いテーマでは人が振り向かない。
あえてテーマ設定において”生涯現役”という言葉を捨てることも大事。
いま向井参与と進めているのは世代交流というテーマで実施している。
テーマをフォーカスしない限り、”社会に問う”意味はない。
自分たちの力量も考えたほうがいい。年2回は多いと考えている。
現状の収入規模であれば、参加無料にして進めるというのもあるのではないか
各メンバーよりサミット企画に対して意見
・高橋:下條最高顧問が言っていた世界平和というテーマはいいと思う。
「国連平和の鐘を守る会」会長・高瀬聖子さんと面識を得、「長崎の鐘が鳴る」の詩や「ああ浦頭」を歌う音楽祭が開催され ている。
・中村:サミットの集客ターゲット層はどこにしますか。今回どこにフォーカスするのか決めるべき。
例えば、世代交流で同じような団体との連携は可能か
・代表:高連協には会いにはいったが、国民会議には当方も大同団結して開催に協働をするという立場だ。
連携にはあくまでも国民会議的主催の立場であって、従来型の高連協では力不足といえる。
・持田:先日横浜市のシェアリングエコノミーのイベントに出席。そこは国、自治体、組織、個人まで全て巻き込んでいる。参考になる例だと思う。
・水上:くらげの話はもっともだと思う。私は下條顧問の話をしてもらうのがいいと思う。
・西村:生涯現役というテーマはやはり受けない。世界平和とかであれば、民間交流とかのテーマがいいのではないか。
・糟谷:日本経済全体をもっと考える必要がある。シニアの女性は、将来不安で日本はアメリカの属国になるのではないかと考える人もいる。
・新川:「コープ未来」の活動の話、皆ボランティアで楽しそうにやっている。参考になるいい例なので報告しておきたい。
・増田:平和の鐘の話はすばらしい考え方だと思う。
【生涯現役協・NPO/LVクラブの運営予算の問題について】
・お金の状況ももっと整理して、理事会で報告したほうがいいのではないか。
・状況を理事全員で共有しておいたほうがいいのではないか。
代表:次回7月定例理事会では上半期の状況を報告するつもりだ。
【次回⑦サミットの企画について】
・本日の議論前提に7月26日理事会にかけることを参加者一同了承した。
・中村参与と新川理事中心に第7回サミット企画内容を次回理事会までに詰めることにする。
以 上
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
7月7日(金)生涯現役協・NPO/LVCの合同打ち合わせ ご報告
拝啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、日本生涯現役推進協議会&NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ関係理事と参与が参画(6月合同理事会出席者に対する増田事務局長より参加依頼対象者)の、7月7日合同打ち合わせ会を下記のとおり開催しましたので、ご報告いたします。
記
2017年7月7日 臨時打ち合わせ会議事録
1.日時 2017年07月7日(金)15:00~17:00
2.場所 ライフ・ベンチャー事務所
3.出席 代表、持田、増田、新川、水上、根本、高橋、糟谷、西村、中村(記)(10名、順不同、敬称略)
4.内容
(1)今回議事の決める範囲について報告(中村)
前回迄の理事会では、会組織の方向性がわからない参加者もいるため、下記のことを決める必要がある。
・存在意義、使命
・描く未来図
・目標
・ロードマップ
・10月サミットの企画案
・塾の位置づけと運用、8月、9月の議題について
決める範囲、追加して決める事項について確認したい。
【代表より要請】
いろいろ自分なりに考えてみたが、上記項目の前半4つ(・存在意義、使命 ・描く未来図 ・目標 ・ロードマップ)について言えば既に当然ながら決まっている。
なので、今回再議論の必要性はない。それよりも当面急ぐ今年度の塾&サミットの企画に関する論議を望む。
【新川理事より】
理事会で理事で決めたことに代表も承認してもらうという決め方でいいか
【代表より要望】
やはり、理事会出席各メンバーは、理事会に出席責任者として、次の各3点を自問自答し直してほしい。
そのためには、平素この3点に応えられるメンバーが理事会に出席して審議すべきだと私は願っている。
① なぜここ(理事会)に参画しているのか、その目的・価値や意味を常に明確に自覚していること。
② そして、理事会参画がなぜ自分にとって重要なのかを自問自答で納得・説明ができること。
③ 前2項の①、②の質問に対して、日本生涯現役推進協議会&NPO/LVCの活動や 塾、
理事会などで自分がどういう役割り担当で役立っているのか、認識していること
この3点が重要である。代表自身は自己使命感から、率直な立場で3点をどう応えるのかの説明もあった。(〔注〕2017年7月4日付当BLOGご参照願います。)
(2) サミットの企画案について
根本理事より
くらげ水族館の話を例に、生涯現役という広いテーマでは人が振り向かない。
あえてテーマ設定において”生涯現役”という言葉を捨てることも大事。
いま向井参与と進めているのは世代交流というテーマで実施している。
テーマをフォーカスしない限り、”社会に問う”意味はない。
自分たちの力量も考えたほうがいい。年2回は多いと考えている。
現状の収入規模であれば、参加無料にして進めるというのもあるのではないか
各メンバーよりサミット企画に対して意見
・高橋:下條最高顧問が言っていた世界平和というテーマはいいと思う。
「国連平和の鐘を守る会」会長・高瀬聖子さんと面識を得、「長崎の鐘が鳴る」の詩や「ああ浦頭」を歌う音楽祭が開催され ている。
・中村:サミットの集客ターゲット層はどこにしますか。今回どこにフォーカスするのか決めるべき。
例えば、世代交流で同じような団体との連携は可能か
・代表:高連協には会いにはいったが、国民会議には当方も大同団結して開催に協働をするという立場だ。
連携にはあくまでも国民会議的主催の立場であって、従来型の高連協では力不足といえる。
・持田:先日横浜市のシェアリングエコノミーのイベントに出席。そこは国、自治体、組織、個人まで全て巻き込んでいる。参考になる例だと思う。
・水上:くらげの話はもっともだと思う。私は下條顧問の話をしてもらうのがいいと思う。
・西村:生涯現役というテーマはやはり受けない。世界平和とかであれば、民間交流とかのテーマがいいのではないか。
・糟谷:日本経済全体をもっと考える必要がある。シニアの女性は、将来不安で日本はアメリカの属国になるのではないかと考える人もいる。
・新川:「コープ未来」の活動の話、皆ボランティアで楽しそうにやっている。参考になるいい例なので報告しておきたい。
・増田:平和の鐘の話はすばらしい考え方だと思う。
【生涯現役協・NPO/LVクラブの運営予算の問題について】
・お金の状況ももっと整理して、理事会で報告したほうがいいのではないか。
・状況を理事全員で共有しておいたほうがいいのではないか。
代表:次回7月定例理事会では上半期の状況を報告するつもりだ。
【次回⑦サミットの企画について】
・本日の議論前提に7月26日理事会にかけることを参加者一同了承した。
・中村参与と新川理事中心に第7回サミット企画内容を次回理事会までに詰めることにする。
以 上
産経紙・東京紙紹介:五百歳熟年球児
2017年7月15日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
東京産経メニュウサイトWEST版2017/7/15(18:05)
転載URL=http://www.sankei.com/west/news/170715/wst1707150065-n1.html
ナ イ ン 合 わ せ て 5 0 0 歳 「 熟 年 球 児 」 の 夏 開 幕
徳 島 大 学 な ど 参 加 し 野 球 全 国 大 会
選手9人の合計年齢が500歳以上のチーム同士で対戦する「500歳野球」の第1回全国大会が15日、秋田県大仙市で始まった。西日本からは徳島大学や宮崎市選抜など12都県から集まった32チームによるトーナメント方式で、熟年球児たちが17日の決勝を目指し、甲子園さながらの熱戦を繰り広げた。
参加者は49~84歳の約800人。30度を超す暑さの中、「力を抜いて」「ナイスボール」と球場に生き生きした声が響いた。足をもつれさせながら全力で走塁し、後逸したボールを必死に追い掛ける姿に観客が沸いた。
栃木県さくら市から参加した長谷川寿夫さん(60)は「実力が同じ者同士で戦うことができて楽しかった」と笑顔。神奈川県座間市選抜チームの安斉弘樹さん(54)は2本塁打と活躍し「来年も出場したい」と上機嫌だった。
500歳野球は「生涯現役でプレーしたい」と秋田県内の野球愛好家が集い、1979年に第1回県大会が開かれたのが始まり。昨年、7都県の13チームで全国大会のプレ大会が行われた。
******************************************************************
〔 2 0 1 7 年 7 月 号 〕 M - I C T ナ ウ v o l . 4
===========================================================
M-ICTナウ vol.4 2017年7月号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1 政策フォーカス
― テレワーク・デイ
7月24日のテレワーク・デイを間近に控えた7月12日(水)、「総務省 働き方改革セミナー -『働く、が変わる』テレワーク- in奈良」が開催されました。このセミナーは、テレワーク全般の動向、情報通信技術や労務管理上の留意点、導入企業等の事例などを説明するもので、今年度は全国11カ所で開催予定です。
ちなみに、テレワーク・デイとは、総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、内閣官房、内閣府が、東京都及び経済団体等と連携し、2012年ロンドンオリンピック・パラリンピックでの成功事例にならい、2020年東京オリンピック開会式の7月24日を本年より「テレワーク・デイ」と位置づけて、多くの企業・団体・官公庁の職員が一斉にテレワークを行うよう、呼びかけているものです。7月12日現在、約650件の登録があり、約3万人がテレワークを実施予定です。総務省内でも、「部署まるごとテレワーク(一部の部署で原則全員テレワークを行うもの)」などの取組を行います。
2020年に向けたテレワーク国民運動プロジェクト -テレワーク・デイ参加企業の募集-
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000171.html
総務省 平成29年度における働き方改革セミナーの全国開催
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000173.html
「働く、を変える日」テレワーク・デイ プレイベントの開催及びテレワーク・デイ参加団体の公表
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000179.html
東京都 快適通勤ムーブメント 時差BIZ
https://jisa-biz.tokyo/
2 情報通信白書を読み解く
― AIの進化が雇用に与える影響
平成28年版情報通信白書では、人工知能(AI)の進化が雇用に与える影響について、日本と米国の就労者を対象としたアンケート調査を行いました。
職場でのAIの導入が好ましいか、好ましくないかという質問に対して、日本の就労者の回答の中で一番割合が高かったのは「どちらにもあてはまらない」で47.0%を占めました。米国の就労者と比較して、日本の就労者は職場へのAIの導入について未だ現実的なイメージを持つには至っていないことが分かりました。
AIの普及に向けた今後の対応についても、米国の就労者は「AIの知識・スキルを習得するなど、AIを使う立場に立って今の仕事を続けようと準備する」という回答が最も多く46.7%を占めたのに対して、日本の就労者の回答で最も多かったのは「対応・準備については特に何も行わない」で、51.2%と半数を占めました。AIの導入は人口減少社会を迎えた我が国にとっては労働生産性を向上させ労働力の不足に対する解決策として期待が高まっており、AIに対して積極的に関わる姿勢が必要であると言えるでしょう。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/nc143000.html
3 海外ニュース
本文は以下のリンク先をご覧ください。
http://www.fmmc.or.jp/pdf/smm/smm20170711.pdf
<今号の目次>
■ AI・IoT
[1]フェイスブック、AIを活用しテロリズム関連コンテンツ排除を強化≪米国≫
[2]工業・情報化部、2020年までに150万のNB-IoT基地局の設置を目標に設定≪中国≫
■ コネクテッドカー・自動運転
[3]IBM、BMWとコネクテッドカー向けサービス分野で提携≪米国≫
[4]デルファイ、自動走行車両によるオンデマンド交通システムの開発で仏トランスデブと提携≪英国≫
■ Eコマース
[5]欧州委員会、グーグルに過去最高となる27億2,000万ドルの罰金≪欧州≫
4 ICT統計の今
-約1.6倍:テレワーク導入企業と未導入企業の一社当たりの労働生産性の差
総務省では、世帯及び企業における情報通信サービスの利用等について調査する「通信利用動向調査」を実施しています。
6月に公表した「平成28年通信利用動向調査」の結果では、テレワーク導入企業の一社当たりの労働生産性(※)は、未導入企業に比べて約1.6倍高いことが分かりました。(導入企業の労働生産性:957万円、未導入企業の労働生産性:599万円)過去の結果からも、テレワーク導入企業の方が未導入企業よりも労働生産性が高いことがうかがえます。
※労働生産性=(営業利益+人件費+減価償却費)÷従業者数
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_02000112.html
5 ICTカレンダー
総務省関係の主な動きをお知らせします。
■ ご意見募集・公募等
[1] 「スマートスクール・プラットフォーム実証事業(「スマートスクール・プラットフォーム」の標準化に向けた実証)」及び文部科学省「次世代学校支援モデル構築事業」に係る提案公募開始(~8/4)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu05_02000101.html
[2] 平成29年度「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」に係る提案公募(~7/31)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu05_02000102.html
[3] 「電気通信事業分野における市場検証(平成28年度)年次レポート(案)」に対する意見募集(~8/3)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban02_02000224.html
[4] 「電気通信事業分野における市場検証に関する年次計画(平成29年度)(案)」に対する意見募集(~8/3)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban02_02000225.html
[5] 「公衆無線LAN環境整備支援事業」に係る提案の追加公募(~12/25)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000143.html
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総務省 情報通信国際戦略局 情報通信政策課 情報通信経済室
〒100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2
TEL:03-5253-5720 FAX:03-5253-6041
mail:mict-now@soumu.go.jp
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東京産経メニュウサイトWEST版2017/7/15(18:05)
転載URL=http://www.sankei.com/west/news/170715/wst1707150065-n1.html
ナ イ ン 合 わ せ て 5 0 0 歳 「 熟 年 球 児 」 の 夏 開 幕
徳 島 大 学 な ど 参 加 し 野 球 全 国 大 会
選手9人の合計年齢が500歳以上のチーム同士で対戦する「500歳野球」の第1回全国大会が15日、秋田県大仙市で始まった。西日本からは徳島大学や宮崎市選抜など12都県から集まった32チームによるトーナメント方式で、熟年球児たちが17日の決勝を目指し、甲子園さながらの熱戦を繰り広げた。
参加者は49~84歳の約800人。30度を超す暑さの中、「力を抜いて」「ナイスボール」と球場に生き生きした声が響いた。足をもつれさせながら全力で走塁し、後逸したボールを必死に追い掛ける姿に観客が沸いた。
栃木県さくら市から参加した長谷川寿夫さん(60)は「実力が同じ者同士で戦うことができて楽しかった」と笑顔。神奈川県座間市選抜チームの安斉弘樹さん(54)は2本塁打と活躍し「来年も出場したい」と上機嫌だった。
500歳野球は「生涯現役でプレーしたい」と秋田県内の野球愛好家が集い、1979年に第1回県大会が開かれたのが始まり。昨年、7都県の13チームで全国大会のプレ大会が行われた。
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M-ICTナウ vol.4 2017年7月号
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1 政策フォーカス
― テレワーク・デイ
7月24日のテレワーク・デイを間近に控えた7月12日(水)、「総務省 働き方改革セミナー -『働く、が変わる』テレワーク- in奈良」が開催されました。このセミナーは、テレワーク全般の動向、情報通信技術や労務管理上の留意点、導入企業等の事例などを説明するもので、今年度は全国11カ所で開催予定です。
ちなみに、テレワーク・デイとは、総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、内閣官房、内閣府が、東京都及び経済団体等と連携し、2012年ロンドンオリンピック・パラリンピックでの成功事例にならい、2020年東京オリンピック開会式の7月24日を本年より「テレワーク・デイ」と位置づけて、多くの企業・団体・官公庁の職員が一斉にテレワークを行うよう、呼びかけているものです。7月12日現在、約650件の登録があり、約3万人がテレワークを実施予定です。総務省内でも、「部署まるごとテレワーク(一部の部署で原則全員テレワークを行うもの)」などの取組を行います。
2020年に向けたテレワーク国民運動プロジェクト -テレワーク・デイ参加企業の募集-
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000171.html
総務省 平成29年度における働き方改革セミナーの全国開催
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000173.html
「働く、を変える日」テレワーク・デイ プレイベントの開催及びテレワーク・デイ参加団体の公表
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000179.html
東京都 快適通勤ムーブメント 時差BIZ
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2 情報通信白書を読み解く
― AIの進化が雇用に与える影響
平成28年版情報通信白書では、人工知能(AI)の進化が雇用に与える影響について、日本と米国の就労者を対象としたアンケート調査を行いました。
職場でのAIの導入が好ましいか、好ましくないかという質問に対して、日本の就労者の回答の中で一番割合が高かったのは「どちらにもあてはまらない」で47.0%を占めました。米国の就労者と比較して、日本の就労者は職場へのAIの導入について未だ現実的なイメージを持つには至っていないことが分かりました。
AIの普及に向けた今後の対応についても、米国の就労者は「AIの知識・スキルを習得するなど、AIを使う立場に立って今の仕事を続けようと準備する」という回答が最も多く46.7%を占めたのに対して、日本の就労者の回答で最も多かったのは「対応・準備については特に何も行わない」で、51.2%と半数を占めました。AIの導入は人口減少社会を迎えた我が国にとっては労働生産性を向上させ労働力の不足に対する解決策として期待が高まっており、AIに対して積極的に関わる姿勢が必要であると言えるでしょう。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/nc143000.html
3 海外ニュース
本文は以下のリンク先をご覧ください。
http://www.fmmc.or.jp/pdf/smm/smm20170711.pdf
<今号の目次>
■ AI・IoT
[1]フェイスブック、AIを活用しテロリズム関連コンテンツ排除を強化≪米国≫
[2]工業・情報化部、2020年までに150万のNB-IoT基地局の設置を目標に設定≪中国≫
■ コネクテッドカー・自動運転
[3]IBM、BMWとコネクテッドカー向けサービス分野で提携≪米国≫
[4]デルファイ、自動走行車両によるオンデマンド交通システムの開発で仏トランスデブと提携≪英国≫
■ Eコマース
[5]欧州委員会、グーグルに過去最高となる27億2,000万ドルの罰金≪欧州≫
4 ICT統計の今
-約1.6倍:テレワーク導入企業と未導入企業の一社当たりの労働生産性の差
総務省では、世帯及び企業における情報通信サービスの利用等について調査する「通信利用動向調査」を実施しています。
6月に公表した「平成28年通信利用動向調査」の結果では、テレワーク導入企業の一社当たりの労働生産性(※)は、未導入企業に比べて約1.6倍高いことが分かりました。(導入企業の労働生産性:957万円、未導入企業の労働生産性:599万円)過去の結果からも、テレワーク導入企業の方が未導入企業よりも労働生産性が高いことがうかがえます。
※労働生産性=(営業利益+人件費+減価償却費)÷従業者数
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_02000112.html
5 ICTカレンダー
総務省関係の主な動きをお知らせします。
■ ご意見募集・公募等
[1] 「スマートスクール・プラットフォーム実証事業(「スマートスクール・プラットフォーム」の標準化に向けた実証)」及び文部科学省「次世代学校支援モデル構築事業」に係る提案公募開始(~8/4)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu05_02000101.html
[2] 平成29年度「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」に係る提案公募(~7/31)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu05_02000102.html
[3] 「電気通信事業分野における市場検証(平成28年度)年次レポート(案)」に対する意見募集(~8/3)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban02_02000224.html
[4] 「電気通信事業分野における市場検証に関する年次計画(平成29年度)(案)」に対する意見募集(~8/3)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban02_02000225.html
[5] 「公衆無線LAN環境整備支援事業」に係る提案の追加公募(~12/25)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000143.html
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総務省 情報通信国際戦略局 情報通信政策課 情報通信経済室
〒100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2
TEL:03-5253-5720 FAX:03-5253-6041
mail:mict-now@soumu.go.jp
秋田発生涯現役五百歳野球全国大会
2017年7月14日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
秋田魁新報20170714 掲載
URL=http://www.sakigake.jp/news/article/20170714AK0010/
社説:500歳野球全国大会 生涯現役、秋田から発信
約40年前に秋田県旧神岡町(現大仙市)で始まった「500歳野球」の第1回全国大会が明15日、同市で開幕する。県内14チームに加え、青森から宮崎まで11都県の18チームが出場。50代以上の中高年選手約800人が、3日間にわたって4球場で熱戦を繰り広げる。
500歳野球は1978年、故高橋政泰・元県野球協会会長をはじめとする旧神宮寺小の同級生ら30人が地元球場に集まり、トレパン姿で紅白戦を行ったのが始まりだ。試合後の懇親会で「まだまだ現役でプレーしたい高齢者は多いはず」との声が出たのがきっかけで翌79年10月、神岡町で8チームが参加し第1回全県大会が開かれた。
全県大会は昨年まで38回を数え、約180チーム、4千人以上が参加するマンモス大会に成長。中高年の健康づくりと交流の場としてすっかり定着した。県外でも京都府や徳島県など府県レベルの大会を開催しているところはあるが、全国的な知名度はそれほど高くない。
全県大会を主催する大仙市は県外への普及を目指し、数年前から全国に参加を呼び掛け、第1回大会の開催にこぎ着けた。
500歳野球は、出場9選手の年齢の合計が500歳以上になるようにするのが大原則。一度退いた選手が再出場できる特別ルールもあり、打つだけ、投げるだけなどといった出場も可能だ。年齢や体力、能力に応じて役割分担できる特徴がある。
高齢化が全国一のペースで進む本県にふさわしい生涯スポーツと言える。全国大会を機に、秋田発の中高年向け野球として裾野の拡大を図り、その中心地として大仙市の存在感を高めたい。
大会である以上、勝負を重んじることは必要だとしても、健康づくりと交流という本来の目的を忘れてはならない。選手たちには自分の体力と相談しつつ、はつらつとしたプレーを期待したい。
期間中は市職員が各チームの案内や世話係を務めるほか、市内の小学生が応援メッセージを書き込んだ出場全チームの旗を作成するなど、歓迎準備は進んでいる。市内6温泉施設も地元産豚肉を使った特製弁当を販売するという。
県外から約400人の中高年選手が訪れるため、地元の観光資源などをPRして大仙市や本県のファンを増やす好機だ。心を込めて選手たちをもてなし「もう一度、大仙市を訪れたい」と思ってもらうことが大切だ。
全日本軟式野球連盟は「新世紀戦略アクションプラン推進計画」(2015~19年)に、500歳野球の普及推進を盛り込んでいる。発祥地の大仙市には、全国に向けて500歳野球の魅力を一層発信することが求められる。
進む高齢化を逆手に取り、大仙市が「中高年球児」の聖地となるよう努力を重ねたい。今大会がその第一歩である。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
秋田魁新報20170714 掲載
URL=http://www.sakigake.jp/news/article/20170714AK0010/
社説:500歳野球全国大会 生涯現役、秋田から発信
約40年前に秋田県旧神岡町(現大仙市)で始まった「500歳野球」の第1回全国大会が明15日、同市で開幕する。県内14チームに加え、青森から宮崎まで11都県の18チームが出場。50代以上の中高年選手約800人が、3日間にわたって4球場で熱戦を繰り広げる。
500歳野球は1978年、故高橋政泰・元県野球協会会長をはじめとする旧神宮寺小の同級生ら30人が地元球場に集まり、トレパン姿で紅白戦を行ったのが始まりだ。試合後の懇親会で「まだまだ現役でプレーしたい高齢者は多いはず」との声が出たのがきっかけで翌79年10月、神岡町で8チームが参加し第1回全県大会が開かれた。
全県大会は昨年まで38回を数え、約180チーム、4千人以上が参加するマンモス大会に成長。中高年の健康づくりと交流の場としてすっかり定着した。県外でも京都府や徳島県など府県レベルの大会を開催しているところはあるが、全国的な知名度はそれほど高くない。
全県大会を主催する大仙市は県外への普及を目指し、数年前から全国に参加を呼び掛け、第1回大会の開催にこぎ着けた。
500歳野球は、出場9選手の年齢の合計が500歳以上になるようにするのが大原則。一度退いた選手が再出場できる特別ルールもあり、打つだけ、投げるだけなどといった出場も可能だ。年齢や体力、能力に応じて役割分担できる特徴がある。
高齢化が全国一のペースで進む本県にふさわしい生涯スポーツと言える。全国大会を機に、秋田発の中高年向け野球として裾野の拡大を図り、その中心地として大仙市の存在感を高めたい。
大会である以上、勝負を重んじることは必要だとしても、健康づくりと交流という本来の目的を忘れてはならない。選手たちには自分の体力と相談しつつ、はつらつとしたプレーを期待したい。
期間中は市職員が各チームの案内や世話係を務めるほか、市内の小学生が応援メッセージを書き込んだ出場全チームの旗を作成するなど、歓迎準備は進んでいる。市内6温泉施設も地元産豚肉を使った特製弁当を販売するという。
県外から約400人の中高年選手が訪れるため、地元の観光資源などをPRして大仙市や本県のファンを増やす好機だ。心を込めて選手たちをもてなし「もう一度、大仙市を訪れたい」と思ってもらうことが大切だ。
全日本軟式野球連盟は「新世紀戦略アクションプラン推進計画」(2015~19年)に、500歳野球の普及推進を盛り込んでいる。発祥地の大仙市には、全国に向けて500歳野球の魅力を一層発信することが求められる。
進む高齢化を逆手に取り、大仙市が「中高年球児」の聖地となるよう努力を重ねたい。今大会がその第一歩である。
生涯現役百万人運動実現ロードマップ
2017年7月13日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
生 涯 現 役 百 万 人 国 民 運 動
実 現 へ の ロ ー ド マ ッ プ
生 涯 現 役 起 承 転 結
、
1985年、我らが東瀧代表がライフ・ベンチャー人生理念の「生涯現役」哲学とフレーズを世に問うて以来早や32年。
今や「生涯現役」の四文字は、行政始め全国津々浦々まで普及するに至り、普及目標の初期ミッションは見事に実現しつつある。
遂に超高齢日本社会が当然に対処すべき21世紀の時流到来。30年余に及ぶわが同志の永い忍耐と努力は誠に偉大なことであり、我々始め日本国民はその意味で代表の未来予測には大いなる敬意と感謝の念を払わねばならない。
しかし、国の厚生労働行政も「生涯現役社会の実現」を唱え、定年延長・定年後再雇用等の制度整備へと推進するものの、実際3300万人を超える元気シニアの活躍の場・働く場、そして生き甲斐創りの場が社会的に十分用意されているかと言うと余りにも実現見通しにはそうではない。むしろ真摯な生涯現役社会創りに大いなる課題として残されたままである。
まさに、中上理事ご指摘の生涯現役実践の為のプラットホーム創りが甚だ不十分という社会課題である。これを何としても解決せねばならない。
そこで、高齢日本の社会課題を解決することが、我ら生涯現役推進協議会の使命と思料。
即ち生涯現役を実践する場創り、具体的には人生百年時代におけるシニアの活躍の場・働く場そして生き甲斐の場を開発・提供することが高齢日本を救う新たなミッションとなる。
国が出来ないのなり我らがやろうではないか・・・しかも民間で税金を1円たりとも使うことなく・・・と云う救国のミッションである。
では具体的にどうするか。
昨年10月スタートした相談窓口「生涯現役110番」が、地方の人材会社から予想を遥かに超える好評を博している。日本生涯現役推進協議会の支部として企業価値を上げシニア就労に活路を見出したいと「生涯現役110番」とかい援隊本部に相談数十社に及ぶ状況。
そこで、かい援隊本部は東瀧代表より「生涯現役110番運営事務局」を受託し、顧問の野口人材コンサルタントの協力を得て、「生涯現役110番」に参加希望の人材会社を組織化。3月から始め早や8支部の状況(秋口には10支部超も視野)。勿論同時に日本生涯現役推進協議会の法人会員の増強にも繋がり、本会の組織化と事業化の原型が出来上った。
目標は、2020年度末全国150支部。全国の人材会社が150社も集まれば、元気シニア100万人の生涯現役を実践する働く場も十分実現可能。日本生涯現役推進協議会を冠とする全国人材会社のコングロマリットを組織し連合体で社会に役立つ生涯現役国民運動を完成しようと言う訳である。
さすれば、生涯現役同志目標の2020年社会に役立つ生涯現役百万人国民運動が完成する。
やりましょう!! 皆さん!! 高齢日本を救う社会に役立つ生涯現役百万人国民運動を‼︎
日本生涯現役推進協議会 社会戦士 新川 政信 拝
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
生 涯 現 役 百 万 人 国 民 運 動
実 現 へ の ロ ー ド マ ッ プ
生 涯 現 役 起 承 転 結
、
1985年、我らが東瀧代表がライフ・ベンチャー人生理念の「生涯現役」哲学とフレーズを世に問うて以来早や32年。
今や「生涯現役」の四文字は、行政始め全国津々浦々まで普及するに至り、普及目標の初期ミッションは見事に実現しつつある。
遂に超高齢日本社会が当然に対処すべき21世紀の時流到来。30年余に及ぶわが同志の永い忍耐と努力は誠に偉大なことであり、我々始め日本国民はその意味で代表の未来予測には大いなる敬意と感謝の念を払わねばならない。
しかし、国の厚生労働行政も「生涯現役社会の実現」を唱え、定年延長・定年後再雇用等の制度整備へと推進するものの、実際3300万人を超える元気シニアの活躍の場・働く場、そして生き甲斐創りの場が社会的に十分用意されているかと言うと余りにも実現見通しにはそうではない。むしろ真摯な生涯現役社会創りに大いなる課題として残されたままである。
まさに、中上理事ご指摘の生涯現役実践の為のプラットホーム創りが甚だ不十分という社会課題である。これを何としても解決せねばならない。
そこで、高齢日本の社会課題を解決することが、我ら生涯現役推進協議会の使命と思料。
即ち生涯現役を実践する場創り、具体的には人生百年時代におけるシニアの活躍の場・働く場そして生き甲斐の場を開発・提供することが高齢日本を救う新たなミッションとなる。
国が出来ないのなり我らがやろうではないか・・・しかも民間で税金を1円たりとも使うことなく・・・と云う救国のミッションである。
では具体的にどうするか。
昨年10月スタートした相談窓口「生涯現役110番」が、地方の人材会社から予想を遥かに超える好評を博している。日本生涯現役推進協議会の支部として企業価値を上げシニア就労に活路を見出したいと「生涯現役110番」とかい援隊本部に相談数十社に及ぶ状況。
そこで、かい援隊本部は東瀧代表より「生涯現役110番運営事務局」を受託し、顧問の野口人材コンサルタントの協力を得て、「生涯現役110番」に参加希望の人材会社を組織化。3月から始め早や8支部の状況(秋口には10支部超も視野)。勿論同時に日本生涯現役推進協議会の法人会員の増強にも繋がり、本会の組織化と事業化の原型が出来上った。
目標は、2020年度末全国150支部。全国の人材会社が150社も集まれば、元気シニア100万人の生涯現役を実践する働く場も十分実現可能。日本生涯現役推進協議会を冠とする全国人材会社のコングロマリットを組織し連合体で社会に役立つ生涯現役国民運動を完成しようと言う訳である。
さすれば、生涯現役同志目標の2020年社会に役立つ生涯現役百万人国民運動が完成する。
やりましょう!! 皆さん!! 高齢日本を救う社会に役立つ生涯現役百万人国民運動を‼︎
日本生涯現役推進協議会 社会戦士 新川 政信 拝
生涯現役を貫いた作家のエネルギー
2017年7月12日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
毎日新聞大阪夕刊7/12URL=https://mainichi.jp/articles/20170712/ddf/012/040/006000c
高 崎 元 尚 展 .
先 月 他 界 “ 無 意 味 な 破 壊 ” の 問 い 地 元 高 知 で
先月22日、94歳で他界した美術家の高崎元尚(もとなお)。地元の高知県立美術館(高知市)での個展開幕から間もない悲報だった。展覧会では1972年以降展開された代表シリーズ「破壊」の新作5点を約20年ぶりに発表。戦後の前衛美術グループ「具体美術協会」(具体)の元会員で、生涯現役を貫いた作家のエネルギーがほとばしる。
展示室に敷き詰められた2100個のコンクリートブロックはどれもひび割れ、所々陥没している。「COLLAPSE」と題された本作は鑑賞者がその上を歩くことで表情を変える。恐る恐る足を乗せて踏みしめると、無数の裂け目が足裏を伝って全身を震わせる。
高崎は軍隊生活を経て49年、東京美術学校(現東京芸大)彫刻科を卒業した。高知で学校教員を務めながら「前衛土佐派」などで活動し、66年に具体へ。キャンバスを10センチ四方に裁断して黒い板に並べた「装置」シリーズなどを展開した。
「破壊」ではレンガやブロックをたたき割り、その痕跡を作品化。本展では波形スレートと鉄パイプを組み合わせた高さ4メートルの構造物を壊すなど、戦後の廃虚や震災の遺構を思わせる大作がホワイトキューブを侵食している。破壊行為について、高崎は過去に<目的のない土木作業>と表現していた。徹底した肉体労働が打ち立てた“無意味”のモニュメントは今この時代に何を刻みつけるのか。残された問いをじっくり考えたい。
23日まで。高知県立美術館(088・866・8000)。【清水有香】
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
毎日新聞大阪夕刊7/12URL=https://mainichi.jp/articles/20170712/ddf/012/040/006000c
高 崎 元 尚 展 .
先 月 他 界 “ 無 意 味 な 破 壊 ” の 問 い 地 元 高 知 で
先月22日、94歳で他界した美術家の高崎元尚(もとなお)。地元の高知県立美術館(高知市)での個展開幕から間もない悲報だった。展覧会では1972年以降展開された代表シリーズ「破壊」の新作5点を約20年ぶりに発表。戦後の前衛美術グループ「具体美術協会」(具体)の元会員で、生涯現役を貫いた作家のエネルギーがほとばしる。
展示室に敷き詰められた2100個のコンクリートブロックはどれもひび割れ、所々陥没している。「COLLAPSE」と題された本作は鑑賞者がその上を歩くことで表情を変える。恐る恐る足を乗せて踏みしめると、無数の裂け目が足裏を伝って全身を震わせる。
高崎は軍隊生活を経て49年、東京美術学校(現東京芸大)彫刻科を卒業した。高知で学校教員を務めながら「前衛土佐派」などで活動し、66年に具体へ。キャンバスを10センチ四方に裁断して黒い板に並べた「装置」シリーズなどを展開した。
「破壊」ではレンガやブロックをたたき割り、その痕跡を作品化。本展では波形スレートと鉄パイプを組み合わせた高さ4メートルの構造物を壊すなど、戦後の廃虚や震災の遺構を思わせる大作がホワイトキューブを侵食している。破壊行為について、高崎は過去に<目的のない土木作業>と表現していた。徹底した肉体労働が打ち立てた“無意味”のモニュメントは今この時代に何を刻みつけるのか。残された問いをじっくり考えたい。
23日まで。高知県立美術館(088・866・8000)。【清水有香】