「 生 涯 現 役 の タ イ プ 」   ヤルデア研究所 伊東義高

・ 年齢:65歳以上
・ 就業:企業経営者(株式会社・合名会社・合資会社・合同会社)
:個人事業主(自営業者{一・ニ・三次産業}・代理店業者…)
  (専門技能{…士・…師}・専門家業{…家・…手}…)
:継続従業員(正規社員・契約社員・派遣社員・顧問・相談役…)
・ 従事:家事事業 (炊事・洗濯・裁縫・育児・庭園…全般)
:社会事業 (契約社会事業{有償・無償}・地域家事協力…)
:専門事業 (芸術・芸能・競技・研究・指導・相談…)
・ 継続:事業範囲は変っても、原則として連続・継続・発展するもの
・ 収益:定額収入・変動収入・無収入…不問、赤字も不問
・ 目的:1位=自分、2位=社会、3位=後世、 自分:社会:後世≒7:2:1
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 「 生 涯 現 役 の 動 機 」     ヤルデア研究所 伊東義高

・ 人々は「亭主の責任」「家族の生活」「家庭の維持」と職業に励む。
・ そして長い間の辛い就業に耐え抜いて、ようやく定年の時を迎える。
・ これで「お役ご免」、これからは年金も有るし、「楽隠居」と安心。
・ 美味いものを食って、好きな趣味や旅行を楽しみ、孫とも遊びたい。
・ そこに「社会のため」「生涯現役」…と言われても、心は向かない。

・ 少子化・年金資金不安や介護老人増加・社会福祉費用に行政は悩む。
・ 定年間際の社員の意欲・技能・体力は様々で、経営者は複雑な心境。
・ 今すぐの全国一律の定年年齢延長・雇用期間延長の議論は早過ぎる。
・ 高齢化社会現象・年金資金・福祉費用…はいまや世界的傾向にある。
・ 私は「高齢者就業の研究・実験」と「生涯現役の動機」を提案する。

・ 「高齢者就業」は先ず産官学の代表研究会の合同研究で試案を作成。
・ 「顧問社員制度」「協力社員制度」「プロジェクト社員制度」など。
・ 次に合同研究会・経営者団体・労働組合団体が協議し実験策を試作。
・ 実験状況はマスコミ公開とし新聞・テレビ・雑誌を通し国民も参画。
・ 実験成果優秀な方策は希望企業の労使が実験~採用~汎用~法制化。

・ 「生涯現役」の現在の定義・解釈は十人十色、それ次第で評価は変る。
・ 「月収目当てか」「社会奉仕事業か」「専業主婦除外か」等の疑問。
・ 少なくとも、当座はいろいろ有ってよい、むしろその方が好ましい。
・ その一つに、「一に自分のため、二に社会のため、三に後世のため」
・ その定義・解釈でやりたい人は腰を上げ、気が向かない人知らぬ顔。