特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ
    ホ  ッ  ト  ラ  イ  ン    ニ  ュ  ー  ス
事 務 局 報 告 第 91 号      2013 年 4 月29 日 発行

●  「NPO LVC理事会/第18回生涯現役フォーラム実行委員会」開催ご報告

● 4月定例理事会兼⑱生涯現役フォーラム実行委員会が24日16:00~17:30、LV事務所で開催されました。出席者は、樫・高橋・冨澤・富田・中上・東瀧・水上(50音順/敬称)の当クラブ5理事と生涯現役協3理事。
1) フ ォ ー ラ ム 広 報 活 動 報 告 (樫、水上)
① 今回のフォーラムのプログラム企画では、講師の千葉県我孫子市長12年ご奮闘・前消費者庁長官として行政トップご経歴に留まらない市民自治第一人者の苦労談や秘話が参加者に参考になる。都23区消費センターにFAXやメールや電話で宣伝をする。樫&水上が品川区消費者センターに訪問し、センター長から各種消費者に関連会合でチラシを配布していただける約束を頂戴。品川区地域活動課担当者から東京都ボランティア部門では今回フォーラムならば、広範囲な紹介をして貰える筈との助言。同区の高齢者いきいき支援課では、特定団体のチラシ広範紹介は出来ないが、区内関係部署へのチラシ回覧の可能性はある。
② 「超高齢者社会」で「人口減少社会」時代には「生涯現役教育」と「生涯学習」枠組み・概念の峻別が必要だ。シニア市民が、民間講座や自治体主体のシニア大学で趣味講座をいくら学んでも「豊かな社会の実現=知的生涯元気・現役社会づくりの実現」にはとても対応出来ない。23区の生涯学習部門にも今回の生涯現役フォーラムの紹介で、時代先取りの生涯現役道(思想)や社会実現という考え方を啓蒙してゆく。世田谷区、新宿区や姫路市などが「生涯現役社会づくり」の市民教育(シチズンシップ教育)事業として生涯学習の講座を体系化している。
③  前売り券を出席各理事に各10枚を依頼した。
2) 「 生 涯 現 役 型 研 究 会 」 検 討 :
①  企業定年予定者(生涯現役プロデューサー仮登録)向け企業内教育を提案する。
②  その目的は個人にとって「最適な生涯現役モデル」を各自が構築出来るよう支援する。
③  職種・業界に関係なく、人生再出発への新しい分野に挑戦させるように導く。
3)  生 涯 現 役 実 践 L V 流 五 原 則 (東瀧代表説明)
①  生 涯 現 役 の 人 生 目 標 追 求 を 志 す
②  目 標 設 定 に 用 意 周 到 な 準 備 を す る
③  得 意 技 、 持 ち 味 を 有 効 活 用 す る
④  協 働 す る 信 頼 仲 間 を( L V 等 で ) 創 る
⑤  生 涯 現 役 は 成 功 報 酬 だ と 割 切 る
これらの各報告・研究会構想やこれまでのLV流生涯現役5原則などを再確認して閉会しました。                         以 上  
                               
●  「第328回ライフ・ベンチャー生涯現役塾」開催ご報告

  第328回ライフ・ベンチャー生涯現役シリーズ塾は、上記4月理事会終了後18:00~20:00/会場:八重洲口会館会議室で開催。日本生涯現役推進協議会理事:中上 崇講師は、「生涯『想像力』現役で 豊かな日本を創ろう」のテーマで、「生涯現役社会づくり」が「創造サービス業」に関わる意義ある高話で感謝いたしております。
  若手ベンチャー起業家支援で「生涯現役社会づくり」を推進しておられる講師は、「ハイテクベンチャー開業原則」を感銘深く教示する中で、“創造化社会の実現について、そのキーワードは発想力であり、想像力発揮の源泉は過去の経験実績とは無関係である。人間の本来もっている洞察力、先見力、つまり先を読む力が発想力につながるのだ”とのご意見でした。
  一部出席者から“想像力は現場の経験・知識の積重ねがあって、初めてもたらされるもの、現場実践なくして想像力は生れない。”という反論も含め、全員が主役の生涯現役塾だから、“それぞれに異見や反論に一理あれば大いに論議も結構の雰囲気で、講師の説明で、創造力が一種の閃きと解釈すれば、それも納得できる。
  しかし“世の中にはハイテクもローテクも様々な分野があるのに、どうして今回塾はハイテクに限って話を進めるのか”との質問。これに対し中上講師からは “いま現在、世界的に見ても世の中で起業して成功しているのは圧倒的にハイテク産業である。従って今回生涯現役塾では成功イノベーションのモデルとして、ハイテク産業を取り上げ、創造力・サービスの創造化を申し上げた次第である。”と実に 明快なご答弁でした。  
  当塾は毎回講演後は、全員主役のブレインストーミングがまた楽しいのです。早速、水上久忠進行役のリードで中上人生哲学論とハイテクベンチャー開業原則論2回に分け、自発的な質疑応答に入り、岡林正則・椿本祐弘・樫孝光・冨澤穣・富田眞司・高橋育郎・伊藤陽平・大浜拓也・堀内正範・長谷川幸恵・東瀧邦次(順不同/敬称略)各氏が自由な質疑・意見交換で密度の濃い会合になりました。
  今回も参加者は少数精鋭の講師・司会者を含め13名・皆様が、「生涯現役社会づくり」活動推進のあり方を有意義に学び合うことができ、意見発表も本当に限られた時間内に要点を述べ合い、実に活発な盛り上がりでした。本来なら中上講師を囲み、全員揃って二次感謝会をささやかに用意すべき処を健康上の都合による事前の二次会ご辞退で、今回も大変失礼の段、残念ながらお詫びを申し上げます。
  次回『第329回生涯現役塾』は、(株)かい援隊本部 代表取締役新川会長が登板します。生涯現役シリーズ塾では当番引受理事の 新川 正則講師により5/22(水)18:00~20:00に八重洲口会館会議室で開催されます。
  発題テーマは、『元気シニアの役立ち共感が創る「生涯現役社会」』です。参加者全員が主役で「あなたとみんなが日本を元気に!」変革するディスカッションで、皆様ご自身の生涯現役人生の創造にご期待ください!!         以 上