ZakZak夕刊フジ/定年企業への挑戦
2017年11月8日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
『生涯現役プロデューサーⓇ』仮登録の諸兄姉には、ご本人様自体下記ご参考記事が直接関わることではありませんが、 今後『生涯現役プロデューサーⓇ』 本登録後に関与される様々な場合の遭遇に際しては、多分に参考になる事例となるかと存じます。
つきましては、下記ケース類似のご経験等ある方は、どうかご遠慮なく当ブログ宛ご掲載提供の労を惜しまないで、宜しくお願いします。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
ZakZak by 夕刊フジ
URL=http://www.zakzak.co.jp/eco/news/171107/eco1711070011-n1.html
【 定 年 起 業 へ の 挑 戦 実 践 編 】
ニ ュ ー ス リ リ ー ス 活 用 で 事 業 ブ ラ ン ド 作 り
費 用 ナ シ で 知 っ て も ら え る チ ャ ン ス
定年起業に挑戦している海老名要一さん(64)は10月14日、神奈川県生涯現役促進協議会主催の「初心者のためのセカンドライフ起業スクール」に参加した。場所は川崎商工会議所KCCIホールで、講師は銀座セカンドライフ株式会社が務めた。海老名さんは2回目の参加で、雰囲気にも慣れたようだ。
今回のテーマは「自社のブランディング向上と組織形態の選択法」。ニュースリリースの活用法や商標の取得について具体的な説明があった。
「素人が『ゆる起業』を実践するのに、そこまで必要なのかなという印象でした。しかし、自らの資金を投入するわけですから、しっかり準備しておかないと悲惨なことになると思い直しました」(海老名さん)
ニュースリリースは、自社の事業や新商品・サービスなどについてメディアに働きかける重要なビジネスツールだ。マスコミに記事として取り上げられると、大きな効果が生まれる。広告と違って費用はかからず、視聴者や読者に自社の情報を知ってもらうことができる。
銀座セカンドライフもニュースリリースのネット配信サービスなどを積極的に活用している。片桐実央代表は「弊社のニュースリリースがすぐ新聞に取り上げられたこともあります。起業する人は有効に使うべきですね」と言う。
今回のスクールでは海老名さんにも大きな発見があったようだ。「今までいろいろなセミナーに参加しましたが、延々と自社の宣伝をしたり、トンチンカンな質問をする人がいて参ったものです。しかし、この起業スクールは違いました。勘違い受講者は一人もいません。現実を見据えた講師の説明が伝わるのでしょうか、真剣そのもの質疑応答でした」
ちなみに、会場は毎回満員で、女性も多く参加している。参加者はカジュアルな服装だが、海老名さんが言うように張り詰めた空気が流れていて、真剣度が漂っていた。やはり、「失敗は許されない」という思いが強いのかもしれない。
同起業スクールは、次回の「資金調達の方法」が最終回。その後、受講生の交流会が開催される。ビジネスプランの提出も求められる。海老名さんは「これから準備しなくてはいけないし、交流会の服装も考えておかなくては」と楽しそうに語った。(取材・構成 藤木俊明)
【銀座セカンドライフ】シニア起業支援会社の先駆け。本社は東京・銀座。定年前後のセカンドライフ起業をワンストップでサポートするほか、起業セミナー・交流会の開催、レンタルオフィスの運営も行っている。片桐実央代表取締役は起業コンサルト、行政書士、FPとして、テレビ番組にも多数出演している。近著は『50歳からの人生がもっと楽しくなる仕事カタログ』(マガジンハウス)。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
『生涯現役プロデューサーⓇ』仮登録の諸兄姉には、ご本人様自体下記ご参考記事が直接関わることではありませんが、 今後『生涯現役プロデューサーⓇ』 本登録後に関与される様々な場合の遭遇に際しては、多分に参考になる事例となるかと存じます。
つきましては、下記ケース類似のご経験等ある方は、どうかご遠慮なく当ブログ宛ご掲載提供の労を惜しまないで、宜しくお願いします。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
ZakZak by 夕刊フジ
URL=http://www.zakzak.co.jp/eco/news/171107/eco1711070011-n1.html
【 定 年 起 業 へ の 挑 戦 実 践 編 】
ニ ュ ー ス リ リ ー ス 活 用 で 事 業 ブ ラ ン ド 作 り
費 用 ナ シ で 知 っ て も ら え る チ ャ ン ス
定年起業に挑戦している海老名要一さん(64)は10月14日、神奈川県生涯現役促進協議会主催の「初心者のためのセカンドライフ起業スクール」に参加した。場所は川崎商工会議所KCCIホールで、講師は銀座セカンドライフ株式会社が務めた。海老名さんは2回目の参加で、雰囲気にも慣れたようだ。
今回のテーマは「自社のブランディング向上と組織形態の選択法」。ニュースリリースの活用法や商標の取得について具体的な説明があった。
「素人が『ゆる起業』を実践するのに、そこまで必要なのかなという印象でした。しかし、自らの資金を投入するわけですから、しっかり準備しておかないと悲惨なことになると思い直しました」(海老名さん)
ニュースリリースは、自社の事業や新商品・サービスなどについてメディアに働きかける重要なビジネスツールだ。マスコミに記事として取り上げられると、大きな効果が生まれる。広告と違って費用はかからず、視聴者や読者に自社の情報を知ってもらうことができる。
銀座セカンドライフもニュースリリースのネット配信サービスなどを積極的に活用している。片桐実央代表は「弊社のニュースリリースがすぐ新聞に取り上げられたこともあります。起業する人は有効に使うべきですね」と言う。
今回のスクールでは海老名さんにも大きな発見があったようだ。「今までいろいろなセミナーに参加しましたが、延々と自社の宣伝をしたり、トンチンカンな質問をする人がいて参ったものです。しかし、この起業スクールは違いました。勘違い受講者は一人もいません。現実を見据えた講師の説明が伝わるのでしょうか、真剣そのもの質疑応答でした」
ちなみに、会場は毎回満員で、女性も多く参加している。参加者はカジュアルな服装だが、海老名さんが言うように張り詰めた空気が流れていて、真剣度が漂っていた。やはり、「失敗は許されない」という思いが強いのかもしれない。
同起業スクールは、次回の「資金調達の方法」が最終回。その後、受講生の交流会が開催される。ビジネスプランの提出も求められる。海老名さんは「これから準備しなくてはいけないし、交流会の服装も考えておかなくては」と楽しそうに語った。(取材・構成 藤木俊明)
【銀座セカンドライフ】シニア起業支援会社の先駆け。本社は東京・銀座。定年前後のセカンドライフ起業をワンストップでサポートするほか、起業セミナー・交流会の開催、レンタルオフィスの運営も行っている。片桐実央代表取締役は起業コンサルト、行政書士、FPとして、テレビ番組にも多数出演している。近著は『50歳からの人生がもっと楽しくなる仕事カタログ』(マガジンハウス)。
65歳以上の雇用:企業の75.6%が導入
2017年11月7日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
Exite ニュースURL=
https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20171106/Jcast_kaisha_313118.html
6 5 歳 以 上 の 雇 用 、 企 業 の 7 5 . 6 % が 導 入
「 年 齢 に か か わ ら な い 働 き 方 」 増 え る
厚生労働省の「高年齢者の雇用状況」によると、定年制の廃止または65歳以上定年の企業で、希望者全員が65歳以上まで働ける企業(31人以上)は、2017年6月1日時点で前年同期比1.5ポイント増の75.6%だった。10月27日の発表。企業数は、4547社増えて11万8081社だった。
従業員数31人以上の企業15万6113社の状況をまとめた。このうち、定年制を廃止した企業は前年同期比0.1ポイント減って2.6%、65歳以上定年の企業は1ポイント増の17%、65歳以上の希望者全員が継続して働ける制度を導入する企業は0.5ポイント増えて56%だった。
7 0 歳 以 上 ま で 働 け る 企 業 も 2 2 . 6 % に
2013年に施行された改正高年齢者雇用安定法では、雇用主が高年齢者を雇用する継続雇用制度を導入する場合、労働者の意思を尊重して、継続雇用の希望者全員を対象としなければならない。たとえば、65歳で定年を迎える企業で働く労働者が65歳になっても、労働者が雇用の継続を希望すれば65歳以降になっても雇用される。
65歳以上を雇用する企業が75.6%にのぼった背景について、厚生労働省は2017年11月6日のJ‐CASTニュースの取材に、「年齢にかかわらず働ける企業が着実に増加していることや、生涯現役社会の実現に向けた取り組みが今後ますます必要になってくると考えている企業が増加しているため」と話した。
人手不足を反映して、中小企業ほど積極的に雇用していることもある。また、70歳以上まで働ける制度を導入する企業も前年同期比1.4ポイント増え、22.6%あった。
一方、厚生労働省の「厚生労働白書 2016年版」(16年10月4日公表)によると、60歳以上の人の6割以上が、65歳を超えても仕事をしたいと考えているという。日本の65歳以上の人口は、2015年に全体の26.7%を占めている。
------------------------------------------------------------------------------------------------
【佐賀新聞ニュース】URL=http://www.saga-s.co.jp/articles/-/146056
「 今 い る 高 年 齢 者 大 切 に 」佐賀労働局
ワ ー ク シ ョ ッ プ に 7 0 人
「生涯現役社会」の実現に向けたワークショップ(佐賀労働局、高齢・障害・求職者雇用支援機構佐賀支部主催)が佐賀市で開かれた。県内企業の人事担当者ら約70人が、高年齢者が長く働けるための職場環境について考えた。
菓子製造販売の村岡屋(佐賀市)の担当者が高年齢者に配慮した人員配置の取り組みなどを報告した。製造現場では本人の希望も踏まえて立ち仕事の少ない職場に配置。人材育成という役割を明示することで、働く意欲の向上にもつなげていると説明した。
支援機構の北村鐵夫高年齢者雇用アドバイザーは講演で、人手不足の現状を示し「法律を守る“ホワイト企業”になるだけでなく、法律を超えた対応をする“ブランド企業”となって特色を出さなければ、人は集まらない」と指摘した。
具体的な方策として「人がいないと嘆く前に、今いる人を大切にする。介護や育児で辞めざるを得ない人を減らすこともその一つ」と述べ、各社の取り組みを促した。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
Exite ニュースURL=
https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20171106/Jcast_kaisha_313118.html
6 5 歳 以 上 の 雇 用 、 企 業 の 7 5 . 6 % が 導 入
「 年 齢 に か か わ ら な い 働 き 方 」 増 え る
厚生労働省の「高年齢者の雇用状況」によると、定年制の廃止または65歳以上定年の企業で、希望者全員が65歳以上まで働ける企業(31人以上)は、2017年6月1日時点で前年同期比1.5ポイント増の75.6%だった。10月27日の発表。企業数は、4547社増えて11万8081社だった。
従業員数31人以上の企業15万6113社の状況をまとめた。このうち、定年制を廃止した企業は前年同期比0.1ポイント減って2.6%、65歳以上定年の企業は1ポイント増の17%、65歳以上の希望者全員が継続して働ける制度を導入する企業は0.5ポイント増えて56%だった。
7 0 歳 以 上 ま で 働 け る 企 業 も 2 2 . 6 % に
2013年に施行された改正高年齢者雇用安定法では、雇用主が高年齢者を雇用する継続雇用制度を導入する場合、労働者の意思を尊重して、継続雇用の希望者全員を対象としなければならない。たとえば、65歳で定年を迎える企業で働く労働者が65歳になっても、労働者が雇用の継続を希望すれば65歳以降になっても雇用される。
65歳以上を雇用する企業が75.6%にのぼった背景について、厚生労働省は2017年11月6日のJ‐CASTニュースの取材に、「年齢にかかわらず働ける企業が着実に増加していることや、生涯現役社会の実現に向けた取り組みが今後ますます必要になってくると考えている企業が増加しているため」と話した。
人手不足を反映して、中小企業ほど積極的に雇用していることもある。また、70歳以上まで働ける制度を導入する企業も前年同期比1.4ポイント増え、22.6%あった。
一方、厚生労働省の「厚生労働白書 2016年版」(16年10月4日公表)によると、60歳以上の人の6割以上が、65歳を超えても仕事をしたいと考えているという。日本の65歳以上の人口は、2015年に全体の26.7%を占めている。
------------------------------------------------------------------------------------------------
【佐賀新聞ニュース】URL=http://www.saga-s.co.jp/articles/-/146056
「 今 い る 高 年 齢 者 大 切 に 」佐賀労働局
ワ ー ク シ ョ ッ プ に 7 0 人
「生涯現役社会」の実現に向けたワークショップ(佐賀労働局、高齢・障害・求職者雇用支援機構佐賀支部主催)が佐賀市で開かれた。県内企業の人事担当者ら約70人が、高年齢者が長く働けるための職場環境について考えた。
菓子製造販売の村岡屋(佐賀市)の担当者が高年齢者に配慮した人員配置の取り組みなどを報告した。製造現場では本人の希望も踏まえて立ち仕事の少ない職場に配置。人材育成という役割を明示することで、働く意欲の向上にもつなげていると説明した。
支援機構の北村鐵夫高年齢者雇用アドバイザーは講演で、人手不足の現状を示し「法律を守る“ホワイト企業”になるだけでなく、法律を超えた対応をする“ブランド企業”となって特色を出さなければ、人は集まらない」と指摘した。
具体的な方策として「人がいないと嘆く前に、今いる人を大切にする。介護や育児で辞めざるを得ない人を減らすこともその一つ」と述べ、各社の取り組みを促した。
現代の名工:大森理容師・鈴木着付師
2017年11月6日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
YOMIURI ONLINE URL
= http://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20171105-OYTNT50097.html
◇ カット世界一 生涯理容師 大 森 利 夫 さん(69)
卓越した技能を持つ、その道の第一人者をたたえる厚生労働省の「現代の名工」に今年度、県内からは松山市北井門の理容師大森利夫さん(69)が選ばれた。「生涯現役」を目標に50年以上現場に立ち、はさみで自在に髪を切る。昨年にはカットの世界大会で金メダルを獲得するなど、高い技術は国内外で評価されている。(水谷弘樹)
大森さんは久万高原町出身。理容学校を卒業後、20歳で独立して松山市に店を構えた。「理容業界全体を良くしたい」との思いから、県理容生活衛生同業組合理事長などを務めるようになった。2006年には全国組織の理事長に就任した。
若者の理容室離れや後継者不足を食い止めるために全国の中学や高校の体験授業で講師を務めている。「手に職を付ければ生涯活躍できる仕事」と魅力を語る。
それを示そうと、国内大会で高齢層対象の部門を新設し、参加を呼びかけた。日本の衛生的で高度な技能を世界に発信しようと自身も昨年3月、韓国で開かれた「世界理容美容技術選手権大会」の50歳以上の部門に出場し、金メダルに輝いた。
会議や講演などで出張続きの多忙な毎日だが、「熱意を持ち、業界のために地道に活動を続けていく。『生涯現役』を自ら示していきたい」と張り切る。
------------------------------------------------------------------------------------------------
産経ニュース
URL= http://www.sankei.com/region/news/171106/rgn1711060004-n1.html
「着物は絶対に絶やさない」 現代の名工に着付師の鈴木則子さん(79)
厚生労働省が5日発表した平成29年度の「現代の名工」に選ばれた着付師の鈴木則子(のりこ)さん(79)=東京都葛飾区亀有=に、仕事へのこだわり、今後の抱負などを聞いた。
◇
「着物は日本の文化であり、民族衣装です。それを絶対に絶やしたくありません」
着物の着付けに携わって半世紀以上。鈴木さんは技術指導などで全国を駆け回る。専門学校で非常勤講師も務め、「最近は若い人も興味を持ってくれる。男の子も習いたいと言ってくれます」とにっこり。
着物の原点は、源氏物語などの平安文化を彩った装束(十二単(ひとえ)・束帯)。約40年前からこうした着装の技術を学び伝え、明治座(中央区)や国立劇場(千代田区)で発表会を催してきた。
古典にとどまらない。日々新しい帯結びにチャレンジしている。帯の幅は約30センチ、長さは約4メートル60センチ。この1本の生地を“キャンバス”に無限のアイデアが生まれる。
「街を歩いていてすてきな花があったとか、いろんなものを見る習慣があり、突然ピッと思いつく」
児童養護施設で暮らす子供たちの七五三を祝うため、昨年からボランティアで着付けを始めた。子供たちは晴れ着を身につけると、表情ががらりと変わる。「施設に入っている子はこういう機会がなかなかありません。思い出をしっかりと植え付けてあげたい」
年に1回、約200人で銀座を着物で練り歩く活動も続けてきた。「これからもどんどん広めて、着物人口を増やしていきたい。たぶん死ぬまでやるでしょう」。鈴木さんは生涯現役を誓った。(天野健作)
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
YOMIURI ONLINE URL
= http://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20171105-OYTNT50097.html
◇ カット世界一 生涯理容師 大 森 利 夫 さん(69)
卓越した技能を持つ、その道の第一人者をたたえる厚生労働省の「現代の名工」に今年度、県内からは松山市北井門の理容師大森利夫さん(69)が選ばれた。「生涯現役」を目標に50年以上現場に立ち、はさみで自在に髪を切る。昨年にはカットの世界大会で金メダルを獲得するなど、高い技術は国内外で評価されている。(水谷弘樹)
大森さんは久万高原町出身。理容学校を卒業後、20歳で独立して松山市に店を構えた。「理容業界全体を良くしたい」との思いから、県理容生活衛生同業組合理事長などを務めるようになった。2006年には全国組織の理事長に就任した。
若者の理容室離れや後継者不足を食い止めるために全国の中学や高校の体験授業で講師を務めている。「手に職を付ければ生涯活躍できる仕事」と魅力を語る。
それを示そうと、国内大会で高齢層対象の部門を新設し、参加を呼びかけた。日本の衛生的で高度な技能を世界に発信しようと自身も昨年3月、韓国で開かれた「世界理容美容技術選手権大会」の50歳以上の部門に出場し、金メダルに輝いた。
会議や講演などで出張続きの多忙な毎日だが、「熱意を持ち、業界のために地道に活動を続けていく。『生涯現役』を自ら示していきたい」と張り切る。
------------------------------------------------------------------------------------------------
産経ニュース
URL= http://www.sankei.com/region/news/171106/rgn1711060004-n1.html
「着物は絶対に絶やさない」 現代の名工に着付師の鈴木則子さん(79)
厚生労働省が5日発表した平成29年度の「現代の名工」に選ばれた着付師の鈴木則子(のりこ)さん(79)=東京都葛飾区亀有=に、仕事へのこだわり、今後の抱負などを聞いた。
◇
「着物は日本の文化であり、民族衣装です。それを絶対に絶やしたくありません」
着物の着付けに携わって半世紀以上。鈴木さんは技術指導などで全国を駆け回る。専門学校で非常勤講師も務め、「最近は若い人も興味を持ってくれる。男の子も習いたいと言ってくれます」とにっこり。
着物の原点は、源氏物語などの平安文化を彩った装束(十二単(ひとえ)・束帯)。約40年前からこうした着装の技術を学び伝え、明治座(中央区)や国立劇場(千代田区)で発表会を催してきた。
古典にとどまらない。日々新しい帯結びにチャレンジしている。帯の幅は約30センチ、長さは約4メートル60センチ。この1本の生地を“キャンバス”に無限のアイデアが生まれる。
「街を歩いていてすてきな花があったとか、いろんなものを見る習慣があり、突然ピッと思いつく」
児童養護施設で暮らす子供たちの七五三を祝うため、昨年からボランティアで着付けを始めた。子供たちは晴れ着を身につけると、表情ががらりと変わる。「施設に入っている子はこういう機会がなかなかありません。思い出をしっかりと植え付けてあげたい」
年に1回、約200人で銀座を着物で練り歩く活動も続けてきた。「これからもどんどん広めて、着物人口を増やしていきたい。たぶん死ぬまでやるでしょう」。鈴木さんは生涯現役を誓った。(天野健作)
Alterna誌:日本の寄付、3兆円時代へ
2017年11月5日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
いつもお読み頂き、有難うございます。
インスタグラムなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で今、「おにぎり」を写した投稿が急激に増えています。
実はこれ、あるNPOが始めたキャンペーンで、「おにぎり」の写真投稿1枚について、アフリカやアジアの子どもに5食分の給食を届けるという趣旨だそうです。
誰でもおにぎりの写真をSNSか特設サイトから投稿することで、協賛企業は写真1枚について100円を寄付します。100円あれば、アフリカやアジアの子どもへ5食分の給食を届けることができます。これまでに8万4038枚の写真が投稿されたそうです。
キャンペーンの期間中には写真の投稿以外にも、対象商品の購入で給食を届けることができます。イオンリテールや伊藤園、Oisixなど6社が寄付付き商品を販売しています。
これはなかなか、うまいやり方です。以前、アイスバケツ運動がありましたが、今回は、誰でも参加でき、しかも自分では負担しないで、スポンサー企業が代わりに寄付をしてくれます。スポンサー企業にとっても話題のキャンペーンになれば宣伝効果も見込めます。
日本の個人寄付額は米国の20分の1以下で、「日本人は寄付をしない」と嘆く向きもあります。しかし誰でも工夫次第で、このようなキャンペーンを仕掛けることができるのです。
さて、来月(12月)は寄付月間。オルタナ次号も「日本の寄付、3兆円時代へ」と寄付の特集をします。いま編集部の各記者が鋭意、取材中です。ご期待ください。
◆「インスタ映え」おにぎりで共感を集め、飢餓撲滅を目指す
http://c.bme.jp/17/2802/2129/2778333
◆11/2まで「サステナブル・ブランド ジャパン」読者アンケートのお願い
サステナビリティ(持続可能性)とブランディングの融合をテーマとしたビジネスパーソン向けの情報サイト「サステナブル・ブランド ジャパン(SB-J)」は、より充実したコンテンツ作りのために、記事内容に関するご意見・ご要望をお聞きする読者アンケートを実施しています(10月19日締切)。
アンケートにご協力いただいた方全員に「サステナブル・ブランド国際会議2018東京」のイベントパスご購入時にご使用いただける「30%OFF ディスカウントコード」をもれなくプレゼントいたします。
また、アンケートにご回答いただいた方の中から抽選で、「サステナブル・ブランド国際会議2018東京 ご招待券」(3名様)をプレゼントいたします。ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
アンケートはこちら⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2130/2778333
◆11/15 Eラーニング「CSRを学ぼう!」説明会
株式会社オルタナと[新]CSR検定サポート事務局はこのほど、[新]CSR検定に準拠した新しいEラーニング「CSRを学ぼう!」を開発しました。Eラーニングは[新]CSR検定3級公式テキストに準拠、さらに内容を簡潔に分かりやすくし、あらゆる従業員(パート・アルバイトを含む)に対応するコンテンツになりました。CSR推進の女性任意団体「CSR48」にもご協力を頂きました。その発表説明会を下記の日程で開催します。奮ってご参加下さい。
とき:2017年11月15日(水)18時~19時(開場:17時半)
ところ:株式会社博展本社2階セミナールーム(東京・中央)
入場無料
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2131/2778333
=======オルタナ&オルタナS&CSRtodayお勧め記事==========
◆中田英寿氏らが啓発「社会とつながるスポーツマンシップ」
http://c.bme.jp/17/2802/2132/2778333
◆無料塾に子ども食堂、見えない「貧困」を見守るNPO
http://c.bme.jp/17/2802/2133/2778333
◆オーガニック100%の給食、千葉の認定こども園で
http://c.bme.jp/17/2802/2134/2778333
◆なぜいま「ESG」と「SDGs」なのか
http://c.bme.jp/17/2802/2135/2778333
◆「生きた」学習伝えたい:SDGsを学校へ
http://c.bme.jp/17/2802/2136/2778333
=======サステナブル・ブランド ジャパンお勧め記事==========
◆BASFジャパン社長「サステナビリティと利益は必ず両立する」
http://c.bme.jp/17/2802/2137/2778333
◆英名門FC、スポンサーの環境破壊疑惑で波紋呼ぶ
http://c.bme.jp/17/2802/2138/2778333
◆「ひとこと多い張り紙」でSDGs理解を呼びかける
http://c.bme.jp/17/2802/2139/2778333
◆人材ミスマッチ、日本は最低ランク―英人材大手調査
http://c.bme.jp/17/2802/2140/2778333
◆ネスレと日赤、災害救援者の心のケアで連携
http://c.bme.jp/17/2802/2141/2778333
==============オルタナ編集長お勧めツアー==================
◆11/11、12 「掛川アートを楽しむ里山体験ツアー」のご案内
掛川の文化・芸術祭の「茶エンナーレ」開催中に独自に企画したNPO法人時ノ寿の森クラブと森林環境整備財団ならではの満喫ルートを廻ります。
とき:2017年11月11日(土)~12日(日)
集合場所:掛川駅 新幹線改札出口 11:00集合
参加費:16,000円(4食、懇親会、温泉、陶芸、縁側カフェ、
里山ジャズライブ、宿泊、掛川市内交通費、保険代含む/当日徴収)
問い合わせ・申し込みは⇒ info(a)shinrin-eif.org まで
==============オルタナ編集長お勧めイベント================
◆11/29 サステナブル・ブランド国際会議2017in バンコク
スピーカー(登壇者)企業を募集中です。
SB東京を主宰する株式会社博展は、下記の通り、タイ・バンコクで開かれるSB in バンコクでの登壇者(企業)を募集しています。タイ現地やグローバル規模でのサステナビリティ戦略を発表されたい企業(現地法人の代表者など)を募集しています。15分~20分程度のプレゼンテーションとパネルディスカッションを予定しています。カシオ計算機様など3-4社が登壇予定です。
とき:2017年11月29日(水)-30日(木)*2日間
ところ:クイーンシリキット・コンベンションセンター
公式サイト:http://c.bme.jp/17/2802/2142/2778333
ご登壇セッション
How Japanese Brands Define “GOOD”
日程:2017年11月29日(水)
お問い合わせ(メール):mailto:forum@sustainablebrands.jp
◆11/8 考えるきっかけをつくる「銀座ソーシャル映画祭」
第48回銀座ソーシャル映画祭は、11/18~11/24にイオンシネマ茅ヶ崎で開催される「横乗日本映画祭」とコラボ企画です。
上映作品:未定(横乗日本映画祭の作品の一部を先行上映)
とき:11月8日(水)19:00-21:00
ところ:ギャラリー・アートグラフ銀座(東京都中央区銀座2丁目)
参加費:上映+トークショー+軽飲食1,500円
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2143/2778333
◆11/10 CSR部員塾 13期下期(実践編)
今年から上期はCSR初級者、下期はCSR中級者(担当2年以上)と分けて開講しています。13期下期は10月~2月までのカリキュラムで、11月10日の講義は下記の通りです。
1)2級教科書ポイント解説(3章)
講師:関 正雄(明治大学 経営学部 特任准教授)
2)企業事例7:ユニリーバ
講師:伊藤 征慶(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス
ヘッド オブ コミュニケーション)
3)ワークショップ:CSRの理念・体系づくり
講師:代表:森 摂/塾長:川村 雅彦
4)企業事例8:第一生命
講師:佐賀 奈穂(第一生命ホールディングス 第一生命保険
DSR推進室 次長)
※敬称略、単発受講も受け付けています。
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2144/2778333
◆11/11 HAPPY WOMAN BUNKASAI 2017
「女性の感性が新たな日本文化を創る」をコンセプトに『HAPPY WOMAN BUNKASAI 2017|未来共創文化祭』をアークヒルズ(赤坂)で開催します。女性も男性も「共感」し「共育」できる4つの祭り【音祭・技祭・体祭・食祭】を実施します。オープニングセッションにはCSR48も登壇します。
とき:11月11日(土)
ところ:アークヒルズ(東京都港区赤)
参加費:1セミナー:500円(税込)~ 男性も歓迎です。
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2145/2778333
◆11/28 トヨタNPOカレッジ「カイケツ」報告会
トヨタ財団は11月28日、トヨタNPOカレッジ「カイケツ」
第2期の成果報告会を開きます。カイケツは、NPOなど非営利団体の幹部層を対象に、トヨタ自動車の組織マネジメントを伝えるもの。
同日は、4カ月をかけてトヨタ流のマネジメントを学んだNPOの経営陣がその成果をA3資料を用いて発表します。
とき:11月28(火)13:00-17:30
ところ:トヨタ産業技術記念館大ホール(名古屋市)
参加費:無料(参加者の方は、産業技術記念館を無料で見学できます)
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2146/2778333
================================================
株式会社オルタナ 代表取締役・「オルタナ」編集長 森 摂
一般社団法人CSR経営者フォーラム代表理事
特定非営利活動法人在外ジャーナリスト協会理事長
「サステナブル・ブランド国際会議」プロデューサー
CSR検定委員会委員
特定非営利活動法人「街角に音楽を」理事
東京都目黒区駒場1-26-10-304 tel: 03-6407-0266
================================================
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
いつもお読み頂き、有難うございます。
インスタグラムなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で今、「おにぎり」を写した投稿が急激に増えています。
実はこれ、あるNPOが始めたキャンペーンで、「おにぎり」の写真投稿1枚について、アフリカやアジアの子どもに5食分の給食を届けるという趣旨だそうです。
誰でもおにぎりの写真をSNSか特設サイトから投稿することで、協賛企業は写真1枚について100円を寄付します。100円あれば、アフリカやアジアの子どもへ5食分の給食を届けることができます。これまでに8万4038枚の写真が投稿されたそうです。
キャンペーンの期間中には写真の投稿以外にも、対象商品の購入で給食を届けることができます。イオンリテールや伊藤園、Oisixなど6社が寄付付き商品を販売しています。
これはなかなか、うまいやり方です。以前、アイスバケツ運動がありましたが、今回は、誰でも参加でき、しかも自分では負担しないで、スポンサー企業が代わりに寄付をしてくれます。スポンサー企業にとっても話題のキャンペーンになれば宣伝効果も見込めます。
日本の個人寄付額は米国の20分の1以下で、「日本人は寄付をしない」と嘆く向きもあります。しかし誰でも工夫次第で、このようなキャンペーンを仕掛けることができるのです。
さて、来月(12月)は寄付月間。オルタナ次号も「日本の寄付、3兆円時代へ」と寄付の特集をします。いま編集部の各記者が鋭意、取材中です。ご期待ください。
◆「インスタ映え」おにぎりで共感を集め、飢餓撲滅を目指す
http://c.bme.jp/17/2802/2129/2778333
◆11/2まで「サステナブル・ブランド ジャパン」読者アンケートのお願い
サステナビリティ(持続可能性)とブランディングの融合をテーマとしたビジネスパーソン向けの情報サイト「サステナブル・ブランド ジャパン(SB-J)」は、より充実したコンテンツ作りのために、記事内容に関するご意見・ご要望をお聞きする読者アンケートを実施しています(10月19日締切)。
アンケートにご協力いただいた方全員に「サステナブル・ブランド国際会議2018東京」のイベントパスご購入時にご使用いただける「30%OFF ディスカウントコード」をもれなくプレゼントいたします。
また、アンケートにご回答いただいた方の中から抽選で、「サステナブル・ブランド国際会議2018東京 ご招待券」(3名様)をプレゼントいたします。ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
アンケートはこちら⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2130/2778333
◆11/15 Eラーニング「CSRを学ぼう!」説明会
株式会社オルタナと[新]CSR検定サポート事務局はこのほど、[新]CSR検定に準拠した新しいEラーニング「CSRを学ぼう!」を開発しました。Eラーニングは[新]CSR検定3級公式テキストに準拠、さらに内容を簡潔に分かりやすくし、あらゆる従業員(パート・アルバイトを含む)に対応するコンテンツになりました。CSR推進の女性任意団体「CSR48」にもご協力を頂きました。その発表説明会を下記の日程で開催します。奮ってご参加下さい。
とき:2017年11月15日(水)18時~19時(開場:17時半)
ところ:株式会社博展本社2階セミナールーム(東京・中央)
入場無料
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2131/2778333
=======オルタナ&オルタナS&CSRtodayお勧め記事==========
◆中田英寿氏らが啓発「社会とつながるスポーツマンシップ」
http://c.bme.jp/17/2802/2132/2778333
◆無料塾に子ども食堂、見えない「貧困」を見守るNPO
http://c.bme.jp/17/2802/2133/2778333
◆オーガニック100%の給食、千葉の認定こども園で
http://c.bme.jp/17/2802/2134/2778333
◆なぜいま「ESG」と「SDGs」なのか
http://c.bme.jp/17/2802/2135/2778333
◆「生きた」学習伝えたい:SDGsを学校へ
http://c.bme.jp/17/2802/2136/2778333
=======サステナブル・ブランド ジャパンお勧め記事==========
◆BASFジャパン社長「サステナビリティと利益は必ず両立する」
http://c.bme.jp/17/2802/2137/2778333
◆英名門FC、スポンサーの環境破壊疑惑で波紋呼ぶ
http://c.bme.jp/17/2802/2138/2778333
◆「ひとこと多い張り紙」でSDGs理解を呼びかける
http://c.bme.jp/17/2802/2139/2778333
◆人材ミスマッチ、日本は最低ランク―英人材大手調査
http://c.bme.jp/17/2802/2140/2778333
◆ネスレと日赤、災害救援者の心のケアで連携
http://c.bme.jp/17/2802/2141/2778333
==============オルタナ編集長お勧めツアー==================
◆11/11、12 「掛川アートを楽しむ里山体験ツアー」のご案内
掛川の文化・芸術祭の「茶エンナーレ」開催中に独自に企画したNPO法人時ノ寿の森クラブと森林環境整備財団ならではの満喫ルートを廻ります。
とき:2017年11月11日(土)~12日(日)
集合場所:掛川駅 新幹線改札出口 11:00集合
参加費:16,000円(4食、懇親会、温泉、陶芸、縁側カフェ、
里山ジャズライブ、宿泊、掛川市内交通費、保険代含む/当日徴収)
問い合わせ・申し込みは⇒ info(a)shinrin-eif.org まで
==============オルタナ編集長お勧めイベント================
◆11/29 サステナブル・ブランド国際会議2017in バンコク
スピーカー(登壇者)企業を募集中です。
SB東京を主宰する株式会社博展は、下記の通り、タイ・バンコクで開かれるSB in バンコクでの登壇者(企業)を募集しています。タイ現地やグローバル規模でのサステナビリティ戦略を発表されたい企業(現地法人の代表者など)を募集しています。15分~20分程度のプレゼンテーションとパネルディスカッションを予定しています。カシオ計算機様など3-4社が登壇予定です。
とき:2017年11月29日(水)-30日(木)*2日間
ところ:クイーンシリキット・コンベンションセンター
公式サイト:http://c.bme.jp/17/2802/2142/2778333
ご登壇セッション
How Japanese Brands Define “GOOD”
日程:2017年11月29日(水)
お問い合わせ(メール):mailto:forum@sustainablebrands.jp
◆11/8 考えるきっかけをつくる「銀座ソーシャル映画祭」
第48回銀座ソーシャル映画祭は、11/18~11/24にイオンシネマ茅ヶ崎で開催される「横乗日本映画祭」とコラボ企画です。
上映作品:未定(横乗日本映画祭の作品の一部を先行上映)
とき:11月8日(水)19:00-21:00
ところ:ギャラリー・アートグラフ銀座(東京都中央区銀座2丁目)
参加費:上映+トークショー+軽飲食1,500円
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2143/2778333
◆11/10 CSR部員塾 13期下期(実践編)
今年から上期はCSR初級者、下期はCSR中級者(担当2年以上)と分けて開講しています。13期下期は10月~2月までのカリキュラムで、11月10日の講義は下記の通りです。
1)2級教科書ポイント解説(3章)
講師:関 正雄(明治大学 経営学部 特任准教授)
2)企業事例7:ユニリーバ
講師:伊藤 征慶(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス
ヘッド オブ コミュニケーション)
3)ワークショップ:CSRの理念・体系づくり
講師:代表:森 摂/塾長:川村 雅彦
4)企業事例8:第一生命
講師:佐賀 奈穂(第一生命ホールディングス 第一生命保険
DSR推進室 次長)
※敬称略、単発受講も受け付けています。
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2144/2778333
◆11/11 HAPPY WOMAN BUNKASAI 2017
「女性の感性が新たな日本文化を創る」をコンセプトに『HAPPY WOMAN BUNKASAI 2017|未来共創文化祭』をアークヒルズ(赤坂)で開催します。女性も男性も「共感」し「共育」できる4つの祭り【音祭・技祭・体祭・食祭】を実施します。オープニングセッションにはCSR48も登壇します。
とき:11月11日(土)
ところ:アークヒルズ(東京都港区赤)
参加費:1セミナー:500円(税込)~ 男性も歓迎です。
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2145/2778333
◆11/28 トヨタNPOカレッジ「カイケツ」報告会
トヨタ財団は11月28日、トヨタNPOカレッジ「カイケツ」
第2期の成果報告会を開きます。カイケツは、NPOなど非営利団体の幹部層を対象に、トヨタ自動車の組織マネジメントを伝えるもの。
同日は、4カ月をかけてトヨタ流のマネジメントを学んだNPOの経営陣がその成果をA3資料を用いて発表します。
とき:11月28(火)13:00-17:30
ところ:トヨタ産業技術記念館大ホール(名古屋市)
参加費:無料(参加者の方は、産業技術記念館を無料で見学できます)
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2146/2778333
================================================
株式会社オルタナ 代表取締役・「オルタナ」編集長 森 摂
一般社団法人CSR経営者フォーラム代表理事
特定非営利活動法人在外ジャーナリスト協会理事長
「サステナブル・ブランド国際会議」プロデューサー
CSR検定委員会委員
特定非営利活動法人「街角に音楽を」理事
東京都目黒区駒場1-26-10-304 tel: 03-6407-0266
================================================
さがし愛ネットLLC/護福祉用具等出展
2017年11月4日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
さがし愛ネット合同会社は護福祉用具やアプリを出展
見 守 り セ ッ ト
2017年11月15日から17日までの3日間、さがし愛ネット合同会社は「産業交流展2017」に出展する。
「産業交流展2017」において、さがし愛ネット合同会社は介護福祉用具「見守りセット」をはじめ、地域IoTソリューション「見守りテラス」、生涯現役アプリ等を出展。
介護保険適用を受けた「見守りセット」では、在宅や外出、徘徊を検知して、アラートにてビーコンが通知する。在宅介護だけでなく、介護施設や地域における見守りと捜索支援も可能だ。
見 守 り テ ラ ス
標準化プラットフォーム「見守りテラス」は、ビーコンの位置情報を屋内と屋外、地域と広域へとつなぐ。安心安全な地域を実現する為に、IoTインフラのモニターも募集している。
このほか、スマートフォンアプリ「生涯現役アプリ」は、歩数計とスタンプビーコン機能を備えており、楽しいウォーキング生活をサポート。
産 業 交 流 展 2 0 1 7
「産業交流展2017」は10時より開始(11月15日と16日は18時終了、17日は17時終了)。会場は東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)の西1・3・4ホール。さがし愛ネット合同会社は、(西3ホール・医-5)ブースで出展する。
会場へのアクセスは電車の場合、りんかい線「国際展示場」駅で下車後、徒歩約7分。東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)「国際展示場正門」駅で下車後、徒歩約3分。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
さがし愛ネット合同会社は護福祉用具やアプリを出展
見 守 り セ ッ ト
2017年11月15日から17日までの3日間、さがし愛ネット合同会社は「産業交流展2017」に出展する。
「産業交流展2017」において、さがし愛ネット合同会社は介護福祉用具「見守りセット」をはじめ、地域IoTソリューション「見守りテラス」、生涯現役アプリ等を出展。
介護保険適用を受けた「見守りセット」では、在宅や外出、徘徊を検知して、アラートにてビーコンが通知する。在宅介護だけでなく、介護施設や地域における見守りと捜索支援も可能だ。
見 守 り テ ラ ス
標準化プラットフォーム「見守りテラス」は、ビーコンの位置情報を屋内と屋外、地域と広域へとつなぐ。安心安全な地域を実現する為に、IoTインフラのモニターも募集している。
このほか、スマートフォンアプリ「生涯現役アプリ」は、歩数計とスタンプビーコン機能を備えており、楽しいウォーキング生活をサポート。
産 業 交 流 展 2 0 1 7
「産業交流展2017」は10時より開始(11月15日と16日は18時終了、17日は17時終了)。会場は東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)の西1・3・4ホール。さがし愛ネット合同会社は、(西3ホール・医-5)ブースで出展する。
会場へのアクセスは電車の場合、りんかい線「国際展示場」駅で下車後、徒歩約7分。東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)「国際展示場正門」駅で下車後、徒歩約3分。
65歳以上雇用87・5%:4年連続全国1位
2017年11月3日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
YOMIURI ONLINE URL=http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20171102-OYTNT50014.html
「65歳以上雇用」87・5%…4年連続全国1位
岩手労働局が公表した今年の高齢者の雇用状況(6月1日現在)で、従業員が希望すれば65歳以降も働ける県内企業の割合は前年比1ポイント増の87・5%だった。全国平均の75・6%を大幅に上回り、4年連続で全国1位。少子高齢化や労働力人口の減少が進んでおり、岩手労働局は「生涯現役社会の実現に向け、年齢に関係なく働き続けることが可能な企業の普及・啓発に取り組む」としている。
集計したのは、高齢者の雇用状況の報告が義務づけられている従業員31人以上の企業のうち1789社。従業員300人以下の中小企業1684社、同301人以上の大企業105社から報告を受けた。
希望者が65歳以降も働ける企業は全体の87・5%の1565社。中小企業は88・6%で、大企業(69・5%)より高齢者雇用に積極的な姿勢が浮かんだ。
雇用確保の方法は、「継続雇用制度の導入」が1174社(65・6%)と最も多く、これに「定年の引き上げ」358社(20・0%)、「定年制の廃止」33社(1・8%)と続いた。
常用労働者19万8559人のうち、多くの企業が定年としている60歳以上の労働者は2万8410人で、14・3%を占める。一方、70歳以上まで働ける企業は468社で、前年比2・1ポイント増の26・2%だった。
定年後も仕事続ける環境…盛岡のビルメンテナンス会社
盛岡市上ノ橋町のビルメンテナンス・介護福祉業「第一商事」では、従業員884人のうち、65歳以上は約4分の1の230人。最年長は81歳の男性という。
同社では1998年に定年を60歳から65歳へ引き上げ、2013年には定年になった後でも希望者を継続雇用する再雇用制度を導入した。健康に長く働き続けてもらうため、健康診断の受診促進などにも力を入れている。
正社員として勤続44年の佐藤学さん(67)は、盛岡市中央通のビルで空調設備の点検や警備業務を35年以上続けている。ボイラー技士など約10種類の資格を持ち、平日は8時間、土曜日も隔週で働く。
健康維持のため、10階建てのビル内の移動は階段を使っている。長年勤務していても「機械設備は日々新しくなるから、今も毎日覚えることばかり」という。65歳で定年退職も考えたが、「働いて自由に使えるお金が増えるのは生きる張り合いになる。何よりも、自分が必要とされているのがうれしい」と意欲は尽きない。
同社の柴田千春常務は「人手不足の中、意欲と能力のある高齢者に働き続けてもらう環境づくりは企業の責務。若者から高齢者まで生き生きと働けるように支援したい」と話した。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
YOMIURI ONLINE URL=http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20171102-OYTNT50014.html
「65歳以上雇用」87・5%…4年連続全国1位
岩手労働局が公表した今年の高齢者の雇用状況(6月1日現在)で、従業員が希望すれば65歳以降も働ける県内企業の割合は前年比1ポイント増の87・5%だった。全国平均の75・6%を大幅に上回り、4年連続で全国1位。少子高齢化や労働力人口の減少が進んでおり、岩手労働局は「生涯現役社会の実現に向け、年齢に関係なく働き続けることが可能な企業の普及・啓発に取り組む」としている。
集計したのは、高齢者の雇用状況の報告が義務づけられている従業員31人以上の企業のうち1789社。従業員300人以下の中小企業1684社、同301人以上の大企業105社から報告を受けた。
希望者が65歳以降も働ける企業は全体の87・5%の1565社。中小企業は88・6%で、大企業(69・5%)より高齢者雇用に積極的な姿勢が浮かんだ。
雇用確保の方法は、「継続雇用制度の導入」が1174社(65・6%)と最も多く、これに「定年の引き上げ」358社(20・0%)、「定年制の廃止」33社(1・8%)と続いた。
常用労働者19万8559人のうち、多くの企業が定年としている60歳以上の労働者は2万8410人で、14・3%を占める。一方、70歳以上まで働ける企業は468社で、前年比2・1ポイント増の26・2%だった。
定年後も仕事続ける環境…盛岡のビルメンテナンス会社
盛岡市上ノ橋町のビルメンテナンス・介護福祉業「第一商事」では、従業員884人のうち、65歳以上は約4分の1の230人。最年長は81歳の男性という。
同社では1998年に定年を60歳から65歳へ引き上げ、2013年には定年になった後でも希望者を継続雇用する再雇用制度を導入した。健康に長く働き続けてもらうため、健康診断の受診促進などにも力を入れている。
正社員として勤続44年の佐藤学さん(67)は、盛岡市中央通のビルで空調設備の点検や警備業務を35年以上続けている。ボイラー技士など約10種類の資格を持ち、平日は8時間、土曜日も隔週で働く。
健康維持のため、10階建てのビル内の移動は階段を使っている。長年勤務していても「機械設備は日々新しくなるから、今も毎日覚えることばかり」という。65歳で定年退職も考えたが、「働いて自由に使えるお金が増えるのは生きる張り合いになる。何よりも、自分が必要とされているのがうれしい」と意欲は尽きない。
同社の柴田千春常務は「人手不足の中、意欲と能力のある高齢者に働き続けてもらう環境づくりは企業の責務。若者から高齢者まで生き生きと働けるように支援したい」と話した。
シーズ・市民活動支援制度をつくる会
2017年11月2日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 メールマガジンNo.273
~シーズ・メルマガはNPOに関する最新情報をお届けしています~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2017-11-02■
シーズのメールマガジンをご愛読いただきありがとうございます。
11月に入り、朝晩もだいぶ冷え込んできましたね。
秋は世間では読書の秋、食欲の秋、といろいろありますが、NPOにとっては資金調達(ファンドレイジング)の秋、ですよね。
シーズも皆さんのファンドレイジングをサポートするべく、
・【11/07】正統派ながら非常に役立つ「寄付者ピラミッド」の徹底解説
・【11/15】最先端のITツールを活かした寄付集めと認定取得を楽しく紹介
・【11/18】初の沖縄開催、民間助成財団が一同に会するお得なシンポジウムなど、毎週見逃せないセミナーを開催いたします。
一大寄付シーズンである12月の「寄付月間」に向けて、ご参加ください。ご一緒に準備を進めましょう!
また、今回も助成金情報満載です。ぜひ最後までお読みください。
━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】【11/7(火)東京】NPO資金調達セミナー「寄付者ピラミッドという考え方」
【2】【11/15(水)東京】認定NPO取得&更新セミナー
【3】【11/18(土)沖縄】助成財団シンポジウム in 沖縄
【4】【毎月開催】認定NPO法人【入門クラス】【申請書類集中作成クラス】
【5】秋の助成金シーズン到来!≪注目の助成金情報のご紹介≫
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
【1】【11/7(火)東京】NPO資金調達セミナー「寄付者ピラミッドという考え方」
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
寄付をはじめとした資金調達(ファンドレイジング)の基本、潜在的な寄付者から、大口の遺贈まで、寄付者を階層化して分析する「寄付者ピラミッド(ドナーピラミッド)」について、重点的にお伝えします。
講師は、『非営利団体の資金調達ハンドブック』著者でもある
ファンドレイジング・ラボ代表の徳永洋子さん。徳永さんも「一度やってみたかった」と言う寄付者ピラミッドの解説セミナーです。
「誰を対象に、どう働きかけるか」を徹底的に考える3時間で自団体の寄付者分析にも挑戦して、基礎も実践もしっかり学べます。ぜひご参加ください。
■ 日時:2017年11月7日(火)14:00‐17:00※13:45開場
■ 場所:東京ボランティア・市民活動センター 会議室B
(東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10階)
■ 参加費:3,000円(認定NPO法人振興会会員:1,500円/人)
■ 講師:徳永洋子氏(ファンドレイジング・ラボ代表/認定ファンドレイザー)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2z2Pr52
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
【2】【11/15(水)東京】認定NPO取得&更新セミナー
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
認定制度のプロ・NPO運営コンサルのプロ ・ITサービスのプロが語ります!
それぞれのプロが対談形式で、各専門的視点から認定NPO法人取得時の【落とし穴】や【解決ポイント】を徹底的に解説します。
終了後の懇親会では軽食やお酒も出るなかで、登壇者と楽しく交流しながら直接アドバイスが貰えます。情報盛りだくさん、軽食代込で参加費1,000円の大変お得なセミナーです。お早めにお申し込みください。
■ 日時:2017年11月15日(水)19:00-21:00(終了後懇親会あり)
■ 会場:株式会社STYZ
(東京都港区北青山3-3-7第一青山ビル3階・外苑前駅徒歩5分)
■ 参加費:1,000円(軽食代込み)
■ 定員:30名
■ 講師:
河内山信一氏(株式会社シン・ファンドレイジングパートナーズ代表取締役)
田中辰也氏(株式会社STYZ代表取締役)
池田 愛氏(株式会社STYZコミュニティディレクター)
関口 宏聡(認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会代表理事)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2gk9AfH
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
【3】【11/18(土)沖縄】助成財団シンポジウム in 沖縄
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
全国規模の助成団体にも地元の助成団体にも出会えるシンポジウム。11月は沖縄で開催です。各団体の助成金の趣旨や特徴、申請のコツやヒントを学べます。基調講演で助成金の基礎を学び、事例から申請のポイントを掴めます。
助成財団の担当者と直接名刺交換も出来る貴重な機会をお見逃しなく!
■ 日時:2017 年 11 月 18 日(土) 13:00-18:00 (受付開始:12:30)
■ 会場:沖縄大学アネックス共創館(元沖縄短期大学)(沖縄県那覇市国場 405 )
■ 参加費:1,000円(資料代として)
■ 登壇者:
田中 皓さん (NPO支援財団研究会 代表 助成財団センター専務理事)
松原 明さん (認定NPO法人 シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 理事)
与儀 淑恵さん (NPO 乳がん患者の会ぴんく・ぱんさぁ 代表)
平良 斗星さん ((公財)みらいファンド沖縄 副代表理事)
鈴木 友一郎さん (沖縄市こども施策研究会 代表)
太田 健さん ((公財)キリン福祉財団 常務理事)
南 信乃介さん (NPO 法人 1 万人井戸端会議 代表理事)
喜田 亮子さん ((公財)トヨタ財団 プログラムオフィサー)
渡辺 元さん(助成財団センター 事務局長/プログラムディレクター)
平尾剛之さん(非営利組織評価センター 理事)
小阪 亘 さん(公益財団法人みらいファンド沖縄 代表理事)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2i604xj
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
【4】【毎月開催】認定NPO法人【入門クラス】【申請書類集中作成クラス】
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
● 【11/10(金)東京】認定NPO法人【入門クラス】「申請の段取りと準備」
認定NPO法人の申請や更新を基礎から学びたい方が対象の「入門クラス」。
少人数で懇切丁寧に認定制度を解説。12月にも同様の内容で開催します。日程はリンク先でご確認下さい。
■ 日時:2017年11月10日(金)15:00-17:00 ※14:45開場
■ 場所:東京ボランティア・市民活動センター会議室C
(東京都新宿区神楽河岸1-1セントラルプラザ10階)
■ 参加費:2,000円/人(認定NPO法人振興会会員:無料・1団体3名まで)
■ 定員:10名(事前申込・先着順)
■ 講師:大庭勇(認定NPO法人シーズ)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2yLSkqO
=================================
●【11/18(土)東京】認定NPO法人【申請書類集中作成クラス】
認定申請書類の書き方をほぼマンツーマンで指導します。まずは「書き始める」ことが申請への近道。ご一緒に申請書類を完成に近付けましょう。
12月にも同様の内容で開催します。日程はリンク先でご確認下さい。
※ 制度解説ご希望の方は【入門クラス】も合わせてご受講ください。
■ 日時:2017年11月18日(土)14:00-17:00 ※13:45開場
■ 場所:有限会社サテライト・オフィス内 会議スペース
(東京都港区芝3-22-7 芝NKビル2階)
■ 参加費:3,000円/人(認定NPO法人振興会会員1,500円/人)
■ 定員:5名(事前申込・先着順)1団体2人まで。
■ 講師:大庭勇(認定NPO法人シーズ)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2xlKXoW
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
【5】秋の助成金シーズン到来!≪注目の助成金情報のご紹介≫
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
シーズNPOWEBやメルマガでご紹介しきれていない助成金等も沢山あります。下記サイト等も、ぜひご活用ください!
【東京ボランティア・市民活動センター/助成金情報】⇒ https://www.tvac.or.jp/
【CANPAN/助成制度一覧】⇒ http://fields.canpan.info/grant/
前号までにご案内したもので11月中旬締め切りの助成金もございます。
こちらのページもご確認ください。http://www.npoweb.jp/topics/news/subsidy/
=================================
● 【助成金】大和証券グループ 輝く未来へ こども応援基金
⇒ http://bit.ly/2yyc588
■ 募集期間:2017年10月10日(火)ー11月15日(水)消印有効
■ 支援内容:
・ 1件300万円を上限とする助成金
・ 最大3年間の継続助成(自動的な継続ではなく、毎年継続審査を行います。)
・ 支援団体数:毎年2~3団体(3年度目で8団体)
・ 助成金の使途は事業開発活動に資するものに限定します。
■ 支援対象:
・ NPO法人、一般社団法人、社会福祉法人、公益法人などの非営利組織
・ 助成金は「事業開発活動」を対象とします。
・ 類例の多いと判断される事業は支援対象にはなりません。
・ 本基金では、15歳までの子ども(特に小学生)を対象とする取り組みの事業開発を、重視します(限定するものではありません)。
■ 助成元:
公益財団法人パブリックリソース財団
株式会社大和証券グループ
=================================
● 【助成金】「積水ハウスマッチングプログラム」2018年度助成
⇒ http://bit.ly/2hedYO6
■ 募集期間:2017年10月24日(火)ー12月11日(月)17:00必着
■ 支援内容:
1.積水ハウスこども基金:次世代を担うこどもたちの育成を目的とする活動
2.積水ハウス環境基金:サステナブル社会構築に寄与する事を目的とする活動
3.積水ハウス住・コミュニティ基金:地域に根差した豊かな住環境の創造を目的とする活動
■ 支援対象:
1.本会及び各基金の目的に適合するものであること
2.活動の継続性があること(2018年4月1日から遡って3年以上の活動実績。)
3.公共性の高い活動であること
4.活動主体の経営の健全性及び透明性が確保されていること
■ 助成元:積水ハウスマッチングプログラムの会
(応募先は協働事務局:社会福祉法人 大阪ボランティア協会)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Twitter、FacebookでNPOの新着情報や、シーズの近況を随時投稿中。 いいね!やフォローを頂けると、とても嬉しいです!
・ Twitter『@NPOWEB』を今すぐフォロー! http://twitter.com/NPOWEB
・ Facebookページに「いいね!」 http://www.facebook.com/npoweb/
・ シーズの活動をご支援ください。 http://www.npoweb.jp/support_info/
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
[ 発行 ] 認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会
TEL:03-5439-4021 メールアドレス:npoweb@abelia.ocn.ne.jp
URL:http://www.npoweb.jp
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 メールマガジンNo.273
~シーズ・メルマガはNPOに関する最新情報をお届けしています~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2017-11-02■
シーズのメールマガジンをご愛読いただきありがとうございます。
11月に入り、朝晩もだいぶ冷え込んできましたね。
秋は世間では読書の秋、食欲の秋、といろいろありますが、NPOにとっては資金調達(ファンドレイジング)の秋、ですよね。
シーズも皆さんのファンドレイジングをサポートするべく、
・【11/07】正統派ながら非常に役立つ「寄付者ピラミッド」の徹底解説
・【11/15】最先端のITツールを活かした寄付集めと認定取得を楽しく紹介
・【11/18】初の沖縄開催、民間助成財団が一同に会するお得なシンポジウムなど、毎週見逃せないセミナーを開催いたします。
一大寄付シーズンである12月の「寄付月間」に向けて、ご参加ください。ご一緒に準備を進めましょう!
また、今回も助成金情報満載です。ぜひ最後までお読みください。
━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】【11/7(火)東京】NPO資金調達セミナー「寄付者ピラミッドという考え方」
【2】【11/15(水)東京】認定NPO取得&更新セミナー
【3】【11/18(土)沖縄】助成財団シンポジウム in 沖縄
【4】【毎月開催】認定NPO法人【入門クラス】【申請書類集中作成クラス】
【5】秋の助成金シーズン到来!≪注目の助成金情報のご紹介≫
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
【1】【11/7(火)東京】NPO資金調達セミナー「寄付者ピラミッドという考え方」
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
寄付をはじめとした資金調達(ファンドレイジング)の基本、潜在的な寄付者から、大口の遺贈まで、寄付者を階層化して分析する「寄付者ピラミッド(ドナーピラミッド)」について、重点的にお伝えします。
講師は、『非営利団体の資金調達ハンドブック』著者でもある
ファンドレイジング・ラボ代表の徳永洋子さん。徳永さんも「一度やってみたかった」と言う寄付者ピラミッドの解説セミナーです。
「誰を対象に、どう働きかけるか」を徹底的に考える3時間で自団体の寄付者分析にも挑戦して、基礎も実践もしっかり学べます。ぜひご参加ください。
■ 日時:2017年11月7日(火)14:00‐17:00※13:45開場
■ 場所:東京ボランティア・市民活動センター 会議室B
(東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10階)
■ 参加費:3,000円(認定NPO法人振興会会員:1,500円/人)
■ 講師:徳永洋子氏(ファンドレイジング・ラボ代表/認定ファンドレイザー)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2z2Pr52
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
【2】【11/15(水)東京】認定NPO取得&更新セミナー
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
認定制度のプロ・NPO運営コンサルのプロ ・ITサービスのプロが語ります!
それぞれのプロが対談形式で、各専門的視点から認定NPO法人取得時の【落とし穴】や【解決ポイント】を徹底的に解説します。
終了後の懇親会では軽食やお酒も出るなかで、登壇者と楽しく交流しながら直接アドバイスが貰えます。情報盛りだくさん、軽食代込で参加費1,000円の大変お得なセミナーです。お早めにお申し込みください。
■ 日時:2017年11月15日(水)19:00-21:00(終了後懇親会あり)
■ 会場:株式会社STYZ
(東京都港区北青山3-3-7第一青山ビル3階・外苑前駅徒歩5分)
■ 参加費:1,000円(軽食代込み)
■ 定員:30名
■ 講師:
河内山信一氏(株式会社シン・ファンドレイジングパートナーズ代表取締役)
田中辰也氏(株式会社STYZ代表取締役)
池田 愛氏(株式会社STYZコミュニティディレクター)
関口 宏聡(認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会代表理事)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2gk9AfH
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
【3】【11/18(土)沖縄】助成財団シンポジウム in 沖縄
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
全国規模の助成団体にも地元の助成団体にも出会えるシンポジウム。11月は沖縄で開催です。各団体の助成金の趣旨や特徴、申請のコツやヒントを学べます。基調講演で助成金の基礎を学び、事例から申請のポイントを掴めます。
助成財団の担当者と直接名刺交換も出来る貴重な機会をお見逃しなく!
■ 日時:2017 年 11 月 18 日(土) 13:00-18:00 (受付開始:12:30)
■ 会場:沖縄大学アネックス共創館(元沖縄短期大学)(沖縄県那覇市国場 405 )
■ 参加費:1,000円(資料代として)
■ 登壇者:
田中 皓さん (NPO支援財団研究会 代表 助成財団センター専務理事)
松原 明さん (認定NPO法人 シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 理事)
与儀 淑恵さん (NPO 乳がん患者の会ぴんく・ぱんさぁ 代表)
平良 斗星さん ((公財)みらいファンド沖縄 副代表理事)
鈴木 友一郎さん (沖縄市こども施策研究会 代表)
太田 健さん ((公財)キリン福祉財団 常務理事)
南 信乃介さん (NPO 法人 1 万人井戸端会議 代表理事)
喜田 亮子さん ((公財)トヨタ財団 プログラムオフィサー)
渡辺 元さん(助成財団センター 事務局長/プログラムディレクター)
平尾剛之さん(非営利組織評価センター 理事)
小阪 亘 さん(公益財団法人みらいファンド沖縄 代表理事)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2i604xj
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
【4】【毎月開催】認定NPO法人【入門クラス】【申請書類集中作成クラス】
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
● 【11/10(金)東京】認定NPO法人【入門クラス】「申請の段取りと準備」
認定NPO法人の申請や更新を基礎から学びたい方が対象の「入門クラス」。
少人数で懇切丁寧に認定制度を解説。12月にも同様の内容で開催します。日程はリンク先でご確認下さい。
■ 日時:2017年11月10日(金)15:00-17:00 ※14:45開場
■ 場所:東京ボランティア・市民活動センター会議室C
(東京都新宿区神楽河岸1-1セントラルプラザ10階)
■ 参加費:2,000円/人(認定NPO法人振興会会員:無料・1団体3名まで)
■ 定員:10名(事前申込・先着順)
■ 講師:大庭勇(認定NPO法人シーズ)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2yLSkqO
=================================
●【11/18(土)東京】認定NPO法人【申請書類集中作成クラス】
認定申請書類の書き方をほぼマンツーマンで指導します。まずは「書き始める」ことが申請への近道。ご一緒に申請書類を完成に近付けましょう。
12月にも同様の内容で開催します。日程はリンク先でご確認下さい。
※ 制度解説ご希望の方は【入門クラス】も合わせてご受講ください。
■ 日時:2017年11月18日(土)14:00-17:00 ※13:45開場
■ 場所:有限会社サテライト・オフィス内 会議スペース
(東京都港区芝3-22-7 芝NKビル2階)
■ 参加費:3,000円/人(認定NPO法人振興会会員1,500円/人)
■ 定員:5名(事前申込・先着順)1団体2人まで。
■ 講師:大庭勇(認定NPO法人シーズ)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2xlKXoW
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
【5】秋の助成金シーズン到来!≪注目の助成金情報のご紹介≫
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
シーズNPOWEBやメルマガでご紹介しきれていない助成金等も沢山あります。下記サイト等も、ぜひご活用ください!
【東京ボランティア・市民活動センター/助成金情報】⇒ https://www.tvac.or.jp/
【CANPAN/助成制度一覧】⇒ http://fields.canpan.info/grant/
前号までにご案内したもので11月中旬締め切りの助成金もございます。
こちらのページもご確認ください。http://www.npoweb.jp/topics/news/subsidy/
=================================
● 【助成金】大和証券グループ 輝く未来へ こども応援基金
⇒ http://bit.ly/2yyc588
■ 募集期間:2017年10月10日(火)ー11月15日(水)消印有効
■ 支援内容:
・ 1件300万円を上限とする助成金
・ 最大3年間の継続助成(自動的な継続ではなく、毎年継続審査を行います。)
・ 支援団体数:毎年2~3団体(3年度目で8団体)
・ 助成金の使途は事業開発活動に資するものに限定します。
■ 支援対象:
・ NPO法人、一般社団法人、社会福祉法人、公益法人などの非営利組織
・ 助成金は「事業開発活動」を対象とします。
・ 類例の多いと判断される事業は支援対象にはなりません。
・ 本基金では、15歳までの子ども(特に小学生)を対象とする取り組みの事業開発を、重視します(限定するものではありません)。
■ 助成元:
公益財団法人パブリックリソース財団
株式会社大和証券グループ
=================================
● 【助成金】「積水ハウスマッチングプログラム」2018年度助成
⇒ http://bit.ly/2hedYO6
■ 募集期間:2017年10月24日(火)ー12月11日(月)17:00必着
■ 支援内容:
1.積水ハウスこども基金:次世代を担うこどもたちの育成を目的とする活動
2.積水ハウス環境基金:サステナブル社会構築に寄与する事を目的とする活動
3.積水ハウス住・コミュニティ基金:地域に根差した豊かな住環境の創造を目的とする活動
■ 支援対象:
1.本会及び各基金の目的に適合するものであること
2.活動の継続性があること(2018年4月1日から遡って3年以上の活動実績。)
3.公共性の高い活動であること
4.活動主体の経営の健全性及び透明性が確保されていること
■ 助成元:積水ハウスマッチングプログラムの会
(応募先は協働事務局:社会福祉法人 大阪ボランティア協会)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Twitter、FacebookでNPOの新着情報や、シーズの近況を随時投稿中。 いいね!やフォローを頂けると、とても嬉しいです!
・ Twitter『@NPOWEB』を今すぐフォロー! http://twitter.com/NPOWEB
・ Facebookページに「いいね!」 http://www.facebook.com/npoweb/
・ シーズの活動をご支援ください。 http://www.npoweb.jp/support_info/
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
[ 発行 ] 認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会
TEL:03-5439-4021 メールアドレス:npoweb@abelia.ocn.ne.jp
URL:http://www.npoweb.jp
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
加藤特許~知財とびうめ便り~Vol.57
2017年11月1日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
「加藤合同国際特許事務所~知財とびうめ便り~」 Vol.57
発信日:2017年11月 1日 発信者:加藤合同国際特許事務所
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◇ 目 次 ◇
1.弁理士コラム
◆リスクマネジメント
2.知財ニュース
◆正露丸のラッパのメロディー、やっと商標登録
3.連載 知財講座
◆第57回:特許「特許発明の技術的範囲の認定」
4.事務所からのお知らせ
◆平成29年度実務者向け知的財産権制度説明会開催
5.所員ほのぼの日記
◆我が家のペット「茶トラの猫」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
1. 弁 理 士 コ ラ ム
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆リスクマネジメント
今からちょうど1年前の2016年11月8日、博多駅前で道路陥没事故が発生しました。
陥没の大きさは約30メートル四方、深さは約15メートル。
徐々に道路が崩れて電柱が落ちるシーンや、コンビニの目の前が断崖絶壁になっている状況や、その後の迅速な復旧作業が全国ニュースで何度も報道されました。覚えてらっしゃる方も多いと思います。
実はこの陥没場所は、弊所が入居しているビルから約20メートルのところでした。ガス漏れの報告もあったため、弊所入居ビルを含めた周辺のビル内への立入が禁止され、早く来ていた所員は退去させられるという状況でした。
このため、事務所に入って業務をすることが一切できませんでした。
机の上に置いてるあの資料を見たい、気になるとしても叶わないのです。
いつ日常に戻れるのか、今後さらに穴が広がり、ビルが崩壊してしまうのではないか、事務所はどうなってしまうのかと、とても不安に感じました。
幸いにして、陥没の進行は止まり、弊所入居ビルへの立入禁止は1日で解除されました。
無事に事務所に戻って椅子に座ったとき、いつものとおりに働ける場所があるという幸せを実感したものです。
常に期限数日前の処理を心掛けていましたので、当日提出期限の案件は無く、実質的な被害はありませんでした。
(事故後、多数のお客様や海外代理人から心配のお声を頂きました。この場をお借りして再びお礼申し上げます。)
弊所は日頃からリスクマネジメントを強く意識しており、事務所が火事になった場合でもデータが生き残るような対策をしておりました。
しかし実際に事故が生じてみると、弊所の弱点がいくつか明らかになりました。
実地訓練を経験したようなもので、貴重な教訓を得られ、その後の対策を講じられました。
リスクマネジメントは、「まさか」のあり得ないことが起こることを想定することです。特に特許事務所の場合は、まずもって取り返しの付かなくなる期限徒過のミスが絶対に生じないような強固な体制作りが大事です。
弊所では二重、三重のチェック体制を実行しており、期限管理には厳しいと自負をしておりますが、大丈夫だと油断したときが危険です。
安全性への追求には終わりはないので、日々、改善をしていきたいと存じます。
弁理士 南瀬 透
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
2. 知 財 ニ ュ ー ス
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆正露丸のラッパのメロディー、やっと商標登録
大幸薬品(株)の正露丸のCMで流れるラッパのメロディーが9月末、商標登録されました。歌詞のない「音だけ」の商標登録として国内で初めて認められました。
大幸薬品は、2015年4月に音が新しい商標登録として対象になってすぐに出願しましたが、認められるのに約2年半かかり、商標の審査としては、異例なほど時間がかかる結果となりました。
時間がかかった要因について、純粋に音だけのものは、「音だけでブランドが思い浮かぶほど浸透ししているかの証明が求められ、その証明に時間がかかった」と大幸薬品は述べています。
なお、他に「音」の商標登録として、伊藤園の「おーい、お茶」、大正薬品(リポビタンD)の「ファイト、イッパーツ」、ファミリーマートの「あなたとコンビニファミリーマート」、スジャータの「スジャータ、スジャータ」等、皆さまがCM等でよく耳にする多くの「音」が、登録になっています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
3. 連 載 知 財 講 座
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆第57回:特許「特許発明の技術的範囲の認定」
・「特許権者は、業として特許発明の実施をする権利を専有する。(特許法第68条)」
・「特許発明の技術的範囲は願書に添付した特許請求の範囲の記載に基づいて定めなければならない。(特許法第70条第1項)」
特許権を侵害するかどうかの判断は、特許発明の技術的範囲の属非から判断されます。これに関する特に重要な特許法の規定が、前述の条項等です。特許発明の技術的範囲のすべての構成要件を充足するとき、被疑侵害品等はその特許発明の技術的範囲に属します(オール・エレメント・ルール)。
一方、いずれか1つでも充足しなければ特許発明の技術的範囲に属さず、間接侵害や均等の解釈が必要になります。
因みに、米国出願等の英語の手続き書類で特許請求の範囲に相当するものは「claim」です。日本語でクレームというと苦情のことのように思われますが、claimの直訳は、「要求する・請求する・主張する」等です。これから、日本でも特許実務者はよく、特許請求の範囲のことを指して「クレーム」と呼びます。
この特許発明の技術的範囲はどのように解釈(クレーム解釈)されるかというと、特許請求の範囲の記載に基づいて、まずはその用語の普通の意味で認定されます。
さらに、特許法に「前項の場合においては、願書に添付した明細書の記載及び図面を考慮して、特許請求の範囲に記載された用語の意義を解釈するものとする。(第70条第2項)」の規定もあり、明細書等を考慮してその意義が解釈される場合があります。
例えば、同じ言葉でも、人や業種、分野等によって広狭やズレがある言葉などは、いずれの意味で用いている表現か明細書に記載しておくことも検討したほうがよいです。さらには、特許発明が解決する技術的課題と、発明が奏すべき程度の作用効果も考慮して特許発明の技術的範囲は検討されます。
これらは一般論にすることが難しく、個別の具体的な事例を見たほうが参考になる点も多いです。
発明の権利範囲に重要な特許発明の技術的範囲を定めるために特許請求の範囲は重要ですが、従来技術と区別するために具体的にするとその範囲は明確なものの権利範囲が限定されてしまう恐れがあります。
一方で、広い権利範囲を求めて抽象化しすぎると外延が不明確になってしまい審査段階で記載要件の不備が指摘されたり権利範囲が狭いほうで解釈されるおそれもあります。
例えば、特許請求の範囲を「AとBとを結合する手段を設けた」とし、結合手段を広い権利範囲になるように具体的に示さず機能的、抽象的な表現で記載し、明細書の発明の詳細な説明の実施形態で結合手段は、「緩みが生じない特殊なボルト」のみしか開示していなかったとします。
この結合手段としては、開示された以外の様々な手段(例えば、接着材による結合、熱溶着、圧着等)を挙げることができるかもしれませんが、結合手段の権利範囲をそこまで拡大することは、出願人が発明した範囲を超えた権利を与える結果になりかねません。
よって、出願人が具体的に開示した「緩みが生じない特殊なボルト」とそれに類似する範囲に限定して技術的範囲を認定すべきであるとされる場合があります。
以上のように、特許発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の記載に基づいて認定されますが、特許請求の範囲に記載されている用語が機能的、抽象的な表現で記載されている場合等には、用語の意義は、明細書の記載及び図面を考慮して解釈されます。
従いまして、明細書を作成する段階において、特許請求の範囲を十分にサポートするように、特許発明の実施形態をいろいろ考えて、具体的に綿密に記載することで、それらの実施形態は権利範囲であると主張しやすいものとすることも重要です。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
4. 事 務 所 か ら の お 知 ら せ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆平成29年度実務者向け知的財産権制度説明会開催
特許庁は、知的財産権の業務に携わっている実務者の方を対象に、制度の円滑な運用を図るため、実務上必要な知識の習得を目的とした実務者向け説明会を全国の主要都市で開催します。
本説明会では特許・意匠・商標の審査基準やその運用、審判制度の運用等について、特許庁職員が解説します。参加の場合は、事前申込が必要で、参加は無料です。
九州での開催日は、次の通りです。
福岡市:11/10,1/29,1/30
鹿児島市:11/10,12/19
(熊本市:終了)
詳細は、下記のURLをご覧ください。
[URL]https://www.jit2017.go.jp/area.html
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
5. 所 員 ほ の ぼ の 日 記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆我が家のペット「茶トラの猫」
我が家のペット「茶トラの猫」、現在11歳のお話です。
もともとは、以前住んでいたマンションの駐車場に放置されていた子猫で、マンションの皆さんに可愛がられていました。
その子猫を我が家で飼うことになったのは、マンションの駐車場の天井に吹き付けられているアスベストの撤去工事中のことでした。台風が近づいている中、アスベスト飛散防止のためにセットされたブルーシートの上で、呑気にお昼寝をしている姿を見て、憐れになり、家で飼うことにしました。
我が家に招き入れた子猫を動物病院で診てもらったところ、ダニ・ウイルス感染も無く健康な5ヶ月位のオス猫であるということが分かりましたので、「トラ」と名付けました。
駐車場に居た頃は皆さんに可愛がられる社交的な性格だったのですが、家の中だけで生活するうちに、いつの間にか人見知りの性格になり、訪問者の押すチャイムの音がするだけで、素早く部屋の隅に隠れてしまう怖がり屋さんになってしまいました。マンションの一階に住んでいましたので、殆ど室内飼いの状態であり、外との接触は、たまに庭に出て塀の上から通りを眺める程度でした。
ところが、ある年の6月の朝、トラが塀の上から居なくなりました。家族全員で近所を探しましたが見つかりません。その日から朝夕探しても見つかりませんでした。動物保護センターへの問い合わせもしてみましたが、見つかりませんでした。
成す術もなく迎えた、失踪から5日目の土曜日の朝、息子が駐車場で微かに「ニャー」という声を聞いたので、駐車中の車の一台一台に呼びかけながら耳を澄ませていたところ、「ニャー」という声がする車を見つけました。
その車をよく調べてみると、トラがエンジンルームの隙間に入り込んで、脱出できなくなっていたのでした。何とか助け出せないものかと努力はしたのですが、トラは身動きが取れず、どうしようもありません。
そこで、車の所有者の了承を得て、JAFの担当者に来て頂き、車のパネルなどを取り外して無事に救出して頂きました。その車は毎日の通勤に使用し、高速道路も通行したとのことでした。JAFの担当者は、猫がエンジンルームに閉じ込められているとの連絡を受けたとき、機械に巻き込まれ大怪我をした悲惨な姿を想像したそうです。
体重5キロ程の比較的大きなトラが、狭いエンジンルームの隙間に入り込んで、身動き不能となっていたのに、怪我も無く無事に帰ってくれて、家族全員ホッとしました。救出後のトラはグッタリしていましたが、自力で水を飲みましたので、その日はそのままにして、そっと休ませました。
しかし、翌日になっても元気が出ませんでしたので、休日診察可能な動物病院を探して連れて行ったところ、先生から「なんで昨日連れてこなかったのですか!熱中症になっていますよ!」とお叱りを受け、即入院となりました。
入院後、2~3日すると先生から連絡があり「トラの熱中症は軽症ですが、脳に腫瘍が有るかもしれない。MRI検査が出来る病院を紹介しますが、如何ですか」とのこと。「宜しくお願いします」と即答しました。
紹介された病院にて全身麻酔でのMRI検査を受けた結果、幸いにも脳に異常なし。虫歯を一本抜いて頂くだけで完了しました。家族全員、安堵しました。
トラは去勢手術を受けているので、その影響で尿路結石になりやすい体質となり、現在は動物病院で購入する専用キャットフードを食する毎日です。
本体価格0円なのに結構経費が掛かっていますが、可愛い我が家の一員です。
同居している妹分のパグ犬(「モコ」といいます)と喧嘩をすることも無く、穏やかに毎日を過ごしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
★ 編集・発行:加藤合同国際特許事務所 -メルマガ事務局-
福岡市博多区博多駅前3丁目25番21号 博多駅前ビジネスセンター411号
URL:http://www.kato-pat.jp/
TEL:092-413-5378 E-mail:mail@kato-pat.jp
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
「加藤合同国際特許事務所~知財とびうめ便り~」 Vol.57
発信日:2017年11月 1日 発信者:加藤合同国際特許事務所
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◇ 目 次 ◇
1.弁理士コラム
◆リスクマネジメント
2.知財ニュース
◆正露丸のラッパのメロディー、やっと商標登録
3.連載 知財講座
◆第57回:特許「特許発明の技術的範囲の認定」
4.事務所からのお知らせ
◆平成29年度実務者向け知的財産権制度説明会開催
5.所員ほのぼの日記
◆我が家のペット「茶トラの猫」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
1. 弁 理 士 コ ラ ム
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆リスクマネジメント
今からちょうど1年前の2016年11月8日、博多駅前で道路陥没事故が発生しました。
陥没の大きさは約30メートル四方、深さは約15メートル。
徐々に道路が崩れて電柱が落ちるシーンや、コンビニの目の前が断崖絶壁になっている状況や、その後の迅速な復旧作業が全国ニュースで何度も報道されました。覚えてらっしゃる方も多いと思います。
実はこの陥没場所は、弊所が入居しているビルから約20メートルのところでした。ガス漏れの報告もあったため、弊所入居ビルを含めた周辺のビル内への立入が禁止され、早く来ていた所員は退去させられるという状況でした。
このため、事務所に入って業務をすることが一切できませんでした。
机の上に置いてるあの資料を見たい、気になるとしても叶わないのです。
いつ日常に戻れるのか、今後さらに穴が広がり、ビルが崩壊してしまうのではないか、事務所はどうなってしまうのかと、とても不安に感じました。
幸いにして、陥没の進行は止まり、弊所入居ビルへの立入禁止は1日で解除されました。
無事に事務所に戻って椅子に座ったとき、いつものとおりに働ける場所があるという幸せを実感したものです。
常に期限数日前の処理を心掛けていましたので、当日提出期限の案件は無く、実質的な被害はありませんでした。
(事故後、多数のお客様や海外代理人から心配のお声を頂きました。この場をお借りして再びお礼申し上げます。)
弊所は日頃からリスクマネジメントを強く意識しており、事務所が火事になった場合でもデータが生き残るような対策をしておりました。
しかし実際に事故が生じてみると、弊所の弱点がいくつか明らかになりました。
実地訓練を経験したようなもので、貴重な教訓を得られ、その後の対策を講じられました。
リスクマネジメントは、「まさか」のあり得ないことが起こることを想定することです。特に特許事務所の場合は、まずもって取り返しの付かなくなる期限徒過のミスが絶対に生じないような強固な体制作りが大事です。
弊所では二重、三重のチェック体制を実行しており、期限管理には厳しいと自負をしておりますが、大丈夫だと油断したときが危険です。
安全性への追求には終わりはないので、日々、改善をしていきたいと存じます。
弁理士 南瀬 透
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
2. 知 財 ニ ュ ー ス
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆正露丸のラッパのメロディー、やっと商標登録
大幸薬品(株)の正露丸のCMで流れるラッパのメロディーが9月末、商標登録されました。歌詞のない「音だけ」の商標登録として国内で初めて認められました。
大幸薬品は、2015年4月に音が新しい商標登録として対象になってすぐに出願しましたが、認められるのに約2年半かかり、商標の審査としては、異例なほど時間がかかる結果となりました。
時間がかかった要因について、純粋に音だけのものは、「音だけでブランドが思い浮かぶほど浸透ししているかの証明が求められ、その証明に時間がかかった」と大幸薬品は述べています。
なお、他に「音」の商標登録として、伊藤園の「おーい、お茶」、大正薬品(リポビタンD)の「ファイト、イッパーツ」、ファミリーマートの「あなたとコンビニファミリーマート」、スジャータの「スジャータ、スジャータ」等、皆さまがCM等でよく耳にする多くの「音」が、登録になっています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
3. 連 載 知 財 講 座
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆第57回:特許「特許発明の技術的範囲の認定」
・「特許権者は、業として特許発明の実施をする権利を専有する。(特許法第68条)」
・「特許発明の技術的範囲は願書に添付した特許請求の範囲の記載に基づいて定めなければならない。(特許法第70条第1項)」
特許権を侵害するかどうかの判断は、特許発明の技術的範囲の属非から判断されます。これに関する特に重要な特許法の規定が、前述の条項等です。特許発明の技術的範囲のすべての構成要件を充足するとき、被疑侵害品等はその特許発明の技術的範囲に属します(オール・エレメント・ルール)。
一方、いずれか1つでも充足しなければ特許発明の技術的範囲に属さず、間接侵害や均等の解釈が必要になります。
因みに、米国出願等の英語の手続き書類で特許請求の範囲に相当するものは「claim」です。日本語でクレームというと苦情のことのように思われますが、claimの直訳は、「要求する・請求する・主張する」等です。これから、日本でも特許実務者はよく、特許請求の範囲のことを指して「クレーム」と呼びます。
この特許発明の技術的範囲はどのように解釈(クレーム解釈)されるかというと、特許請求の範囲の記載に基づいて、まずはその用語の普通の意味で認定されます。
さらに、特許法に「前項の場合においては、願書に添付した明細書の記載及び図面を考慮して、特許請求の範囲に記載された用語の意義を解釈するものとする。(第70条第2項)」の規定もあり、明細書等を考慮してその意義が解釈される場合があります。
例えば、同じ言葉でも、人や業種、分野等によって広狭やズレがある言葉などは、いずれの意味で用いている表現か明細書に記載しておくことも検討したほうがよいです。さらには、特許発明が解決する技術的課題と、発明が奏すべき程度の作用効果も考慮して特許発明の技術的範囲は検討されます。
これらは一般論にすることが難しく、個別の具体的な事例を見たほうが参考になる点も多いです。
発明の権利範囲に重要な特許発明の技術的範囲を定めるために特許請求の範囲は重要ですが、従来技術と区別するために具体的にするとその範囲は明確なものの権利範囲が限定されてしまう恐れがあります。
一方で、広い権利範囲を求めて抽象化しすぎると外延が不明確になってしまい審査段階で記載要件の不備が指摘されたり権利範囲が狭いほうで解釈されるおそれもあります。
例えば、特許請求の範囲を「AとBとを結合する手段を設けた」とし、結合手段を広い権利範囲になるように具体的に示さず機能的、抽象的な表現で記載し、明細書の発明の詳細な説明の実施形態で結合手段は、「緩みが生じない特殊なボルト」のみしか開示していなかったとします。
この結合手段としては、開示された以外の様々な手段(例えば、接着材による結合、熱溶着、圧着等)を挙げることができるかもしれませんが、結合手段の権利範囲をそこまで拡大することは、出願人が発明した範囲を超えた権利を与える結果になりかねません。
よって、出願人が具体的に開示した「緩みが生じない特殊なボルト」とそれに類似する範囲に限定して技術的範囲を認定すべきであるとされる場合があります。
以上のように、特許発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の記載に基づいて認定されますが、特許請求の範囲に記載されている用語が機能的、抽象的な表現で記載されている場合等には、用語の意義は、明細書の記載及び図面を考慮して解釈されます。
従いまして、明細書を作成する段階において、特許請求の範囲を十分にサポートするように、特許発明の実施形態をいろいろ考えて、具体的に綿密に記載することで、それらの実施形態は権利範囲であると主張しやすいものとすることも重要です。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
4. 事 務 所 か ら の お 知 ら せ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆平成29年度実務者向け知的財産権制度説明会開催
特許庁は、知的財産権の業務に携わっている実務者の方を対象に、制度の円滑な運用を図るため、実務上必要な知識の習得を目的とした実務者向け説明会を全国の主要都市で開催します。
本説明会では特許・意匠・商標の審査基準やその運用、審判制度の運用等について、特許庁職員が解説します。参加の場合は、事前申込が必要で、参加は無料です。
九州での開催日は、次の通りです。
福岡市:11/10,1/29,1/30
鹿児島市:11/10,12/19
(熊本市:終了)
詳細は、下記のURLをご覧ください。
[URL]https://www.jit2017.go.jp/area.html
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
5. 所 員 ほ の ぼ の 日 記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆我が家のペット「茶トラの猫」
我が家のペット「茶トラの猫」、現在11歳のお話です。
もともとは、以前住んでいたマンションの駐車場に放置されていた子猫で、マンションの皆さんに可愛がられていました。
その子猫を我が家で飼うことになったのは、マンションの駐車場の天井に吹き付けられているアスベストの撤去工事中のことでした。台風が近づいている中、アスベスト飛散防止のためにセットされたブルーシートの上で、呑気にお昼寝をしている姿を見て、憐れになり、家で飼うことにしました。
我が家に招き入れた子猫を動物病院で診てもらったところ、ダニ・ウイルス感染も無く健康な5ヶ月位のオス猫であるということが分かりましたので、「トラ」と名付けました。
駐車場に居た頃は皆さんに可愛がられる社交的な性格だったのですが、家の中だけで生活するうちに、いつの間にか人見知りの性格になり、訪問者の押すチャイムの音がするだけで、素早く部屋の隅に隠れてしまう怖がり屋さんになってしまいました。マンションの一階に住んでいましたので、殆ど室内飼いの状態であり、外との接触は、たまに庭に出て塀の上から通りを眺める程度でした。
ところが、ある年の6月の朝、トラが塀の上から居なくなりました。家族全員で近所を探しましたが見つかりません。その日から朝夕探しても見つかりませんでした。動物保護センターへの問い合わせもしてみましたが、見つかりませんでした。
成す術もなく迎えた、失踪から5日目の土曜日の朝、息子が駐車場で微かに「ニャー」という声を聞いたので、駐車中の車の一台一台に呼びかけながら耳を澄ませていたところ、「ニャー」という声がする車を見つけました。
その車をよく調べてみると、トラがエンジンルームの隙間に入り込んで、脱出できなくなっていたのでした。何とか助け出せないものかと努力はしたのですが、トラは身動きが取れず、どうしようもありません。
そこで、車の所有者の了承を得て、JAFの担当者に来て頂き、車のパネルなどを取り外して無事に救出して頂きました。その車は毎日の通勤に使用し、高速道路も通行したとのことでした。JAFの担当者は、猫がエンジンルームに閉じ込められているとの連絡を受けたとき、機械に巻き込まれ大怪我をした悲惨な姿を想像したそうです。
体重5キロ程の比較的大きなトラが、狭いエンジンルームの隙間に入り込んで、身動き不能となっていたのに、怪我も無く無事に帰ってくれて、家族全員ホッとしました。救出後のトラはグッタリしていましたが、自力で水を飲みましたので、その日はそのままにして、そっと休ませました。
しかし、翌日になっても元気が出ませんでしたので、休日診察可能な動物病院を探して連れて行ったところ、先生から「なんで昨日連れてこなかったのですか!熱中症になっていますよ!」とお叱りを受け、即入院となりました。
入院後、2~3日すると先生から連絡があり「トラの熱中症は軽症ですが、脳に腫瘍が有るかもしれない。MRI検査が出来る病院を紹介しますが、如何ですか」とのこと。「宜しくお願いします」と即答しました。
紹介された病院にて全身麻酔でのMRI検査を受けた結果、幸いにも脳に異常なし。虫歯を一本抜いて頂くだけで完了しました。家族全員、安堵しました。
トラは去勢手術を受けているので、その影響で尿路結石になりやすい体質となり、現在は動物病院で購入する専用キャットフードを食する毎日です。
本体価格0円なのに結構経費が掛かっていますが、可愛い我が家の一員です。
同居している妹分のパグ犬(「モコ」といいます)と喧嘩をすることも無く、穏やかに毎日を過ごしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
★ 編集・発行:加藤合同国際特許事務所 -メルマガ事務局-
福岡市博多区博多駅前3丁目25番21号 博多駅前ビジネスセンター411号
URL:http://www.kato-pat.jp/
TEL:092-413-5378 E-mail:mail@kato-pat.jp
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
「日本生涯現役推進協議会」 会報 165
2017年10月31日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
******************************************************************
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
ヘ ッ ド ラ イ ン ニ ュ ー ス
事務局報告 第165 号 2017年 10月31日発行
******************************************************************
◎ 2 0 1 7 / 1 0 / 1 ~ 2 0 1 7 / 1 0 / 3 1 の当Blog「掲載テーマ一覧表」
日 付 タイトル
2017年10月31日 「日本生涯現役推進協議会」 会報 165
2017年10月30日 NPOライフ・ベンチャー・クラブ会報145
2017年10月29日 若者の希望を摘み取ってはいけない③
2017年10月28日 若者の希望を摘み取ってはいけない②
2017年10月27日 読売OnLine:高齢社会大綱/年金受給
2017年10月26日 若者の希望を摘み取ってはいけない①
2017年10月25日 エコプロ2017/環境・エネルギー未来展
2017年10月24日 障害者・健常者の境目:無くす意識は?
2017年10月23日 遠藤会員がニュースレターで当会紹介
2017年10月22日 10/28開催『第7回 生涯現役Ⓡサミット』
2017年10月21日 歌手 川中美幸:「母の歳迄生涯現役を!」
2017年10月20日 世界人口白書2017:格差拡大分断世界
2017年10月19日 高齢化企業の未来:激増の50代以上2
2017年10月18日 高齢化企業の未来:激増の50代以上1
2017年10月17日 事業承継対策の勉強会:久留米で開催
2017年10月16日 25日理事会兼実行委/第382回塾案内
2017年10月15日 日経:人生100年時代マネーとキャリア
2017年10月14日 タウンニュース港南区・栄区版:田邊氏
2017年10月13日 福島民報:県文化功労章/折笠・望木氏
2017年10月12日 セルフ・キャリアドックガイダンスセミナー
2017年10月11日 シニア向け生涯現役応援セミナー開催
2017年10月10日 AERA:亀倉雄策のデザイン力/人間力
2017年10月 9日 樹木希林、山崎努との「まさか」初共演
2017年10月 8日 生涯現役促進地域連携事業の実態②
2017年10月 7日 生涯現役促進地域連携事業の実態①
2017年10月 6日 たけし生涯現役:出るなって言われる迄
2017年10月 5日 加藤特許「~知財とびうめ便り~」号外
2017年10月 4日 Alterna:ミレニアル世代を動かす6法則
2017年10月 3日 琉球新報:南風チームを変えた3選手
2017年10月 2日 ITpro ACTIVE:いる資格いらない資格
2017年10月 1日 「国策会社」東芝:日本を映す統治不全 以 上
------------------------------------------------------------------------------------------------
◎ 松浦 利幸(フジサンケイ ビジネスアイOB)様ブログご案内
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
代表 東瀧 邦次様 理事 新川 政信様
先日の「第7回生涯現役サミット」では、どうもありがとうございました。非常に良い内容でしたので、早速、下記ブログに書かせていただきました。
ご一読、ご批判、賜りますとともに関係者の皆様にお知らせして下されば幸いです。
(細かいことですが、スケジュールの資料に載っていた厚生労働省の検討会の名称が一部、違っているようでしたので、確認して正式名称で書いています)
では、取り急ぎ、用件のみで失礼いたします。
今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。
松浦 利幸(フジサンケイ ビジネスアイOB)
ブログ「ベンチャー温故知新」 URL: http://tm-vb-news.at.webry.info/
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
******************************************************************
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
ヘ ッ ド ラ イ ン ニ ュ ー ス
事務局報告 第165 号 2017年 10月31日発行
******************************************************************
◎ 2 0 1 7 / 1 0 / 1 ~ 2 0 1 7 / 1 0 / 3 1 の当Blog「掲載テーマ一覧表」
日 付 タイトル
2017年10月31日 「日本生涯現役推進協議会」 会報 165
2017年10月30日 NPOライフ・ベンチャー・クラブ会報145
2017年10月29日 若者の希望を摘み取ってはいけない③
2017年10月28日 若者の希望を摘み取ってはいけない②
2017年10月27日 読売OnLine:高齢社会大綱/年金受給
2017年10月26日 若者の希望を摘み取ってはいけない①
2017年10月25日 エコプロ2017/環境・エネルギー未来展
2017年10月24日 障害者・健常者の境目:無くす意識は?
2017年10月23日 遠藤会員がニュースレターで当会紹介
2017年10月22日 10/28開催『第7回 生涯現役Ⓡサミット』
2017年10月21日 歌手 川中美幸:「母の歳迄生涯現役を!」
2017年10月20日 世界人口白書2017:格差拡大分断世界
2017年10月19日 高齢化企業の未来:激増の50代以上2
2017年10月18日 高齢化企業の未来:激増の50代以上1
2017年10月17日 事業承継対策の勉強会:久留米で開催
2017年10月16日 25日理事会兼実行委/第382回塾案内
2017年10月15日 日経:人生100年時代マネーとキャリア
2017年10月14日 タウンニュース港南区・栄区版:田邊氏
2017年10月13日 福島民報:県文化功労章/折笠・望木氏
2017年10月12日 セルフ・キャリアドックガイダンスセミナー
2017年10月11日 シニア向け生涯現役応援セミナー開催
2017年10月10日 AERA:亀倉雄策のデザイン力/人間力
2017年10月 9日 樹木希林、山崎努との「まさか」初共演
2017年10月 8日 生涯現役促進地域連携事業の実態②
2017年10月 7日 生涯現役促進地域連携事業の実態①
2017年10月 6日 たけし生涯現役:出るなって言われる迄
2017年10月 5日 加藤特許「~知財とびうめ便り~」号外
2017年10月 4日 Alterna:ミレニアル世代を動かす6法則
2017年10月 3日 琉球新報:南風チームを変えた3選手
2017年10月 2日 ITpro ACTIVE:いる資格いらない資格
2017年10月 1日 「国策会社」東芝:日本を映す統治不全 以 上
------------------------------------------------------------------------------------------------
◎ 松浦 利幸(フジサンケイ ビジネスアイOB)様ブログご案内
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
代表 東瀧 邦次様 理事 新川 政信様
先日の「第7回生涯現役サミット」では、どうもありがとうございました。非常に良い内容でしたので、早速、下記ブログに書かせていただきました。
ご一読、ご批判、賜りますとともに関係者の皆様にお知らせして下されば幸いです。
(細かいことですが、スケジュールの資料に載っていた厚生労働省の検討会の名称が一部、違っているようでしたので、確認して正式名称で書いています)
では、取り急ぎ、用件のみで失礼いたします。
今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。
松浦 利幸(フジサンケイ ビジネスアイOB)
ブログ「ベンチャー温故知新」 URL: http://tm-vb-news.at.webry.info/
NPOライフ・ベンチャー・クラブ会報145
2017年10月30日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
*******************************************************************
N P O 法 人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
ホ ッ ト ラ イ ン ニ ュ ー ス
事 務 局 報 告 第 145 号 2017年 10月30日 発行
*******************************************************************
◎ 10月25日(水)生涯現役サミット実行委員会・合同理事会 報告
日 時:2 0 1 7 年 1 0 月 2 5 日(水) 1 5 時 0 0 分 ~ 1 7 時 0 0 分
場 所:ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー 事 務 所
参加者:東瀧代表、新川、石橋、持田、高橋、水上(記録)、増田、糟谷、若林、
中村、八久保、向井、立花、田井(14名、敬称略、順不同)/
オブザーバー参加:大浜拓也、玉木康平(2名、敬称略、順不同)
内 容:
1. 報 告 事 項
10月8日石橋生涯現役協理事ご母堂ご逝去を悼み参加者全員1分間黙祷。
2. 協 議 事 項
(1) 『⑦生涯現役サミット』参加者申込状況と当日運営スケジュール確認
(新川実行委員長:進行)
1)25日現在申込状況につき、増田事務局長から参加状況説明。今回は人材ビジネス各社経営者やその社員から、参加者が多数期待されており、総勢30名超参加見込み予定で、基調講演の原野 哲也講師からも10名程度参加者が期待され、地域活性化人材ビジネス事業モデルが異色。自分に直接関係ないと思う人でも、シニア層はじめ各世代に有益な『生涯現役110番』情報ビジネス事例が豊富で、人材ビジネス業界関係者に限らない、貴重な情報交流サミットである。
2)サミットスケジュールとして、当日設営担当者の集合時間は12時30分、集合場所は「東京しごとセンター」会場正面一階ロビー。各員役割担当表によるスケジュール内容を確認後、13時00分から13時30分まで受付・会場等各業務を遂行。
(2) 次回11月22日(水)第383回生涯現役シリーズ塾の担当役割り
石橋正利講師&高橋育郎講師両名が各30分スピーチ後に、参加者全員から50分の質疑応答・提言予定。
(3) 12月13日(水)開催第384回生涯現役塾と望年会スケジュール
15:00~15:45 会場:八重洲口会館/江島 優氏の話題提供
15:50~16:50 会場同上:参加者全員が各自2017年活動寸評と2018年への
抱負を自由に各3分スピーチしていただく
17:30~19:00 会場:八重洲口庄屋での望年会
参加者全員から前記3分スピーチで話し足らなかったことを
含め、各自の本年度特記事項や次年度抱負、または得意の
隠し芸など、ご遠慮なくご披露大歓迎。
(4) 日本生涯現役推進協議会のHPのリニューアルを計画
スモールクリエイター:大浜拓也氏(元会員)が、リニューアル検討の上、
次回理事会提案予定。 以上各協議事項 承認
---------------------------------------------------------------------------------------------
◎ 10/28開催『第7回生涯現役サミット』実施ご尽力・盛会への深謝
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
新川実行委員長、増田事務局長、持田副委員長、中村副委員長、ご協力皆様
いつも『生涯現役社会創り』プラットフォーム化推進への旗振り役感謝します。
特に28日開催の『第7回生涯現役サミット』には、格別のご尽力をいただき
お陰様でこれまで準備の具体的盛会内容で盛上がり、厚く御礼申し上げます。
人財ビジネス業界で先端を切る社会貢献事業の実例を日本生涯現役推進協議会・
㈱かい援隊本部・人材ビジネスマーケティングLLC合同会社ほか会員皆様方
のご尽力で、これから愈々本格的なプラットフォーム全国展開活動が、加速化
されることは、原野講師も期待される民官連帯成果のモデルを日本だけでなく、
高齢社会化追随の世界各国に私たちの長年の基礎作りが活きると確信します。
どうか小さな地球内での醜い争いが、いつかは必ずその先に見える世界平和に
帰着するという下條最高顧問の予言になるよう、まず目前の生涯現役人財事業
を私たち仲間一人残らず共感・協働賜り、ネット展開活動に励みたいものです。
次回、4月21日予定『第8回生涯現役サミット』には、いまだ小粒でも世界
の政治・経済・社会全ての天意として日本発信の原動力として志したいのです。
今年は殊に天候異変が多く、今回参加できなかった方々もご自愛くださって、
いまからご一緒にご参加くださる仲間創りを拡げ、次回宜しくお願いします。
過日の多大なお働き深謝の御礼かたがた、皆様方のご健勝をお祈り致します。
**************************************************************
『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への 意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
---------------------------------------------------------------------------------------------
2017年春期&秋期開催実施/2018年春期:開催予定(各土曜13:30~ )
⑥Summit 4/15(済) ⑦Summit 10/28(済) ⑧Summit 4/21
---------------------------------------------------------------------------------------------
2017/11/22 (理事会15:00 & 第383回生涯現役塾17:30) ~ 2018/4/25
11/22 12/13 1/24 2/28 3/28 4/25
**************************************************************
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/sgsk.net/
Facebook2:https://www.facebook.com/yaesu3min
********************************************************
-----Original Message-----
From: ㍿かい援隊本部 新川政信 [mailto:niikawa@kaientai-h.co.jp]
Sent: Saturday, October 28, 2017 8:59 PM
Subject: 御礼
各位
いつも社会の為に有難う御座います。
お陰様で本日は実参加91人の大盛況の中皆様喜んでお帰りになられたようで誠にご同慶の至りまた有難う御座いました。また持ち場持ち場で大変お疲れ様でした。
二次会も大盛況で重ねて御礼申し上げます。
さらに生涯現役110番支部に 大いに興味をもたれ、改めて詳しい説明を聞きたいとアンケートに書かれました人材ビジネス会社が新たに3社と支部拡大にも具体的な成果に結びつく有難い反響まで頂きました。
これひとえに皆様方のご協力の賜物と心より感謝申し上げます。
誠に有難う御座いました。取り急ぎ。
実行委員 新川政信
持田昇一
中村雅弘
事務局長 増田龍一
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
*******************************************************************
N P O 法 人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
ホ ッ ト ラ イ ン ニ ュ ー ス
事 務 局 報 告 第 145 号 2017年 10月30日 発行
*******************************************************************
◎ 10月25日(水)生涯現役サミット実行委員会・合同理事会 報告
日 時:2 0 1 7 年 1 0 月 2 5 日(水) 1 5 時 0 0 分 ~ 1 7 時 0 0 分
場 所:ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー 事 務 所
参加者:東瀧代表、新川、石橋、持田、高橋、水上(記録)、増田、糟谷、若林、
中村、八久保、向井、立花、田井(14名、敬称略、順不同)/
オブザーバー参加:大浜拓也、玉木康平(2名、敬称略、順不同)
内 容:
1. 報 告 事 項
10月8日石橋生涯現役協理事ご母堂ご逝去を悼み参加者全員1分間黙祷。
2. 協 議 事 項
(1) 『⑦生涯現役サミット』参加者申込状況と当日運営スケジュール確認
(新川実行委員長:進行)
1)25日現在申込状況につき、増田事務局長から参加状況説明。今回は人材ビジネス各社経営者やその社員から、参加者が多数期待されており、総勢30名超参加見込み予定で、基調講演の原野 哲也講師からも10名程度参加者が期待され、地域活性化人材ビジネス事業モデルが異色。自分に直接関係ないと思う人でも、シニア層はじめ各世代に有益な『生涯現役110番』情報ビジネス事例が豊富で、人材ビジネス業界関係者に限らない、貴重な情報交流サミットである。
2)サミットスケジュールとして、当日設営担当者の集合時間は12時30分、集合場所は「東京しごとセンター」会場正面一階ロビー。各員役割担当表によるスケジュール内容を確認後、13時00分から13時30分まで受付・会場等各業務を遂行。
(2) 次回11月22日(水)第383回生涯現役シリーズ塾の担当役割り
石橋正利講師&高橋育郎講師両名が各30分スピーチ後に、参加者全員から50分の質疑応答・提言予定。
(3) 12月13日(水)開催第384回生涯現役塾と望年会スケジュール
15:00~15:45 会場:八重洲口会館/江島 優氏の話題提供
15:50~16:50 会場同上:参加者全員が各自2017年活動寸評と2018年への
抱負を自由に各3分スピーチしていただく
17:30~19:00 会場:八重洲口庄屋での望年会
参加者全員から前記3分スピーチで話し足らなかったことを
含め、各自の本年度特記事項や次年度抱負、または得意の
隠し芸など、ご遠慮なくご披露大歓迎。
(4) 日本生涯現役推進協議会のHPのリニューアルを計画
スモールクリエイター:大浜拓也氏(元会員)が、リニューアル検討の上、
次回理事会提案予定。 以上各協議事項 承認
---------------------------------------------------------------------------------------------
◎ 10/28開催『第7回生涯現役サミット』実施ご尽力・盛会への深謝
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
新川実行委員長、増田事務局長、持田副委員長、中村副委員長、ご協力皆様
いつも『生涯現役社会創り』プラットフォーム化推進への旗振り役感謝します。
特に28日開催の『第7回生涯現役サミット』には、格別のご尽力をいただき
お陰様でこれまで準備の具体的盛会内容で盛上がり、厚く御礼申し上げます。
人財ビジネス業界で先端を切る社会貢献事業の実例を日本生涯現役推進協議会・
㈱かい援隊本部・人材ビジネスマーケティングLLC合同会社ほか会員皆様方
のご尽力で、これから愈々本格的なプラットフォーム全国展開活動が、加速化
されることは、原野講師も期待される民官連帯成果のモデルを日本だけでなく、
高齢社会化追随の世界各国に私たちの長年の基礎作りが活きると確信します。
どうか小さな地球内での醜い争いが、いつかは必ずその先に見える世界平和に
帰着するという下條最高顧問の予言になるよう、まず目前の生涯現役人財事業
を私たち仲間一人残らず共感・協働賜り、ネット展開活動に励みたいものです。
次回、4月21日予定『第8回生涯現役サミット』には、いまだ小粒でも世界
の政治・経済・社会全ての天意として日本発信の原動力として志したいのです。
今年は殊に天候異変が多く、今回参加できなかった方々もご自愛くださって、
いまからご一緒にご参加くださる仲間創りを拡げ、次回宜しくお願いします。
過日の多大なお働き深謝の御礼かたがた、皆様方のご健勝をお祈り致します。
**************************************************************
『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への 意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
---------------------------------------------------------------------------------------------
2017年春期&秋期開催実施/2018年春期:開催予定(各土曜13:30~ )
⑥Summit 4/15(済) ⑦Summit 10/28(済) ⑧Summit 4/21
---------------------------------------------------------------------------------------------
2017/11/22 (理事会15:00 & 第383回生涯現役塾17:30) ~ 2018/4/25
11/22 12/13 1/24 2/28 3/28 4/25
**************************************************************
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/sgsk.net/
Facebook2:https://www.facebook.com/yaesu3min
********************************************************
-----Original Message-----
From: ㍿かい援隊本部 新川政信 [mailto:niikawa@kaientai-h.co.jp]
Sent: Saturday, October 28, 2017 8:59 PM
Subject: 御礼
各位
いつも社会の為に有難う御座います。
お陰様で本日は実参加91人の大盛況の中皆様喜んでお帰りになられたようで誠にご同慶の至りまた有難う御座いました。また持ち場持ち場で大変お疲れ様でした。
二次会も大盛況で重ねて御礼申し上げます。
さらに生涯現役110番支部に 大いに興味をもたれ、改めて詳しい説明を聞きたいとアンケートに書かれました人材ビジネス会社が新たに3社と支部拡大にも具体的な成果に結びつく有難い反響まで頂きました。
これひとえに皆様方のご協力の賜物と心より感謝申し上げます。
誠に有難う御座いました。取り急ぎ。
実行委員 新川政信
持田昇一
中村雅弘
事務局長 増田龍一
若者の希望を摘み取ってはいけない③
2017年10月29日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
どんづまりから見上げた空 ~ 我がITサバイバル年代
「私はコボラー」、 若 者 の 希 望 を 摘 み 取 っ て は い け な い ③
悲 惨 な 環 境 で も 生 き 残 ら ね ば な ら な い
ユーザー企業のシステム担当の場合、以下のような悲惨な環境の中でプロジェクトに臨まなくてはならないケースがある。これは最近数件、別のユーザー企業のシステム担当から相談を受けた際に感じたことの総括である。
オーナー(スポンサー)のシステムに対する本質的無理解。取りあえず、分かる人間をリーダーにしておけばなんとかなると思っている。オーナー(経営者)自身が、システムを戦略的な武器として活用することへの認識が甘く、その戦略的な武器を構築するために全社一丸となって同じ目的に向かわなければならないことを理解していない。
開発プロジェクトに対する現場の無理解。オーナーの態度があいまいなため、現場のシステム開発に対する態度は協力的ではなく、仕事の片手間にやればいいだろうといった雰囲気が蔓延している。
キーパーソンが選任されていない。片手間であるだけに現場のエースを担当者に任命せず、現場で暇そうな人をとりあえず担当にしておく。
ベンダーの担当者の場合でもあまり変わらない。以下のようなケースを見受けられる。
さほど技術に自信があるわけではないのだが、人手不足のためリーダーを担当せざるを得ない。
与えられるリソースは極端に少なく、ましてや自社のエースを投入することを許されない。にもかかわらず、責任ばかりが重い。稼働に対する責任をとらされそうなプレッシャーの中で、日々、仕事をしなければならない。
プロジェクトに対して上司は無理解で、保身に徹している。
技術に対して自信がないにもかかわらず、最新技術を習得したいと思っていても習得する機会を与えられない。
上記のような悲惨な状況に置かれようとも、システム担当になった(任命された)、もしくは開発プロジェクトのリーダーになった以上、結果を出さなくてはならない。つまり開発プロジェクトを「成功」に導かなくてはならない。この場合の「成功」とはプロジェクト終了時、自分が生き残り、かつ動くコンピュータを完成させることを指す。コスト・品質・納期を完璧に満たすという意味ではない(もちろんそのほうが良いのは言うまでもない)。
成 功 と 失 敗 の 分 か れ 目
派遣SE・プログラマから転身してしばらくすると、ユーザー企業のシステム担当者の立ち位置が分かってきた。
当たり前の話ではあるが、ユーザー企業のシステム担当は、業務のプロであるエンドユーザーおよびシステム投資の最終権限を持つオーナーの両方を満足させなくてはならない。エンドユーザーが納得し、オーナーに理解してもらうように努力すべきなのだ。それがシステム開発の成功と失敗の分かれ目である。
これは当たり前のことである。だが、多くのシステム開発プロジェクトでは、この当たり前のことをしっかりやっているかどうかで結果が決まってしまう。
そのためには、まずシステムに「何を期待しているか」「何をさせるか」を分析する段階で、お互いが理解できるように議論すべきである。理解に相違が生じるようではいけない。お互いが、分からないもの、分かりにくいものでは駄目だ。
システム屋にとって最高の表現であっても、オーナー、ユーザー、エンドユーザーにとって訳が分からなければ何の意味もない。システム屋は、こうしたことを忘れて突っ走ってしまうことがある。
相互理解を円滑に行うには、立場の異なる者同士がお互いに理解できる表現で、きちんとコミュニケーションをとることが重要だ。こうした境地にたどりつくまでに、私はコンピュータ業界の現場でたびたび痛い目に遭わなければならなかった。
今にして思えば、悲惨な現場で理不尽な扱いを受けていようとも、なんとかしてチャンスを得ようという意識がもう少しあれば、得るものがまるで違っていたかもしれない。
でもあらゆる過去の体験は生きている。昔、ピリオド一つのミスで業務を止めてしまった失敗もした。そんな失敗を通じて情報システムが業務に与える影響を身体にしみこませ、業務と情報システムの関係を体感できるようになっていった。
「 人 生 は デ ー ヤ モ ン ド 」
派遣SE・プログラマを経てユーザー企業のシステム担当として働きつつ、プライベートでも色んな人生の節目を経験した。結婚、子どもの誕生、両親の死、「物語」はあらゆる側面で進行していった。仕事面では、ITに関係のないショーのプロデューサーを経験した。これからも、私、そして私の回りで生きている人たちを巻き込んだ「物語」は続いていく。
「人生はデーヤモンド」というエッセイがある。一時期テレビに出演していた芸術家・篠原勝之氏のエッセイの題名である。
ふと今まで私が歩いてきた道のりを思い起こすとダイヤモンドのように高尚な言葉でなく、言葉はきれいでなくても純然たる輝きを持つ、まさに「デーヤモンド」のようなものだったな、と感傷的な思いを抱く。
本連載を読んでいただいた読者の方とも「出会う」ことができた。もっともっと「デーヤモンド」に磨きをかけて、皆さんとともに人生を歩んでいきたいと思う。
-------------------------------------------------------------------------------------
【赤 俊哉(せき としや)氏 プロフィール:1964年生まれ。ソフトハウスでプログラマー、SEとして従事した後、ユーザー企業の情報システム部門に転職。全社の業務改革、データ経営の推進、データモデリングとプロセスモデリングなどに従事し、エンドユーザーを経て、現在はIT戦略の策定を担当。現場の視点にこだわりつつ、上流工程におけるコミュニケーションのあり方を追求している。2016年3月、『ユーザー要求を正しく実装へつなぐ システム設計のセオリー』(リックテレコム)を出版。『要件定義のセオリー(仮)』を刊行予定。】
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
どんづまりから見上げた空 ~ 我がITサバイバル年代
「私はコボラー」、 若 者 の 希 望 を 摘 み 取 っ て は い け な い ③
悲 惨 な 環 境 で も 生 き 残 ら ね ば な ら な い
ユーザー企業のシステム担当の場合、以下のような悲惨な環境の中でプロジェクトに臨まなくてはならないケースがある。これは最近数件、別のユーザー企業のシステム担当から相談を受けた際に感じたことの総括である。
オーナー(スポンサー)のシステムに対する本質的無理解。取りあえず、分かる人間をリーダーにしておけばなんとかなると思っている。オーナー(経営者)自身が、システムを戦略的な武器として活用することへの認識が甘く、その戦略的な武器を構築するために全社一丸となって同じ目的に向かわなければならないことを理解していない。
開発プロジェクトに対する現場の無理解。オーナーの態度があいまいなため、現場のシステム開発に対する態度は協力的ではなく、仕事の片手間にやればいいだろうといった雰囲気が蔓延している。
キーパーソンが選任されていない。片手間であるだけに現場のエースを担当者に任命せず、現場で暇そうな人をとりあえず担当にしておく。
ベンダーの担当者の場合でもあまり変わらない。以下のようなケースを見受けられる。
さほど技術に自信があるわけではないのだが、人手不足のためリーダーを担当せざるを得ない。
与えられるリソースは極端に少なく、ましてや自社のエースを投入することを許されない。にもかかわらず、責任ばかりが重い。稼働に対する責任をとらされそうなプレッシャーの中で、日々、仕事をしなければならない。
プロジェクトに対して上司は無理解で、保身に徹している。
技術に対して自信がないにもかかわらず、最新技術を習得したいと思っていても習得する機会を与えられない。
上記のような悲惨な状況に置かれようとも、システム担当になった(任命された)、もしくは開発プロジェクトのリーダーになった以上、結果を出さなくてはならない。つまり開発プロジェクトを「成功」に導かなくてはならない。この場合の「成功」とはプロジェクト終了時、自分が生き残り、かつ動くコンピュータを完成させることを指す。コスト・品質・納期を完璧に満たすという意味ではない(もちろんそのほうが良いのは言うまでもない)。
成 功 と 失 敗 の 分 か れ 目
派遣SE・プログラマから転身してしばらくすると、ユーザー企業のシステム担当者の立ち位置が分かってきた。
当たり前の話ではあるが、ユーザー企業のシステム担当は、業務のプロであるエンドユーザーおよびシステム投資の最終権限を持つオーナーの両方を満足させなくてはならない。エンドユーザーが納得し、オーナーに理解してもらうように努力すべきなのだ。それがシステム開発の成功と失敗の分かれ目である。
これは当たり前のことである。だが、多くのシステム開発プロジェクトでは、この当たり前のことをしっかりやっているかどうかで結果が決まってしまう。
そのためには、まずシステムに「何を期待しているか」「何をさせるか」を分析する段階で、お互いが理解できるように議論すべきである。理解に相違が生じるようではいけない。お互いが、分からないもの、分かりにくいものでは駄目だ。
システム屋にとって最高の表現であっても、オーナー、ユーザー、エンドユーザーにとって訳が分からなければ何の意味もない。システム屋は、こうしたことを忘れて突っ走ってしまうことがある。
相互理解を円滑に行うには、立場の異なる者同士がお互いに理解できる表現で、きちんとコミュニケーションをとることが重要だ。こうした境地にたどりつくまでに、私はコンピュータ業界の現場でたびたび痛い目に遭わなければならなかった。
今にして思えば、悲惨な現場で理不尽な扱いを受けていようとも、なんとかしてチャンスを得ようという意識がもう少しあれば、得るものがまるで違っていたかもしれない。
でもあらゆる過去の体験は生きている。昔、ピリオド一つのミスで業務を止めてしまった失敗もした。そんな失敗を通じて情報システムが業務に与える影響を身体にしみこませ、業務と情報システムの関係を体感できるようになっていった。
「 人 生 は デ ー ヤ モ ン ド 」
派遣SE・プログラマを経てユーザー企業のシステム担当として働きつつ、プライベートでも色んな人生の節目を経験した。結婚、子どもの誕生、両親の死、「物語」はあらゆる側面で進行していった。仕事面では、ITに関係のないショーのプロデューサーを経験した。これからも、私、そして私の回りで生きている人たちを巻き込んだ「物語」は続いていく。
「人生はデーヤモンド」というエッセイがある。一時期テレビに出演していた芸術家・篠原勝之氏のエッセイの題名である。
ふと今まで私が歩いてきた道のりを思い起こすとダイヤモンドのように高尚な言葉でなく、言葉はきれいでなくても純然たる輝きを持つ、まさに「デーヤモンド」のようなものだったな、と感傷的な思いを抱く。
本連載を読んでいただいた読者の方とも「出会う」ことができた。もっともっと「デーヤモンド」に磨きをかけて、皆さんとともに人生を歩んでいきたいと思う。
-------------------------------------------------------------------------------------
【赤 俊哉(せき としや)氏 プロフィール:1964年生まれ。ソフトハウスでプログラマー、SEとして従事した後、ユーザー企業の情報システム部門に転職。全社の業務改革、データ経営の推進、データモデリングとプロセスモデリングなどに従事し、エンドユーザーを経て、現在はIT戦略の策定を担当。現場の視点にこだわりつつ、上流工程におけるコミュニケーションのあり方を追求している。2016年3月、『ユーザー要求を正しく実装へつなぐ システム設計のセオリー』(リックテレコム)を出版。『要件定義のセオリー(仮)』を刊行予定。】
若者の希望を摘み取ってはいけない②
2017年10月28日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
どんづまりから見上げた空 ~ 我がITサバイバル年代
「私はコボラー」、 若 者 の 希 望 を 摘 み 取 っ て は い け な い ②
膨 大 な 成 果 物 が 役 に 立 っ た こ と は ほ と ん ど な い
ベンダーは「やったことの証拠」としてドキュメントを提出し、ユーザーは「やってくれたことの証拠」としてドキュメントを受け取って安心する。検品後に行われる納品物の受け渡しはあまりにも壮大で無駄な儀式だった。
ユーザーの立場になって改めて実感しているが、この膨大な成果物はすぐに役に立たないものになる。保守に入るとしばらくはドキュメントと実際に動いているプログラムのソースコードは1対1に対応しているが、すぐに対応関係があいまいになり、役立たずになっていく。膨大過ぎるドキュメントを維持し続けるのは難しい。
当たり前のことだが、ベンダーは納品すれば「終了」だが、ユーザーにとっては納品後、稼働してからが「スタート」である。その「スタート」に当たり、これからシステムの成長に合わせて、きちんと「成長」し続けられるドキュメントが必要だ。分量ばかり多く、メンテナンスが不可能に近い膨大なドキュメントは必要ない。
各工程で必要以上に作成すべき成果物を定義しても、それをきちんと作成し、維持し続けるのは難しいものだ。それに気付いた人がアジャイルを目指すのだろう。この観点は私も全面的に同意する。工程ごとのレビューを乗り越えるために作成したドキュメントを手に、次の工程に一方通行のように進み、その成果物をユーザーに提出することに疑問を感じた人もいることだろう。
アジャイル開発では「必要なものだけを作る」という理念があり、それはとても美しいと思う。ただ、問題もある。これが通じるのは、ベンダー、ユーザー両方に「必要なもの」がきちんと分かっている人がいることが前提だ。残念ながら、そうした人はいそうでいない。
開 発 現 場 に 取 り 入 れ た い 手 法
最近、IT業界の多重下請け制度に関する議論が活発になっている。その中で、あるSIerの偉い方の意見として面白いものがあった。
「我々は開発プロジェクトで多重下請けを採用し、雇用の面で貢献している」。少々開き直った発言ではあるが、的を射ている。
私自身、この業界の間口がここまで広くなければ入ることはできなかった。どんな制度でも影とともに光が差す面がある。そして私は光に導かれて、派遣SE・プログラマを経てユーザー企業のシステム担当になった。
ここから、極めて現実的なことを書く。読む人によっては不愉快に思われる方もいるかもしれないがご勘弁を。
IT系のマスコミに取り上げられる、輝かしいシステム構築事例は、大手のユーザー企業がほとんどである。大企業は、資金、人材とも豊富である。打つ手はいくらでもある。それでも失敗することがあるのは、私から見れば不思議でならない。
中堅以下の企業では、当然システム開発における能力は大手ほど高くないし、SIerに対して力があるわけではない。そんな企業でシステム担当となったら、何に気を付けるべきだろうか。
まず、優秀な技術者の確保が困難である。ほどほどの腕を持つ技術者が確保できれば上出来だろう。開発の本来の主役である業務担当者(エンドユーザー)のモチベーションも大手企業ほどには高くない。そのような状況で、自分の身を守るために、開発現場にどのような手法を取り入れるべきだろうか。
私 の 考 え で は こ う だ
(1)経営陣に余計なクレームを入れられることなく、プロジェクトが遂行可能であること(最初からクレームを受け続けると、プロジェクトは出航した直後に難破したのも同然である)。
(2)イニシャルコストをかけることなく導入できること。
(3)ユーザーと開発者のスキルが高くなくてもなんとかプロジェクトを遂行できること。
(4)段階的に効果を実感できること(時間がたたないと効果が実感できなければ、やる気がどんどん低下していく)。
(5)最小の情報で最大の効果が得られること(なんでもかんでも管理対象にすると、当たり前であるが管理しきれなくなる)。
このような手法が必要になる。これは、ベンダーにおいて、あまり規模は大きくないものの困難なプロジェクトのリーダーに任命されてしまった場合でも、状況はあまり変わらないかもしれない。 つづく
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
どんづまりから見上げた空 ~ 我がITサバイバル年代
「私はコボラー」、 若 者 の 希 望 を 摘 み 取 っ て は い け な い ②
膨 大 な 成 果 物 が 役 に 立 っ た こ と は ほ と ん ど な い
ベンダーは「やったことの証拠」としてドキュメントを提出し、ユーザーは「やってくれたことの証拠」としてドキュメントを受け取って安心する。検品後に行われる納品物の受け渡しはあまりにも壮大で無駄な儀式だった。
ユーザーの立場になって改めて実感しているが、この膨大な成果物はすぐに役に立たないものになる。保守に入るとしばらくはドキュメントと実際に動いているプログラムのソースコードは1対1に対応しているが、すぐに対応関係があいまいになり、役立たずになっていく。膨大過ぎるドキュメントを維持し続けるのは難しい。
当たり前のことだが、ベンダーは納品すれば「終了」だが、ユーザーにとっては納品後、稼働してからが「スタート」である。その「スタート」に当たり、これからシステムの成長に合わせて、きちんと「成長」し続けられるドキュメントが必要だ。分量ばかり多く、メンテナンスが不可能に近い膨大なドキュメントは必要ない。
各工程で必要以上に作成すべき成果物を定義しても、それをきちんと作成し、維持し続けるのは難しいものだ。それに気付いた人がアジャイルを目指すのだろう。この観点は私も全面的に同意する。工程ごとのレビューを乗り越えるために作成したドキュメントを手に、次の工程に一方通行のように進み、その成果物をユーザーに提出することに疑問を感じた人もいることだろう。
アジャイル開発では「必要なものだけを作る」という理念があり、それはとても美しいと思う。ただ、問題もある。これが通じるのは、ベンダー、ユーザー両方に「必要なもの」がきちんと分かっている人がいることが前提だ。残念ながら、そうした人はいそうでいない。
開 発 現 場 に 取 り 入 れ た い 手 法
最近、IT業界の多重下請け制度に関する議論が活発になっている。その中で、あるSIerの偉い方の意見として面白いものがあった。
「我々は開発プロジェクトで多重下請けを採用し、雇用の面で貢献している」。少々開き直った発言ではあるが、的を射ている。
私自身、この業界の間口がここまで広くなければ入ることはできなかった。どんな制度でも影とともに光が差す面がある。そして私は光に導かれて、派遣SE・プログラマを経てユーザー企業のシステム担当になった。
ここから、極めて現実的なことを書く。読む人によっては不愉快に思われる方もいるかもしれないがご勘弁を。
IT系のマスコミに取り上げられる、輝かしいシステム構築事例は、大手のユーザー企業がほとんどである。大企業は、資金、人材とも豊富である。打つ手はいくらでもある。それでも失敗することがあるのは、私から見れば不思議でならない。
中堅以下の企業では、当然システム開発における能力は大手ほど高くないし、SIerに対して力があるわけではない。そんな企業でシステム担当となったら、何に気を付けるべきだろうか。
まず、優秀な技術者の確保が困難である。ほどほどの腕を持つ技術者が確保できれば上出来だろう。開発の本来の主役である業務担当者(エンドユーザー)のモチベーションも大手企業ほどには高くない。そのような状況で、自分の身を守るために、開発現場にどのような手法を取り入れるべきだろうか。
私 の 考 え で は こ う だ
(1)経営陣に余計なクレームを入れられることなく、プロジェクトが遂行可能であること(最初からクレームを受け続けると、プロジェクトは出航した直後に難破したのも同然である)。
(2)イニシャルコストをかけることなく導入できること。
(3)ユーザーと開発者のスキルが高くなくてもなんとかプロジェクトを遂行できること。
(4)段階的に効果を実感できること(時間がたたないと効果が実感できなければ、やる気がどんどん低下していく)。
(5)最小の情報で最大の効果が得られること(なんでもかんでも管理対象にすると、当たり前であるが管理しきれなくなる)。
このような手法が必要になる。これは、ベンダーにおいて、あまり規模は大きくないものの困難なプロジェクトのリーダーに任命されてしまった場合でも、状況はあまり変わらないかもしれない。 つづく
読売OnLine:高齢社会大綱/年金受給
2017年10月27日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
YOMIURI ONLINE URL=http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20171026-OYT1T50191.html
意欲ある高齢者が活躍し続けられる「生涯現役社会」の実現は、少子高齢化を乗り切る上で欠かせない。就労の長期化・多様化へ向けて、年金受給時期の選択肢も広げたい。
内閣府の有識者検討会が、5年ごとの高齢社会対策大綱見直しについての報告書案をまとめた。
持続可能な高齢社会を構築するため、高齢者が能力を発揮して社会に貢献できる環境の整備を求めている。具体的には、就労・起業支援や定年制の見直しなどを挙げた。これらを踏まえて、政府は新たな大綱を年内に決定する。
注目されるのは、年金の受給開始年齢に関する提言だ。70歳より後に遅らせることができる仕組みを検討するよう促している。
公的年金の受給開始は原則65歳だが、希望すれば60~70歳の範囲で選べる。65歳より前に繰り上げると、その期間に応じて減額され、繰り下げると増額される。1年遅らせるごとに約8%増え、70歳から受け取ると42%増しになる。
この範囲を70歳より後まで広げれば、より高齢者の就労促進と年金の給付改善に役立つ。具体的な制度設計を進めてもらいたい。
年金の給付水準は、少子高齢化に伴って低下する。将来的には今の2~3割減になる見込みだ。
就労期間を延ばして受給を遅らせれば、繰り下げによる上乗せに加え、その間の保険料納付分も年金額に反映される。給付水準の低下を補う有効な手段だ。
日本の高齢者の就労意欲は極めて高い。60歳以上の4割が70歳超まで働きたいと望んでいる。高齢になっても働き続けることができれば、経済面はもちろん、生きがいや健康作りにも資する。
働き方に合わせて弾力的に受給できる仕組みは、高齢者の希望にもかなうはずだ。受給前に亡くなる可能性もあるが、老後の経済不安が軽減される意義は大きい。
現行の繰り下げの範囲でも同様の効果はあるものの、就労先が限られることなどから、利用は低調だ。政府は、雇用確保と制度の周知に努める必要がある。
受給年齢の一律繰り下げを求める声もあるが、高齢者は健康状態や経済力の個人差が大きい。国民の反発は強く、制度への不信感を高めかねない。当面は、個人の選択に委ねるのが現実的だろう。
高齢期の就労と年金を巡っては、賃金に応じて年金が減額される制度の見直しも課題だ。働く意欲を殺そぐとの批判がある。
人生100年時代にふさわしい制度へ、改革を進めたい。
高齢社会大綱 年金受給の選択肢を広げたい
意欲ある高齢者が活躍し続けられる「生涯現役社会」の実現は、少子高齢化を乗り切る上で欠かせない。就労の長期化・多様化へ向けて、年金受給時期の選択肢も広げたい。
内閣府の有識者検討会が、5年ごとの高齢社会対策大綱見直しについての報告書案をまとめた。
持続可能な高齢社会を構築するため、高齢者が能力を発揮して社会に貢献できる環境の整備を求めている。具体的には、就労・起業支援や定年制の見直しなどを挙げた。これらを踏まえて、政府は新たな大綱を年内に決定する。
注目されるのは、年金の受給開始年齢に関する提言だ。70歳より後に遅らせることができる仕組みを検討するよう促している。
公的年金の受給開始は原則65歳だが、希望すれば60~70歳の範囲で選べる。65歳より前に繰り上げると、その期間に応じて減額され、繰り下げると増額される。1年遅らせるごとに約8%増え、70歳から受け取ると42%増しになる。
この範囲を70歳より後まで広げれば、より高齢者の就労促進と年金の給付改善に役立つ。具体的な制度設計を進めてもらいたい。
年金の給付水準は、少子高齢化に伴って低下する。将来的には今の2~3割減になる見込みだ。
就労期間を延ばして受給を遅らせれば、繰り下げによる上乗せに加え、その間の保険料納付分も年金額に反映される。給付水準の低下を補う有効な手段だ。
日本の高齢者の就労意欲は極めて高い。60歳以上の4割が70歳超まで働きたいと望んでいる。高齢になっても働き続けることができれば、経済面はもちろん、生きがいや健康作りにも資する。
働き方に合わせて弾力的に受給できる仕組みは、高齢者の希望にもかなうはずだ。受給前に亡くなる可能性もあるが、老後の経済不安が軽減される意義は大きい。
現行の繰り下げの範囲でも同様の効果はあるものの、就労先が限られることなどから、利用は低調だ。政府は、雇用確保と制度の周知に努める必要がある。
受給年齢の一律繰り下げを求める声もあるが、高齢者は健康状態や経済力の個人差が大きい。国民の反発は強く、制度への不信感を高めかねない。当面は、個人の選択に委ねるのが現実的だろう。
高齢期の就労と年金を巡っては、賃金に応じて年金が減額される制度の見直しも課題だ。働く意欲を殺そぐとの批判がある。
人生100年時代にふさわしい制度へ、改革を進めたい。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
YOMIURI ONLINE URL=http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20171026-OYT1T50191.html
意欲ある高齢者が活躍し続けられる「生涯現役社会」の実現は、少子高齢化を乗り切る上で欠かせない。就労の長期化・多様化へ向けて、年金受給時期の選択肢も広げたい。
内閣府の有識者検討会が、5年ごとの高齢社会対策大綱見直しについての報告書案をまとめた。
持続可能な高齢社会を構築するため、高齢者が能力を発揮して社会に貢献できる環境の整備を求めている。具体的には、就労・起業支援や定年制の見直しなどを挙げた。これらを踏まえて、政府は新たな大綱を年内に決定する。
注目されるのは、年金の受給開始年齢に関する提言だ。70歳より後に遅らせることができる仕組みを検討するよう促している。
公的年金の受給開始は原則65歳だが、希望すれば60~70歳の範囲で選べる。65歳より前に繰り上げると、その期間に応じて減額され、繰り下げると増額される。1年遅らせるごとに約8%増え、70歳から受け取ると42%増しになる。
この範囲を70歳より後まで広げれば、より高齢者の就労促進と年金の給付改善に役立つ。具体的な制度設計を進めてもらいたい。
年金の給付水準は、少子高齢化に伴って低下する。将来的には今の2~3割減になる見込みだ。
就労期間を延ばして受給を遅らせれば、繰り下げによる上乗せに加え、その間の保険料納付分も年金額に反映される。給付水準の低下を補う有効な手段だ。
日本の高齢者の就労意欲は極めて高い。60歳以上の4割が70歳超まで働きたいと望んでいる。高齢になっても働き続けることができれば、経済面はもちろん、生きがいや健康作りにも資する。
働き方に合わせて弾力的に受給できる仕組みは、高齢者の希望にもかなうはずだ。受給前に亡くなる可能性もあるが、老後の経済不安が軽減される意義は大きい。
現行の繰り下げの範囲でも同様の効果はあるものの、就労先が限られることなどから、利用は低調だ。政府は、雇用確保と制度の周知に努める必要がある。
受給年齢の一律繰り下げを求める声もあるが、高齢者は健康状態や経済力の個人差が大きい。国民の反発は強く、制度への不信感を高めかねない。当面は、個人の選択に委ねるのが現実的だろう。
高齢期の就労と年金を巡っては、賃金に応じて年金が減額される制度の見直しも課題だ。働く意欲を殺そぐとの批判がある。
人生100年時代にふさわしい制度へ、改革を進めたい。
高齢社会大綱 年金受給の選択肢を広げたい
意欲ある高齢者が活躍し続けられる「生涯現役社会」の実現は、少子高齢化を乗り切る上で欠かせない。就労の長期化・多様化へ向けて、年金受給時期の選択肢も広げたい。
内閣府の有識者検討会が、5年ごとの高齢社会対策大綱見直しについての報告書案をまとめた。
持続可能な高齢社会を構築するため、高齢者が能力を発揮して社会に貢献できる環境の整備を求めている。具体的には、就労・起業支援や定年制の見直しなどを挙げた。これらを踏まえて、政府は新たな大綱を年内に決定する。
注目されるのは、年金の受給開始年齢に関する提言だ。70歳より後に遅らせることができる仕組みを検討するよう促している。
公的年金の受給開始は原則65歳だが、希望すれば60~70歳の範囲で選べる。65歳より前に繰り上げると、その期間に応じて減額され、繰り下げると増額される。1年遅らせるごとに約8%増え、70歳から受け取ると42%増しになる。
この範囲を70歳より後まで広げれば、より高齢者の就労促進と年金の給付改善に役立つ。具体的な制度設計を進めてもらいたい。
年金の給付水準は、少子高齢化に伴って低下する。将来的には今の2~3割減になる見込みだ。
就労期間を延ばして受給を遅らせれば、繰り下げによる上乗せに加え、その間の保険料納付分も年金額に反映される。給付水準の低下を補う有効な手段だ。
日本の高齢者の就労意欲は極めて高い。60歳以上の4割が70歳超まで働きたいと望んでいる。高齢になっても働き続けることができれば、経済面はもちろん、生きがいや健康作りにも資する。
働き方に合わせて弾力的に受給できる仕組みは、高齢者の希望にもかなうはずだ。受給前に亡くなる可能性もあるが、老後の経済不安が軽減される意義は大きい。
現行の繰り下げの範囲でも同様の効果はあるものの、就労先が限られることなどから、利用は低調だ。政府は、雇用確保と制度の周知に努める必要がある。
受給年齢の一律繰り下げを求める声もあるが、高齢者は健康状態や経済力の個人差が大きい。国民の反発は強く、制度への不信感を高めかねない。当面は、個人の選択に委ねるのが現実的だろう。
高齢期の就労と年金を巡っては、賃金に応じて年金が減額される制度の見直しも課題だ。働く意欲を殺そぐとの批判がある。
人生100年時代にふさわしい制度へ、改革を進めたい。
若者の希望を摘み取ってはいけない①
2017年10月26日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
IT proご参考URL=http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/112000266/101200019/?rt=nocnt
どんづまりから見上げた空 ~ 我がITサバイバル年代
「私はコボラー」、 若 者 の 希 望 を 摘 み 取 っ て は い け な い ①
新卒社員にCOBOLを習得させて現場に投入していいのか
日本で稼働していたシステムの中で一番使われてきたプログラミング言語は「COBOL」であろう。今でも汎用機では現役のプログラミング言語である。ただ、最新の言語でないことは確かだ。
私の派遣SE・プログラマ時代は汎用機が主流であり、プログラミング言語として当たり前のようにCOBOLが使われていた。仕事としてもCOBOLの需要が多かったので、私も「コボラー」として現場に投入された。これに関して別に不満はなかった。
ただ、今は時代が違う。様々なアーキテクチャー、プログラミング言語、開発手法があり、ITの世界はすさまじいまでの広がりを見せている。そんな時代なのに、希望に満ちて新卒で入社した社員にCOBOLを習得させ、売り上げを確保できるという理由だけで、汎用機がまだ動いている現場に投入している会社があるという。
断っておくがCOBOLが悪いと言っているわけではない。私自身COBOLは大好きな言語だし、過去に習得したことは自分にとって間違いなくプラスになったと思っている。もちろんCOBOLを習得することはマイナスではない。ただ、これからITの世界で活躍する人材が習得すべきスキルは他にいくらでもあるのではないか、と思ってしまうのだ。
COBOLを使う現場で金融系の業務知識を得て、次に生かすといった将来のキャリアプランが描かれているのであれば問題はない。先のことを考えず、目先の売り上げ欲しさに若手をCOBOLの世界に放り込んでいるならば問題である。目先の金欲しさに若者の希望を摘み取ることなりかねない。先につながらない仕事をしなくてはならないのは、とても苦しいことだ。
レガシーは日本のITを支えてきたベテランが担う
もし読者が、そんなビジョンが見えない会社でCOBOLを嫌々やらされているなら、今すぐ辞めたほうがいい。そのまま続けても未来はたぶんその先にはない。今、IT業界には限りない可能性があるし、もしIT自体に嫌気がさしたのならばIT業界から足を洗うという選択肢もある。いいかげんなことはいえないが、未経験の分野に飛び込んでみるのもいいかもしれない。少なくとも、先が見えない暗闇でもがき続けるより余程良い。
こんなことを書くと、「日本には汎用機のシステムがたくさん稼働しており、COBOLで書かれたアプリケーションが動いている。そこにビジネスチャンスを見いだして何が悪い」というお叱りを受けそうだ。その指摘は間違ってはいない。レガシーシステムだろうと、保守しなければシステムを稼働させ続けることはできない。そのための人員は企業組織にとっても、社会にとっても必要だ。
ただ、それが若者でなくてもよいのではないか、と思うのだ。どうしても人手が足りないのであれば、リタイアした元COBOL技術者を再雇用すればいい。リタイアした人間を雇用することは最近の「生涯現役」時代の風潮にも合っている。一部にはそういった流れになりつつあるとは聞くが、まだまだだ。
最新技術に近い分野は若い者が担い、レガシーは今まで日本のITを支えてきたベテランが担う。そんな仕組みが出来上がれば、もっともっと日本のIT業界が活性化するような気がしている。
最悪のサイクルで業界が回っている
少し意地悪な書き方かもしれないが、日本の情報システム(特に業務システム)を巡る状況をこう考えている。
(1)品質が悪いがとりあえずユーザーに検品OKもらう。
(2)SIerは保守契約を結ぶ。出来が悪いシステムは手がかかる(=もうかる)。
(3)ユーザー企業は保守費用の負担が重く、新規開発に予算を回せない。
(4)新規案件が減る。
(5)若手に新規開発を経験させる機会が減少する。
(6)ITエンジニアの技術力が低下する。
(7)日本のIT業界は弱体化する。
最近は「攻めのIT投資」の重要性が叫ばれ、ユーザー企業もコンシューマー向けシステムを中心に投資を行うようになったらしく、状況は変わりつつあるようだが、根本は変わっていない。
最悪のサイクルで業界全体が回っているように見受けられる。こんな現状について、ベンダーとユーザーの立場の違いについて書いておこう。
ベンダーは本番のプロジェクトで技術者を育てるしかない。失敗から学ぶことも多々ある。コスト面では許されない場合もあるが、それはそれで仕方ないのかもしれない。経験しなければ体得できないこともある。
ただし、「失敗」をユーザーから見ると、景色が一変する。ベンダーの技術者の中には失敗したことを武勇伝のごとく自慢げに話す人がいるが、IT以外のビジネスの現場において、失敗をひけらかす人はいない。IT業界の七不思議の一つといってもいい。
私はベンダーからユーザー企業に転身し、強く感じていることがある。ユーザー企業にとっては、失敗は許されないのだ。ベンダーの技術者が武勇伝として吹聴している「失敗」システムが基幹系だとしたら、そのシステムのユーザーは「失敗」システムを受け取った後、10年ほどはその失敗を引きずらなくてはならない。
失敗したシステムを稼働させ続けた結果、利用者であるエンドユーザーがコンピュータ(システム)に不信感を持ってしまえばおしまいだ。ユーザー企業は新しいシステム投資に積極的になるはずがない。
無駄なドキュメントが多過ぎる
もう一つ、ユーザー企業に移って時間がたった頃、改めて気になったことがあった。システムのドキュメントである。システム開発には「無駄」なドキュメントが多過ぎる。
ユーザー企業に移って、初めて納品受領という「儀式」に参加したときのことを今でも覚えている。ベンダーとユーザーの担当者が机を挟んで座っていた。机には分厚いファイルが何冊も並べられ、それらは「捧げもの」のように見えた。しかし、捧げもののように見えたファイルの大群は、すぐに陳腐化して無用の長物になった。
さらに言えば、ユーザーに納品しないドキュメントも山のように作っている。システム開発プロジェクトにおいては、余計なドキュメント、内容が重複しているドキュメントが多過ぎるように感じる。無駄なドキュメントは作らないほうがよい。何の役にも立たない。
例えば、打ち合わせで使用するエンドユーザーを説明するためのドキュメントと、オーナーへのプレゼンテーション用のドキュメントを別々に作ることは、どう考えても無駄だ。相手が違うので体裁を整えるのは必要不可欠であるとしても、別々に作る意味はない。また、最終系が納品物になるならば作成する意味はあるが、打ち合わせ用のみにしか使えないドキュメントは無駄ではないか。
システムをどのように作るかを具体的に考える工程(下流工程)において、開発者(主にプログラマ)に“思い”を伝えなければならないとき、何を作るかを明確にする工程(上流工程)で作成したドキュメントとまったく別モノをわざわざ作るのはばかげている。もちろん、工程において必要とされるドキュメントは違うが、前工程の「魂」を継承せずに、少し切り口を変えただけのようなドキュメントは無駄である。
ドキュメント作成自体が目的になっているようにすら感じる。無駄を省いてその分のリソースを他のことに回すべきだ。
さらに納品の際、すでに整合性が失われたプログラムとドキュメントの辻褄を合わせるために、プログラムに基づいてドキュメントを書くのもやめたほうがいい。
私が派遣SE・プログラマ時代に作成したドキュメントは詳細設計書が多かった。これは「必要なドキュメントだ」と感じていたが、たまに何のために必要なのか分からないまま、ただ作成を余儀なくされたドキュメントがあった。それについて何らかのレビューを受けた覚えはあるが、何かの役に立ったかと言われれば疑問符がつく。私が苦労して作成したドキュメントのほとんどはすぐにゴミ箱行きになっていたのだろうか。むなしい話だ。 つづく
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
IT proご参考URL=http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/112000266/101200019/?rt=nocnt
どんづまりから見上げた空 ~ 我がITサバイバル年代
「私はコボラー」、 若 者 の 希 望 を 摘 み 取 っ て は い け な い ①
新卒社員にCOBOLを習得させて現場に投入していいのか
日本で稼働していたシステムの中で一番使われてきたプログラミング言語は「COBOL」であろう。今でも汎用機では現役のプログラミング言語である。ただ、最新の言語でないことは確かだ。
私の派遣SE・プログラマ時代は汎用機が主流であり、プログラミング言語として当たり前のようにCOBOLが使われていた。仕事としてもCOBOLの需要が多かったので、私も「コボラー」として現場に投入された。これに関して別に不満はなかった。
ただ、今は時代が違う。様々なアーキテクチャー、プログラミング言語、開発手法があり、ITの世界はすさまじいまでの広がりを見せている。そんな時代なのに、希望に満ちて新卒で入社した社員にCOBOLを習得させ、売り上げを確保できるという理由だけで、汎用機がまだ動いている現場に投入している会社があるという。
断っておくがCOBOLが悪いと言っているわけではない。私自身COBOLは大好きな言語だし、過去に習得したことは自分にとって間違いなくプラスになったと思っている。もちろんCOBOLを習得することはマイナスではない。ただ、これからITの世界で活躍する人材が習得すべきスキルは他にいくらでもあるのではないか、と思ってしまうのだ。
COBOLを使う現場で金融系の業務知識を得て、次に生かすといった将来のキャリアプランが描かれているのであれば問題はない。先のことを考えず、目先の売り上げ欲しさに若手をCOBOLの世界に放り込んでいるならば問題である。目先の金欲しさに若者の希望を摘み取ることなりかねない。先につながらない仕事をしなくてはならないのは、とても苦しいことだ。
レガシーは日本のITを支えてきたベテランが担う
もし読者が、そんなビジョンが見えない会社でCOBOLを嫌々やらされているなら、今すぐ辞めたほうがいい。そのまま続けても未来はたぶんその先にはない。今、IT業界には限りない可能性があるし、もしIT自体に嫌気がさしたのならばIT業界から足を洗うという選択肢もある。いいかげんなことはいえないが、未経験の分野に飛び込んでみるのもいいかもしれない。少なくとも、先が見えない暗闇でもがき続けるより余程良い。
こんなことを書くと、「日本には汎用機のシステムがたくさん稼働しており、COBOLで書かれたアプリケーションが動いている。そこにビジネスチャンスを見いだして何が悪い」というお叱りを受けそうだ。その指摘は間違ってはいない。レガシーシステムだろうと、保守しなければシステムを稼働させ続けることはできない。そのための人員は企業組織にとっても、社会にとっても必要だ。
ただ、それが若者でなくてもよいのではないか、と思うのだ。どうしても人手が足りないのであれば、リタイアした元COBOL技術者を再雇用すればいい。リタイアした人間を雇用することは最近の「生涯現役」時代の風潮にも合っている。一部にはそういった流れになりつつあるとは聞くが、まだまだだ。
最新技術に近い分野は若い者が担い、レガシーは今まで日本のITを支えてきたベテランが担う。そんな仕組みが出来上がれば、もっともっと日本のIT業界が活性化するような気がしている。
最悪のサイクルで業界が回っている
少し意地悪な書き方かもしれないが、日本の情報システム(特に業務システム)を巡る状況をこう考えている。
(1)品質が悪いがとりあえずユーザーに検品OKもらう。
(2)SIerは保守契約を結ぶ。出来が悪いシステムは手がかかる(=もうかる)。
(3)ユーザー企業は保守費用の負担が重く、新規開発に予算を回せない。
(4)新規案件が減る。
(5)若手に新規開発を経験させる機会が減少する。
(6)ITエンジニアの技術力が低下する。
(7)日本のIT業界は弱体化する。
最近は「攻めのIT投資」の重要性が叫ばれ、ユーザー企業もコンシューマー向けシステムを中心に投資を行うようになったらしく、状況は変わりつつあるようだが、根本は変わっていない。
最悪のサイクルで業界全体が回っているように見受けられる。こんな現状について、ベンダーとユーザーの立場の違いについて書いておこう。
ベンダーは本番のプロジェクトで技術者を育てるしかない。失敗から学ぶことも多々ある。コスト面では許されない場合もあるが、それはそれで仕方ないのかもしれない。経験しなければ体得できないこともある。
ただし、「失敗」をユーザーから見ると、景色が一変する。ベンダーの技術者の中には失敗したことを武勇伝のごとく自慢げに話す人がいるが、IT以外のビジネスの現場において、失敗をひけらかす人はいない。IT業界の七不思議の一つといってもいい。
私はベンダーからユーザー企業に転身し、強く感じていることがある。ユーザー企業にとっては、失敗は許されないのだ。ベンダーの技術者が武勇伝として吹聴している「失敗」システムが基幹系だとしたら、そのシステムのユーザーは「失敗」システムを受け取った後、10年ほどはその失敗を引きずらなくてはならない。
失敗したシステムを稼働させ続けた結果、利用者であるエンドユーザーがコンピュータ(システム)に不信感を持ってしまえばおしまいだ。ユーザー企業は新しいシステム投資に積極的になるはずがない。
無駄なドキュメントが多過ぎる
もう一つ、ユーザー企業に移って時間がたった頃、改めて気になったことがあった。システムのドキュメントである。システム開発には「無駄」なドキュメントが多過ぎる。
ユーザー企業に移って、初めて納品受領という「儀式」に参加したときのことを今でも覚えている。ベンダーとユーザーの担当者が机を挟んで座っていた。机には分厚いファイルが何冊も並べられ、それらは「捧げもの」のように見えた。しかし、捧げもののように見えたファイルの大群は、すぐに陳腐化して無用の長物になった。
さらに言えば、ユーザーに納品しないドキュメントも山のように作っている。システム開発プロジェクトにおいては、余計なドキュメント、内容が重複しているドキュメントが多過ぎるように感じる。無駄なドキュメントは作らないほうがよい。何の役にも立たない。
例えば、打ち合わせで使用するエンドユーザーを説明するためのドキュメントと、オーナーへのプレゼンテーション用のドキュメントを別々に作ることは、どう考えても無駄だ。相手が違うので体裁を整えるのは必要不可欠であるとしても、別々に作る意味はない。また、最終系が納品物になるならば作成する意味はあるが、打ち合わせ用のみにしか使えないドキュメントは無駄ではないか。
システムをどのように作るかを具体的に考える工程(下流工程)において、開発者(主にプログラマ)に“思い”を伝えなければならないとき、何を作るかを明確にする工程(上流工程)で作成したドキュメントとまったく別モノをわざわざ作るのはばかげている。もちろん、工程において必要とされるドキュメントは違うが、前工程の「魂」を継承せずに、少し切り口を変えただけのようなドキュメントは無駄である。
ドキュメント作成自体が目的になっているようにすら感じる。無駄を省いてその分のリソースを他のことに回すべきだ。
さらに納品の際、すでに整合性が失われたプログラムとドキュメントの辻褄を合わせるために、プログラムに基づいてドキュメントを書くのもやめたほうがいい。
私が派遣SE・プログラマ時代に作成したドキュメントは詳細設計書が多かった。これは「必要なドキュメントだ」と感じていたが、たまに何のために必要なのか分からないまま、ただ作成を余儀なくされたドキュメントがあった。それについて何らかのレビューを受けた覚えはあるが、何かの役に立ったかと言われれば疑問符がつく。私が苦労して作成したドキュメントのほとんどはすぐにゴミ箱行きになっていたのだろうか。むなしい話だ。 つづく
エコプロ2017/環境・エネルギー未来展
2017年10月25日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
持続可能な社会の実現に向けて
「エコプロ2017~環境とエネルギーの未来展」開催!
http://eco-pro.com/2017/
12月7日(木)~9日(土) 東京ビッグサイト
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アジアを代表する環境とエネルギーの総合展示会、ビジネスパーソンから一般、子供たちまで幅広く訪れる「エコプロ」(第19回)が今年も開催されます。
温暖化対策、省資源、再生可能エネルギーなど、地球の、そして社会の未来のために必要な情報が一堂に集まるエコプロ展。各国政府や企業、市民の新たな行動指針として注目を集める国連のSDGs(持続可能な開発目標)についても、最新の動きを紹介していきます。
ウェブサイトで展示会への入場事前登録と、会場内セミナーの受講申込の受付がスタートしました。ぜひご利用ください。
◆会 期 12月7日(木)~9日(土) 10:00~17:00
◆会 場 東京ビッグサイト[東ホール]
◆入場料 無料(登録制)
◆主 催 (一社)産業環境管理協会、日本経済新聞社
■来場事前登録受付中!
―――――――――――――――――――――――――――――――――
展示会入場事前登録(無料)を受け付けています。入場証をメールで送付しますので、当日は登録所に立ち寄ることなくスピーディーに入場できます。
◆ 登録はこちら
⇒ http://eco-pro.com/2017/regist.html
☆抽選でAmazonギフト券(2000円分)が当たるチャンス!
―――――――――――――――――――――――――――
■ 会場内セミナー「環境・エネルギー会議」受講者募集中!
―――――――――――――――――――――――――――
会場:東京ビッグサイト 東展示ホール内特設会場
受講無料(事前登録制)
○ 申込受付を開始したセッション
「東京2020大会における持続可能性配慮の最大化について」
田中 丈夫氏
(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会持続可能性部長)
崎田 裕子氏(環境カウンセラー) ほか
「エネルギー100年の計~持続可能な地方経済、地方創生に向けて」
柏木 孝夫氏(東京工業大学特命教授)
増田 寛也氏(野村総合研究所顧問)ほか
「グリーンAI~人工知能による環境貢献」
福井 健一氏(大阪大学産業科学研究所准教授、人工知能学会編集委員)
松井 孝典氏(大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻助教)
「SDGsのための科学技術イノベーション(STI)」
ジェイファン・ソー氏(世界銀行 上級副総裁付シニアアドバイザー)
「SDGsとビジネス~今、世界が日本企業に求める役割」
有馬 利男氏(グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン代表理事)
「持続可能な社会の実現に向けて」
三宅 香氏(イオン執行役)
◆ プログラム詳細はこちら
⇒ http://eco-pro.com/2017/conference/000724.html
※セミナープログラムは今後追加されていきます。またプログラム、
講師は都合により変更する場合があります。予めご了承ください。
―――――――――――――――――――――――
■ 最新情報はウェブサイト、ソーシャルメディアで
―――――――――――――――――――――――
◆ エコプロ2017 ウェブサイト
⇒ http://eco-pro.com/2017/
◆ エコプロ Facebookページ
⇒ https://www.facebook.com/ecoproexpo
◆ エコプロ Twitterアカウント
⇒ https://twitter.com/ecopro_jp
~お問い合わせはエコプロ運営事務局まで~
eco-pro@nikkeipr.co.jp
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
持続可能な社会の実現に向けて
「エコプロ2017~環境とエネルギーの未来展」開催!
http://eco-pro.com/2017/
12月7日(木)~9日(土) 東京ビッグサイト
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アジアを代表する環境とエネルギーの総合展示会、ビジネスパーソンから一般、子供たちまで幅広く訪れる「エコプロ」(第19回)が今年も開催されます。
温暖化対策、省資源、再生可能エネルギーなど、地球の、そして社会の未来のために必要な情報が一堂に集まるエコプロ展。各国政府や企業、市民の新たな行動指針として注目を集める国連のSDGs(持続可能な開発目標)についても、最新の動きを紹介していきます。
ウェブサイトで展示会への入場事前登録と、会場内セミナーの受講申込の受付がスタートしました。ぜひご利用ください。
◆会 期 12月7日(木)~9日(土) 10:00~17:00
◆会 場 東京ビッグサイト[東ホール]
◆入場料 無料(登録制)
◆主 催 (一社)産業環境管理協会、日本経済新聞社
■来場事前登録受付中!
―――――――――――――――――――――――――――――――――
展示会入場事前登録(無料)を受け付けています。入場証をメールで送付しますので、当日は登録所に立ち寄ることなくスピーディーに入場できます。
◆ 登録はこちら
⇒ http://eco-pro.com/2017/regist.html
☆抽選でAmazonギフト券(2000円分)が当たるチャンス!
―――――――――――――――――――――――――――
■ 会場内セミナー「環境・エネルギー会議」受講者募集中!
―――――――――――――――――――――――――――
会場:東京ビッグサイト 東展示ホール内特設会場
受講無料(事前登録制)
○ 申込受付を開始したセッション
「東京2020大会における持続可能性配慮の最大化について」
田中 丈夫氏
(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会持続可能性部長)
崎田 裕子氏(環境カウンセラー) ほか
「エネルギー100年の計~持続可能な地方経済、地方創生に向けて」
柏木 孝夫氏(東京工業大学特命教授)
増田 寛也氏(野村総合研究所顧問)ほか
「グリーンAI~人工知能による環境貢献」
福井 健一氏(大阪大学産業科学研究所准教授、人工知能学会編集委員)
松井 孝典氏(大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻助教)
「SDGsのための科学技術イノベーション(STI)」
ジェイファン・ソー氏(世界銀行 上級副総裁付シニアアドバイザー)
「SDGsとビジネス~今、世界が日本企業に求める役割」
有馬 利男氏(グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン代表理事)
「持続可能な社会の実現に向けて」
三宅 香氏(イオン執行役)
◆ プログラム詳細はこちら
⇒ http://eco-pro.com/2017/conference/000724.html
※セミナープログラムは今後追加されていきます。またプログラム、
講師は都合により変更する場合があります。予めご了承ください。
―――――――――――――――――――――――
■ 最新情報はウェブサイト、ソーシャルメディアで
―――――――――――――――――――――――
◆ エコプロ2017 ウェブサイト
⇒ http://eco-pro.com/2017/
◆ エコプロ Facebookページ
⇒ https://www.facebook.com/ecoproexpo
◆ エコプロ Twitterアカウント
⇒ https://twitter.com/ecopro_jp
~お問い合わせはエコプロ運営事務局まで~
eco-pro@nikkeipr.co.jp
障害者・健常者の境目:無くす意識は?
2017年10月24日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
「生涯現役人生」に不可欠な心意気・健康・サムマネーの必要性が語られるのは当然ですが、今回の表題には、「障害者」として、または「健常者」として、私たちは「生涯現役実践」の立場で、サイボーグ活用の場合など、正面からこれに取り組む姿勢を問われていると存じます。『生涯現役プロデューサー』仮登録諸兄姉皆様のお考えなど伺いたいものです。
朝日新聞デジタル〔経済季評〕ご参考URL=http://www.asahi.com/articles/DA3S13190016.html?ref=opimag1710_sp_con_mailm_1024_24
障 害 者 と 健 常 者 の 境 目
な く す の は 私 た ち の 意 識 50歳を過ぎて、それまでサッカーを続けていた私にも急速に身体の不具合が出始めた。腰を痛める、黒板の文字がにじみ、見えにくい。極め付きは、難病罹患(りかん)による心臓機能の低下である。
ペースメーカーを入れ、障害者手帳も取得した。とはいえ、だれも事情を説明するまでは、そして人によっては事情がわかっても、私のことを「障害者」とは思わない。なぜか。障害者と健常者の境目は何か。いくつかの例を考察しながら、「障害」という言葉の意味を探っていきたい。
筋電義手は僕の友達 7歳、猛特訓で縄跳び飛べた
SFでは、身体機能の一部を機械に置き換えた人間、すなわちサイボーグ【サイバネティック・オーガニズムの略で、広義の意味では生命体と自動制御系の技術を融合させたものを指す。具体例として、人工臓器などの人工物を身体に埋め込むなど、身体の機能を電子機器をはじめとした人工物に代替させたものがある/ウィキペディア】が活躍するという話がめずらしくない。
士郎正宗の漫画「攻殻機動隊」もそんなSFだ。主人公は、ほぼ全身がサイボーグの草薙素子。「公安9課」に属し、他の部署では扱えない事件を解決していく。素子は現在の福祉行政の観点からすれば、人工心臓や人工関節、義肢などを兼ね備えた「重複障害者」である。しかし、クールでかっこいい彼女を「少佐」と呼ぶ部下はいても、「障害者」と呼ぶ人はいない。
サイボーグはSFの中だけの話ではない。サイボーグ化は、着々と私たちの周りに根付きつつある。たとえば私が装着したペースメーカーを考えてみよう。20世紀半ばには身体からリード線を出して外部の「装置」につなげていたペースメーカーも、今では、手のひらで覆えるくらいの機器を体内に植え込んで、リード線を心臓につなぐだけ。なかには、植え込み型除細動器(ICD)もある。公共施設や建物に設置されている自動体外式除細動器(AED)と同じ機能を備えたものだ。
*
かくいう私も正確にはICD装着者だが、それによって心臓発作のリスクが小さくなった。検査も医師と技師が共同で行う。こうなると、治療というよりメンテナンスに近い。まさに強化型サイボーグと言ってよい。確かにデータ通信によって日々機器のモニタリングがなされ、時折呼び出しはかかる。しかし、私に関して言えば、素子のセリフ同様、「最高度のメンテナンスなしには生存できなくなったとしても、文句を言う筋合いじゃない」のである。
身近なサイボーグ化の例は、他にもある。義足もその一つだ。昨年のリオデジャネイロオリンピックとパラリンピックでは、義足を装着した走り幅跳び選手のマルクス・レームが話題となった。
物議をかもしたのは、彼の記録だ。2015年の障害者の世界選手権で、なんと8メートル40という記録を達成した。12年のロンドン五輪の優勝者の記録である8メートル31を、9センチ上回る大記録だった。注目は彼の努力と能力ではなく、カーボン製の義足という道具に集まる。
そして、彼に対する称賛は批判に変わる。健常者よりも有利な道具を使ったというのだ。また、オリンピックとパラリンピックは「同一条件」にこだわる。レームは最終的に、熱望していたオリンピック出場を断念し、パラリンピックで優勝している。彼に対する批判の裏側には、「障害者は定義により、健常者より優れていてはならない」という暗黙の前提=先入観があったのではないか。
*
道具という点では、眼鏡だって福祉用具だ。眼鏡は、場合によっては、あれば障害者、なければ「ふつう」の人になるという点で、政府の輸出入統計では福祉用具に含まれる。いまでこそ日本人の多くが当たり前のようにかけているが、歴史をひもとくと面白い。「眼鏡の社会史」によると、13世紀ヨーロッパではすでに眼鏡が使用されていた。当時、眼鏡は悪魔の道具と考えられていた。「神の与え給(たも)うた苦痛は、その人間の魂の幸せのため、じっと耐えるべきものであり、それを妨げる機械類は悪魔のしわざである」
眼鏡は、本の大量生産と識字率の上昇とともに普及する。多くの人がその実用性から眼鏡を使うようになると、「悪魔の道具」としてのマイナスイメージも払拭(ふっしょく)され、大量生産の時代に入っていく。人々の意識が変わっていったのだ。
眼鏡がないと競技ができない人と、義足がないと競技ができない人との間に概念的な差異はない。障害は、社会が規定する。レームの夢はオリンピックに出場することだという。オリンピックの中に義足部門をつくってもよいと思う。夢をより大きく持つならば、オリンピックとパラリンピックの統合だってあり得るのではないか。
実用性や必需性という点でみると、多くの人にとっての眼鏡と、一部の人にとってのペースメーカーや義肢といった障害者用の医療・福祉機器との間に、差はない。街中にかっこいい眼鏡をかけた人たちが歩くように、街中がかっこいい車椅子であふれ、かっこいい義足をつけたアスリートたちがオリンピックで活躍すれば、「障害」という言葉も人を分け隔てする意味では使われなくなっていく。社会は変わる。その社会を変えていくのは、経済発展や技術進歩だけではない。私たちの意識が、「障害者と健常者の境目」を取り除いていくのだ。
◇
松井彰彦(まつい・あきひこ)氏/1962年生まれ。東京大学教授。研究テーマは障害と経済、ゲーム理論。著書に「慣習と規範の経済学」など。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
「生涯現役人生」に不可欠な心意気・健康・サムマネーの必要性が語られるのは当然ですが、今回の表題には、「障害者」として、または「健常者」として、私たちは「生涯現役実践」の立場で、サイボーグ活用の場合など、正面からこれに取り組む姿勢を問われていると存じます。『生涯現役プロデューサー』仮登録諸兄姉皆様のお考えなど伺いたいものです。
朝日新聞デジタル〔経済季評〕ご参考URL=http://www.asahi.com/articles/DA3S13190016.html?ref=opimag1710_sp_con_mailm_1024_24
障 害 者 と 健 常 者 の 境 目
な く す の は 私 た ち の 意 識 50歳を過ぎて、それまでサッカーを続けていた私にも急速に身体の不具合が出始めた。腰を痛める、黒板の文字がにじみ、見えにくい。極め付きは、難病罹患(りかん)による心臓機能の低下である。
ペースメーカーを入れ、障害者手帳も取得した。とはいえ、だれも事情を説明するまでは、そして人によっては事情がわかっても、私のことを「障害者」とは思わない。なぜか。障害者と健常者の境目は何か。いくつかの例を考察しながら、「障害」という言葉の意味を探っていきたい。
筋電義手は僕の友達 7歳、猛特訓で縄跳び飛べた
SFでは、身体機能の一部を機械に置き換えた人間、すなわちサイボーグ【サイバネティック・オーガニズムの略で、広義の意味では生命体と自動制御系の技術を融合させたものを指す。具体例として、人工臓器などの人工物を身体に埋め込むなど、身体の機能を電子機器をはじめとした人工物に代替させたものがある/ウィキペディア】が活躍するという話がめずらしくない。
士郎正宗の漫画「攻殻機動隊」もそんなSFだ。主人公は、ほぼ全身がサイボーグの草薙素子。「公安9課」に属し、他の部署では扱えない事件を解決していく。素子は現在の福祉行政の観点からすれば、人工心臓や人工関節、義肢などを兼ね備えた「重複障害者」である。しかし、クールでかっこいい彼女を「少佐」と呼ぶ部下はいても、「障害者」と呼ぶ人はいない。
サイボーグはSFの中だけの話ではない。サイボーグ化は、着々と私たちの周りに根付きつつある。たとえば私が装着したペースメーカーを考えてみよう。20世紀半ばには身体からリード線を出して外部の「装置」につなげていたペースメーカーも、今では、手のひらで覆えるくらいの機器を体内に植え込んで、リード線を心臓につなぐだけ。なかには、植え込み型除細動器(ICD)もある。公共施設や建物に設置されている自動体外式除細動器(AED)と同じ機能を備えたものだ。
*
かくいう私も正確にはICD装着者だが、それによって心臓発作のリスクが小さくなった。検査も医師と技師が共同で行う。こうなると、治療というよりメンテナンスに近い。まさに強化型サイボーグと言ってよい。確かにデータ通信によって日々機器のモニタリングがなされ、時折呼び出しはかかる。しかし、私に関して言えば、素子のセリフ同様、「最高度のメンテナンスなしには生存できなくなったとしても、文句を言う筋合いじゃない」のである。
身近なサイボーグ化の例は、他にもある。義足もその一つだ。昨年のリオデジャネイロオリンピックとパラリンピックでは、義足を装着した走り幅跳び選手のマルクス・レームが話題となった。
物議をかもしたのは、彼の記録だ。2015年の障害者の世界選手権で、なんと8メートル40という記録を達成した。12年のロンドン五輪の優勝者の記録である8メートル31を、9センチ上回る大記録だった。注目は彼の努力と能力ではなく、カーボン製の義足という道具に集まる。
そして、彼に対する称賛は批判に変わる。健常者よりも有利な道具を使ったというのだ。また、オリンピックとパラリンピックは「同一条件」にこだわる。レームは最終的に、熱望していたオリンピック出場を断念し、パラリンピックで優勝している。彼に対する批判の裏側には、「障害者は定義により、健常者より優れていてはならない」という暗黙の前提=先入観があったのではないか。
*
道具という点では、眼鏡だって福祉用具だ。眼鏡は、場合によっては、あれば障害者、なければ「ふつう」の人になるという点で、政府の輸出入統計では福祉用具に含まれる。いまでこそ日本人の多くが当たり前のようにかけているが、歴史をひもとくと面白い。「眼鏡の社会史」によると、13世紀ヨーロッパではすでに眼鏡が使用されていた。当時、眼鏡は悪魔の道具と考えられていた。「神の与え給(たも)うた苦痛は、その人間の魂の幸せのため、じっと耐えるべきものであり、それを妨げる機械類は悪魔のしわざである」
眼鏡は、本の大量生産と識字率の上昇とともに普及する。多くの人がその実用性から眼鏡を使うようになると、「悪魔の道具」としてのマイナスイメージも払拭(ふっしょく)され、大量生産の時代に入っていく。人々の意識が変わっていったのだ。
眼鏡がないと競技ができない人と、義足がないと競技ができない人との間に概念的な差異はない。障害は、社会が規定する。レームの夢はオリンピックに出場することだという。オリンピックの中に義足部門をつくってもよいと思う。夢をより大きく持つならば、オリンピックとパラリンピックの統合だってあり得るのではないか。
実用性や必需性という点でみると、多くの人にとっての眼鏡と、一部の人にとってのペースメーカーや義肢といった障害者用の医療・福祉機器との間に、差はない。街中にかっこいい眼鏡をかけた人たちが歩くように、街中がかっこいい車椅子であふれ、かっこいい義足をつけたアスリートたちがオリンピックで活躍すれば、「障害」という言葉も人を分け隔てする意味では使われなくなっていく。社会は変わる。その社会を変えていくのは、経済発展や技術進歩だけではない。私たちの意識が、「障害者と健常者の境目」を取り除いていくのだ。
◇
松井彰彦(まつい・あきひこ)氏/1962年生まれ。東京大学教授。研究テーマは障害と経済、ゲーム理論。著書に「慣習と規範の経済学」など。
遠藤会員がニュースレターで当会紹介
2017年10月23日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
長雨が続いています今日このごろです。いかがお過ごしですか。
今月号のニュースレターをお届けします。今月号は、新しく「心理マリッジカウンセラー」の資格を新設、また、「シニアマリッジカウンセラー」の名称の変更等、資格の種類、内容等を大きく改編し、資格取得のための内容を充実させることや一貫性のある人材育成のための体制を作りました。
また、11月19日協会主催の勉強協会を東京・大阪で行います。是非、ご参加いただきたく内容は資料を添付いたしますので参考にしていただければ幸いです。さらに、11月から30年のプリマリタルカウンセラー養成講座の募集に入ります。2月末までにお申込みいただければ受講料を1割引にさせていただきます。東京、大阪、名古屋で無料説明会をいたしますのでお出かけ下さい。詳細は次回のニュースレター等でお知らせします。
どうか宜しくお願いいたします。
一般社団法人 日本結婚カウンセリング協会
理事長 遠藤 壽彦(臨床心理士)
----------------------------------------------------------------------------------------------------
【 N e w s L e t t e r / b e H a p p y ・ 幸せになぁ~れ ♪ 第 2 1 号 】
一社 日本結婚カウンセリング協会 TEL:03-6868-3272 FAX:03-6893-3931
〒107-0062 東京都南青山2-2-15 ウイン青山1403 Mail:info@j-mca.com
● 「心理マリッジカウンセラー」の資格を新設しましました。
「心理マリッジカウンセラー」は、結婚後のカップルや家族をサポートするカウンセラーです。結婚前は「プリマリタルカウンセラー」が、結婚後は「心理マリッジカウンセラー」が活動できる体制が整いました。二つの資格を持つことでカウンセラーは(一社)日本結婚カウンセリング協会の認定カウンセラーとして「夫婦円満は社会の礎」をモットーとして活動できる基盤ができました。また、結婚早期離婚者を減らすための活動にも二つの資格を取得することで、結婚後もフォローすることができます。今後、プリマリタルカウンセラーの資格と心理マリッジカウンセラーの資格を持つことで多くのカップルや家族の支えとして活躍できることになりました。資格に関心のある方はお問合せ下さい。
● 「シニアマリッジカウンセラー」の資格の名称を変更します。
今回資格の種類を増やすことでカウンセラーの切れ目のない仕事を確保することに伴い、名称の統一を図る目的で「シニアマリッジカウンセラー」の資格を「上級心理マリッジカウンセラー」に名称の変更をしました。これに伴い、昨年この資格を取得した皆さんの名称の変更手続きを希望者を対象に行います。詳しくは別途協会から資格取得者にご連絡いたします。
● 「上級プリマリタルカウンセラー」の資格も新設します。
プリマリタルカウンセラーの上位の資格として、「上級プリマリタルカウンセラー」の資格も新設します。この資格は、プリマリタルカウンセラーのアドバイザーや指導者として活動します。プリマリタルカウンセラーも年々増えています。その中で指導者の養成も必要となってきました。協会の活動をより発展させるためにはこのような指導者のサポートがカウンセリングの質の向上につながるものと確信しています。多くの方が資格を取得してプリマリタルカウンセリングをさらに普及させていきたいと考えています。
● 名古屋のプリマリタルカウンセラーは全員資格認定試験に合格しました。
今年の名古屋校のプリマリタルカウンセラー資格認定試験は9月26日に終了し、9月30日に合格の可否を発表しました。全員合格でした。合格証も発送し、資格取得者のこれからの活動が期待されります。合格者の皆様にお願いしたいことは、資格を取得した時点で勉強は終わりではなく、資格を取得してからが勉強ですので宜しくお願いします。
● 「生涯現役の会」の紹介
「生涯現役の会」HP抜粋:「日本生涯現役推進協議会(略称:生涯現役協)は、「生涯現役社会づくり」に関心のある個人・企業・行政団体と協働し、シニア・団塊世代の生きがい人生が、「日本を元気に!」そして「自分も元気に!」世の中に役立つよう、各種団体・企業と連携している2004年創設のNGO団体です。
『生涯現役とは、自分の生きがい人生が世の中に役立つこと』と定義している私たち生涯現役協の仲間は、定年後も社会的役割と働きがいのある活動を通し、一人ひとりの人生、さらには社会全体をより豊かにしたいという願いを旨に、参加団体や協賛企業と協力し、さまざまな活動を行っています。
シニア世代の生きがいづくりと再就業・社会貢献をサポートする調査研究、フォーラム開催の企画・実施をはじめとして、「生涯現役」に関する情報交流センター的な役割を果たすよう全国のシニア世代・次世代に呼びかけています。 生涯現役で生きがい人生、働きがい活動を各地域で展開したいと考える、個人や企業・行政団体の皆様の当ネットワークに対するご連絡、ご協力を心からお待ちしています。」
以上同HP抜粋ですが、このようなリタイアした皆様の活動をサポートする会で、私 遠藤も入会しています。ご関心ある方は HP=http://www.sgsk.net/ からお問合せ下さい。
● 編集後記
新しく「心理マリッジカウンセラー」を養成することになりました。この資格は結婚生活全般の個人・家族をサポートする資格です。大変広い範囲の職域を持つ資格ですので、カウンセラーの得意とする分野を極めて、その分野のスペシャリストになって欲しいと考えています。例えば、子育てでも幼児・児童・思春期などがありますが、その中でも」思春期のスぺシャリストになることで充分仕事になります。そんな思いで新しい資格を育てていきたいと思います。
また、11月19日の協会主催の勉強会を東京・大阪で行います。多くの会員の皆様のご出席をお願いします。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
長雨が続いています今日このごろです。いかがお過ごしですか。
今月号のニュースレターをお届けします。今月号は、新しく「心理マリッジカウンセラー」の資格を新設、また、「シニアマリッジカウンセラー」の名称の変更等、資格の種類、内容等を大きく改編し、資格取得のための内容を充実させることや一貫性のある人材育成のための体制を作りました。
また、11月19日協会主催の勉強協会を東京・大阪で行います。是非、ご参加いただきたく内容は資料を添付いたしますので参考にしていただければ幸いです。さらに、11月から30年のプリマリタルカウンセラー養成講座の募集に入ります。2月末までにお申込みいただければ受講料を1割引にさせていただきます。東京、大阪、名古屋で無料説明会をいたしますのでお出かけ下さい。詳細は次回のニュースレター等でお知らせします。
どうか宜しくお願いいたします。
一般社団法人 日本結婚カウンセリング協会
理事長 遠藤 壽彦(臨床心理士)
----------------------------------------------------------------------------------------------------
【 N e w s L e t t e r / b e H a p p y ・ 幸せになぁ~れ ♪ 第 2 1 号 】
一社 日本結婚カウンセリング協会 TEL:03-6868-3272 FAX:03-6893-3931
〒107-0062 東京都南青山2-2-15 ウイン青山1403 Mail:info@j-mca.com
● 「心理マリッジカウンセラー」の資格を新設しましました。
「心理マリッジカウンセラー」は、結婚後のカップルや家族をサポートするカウンセラーです。結婚前は「プリマリタルカウンセラー」が、結婚後は「心理マリッジカウンセラー」が活動できる体制が整いました。二つの資格を持つことでカウンセラーは(一社)日本結婚カウンセリング協会の認定カウンセラーとして「夫婦円満は社会の礎」をモットーとして活動できる基盤ができました。また、結婚早期離婚者を減らすための活動にも二つの資格を取得することで、結婚後もフォローすることができます。今後、プリマリタルカウンセラーの資格と心理マリッジカウンセラーの資格を持つことで多くのカップルや家族の支えとして活躍できることになりました。資格に関心のある方はお問合せ下さい。
● 「シニアマリッジカウンセラー」の資格の名称を変更します。
今回資格の種類を増やすことでカウンセラーの切れ目のない仕事を確保することに伴い、名称の統一を図る目的で「シニアマリッジカウンセラー」の資格を「上級心理マリッジカウンセラー」に名称の変更をしました。これに伴い、昨年この資格を取得した皆さんの名称の変更手続きを希望者を対象に行います。詳しくは別途協会から資格取得者にご連絡いたします。
● 「上級プリマリタルカウンセラー」の資格も新設します。
プリマリタルカウンセラーの上位の資格として、「上級プリマリタルカウンセラー」の資格も新設します。この資格は、プリマリタルカウンセラーのアドバイザーや指導者として活動します。プリマリタルカウンセラーも年々増えています。その中で指導者の養成も必要となってきました。協会の活動をより発展させるためにはこのような指導者のサポートがカウンセリングの質の向上につながるものと確信しています。多くの方が資格を取得してプリマリタルカウンセリングをさらに普及させていきたいと考えています。
● 名古屋のプリマリタルカウンセラーは全員資格認定試験に合格しました。
今年の名古屋校のプリマリタルカウンセラー資格認定試験は9月26日に終了し、9月30日に合格の可否を発表しました。全員合格でした。合格証も発送し、資格取得者のこれからの活動が期待されります。合格者の皆様にお願いしたいことは、資格を取得した時点で勉強は終わりではなく、資格を取得してからが勉強ですので宜しくお願いします。
● 「生涯現役の会」の紹介
「生涯現役の会」HP抜粋:「日本生涯現役推進協議会(略称:生涯現役協)は、「生涯現役社会づくり」に関心のある個人・企業・行政団体と協働し、シニア・団塊世代の生きがい人生が、「日本を元気に!」そして「自分も元気に!」世の中に役立つよう、各種団体・企業と連携している2004年創設のNGO団体です。
『生涯現役とは、自分の生きがい人生が世の中に役立つこと』と定義している私たち生涯現役協の仲間は、定年後も社会的役割と働きがいのある活動を通し、一人ひとりの人生、さらには社会全体をより豊かにしたいという願いを旨に、参加団体や協賛企業と協力し、さまざまな活動を行っています。
シニア世代の生きがいづくりと再就業・社会貢献をサポートする調査研究、フォーラム開催の企画・実施をはじめとして、「生涯現役」に関する情報交流センター的な役割を果たすよう全国のシニア世代・次世代に呼びかけています。 生涯現役で生きがい人生、働きがい活動を各地域で展開したいと考える、個人や企業・行政団体の皆様の当ネットワークに対するご連絡、ご協力を心からお待ちしています。」
以上同HP抜粋ですが、このようなリタイアした皆様の活動をサポートする会で、私 遠藤も入会しています。ご関心ある方は HP=http://www.sgsk.net/ からお問合せ下さい。
● 編集後記
新しく「心理マリッジカウンセラー」を養成することになりました。この資格は結婚生活全般の個人・家族をサポートする資格です。大変広い範囲の職域を持つ資格ですので、カウンセラーの得意とする分野を極めて、その分野のスペシャリストになって欲しいと考えています。例えば、子育てでも幼児・児童・思春期などがありますが、その中でも」思春期のスぺシャリストになることで充分仕事になります。そんな思いで新しい資格を育てていきたいと思います。
また、11月19日の協会主催の勉強会を東京・大阪で行います。多くの会員の皆様のご出席をお願いします。
10/28『第7回 生涯現役Ⓡサミット』案内
2017年10月22日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 皆 々 様
平素「生涯現役社会づくり」推進へのご協賛に、感謝申し上げます。
32年間も有難く皆様方の篤いお力添えにより、私たちは来週28日
(土)午後『第7回:生涯現役Ⓡサミット』を開催させていただきます。
ご案内URL=http://www.sgsk.net/70890/2017/09/13/2017年10月28日
第7回生涯現役サミットご案内
全国各地域の自治体が、真剣に「生涯現役社会」創りを志すシニア
社会貢献型の人財ビジネス業との民官連携にこそ、真の地域創生に
役立つ時代到来なのだと、全参加者が確認できるイベントなのです。
どうか今回の開催趣旨を存分にご検討の上、シニア就業に限らず、
『生涯現役110番』活用協働者として、ご参加の程期待しています。
****************************************************************
『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への 意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
-------------------------------------------------------------------------------------------------
2016年秋・2017年春期:実施/2017年秋期:開催予定(各土曜13:30~ )
⑤Summit 10/15(済) ⑥Summit 4/15(済) ⑦Summit 10/28(予)
-------------------------------------------------------------------------------------------------
2017/10/25 (理事会15:00 & 第382回生涯現役塾 17:30)~ 2018/3/28
10/25 11/22 12/13 1/24 2/28 3/28
****************************************************************
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
開催実行委員長 新 川 政 信
事務局長 増 田 龍 一
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/sgsk.net/
Facebook2:https://www.facebook.com/yaesu3min
*******************************************
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 皆 々 様
平素「生涯現役社会づくり」推進へのご協賛に、感謝申し上げます。
32年間も有難く皆様方の篤いお力添えにより、私たちは来週28日
(土)午後『第7回:生涯現役Ⓡサミット』を開催させていただきます。
ご案内URL=http://www.sgsk.net/70890/2017/09/13/2017年10月28日
第7回生涯現役サミットご案内
全国各地域の自治体が、真剣に「生涯現役社会」創りを志すシニア
社会貢献型の人財ビジネス業との民官連携にこそ、真の地域創生に
役立つ時代到来なのだと、全参加者が確認できるイベントなのです。
どうか今回の開催趣旨を存分にご検討の上、シニア就業に限らず、
『生涯現役110番』活用協働者として、ご参加の程期待しています。
****************************************************************
『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への 意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
-------------------------------------------------------------------------------------------------
2016年秋・2017年春期:実施/2017年秋期:開催予定(各土曜13:30~ )
⑤Summit 10/15(済) ⑥Summit 4/15(済) ⑦Summit 10/28(予)
-------------------------------------------------------------------------------------------------
2017/10/25 (理事会15:00 & 第382回生涯現役塾 17:30)~ 2018/3/28
10/25 11/22 12/13 1/24 2/28 3/28
****************************************************************
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
開催実行委員長 新 川 政 信
事務局長 増 田 龍 一
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/sgsk.net/
Facebook2:https://www.facebook.com/yaesu3min
*******************************************
川中美幸母の死後:母の歳迄生涯現役
2017年10月21日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
スポーツ報知転載
URL=http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171020-OHT1T50161.html
歌手の川中美幸(61)が20日、東京・王子の北とぴあ さくらホールで
歌謡コンサート「第13回 大江戸うた祭り」に出演した。
母・川中久子さん(享年92)が1日に胃がんのため死去後、ファンの前で歌うのは初めて。鮮やかな赤い着物姿で登場し、客席に投げキスをプレゼントするなどノリノリ。冒頭で代表曲「二輪草」を歌い終えると、観客1300人を前に「母は今、会場に来てます。残念ながら、ついこないだ遠出をしましたが、私もあと30年くらいたったら後に続く。そう思えば寂しくない」とあいさつした。
観客から「お母さんも喜んでるよ」と励まされると、「別れは寂しいものです。楽しい時もつらい時も歌が寄り添ってくれる」とハンカチで何度も涙もぬぐった。晩年は手押し車を押して生活した久子さんの姿を思い返し、「母の歳まで手押し車を押してでもステージに立ちたい」と生涯現役を宣言し、「総入れ歯になって歌って、入れ歯が落ちたらどうしよう」と爆笑トークも健在だった。
最新曲「あなたと生きる」など4曲を熱唱。終演後の会見では、「家に帰ると気持ちが落ちます…」と涙ぐみながら、「でも、頑張らないと」と自らを鼓舞。「母は『自分の人生を生きなさい』と言ってくれた。これからもより大事に歌っていきたい」と力強く語った。
同コンサートは、応募約4500通から選ばれた1300人が来場。この日はジェロ(36)、村木弾(37)、中澤卓也(22)、森山愛子(32)ら計9人が出演した。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
スポーツ報知転載
URL=http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171020-OHT1T50161.html
歌手の川中美幸(61)が20日、東京・王子の北とぴあ さくらホールで
歌謡コンサート「第13回 大江戸うた祭り」に出演した。
母・川中久子さん(享年92)が1日に胃がんのため死去後、ファンの前で歌うのは初めて。鮮やかな赤い着物姿で登場し、客席に投げキスをプレゼントするなどノリノリ。冒頭で代表曲「二輪草」を歌い終えると、観客1300人を前に「母は今、会場に来てます。残念ながら、ついこないだ遠出をしましたが、私もあと30年くらいたったら後に続く。そう思えば寂しくない」とあいさつした。
観客から「お母さんも喜んでるよ」と励まされると、「別れは寂しいものです。楽しい時もつらい時も歌が寄り添ってくれる」とハンカチで何度も涙もぬぐった。晩年は手押し車を押して生活した久子さんの姿を思い返し、「母の歳まで手押し車を押してでもステージに立ちたい」と生涯現役を宣言し、「総入れ歯になって歌って、入れ歯が落ちたらどうしよう」と爆笑トークも健在だった。
最新曲「あなたと生きる」など4曲を熱唱。終演後の会見では、「家に帰ると気持ちが落ちます…」と涙ぐみながら、「でも、頑張らないと」と自らを鼓舞。「母は『自分の人生を生きなさい』と言ってくれた。これからもより大事に歌っていきたい」と力強く語った。
同コンサートは、応募約4500通から選ばれた1300人が来場。この日はジェロ(36)、村木弾(37)、中澤卓也(22)、森山愛子(32)ら計9人が出演した。
世界人口白書2017:格差拡大分断世界
2017年10月20日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
国連人口基金URL=http://tokyo.unfpa.org/ja/publications/世界人口白書2017
【 世 界 人 口 白 書 2 0 1 7 】
分断される世界―格差拡大時代のリプロダクティブ・ヘルス/ライツ
「歯止めが利かずに広がり続ける格差と、最貧困に苦しむ女性たちの権利を守れないことは、平和と世界の開発目標達成を阻んでいる」と国連人口基金(UNFPA)発表の世界人口白書は警告している。
• 世界のたった半分の女性が有給の仕事に就いている。
• 世界的に、女性は男性の賃金の77%程しか得ることができていない。
• 世界の5人に3人の女性が、育児休暇を取得できず、その多くの女性が出産や育児における「ペナルティ」をこうむっている。
2017年10月17日にUNFPAが発表した「世界人口白書2017」は、不平等が速やかに是正され、貧困にあえぐ女性たちが自分自身の人生について自ら選択できるようにならない限りその国々では紛争に直面し、平和や開発目標を達成することが困難になると指摘している。
セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツを含む不平等の代償は、国際社会全体の目標にも影響を及ぼすだろうと、UNFPAの世界人口白書「分断される世界:格差拡大時代のリプロダクティブ・ヘルス/ライツ」は述べている。
家族計画を含むリプロダクティブ・ヘルスサービスが充分に供給されないため、最貧困の女性たちは経済的にさらに困窮し、SDGs(持続可能な開発目標)の第1目標「貧困をなくそう」の達成が阻まれる。
経済的な格差により、一部の特権的な人々だけが子どもを産むか産まないかの選択をする権利を享受できるというような、女性の健康に関するその他の不平等をさらに助長し、このことがさらに経済的格差をまねくことになっている。その結果、一部の人々のみが熟練技術を身に付け、賃金労働者として働き、経済力を得ることができる。
「今日の世界における不平等は、“持てるものと持たざるもの”だけの問題ではない」とUNFPA事務局長ナタリア・カネムは言う。「不平等は、“出来るものと出来ないもの”の問題になってきている。自分の家族計画に関する決断を行うことができなかったり、リプロダクティブ・ヘルスケアを十分に享受できないために不健康な状態にある貧しい女性たちが“出来ないもの”の大多数となっている。」
ほとんどの途上国では、最も貧しい女性が家族計画における選択肢が最も少なく、出産前の医療へのアクセスが最も少なく、ほとんどの場合、医者や助産師の立ち会い無しで出産をしている。
途上国では、家族計画へのアクセスが制限されているため、年間8900万件の望まない妊娠と4800万件の中絶を引き起こしている。これは女性の健康を害するだけでなく、彼女たちが賃金労働者となり、収入を得て経済的に独立するのを阻むことにつながる。
手ごろな価格で利用できる託児所など、関連サービスへのアクセスが無いことも、女性が家庭の外で働くことを妨げている。働いている女性にとっては、有給の育児休暇が無かったり、雇用主が妊婦を差別することにより、母親になることに「ペナルティ」を科している。そのため、多くの女性がキャリアか育児かという選択を迫られている。
「経済的な不平等を是正するには、リプロダクティブ・ヘルス/ライツや、女性の可能性が最大限に活かされることを妨げる社会的・制度的な障壁などの不平等を是正することから取り組むべきです」とカネムは言う。
このUNFPAの世界人口白書は、2030年までに持続可能な開発目標と共生社会を達成することを目指した国連の計画に沿って、最も取り残されているものたちにまず焦点をあてることを勧めている。この持続可能な開発目標は、「私たちが共同で障壁を取り払い、格差を是正する、よりよい未来を目指している。全ての格差を減らすことが目的でなくてはならない。女性のリプロダクティブ・ライツを保障することは・・・最も大きな貢献の1つとなり得る。」
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
国連人口基金URL=http://tokyo.unfpa.org/ja/publications/世界人口白書2017
【 世 界 人 口 白 書 2 0 1 7 】
分断される世界―格差拡大時代のリプロダクティブ・ヘルス/ライツ
「歯止めが利かずに広がり続ける格差と、最貧困に苦しむ女性たちの権利を守れないことは、平和と世界の開発目標達成を阻んでいる」と国連人口基金(UNFPA)発表の世界人口白書は警告している。
• 世界のたった半分の女性が有給の仕事に就いている。
• 世界的に、女性は男性の賃金の77%程しか得ることができていない。
• 世界の5人に3人の女性が、育児休暇を取得できず、その多くの女性が出産や育児における「ペナルティ」をこうむっている。
2017年10月17日にUNFPAが発表した「世界人口白書2017」は、不平等が速やかに是正され、貧困にあえぐ女性たちが自分自身の人生について自ら選択できるようにならない限りその国々では紛争に直面し、平和や開発目標を達成することが困難になると指摘している。
セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツを含む不平等の代償は、国際社会全体の目標にも影響を及ぼすだろうと、UNFPAの世界人口白書「分断される世界:格差拡大時代のリプロダクティブ・ヘルス/ライツ」は述べている。
家族計画を含むリプロダクティブ・ヘルスサービスが充分に供給されないため、最貧困の女性たちは経済的にさらに困窮し、SDGs(持続可能な開発目標)の第1目標「貧困をなくそう」の達成が阻まれる。
経済的な格差により、一部の特権的な人々だけが子どもを産むか産まないかの選択をする権利を享受できるというような、女性の健康に関するその他の不平等をさらに助長し、このことがさらに経済的格差をまねくことになっている。その結果、一部の人々のみが熟練技術を身に付け、賃金労働者として働き、経済力を得ることができる。
「今日の世界における不平等は、“持てるものと持たざるもの”だけの問題ではない」とUNFPA事務局長ナタリア・カネムは言う。「不平等は、“出来るものと出来ないもの”の問題になってきている。自分の家族計画に関する決断を行うことができなかったり、リプロダクティブ・ヘルスケアを十分に享受できないために不健康な状態にある貧しい女性たちが“出来ないもの”の大多数となっている。」
ほとんどの途上国では、最も貧しい女性が家族計画における選択肢が最も少なく、出産前の医療へのアクセスが最も少なく、ほとんどの場合、医者や助産師の立ち会い無しで出産をしている。
途上国では、家族計画へのアクセスが制限されているため、年間8900万件の望まない妊娠と4800万件の中絶を引き起こしている。これは女性の健康を害するだけでなく、彼女たちが賃金労働者となり、収入を得て経済的に独立するのを阻むことにつながる。
手ごろな価格で利用できる託児所など、関連サービスへのアクセスが無いことも、女性が家庭の外で働くことを妨げている。働いている女性にとっては、有給の育児休暇が無かったり、雇用主が妊婦を差別することにより、母親になることに「ペナルティ」を科している。そのため、多くの女性がキャリアか育児かという選択を迫られている。
「経済的な不平等を是正するには、リプロダクティブ・ヘルス/ライツや、女性の可能性が最大限に活かされることを妨げる社会的・制度的な障壁などの不平等を是正することから取り組むべきです」とカネムは言う。
このUNFPAの世界人口白書は、2030年までに持続可能な開発目標と共生社会を達成することを目指した国連の計画に沿って、最も取り残されているものたちにまず焦点をあてることを勧めている。この持続可能な開発目標は、「私たちが共同で障壁を取り払い、格差を是正する、よりよい未来を目指している。全ての格差を減らすことが目的でなくてはならない。女性のリプロダクティブ・ライツを保障することは・・・最も大きな貢献の1つとなり得る。」