日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会   御  中

  時下益々ご清栄のこととお喜びを申し上げます。
  「一人でも多くの高齢者に働く場と生きがい」をテーマに活動しております高齢者活躍支援協議会事務局の橋本でございます。

  突然のメールで失礼致します。
  来る2月14日に開催いたします「シンポジウム」のご案内をお届けいたします。

  平成25年2月14日(木)13:30~16:30に田町駅近くの女性就業支援センターにおきまして「高齢者の就業と起業を考えるシンポジウム」を計画いたしました。

  第一部はシニアビジネスのパイオニアである村田裕之氏に「ナノコーポ 退職後をいきいきと過ごす為の半働半遊のすすめ」というテーマでのご講演をお願いしました。

  第二部では、「定年後の雇われない働き方」「一人ビジネスのすすめ」をご提案します。
  一人で起業し、業績を伸ばしている経営者の方々をパネリストにお招きして事例のご紹介をお願いしました。

  ご参加頂いた皆様との討論を通じてご提案、アドバイスができると思います。是非、ぜひご参加をお願い申し上げます。

  なお、既にご案内が届いておりましたら、失礼の段ご容赦下さいますようお願い申し上げます。

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  一人でも多くの高齢者に働き場と生きがいを 
   一般社団法人 高齢者活躍支援協議会                       
TEL 03-3256-7521 FAX  03-5295-3855
 シンポジウム事務局
H P: http://www.jcasca.org
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J C A S C A ・ S S C
    ■ (社)高齢者活躍支援協議会 ・ シニアセカンドキャリア推進協会 主催 ■
            高 齢 者 の 就 業 と 起 業 を 考 え る シ ン ポ ジ ウ ム
             ~ 高 活 ビ ズ “ ナ ノ コ ー ポ ” の す す め ~

  急速に進む超高齢社会において、一人でも多くの高齢者に対し「働く場」と「生きがい」を提供するための就労に関するシンポジウムも第4回を迎えることになりました。私たちは、リスクの小さな小規模ビジネスである“ナノコーポ”という新たな視点での高齢者の起業という働き方とビジネスモデルを提案いたします。

【 開 催 概 要 】
  ●日  時 2013年2月14日(木)13:30~16:30 *開場 13:00
  ●定  員 250名 ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
  ●参 加 費 500円 ※当日、会場にてお支払いいただきます。

  第1部 基調講演 「ナノコーポ 退職後をいきいきと過ごす為の半働半遊のすすめ」

  村田 裕之  村田アソシエイツ代表、東北大学特任教授、エイジング社会研究センター代表理事
  わが国シニアビジネス分野のパイオニアであり、多くの民間企業の新事業開発に参画し、シニア向け事業をプロデュースしてきました。また、高齢社会研究の第一人者として講演、新聞・雑誌への執筆も多数あります。国際情勢にも詳しく、海外からの講演依頼も多くあります。
  経済産業省「中長期的視点に立った日本版イノベーションシステム構築に向けた調査」検討委員会委員、中部経済産業局「新ヘルスケア・サービス産業創出懇談会」委員など多くの公職も歴任されています。
  主な著書に「シニアシフトの衝撃」「親が70歳を過ぎたら読む本」「シニアビジネス 多様性市場で成功する10の鉄則」「団塊・シニアビジネス 7つの発想転換」(以上ダイヤモンド社)「リタイアモラトリアム」(日本経済新聞出版社)「スマートエイジング」という生き方 (扶桑社新書)があります。

  第2部 パネルディスカッション ナノコーポビジネスの事例

パネリスト   ※ パネリストは都合により変更する場合があります。

     愛犬のお散歩屋さん       株式会社JTL 社長         古田 弘二         

     中延商店街の活性化と      街のお助け隊           青木 弘道
     連携した生活便利屋さん     コンシェルジェ代表

     美容院に行けない人への     訪問美容「と和」         小池 由貴子
     訪問美容サービス

     ITサポート・WEBサイト構築支援    有限会社ブリッジ 社長      古橋 俊夫  
     シニアパソコン支援

<コーディネーター> 柳沼 正秀 ライフデザイン21 代表

● 会 場 女性就業支援センター4Fホール/港区芝5‐35‐3 TEL:03-5444-4151
      ・JR「田町駅」三田口(西口)より徒歩3分
      ・地下鉄(都営浅草線・都営三田線)「三田駅」A1出口より徒歩1分
      *駐車場はありません。

● 主 催 (社)高齢者活躍支援協議会     シニアセカンドキャリア推進協会

●お問い合わせ  ・ (社)高齢者活躍支援協議会 事務局 (仁木)
            Mail:info@jcasca.org         TEL:03-3256-7521
           ・ シニアセカンドキャリア推進協会 事務局 (金森)
             Mail:info@sscpa-j.org                    TEL:03-6225-2105
                                                 J C A S C A ・ S S C

東 瀧  邦 次 さ ま

いつもお世話になっております。
よく「日本のCSR元年は2003年」と言われます。この年に日本の大企業で相次いで「CSR部」が設立され、CSRレポートの発行も始まりました。今年はその年から10年たったわけです。

これから日本のCSRは、どう変わっていくでしょうか。それを考えるにあたり、ニッセイ基礎研究所の川村雅彦上席主任研究員のレポート
日本の「CSR経営元年」から10年――『日本CSRのDNA』は、いかに
形成され、どう変貌するのか――は、非常によくまとまっており、CSR担当者や、CSRに関心がある経営者の方に是非、お勧め致します(無料ダウンロード) http://www.alterna.co.jp/10396

また、CSRのニュースレター「CSRmonthly」では、損害保険ジャパンの関正雄CSR統括部長と、ソニーで長くCSR統括部長を務めてこられた冨田秀実さんの連載が次号(2月5日発行)から始まります。こちらもぜひご覧下さい。http://www.alterna.co.jp/csrmonthly

志のソーシャル・ビジネス・マガジン「オルタナ」送料無料でお得な定期購読(年4冊2660円)はこちらから。
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◆オルタナの企業読者組織「グリーン経営者フォーラム」全国展開へ
「ビジネスの軸を23.4°傾けよう」――23.4°とは地軸の傾きです。この傾きのお陰で、地球上に四季や生物多様性が生まれたのです。グリーン経営者フォーラムは、エコ・ソーシャル・エシカルな価値観を共有する経営者のネットワークです。経営者の価値観が23.4°だけ変われば、世の中が変わります。「政権交代」も「革命」も要りません。グリーンな価値観を経営者が持てば、社員取引先、お客さんたち、そして世の中が変わります。そんなネットワークを全国に広げようとしています。是非、御参加下さい!
★2/18 「グリーン三重」立ち上げセミナー
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★2/26 「グリーン東京」立ち上げセミナー
 http://www.alterna.co.jp/10454

==============オルタナ&オルタナSお勧め記事====================

◆マクドナルド、全米1万4千店で海のエコラベル導入
 http://www.alterna.co.jp/10445
◆ドイツ、核廃棄物輸出を合法化か
 http://www.alterna.co.jp/10443
◆「ビジネスと人権フォーラム」でジョン・ラギー教授は何を話したか  ――下田屋毅の欧州CSR最前線
 http://www.alterna.co.jp/10422
◆読んだら魚が食べたくなる!?さかなクンの視点に迫る
 http://alternas.jp/study/news/34589
◆恋したのは地方「彼氏じゃなくて会社つくる」と決意した女子大生
 http://alternas.jp/work/challengers/34244

==============オルタナ編集長お勧めイベント====================

◆2/3 「ソーシャルビジネスグランプリ2013冬」
社会起業大学は、社会的課題の解決の担い手が事業計画を発表する
参加型のビジネスコンテスト「ソーシャルビジネスグランプリ2013冬」を開催します。社会人学生が4ヵ月かけてブラッシュアップしてきた事業計画と一般参加者による事業計画の中から、最終選考で選ばれた6人のファイナリストが社会的事業をプレゼンテーションします。
と き: 2013年2月3日(日)午後1時~午後6時(受付開始:12時半)
ところ: 津田ホール(東京都渋谷区千駄ヶ谷1-18-24)
参加費: 3000円 (学生1500円)定員:450人
詳しくは⇒ http://socialvalue.jp/final/2013winter/summary.html

◆2/7 「中小企業のための環境経営・省エネ対策セミナー」
各種の再生可能エネルギー利用に積極的に取り組むことで、中小企業の経営体質強化につなげることを目指すセミナーが2月7日、大田区産業プラザで開催します。省エネと再生可能エネルギー利用の組み合わせによる手法や事例を紹介していきます。 参加費:無料
と き: 2月7日(木)午後1時~午後4時(受付開始:12時半)
ところ: 大田区産業プラザ(PiO)3階 特別会議室(大田区南蒲田1-20-20)
詳しくは⇒ http://www.pio-ota.jp/news/seminar/post_398.html

◆2/10 「ソーシャルデザインカンファレンス2013」
2033年の日本のグランドデザインを描くソーシャルデザインカンファレンス2013が2月10日、東京ミッドタウンで開幕します。
出口治明氏(ライフネット生命保険社長)、白木夏子氏(ハスナ代表取締役)、村上憲郎氏(元グーグル本社副社長)などソーシャルデザインを実践する30人の有識者たちが、「かくあるべき2033年の日本」を提言します。
と き: 2013年2月10日(日)午後1時~午後6時 *別日に他4回開催
ところ: 東京ミッドタウンデザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1)
参加費: 3000円 詳しくは⇒ http://www.social-design.info/index.html

◆2/16~17 低炭素活動競い合う「低炭素杯2013」
次世代に向けた低炭素社会の構築を目指し、2011年に低炭素杯は生まれました。
低炭素杯は、学校・家庭・有志・NPO・企業などが、全国各地で実施している地球温暖化防止に関する地域活動を報告し、学びあい、連携の輪を拡げることを目的としています。当イベントでは出場団体によるプレゼンテーションと審査を経て表彰式が行われます。17日には特別シンポジウムも開催。
と き:2013年2月16日(土)17日(日)午後1時~午後5時半(2日目は午後4時半まで)
ところ:東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1) 入場料:無料
詳しくは⇒ http://www.zenkoku-net.org/teitansohai2013/

◆2/19 「環境技術を活かした日本企業のアジア展開支援に関するセミナー」
環境省主催の本セミナーは、日経BPクリーンテック研究所の望月洋介所長を招き、日本企業によるアジア地域での環境技術の展開について、企業、自治体、JICAなどの担当者を交えて議論します。また二国間オフセット・クジット制度などの支援施策についても紹介します。
と き: 2月19日(火)午後2時~午後4時半(受付開始:午後1時半)
ところ: エッサム神田ホール 大会議室301(東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2)
参加費: 無料 定員:100人
詳しくは⇒ http://www.eco-csrjapan.go.jp/?p=1648

◆2/23 「こどもトラストセミナーwith NPO法人コペルニク」
コモンズ投信はNPO法人コペルニクと共に「コモンズこどもトラストセミナー」を企画しました。小学生以上を対象にした「寄付」について学ぶセミナーです。
保護者の方向けには、コペルニクの活動をご紹介した後、「こどもトラスト」についてわかりやすく説明します。また「投信」についての質問も承ります。
と き:2月23日(土)午後1時半~午後3時
ところ:日本財団ビル(東京都港区赤坂1-2-2)
参加費:1000円(コモンズで口座を開設している家庭は無料) 定員:家族20組
詳しくは⇒ http://www.commons30.jp/seminar/commons/id-1043

◆2/28まで 「東京シニア自然大学開校」、受講生募集
日本環境教育フォーラム(JEEF)は、自然や環境のことを改めて
学んでみたいと考えているシニア向けの入門講座を実施します。
一流の講師陣による「自然」をテーマとした講座と実習で学びながら、
新たな仲間をつくり、ネットワークを広げませんか。
開催期間:2013年4月~2014年3月
(1年間で44講座、64単位(1単位は2時間)受講していただきます)
申し込み締め切り:2月28日(木) 受講料:15万円 定員:30人
詳しくは⇒ http://www.jeef.or.jp/senior/index.html

◆3/9 「第4の革命サミット ――エネルギーの自立を、自らの手で!」
ユナイテッドピープルは、エネルギーシフト実現のため、ドキュメンタリー映画「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」の上映運動を日本全国で実施してきました。2013年3月9日には、本映画を制作したフェヒナー監督や再生可能エネルギー実践事業者らを招き、第4の革命サミットを開催します。
と き:3月9日(土)午後6時半~午後9時(開場:午後6時10分)
ところ:横浜市開港記念会館 講堂(神奈川県横浜市中区本町1-6)
参加費:1995円(学生は1000円) 定員:300人
詳しくは⇒ http://peatix.com/event/9852

※このメールは雑誌「オルタナ」に登録やご縁がありました22165人さまに送信させて頂いています。不要の際は、その旨をご返信頂けましたら配信を停止いたします。
このメールの転送やブログなどへの転載について弊社の許諾は必要ありません。いつもながらの長文、平にお許し下さい。
オルタナ編集長 森 摂 Twitter: @setsumori, @alterna_japan
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 北海道、宮城、東京、愛知、三重、大阪、福岡、熊本以外の地区で
 幹事企業を募集しています。http://www.alterna.co.jp/greenforum2011
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(年4冊2660円)は学割やエコ検定割引もあります。
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◆若者とソーシャルを結ぶ「オルタナS」  http://www.alternas.jp
株式会社オルタナ  「オルタナ」編集長  森  摂
東京都目黒区駒場1-26-10-304  tel: 03-6407-0266 www.alterna.co.jp
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◆企業の「CSR浸透度」測定サービスを横浜市大と共同開発しました。
◆サステナビリティCSR検定は、企業社会責任フォーラム、日本財団と株式会社オルタナの共催です。http://www.csr-forum.gr.jp/csr.html
◆オルタナ×新日本有限責任監査法人共催 「CSR部員塾」
  第4期を開講中(単発受講も可)  http://www.alterna.co.jp/9730
◆環境とCSRと「志」で会社を選ぶ!経営者直筆の就職情報(デジタル版)
 「グリーン天職バイブル2013」http://www.alterna.co.jp/greenbible
===========================================================
  2013年1月27日付15時50分:WCJ準備会 に送信した下記メールの控え: Wikimedia Conference Japan 2013に関する【東瀧 邦次 (ひがしたき くにじ) より】の問い合わせには確たる返信がいただけなかった。
  しかし幸いなことに2009年、2010年に開催されたWikimedia Conference Japanが、今年は「知の構造化センターシンポジウム2013」との連携により、昨日出席の会場に引続いての東大工学部2号館213講義室に定刻10時に何とか駆け付けることができた。
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  【WCJへの送信内容】は、日本の国語辞典に掲載されていない四字熟語の『生涯現役』の語意をぜひ Wikimedia Conference Japan 2013 で発表したいと存じます。

  超高齢化が進む日本の社会構造において、生産労働人口が減少する傾向は、社会活力を減退させ、将来への閉塞感は次世代への社会活力も衰退させかねません。

  そのために日本人の社会風土から生まれる生涯現役の生きがいを活かして社会に役立ちたいという考え方の民間主導的「生涯現役社会づくり」への説明が必要な時代要請があります。

  その国民運動を4半世紀以上に亙って研究開発を永続するものとして、その発表機会を活用したいと願っています。
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本日出席したWikimedia Conference Japan 2013タイムテーブルは、次の通りです。

10:00           主催者あいさつ
10:10~11:00     招待講演 Ⅰ  Jay Waish(ジェイ・ウォルシュ)
                   (Head of Communications,Wikimedia Foundation)
11:00~11:55     招待講演 Ⅱ  吉 見  俊 哉
                   (知の構造化センター副センター長/東京大学
                    大学院情報学環 教授)
11:55~12:00     午後のセッション案内
12:00~13:00     休憩
13:00~13:55    「ウィキペディア記事のような日本語を書けるようになろう」
                      新 井  紀 子(国立情報学研究所)
13:55~14:00     休憩
14:00~14:15     「3.11直後のウィキペディアへのアクセス状況」Ninomy
14:15~14:45     「Wikipediaと学術情報利用:オープンアクセスの時代に 
                広がる学術情報流通とWikipedia日本語版への期待」
                        佐  藤   翔(筑波大学大学院/ブログ
                       「カタツムリは電子図書館の夢をみるか」)
14:45:14:55      質疑
14:55~15:00     休憩
15:00~15:15     「応用力学Wikipediaプロジェクト」
                     山 川  優 樹(東北大学/土木学会)
15:15~15:30     「WAQWAQプロジェクト:Wikipedia日本語版を充実させる2ヶ月間」
                     next49(ブログ「発声練習」)
15:30~15:45     質疑
14:45~16:00     「世田谷区立富士中学でWiki体験」
                     河  村   奨(下北沢オープンソースカフェ)
16:00~16:15     「saveMLAK」 江 草  由 佳
                    (国立教育政策研究所/saveMLAK)
16:15~16:30     「Wikipediaの間違いを正すための情報探索」              原 田  隆 史
                    (同志社大学/国会図書館)
16:30~16:45     質疑
16:45~16:50     休憩
16:50~17:10     「ニコニコ学会β」江 渡 浩 一 郎(産業技術総合研究所)
17:10~18:00     ライトニングトーク
  2013-01-31 基礎研レポート:「高齢者雇用政策の展望~生涯現役社会/エイジフリー社会の実現に向けて」生活研究部門 准主任研究員 前田 展弘氏(東京大学高齢社会総合研究機構 客員研究員/ニッセイ基礎研究所)の下記論文をご参考までに紹介させていただきます。
  『生涯現役プロデューサー』に仮登録されている皆様方の意欲あるご意見・ご提言をぜひお伺いいたしたく、本稿をご紹介させていただき、図表は恐縮ながら省略をご容赦ください。
URL=http://www.nli-research.co.jp/report/nlri_report/2012/report130131.html をご高覧願います。
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【高齢者雇用政策の展望~ 生 涯 現 役 社 会 /
             エイジフリー社会の実現に向けて】 生活研究部門 准主任研究員 前田 展弘
                  (東京大学高齢社会総合研究機構 客員研究員)

1――はじめに ~超高齢未来の姿を決定づける「高齢者の就労と活躍」
  私たち一人ひとりが、“いつまで働くか”、“高齢期にどのように活躍し続けるか(活躍し続けられるか)”というテーマは、個人の人生設計において大きな問題であると同時に、社会にとってもこれからの超高齢未来の姿を決定づける極めて重要な問題である。年金の仕組みや福祉サービス、また経済の成り立ちを考えても、社会は支える人と支えられる人とで構成されており、今後社会を支える人が減少し続ければ社会としての持続性が大いに危ぶまれる。
  実はこの問題の解決の答えは明確にわかっている。それは“年齢に関わらず働きたい人が働ける社会にする”ということである。政府が策定する「高齢社会対策大綱」(2012 年9月改定)、厚生労働省の「高年齢者雇用就業対策」また「今後の高年齢者雇用に関する研究会報告(2011 年6月)」等が示す方向性、さらには世界の先進各国における政策方向を見てもそれは確かである。
  このことは「生涯現役社会」「エイジフリー社会」という言葉で表現されて、その実現に向けた国政レベルの検討が進められている。しかし、その実現は一筋縄にはいかない。なぜなら、定年と年金制度との関係(高齢期の所得保障の連続性)、既存の日本型雇用慣行・ルールとの関係(定年延長が企業経営に与える影響等)、高齢者が活躍できる環境との関係、また個人の生き方との関係といった国(行政)、企業、地域(自治体)、国民の間で相互に関連することを総合的に捉えながら、最適な雇用・就労のシステムを新たに築いていかなければならないからである。
  本稿では、これまでの高齢者雇用政策の流れを確認した上で、高齢者雇用の現状と課題を概観し、その課題解決に向けた方向性について私見を述べる。

2――これまでの高齢者雇用政策の流れ
  政府による高齢者雇用対策が進められたのは1960 年代からと言えよう。当時は50 歳あるいは55歳くらいで定年を迎える時代であった。
そのような年齢で定年を迎えることは今では信じがたいところである。しかし、1960 年の平均寿命は男性が65.32 歳、女性が70.19 歳であったので、適当だったということであろう。当時の引退した高齢者は子供と同居して扶養(私的扶養)されて余生をすごすのが通例であったが、徐々に寿命が延伸し引退後の生活が長期化していくなかで、高齢期の生活(所得)保障のあり方については社会として問題視されていく。1961 年に公的年金制度(国民皆年金)が制定されたが、当時の受給対象者は極僅かで、ほとんどの高齢者は自らの貯蓄を取り崩すか子供に世話になる形で引退後の生活をおくっていた。こうした中で講じられた当初の高齢者雇用対策は引退後の「失業対策としての再就職(新規雇用)」に関する施策が中心であった。
  1970 年代に入ると労働市場内部における雇用維持施策、つまり「定年延長」の取り組みが始まる。1973 年には改正雇用対策法で定年延長促進のための施策の充実が明示される等、「定年延長」が高齢者雇用対策の最重要課題として位置づけられるようになる。1960 年代が定年後の事後的対応であったのに対し、70 年代からは定年延長という予防的対応に高齢者雇用対策は切り替わっていったのである。
  その後も「中高年齢者等の雇用の促進に関する特別措置法(1971 年制定)」(略称:中高法)を中心に定年延長に向けた取り組みが進められ、1986 年には前述の中高法が改称された「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」(略称:高年齢者雇用安定法)のもとで企業に対する60 歳定年の努力義務化が立法化される。しかし、時を同じくして60 歳定年では事足りない事態を迎える。
  それは1985 年に実施された年金制度の抜本的大改革である。老齢年金支給開始年齢を現行の60 歳から65 歳へ段階的な引き上げを行うことが決定される。高齢者雇用対策としてもこの年金制度改正を受ける形で1990年から「65 歳までの継続雇用確保」の取り組みをスタートさせ、その前提として1994 年には「60 歳定年」の義務化がはかられることとなったのである。
  60 歳定年がほぼ定着すると、2004 年には65 歳までの雇用確保を確実なものとするべく措置の法的義務化(段階的対応)がはかられる。この結果、企業は、①定年の廃止、②定年の引き上げ、③継続雇用制度の導入、のいずれかの措置を講じなければならなくなった。②③については2013 年4月1日までに雇用確保義務年齢を65 歳以上に引き上げる必要があり、これで我々国民としては少なくとも65 歳までの雇用確保の道筋が着いたことになったのである。さらに近年では厚生労働省主導のもと、70 歳まで働ける企業推進プロジェクトが継続され、70 歳までの雇用確保の延長に向けた取り組みも進められている。
図表1:高年齢者雇用安定法改正の経緯
改正年 主な改正内容
1986(昭和61)年 ※中高法改正(⇒「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に改称)
・60 歳定年の努力義務化 等
1990(平成2)年 ・65 歳までの継続雇用の推進 等
1994(平成6)年 ■60 歳定年の義務化 等
1996(平成8)年 ・シルバー人材センター事業の発展・拡充 等
2000(平成12)年 ・再就職援助計画制度の拡充
・定年引上げ等による高年齢者雇用確保措置導入の努力義務化 等
2004(平成16)年 ■定年引上げ等による高年齢者雇用確保措置導入の法的義務化(段階的取り組み) 等
2012(平成24)年 ・継続雇用制度の対象者を限定する仕組みの廃止(希望者全員が対象となる制度へ改正 等
資料:ニッセイ基礎研究所作成

3――高齢者雇用の現状と課題
  このようにして政策的には65 歳までの雇用、さらには70 歳までの雇用延長に向けた取り組みが進められてきたが、実際の高齢者はどのような就労実態にあるのか。その現状をみていくことにしよう。
1|定年を迎えた後の選択(継続雇用の希望状況)
  定年がありかつ継続雇用制度がある企業で定年を迎えた人を対象に、継続雇用制度を希望したかどうかの結果をみると、希望して継続雇用された人の割合は73.6%、希望したが基準に該当しなくて退職となった人は1.6%となっている。継続雇用を希望しないで退職の道、つまり次の新たな道を選択した人は24.8%といった状況である。(図表2:定年到達者の動向)
2|65 歳以降の就労実態
  65 歳を過ぎてもまだまだ元気な人は多く見られるが、実際どれくらいの人が働き続けているのだろうか。2011 年時点の総務省労働力調査による年齢段階別の結果をみると(図表3)、男女合わせた65-69
歳では35.3%、70-74 歳では22.8%、75 歳以上では8.3%という状況にある。逆に言えば、65-69 歳の方でも約6割の方が特に仕事を有していないということになる。能力も経験も豊かな高齢者の多くが就業していない現状は社会として大きな課題と言える。
  また、65 歳以上の高齢者の就業状況について過去からの変化はどうであろうか。農林業と非農林業に分けた上で就業者数と就業率をみると(図表4)、全体として就業者数は「増加」傾向にある。2010年時点で約570 万人(65 歳以上)が仕事を有している。
  一方で、65 歳以上の就業率は緩やかな低下傾向にある。高齢者の高齢化(75 歳以上の後期高齢者が増加)が進行していることの影響もあるが、過去よりも65 歳以上になって活躍できる人が少ない社会となったことは事実である。
  その理由は、20世紀後半からの産業構造の変化(3次産業へのシフト)により、定年を有する就業者が増えたためであり当然の帰結ということも言えるが、社会としては課題視すべきことであろう。
  現状をもう少し丁寧にみると、農林業に従事する65 歳以上者の数は過去から大きな変化がないが、若者の農林業従事者が過去よりも減少していることにより、65 歳以上の農林業従事者の割合は結果的に急速に高まっている。
  非農林業においては、65 歳以上の就業者数は大きく増加し、65 歳以上の就業率も上昇しつつあるものの、僅かな上昇に止まっている。社会全体の活力を増大させていくためには、このような就業率の変化からも、非農林業出身の定年者のセカンドライフの就労機会をさらに拡大していくことが改めて必要であることが確認できる。(図表3:年齢階層別 就業率)
3|高齢期の就労意欲とその理由
  ここまでみると、実は「早く退職したい、働きたくない」という人が多いのではないかと考えることもできる。果たしてどうなのか。60 歳以上の人を対象に「何歳まで働きたいか」を聞いた調査(内閣府、2008 年)によれば、約4割の人は「働けるうちはいつまでも働きたい」と答えている。左記を含めた約7割の人は少なくとも「70 歳まで働きたい」という結果である。前述の65-69 歳の就業率が約3割強であるのに対し、国民の就労意欲と乖離があることがわかる。(図表5:高齢者の就業意欲~いつまで働きたいか/60 歳以上の男女)
  なお、こうした日本人の就労意欲の高さは各国との比較でも確認できる。65 歳以上の仕事を有している高齢者に、「今後も仕事をし続けたいか」を聞いた国際比較の調査でも、日本は約9割が就労の継続を希望している。ドイツ・スウェーデンの欧州各国と比べてその意欲の高さがわかる。韓国とアメリカの高齢者も高い就労意欲をもっているが、理由が日本とやや異なる。韓国は圧倒的に経済的理由の割合が高く、アメリカは経済的理由に加えて仕事に対する魅力の割合が高い特徴がある。日本は健康のためや仕事を通じて社会とのつながりを求める人が相対的に多いというところに特徴が見られる。(図表6:今後の就労意欲と継続希望理由/国際比較)
①収入が欲しいから(経済的理由)
②仕事そのものが面白いから、自分の活力になるから(仕事の魅力)
③仕事を通じて友人や仲間を得ることができるから(社会交流)
④働くのは体によいから、老化を防ぐから(健康増進)
⑤その他(無回答を含む)
※アメリカと韓国の質問には③の選択肢はない
資料:内閣府「第7回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」(2010 年)

4|高齢者の就労が拡大できない理由(高齢者と企業のそれぞれの理由)
  それでは就労意欲の高い人が多いにも関わらず、就労できない人が多いのはなぜなのか。高齢者と企業側の双方の理由をみていくことにする。
①就業希望の高齢者の意見(65-69 歳の回答)
  働くことを希望しながら就業につけない人(65-69 歳)の理由をみると、第一に挙げられるのが「適当な仕事がない」ということである。自分の経験や能力を活かせて、また短日や短時間で働けるといった働き方の条件も加味してみたときに、現在の労働市場には魅力ある適当な仕事がないのが実状なのであろう。(図表7:就業希望者(65-69 歳)の仕事に就けなかった理由)
②企業のスタンス
  一方で、高齢者の雇用を増やさない方向にある企業にその理由を聞くと、就業希望高齢者の回答を裏返すように「高齢者に適した仕事がない」とする回答が最も多くなっている。他方、高齢者の雇用を増やす方向にある企業にその理由を聞くと、「高齢者の経験・能力を活用したい」が最も多く、次いで「高齢者に適した仕事または年齢に関係しない仕事がある」との回答が続く。相対する回答になっているように、高齢者の就労能力や価値を活かすことができるかどうかが高齢者の雇用拡大の一つの大きな条件になっているということがわかる。
(図表8:高齢者の雇用を増やさない理由、増やす理由/2つ以内回答)
(高齢者雇用を増やさない理由)(%)
高齢者に適した仕事がない43.4
高齢者に限らず採用の予定はない40.6
高齢者は体力、健康の面で無理がきかない29.7
若年・中年層の雇用が優先される26.3
人件費が割高である4.7
高齢者は過去の経歴にこだわる1.5
高齢者は定着率が悪い0.6
その他2.0
(高齢者雇用を増やす理由)(%)
高齢者の経験・能力を活用したい70.7
高齢者に適した仕事または年齢に関係しない仕事がある35.3
高齢者を雇用することは時代の社会的要請である24.3
人件費を低く抑えられる16.4
自社内で高齢化が進んでいる13.1
若年・中年層の採用が難しい8.5
高齢者は定着率が良い6.9
国や自治体の援助制度が活用できる5.0
その他0.1
資料:厚生労働省「高年齢者就業実態調査(事業所調査)」(2004 年)

4――解決に向けた論点~生涯現役社会/エイジフリー社会に向かって
  以上を整理すると、高齢者雇用政策の大きな方向性としては「年齢に関わらず働きたい人が働ける社会」にしていく、つまり「生涯現役社会」「エイジフリー社会」の実現をはかっていくことがある。
  そのことは国民の多くも望んでいて、高齢期における就労意欲も高い実態にある。しかし、単純な雇用の延長は、企業にとっては人事コストや処遇の問題、既存の雇用ルールとの関係、高齢者を活かす職務開発及び環境整備ができていないといった様々な事情があるのも事実である。その結果、高齢者の就労拡大は思うように進んでいない、ということが実情と言える。こうした現状を打破していくには何が必要なのか。上記の理想の社会を実現していくために、個人、政府及び企業、地域の自治体の3者に向けて、今後取り組むべき視点を挙げておきたい。
1|「65 歳まで働きその後は年金暮らし」でよいのか(個人の課題)
  まず個人のセカンドライフに対する考え方の問題がある。政策として少なくとも65 歳までの雇用が確保され、その後は基本的には年金が受け取れることになる。ややもすれば、それで“安泰”と考えてしまう人も少なくないかもしれない。そうしたコースを辿れること自体、恵まれているという見方もある。
  しかしながら、たった一度しかない人生を最期までより豊かに過ごしていくためには65 歳での引退は早すぎるであろう。65 歳もあくまで人生の通過点として、本当の意味での完全引退までしっかり活躍し続けるビジョンを持つことが大切である。65 歳からのセカンドライフ、またはそれ以前からのキャリア形成に向けて、できるだけ若いときから準備していくことが肝要である。
2|「年齢差別禁止法」の導入と企業の雇用ルールの見直しの必要性(政府と企業の課題)
  上記のような個人の生き方に社会が呼応していくには、もう一段の高齢者の雇用政策が求められる。これまで年金支給との接続を最優先に前述のような雇用確保の対策が講じられてきたが、今後は雇用における「年齢差別禁止」策まで踏み込んでいくことが社会の要請として求められていくに違いない。
  米国では1967 年に「雇用における年齢差別禁止法(The Age Discrimination in Employment Act of1967;ADEA)」が成立していることはよく知られているが、欧州連合(EU)でも2000 年に「雇用及び職業における均等待遇の一般的枠組みを設定する指令」が採択されて、年齢を含む4つの事由について雇用差別が禁止されている(EU 各国はこの指令を受けて各種の法改正を実施)。このような策の導入は、「生涯現役社会」「エイジフリー社会」を実現するためには必要なことと考えるが、単純に企業に雇用義務の延長を押し付けることを主張するつもりはない。ただでさえ、若者の雇用情勢が厳しいなかで、無条件で延々と高齢者を雇用し続けるのは非現実的であろう。
  企業に対して期待したいことは、年齢を基準としない雇用環境づくりを進めるためにも、能力評価技術の改善や若者とのベストミックス及び生産性向上につながることを追及するなかでの高齢者向けの新たなポスト・業務開発、それらを反映する人事諸制度の見直し等、新たな雇用制度・システムへの改革に前向きに取り組んでいただきたいということである。こうした改革は、言うは易し行うは難しの大きなテーマであり、社会全体での国民的議論も必要になろう。いずれにしても、超高齢化という時代の変化のなかで、日本社会の発展を目指す視点に立てば、超高齢化を好機と捉えるスタンスで、個々の企業の取り組みの積み重ねによる雇用市場全体の変革が進むことを期待したい。
3|「地域社会で高齢者を雇用」するという視点(地域・自治体の課題)
  超高齢未来における高齢者の活躍を考えたときには、地域社会の役割がより重要になる。いわゆる現役生活から退職した人は地域の中に新たな活躍の場を求める人が多い。しかし、地域に目を向けても魅力ある活躍の場が少ないという高齢者の声をよく耳にする。「やることがない、行くところがない、会う人がいない」という“ないないづくし”のため、自宅に引きこもりがちになってしまう高齢者が少なくない。そうした生活を続けると生活不活発病(廃用症候群)や社会的孤立の問題を誘発する。
  こうした現象は特にベッドタウンと称される都市近郊地域で顕在化している。「地域社会の中に高齢者の活躍場所を広く創造する」ということは、超高齢未来において不可欠な取組課題である。それぞれの地域で抱える課題を高齢者の力で解決するような、そうした取り組みが大いに期待される。
  なお、この視点での取り組みについては、筆者も参加して取り組んでいる千葉県柏市における「生きがい就労事業」がある。

5――さいごに
  “Live Longer,Work Longer(長く生き、長く働こう)”、この言葉はOECD(経済協力開発機構)が2005 年に開催された「高齢化と雇用政策に関するハイレベル政策フォーラム」をまとめた報告書のタイトルである。世界全体で「高齢化と雇用政策」について検討した結果、今後の方向性として強調されていることは、高齢化の事象を「課題ではなく機会(チャンス)」として捉えていくべきということであった。エイジ・フレンドリーな雇用政策と雇用慣行の果敢な見直しを推進することによって、社会のさらなる繁栄が訪れる旨の提言がなされている。
  やがて人口の3人に1人が65 歳以上の高齢者となる超高齢未来が確実に訪れる。そうした超高齢未来を国民一人ひとりがより豊かに、そして社会としての持続的な発展をはかっていくには、「生涯現役社会」「エイジフリー社会」の実現は欠かせない。年齢差別禁止策の導入を通じた雇用市場の自由度の拡大、地域社会における高齢者雇用の促進は極めて重要な政策視点と考える。上記のメッセージを一人でも多くの人が実践できるように、社会の改革が進むことを大いに期待する。
  「木村 次郎右衛門様のご長寿をお祝いして」
                  日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
                      NPO法人 ラ イ フ・べ ン チ ャ ー・ク ラ ブ
  木村 次郎右衛門様が現存の世界最高年齢者にギネス認定され、「生涯現役」を旗印としている私たち日本生涯現役推進協議会とNPO法人当クラブでは一同大きな喜びをもって心からお祝い申し上げます。 
  今世紀に入り、日本・韓国・中国と急速な高齢社会化が到来しています。そのために介護支援を必要とする負担増も当然生じますが、社会の活性化をめざして意欲的な「生涯現役社会づくり」構築への、明るい夢と希望を生み出せる最長寿モデルの木村 次郎右衛門様は、日本人の誇りだと確信しています。
  私たちはそのため「生涯現役社会づくり」推進を担う者として、木村様のご長寿に少しでもあやかれる『生涯現役プロデューサー』の使命に恥じない「自主・自発・自律」の人生を学びたいと願います。
  木村 次郎右衛門様が逞しくユーモラスに客人に英語で応接しておられる雄姿は、全世界で活躍を求められている後続の私たち日本人だけでなく、世界中の人々への素晴らしい生きがい目標の鑑です。
  これからもますますご健勝で、木村様に与えられたご長寿人生を全国の百歳超ご長寿者の平均3倍もおられる恵まれた京丹後市で、ご家族ともにお幸せにお過ごしくださるよう心から祈念しております。   (代表 東瀧 邦次)

「木村 次郎右衛門さんへ」
これからもお健やかに ますますご長寿でいらっしゃること お祈りいたします。
                     日本生涯現役推進協議会 理事 伊東 紘二

長寿世界一 ほんとうに おめでとうございます。
                      日本生涯現役推進協議会 理事 中上  崇

 
世界最ご長寿 誠におめでとうございます。
益々お元気で われわれ若い者に ハッパをおかけください。
                     日本生涯現役推進協議会 理事 新川 正則

こころから ご長寿更新の お誕生日おめでとうございます。
世界に誇れる 最高ご長寿者がご健在であることを 大変うれしく思います。
                 NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ 理事 水上 久忠

「木村 次郎右衛門様」
世界さ愛長寿者に認定されましたことを 心よりお祝い申し上げます。
私どもは豊かな健康長寿社会の実現を目ざして 生涯元気で社会に貢献できる生き方をしよう、という活動を推進しております。
これからも 私どもの希望の星として お元気でご活躍くださいますようお祈りいたしております。        NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ 理事 冨澤  穣

「木村 次郎右衛門様のご長寿をお祝いして」
                      NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ
木村 次郎右衛門様が生存人類最高年齢者と認定されたことを、「生涯現役」を標識としている私たちクラブも、大きな喜びをもって、心からお祝い申し上げます
近年日本・中国…世界で急速な高齢化が言われております。その一端には「介護老人」のような暗い面もありますが、元気に活動し続けている「生涯現役」のような明るい面もあります。「生涯現役」の第一条件は「自主・自発・自律」の人生を長く貫くことです。
木村 次郎右衛門様が逞しく生きておられる姿は後続人類の素晴らしい目標です。今後もお元気に、逞しく、木村様らしい人生を、更に更にお伸ばし下さい。                                                        (会員 伊東 義高)
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【木村 次郎右衛門さんの紹介】  
  最終更新が 2013年1月19日 (土) 10:43のWikipedia【URL=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%AC%A1%E9%83%8E%E5%8F%B3%E8%A1%9B%E9%96%80】からの木村さんを下記に紹介します。
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  木村 次郎右衛門(きむら じろうえもん、1897年(明治30年)4月19日 )さんは、京都府京丹後市在住の長寿の男性である。2012年(平成24年)12月17日より存命人物のうち世界最高齢。2012年(平成24年)12月28日に、クリスチャン・モーテンセンの115歳252日の記録を抜いて、死去した人物も含めた検証済みの歴代最高齢記録の男性となった。
  2013年(平成25年)現在、19世紀生まれの男性が、世界に2人生存している。木村次郎右衛門が、唯一人の1890年代生まれの男性であり、もうひとりの男性はバルバドスのジェームズ・シスネットで、1900年(明治33年)生まれである。
  人物 [編集]
  1897年3月19日、三宅家の6人兄弟姉妹の3番目に生まれ、金治郎と命名される。木村家に跡取りとして婿入りし、9代目・次郎右衛門を名乗るようになった。20歳から65歳までの45年間、郵便局にて勤め、1920年代には日本統治時代の朝鮮において政府の通信部門に勤めた経験も持つ。戦後、1955年に自治体合併に伴う個人データ統合の際に担当者が誤って誕生月を1ヶ月遅く入力してしまい、以後公式な誕生日は4月19日になったとされている[1]。
  現在は長男の妻と孫の妻との3人暮らしで[2]、毎日午前5時半に起床し、午後8時に就寝する生活を送っており、食生活も朝はヨーグルトやサツマイモ、梅干しを食し、夜は牛乳を飲むことを習慣としているという。好き嫌いはなく、食べる量も自分で決めている。足腰が弱っているため外出は通院に限られている。
  新聞は天眼鏡を使いながら1から2時間、長いときには3時間かけて読む[3](日本共産党の機関紙のしんぶん赤旗日曜版2009年(平成21年)7月12日号掲載のインタビュー記事によれば、愛読紙2紙のうち1紙は、しんぶん赤旗。また2009年(平成21年)9月18日放送の毎日放送「VOICE」では、朝日新聞が映っていた)。テレビ番組は国会中継や大相撲を欠かさず視聴するという[4]。また、長寿の秘訣として「食べ物に好き嫌いはない。食細くして命永かれ」「苦にするな嵐のあとに日和あり」などの言葉をモットーにしている[5]。
  長寿記録 [編集] 
  木村次郎衛門さんは、2009年(平成21年)6月19日に宮崎県在住の田鍋友時が死去したことに伴い、存命人物のうち日本最高齢の男性となり、2011年(平成23年)4月14日にアメリカ合衆国在住のウォルター・ブラウニングが死去したことにより、存命人物のうち世界最高齢の男性となったことが確認された[6]。
  さらに、2011年(平成23年)12月2日には、当時の存命人物のうち日本最高齢の女性だった長谷川チヨノ(1896年(明治29年)生まれ)の死去に伴い、存命人物のうち日本最高齢の人物となった[7]。男性が存命人物中で日本の最高齢者となったのは、2003年(平成15年)に死去した中願寺雄吉以来のことである。なお、2013年(平成25年)1月12日現在の存命人物中の世界最高齢の女性は、大阪府在住の114歳の日本人・大川ミサヲであり、男性と女性の両方の長寿世界一が日本人である[8]。
  2007年(平成19年)10月16日に老人学研究団体ジェロントロジー・リサーチ・グループの検証済み110歳超えリストに登録される[9]。
  2009年(平成21年)9月には読売新聞のインタビューに応じ、その中で存命人物のうち日本最高齢の男性になったことについて「責任の重さみたいなのを痛感している。1日でも長く元気でありたい」と語っている。また、テレビの国会中継を見る理由については「時代についていけないようではいけない」と語った[3]。
  2011年(平成23年)4月19日、存命人物のうち男性世界最高齢となった5日後には114歳の誕生日を迎え、赤飯やタイの塩焼きを食した[10]。
  2012年(平成24年)4月19日、115歳の誕生日を自宅で迎えた[2]。同年9月には、今なお食事を楽しみとし、三食を欠かしていないとの近況が報道されている[11]。
  2012年(平成24年)9月17日の敬老の日、京丹後市長の中山泰が自宅を訪れ、地元の小学生が作成した贈り物を届けた。これに「サンキュー」と答えた[12][13]。
  2012年(平成24年)10月16日、ギネス・ワールド・レコーズの編集長クレイグ・グレンディが京丹後市の自宅を訪れ、ギネス世界記録の認定証を手渡した[14]。
  2012年(平成24年)12月4日、116歳のアメリカ人女性ベシー・クーパーの死去に伴い、存命人物のうち世界で2番目に高齢の人物となる。
  2012年(平成24年)12月17日、ディーナ・マンフレディーニの死去[15]に伴い、115歳242日で存命人物のうち世界最高齢となった。男性が世界一となるのは、2007年1月24日にエミリアーノ・メルカド・デル・トロが115歳156日で死去して以来のことである。
  2012年(平成24年)12月28日、これまで世界でもっとも長生きした男性であるクリスチャン・モーテンセン(115歳252日没)の記録を上回り、男性で史上最も長生きした人物となった。
  2013年(平成25年)1月12日、1897年12月生まれの大久保琴の死去に伴い、1897年生まれの最後の生き残りとなった。
 私たち日本生涯現役推進協議会にリンク= http://www.sgsk.net/link/link.html
している「TSO JAPAN 運動~日本を変える!投票者運動~」志太 勤代表が、フェイスブック活用の標記「希望日本フェイスブック倶楽部」交流会への参加呼びかけを熱心に勧めておられます。
 『生涯現役社会づくりプラットフォーム』拡大の協働プロジェクトとして、ご協力いただける方のネットワーカー活動をどうかよろしくお願いします。 
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【希望日本フェイスブック倶楽部/志田 勤 代表】

 おはようございます。希望日本フェイスブック倶楽部の交流会も44回目となりました。昨夜ご参加いただいた方々を含めると、希望日本フェイスブック倶楽部のネットワークが176万2,832名となりました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます。

 ご参加いただいた若者の秋山さんからは、「もう誰かがやってくれることを期待できない、一人ひとりが参画し行動すれば日本は変えられる。みんなの思いが日本を変える。」とのご意見をいただきました。また奥田さんからは「一人ひとりが理念を持って、つながっていく、そして続けていくことで大きな力を得ることが出来る」とのご意見をいただきました。フェイスブックを使って一人一人の力を集結し、みんなの大きな力で政治を変えて行こうではありませんか。

 「希望日本フェイスブック倶楽部」に、お友達をお連れいただいた、中村崇さん、小島一郎さん、松本光一さん、新井勝美さん、奥田貞之さん、そしてご出席はいただけなかったですがご紹介いただいた中川あゆみさん、ありがとうございました。

 また、村杉一裕さん、嘉山恵さん、染谷英男さん、矢島直子さん、楠本忠正さん、豊福紘史さん、森健太郎さん、井上智孝さん、永野剛さん、小山満さん、秋山忠生さん、竹内直人さん、高橋健太郎さん、佐々木和哉さん、長谷川貫一さん、比嘉香織さんにご賛同頂きました。皆さん有難うございました。

 希望あふれる日本の実現のために、志を持った仲間とともに引き続き交流会を行っております。「希望あふれる日本」に向けて、大きなポリティカルムーブメントにしていかなければなりません。この記事をご覧の皆様もフェイスブックヘビーユーザーのお友達をお連れください。

お問い合わせは (info@kibounippon.jp)まで。
今後のスケジュールについては希望日本フェイスブック倶楽部のグループページにも掲載しています。
— 新井 勝美さんと一緒です。
元気シニアネットワーク
  代表 富田 眞司 様
  お世話になります。メールご連絡有難うございました。
  折角の「元気シニアネットワークの集い」に参加できず、申訳なく存じます。
  NPO法人当クラブの水上理事が「生涯現役社会づくりへの婚活」推進活動等について10分間スピーチをしていただけると思います。
  どうかよろしくご高配のほどお願いします。

  水上 理事 様
  12日夕刻は、江島理事とご一緒に和田会員ご経営の企業先研修実施になりますので、大変恐縮ですが、富田様と直接ご連絡を執ってくださり、「婚活」と、できれば「生涯現役シリーズ塾」を含む企業向け営業活動に関心ある方のビジネス展開策につき、明8日(金)か、12日(火)に八重洲で打合せしたく願っております。
  クラブ総会資料の件もご面倒をおかけしますが、よろしく!
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 『あなたと日本を元気に!!』できる生涯現役塾へのご参加で
あなたご活躍の地域から次々と活力波動の輪が拡がります!  
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13年2月~13年7月シリーズ塾予定(水曜日/午後6時~8時)
  02/27  03/27  04/24  05/22  06/26 07/24
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ         
        代 表  東 瀧  邦 次    
TEL:03-3517-6667   FAX:03-3517-6668
E-mail:sgskinfo@sgsk.net  /  lvcinfo@npolvc.org
URL:http://www.sgsk.net / http://www.npolvc.org
Blog:http://40591.diarynote.jp/
Facebook : http://www.facebook.com/kuniji.higashitaki
**********************************************

From: tomita
Sent: Wednesday, February 06, 2013 7:02 PM
To: 東瀧
Subject: Fw: ★2月12日元気シニアネットワークの集い開催ご案内、富田眞司

東瀧様

富田眞司です。お世話になります。
先程は電話ありがとうございました。
2月12日開催内容と現在の発表者の状況をお知らせします。
現在、8名の発表申込があります。
3分と10分がありますので、内容が多いようでしたら、10分発表
お願いします。
下にある申込部分を使って、タイトル発表者名をお聞かせください。
よろしくお願いします。
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2月12日「元気シニアネットワークの集い開催のご案内」

  元気シニアネットワーク代表の富田眞司です。
  来る2月12日開催する元気シニアネットワークの集いを開催しますので、参加くださいますようお願いします。
  日本の高齢化社会はますます進展して参ります。
  今年4月から年金支給年齢延長に伴う改正高齢者雇用安定法の施行など、働く高齢者がますます増加します。
  そんな中で元気シニアが少しでも増えるよう願っています。 
  当日は、小生がお話する「最新シニアビジネス動向20」や参加者からのシニア向け情報の提供もあり、参加者にとって有益な場にしたく考えています。

★元気シニアネットワークの集い内容
1.富田眞司のミニ講演「最新シニアビジネス動向」
  ①「今、なぜ、シニアマーケティングが注目されるのか 」
  ②「シニア向け商品&販売戦略最新事例20」
2.シニア向け情報の発表予定内容、引き続き募集中
【10分発表】
1.「世田谷区が実施している生涯大学教育活動」松尾厚二郎氏
2.「人財の健康管理と企業の業績向上」染谷光亨氏
3.「タイトル未定」NPO法人百歳万歳 都甲 晃氏
【3分発表】
1.「シニアのためのダーツ教室」熊木祐介氏
2.「きらめき百歳、2013年新春号、ご紹介」 吉野圭氏
3.「シニアライフスタイル研究会+スペースウエノ」上野邦子氏
4.「移動・送迎に伴う 軽自動車 利用アンケートお願い」堀内仁氏
5.「タイトル未定」パソコープ 浅川純子氏
●開催日:2月12日(火) 19:00-21:00
●定員:50名
●場所:渋谷区文化総合センター大和田2階 学習室1
http://www.kikaku-party.net/kanren/index.html
詳細は、http://www.kikaku-party.net/kanren/index.html
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第10回元気シニアネットワークの集い参加申込 参加費1000円
(2月12日 【火】 19:00)
世話役氏名
お友達御招待者名前
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第10回元気シニアネットワークの集い発表参加申込
(2月12日 【火】 19:00 参加費無料)
勉強会、NPO、ビジネス、情報提供サービスなど
氏名:
発表タイトル:
発表時間ご希望 1.10分コース、2.3分コース
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CSN企画、元気シニアネットワーク代表
企画パーティ、恵比寿企画塾主宰 富田眞司
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-12-9-401
電話03-3449-4334 携帯090-8087-7312 FAX03-3449-3459
ttomita@maine.dcns.ne.jp
企画パーティ
1300人、やる気のあるビジネスパーソンネットワーク
http://www.kikaku-party.net/
恵比寿企画塾
受講料8000円講義と演習で企画書が書けるようになる3級入門コース
http://www.kikaku-party.net/juku/index.html
元気シニアネットワーク
シニア向け仲間づくりポータルサイト
http://www.genki-senior.net/
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  2月4日(月)開催の臨時理事打合せ会で、日本生涯現役推進協議会第9回定時会員総会の下記資料作成をお引受の伊東紘二理事から作成原案をご送付いただきました。
  ご関心ある会員皆様のご意見も仰ぎ、来週早々に資料作成に着手いたしたく存じます。どうかご意見・ご提言ある方は、ご遠慮なく日本生涯現役推進協議会の事務局(E-mail = sgskinfo@sgsk.net)へ 2月13日(水)迄にご連絡願います。
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【2012 年 度 活 動 報 告】
Ⅰ 収 支 結 果
  2012年12月第9期の収支を総括しますと、収入では賛助法人年会費等 1,209千円余で対前期比5.5%増となりました。また支出では、各費用とも鋭意節減に努め、一般販売管理費は対前年期比で17.3%減となりました。
  しかし第9期の収支結果は、前々期・前期よりかなり改善の差損を減少いたしましたが、残念ながら291千円差損となりました。
  第8期における活動計画と実施結果の概況報告は、以下のとおりです。
Ⅱ 活 動 実 施 状 況
①情報交流フォーラム
  第8期中には、NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブとの共催「第16回生涯現役交流forum」&「第17回生涯現役forum」を開催いたしました。
  ●〔開催日時〕2012.05.19(土) 13:30~16:50
〔会場〕東京都しごと財団講堂 〔出席者〕150名   総合司会:深尾 尚子 
〔テーマ〕あなたが動いて日本を変える!2012第一弾
第一部・講話「生涯現役社会の日本で人材資源活用が先決!」講師:竹村 之宏
第二部・講話「かい援隊100万人構想で社会の窮状を救う!」講師:新川 政信
第三部・フリーディスカッション      進行役:内 山  優 
回答者:上田 研二&田中 勇一&新川 政信&深尾 尚子&東瀧 邦次
  ●〔開催日時〕2012.11.03(土) 13:30~16:50
〔会場〕東京都しごと財団講堂 〔出席者〕138名   総合司会:深尾 尚子 
〔テーマ〕~世代を超えたリアルなホンネ 大激論~
第一部・「時代を超えたリアルなホンネ」
     講師:吉田 公江&樫  孝 光&菊岡 翔太
第二部・世代を超えた会場一体型パネルディスカッション 進行役:内 山  優
パネラー:第一部の講師3名に加え吉 田  寛&東瀧 邦次      
②「生涯現役プロデューサー」と直結した『生涯現役塾』
  「生涯現役社会づくり」推進役として、何よりも実践力・活動力がある人材を幅広く確保するために『生涯現役プロデューサー』仮登録制を進めてまいりましたが、東日本大震災の復興に参加するなど各自の活動に時間を取られたためか、『生涯現役塾』への参加少なく、思うような成果を上げていません。今後も継続して仮登録者を増やしていくことが肝心です。
③賛助会員連携先の拡充と活動の再検討期
  ここ数年不況が続き、当協議会主要な協賛会員企業・団体の人材業界不振に伴う退会に対応するため、新たな賛助会員の拡充を図ってまいりましたが、芳しい成果は上がっておりません。『生涯現役社会づくり支援ネットワーク』を広げるためシニア世代に限らない幅広い世代への提案をしていく中で、新たな資金提供先の模索をしてまいりましたが、賛同する団体は増えておりますが協賛会員の獲得までは至っておりません。団塊世代層がの人的活力評価を高めるための『生涯現役塾』活用協力や、社会参加型OB輩出のCSR企業ランク評価提案も構想しておりましたが、来季への課題となっております。以上
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【2013年度 活動方針と計画】
1.活 動 方 針
  超高齢期到来に対応する日本政府の政策は大企業偏重の減税、国民への負担は増すばかりです。超高齢社会に備えた「高齢社会対策基本法」は、国・地方自治体の責任も国民の努力も成果が見えず、国民のお上頼みを払拭する意識改革は急務である。生産年齢人口減でも元気高齢者が積極的に社会参加し就業・所得を生みだすことで次世代の社会保障費に対する負担軽減を実現する、「生涯現役社会づくり」こそが、若者に夢や希望を与えるという事を発信していく。
  そこで、今年も開催する『生涯現役情報交流フォーラム』では、起業家や地域活性化、地域社会づくり促進の実践者を主体に企画し、幅広い諸団体との連帯・交流を積極的に図る。また、その活動状況をWebサイトやface book page等活用の生涯現役活動PRで認知度を高め、生涯現役社会づくり推進に賛同を得る仕掛けをつくる。
それにより活動展開協力者の企業・団体の賛助資金協力を前年比30%増を目標とし、2013年度期間収支の改善をはかる。

2. 活 動 計 画
1)「生産年齢人口減に挑戦する生涯現役社会づくり」への諸策実施
   ① 全世代が参加交流する「生涯現役情報交流フォーラム」開催
   ② 「生涯現役プロデューサー」役割の啓発ツール『生涯現役協会報』発行
   ③ 減税は国を滅ぼす国民集会で「生涯現役社会づくり」政策提言アピール
2)「生涯現役プロデューサー」養成具体化に賛同する個人・団体・企業数増強
  ① 登録システムの『生涯現役社会づくり支援ネットワーク』拡充策探究
  ② 仮登録 30名、本登録同NPO/LVクラブ会員10名目標とし、その推進策と            なる人財活用と協働活躍の場づくりとして八重洲事務所の活用を図る。
  ③ 本登録者の活動展開に役立つ自己Webサイト活用とネットワーカー支援
  ④ 生涯現役協賛助会員入会の開拓は確実に協賛を得る為、数社に絞り活動
3) 生涯現役推進協Web活用の『生涯現役社会づくり推進10年後目標』提案
  ① 『生涯現役プロデューサー』100万人、生涯現役サポーター1,000万名
  ② 『生涯現役プロデューサー』システム拡充機構『生涯現役大学』の創設
  ③ 生涯現役が健康・福祉・年金・就業・起業・消費等に及ぼす効果情報提供
  ④ 高齢化後続の先進各国にわが国誕生の「生涯現役社会』構想事例の伝授                                         以 上
  2月4日(月)開催の臨時理事打合せ会で、NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ第8回通常会員総会の下記資料作成をご担当の水上 久忠理事から作成原案をご送付いただきました。
  ご関心ある会員皆様のご意見も仰ぎ、来週早々に資料作成に着手いたしたく存じます。どうかご意見・ご提言ある方は、ご遠慮なくNPO法人LVクラブの事務局(E-mail = lvcinfo@npolvc.org)へ 2月13日(水)迄にご連絡願います。
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【2011年度活動報告】
1)収支概要
  当NPO法人第8期収入は、入会金・年会費収入が前期比12.2%減、事業収入が前期のフォーラム収支を日本生涯現役推進協議会に振替えたことによる大幅な収入合計で32.0%減となりました。一方支出では、経常支出合計で12.1%の経費節減に努め、第8期の収支差額は406千円の差損となりましたことを遺憾に存じております。
2)活動計画の実施状況
  ① 会員・プロデューサー・サポーターの実勢
    (登録会員520名・実働会員35名/P会員39名/S会員約300名)
  ② 月例会報「ホットライン・ニュース」発行&ホームページメンテナンス
  ③ 第16回生涯現役Forum共催:前売 88名
  ④ 第17回生涯現役Forum共催:前売 101名
  ⑤ 『生涯現役プロデューサー』仮登録者41名(仮登録順・敬称略)
  小泉 賢司  高橋 育郎 (井後 晴雄) 水上 久忠 (神林 建一)
  中上  崇 (宍戸健三郎) (金子 純一) 竹村 之宏 (中田 邦臣)
  東瀧 邦次  伊東 紘二  矢部 好雄  岡林 正則 (壺阪 龍哉)
  内山  優  山内 一夫  江島  優  (渡部 陽子) 冨澤  穣
 (堀越 雅雄)(相川 仁童) (小林  愼) (衣笠 明宏)(松平 正道)
 (三谷 文子)(渡辺 梨絵) (浦上  登)  山本  功 (大友 明弘)
 (田中 利征)(吉田 卓生) (斉藤 幸三) (高橋  肇)(矢口 篤史) 
  井澤 敏子 (小林 正則) 伊東 義孝  中村 菊男  新川 政信
  樫  孝光【以上19名:2013年度会員資格者/22名:2013年1月現在未会員】    
  
  ⑥月例(313回~324回)生涯現役塾:発表担当(敬称略)
    1月(吉田  寛)  2月(新川 政信)  3月(内山  優)
     4月(吉田 卓生)  5月(島津 秀隆)  6月(岡本 憲之
     7月(堀内 正範)  8月(渡瀬 裕哉)  9月(田中 勇一)
     10月(上原 喜光)  11月(伊東 義高)  12月(江島  優)
  ⑦他団体と協働:日本税制改革協議会 日本開発工学会 
    高齢社 東京茶会 東京エゼクティブ・サーチ 
    3愛ネットクラブ人生・結婚相談所  かい援隊本部 
    スコーレ家庭教育振興協会ほか多数         以上
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【2013年度 活動方針と計画】
1)活動方針
  前年度クラブ活動成果を踏まえ、「生涯現役」活動のさらなる広がりを実現するため、これまでの経験と実績を検証誌、時代の求める新たな視点から選択・集中し、実践を主体的に行う。定例シリーズ『生涯現役塾』には「生涯現役社会づくり支援ネットワーク」推進に協働の事業展開起業家を招き、3場主義(現場、現実的、現物)ときな発想での連帯を模索出来る形態での相互発展・成長を図る。   『生涯現役』参加活動20%アップへの認知度向上と、会員の「生涯現役プロデューサー」仮登録者から本登録へのシステムを確立、活動運営の協力実働会員も20%増目標を達成する支援システムも図る。
○活動の旗印:「生涯現役で日本も世界も元気に!」「あなたが元気なると法人仲間も日本も世界も元気になる!」そのためには、企業・NPO法人会員を増やす。
○重点施策:起業家・地域活性化団体と「生涯現役社会づくり支援ネットワーク」を拡充する。
『生涯現役プロデューサー』実践家の本登緑システム化で実践会員増強運動を全国・各地に展開する。全国の治自体、団体、大学法人に会員講師を派遣。
○   会員は全員が部会に登録する。その部会長には理事もしくは部会が責任者を選出し、役員会などで部会活動の経過を報告する。また、相互研鑽・啓発を行う。
2)具体策
①会員・生涯現役プロデューサー(50名)・サポーター(100名)の増員と活動
②ホームページの充実と適宜メンテ、ブログ記事の増進、会員・生涯現役プロデューサーの活動、記事などの紹介
③face bookの活用により「生涯現役活動」の実践を広く認知させる
④業界別・テーマ別:相談所運営研究部会、講師派遣事業研究会部会、人生・結婚相談所研究会部会、講師育成研究会部会、趣味・音楽・映画・囲碁同好会部会、若者ベンチャ支援と世代間相互啓発研究部会、ビジネスモデル研究・企画検討部会など
⑤外部協力検討研究部会などの立ち上げ 
⑥よろず無料相談開設:地域社会づくり諸企画、起業支援、人生・結婚相談、
就業支援、税金対策、教育・研修立案、介護・家事代行 年金 キャリアデザイン 健康音楽興業支援、メンタルヘルス 事業計画などの(常時相談支援開設)
⑦認知度アップ:各種マスコミ、内閣府ほか関係庁 東京都など担当者の参加
⑧友好団体との協動:日本税制改革協議会 日本開発工学会 高齢社 
 東京茶会  東京エゼクティブ・サーチ 3愛ネットクラブ人生・結婚相談所
 かい援隊本部   スコーレ家庭教育振興協会ほか多数
⑨イベント企画:生涯現役塾定例セミナー(20名) 生涯現役フォーラム(200名)
⑩理事会活性化:理事&監事・プロジェクト関係者の役割、部会担当制導入
⑪事務所有効活用:各研究会・諸会議 会員待合せ 溜り場 相談所
⑫会員相互交流:親睦会(年数回)他団体との交流
⑬企業・団体商品紹介:活動紹介などの支援活動(部会にする) 以上  
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
 NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ
    ご  関  係  の  皆  様


  いつも「生涯現役社会づくり」推進活動ご支援を賜わり有難うございます。

  2月13日(水)開催の、かい援隊本部事業説明会に関して下記ご連絡とご依頼が同社会長の新川正信日本生涯現役推進協議会理事よりございましたので、皆様のご出席をお勧めします。

  つきましては、これまで2度に亙るNHK取材に重ねて今回当日分は、2月15日(金)18:10~19:00に放映される「首都圏ネットワーク/高齢者の就業活動」番組として放映予定されています。

  下記のご案内NHK取材にもご関心ある方は、まだ当日の説明会会場に若干の余裕がありますので、どうかご遠慮なく下記の参加申込先にご連絡をお願いいたします。

※先着順のためお申込みの早い方から参加ご予約とさせていただきます。

  とくに社会貢献活動への働き方に平素からご興味のある方や、介護事業のお仕事に前々からご興味をお持ちの方は、この機会を逃さずぜひ今回の説明会にご遠慮なくご参加をお待ちしております。そして
ご友人・知人の方をお誘いの上、ご参加されることも大歓迎です。

■日 時
2013年2月13日(水) 13:00 - 15:00

■場 所
東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館地下2F会議室

■内 容
【1】当社会貢献事業の理念をご説明
【2】具体的な働き方をご紹介
詳細はこちら ⇒ http://s360.jp/c/7z6/fJ/fJ/z/33/

参加ご希望の方は下記どちらかにてお申し込み下さい。
1. 電話でのお申し込み: 03-6459-3162 (9 時~ 18時)
2. メールでのお申込み: info@kaientai-h.co.jp

※既に参加申し込みされた方へも重複して本メールが届いている場合がありますがご了承下さい。
※配信解除希望の場合はこちらまでメールをお願いします。
 ⇒ news@kaientai-h.co.jp

今後とも、益々のご支援・ご共感のほど、宜しくお願い申し上げます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
~未来の若者から介護の負担を取り除きたい~
今やらねばいつ出来る!我らがやらねば誰がやる!
株式会社かい援隊本部
〒141-0022 品川区東五反田2-7-13
ヴィラ・シェール505号
TEL:03-6459-3162 FAX:03-6459-3163
ホームページ:http://www.kaientai-h.co.jp/
Facebookページもぜひどうぞ!:http://www.facebook.com/kaientai.honbu
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『あなたと日本を元気に!』するため 生涯現役塾へのご参加で
 あなたのご活躍地域から 次々と活力波動の輪が拡がります!  
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13年2月~13年7月シリーズ塾予定(水曜日/午後6時~8時)
  02/27   03/27  04/24   05/22  06/26   07/24
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ         
         代  表   東   瀧    邦   次    
TEL:03-3517-6667   FAX:03-3517-6668
E-mail:sgskinfo@sgsk.net  /  lvcinfo@npolvc.org
URL:http://www.sgsk.net / http://www.npolvc.org
Blog:http://40591.diarynote.jp/
Facebook : http://www.facebook.com/kuniji.higashitaki
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  建国記念祝日の正午を挟んで3時間に亙り、実に有意義な人生活動家の樫 孝光氏と東急田園都市線あざみ野駅前のジョナサンで、愉しく『生涯現役社会づくり』推進策で語り合う機会を得た。
  その際ご贈呈いただいた樫氏の力作『二度とない人生だから/これから、本当のおのれの生きる道がスタートするのだ!』(2004年4月文芸社出版)は、今春から続々と定年退職を迎える団塊世代諸兄姉に篤い想いで書き上げた見事な労作だと感銘させられた。
  そこで、その前書部分だけであるが、その全文を以下にご紹介しておきたい。
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【 樫  孝 光 氏 / 二 度 と な い 人 生 だ か ら 】

  悔 い を 残 さ な い 人 生 の 再 ス タ ー ト に あ た っ て
  冒頭に、定年退職1年前に書いた、社内懸賞論文の“まえがき”を引用させていただくことをお許し願いたい。それは、59歳の夏であった。

 「この論文を8月いっぱいで書き上げたとすると、私の在籍余命は、あと7ヶ月ということになる。来年3月31日が定年である。在社32年間(ウーン)。唸ったところで定年が延びるわけでもない。
  実は正直のところ、退職が待ち遠しくてならない。いや、仕事が面白くないとか、会社が嫌いだとか、そういうことではない。一言でいうと、自由の身になれる! というのが嬉しいのである。それも、死ぬまで20年間(目標値)何も縛られずに。 もう、したいことが山ほどある!
  こんなふうに書くと、なかには、おまえは甘いやっちゃ、退職したあと20年もどうやって生きていくんや。仕事もなしに、年金だけ頼りに、年取って足腰弱って、そんな長い年月を・・・・・・。もし、本当にそういうふうに考えている方がおられるとしたら、これはとても残念なことだ。
  しかし、現実に多くのサラリーマンは、会社を離れ、名刺(肩書き)がなくなると、生き方が消極的になり、大なり小なり定年ショックが尾を引くという。なかでも勤勉一途、ひたすら真面目人間ほど、会社を辞めたとたんガックリきてしまうという。それであとは、粗大ゴミとなるか、孫のお守り役しか与えられず、急速にボケが進むことになる。
  こんなことを言うと、それならおまえはさぞかし綿密な第二の人生設計を構築しているんだろうな、と言われるかもしれませんが、実はぜ~んぜんなのです。
  今回、社内懸賞論文に応募できるのも最後であり、我々の世代は、誰しも定年後のことが頭の中にくすぶっていると思うので、それならば、自分なりに思い描いていることをさらけ出して、生涯目標! などと大上段に振りかぶらず、夢、希望、挑戦、好奇心など、一人の人間の未来へのファンタジーを書いてみようと思い立った。読まれた方が、何か一つでもヒントにしていただければ、幸いである」

  以上で懸賞論文の「まえがき」は終わっているが、今、あれから1年有余を経て、本当の“サンデー毎日”担って、正直言って時間の経つのが早い。もっと余裕があると思っていた。だって会社に行っているときより、よっぽと自分の時間はあるはずだもの。なんでかなあ。ほんとに毎日忙しい。
  まあ、いろいろなことに首を突っ込んでいることは確かだ。在職中からボランティア団体などに所属していたが、そのほか退職後、新たに加わったものを含めると趣味やら何やらで首が回らないほどである。人生50年、この言葉が実体を持たなくなったのはいつの頃か。また、人生80年、と言われるようになったのはいつ頃であろうか。とにもかくにも我々の世代はまず、あと20年は生きていくことになる。この20年をシンドイと考えるか、イタダキ! と目を輝かせるか、それはあなたの心がけ次第である。
  最近、「ハピー・リタイアメント」という言葉を耳にする。また、「定年、おめでとうございます」と言われる。そう言われても、内心、何がおめでたいのか戸惑う人も多い。
  昨今、電車の中で周囲を見渡すと、中高年が溢れている。平日の午後あたり。そして特筆すべきことは、男性より女性が多い。いわゆるオバン(失礼!)の方々。そしてみんな生きがい。活気がある。温泉旅行の行きか帰りか知らぬが、とても賑やかだ。それに比べて男性群の方は、たまに酒を飲んで騒いでいる連中もいるには居るが、総じて暗い。陰気なのである。居眠りしているのも男の方だ。生気がない。
  そのような車中の光景を見るにつけ、
「一体、野郎どもはどうなってんだ!」
と言いたくなってしまう。永年サラリーマンをやって、精も魂も尽き果てたのか。もう欲も得もなくなってしまったのか。そんなことではこの先20年間、とてもじゃないが保たない。
  ここで先ほどのハッピー・リタイアメントという言葉に思いを馳せていただきたい。退職して、会社のすべてのしがらみなら解放されて、
「今こそ自分自身のハッピーな人生が始まるのだ! これから、本当のおのれの生きる道がスタートするのだ!」
  そのように考えられないだろうか。この世に「オギャー」と生まれて以来、とにもかくにも家族を養い、仕事でもそれなりの責任を果たしてきた。水戸の黄門様の言葉ではないが、 も う い い で し ょ う 。これからは、自分の好きなことに、目を輝かせて、悔いのない人生を全うしようではありませんか。
  私は、サラリーマンの皆さんに、退職後のハウツーをお教えするなどとは毛頭思っておりません。同世代の一人として、世間にありふれた中年男として、これまで出世もせず、可もなく不可もなく定年を迎え、今、これから未知の世界に飛び出そうとしている平凡な人間です。幸い、私の心臓はまだ鼓動を続けています。今、生きている証として、一人の男の、ありのままの、あからさまの、ふつふつと湧きいいずる思いをさらけ出して綴りたい。そういう思いでいっぱいなのです。ただ、かなり独り善がりなところ、思い上がったところがあるかも知れません。いわゆる独断と偏見というやつ。また論理性に欠けている点も多々あると思う。この点はもうとことんご指摘いただいて、至らない点を補って参りたいと存じます。もともと頭の良い人間が書いたものではありません。笑い飛ばしてくださって結構です。
  今回執筆するにあたって、書店に通っていろいろこの種の本を調べてみました。するとわかったことは、圧倒的に女性の著者が多い。男性の書いたものが少ないのです。やはりここでも、しぶとく生きているのは女性の方。そして、またサラリーマン卒業生に意欲をもたらしてくれる本が少ない。そのように感じました。
  では最後に、かの敬愛するチャールズ・チャップリンの言葉・・・・
「人生とは、愛と勇気と少しのお金があれば、それは生きるに値するものだ」
  ついでにもう一つ、レイモンド・チャンドラー・・・・
「男は、タフでなくては生きて行けない。だが優しくなくては生きている資格がない」
  たとえ髪が白くなり、皮膚のしわが増そうとも、心みずみずしく、明日への情熱を失うことがなければ、青春は永遠なり(サミュエル・ウルマン)。   樫  孝 光
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ会員の皆様

謹啓  皆様にはご健勝にてご活躍のことと存じます。
1月末発行の日本生涯現役推進協議会:会報第108号、および
NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ:会報第88号におきまして、
既にご案内済みの両定期会員総会を下記により開催します。
どうかご出席の程お願い申し上げます。 敬 具
               記
【日本生涯現役推進協議会:第9回定時会員総会】
日時:2013年2月27日(水)  午後3時
会場:ライフ・ベンチャー会議室
議案:①2012年度活動報告&会計報告
    ②2013年度活動計画&会計予算
    ③2013年度役員選任                以 上
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【NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ:第8回通常会員総会】
日時:2013年2月27日(水)  午後4時半
会場:ライフ・ベンチャー会議室
議案:①2012年度活動報告&会計報告
    ②2013年度活動計画&会計予算
    ③2013&2014年度役員選任            以 上
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なお、当日ご出席いただけない方は、ご面倒をおかけしますが、
上記各会員総会議事運営ご一任を戴けますようお願いします。
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            委   任   状       2013.2.
日本生涯現役推進協議会:第9回定時会員総会議事運営に付、
議長に一任いたします。
氏名               連絡先

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            委   任   状       2013.2.
NPOライフ・ベンチャー・クラブ:第8回通常会員総会議事運営に
付、議長に一任いたします。
氏名               連絡先

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『あなたと日本を元気に!』するため 生涯現役塾へのご参加で
 あなたのご活躍地域から 次々と活力波動の輪が拡がります!  
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13年2月~13年7月シリーズ塾予定(水曜日/午後6時~8時)
  02/27   03/27  04/24   05/22  06/26   07/24
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ         
         代  表   東   瀧    邦   次    
TEL:03-3517-6667   FAX:03-3517-6668
E-mail:sgskinfo@sgsk.net  /  lvcinfo@npolvc.org
URL:http://www.sgsk.net / http://www.npolvc.org
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Facebook : http://www.facebook.com/kuniji.higashitaki
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  昨年7月25日開催の第319回生涯現役シリーズ塾/「人生90年時代」を具体的に着実に歩むために・・・と題して発表された堀内氏がリーダー役となり、『生涯現役社会づくりプラットフォーム』拡大支援の「長寿社会」推進運動を展開されているので、下記ご紹介したい。
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【  2  0  1  3  参  院  選  へ  の  提  案 】
  高 齢 者 の 潜 在 力 ( 知 識 ・ 技 術 ・ 資 産 ) を 
         日  本  再  生  の  援  軍  に
   「 国 民 分 断 」 論 争 で な く 「 住 民 総 和 」 構 想 を

○ このたびの総選挙そして2013年の参院選は、わが国が自力浮揚するために、どの道を選ぶかの正念場です。持続する経済成長をなしとげる新たな道へ踏み出さねばならないからです。
○ 国民の暮らしを守る「社会保障」の財源を確保する「消費税増税」法案は、2012年6月衆院、8月参院で採択されましたが、実態を論じる場はありませんでした。「医療」「介護」「年金」「少子化対策」の議論は「国民会議」の有識者に委ねられましたが、決めるのは国民です。
○ 全国の選挙区で、「社会保障」の姿を住民が候補者と話し合い、その具体策の実現を付託する場が総選挙だったはず。そしてその実現にはことし3000万人に達した高齢者(65歳以上)の潜在力を呼び起こして、地域の力を結集する「住民総和の政治参加」が必要だったはずです。
○ にもかかわらず、各党の公約や各種メディアの関心は、原発・TPP・尖閣・憲法など「国民分断」の論争ばかり。地域住民の声は届かず、「住民総和」によって達成にむかう「日本長寿社会」(健全な社会保障)を構想できる国会議員がどれほど選出されたのでしょうか。

 現 役 シ ニ ア の 参 画 で 健 全 な 「 社 会 保 障 」 を 堅 持
○ 際立った増税論議の一方で、目立たずに有識者と内閣官僚によって11年ぶりに新「高齢社会対策大綱」が閣議決定(9月7日)されました。すべての高齢者が知るべき重要な指摘がなされています。これまでの「人生65年時代」の「支えられる高齢者」像を改めて、「人生90年時代」の「支える側の高齢者」(現役シニア)を登場させて、課題解決の要件としていることです。
○ 長寿として享受している65歳からの高齢期(65+25年)を、旧来のままの「余生」として送るのではなく、保持している知識・技術・資産を活用して、地域・職域に新たな「モノ・居場所・しくみ」をこしらえること。一つひとつは小さくとも、これが総体として「日本長寿社会」の達成に寄与するという将来像を納得して、一人ひとりの現役シニアがどこまで存在感を示せるかです。
○ 医療・介護で「支えられる高齢者」は2割ほどおりますが、大多数は安心して暮らせる「高齢社会」形成への参加を望んでいます。国会が将来構想を掲げ、現役シニアが積極的に参画して応分の存在感を示すこと。こうして健全な「社会保障」の現場が堅持されることになります。

 「 活 力 あ る 長 寿 社 会 」 が 持 続 す る 経 済 成 長 の 要
○ わが国の高齢者は、この10年、史上初・国際的に新たな社会を体験できないでいます。1999年の「国際高齢者年」に国連が提唱した高齢者五原則「自立、参加、ケア、自己実現、尊厳」のうち「ケア」には成果が認められますが、一人ひとりの高齢者が自立意識をもって参加し、目標である「みんな(all ages)のための社会」の実現をめざす活動を展開してこなかったからです。
○ 多事多難な課題に苦闘している青少年・中年の現役世代とともに、現役シニア層が加わった三世代協働による新たな「活力ある長寿社会」の形成こそが、持続する経済成長の要です。
○ 代表である国会議員が最重要の政策とし、各地各界のリーダーがそれぞれの立場で対応し、現役世代と高齢者一人ひとりが暮らしの中で持続可能な自己目標を掲げて実現に踏み出すとき、「長寿社会」の先行モデルとしての成功事例を案出しつつ、自力浮揚する確かな道が見えてきます。

2012年12月8日~13年1月9日
***提案者 「活力ある長寿社会」を推進する有志の会
尾崎美千生(元毎日新聞社政治部記者 michio1@jcom.home.ne.jp
岡本憲之(高連協理事・JTTA理事長 okamoto@npo-jtta.jp )
堀内正範(朝日新聞社社友・「月刊丈風」 http://jojin.jp 編集人 mhori888@ybb.ne.jp)
(事務局)tel&fax 0475-42-5673 〒299-4301 千葉県長生郡一宮町一宮9340-8
                                          つづく
  「 長 寿 社 会 」 を 推 進 す る 3 つ の 課 題

○ 2013年1月9日午後、「高連協年頭学習集会」のあと、記者クラブ喫茶室での尾崎美千生さん、岡本憲之さんとの談論は、次の3つの課題をめぐるものになりました。2013年7月21日(予定)の参議院選までに、あるべき姿としての「高齢者・高齢社会の存在感」を高めるための活動への契機として、ここに整理してみます。(堀内正範)

◎ Ⅰ  「 高 齢 社 会 担 当 大 臣( 専 任 )」 の 設 置
○ 内閣府に重量感のある「高齢社会担当大臣(専任)」を設けること。副大臣・審議官・参事官・担当職員(70歳までの高齢実務者)を配属して、各省にわたる「高齢社会」政策を集約する骨太の部署を新設する。現在はというと「高齢社会対策担当大臣」(民主党政権下で10人)を置いてはいるが多くは少子化担当と兼任で、「高齢社会対策」は「共生社会政策担当統括官」が統括する1セクションとして扱われている。これこそが「10年無策」の証であり、このままでは世界に冠たる「日本高齢社会」の達成はむずかしい。
○ ここは尾崎さんの領域ですが、人選としては国際的に先行する「日本長寿(高齢)社会」のシンボル的インパクトを考慮すれば、初代大臣は政界最長老的存在の人が適任。20年にわたる「国力萎縮」(デフレーション)の重要な要因に「高齢社会の不在」(年々増えつづけてきた健丈な高齢者の社会参加意識の欠如)があったことを、政治家が「10年の失政」として省みる必要があるからである。とすれば1986年に「長寿社会対策大綱」を閣議決定した総理・中曽根康弘氏(94)までさかのぼる。1994年に高齢化率14%に達して「高齢社会」入りをし、10年目の1996年に名を「高齢社会対策大綱」(橋本内閣)として閣議決定した経緯がある。1999年の「国際高齢者年」の政府主催者(小渕内閣総務庁)として携わった人でもいい。
また「社会保障」財源を安定化させる「消費税増税」法案の採決のあと、実施に必要な「経済成長」を確保し「高齢者参画」を呼びかけるには藤井裕久氏(80)が適任である。上の両氏に匹敵する表舞台に出なかった政治家(山中宰相)がいれば再登場をお願することになる。

◎ Ⅱ  参 議 院 制 度 の 改 革
○ 衆議院とは異る立場の国民代表が構成する参議院に。2世踏襲と世代交代がつづけば2院制の存在意義を失う。世代間や分野間や地域間の議論を活発にするために、年齢制限をやめて各地各界の経験豊かな高齢議員を多く選出する。同趣旨の主張と活動をしている学者・政治家のみなさんに「高齢者・高齢社会の存在」を意識するよう訴える。
・ 年代枠(三世代枠)・高年・中年・若年 ・女性枠
・ 分野枠 ・政治家・官僚・学者・経済人・報道関係者・芸能保持者(著名人)

◎ Ⅲ  高 齢 者 参 画 に よ る 持 続 的 な 経 済 成 長
○ 途上諸国主導の経済のグローバリゼーションに対応して、わが国の“途上国化と若年化”が長らくつづいてきた。その間、技術・人材・資産の海外流出がつづき、そのために地域や職域の熟年・熟練高齢者は“足踏み状態”を余儀なくされ、地域・国内中小企業の衰退・疲弊(デフレーション)は限界に達している。いまこそ政治の側から、高齢者層の地域・職域参画を呼びかけて、各人が保持する知識・技術・資産を活用して、高齢者自身が必要とする新たな「モノ・サービス・居場所・しくみ(コミュニティ)」をこしらえるよう訴える必要がある。一つひとつは小さいが地域特性・業種特性をもつ成
果の重なり合いが、総体としての「長寿社会(高齢社会)」の豊かさを形成する基盤となる。家計資産は高齢者が「三世代多重型」社会の形成のために活用して、持続的な経済成長をもたらすことで、後人(次世代・途上国)への新たな資産となる。
○ 「孫の教育費」(1500万円まで)を無税贈与にするといった次世代支援は、高齢者資産の「ヒッペガシ」政策であり“恩恵の上乗せ”であって、あっても仕方がないが、持続的な経済成長をうながす要因にはならない。
○ 「日本社会の再生」には、具体的には地域・職域の1980年ころ(「一億総中流」時代)の地域・職域の再生に有効性がある。「均衡ある国土の発展」のあと、高齢世代の参加(再生のための再出動)による「特性ある地域の発展」を重ね合わせることで、「みんなが安心して暮らせる地域社会」が達成される。   つづく
 安 倍 総 理 の 所 信 表 明 演 説 を 「高齢者参加 」 で 読 む                                          (2013年1月28日)

  残念ながら58歳の為政者の意識に、「高齢者参加による社会改革」は不在(政策に不在)です。安倍総理の演説からは新「高齢社会対策大綱」が指摘した「人生90年時代の支える側の高齢者」への呼びかけが聞こえません。美辞を求めて信言から離れています。人気と施政は夏までもたず、わが国の自力での浮揚はいよいよむずかしくなります。
  以下は高齢者の視点による読み込みです。こういうものであれば、支える側の意欲が生まれるのですが。参議院選までに、国際的に期待されている日本の自力再生、戦後をつくった高齢者層の潜在力をどう呼び起こすかにかかっています。(堀内正範)

・ (高齢者としての)決意の源は、深き憂国の念にあります。
・ (3000万人の高齢者が参画して)持続的な経済成長を通じて(新たな)富を生み出すことができなければ「経済全体のパイ」は縮んでいってしまいます。
・ 私たち(高齢者)の安心を支える社会保障の基盤も揺らぎかねません。
・ (高齢者のみなさんの参画をえて)これまでとは次元の違う大胆な政策パッケージを提示します。
・ 大胆な金融政策、機動的な財政政策、そして(とくに高齢者層による新たな)民間投資を喚起する成長戦略という「3本の矢」
・ 「(各世代それぞれの)成長による富の創出」
・ 「(すべての高齢者の)暮らしの安心・(高齢者のもつ技術・知識・資産の参画による)地域活性化」
・ (とくに高齢者層による新たな)民間の投資と(新しい国産製品とサービスによる)消費が(増えつづける高齢者層によって)持続的に拡大する成長戦略
・ 「(生まれたばかりの子ども、育つ世代、生み育てる世代、生をいとおしむ世代のすべての国民が)健康で長生きできる社会」
・ (これまでの歴史になかった)新たな富と雇用も生み出します。
・ 「(ヒューマン・)イノベーション」(<生から死までの人間存在にかかわる>技術革新)と(三世代多重型社会への)制度改革
・ (「人生90年時代」の)未知の領域に果敢に挑戦をしていく精神
・ 今こそ、(国際的に先行する「高齢社会」形成で)世界一を目指していこう
・ 若者もお年寄り(注:ここだけ。弱者の視点で)も、年齢や障害の有無にかかわらず、全ての人々が生きがいを感じ、何度でもチャンスを与えられる社会。
・ 「(高齢者が生涯にわたって)自らの力で成長(熟達・深化)していこう」という気慨を失ってしまっては、個人も、国家も、明るい将来を切り開くことはできません。
・ (高齢者が)自らの中に眠っている新しい力を見いだして、これからも成長(熟達・深化)していくこと
・ 「強い日本」を創るのは、他の誰でもありません。私たち(3000万人の高齢者)自身です。                
  本来は国民会議での「社会保障改革」が「消費税増税」に優先すべきものを民主党野田内閣自爆解散の結果、自公安倍内閣成立後の民・自・公三党合意設置の社会保障制度改革が、7月参院選迄にどれだけ進展するかは、国民の大きな関心の的だろう。
  そこで、2月14日(木)付日経夕刊に“将来世代を考えて警句”の表題で、社会保障改革 国民会議の議論まとめる・・・清家 篤(せいけ あつし)さんが、「当分休みはなさそうだが、社会保障制度改革は『うれしい挑戦』と話す」の顔写真入りで、下記の通り記事紹介されたので、ご参考迄にご紹介したい。
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【 日本経済新聞 2013.2.14付 夕刊 9P  生活・ひと欄 】

  民主党政権が末期にあると誰の目にも明らかになった昨秋、火中の栗を拾った。民主、自民、公明の3党合意で設置が決まった社会保障制度改革国民会議の会長役を引き受けた。打診を受けた時、慶応義塾の塾長と両立できるかどうかだけが不安だったという。相談した評議員会議長の西室泰三・東芝相談役の「引き受けないと駄目ですよ」の一言が後押しになった。
  民主党が提示した会長人事案に、「なかなかいい人を選んだな」と自民党幹部もうなった。バランス感覚に優れる。「生涯現役社会」が持論だ。過去には、年金の支給開始年齢を65歳から68歳まで引き上げるように訴えたことがある。今は、「会長は議論をまとめる役目」
と持論を封印する。それもこの人らしい。
  安倍内閣が本格始動し、国民会議は2回開かれた。2月19日と28日は経済団体や地方団体からのヒヤリングを実施する。年金、医療・介護、子育てと検討分野は決まったが、議論はいっこうに深まっていない。3党が優先的に議論するテーマをどれにするかで綱引きを続けているためだ。「参院選までは負担増、給付抑制といった選挙にマイナスになる話はできない」とこぼす議員が出てきた。
  そんな批判をひょうひょうとした表情で一蹴する。「社会保障は政権が代わったとしても安定したものであるべきだと3党で合意した。政争の具にならない」と言い切る。今の世代に文句を言われても、将来世代のことを考え、警句を発するのが自らの役割だとの信念がある。
  根っこにあるのは、福沢諭吉が唱えた「学者は国の奴雁(どがん)なり」だ。雁の群れが田畑で餌をついばんで羽を休めている時、1羽だけ、休まずに空から警戒している雁がいる。危険が迫ると、いち早く甲高い声をあげ、仲間に知らせる奴雁に自らの姿を重ね合わせる。
  専攻の労働経済学とは、学生時代、慶大のゼミで出合った。今は千葉商科大学学長を務める島田晴雄ゼミの1期生だ。友人にさそわれたのがきっかけだという。
  労働経済学は進学の選択から引退まで暮らしに関わることを経済的手法で分析する。人間くさい事象を経済学で読み解ける分野でとても面白いとすぐに思った。だが、自分のキャリアについてはあまり真剣に考えていなかった。内定をもらった企業もあったが、研究職への道を進む。
  大学で教鞭をとっていた父親の影響もあったという。父親は有名な現代建築家の故清家 清氏。「違いのわかる男」としてテレビコマーシャルにも出演したことがある。「自分には芸術家の才能はない」と話すが、既存の考え方にとらわれない姿勢は受け継いでいるようだ。
  社会保障の持続可能性を高めるには、現役世代の活力を引き出すのがカギだとみる。行き着いた結論が生涯現役社会だ。現役期間が長くなれば、給付を受ける期間は短くなる。「打ち出す小づちはないと愚直に議論していくしかない」と腹を固めている。
  日本私立大学連合会の会長も務める。当分、休みはなさそうだ。「自分の好きなことを研究しているありがたい商売で、少しは恩返しをしないといけない」と気負った様子はない。うれしい挑戦と話す社会保障制度改革で、どんな絵を描くのか。 (経済部 藤川 衛)
  5年前に『生涯現役』商標権使用許諾している姫路市では、毎年活発な「生涯現役フェスティバルin姫路」を開催し、その結果報告を下記のように職員の皆様が交替制で熱心にWeb-site上で公開に努めておられる。
  URL= http://hgeneki.exblog.jp/19988965 「なるほど!ザ・体験講座編」 および  URL=http://hgeneki.exblog.jp/19953606/「ときめき発見!フロア編」の成果(各写真掲載付)ご報告をどうかご覧ください。
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  “ めざそう 生涯現役 !! ” のキャッチフレーズを掲げ、姫路市生きがい推進課の職員が交替で、市内の様々な「生涯現役」情報を発信していきます。
                                      by himeji-geneki
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「 生 涯 現 役 フ ェ ス テ ィ バ ル i n 姫 路 」 を 開 催 し ま し た !
   ( な る ほ ど ! ザ ・ 体 験 講 座 編 )(2013/2/13)

 こんにちは!ご無沙汰しているロビンソンです
 今回は、先日姫路市文化センターで開催した「生涯現役フェスティバルin姫路」のイベント「なるほど!ザ・体験講座」についてお伝えします。

 「新しい自分の生き方探しのヒントはここに!」というフェスティバルの副題にもあるように、生涯現役のために新たな趣味を発見していただくのも「生涯現役フェスティバルin姫路」の目的のひとつ。ということで、昨年に引き続き、市内で教室を開催している講師を招いての体験講座を第1・第2会議室で開催しました。

 まず、最初の講座の種目はフラダンス。「フラスタジオ エマラニ」の講師、黒田裕子先生による体験講座です。講座開始になっても、みなさん少し引っ込み思案で教室の後ろにいらっしゃったのですが・・・・・・

 みんなで手をつないで輪になり、参加しやすいように黒田先生が巧みにリードされたこともあって、多くの方が楽しくフラダンスを体験された様子でした。

 次は藤原綏子(やすこ)先生による太極柔力球の体験講座です。先生が講師を務める教室「太極柔力球「宙」」のメンバーの方にもお越しいただきました。

 音楽に合わせながら、ラケットに載せたボールを操るこの太極柔力球みなさん、なかなか慣れない中、先生が自ら手本を見せます。

 講座終了後、この講座を受けた方々に先生が名刺を渡して話をするなど、新たな交流ができた様子でした。

 最後の講座は介護予防運動指導員の松浦香織先生による健康体操です。この健康体操というのはわれわれ生きがい推進課が普及させようとしている「生涯現役ガンバルンバ体操」で、誰でも気軽にどこででも健康づくりができる体操です。

 みなさん、松浦先生の動きに合わせて「生涯現役ガンバルンバ体操」を体験中。

 最初のフラダンスの講座の開始時点では人も少なく、少し不安だったロビンソンですが、最終的には、どの講座もたくさんの方にお越しいただきました。始めは皆さん戸惑い気味でしたが、講師の指導もあって段々と楽しく、かつ真剣になっていく姿が印象的でした。今回体験してみて「なるほど!今後取り組んでいきたい」という種目もあったのではないでしょうか。

 講師の方々、そしてご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
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「 生 涯 現 役 フ ェ ス テ ィ バ ル i n 姫 路 」 を 開 催 し ま し た !
   ( と き め き 発 見 ! フ ロ ア 編 )(2013/2/6)

 お久しぶりです!三代目です
 私は、「生涯現役フェスティバルin姫路」のうち、地下の展示室であった催しについて紹介します。

 展示室では、趣味のサークルや市民活動団体のみなさんが日頃の活動を紹介する「ときめき発見!フロア」が大いに賑わっていました。
 出展ブースでは、絵手紙、手芸、編み物などの作品展示や製作体験などがあり、来場者のみなさんは足を止めて作品に見入ったり、出展者に話しかけたりして、楽しんでいる様子でした。

 また、「姫路マジッククラブ」のみなさんによるマジック、「フォーク・オジサンズ」のお二人によるフォークソングがあり、見て楽しい、聞いて楽しいミニステージコーナーとなっていました。

 さらに、コシノ三姉妹のお母さん、小篠綾子さんのゆかりの品々の展示「コシノアヤコ特別展示」もあり、コシノ洋装店の写真パネル、綾子さんデザインの服、当時のミシンなどを見ることができました。

 最後に、「生涯現役人材バンク」の宮脇先生に、出展されてどうだったか感想を聞いてみました。
 「出展者のみなさんも来場者のみなさんも目が輝いていた。何か楽しいこと、おもしろいことはないかと探し求める目をしていた。この催しが一番役立ったのは、暇だから来場した方、付き合いで来場した方の目が輝くものへと変化したことではないでしょうか。」ということでした。

 出展者のみなさん、関係者のみなさん、来場者のみなさん、ありがとうございました。
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  今朝2月18日(月)付日本経済新聞朝刊11P/新興・中小企業面に「小豆島のギフトカタログ販売」で、地域おこし会社「459」(真鍋邦大社長)紹介記事が掲載されていた。
  同真鍋氏のFacebookを拝見すると、下記の自己紹介があったので、ご紹介したい。小豆島町・塩田幸雄町長は旧厚生省時代から昵懇の間柄であり、昨年の東京小豆島会では久し振りにお会いできた。
  真鍋社長が数少ない郷土のベンチャー企業として、地域発展に塩田町長と連携され、小豆島の『生涯現役社会づくり』運動、いや「うどん県」だけでなく、日本全土の「あなたもわたしも日本を元気に!」推進する地域振興策の一翼を担っていただきたいと、心からエールを贈るとともに、ご成功を切望している。
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【真鍋邦大氏:地元回帰宣言のFacebookプロフィールご紹介】

  自己紹介に替えて、2012年1月17日に綴った地元回帰宣言を。ここに私の想いと志しが詰まっております。

【ご報告】 日頃大変お世話になっている皆様にこの場をお借りしてご報告させて頂きます。本来であれば直接ご挨拶にお伺いすべき所ですが、物理的な制約もございます。お目にかかれる際には改めてご説明差し上げますが、第一報はこの場ということでもお許し下さい。

  私、今月末を持ちましてRBSを退職致します。新卒でリーマン・ブラザーズに入社して以来、生業としておりました金融の世界からも足を洗います。天狗の鼻を複雑骨折させられて始まった7年間でしたが、尊敬出来る上司、ビジネスの厳しさを背中で語ってくれた先輩、優秀な後輩に恵まれ本当に素晴らしい時間でした。荒波に揉まれまくりながらこの業界で戦い抜けたことに少しばかりの誇りを持って次のステージに移りたいと思います。

  さて、来月からは生活の軸足をぐっと四国に移します。人それぞれにおいて仕事の持つ意味合いは異なると思いますが、私にとって仕事は自己表現の場です。次のステージで表現するのは地元への恩返しです。その為に独立します。分かり易いくくりで言えばソーシャル・アントレプレナーというのが近いのかもしれません。 地方は疲弊し、活気を失っていると言われております(私はよっぽど都市生活者の方が疲弊していると思っているので、全く信じておりませんが)。少子化・高齢化・人口流出が止まらない、これは紛れもない事実です。私にとってみれば地元は介護がそろそろ必要になり始めたお爺ちゃんのようなものです。

  これまでお世話になったお返しに、現役世代の私が手を差し伸べる必要があると思っています。一方で、四国は豊かな自然と食文化、お遍路に象徴される人間味溢れるコミュニティが残る可能性の宝庫です。そう言った点では四国は今後の成長が楽しみな子供のようなものです。そして、子供の未来を創るのも他でもない現役世代の役目です。要は、地元は私にとってお爺ちゃんであり子供なんです。

  そう考えれば、地元の為に働くことは地元に育てられた私にとって自然な流れです。 受け入れて頂けるなら瀬戸内に浮かぶ島を活動の場の一つにしたいと思っています。島は地元香川の象徴であると同時に社会問題の縮図です。課題先進国と言われる日本の中でも先頭を走っているわけです。欧米のテキストを読んでも、北欧の社会制度を羨んでも、ましてや古き良き日本を懐かしんでも答えなんてありません。

  だからこそ、自分自身フロントランナーとして社会問題の解決に真正面からぶつかりたいのです。 正直申し上げて、お恥ずかしながら確固たるビジネスモデルなんてありません。あるのは、想いと志しだけです。だからこそ皆さんからの叱咤激励が私には必要です。野球で負け続けても、会社が潰れても、前に進む力を与えて下さったのは間違いなく周りにいる方々でした。それと同じ様に今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻を賜われれば幸いです。地に足つけてやっていきます。引き続きどうぞ宜しくお願いします!

2012年のテーマ「想いを形に、志しを行動に、飛躍への覚悟」
居住地: 香川県小豆郡
誕生日: 1978年9月6日
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【ポン真鍋新聞】2013/02/18(Day.258)
   見て 見て 見て 見て ーーー !!! とにもかくにも、今日の日本経済新聞の
11面をご覧下さい! なんせ”全国版”ですから、全国の皆さん見れます! 遂にやりました!!!
  実は(株)459は今日が創業2年目最初の営業日なのですが、偶然にもそんな記念すべき日にあの日経新聞さまに『小豆島のギフト』の記事を掲載頂いております!!!
  いやぁ、ほんまに運だけは強い。まさに、この1年間の集大成という気持ちです。島に越してくる前、独立し事業を興す前から、これだけはやりたいと強く思っていたのが『小豆島のギフト』です。そのギフトで、目標としていた日経新聞さんに掲載して頂けたことを本当に本当に嬉しく思います。日経新聞さん、有難うございます!!!
  もちろん新聞に載るのが「目的」ではありませんが、日経新聞”全国版”に載るのは一つの分かり易い「目標」でした。それは、以前から書いているように前職でお世話になったお客様、先輩後輩が金融機関だけに日経新聞しか読んでいないからです。そんな人たちに元気で頑張っている姿を見せる為には、ここに載るしかなかったのです!突然の決断にも関わらず心暖かく送り出して下さった皆さんに、1年を経て漸く胸張って近況報告できた気分です。
  ただ、それもこれも小豆島という素晴らしい島に生きる、素晴らしい人たちに支えられたお陰です。こんなにも豊かな島だからこそ『小豆島のギフト』が本当にステキな商品となりました。島の皆さん、本当に有難うございます!全国の購読者の皆さんの目に「小豆島」の3文字が映ることで、少しは島への恩返しが出来たかもしれません。
  また、記事には出ておりませんが、大学の野球部入部以来15年の付き合いとなる児玉光史くん、常にステキなデザインでその児玉くんを支えて来た名古屋敦くん、この二人の会社である株式会社 地元カンパニーとの力強い連携がなければ『小豆島のギフト』が生まれることはありませんでした。(株)地元カンパニーにも心から感謝しております。地元C、有難うー!少し振り返っただけで、(株)459は色々な方々に支えながら何とかここまで来れたことが分かります。改めて弊社のミッションを確認すると「四国から新しい地域ビジネスを発信し、他地域でも利用可能な汎用性のあるビジネスモデルを考案すること」です。
  また「思いも寄らない発想でビジネスをしているけれど、地に足が着いていて、浮ついてない。地元の人に信頼され、応援され、オモロイと思って貰える会社」を(株)459は目指しています。記念すべき2年目のスタートにこのミッションにいま一度立ち返り、今日からまた全力で頑張って参りたいと思います。皆さん、本当に本当にいつも有難うございます!!! さあ、今日からまた宜しくお願いしますー!!!
  日本生涯現役推進協議会に関係する若手社会起業家は、実に活発な21世紀における時代先取り社会変革第一人者でもある。
  『生涯現役社会づくりプラットフォーム』拡大発展にも大いに参画いただける有望人物であり、自らの人体実験で赤裸々に他世代へのご意見提唱は、本当に貴重な存在だ。
  ご本人のFacebook記事に近況活動を兼ねた人生訓を述べておられらので、ご参考までにご紹介したい。生涯現役お仲間の皆さんからもご自由なご意見ご提言を大歓迎します。
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「おカネについて」

  おカネってものは信用の代替物であって、お金が存在していること自体に価値が無いってことが分からない人が多いものだ。信用が無ければおカネは自然と無くなっていくし、信用があれば自然とおカネは集まってくるものだ。

  本日色々あって現金の大半を失う事態になったものの、だからといって特に慌てる必要は無いと思っている。なぜなら、自分自身のやってきたことを信用しているし、社会的信用がある程度あれば資金はまた集めることが出来るからだ。

  人生をダメにする人たちはおカネ自体に価値があると錯覚しているかもしれないが、信用が無い人間が持つおカネは一瞬で消える。(そういう意味では俺も信用が無いのかもしれない、と自戒)他人から奪い取ったお金とはそういうものであって、結局は信用の分だけ金子の高さは積まれていく。

  今回の失敗は自分自身が信用しているものの範囲外まで動きの枠を広げたことによる。やはり完全に信用しているもの以外に資金を回すとろくなことが起きないという教訓。

  今日からもう一度頑張ろう、と決意を新たにした。俺ってウルトラポジティブな人間だなと改めて思った今日この頃。
東瀧 邦次さま

いつもお世話になっております。

  CSRの情報発信というと、なにやら難しそうな印象を持たれている人も少なくないでしょう。実はこれは欧州も同じで、ここ数年、欧州企業の間では「CSR情報をいかに分かりやすく伝えるか」が最大のテーマの一つになっています。

  そして今、注目されているのが、「サステナブル・ストーリーテリング」。つまりストーリー、物語仕立てにして、企業のCSR活動を分かりやすく情報発信していく手法で、世界銀行やユニリーバなどが先駆的な取り組みをしています。

  これは日本企業やNPOにとっても重要な視点です。CSR情報は専門的だったり、背景が複雑だったりで、これまでCSRや広報の担当者はとても苦労されて情報発信を続けて来られました。その中で、分かりやすいストーリーにした上で発信することは、日本でも今後急速に広がっていくと思われます。

  企業がESG情報、非財務情報をどう発信していくか、財務情報とどう統合していくかは、日本企業にとって最もホットなテーマの一つです。詳しくは⇒ 「サステナブル・ストーリーテリング」でCSRを語る ――下田屋毅の欧州CSR最前線(23) http://www.alterna.co.jp/10593
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「サステナブル・ストーリーテリング」でCSRを語る ――下田屋毅の欧州CSR最前線(23)

在ロンドンCSRコンサルタントの下田屋毅氏
  「ストーリーテリング」とは、伝えたい思いやコンセプトを、それを想起させる印象的な体験談やエピソードなどの物語を引用したりすることによって、聞き手に強く印象付ける手法で、2000年頃から欧米で注目されてきている。

  この「ストーリーテリング」が「サステナブル・ストーリーテリング」として、CSRを社内へ浸透させるための有効なツール、そして、消費者、コミュニティとのエンゲージメントのツールとして活用することが、最近英国で注目され、企業向けワークショップも開催されている。

■ 記憶に残りやすく、共感が深い

  「ストーリーテリング」は、これまでビジネスの中で多く使用されてきた。特に、企業のリーダーが理念の浸透を図ったり、組織改革の求心力を高めたりする目的で活用し効果を上げている。

  「ストーリー」は、抽象的な単語や情報の羅列ではないので、相手の記憶に残りやすく、得られる理解や共感が深いとされている。また、ハーバード・ビジネス・レビューなどの論文でもビジネスの有効な手法として紹介されている。

  「ストーリーテリング」の組織内での有効活用例として、世界銀行の変革の例が有名だ。

  90年代後半、元世界銀行のプログラム・ディレクターであったスティーブ・デニング氏が、世界銀行の中にナレッジマネジメントのシステムを構築しようと考えた。その際に、従来のプレゼンテーションのやり方では全く耳を傾けてもらえず、最後の手段として使用したのが「ザンビアのマラリアの治療法に関するストーリー」だった。

  この「ザンビアのストーリー」に世銀内部は共感、この巨大組織を動かし、ナレッジマネジメントのシステムを構築するに至った。このように「ストーリーテリング」は、組織を動かす力を秘めている手法なのである。

■ ユニリーバ、マークス&スペンサーも活用

  この「ストーリーテリング」をCSRやサステナビリティへ応用したものが、「サステナブル・ストーリーテリング」である。

  従業員、消費者、コミュニティなどを含むステークホルダーのエンゲージメントに、この「サステナブル・ストーリーテリング」は有効とされ、活用例が出てきている。

  その例として、ユニリーバの「サステナブル・リビング・プラン」がある。これは、企業が直面している成長とサステナビリティを両立することを目指したビジネスプランだ。ユニリーバは、2020年までの60の目標を打ち立てた。これは製品のライフサイクル全体を目標に含み、自社だけではなく、サプライヤーや物流業者、さらに消費者の環境負荷にも責任を負うものだ。

  また、英国のスーパーマーケットであるマークス&スペンサーの「プランA」も同様に、世界で一番サステナブルな小売店となるべく180ものコミットメントを2015年までに達成することを表明している。

  このように欧米企業は、サステナビリティに関するプロジェクトを彼らのストーリーとして展開し、共感を呼びながら社内外へのコミュニケーション、そしてエンゲージメントへと推し進めている。

■ 熱意伝える「サステナブル・ストーリーテラー」に

  このようなCSRの先進企業とそうでない企業との違いは以下の点である。

  CSRの先進企業では、企業トップ、取締役会、CSR部門、その他部門が「CSR」について、共通の概念を思い浮かべ、CSRを推進することによって企業に好循環をもたらし、利益を上げることができることを知っている。

  一方、CSR活動が停滞しているか、進まない企業は、企業トップ、取締役会、CSR部門、その他部門が、考える「CSR」の概念が違っている。そのような企業のトップや取締役会は、CSRについての理解が不十分で、取り入れることに消極的である。そして、その他部門は、コストがかかる余計なものと考える人が大半を占めている。

  あなたの企業はどちらに所属するだろうか?

  残念ながら後者に属しているのだとしたら、企業のトップのコミットメントを得るために根気よく説得し、他部門にも理解を得る工夫が必要となる。どのようにして、社内のCSRに関するトップのコミットメントを得て、社内にどのように浸透させるかは、日本だけでなく、欧米の企業でも苦労している部分だ。

  トップのコミットメントを得るためには、CSR・サステナビリティのプランが、会社にとって有益であるということを説得することが必要となる。この「サステナブル・ストーリーテリング」は、CSRに関する社内への説得、そして社内外へのエンゲージメントを進める一つの鍵となるのではないかと考えている。

  また、「ストーリーテリング」の手法の中で重要な要素の一つとして、「自分が打ち立てた将来のストーリーを信じ、熱意と情熱を持って伝える」ということがある。ぜひ自分の熱意を伝えられる「サステナブル・ストーリーテラー」となって社内外の変革、エンゲージメントを進めてほしい。(在ロンドンCSRコンサルタント・下田屋毅)
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