「生涯現役、終り良ければ 全て良し!」①
2013年1月7日 お仕事 人生は長いようで短く、短いようで長いのかも知れない。28,000余日を「山あり、谷あり」の過程で、日々ジックリと楽しく味わえる日もあれば、苦悩から一瞬でも早く逃れたくなる日もあろう。
自分でなければ味わえない全世界に唯一のわが人生、その来し方を振り返り「終り良ければ、全て良し」とするにはどうするのがいいのだろうか? と真剣に30~40歳代で考えたものだ。
一番に考えつくのは功なり名遂げた、晩年が幸せそうな人生長寿の先達たちをモデルにすることだと・・・。 その意味で恵まれるのは、様々な偉人伝記を子供時代から見聞する機会の多い人ではなかろうか。
昨今うんざりするほど知らされる子どもイジメや家庭内暴力犯罪の根本原因は、その偉人から学んだ幼児体験の少ない子どもが成人後に、理想とする子供教育の基本をわが子に伝えられない不幸せ体験のコピーでもあろう。
その意味では、「終り良ければ、全て良し」はあくまでも結果であって、「始め良ければ、全て良し」とはならないことも十分に考慮しておく必要があろう。学校教育以前に家庭環境は無視できないからだ。
そのために「生涯現役」は人生後半のシニア時代だけの活動だと考えていると、次世代へのフォローができない不完全「生涯現役」になりかねない。ある貴婦人が「種の起源」提唱のダウインに、わが子の教育開始をいつからすべきか・・・を尋ねたとき、生まれる前から当然開始するべきだ・・・と応えたとか。
だから、「生涯現役」は人の誕生時から、「その人でなければできない人生の生きる意味」を親自身が育児教育から始める「生涯現役社会」づくりの環境が必要となる。その環境整備ができていない現在、どう私たちは「生涯現役、終り良ければ全て良し」とするかを考えてみたい。 つづく
自分でなければ味わえない全世界に唯一のわが人生、その来し方を振り返り「終り良ければ、全て良し」とするにはどうするのがいいのだろうか? と真剣に30~40歳代で考えたものだ。
一番に考えつくのは功なり名遂げた、晩年が幸せそうな人生長寿の先達たちをモデルにすることだと・・・。 その意味で恵まれるのは、様々な偉人伝記を子供時代から見聞する機会の多い人ではなかろうか。
昨今うんざりするほど知らされる子どもイジメや家庭内暴力犯罪の根本原因は、その偉人から学んだ幼児体験の少ない子どもが成人後に、理想とする子供教育の基本をわが子に伝えられない不幸せ体験のコピーでもあろう。
その意味では、「終り良ければ、全て良し」はあくまでも結果であって、「始め良ければ、全て良し」とはならないことも十分に考慮しておく必要があろう。学校教育以前に家庭環境は無視できないからだ。
そのために「生涯現役」は人生後半のシニア時代だけの活動だと考えていると、次世代へのフォローができない不完全「生涯現役」になりかねない。ある貴婦人が「種の起源」提唱のダウインに、わが子の教育開始をいつからすべきか・・・を尋ねたとき、生まれる前から当然開始するべきだ・・・と応えたとか。
だから、「生涯現役」は人の誕生時から、「その人でなければできない人生の生きる意味」を親自身が育児教育から始める「生涯現役社会」づくりの環境が必要となる。その環境整備ができていない現在、どう私たちは「生涯現役、終り良ければ全て良し」とするかを考えてみたい。 つづく