「日本生涯現役推進協議会」 会報 187
2019年8月31日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
ヘ ッ ド ラ イ ン ニ ュ ー ス
事務局報告 第187 号 2019年 8月31日発行
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◎ 2 0 1 9 / 8 / 1 ~ 2 0 1 9 / 8 / 3 1 の当Blog「タイトル掲載一覧表」
日 付 タ イ ト ル
2019年8月31日 「日本生涯現役推進協議会」 会報 187
2019年8月30日 NPOライフ・ベンチャー・クラブ会報167
2019年8月29日 公的年金見通しを示す「財政検証結果」公表
2019年8月28日 タウンニュース 港北版:生涯現役つなしま会
2019年8月27日 “公的年金ジワジワ減”乗り切り家計3ポイント
2019年8月26日 定年後・自走新人生:再出発へ「移行力」磨く
2019年8月25日 Nippon.com:共生社会へ日本は変われるか
2019年8月24日 8/28(水):定例研鑽会&第404回生涯現役塾
2019年8月23日 「芸能界 BIG 5」/生涯現役びんびん健康法
2019年8月22日 湯沢市:「地域共生全国サミット」 応募低調
2019年8月21日 都内65歳以上のシニア層の派遣就業を支援
2019年8月20日 国民健康保険の満額保険料支払う「正直者」
2019年8月19日 生涯現役シニアが学ぶ 「渋谷ハチコウ大学」
2019年8月18日 みのもんた:『ケンミンSHOW』置物状態心配
2019年8月17日 ORICON NEWS:亡妻の人生を夫が作品に
2019年8月16日 男性必見!「きくち体操」で生涯現役の体を‼
2019年8月15日 9/18:Eco Stage 東京地区主催 無料Seminar
2019年8月14日 スポーツツーリズム:生涯現役武士道の体感
2019年8月13日 「一人力」をつけて友人付き合いを楽しもう!
2019年8月12日 ESG×収益力:持続性を重視する新たな指標
2019年8月11日 ゾンビ企業/世界で5300社:規律緩み10年で2倍
2019年8月10日 森口歌手・バラドルの先に見続けた歌うこと2
2019年8月 9日 森口歌手・バラドルの先に見続けた歌うこと1
2019年8月 8日 静岡新聞:高齢者再就職研修/静岡・葵区発足
2019年8月 7日 福井新聞 Online 論説/勝山の西脇呉石展
2019年8月 6日 All About:老後に一億円貯めないと? 本気?
2019年8月 5日 40歳超お役御免? 年齢差別克服の働き方2
2019年8月 4日 40歳超お役御免? 年齢差別克服の働き方1
2019年8月 3日 目指すはマスターズ陸上日本記録:小島さん
2019年8月 2日 85歳岡田正さん:日本マスターズ水泳で
2019年8月 1日 BRAIN WORK近藤昇氏/Sailing Master夏号 以 上
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
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事務局報告 第187 号 2019年 8月31日発行
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◎ 2 0 1 9 / 8 / 1 ~ 2 0 1 9 / 8 / 3 1 の当Blog「タイトル掲載一覧表」
日 付 タ イ ト ル
2019年8月31日 「日本生涯現役推進協議会」 会報 187
2019年8月30日 NPOライフ・ベンチャー・クラブ会報167
2019年8月29日 公的年金見通しを示す「財政検証結果」公表
2019年8月28日 タウンニュース 港北版:生涯現役つなしま会
2019年8月27日 “公的年金ジワジワ減”乗り切り家計3ポイント
2019年8月26日 定年後・自走新人生:再出発へ「移行力」磨く
2019年8月25日 Nippon.com:共生社会へ日本は変われるか
2019年8月24日 8/28(水):定例研鑽会&第404回生涯現役塾
2019年8月23日 「芸能界 BIG 5」/生涯現役びんびん健康法
2019年8月22日 湯沢市:「地域共生全国サミット」 応募低調
2019年8月21日 都内65歳以上のシニア層の派遣就業を支援
2019年8月20日 国民健康保険の満額保険料支払う「正直者」
2019年8月19日 生涯現役シニアが学ぶ 「渋谷ハチコウ大学」
2019年8月18日 みのもんた:『ケンミンSHOW』置物状態心配
2019年8月17日 ORICON NEWS:亡妻の人生を夫が作品に
2019年8月16日 男性必見!「きくち体操」で生涯現役の体を‼
2019年8月15日 9/18:Eco Stage 東京地区主催 無料Seminar
2019年8月14日 スポーツツーリズム:生涯現役武士道の体感
2019年8月13日 「一人力」をつけて友人付き合いを楽しもう!
2019年8月12日 ESG×収益力:持続性を重視する新たな指標
2019年8月11日 ゾンビ企業/世界で5300社:規律緩み10年で2倍
2019年8月10日 森口歌手・バラドルの先に見続けた歌うこと2
2019年8月 9日 森口歌手・バラドルの先に見続けた歌うこと1
2019年8月 8日 静岡新聞:高齢者再就職研修/静岡・葵区発足
2019年8月 7日 福井新聞 Online 論説/勝山の西脇呉石展
2019年8月 6日 All About:老後に一億円貯めないと? 本気?
2019年8月 5日 40歳超お役御免? 年齢差別克服の働き方2
2019年8月 4日 40歳超お役御免? 年齢差別克服の働き方1
2019年8月 3日 目指すはマスターズ陸上日本記録:小島さん
2019年8月 2日 85歳岡田正さん:日本マスターズ水泳で
2019年8月 1日 BRAIN WORK近藤昇氏/Sailing Master夏号 以 上
NPOライフ・ベンチャー・クラブ会報167
2019年8月30日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
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N P O 法 人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
ホ ッ ト ラ イ ン ニ ュ ー ス
事 務 局 報 告 第 167 号 2019年 8月30日 発行
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◎ 第404回 生涯現役脳力展開シリーズ塾で想うこと報告
日本生涯現役推進協議会 東瀧 邦次
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N P O 法 人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
ホ ッ ト ラ イ ン ニ ュ ー ス
事 務 局 報 告 第 167 号 2019年 8月30日 発行
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◎ 第404回 生涯現役脳力展開シリーズ塾で想うこと報告
日本生涯現役推進協議会 東瀧 邦次
公的年金見通しを示す「財政検証結果」公表
2019年8月29日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
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The Liberty Web Home / 政治 / 財政・税金:2019.08.28
ご参考URL=https://the-liberty.com/article.php?item_id=16197
公的年金の見通しを示す「財政検証結果」公表 「100年持続可能」はありえない
厚生労働省は27日、公的年金の将来的な見通しを示す「財政検証結果」を公表した。
財政検証は5年に一度、将来の人口や就業率、経済情勢などを考慮して100年先までの公的年金財政の見通しを点検する"定期健診"。6月に金融庁が「老後に夫婦で2千万円の蓄えが必要」とした報告書を発表したこともあり、注目が集まっていた。
検証の結果、給付水準は経済成長と労働参加が進んだ場合でも、約30年後には、現在より約2割低くなる見通し。一方で、所得代替率(現役世代の平均手取り月収に対する割合)は2047年度には50.8%で下げ止まり、制度の持続性は確認されたとする。
年金の"目減り"は、少子高齢化による年金制度の「支え手」の不足が理由の一つとして、「支え手」を増やす制度改正を実施した場合の給付水準の変化も試算。
基礎年金の供出機関の拡大や、パートなどの短期間労働者に対する厚生年金の適用拡大、公的年金の受給開始時期の上限を現行の60歳~70歳から75歳までへの引き上げ、在職老齢年金制度の縮小や廃止などを行えば、給付水準を改善する効果があるとも公表している。
年を追うごとに低下する所得代替率
根本匠厚生労働相は財政検証結果の総括として、「経済成長と労働参加が進むケースでは、所得代替率50%以上を確保できることが確認された。(年金制度は)おおむね100年、持続可能になる」と述べている。
しかし、所得代替率50%を維持していると言いつつも、試算では、年を追うごとに所得代替率は低下していく。例えば、すでに年金を受け取っている65歳の場合、現在は61.7%だが、70歳になる2024年には58.5%、80歳になる2034年には49.1%まで低下する。
今年30歳の世代はさらに深刻だ。65歳になる2054年には50.8%だが、70歳になる2059年には48.1%。85歳になる2074年には、40.9%まで下がると試算されている。厚労省は「100年持続可能」と胸を張るが、本当にこの年金の仕組みが成り立つのか。
そもそも、経済成長や労働参加が進むという前提における検証は、どこまで信憑性があるか疑わしい。
現政権は10月に消費税を現行の8%から10%に引き上げることを予定している。1997年に消費税を5%に引き上げて以降、「消費増税をすると、人々は消費を控えるようになり、景気が悪くなる。その結果、全体としての税収が減る」ということが、各種統計で明らかになっている。増税により景気が悪化する未来が見えているにもかかわらず、経済成長が前提の検証は、甘いと言わざるを得ない。
「家族の絆」を取り戻すべき
今回の検証で、若い世代が大きく損をしていることが明確化された。現在の年金制度は、やはり考え直すべきだろう。
若い世代が損をしないためにも、現役世代がリタイア世代に「仕送り」をする現行の「賦課方式」はやめるべきだ。「積み立て方式」の年金を新設し、若者は自分の老後のためにコツコツと積み立てることが望ましい。
リタイア世代も、元気なうちは生きがいのためにも働き続けられる、「生涯現役社会」を目指すべきだろう。
戦前の日本では、ほとんどの高齢者が年金がなくても経済的に困窮せず暮らしていた。それは家族や親せき同士が絆によって、支え合ってきたからだ。「正当な家族観」とはどういうものかを考え直し、家族の絆を取り戻すことが、本当の"年金政策"ではないか。(駒井春香)
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The Liberty Web Home / 政治 / 財政・税金:2019.08.28
ご参考URL=https://the-liberty.com/article.php?item_id=16197
公的年金の見通しを示す「財政検証結果」公表 「100年持続可能」はありえない
厚生労働省は27日、公的年金の将来的な見通しを示す「財政検証結果」を公表した。
財政検証は5年に一度、将来の人口や就業率、経済情勢などを考慮して100年先までの公的年金財政の見通しを点検する"定期健診"。6月に金融庁が「老後に夫婦で2千万円の蓄えが必要」とした報告書を発表したこともあり、注目が集まっていた。
検証の結果、給付水準は経済成長と労働参加が進んだ場合でも、約30年後には、現在より約2割低くなる見通し。一方で、所得代替率(現役世代の平均手取り月収に対する割合)は2047年度には50.8%で下げ止まり、制度の持続性は確認されたとする。
年金の"目減り"は、少子高齢化による年金制度の「支え手」の不足が理由の一つとして、「支え手」を増やす制度改正を実施した場合の給付水準の変化も試算。
基礎年金の供出機関の拡大や、パートなどの短期間労働者に対する厚生年金の適用拡大、公的年金の受給開始時期の上限を現行の60歳~70歳から75歳までへの引き上げ、在職老齢年金制度の縮小や廃止などを行えば、給付水準を改善する効果があるとも公表している。
年を追うごとに低下する所得代替率
根本匠厚生労働相は財政検証結果の総括として、「経済成長と労働参加が進むケースでは、所得代替率50%以上を確保できることが確認された。(年金制度は)おおむね100年、持続可能になる」と述べている。
しかし、所得代替率50%を維持していると言いつつも、試算では、年を追うごとに所得代替率は低下していく。例えば、すでに年金を受け取っている65歳の場合、現在は61.7%だが、70歳になる2024年には58.5%、80歳になる2034年には49.1%まで低下する。
今年30歳の世代はさらに深刻だ。65歳になる2054年には50.8%だが、70歳になる2059年には48.1%。85歳になる2074年には、40.9%まで下がると試算されている。厚労省は「100年持続可能」と胸を張るが、本当にこの年金の仕組みが成り立つのか。
そもそも、経済成長や労働参加が進むという前提における検証は、どこまで信憑性があるか疑わしい。
現政権は10月に消費税を現行の8%から10%に引き上げることを予定している。1997年に消費税を5%に引き上げて以降、「消費増税をすると、人々は消費を控えるようになり、景気が悪くなる。その結果、全体としての税収が減る」ということが、各種統計で明らかになっている。増税により景気が悪化する未来が見えているにもかかわらず、経済成長が前提の検証は、甘いと言わざるを得ない。
「家族の絆」を取り戻すべき
今回の検証で、若い世代が大きく損をしていることが明確化された。現在の年金制度は、やはり考え直すべきだろう。
若い世代が損をしないためにも、現役世代がリタイア世代に「仕送り」をする現行の「賦課方式」はやめるべきだ。「積み立て方式」の年金を新設し、若者は自分の老後のためにコツコツと積み立てることが望ましい。
リタイア世代も、元気なうちは生きがいのためにも働き続けられる、「生涯現役社会」を目指すべきだろう。
戦前の日本では、ほとんどの高齢者が年金がなくても経済的に困窮せず暮らしていた。それは家族や親せき同士が絆によって、支え合ってきたからだ。「正当な家族観」とはどういうものかを考え直し、家族の絆を取り戻すことが、本当の"年金政策"ではないか。(駒井春香)
タウンニュース 港北版:生涯現役つなしま会
2019年8月28日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
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タウンニュース:横浜・港北版 掲載号2019年8月30日号
ご参考URL=
生涯現役つなしま会 昨年のふれあいフェスタ
1992年10月31日に綱島の地で創設した「生涯現役つなしま会」(鈴木フミ代表)。「生涯現役の気持ちで生きよう」をスローガンに、生きがいに満ちた人生を送るため、さまざまなグループ活動を行っている団体だ。会員の平均年齢は現在78歳。主に東急東横線沿線で活動し、遠くは川崎や磯子、都内から通ってくる会員もいるという。会員数は160人(2017年7月現在)。一時期は、250人を超えていたこともあったという。
多数の会員を抱えての運営方法や、長年活動を継続できた背景、発足時の様子などを同会の理事メンバーらに取材した。
現在同会は、23の小さなグループで構成されている。各グループの活動内容は、映画鑑賞・寄席、社会科見学、飲食・カラオケ、折り紙、俳句、水彩画、書道、パソコン、健康マージャン、ピアノ、ハーモニカ、社交ダンス、太極拳、ウォーキングなど。自分の趣味・趣向にあったグループを選んで、いくつも所属することができるというのがユニークなところだ。活動日もグループによって違い、年2回程度から、毎週活動しているところまで様々。
主な活動場所は、地域ケアプラザや社会福祉協議会など。入会金千円、年会費3千円のほか、グループ会費も無料から月1000円程度までと安価。
代表は今年から鈴木フミさんに。「世界の潮流にならって、トップは今回初めて女性になりました」とユーモアを交えて話してくれたのは副代表の鶴岡裕視さんだ。
「歩く会」への参加750人
団体の立ち上げ当初は、7〜8人だったという同会。当時の代表が55歳の時に発足。最初は、「リラックスフォーラム」というグループだけがあり、会の運営方法など、隔月で話し合いを続け、現在の形になっていった。また、会の活動の目玉となっているのが「歩く会」。ウォーキングのグループだが、歩く距離によってさらに3つのグループに分かれている。この「歩く会」は毎月企画されており、昨年の累計参加人数は、のべ750人前後。事前申込みが必要ないので、参加もしやすいところが人気の理由とも。「お友達とおしゃべりしながらのウォーキングなので、時には話に夢中になりすぎて、先頭と最後尾が1Kmぐらい離れてしまうときもありますが、それもご愛嬌です」と広報委員の日下毅さん。
10月31日(火)には港北公会堂で年に一度の発表会「ふれあいフェスタ」も開催。舞台発表では、太極拳、ハーモニカ合奏、ピアノ演奏、合唱、社交ダンス、踊りなど、作品展示は折り紙、書道、俳句、水彩画を予定。時間は午前10時半〜午後4時まで。舞台発表は正午より。入場無料。申込み不要。
「ちょうど25周年の節目の日に開催できて喜んでいます。会の活動に興味のある方は気軽に来場下さい」と鈴木代表。問合せは【電話】546・3860鈴木さんへ。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
タウンニュース:横浜・港北区版 掲載号:2019年8月29日号
ご参考URL=https://www.townnews.co.jp/0103/2019/08/29/495001.html
世界のクロサワを鑑賞 9月1日、港北公会堂
生涯現役つなしま会(廣江光昭代表)は9月1日(日)、港北公会堂で、「第138回リラックスフォーラム(名作映画観賞会)」を開催する。
今回は1963年に公開された、映画界の巨匠、黒澤明監督の『天国と地獄』を上映する。三船敏郎や仲代達矢、山崎努ら往年の名優が出演。「世界のクロサワ」の世界を楽しみたい。
2階1号室で、時間は午後2時から4時半まで。参加費は300円(会員は無料)となる。
(問)【電話】045・434・3760(草田さん)
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タウンニュース:横浜・港北版 掲載号2019年8月30日号
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生涯現役つなしま会 昨年のふれあいフェスタ
1992年10月31日に綱島の地で創設した「生涯現役つなしま会」(鈴木フミ代表)。「生涯現役の気持ちで生きよう」をスローガンに、生きがいに満ちた人生を送るため、さまざまなグループ活動を行っている団体だ。会員の平均年齢は現在78歳。主に東急東横線沿線で活動し、遠くは川崎や磯子、都内から通ってくる会員もいるという。会員数は160人(2017年7月現在)。一時期は、250人を超えていたこともあったという。
多数の会員を抱えての運営方法や、長年活動を継続できた背景、発足時の様子などを同会の理事メンバーらに取材した。
現在同会は、23の小さなグループで構成されている。各グループの活動内容は、映画鑑賞・寄席、社会科見学、飲食・カラオケ、折り紙、俳句、水彩画、書道、パソコン、健康マージャン、ピアノ、ハーモニカ、社交ダンス、太極拳、ウォーキングなど。自分の趣味・趣向にあったグループを選んで、いくつも所属することができるというのがユニークなところだ。活動日もグループによって違い、年2回程度から、毎週活動しているところまで様々。
主な活動場所は、地域ケアプラザや社会福祉協議会など。入会金千円、年会費3千円のほか、グループ会費も無料から月1000円程度までと安価。
代表は今年から鈴木フミさんに。「世界の潮流にならって、トップは今回初めて女性になりました」とユーモアを交えて話してくれたのは副代表の鶴岡裕視さんだ。
「歩く会」への参加750人
団体の立ち上げ当初は、7〜8人だったという同会。当時の代表が55歳の時に発足。最初は、「リラックスフォーラム」というグループだけがあり、会の運営方法など、隔月で話し合いを続け、現在の形になっていった。また、会の活動の目玉となっているのが「歩く会」。ウォーキングのグループだが、歩く距離によってさらに3つのグループに分かれている。この「歩く会」は毎月企画されており、昨年の累計参加人数は、のべ750人前後。事前申込みが必要ないので、参加もしやすいところが人気の理由とも。「お友達とおしゃべりしながらのウォーキングなので、時には話に夢中になりすぎて、先頭と最後尾が1Kmぐらい離れてしまうときもありますが、それもご愛嬌です」と広報委員の日下毅さん。
10月31日(火)には港北公会堂で年に一度の発表会「ふれあいフェスタ」も開催。舞台発表では、太極拳、ハーモニカ合奏、ピアノ演奏、合唱、社交ダンス、踊りなど、作品展示は折り紙、書道、俳句、水彩画を予定。時間は午前10時半〜午後4時まで。舞台発表は正午より。入場無料。申込み不要。
「ちょうど25周年の節目の日に開催できて喜んでいます。会の活動に興味のある方は気軽に来場下さい」と鈴木代表。問合せは【電話】546・3860鈴木さんへ。
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タウンニュース:横浜・港北区版 掲載号:2019年8月29日号
ご参考URL=https://www.townnews.co.jp/0103/2019/08/29/495001.html
世界のクロサワを鑑賞 9月1日、港北公会堂
生涯現役つなしま会(廣江光昭代表)は9月1日(日)、港北公会堂で、「第138回リラックスフォーラム(名作映画観賞会)」を開催する。
今回は1963年に公開された、映画界の巨匠、黒澤明監督の『天国と地獄』を上映する。三船敏郎や仲代達矢、山崎努ら往年の名優が出演。「世界のクロサワ」の世界を楽しみたい。
2階1号室で、時間は午後2時から4時半まで。参加費は300円(会員は無料)となる。
(問)【電話】045・434・3760(草田さん)
“公的年金ジワジワ減”乗り切り家計3ポイント
2019年8月27日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
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@nifty ニュース トレンド 2019年08月27日 18時30分All About
ご参考URL=https://news.nifty.com/article/item/neta/12101-38827/
“公的年金ジワジワ減”を乗り切る家計のポイント3つ
公的年金がジワジワと減っています。少子化が解決しない限り、年金が減るのはやむを得ないでしょう。すでに年金を受給している人もこれから受給する人も、年金減を受け入れつつ、それに適応できる家計作りをしましょう。
■ 公的年金額は毎年、見直されている
公的年金額は、賃金・物価の変動に応じて、毎年、見直されています。現役世代が納めている保険料など、限られた財源の中で年金の給付水準を調整する仕組みとして「マクロ経済スライド」が導入されています。
具体的には、賃金・物価による年金額の伸びから、平均余命の伸びや現役世代の減少を考慮した「スライド調整率」を差し引いて、年金額を見直すことになっています。ただ、年金をもらっている人に配慮して、前年度より年金額を引き下げない措置(名目下限措置という)がとられています。
しかし、マクロ経済スライドによる年金額の調整は、賃金・物価が大幅に上昇しなければ、十分に行われません。そのため、2018年4月から、名目下限措置は維持しつつ、賃金・物価の伸びが小さい、または、下落したときに調整できずに繰り越した分は、賃金・物価が上昇したときに調整する仕組み(キャリーオーバー)が導入されています。
つまり、賃金・物価が上がったら、繰り越した分も含めて年金額を減らすということ。宝くじのキャリーオーバーはいいですが、年金減のキャリーオーバーはあまりありがたくないですね。
ただ、年金給付水準が高止まりすると、現役世代、そして、その下の世代にツケが回ります。つまり、子どもや孫の世代が将来もらう年金額が減らざるを得ないということ。なので、この制度改正は当然といえば当然ですね。
ですから、マクロ経済スライドに限らず、何らかの方法(制度、政策)で年金減額が推進されることを望む人でありたいものです。
■ 年金は減るが、負担は増える
今後、年金額はジワジワと減っていくことは想定しておく必要があります。公的年金の税制優遇は見直されそうで、手取りはさらに減るでしょう。
一方、医療費の自己負担は増えていきますし、健康保険料・介護保険料はアップ、消費税も上がる、と負担は増すばかりです。
つまり、老後生活はますます厳しくなることが想像されるのですが、筆者の周囲にはポカンとしている年金受給者がけっこういます。その人たちがポカンとしているのは、「今の年金+仕事の収入+アルファ」で生活が成り立っていて、それが、ずっと続くと思っているからのようです。
■ ますます高齢者に厳しい世の中になる!?
それに、年金が減っても仕事ができなくなっても、「自分は長生きしないから、年金と貯蓄で何とかなる」「先のことは考えても仕方がないので考えないことにしている」と現実を無視したセリフを語ります。また、「子どもたちの世話にはなりたくない(なれない)」とも言います。
子どもたちの世話になる、ならないは別として、とにかく現実を直視してください。
平均余命は毎年のように延びていて、想像以上に長生きする可能性が高いことを。高齢になって生活的に自立できなくなり、施設に入ろうとすると、年金だけで費用を賄うのは難しいことを。物価は上がっても年金は増えないことを。高齢者の義務的負担は増えていくことを。このままインフレが続けば預貯金中心の金融資産はどんどん目減りしていくことを。結果として、高齢者に優しくない(優しくできない)未来が待ち構えていることを。
これらをひっくるめて「年金減時代」と認識するならば、すぐに対策が必要なことがわかると思います。
■ 年金減時代を乗り切る家計のポイント3つ
年金減時代の対策には正攻法しかありません。
▼1:働き続けて収入を維持または増やすことまず、働き続けて収入を維持または増やすこと。働き方を変えても生涯現役で働く覚悟を持つことが必要です。
家計のムダを極力省いて、就労収入と年金でやりくりし、老後資金として貯蓄しているお金はギリギリまで使わないようにしましょう。
▼2:働き続けるために、起業して自分で働く場を作る働き続けるためには、起業して自分で働く場を作るのもアリです。
▼3:老後資金を少しでも増やすまた、インフレに対応し、老後資金を少しでも増やすための投資も必要です。
ただ、定年起業、定年投資デビューで大金を損して、老後ビンボーに陥る人もいると聞きます。そうならないために、ほどほどを心掛けてください。
▼40~50代の人は早めに準備を現在、40代・50代の人も年金減は免れません。この年代は、年金支給開始年齢が現状より遅くなる懸念があります(再雇用の年齢が上がるかもしませんが)。それに、この年代は今以上に平均余命が延びるかもしれません。
現在の年金受給者より、かなり厳しい老後が待っています。少しずつでもよいので、積み立てを増やすなどして老後資金の準備をしましょう。
※All About生命保険ガイド-小川千尋さんの記事を編集部が最新情報に加筆(文:小川 千尋)
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@nifty ニュース トレンド 2019年08月27日 18時30分All About
ご参考URL=https://news.nifty.com/article/item/neta/12101-38827/
“公的年金ジワジワ減”を乗り切る家計のポイント3つ
公的年金がジワジワと減っています。少子化が解決しない限り、年金が減るのはやむを得ないでしょう。すでに年金を受給している人もこれから受給する人も、年金減を受け入れつつ、それに適応できる家計作りをしましょう。
■ 公的年金額は毎年、見直されている
公的年金額は、賃金・物価の変動に応じて、毎年、見直されています。現役世代が納めている保険料など、限られた財源の中で年金の給付水準を調整する仕組みとして「マクロ経済スライド」が導入されています。
具体的には、賃金・物価による年金額の伸びから、平均余命の伸びや現役世代の減少を考慮した「スライド調整率」を差し引いて、年金額を見直すことになっています。ただ、年金をもらっている人に配慮して、前年度より年金額を引き下げない措置(名目下限措置という)がとられています。
しかし、マクロ経済スライドによる年金額の調整は、賃金・物価が大幅に上昇しなければ、十分に行われません。そのため、2018年4月から、名目下限措置は維持しつつ、賃金・物価の伸びが小さい、または、下落したときに調整できずに繰り越した分は、賃金・物価が上昇したときに調整する仕組み(キャリーオーバー)が導入されています。
つまり、賃金・物価が上がったら、繰り越した分も含めて年金額を減らすということ。宝くじのキャリーオーバーはいいですが、年金減のキャリーオーバーはあまりありがたくないですね。
ただ、年金給付水準が高止まりすると、現役世代、そして、その下の世代にツケが回ります。つまり、子どもや孫の世代が将来もらう年金額が減らざるを得ないということ。なので、この制度改正は当然といえば当然ですね。
ですから、マクロ経済スライドに限らず、何らかの方法(制度、政策)で年金減額が推進されることを望む人でありたいものです。
■ 年金は減るが、負担は増える
今後、年金額はジワジワと減っていくことは想定しておく必要があります。公的年金の税制優遇は見直されそうで、手取りはさらに減るでしょう。
一方、医療費の自己負担は増えていきますし、健康保険料・介護保険料はアップ、消費税も上がる、と負担は増すばかりです。
つまり、老後生活はますます厳しくなることが想像されるのですが、筆者の周囲にはポカンとしている年金受給者がけっこういます。その人たちがポカンとしているのは、「今の年金+仕事の収入+アルファ」で生活が成り立っていて、それが、ずっと続くと思っているからのようです。
■ ますます高齢者に厳しい世の中になる!?
それに、年金が減っても仕事ができなくなっても、「自分は長生きしないから、年金と貯蓄で何とかなる」「先のことは考えても仕方がないので考えないことにしている」と現実を無視したセリフを語ります。また、「子どもたちの世話にはなりたくない(なれない)」とも言います。
子どもたちの世話になる、ならないは別として、とにかく現実を直視してください。
平均余命は毎年のように延びていて、想像以上に長生きする可能性が高いことを。高齢になって生活的に自立できなくなり、施設に入ろうとすると、年金だけで費用を賄うのは難しいことを。物価は上がっても年金は増えないことを。高齢者の義務的負担は増えていくことを。このままインフレが続けば預貯金中心の金融資産はどんどん目減りしていくことを。結果として、高齢者に優しくない(優しくできない)未来が待ち構えていることを。
これらをひっくるめて「年金減時代」と認識するならば、すぐに対策が必要なことがわかると思います。
■ 年金減時代を乗り切る家計のポイント3つ
年金減時代の対策には正攻法しかありません。
▼1:働き続けて収入を維持または増やすことまず、働き続けて収入を維持または増やすこと。働き方を変えても生涯現役で働く覚悟を持つことが必要です。
家計のムダを極力省いて、就労収入と年金でやりくりし、老後資金として貯蓄しているお金はギリギリまで使わないようにしましょう。
▼2:働き続けるために、起業して自分で働く場を作る働き続けるためには、起業して自分で働く場を作るのもアリです。
▼3:老後資金を少しでも増やすまた、インフレに対応し、老後資金を少しでも増やすための投資も必要です。
ただ、定年起業、定年投資デビューで大金を損して、老後ビンボーに陥る人もいると聞きます。そうならないために、ほどほどを心掛けてください。
▼40~50代の人は早めに準備を現在、40代・50代の人も年金減は免れません。この年代は、年金支給開始年齢が現状より遅くなる懸念があります(再雇用の年齢が上がるかもしませんが)。それに、この年代は今以上に平均余命が延びるかもしれません。
現在の年金受給者より、かなり厳しい老後が待っています。少しずつでもよいので、積み立てを増やすなどして老後資金の準備をしましょう。
※All About生命保険ガイド-小川千尋さんの記事を編集部が最新情報に加筆(文:小川 千尋)
定年後・自走新人生:再出発へ「移行力」磨く
2019年8月26日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
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Zakzak by 夕刊フジ 経済・マネー 2019.8.24
ご参考URL=https://www.zakzak.co.jp/eco/news/190824/ecn1908240002-n1.html
【定年後・自走人生のススメ】
新たな再出発へ「移行力」を磨く! 定年後に必要な5つの能力
得丸英司
シニア社員にやがて訪れる定年。定年後の人生(余命年数)もまだ短かった「昭和の定年」は、会社人生のゴールとともに人生そのもののゴールでもあった。
日本が超高齢社会に突入した「平成の定年」では、定年後の長い人生の存在がクローズアップされ始めた。さらに、老後生活資金や社会保障制度の財政など「先例のない不安材料」が山積された時代でもあった。一方、「生涯現役の実践」が可能となりつつある「令和の定年」は、会社人生や人生の「ゴール」ではなく、新たな人生の“再出発”を意味する。
定年後研究所では、この再出発の人生を「自走人生」と呼んでいる。定年後は、現役時代のように会社という頼れる存在はなく、「自分でレールを敷きながら走らねばならない」からだ。「自走人生」を送るための努力は、並大抵のことではない。「重要なのは周到な準備ですよ」とシニア社員の皆さんに申し上げている。それとともに、「再出発の準備」が必要なシニア社員のためのいろいろなプログラムを開発、提供している。
『百年ライフプラン~50歳からのキャリア開発』という企業向け研修コンテンツもその1つである。この研修では、再出発のために「移行力を磨く」ことについて学んでいただいている。
シニア社員の定年後は、「どこかの会社で働き続ける」や「NPO法人で社会貢献活動を行う」など、進む道は多少違ったとしても、「何らかの組織(コミュニティ)に所属して」生きていかなければならない点は共通している。慣れ親しんだ現在の会社とはまったく異なる環境(仕組み、社風、社員気質など)にうまく適応できなければならない。
再出発の局面で必要な能力は、次の5つである。
(1)デザイン能力…自分に持続可能な仕事(活動)は何かを見極めることができる能力
(2)価値訴求能力…自分は何ができるのか(価値)をアピールできる能力
(3)環境適応能力…過去とは違った現実を「当然のこと」として捉えることができる能力
(4)汎用(はんよう)能力…どんな組織や仕事でも通用する能力(対人関係力、パソコン操作力など)
(5)幅広い「専門性」…どんな状況、課題にも対応可能な専門能力であること
これらの5つは、「自走人生」を送るための“居場所”を確保するために必要なことでもある。“自走”といっても、1人で突っ走るわけではないのだから。
・会社名や肩書に頼らずに生きていくために、「自分は何者で、何ができるのか(したいのか)」を明確にイメージでき、かつ周囲に伝達・理解させることが必要である。
・小規模な組織(コミュニティ)に所属して働く(活動する)ということは、「1人で何役もこなす」ことが必要となるため、汎用スキル、広がりのある専門性が求められる。
あるボランティア団体の代表が耳打ちしてくれた。「能力はあるのに、長続きしない人は大企業の出身者に多いようです。要するに“プライド”を捨てられるか…ですよ」と。
◇
日本で初めての「50代以上会社員」に特化した、定年後ライフの準備支援機関。定年後の「自走人生」を目指すシニアを応援。ポータルサイト『定年3・0』(https://www.teinengo-lab.or.jp)を通じ、コミュニケーションスタイル診断アプリ「コミスタ」を無料提供中。
■得丸英司(とくまる・えいじ) 「一般社団法人定年後研究所」所長。(株)星和ビジネスリンク取締役専務執行役員。1957年生まれ。日本生命保険で25年にわたり、法人・個人分野のFPコンサルティング部門に従事。日本FP協会常務理事、慶應義塾大学大学院講師などを歴任。日本FP協会特別顧問。
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Zakzak by 夕刊フジ 経済・マネー 2019.8.24
ご参考URL=https://www.zakzak.co.jp/eco/news/190824/ecn1908240002-n1.html
【定年後・自走人生のススメ】
新たな再出発へ「移行力」を磨く! 定年後に必要な5つの能力
得丸英司
シニア社員にやがて訪れる定年。定年後の人生(余命年数)もまだ短かった「昭和の定年」は、会社人生のゴールとともに人生そのもののゴールでもあった。
日本が超高齢社会に突入した「平成の定年」では、定年後の長い人生の存在がクローズアップされ始めた。さらに、老後生活資金や社会保障制度の財政など「先例のない不安材料」が山積された時代でもあった。一方、「生涯現役の実践」が可能となりつつある「令和の定年」は、会社人生や人生の「ゴール」ではなく、新たな人生の“再出発”を意味する。
定年後研究所では、この再出発の人生を「自走人生」と呼んでいる。定年後は、現役時代のように会社という頼れる存在はなく、「自分でレールを敷きながら走らねばならない」からだ。「自走人生」を送るための努力は、並大抵のことではない。「重要なのは周到な準備ですよ」とシニア社員の皆さんに申し上げている。それとともに、「再出発の準備」が必要なシニア社員のためのいろいろなプログラムを開発、提供している。
『百年ライフプラン~50歳からのキャリア開発』という企業向け研修コンテンツもその1つである。この研修では、再出発のために「移行力を磨く」ことについて学んでいただいている。
シニア社員の定年後は、「どこかの会社で働き続ける」や「NPO法人で社会貢献活動を行う」など、進む道は多少違ったとしても、「何らかの組織(コミュニティ)に所属して」生きていかなければならない点は共通している。慣れ親しんだ現在の会社とはまったく異なる環境(仕組み、社風、社員気質など)にうまく適応できなければならない。
再出発の局面で必要な能力は、次の5つである。
(1)デザイン能力…自分に持続可能な仕事(活動)は何かを見極めることができる能力
(2)価値訴求能力…自分は何ができるのか(価値)をアピールできる能力
(3)環境適応能力…過去とは違った現実を「当然のこと」として捉えることができる能力
(4)汎用(はんよう)能力…どんな組織や仕事でも通用する能力(対人関係力、パソコン操作力など)
(5)幅広い「専門性」…どんな状況、課題にも対応可能な専門能力であること
これらの5つは、「自走人生」を送るための“居場所”を確保するために必要なことでもある。“自走”といっても、1人で突っ走るわけではないのだから。
・会社名や肩書に頼らずに生きていくために、「自分は何者で、何ができるのか(したいのか)」を明確にイメージでき、かつ周囲に伝達・理解させることが必要である。
・小規模な組織(コミュニティ)に所属して働く(活動する)ということは、「1人で何役もこなす」ことが必要となるため、汎用スキル、広がりのある専門性が求められる。
あるボランティア団体の代表が耳打ちしてくれた。「能力はあるのに、長続きしない人は大企業の出身者に多いようです。要するに“プライド”を捨てられるか…ですよ」と。
◇
日本で初めての「50代以上会社員」に特化した、定年後ライフの準備支援機関。定年後の「自走人生」を目指すシニアを応援。ポータルサイト『定年3・0』(https://www.teinengo-lab.or.jp)を通じ、コミュニケーションスタイル診断アプリ「コミスタ」を無料提供中。
■得丸英司(とくまる・えいじ) 「一般社団法人定年後研究所」所長。(株)星和ビジネスリンク取締役専務執行役員。1957年生まれ。日本生命保険で25年にわたり、法人・個人分野のFPコンサルティング部門に従事。日本FP協会常務理事、慶應義塾大学大学院講師などを歴任。日本FP協会特別顧問。
Nippon.com:共生社会へ日本は変われるか
2019年8月25日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
@nippon.com 社会 東京2020 2019.08.23 「共生社会」へ日本は変われるか :東京パラリンピック
ご参考URL=https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g00736/
肢体不自由選手から来た1通のメール
2018年の9月のことだ、1通のメールが筆者に届いた。「日本マスターズ」という毎年開催される大会で起こった悲しい出来事を伝える内容だった。日本スポーツ協会が主催するこの大会は、「生涯現役アスリートが集う全国大会」として開催され、政府の第2期スポーツ基本計画と連動する。ミッションに「公正と福祉」「環境と共生」「平和と友好」を掲げており、障がい者も出場できる。
事件は、この総合大会の水泳競技で起こった。(肘から先がない)片上肢欠損のこの選手に、突然告げられたのは「平泳ぎでは、両手でプールの壁をタッチしないと失格」というものだった。手が欠損しているこの選手とその所属団体は大会を運営している日本水泳連盟の担当者に抗議したが、判断が覆ることはなかった。その理由は、健常者の国際水泳連盟(FINA)の規則にのっとった日本水泳連盟規則が適用されるからだという。
こういったケースはこれまでも起こっていたが、現場で訴えても変わることがなかった。事件後、国際大会に出場した経験もあるこの選手が各所に訴えた結果、2019年度の大会からは、両手タッチの例外を認めることになった。ただし、一定の改善はみられたとはいえ、依然として個別の特別許可という取り扱いのままである。
共生を声高に叫ばなければいけない訳
組織委員会の森喜朗会長は2018年12月6日東京五輪・パラリンピック開催を契機とした「共生社会実現」を宣言した。
東京五輪・パラリンピックの大会のビジョンには「多様性と調和」が掲げられ、「人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治、障がいの有無など、あらゆる面での違いを肯定し、自然に受け入れ、互いに認め合うことで社会は進歩」「東京2020大会を、世界中の人々が多様性と調和の重要性を改めて認識し、共生社会をはぐくむ契機となるような大会とする」とうたわれている。
大会基本計画には、レガシーとして「パラリンピックを契機とする人々の意識改革、共生社会の実現」が盛り込まれ、組織運営においてもパラリンピックを重視するとしている。
しかし、パラリンピックを重視するとしながらも、五輪・パラリンピックの準備を進めていく作業過程において、ハード面(例えばバリアフリー)、ソフト面(例えば人々の意識)に共生社会実現と反する部分が垣間見られたのではないだろうか。このため、森会長は改めて共生社会実現への決意を表明したのだと思う。
障がい者を排除してきた日本の過去・現在
なぜ、これほどまでに東京五輪・パラリンピックの開催に際して「共生社会」という言葉が使われるのだろうか。共生社会とは何なのか。
日本の過去を振り返ると、それが見えてくる。文部科学省中央教育審議会の2010年資料には、「(1947年の学校教育法制定で)従来は教育の対象とされていなかった障害児に対し、特殊教育という分離別学の形で教育の機会が与えられるようになった」「1970年代においても、世界的なインクルーシブ教育とは異なる原則分離の教育形態が障害児教育の基盤となっていた」との記述がある。さらに、日本が2014年1月に障害者権利条約を批准した後も、分離別学教育は改善されていないという指摘もみられる。
福祉の分野においても、施設入所中心主義から、地域に溶け込んだ生活へと関連の法律が改正されたのは、1981年国際障害者年を契機としてからのことであった。日本が障害者権利条約を批准したのは5年前、まさに2013年9月東京五輪・パラリンピックが決まったわずか4カ月後のことなのである。「共生社会」の具体的なイメージは、人々の間に定着をしていないと思える。
イメージしにくい「共生社会」という言葉
共生社会とは文字を見れば分かるように、共に生きていく社会である。しかし、そのイメージが伝わりにくいのは、行動を想起させないからであろう。
共生は英語ではインクルーシブという言葉で表す。インクルーシブを「包摂」と和訳することもある。インクルーシブの反対語はエクスクルーシブ、「排除」である。共生社会や包摂社会と言わずに、「排除しない社会」とする方が、理解しやすいのではないか。
先日、ある大学でスポーツと共生社会という講義をした際に、「排除」しているかいないか、「排除」していることに合理的な理由があるかどうか、という視点で考えてみようと学生とディスカッションしたところ、非常に分かりやすいとの反応だった。
障がい者に用意されていないパラアスリートへの道筋
日本の教育においては、インクルーシブ教育が行われてこなかったため、スポーツも大きな影響を受けている。
日本のスポーツは、学校体育を主体として成り立ってきた。発達年齢に応じた取り組みがなされている。小学生であれば少年団スポーツ、中学校は中学校体育連盟、高校は高等学校体育連盟、そしてインカレに代表される大学体育である。特にハイパフォーマンスを目指す五輪選手は、それぞれの全国大会に出場をした中からさらに上位を目指す道筋(アスリートパスウエー)が出来上がっている。
この小学校から大学に至る過程で、障がい者が参加できるインクルーシブ教育が行われてこなかった。その結果、五輪に至る強化の道筋はあっても、パラリンピックに至る強化の道筋は存在せず、今も構築途上にある。
行政も動き始めたが…
日本における障がい者スポーツは、厚生労働省を所管とし、1964年東京パラリンピック以降において福祉の一環や障がい者の社会参加を目的として発展してきたもので、社会参加を目的とした全国競技大会はあっても、一般スポーツ選手対象のような仕組みの大会ではなかった。福祉施策の一環であるから、パラリンピックを頂点としてハイパフォーマンスを目指すアスリートへの強化施策はなかった。
障がい者スポーツが厚労省から文科省に移管され、2015年10月にスポーツ庁が発足して初めて統一的な取り組みが進められ始めた。しかし、各競技団体や各県や市町村レベルで見ると、まだまだ統一した取り組みとはなっていない。
日本身体障がい者水泳連盟が17年度に行った選手アンケートによれば、練習環境に満足している人は34.6%にすぎず、施設が使えない、指導者がいないといった課題を抱えている。また、練習場所などの確保に差別や偏見があったと思うかとの問いに対しては、44%の人が感じていると回答。一般の大会に参加したことがある人は51.5%にとどまっている。一般の大会にパラ選手も参加できるようにすべきだと回答した人は82.1%に上る。
19年7月にパラアスリート優先のナショナルトレーニングセンターが開設・運用が開始された。頂点の施設はできたが、裾野の体制は整っていない。富士山の頂上は見えても、下界は雲に覆われたままなのである。
幼少期から健常者に交じって運動する必要性
パラ水泳選手育成教材に、トップを極めた先天性障がい選手3人の事例が出てくる。この3人についての記述を読むと、いずれも保護者が幼少期からさまざまな運動経験をさせていたことが分かる。
例えば四肢欠損の選手の写真を見ると、手に靴を付けて四つ這いのような状態で健常の子供たちと一緒に山登りをしている。幼少期から発達にあった運動を健常者と同じように提供することが必要なのだ。
カナダは、スポーツ施策Canadian Sport for Life(CS4L)や長期競技者養成モデルを障がい者にも適用している。その概念図を参考に日本の状況をイメージして作成してみた。世界レベルの競技者を生み出す仕組みは、幼少期から年齢ステージに合った身体活動や競技生活があって初めて可能になるが、もともと障がい者は競技スポーツからは分断されていたことを斜めの白い線が示している。文部科学省の外局として2015年にスポーツ庁が設置されてようやく、パラアスリートを育成する道筋ができつつあるところだ。
日本は変われるのか
もう一度、マスターズ事件を振り返ってみよう。「両手でタッチをしなければならない」というFINA規則を基にした日本水泳連規則に従えば、違反とする理屈は正しい。しかし、日本における競技の制度が、障がい者の参加を想定していない現実を露呈してしまったとも言える。今までも、学校部活動で健常者とともに練習して一緒に大会に出ようという障がいを持つ子どもたちの夢を奪ってきたことに気が付いていないのだろうか。
この競技大会は障がい者を排除している訳ではない。ならば、特例ではなく、障がい者が共に競技するためには、どのようにすれば良いか考えることもできないのか。規則だからという次元で思考停止してはならない。共生社会とは、「違いを受け入れる」ことである。そのことがイノベーションを生み、日本が国際社会で持続的に発展することにつながるのではないだろうか。
パラスポーツ強豪国・英国の大学対抗戦では、パラアスリートの出場は加点されるため、大学は積極的に出場させるという。水泳強豪国オーストラリアでは、以前から一緒に大会が開催されており、先日私に寄せられた大会PRメールには、五輪水泳選手と並んでパラ水泳選手が映っている写真が載っている。また2028年ロサンゼルス五輪・パラリンピックに向けてだろうか、米国オリンピック委員会が「米国オリンピック&パラリンピック委員会」と名称変更した。欧米スポーツ強豪国は共生社会の基盤の上に立っている。日本が持続的に多くのメダルを取り続けるヒントがここにある。
日本は過去の歴史を認識した上で、東京2020五輪・パラリンピックのレガシーとして「スポーツから共生社会実現を」という未来を紡ぎ出さなければならない。冒頭で紹介したメールを読みながら、痛切にそう思った。【櫻井 誠一】
櫻井 誠一SAKURAI Seiichi 経歴:1949年生まれ。リオ2016パラリンピック日本選手団副団長・日本パラリンピック委員会副委員長。89年神戸市で開催された「フェスピック(現アジアパラゲームス)神戸大会」をきっかけに、障がい者競泳選手育成のボランティア活動を開始。神戸市広報課長、保健福祉局長、代表監査委員を歴任する傍ら、ボランティア活動を続ける。神戸市退職後、現在2020東京パラリンピックのために活動中。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
@nippon.com 社会 東京2020 2019.08.23 「共生社会」へ日本は変われるか :東京パラリンピック
ご参考URL=https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g00736/
肢体不自由選手から来た1通のメール
2018年の9月のことだ、1通のメールが筆者に届いた。「日本マスターズ」という毎年開催される大会で起こった悲しい出来事を伝える内容だった。日本スポーツ協会が主催するこの大会は、「生涯現役アスリートが集う全国大会」として開催され、政府の第2期スポーツ基本計画と連動する。ミッションに「公正と福祉」「環境と共生」「平和と友好」を掲げており、障がい者も出場できる。
事件は、この総合大会の水泳競技で起こった。(肘から先がない)片上肢欠損のこの選手に、突然告げられたのは「平泳ぎでは、両手でプールの壁をタッチしないと失格」というものだった。手が欠損しているこの選手とその所属団体は大会を運営している日本水泳連盟の担当者に抗議したが、判断が覆ることはなかった。その理由は、健常者の国際水泳連盟(FINA)の規則にのっとった日本水泳連盟規則が適用されるからだという。
こういったケースはこれまでも起こっていたが、現場で訴えても変わることがなかった。事件後、国際大会に出場した経験もあるこの選手が各所に訴えた結果、2019年度の大会からは、両手タッチの例外を認めることになった。ただし、一定の改善はみられたとはいえ、依然として個別の特別許可という取り扱いのままである。
共生を声高に叫ばなければいけない訳
組織委員会の森喜朗会長は2018年12月6日東京五輪・パラリンピック開催を契機とした「共生社会実現」を宣言した。
東京五輪・パラリンピックの大会のビジョンには「多様性と調和」が掲げられ、「人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治、障がいの有無など、あらゆる面での違いを肯定し、自然に受け入れ、互いに認め合うことで社会は進歩」「東京2020大会を、世界中の人々が多様性と調和の重要性を改めて認識し、共生社会をはぐくむ契機となるような大会とする」とうたわれている。
大会基本計画には、レガシーとして「パラリンピックを契機とする人々の意識改革、共生社会の実現」が盛り込まれ、組織運営においてもパラリンピックを重視するとしている。
しかし、パラリンピックを重視するとしながらも、五輪・パラリンピックの準備を進めていく作業過程において、ハード面(例えばバリアフリー)、ソフト面(例えば人々の意識)に共生社会実現と反する部分が垣間見られたのではないだろうか。このため、森会長は改めて共生社会実現への決意を表明したのだと思う。
障がい者を排除してきた日本の過去・現在
なぜ、これほどまでに東京五輪・パラリンピックの開催に際して「共生社会」という言葉が使われるのだろうか。共生社会とは何なのか。
日本の過去を振り返ると、それが見えてくる。文部科学省中央教育審議会の2010年資料には、「(1947年の学校教育法制定で)従来は教育の対象とされていなかった障害児に対し、特殊教育という分離別学の形で教育の機会が与えられるようになった」「1970年代においても、世界的なインクルーシブ教育とは異なる原則分離の教育形態が障害児教育の基盤となっていた」との記述がある。さらに、日本が2014年1月に障害者権利条約を批准した後も、分離別学教育は改善されていないという指摘もみられる。
福祉の分野においても、施設入所中心主義から、地域に溶け込んだ生活へと関連の法律が改正されたのは、1981年国際障害者年を契機としてからのことであった。日本が障害者権利条約を批准したのは5年前、まさに2013年9月東京五輪・パラリンピックが決まったわずか4カ月後のことなのである。「共生社会」の具体的なイメージは、人々の間に定着をしていないと思える。
イメージしにくい「共生社会」という言葉
共生社会とは文字を見れば分かるように、共に生きていく社会である。しかし、そのイメージが伝わりにくいのは、行動を想起させないからであろう。
共生は英語ではインクルーシブという言葉で表す。インクルーシブを「包摂」と和訳することもある。インクルーシブの反対語はエクスクルーシブ、「排除」である。共生社会や包摂社会と言わずに、「排除しない社会」とする方が、理解しやすいのではないか。
先日、ある大学でスポーツと共生社会という講義をした際に、「排除」しているかいないか、「排除」していることに合理的な理由があるかどうか、という視点で考えてみようと学生とディスカッションしたところ、非常に分かりやすいとの反応だった。
障がい者に用意されていないパラアスリートへの道筋
日本の教育においては、インクルーシブ教育が行われてこなかったため、スポーツも大きな影響を受けている。
日本のスポーツは、学校体育を主体として成り立ってきた。発達年齢に応じた取り組みがなされている。小学生であれば少年団スポーツ、中学校は中学校体育連盟、高校は高等学校体育連盟、そしてインカレに代表される大学体育である。特にハイパフォーマンスを目指す五輪選手は、それぞれの全国大会に出場をした中からさらに上位を目指す道筋(アスリートパスウエー)が出来上がっている。
この小学校から大学に至る過程で、障がい者が参加できるインクルーシブ教育が行われてこなかった。その結果、五輪に至る強化の道筋はあっても、パラリンピックに至る強化の道筋は存在せず、今も構築途上にある。
行政も動き始めたが…
日本における障がい者スポーツは、厚生労働省を所管とし、1964年東京パラリンピック以降において福祉の一環や障がい者の社会参加を目的として発展してきたもので、社会参加を目的とした全国競技大会はあっても、一般スポーツ選手対象のような仕組みの大会ではなかった。福祉施策の一環であるから、パラリンピックを頂点としてハイパフォーマンスを目指すアスリートへの強化施策はなかった。
障がい者スポーツが厚労省から文科省に移管され、2015年10月にスポーツ庁が発足して初めて統一的な取り組みが進められ始めた。しかし、各競技団体や各県や市町村レベルで見ると、まだまだ統一した取り組みとはなっていない。
日本身体障がい者水泳連盟が17年度に行った選手アンケートによれば、練習環境に満足している人は34.6%にすぎず、施設が使えない、指導者がいないといった課題を抱えている。また、練習場所などの確保に差別や偏見があったと思うかとの問いに対しては、44%の人が感じていると回答。一般の大会に参加したことがある人は51.5%にとどまっている。一般の大会にパラ選手も参加できるようにすべきだと回答した人は82.1%に上る。
19年7月にパラアスリート優先のナショナルトレーニングセンターが開設・運用が開始された。頂点の施設はできたが、裾野の体制は整っていない。富士山の頂上は見えても、下界は雲に覆われたままなのである。
幼少期から健常者に交じって運動する必要性
パラ水泳選手育成教材に、トップを極めた先天性障がい選手3人の事例が出てくる。この3人についての記述を読むと、いずれも保護者が幼少期からさまざまな運動経験をさせていたことが分かる。
例えば四肢欠損の選手の写真を見ると、手に靴を付けて四つ這いのような状態で健常の子供たちと一緒に山登りをしている。幼少期から発達にあった運動を健常者と同じように提供することが必要なのだ。
カナダは、スポーツ施策Canadian Sport for Life(CS4L)や長期競技者養成モデルを障がい者にも適用している。その概念図を参考に日本の状況をイメージして作成してみた。世界レベルの競技者を生み出す仕組みは、幼少期から年齢ステージに合った身体活動や競技生活があって初めて可能になるが、もともと障がい者は競技スポーツからは分断されていたことを斜めの白い線が示している。文部科学省の外局として2015年にスポーツ庁が設置されてようやく、パラアスリートを育成する道筋ができつつあるところだ。
日本は変われるのか
もう一度、マスターズ事件を振り返ってみよう。「両手でタッチをしなければならない」というFINA規則を基にした日本水泳連規則に従えば、違反とする理屈は正しい。しかし、日本における競技の制度が、障がい者の参加を想定していない現実を露呈してしまったとも言える。今までも、学校部活動で健常者とともに練習して一緒に大会に出ようという障がいを持つ子どもたちの夢を奪ってきたことに気が付いていないのだろうか。
この競技大会は障がい者を排除している訳ではない。ならば、特例ではなく、障がい者が共に競技するためには、どのようにすれば良いか考えることもできないのか。規則だからという次元で思考停止してはならない。共生社会とは、「違いを受け入れる」ことである。そのことがイノベーションを生み、日本が国際社会で持続的に発展することにつながるのではないだろうか。
パラスポーツ強豪国・英国の大学対抗戦では、パラアスリートの出場は加点されるため、大学は積極的に出場させるという。水泳強豪国オーストラリアでは、以前から一緒に大会が開催されており、先日私に寄せられた大会PRメールには、五輪水泳選手と並んでパラ水泳選手が映っている写真が載っている。また2028年ロサンゼルス五輪・パラリンピックに向けてだろうか、米国オリンピック委員会が「米国オリンピック&パラリンピック委員会」と名称変更した。欧米スポーツ強豪国は共生社会の基盤の上に立っている。日本が持続的に多くのメダルを取り続けるヒントがここにある。
日本は過去の歴史を認識した上で、東京2020五輪・パラリンピックのレガシーとして「スポーツから共生社会実現を」という未来を紡ぎ出さなければならない。冒頭で紹介したメールを読みながら、痛切にそう思った。【櫻井 誠一】
櫻井 誠一SAKURAI Seiichi 経歴:1949年生まれ。リオ2016パラリンピック日本選手団副団長・日本パラリンピック委員会副委員長。89年神戸市で開催された「フェスピック(現アジアパラゲームス)神戸大会」をきっかけに、障がい者競泳選手育成のボランティア活動を開始。神戸市広報課長、保健福祉局長、代表監査委員を歴任する傍ら、ボランティア活動を続ける。神戸市退職後、現在2020東京パラリンピックのために活動中。
8/28(水):定例研鑽会&第404回生涯現役塾
2019年8月24日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
処暑の候、生涯現役社会づくりに日々ご活躍のことと存じます。
ご案内が遅れましたが、第404回例会は来週8月28日(水)です。
内容の詳細は何とぞ下段資料か次行URLで、ご高覧願い上げます。
日本生涯現役推進協議会URL=https://sgsk.net/70890/【お知らせ】
人生夢と希望は自力で創ります。そのため心身健やかに平常鍛錬を
月例の研鑽交流で道楽する仲間の絆を選べるのも私たちの特権です。
どなたもご関心もてる課題です。皆様の大切なご友人・知人にも
どうかお電話や、メール転送でお誘いくださることも歓迎します。
ただし、ご出席ご予定の方はどうか前日迄に必ずご予約願います。
記
1.定例研鑽会(会員活動研究会) 15:00~17:00
司会役:東瀧 代表 〔会場:ライフ・ベンチャー会議室〕
テーマ:「どうしたら生涯現役でいられるか」を参加者各自が
事前に熟慮した内容を当日発表して相互研鑽します。
2.第403回生涯現役シリーズ塾 18:00~19:50
進行役:東瀧 代表 〔会場:八重洲口会館 B2F 会議室〕
講 師;三浦 才幸氏( 株式会社DiGiT 取締役COO )
*****************************************************************
『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
-------------------------------------------------------------------------------------------------
2018年春&2018年秋:盛会御礼/2019年秋:開催予定(各13:30~ )
⑧Summit 4/21(済) ⑨Summit 10/06(済) ⑩Summit 11/16(予)
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2019/8/28(研鑽会/15:00・・生涯現役塾/18:00)~2019/11/27(理事会・塾)
8/28 9/18 10/23 11/27
*****************************************************************
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー 株 式 会 社
代 表 東 瀧 邦 次
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/sgsk.net/
Facebook2:https://www.facebook.com/yaesu3min
********************************************
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【第404回生涯現役塾のご案内資料】
第404回 生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾
生 涯 現 役 脳 力 展 開 塾 2 0 1 9 第 八 弾
生 涯 現 役 社 会 づ く り オ ン リ ー ワ ン の 生 涯 現 役 実 践 道 場
日 時: 2 0 1 9 年 8 月 2 8 日(水)1 8 : 0 0 ~ 1 9 : 5 0
会 場: 八 重 洲 口 会 館 B 2 F 会 議 室
---------------------------------------------------------------------------------------------------
趣 旨: 生 涯 現 役 実 践 家 へ の 人 生 研 鑽 塾
進行役: 東 瀧 邦 次( 日本生涯現役推進協議会・NPOライフ・ベンチャー・クラブ 代表 )
内 容: 1985(昭和60)年10月から平成30年余を経た前回の、令和元年7月には
通算403回重ねた生涯現役実践道場。参加者皆様の各自かけがのない
生涯目標の実現に役立つ『生涯現役社会づくりプラットフォーム』。
そこで志す戦略・戦術など講師提案発表後、一人残らず皆様主役の
相互研鑽で論議します。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
講 師: 三 浦 才 幸 氏 ( 株式会社ディジット〔 DiGiT 〕 取締役C O O )
略 歴: 森 濱田 松本 法律事務所の後、アルプス電気㈱で人事と法務に従事。
ITベンチャーに転職、株式上場。米国子会社設立、IR等を担当。
その後独立し、組織と人事のコンサルティングを展開。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
演 題: 「 組 織 行 動 診 断 が 如 何 に 見 え る 化 で 活 用 で き る か 」
内 容: 日本ではあまり例のない『企業組織行動の見える化』診断事業に
ついて、ご説明したいと存じます。
その活用と実例、生涯現役の生きがい創りとしての画期的な取組み
や、アイデアについて解説。講師はこれまでに約600社・20万人
以上の該当する企業組織を診断し、課題の見える化を解決するだけ
でなく、生産性の明確な向上や、管理職皆様への指導と助言に
あたってきました。今回そのノウハウと知識の一端を活用事例
から学びつつ、企業組織の行動診断に具体的な活性化事例にて
説明します。
人生100年時代を迎える『意義ある生涯現役で、輝ける未来創り』
に役立つ、最高の選択肢としてご参画皆様方が、生涯現役で自主自立
の働きがいを存分に発揮できるよう心から念願しております。
タイムスケジュール:
1 8 : 0 0 ~ 1 0 : 1 0 代 表 挨 拶
1 8 : 1 0 ~ 1 9 : 1 0 スピーカー: 三 浦 才 幸 講 師
1 9 : 1 0 ~ 1 9 : 5 0 全員主役で 実践決意へのフリーディスカッション
****************************************************************************
参加費: 会 員 / 1,0 0 0 円 一 般 / 2,0 0 0 円
申込先: NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ事務局
東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館 B2F
電 話: 03(3517)6667 FAX:03(3517)6668
E- mail: info@sgsk.net or lvcinfo@sgsk.net
U R L: http://www.sgsk.net or http://sgsk.net/70890
…………………………………………………………………………………………………
第404回 生涯現役シリーズ塾 参 加 申 込 書
2019 年 8月 日
特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 事務局 宛
氏 名:______
TEL or FAX or Mail _________
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
処暑の候、生涯現役社会づくりに日々ご活躍のことと存じます。
ご案内が遅れましたが、第404回例会は来週8月28日(水)です。
内容の詳細は何とぞ下段資料か次行URLで、ご高覧願い上げます。
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どうかお電話や、メール転送でお誘いくださることも歓迎します。
ただし、ご出席ご予定の方はどうか前日迄に必ずご予約願います。
記
1.定例研鑽会(会員活動研究会) 15:00~17:00
司会役:東瀧 代表 〔会場:ライフ・ベンチャー会議室〕
テーマ:「どうしたら生涯現役でいられるか」を参加者各自が
事前に熟慮した内容を当日発表して相互研鑽します。
2.第403回生涯現役シリーズ塾 18:00~19:50
進行役:東瀧 代表 〔会場:八重洲口会館 B2F 会議室〕
講 師;三浦 才幸氏( 株式会社DiGiT 取締役COO )
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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
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2018年春&2018年秋:盛会御礼/2019年秋:開催予定(各13:30~ )
⑧Summit 4/21(済) ⑨Summit 10/06(済) ⑩Summit 11/16(予)
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2019/8/28(研鑽会/15:00・・生涯現役塾/18:00)~2019/11/27(理事会・塾)
8/28 9/18 10/23 11/27
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー 株 式 会 社
代 表 東 瀧 邦 次
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/sgsk.net/
Facebook2:https://www.facebook.com/yaesu3min
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【第404回生涯現役塾のご案内資料】
第404回 生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾
生 涯 現 役 脳 力 展 開 塾 2 0 1 9 第 八 弾
生 涯 現 役 社 会 づ く り オ ン リ ー ワ ン の 生 涯 現 役 実 践 道 場
日 時: 2 0 1 9 年 8 月 2 8 日(水)1 8 : 0 0 ~ 1 9 : 5 0
会 場: 八 重 洲 口 会 館 B 2 F 会 議 室
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趣 旨: 生 涯 現 役 実 践 家 へ の 人 生 研 鑽 塾
進行役: 東 瀧 邦 次( 日本生涯現役推進協議会・NPOライフ・ベンチャー・クラブ 代表 )
内 容: 1985(昭和60)年10月から平成30年余を経た前回の、令和元年7月には
通算403回重ねた生涯現役実践道場。参加者皆様の各自かけがのない
生涯目標の実現に役立つ『生涯現役社会づくりプラットフォーム』。
そこで志す戦略・戦術など講師提案発表後、一人残らず皆様主役の
相互研鑽で論議します。
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講 師: 三 浦 才 幸 氏 ( 株式会社ディジット〔 DiGiT 〕 取締役C O O )
略 歴: 森 濱田 松本 法律事務所の後、アルプス電気㈱で人事と法務に従事。
ITベンチャーに転職、株式上場。米国子会社設立、IR等を担当。
その後独立し、組織と人事のコンサルティングを展開。
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演 題: 「 組 織 行 動 診 断 が 如 何 に 見 え る 化 で 活 用 で き る か 」
内 容: 日本ではあまり例のない『企業組織行動の見える化』診断事業に
ついて、ご説明したいと存じます。
その活用と実例、生涯現役の生きがい創りとしての画期的な取組み
や、アイデアについて解説。講師はこれまでに約600社・20万人
以上の該当する企業組織を診断し、課題の見える化を解決するだけ
でなく、生産性の明確な向上や、管理職皆様への指導と助言に
あたってきました。今回そのノウハウと知識の一端を活用事例
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人生100年時代を迎える『意義ある生涯現役で、輝ける未来創り』
に役立つ、最高の選択肢としてご参画皆様方が、生涯現役で自主自立
の働きがいを存分に発揮できるよう心から念願しております。
タイムスケジュール:
1 8 : 0 0 ~ 1 0 : 1 0 代 表 挨 拶
1 8 : 1 0 ~ 1 9 : 1 0 スピーカー: 三 浦 才 幸 講 師
1 9 : 1 0 ~ 1 9 : 5 0 全員主役で 実践決意へのフリーディスカッション
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参加費: 会 員 / 1,0 0 0 円 一 般 / 2,0 0 0 円
申込先: NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ事務局
東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館 B2F
電 話: 03(3517)6667 FAX:03(3517)6668
E- mail: info@sgsk.net or lvcinfo@sgsk.net
U R L: http://www.sgsk.net or http://sgsk.net/70890
…………………………………………………………………………………………………
第404回 生涯現役シリーズ塾 参 加 申 込 書
2019 年 8月 日
特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 事務局 宛
氏 名:______
TEL or FAX or Mail _________
「芸能界 BIG 5」/生涯現役びんびん健康法
2019年8月23日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
日刊大衆TOP>特集>芸能>2019.08.21 11:30 公開 お笑い | アーティスト | 健康
ご参考=https://taishu.jp/articles/-/67771?page=1
闇営業問題のキーパーソン明石家さんまも! タモリ、矢沢永吉・・・
「芸能界BIG5」生 涯 現 役 び ん び ん 健 康 法
群雄割拠の芸能界で、今なおトップを走り続ける5人。彼らの活躍の裏には驚くべき“秘法”が隠されていたのだ!
「闇営業問題に揺れる吉本興業。その解決のキーパーソンともいわれているのが明石家さんまさんです。64歳にして、ますます存在感が増しているのは驚くばかりです」(お笑い関係者)
さんまだけではない。現在のテレビ界のトップに君臨しているのは、ビートたけし(72)、タモリ(73)、そして、さんまよりも年長の笑福亭鶴瓶(67)も6本ものレギュラーを抱え、最前線で戦っている。超人的な仕事量を長年にわたってこなしている彼ら。その健康を支えている秘法とはなんなのか。
まずは、たけしだが、「朝起きたら、まず野菜ジュースをたっぷり飲み、その後は晩飯まで何も食わない」と、2012年発売の『週刊ポスト』で自身の連載に綴っていたように、“一日一食健康法”を実践しているようだ。「晩ご飯はある程度食べるものの、それでも炭水化物はほとんど取らないといいますから徹底しています」(芸能記者)
医師の山下真理子氏は、この一日一食健康法について、こう解説する。「食べたいだけ食べるような食生活だと、カロリー過多で、生活習慣病の元となってしまいます。空腹で困るようなことがなければ、高齢者にとってはいい食習慣だと思います」
さらに、たけしが71歳からピアノを本格的に習い始めたことも、健康に大きく寄与しているようだ。「中高年がピアノレッスンを受けると、ヒト成長ホルモンのレベルが上昇し、アンチエイジング効果が得られるうえに、生活に音楽を取り入れることで、免疫反応が向上することも証明されているんです」(前同)
これなら、まだ当分は、たけしの毒ガストークが楽しめそうだ。
お次はタモリだが、こちらも、たけし同様“一日一食”の実践者。芸能リポーターの川内天子氏によると、「タモリさんは、料理の腕がプロ並み。さらに栄養士並みの知識もあって、ご自身の食事を完璧にコントロールされていますね。だから、この30年くらい、体重が変わっていないんです」
12年には、午前5時の一日平均7キロもの“高速ジョギング”の様子がフライデーされている。「司会を務める『Mステ』(テレビ朝日系)で、B'zの稲葉浩志と“やっぱり朝はいいよね。運動は午前中に全部すませるといいらしいよ”とジョギング談義で盛り上がっていました。街歩き番組『ブラタモリ』(NHK)で見られるタモリの健脚ぶりも納得です」(テレビ誌記者)
また、石鹸で体を洗うことなく、湯船に10分以上浸かるだけという“タモリ式入浴法”も、彼の健康を支えている。「石鹸は、余分な皮脂と一緒に、細菌の感染や乾燥を防ぐ皮膚表面の膜を洗い流してしまい、体の抵抗力を弱めてしまう可能性がある。多くの専門家もタモリ式入浴法を薦めています」(医療ジャーナリスト)
前出の山下氏は、このタモリ式についてこう話す。「石鹸で体を洗うかどうかは、健康を左右するほどのことではないかもしれません。むしろ、湯船にゆっくり入って十分にカラダを温めていることが免疫力を高めるために重要なのでは」
■ 風邪を引いたらミカンを食べて太陽に向かって走る
そして、さんまである。風邪を引かないことが有名で、「風邪を引いたら、ミカンを食べて太陽に向かって走る」「体調が悪いときこそ、いきなり20キロくらい走る」など、「ホンマでっか!?」と聞きたくなる、かなり独特な体調管理法を取っていることで知られている。「ミカンに含まれるビタミンCは、老化を防ぐ抗酸化物質の代表。がんなどの予防にもつながりますから、もちろん悪くないでしょう。走るのは、代謝力をアップさせることで風邪を吹き飛ばそうという発想かもしれませんが、風邪のときには体力消耗が激しすぎます。一般の方には、とてもオススメできません」(山下氏)
前出の川内氏も、そんなさんまの健康法に驚かされたという。「一番印象に残っているのは、“自分は病気にならない”と自己暗示をかけているという話。風邪を引きそうになっても、“ミカン食べたら治る”と脳に暗示をかけると、翌朝には治っているとのことでした。さらに驚いたのは、ぎっくり腰も“伸びろ〜”と心の底から自己暗示をかけたら、すぐ治ったという話。さんまさんなら本当かなと思ってしまいますね(笑)」
彼は、「健康診断なんか受けたら、逆に病気になりまっせ!」という名言(?)も残しているが、反対に「年に1回は人間ドックに行っている」のが鶴瓶である。「麻酔をして胃と腸まで徹底的に調べるそうですが、実は、麻酔から覚めたときに肛門に感じる、管を入れた後の感覚を味わいたくて行っていると告白しています(笑)」(前出のテレビ誌記者)
芸能評論家の平林雄一氏が気になったのは、『家族に乾杯』(NHK)他でのこんな言動だという。「鶴瓶は、“酒は百薬の長やから”と、決して強くはないお酒を、毎日飲むと言っていました。他にも、サウナ好きでも知られていて、都内のサウナで落語の台本を読みながら汗を流す姿が、よく目撃されています」
お酒とサウナ、はたして健康にはどうなのか?「どちらも血液循環を良くするという意味では、疲労回復やデトックスの効果はありそうです。ただ、お酒は飲みすぎに注意が必要ですし、サウナは入浴後の十分な水分摂取を忘れないようにしたいです」(山下氏)
だが、そんな鶴瓶の健康に最も貢献しているのは、“僕の主治医”と信頼する奥さんのようだ。「奥さんの言うことをなんでも聞くというのが、鶴瓶の健康法なんです。“僕の体のことをホンマに分かってくれてる人がおることによって、ものすごくバランスが取れるんです”と、その存在そのものが何よりの心身の安定につながっているとのこと。実際に、大きな病気は1回もありません」(前出のテレビ誌記者)
■ 若い頃は酒とタバコで不摂生を極めていたが
さて、最後にもう一人、紹介しておきたいレジェンドがいる。この9月で70代の大台に突入する、我らが“永ちゃん”矢沢永吉(69)、その人である。「9月4日に7年ぶりのニューアルバム『いつか、その日が来るまで…』が発売され、10月12日には日比谷野外音楽堂でスペシャルライブがあり、11〜12月には全国ツアーが控えていて、ますます元気バリバリ。“歳をとるってのは細胞が老けることであって、魂が老けることじゃない”という名言を自ら体現し続けています」(音楽ライター)
実際、その引き締まったボディとパフォーマンスは、昔と何も変わっていないどころか、パワーアップしているようにも見える。その秘密は何なのか。『1億2000万人の矢沢永吉論』の著者・浅野暁氏によれば、「唯一、とにかく走るという噂は聞いたことがあります。実際、昔の記録映画の中に、滞在中の米国で、朝起きてランニングに出掛けるシーンがありました」
若い頃は、酒とタバコで不摂生を極めていたというが、タバコはもう20年以上前にやめているという。「今も酒は飲みますが、ツアーが決まると、その日から酒を控えて体を鍛えぬくそうです。本人は、“肉体が記憶しているのか、自然とシンガーの体になっていく”と話していますね」(前同)
芸能レポーターの城下尊之氏は、こんな秘話を。「矢沢さんは、いくらでも高くておいしいものが食べられるのに、高級中華料理店でビールと餃子だけを注文して、“あぁ、うめぇなぁ〜”という感覚を忘れていないそうですからね。要は、何があってもブレない自分がある。その自分のままに生きているから、余計なストレスに悩まされることがない。それが若さの秘密かもしれませんね」
山下氏も、「ストレスが多すぎる日々は老化を早めます。ストレスフリーで自己肯定的な生活を過ごすことが、一番のアンチエイジングですからね」という。
以上、五者五様の健康法だが、共通するのはストレスをためすぎないこと。我々が見習うべき“生涯現役”の秘密は、ここにありそうだ。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
日刊大衆TOP>特集>芸能>2019.08.21 11:30 公開 お笑い | アーティスト | 健康
ご参考=https://taishu.jp/articles/-/67771?page=1
闇営業問題のキーパーソン明石家さんまも! タモリ、矢沢永吉・・・
「芸能界BIG5」生 涯 現 役 び ん び ん 健 康 法
群雄割拠の芸能界で、今なおトップを走り続ける5人。彼らの活躍の裏には驚くべき“秘法”が隠されていたのだ!
「闇営業問題に揺れる吉本興業。その解決のキーパーソンともいわれているのが明石家さんまさんです。64歳にして、ますます存在感が増しているのは驚くばかりです」(お笑い関係者)
さんまだけではない。現在のテレビ界のトップに君臨しているのは、ビートたけし(72)、タモリ(73)、そして、さんまよりも年長の笑福亭鶴瓶(67)も6本ものレギュラーを抱え、最前線で戦っている。超人的な仕事量を長年にわたってこなしている彼ら。その健康を支えている秘法とはなんなのか。
まずは、たけしだが、「朝起きたら、まず野菜ジュースをたっぷり飲み、その後は晩飯まで何も食わない」と、2012年発売の『週刊ポスト』で自身の連載に綴っていたように、“一日一食健康法”を実践しているようだ。「晩ご飯はある程度食べるものの、それでも炭水化物はほとんど取らないといいますから徹底しています」(芸能記者)
医師の山下真理子氏は、この一日一食健康法について、こう解説する。「食べたいだけ食べるような食生活だと、カロリー過多で、生活習慣病の元となってしまいます。空腹で困るようなことがなければ、高齢者にとってはいい食習慣だと思います」
さらに、たけしが71歳からピアノを本格的に習い始めたことも、健康に大きく寄与しているようだ。「中高年がピアノレッスンを受けると、ヒト成長ホルモンのレベルが上昇し、アンチエイジング効果が得られるうえに、生活に音楽を取り入れることで、免疫反応が向上することも証明されているんです」(前同)
これなら、まだ当分は、たけしの毒ガストークが楽しめそうだ。
お次はタモリだが、こちらも、たけし同様“一日一食”の実践者。芸能リポーターの川内天子氏によると、「タモリさんは、料理の腕がプロ並み。さらに栄養士並みの知識もあって、ご自身の食事を完璧にコントロールされていますね。だから、この30年くらい、体重が変わっていないんです」
12年には、午前5時の一日平均7キロもの“高速ジョギング”の様子がフライデーされている。「司会を務める『Mステ』(テレビ朝日系)で、B'zの稲葉浩志と“やっぱり朝はいいよね。運動は午前中に全部すませるといいらしいよ”とジョギング談義で盛り上がっていました。街歩き番組『ブラタモリ』(NHK)で見られるタモリの健脚ぶりも納得です」(テレビ誌記者)
また、石鹸で体を洗うことなく、湯船に10分以上浸かるだけという“タモリ式入浴法”も、彼の健康を支えている。「石鹸は、余分な皮脂と一緒に、細菌の感染や乾燥を防ぐ皮膚表面の膜を洗い流してしまい、体の抵抗力を弱めてしまう可能性がある。多くの専門家もタモリ式入浴法を薦めています」(医療ジャーナリスト)
前出の山下氏は、このタモリ式についてこう話す。「石鹸で体を洗うかどうかは、健康を左右するほどのことではないかもしれません。むしろ、湯船にゆっくり入って十分にカラダを温めていることが免疫力を高めるために重要なのでは」
■ 風邪を引いたらミカンを食べて太陽に向かって走る
そして、さんまである。風邪を引かないことが有名で、「風邪を引いたら、ミカンを食べて太陽に向かって走る」「体調が悪いときこそ、いきなり20キロくらい走る」など、「ホンマでっか!?」と聞きたくなる、かなり独特な体調管理法を取っていることで知られている。「ミカンに含まれるビタミンCは、老化を防ぐ抗酸化物質の代表。がんなどの予防にもつながりますから、もちろん悪くないでしょう。走るのは、代謝力をアップさせることで風邪を吹き飛ばそうという発想かもしれませんが、風邪のときには体力消耗が激しすぎます。一般の方には、とてもオススメできません」(山下氏)
前出の川内氏も、そんなさんまの健康法に驚かされたという。「一番印象に残っているのは、“自分は病気にならない”と自己暗示をかけているという話。風邪を引きそうになっても、“ミカン食べたら治る”と脳に暗示をかけると、翌朝には治っているとのことでした。さらに驚いたのは、ぎっくり腰も“伸びろ〜”と心の底から自己暗示をかけたら、すぐ治ったという話。さんまさんなら本当かなと思ってしまいますね(笑)」
彼は、「健康診断なんか受けたら、逆に病気になりまっせ!」という名言(?)も残しているが、反対に「年に1回は人間ドックに行っている」のが鶴瓶である。「麻酔をして胃と腸まで徹底的に調べるそうですが、実は、麻酔から覚めたときに肛門に感じる、管を入れた後の感覚を味わいたくて行っていると告白しています(笑)」(前出のテレビ誌記者)
芸能評論家の平林雄一氏が気になったのは、『家族に乾杯』(NHK)他でのこんな言動だという。「鶴瓶は、“酒は百薬の長やから”と、決して強くはないお酒を、毎日飲むと言っていました。他にも、サウナ好きでも知られていて、都内のサウナで落語の台本を読みながら汗を流す姿が、よく目撃されています」
お酒とサウナ、はたして健康にはどうなのか?「どちらも血液循環を良くするという意味では、疲労回復やデトックスの効果はありそうです。ただ、お酒は飲みすぎに注意が必要ですし、サウナは入浴後の十分な水分摂取を忘れないようにしたいです」(山下氏)
だが、そんな鶴瓶の健康に最も貢献しているのは、“僕の主治医”と信頼する奥さんのようだ。「奥さんの言うことをなんでも聞くというのが、鶴瓶の健康法なんです。“僕の体のことをホンマに分かってくれてる人がおることによって、ものすごくバランスが取れるんです”と、その存在そのものが何よりの心身の安定につながっているとのこと。実際に、大きな病気は1回もありません」(前出のテレビ誌記者)
■ 若い頃は酒とタバコで不摂生を極めていたが
さて、最後にもう一人、紹介しておきたいレジェンドがいる。この9月で70代の大台に突入する、我らが“永ちゃん”矢沢永吉(69)、その人である。「9月4日に7年ぶりのニューアルバム『いつか、その日が来るまで…』が発売され、10月12日には日比谷野外音楽堂でスペシャルライブがあり、11〜12月には全国ツアーが控えていて、ますます元気バリバリ。“歳をとるってのは細胞が老けることであって、魂が老けることじゃない”という名言を自ら体現し続けています」(音楽ライター)
実際、その引き締まったボディとパフォーマンスは、昔と何も変わっていないどころか、パワーアップしているようにも見える。その秘密は何なのか。『1億2000万人の矢沢永吉論』の著者・浅野暁氏によれば、「唯一、とにかく走るという噂は聞いたことがあります。実際、昔の記録映画の中に、滞在中の米国で、朝起きてランニングに出掛けるシーンがありました」
若い頃は、酒とタバコで不摂生を極めていたというが、タバコはもう20年以上前にやめているという。「今も酒は飲みますが、ツアーが決まると、その日から酒を控えて体を鍛えぬくそうです。本人は、“肉体が記憶しているのか、自然とシンガーの体になっていく”と話していますね」(前同)
芸能レポーターの城下尊之氏は、こんな秘話を。「矢沢さんは、いくらでも高くておいしいものが食べられるのに、高級中華料理店でビールと餃子だけを注文して、“あぁ、うめぇなぁ〜”という感覚を忘れていないそうですからね。要は、何があってもブレない自分がある。その自分のままに生きているから、余計なストレスに悩まされることがない。それが若さの秘密かもしれませんね」
山下氏も、「ストレスが多すぎる日々は老化を早めます。ストレスフリーで自己肯定的な生活を過ごすことが、一番のアンチエイジングですからね」という。
以上、五者五様の健康法だが、共通するのはストレスをためすぎないこと。我々が見習うべき“生涯現役”の秘密は、ここにありそうだ。
湯沢市:「地域共生全国サミット」 応募低調
2019年8月22日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
河北新報 ONLINE NEWS 秋田 社会 2019年08月22日木曜日
ご参 考URL=https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190822_53003.html
10月10日・11日湯沢市「地域共生全国サミット」
応募低調 定員の2割 お堅さ 高い参加費敬遠?
10月10、11の両日に秋田県湯沢市である「第2回地域共生社会推進全国サミットinゆざわ」の参加申し込みが低調で、主催者の市が頭を抱えている。定員の2割ほどの応募にとどまっており、このままでは空席だらけになりかねない。市は「高齢化が進む課題先進地の秋田で持続可能なまちづくりのヒントを探りたい」と参加を呼び掛けている。
市地域共生サミット準備室によると、参加者の募集を7月末に始めた。定員の1000人に対し、21日現在、194人の応募にとどまっている。締め切りが30日に迫っている。
中央官僚や政治家が登壇する堅い内容を含み、参加費が3000円とやや高いことが敬遠され、伸び悩んでいるとの見方がある。
地域共生サミットは2000年から18年続いた「介護保険推進全国サミット」が前身。18年10月に愛知県長久手市で開催された第1回地域共生サミットには、福祉やまちづくりに携わる約1100人が参加した。
今回の第2回サミットは10月に湯沢文化会館などで開かれる。副題は「つながる環(わ)を新しい時代につなぐ~人口減少を乗り越えるために今できること」。
初日の10日は橋本岳元厚生労働副大臣と鈴木俊彦厚労事務次官が対談。パネル討論で厚労省の局長と自治体の首長が意見を交わす。11日は分科会で福祉支援、生涯現役社会、地域公共交通をテーマに話し合う。
参加費は配布資料や後日郵送する記録集の作成などに使われるという。
サミット準備室の佐藤邦彦参事は「自治体職員が主な対象になるが、福祉の専門家や学生など幅広い分野の方に参加してほしい」と話している。
参加は専用サイトかファクスで申し込みが必要。連絡先は地域共生サミット準備室0183(56)8090。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
河北新報 ONLINE NEWS 秋田 社会 2019年08月22日木曜日
ご参 考URL=https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201908/20190822_53003.html
10月10日・11日湯沢市「地域共生全国サミット」
応募低調 定員の2割 お堅さ 高い参加費敬遠?
10月10、11の両日に秋田県湯沢市である「第2回地域共生社会推進全国サミットinゆざわ」の参加申し込みが低調で、主催者の市が頭を抱えている。定員の2割ほどの応募にとどまっており、このままでは空席だらけになりかねない。市は「高齢化が進む課題先進地の秋田で持続可能なまちづくりのヒントを探りたい」と参加を呼び掛けている。
市地域共生サミット準備室によると、参加者の募集を7月末に始めた。定員の1000人に対し、21日現在、194人の応募にとどまっている。締め切りが30日に迫っている。
中央官僚や政治家が登壇する堅い内容を含み、参加費が3000円とやや高いことが敬遠され、伸び悩んでいるとの見方がある。
地域共生サミットは2000年から18年続いた「介護保険推進全国サミット」が前身。18年10月に愛知県長久手市で開催された第1回地域共生サミットには、福祉やまちづくりに携わる約1100人が参加した。
今回の第2回サミットは10月に湯沢文化会館などで開かれる。副題は「つながる環(わ)を新しい時代につなぐ~人口減少を乗り越えるために今できること」。
初日の10日は橋本岳元厚生労働副大臣と鈴木俊彦厚労事務次官が対談。パネル討論で厚労省の局長と自治体の首長が意見を交わす。11日は分科会で福祉支援、生涯現役社会、地域公共交通をテーマに話し合う。
参加費は配布資料や後日郵送する記録集の作成などに使われるという。
サミット準備室の佐藤邦彦参事は「自治体職員が主な対象になるが、福祉の専門家や学生など幅広い分野の方に参加してほしい」と話している。
参加は専用サイトかファクスで申し込みが必要。連絡先は地域共生サミット準備室0183(56)8090。
都内65歳以上のシニア層の派遣就業を支援
2019年8月21日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
Excite News 2019年8月20日 17:40
ご参考URL=https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2019-08-20-1264-543/
アデコ、東京都の「東京キャリア・トライアル65」事業を2年連続で受託
- 都内事業所で就業を希望する65歳以上のシニア層の派遣就業を支援-
アデコ、東京都の「東京キャリア・トライアル65」事業の実施事業者として昨年に続き2年連続で選定されました。アデコは同事業を通じ、東京都内に事業所を置く企業と就業を希望する65歳以上のシニア層の事務職、営業職、IT技術職としての派遣就業を支援いたします。
人財サービスのグローバルリーダーであるアデコグループの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎健一郎、以下アデコ)は、この度、東京都による平成31 年度「東京キャリア・トライアル65」事業の実施事業者として昨年に続き2年連続で選定されました。アデコは同事業を通じ、東京都内に事業所を置く企業と就業を希望する65歳以上のシニア層の事務職、営業職、IT技術職としての派遣就業を支援いたします。
【東京キャリア・トライアル65】https://www.biz-senior.tokyo/trial/
東京都は、超高齢社会に対応するため、シニア層が「生涯現役」として活躍できる場を拡充し、働く人々が就業を通じてスキルと経験の幅を広げることで、生きがいを感じながら活躍できる社会の創出を目指しています。本事業では、派遣先企業の労働者派遣に伴う料金の支払いは全額免除とし、直接雇用時の紹介料等も一切かかりません。派遣就業者には就業時間に応じた賃金と交通費を支給いたします。
昨年、実施した本事業では300名以上のシニア層に対して事務職、営業職、IT技術職等の仕事を紹介するとともに、受け入れ先企業の開拓を500社以上実施いたしました。また、派遣就業の契約終了後に企業へ直接雇用に繋げられた実例も数多くあり、シニア層の活躍機会の創出に貢献しています。
弊社がシニア層を対象に実施した調査※1によると、シニア層の働く目的は「経済上の理由」よりも「社会との繋がり」を重視する傾向にあり、これまでの経験を活かせる業務であれば労働参加したいと回答する方が多くいることがわかりました。その一方で、企業からは「65歳以上の労働者を採用した実績がない」、「就業規定が整っていない」といった高齢者を積極的に採用するための職場環境の整備が進んでいないという課題もあげられています。本事業を通じてシニア層の就業支援を促進することで、今後、企業が積極的な採用に転じるよう働きかけてまいります。
今後もアデコでは、人財サービスのグローバルリーダーとして、雇用・労働に関わるさまざまな施策を実施することで、働く人々のキャリア開発と雇用の安定化を支援するだけでなく、企業の生産性および業績の向上にも寄与してまいります。
– 東京都の平成31 年度「東京キャリア・トライアル65」事業概要 –
● 日程:2019年8月20日から2020年3月31 日
● 事業内容:
1)65歳以上で都内事業所へ就業意欲があるシニア層への派遣就業支援(仕事紹介、キャリアコンサルティング等)
2)派遣先企業の開拓・選定
●詳細: https://www.biz-senior.tokyo/trial/
[画像: https://prtimes.jp/i/1264/543/resize/d1264-543-781513-0.jpg ]
■ アデコ株式会社について
アデコ株式会社は、世界60の国と地域で事業を展開する人財サービスのグローバルリーダー、The Adecco Groupの日本法人です。コンサルテーションを通じ、働くすべての人々のキャリア形成を支援すると同時に、人財派遣、人財紹介、アウトソーシングをはじめ、企業の多岐にわたる業務を最適化するソリューションを提供します。アデコはより働きがいを感じられる社会の実現を目指し、さらなるサービスの強化に取り組んでいます。当社に関するより詳しい情報は、www.adecco.co.jpをご覧ください。
【本事業に関するお問い合わせ】
アデコ株式会社 首都圏西事業本部 ソリューションセールス課
Tel. 03-5909-2723
Email: ADE.JP.senior-trial@jp.adecco.com
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
Excite News 2019年8月20日 17:40
ご参考URL=https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2019-08-20-1264-543/
アデコ、東京都の「東京キャリア・トライアル65」事業を2年連続で受託
- 都内事業所で就業を希望する65歳以上のシニア層の派遣就業を支援-
アデコ、東京都の「東京キャリア・トライアル65」事業の実施事業者として昨年に続き2年連続で選定されました。アデコは同事業を通じ、東京都内に事業所を置く企業と就業を希望する65歳以上のシニア層の事務職、営業職、IT技術職としての派遣就業を支援いたします。
人財サービスのグローバルリーダーであるアデコグループの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎健一郎、以下アデコ)は、この度、東京都による平成31 年度「東京キャリア・トライアル65」事業の実施事業者として昨年に続き2年連続で選定されました。アデコは同事業を通じ、東京都内に事業所を置く企業と就業を希望する65歳以上のシニア層の事務職、営業職、IT技術職としての派遣就業を支援いたします。
【東京キャリア・トライアル65】https://www.biz-senior.tokyo/trial/
東京都は、超高齢社会に対応するため、シニア層が「生涯現役」として活躍できる場を拡充し、働く人々が就業を通じてスキルと経験の幅を広げることで、生きがいを感じながら活躍できる社会の創出を目指しています。本事業では、派遣先企業の労働者派遣に伴う料金の支払いは全額免除とし、直接雇用時の紹介料等も一切かかりません。派遣就業者には就業時間に応じた賃金と交通費を支給いたします。
昨年、実施した本事業では300名以上のシニア層に対して事務職、営業職、IT技術職等の仕事を紹介するとともに、受け入れ先企業の開拓を500社以上実施いたしました。また、派遣就業の契約終了後に企業へ直接雇用に繋げられた実例も数多くあり、シニア層の活躍機会の創出に貢献しています。
弊社がシニア層を対象に実施した調査※1によると、シニア層の働く目的は「経済上の理由」よりも「社会との繋がり」を重視する傾向にあり、これまでの経験を活かせる業務であれば労働参加したいと回答する方が多くいることがわかりました。その一方で、企業からは「65歳以上の労働者を採用した実績がない」、「就業規定が整っていない」といった高齢者を積極的に採用するための職場環境の整備が進んでいないという課題もあげられています。本事業を通じてシニア層の就業支援を促進することで、今後、企業が積極的な採用に転じるよう働きかけてまいります。
今後もアデコでは、人財サービスのグローバルリーダーとして、雇用・労働に関わるさまざまな施策を実施することで、働く人々のキャリア開発と雇用の安定化を支援するだけでなく、企業の生産性および業績の向上にも寄与してまいります。
– 東京都の平成31 年度「東京キャリア・トライアル65」事業概要 –
● 日程:2019年8月20日から2020年3月31 日
● 事業内容:
1)65歳以上で都内事業所へ就業意欲があるシニア層への派遣就業支援(仕事紹介、キャリアコンサルティング等)
2)派遣先企業の開拓・選定
●詳細: https://www.biz-senior.tokyo/trial/
[画像: https://prtimes.jp/i/1264/543/resize/d1264-543-781513-0.jpg ]
■ アデコ株式会社について
アデコ株式会社は、世界60の国と地域で事業を展開する人財サービスのグローバルリーダー、The Adecco Groupの日本法人です。コンサルテーションを通じ、働くすべての人々のキャリア形成を支援すると同時に、人財派遣、人財紹介、アウトソーシングをはじめ、企業の多岐にわたる業務を最適化するソリューションを提供します。アデコはより働きがいを感じられる社会の実現を目指し、さらなるサービスの強化に取り組んでいます。当社に関するより詳しい情報は、www.adecco.co.jpをご覧ください。
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アデコ株式会社 首都圏西事業本部 ソリューションセールス課
Tel. 03-5909-2723
Email: ADE.JP.senior-trial@jp.adecco.com
国民健康保険の満額保険料支払う「正直者」
2019年8月20日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
Yahoo Japan ニュース 8/19(月) 17:00 橘玲 | 作家
ご参考URL=https://news.yahoo.co.jp/byline/tachibanaakira/20190819-00138163/
国民健康保険では、満額の保険料を支払っている「正直者」は3割しかない
「老後2000万円不足」問題をきっかけに、「人生100年時代」への不安が顕在化してきた。夫一人の収入で専業主婦を養い、子どもを大学に入れ、マイホームの住宅ローンを支払い、老後のためにじゅうぶんな貯蓄をすることなど不可能だ。だからといって、20歳から60歳まで40年間支払った年金保険料で、定年退職したあとの40年、夫婦で計80年の「老後」を年金だけで安心して暮らせるなどという法外な話があるはずがない。
これについては、「老後問題」というのは「老後が長すぎる」という問題なのだから、生涯現役で働ける社会にすれば問題そのものがなくなる、という話を書いた。
定年のないゆたかな老後を実現するために、いまこそ金銭解雇の法制化を
年金制度についてはすでに論じたから、ここではあまり言及されることのない国民健康保険(国保)について見てみよう。
すべては厚労省=政府の都合のいいように適当に決められている
日本共産党は「高すぎる国民健康保険料(税)の引き下げ」を公約に掲げている。それによると、「国保加入者の平均保険料(一人当たり)は、政府の試算でも、中小企業の労働者が加入する協会けんぽの1.3倍、大企業の労働者が加入する組合健保の1.7倍という水準」で、「東京23区に住む給与年収400万円の4人世帯が、協会けんぽに加入した場合、保険料の本人負担分は年19.8万円ですが、同じ年収・家族構成の世帯が国保加入だと保険料は年42.6万円、じつに2倍以上の格差が生じています」とされる(「高すぎる国民健康保険料(税)を引き下げ、住民と医療保険制度を守ります」2018年11月1日)。
国保の保険料は自治体ごとに異なるが、東京区部の保険料は介護保険込みで世帯所得の11.11%+均等割となっている。それに対してサラリーマンなどの加入する協会けんぽの保険料率(介護保険込み)は報酬月額の11.63%(自己負担は半額)で、扶養家族の人数などで有利不利はあるものの、両者の負担はほぼ見合っている。それにもかかわらずなぜ国民保険料が「高すぎる」のかというと、共産党はサラリーマンの自己負担分のみ(報酬月額の5.815%)を基準にしているからだ。
これまでも繰り返し述べたように、厚生年金の「会社負担分」は国によって「没収」されており、サラリーマンが受給する年金には反映されない。この不都合な事実を隠ぺいするために、厚労省は「ねんきん特別便」に(会社負担分を含む)厚生年金保険料の総額ではなく、半額の自己負担分しか記載していない。
これについては、「そもそも会社負担分は個人の支払いではない」との反論がある。だがこの理屈がもし正しいのなら、国保加入者にサラリーマンの「会社負担分」に相当する保険料を支払わせるのは明らかに不公平だ。これが共産党の主張で、国保の保険料は今の半額にすべきだということになる。
逆に、国保加入者がサラリーマンの「自己負担」+「会社負担」に相当する保険料を支払うべきだとするのなら、厚生年金の「会社負担分」はサラリーマン個人の支払いになって、国家が「没収」することはできない。
国保と協会けんぽのもうひとつのちがいは保険料の上限で、国保は年収およそ1000万円で96万円の上限に達するのに対し、協会けんぽは報酬月額135万5000円(年収1626万円)が上限で、保険料は年194万円(自己負担97万円)になる。なぜこのようなちがいがあるかというと、協会けんぽの自己負担分の上限(97万円)を国保の上限(96万円)に合わせているからだろう。これで、高所得のサラリーマンから多額の保険料を徴収をすることができる。
このように、日本の社会保険システムの「自己負担」と「会社負担」の関係にはなんの一貫性もない。すべては厚労省=政府の都合のいいように適当に決められているのだ。
意図的に保険証を放棄するひとたち
国保の保険料は、東京区部で月収20万円(年収240万円)程度でも年20万円近くになる。国保の保険料通知書が来ると、「これだけの保険料をみんな払っているんだろうか?」と不思議に思うひとは多いだろう。
この謎は、「国民健康保険実態調査」(2017)で解くことができる。ほとんど指摘されることはないが、国保ではそもそも満額の保険料を支払っているひとは少数派なのだ。
国保の特徴は保険料の軽減世帯の多さで、全世帯の59.3%と6割近くになる。このうち2割軽減が11.6%、5割軽減が14.2%、7割軽減が33.5%となっている。国保の加入者は約3200万人だから、2割軽減は370万人、5割軽減が450万人、7割軽減が1000万人で、軽減を受けている総数は1800万人を超える。さらに驚くべきは、2割軽減や5割軽減より7割軽減の方が倍以上多いことだ。
ちなみに、生活保護を受けると保険料は課されないが(10割軽減)、この場合は国保を脱退して生活保護法による医療扶助に移行するので、国保加入者の統計には含まれない。
国民年金の納付率は66.3%(2017年)で、33.7%の加入者が保険料を納めていない。それに対して国保の保険料を納めていない世帯は全体の7.3%しかいない。国民年金の加入義務は60歳までで加入者は約1500万人、それに対して国保は75歳までで退職後のサラリーマンも加わって加入者が3200万人まで増えるが、それを勘案しても未納率の差は大きい。
年代別で見ても、国民年金の未納率が25~29歳で45%、30~34歳で41%、35~39歳で37%なのに対し、国保の未納率は25~34歳で26.3%、35~44歳で14.9%。この年齢では国民年金と国保の加入者は重なっているはずなので、20~25%の加入者は国民年金の保険料を未納にする一方で、国保の保険料は(軽減を受けるなどして)支払っていると推測できる。これは、国民年金の恩恵が遠い将来の年金受給時点にならないと気づかないのに対し、健康保険証がないと日々の暮らしに不都合だからだろう。
なお現行制度では、国保の保険料を支払っていなくても、原則1年未満の滞納者には(期間が1~3カ月の)短期証、1年以上の滞納者は資格証明書(医療機関での窓口負担が全額自己負担となり、後日、保険給付分の7割が払い戻される)が交付される。未納者の総数は約230万人で、6割には短期証か資格証明を交付されているが、約90万人(38.4%)は保険証を持っていない。
興味深いのは、保険証の交付を受けていない割合を未納者の所得別で見ると、もっとも高いのは年収300~400万円(48.0%)、次は500万円以上(44.7%)であることだ。ここから、国保の保険料を支払うじゅうぶんな収入がありながら、意図的に保険証を放棄している層が一定数いるらしいことがうかがわれる。SNSなどでは「若くて健康ならめったに病院にかかることはないのだから、健康保険証を返却して、窓口で全額自己負担した方が得だ」と述べる(自称)専門家がいるが、こうしたアドバイスを実践しているのかもしれない。
年金受給者のほとんどは満額の保険料を払っていない
国民年金は負担(保険料)と給付(受給額)の関係がシンプルなので利回りをマイナスにすることができず、保険料は現在ほぼ上限に達しているが、国保にはこうした歯止めがないので、協会けんぽの保険料が引き上げられると国保の保険料も青天井で引き上げられていく。これでは加入者は国保の保険料を負担できなくなるはずだが、そうならないのは、国保の加入者のうち約6割が保険料の軽減を受けており、約1割が未納者なので、満額の保険料を払っているのは加入者の3割程度しかいないからだ。国保では保険料の軽減を受けるのが常態で、満額の保険料を払う「正直者」は少数派なのだ。
保険料の軽減には明確なルールがあって、2019年4月以降は年間所得「33万円以下」が7割軽減、「33万円+(28万円×世帯人数)以下」が5割軽減、「33万円+(51万円×世帯人数)以下」が2割軽減となる。1人世帯だと、所得61万円以下で5割、84万円以下で2割軽減の対象だ。
年金受給者の場合、65歳以上で330万円未満の年金収入に対して120万円の控除が受けられる。これに基礎控除の33万円が加わるので、1人世帯の場合、年金収入が年186万円以下で7割軽減、214万円以下で5割軽減、237万円以下のかなり恵まれたケースでも2割軽減の対象となる。年金収入が年153万円以下の場合所得はゼロになるので、保険料は均等割のみだ。東京都区部だと医療+支援金の均等割は5万2200円なので、その3割の保険料は年1万5660円、月額1300円ほどになる。
公的年金等控除は個人別なので、妻も収入が120万円以下なら所得はゼロになって、夫と合わせて世帯収入が最大年206万円でも保険料は7割軽減の対象になる。同様に計算すると、夫婦で年金収入が最大400万円でも2割軽減の対象になる場合がある。
現役時代に保険料を払ってきたというかもしれないが、現役世代の保険料が高騰していることを考えると、いくらなんでもこれは優遇しすぎではないだろうか。これでは、年金受給者の一部しか正規の保険料を払っていないことになってしまう。
国保の保険料軽減のルールが不思議なのは、単純に金額で線引きしていることだ。所得33万円を1円でも超えると7割から5割の軽減になり、84万円(1人世帯)を1円でも超えると軽減はなくなる。これは所得をある程度操作できる白色・青色申告者に強烈なインセンティブ(誘因)を与えるだろう。
3割や5割軽減よりも、7割軽減の対象者が倍以上いる理由もここから推測できる。保険料の軽減を受けようと考える加入者は、どうせなら(所得を操作して)7割軽減にしようと思うのだ。国保の保険料が高くて家計が苦しいと困っているひとは、いちど保険料軽減の対象にならないか検討してみたらどうだろう。夫婦と子ども2人の世帯なら、所得237万円以下で2割軽減に該当する。
加入者の3割しかまともに保険料を支払っていなくても国保が維持できているのは、税が投入されていることと、サラリーマンが加入している大手企業などの組合健保から大規模な資金流入があるからだ。
2017年の国保の赤字は1年で1000億円も縮小したが、いちばんの要因は企業の健康保険組合などからの交付金が2330億円増えたことで、もうひとつの要因は、超高齢化にともない加入者が国保から後期高齢者医療制度に移行していることだ(「国民健康保険、赤字450億円に縮小、2017年度」日経新聞2019年4月12日)。これによって健康保険制度の赤字問題も、今後は75歳以上の医療保険に移っていくことになるだろう。
内閣府によれば、現在5000億円前後の社会保障費は、1947~49年に生まれた「団塊の世代」が後期高齢者になり始める2022年以降、自然増が「8000億円程度まで膨らむ見通し」だという。政府は薬価の引き下げ(製薬会社の負担)と高所得の会社員らの介護保険料の段階的引き上げ(サラリーマンの負担)で、高齢者の反感を避けつつ社会保障費を抑制してきたが、この対症療法もあと数年で使えなくなる(「社会保障費1200億円抑制」日経新聞2019年8月15日)。年金受給者の大半が国民健康保険の保険料を軽減されていることにも注目が集まるはずだ。
その頃には、「超高齢社会」の日本の姿が誰の目にもはっきりわかるようになるだろう。(橘 玲/作家。1959年生まれ。2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。最新刊は『言ってはいけない』。)
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
Yahoo Japan ニュース 8/19(月) 17:00 橘玲 | 作家
ご参考URL=https://news.yahoo.co.jp/byline/tachibanaakira/20190819-00138163/
国民健康保険では、満額の保険料を支払っている「正直者」は3割しかない
「老後2000万円不足」問題をきっかけに、「人生100年時代」への不安が顕在化してきた。夫一人の収入で専業主婦を養い、子どもを大学に入れ、マイホームの住宅ローンを支払い、老後のためにじゅうぶんな貯蓄をすることなど不可能だ。だからといって、20歳から60歳まで40年間支払った年金保険料で、定年退職したあとの40年、夫婦で計80年の「老後」を年金だけで安心して暮らせるなどという法外な話があるはずがない。
これについては、「老後問題」というのは「老後が長すぎる」という問題なのだから、生涯現役で働ける社会にすれば問題そのものがなくなる、という話を書いた。
定年のないゆたかな老後を実現するために、いまこそ金銭解雇の法制化を
年金制度についてはすでに論じたから、ここではあまり言及されることのない国民健康保険(国保)について見てみよう。
すべては厚労省=政府の都合のいいように適当に決められている
日本共産党は「高すぎる国民健康保険料(税)の引き下げ」を公約に掲げている。それによると、「国保加入者の平均保険料(一人当たり)は、政府の試算でも、中小企業の労働者が加入する協会けんぽの1.3倍、大企業の労働者が加入する組合健保の1.7倍という水準」で、「東京23区に住む給与年収400万円の4人世帯が、協会けんぽに加入した場合、保険料の本人負担分は年19.8万円ですが、同じ年収・家族構成の世帯が国保加入だと保険料は年42.6万円、じつに2倍以上の格差が生じています」とされる(「高すぎる国民健康保険料(税)を引き下げ、住民と医療保険制度を守ります」2018年11月1日)。
国保の保険料は自治体ごとに異なるが、東京区部の保険料は介護保険込みで世帯所得の11.11%+均等割となっている。それに対してサラリーマンなどの加入する協会けんぽの保険料率(介護保険込み)は報酬月額の11.63%(自己負担は半額)で、扶養家族の人数などで有利不利はあるものの、両者の負担はほぼ見合っている。それにもかかわらずなぜ国民保険料が「高すぎる」のかというと、共産党はサラリーマンの自己負担分のみ(報酬月額の5.815%)を基準にしているからだ。
これまでも繰り返し述べたように、厚生年金の「会社負担分」は国によって「没収」されており、サラリーマンが受給する年金には反映されない。この不都合な事実を隠ぺいするために、厚労省は「ねんきん特別便」に(会社負担分を含む)厚生年金保険料の総額ではなく、半額の自己負担分しか記載していない。
これについては、「そもそも会社負担分は個人の支払いではない」との反論がある。だがこの理屈がもし正しいのなら、国保加入者にサラリーマンの「会社負担分」に相当する保険料を支払わせるのは明らかに不公平だ。これが共産党の主張で、国保の保険料は今の半額にすべきだということになる。
逆に、国保加入者がサラリーマンの「自己負担」+「会社負担」に相当する保険料を支払うべきだとするのなら、厚生年金の「会社負担分」はサラリーマン個人の支払いになって、国家が「没収」することはできない。
国保と協会けんぽのもうひとつのちがいは保険料の上限で、国保は年収およそ1000万円で96万円の上限に達するのに対し、協会けんぽは報酬月額135万5000円(年収1626万円)が上限で、保険料は年194万円(自己負担97万円)になる。なぜこのようなちがいがあるかというと、協会けんぽの自己負担分の上限(97万円)を国保の上限(96万円)に合わせているからだろう。これで、高所得のサラリーマンから多額の保険料を徴収をすることができる。
このように、日本の社会保険システムの「自己負担」と「会社負担」の関係にはなんの一貫性もない。すべては厚労省=政府の都合のいいように適当に決められているのだ。
意図的に保険証を放棄するひとたち
国保の保険料は、東京区部で月収20万円(年収240万円)程度でも年20万円近くになる。国保の保険料通知書が来ると、「これだけの保険料をみんな払っているんだろうか?」と不思議に思うひとは多いだろう。
この謎は、「国民健康保険実態調査」(2017)で解くことができる。ほとんど指摘されることはないが、国保ではそもそも満額の保険料を支払っているひとは少数派なのだ。
国保の特徴は保険料の軽減世帯の多さで、全世帯の59.3%と6割近くになる。このうち2割軽減が11.6%、5割軽減が14.2%、7割軽減が33.5%となっている。国保の加入者は約3200万人だから、2割軽減は370万人、5割軽減が450万人、7割軽減が1000万人で、軽減を受けている総数は1800万人を超える。さらに驚くべきは、2割軽減や5割軽減より7割軽減の方が倍以上多いことだ。
ちなみに、生活保護を受けると保険料は課されないが(10割軽減)、この場合は国保を脱退して生活保護法による医療扶助に移行するので、国保加入者の統計には含まれない。
国民年金の納付率は66.3%(2017年)で、33.7%の加入者が保険料を納めていない。それに対して国保の保険料を納めていない世帯は全体の7.3%しかいない。国民年金の加入義務は60歳までで加入者は約1500万人、それに対して国保は75歳までで退職後のサラリーマンも加わって加入者が3200万人まで増えるが、それを勘案しても未納率の差は大きい。
年代別で見ても、国民年金の未納率が25~29歳で45%、30~34歳で41%、35~39歳で37%なのに対し、国保の未納率は25~34歳で26.3%、35~44歳で14.9%。この年齢では国民年金と国保の加入者は重なっているはずなので、20~25%の加入者は国民年金の保険料を未納にする一方で、国保の保険料は(軽減を受けるなどして)支払っていると推測できる。これは、国民年金の恩恵が遠い将来の年金受給時点にならないと気づかないのに対し、健康保険証がないと日々の暮らしに不都合だからだろう。
なお現行制度では、国保の保険料を支払っていなくても、原則1年未満の滞納者には(期間が1~3カ月の)短期証、1年以上の滞納者は資格証明書(医療機関での窓口負担が全額自己負担となり、後日、保険給付分の7割が払い戻される)が交付される。未納者の総数は約230万人で、6割には短期証か資格証明を交付されているが、約90万人(38.4%)は保険証を持っていない。
興味深いのは、保険証の交付を受けていない割合を未納者の所得別で見ると、もっとも高いのは年収300~400万円(48.0%)、次は500万円以上(44.7%)であることだ。ここから、国保の保険料を支払うじゅうぶんな収入がありながら、意図的に保険証を放棄している層が一定数いるらしいことがうかがわれる。SNSなどでは「若くて健康ならめったに病院にかかることはないのだから、健康保険証を返却して、窓口で全額自己負担した方が得だ」と述べる(自称)専門家がいるが、こうしたアドバイスを実践しているのかもしれない。
年金受給者のほとんどは満額の保険料を払っていない
国民年金は負担(保険料)と給付(受給額)の関係がシンプルなので利回りをマイナスにすることができず、保険料は現在ほぼ上限に達しているが、国保にはこうした歯止めがないので、協会けんぽの保険料が引き上げられると国保の保険料も青天井で引き上げられていく。これでは加入者は国保の保険料を負担できなくなるはずだが、そうならないのは、国保の加入者のうち約6割が保険料の軽減を受けており、約1割が未納者なので、満額の保険料を払っているのは加入者の3割程度しかいないからだ。国保では保険料の軽減を受けるのが常態で、満額の保険料を払う「正直者」は少数派なのだ。
保険料の軽減には明確なルールがあって、2019年4月以降は年間所得「33万円以下」が7割軽減、「33万円+(28万円×世帯人数)以下」が5割軽減、「33万円+(51万円×世帯人数)以下」が2割軽減となる。1人世帯だと、所得61万円以下で5割、84万円以下で2割軽減の対象だ。
年金受給者の場合、65歳以上で330万円未満の年金収入に対して120万円の控除が受けられる。これに基礎控除の33万円が加わるので、1人世帯の場合、年金収入が年186万円以下で7割軽減、214万円以下で5割軽減、237万円以下のかなり恵まれたケースでも2割軽減の対象となる。年金収入が年153万円以下の場合所得はゼロになるので、保険料は均等割のみだ。東京都区部だと医療+支援金の均等割は5万2200円なので、その3割の保険料は年1万5660円、月額1300円ほどになる。
公的年金等控除は個人別なので、妻も収入が120万円以下なら所得はゼロになって、夫と合わせて世帯収入が最大年206万円でも保険料は7割軽減の対象になる。同様に計算すると、夫婦で年金収入が最大400万円でも2割軽減の対象になる場合がある。
現役時代に保険料を払ってきたというかもしれないが、現役世代の保険料が高騰していることを考えると、いくらなんでもこれは優遇しすぎではないだろうか。これでは、年金受給者の一部しか正規の保険料を払っていないことになってしまう。
国保の保険料軽減のルールが不思議なのは、単純に金額で線引きしていることだ。所得33万円を1円でも超えると7割から5割の軽減になり、84万円(1人世帯)を1円でも超えると軽減はなくなる。これは所得をある程度操作できる白色・青色申告者に強烈なインセンティブ(誘因)を与えるだろう。
3割や5割軽減よりも、7割軽減の対象者が倍以上いる理由もここから推測できる。保険料の軽減を受けようと考える加入者は、どうせなら(所得を操作して)7割軽減にしようと思うのだ。国保の保険料が高くて家計が苦しいと困っているひとは、いちど保険料軽減の対象にならないか検討してみたらどうだろう。夫婦と子ども2人の世帯なら、所得237万円以下で2割軽減に該当する。
加入者の3割しかまともに保険料を支払っていなくても国保が維持できているのは、税が投入されていることと、サラリーマンが加入している大手企業などの組合健保から大規模な資金流入があるからだ。
2017年の国保の赤字は1年で1000億円も縮小したが、いちばんの要因は企業の健康保険組合などからの交付金が2330億円増えたことで、もうひとつの要因は、超高齢化にともない加入者が国保から後期高齢者医療制度に移行していることだ(「国民健康保険、赤字450億円に縮小、2017年度」日経新聞2019年4月12日)。これによって健康保険制度の赤字問題も、今後は75歳以上の医療保険に移っていくことになるだろう。
内閣府によれば、現在5000億円前後の社会保障費は、1947~49年に生まれた「団塊の世代」が後期高齢者になり始める2022年以降、自然増が「8000億円程度まで膨らむ見通し」だという。政府は薬価の引き下げ(製薬会社の負担)と高所得の会社員らの介護保険料の段階的引き上げ(サラリーマンの負担)で、高齢者の反感を避けつつ社会保障費を抑制してきたが、この対症療法もあと数年で使えなくなる(「社会保障費1200億円抑制」日経新聞2019年8月15日)。年金受給者の大半が国民健康保険の保険料を軽減されていることにも注目が集まるはずだ。
その頃には、「超高齢社会」の日本の姿が誰の目にもはっきりわかるようになるだろう。(橘 玲/作家。1959年生まれ。2002年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。最新刊は『言ってはいけない』。)
生涯現役シニアが学ぶ 「渋谷ハチコウ大学」
2019年8月19日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
東京新聞 Tokyo Web 2019年8月18日
ご参考URL=https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201908/CK2019081802000179.html
生涯現役、シニアが学ぶ 「渋谷ハチコウ大学」10月開校
シニアがいつまでも楽しく元気にいられる機会を提供しようと、渋谷区は区民の新たな学びの場「渋谷ハチコウ大学」を十月一日から開校する。区内の大学や企業と連携して歴史や文化、健康などをテーマに講座を提供する。十月入学の申し込みは今月二十日までだが、十一月以降も順次募集する。
区は、働きや学びを通じたシニアの活躍と社会参加を促しており、情報提供と相談の窓口「渋谷生涯活躍ネットワーク・シブカツ」(通称シブカツ)を渋谷ヒカリエに設けた。
ハチコウ大開校もこうした事業の一環。生涯現役でできることを考え、探すきっかけになる講座を提供する。例えば、青山学院大と連携した「古代ローマ史の見方」(受講料二千円)や、津田塾大による「ミドル・シニア世代の『英語で楽しむ読書』」(同全三回六千円)、文化学園と連携した「健康長寿と運動。活動的なライフスタイルづくりの秘訣(ひけつ)!」(同二千円)などで、シブカツや大学キャンパスなどが会場。企業と連携したコンピュータープログラミング講座なども予定している。
入学登録は無料。対象は五十五歳以上(年度末時含む)の区内在住者。シブカツ窓口(日曜、祝日休み)に運転免許証などの本人確認できる書類を持参して申し込む。学生証が交付され、区内の一部大学の図書館や学生食堂などの施設も利用できる。問い合わせはシブカツ(区生涯活躍推進課)=電03(6451)1418=へ。 (岩岡千景)
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
東京新聞 Tokyo Web 2019年8月18日
ご参考URL=https://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201908/CK2019081802000179.html
生涯現役、シニアが学ぶ 「渋谷ハチコウ大学」10月開校
シニアがいつまでも楽しく元気にいられる機会を提供しようと、渋谷区は区民の新たな学びの場「渋谷ハチコウ大学」を十月一日から開校する。区内の大学や企業と連携して歴史や文化、健康などをテーマに講座を提供する。十月入学の申し込みは今月二十日までだが、十一月以降も順次募集する。
区は、働きや学びを通じたシニアの活躍と社会参加を促しており、情報提供と相談の窓口「渋谷生涯活躍ネットワーク・シブカツ」(通称シブカツ)を渋谷ヒカリエに設けた。
ハチコウ大開校もこうした事業の一環。生涯現役でできることを考え、探すきっかけになる講座を提供する。例えば、青山学院大と連携した「古代ローマ史の見方」(受講料二千円)や、津田塾大による「ミドル・シニア世代の『英語で楽しむ読書』」(同全三回六千円)、文化学園と連携した「健康長寿と運動。活動的なライフスタイルづくりの秘訣(ひけつ)!」(同二千円)などで、シブカツや大学キャンパスなどが会場。企業と連携したコンピュータープログラミング講座なども予定している。
入学登録は無料。対象は五十五歳以上(年度末時含む)の区内在住者。シブカツ窓口(日曜、祝日休み)に運転免許証などの本人確認できる書類を持参して申し込む。学生証が交付され、区内の一部大学の図書館や学生食堂などの施設も利用できる。問い合わせはシブカツ(区生涯活躍推進課)=電03(6451)1418=へ。 (岩岡千景)
みのもんた:『ケンミンSHOW』置物状態心配
2019年8月18日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
Exite ニュース:2019年8月18日 10:32 ニューストップ >芸能 >芸能総合 >みのもんた
ご参考URL= https://www.excite.co.jp/news/article/Myjitsu_092094/
み の も ん た 『ケンミンSHOW』 置物状態に心配 「ガリガリで覇気がない…」
来たる8月22日に75歳の誕生日を迎え、れっきとした〝後期高齢者〟に突入するタレント・みのもんた。年齢のせいか近年では衰えも目立っているが、MCを務める『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)の最新回では、特に視聴者からの不安が続出した。
8月15日、みのはいつものように「ケンミンショー」に出演し、共同MCの久本雅美と共に番組をサポート。しかし、テンポ良くスタジオを回すのはもっぱら久本の役割で、みのはほとんど言葉を発さなかった。みのは久本の横でリアクションを取っていたが、それも腕を組みながらにこやかな顔を浮かべ、時たま小さく頷いてくばかり。また、加齢のせいか動き自体もスローで、痩せて筋の見えた肌や深くなったシワも相まって〝おじいちゃん〟といったオーラを強烈に放っていた。
スタジオで石川県のご当地グルメ「金沢カレー」を試食する場面でも、みのはゆっくりとした動作と、あまり綺麗とは言えない食べ方でカレーを口に。コメントこそ「柔らかい!」「めちゃうまいよ」と元気よく発していたが、その姿は〝高齢者〟そのものといった印象だった。
時代を築いた名司会者も〝ただのおじいちゃん〟に…
覇気がなく口数が少ない上、話を聞いているのかさえ不安になる〝ボーッとした〟シーンもかなり多く見せていたみの。その姿から往年の名司会者の面影は全く感じられなくなっており、ネット上にも
《久しぶりにテレビでみのもんた見たけど、ガリガリで何もしゃべらないんだけど…》
《目虚ろやし腕組んで笑いも頷きもしてへん。大丈夫かな?》
《無理してテレビ出なくても… ご高齢でしょうに…》
《みのもんた覇気がない》
《みのもんた、すげぇおじいちゃんやん、、、》
《加齢のせいか司会はおろかリアクションとコメントもまともに出来ないみのもんた》
と心配の声が多く寄せられた。
かつては「1週間で最も多く生番組に出演する司会者」としてギネス世界記録にも認定され、〝生涯現役〟と豪語していたみの。しかし、さすがに歳には勝てなかったようで、その〝幕引き〟は徐々に迫っているように感じられる。
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Exite ニュース:2019年8月18日 10:32 ニューストップ >芸能 >芸能総合 >みのもんた
ご参考URL= https://www.excite.co.jp/news/article/Myjitsu_092094/
み の も ん た 『ケンミンSHOW』 置物状態に心配 「ガリガリで覇気がない…」
来たる8月22日に75歳の誕生日を迎え、れっきとした〝後期高齢者〟に突入するタレント・みのもんた。年齢のせいか近年では衰えも目立っているが、MCを務める『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)の最新回では、特に視聴者からの不安が続出した。
8月15日、みのはいつものように「ケンミンショー」に出演し、共同MCの久本雅美と共に番組をサポート。しかし、テンポ良くスタジオを回すのはもっぱら久本の役割で、みのはほとんど言葉を発さなかった。みのは久本の横でリアクションを取っていたが、それも腕を組みながらにこやかな顔を浮かべ、時たま小さく頷いてくばかり。また、加齢のせいか動き自体もスローで、痩せて筋の見えた肌や深くなったシワも相まって〝おじいちゃん〟といったオーラを強烈に放っていた。
スタジオで石川県のご当地グルメ「金沢カレー」を試食する場面でも、みのはゆっくりとした動作と、あまり綺麗とは言えない食べ方でカレーを口に。コメントこそ「柔らかい!」「めちゃうまいよ」と元気よく発していたが、その姿は〝高齢者〟そのものといった印象だった。
時代を築いた名司会者も〝ただのおじいちゃん〟に…
覇気がなく口数が少ない上、話を聞いているのかさえ不安になる〝ボーッとした〟シーンもかなり多く見せていたみの。その姿から往年の名司会者の面影は全く感じられなくなっており、ネット上にも
《久しぶりにテレビでみのもんた見たけど、ガリガリで何もしゃべらないんだけど…》
《目虚ろやし腕組んで笑いも頷きもしてへん。大丈夫かな?》
《無理してテレビ出なくても… ご高齢でしょうに…》
《みのもんた覇気がない》
《みのもんた、すげぇおじいちゃんやん、、、》
《加齢のせいか司会はおろかリアクションとコメントもまともに出来ないみのもんた》
と心配の声が多く寄せられた。
かつては「1週間で最も多く生番組に出演する司会者」としてギネス世界記録にも認定され、〝生涯現役〟と豪語していたみの。しかし、さすがに歳には勝てなかったようで、その〝幕引き〟は徐々に迫っているように感じられる。
ORICON NEWS:亡妻の人生を夫が作品に
2019年8月17日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
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ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
ホーム(ORICON NEWS)Drama&Movie TOP映画亡き妻の人生を夫が作品に。映画『リング』貞子の母役を演じたモデル・雅子さんが遺したもの
ご参考URL=https://www.oricon.co.jp/special/53496/
亡き妻の人生を夫が作品に。
映画『リング』貞子の母役を演じたモデル・雅子さんが遺したもの
2015年1月29日の夜明け前、モデルの雅子さんが希少がんでこの世を去った──。享年50歳。映画『リング』の山村志津子役で知られ、20代では雑誌『an.an』、30代『クロワッサン』(ともにマガジンハウス)、40代では『家庭画報』(世界文化社)や『GLOW』(宝島社)などでモデルとして活躍。そんな雅子さんの半生を描いた映画『モデル 雅子 を追う旅』が現在、東京・アップリンク吉祥寺ほか、全国各地で順次公開されている。製作・監督は雅子さんの夫でTBSテレビで番組制作などに携わる大岡大介さん。「すべて自費で製作した」という大岡さんは、どんな思いでこの作品を世に送ろうと思ったのか。心の内を聞いた。
きっかけは妻の死「自分の知らない、いろんな時代の妻を知ろうと思った」
雅子さんは1964年東京日本橋生まれ。1984年19歳でデビューし、生涯現役モデルとして活躍し続けた。映像ではテレビCM「セイコー ティセ」(1984年)を皮切りに、「日清ごんぶと」(1995年)などに出演。映画では『月の人/フィガロ・ストーリー』(1991年)、『リング』(1998年)では貞子の母・志津子を演じ、観る人の心に強い印象を残した。2014年には書籍『雅子 スタイル』(宝島社)を上梓。2015年、闘病の末にその魂は天に召された。
「雅子を亡くして初めて、雅子をもっと知りたいと思いました」(大岡大介さん/以下同)。大岡さんは入院していた病院から引き上げた雅子さんの荷物が詰め込まれた寝室のドアを開ける。「そのときなんの香りもしなくて。雅子の香りを思い出せなくなり、こんなにも覚えていられないものなのかと。ものすごい恐怖心が襲ってきたんです」
二人が結婚したのは雅子さんが42歳の頃。「モデルとしての雅子に関して、僕が知らない時代の方が長いんです。僕が知らない雅子を知る人に会うことで、いろんな時代の彼女に逢えると思い、お話を聞きに行こうとした。それを私の姉に話したところ、“テレビの仕事をしているんだからそれを映像に撮れば”と言われて。夫としての妻への思いと、公に対して雅子を遺さなければならないという思いがここで一つになりました。その思いを、雅子が愛していた“映画”という存在で形にしようと考えました」。
大岡さんは劇中で多くの人にインタビューを敢行する。写真家の安珠、モデル・女優の田村翔子、藤井かほり、俳優の高嶋政宏、映画監督の中田秀夫、モデルの石井たまよ、そして俳優で映画監督の竹中直人など多くの関係者たちがそれぞれ、雅子さんの思い出について語っている。
映画製作の費用はすべて大岡さんの自費。「私が妻を映画で表現する際、出資者などからとやかく口出しをされたくなかった。すべて自分のお金、自己責任で、僕だけが描ける雅子を“映画”に残そうとしました」
どこまでも仕事に生きた妻、年を取れば取るほどに”輝いてみえた”
大岡さんと雅子さんが初めて会ったのは2006年の3月。大岡さんはTBS映画事業部で洋画『バイオハザード』(2002年)などの共同出資事業、邦画『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』(2003年)などの制作事業に携わっていた。「仕事の関係でいろんな映画会社さんから試写会の招待状が届くんです。そんなある日、試写会で映画プロデューサーの吉田佳代さんに声をかけて頂きました。そのとき隣にいたのが雅子でした」
翌週、六本木で行われたフランス映画祭で大岡さんは雅子さんと再会する。「最初の印象はとっつきにくそうな人。こちらが盛り上げてもスルーされてしまうような(笑)。ですがフランス映画祭の帰り道、僕が生まれた神戸の名産イカナゴという魚の釘煮について話したところ、東京生まれのはずの彼女も“知ってる”と。そこから意気投合して、いつの間にか気づけば隣にいる人に。そしてある日、雅子が言うんです。“何か言うことあるでしょ?”って。そこで僕はプロポーズを。雅子は“早くいいなさい。バカ”と笑ってましたね(笑)」
そんな雅子さんは自身が年令を重ねていくことに関しても「経験値を積んできた」と考える女性だった。歳を取れば取るほど逆に自信が湧いて、輝いているようにも見えた。これについて大岡さんは「高齢だろうが若かろうがかわいいものはかわいい、キレイなものはキレイと言える人でした。50近くになっても自分の足でモデルの仕事を取りに行っていましたし、肌はキレイに保っていましたが若作りをしている訳ではない。若さの定義が違ったんだと思います。それは“自信がありいつまでも好奇心が絶えないこと”。モデル人生のなかで何が“若さ”であるのか選び、選んだものを大事に持ち続けた。それが彼女の“若さ”の秘訣だったんだと思います」と分析する。
「劇中でライターの今井恵さんにインタビューをしているのですが、今井さんは雅子について、例え食事に誘われても気が乗らなければパンと断ることができる人とおっしゃっていました。雅子は人に引きずられない。周りに安易に迎合せず、自分のなかで自分の基準をしっかり持っている女性でもあった。そこは僕の知る雅子と変わらないんだと。エピソードを聞いて、その雅子に夫として見られていたことがとても誇らしく思えましたね」
料理も得意だった。忘れられない味は豆ひじきの煮物と冬場によく出ていたポトフ。「雅子が亡くなった後その味を再現しようと奮闘しました。豆ひじきはなんとか近い味になったのですが、ポトフはどうしても西洋風おでんのようになってしまう(笑)。何かが違うのでしょうね。――やはり味や香りは思い出に直結しますね」
一番悔しいのは「この映画を、今の僕の姿を、妻に見てもらえないこと」
劇中では闘病中の雅子さんの姿も映し出されている。「映像に残ってない点で言うと、ある日病院から外出許可が出たんです。その頃の雅子はすでに脚が動かなくなっていて…。小籠包の美味しいお店へ行ったのですが、駐車場からお店まで坂道になっていたため、私が雅子をおぶって。途中、休みながら(笑)。すると雅子が私の頭を“よしよし”としてくれて。頑張ったねと褒めてくれた。汗だくになりながらもそれが楽しくて、小籠包も美味しかったしいい思い出です」
そして2015年、雅子さんは帰らぬ人となる。大岡さんは雅子さんの親しい人に形見分けをすることを決めた。大切な人の形見を自分の元に残しておきたい気持ちは湧かなかったのか。「服も靴も雑貨も、使われて初めて生きます。それが死蔵されていることが我慢できませんでした。本来の使われ方=着用する人の生活に溶け込んでほしかったんです。遺品を置いておいても雅子が蘇るわけではない。知人が雅子の服を着て訪れ“雅子だよ”と言ってくれる、皆の中に雅子が生きている。それは僕にとっても嬉しいことだったんです」
そんな大岡さんにとって最も悔しいのは、この映画を雅子さんに見せられないこと。「お互い映画が好きで、私は映画監督になって一本の映画を仕上げた。その姿を一番見てほしいのは雅子。ですが雅子が亡くならければ僕はこの映画を作ることはなかった。そこは永遠にぶつかり続ける矛盾として僕のなかに残り続けるでしょう」
製作していた4年半を「雅子と伴走してきた4年半」と語る大岡さん。「この映画はモデルを描いた映画でありながら、その先にあるのは雅子という一人の女性・人間。老若男女それぞれの受け取り方ができ、そして自分ならどう生きようかと考えてもらえるきっかけになるはず」とメッセージをくれた。モデルとしての活躍、闘病、死、そして遺された人々――。人としてブレない強い生き方を示してくれた雅子さんの人生。あなたはそこに、自分の人生を見るかも知れない。
(取材・文/衣輪晋一)映画『モデル 雅子 を追う旅』
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
ホーム(ORICON NEWS)Drama&Movie TOP映画亡き妻の人生を夫が作品に。映画『リング』貞子の母役を演じたモデル・雅子さんが遺したもの
ご参考URL=https://www.oricon.co.jp/special/53496/
亡き妻の人生を夫が作品に。
映画『リング』貞子の母役を演じたモデル・雅子さんが遺したもの
2015年1月29日の夜明け前、モデルの雅子さんが希少がんでこの世を去った──。享年50歳。映画『リング』の山村志津子役で知られ、20代では雑誌『an.an』、30代『クロワッサン』(ともにマガジンハウス)、40代では『家庭画報』(世界文化社)や『GLOW』(宝島社)などでモデルとして活躍。そんな雅子さんの半生を描いた映画『モデル 雅子 を追う旅』が現在、東京・アップリンク吉祥寺ほか、全国各地で順次公開されている。製作・監督は雅子さんの夫でTBSテレビで番組制作などに携わる大岡大介さん。「すべて自費で製作した」という大岡さんは、どんな思いでこの作品を世に送ろうと思ったのか。心の内を聞いた。
きっかけは妻の死「自分の知らない、いろんな時代の妻を知ろうと思った」
雅子さんは1964年東京日本橋生まれ。1984年19歳でデビューし、生涯現役モデルとして活躍し続けた。映像ではテレビCM「セイコー ティセ」(1984年)を皮切りに、「日清ごんぶと」(1995年)などに出演。映画では『月の人/フィガロ・ストーリー』(1991年)、『リング』(1998年)では貞子の母・志津子を演じ、観る人の心に強い印象を残した。2014年には書籍『雅子 スタイル』(宝島社)を上梓。2015年、闘病の末にその魂は天に召された。
「雅子を亡くして初めて、雅子をもっと知りたいと思いました」(大岡大介さん/以下同)。大岡さんは入院していた病院から引き上げた雅子さんの荷物が詰め込まれた寝室のドアを開ける。「そのときなんの香りもしなくて。雅子の香りを思い出せなくなり、こんなにも覚えていられないものなのかと。ものすごい恐怖心が襲ってきたんです」
二人が結婚したのは雅子さんが42歳の頃。「モデルとしての雅子に関して、僕が知らない時代の方が長いんです。僕が知らない雅子を知る人に会うことで、いろんな時代の彼女に逢えると思い、お話を聞きに行こうとした。それを私の姉に話したところ、“テレビの仕事をしているんだからそれを映像に撮れば”と言われて。夫としての妻への思いと、公に対して雅子を遺さなければならないという思いがここで一つになりました。その思いを、雅子が愛していた“映画”という存在で形にしようと考えました」。
大岡さんは劇中で多くの人にインタビューを敢行する。写真家の安珠、モデル・女優の田村翔子、藤井かほり、俳優の高嶋政宏、映画監督の中田秀夫、モデルの石井たまよ、そして俳優で映画監督の竹中直人など多くの関係者たちがそれぞれ、雅子さんの思い出について語っている。
映画製作の費用はすべて大岡さんの自費。「私が妻を映画で表現する際、出資者などからとやかく口出しをされたくなかった。すべて自分のお金、自己責任で、僕だけが描ける雅子を“映画”に残そうとしました」
どこまでも仕事に生きた妻、年を取れば取るほどに”輝いてみえた”
大岡さんと雅子さんが初めて会ったのは2006年の3月。大岡さんはTBS映画事業部で洋画『バイオハザード』(2002年)などの共同出資事業、邦画『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』(2003年)などの制作事業に携わっていた。「仕事の関係でいろんな映画会社さんから試写会の招待状が届くんです。そんなある日、試写会で映画プロデューサーの吉田佳代さんに声をかけて頂きました。そのとき隣にいたのが雅子でした」
翌週、六本木で行われたフランス映画祭で大岡さんは雅子さんと再会する。「最初の印象はとっつきにくそうな人。こちらが盛り上げてもスルーされてしまうような(笑)。ですがフランス映画祭の帰り道、僕が生まれた神戸の名産イカナゴという魚の釘煮について話したところ、東京生まれのはずの彼女も“知ってる”と。そこから意気投合して、いつの間にか気づけば隣にいる人に。そしてある日、雅子が言うんです。“何か言うことあるでしょ?”って。そこで僕はプロポーズを。雅子は“早くいいなさい。バカ”と笑ってましたね(笑)」
そんな雅子さんは自身が年令を重ねていくことに関しても「経験値を積んできた」と考える女性だった。歳を取れば取るほど逆に自信が湧いて、輝いているようにも見えた。これについて大岡さんは「高齢だろうが若かろうがかわいいものはかわいい、キレイなものはキレイと言える人でした。50近くになっても自分の足でモデルの仕事を取りに行っていましたし、肌はキレイに保っていましたが若作りをしている訳ではない。若さの定義が違ったんだと思います。それは“自信がありいつまでも好奇心が絶えないこと”。モデル人生のなかで何が“若さ”であるのか選び、選んだものを大事に持ち続けた。それが彼女の“若さ”の秘訣だったんだと思います」と分析する。
「劇中でライターの今井恵さんにインタビューをしているのですが、今井さんは雅子について、例え食事に誘われても気が乗らなければパンと断ることができる人とおっしゃっていました。雅子は人に引きずられない。周りに安易に迎合せず、自分のなかで自分の基準をしっかり持っている女性でもあった。そこは僕の知る雅子と変わらないんだと。エピソードを聞いて、その雅子に夫として見られていたことがとても誇らしく思えましたね」
料理も得意だった。忘れられない味は豆ひじきの煮物と冬場によく出ていたポトフ。「雅子が亡くなった後その味を再現しようと奮闘しました。豆ひじきはなんとか近い味になったのですが、ポトフはどうしても西洋風おでんのようになってしまう(笑)。何かが違うのでしょうね。――やはり味や香りは思い出に直結しますね」
一番悔しいのは「この映画を、今の僕の姿を、妻に見てもらえないこと」
劇中では闘病中の雅子さんの姿も映し出されている。「映像に残ってない点で言うと、ある日病院から外出許可が出たんです。その頃の雅子はすでに脚が動かなくなっていて…。小籠包の美味しいお店へ行ったのですが、駐車場からお店まで坂道になっていたため、私が雅子をおぶって。途中、休みながら(笑)。すると雅子が私の頭を“よしよし”としてくれて。頑張ったねと褒めてくれた。汗だくになりながらもそれが楽しくて、小籠包も美味しかったしいい思い出です」
そして2015年、雅子さんは帰らぬ人となる。大岡さんは雅子さんの親しい人に形見分けをすることを決めた。大切な人の形見を自分の元に残しておきたい気持ちは湧かなかったのか。「服も靴も雑貨も、使われて初めて生きます。それが死蔵されていることが我慢できませんでした。本来の使われ方=着用する人の生活に溶け込んでほしかったんです。遺品を置いておいても雅子が蘇るわけではない。知人が雅子の服を着て訪れ“雅子だよ”と言ってくれる、皆の中に雅子が生きている。それは僕にとっても嬉しいことだったんです」
そんな大岡さんにとって最も悔しいのは、この映画を雅子さんに見せられないこと。「お互い映画が好きで、私は映画監督になって一本の映画を仕上げた。その姿を一番見てほしいのは雅子。ですが雅子が亡くならければ僕はこの映画を作ることはなかった。そこは永遠にぶつかり続ける矛盾として僕のなかに残り続けるでしょう」
製作していた4年半を「雅子と伴走してきた4年半」と語る大岡さん。「この映画はモデルを描いた映画でありながら、その先にあるのは雅子という一人の女性・人間。老若男女それぞれの受け取り方ができ、そして自分ならどう生きようかと考えてもらえるきっかけになるはず」とメッセージをくれた。モデルとしての活躍、闘病、死、そして遺された人々――。人としてブレない強い生き方を示してくれた雅子さんの人生。あなたはそこに、自分の人生を見るかも知れない。
(取材・文/衣輪晋一)映画『モデル 雅子 を追う旅』
男性必見!「きくち体操」で生涯現役の体を‼
2019年8月16日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
日経Gooday 2019/8/16 ホーム > からだケア > 男こそ、きくち体操
ご参考URL=https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/19/061200023/071200002/
男性必見!「きくち体操」で生涯現役の体を手に入れる
木々の緑が勢いを増し、汗ばむ日が続く季節。薄着になって気になるのはおなか周りです。全身の筋肉を無理なく、しなやかに育てる「きくち体操」から、メタボ腹を撃退する、厳選した7つの動きを紹介しましょう。運動はおっくうという人こそ、必読です。
「おなかには、胃や肝臓、腸など、生きていくために欠かせない臓器が入っています。そのおなかに脂肪をつけて弱らせたら、内臓の働きが悪くなり、代謝も落ちて、余計に脂肪を増やす原因になっていきます。おなかの縦横斜めに走る腹筋を育てて、力をつけることこそが、ぽっこりおなか、メタボリック症候群予防の鍵なのです」。
こう語るのは、「きくち体操」を創始した菊池和子さん。昨年、テレビの情報番組に登場して以来、冒頭のような、独自の体の捉え方、“体哲学”を学べると、中高年世代を中心に注目を集めている。
「きくち体操」には、男性専用のクラスもある。これまで、上場企業のトップや管理職など、多くのビジネスパーソンたちが口コミを頼りに、門をたたいてきた。現在も通うのは、200人ほど。続けるうちに、脂肪が無理なく落ち、メタボ腹がへこむだけでなく、高血圧・高血糖・糖尿病も改善する人が多い。
「きくち体操」で、なぜメタボを撃退できるのか? まず、この体操の最大の特徴である「動かすところに意識を向けながら、体を動かす」ことが、大きな肝となる。
多忙な毎日で、痛みなど、よほどのサインがなければ、自分の体に無関心な現代人は多い。「最新の科学でも分かってきていますが、人は筋肉を動かすことで、全身の骨、血管、神経が細胞レベルでお互いに信号を出し合って、体を維持しています。体を動かさずに、命は守れません。それなのに、体に意識を向けず、ろくに動かさず、内臓や血管にも脂肪がたまっているところに、大量のビールや脂っこい食事を取り続けていたらどうなるでしょうか」と菊池さん。
メタボ対策で肝心なのは生活習慣だ。余計な脂肪がついたら、体の中ではどんなことが起こるのか、自分の脳で体の状態を感じ取ろうとする力があれば、行動はおのずと変わってくるという。実際、この体操で体形がすっきり変わる人が多いのは、「動いて代謝が上がるだけでなく、体の仕組みを理解し、関心を持つことで、食事など生活習慣を自ら改善していける人が多いから」と菊池さんは話す。(続きは「日経Goodayマイドクター会員(有料)」の方のみ、ご利用いただけます。)
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
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日経Gooday 2019/8/16 ホーム > からだケア > 男こそ、きくち体操
ご参考URL=https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/19/061200023/071200002/
男性必見!「きくち体操」で生涯現役の体を手に入れる
木々の緑が勢いを増し、汗ばむ日が続く季節。薄着になって気になるのはおなか周りです。全身の筋肉を無理なく、しなやかに育てる「きくち体操」から、メタボ腹を撃退する、厳選した7つの動きを紹介しましょう。運動はおっくうという人こそ、必読です。
「おなかには、胃や肝臓、腸など、生きていくために欠かせない臓器が入っています。そのおなかに脂肪をつけて弱らせたら、内臓の働きが悪くなり、代謝も落ちて、余計に脂肪を増やす原因になっていきます。おなかの縦横斜めに走る腹筋を育てて、力をつけることこそが、ぽっこりおなか、メタボリック症候群予防の鍵なのです」。
こう語るのは、「きくち体操」を創始した菊池和子さん。昨年、テレビの情報番組に登場して以来、冒頭のような、独自の体の捉え方、“体哲学”を学べると、中高年世代を中心に注目を集めている。
「きくち体操」には、男性専用のクラスもある。これまで、上場企業のトップや管理職など、多くのビジネスパーソンたちが口コミを頼りに、門をたたいてきた。現在も通うのは、200人ほど。続けるうちに、脂肪が無理なく落ち、メタボ腹がへこむだけでなく、高血圧・高血糖・糖尿病も改善する人が多い。
「きくち体操」で、なぜメタボを撃退できるのか? まず、この体操の最大の特徴である「動かすところに意識を向けながら、体を動かす」ことが、大きな肝となる。
多忙な毎日で、痛みなど、よほどのサインがなければ、自分の体に無関心な現代人は多い。「最新の科学でも分かってきていますが、人は筋肉を動かすことで、全身の骨、血管、神経が細胞レベルでお互いに信号を出し合って、体を維持しています。体を動かさずに、命は守れません。それなのに、体に意識を向けず、ろくに動かさず、内臓や血管にも脂肪がたまっているところに、大量のビールや脂っこい食事を取り続けていたらどうなるでしょうか」と菊池さん。
メタボ対策で肝心なのは生活習慣だ。余計な脂肪がついたら、体の中ではどんなことが起こるのか、自分の脳で体の状態を感じ取ろうとする力があれば、行動はおのずと変わってくるという。実際、この体操で体形がすっきり変わる人が多いのは、「動いて代謝が上がるだけでなく、体の仕組みを理解し、関心を持つことで、食事など生活習慣を自ら改善していける人が多いから」と菊池さんは話す。(続きは「日経Goodayマイドクター会員(有料)」の方のみ、ご利用いただけます。)
9/18:Eco Stage 東京地区主催 無料Seminar
2019年8月15日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
いつも大変お世話になります。㈱KAZコンサルティングの鈴木です。
以下の参加費無料のセミナーをご案内いたします。
エコステージ東京地区主催セミナー
市場の多様化、グローバル化が劇的に進む今日、『社会に認められ・持続できる企業経営』のために、企業組織には環境経営やBCP(事業継続計画)、CSR経営などの構築、さらには、最近新聞やTVでもよく取り上げられる「SDGs(持続可能な開発目標)」など多くの課題とその対応が求められています。
今回のセミナーは、これらの課題に対し具体的に取り組んでおられる⼤⼿企業のみならず中⼩企業の事例をご紹介します。さらにSDGsの17ゴールと169ターゲットをイノベーションを通じて自社の活動にどのように取り込んでいったらよいかご説明します。皆様の今後の対応に必ずやお役に⽴つ情報や施策をご提供いたします。
【会場】富士ゼロックス株式会社六本⽊ティーキューブ5F セミナールームPatio C
<所在地>東京都港区六本⽊3-1-1
■ 東京メトロ南北線「六本⽊⼀丁目」駅地下通路直結
■ 東京メトロ日⽐⾕線/都営⼤江⼾線「六本⽊」駅より徒歩7分
■ 東京メトロ銀座線・南北線「溜池⼭王」駅より徒歩7分
六本⽊ティーキューブ
「環境経営」、「CSR/CSV経営」そして、次のステップ「SDGs」を考える
〜“経済・環境・社会”のトリプルボトムライン向上を⽬指す⾃社のステップアップのヒントに〜
日 時 2019年9月18日(水)13:30〜17:00(受付13:00〜)
会場富士ゼロックス株式会社六本⽊ティーキューブ5F セミナールームPatio C
プログラム
■ 第1部 13:30〜14:45
「環境経営からCSR/CSV経営、そしてSDGsへ」
エコステージ協会理事/株式会社KAZコンサルティング代表取締役社⻑鈴⽊和男
① 気候変動・地球温暖化の現状と将来
② 企業・組織に求められる社会的責任と対応〜グリーン調達・CSR調達・BCP構築への要求・アンケートの実際
③ 「環境経営、CSR/CSV経営」の事例の数々
④ 「ESG投資」の意味と現状
⑤ 「SDGs」とその取り組み状況
■ 第2部 15:00〜16:00
― 環境経営からCSV、そしてSDGs活動の事例―
2-1 「街の小さなカフェ“リーフ”の活動」
株式会社環境総合研究会代表取締役社⻑鎌田健司氏
2-2 「本業と社会貢献を両⽴させる。応える、超える、弘久社」
株式会社弘久社代表取締役社⻑平野芳久氏
■ 第3部 16:00〜16:30
「“SDGs⾒える化サービス”の概要と、⾃社活動とのリンクとイノベーション対応」
NPO法⼈日本環境管理監査⼈協会理事/富士通エフ・アイ・ピー株式会社伊藤泰志
■ まとめ Q&A 16:30〜16:45 *講師は都合により変更されることがあります。ご了承ください。
定 員 80名(※定員になり次第、受付終了とさせていただきます。)
お申し込み エコステージ協会ホームページからお申し込みください。https://www.ecostage.org
主 催 ⼀般社団法人エコステージ協会東京地区研究会
お問い合わせ⼀般社団法人エコステージ協会東京地区事務局E-mail︓ecostagetokyo@murc.jp
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
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いつも大変お世話になります。㈱KAZコンサルティングの鈴木です。
以下の参加費無料のセミナーをご案内いたします。
エコステージ東京地区主催セミナー
市場の多様化、グローバル化が劇的に進む今日、『社会に認められ・持続できる企業経営』のために、企業組織には環境経営やBCP(事業継続計画)、CSR経営などの構築、さらには、最近新聞やTVでもよく取り上げられる「SDGs(持続可能な開発目標)」など多くの課題とその対応が求められています。
今回のセミナーは、これらの課題に対し具体的に取り組んでおられる⼤⼿企業のみならず中⼩企業の事例をご紹介します。さらにSDGsの17ゴールと169ターゲットをイノベーションを通じて自社の活動にどのように取り込んでいったらよいかご説明します。皆様の今後の対応に必ずやお役に⽴つ情報や施策をご提供いたします。
【会場】富士ゼロックス株式会社六本⽊ティーキューブ5F セミナールームPatio C
<所在地>東京都港区六本⽊3-1-1
■ 東京メトロ南北線「六本⽊⼀丁目」駅地下通路直結
■ 東京メトロ日⽐⾕線/都営⼤江⼾線「六本⽊」駅より徒歩7分
■ 東京メトロ銀座線・南北線「溜池⼭王」駅より徒歩7分
六本⽊ティーキューブ
「環境経営」、「CSR/CSV経営」そして、次のステップ「SDGs」を考える
〜“経済・環境・社会”のトリプルボトムライン向上を⽬指す⾃社のステップアップのヒントに〜
日 時 2019年9月18日(水)13:30〜17:00(受付13:00〜)
会場富士ゼロックス株式会社六本⽊ティーキューブ5F セミナールームPatio C
プログラム
■ 第1部 13:30〜14:45
「環境経営からCSR/CSV経営、そしてSDGsへ」
エコステージ協会理事/株式会社KAZコンサルティング代表取締役社⻑鈴⽊和男
① 気候変動・地球温暖化の現状と将来
② 企業・組織に求められる社会的責任と対応〜グリーン調達・CSR調達・BCP構築への要求・アンケートの実際
③ 「環境経営、CSR/CSV経営」の事例の数々
④ 「ESG投資」の意味と現状
⑤ 「SDGs」とその取り組み状況
■ 第2部 15:00〜16:00
― 環境経営からCSV、そしてSDGs活動の事例―
2-1 「街の小さなカフェ“リーフ”の活動」
株式会社環境総合研究会代表取締役社⻑鎌田健司氏
2-2 「本業と社会貢献を両⽴させる。応える、超える、弘久社」
株式会社弘久社代表取締役社⻑平野芳久氏
■ 第3部 16:00〜16:30
「“SDGs⾒える化サービス”の概要と、⾃社活動とのリンクとイノベーション対応」
NPO法⼈日本環境管理監査⼈協会理事/富士通エフ・アイ・ピー株式会社伊藤泰志
■ まとめ Q&A 16:30〜16:45 *講師は都合により変更されることがあります。ご了承ください。
定 員 80名(※定員になり次第、受付終了とさせていただきます。)
お申し込み エコステージ協会ホームページからお申し込みください。https://www.ecostage.org
主 催 ⼀般社団法人エコステージ協会東京地区研究会
お問い合わせ⼀般社団法人エコステージ協会東京地区事務局E-mail︓ecostagetokyo@murc.jp
スポーツツーリズム:生涯現役武士道の体感
2019年8月14日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
山陽新聞 dijital (2019年08月13日 13時52分 更新)
ご参考URL= https://www.sanyonews.jp/special/column/genki
スポーツツーリズムの推進を 生涯現役の武士道精神を体感
スポーツ庁は、関係省庁や企業等が連携し、日本全体での交流人口の拡大と「スポーツによる地域活性化」を狙った政策として、平成30年3月に「スポーツツーリズム需要拡大戦略」を策定し、新規重点テーマとして「アウトドアスポーツツーリズム」と「武道ツーリズム」を掲げた。
この政策は、日本国内及び海外7か国・地域(中国・韓国・台湾・香港・米国・タイ・オーストラリア)を対象に、日本国内でのスポーツツーリズムに関わる消費者調査の結果を基にしたものである。
それによると、日本国内の20代から60代の調査では、今後実際に経験してみたいスポーツツーリズムとしては、ウォーキング9.9%、登山・ハイキング・トレッキング8.9%、スノースポーツ・スノーアクティビティ8.3%、海水浴8.2%、スキューバダイビング6.2%であった。
また、海外7カ国の調査では、国による違いはあるが、おおよそ日本で経験してみたいスポーツツーリズムは、武道、大相撲、スノースポーツ・スノーアクティビティ、登山・ハイキング・トレッキング、サイクリング、ウォーキング、マリンスポーツなどが上位を占めている。
日本は、四季折々の自然の風景があり、パウダースノーのスキー場が大都市からすぐ近くにある。伝統武道から侍の精神性を感じることができる―といった声が聞かれるそうである。
インターネットの普及は、情報発信・収集を容易にし、我々日本人が当たり前と思っている事や忘れ去られた伝統が、いまや広く世界の人々に知られるようになった。日本の様々な情報を得た海外の人々は、日本の良き伝統を高く評価している。特に、武道の作法、慣習などは、日本人以上に興味を持たれている。
ブラジルやフランスでは、柔道は礼儀や倫理教育の手段としても活用され、参加人口も日本の数倍以上といわれる。フランスでは柔道指導者は国家資格が必要となる。
特に、外国人観光客から人気が高いのは、武士道精神を体験し、学ぶことができる剣道である。海外の教養層や知識層は古くからの武士の考え方を取り入れ、人生を豊かにするために実践しているといわれる。
武士道が世界に知られるようになったのは、新渡戸稲造の「武士道」であろう。今もって我々が参考になる精神性が書かれている。また、吉川英治の「宮本武蔵」をアレンジした、井上雄彦の「バガボンド」はコミック版として、一躍海外でも人気となっている。さらには、宮本武蔵の兵法書である「五輪の書」も、海外で知られるようになった。
日本剣道連盟によると、剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である―と理念を説明している。また、剣道修練の心構えとして、剣道を正しく真剣に学び、心身を錬磨して旺盛なる気力を養い、剣道の特性を通じて礼節を尊び、信義を重んじ誠を尽して、常に自己の修養に努め、もって国家社会を愛して、広く人類の平和繁栄に寄与せんとするものである―と制定されている。
そのほかにも、剣道指導の心構え、竹刀の本位、礼法、生涯剣道などが制定され、剣道は、世代を超えて学び合う道である。「技」を通じて「道」を求め、社会の活力を高めながら、豊かな生命観を育み、文化としての剣道を実践していくことを指導の目標としている。
ここ岡山県は、長船刀剣博物館、宮本武蔵の里、全国的に上位を占める岡山県警の剣道部など、剣道にまつわるすばらしい資源を有している。岡山県をあげて武道ツーリズムを推進してはいかがだろう。
スポーツマンシップと武士道は、相通じるところがある。しかしながら、いわゆる一流スポーツ選手と剣道の達人は、少し異なる。現役一流スポーツ選手の年齢層は、20歳代から40歳代が多い。これに対し、剣道の達人といわれる方の多くは高潔な人格を有する高齢者であり、達人は現役である。このあたりがスポーツと心身錬磨を目的とする武道の違いだろうか。技だけでなく、日頃から姿勢良く、質素な生活を基とし手いる。生き方までをも指導するのであるから、自らの生き方そのものを律し、伝えている。実践している現役として、その言葉や示範にも真実味や重みがある。
最近では、一流アスリートが、バラエティ―番組に出演する機会が増えた。視聴者には、日頃接することのないアスリートが身近に感じるようになるだろうし、楽しく拝見できる。アスリートの中には、引退後のセカンドキャリアを芸能界に求める選手たちもいる。だが、苦しかったこと、つらかったことが、お笑いのネタにされるのは少々残念だ。背に腹は代えられぬこともあろうが、スポーツ選手はリスペクトの精神を忘れてはならない。
スポーツは、「する」「みる」「ささえる」といわれる。武道家は、生涯「する」を続けながら、後進を育てるために「みる」、そして「支える」を行っている。何よりも生涯現役は、素晴らしい。一流アスリートがさらに高みを目指すためにも、日本古来の武道家のお話を聞いてみてもよいだろう。
三浦 孝仁(みうら・こうじ)博士(医学)IPU環太平洋大学・体育学部長・スポーツ科学センター長、岡山大名誉教授。公益財団法人岡山県体育協会スポーツ医・科学委員会委員。一般財団法人岡山市体育協会理事・スポーツ振興委員会・委員長。NPO HSA JAPAN代表理事。岡山大在職中に顧問を務めた同大ウェイトトレーニング部は10度の全国制覇を果たし、ハンドボール部は過去最下位から1部上位へ引き上げるなど、長年に渡りスポーツ指導・教育・研究やキャリア教育などに携わった。著書に「筋トレっち 走れるカラダの育て方」(東邦出版)など。早稲田大卒、日本体育大大学院 修了。1957年生まれ。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
山陽新聞 dijital (2019年08月13日 13時52分 更新)
ご参考URL= https://www.sanyonews.jp/special/column/genki
スポーツツーリズムの推進を 生涯現役の武士道精神を体感
スポーツ庁は、関係省庁や企業等が連携し、日本全体での交流人口の拡大と「スポーツによる地域活性化」を狙った政策として、平成30年3月に「スポーツツーリズム需要拡大戦略」を策定し、新規重点テーマとして「アウトドアスポーツツーリズム」と「武道ツーリズム」を掲げた。
この政策は、日本国内及び海外7か国・地域(中国・韓国・台湾・香港・米国・タイ・オーストラリア)を対象に、日本国内でのスポーツツーリズムに関わる消費者調査の結果を基にしたものである。
それによると、日本国内の20代から60代の調査では、今後実際に経験してみたいスポーツツーリズムとしては、ウォーキング9.9%、登山・ハイキング・トレッキング8.9%、スノースポーツ・スノーアクティビティ8.3%、海水浴8.2%、スキューバダイビング6.2%であった。
また、海外7カ国の調査では、国による違いはあるが、おおよそ日本で経験してみたいスポーツツーリズムは、武道、大相撲、スノースポーツ・スノーアクティビティ、登山・ハイキング・トレッキング、サイクリング、ウォーキング、マリンスポーツなどが上位を占めている。
日本は、四季折々の自然の風景があり、パウダースノーのスキー場が大都市からすぐ近くにある。伝統武道から侍の精神性を感じることができる―といった声が聞かれるそうである。
インターネットの普及は、情報発信・収集を容易にし、我々日本人が当たり前と思っている事や忘れ去られた伝統が、いまや広く世界の人々に知られるようになった。日本の様々な情報を得た海外の人々は、日本の良き伝統を高く評価している。特に、武道の作法、慣習などは、日本人以上に興味を持たれている。
ブラジルやフランスでは、柔道は礼儀や倫理教育の手段としても活用され、参加人口も日本の数倍以上といわれる。フランスでは柔道指導者は国家資格が必要となる。
特に、外国人観光客から人気が高いのは、武士道精神を体験し、学ぶことができる剣道である。海外の教養層や知識層は古くからの武士の考え方を取り入れ、人生を豊かにするために実践しているといわれる。
武士道が世界に知られるようになったのは、新渡戸稲造の「武士道」であろう。今もって我々が参考になる精神性が書かれている。また、吉川英治の「宮本武蔵」をアレンジした、井上雄彦の「バガボンド」はコミック版として、一躍海外でも人気となっている。さらには、宮本武蔵の兵法書である「五輪の書」も、海外で知られるようになった。
日本剣道連盟によると、剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である―と理念を説明している。また、剣道修練の心構えとして、剣道を正しく真剣に学び、心身を錬磨して旺盛なる気力を養い、剣道の特性を通じて礼節を尊び、信義を重んじ誠を尽して、常に自己の修養に努め、もって国家社会を愛して、広く人類の平和繁栄に寄与せんとするものである―と制定されている。
そのほかにも、剣道指導の心構え、竹刀の本位、礼法、生涯剣道などが制定され、剣道は、世代を超えて学び合う道である。「技」を通じて「道」を求め、社会の活力を高めながら、豊かな生命観を育み、文化としての剣道を実践していくことを指導の目標としている。
ここ岡山県は、長船刀剣博物館、宮本武蔵の里、全国的に上位を占める岡山県警の剣道部など、剣道にまつわるすばらしい資源を有している。岡山県をあげて武道ツーリズムを推進してはいかがだろう。
スポーツマンシップと武士道は、相通じるところがある。しかしながら、いわゆる一流スポーツ選手と剣道の達人は、少し異なる。現役一流スポーツ選手の年齢層は、20歳代から40歳代が多い。これに対し、剣道の達人といわれる方の多くは高潔な人格を有する高齢者であり、達人は現役である。このあたりがスポーツと心身錬磨を目的とする武道の違いだろうか。技だけでなく、日頃から姿勢良く、質素な生活を基とし手いる。生き方までをも指導するのであるから、自らの生き方そのものを律し、伝えている。実践している現役として、その言葉や示範にも真実味や重みがある。
最近では、一流アスリートが、バラエティ―番組に出演する機会が増えた。視聴者には、日頃接することのないアスリートが身近に感じるようになるだろうし、楽しく拝見できる。アスリートの中には、引退後のセカンドキャリアを芸能界に求める選手たちもいる。だが、苦しかったこと、つらかったことが、お笑いのネタにされるのは少々残念だ。背に腹は代えられぬこともあろうが、スポーツ選手はリスペクトの精神を忘れてはならない。
スポーツは、「する」「みる」「ささえる」といわれる。武道家は、生涯「する」を続けながら、後進を育てるために「みる」、そして「支える」を行っている。何よりも生涯現役は、素晴らしい。一流アスリートがさらに高みを目指すためにも、日本古来の武道家のお話を聞いてみてもよいだろう。
三浦 孝仁(みうら・こうじ)博士(医学)IPU環太平洋大学・体育学部長・スポーツ科学センター長、岡山大名誉教授。公益財団法人岡山県体育協会スポーツ医・科学委員会委員。一般財団法人岡山市体育協会理事・スポーツ振興委員会・委員長。NPO HSA JAPAN代表理事。岡山大在職中に顧問を務めた同大ウェイトトレーニング部は10度の全国制覇を果たし、ハンドボール部は過去最下位から1部上位へ引き上げるなど、長年に渡りスポーツ指導・教育・研究やキャリア教育などに携わった。著書に「筋トレっち 走れるカラダの育て方」(東邦出版)など。早稲田大卒、日本体育大大学院 修了。1957年生まれ。
「一人力」をつけて友人付き合いを楽しもう!
2019年8月13日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
AERA dot. メルマガ ※週刊朝日 2019年8月16日‐23日合併号
ご参考URL=https://dot.asahi.com/wa/2019080900093.html?page=1
「ちょっとストップ」でもいい 「一人力」をつけて友人付き合いを楽しもう
定年後の友人付き合いはどうあるべきなのか──。生涯現役で働く「年金兼業生活」を提唱し、全国で講演を行うシニアライフアドバイザーの松本すみ子さん(69)に話を聞いた。
* * *
何日も会わなかったら友達じゃない、なんていうのは若いころの話。年をとれば、しばらく会わなくても本当に縁のある人というのは、ちゃんとつながっていられるものです。波長が合って、互いに相手を大切に思いやっていれば、切れることはない。シニアになれば、捨てるどころじゃない。今いる友人を大事にしてほしい。そのためにも、会社員時代の見えやプライドなんか捨てて、心を開放させて、「私はこんな人間です」と自分から見せる。趣味の話でも、自分の失敗談でも「あっはっは」と笑いをとるようなトークで相手に興味をもってもらうこと。ここから友人付き合いは始まります。人に笑ってもらってなんぼなんです(笑)。
少しぐらい煩わしくても、付き合っていれば、良い面が見えてきます。時間もたっぷりあるのですから、結論を急がず、大人になりましょう。
でも残念ながら、人は変わるものです。すごく親しかった人とも価値観が合わなくなることもあります。そういうときは、「ごめんなさい、もうあなたとはお会いすることはないけれど、今までありがとう」と(心の中で)感謝の気持ちとともに、関係を終了させましょう。
切らなくても、「ちょっとストップ」でもいいと思います。そのまま消滅かもしれないし、ご縁があれば復活するでしょう。無理しないことです。一人でもいいわ、ぐらいの気持ちでいるほうが余裕のある友人付き合いができると思います。
何よりシニアになったら「一人力」をつけることです。年をとれば、どんどん頑固にわがままになります。突っ張らず、素直になりましょう。怒らず、焦らず、慌てず、人に振り回されず。あなたが魅力的になれば、あなたにふさわしい大事な人が寄ってきますよ。そんな人を大切に、縁をつないでいくのが良いのではないでしょうか。
(聞き手 本誌・大崎百紀)
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
AERA dot. メルマガ ※週刊朝日 2019年8月16日‐23日合併号
ご参考URL=https://dot.asahi.com/wa/2019080900093.html?page=1
「ちょっとストップ」でもいい 「一人力」をつけて友人付き合いを楽しもう
定年後の友人付き合いはどうあるべきなのか──。生涯現役で働く「年金兼業生活」を提唱し、全国で講演を行うシニアライフアドバイザーの松本すみ子さん(69)に話を聞いた。
* * *
何日も会わなかったら友達じゃない、なんていうのは若いころの話。年をとれば、しばらく会わなくても本当に縁のある人というのは、ちゃんとつながっていられるものです。波長が合って、互いに相手を大切に思いやっていれば、切れることはない。シニアになれば、捨てるどころじゃない。今いる友人を大事にしてほしい。そのためにも、会社員時代の見えやプライドなんか捨てて、心を開放させて、「私はこんな人間です」と自分から見せる。趣味の話でも、自分の失敗談でも「あっはっは」と笑いをとるようなトークで相手に興味をもってもらうこと。ここから友人付き合いは始まります。人に笑ってもらってなんぼなんです(笑)。
少しぐらい煩わしくても、付き合っていれば、良い面が見えてきます。時間もたっぷりあるのですから、結論を急がず、大人になりましょう。
でも残念ながら、人は変わるものです。すごく親しかった人とも価値観が合わなくなることもあります。そういうときは、「ごめんなさい、もうあなたとはお会いすることはないけれど、今までありがとう」と(心の中で)感謝の気持ちとともに、関係を終了させましょう。
切らなくても、「ちょっとストップ」でもいいと思います。そのまま消滅かもしれないし、ご縁があれば復活するでしょう。無理しないことです。一人でもいいわ、ぐらいの気持ちでいるほうが余裕のある友人付き合いができると思います。
何よりシニアになったら「一人力」をつけることです。年をとれば、どんどん頑固にわがままになります。突っ張らず、素直になりましょう。怒らず、焦らず、慌てず、人に振り回されず。あなたが魅力的になれば、あなたにふさわしい大事な人が寄ってきますよ。そんな人を大切に、縁をつないでいくのが良いのではないでしょうか。
(聞き手 本誌・大崎百紀)
ESG×収益力:持続性を重視する新たな指標
2019年8月12日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
日経新聞 International 2019/8/12 2:00
ご参考URL=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48482550R10C19A8MM8000/?n_cid=NMAIL007
ESG×収益力、欧米企業が先行 持続性重視へ新指標
持続的に高収益を上げられると評価できる企業には、欧米勢が多いことがわかった。ESG(環境・社会・企業統治)スコアと自己資本利益率(ROE)を使って評価したところ、上位100社のうち8割を欧米企業が占めた。環境や労働問題など社会の要請に鈍感な企業は顧客や人材、投資マネーを引き寄せられない。日本企業も両方の指標を引き上げる必要がある。
株式時価総額300億ドル(約3.2兆円)以上、自己資本比率20%以上の263社を対象に、資本効率を示すROEにESGスコアを乗じた「ROESG」を調べた。
ランキングの算出には伊藤邦雄・一橋大学特任教授の監修を得た。伊藤教授は「ROESG」の概念を提唱している。
企業評価では従来、ROEが重視されてきたが、自動車大手の排ガス不正問題などを受けて、社会に役立つ企業でなければ収益を保てないとの見方が一般的になってきた。投資家も収益力とESGの両立を求めるようになった。
上位30社では9割が欧米企業だった。米企業はROEが高く、欧州企業はESGのスコアが高い傾向はあるが、全般にどちらも高く、両立している企業が多い。
首位はデンマークの医薬大手ノボノルディスクの92ポイント。ROEが79%と高い一方、ESGスコアは上位30に入る1.17だった。収益力と持続力の両方に優れる。
同社は工場の消費電力の77%を再生エネルギーでまかなうほか、発展途上国の子供に無償でインスリンを提供する。社会と経済、環境すべてに配慮する「トリプルボトムライン経営」を1990年代に取り入れた。
5位のエヌビディアはサイバーセキュリティーを重要課題に掲げて委員会を設けるなどESGを重視し、スコアは米企業のなかで、同じIT(情報技術)大手のシスコシステムズに次ぐ2位の1.21だった。
アジアの企業で最も順位が高かったのは、日用品大手ユニリーバ系のヒンドゥスタン・ユニリーバで3位に入った。ROEが70%強と高い一方、ESGにも取り組み「責任ある成長は、消費者の期待や市場のトレンド変化に対応できる唯一のモデル」と強調している。
日本勢で順位が最も高いのは花王の56位。売り上げや人材採用に直結するとしてESGを重視する。18年7月には社長直轄のESG部門を立ち上げ、トップに米国人を起用した。リサイクルされない廃棄物量をゼロにするなどの目標を盛り込んだ2030年までのESGの長期戦略を策定し、国内外に発信している。
100位に入った日本勢は花王のほかNTTドコモ(89位)、KDDI(91位)、日本たばこ産業(JT、94位)の4社にとどまった。ROEの低さに加えESGの取り組みが遅れた面がある。対象企業のROESGの平均は欧州が18、北米が17、日本は9だった。
ESGの評価機関は公開情報からスコアを判断するケースが多い。日本企業は取り組んでいても開示への意識が低かった。取引先企業の労働問題や腐敗防止などの分野でスコアが低い。
収益力とESGの両立を重視する流れは、金融市場が後押ししている。ESG投資の規模は世界で3300兆円に上る。
▼ ROESGの算出方法 ESGスコアは、アラベスク、サステイナリティクス、FTSE、MSCI、ロベコのESG評価機関5社の2019年3月末時点の評価を用いた。各社の上位10%の企業を満点(1点)として10%ごとに0.1点ずつ減らし5社の点数を平均した。上位には最大3割のプレミアムを乗せ、最高点を1.3とした。QUICK・ファクトセットのデータからROEの3期平均を算出し、ESGスコアと掛け合わせた。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
日経新聞 International 2019/8/12 2:00
ご参考URL=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48482550R10C19A8MM8000/?n_cid=NMAIL007
ESG×収益力、欧米企業が先行 持続性重視へ新指標
持続的に高収益を上げられると評価できる企業には、欧米勢が多いことがわかった。ESG(環境・社会・企業統治)スコアと自己資本利益率(ROE)を使って評価したところ、上位100社のうち8割を欧米企業が占めた。環境や労働問題など社会の要請に鈍感な企業は顧客や人材、投資マネーを引き寄せられない。日本企業も両方の指標を引き上げる必要がある。
株式時価総額300億ドル(約3.2兆円)以上、自己資本比率20%以上の263社を対象に、資本効率を示すROEにESGスコアを乗じた「ROESG」を調べた。
ランキングの算出には伊藤邦雄・一橋大学特任教授の監修を得た。伊藤教授は「ROESG」の概念を提唱している。
企業評価では従来、ROEが重視されてきたが、自動車大手の排ガス不正問題などを受けて、社会に役立つ企業でなければ収益を保てないとの見方が一般的になってきた。投資家も収益力とESGの両立を求めるようになった。
上位30社では9割が欧米企業だった。米企業はROEが高く、欧州企業はESGのスコアが高い傾向はあるが、全般にどちらも高く、両立している企業が多い。
首位はデンマークの医薬大手ノボノルディスクの92ポイント。ROEが79%と高い一方、ESGスコアは上位30に入る1.17だった。収益力と持続力の両方に優れる。
同社は工場の消費電力の77%を再生エネルギーでまかなうほか、発展途上国の子供に無償でインスリンを提供する。社会と経済、環境すべてに配慮する「トリプルボトムライン経営」を1990年代に取り入れた。
5位のエヌビディアはサイバーセキュリティーを重要課題に掲げて委員会を設けるなどESGを重視し、スコアは米企業のなかで、同じIT(情報技術)大手のシスコシステムズに次ぐ2位の1.21だった。
アジアの企業で最も順位が高かったのは、日用品大手ユニリーバ系のヒンドゥスタン・ユニリーバで3位に入った。ROEが70%強と高い一方、ESGにも取り組み「責任ある成長は、消費者の期待や市場のトレンド変化に対応できる唯一のモデル」と強調している。
日本勢で順位が最も高いのは花王の56位。売り上げや人材採用に直結するとしてESGを重視する。18年7月には社長直轄のESG部門を立ち上げ、トップに米国人を起用した。リサイクルされない廃棄物量をゼロにするなどの目標を盛り込んだ2030年までのESGの長期戦略を策定し、国内外に発信している。
100位に入った日本勢は花王のほかNTTドコモ(89位)、KDDI(91位)、日本たばこ産業(JT、94位)の4社にとどまった。ROEの低さに加えESGの取り組みが遅れた面がある。対象企業のROESGの平均は欧州が18、北米が17、日本は9だった。
ESGの評価機関は公開情報からスコアを判断するケースが多い。日本企業は取り組んでいても開示への意識が低かった。取引先企業の労働問題や腐敗防止などの分野でスコアが低い。
収益力とESGの両立を重視する流れは、金融市場が後押ししている。ESG投資の規模は世界で3300兆円に上る。
▼ ROESGの算出方法 ESGスコアは、アラベスク、サステイナリティクス、FTSE、MSCI、ロベコのESG評価機関5社の2019年3月末時点の評価を用いた。各社の上位10%の企業を満点(1点)として10%ごとに0.1点ずつ減らし5社の点数を平均した。上位には最大3割のプレミアムを乗せ、最高点を1.3とした。QUICK・ファクトセットのデータからROEの3期平均を算出し、ESGスコアと掛け合わせた。