〔昨10日の前編から続く『生涯現役』に必要な五Kについての後編〕

  前編に続く第三の『経済』に関して、生涯現役活動には最優先事項としての安定した経済基盤が必須であることは当然のことです。別途既に私どもの『生涯現役実践への重点五原則』を熟知されている方は、その “ 第五原則=成功報酬が優先の奉仕精神に徹すべき ” ことをご納得されていると存じます。

  人生後半に現役の活動舞台から引退すると、大抵の人は「年金を主たる生活の糧」とせざるを得ません。結果的に年金生活者として一番大切なことは、収入・支出の中長期的バランス調整と計画性です。そこで大切なことは、生涯現役の活動によって、少しでも収入を計る工夫が必須です。

  社会貢献による収入は、貢献度のバロメーターとして、責任感向上にもつながります。人生後半でも蓄えと年金を基盤にして、それなりの経済活動はできますが、できれば生涯、社会貢献をすることによって生涯現役の収入を得たり、ささやかな投資活動などにより、より豊かな経済基盤をめざしたいものです。