昨2015年11月15日付「中日スポーツ/東京中日スポーツ」紙の掲載記事として、14日、東京・ベルサール東京日本橋で「第9回アンチエイジング大賞2015」の授賞式に出席したタレントのビートたけし(68)氏独特の “ 生涯現役の秘訣は家庭を顧みないこと ” だよ・・・との能書きに、果たして生涯現役実践家の皆様方のご家族や周囲の人たちとの人間関係はどうあるべきか?・・・どうか率直なご実情から、本音のご意見や如何に・・・。
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【中日スポーツ/東京中日スポーツ掲載記事】
  年齢を重ねても輝いている著名人に贈られる、大賞を受賞。司会から生涯現役の秘訣(ひけつ)を問われると「友達、家族、社会に反抗し、家庭を顧みないこと」と答えて会場を爆笑させた。過去の経験も振り返りながら「つまずいたときに自分を鏡で見てみること。自分を楽しむこと。とにかくやけくそになって笑うことが一番」と話していたという。

  確かに 年 齢 を 重 ね て も 輝 い て い る 著 名 人 だけが、生涯現役の達人ではあるまいが、たけし流の生涯現役秘訣伝授に『人生闊達な大笑い』があってほしいものだ。自分を第三者的に冷静に顧みる時、家族は勿論のこと、周囲の人たちから『生涯現役モデル役』といわれるような誇称を望むようでは、超高齢社会日本の最先端課題解決のアイデアなど浮かびようがあるまい。

  有難いことに30年も生涯現役実践道場の守り役として、その成果をこの世的な出生レベルで判定する家族や周囲への言い訳にペコペコと頭を下げるようなへっぴり腰では、たけし流名(迷)セリフなどとても出てこまい。生涯現役の長旅には、成功目当ての終着点など見込めるとは限らない所に、家族や周囲の黙認など有り得ないと割り切ればよかろう。

  しかし、未来に役立つ生涯現役実践ならば、必ず世間の評価はどこかでそれ相応に評価してくださるものと確信できるもの。歳を重ねてもではなく、歳を重ねるほどにその確信が強まるような人生の佳境を味わえるような生涯現役実践道場にしたいものだと仲間皆様と切に願う次第である。