日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
       NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ  活 動 で 
                ご  支  援  く  だ  さ  る   会  員  皆  様


S a n k e i B i z 2018.6.14 21:31
URL=https://www.sankeibiz.jp/business/news/180614/bsc1806142131010-n1.htm

    ポーラ、生涯勤務可能に 定年後再雇用の制限を撤廃 
                             人生100年時代に対応


 ポーラ・オルビスホールディングス(HD)傘下のポーラ(東京都品川区)は14日、働き方改革の一環として、定年再雇用の年齢上限を撤廃すると発表した。多様な人材を経営に役立てるほか、社員の待遇を改善することが狙い。本人に意欲があれば生涯にわたり働き続けられる。化粧品業界ではファンケルも昨年4月に上限をなくしており、人生100年時代が到来する中、生涯現役社会に対応する動きが広がってきた。

 ポーラの定年は60歳で、現在は再雇用されれば65歳まで働ける。7月からは約940人いる全ての正社員を対象に年齢上限を撤廃。現在、再雇用で働いている社員約60人も対象に含む。ポーラの横手喜一社長は14日の経営説明会で「再雇用者には幅広い役割を担ってほしい」と述べた。

 またポーラは化粧品の販売委託先を育成するため、美容専門学校や短大、大学の新卒者が3年という短期間で店舗オーナーになれる研修制度を導入することも発表。来年3月の卒業予定者を対象に募集を始め、美容の知識やエステ技術に加えて社会人としてのマナーも教える。

 これまでは新卒者がオーナーになっても経験や知識が足りずに失敗する例があった。同社が若いオーナーを全面支援することでスムーズな世代交代を促す。

 このほか、オーナー向けの福祉制度も7月に拡充。月商1千万円以上のオーナー約220人を対象に、人間ドックの受診費用を同社が全額負担する。    
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ニコニコニュース 2018/06/13 09:00 ITmedia ビジネスオンライン
ご参考URL=http://news.nicovideo.jp/watch/nw3589351

連載:熱きシニアたちの「転機」
     56歳で早期退職 元大手ITエンジニアが「介護タクシー」続けるワケ

 「定年後」をどう生きるのか――。

「人生100年時代」が到来する中、定年直前になってからリタイア準備を始めるのでは遅い。生涯現役を貫くために、定年後を見据えて「攻めの50代」をいかに過ごすか。新天地を求めてキャリアチェンジした「熱きシニアたち」の転機(ターニングポイント)に迫る。

 ♪タラランランランランラン♪ スマホの着信音が鳴ると、荒木正人さんは「すみません」と断って取材を中座した。電話の相手にあいさつしながら、体をひねってカバンの中からノートサイズの手帳を取り出し、スケジュールの空きを確認。「はい、大丈夫です、いつもありがとうございます」と丁寧にお礼を述べ、最後にもう一度、時間を復唱して電話を切った。「いつ電話がかかってきてもとれるようスマホは手放せません。トイレにも風呂にも持っていきます」。姿勢を戻しながら、荒木さんは自嘲気味にこう語った。

 戦後間もない1948年生まれ、2018年で70歳になる荒木さんは、東京の世田谷区や杉並区を中心に介護タクシー・サービスを展開する「サン・ゴールドケアブレーン株式会社」の代表取締役だ。白黒のシンプルなデザインの名刺には、「あなたのお出かけ、笑顔でサポート サン・ゴールド介護タクシー」と書いてある。

 介護タクシーとは、身体障がい者や介護の必要な高齢者が通院したり外出したりする際に利用するタクシーの通称。車いす用リフトや回転シートが装備されている車両が多い。介護保険が使える「介護保険タクシー」と、それ以外の「福祉タクシー」の2タイプあり、サン・ゴールドは後者に属する。

●出世コースから外れて「第2の人生」を模索

 会社といっても、社員は実質、荒木さんを含めて3人。全員運転手だ。他に、奥さんが時々ボランティアで経理を手伝ってくれ、Webサイトの管理などPC関係は、何かあればIT業界で働く息子さんが助けてくれる。「私がSE(システムエンジニア)として働いていたころとは時代が違いますから、私の知識なんて何の役にも立ちませんよ」と笑う。

 そう、荒木さんはかつて、大手IT企業のSEだったのだ。仕事は面白かった。管理職にもなった。だが、文系出身だったため理系出身のSEにはどうしてもかなわず、出世コースからも外れていった。先が見え始め、第2の人生を真剣に考えるようになった。

●ボランティア参加で見つけた「天職」

 50歳の時、シニア向けのボランティア団体に参加。そこで介護タクシーという仕事を知る。車が大好きだった荒木さんは、「これだ」と直感した。子供の独立を待って56歳で早期退職。タクシーの運転に必要な第二種運転免許や、介護ヘルパーの資格をとるなど入念に準備を進め、58歳の時に満を持して開業。想定通りの第2の人生の船出だった。

 ところがしばらくして、ビジネスにはつきものの想定外の事態が、次々と起きる。最初は、荒木さんいわく「バブルが押し寄せた」

 年金をもらいながら好きな車の運転をして小遣いを稼ぐ。これが当初の構想だった。しかし、収入を安定させようと、透析外来のある病院と患者を送迎する契約を結んだのを機に、急に忙しくなる。1人ではとても対応しきれなくなり、社員を募集。車両も4台に増やした。もうかると欲が出るのが人情。運転手をさらに増やし、病院で運転代行をするサービスを始めた。法人化したのも、このころだった。「事務所でも借りようかと思ったほどもうかった」と荒木さんは振り返る。

 だが、バブルはしょせん長続きしなかった。病院側が勝手に運転手を引き抜くなどしたため、温厚な荒木さんも憤慨して契約を解消。覚悟はしていたが、最大の顧客を失い売り上げは一気に減った。

 相次ぐ新規参入も想定外だった。杉並区で事業を始めた12年前は、同区のあっせん団体に登録している介護タクシー事業者は20社あまりだった。それが今は、荒木さんによれば、70数社と約3倍。世田谷区など周辺の市区も同じような状況という。新規参入者の多くは、会社を定年退職したり早期退職したりしたシニア世代。つまり、荒木さんと同じような第2の人生を、夢見た人たちだ。

●保険代は普通車の5倍、ガソリン代も高騰 会社員時代より働くことに

 新規参入組が増えれば、顧客獲得競争は当然、激しくなる。荒木さんは、高齢者施設や自治体などにチラシを置いたり営業に出向いたりして、顧客開拓に努めてきた。その効果がようやく出始めたのか、今春ごろから新規の予約やリピーターが増え始めた。現在は車両3台、運転手3人体制だが、車両を効率よく稼働させるため、新たにもう1人雇う計画だ。

 それでも経営は決して楽ではない。営業用車両の保険代は、普通車両に比べて5倍高いという。車検も毎年義務付けられている。車庫代も3台分。23区内なら、1台で月数万円かかる。「とにかく車の維持費が大変」と荒木さんはため息をつく。

 追い打ちをかけるのがガソリン高。認可制の介護タクシーの運賃は、ガソリンの値段が上がったからといって、勝手に値上げできない。薄利の問題を解決するには、数をこなすしかない。「会社時代は、土日はしっかり休んでいたが、今は週末もほとんどない。大変ですよ」と荒木さんは言う。

●「体調が悪いので病院を休みます」 ドタキャンは日常茶飯事

 苦労はまだある。通院は午前中が多いため、予約は午前に集中する。だから、いつも配車にてんてこ舞い。予約のドタキャンも珍しくない。当日朝、予約客から「今日は体調が悪いから、病院休みます」と電話がかかってくることもよくある。「えっ、体調が悪いから病院に行くんじゃないの?」と心の中でツッコミを入れつつ、泣く泣く応じる。「天気が悪いのでキャンセルします」と言われたこともある。そういう世界なのだ。

 ちなみに介護タクシーは、法律上、ふつうのタクシーのように流しはできない。病院の玄関前での客待ちも禁じられている。既存のタクシー業界とのすみ分けのためだ。病院でトイレを借りるため、数分間、駐車するだけでも、タクシーの運転手から文句を言われることもあるという。

●「感謝されること」が大きな原動力に

 そんな苦労をしてまで、荒木さんが介護タクシーを続ける理由の1つは、金銭面の事情だ。「金額は言えないが事業のために相当借金した」と正直に明かす。今辞めたら、借金が返済できないのだ。

 だが、続ける理由はそれだけではない。「介護タクシーをやっていて一番うれしいのは、お客さんから感謝されること」と言う。先日も、おばあちゃんを病院まで送っていったら、着いた時に「ありがとうございました、お気を付けて帰ってくださいね」と心のこもったお礼を言われた。手を引いてあげただけで、「ありがとうございます」と深々と頭を下げられたことも。サービス分野でも急速に機械化が進む現代社会では得ることが難しくなった感謝やねぎらいの言葉、人と人とのぬくもりが、荒木さんが介護タクシーを続ける大きな原動力となっているのだ。

●70歳で仕事を楽しむということ

 荒木さんの第2の人生は、少なくとも今は、思い描いていたようなバラ色では決してない。だがそのわりには、表情や話ぶりは明るく楽しげだ。それは結局、苦労することも含めて仕事を楽しんでいるからだろう。

 証拠の1つが、積極的に新しいことにチャレンジする姿勢だ。例えば、少し前に思い付いたのが、介護タクシーを使った旅行支援。遠出の難しい高齢者や障害者とその家族を乗せて日帰り旅行するというサービスで、利益率も高い。まだ件数は少ないものの、これまでに長野県の上高地や静岡県の伊豆方面などへの旅行を実施した。実現するかどうかは分からないが、旅行会社やバリアフリーをうたうホテルなどとの提携も検討している。

 2年後の東京五輪パラリンピックも大きなビジネスチャンスと見ている。「介護タクシーを使って何ができるか、急いで情報を集めたい」と楽しそうに話す。

 30年以上もビジネスの第一線で働いてきただけに、事業が思い通りに行かないことは、荒木さんは百も承知だ。「今は耐える時期。何とかもう少し頑張れば、再び右肩上がりの時代がやってくる。そう信じてやっています」と語る。「人生100年時代」といわれる昨今、荒木さんの第2の人生はまだ始まったばかりだ。 (ジャーナリスト 猪瀬聖)
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下野新聞「SOON」ニュース /社会 2018/6/13 5:00
ご参考URL=https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/36401

    「自分らしさ加えたい」 ねずみ男役射止めた、
                      栃木出身声優の古川登志夫さん

 
 4月に始まったテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」(フジテレビ、日曜日午前9時)で、栃木市出身の声優古川登志夫(ふるかわとしお)(71)が「ねずみ男」を熱演している。シリーズ第6期となる本作は、人々が妖怪の存在を忘れた現代を舞台にパワハラやネットいじめ、働き方改革といった社会的テーマを描き、注目を集めている。役への思いや演技論、今後の目標などについて古川に聞いた。

 -「ねずみ男」役に決まった時の心境を。

 「軽妙なキャラクターで最も得手な部分。自分がやらずに誰がやると思い込んでいたが、第5期のオーディションで落ちて、今度こそと意気込んだ。以前からやりたかった役なので、うれしいのひと言です」

 -どんな役柄を目指していますか。

 「ばかなやつで、悪いことばっかりしてるんだけど、鬼太郎も見放さない、ファンもついてくるような、憎めない感を出したい。声質やしゃべり方、口調などで、どこかに好感度を盛り込もうという意識はある」

 -本シリーズは、大人の注目度も高い。

 「時代のコンテンポラリーなテーマを盛り込んで本が作られている。すごく新しくて面白い。ちょっと危険を冒しているくらい。批判が出るのでは、と心配されていたが、ふたを開けたら視聴率がすごくいい。同じ時間帯で歴代トップ。絵が劇場用のクオリティーで、きれいに作られているところも受けているのでは」

 -役を演じる際に心掛けていることは。

 「自分独特のものを加えようと。古川登志夫のプラスアルファがなければ意味がない。自分の役づくりの方程式があって。誰もが抱くキャラクターのイメージと対極なものを探る。その落差をうまく演じると、役の魅力が広がる」

 「どんな仕事も一つ一つ誠実に取り組むこと。ぼくが創り出した言葉に『人格等身大演技』がある。人格は100%、演技に反映される。うまい役者になりたかったら人格を磨く。そうでないと、生涯現役で仕事をしていくことは難しい」

 -故郷を離れて約60年。

 「父親は教育熱心で厳しく、この世界に入るのも大反対だった。12歳で東京の児童劇団に入るために家を出たが、『生半可なことで戻ってくるな。15人きょうだいの末っ子で、親といる時間が一番短いんだ。よく考えろ』と。小筆で『初志貫徹』と書いて渡してくれた。あぁつらい、やめたいという時に効いた。おやじは、ぼくが27歳の時に死んだ。今のような姿を見せられなかった。生きていたらどんなに喜んだだろう。帰省する時に、太平山が見えてくると、もういないのに両親にまた会えるような気がして。この年になると望郷の念が強くなってくる」

 -古川さんの活躍を県民も誇りに思っています。

 「栃木県が育んだぼくの人間性。母なる古里です。栃木県出身をあちこちで掲げていて、栃木県に生まれたことを誇りに思う。皆さんも郷土に愛を持って、古里の喧伝(けんでん)に努めてほしい」

 -今後の目標を。

 「戦争に終止符を打てない人類が、日本のアニメやゲームで分かり合えちゃう。そこに(外交面で)力を入れようという動きがある。民族も言語も国境も、一足飛びにして結び付けてしまう日本のサブカル。その大使役も担っていきたい」

 ふるかわ・としお 日本大芸術学部演劇学科卒。青二プロダクション(東京都港区)所属。うる星やつら(諸星あたる)、ワンピース(エース)、ドラゴンボール(ピッコロ)など数々の有名アニメ作品に出演するとともに、大阪芸術大学教授として後進の育成にも励んでいる。
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
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ニコニコニュース 2018/06/13 09:00ITmedia ビジネスオンライン
ご参考URL= http://news.nicovideo.jp/watch/nw3589351

連載:熱きシニアたちの「転機」
  56歳で早期退職 元大手ITエンジニアが「介護タクシー」続けるワケ

   「定年後」をどう生きるのか――。

「人生100年時代」が到来する中、定年直前になってからリタイア準備を始めるのでは遅い。生涯現役を貫くために、定年後を見据えて「攻めの50代」をいかに過ごすか。新天地を求めてキャリアチェンジした「熱きシニアたち」の転機(ターニングポイント)に迫る。

 ♪タラランランランランラン♪ スマホの着信音が鳴ると、荒木正人さんは「すみません」と断って取材を中座した。電話の相手にあいさつしながら、体をひねってカバンの中からノートサイズの手帳を取り出し、スケジュールの空きを確認。「はい、大丈夫です、いつもありがとうございます」と丁寧にお礼を述べ、最後にもう一度、時間を復唱して電話を切った。「いつ電話がかかってきてもとれるようスマホは手放せません。トイレにも風呂にも持っていきます」。姿勢を戻しながら、荒木さんは自嘲気味にこう語った。

 戦後間もない1948年生まれ、2018年で70歳になる荒木さんは、東京の世田谷区や杉並区を中心に介護タクシー・サービスを展開する「サン・ゴールドケアブレーン株式会社」の代表取締役だ。白黒のシンプルなデザインの名刺には、「あなたのお出かけ、笑顔でサポート サン・ゴールド介護タクシー」と書いてある。

 介護タクシーとは、身体障がい者や介護の必要な高齢者が通院したり外出したりする際に利用するタクシーの通称。車いす用リフトや回転シートが装備されている車両が多い。介護保険が使える「介護保険タクシー」と、それ以外の「福祉タクシー」の2タイプあり、サン・ゴールドは後者に属する。

● 出世コースから外れて「第2の人生」を模索

 会社といっても、社員は実質、荒木さんを含めて3人。全員運転手だ。他に、奥さんが時々ボランティアで経理を手伝ってくれ、Webサイトの管理などPC関係は、何かあればIT業界で働く息子さんが助けてくれる。「私がSE(システムエンジニア)として働いていたころとは時代が違いますから、私の知識なんて何の役にも立ちませんよ」と笑う。

 そう、荒木さんはかつて、大手IT企業のSEだったのだ。仕事は面白かった。管理職にもなった。だが、文系出身だったため理系出身のSEにはどうしてもかなわず、出世コースからも外れていった。先が見え始め、第2の人生を真剣に考えるようになった。

● ボランティア参加で見つけた「天職」

 50歳の時、シニア向けのボランティア団体に参加。そこで介護タクシーという仕事を知る。車が大好きだった荒木さんは、「これだ」と直感した。子供の独立を待って56歳で早期退職。タクシーの運転に必要な第二種運転免許や、介護ヘルパーの資格をとるなど入念に準備を進め、58歳の時に満を持して開業。想定通りの第2の人生の船出だった。

 ところがしばらくして、ビジネスにはつきものの想定外の事態が、次々と起きる。最初は、荒木さんいわく「バブルが押し寄せた」

 年金をもらいながら好きな車の運転をして小遣いを稼ぐ。これが当初の構想だった。しかし、収入を安定させようと、透析外来のある病院と患者を送迎する契約を結んだのを機に、急に忙しくなる。1人ではとても対応しきれなくなり、社員を募集。車両も4台に増やした。もうかると欲が出るのが人情。運転手をさらに増やし、病院で運転代行をするサービスを始めた。法人化したのも、このころだった。「事務所でも借りようかと思ったほどもうかった」と荒木さんは振り返る。

 だが、バブルはしょせん長続きしなかった。病院側が勝手に運転手を引き抜くなどしたため、温厚な荒木さんも憤慨して契約を解消。覚悟はしていたが、最大の顧客を失い売り上げは一気に減った。

 相次ぐ新規参入も想定外だった。杉並区で事業を始めた12年前は、同区のあっせん団体に登録している介護タクシー事業者は20社あまりだった。それが今は、荒木さんによれば、70数社と約3倍。世田谷区など周辺の市区も同じような状況という。新規参入者の多くは、会社を定年退職したり早期退職したりしたシニア世代。つまり、荒木さんと同じような第2の人生を、夢見た人たちだ。

● 保険代は普通車の5倍、ガソリン代も高騰 会社員時代より働くことに

 新規参入組が増えれば、顧客獲得競争は当然、激しくなる。荒木さんは、高齢者施設や自治体などにチラシを置いたり営業に出向いたりして、顧客開拓に努めてきた。その効果がようやく出始めたのか、今春ごろから新規の予約やリピーターが増え始めた。現在は車両3台、運転手3人体制だが、車両を効率よく稼働させるため、新たにもう1人雇う計画だ。

 それでも経営は決して楽ではない。営業用車両の保険代は、普通車両に比べて5倍高いという。車検も毎年義務付けられている。車庫代も3台分。23区内なら、1台で月数万円かかる。「とにかく車の維持費が大変」と荒木さんはため息をつく。

 追い打ちをかけるのがガソリン高。認可制の介護タクシーの運賃は、ガソリンの値段が上がったからといって、勝手に値上げできない。薄利の問題を解決するには、数をこなすしかない。「会社時代は、土日はしっかり休んでいたが、今は週末もほとんどない。大変ですよ」と荒木さんは言う。

● 「体調が悪いので病院を休みます」 ドタキャンは日常茶飯事

 苦労はまだある。通院は午前中が多いため、予約は午前に集中する。だから、いつも配車にてんてこ舞い。予約のドタキャンも珍しくない。当日朝、予約客から「今日は体調が悪いから、病院休みます」と電話がかかってくることもよくある。「えっ、体調が悪いから病院に行くんじゃないの?」と心の中でツッコミを入れつつ、泣く泣く応じる。「天気が悪いのでキャンセルします」と言われたこともある。そういう世界なのだ。

 ちなみに介護タクシーは、法律上、ふつうのタクシーのように流しはできない。病院の玄関前での客待ちも禁じられている。既存のタクシー業界とのすみ分けのためだ。病院でトイレを借りるため、数分間、駐車するだけでも、タクシーの運転手から文句を言われることもあるという。

● 「感謝されること」が大きな原動力に

 そんな苦労をしてまで、荒木さんが介護タクシーを続ける理由の1つは、金銭面の事情だ。「金額は言えないが事業のために相当借金した」と正直に明かす。今辞めたら、借金が返済できないのだ。

 だが、続ける理由はそれだけではない。「介護タクシーをやっていて一番うれしいのは、お客さんから感謝されること」と言う。先日も、おばあちゃんを病院まで送っていったら、着いた時に「ありがとうございました、お気を付けて帰ってくださいね」と心のこもったお礼を言われた。手を引いてあげただけで、「ありがとうございます」と深々と頭を下げられたことも。サービス分野でも急速に機械化が進む現代社会では得ることが難しくなった感謝やねぎらいの言葉、人と人とのぬくもりが、荒木さんが介護タクシーを続ける大きな原動力となっているのだ。

● 70歳で仕事を楽しむということ

 荒木さんの第2の人生は、少なくとも今は、思い描いていたようなバラ色では決してない。だがそのわりには、表情や話ぶりは明るく楽しげだ。それは結局、苦労することも含めて仕事を楽しんでいるからだろう。

 証拠の1つが、積極的に新しいことにチャレンジする姿勢だ。例えば、少し前に思い付いたのが、介護タクシーを使った旅行支援。遠出の難しい高齢者や障害者とその家族を乗せて日帰り旅行するというサービスで、利益率も高い。まだ件数は少ないものの、これまでに長野県の上高地や静岡県の伊豆方面などへの旅行を実施した。実現するかどうかは分からないが、旅行会社やバリアフリーをうたうホテルなどとの提携も検討している。

 2年後の東京五輪パラリンピックも大きなビジネスチャンスと見ている。「介護タクシーを使って何ができるか、急いで情報を集めたい」と楽しそうに話す。

 30年以上もビジネスの第一線で働いてきただけに、事業が思い通りに行かないことは、荒木さんは百も承知だ。「今は耐える時期。何とかもう少し頑張れば、再び右肩上がりの時代がやってくる。そう信じてやっています」と語る。「人生100年時代」といわれる昨今、荒木さんの第2の人生はまだ始まったばかりだ。  (ジャーナリスト 猪瀬聖)
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Forbes Japan テクノロジー / 2018/06/12 19:00
ご参考URL= https://forbesjapan.com/articles/detail/21545

     地 球 に と っ て 最 悪 な 「 人 間 の 食 べ 物 」 
                          英 研 究 者 ら が 解 明

 
 人類が環境に与えるダメージを減らすうえで、最も有効な行動の一つは肉類と乳製品の消費をやめることだという。肉類と乳製品は人間の摂取カロリーの18%を占めているが、生産するために農地の83%を使っており、温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量の60%の原因となっている。

 これは学術誌「サイエンス」に掲載された論文で示されたデータだ。オックスフォード大学とスイスの研究機関LCA Research Groupの研究チームらは、世界の4万近い農場を対象としたデータベースを構築した。調査範囲は119カ国に及び、世界で消費される食料の90%をカバーしているという。

 調査では水の使用量や温室効果ガスの排出量を調べ、大気や水の汚染に農場がどのように関係しているかを調べた。その結果、最も環境に負担を与えているのが肉類と乳製品を生産する過程であることが分かった。

 研究チームは牛肉やチーズなどの食品を100グラム生産するうえで、排出される温室効果ガスの量を割り出した。その結果、牛肉100グラムを生産するために、豆腐の25倍の温室効果ガスが排出されることが分かった。

 各食品を100グラム生産する過程で生じる、温室効果ガスの排出量は下記のようになっている(単位はキログラム)。

牛肉:50
チーズ:11
鶏肉:5.7
豆腐:2

 仮に肉類と乳製品の使用を全てやめれば、世界の75%以上の農場が不要になる。これにより米国や中国、EU、そしてオーストラリアを合わせた面積を自然の環境に戻すことができるという。人間と家畜は陸上の哺乳動物の86%を占めており、地球の生態系に巨大なインパクトを与えてきた。

 「環境を守るうえで最も効果的な手段は、完全なベジタリアンになることだ」と研究チームは述べている。電気自動車を購入したり、エネルギー消費を抑える努力をしても、肉類と乳製品の使用中止に比べればインパクトは低い。しかも、野菜中心の食生活に変えることで、今よりも健康になれる。

 研究チームは肉類と乳製品の全面禁止が現実的とはいえないものの、みんなが少しずつ消費を減らすだけで効果が得られると述べている。小さなことでも多くの人が行なえば、巨大な成果を生めるはずだ。  編集=上田裕資
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楽天WOMANトップ 2018/06/11 11:17
URL=https://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/sponichin_20180611_0086

   野口五郎 闘病中の西城秀樹さんに会えなかった理由
       「 強 引 に で も 会 っ て い た ほ う が … 」


 歌手の野口五郎(62)が11日放送のTBS「ビビット」(月~金曜前8・00)にVTR出演。5月16日に急性心不全で死去した歌手の西城秀樹さん(享年63)への思いを語った。

 西城さん、郷ひろみ(62)とともに「新御三家」として活躍。西城さんとは良きライバルであり、プライベートでも多くの時間を過ごした親友だった。

 野口はこれまでテレビで西城さんについて多くを語ってこなかった。「何か思い出がありますか?って言われると、つい血がのぼってしまいそうになる、そんな簡単に言わないでくださいって。彼との46年(間)のことを話すのに、そう簡単には話せない」とその真意を明かし、「何日も経ってもやっぱりまだ忘れられないし、今日も妻と話をするし、娘の誕生日と秀樹のお嬢さんの誕生日が近いので、やっぱりどうしてもその話をする(ことになる)」と続けた。

 それでも、「これだけ伝えたいのはあんなに凄い男はいない。あれほど心の折れない人間はいない。これだけはぜひみなさんに伝えたい」と話した野口。西城さんの誕生日である4月13日に花を送り、奥さんから手紙をもらったといい、そこには「週に5日間、リハビリをするようになりました」と書いてあった。「自分ではもしかしたら気付いていたかもしれないんですよ。なかなか良くならないことを。鬱にもなったでしょう。でも、心が折れなかった。心が折れなかったってすごいと思いますよ。あれだけの試練が訪れたらどこかで人間て、心が折れますよ。最後の最後を迎えるまで彼は心が折れなかった。信じられますか?そんな人間いませんよ」と2度の脳梗塞での後遺症に苦しみながらも、生涯現役を貫き、リハビリに励んでいた西城さんの凄さを称えた。

 リハビリ生活となった西城さんとの交流には葛藤もあったという。「会えない辛さってわかりますか?僕が健康であるがゆえに、会ってはいけないのかなとか」と切り出した野口。「会いたいけど会えない辛さってのがありまして、あいつが具合が悪くても会いに行ってもよかったのかなとか。我慢する必要なかったのかなとか、わからないんです、こればっかりは…」と続けた。「電話をして話していても、『体調どう?』って聞くと、『やっぱり冬はね…』って言われると、『分かった、また電話するよ、無理するなよ』って切っちゃう。強引にでも会っていたほうが良かったのかな」と自問自答を繰り返しているという。「忘れることはないですね」とキッパリ。「時がだんだん気持ちを和ませてくれるっていいますけど、たぶん僕が忘れることはないでしょうね」と語った。

 西城さんは14年前、野口にいくつかの音源を託したという。「それは絶対に形にしなきゃなと思っている。彼のためにできることは本当に精一杯してやろうと思っています」と力を込めた。
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 今から20年前1998年7月25日(土)午後、私たちNPO法人ライフ・ベンチャー・クラブがまだ新設NPO法人に組織変革される7年余も前のことでした。皆様充分ご承知の同クラブ主催月例セミナー第150回記念に、当時がん保険で独走中のAFLAC在日代表・取締役会長大竹 美喜氏をその記念特別フォーラム/第1部:基調講演者としてお迎えする幸運に恵まれたのです。
 AFLAC在日がん保険開拓大事業の創業者らしく、当時の大蔵省へ日参永続忍耐力が国策開放の「がん保険」は必ず日本の関係者に役立つと認めさせ、聴衆に当日主題「人間の可能性」をご自身の成功事例として参会者一同にも深く脳裏に植え付けて戴いたことをいまも感謝しています。
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 アフラック創業者:大竹 美喜氏 スペシャルインタビュー (2014/7/29 掲載)

 日本におけるがん保険の草分けであるアフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)の創業者である大竹さんは、現在、人材育成にも力を入れていらっしゃいます。特に近年では国際バカロレア(International Baccalaureate:IB)日本アドバイザリー委員会の委員として、世界で活躍できる人材を育成するべく尽力されています。金融機関.YOM15号では、今求められている「人間力」「グローバル人材」について、お話を伺いました。

聞き手:リッキービジネスソリューション(株) 代表取締役 澁谷 耕一

     「人間力」とは「知力」「体力」「心力」のバランスがとれていること

(澁谷) 今、多くの企業や金融機関で求められている「グローバル人材の育成」についてご意見をお聞かせください。

(大竹) 現在私は「教養教育」の普及に注力しております。その最たるものが、IBです。詳細は下記URLで表示された図をご覧いただくとして、これは人間の基礎教育であり、知識の専門教育ではありません。日本はこれまで知識を重視していましたが、いくら専門知識が豊富でも「知力」「体力」「心力」のバランスが取れていなければグローバルリーダーとはなりえません。知力とは知識の「知」であり、もちろん高ければ高いほど良いのですが、私見としては平均より少し上で良いと思います。それから体力、そして忍耐力となる心力(しんりょく)を兼ね備えることで総合して「人間力」という言葉に置き換えられるのだと思います。私はこの中でも「心力」が最も重要であると考えます。

(澁谷) 確かに日本では「受験のための知識や学力を身につけさせる」教育が主流で、自分で考える力、道徳などの教育が薄れているように感じます。

(大竹) 澁谷さんは海外生活が長いのでおわかりになると思うのですが、日本人は論理的思考を養う教育を受けていませんので、情緒的すぎるように感じます。グローバル社会で活躍するには、第一に論理的思考を磨かなければなりません。第二に自己決定能力が必要となります。第三に弾力性。最後に柔軟性です。ありふれた言葉ですが、これも日本教育の欠けている点です。ですからこうした4つのことを身につけることで、たくましい人間としてどんな世界でも羽ばたける、生きていけると思います。

(澁谷) そうですね。海外に出ると、あらためて多種多様な文化や考え方があるということを実感します。

(大竹) 様々な考え、異なる考えを持つ人たちに対する理解や尊敬を持てるようになれば、もっと人間力が磨かれるのではないかと思うのです。日本は島国ですので、どうしても内側に向けた考え方となり、危機感も希薄です。人間力を養うには、環境を変えて、良い刺激を受けることが必要だと思います。例えば、電気もガスもないようなところに独りで飛び込んで、自分で生きる手段や方法を発見する。これは過酷な体験ですが、そういった経験をすることで人間力が磨かれ、心理的にも変化が表れてくるのです。

   自分の座標軸を持つ

(澁谷) 一言で「人間力」と言っても明確な定義がなくて、曖昧なところがあります。人間的な魅力に溢れているとか、倫理観や志など。最近、地方銀行の頭取や信用金庫の理事長から、「行員の人間力を磨きたい、そういう研修をしたい」という声を頻繁に耳にします。

(大竹) 昔は日本でも子供の頃から、家庭内で父親や母親が道徳や我慢、辛抱強さをしっかり教えていました。例えば「おしん」のように、生きていくために奉公に出されて、厳しい環境の中を乗り越えていくことで「人間力」を身につけていた人も多かったと思います。しかし、今それを求めても環境が違います。現在の日本の環境は、甘えは許す、物は充分手に入る。日本がここまで豊かになったわけですから仕方がないのです。だからこそ、自己管理をするしかないと思います。自分で自分をコントロールできる人間でなければ、第3者にコントロールされてしまう。それが一番怖いことです。それには自分の「座標軸」を持ち、芯をしっかりさせることです。自分で考えて自分で行動できる人間になって欲しい。企業や金融機関のトップが求めているのはそのようなたくましい人材ではないでしょうか。

   「私はいったい誰なのか」常に自己確認を怠らない

(澁谷) 自らの座標軸を持ち、「人間力」を磨くためには、どのようにしたら良いでしょうか。

(大竹) やはり他人との違いを見出すことではないかな、と思います。では、他人との違いはどうやって見つけたらいいのかといえば、「私はいったい誰なのか?」と自分自身に問いかけること、すなわち、自己確認です。常に自問自答すること。澁谷さんも実行されていると思いますが、1日10分でもいいですから瞑想といいますか、何にも邪魔をされずに考える時間を持つ。たとえ5分でも10分でも、非常に価値のあることだと私は思います。

(澁谷) 自らの座標軸をしっかりと確立し、グローバルな視点も持ち合わせる必要がありますね。これからの日本経済を担い、牽引していくリーダーにも強い信念と人間的な魅力が求められると思います。

(大竹) 日本経済が再び世界をリードするという自信を国民が取り戻すようリードするのも、リーダーの「人間力」です。それがどんなに重要なことかを考えておくべきではないかと思います。現在協議されているTPPをはじめ、グローバル経済においては日本経済に対する希望と同時に大きな懸念が浮上しています。また他の政策面でも、様々な難問に直面しています。今、日本の指導者たちに、「決断する勇気」が求められています。何かのアクションを起こすというような物理的な勇気を第1とすれば、第2には精神的な勇気であると思います。自分自身が正しいと確信していることに立脚して、その方向に決然として人々を引っ張っていく勇気。このような人間的な魅力、これが「人間力」だと私は思います。
 私も75歳と言う年齢に達しました。これからの人生は、次の世代の為に果たすべき責任を背負っていると思います。我々の生きざまが、そのまま次の世代に伝わるわけですから、「私たちは本当に正しい道を歩んでいるだろうか」と、繰り返し自問自答しています。

(澁谷) 今日は貴重なお話をありがとうございました。

◆大竹 美喜(おおたけ よしき)氏プロフィール/ 昭和14年広島県生まれ。広島農業短期大学(現・県立広島大学)を卒業しアメリカに留学。昭和49年アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)を創業。日本で初めてがん保険の販売を手掛ける。社長、会長を経て現在は最高顧問。本業の傍ら他の役職にも多数就き、とりわけ若い人材の育成に力を注いでいる。
ご参考URL=http://www.ginkouin.com/inter/aflac/index.html
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
       NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ  活 動 で 
                ご  支  援  く  だ  さ  る   会  員  皆  様


 シーズ・市民活動を支える制度をつくる会、代表理事の関口宏聡です。いつもメールマガジンをご愛読いただき、誠にありがとうございます。
 さて、今国会の会期末は6月20日。残す会期もあとわずかとなりました。
2016年の6月には、NPO法改正案が全会一致で可決・成立する場面を、参議院本会議で、傍聴していました。
このメルマガでも、しつこく、ご案内しておりますが、この時の改正NPO法が、今年の10月1日に全面施行され、新たに「貸借対照表の公告」が義務化されます。「公告の方法」の定款変更を忘れないように、くれぐれもご注意ください!
 また、今国会でも、NPO法のように、市民・NPOと国会議員が一緒になって取り組んでいる議員立法が数多くあります。中でも、その行方が注目されるのが「食品ロス削減推進法案」です。
国内で、年間646万トンも発生している食品ロスについて、「SDGs(持続可能な開発目標)」では「半減」が目標とされています。
日本でも各地で「フードバンク活動」に取り組む団体が増加し、事業者や子ども食堂等との連携も広がり、食のセーフティネットになりつつあります。
 食品ロス削減やフードバンク活動等の、より一層の普及・推進・支援等を目的に、食品ロス削減推進法案が準備されましたが、会期末も迫り、今国会での実現は瀬戸際です。
 そこで、6月13日(水)夕方16時半から、参議院議員会館にて、全国フードバンク推進協議会主催の「緊急院内集会」が開催されることになりました。フードバンク活動や食品ロス削減に関心のある方は、ぜひご参加ください!
私も食料品など現物寄付の寄付税制拡充に共に取り組んでおり、当日参加いたします。
●緊急院内集会のご案内
食品ロスの削減の推進に関する法律案成立に向け、
緊急院内集会を開催します。(全国フードバンク推進協議会)
http://www.fb-kyougikai.net/single-post/2018/06/01/blog
こうしたアドボカシー(政策提言)やロビイング活動に関心のある方には、7月2日(月)夜の「草の根ロビイング勉強会」もお勧めです。
タイトルは、昨年の開催でも満員御礼・大好評だった「現役秘書から学ぶ 国会・政党・議員のイロハ」
 私も、ロビイング初心者の頃から大変お世話になっている五反分(ごたんぶ)さんを講師にお招きし、なかなか学ぶ機会の少ない知識・心構えを、楽しく分かりやすく、お話いただきます。
政治・行政や社会を変えるのは、私たち一人ひとりのアクションです。ぜひ、ご参加・ご協力をよろしくお願いいたします!
 認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会  代表理事 関口 宏聡
━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】【7/2(月)東京】『草の根ロビイング勉強会』
   現役秘書から学ぶ国会・政党・議員のイロハ2+交流会
【2】【7/1(日)八王子】
   NPO実践講座「NPO法人設立の基礎」
【3】【6/12(火)東京】
   「認定NPO法人の義務・報告書類」
【4】【6/12(火)東京】
   「改正NPO法対応 定款変更&登記手続 徹底解説」
【5】【毎月開催中】
   認定申請のご準備や、認定NPO新任スタッフ・役員の研修に是非!
    ・認定NPO法人【入門クラス】~申請の段取りと準備
    ・認定NPO法人【申請書類集中作成クラス】
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【1】【7/2(月)東京】『草の根ロビイング勉強会』
   現役秘書から学ぶ国会・政党・議員のイロハ2+交流会
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 選挙で政治家を選ぶだけでは、社会はよくなりません。政治家に働きかけて社会を変える「ロビイング」という手法も必要です。このロビイングの手法を知らないために、政策提言が適切な場所に届かず、いつまでも成果が出せないNPOも少なくありません。
 しかし、ロビイングの手法を学ぶ場は少なく、政策塾やビジネススクールは、多くのNPOにとって敷居が高い存在となっています。
 今回のセミナーでは、昨年の勉強会でも満員御礼&大好評だった現役国会議員秘書の五反分(ごたんぶ)氏を講師にお招きして、他ではなかなか学ぶ機会の無い「国会・政党・議員のイロハ」を、お話しいただきます!
 五反分氏は、自由民主党の故加藤紘一元衆議院議員の下で、政策秘書を10年間つとめられ、現在は石田昌宏参議院議員と日々政治の現場で奮闘されています。
 国会の審議の流れ、政党における政策決定のプロセス、国会議員・秘書の日常、効果的なロビイングのコツなど、押さえておきたい政治的な基礎知識を、分かりやすくご講演いただきます。質疑の時間も準備しています。また、後半では同会場にて交流会も開催します。
■日時:2018年7月2日(月)19:00-21:00(開場18:45)
■場所:日本財団ビル 2階大会議室(東京都港区赤坂1丁目2番2号)
■参加費:1,000円(事前決済・キャンセル不可)
※市民アドボカシー連盟の正・賛助会員は会員特典として無料で参加できます。
■定員:100名
■主催:市民アドボカシー連盟 / ■共催:日本財団CANPANプロジェクト
■協力:シーズ・市民活動を支える制度をつくる会
■詳細&お申込み:https://bit.ly/2M0h7yS
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【2】【7/1(日)八王子】NPO実践講座「NPO法人設立の基礎」
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「定款ってなに?/設立するには何が必要?/登記は必要?/法人にした方がいい?」
「NPO法人」聞いたことはあるけれど、実はよくわかっていないという方も多いのではないでしょうか。
NPO法人とは何か、NPO法人のメリット・デメリットといった基礎知識から設立に関する手続き、提出書類などの実務的な内容も盛り込んだ入門講座です。
■日時:2018年7月1日(日)13:30-16:00
■場所:八王子市学園都市センター 第1セミナー室(東京都八王子市旭町9番1号)
■内容: NPO法人とは / 法人化のメリットデメリット / 法人化の手続き
■参加費:無料
■定員:50名(申込み先着順)
■詳細&お申込み:https://bit.ly/2syNUmA
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【3】【6/12(火)東京】「認定NPO法人の義務・報告書類」
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【提出期限前のこの時期に、毎年好評の報告書作成セミナーを開催!】
 「認定・特例認定NPO法人」になると、「NPO法人」としての義務や報告に加えて、「認定・特例認定NPO法人」に特有の義務も発生します。毎年、事業年度終了後3ヶ月以内に、事業報告書等と同じく、認定NPOに特有の報告書類を提出しなければなりません。
 万が一、この書類提出が大幅に遅れると、認定NPOの更新時に大きな問題となります。しかし、認定・特例認定を取得したばかりの法人や、新任担当者の法人ではわからないことも多くて、大変な作業です。
 「実際の提出書類」を参考にしながら、具体的な書き方を中心に解説します。ベテランの方は復習に、初心者の方は初任者研修として、ぜひご活用下さい。迷わず、自信をもって作成し、、期限内に提出しましょう!
■日時:2018年6月12日(火)13:00-15:00 ※12時45分開場
■場所:東京ボランティア・市民活動センター 会議室B
   (東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10階)
■当日お持ちいただく資料: 昨年度分または現在作成中の…
・NPO法人の提出書類「事業報告書等」一式
・認定NPO法人の提出書類「役員報酬規程等」一式
※可能な範囲で上記をお持ちいただくと、より効果的にセミナーをご活用頂けます。
■講師:シーズ 代表理事 関口宏聡
■参加費:一般:2000円/人(認定NPO法人振興会会員:1000円/人)
■定員:20名(要事前申込)
■詳細&お申込み:http://www.npoweb.jp/?p=16142
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【4】【6/12(火)東京】
   「改正NPO法対応 定款変更&登記手続 徹底解説」
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改正NPO法の2018年10月1日全面施行に伴い、毎年必要だった「資産総額の変更登記」が不要になる代わりに、「貸借対照表の公告」が義務化されます。
「貸借対照表の公告」の方法は、自団体の定款で定めます。法改正前の定款のままだと、毎年毎年、数万円をかけて貸借対照表を官報に掲載することになってしまうため、ほぼ全てのNPO法人で定款変更が必須!
また、せっかくの機会です。その他の条文もぜひ一緒に点検しましょう。NPO法人の定款は、かなり自由に設計できるのですが、最初に作成したままの状態で、思わぬ損をしていませんか?
本セミナーで、まとめて詳しく解説します!
■日時:2018年6月12日(火)15:30-17:00 ※15時15分開場
■場所:東京ボランティア・市民活動センター 会議室B
   (東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10階)
(※)2018年1~5月の開催済みセミナーと同じ内容です。
■詳細&お申込み:http://www.npoweb.jp/?p=16127
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【5】【毎月開催中】
   認定申請のご準備や、認定NPO新任スタッフ・役員の研修に是非!
    ・認定NPO法人【入門クラス】~申請の段取りと準備
    ・認定NPO法人【申請書類集中作成クラス】
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【毎月開催中】認定NPO法人【入門クラス】~申請の段取りと準備
認定NPO法人の基礎を学ぶことに特化した【入門クラス】は、《初めての認定申請》も《認定NPO法人の更新》も、基礎から学びたい方におススメ。基本から丁寧に解説します。
認定NPO法人に関心を持った、認定NPO法人で働くことになった、申請準備をまかされた方など、まずはこちらをぜひご受講下さい!
【6月】2018年6月8日(金)15:00-17:00 (※14:45開場)
【7月】2018年7月3日(火)19:00-21:00 (※18:45開場)
【8月】2018年8月3日(金)19:00-21:00 (※18:45開場)
◆詳細&お申込み:http://www.npoweb.jp/?p=15069
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【毎月開催中】認定NPO法人【申請書類集中作成クラス】
認定・特例認定NPO法人をめざすNPO法人、更新を控える認定NPO法人を対象に、申請書類の「作成」に特化したクラスです。
質問しやすい少人数制で、認定申請書類を1枚ずつ記入していきます。記載例をみながら、全ての書類のポイントを解説。申請書類が一気に完成に近づきます!まずは「書き始める」ことが申請への近道。
ご一緒に申請書類を仕上げていきましょう。
大変な計算や、データの抽出も、このクラスでポイントをつかめます!
【6月】2018年6月21日(木)14:00-17:00 (※13:45開場)
【7月】2018年7月23日(月)18:00-21:00 (※17:45開場)
【8月】2018年8月23日(木)14:00-17:00 (※13:45開場)
◆詳細&お申込み:http://www.npoweb.jp/?p=15074
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タウンニュース茅ヶ崎版/掲載号:2018年6月8日号
参考URL= https://www.townnews.co.jp/0603/2018/06/08/435061.html

   シニアサッカー全国大会  「 茅 ヶ 崎 7 0 雀 」が制す

 70歳以上の茅ヶ崎市民を中心に結成されたサッカーチーム「茅ヶ崎70雀(ななじゅうがら)」が、5月26日から28日に福島県で開催された70歳以上のサッカー全国大会に出場し、悲願のブロック優勝を勝ち
 取った。
県大会、地区大会を勝ち抜いてきた強豪16チームが4ブロックに分かれ、総当たり戦で試合を行った同大会。関東代表として出場した70雀は、兵庫県シニア70選抜(兵庫)、信州惑々サッカークラブ(長野)、三重ロイヤル(三重)と対戦した。

 初戦は信州。「目指せ優勝」を合言葉にピッチに繰り出した選手たちは、持ち前の負けん気を発揮して3―0で勝利。2戦目は兵庫選抜を2―0で下し、最終戦の三重からは4点をもぎ取り、1点も取られることなくブロック優勝を飾った。

 茅ヶ崎70雀の結成は2014年。“生涯現役”を掲げて日々練習に取り組んでいる。同大会へは2年ぶり2度目の出場で、悲願の優勝に監督兼選手の谷口則男さん(74)=小和田在住=は、「攻守のバランスがよく、無失点で優勝できた。連覇を目標に今後も練習に励みたい」と話した。
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zakzak by 夕刊フジ 2018.6.5
参考URL=http://www.zakzak.co.jp/lif/news/180605/lif1806050008-n1.html

  【生涯現役脳をめざせ!】
            認知機能の低下を加速させる歯周病        
                   ダメな歯は治療して正しい咀嚼ができるように


 近年注目されている「健康寿命」を延ばすためのさまざまな取り組み(疾患治療・運動・食事など)は、実は認知症とMCI(軽度認知障害)の予防とも密接な関係がある。認知症予防研究の第一人者である東京医科歯科大の朝田隆特任教授が、同大の各診療科の専門医との対談を通じて、その関係と予防法を明らかにする。

 朝田 昔から、残歯が多いとアルツハイマーになりにくいとか、義歯(入れ歯)でもきちんと咀嚼(そしゃく)できるとアルツハイマー病になりにくいなど、認知症と歯の関係はよく言われてきました。

 古屋 20本以上歯が残っている人とそうでない人を比べた追跡調査によると、歯が残っている人の方が認知症になりにくく、同じ歯が抜けた人でも、義歯を入れている方がアルツハイマー病の発症率が低い可能性が報告されています。

 朝田 歯周病との関係はどうですか?

 古屋 歯周病は歯を失う最大の原因で、また、糖尿病との関係が強いといわれています。糖尿病を治療すると歯周病も良くなる、歯周病の治療をすると糖尿病も良くなるという双方向の関係があるようです。

 朝田 糖尿病と認知症(アルツハイマー病)の関係は以前から指摘されていましたが、そこに歯周病が加わった、トライアングルの関係が成り立つようですね。

 古屋 歯周病だけで認知症になるというのではなくて、もともとあった認知機能の低下が、歯周病によって加速するというイメージで捉えると理解しやすいと思います。

 朝田 噛み合わせについてはどうですか。

 古屋 「歯を残すことが大事」と言われますが、良い歯は残す、ダメな歯は治療して正しい咀嚼ができるようにすることが大事です。高齢者の噛み合わせが悪くなる一番の要因は、合っていない義歯です。

 朝田 何でも残せばいいというものではないと。

 古屋 グラグラの歯があると、義歯が口の中で動いてせっかく義歯を作ってもうまく噛めない、ということが起こります。このように噛み合わせが悪い人はだんだん糖質ばかりを食べるようになってくる。柔らかく手軽にカロリーを摂取できるので、肉や野菜、フルーツを食べなくなるんです。

 朝田 アルツハイマーの人は硬いものを噛むのが面倒くさくなって、糖質ばかり食べるようになるんですよ。

 古屋 咀嚼能力が高い人ほどフルーツや野菜の摂取量が上がるという報告もあります。きちんと歯の治療を受けてバランス良く、長くいろいろなものを食べられた方が、生活習慣病の予防になります。

 朝田 それは認知症予防につながりますね。

 古屋 口やのどが元気なうちは、多少噛み合わせが悪くても食べる(飲み込む)ことができますが、口やのどの筋力もだんだん弱くなります。噛み合わせはきちんと直してケアすれば変わりません。歯医者さんに通えるうちにきちんと治しておくことが大事です。(協力・東京医科歯科大学)

 ■朝田隆(あさだ たかし) 1955年生まれ。メモリークリニックお茶の水理事長、東京医科歯科大学医学部特任教授、医学博士。認知症予防のデイケアプログラム実施など第一線で活躍中。『効く!「脳トレ」ブック』(三笠書房)など編著書多数。

 ■古屋純一(ふるや じゅんいち) 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科地域・福祉口腔機能管理学分野教授。研究分野は高齢者、咀嚼、嚥下、食支援、口腔ケア、介護、福祉、口腔機能管理。


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livedoorニュース BLOGOS編集部 2018年06月06日 08:00
参考URL=http://blogos.com/article/301865/

   大ボラ吹きだと思われても「上に行け!」と言い続けた
             ロ ッ ク シ ン ガ ー 矢 沢 永 吉 の 現 役 論


矢沢 永吉(やざわ・えいきち)プロフィール:1972年ロックンロールバンド「キャロル」のリーダーとしてデビュー。1975年、同バンドの解散後、『アイ・ラヴ・ユー、OK』でソロデビュー。日本のロックシーンの幕開けから現在まで、第一線を走り続けるロックシンガー。代表曲に『時間よ止まれ』『止まらないHa〜Ha』。
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 「STAY ROCK」。 2018年に行われる矢沢永吉のライブツアーに付けられたタイトルは、これまで以上に“現役”へのこだわりを感じさせるものになった。ソロデビューから43年、日本のロックシーンの幕開けから現在までステージに立ち続ける矢沢永吉の現役論とは—— キャリアを振り返りながら語ってもらった。【聞き手:藤井徹貫】

   『いつかその日が、来る日まで・・・』走り続ける

──「若い頃は何歳までやるとか、やりたいとか、想像もしなかった」とおっしゃっていましたが、それは今も同じですか?
矢沢永吉(以下、矢沢):そんなこと想像もしないね。目の前にあるコンサートを1本1本やり切ってますよ。もしかしたら、ある日突然、「もう無理」と思う日がくるんじゃないですか。ただ、そのある日が来るまでやってるんじゃないですかね。いつかその日が来る日までね。・・・お、いいね。“いつかその日が、来る日まで・・・” グッド・タイトルだね(笑)。

── その日はこないかもしれないですね。生涯現役で。
矢沢:そんなことないと思いますよ。だって、あれだけのステージをやってるんですから。そりゃもう体力と精神力の戦いですよ。でも、世界中の70代でもやっているミュージシャンは、そんなことを考えず、走ってるんじゃないですか。僕だけじゃなく、みんなそうなんじゃないかな。それこそ、 “いつかその日が、来る日まで・・・”ですよ。

── 作曲もやはり「いつかその日が、来る日まで」ですか?
矢沢:実はね、そろそろ僕の中でニューアルバムを作りたいなあと、ウズウズしてきています。テンションが上がっている最中ですね。曲を書くのは本能みたいなものなんです。6年前に『Last Song』というアルバムを出しまして、ファンのみなさんからの「ニューアルバム聴かせてよ」って声も多いですし。

──「Last Song」から6年間、一切新曲を書いていないのですか?それとも実はこっそり書きためているとか。
矢沢:ハッとメロディが浮かぶことがあって。いいな、と思えば、ICレコーダーに録音してますよ。4小節とか、8小節だけでもね。その癖は昔から変わりません。でも、僕って面白くて、「さて、曲を作ろうか」と本気になれば、いつでもそういうモードになります。だけど、年がら年中、曲を作るためにギターを持って、テレビを見ているときでも、曲のヒントを探すなんてことはしない。そのかわり、一旦作ると決めたら、ババババッとね。1曲も書けないって悶々とすることは、今までほぼないですよ。

── 作曲は集中力?
矢沢:いや、集中もするけど、そういう“ヤツ”なんじゃないですか。作ると決めたら、一気に作る“ヤツ”。だから、ある種、サボリ魔かもしれない。僕は作曲家ですが、暇さえあれば曲を書いてますってタイプじゃない。ただ、やるときには一気に書く。それは若いときからの僕のスタイルかもしれない。

── 作曲するときは作曲モードになるように、ライブ前、ステージに出る直前は、ステージモードになりますか。
矢沢:だいたいみんな言うね、「開演の30分前になったら、顔が変わるね」って。顔と雰囲気が変わるみたいですよ。でも、僕だけじゃなくて、ステージに立つ人はみなさんあることじゃないですか。ステージに出る前になると、何か特別な空気が出るってことは。

  だって、武道館だったら、1万人が待ってくれてるわけだから。「永ちゃん!永ちゃん!」って叫んでくれてるわけだし。そうなったら、ヨッシャ!行ったろか!ってなりますよ。

  高校生くらいの女の子が「キャー!」とか言ってるわけ。嬉しいじゃない。

── 日本で初めてロックスターと呼ばれた男がまだ現役であることに、我々も感謝すべきだと思います。王貞治の1本足打法は、もう生では見られない。田中角栄の演説も、もう生では聞けない。でも、矢沢永吉のライブは、今も生で見られるわけだから。
矢沢:そう思ってくれているかどうかは知らないですけど、確かに近年、世代を超えて若い人たちが僕のコンサートにガンガン来てくれています。嬉しいですよ。もちろん10年以上前から夏フェスに出たりしている影響もあるんでしょうけれど、70歳間近なのにロックやってる矢沢は見ておくべきだ、そう思って足を運んでくれる人たちも徐々に増えているんじゃないですかね。

同時に長い間、僕と共にきてくれたファンの人たち、かけがえのない存在です。サンキューです。だからこそ、「武道館でヘタるような客になるな」(笑)「足腰鍛えろよ」と言いたい。一方、若い人たち、キャロルも知らなきゃ、「成りあがり」も知らない世代、これもウエルカム。去年のツアーなんて、コンサートが終わった出待ちね、高校生くらいの女の子が「キャー!」とか言ってるわけ。おいおい、嬉しいじゃないかってなるよね。

── 嬉しいですか(笑)
矢沢:そりゃ嬉しいよ(笑)。僕がデビューした当時は、影も形もなかった子が、どこでどうなって興味を持ったのか知らないけど、出待ちまでしてくれるんだよ。嬉しいじゃない。若い人だけじゃなくて、出待ちしてくれたら、そりゃ車の窓を開けて手を振るよ。だって、寒い中、1時間以上も待ってくれてたんだもの。地方でも同じですよ。

アーティストは、誰だって、チケットを買ってくれたことにサンキューという気持ちがあります。そりゃ、アーティストひとりひとり、その度合いとか、その熱は違うかもしれない。でも、どうであれ、チケットを手に入れてくれたんだから、感謝しています。反面、ステージの上から平気で「お前、二度と来るな」と言ったのも矢沢だから。そんなことズバッと言うのも俺くらいじゃない?そこは若気の至りもあって、ズバズバ言ってました。

── 70年代ですね。まだ20代の頃。
矢沢:当時、客の95パーセントは男でしたね。こっちが歌ってんのに、客席じゃあ、リーゼントの野郎同士がボッコボッコの殴り合いを始めるような時代ですよ。そういうときは言ってましたよ。「盛り上がるのと暴れるのは別なんだぞ」と。ちょうどジャパニーズロックの幕開けの時代でした。「それがわからないなら、お前ら、二度と来るな」と。だって2000人くらいの箱でコンサートをやると、客がみんな椅子の上に立ってジャンプするもんだから、500か600の椅子が潰れちゃう。

おかげで外タレのコンサートには貸しても、矢沢にだけは貸したくないって会場が全国に広がって。今になれば、僕にも責任はあると思いますよ。煽っていた自分もいたわけだから。だから、ある時から暴れるために来るんじゃなくて、音楽を聴きに来てくれって姿勢を鮮明にしました。そこを理解してくれない客には「二度と来るな!」と言ってましたね。今はもうあの頃みたいなことは言わないよ。でも、あの頃は誰かが言わなきゃいけなかったんじゃないですか。

   ロックでメシが食えることを証明したかった

── あれから約40年、観客のマナーも良くなったと思います。
矢沢:きっと40何年経って、ロックもやっとエンタテイメントになれたってことよ。オーディエンスも成熟して、暴れることと盛り上がることの違いを表現できるようになったんですよ。ところが、ロックを知らない時代、ライブやコンサートも物珍しい時代がありまして。

僕の言う「幕開け」とは、どういうことかと言うと、飯が食っていけるってことですから。それまでは日比谷の野音に出ても、何の銭にもならなくてね。ロックバンドなんて、彼女やカミさんに食わしてもらってるような、マイナー中のマイナーだったわけですよ。それを欧米じゃないけど、ロックで当てたらメルセデスにも乗れる、そういう現実を見せてきたのは矢沢じゃないの?

── そうですね。その現実を記した、著書『成りあがり』が矢沢永吉の代名詞となった時代もありました。
矢沢:ただ、一歩間違えたら、「矢沢がまた銭金のこと言ってやがる」と、揚げ足を取られるわけ。「金になる」「上に行け」、あいつはそんなことばっかり言ってると、面白がられる。それでも、30代だから、若さも手伝ってバンバン言ってましたよ。「ロックで当てて豪邸に住む」「ベンツを乗り回す」とか。

だから、きっと矢沢の野郎、口を開けば、大ボラばっかり吹きやがって、と思っていた人もいたんじゃないの?でも、矢沢は言うのを止めなかったよね。なぜなら、ジャパニーズロックが新しい扉を開けるか開けないかの瀬戸際だったから。

── でも、もしも有言実行できなかったら、「やっぱりロックじゃ食えない」と言われかねない時代でしたね。
矢沢:だから、ロックでメシが食えることを証明したかった。事実、扉が開いた後は、10年、20年経ったら、実際に食べられるロックアーティストがいっぱい出てきたじゃない。BOOWYだって、B’zだって、出てきたよね。さらに10年、20年が経って、ロック・ビジネスもさらにメジャーになってきた。それでもこうして矢沢は現役でやれてる。幸せですよ。まあ、今思うけど、そのときどきの思いをズケズケ言ってきて良かったね。

今年も69で東京ドーム、大阪ドームのツアーやるってことでチャレンジだし、幸せですよ。でもね、これ、気持ちだけじゃ、ダメなのよ。やると決めたら、次は体力。そして、声。喉のトレーニング。見えないところで、こっちはこっちなりに企業努力してんですよ(笑)。そう、企業努力を。

── その企業努力がないと、我々観客は、矢沢永吉を見られないわけですから(笑)。よろしくお願いいたします。
矢沢:ヨロシク。
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日刊スポーツ 2018年6月4日
参考URL=https://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cfettp01806049574.html

    安室が明かした息子のこと、復帰後の楽曲に影響 

 9月16日で引退する歌手安室奈美恵(40)が、NHK「ニュースウォッチ9」のインタビューに答えた模様が4日、同番組内で放送された。

 3日に最後の全国ツアーを東京ドームで行った。デビューから25年。「好きなことなので、30曲でも40曲でも、きっと50曲歌っても楽しいと思う。その中で、自分の中でのテンションを保てるように曲順を並べたりして、楽しかったりするので、あっという間です」と、衰えとは無縁だったことを強調した。それでも、歌手活動にピリオドを打つ理由を「生涯現役は自分じゃないのかなというイメージでした。想像ができなかったのかな、という感じがします」と明かした。

 98年に出産のため1年、休業した。ステージを離れた期間は、焦りと不安に悩まされたこともあったという。「初めて(自分と)向き合いました。いやというほど。でも『1年休ませてください』と言ったのは自分だったので、復帰するわけにはいかず、焦っている自分と向き合って、さらに焦って…」。一方で、「その1年がなかったら、不安や焦りが出たときに、自分で自分を信じてあげられなかったり、ブレーキをかけてあげることができなかったと思う」とも明かした。

 今年で20歳になった息子の存在が、復帰後の楽曲に影響を与えたという。「何をするにも、息子がいての考え方だった。歌詞も注意して、変な言葉がないかとか、注意しながらやりました。英語のスラングあったら良くないとか。彼が後ろ指を差されるとか、ママの息子で良かったと言われるには、どういう仕事をしていけばいいのかを考えてやってきた感じがします」。母親としての一面もかいま見せた。

 引退後のプランは白紙という。「あえて考えないですね。とにかく(9月)16日がゴール地点。そこを目がけて、何ができるかを精いっぱい考えていきます。ゴールに行ったときに、何か違うものが目の前に現れるんじゃないかなと期待とワクワク感はありますね」。「歌手安室奈美恵」にどうピリオドを打つか。残り3カ月あまり、それだけを考えて過ごすことになりそうだ。
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佐賀新聞LIVE ニュース 6/3 9:00
ご参考URL=http://www.saga-s.co.jp/articles/-/225497     

      自分に負けるな、がんと闘い復帰
            【県高校総体】鹿島実高レスリング部・松尾秀二監督


 ■ 入院半年 貫く「生涯現役」選手鼓舞

 佐賀県高校総体の会場に2日、ひときわ熱を帯びて選手たちを鼓舞する指揮官の姿があった。レスリング男子団体に出場した鹿島実業高の松尾秀二監督(50)。鳥栖工業高に敗れたが、「気合を十分に感じた」と選手たちをねぎらった。昨年12月にがんが見つかり半年間の入院を強いられ、部員たちが待つマットに戻ったのは総体の1週間前だった。

 あまりにも唐突な宣告だった。血便が出て痔(じ)だと思って病院に行くと、直腸がんが見つかり、肝臓にまで転移していた。医師には5年生存率20%と告げられた。

 「死ぬのか…」。大病を患ったことはなく、信じられなかった。2月に16時間に及ぶ手術でがんを切除。闘病を支えたのは「また生徒とレスリングがしたい」という強い思いだった。

 鹿島実業高出身。高校から競技を始め、日体大卒業後佐賀に戻って教員の道を歩み始めた。赴任した鳥栖工業高はレスリング部が廃部状態で、中学生に声を掛けるなどして部員を集めた。13年間の勤務で東京五輪候補の角雅人選手(自衛隊)らを育てた。2016年からは母校に勤めている。

 入院中は家族はもちろん、教え子たちの顔が頭に浮かんだ。抗がん剤治療を続け、退院したその足で学校へ。「手を抜くな。自分に負けるな」と選手たちにげきを飛ばし続けた。

 3年の谷口将樹主将(17)は「監督に勝利をプレゼントしたかった」と悔やんだが、「九州総体では監督のために絶対に勝つ」と力を込めた。

 松尾監督は「生涯現役」を掲げる。15年にギリシャ・アテネで開かれた世界ベテランズ選手権では、46~50歳のフリースタイル63キロ級に挑み、初出場で初優勝を飾っている。

 「人は目標があれば頑張れる。階級を一つ上げ、また世界大会で勝負したい」。生徒たちと歩み続ける。
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  構想日本メールマガジン【No.861 2018.05.31発行】    
 「特ダネではないけれど(24)     行政の中立性をゆがめたのは誰?」                 
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【寄稿文】
  「特ダネではないけれど(24) 
                       行政の中立性をゆがめたのは誰?」
                                  新聞記者  松浦 祐子

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 国会の内外で、森友学園への国有地売却と、加計学園の獣医学部新設のそれぞれの経緯をめぐる疑惑がくすぶり続けています。私はこれらの問題を直接取材してはいないのですが、長らく財務省や内閣府を含む霞が関の役所(行政)と関わってきました。その経験も踏まえ、「行政の中立性」という観点から、この問題を考えてみたいと思います。

 二つの問題ともに、案件自体は多くの国民に関係する話ではありません。例えば、病院で治療を受けた時の自己負担の額を引き上げるといった政策変更の決定ならば、多くの人が「自分ごと」として、「負担が増えるのは嫌だな」とか、「少子高齢化を考えると仕方がないな」などと、感想が浮かぶでしょう。

 一方で森友問題も、加計問題も、その小学校や獣医学部への進学を検討していたというような人以外は、一般の国民には「直接的には」関係がありません。それにもかかわらず、多くの国民が「なんだか、おかしい」「何か裏があるのではないか」と関心をもち、疑惑の追及を求めているのは、なぜでしょう。

 最大の理由は、もちろん行政府の長である安倍晋三首相の名がちらつく事案だということです。

 国民から税金を集め、それを社会に再分配したり、規制をかけたりする機能を担う「行政」に求められるのは、何よりも「中立性」です。首相の「お友達」だから国有地の売却額が不当に値引きされたり、国家戦略特区の事業に選ばれたり(その後には、私学助成金などで税金が投入されます)するのは、中立性に反します。

 これまでも、特に公共事業の予算配分などをめぐっては、政治家の行政への口利きで配分先が決められているのではないかという疑念がもたれてきました。この疑念を解消し中立性を保つために、2008年施行の国家公務員制度改革基本法では、政治家や秘書が役人と接触した時には記録を作成し、公開することが定められました。ただ、こちらは残念ながら活用が進んでいないのが現状です。

 一方で、事業を進める順番を計画で定めたり、選定基準を文書で細かく定めたりするなどの改善策が講じられてきました。これらの「文書」を盾に、行政を担う役人は、政治家の要求をはねのけようと努めてきた面もありました。

 今回の二つの問題は、かつてないほどに、安倍首相の名を前面に出して働きかけが行われたことが、行政の側の対応の混乱をまねいたと思われます。

 法律、先例に従って働くことを旨とする役人は、法律、先例がないことへは身動きが取れなくなりがちです。もちろん森友問題の発覚後に、決裁文書が改ざんされたり、学園との交渉記録が廃棄されたりといったことは、許されるものではありません。

 一方で、問題が発覚した時に、行政府の長である安倍首相がきちんとした調査を積極的に指示していたならば、行政側の対応は変わっていたのではないかと思うのです。危機管理は、長であるリーダーこそ、やるべき仕事です。そして、行政の中立性に疑念を抱かせるような振る舞いをした秘書や幹部らは、たとえ、首相にとっては良き側近であったとしても、処分し、責任を取らせるべきなのです。そうでなければ、同じことが繰り返されてしまいます。

 また、中立的な行政に疑義が生じた場合、現場の役人から異議を唱えるシステムが機能していないことも、今回の問題は明らかにしました。法律に照らして考えた場合、中立性が疑問視される仕事を政治家や幹部から指示された場合、現場の役人が「ノー」と言えるシステムを作り上げること。

 二つの問題の経緯の解明の後に、そこまで行きつかなければ、行政の中立性への国民の信頼、それはつまり政府への信頼――は回復されないのだろうと思います。
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松浦 祐子 (まつうら ゆうこ)/1974年 神戸市生まれ。大学院修了後、1999年新聞社に入社。和歌山、高知での地方勤務、東京での雇用、介護分野、厚生労働省、財務省担当、新潟で県政取材、内閣府担当を経て、今は再び厚生労働省担当。
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@niftyニュース(サーチナのニュース):2018年06月02日 10時12分
転載URL=https://news.nifty.com/article/world/sech/12190-20180602_00011/

   日本人だって、お年寄りには席を譲る! 
         でもその前に、考えるべきことがあるのだ!=中国メディア


 中国メディア・今日頭条は5月29日、「日本ではお年寄りに席を譲る前に、考えなければいけないことがある」とする記事を掲載した。

 記事は、「中国人は、子どもとお年寄りをいたわることが民族の伝統的な美徳と常々考えているが、日本ではくれぐれも性急にお年寄りに席を譲ってはいけない。日本では、中学生が電車で席を譲ろうとしたところ、お年寄りから『そんなに年寄りに見えるか』と叱られ、気まずくなって途中で下車するといったことが起きるという。では、どうして日本人は席を譲られるのを嫌がるのだろうか」とした。

 そのうえで、「実は日本では、席を譲らないということもお年寄りをリスペクトする表現の1つなのである」と説明。日本では小さいころから「他人に迷惑を掛けてはいけない」と教えられるが、他人に席を譲ってもらえば相手に迷惑を掛けることになるので、席を譲られたお年寄りは多少なりとも心の負担を感じることになるのだと解説した。

 また、「日本のお年寄りは、老けたことを認めない傾向がある。中国人はリタイヤ、お年寄りとして安らかに晩年を過ごそうとするが、日本人は生涯現役を貫き、可能な限り自活しようと考える。そのような考えの人がもし席を譲られれば、心穏やかでなくなるのは自然なことだ」としている。

 記事は、「席を譲らない」という行為は日本の若者とお年寄りの間における相互リスペクトの表れであると指摘。「それゆえ、日本旅行をする中国人観光客たちは、何の気なしに日本のお年寄りを『老人』扱いしてはいけない。もっとも、席を譲ることで怒鳴るような人はごく一部であり、大部分の人は席を譲られれば礼儀正しくお礼をしてくれるとは思うが」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)
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@niftyニュース(サーチナのニュース):2018-05-31 16:12
転載URL= http://news.searchina.net/id/1660413?page=1

    日本のこの点には感服する・・・
           これができたらわが国も先進国になれるはず=中国メディア

                            
 中国メディア・今日頭条は29日、「日本の最も敬服する点はこれだ もし中国人もできるようになったら、きっと先進国になれるはず」とする記事を掲載した。

 記事は、「中国人は日本という国に対して複雑な感情を持っているが、一方で日本を旅行したことのある中国人は日本国民全体のモラルの高さに感服する。しかし、中国人が日本に感服するのはモラルの問題だけではない。自国の製品に対して心から支持し、誇りに感じていることもそうなのである」とした。

 そのうえで、「日本旅行をすると、各種商品に大きく『国産』の2文字が書かれているのを見つける。中国人が『輸入』と書かれているのを好むのとは違うのだ」と説明している。

 そして、「これはもちろん、日本で生産された商品自体の品質が担保されていて、みんな安心して使うことができるというほかに、『国産品を支援する』という理念が日本人1人1人に深く浸透して、国民の共通認識になっており、みんながそれを守っていることがある」解説した。

 記事は、「もし中国人がいつか日本人のように国産品への支持を国民の共通認識とし、国産品を使うことを誉れとするようになれば、中国が真の先進国になる日も近い、という人がいる。しかしそのためには、中国の製品自体がみんなに支持されるような品質を持たなければいけないのだ。みんなから信頼を得られてこそ、このような目標は達成できるのである」と論じている。(編集担当:今関忠馬)
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タウンニュース県央厚木版掲載号:2018年6月1日号
ご参考URL=https://www.townnews.co.jp/0404/2018/06/01/434478.html

     厚木市文化協会の会長に4月1日付けで就任した
          榊原 勇城(ゆうき)さん  飯山在住 80歳


   「 文 化 の 街 厚 木 」 を め ざ し て

 〇…「榊原さん?知ってるわよ」と声が聞こえてきそうだ。市内のイベント会場では間違いなく見かける。ビデオカメラ片手に、時に司会もこなす。市民レポーターとしても有名な御仁。弊紙にも数々登場いただいているが、満を持しての人物風土記登場だ。

 ○…4月1日付で厚木市文化協会の会長に就任。同協会は短歌会、美術会、民謡協会、書道協会、俳句協会などなど、市内22の文化団体が加盟する。会員らはそれぞれの団体の活動に加え、毎年秋に開催される市民文化祭へ参加するなど、文化を嗜み、楽しみ、人生を豊かに送っている。「“文化の街 厚木”をめざしたいですね。それぞれの文化活動を通して厚木をPRできたら。市外からも多くの人を招きたい」と抱負を語る。

 ○…愛媛県出身。高校では美術部の部長を務め、多摩美術大学油絵科へ進学とともに上京。卒業後はテレビ局や大手広告代理店に勤務し、総合ディレクターとして東奔西走。文化イベントやスポーツイベントをはじめ、約2000本のテレビCMの企画制作に携わった。常に「新しい、面白い」を探して生きてきた。定年退職後にじっとしていられるはずもなく、市民レポーター歴は15年以上、友好都市・秋田県横手市の友好親善大使、市文化協会に加盟する美術会の会長も務める傍ら、公民館やカルチャーセンターなどでの水彩画教室も主宰する。

 ○…トレードマークのベレー帽もコレクション多数。ダンディな口ヒゲは代理店時代から。セルフプロデュースもお手の物。齢80を迎え、精力的に活動するそのバイタリティに感服。「何事にも興味を持つ、身体が健康でいることが、心が健康でいられる秘訣」。生涯現役、人生、かくあるべしと肝に銘じた。
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日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
     ヘ  ッ  ド  ラ  イ  ン     ニ  ュ  ー  ス
 事務局報告 第172 号                   2018年 5月31日発行
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◎  2 0 1 8 / 5 / 1 ~ 2 0 1 8 / 5 / 3 1 の当Blog「タイトル掲載一覧表」
    日 付                   タイトル

2018年5月31日     「日本生涯現役推進協議会」 会報 172
2018年5月30日     NPOライフ・ベンチャー・クラブ会報152
2018年5月29日     国内最高齢:現役バーテンダー映画化
2018年5月28日     九州北部豪雨慰問:北九州夢追同好会
2018年5月27日     西城秀樹告別式/野口五郎涙の弔辞
2018年5月26日     三重文化賞:組紐作家・松山好成さん
2018年5月25日     発達障害ケア情熱40年、金野専門医
2018年5月24日     町田市4人目名誉市民指揮者荒谷さん
2018年5月23日     65歳以上雇用実態?13.5%の問題点
2018年5月22日     97歳現役芭蕉布人間国宝/仏TV局注目
2018年5月21日     89歳金言:女性50代はリスタート適齢期
2018年5月20日     日経 星新一賞/発想力に富む物語募集
2018年5月19日     『Digital Business Summit 2018』ご紹介
2018年5月18日     特技なきエリートは 退職後 地獄を見る
2018年5月17日     加藤国際特許:知財とびうめ便号外版
2018年5月16日     5/23開催:第389回生涯現役シリーズ塾
2018年5月15日     毎日新聞地方版:宝を発掘しよう/鳥取
2018年5月14日     産金学官士連携ポータルサイト「場」Ⓡ
2018年5月13日     イチローとダブる伝説の天才打者「E」
2018年5月12日     卒寿浅香女優舞踊披露:生涯現役宣言
2018年5月11日     ニコニコNews:元日本代表菊谷崇主将
2018年5月10日     マハティール氏:92歳で首相に返り咲き
2018年5月 9日     だるまちゃん絵本作家/生涯現役92歳
2018年5月 8日     有働元アナウンサー:NHK離職の真相
2018年5月 7日     Alterna:RE100企業に学ぶ電気選別法
2018年5月 6日     湘南T-SITE:湘南に住みたくなる百とは
2018年5月 5日     朝日Dijital:憲法議論「活性化」対話形
2018年5月 4日     毎日新聞地方版/味のある現役喫茶店
2018年5月 3日     毎日紙:滋賀・福井「気持ち現役」熱戦
2018年5月 2日     新規開拓朝倉氏:人を愛し慈しむ一言
2018年5月 1日     加藤国際特許/知財とびうめ便Vol.60     以 上
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◎  2018/10/06(土)開催予定:『第9回 生涯現役サミット』ご提案募集

  日本生涯現役推進協議会&NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブの活動をご支援くださるご関係皆様には、いつも「生涯現役社会づくり」ネットワーク活動への絶大なるご尽力を頂戴し、誠に有難く厚く御礼申し上げます。   

  14年前の2004年6月開催『日本生涯現役推進協議会発足記念:第1回生涯現役Forum』から、先般終了の『第8回生涯現役ⓇSummit』迄の開催記録は下記のとおりです。開催時期は毎年春期・秋期の原則2回。私たちの『生涯現役社会プラットフォームづくり』への草の根による推進活動には、生涯現役実践リーダーの方々ご献身に加え、ご参加皆々様の30年余に亘るご芳志をいただき、有難く感謝しております。

  私たち日本生涯現役推進協議会:『生涯現役ⓇSummit』は、今秋第9回を引続き開催予定です。『生涯現役社会づくり』市民活動に協賛される地域行政団体や、ご関心ある企業・大学、中央関係省庁にも呼びかける『生涯現役ⓇSummit』構想を全国展開するに際してご関心を戴き、ご注目くださる皆様方から前向きな生涯現役社会プラットフォーム創りに役立つ独創的アイデアご提案を大歓迎いたします。

  『生涯現役プロデューサー』仮登録者皆様は勿論、平素の活動に関わっておられるご関係皆様方も、どうかお住まいの各地域自治体やご出身企業、ご出身の郷里、現関係ご所属団体への接点を拡充する好機として、ご遠慮なく次回『第9回:生涯現役ⓇSUMMIT』への首脳会議ご提言はもとより、ごご関心ある有志皆様が、率先ぜひぜひ参集を呼びかけたくなるご創意工夫を存分に発揮されて來6月26日(火)までに戴きたいと願っております。
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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場へ ご参加で
あなたご活躍の地域から 次々と活力盛り上げの輪が拡がります!  
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2017年秋/2018年春実施 & 2018年秋期Summit(各土曜午後1時30分) 
 第7回10/28(済)      第8回 4/21(済)       第9回10/06(予) 
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2018/6/27(理事会/15:00 ‣ No.390生涯現役塾/17:30~19:30)~2018/11/28
 6/27    7/25      8/22     9/26     10/24    11/28
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【ご参考】  発足記念/第1回Forum~発進33周年/第8回Summit 開催記録
        開催日          テーマ              
第 1 回  2004.06.30  『21世紀 生涯現役の時代 来たる!』  
第 2 回  2004.11.11  『生涯現役の成功実例発表フォーラム』        
第 3 回  2005.02.11  『生涯現役の時代にどう備えるか』       
第 4 回  2005.05.02  『生涯現役人生にどう取り組むか!』        
第 5 回  2005.10.05  『企業人から社会人への新たな出発』               
第 6 回  2006.04.29  『生涯現役シニア・ベンチャーの時代』               
第 7 回  2006.11.11  『挑戦するシニア就業のススメ』                     
第 8 回  2007.06.23  『生涯現役で自己実現の夢を実現する』              
第 9 回  2007.10.03  『生きがい創造シンポジウム』           
第10回   2008.04.26  『団塊世代の仕事とお金のこれから』   
第11回  2008.10.25   シニア・次世代の交流で『日本を元気に!』      
第12回  2009.04.25  “こころ”と“いのち”が触れ合い 日本を元気に!   
第13回  2010.06.12   日本を元気に! 世代を超えて 明日に挑む
第14回  2011.06.11   全世代で日本を元気に!! 生涯現役フォーラム    
第15回  2011.12.03   アイデアたっぷり! 生涯現役フォーラム     
第16回  2012.05.19   あなたが動いて 日本を変える! 2012第一弾  
第17回  2012.11.03   『世代を超えた リアルなホンネ 大激論』
第18回  2013.05.18   市民が創る新しい日本 市民が決める『生涯現役社会』  
第19回  2013.11.09   あなたが創る活力ある日本 21世紀は『生涯現役社会』  
第20回  2014.05.10   『国に任せず 市民が動く 生涯現役社会』
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第 1 回  2014.11.08   『6Leader:「生涯現役社会づくり」実践活動発表会』     
第 2 回  2015.04.25   ハッピーライフ実現への『生涯現役社会づくり』とは
第 3 回  2015.10.17    『生涯現役30周年感謝・・・生涯現役社会創りの核心』
第 4 回  2016.04.23   『生涯現役発進31周年・・・生涯現役全国展開第一弾』
第 5 回  2016.10.15    『日本の将来不安一掃・・・生涯現役百万人国民運動』
第 6 回  2017.04.15   『日本の主役はシニアとつながるイノベーションで!』
第 7 回  2017.10.28    『こうすれば出来る!シニア就労と自治体の民官連携』      
第 8 回  2018.04.21   『全世界初 ‼ 「生涯現役110番アプリ」リリース!』
第 9 回  2018.10.06    『?????????????????』    以 上 

日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
       NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ  活 動 で 
                ご  支  援  く  だ  さ  る   会  員  皆  様


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N P O 法 人  ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ  
        ホ  ッ  ト  ラ  イ  ン   ニ  ュ  ー  ス
事 務 局 報 告 第 152 号                 2018年 5月30日 発行
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◎  5/23開催:五月生涯現役協・NPO・LVC合同理事会報告

日 時: 2018年5月23日(水)15時10分~17時10分
会 場: ライフ・ベンチャー事務所
参加者: 東瀧代表、水上、持田、糟谷、新川、野口司、野口雄一、中上、高橋、
     若林、増田(11名。敬称略、順不同)
内 容:
1. 報 告 事 項
 (1)事務局から月間報告
    日本生涯現役推進協議会に関する記事(①5/1日刊スポーツ②5/15日刊スポーツ(①②ともシルバー世代対象の日刊シニア)③5/8人材ビジネス)について報告。①は第8回生涯現役サミットについての記事とともに下條最高顧問、中上・新川・持田・野口の各理事が、②は高橋理事が、それぞれ掲載された。③は第8回生涯現役サミットの「シニアと人材会社等を結ぶ生涯現役110番アプリ」についての紹介の記事が掲載された。
 (2)各参加者の活動状況
    支部拡大についての現状と各支部の活動状況(新川理事)、千葉市生涯現役応援センター(千葉市長肝いり)との連携開始(野口・新川各理事)、ニッカンシニア(日刊スポーツ)との連携・購読勧奨(野口理事)、110番アプリの進捗と今後の展開等(持田理事)の発表を中心に全員がそれぞれの場での活動状況を報告した。
2. 協 議 事 項
 (1)第389回塾企画・第390回塾企画の件
    東瀧代表から、第389回塾企画および第390回塾企画について趣旨説明と発言者、提言者の表現について特例的紹介があり、特段の意見もなく原案通りすすめることに決定した。その後代表から「塾に臨む姿勢は、先ずはお話を聞く、遠慮なく質問する、各自思うところを述べる、でどうか」との示唆があった。
 (2)NPO法人今後の塾企画と会員増の件
    スタートアップクラブ(塾)改称についての提案を中上理事説明、若干の質疑応答があった。深い洞察力と高い見識に富む案との異口同音の声があがった。
 (3)⑨生涯現役サミット&アプリの件
   「他所がどのようなイベントをしているのか」「世の中がどう動いているか」を知っての上での企画でなければ実効性がない。自分の思いだけで「こうだ」と決めつけてもダメだ。日本をどのようにもっていくか、そのために何をするか。ぼやっとした企画ではだめだ。との意見があった。生涯現役音頭を取り入れるべきだとの意見も示された。   以 上
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朝日新聞Dijital:2018年5月29日03時00分
URL= https://digital.asahi.com/articles/ASL5T3HMXL5TUZHB007.html?_requesturl=articles%2FASL5T3HMXL5TUZHB007.html&rm=370

    山形)日本最高齢バーテンダー、ドキュメンタリー映画に

 国内最高齢の現役バーテンダーにして、世界中で飲まれているスタンダードカクテル「雪国」の生みの親、井山計一さん(92)=山形県酒田市=の半生を描いたドキュメンタリー映画「YUKIGUNI」が完成した。渡辺智史監督は「超高齢化社会を迎える日本で、生涯現役で働くということが『どうしてこんなに美しいのだろう』という思いを描きたかった」と話す。

 映画は、酒田市中町2丁目にある喫茶・バー「ケルン」でカクテルを作り続けている井山さんの姿と家族との絆を軸に、「雪国」の誕生秘話や、井山さんと知り合ったことで、その後の人生が大きく変わった人などが登場する。

 酒田出身の井山さんはプロのダンス教師を経て27歳からバーテンダーに。1959(昭和34)年に壽屋(ことぶきや)(現サントリー)主催のカクテルコンクールに「雪国」を出品、グランプリを受賞した。

 ログイン前の続きウォッカとホワイト・キュラソー、ライムジュースをシェークし、飲み口に砂糖をつけた「スノースタイル」のグラスに注ぎ込む。ミントチェリーを一つ沈めれば、白く透明感のあるカクテルができあがる。

 「バーならば、当時も今も、どの店にでも置いてある材料なんですよ、実は。全然、特別じゃない」と井山さん。それから60年近く。「雪国」は世界中で愛されるスタンダードカクテルになった。

 井山さんは、原則、月曜以外は毎日、バーのカウンターに立つ。そのカクテルを味わい、話を聞こうと全国各地から客が集まる。

 「まさに『バーは人なり』。たくさんの人たちがケルンを訪れる姿は巡礼のようだ」と渡辺監督。そんなイメージを生かそうと、ナレーションはテレビドラマ「深夜食堂」の主演俳優・小林薫さんに依頼した。

 井山さんは「酒田のきれいな風景も出てきます。映画を見て、酒田に行ってみたいという人が増え、街がにぎやかになるといいですね」と話した。

 酒田市で6月23日(市民会館希望ホール)と24日(市総合文化センター)に上映される。鶴岡市や米沢市、山形市では今秋を予定。東京都内でも年末をめどに調整中という。問い合わせは、いでは堂(0235・24・8387)へ。(鵜沼照都)
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毎日新聞2018年5月28日 地方版
ご参考URL= https://mainichi.jp/articles/20180528/ddl/k40/040/347000c

    九州北部豪雨
        仮設住宅に慰問の舞 北九州のよさこい同好会
              「夢追いたい」が披露 朝倉、東峰 /福岡


  北九州市の「よさこい」の同好会「夢追いたい」が27日、九州北部豪雨の被災者が暮らす朝倉市と東峰村の仮設住宅で、よさこいの演舞などを披露した。

 「夢追いたい」は、北九州市のシニアが社会貢献を目指す団体「生涯現役夢追塾」の卒塾生が結成。よさこいなどのパフォーマンスを地域の祭りや高齢者施設で披露している。被災地を元気付けたいと、この日は64~71歳の15人が午前は朝倉市杷木林田の、午後は東峰村宝珠山の仮設住宅を訪れた。

 東峰村では、仮設住宅横の村民センターに約40人が集まり、「夢追いたい」の宮尾節子代表(67)が「手拍子、足拍子で楽しみましょう」とあいさつ。よさこいや日舞、ダンスなどを演じた。住民らも鳴子を鳴らしてよさこいを体験し、炭坑節を踊った。

 自宅が全壊し、仮設住宅に入居する和田紀久子さん(70)は「元気をもらい、ありがたいです」。慰問団長の武方(たけかた)秀俊さん(68)は「喜んでもらえ、来てよかった」と話した。【桑原省爾】 〔福岡都市圏版〕

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