伝える力:受ける力:伝わる力 発揮だ!
2016年12月18日 お仕事 日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ の 諸 活 動 に
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
本年9月7日(水)に日本生涯現役推進協議会・NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ個人正会員にご入会の、株式会社 石音 根本 明社長から下記投稿「伝える力」(第370回生涯現役シリーズ塾でも一部ご発表)を本日頂戴しました。
先般来、12月理事会でもご説明した東京大学大学院檜山講師との会合に参画ご協力の上、今後の『生涯現役プロデューサー』研鑽事業面で新年度活動協力者として、特にご紹介いたします。
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「 伝 え る 力 」
唐突ですが、皆様の心に残っている「謝罪会見」はありますか。
私は唯一、旧山一證券の社長の会見だけが記憶に残っています。
この20年、年功序列が崩れ、中途採用、成果主義が進みましたが
謝罪会見はまったく進化していないと感じています。
それは謝罪会見が謝罪文朗読会見であり続けているからです。
予め部下に準備をさせた文章を読んでいるからです。
少し考えればわかります。上司に怒られているとき、予め準備を
した文章を内ポケットから取り出してその場で読み始めたら、
その上司はどういう顔をするでしょうか。
謝罪とは心の「伝達」であって心の「表明」ではありません。
単に「伝える」ことではなく「伝わる」を目的としなければなりません。
さて私達の「生涯現役」ですが、今年からこの会に参加して感じたことは、
この理念が社会に「伝わる」ことを目的にした「伝える力」が
不足しているということです。
数十年かけて磨き上げられてきた中身の輝きをもう一段増すことよりも、
「どうやったら社会に、人々の心に伝わるか」を本気で考えて
実行するときが来ていると思います。中身にその価値はあると思います。
「生涯現役」という言葉は既に社会で広く認知され、その言葉自体に注目を
集める力はありません。どこかで聞いたことがある言葉は、記憶に粘る
力がないので、それ自体に「伝える力」は備わっていないと考える
ところが出発点になります。「生涯現役」とだけ書かれたタイトルの本は
書店で手にとってもらえないということです。
ではどうするのか。この会が積み上げてきたものをフル活用しながら
具体的な行動に落として動いていく。そんな2017年に今から
ワクワクしています。
(株)石音 根本 明
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「 受 け る 力 」 か ら 「 伝 わ る 力 」 出 動 へ
根本会員の上記「伝える力」のご趣旨は、ご本人の昨年出版された著書『目のつけどころはシニアに学べ』(平成出版)で、随所に覗えます。
例えば、そのプロローグ「シニアに磨かれる視点」の中からも下記引用の箇所などを具現化すれば、『生涯現役社会創り」』推進役への「伝える力」を「受ける力」から「伝わる力」に新年度は早速事業化への発進意欲が湧き挙がってきます。
“ 人生で時間に限りがあることは誰もが知っている。しかし今を、「いつの今か」と意識する姿勢。若いうちは忘れがちだ。シニアの視点は、若い人の視点よりも遠くに向けられている。残りの人生の中で、今日をどう生きるか、どう輝かすか、そういう視点をもっている。” と。
また、“ 若い人は、忙しさのあまり、今が人生の中でどういう一点か、あまり考えないで毎日が過ぎる。今日という日が、「今週の今日」「今月の今日」。遠くまで見すえたとしても、「今期の今日」までとなる。時間が多く残されている若いうちから、遠くから今を見つめる目も持って日々を過ごしたい。” と。
さらに、“ ときにシニアから、反面教師的に学ぶこともある。年齢を重ねるにしたがって、何事も失敗しない選択をしようとする意欲が高くなる。新しい事、新しい自分を見付ける意欲が少しずつ減っていく。”
“ 大人には義務教育がない。だから強い興味がないと、その世界に入って中をみることができない。自分が夢中になるかもしれない世界の大部分が、眠ったままで人生を終えることになる。そしてそのことに、ほとんどの人が気づかない。”
“ ここに光をあてる事業は、大きな可能性を秘めているのではないだろうか。そんな視点もシニアに学んだものの一つだ。” という訳でまさに異世代間連帯事業への可能性チャレンジだと確信しました。
先般12月理事会最後に表明した、『生涯現役プロデューサー』登録PJ出動にはその意味からも、明確に世代各層間の強力な協働意識・信頼感が必要であり、まず毎週原則2回程度、根本会員との両名密接な研鑽打合せで開始したいと存じます。
NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ の 諸 活 動 に
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
本年9月7日(水)に日本生涯現役推進協議会・NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ個人正会員にご入会の、株式会社 石音 根本 明社長から下記投稿「伝える力」(第370回生涯現役シリーズ塾でも一部ご発表)を本日頂戴しました。
先般来、12月理事会でもご説明した東京大学大学院檜山講師との会合に参画ご協力の上、今後の『生涯現役プロデューサー』研鑽事業面で新年度活動協力者として、特にご紹介いたします。
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「 伝 え る 力 」
唐突ですが、皆様の心に残っている「謝罪会見」はありますか。
私は唯一、旧山一證券の社長の会見だけが記憶に残っています。
この20年、年功序列が崩れ、中途採用、成果主義が進みましたが
謝罪会見はまったく進化していないと感じています。
それは謝罪会見が謝罪文朗読会見であり続けているからです。
予め部下に準備をさせた文章を読んでいるからです。
少し考えればわかります。上司に怒られているとき、予め準備を
した文章を内ポケットから取り出してその場で読み始めたら、
その上司はどういう顔をするでしょうか。
謝罪とは心の「伝達」であって心の「表明」ではありません。
単に「伝える」ことではなく「伝わる」を目的としなければなりません。
さて私達の「生涯現役」ですが、今年からこの会に参加して感じたことは、
この理念が社会に「伝わる」ことを目的にした「伝える力」が
不足しているということです。
数十年かけて磨き上げられてきた中身の輝きをもう一段増すことよりも、
「どうやったら社会に、人々の心に伝わるか」を本気で考えて
実行するときが来ていると思います。中身にその価値はあると思います。
「生涯現役」という言葉は既に社会で広く認知され、その言葉自体に注目を
集める力はありません。どこかで聞いたことがある言葉は、記憶に粘る
力がないので、それ自体に「伝える力」は備わっていないと考える
ところが出発点になります。「生涯現役」とだけ書かれたタイトルの本は
書店で手にとってもらえないということです。
ではどうするのか。この会が積み上げてきたものをフル活用しながら
具体的な行動に落として動いていく。そんな2017年に今から
ワクワクしています。
(株)石音 根本 明
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「 受 け る 力 」 か ら 「 伝 わ る 力 」 出 動 へ
根本会員の上記「伝える力」のご趣旨は、ご本人の昨年出版された著書『目のつけどころはシニアに学べ』(平成出版)で、随所に覗えます。
例えば、そのプロローグ「シニアに磨かれる視点」の中からも下記引用の箇所などを具現化すれば、『生涯現役社会創り」』推進役への「伝える力」を「受ける力」から「伝わる力」に新年度は早速事業化への発進意欲が湧き挙がってきます。
“ 人生で時間に限りがあることは誰もが知っている。しかし今を、「いつの今か」と意識する姿勢。若いうちは忘れがちだ。シニアの視点は、若い人の視点よりも遠くに向けられている。残りの人生の中で、今日をどう生きるか、どう輝かすか、そういう視点をもっている。” と。
また、“ 若い人は、忙しさのあまり、今が人生の中でどういう一点か、あまり考えないで毎日が過ぎる。今日という日が、「今週の今日」「今月の今日」。遠くまで見すえたとしても、「今期の今日」までとなる。時間が多く残されている若いうちから、遠くから今を見つめる目も持って日々を過ごしたい。” と。
さらに、“ ときにシニアから、反面教師的に学ぶこともある。年齢を重ねるにしたがって、何事も失敗しない選択をしようとする意欲が高くなる。新しい事、新しい自分を見付ける意欲が少しずつ減っていく。”
“ 大人には義務教育がない。だから強い興味がないと、その世界に入って中をみることができない。自分が夢中になるかもしれない世界の大部分が、眠ったままで人生を終えることになる。そしてそのことに、ほとんどの人が気づかない。”
“ ここに光をあてる事業は、大きな可能性を秘めているのではないだろうか。そんな視点もシニアに学んだものの一つだ。” という訳でまさに異世代間連帯事業への可能性チャレンジだと確信しました。
先般12月理事会最後に表明した、『生涯現役プロデューサー』登録PJ出動にはその意味からも、明確に世代各層間の強力な協働意識・信頼感が必要であり、まず毎週原則2回程度、根本会員との両名密接な研鑽打合せで開始したいと存じます。