「生涯現役社会づくり」をめざす第一弾:56
2015年12月23日 お仕事 肩 書 や 地 位 に と ら わ れ な い
私はベンチャーアドバイスのなかでいろんなベンチャー志向者に合う機会が多い。よく、「独立できる条件が揃えば、わたしもベンチャーしますよ!」という言葉を聞く。これでは、本当のベンチャーではない。ベンチャーのベンチャーたる醍醐味は、その “ 条件 ”をつくりあげ、苦労してでも整備していくことにあるのだ。難しい条件を、少しでも改善して目標に近づける努力と過程のなかに、ベンチャーの厳しさも楽しみもあるものなのである。
現実の厳しさを超えて、少しでも自分の理想に近づけていく営々たる活動こそ、真の働き甲斐、生き甲斐に結びつくものだ。
だから、 “ すでにある条件 ”をうまく使いながら、“ まだ足りない条件 ”を創り上げていくことが、ライフ・ベンチャーの仕事の本質となる。企業のなかでも、肩書や地位にとらわれず、真に仕事を推進するリーダーならば、こうした脳力開発とベンチャー精神は、形を違えてもすでに取り入れて活かしている場合が多い。
私のライフ・ベンチャーの独立資金は、その大部分が自己資金の投入である。他者からの出資には、責任を明確にしておく必要があったし、ライフ・ベンチャーの旗振り役をめざす以上、まず自らがベンチャー基金準備の実践をして手本にすることが肝心だった。もちろん、熟年からのベンチャー独立資金には、社会一般の信用上、自己資金でなければ世間が認めないだろうという読みもあったが・・・。ライフ・ベンチャーを推進してみて、自分が主体となってベンチャー姿勢を保つか、あるいは従前のように人頼りに甘んずるかは、自己の人生を選択する重要課題であると今も私は思う。 つづく
私はベンチャーアドバイスのなかでいろんなベンチャー志向者に合う機会が多い。よく、「独立できる条件が揃えば、わたしもベンチャーしますよ!」という言葉を聞く。これでは、本当のベンチャーではない。ベンチャーのベンチャーたる醍醐味は、その “ 条件 ”をつくりあげ、苦労してでも整備していくことにあるのだ。難しい条件を、少しでも改善して目標に近づける努力と過程のなかに、ベンチャーの厳しさも楽しみもあるものなのである。
現実の厳しさを超えて、少しでも自分の理想に近づけていく営々たる活動こそ、真の働き甲斐、生き甲斐に結びつくものだ。
だから、 “ すでにある条件 ”をうまく使いながら、“ まだ足りない条件 ”を創り上げていくことが、ライフ・ベンチャーの仕事の本質となる。企業のなかでも、肩書や地位にとらわれず、真に仕事を推進するリーダーならば、こうした脳力開発とベンチャー精神は、形を違えてもすでに取り入れて活かしている場合が多い。
私のライフ・ベンチャーの独立資金は、その大部分が自己資金の投入である。他者からの出資には、責任を明確にしておく必要があったし、ライフ・ベンチャーの旗振り役をめざす以上、まず自らがベンチャー基金準備の実践をして手本にすることが肝心だった。もちろん、熟年からのベンチャー独立資金には、社会一般の信用上、自己資金でなければ世間が認めないだろうという読みもあったが・・・。ライフ・ベンチャーを推進してみて、自分が主体となってベンチャー姿勢を保つか、あるいは従前のように人頼りに甘んずるかは、自己の人生を選択する重要課題であると今も私は思う。 つづく