たかが「生涯現役」されど「生涯現役」No8

冨山社会人大楽塾
代表 柳原 正年

冨  山  発  生  涯  現  役  活  動  紹  介  2  例

①冨山県の講座「エイジレス社会リーダー養成塾」の取り組み
地域包括ケアの私案発表しあう~県の講座修了式

以下、北日本新聞2月22日掲載記事から引用。
  『県の講座エイジレス社会リーダー養成塾のプラン発表会と修了式が21日、富山市の県総合福祉会館であり、塾生28人が地域包括ケアの私案を発表しあった。講座は元気な高齢者が活動できるエイジレス社会(生涯現役社会)のリーダーを養成するため、昨年10月に県が開講。8回の講義で地域包括ケアの課題や活動手法を学んできた。集大成となるこの日の発表会では、高齢者が気軽に集えるサロンの創設や、6月5日を「ろうごの日」と定め高齢社会について考えを深めるプランなどが提示された。
  塾長を務めるさわやか財団会長の堀田力さんが「富山型ディサービス発祥の地として、地域ネットワークをつないで皆が楽しい仕組みを作り出してほしい」と好評し、塾生らに修了証を手渡した。』

②奉仕の楽しさを学ぶ~富山で入門講座

以下富山新聞2月22日掲載記事より引用。
  『冨山市社会福祉協議会のボランティア入門講座は21日、市社会福祉センターで開かれ、60代以上の28人がボランティアの楽しさや活動内容を学んだ。富山社会人大楽塾の柳原正年代表がボランティアは生きがいとなることや、社会活動の機会をもつことで介護予防につながると紹介した。参加者は23日から3月20日にかけて施設などでボランティアを体験する。』

  生涯現役活動は全国活動として広がりつつあるが、そのほとんどが高齢社会対応のエイジレス社会のリーダーづくりにとどまっている。
  日本生涯現役推進協議会の生涯現役活動は、全世代向けのアクティアブライフ活動であり、人生の生き方そのものであると理解している。
  その意識教育は従来の定年を迎えた高齢対策だけではなく、大学生の高等教育から始めるなど若いときからライフプランに織り込む必要がある。
  そのためには、生涯現役社会を学問的に研究する「生涯現役社会」学会」の創設が急がれる。
  私の27年度の目標を、人生学としての研究の場「生涯現役社会学会」の発足に向けて、お手伝いしていきたいと思っている。