「木村 次郎右衛門様の満116歳お誕生日をお祝いして」
                  日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
                      NPO法人 ラ イ フ・べ ン チ ャ ー・ク ラ ブ
  現存の世界最高年齢者にギネス認定されている京都府京丹後市在住の木村 次郎右衛門様が、本19日にはご自宅で満116歳の誕生日を迎えられました。本当におめでたいことです。安倍首相からテレビでお祝いの言葉、中山京丹後市長のお祝い表敬訪問などをNHK放映で拝見しました。
  私たち「生涯現役」を旗印としている日本生涯現役推進協議会とNPO法人当クラブでは一同大きな喜びをもって、去る2月4日臨時理事会参集の有志皆様とお祝いメッセージを贈るとともに日本を元気づける最高齢お誕生日を心からお祝い申し上げます。 
  今世紀に入り、日本・韓国・中国と急速な高齢社会化が到来しています。そのために介護支援を必要とする負担増も当然生じますが、社会の活性化をめざして意欲的な「生涯現役社会づくり」構築への、明るい夢と希望を生み出せる最長寿モデルの木村 次郎右衛門様は、日本人の誇りだと確信しています。
  私たちはそのため「生涯現役社会づくり」推進を担う者として、木村様のご長寿に少しでもあやかれる『生涯現役プロデューサー』の使命に恥じない「自主・自発・自律」の人生を学びたいと願います。
  木村 次郎右衛門様が逞しくユーモラスに客人に英語で応接しておられる雄姿は、全世界で活躍を求められている後続の私たち日本人だけでなく、世界中の人々への素晴らしい生きがい目標の鑑です。
  これからもますますご健勝で、木村様に与えられたご長寿人生を全国の百歳超ご長寿者の平均3倍もおられる恵まれた京丹後市で、ご家族ともにお幸せにお過ごしくださるよう心から祈念しております。   (代表 東瀧 邦次)
----------------------------------------------------------------------------------------------------
  昨2012年11月17日(土)午後1時~4時に京都府丹後文化会館大ホールで開催された京丹後市主催の「第5回健康大長寿のさとづくりシンポジウム/健康寿命を伸ばそう!~生涯現役のすすめ~」に日本生涯現役推進協議会が協力団体で名を連ねさせていただいた。
  その関係で同シンポジウムには、全国初の生涯現役都市宣言・生涯現役白書で著名な茨城県草間高萩市長とご一緒にパネリストで東瀧が出演し、また、遠路雨天の中を鳥取県倉吉市から本年度新任のNPOライフ・ベンチャー・クラブ福永理事もわざわざ駆付けてくださり、昨年来深いご縁を結べた京丹後市である。
  同市は「第6回健康大長寿のさとづくりシンポジウム」を本年秋にも計画しているが、百歳以上の長寿者比率が全国平均の3倍という木村さんはじめ長寿者の多い秘訣の調査も、下記のマスコミ紹介のように実施する予定。地域特性の様々な長寿要因やその秘訣の市民情報共有化によるさらなる意識高揚で、健康大長寿市をめざす意欲的な民・官協働の『生涯現役社会づくり』へのこれからが楽しみである。

【読売新聞Web:19日付記事紹介】
  19日が116歳の誕生日の世界最高齢・木村次郎右衛門さんの長寿の秘訣に迫ろうと、地元の京都府京丹後市が、木村さんの食生活について分析調査を始める。今秋をめどに、献立や調理法をまとめた「長寿食レシピ」を作り、市民らに周知する。
  木村さんは昨年12月、男女を含めた世界最高齢に。確かな記録が残る中での男性の史上最長寿でもある。モットーは「食細くして、命永かれ」。たばこを吸わず、飲酒は控えめ。最近はおかゆやミキサーですりつぶした野菜が多いが、長年、魚や野菜をバランス良く、腹八分目を心がけて食べていたという。
  調査は19日から始め、木村さんや家族から食材の選び方や味付け、調理法を聞き取る。市内の他の100歳以上の高齢者約40人に、食生活に関するアンケートも実施する。市は「木村さんらの食生活から、長寿のヒントを探りたい」としている。