「生涯現役」を真剣に追及しておられる下記アクアサービス株式会社盛 睦雄氏のBlog= http://blog.livedoor.jp/evergreenmfc/archives/51867639.html:♪社長の気まぐれブログ♪ を下記にご紹介します。
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  ♪ 社  長  の  気  ま  ぐ  れ  ブ  ロ  グ ♪
  なぜか心が温まる、ほのぼの社長の気まぐれメッセージです。ビジネスのこと、プライベートのことを気まぐれタイムでお届けします。
  老  年  に  な  る  技  術  と  は  ?
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  健 康 で ・ 美 し く ・ 生 涯 現 役 !   
        感 動 と 感 謝 の 一 日 を あ り が と う !
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皆さま、こんにちは。
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  曽野綾子さんの著書『曽野綾子の快老録 老年になる技術』 の中に、次のような言葉があります。

  「実に感謝さえあれば、私たちは満たされている。感謝はことに老年のもっとも大きな事業である。もし人間が何か一つの才能を老年に選ぶとしたら、それは『感謝する能力』であろう」(23頁)

  人は年齢を重ねるごとに体力は確実に衰えていきますが、それに反してさまざまな能力が高まっていくようです。

  例えば、長い人生の中で得た多くの知識と経験を生かして 最適な答えを導きだす結晶性機能が高まっていきます。

  人は結晶性機能が高まると小さなことでは悩まなくなり、 豊かな人生を過ごすことができます。

  今年82歳を迎える曽野綾子さんは、人間が老年に選ぶべき一番目の才能は「感謝する能力」であると述べています。

  人は感謝の心さえあれば、満足した人生を過ごせるようです。

  また曽野さんは、老人が働くことや生涯現役については、次のように述べています。

  「老人であることは、別に地位でも特権でもないのである。新しい老人教育を始めねばならない時であろう。定年後は、自分のしたいことをして、一日中暇で暮らすなどという夢は、もう過去の時代の話だ、と思ってほしいと思う。その代わり、現実問題として生涯現役の時代が来る。午前中だけ、或いは午後だけ働く。或いは週に二日、乃至は三日だけ働く。それが老人の普通の暮らし方だという社会を、一刻も早く政治の力で整備することだ」(51頁)

  「人から介護を受けるよりも、介護のために週一日でも、一時間でも働けたら、それは老人にとって大きな幸運なのである」(40頁)

  「高齢者にも障害者にもできれば働いて頂くのは、人から受けているだけの乞食の立場に甘んじさせないためである。たとえささやかなりとも、『与えさせて頂く』立場になれることは、むしろ私たちの光栄なのである」(41頁)

  「会社を定年になっても、できる範囲の労働をする限り、人間としてはいつまでも現役だ」(42頁)

  最後に、日本にこのようなお年寄りが増えると素敵だな、と思える曽野さんの言葉を紹介します。

  「老人になったら何でも人にしてもらえばいいと考えている人も、あまり美しく見えない。もちろん年齢と共に行動も制限されるのだが、それでもできるだけ自分を保とうとしている人は魅力的である。精神の姿勢がいい人、というのはこういう姿なのだ、と思う」(171頁)

  超長寿社会の日本が魅力溢れる健康長寿社会に生まれ変われるように、 みんなで努力していきましょう。