『未来に選ばれる会社:CSRから始まる』
2015年10月1日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
東 瀧 邦 次 様
いつもお世話になっております。
オルタナ編集長の森 摂+オルタナ編集部著の単行本
『未来に選ばれる会社――CSRから始まるソーシャル・ブランディング』
(学芸出版社)が本日、全国の書店で発売されました。
詳しくは⇒ http://goo.gl/spoQoR
「結局、企業は何のためにCSRに取り組むのか」――。オルタナ創刊以来、
8年の取材をまとめた集大成です。規模や業種を問わず、企業にとって最大の
ミッションは「組織の永続」です。そのためには「社会満足度」を高めることが
重要であり、未来の顧客や社会から選ばれるための「ソーシャル・ブランディ
ング」が大事であることを、20の企業事例とともに解説しています。
amazonはこちら⇒ http://www.amazon.co.jp/dp/4761513535
※このメールをご覧の皆さまに
『未来に選ばれる会社――CSRから始まるソーシャル・ブランディング』を
10人の方にプレゼント致します。ご希望の方は、その旨を明記の上、このメールに
返信下さい。発送は10月末、当選の発表は発送をもって代えさせて頂きます。
応募の締め切りは10月15日です。
◆オルタナ42号「報告:米グリーンネイバーフッド」が発売しました!
9月30日に発売した最新号では、今注目が集まるシアトル・ポートランドを
特集。環境やソーシャルを街づくりに導入した新しい思想「グリーン・
ネイバーフッド」を紹介します。オルタナパーソンは虎屋の黒川光博社長に
ロングインタビュー。創業500年を支えた「人を大切にする経営」を聞きました。
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/16271
読者プレゼントは⇒ http://www.alterna.co.jp/16273
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CSRの知識と実践を5か月で網羅するCSR部員塾の第10期は10月
開講です。単発受講を希望の方にはお得な回数券も。
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/15703
◆ヤフーCSRサイトは、オルタナがプロデュースをしています。
9月の記事は、インターネットで都市と地方をつなぐ
Yahooショッピングの特集です。
「eコマース革命」で地方に眠る良いモノを全国へ
http://csr.yahoo.co.jp/report/volume4/
=============オルタナ&オルタナSお勧め記事================
◆日本の脱ネオニコチノイド農薬、道筋はどこに
http://www.alterna.co.jp/16224
◆電力自由化控え、自然エネ新電力登場――事業環境は厳しさ増す?
http://www.alterna.co.jp/16264
◆業界の悪しき習慣を撲滅 「美容室白書」作成へ
http://alternas.jp/joy/fashion/60658
◆世界の若手起業家400人が大阪を視察 アジア経済のハブへ
http://alternas.jp/study/global/60766
◆路上で生まれる文学祭、ホームレスと読み手が作り上げる
http://www.alterna.co.jp/16317
=============オルタナ・コラムニストのお勧め記事=============
◆『協創力が稼ぐ時代』――ビジネス思考の日本創生・地方創生[笹谷 秀光]
http://www.alterna.co.jp/16257
◆ついに誕生!国際フェアトレードタウン名古屋![三輪 昭子]
http://www.alterna.co.jp/16293
◆統合報告に挑むために、どの本を読むべきか[中畑 陽一]
http://www.alterna.co.jp/16324
◆オーガニックコットンでエコファンづくり
――いわき市のおてんとSUN企業組合の試み[太田 康子]
http://www.alterna.co.jp/16286
東 瀧 邦 次 様
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10/19人材育成・組織開発カンファレンス
2015年10月2日 お仕事=================================================================
~ 今 い る 人 材 で 、 最 高 の 成 果 と
パ フ ォ ー マ ン ス を ! ~
人材育成・組織開発の課題を解決する!革新的な方法とは?
【無料!】一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 一條和生氏 登壇
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advopml&id=889&idx=1
★★開催間近!10月19日(月)開催:カンファレンスのご案内★★
=================================================================
人事・経営者の皆様、
あなたの職場では、こんな課題はありませんか?
・社員のモチベーションが低く、従業員が疲弊している
・組織開発がうまくいかず、中間管理職が育たない
・研修やトレーニングを実施しても、効果が継続しない
さらに、長時間労働が必ずしも生産性向上につながっておらず、
×仕事ができる人・できない人に差がある
×仕事ができるほど、仕事量が増えストレスをかかえている
といった理由で、優秀な従業員がメンタルに不調を抱えたり、
会社にとって必要な人材が辞めてしまうという問題が生じています。
▼解決の手法を「仕事の分化」「思いのマネジメント」という
2つの視点から導きます!特別インタビュー▼
[特別記事] http://jinjibu.jp/measure.php?act=advopml&id=889&idx=2
====================================================================
第1回フレーム&ワークモジュールカンファレンス
テーマ:~熱い思いは、人や組織を活性化させる~
●基調講演1:
“イノベーション=知識創造の出発点は自己利益を超えた思いから”
思いから未来を創る:イノベーションを実現するリーダーシップ
一橋大学大学院 国際企業戦略研究科長 教授 一條和生氏
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advopml&id=889&idx=3
リーダーシップ、‘思いのマネジメント’等の著書でも著名な一條和生教授
歪んだ目標管理(MBO)は、現場を疲弊させ、東芝のような事件の要因に。
それに代わる‘思いのマネジメント(MBB)’について教示します。
職場が劇的に変わり、イノベーション=知識創造、モチベーションアップに
つながる、革新的かつ、画期的なマネジメント手法についてお話しします。
●基調講演2:
“長時間労働抑制・業務効率化・ダイバーシティ”
フレーム&ワークモジュール(R)で実現する、本当の意味での“働き方改革”
一般社団法人フレームワーク普及促進協会 代表理事 田原祐子
長時間労働・モチベーション低下・マネジメントの課題を根本的に解決する
フレーム&ワークモジュール(R)を活用し、「業務の見える化、分化、
、効率化」を実現した、企業・病院・学校等の改善事例と改善手法について
お話しします。
●事例発表
皆様の現場ですぐにお役に立つヒントとなる、成功事例を発表します。
・次世代リーダー育成、モチベーションアップ、人事考課導入
姫野病院 舞風台 院長 姫野亜紀裕氏
・システム会社のSEの業務効率&モチベーションアップ
株式会社キャリッジリターン 代表取締役 福田信也氏
・営業ツールのフレーム&ワーク オイレスECO株式会社 山田泰彦氏
・担当者のリタイアに伴うルートセールス情報の蓄積 同上 山田克己氏
・業務最適化による、パフォーマンスアップ
アジア総合法律事務所 弁護士 小山好文氏
〇カンファレンス午前中は、住宅・建設・不動産業界向けの講演
「住宅建設業界のイノベーション新しい価値提案マネジメント」
新建新聞社 代表取締役 三浦祐成氏の講演もお聞きいただけます。
■セミナー概要
【日時】2015年10月19日(月)9:30開場/10:00開始 17:00終了
【会場】牛込箪笥区民ホール
(東京都新宿区箪笥町15番地)定員】400名 【費用】無料
【対象】人事教育担当者、営業部門担当者、経営者、経営企画部門
▼お申込みと詳細はこちらから▼
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advopml&id=889&idx=4
=================================================================
【提携企業名】
株式会社ベーシック
住所:東京都新宿区津久戸町1-1-201
お問い合わせ http://jinjibu.jp/measure.php?act=advopml&id=889&idx=5
----------------------------------------------------------------------
メールの掲載内容に関するお問合せは、メール本文中に記載されている各企業
の連絡先にお願いいたします。
「興味のある分野」の条件変更: http://jinjibu.jp/mypage/category/form/
登録情報の変更 : http://jinjibu.jp/mypage/reginfo/form/
よくあるご質問 : http://jinjibu.jp/help/
本メールに関するお問い合わせ: support@jinjibu.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
配信:株式会社アイ・キュー『日本の人事部』事務局 http://jinjibu.jp/
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http://jinjibu.jp/measure.php?act=advopml&id=889&idx=1
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さらに、長時間労働が必ずしも生産性向上につながっておらず、
×仕事ができる人・できない人に差がある
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一般社団法人フレームワーク普及促進協会 代表理事 田原祐子
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【日時】2015年10月19日(月)9:30開場/10:00開始 17:00終了
【会場】牛込箪笥区民ホール
(東京都新宿区箪笥町15番地)定員】400名 【費用】無料
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住所:東京都新宿区津久戸町1-1-201
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配信:株式会社アイ・キュー『日本の人事部』事務局 http://jinjibu.jp/
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仕掛人・玄 秀盛氏の心意気が資本金①
2015年10月3日 お仕事 日経ビジネスオンライン2015/10/03 (土) 9:03:■今週、この一節をご紹介します。
「えっ、こんな子が」と思ったでしょ。それでええねん。一般の人にとって、前科者のイメージはきっと「怖い」「汚い」「きつい」「暗い」「危険」の“ 5K ”といったところ。誰も知り合いたいと思っていない。けれど、刑務所を出てきたといっても、案外普通の人であることが多い。こういう子らがいるというのを世間に知らしめたかった。一般の人にもぜひ出所者に対する偏見を取っ払ってもらいたいというのが俺の願い。
(玄秀盛氏 公益社団法人日本駆け込み寺代表理事)http://nkbp.jp/1JIuqdl
**************************************************************************
日本最大の歓楽街である新宿・歌舞伎町に今年4月末、「新宿駆け込み餃子」という、少々変わった名前の居酒屋がオープンした。一見、普通の居酒屋だが、刑務所や少年院を出た人がスタッフとして働く。
開業を仕掛けたのは、公益社団法人日本駆け込み寺代表の玄秀盛氏。これまで13年にわたって、歌舞伎町でドメスティックバイオレンス(DV)やストーカー被害、多重債務、引きこもりなど、様々な難題の相談に応じてきた。来る者を拒まず、独特の関西弁で、トラブルからの脱出策を指南する。場合によっては被害者をかくまい、加害者と対決する。自らも壮絶な半生を送ってきた玄氏。だからこそ、もがき苦しむ人々のあらゆるSOSに応えたいとの思いは強い。
「たった一人を救うために自分がまず動く」――。これが玄氏のモットーだ。刑務所出所者支援の居酒屋のオープンに無事こぎ着けたが、持ち前の行動力で次なる目標の実現に向け、既にひた走る。
「新宿駆け込み餃子」開店までの経緯、現在の問題意識、これから取り組む課題について話を聞いた。(聞き手は日経ビジネス:庄子育子記者)
【玄秀盛(げん・ひでもり)氏:プロフィール/ 公益社団法人日本駆け込み寺代表理事、一般社団法人再チャレンジ支援機構理事。1956年大阪市西成区生まれ。在日韓国人として生を受け、4人の父と4人の母の元を転々として育つ。中学卒業後、28もの業種を経験した後、不動産や金融など様々な事業を興した。2000年、白血病を起こす恐れのあるウイルスへの感染が判明し、金儲けの世界からの卒業を決意。2002年5月に日本駆け込み寺の前身のNPO法人日本ソーシャル・マイノリティ協会創立。2012年公益社団法人を取得。2013年日本国籍取得。2014年4月には一般社団法人再チャレンジ支援機構(代表理事・堀田力氏)を設立し、社会復帰が困難な刑務所出所者などの支援を行なっている】
庄子:まずは、新宿・歌舞伎町で居酒屋「新宿駆け込み餃子」を始めた理由を教えてください
玄:もともと自分自身、13年前から歌舞伎町で、悩みを抱えた人向けの相談活動を行ってきた。駆け込み寺というスタンスで、DV、ストーカー、家出、自殺志願、多重債務、家庭内暴力など様々な相談に乗ってきた。その数は3万件以上になる。
駆け込み寺に来る相談者の多くは、暴力やストーカーの被害者。被害者からの相談に乗るだけではなく、加害者側にも必ず接触を試み、話をするのが俺の流儀。そうせえへん限り根本解決できないので。するとDVなどの加害者の3割近くに前科があることが分かった。
前科者だからなかなか職にありつけん。そのため、配偶者やパートナーの女性を力ずくで離さんでおこうとする。被害を減らすには加害者への対応が欠かせないと感じた。
庄子:だから、出所者支援の居酒屋をつくったわけですね?
玄:以前は刑務所を出てきた人に、仕事を紹介すれば事足りると思っていたのも事実。それで実際に建築業や飲食店などの現場につなげた。もちろん、雇い主には前科があることをあらかじめ伝えて、理解してもらっていた。
けれど、出所者は他人との意思疎通やコミュニケーションに難がある人が多く、職場になかなか根付かない。刑務所では自由な時間がほとんどなかったので、人とどう関わったらいいのか分からなくなってしまっている。
加えて、同僚、ましてや顧客に自分の過去を決して知られてはならないと感じていて、自分の殻に閉じこもりがちになる。すると、職場で居場所がなくなって、いつしか「アイツは前科があるらしい」という話になる。
そこから、前科者と決めつけられるのに時間はかからない。「だから目つきが悪い」「何しでかすか分からない」と言われ、職場で物がなくなれば、すぐに犯人扱いされてしまう。
悩みを人に相談することもできなければ、結局また犯罪に手を染めてしまう可能性も高くなる。
こりゃあかんということで、何かほかに方法がないかと考えた時に、それならばいっそのこと、居酒屋で出所者が働いていることを公言した店を作ればいいという発想になった。
出 所 者 に 対 す る 偏 見 を 取 っ 払 っ て も ら い た い
庄子:実は、私は6月末ごろ、家族を連れて「新宿駆け込み餃子」に行ってみたんです。料理の味や店の雰囲気がどうなのかを探ってみたいと思って。若手の店員さんに何度か注文していたら、「実は僕、前科があるんです」と打ち明けられて、びっくりしました。見た目で判断するわけではないですが、さわやかな好青年風でしたので……
玄:「えっ、こんな子が」と思ったでしょ。それでええねん。一般の人にとって、前科者のイメージはきっと「怖い」「汚い」「きつい」「暗い」「危険」の“5K”といったところ。誰も知り合いたいと思っていない。
けれど、刑務所を出てきたといっても、案外普通の人であることが多い。こういう子らがいるというのを世間に知らしめたかった。一般の人にもぜひ出所者に対する偏見を取っ払ってもらいたいというのが俺の願い。
その意味で、何でもありの世界の歌舞伎町なら、懐が広いところがあるので、出所者が働く居酒屋が存在していても許されるし、はっきり言って日本一の歓楽街でこんな店をやれば目立つ。だから、世間の出所者に対するイメージを大きく変えるには、ここから発信していくことが大事だと思った。
庄子:出所者に働く場所を提供するだけではなく、彼らに対する一般社会の負のイメージや先入観の改善を目指したということですね
玄:その通り。敗者復活できる社会になって再犯を減らせれば、結局は被害者を生まないことにもつながる。それで、俺が代表を務める公益社団法人日本駆け込み寺とは別に、一般社団法人再チャレンジ支援機構を立ち上げ、出所者支援居酒屋を始めることにした。この構想に賛同してくれた元最高検察庁検事で弁護士の堀田力さんに、支援機構の代表を務めていただいている。
それと、再チャレンジ支援機構では、ニート(若年無業者)や引きこもりと呼ばれている若者の社会復帰も支援している。1回や2回の失敗や挫折で社会からはじかれてしまってはかわいそうやろ。彼らももう1度社会の中に戻してやらんと。
新宿駆け込み餃子はおかげさまで盛況で、評判を聞きつけた刑務所や少年院から働くことを希望する人たちを紹介したいとの相談も直に来ている。
人 は つ な が り の 中 で 認 め ら れ れ ば 再 生 す る
庄子:元受刑者の方たちを採用するに当たって、何らかの基準や心がけていることなどはありますか?
玄:まず、新宿駆け込み餃子で採用できないのは、殺人や薬物、性犯罪などの重大犯罪者。ここは線を引いている。それ以外で、働きたい希望者とは、俺が一人ひとり、数カ月かけて継続的に面談・研修している。
俺は彼らの身元引受人にもなるし、居住地の手配なども行っている。要するに出所者の“里親”。そこまで踏み込まないとね。単なる雇うだけではあかん。職場の中だけ指導・管理の眼を光らせたところで、多くはプライベートな部分でふらついてしまうのだから。
まして歌舞伎町なら誘惑だらけや。金があればどこでも飲めるし、いろんな悪さをしようと思えば、恐らくあっさりできる。もっとも、だからこそここで働くことに意義がある。毎日が修行みたいなものだから。誘惑も多い街だけど、職務質問も毎日のようにかかるわな。
それから、俺が一番心がけているのは、やり直そうという人間をすべて認めてあげること。過去を丸ごと受け止める。駆け込み寺で被害者だけでなく加害者対応もする中で、俺はその必要性をつくづく感じた。
「前科三犯です」、「自分はこんな境遇で育った」、「周囲の環境がこうでした」…。こんな打ち明け話を聞いた際、俺は「分かった」と言って、すべて飲み込んでまず認めてあげることに徹する。前科者だからって日陰者にならんでええし、「罪と罰」ではないけれど、悔い改めたら罪は憎めど人は憎まずというのが俺のポリシーなので。
誰かが一人、見守る、信じる、認めることによって、びっくりするほど人間は変わる。人はつながりの中で認められれば再生する。実際、本当にそうだから。
新宿駆け込み餃子は元受刑者らに「研修の場」を提供することが運営の基本理念となっていることもあり、彼らが働く期間は、基本は3カ月、長くて6カ月としている。短いと感じるかもしれないが、他人に認められると、その期間だけで十分自信がついて、巣立っていける。実際、これまで駆け込み餃子のスタッフから既に何人かが “卒業”し、次の職場へと移っていった。そこで、正社員になることなどを目指している。 つづく
「えっ、こんな子が」と思ったでしょ。それでええねん。一般の人にとって、前科者のイメージはきっと「怖い」「汚い」「きつい」「暗い」「危険」の“ 5K ”といったところ。誰も知り合いたいと思っていない。けれど、刑務所を出てきたといっても、案外普通の人であることが多い。こういう子らがいるというのを世間に知らしめたかった。一般の人にもぜひ出所者に対する偏見を取っ払ってもらいたいというのが俺の願い。
(玄秀盛氏 公益社団法人日本駆け込み寺代表理事)http://nkbp.jp/1JIuqdl
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日本最大の歓楽街である新宿・歌舞伎町に今年4月末、「新宿駆け込み餃子」という、少々変わった名前の居酒屋がオープンした。一見、普通の居酒屋だが、刑務所や少年院を出た人がスタッフとして働く。
開業を仕掛けたのは、公益社団法人日本駆け込み寺代表の玄秀盛氏。これまで13年にわたって、歌舞伎町でドメスティックバイオレンス(DV)やストーカー被害、多重債務、引きこもりなど、様々な難題の相談に応じてきた。来る者を拒まず、独特の関西弁で、トラブルからの脱出策を指南する。場合によっては被害者をかくまい、加害者と対決する。自らも壮絶な半生を送ってきた玄氏。だからこそ、もがき苦しむ人々のあらゆるSOSに応えたいとの思いは強い。
「たった一人を救うために自分がまず動く」――。これが玄氏のモットーだ。刑務所出所者支援の居酒屋のオープンに無事こぎ着けたが、持ち前の行動力で次なる目標の実現に向け、既にひた走る。
「新宿駆け込み餃子」開店までの経緯、現在の問題意識、これから取り組む課題について話を聞いた。(聞き手は日経ビジネス:庄子育子記者)
【玄秀盛(げん・ひでもり)氏:プロフィール/ 公益社団法人日本駆け込み寺代表理事、一般社団法人再チャレンジ支援機構理事。1956年大阪市西成区生まれ。在日韓国人として生を受け、4人の父と4人の母の元を転々として育つ。中学卒業後、28もの業種を経験した後、不動産や金融など様々な事業を興した。2000年、白血病を起こす恐れのあるウイルスへの感染が判明し、金儲けの世界からの卒業を決意。2002年5月に日本駆け込み寺の前身のNPO法人日本ソーシャル・マイノリティ協会創立。2012年公益社団法人を取得。2013年日本国籍取得。2014年4月には一般社団法人再チャレンジ支援機構(代表理事・堀田力氏)を設立し、社会復帰が困難な刑務所出所者などの支援を行なっている】
庄子:まずは、新宿・歌舞伎町で居酒屋「新宿駆け込み餃子」を始めた理由を教えてください
玄:もともと自分自身、13年前から歌舞伎町で、悩みを抱えた人向けの相談活動を行ってきた。駆け込み寺というスタンスで、DV、ストーカー、家出、自殺志願、多重債務、家庭内暴力など様々な相談に乗ってきた。その数は3万件以上になる。
駆け込み寺に来る相談者の多くは、暴力やストーカーの被害者。被害者からの相談に乗るだけではなく、加害者側にも必ず接触を試み、話をするのが俺の流儀。そうせえへん限り根本解決できないので。するとDVなどの加害者の3割近くに前科があることが分かった。
前科者だからなかなか職にありつけん。そのため、配偶者やパートナーの女性を力ずくで離さんでおこうとする。被害を減らすには加害者への対応が欠かせないと感じた。
庄子:だから、出所者支援の居酒屋をつくったわけですね?
玄:以前は刑務所を出てきた人に、仕事を紹介すれば事足りると思っていたのも事実。それで実際に建築業や飲食店などの現場につなげた。もちろん、雇い主には前科があることをあらかじめ伝えて、理解してもらっていた。
けれど、出所者は他人との意思疎通やコミュニケーションに難がある人が多く、職場になかなか根付かない。刑務所では自由な時間がほとんどなかったので、人とどう関わったらいいのか分からなくなってしまっている。
加えて、同僚、ましてや顧客に自分の過去を決して知られてはならないと感じていて、自分の殻に閉じこもりがちになる。すると、職場で居場所がなくなって、いつしか「アイツは前科があるらしい」という話になる。
そこから、前科者と決めつけられるのに時間はかからない。「だから目つきが悪い」「何しでかすか分からない」と言われ、職場で物がなくなれば、すぐに犯人扱いされてしまう。
悩みを人に相談することもできなければ、結局また犯罪に手を染めてしまう可能性も高くなる。
こりゃあかんということで、何かほかに方法がないかと考えた時に、それならばいっそのこと、居酒屋で出所者が働いていることを公言した店を作ればいいという発想になった。
出 所 者 に 対 す る 偏 見 を 取 っ 払 っ て も ら い た い
庄子:実は、私は6月末ごろ、家族を連れて「新宿駆け込み餃子」に行ってみたんです。料理の味や店の雰囲気がどうなのかを探ってみたいと思って。若手の店員さんに何度か注文していたら、「実は僕、前科があるんです」と打ち明けられて、びっくりしました。見た目で判断するわけではないですが、さわやかな好青年風でしたので……
玄:「えっ、こんな子が」と思ったでしょ。それでええねん。一般の人にとって、前科者のイメージはきっと「怖い」「汚い」「きつい」「暗い」「危険」の“5K”といったところ。誰も知り合いたいと思っていない。
けれど、刑務所を出てきたといっても、案外普通の人であることが多い。こういう子らがいるというのを世間に知らしめたかった。一般の人にもぜひ出所者に対する偏見を取っ払ってもらいたいというのが俺の願い。
その意味で、何でもありの世界の歌舞伎町なら、懐が広いところがあるので、出所者が働く居酒屋が存在していても許されるし、はっきり言って日本一の歓楽街でこんな店をやれば目立つ。だから、世間の出所者に対するイメージを大きく変えるには、ここから発信していくことが大事だと思った。
庄子:出所者に働く場所を提供するだけではなく、彼らに対する一般社会の負のイメージや先入観の改善を目指したということですね
玄:その通り。敗者復活できる社会になって再犯を減らせれば、結局は被害者を生まないことにもつながる。それで、俺が代表を務める公益社団法人日本駆け込み寺とは別に、一般社団法人再チャレンジ支援機構を立ち上げ、出所者支援居酒屋を始めることにした。この構想に賛同してくれた元最高検察庁検事で弁護士の堀田力さんに、支援機構の代表を務めていただいている。
それと、再チャレンジ支援機構では、ニート(若年無業者)や引きこもりと呼ばれている若者の社会復帰も支援している。1回や2回の失敗や挫折で社会からはじかれてしまってはかわいそうやろ。彼らももう1度社会の中に戻してやらんと。
新宿駆け込み餃子はおかげさまで盛況で、評判を聞きつけた刑務所や少年院から働くことを希望する人たちを紹介したいとの相談も直に来ている。
人 は つ な が り の 中 で 認 め ら れ れ ば 再 生 す る
庄子:元受刑者の方たちを採用するに当たって、何らかの基準や心がけていることなどはありますか?
玄:まず、新宿駆け込み餃子で採用できないのは、殺人や薬物、性犯罪などの重大犯罪者。ここは線を引いている。それ以外で、働きたい希望者とは、俺が一人ひとり、数カ月かけて継続的に面談・研修している。
俺は彼らの身元引受人にもなるし、居住地の手配なども行っている。要するに出所者の“里親”。そこまで踏み込まないとね。単なる雇うだけではあかん。職場の中だけ指導・管理の眼を光らせたところで、多くはプライベートな部分でふらついてしまうのだから。
まして歌舞伎町なら誘惑だらけや。金があればどこでも飲めるし、いろんな悪さをしようと思えば、恐らくあっさりできる。もっとも、だからこそここで働くことに意義がある。毎日が修行みたいなものだから。誘惑も多い街だけど、職務質問も毎日のようにかかるわな。
それから、俺が一番心がけているのは、やり直そうという人間をすべて認めてあげること。過去を丸ごと受け止める。駆け込み寺で被害者だけでなく加害者対応もする中で、俺はその必要性をつくづく感じた。
「前科三犯です」、「自分はこんな境遇で育った」、「周囲の環境がこうでした」…。こんな打ち明け話を聞いた際、俺は「分かった」と言って、すべて飲み込んでまず認めてあげることに徹する。前科者だからって日陰者にならんでええし、「罪と罰」ではないけれど、悔い改めたら罪は憎めど人は憎まずというのが俺のポリシーなので。
誰かが一人、見守る、信じる、認めることによって、びっくりするほど人間は変わる。人はつながりの中で認められれば再生する。実際、本当にそうだから。
新宿駆け込み餃子は元受刑者らに「研修の場」を提供することが運営の基本理念となっていることもあり、彼らが働く期間は、基本は3カ月、長くて6カ月としている。短いと感じるかもしれないが、他人に認められると、その期間だけで十分自信がついて、巣立っていける。実際、これまで駆け込み餃子のスタッフから既に何人かが “卒業”し、次の職場へと移っていった。そこで、正社員になることなどを目指している。 つづく
仕掛人・玄 秀盛氏の心意気が資本金②
2015年10月4日 お仕事庄子:出所者に働く場所を提供するだけではなく、彼らに対する一般社会の負のイメージや先入観の改善を目指したということですね
玄:その通り。敗者復活できる社会になって再犯を減らせれば、結局は被害者を生まないことにもつながる。それで、俺が代表を務める公益社団法人日本駆け込み寺とは別に、一般社団法人再チャレンジ支援機構を立ち上げ、出所者支援居酒屋を始めることにした。この構想に賛同してくれた元最高検察庁検事で弁護士の堀田力さんに、支援機構の代表を務めていただいている。
それと、再チャレンジ支援機構では、ニート(若年無業者)や引きこもりと呼ばれている若者の社会復帰も支援している。1回や2回の失敗や挫折で社会からはじかれてしまってはかわいそうやろ。彼らももう1度社会の中に戻してやらんと。
新宿駆け込み餃子はおかげさまで盛況で、評判を聞きつけた刑務所や少年院から働くことを希望する人たちを紹介したいとの相談も直に来ている。
人 は つ な が り の 中 で 認 め ら れ れ ば 再 生 す る
庄子:元受刑者の方たちを採用するに当たって、何らかの基準や心がけていることなどはありますか?
玄:まず、新宿駆け込み餃子で採用できないのは、殺人や薬物、性犯罪などの重大犯罪者。ここは線を引いている。それ以外で、働きたい希望者とは、俺が一人ひとり、数カ月かけて継続的に面談・研修している。
俺は彼らの身元引受人にもなるし、居住地の手配なども行っている。要するに出所者の“里親”。そこまで踏み込まないとね。単なる雇うだけではあかん。職場の中だけ指導・管理の眼を光らせたところで、多くはプライベートな部分でふらついてしまうのだから。
まして歌舞伎町なら誘惑だらけや。金があればどこでも飲めるし、いろんな悪さをしようと思えば、恐らくあっさりできる。もっとも、だからこそここで働くことに意義がある。毎日が修行みたいなものだから。誘惑も多い街だけど、職務質問も毎日のようにかかるわな。
それから、俺が一番心がけているのは、やり直そうという人間をすべて認めてあげること。過去を丸ごと受け止める。駆け込み寺で被害者だけでなく加害者対応もする中で、俺はその必要性をつくづく感じた。
「前科三犯です」、「自分はこんな境遇で育った」、「周囲の環境がこうでした」…。こんな打ち明け話を聞いた際、俺は「分かった」と言って、すべて飲み込んでまず認めてあげることに徹する。前科者だからって日陰者にならんでええし、「罪と罰」ではないけれど、悔い改めたら罪は憎めど人は憎まずというのが俺のポリシーなので。
誰かが一人、見守る、信じる、認めることによって、びっくりするほど人間は変わる。人はつながりの中で認められれば再生する。実際、本当にそうだから。
新宿駆け込み餃子は元受刑者らに「研修の場」を提供することが運営の基本理念となっていることもあり、彼らが働く期間は、基本は3カ月、長くて6カ月としている。短いと感じるかもしれないが、他人に認められると、その期間だけで十分自信がついて、巣立っていける。実際、これまで駆け込み餃子のスタッフから既に何人かが “卒業”し、次の職場へと移っていった。そこで、正社員になることなどを目指している。 つづく
玄:その通り。敗者復活できる社会になって再犯を減らせれば、結局は被害者を生まないことにもつながる。それで、俺が代表を務める公益社団法人日本駆け込み寺とは別に、一般社団法人再チャレンジ支援機構を立ち上げ、出所者支援居酒屋を始めることにした。この構想に賛同してくれた元最高検察庁検事で弁護士の堀田力さんに、支援機構の代表を務めていただいている。
それと、再チャレンジ支援機構では、ニート(若年無業者)や引きこもりと呼ばれている若者の社会復帰も支援している。1回や2回の失敗や挫折で社会からはじかれてしまってはかわいそうやろ。彼らももう1度社会の中に戻してやらんと。
新宿駆け込み餃子はおかげさまで盛況で、評判を聞きつけた刑務所や少年院から働くことを希望する人たちを紹介したいとの相談も直に来ている。
人 は つ な が り の 中 で 認 め ら れ れ ば 再 生 す る
庄子:元受刑者の方たちを採用するに当たって、何らかの基準や心がけていることなどはありますか?
玄:まず、新宿駆け込み餃子で採用できないのは、殺人や薬物、性犯罪などの重大犯罪者。ここは線を引いている。それ以外で、働きたい希望者とは、俺が一人ひとり、数カ月かけて継続的に面談・研修している。
俺は彼らの身元引受人にもなるし、居住地の手配なども行っている。要するに出所者の“里親”。そこまで踏み込まないとね。単なる雇うだけではあかん。職場の中だけ指導・管理の眼を光らせたところで、多くはプライベートな部分でふらついてしまうのだから。
まして歌舞伎町なら誘惑だらけや。金があればどこでも飲めるし、いろんな悪さをしようと思えば、恐らくあっさりできる。もっとも、だからこそここで働くことに意義がある。毎日が修行みたいなものだから。誘惑も多い街だけど、職務質問も毎日のようにかかるわな。
それから、俺が一番心がけているのは、やり直そうという人間をすべて認めてあげること。過去を丸ごと受け止める。駆け込み寺で被害者だけでなく加害者対応もする中で、俺はその必要性をつくづく感じた。
「前科三犯です」、「自分はこんな境遇で育った」、「周囲の環境がこうでした」…。こんな打ち明け話を聞いた際、俺は「分かった」と言って、すべて飲み込んでまず認めてあげることに徹する。前科者だからって日陰者にならんでええし、「罪と罰」ではないけれど、悔い改めたら罪は憎めど人は憎まずというのが俺のポリシーなので。
誰かが一人、見守る、信じる、認めることによって、びっくりするほど人間は変わる。人はつながりの中で認められれば再生する。実際、本当にそうだから。
新宿駆け込み餃子は元受刑者らに「研修の場」を提供することが運営の基本理念となっていることもあり、彼らが働く期間は、基本は3カ月、長くて6カ月としている。短いと感じるかもしれないが、他人に認められると、その期間だけで十分自信がついて、巣立っていける。実際、これまで駆け込み餃子のスタッフから既に何人かが “卒業”し、次の職場へと移っていった。そこで、正社員になることなどを目指している。 つづく
仕掛人・玄 秀盛氏の心意気が資本金③
2015年10月5日 お仕事 今 後 は 刑 務 所 出 所 者 の 人 材 派 遣 業 も
庄子:新宿駆け込み餃子のオープンにこぎ着けたことで、出所者支援の目的は果たされたととらえていいのでしょうか?
玄:いや、この先、出所者の人材派遣業をやりたいと思っている。新宿駆け込み餃子のような店を、全国各地に作っていくという方法もあるかもしれないが、それには莫大な資金が必要となる。それに、出所者にとって、本来は選択できる職場の幅が広い方が望ましい。
刑務所からの出所者受け入れ企業の拡大を目指して、法務省は今年度から協力雇用主に奨励金を支払う制度をスタートさせた。それはもちろん結構なのだけれど、その中味は一定の基準を満たして、出所者を雇用すれば、月額2万~8万円を最長1年間支給するというもの。
出所者を雇ったら奨励金をもらえると言っても、それ以前に、多くの企業は刑務所から出た人を使えるのか、使えないのか、もっと言えば、使っていいのかどうかがよく分からない。例えば、クビにさせる必要が出たらどうすればいいのか、一般の人よりクビにさせるのは怖いよな、恨まれるんちゃうかって思ったりする。
だから、出所者の人材派遣業を通して、「3日でもいいから使ってみてください、お試しで」という取り組みを始めたい。3日間使ってもらって、それでよければ1カ月の試用期間。そこから次に、6カ月とか1年とかの契約を結ぶ。問題があればいつでも“返品”OK。責任を負うのは、派遣事業主。そういうふうにしてあげたら、企業側も出所者採用のハードルが低くなると感じている。
このプロジェクトも再チャレンジ支援機構で行っていこうと準備を進めているが、資金がない。人材派遣の許認可を取るのに2000万円、それと運転資金で1000万円、計3000万円が最低でも必要になる。資金集めは簡単ではないが、必ず成功させて、実現にこぎ着けたい。
それから、俺は出所者支援だけを全身全霊でやっているわけではない。ほかにも同時並行で、自分が非常に重要だと感じている2つの課題に今、取り組んでいる。
庄子:その中味は?
玄:一つ目の課題は、子供のいじめや虐待問題。この問題はますます陰湿化・深刻化している。
子供が発信するSOSにしっかり対応できるよう「いのちのはがき」を作った。被害者の子供自身や被害者の近くで聞いた人間が、このはがきに必要事項を記入してポストに投函してもらえれば、「日本駆け込み寺」に届くようになっている。
このはがきを、大手コンビニエンスストアチェーンに置いてもらえるよう、今、掛け合っている最中。学校に置いても、学校に行けていない子供たちがいるし、教師やほかの生徒の目線を気にして、はがきを手に取らない子供たちもいるからコンビニという発想。コンビニは24時間、365日開いているし。
駆け込み寺にはがきが届けば、俺は必ず動く。これまで駆け込み寺に子供からの相談が実際に寄せられていて、対応している実績もある。
一例として、9歳の女の子から電話が来た。親が再婚した。再婚相手のお父ちゃんが風呂に来る。見られる、触られる。母親に言ったら「違う、あんたのこと思うてやってるんや」と言われた。それで学校の先生に言ったら、「ママに言ったか」と聞かれ、「ママに言った」と答えたら、「あんたの勘違いや、風呂なんか誰だって…」と片づけられた。するとそれ以上、その子はしゃべられへんようなって、駆け込み寺に電話してきた。
俺は一通り話を聞いて、母親も学校も全然だめだということが分かったので、すぐに児童相談所に連絡した。「●●ちゃんというから、話を聞いたって」って。結局、その娘は施設で一時預かりとなって、親と距離をあけた。すると、のびのび学校へ行くようになった。たった一人の大人が救えるんよ。
とにかくいのちのはがきで、子どもを救いたい。大津や岩手のいじめ自殺、川崎の中一男子殺害のような悲惨な事件を、未然に防がんと。公益財団法人の日本駆け込み寺は、いじめ問題の第三者機関になることもできる。
死んで第三者機関を設けるより、死ぬ前の第三者機関や。 つづく
庄子:新宿駆け込み餃子のオープンにこぎ着けたことで、出所者支援の目的は果たされたととらえていいのでしょうか?
玄:いや、この先、出所者の人材派遣業をやりたいと思っている。新宿駆け込み餃子のような店を、全国各地に作っていくという方法もあるかもしれないが、それには莫大な資金が必要となる。それに、出所者にとって、本来は選択できる職場の幅が広い方が望ましい。
刑務所からの出所者受け入れ企業の拡大を目指して、法務省は今年度から協力雇用主に奨励金を支払う制度をスタートさせた。それはもちろん結構なのだけれど、その中味は一定の基準を満たして、出所者を雇用すれば、月額2万~8万円を最長1年間支給するというもの。
出所者を雇ったら奨励金をもらえると言っても、それ以前に、多くの企業は刑務所から出た人を使えるのか、使えないのか、もっと言えば、使っていいのかどうかがよく分からない。例えば、クビにさせる必要が出たらどうすればいいのか、一般の人よりクビにさせるのは怖いよな、恨まれるんちゃうかって思ったりする。
だから、出所者の人材派遣業を通して、「3日でもいいから使ってみてください、お試しで」という取り組みを始めたい。3日間使ってもらって、それでよければ1カ月の試用期間。そこから次に、6カ月とか1年とかの契約を結ぶ。問題があればいつでも“返品”OK。責任を負うのは、派遣事業主。そういうふうにしてあげたら、企業側も出所者採用のハードルが低くなると感じている。
このプロジェクトも再チャレンジ支援機構で行っていこうと準備を進めているが、資金がない。人材派遣の許認可を取るのに2000万円、それと運転資金で1000万円、計3000万円が最低でも必要になる。資金集めは簡単ではないが、必ず成功させて、実現にこぎ着けたい。
それから、俺は出所者支援だけを全身全霊でやっているわけではない。ほかにも同時並行で、自分が非常に重要だと感じている2つの課題に今、取り組んでいる。
庄子:その中味は?
玄:一つ目の課題は、子供のいじめや虐待問題。この問題はますます陰湿化・深刻化している。
子供が発信するSOSにしっかり対応できるよう「いのちのはがき」を作った。被害者の子供自身や被害者の近くで聞いた人間が、このはがきに必要事項を記入してポストに投函してもらえれば、「日本駆け込み寺」に届くようになっている。
このはがきを、大手コンビニエンスストアチェーンに置いてもらえるよう、今、掛け合っている最中。学校に置いても、学校に行けていない子供たちがいるし、教師やほかの生徒の目線を気にして、はがきを手に取らない子供たちもいるからコンビニという発想。コンビニは24時間、365日開いているし。
駆け込み寺にはがきが届けば、俺は必ず動く。これまで駆け込み寺に子供からの相談が実際に寄せられていて、対応している実績もある。
一例として、9歳の女の子から電話が来た。親が再婚した。再婚相手のお父ちゃんが風呂に来る。見られる、触られる。母親に言ったら「違う、あんたのこと思うてやってるんや」と言われた。それで学校の先生に言ったら、「ママに言ったか」と聞かれ、「ママに言った」と答えたら、「あんたの勘違いや、風呂なんか誰だって…」と片づけられた。するとそれ以上、その子はしゃべられへんようなって、駆け込み寺に電話してきた。
俺は一通り話を聞いて、母親も学校も全然だめだということが分かったので、すぐに児童相談所に連絡した。「●●ちゃんというから、話を聞いたって」って。結局、その娘は施設で一時預かりとなって、親と距離をあけた。すると、のびのび学校へ行くようになった。たった一人の大人が救えるんよ。
とにかくいのちのはがきで、子どもを救いたい。大津や岩手のいじめ自殺、川崎の中一男子殺害のような悲惨な事件を、未然に防がんと。公益財団法人の日本駆け込み寺は、いじめ問題の第三者機関になることもできる。
死んで第三者機関を設けるより、死ぬ前の第三者機関や。 つづく
仕掛人・玄 秀盛氏の心意気が資本金④
2015年10月6日 お仕事 駆 け 込 み 寺 “ 機 能 ” を 全 国 展 開 さ せ る
庄子:二つ目の課題とは?
玄:行政と連動した駆け込み寺“機能”の全国展開。これまで13年間駆け込み寺で俺がやってきたのは、行政や警察に相談してもなかなか解決策を見いだせない悩み相談。例えば、ある老夫婦は「息子がヤクザに入ってしまった。何とかしたい」と言ってきた。
この悩みをもし行政に持ちかけても、行政は恐らく「それは警察」と応えて話を聞こうとしないのが関の山。とばっちり受けたら嫌なので。かといって、警察に相談しても、ヤクザに入っただけなら警察は動きようがない。ヤクザに入って悪さをして初めて、警察は相談に乗る。
でも、俺の場合は怖いものなしで、その息子を取り戻すために、ヤクザと直談判したり、うまいこと警察に動いてもらえるように工夫したり、弁護士の力を借りたりする。それで問題解決へとつなげる。
どうすれば問題が解決できるか、その道筋が分かれば、あとは意外と簡単だったりする。そのノウハウを各自治体などに伝えて、市民が相談してきたらたらい回しをすることなく、問題解決に導いてあげてほしいと思っている。
この取り組みに関しては、関西地方のある自治体の首長さんと既に話がついていて、そこの職員を対象とした私の研修が10月からスタートする。これを皮切りに、全国に普及できればと思っている。
俺 に と っ て 情 熱 が 資 本 金
庄子:もろもろエネルギッシュな活動をされているわけですが、その行動力はどこから来ているのでしょうか?
玄:自分のこれまでの生き方とやはり関係しているのだろう。大阪市西成区生まれで、在日韓国人2世。自分のことを卑下するわけではないが、底辺をはいつくばって生きてきた。
だが、2000年、44歳のときに人生最大の転機が訪れた。献血の検査で、白血病発症のリスクがあるウイルスHTLV-1への感染が判明。それを機に、いったん命を捨てると言うか、次の生き方を考えた。
それまで俺はとにかく命よりも金が大事やった。金儲けに奔走し、まさに守銭奴。1万円あれば1億円のビルを買ったろというぐらいの知恵を絞った。いろいろ荒稼ぎをしたのも事実。けれど、HTLV-1への感染で、もしかしたら死ぬかもしれないと思った途端、金への執着が命への執着に変わった。
生かされているなら、自分にしかできないことをやろう。そう考えて、歌舞伎町での駆け込み寺の相談活動につながった。
そこで得たものから、次々新しい発想を編み出している。俺は生き急いでいるし、徒党も組まへん性分なので、ボチボチやっている暇はない。猪突猛進で一気にやらんと。
自らの構想の実効性を高めるために、日本駆け込み寺は3年前に公益社団法人格を取ったし、自分自身2年前に日本国籍を取得した。単なるNPO法人(特定非営利活動法人)で、代表が在日韓国人、しかも俺の風貌だと、企業に支援を仰いだり、国会議員に陳情に行ったりしても、ヤクザ者だと思われて冷たくあしらわれてしまう(笑)。だから、順を追って、戦略を練った。
俺にとっては、今は情熱が資本金。それで走り抜いている。
最後に、このインタビューを目にした企業経営者の方には、日本の足元を見てほしいというメッセージを送らせてもらいたい。カンボジアに学校を建てる、アフリカにビタミンを送る。海外へのそういった社会貢献活動は、それはそれで意味のあることだと思っている。けれど、日本は自殺者が年間3万人いて、DVやストーカー被害、いじめや虐待問題も後を絶たない。足元に養分を行き渡らせる活動にもぜひご協力・ご支援いただきたい。
庄子:二つ目の課題とは?
玄:行政と連動した駆け込み寺“機能”の全国展開。これまで13年間駆け込み寺で俺がやってきたのは、行政や警察に相談してもなかなか解決策を見いだせない悩み相談。例えば、ある老夫婦は「息子がヤクザに入ってしまった。何とかしたい」と言ってきた。
この悩みをもし行政に持ちかけても、行政は恐らく「それは警察」と応えて話を聞こうとしないのが関の山。とばっちり受けたら嫌なので。かといって、警察に相談しても、ヤクザに入っただけなら警察は動きようがない。ヤクザに入って悪さをして初めて、警察は相談に乗る。
でも、俺の場合は怖いものなしで、その息子を取り戻すために、ヤクザと直談判したり、うまいこと警察に動いてもらえるように工夫したり、弁護士の力を借りたりする。それで問題解決へとつなげる。
どうすれば問題が解決できるか、その道筋が分かれば、あとは意外と簡単だったりする。そのノウハウを各自治体などに伝えて、市民が相談してきたらたらい回しをすることなく、問題解決に導いてあげてほしいと思っている。
この取り組みに関しては、関西地方のある自治体の首長さんと既に話がついていて、そこの職員を対象とした私の研修が10月からスタートする。これを皮切りに、全国に普及できればと思っている。
俺 に と っ て 情 熱 が 資 本 金
庄子:もろもろエネルギッシュな活動をされているわけですが、その行動力はどこから来ているのでしょうか?
玄:自分のこれまでの生き方とやはり関係しているのだろう。大阪市西成区生まれで、在日韓国人2世。自分のことを卑下するわけではないが、底辺をはいつくばって生きてきた。
だが、2000年、44歳のときに人生最大の転機が訪れた。献血の検査で、白血病発症のリスクがあるウイルスHTLV-1への感染が判明。それを機に、いったん命を捨てると言うか、次の生き方を考えた。
それまで俺はとにかく命よりも金が大事やった。金儲けに奔走し、まさに守銭奴。1万円あれば1億円のビルを買ったろというぐらいの知恵を絞った。いろいろ荒稼ぎをしたのも事実。けれど、HTLV-1への感染で、もしかしたら死ぬかもしれないと思った途端、金への執着が命への執着に変わった。
生かされているなら、自分にしかできないことをやろう。そう考えて、歌舞伎町での駆け込み寺の相談活動につながった。
そこで得たものから、次々新しい発想を編み出している。俺は生き急いでいるし、徒党も組まへん性分なので、ボチボチやっている暇はない。猪突猛進で一気にやらんと。
自らの構想の実効性を高めるために、日本駆け込み寺は3年前に公益社団法人格を取ったし、自分自身2年前に日本国籍を取得した。単なるNPO法人(特定非営利活動法人)で、代表が在日韓国人、しかも俺の風貌だと、企業に支援を仰いだり、国会議員に陳情に行ったりしても、ヤクザ者だと思われて冷たくあしらわれてしまう(笑)。だから、順を追って、戦略を練った。
俺にとっては、今は情熱が資本金。それで走り抜いている。
最後に、このインタビューを目にした企業経営者の方には、日本の足元を見てほしいというメッセージを送らせてもらいたい。カンボジアに学校を建てる、アフリカにビタミンを送る。海外へのそういった社会貢献活動は、それはそれで意味のあることだと思っている。けれど、日本は自殺者が年間3万人いて、DVやストーカー被害、いじめや虐待問題も後を絶たない。足元に養分を行き渡らせる活動にもぜひご協力・ご支援いただきたい。
「HRカンファレンス2015-秋」 開催ご紹介
2015年10月7日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
東 瀧 邦 次 様
日本の人事部「HRカンファレンス」事務局です。
人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う日本最大のHRイベント
「HRカンファレンス2015-秋-」の受付を開始いたしましたので、
ご案内いたします。
┌────────────────────────────────────────────────────┐
★ 日本の人事部「 H R カ ン フ ァ レ ン ス 2 0 1 5 - 秋 - 」 申込受付開始!
1 1 月 1 7 日(火) 1 8 日(水) 1 9 日(木) 開 催!
└────────────────────────────────────────────────────┘
人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大の H R イ ベ ン ト
「 H R カ ン フ ァ レ ン ス 」。 2015年秋の申込受付を開始しました。
今回のメインテーマは「人・組織・経営のインテグリティ」。
昭和女子大・坂東眞理子氏、一橋大・守島基博氏、東京大・中原淳氏、
一橋大・米倉誠一郎氏、東京糸井重里事務所・篠田真貴子氏、
慶應大・高橋俊介氏、明治大・野田稔氏、日本GE・安渕聖司氏、
LIXILグループ・八木洋介氏、北海道大・小菅正夫氏、ほか、
HRのオピニオンリーダー100人による講演を実施します。
◆詳細・事前受付はこちら
東京会場 http://hr-conference.jp/201511/
大阪会場 http://hr-conference.jp/osaka/201511/
本カンファレンスに関するお問合せ:日本の人事部「HRカンファレンス」事務局 〒107-0052 東京都港区赤坂4-1-30 AKABISHI-2ビルE-mail:hrc@jinjibu.jp
※各セッションとも、一定数に達した時点で募集を締め切ります。
(講演によっては、お申込多数の場合、抽選となります)
─────────────────────────────────────────────
【このイベントでしか体験できない注目のセッション(一部ご紹介)】
─────────────────────────────────────────────
<11月17日(火)>
★キャリアコンサルティング体制整備の動き
今の時代に必要とされるキャリア支援とは?
・浅川 正健氏(浅川キャリア研究所 所長)
・下村 英雄氏(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 主任研究員)
・水野 みち氏(株式会社日本マンパワー 研修事業部 研究・開発課 担当部長)
★世界で戦う日本企業に必要な
“グローバル人材マネジメント”について考える
・落合 亨氏(ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
バイスプレジデント 人事・総務担当)
・島田 由香氏(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社
取締役人事総務本部長)
・有沢 正人氏(カゴメ株式会社 執行役員経営企画本部人事部長)
・小杉 俊哉氏(慶應義塾大学SFC 研究所 上席所員/
立命館大学大学院テクノロジーマネジメント研究科 客員教授)
★イノベーションを起こすリーダーに求められるものとは
――キッザニアと旭山動物園の成功から考える
・住谷 栄之資氏(KCJ GROUP 株式会社 代表取締役社長兼CEO)
・小菅 正夫氏(旭川市旭山動物園 前園長/北海道大学客員教授)
・米倉 誠一郎氏(一橋大学 イノベーション研究センター 教授)
◆11月17日のプログラム詳細
(東京) http://hr-conference.jp/201511/program.php?d=1
(大阪) http://hr-conference.jp/osaka/201511/program.php?d=1
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<11月18日(水)>
★自律組織とその運営――なぜ今自律組織か、どうすれば自律組織になるか
・高橋 俊介氏(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授)
★社員の“本気”を引き出す効果的手法とは
~目標に強くコミットさせるために~
・野田 稔氏(明治大学大学院 グローバルビジネス研究科 教授
一般社団法人社会人材学舎 塾長)
・中竹 竜二氏
((公財)日本ラグビーフットボール協会 コーチングディレクター/
U20日本代表ヘッドコーチ/ 株式会社TEAM BOX 代表取締役)
★経営に資するため、人事に求められるものとは何か
――“人で勝つ”組織について考える
・守島 基博氏(一橋大学大学院 商学研究科 教授)
・八木 洋介氏(株式会社LIXILグループ 執行役副社長 人事総務担当)
◆11月18日のプログラム詳細
(東京) http://hr-conference.jp/201511/program.php?d=2
(大阪) http://hr-conference.jp/osaka/201511/program.php?d=2
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<11月19日(木)>
★社員の力を引き出す経営者のリーダーシップ
――GEとスマイルズの事例から考える
・安渕 聖司氏(日本GE株式会社 代表取締役 GEキャピタル社長兼CEO)
・遠山 正道氏(株式会社スマイルズ 代表取締役社長)
・内田 和成氏
(早稲田大学大学院商学研究科 早稲田大学ビジネススクール 教授)
★リーダーシップ開発を科学する:次世代リーダー育成の最前線
・中原 淳氏(東京大学 大学総合教育研究センター 准教授)
★今こそ考えたい真の女性活躍推進
――女性リーダー育成のため、企業と女性社員に求められるもの
・坂東 眞理子氏(昭和女子大学 学長)
・篠田 真貴子氏(東京糸井重里事務所 取締役CFO)
・石原 直子氏(リクルートワークス研究所 Works編集長)
◆11月19日のプログラム詳細
(東京) http://hr-conference.jp/201511/program.php?d=3
(大阪) http://hr-conference.jp/osaka/201511/program.php?d=3
ほか、HR業界のオピニオンリーダーによる100セッションを実施!
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技術提供:メディアサイト株式会社( http://www.mediasite.co.jp/ )
東京会場から大阪会場への生中継は、ウェブセミナーやe-Learningコンテン
ツの作成、配信のソリューションを提供する、メディアサイト株式会社
(第8回e-Learning大賞 文部科学大臣賞 受賞)のご協力により実施します。
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【イベントに関するお問い合わせ】
株式会社アイ・キュー 「HRカンファレンス」事務局
mail:hrc@jinjibu.jp
東 瀧 邦 次 様
日本の人事部「HRカンファレンス」事務局です。
人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う日本最大のHRイベント
「HRカンファレンス2015-秋-」の受付を開始いたしましたので、
ご案内いたします。
┌────────────────────────────────────────────────────┐
★ 日本の人事部「 H R カ ン フ ァ レ ン ス 2 0 1 5 - 秋 - 」 申込受付開始!
1 1 月 1 7 日(火) 1 8 日(水) 1 9 日(木) 開 催!
└────────────────────────────────────────────────────┘
人の採用・育成・マネジメントに携わる皆さまが集う、日本最大の H R イ ベ ン ト
「 H R カ ン フ ァ レ ン ス 」。 2015年秋の申込受付を開始しました。
今回のメインテーマは「人・組織・経営のインテグリティ」。
昭和女子大・坂東眞理子氏、一橋大・守島基博氏、東京大・中原淳氏、
一橋大・米倉誠一郎氏、東京糸井重里事務所・篠田真貴子氏、
慶應大・高橋俊介氏、明治大・野田稔氏、日本GE・安渕聖司氏、
LIXILグループ・八木洋介氏、北海道大・小菅正夫氏、ほか、
HRのオピニオンリーダー100人による講演を実施します。
◆詳細・事前受付はこちら
東京会場 http://hr-conference.jp/201511/
大阪会場 http://hr-conference.jp/osaka/201511/
本カンファレンスに関するお問合せ:日本の人事部「HRカンファレンス」事務局 〒107-0052 東京都港区赤坂4-1-30 AKABISHI-2ビルE-mail:hrc@jinjibu.jp
※各セッションとも、一定数に達した時点で募集を締め切ります。
(講演によっては、お申込多数の場合、抽選となります)
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【このイベントでしか体験できない注目のセッション(一部ご紹介)】
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<11月17日(火)>
★キャリアコンサルティング体制整備の動き
今の時代に必要とされるキャリア支援とは?
・浅川 正健氏(浅川キャリア研究所 所長)
・下村 英雄氏(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 主任研究員)
・水野 みち氏(株式会社日本マンパワー 研修事業部 研究・開発課 担当部長)
★世界で戦う日本企業に必要な
“グローバル人材マネジメント”について考える
・落合 亨氏(ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
バイスプレジデント 人事・総務担当)
・島田 由香氏(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社
取締役人事総務本部長)
・有沢 正人氏(カゴメ株式会社 執行役員経営企画本部人事部長)
・小杉 俊哉氏(慶應義塾大学SFC 研究所 上席所員/
立命館大学大学院テクノロジーマネジメント研究科 客員教授)
★イノベーションを起こすリーダーに求められるものとは
――キッザニアと旭山動物園の成功から考える
・住谷 栄之資氏(KCJ GROUP 株式会社 代表取締役社長兼CEO)
・小菅 正夫氏(旭川市旭山動物園 前園長/北海道大学客員教授)
・米倉 誠一郎氏(一橋大学 イノベーション研究センター 教授)
◆11月17日のプログラム詳細
(東京) http://hr-conference.jp/201511/program.php?d=1
(大阪) http://hr-conference.jp/osaka/201511/program.php?d=1
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<11月18日(水)>
★自律組織とその運営――なぜ今自律組織か、どうすれば自律組織になるか
・高橋 俊介氏(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授)
★社員の“本気”を引き出す効果的手法とは
~目標に強くコミットさせるために~
・野田 稔氏(明治大学大学院 グローバルビジネス研究科 教授
一般社団法人社会人材学舎 塾長)
・中竹 竜二氏
((公財)日本ラグビーフットボール協会 コーチングディレクター/
U20日本代表ヘッドコーチ/ 株式会社TEAM BOX 代表取締役)
★経営に資するため、人事に求められるものとは何か
――“人で勝つ”組織について考える
・守島 基博氏(一橋大学大学院 商学研究科 教授)
・八木 洋介氏(株式会社LIXILグループ 執行役副社長 人事総務担当)
◆11月18日のプログラム詳細
(東京) http://hr-conference.jp/201511/program.php?d=2
(大阪) http://hr-conference.jp/osaka/201511/program.php?d=2
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<11月19日(木)>
★社員の力を引き出す経営者のリーダーシップ
――GEとスマイルズの事例から考える
・安渕 聖司氏(日本GE株式会社 代表取締役 GEキャピタル社長兼CEO)
・遠山 正道氏(株式会社スマイルズ 代表取締役社長)
・内田 和成氏
(早稲田大学大学院商学研究科 早稲田大学ビジネススクール 教授)
★リーダーシップ開発を科学する:次世代リーダー育成の最前線
・中原 淳氏(東京大学 大学総合教育研究センター 准教授)
★今こそ考えたい真の女性活躍推進
――女性リーダー育成のため、企業と女性社員に求められるもの
・坂東 眞理子氏(昭和女子大学 学長)
・篠田 真貴子氏(東京糸井重里事務所 取締役CFO)
・石原 直子氏(リクルートワークス研究所 Works編集長)
◆11月19日のプログラム詳細
(東京) http://hr-conference.jp/201511/program.php?d=3
(大阪) http://hr-conference.jp/osaka/201511/program.php?d=3
ほか、HR業界のオピニオンリーダーによる100セッションを実施!
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技術提供:メディアサイト株式会社( http://www.mediasite.co.jp/ )
東京会場から大阪会場への生中継は、ウェブセミナーやe-Learningコンテン
ツの作成、配信のソリューションを提供する、メディアサイト株式会社
(第8回e-Learning大賞 文部科学大臣賞 受賞)のご協力により実施します。
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【イベントに関するお問い合わせ】
株式会社アイ・キュー 「HRカンファレンス」事務局
mail:hrc@jinjibu.jp
「老後無気力」と絶縁『生涯現役社会』①
2015年10月8日 お仕事 DIAMOND online/マネー・金融欄【http://diamond.jp/articles/-/79558】2015/10/7 付のサイトで下記のような掲載記事を見かけましたので、ご参考迄に紹介します。
何事も「人生すべてカネ次第」ではありません。毎日健やかな心身の生きがい充実があってこそ、私たち生涯現役仲間たちの願う生き様ですが、拝金主義が蔓延する現代人間社会で敏く生活するための経済価値観も冷静に学ぶ必要があるのもまた現実だといえます。
そこで、“ 老後貧乏から下流老人に転落する分かれ目はどこか ”
などと、興味深く30~40代からマネークライシス対策を下記に語る深田晶恵女子のご意見からも、『生涯現役社会づくり』推進者の私たちは恵まれた同志と如何に人生実践塾を活用できているか感謝したいと存じます。
******************************************************************
「年金崩壊」「定年後破産」などの恐ろしい言葉が飛び交う少子高齢化の現代ニッポン。老後の生活を支えるお金について熟知しておくことは、もはや誰にとっても待ったなしだ。30代でも早すぎない、40代なら今まさに備えを始めたい、老後資金のあれこれを人気FPがわかりやすく指南する。【40代から備えたい老後のお金クライシス!深田晶恵】
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老後のお金クライシス! 深田晶恵 【第26回】 2015年10月7日
老 後 貧 乏 か ら 下 流 老 人 に
転 落 す る 分 か れ 目 は ど こ か
3 つ の 「 な い 」 で 下 流 老 人 に !?
話題の書、「下流老人」(藤田孝典著・朝日新書)と「老後破産~長寿という悪夢」(NHKスペシャル取材班・新潮社)を読んだ。どちらも、年金生活者が普通の生活から些細なきっかけで陥る貧困について、事例を紹介しながら問題解決に向けての提言を行っている。
個人的には、生活支援の現場の実状から書かれた「下流老人」が興味深かった(「老後破産」は、テレビ局らしくジャーナリスティックな切り口で書かれている)。「下流老人」の著者の藤田孝典氏は、NPO法人ほっとプラスの代表理事として10年以上、埼玉県を中心に生活困窮者支援を行っている。
藤田氏は著書のなかで、下流老人とは「生活保護基準相当で暮らす高齢者及びその恐れがある高齢者」と定義し、生活支援の実体験から下流老人には次の3つが「ない」としている。
①収入が著しく少「ない」
②十分な貯蓄が「ない」
③頼れる人間がい「ない」(社会的孤立)
確かにその通り。この3つが「ない」状態だと、ちょっとしたきっかけで貧困に転じる可能性は高い。
なかでも「収入」と「貯蓄」は密接な関係がある。高齢になるほど、病気や求人の年齢制限などにより、働く意志はあっても働けないケースが増える。そうなると収入はおもに年金だけとなるが、事例で紹介されている高齢者はみなさん、さまざまな事情で年金収入がかなり少ない。
年金が少ないと、蓄えを取り崩しながらの生活をしなくてはならいため、あっという間に貯蓄が減っていく。健康状態が悪化すると、負のスパイラルから抜け出せなくなるのである。
2 つ の 力 が 「 な い 」 と 、
「 老 後 貧 乏 」 か ら 「 下 流 老 人 」 に 転 落 す る !
この連載は、40~50代(おもに男性)に向けて、定年後に「老後貧乏」にならないためのお金の知識と処方箋を伝えることがテーマである。テーマと「40代から備えたい!老後のお金クライシス」というタイトルは、昨年8月に担当編集者が決めてくれた。
連載スタート時点では、NHKスペシャル「老後破産~長寿という悪夢」という番組は放送されていなかったし、「下流老人」も出版されていなかった。2014年9月にNHKスペシャルが放送されると、番組は大きな反響を呼び、今年4月に書籍化。「下流老人」が今年6月に出版されて以降、さらに関心が高まり、雑誌を中心に「老後破産」「下流老人」特集が次々組まれるようになった。
先週、女性雑誌から「深田さん、女性が下流老人にならないためにはどうしたらいいですか」と取材依頼があったときには驚いた。女性雑誌までもが取り上げるということは「ブーム」になっているということ。ブームはしばらく続くことになるだろう。
誰でも将来「下流老人」になる可能性はあるが、全員ではない。40~50代がまず心配すべきは、「老後貧乏」になることだろう。そもそも日本の年金制度は、現役時代の収入を100%保証する制度設計にはなっていないため、定年後は収入が大幅にダウンする。老後資金という蓄えがない限り、誰もが貧乏になるのである。
今の40~50代は、多額の住宅ローンを抱え、ハイパーインフレ気味の子どもの教育費を負担し、自分たちもお金を使うのが好きな消費世代。上の世代に比べ、老後資金準備がままならない人が圧倒的に多い。
FPである私の役割は、現役世代の「老後貧乏予備軍」を1人でも減らすこと。その詳細な方策についてはぜひ本連載のバックナンバーをご一読いただきたいが、それでは万が一「老後貧乏」に陥ってしまったとして、さらにその先の「下流老人」との分かれ目は、どこにあるのだろうか。
私は“制度を知る・利用する力が「ない」”と“少し先を想像する力が「ない」”、この2つの「ない」によって、藤田氏が定義する「下流老人」という貧困状態に陥りやすくなると考える。 つづく
何事も「人生すべてカネ次第」ではありません。毎日健やかな心身の生きがい充実があってこそ、私たち生涯現役仲間たちの願う生き様ですが、拝金主義が蔓延する現代人間社会で敏く生活するための経済価値観も冷静に学ぶ必要があるのもまた現実だといえます。
そこで、“ 老後貧乏から下流老人に転落する分かれ目はどこか ”
などと、興味深く30~40代からマネークライシス対策を下記に語る深田晶恵女子のご意見からも、『生涯現役社会づくり』推進者の私たちは恵まれた同志と如何に人生実践塾を活用できているか感謝したいと存じます。
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「年金崩壊」「定年後破産」などの恐ろしい言葉が飛び交う少子高齢化の現代ニッポン。老後の生活を支えるお金について熟知しておくことは、もはや誰にとっても待ったなしだ。30代でも早すぎない、40代なら今まさに備えを始めたい、老後資金のあれこれを人気FPがわかりやすく指南する。【40代から備えたい老後のお金クライシス!深田晶恵】
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老後のお金クライシス! 深田晶恵 【第26回】 2015年10月7日
老 後 貧 乏 か ら 下 流 老 人 に
転 落 す る 分 か れ 目 は ど こ か
3 つ の 「 な い 」 で 下 流 老 人 に !?
話題の書、「下流老人」(藤田孝典著・朝日新書)と「老後破産~長寿という悪夢」(NHKスペシャル取材班・新潮社)を読んだ。どちらも、年金生活者が普通の生活から些細なきっかけで陥る貧困について、事例を紹介しながら問題解決に向けての提言を行っている。
個人的には、生活支援の現場の実状から書かれた「下流老人」が興味深かった(「老後破産」は、テレビ局らしくジャーナリスティックな切り口で書かれている)。「下流老人」の著者の藤田孝典氏は、NPO法人ほっとプラスの代表理事として10年以上、埼玉県を中心に生活困窮者支援を行っている。
藤田氏は著書のなかで、下流老人とは「生活保護基準相当で暮らす高齢者及びその恐れがある高齢者」と定義し、生活支援の実体験から下流老人には次の3つが「ない」としている。
①収入が著しく少「ない」
②十分な貯蓄が「ない」
③頼れる人間がい「ない」(社会的孤立)
確かにその通り。この3つが「ない」状態だと、ちょっとしたきっかけで貧困に転じる可能性は高い。
なかでも「収入」と「貯蓄」は密接な関係がある。高齢になるほど、病気や求人の年齢制限などにより、働く意志はあっても働けないケースが増える。そうなると収入はおもに年金だけとなるが、事例で紹介されている高齢者はみなさん、さまざまな事情で年金収入がかなり少ない。
年金が少ないと、蓄えを取り崩しながらの生活をしなくてはならいため、あっという間に貯蓄が減っていく。健康状態が悪化すると、負のスパイラルから抜け出せなくなるのである。
2 つ の 力 が 「 な い 」 と 、
「 老 後 貧 乏 」 か ら 「 下 流 老 人 」 に 転 落 す る !
この連載は、40~50代(おもに男性)に向けて、定年後に「老後貧乏」にならないためのお金の知識と処方箋を伝えることがテーマである。テーマと「40代から備えたい!老後のお金クライシス」というタイトルは、昨年8月に担当編集者が決めてくれた。
連載スタート時点では、NHKスペシャル「老後破産~長寿という悪夢」という番組は放送されていなかったし、「下流老人」も出版されていなかった。2014年9月にNHKスペシャルが放送されると、番組は大きな反響を呼び、今年4月に書籍化。「下流老人」が今年6月に出版されて以降、さらに関心が高まり、雑誌を中心に「老後破産」「下流老人」特集が次々組まれるようになった。
先週、女性雑誌から「深田さん、女性が下流老人にならないためにはどうしたらいいですか」と取材依頼があったときには驚いた。女性雑誌までもが取り上げるということは「ブーム」になっているということ。ブームはしばらく続くことになるだろう。
誰でも将来「下流老人」になる可能性はあるが、全員ではない。40~50代がまず心配すべきは、「老後貧乏」になることだろう。そもそも日本の年金制度は、現役時代の収入を100%保証する制度設計にはなっていないため、定年後は収入が大幅にダウンする。老後資金という蓄えがない限り、誰もが貧乏になるのである。
今の40~50代は、多額の住宅ローンを抱え、ハイパーインフレ気味の子どもの教育費を負担し、自分たちもお金を使うのが好きな消費世代。上の世代に比べ、老後資金準備がままならない人が圧倒的に多い。
FPである私の役割は、現役世代の「老後貧乏予備軍」を1人でも減らすこと。その詳細な方策についてはぜひ本連載のバックナンバーをご一読いただきたいが、それでは万が一「老後貧乏」に陥ってしまったとして、さらにその先の「下流老人」との分かれ目は、どこにあるのだろうか。
私は“制度を知る・利用する力が「ない」”と“少し先を想像する力が「ない」”、この2つの「ない」によって、藤田氏が定義する「下流老人」という貧困状態に陥りやすくなると考える。 つづく
「老後無気力」と絶縁『生涯現役社会』②
2015年10月9日 お仕事 社 会 保 障 や 福 祉 制 度 は
「 知 ら な き ゃ ソ ン 」 で あ る こ と を 認 識 す る
セーフティネットとしての社会保障制度や福祉制度の多くは、「申請主義」。知らないと利用することができない、まさに「知らなきゃソン」なのである。専門家並みの知識を持つことは無理だとしても、困ったときには「何か頼れる制度はないだろうか」と役所に出向いて相談するという発想を、常に持っておくことが重要だ。
意外に思うかもしれないが、会社員や公務員はこれが苦手。勤務先の総務部や人事部が自分に代わって「手続き」をしてくれる環境に長く置かれるため、「自分で調べる」「相談に出向く」ことに慣れていないのだ。出世が早く管理職が長かった人は特に要注意と言えるだろう。総務、人事部以外に部下も手足となってくれていたからだ。
「制度を知る・利用する力」は、70代や80代になってから身につけるのでは遅い。現役のうちから練習しておくことが肝心だ。まずは年老いた両親の日常を聞き出し、知らずに利用していない制度がないか調べることから始めるといいだろう(言うまでもなく、ここで妻任せにしてしまっては意味がない)。
「 少 し 先 を 想 像 す る 力 」 は
割 り 算 と か け 算 が で き れ ば O K !
「少し先を想像する力」は、5年後、10年後の「自分のお金周り」を予測する力のこと。たとえば、退職金を手にしたとき、はじめて手にする数千万円のお金に気持ちが大きくなり、後先考えずに数年で300万円とか500万円を使ってしまう人がいる。残念ながら、こうした人は少なくない。
その調子でお金を使い続けると、70歳になる頃には蓄えが底をつくことになるかもしれないのに気がつかない。というより、家計を予測する習慣を持ち合わせていない。年金生活に入ったら、蓄えを取り崩す前に必ず「割り算」すること。
退職金を含めた老後資金から医療費の備え、住宅の修繕費用といった特別支出を差し引いて、90歳までの年数で割ると「1年あたりの取り崩し額の目安」がわかる。
65歳時点で老後資金が3000万円あったとして、特別支出を1000万円と見積もると、残りは2000万円。90歳までの25年間で割ると1年あたりの取り崩し額の目安は80万円。意外に少ない金額となるのだ。
いつもこの欄で書いているが「90歳までなんて、俺は生きてない」などと思っていてはダメ。長生きする前提で割り算するのがリスク管理の基本であるし、妻は90歳を超えて長生きする可能性は大だ。自分のことだけを考えてはいけないのである。
これからの出費は「かけ算」するといい。たとえば医療保険。退職直前セミナーの講師をすると、「子どもが社会人になって死亡保障が入らなくなった分、医療保険にたっぷり入りたい」と言う参加者が多い。会場で保険料の予算を尋ねてみると「月1万円」と答える人が結構いて、私は毎回驚く。
月1万円、夫婦で2万円の保険料を60歳から80歳までの20年間支払い続けると(ここでかけ算)、総額480万円にもなる! 月5000円だとしても20年間だと240万円だ。これだけのお金が確実に手元からなくなるのである。
公的な健康保険には、自己負担額が一定額を超えると超過分が戻ってくる高額療養費制度がある。一般的な所得なら69歳までは月9万円前後が最終的な自己負担になる。健保組合の付加給付が充実していると、月2万円が上限というケースも少なくない。70歳になると、自己負担の上限はさらに低くなることも知っておきたい。
一方、民間医療保険は1入院「60日」とか「120日」といった日数制限があり、長期間の入院のすべてをカバーするわけではない。入院日額5000円・1入院120日型の医療保険から受け取れるお金は、1入院最大で60万円。手術をすると手術給付金が5万~20万円受け取れるが、それでも支払う保険料には届かないだろう。
年をとると病気がちになるが、多くの場合、通院で薬をもらい治療を受ける期間が長くなる。忘れてはいけないのは、医療保険は原則、入院か手術をしないと給付金がもらえないということだ(通院給付金があったとしても、金額はごくわずか)。通院での治療費は、年金や老後資金から捻出することになる。
支払う予定の保険料をかけ算し、健康保険制度や商品を知る力を持っていると、医療保険に頼る部分が少なくなり、年金収入や預貯金の目減りを数百万円単位で防ぐことができるのだ。
「自分のお金を予測する力」を身につけることはそれほど難しいことではない。お金を使うときにはその前に「割り算」と「かけ算」をすることを忘れなければいいだけである。ぜひ、実践してみてほしい。
つづく
「 知 ら な き ゃ ソ ン 」 で あ る こ と を 認 識 す る
セーフティネットとしての社会保障制度や福祉制度の多くは、「申請主義」。知らないと利用することができない、まさに「知らなきゃソン」なのである。専門家並みの知識を持つことは無理だとしても、困ったときには「何か頼れる制度はないだろうか」と役所に出向いて相談するという発想を、常に持っておくことが重要だ。
意外に思うかもしれないが、会社員や公務員はこれが苦手。勤務先の総務部や人事部が自分に代わって「手続き」をしてくれる環境に長く置かれるため、「自分で調べる」「相談に出向く」ことに慣れていないのだ。出世が早く管理職が長かった人は特に要注意と言えるだろう。総務、人事部以外に部下も手足となってくれていたからだ。
「制度を知る・利用する力」は、70代や80代になってから身につけるのでは遅い。現役のうちから練習しておくことが肝心だ。まずは年老いた両親の日常を聞き出し、知らずに利用していない制度がないか調べることから始めるといいだろう(言うまでもなく、ここで妻任せにしてしまっては意味がない)。
「 少 し 先 を 想 像 す る 力 」 は
割 り 算 と か け 算 が で き れ ば O K !
「少し先を想像する力」は、5年後、10年後の「自分のお金周り」を予測する力のこと。たとえば、退職金を手にしたとき、はじめて手にする数千万円のお金に気持ちが大きくなり、後先考えずに数年で300万円とか500万円を使ってしまう人がいる。残念ながら、こうした人は少なくない。
その調子でお金を使い続けると、70歳になる頃には蓄えが底をつくことになるかもしれないのに気がつかない。というより、家計を予測する習慣を持ち合わせていない。年金生活に入ったら、蓄えを取り崩す前に必ず「割り算」すること。
退職金を含めた老後資金から医療費の備え、住宅の修繕費用といった特別支出を差し引いて、90歳までの年数で割ると「1年あたりの取り崩し額の目安」がわかる。
65歳時点で老後資金が3000万円あったとして、特別支出を1000万円と見積もると、残りは2000万円。90歳までの25年間で割ると1年あたりの取り崩し額の目安は80万円。意外に少ない金額となるのだ。
いつもこの欄で書いているが「90歳までなんて、俺は生きてない」などと思っていてはダメ。長生きする前提で割り算するのがリスク管理の基本であるし、妻は90歳を超えて長生きする可能性は大だ。自分のことだけを考えてはいけないのである。
これからの出費は「かけ算」するといい。たとえば医療保険。退職直前セミナーの講師をすると、「子どもが社会人になって死亡保障が入らなくなった分、医療保険にたっぷり入りたい」と言う参加者が多い。会場で保険料の予算を尋ねてみると「月1万円」と答える人が結構いて、私は毎回驚く。
月1万円、夫婦で2万円の保険料を60歳から80歳までの20年間支払い続けると(ここでかけ算)、総額480万円にもなる! 月5000円だとしても20年間だと240万円だ。これだけのお金が確実に手元からなくなるのである。
公的な健康保険には、自己負担額が一定額を超えると超過分が戻ってくる高額療養費制度がある。一般的な所得なら69歳までは月9万円前後が最終的な自己負担になる。健保組合の付加給付が充実していると、月2万円が上限というケースも少なくない。70歳になると、自己負担の上限はさらに低くなることも知っておきたい。
一方、民間医療保険は1入院「60日」とか「120日」といった日数制限があり、長期間の入院のすべてをカバーするわけではない。入院日額5000円・1入院120日型の医療保険から受け取れるお金は、1入院最大で60万円。手術をすると手術給付金が5万~20万円受け取れるが、それでも支払う保険料には届かないだろう。
年をとると病気がちになるが、多くの場合、通院で薬をもらい治療を受ける期間が長くなる。忘れてはいけないのは、医療保険は原則、入院か手術をしないと給付金がもらえないということだ(通院給付金があったとしても、金額はごくわずか)。通院での治療費は、年金や老後資金から捻出することになる。
支払う予定の保険料をかけ算し、健康保険制度や商品を知る力を持っていると、医療保険に頼る部分が少なくなり、年金収入や預貯金の目減りを数百万円単位で防ぐことができるのだ。
「自分のお金を予測する力」を身につけることはそれほど難しいことではない。お金を使うときにはその前に「割り算」と「かけ算」をすることを忘れなければいいだけである。ぜひ、実践してみてほしい。
つづく
「老後無気力」と絶縁『生涯現役社会』③
2015年10月10日 お仕事第25回 「 う ち の 会 社 は 年 金 を
月 4 0 万 円 も ら え る 」 は 疑 っ て か か れ !
[2015年09月09日]
年金の仕組みや、自分が将来受け取る年金額をご存じの方は多くないと思われる。先日もバブル期入社の50歳くらいの知人と飲んでいたら、「昔、上司に『うちの会社で働くと、年金を毎月40万円もらえる』と聞いた」と言っていたが……。
第24回 手 取 り 2 0 万 円 の 年 金 で
夫 婦 の 老 後 は 大 丈 夫 か ?
[2015年08月26日]
数年前、「いまの高齢者も年金だけでは暮らしていない! 昔もいまも、そしてこれからも老後資金作りは必要」と書いたら、30代の読者から「いまのお年寄りは年金だけで暮らしているわけでないのですね。びっくりしました」といった反響が多かった。
第23回 「 わ が 家 の バ ラ ン ス シ ー ト 」 作 り で
債 務 超 過 ・ 老 後 貧 乏 予 測 の ホ ラ ー 体 験
[2015年08月12日]
バブル世代の男性が多く参加するセミナーでは、「わが家の家計」に少しでも関心を持ってもらうよう、家計簿は「決算書」、1年間の貯蓄額は「年間収支」などと、言葉を置き換える工夫をするようにしている。そうすると、自分事として身を乗り出して聴くようになる。
第22回 こ ん な 金 融 商 品 に ダ マ さ れ る な !
「 毎 月 も ら え る 」「 外 貨 建 て 」 に ご 用 心
[2015年07月29日]
株価が好調になると「ある商品を勧められているんですけど、どう思いますか?」と尋ねられることが増える。だがそもそも金融商品や保険商品のうち、オススメできるのは2割に満たない。8割以上は売り手の都合で作られた「なくてもいい」商品だと思う。
第21回 国 主 導 の “ じ ぶ ん 年 金 ” は 、
受 け 取 り 時 の 「 税 金 」 に 気 を つ け ろ !
[2015年07月15日]
前回に続き、「だれでも加入できるじぶん年金作り制度」、つまり個人型確定拠出年金について詳しく見ていく。今回は、受け取り方によって大きく変わってくる税金面での有利不利について解説しよう。
第20回 国 が 旗 を 振 る 「 じ ぶ ん 年 金 作 り 」 制 度 は
利 用 価 値 が あ る か ?
[2015年07月01日]
今国会で法案が通れば、公務員から自営業者、主婦まですべての属性の人が個人型確定拠出年金の対象になる。この「だれでも加入できるじぶん年金作り制度」は、積極的に利用すべきだろうか。
第19回 「 老 後 の 備 え は 個 人 年 金 で 」 の 落 と し 穴
[2015年06月17日]
そろそろ老後資金の準備を考えはじめた40代の人から、「やはり、個人年金に加入すべきですか」と尋ねられることが多い。一般の相談者だけでなく、お金に詳しいはずの経済誌の編集者も、なぜかみなさん枕詞のように「やはり」という言葉を使う。
第18回 共 働 き 夫 婦 で お 金 が 貯 ま ら な い
3 つ の 要 因
[2015年06月03日]
いわゆる片働き夫婦は共働きに対して「うちよりずっとお金が貯まるのだろうな」とうらやましい気持ちを持っているようだ。しかし、実際のところ収入に応じて「ちゃんと貯めている共働き」は意外に少ない。
第17回 誰 で も “ 貯 金 体 質 ” に な れ る
銀 行 口 座 活 用 術
[2015年05月20日]
今回は、誰でも簡単に“貯金体質”になれる「銀行口座活用術」を紹介しよう。ポイントは、お金の動線を“見える化”することだ。
第16回 年 金 生 活 者 の 手 取 り 年 収 は
1 6 年 前 に 比 べ て 3 2 万 円 も 減 っ て い る !
[2015年05月07日]
年金生活者の家計の赤字額は、支出の増加と収入の減少という両面の要素により拡大し続けている。将来に向けても明るい材料はないが、だからこそ実態を把握し、しっかりと備えたい。
第15回 海 外 旅 行 で 妻 や 子 ど も に
リ ス ペ ク ト さ れ る マ ネ ー 術
[2015年04月22日]
家族での海外旅行でムダな出費を抑える「家族全員スマホを使っても料金大幅節約のコツ」「ムダなく安心な海外旅行保険の入り方のコツ」「旅先での支払いコストをぐっと抑えるコツ」を教えます!
第14回 投 資 デ ビ ュ ー の コ ツ は
「 買 う 」 ば か り に 注 力 し な い こ と
[2015年04月08日]
前回は投資で失敗しないための3つの鉄則を書いた。今回は実際に投資デビューする際のポイントについて解説しよう。
第13回 投 資 で 老 後 貧 乏 に 陥 ら な い た め の
鉄 則 3 ヵ 条
[2015年03月25日]
男性の場合、投資をはじめたいと積極的になるのは、おもに20~30代と60代以上。若い世代とリタイア世代にはさまれる40~50代の反応は他に比べ、イマイチのことが多い。
第12回 私 立 中 学 受 験 に は 、
小 4 ~ 高 3 で 出 費 1 0 0 0 万 円 を 覚 悟 せ よ
[2015年03月11日]
私立中学受験は公立に比べお金がかかることは周知の事実だが、実際にどのくらいお金がかかるのか、綿密に調べたうえで私立中学への進学を決めている親は意外に少ないのが現状だ。
第11回 無 計 画 な 教 育 ロ ー ン や 奨 学 金 は
老 後 貧 乏 の 伏 線
[2015年02月25日]
何もかも値上がりする中で育った今の40代、50代。親の老後生活を見て年金で何とかなるものだなぁと思ったら大間違い。70代半ば以上の親とは生きてきた時代と貯蓄額がまったく違うことを認識しなくてはならない。
第10回 パ ー ト 主 婦 が 被 扶 養 者 に な る た め に は
仕 事 を 始 め る ・ 辞 め る 時 期 に 注 意 !
[2015年02月12日]
パート収入が扶養の範囲内であるかどうかは、「いつから、いつまで」の収入で判定されるのかご存じだろうか。最も注意すべき「130万円の壁」と「妻扶養手当の壁」に関しては、“ケースバイケース”なのが実態だ。
第9回 パ ー ト 主 婦 は 1 0 3 万 円 の 壁 を 越 え る と
本 当 に ソ ン な の か ?
[2015年01月28日]
多くの人が「パート主婦は103万円を超えて働くのはソンだ」と思っているのだが、その認識は間違っている。パート主婦にとってそれよりも注意しなくてはいけないのは「130万円の壁」、そして……。
第8回 年 収 8 0 0 万 円 で も
実 際 使 え る お 金 は 6 0 0 万 円 !
あ な た は 自 分 の 「 手 取 年 収 」 を 知 っ て い る ?
[2015年01月14日]
手取り年収とは、勤務先が支払う額面の給料から所得税・住民税と社会保険料を差し引いた金額のこと。2002年以降、一部の年を除き手取り年収は下がり続けいる人が多い。
第7回 「 家 計 の 決 算 書 」 で わ か る
お 金 が 貯 ま ら な い 人 の 5 つ の 習 慣
[2014年12月17日]
今回は、本連載第3回で提唱した「家計の決算書」からわかる“お金が貯まらない人の傾向”を5つ紹介する。それぞれの項目で「ドキッ」としたら、反面教師にして来年から改善を図りたい。
第6回 夫 婦 2 人 の 保 険 料 は
4 0 年 間 で 4 8 0 万 円 に も !
医 療 保 険 を 見 直 し て
老 後 貧 乏 を 退 散 さ せ よ う
[2014年12月03日]
医療保険に支払う保険料の予算を尋ねてみると、月5000~1万円くらい払ってもいいと答える人が多い。しかし月わずか数千円の出費でも、数十年にわたる固定費は総額で大きな負担になる。
第5回 「 保 険 の 見 直 し 」 は 老 後 資 金 に も
効 果 バ ツ グ ン !
誰 に で も す ぐ で き る 、 保 険 料 を 減 ら す
テ ク ニ ッ ク
[2014年11月19日]
老後に向けて貯蓄を増やしたいなら、真っ先に着手したいのは固定費の見直しだ。変動費の見直しは毎日努力を続けていかなくてはいけないが、通信費や保険料といった固定費の見直しは、一度やってしまえばその後の努力は不要になる。
第4回 老 後 貧 乏 を 避 け る 最 大 の カ ギ は
6 0 歳 以 降 も 続 く
住 宅 ロ ー ン の 見 直 し に あ り !
[2014年11月05日]
老後の生活を安泰なものにできるかどうかは、老後資金の多い・少ないだけではなく、60歳以降も住宅ローン返済が続くかどうかも重要なポイントだ。60歳以降も毎月返済を続けていくのは、リスクがあることだと認識しよう。
第3回 「 ボ ー ナ ス で 赤 字 補 て ん 」 を
や め る だ け で O K !
年 4 8 万 円 貯 蓄 ア ッ プ で き る
家 計 管 理 の コ ツ と は
[2014年10月22日]
老後資金を貯めるには戦略的な貯蓄プランを立てることが必要。最初に収入と支出の「決算書」を作ってみるのがお勧めだ。それには、現状把握が欠かせない。そのために、ぜひ筆者考案の「決算シート」を活用してみてほしい。
第2回 仕 事 の 収 支 と 同 じ よ う に
「 わ が 家 の 収 支 」 も 言 え る ?
老 後 貧 乏 回 避 は
「 わ が 家 の お 金 の 重 大 3 要 素 」 か ら !
[2014年10月08日]
老後貧乏を避けるための第一歩は、「今のわが家のお金の状況」を知ることだ。私は企業の40~50代社員向けライフプランセミナーで講師を務める際に、参加者に3つの質問をしている。
第1回 4 0 代 、 5 0 代 に 「 老 後 貧 乏 予 備 軍 」 が
増 え て い る !
あ な た は 年 収 2 0 0 万 円 で
老 後 を 生 き て い け る か ?
[2014年09月24日]
私はファイナンシャルプランナーとして、18年以上にわたって個人の家計を見続けているが、この数年は「これからは老後貧乏になる人が増えるのだろう」と強く感じるようになった。老後資金の準備ができていない人の割合が年々増えてきているからだ。
月 4 0 万 円 も ら え る 」 は 疑 っ て か か れ !
[2015年09月09日]
年金の仕組みや、自分が将来受け取る年金額をご存じの方は多くないと思われる。先日もバブル期入社の50歳くらいの知人と飲んでいたら、「昔、上司に『うちの会社で働くと、年金を毎月40万円もらえる』と聞いた」と言っていたが……。
第24回 手 取 り 2 0 万 円 の 年 金 で
夫 婦 の 老 後 は 大 丈 夫 か ?
[2015年08月26日]
数年前、「いまの高齢者も年金だけでは暮らしていない! 昔もいまも、そしてこれからも老後資金作りは必要」と書いたら、30代の読者から「いまのお年寄りは年金だけで暮らしているわけでないのですね。びっくりしました」といった反響が多かった。
第23回 「 わ が 家 の バ ラ ン ス シ ー ト 」 作 り で
債 務 超 過 ・ 老 後 貧 乏 予 測 の ホ ラ ー 体 験
[2015年08月12日]
バブル世代の男性が多く参加するセミナーでは、「わが家の家計」に少しでも関心を持ってもらうよう、家計簿は「決算書」、1年間の貯蓄額は「年間収支」などと、言葉を置き換える工夫をするようにしている。そうすると、自分事として身を乗り出して聴くようになる。
第22回 こ ん な 金 融 商 品 に ダ マ さ れ る な !
「 毎 月 も ら え る 」「 外 貨 建 て 」 に ご 用 心
[2015年07月29日]
株価が好調になると「ある商品を勧められているんですけど、どう思いますか?」と尋ねられることが増える。だがそもそも金融商品や保険商品のうち、オススメできるのは2割に満たない。8割以上は売り手の都合で作られた「なくてもいい」商品だと思う。
第21回 国 主 導 の “ じ ぶ ん 年 金 ” は 、
受 け 取 り 時 の 「 税 金 」 に 気 を つ け ろ !
[2015年07月15日]
前回に続き、「だれでも加入できるじぶん年金作り制度」、つまり個人型確定拠出年金について詳しく見ていく。今回は、受け取り方によって大きく変わってくる税金面での有利不利について解説しよう。
第20回 国 が 旗 を 振 る 「 じ ぶ ん 年 金 作 り 」 制 度 は
利 用 価 値 が あ る か ?
[2015年07月01日]
今国会で法案が通れば、公務員から自営業者、主婦まですべての属性の人が個人型確定拠出年金の対象になる。この「だれでも加入できるじぶん年金作り制度」は、積極的に利用すべきだろうか。
第19回 「 老 後 の 備 え は 個 人 年 金 で 」 の 落 と し 穴
[2015年06月17日]
そろそろ老後資金の準備を考えはじめた40代の人から、「やはり、個人年金に加入すべきですか」と尋ねられることが多い。一般の相談者だけでなく、お金に詳しいはずの経済誌の編集者も、なぜかみなさん枕詞のように「やはり」という言葉を使う。
第18回 共 働 き 夫 婦 で お 金 が 貯 ま ら な い
3 つ の 要 因
[2015年06月03日]
いわゆる片働き夫婦は共働きに対して「うちよりずっとお金が貯まるのだろうな」とうらやましい気持ちを持っているようだ。しかし、実際のところ収入に応じて「ちゃんと貯めている共働き」は意外に少ない。
第17回 誰 で も “ 貯 金 体 質 ” に な れ る
銀 行 口 座 活 用 術
[2015年05月20日]
今回は、誰でも簡単に“貯金体質”になれる「銀行口座活用術」を紹介しよう。ポイントは、お金の動線を“見える化”することだ。
第16回 年 金 生 活 者 の 手 取 り 年 収 は
1 6 年 前 に 比 べ て 3 2 万 円 も 減 っ て い る !
[2015年05月07日]
年金生活者の家計の赤字額は、支出の増加と収入の減少という両面の要素により拡大し続けている。将来に向けても明るい材料はないが、だからこそ実態を把握し、しっかりと備えたい。
第15回 海 外 旅 行 で 妻 や 子 ど も に
リ ス ペ ク ト さ れ る マ ネ ー 術
[2015年04月22日]
家族での海外旅行でムダな出費を抑える「家族全員スマホを使っても料金大幅節約のコツ」「ムダなく安心な海外旅行保険の入り方のコツ」「旅先での支払いコストをぐっと抑えるコツ」を教えます!
第14回 投 資 デ ビ ュ ー の コ ツ は
「 買 う 」 ば か り に 注 力 し な い こ と
[2015年04月08日]
前回は投資で失敗しないための3つの鉄則を書いた。今回は実際に投資デビューする際のポイントについて解説しよう。
第13回 投 資 で 老 後 貧 乏 に 陥 ら な い た め の
鉄 則 3 ヵ 条
[2015年03月25日]
男性の場合、投資をはじめたいと積極的になるのは、おもに20~30代と60代以上。若い世代とリタイア世代にはさまれる40~50代の反応は他に比べ、イマイチのことが多い。
第12回 私 立 中 学 受 験 に は 、
小 4 ~ 高 3 で 出 費 1 0 0 0 万 円 を 覚 悟 せ よ
[2015年03月11日]
私立中学受験は公立に比べお金がかかることは周知の事実だが、実際にどのくらいお金がかかるのか、綿密に調べたうえで私立中学への進学を決めている親は意外に少ないのが現状だ。
第11回 無 計 画 な 教 育 ロ ー ン や 奨 学 金 は
老 後 貧 乏 の 伏 線
[2015年02月25日]
何もかも値上がりする中で育った今の40代、50代。親の老後生活を見て年金で何とかなるものだなぁと思ったら大間違い。70代半ば以上の親とは生きてきた時代と貯蓄額がまったく違うことを認識しなくてはならない。
第10回 パ ー ト 主 婦 が 被 扶 養 者 に な る た め に は
仕 事 を 始 め る ・ 辞 め る 時 期 に 注 意 !
[2015年02月12日]
パート収入が扶養の範囲内であるかどうかは、「いつから、いつまで」の収入で判定されるのかご存じだろうか。最も注意すべき「130万円の壁」と「妻扶養手当の壁」に関しては、“ケースバイケース”なのが実態だ。
第9回 パ ー ト 主 婦 は 1 0 3 万 円 の 壁 を 越 え る と
本 当 に ソ ン な の か ?
[2015年01月28日]
多くの人が「パート主婦は103万円を超えて働くのはソンだ」と思っているのだが、その認識は間違っている。パート主婦にとってそれよりも注意しなくてはいけないのは「130万円の壁」、そして……。
第8回 年 収 8 0 0 万 円 で も
実 際 使 え る お 金 は 6 0 0 万 円 !
あ な た は 自 分 の 「 手 取 年 収 」 を 知 っ て い る ?
[2015年01月14日]
手取り年収とは、勤務先が支払う額面の給料から所得税・住民税と社会保険料を差し引いた金額のこと。2002年以降、一部の年を除き手取り年収は下がり続けいる人が多い。
第7回 「 家 計 の 決 算 書 」 で わ か る
お 金 が 貯 ま ら な い 人 の 5 つ の 習 慣
[2014年12月17日]
今回は、本連載第3回で提唱した「家計の決算書」からわかる“お金が貯まらない人の傾向”を5つ紹介する。それぞれの項目で「ドキッ」としたら、反面教師にして来年から改善を図りたい。
第6回 夫 婦 2 人 の 保 険 料 は
4 0 年 間 で 4 8 0 万 円 に も !
医 療 保 険 を 見 直 し て
老 後 貧 乏 を 退 散 さ せ よ う
[2014年12月03日]
医療保険に支払う保険料の予算を尋ねてみると、月5000~1万円くらい払ってもいいと答える人が多い。しかし月わずか数千円の出費でも、数十年にわたる固定費は総額で大きな負担になる。
第5回 「 保 険 の 見 直 し 」 は 老 後 資 金 に も
効 果 バ ツ グ ン !
誰 に で も す ぐ で き る 、 保 険 料 を 減 ら す
テ ク ニ ッ ク
[2014年11月19日]
老後に向けて貯蓄を増やしたいなら、真っ先に着手したいのは固定費の見直しだ。変動費の見直しは毎日努力を続けていかなくてはいけないが、通信費や保険料といった固定費の見直しは、一度やってしまえばその後の努力は不要になる。
第4回 老 後 貧 乏 を 避 け る 最 大 の カ ギ は
6 0 歳 以 降 も 続 く
住 宅 ロ ー ン の 見 直 し に あ り !
[2014年11月05日]
老後の生活を安泰なものにできるかどうかは、老後資金の多い・少ないだけではなく、60歳以降も住宅ローン返済が続くかどうかも重要なポイントだ。60歳以降も毎月返済を続けていくのは、リスクがあることだと認識しよう。
第3回 「 ボ ー ナ ス で 赤 字 補 て ん 」 を
や め る だ け で O K !
年 4 8 万 円 貯 蓄 ア ッ プ で き る
家 計 管 理 の コ ツ と は
[2014年10月22日]
老後資金を貯めるには戦略的な貯蓄プランを立てることが必要。最初に収入と支出の「決算書」を作ってみるのがお勧めだ。それには、現状把握が欠かせない。そのために、ぜひ筆者考案の「決算シート」を活用してみてほしい。
第2回 仕 事 の 収 支 と 同 じ よ う に
「 わ が 家 の 収 支 」 も 言 え る ?
老 後 貧 乏 回 避 は
「 わ が 家 の お 金 の 重 大 3 要 素 」 か ら !
[2014年10月08日]
老後貧乏を避けるための第一歩は、「今のわが家のお金の状況」を知ることだ。私は企業の40~50代社員向けライフプランセミナーで講師を務める際に、参加者に3つの質問をしている。
第1回 4 0 代 、 5 0 代 に 「 老 後 貧 乏 予 備 軍 」 が
増 え て い る !
あ な た は 年 収 2 0 0 万 円 で
老 後 を 生 き て い け る か ?
[2014年09月24日]
私はファイナンシャルプランナーとして、18年以上にわたって個人の家計を見続けているが、この数年は「これからは老後貧乏になる人が増えるのだろう」と強く感じるようになった。老後資金の準備ができていない人の割合が年々増えてきているからだ。
『東京駅三分 シニアの仕事相談窓口』1
2015年10月11日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ の
ご 関 係 者 皆 様 へ
いつもお元気で『生涯現役社会づくり』推進活動にご支援を感謝します。
10月17日(土)しごと財団『30周年感謝 第3回生涯現役サミット』開催も
あと一週間となりました。生涯現役協ご関係皆様には、ご関心ある方々
に多数ご参加いただけるようお勧めくださり、本当に有難うございます。
かねてメールでご連絡いたしましたライフ・ベンチャー生涯現役グループ
と、かい援隊本部『生涯現役社会づくり』推進事業一体化による八重洲
分室移転終了で、その合流一体化の事業活動も順調に開始しています。
そこで早速に、『30周年感謝 第3回生涯現役サミット』開催事前に皆様
方に、その事業一体化推進活動をフェイスブックページで八久保参与の
ご労苦による『東京駅3分 シニアの仕事相談窓口』をご紹介します。
どうか次の公開仮URLをクリックして皆様のご賛同ご協力お願いします。
https://www.facebook.com/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%A7%853%E5%88%86-%E3%82%B7%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E4%BB%95%E4%BA%8B%E7%9B%B8%E8%AB%87%E7%AA%93%E5%8F%A3-527364270766025/timeline/
これからは、生涯現役実践の皆様が、全員このフェイスブックページ等
にご関心をもたれて、『東京駅3分 シニアの仕事相談窓口』にご関心
ある友人・知人にお知らせくださり、③生涯現役サミットにお誘い下さい。
10月17日(土)にサミット会場でお会いできますことを楽しみにしています。
**************************************************************
『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への 意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
---------------------------------------------------------------------------------------------
2015年春・秋:開催サミット/2016年春:開催予定(各土曜13:30~16:50)
②Summit 4/25(済) ③Summit 10/17(予) ④Summit 4/23(予)
---------------------------------------------------------------------------------------------
2015年10月(理事会/15:00 & 生涯現役塾/17:30)~2016年3月【時間注意】
10/28 11/24 12/16 1/27 2/24 3/23
**************************************************************
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net
URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/sgsk.net/
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NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ の
ご 関 係 者 皆 様 へ
いつもお元気で『生涯現役社会づくり』推進活動にご支援を感謝します。
10月17日(土)しごと財団『30周年感謝 第3回生涯現役サミット』開催も
あと一週間となりました。生涯現役協ご関係皆様には、ご関心ある方々
に多数ご参加いただけるようお勧めくださり、本当に有難うございます。
かねてメールでご連絡いたしましたライフ・ベンチャー生涯現役グループ
と、かい援隊本部『生涯現役社会づくり』推進事業一体化による八重洲
分室移転終了で、その合流一体化の事業活動も順調に開始しています。
そこで早速に、『30周年感謝 第3回生涯現役サミット』開催事前に皆様
方に、その事業一体化推進活動をフェイスブックページで八久保参与の
ご労苦による『東京駅3分 シニアの仕事相談窓口』をご紹介します。
どうか次の公開仮URLをクリックして皆様のご賛同ご協力お願いします。
https://www.facebook.com/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%A7%853%E5%88%86-%E3%82%B7%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E4%BB%95%E4%BA%8B%E7%9B%B8%E8%AB%87%E7%AA%93%E5%8F%A3-527364270766025/timeline/
これからは、生涯現役実践の皆様が、全員このフェイスブックページ等
にご関心をもたれて、『東京駅3分 シニアの仕事相談窓口』にご関心
ある友人・知人にお知らせくださり、③生涯現役サミットにお誘い下さい。
10月17日(土)にサミット会場でお会いできますことを楽しみにしています。
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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への 意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
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2015年春・秋:開催サミット/2016年春:開催予定(各土曜13:30~16:50)
②Summit 4/25(済) ③Summit 10/17(予) ④Summit 4/23(予)
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2015年10月(理事会/15:00 & 生涯現役塾/17:30)~2016年3月【時間注意】
10/28 11/24 12/16 1/27 2/24 3/23
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NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net
URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/sgsk.net/
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『東京駅三分 シニアの仕事相談窓口』2
2015年10月12日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ の
ご 関 係 者 皆 様 へ
いつもお元気で『生涯現役社会づくり』推進活動にご支援を感謝します。
10月17日(土)しごと財団『30周年感謝 第3回生涯現役サミット』開催も
あと5日となりました。生涯現役協ご関係皆様には、ご関心ある方々
に多数ご参加いただけるようお勧めくださり、本当に有難うございます。
お陰様で昨日のBlogでもご連絡しましたライフ・ベンチャー生涯現役グループ
と、かい援隊本部『生涯現役社会づくり』推進事業一体化による八重洲
分室移転による協働一体化の事業活動も順調に開始でき、感謝しています。
早速、『30周年感謝 第3回生涯現役サミット』開催日以前にご参加される皆様方にその事業一体化の推進活動を、八久保参与のご芳志によるフェイスブックページ『東京駅3分 シニアの仕事相談窓口』で既報ご紹介させていただきました。
そして、皆様に公開した仮URLも皆様の「いいね」クリックご賛同ご協力の結果、早々と矢久保参与のメールで次の正式なURL決定ご連絡をいただきました。
【矢久保参与のメール内容一部抜粋】
facebook page の「良いね」が25を超えましたので、正式なURLが承認されました。
『東京駅3分 シニアの仕事相談窓口』
【正式URL=https://www.facebook.com/yaesu3min 】
引き続き、PRをよろしくお願い申し上げます。 八久保
これからも、生涯現役実践家皆様が、全員このフェイスブックページ等
にご関心をもたれて、『東京駅3分 シニアの仕事相談窓口』にご関心
ある友人・知人にお知らせくださり、③生涯現役サミットにお誘い下さい。
10月17日(土)にサミット会場でお会いできますことを楽しみにしています。
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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への 意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
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2015年春・秋:開催サミット/2016年春:開催予定(各土曜13:30~16:50)
②Summit 4/25(済) ③Summit 10/17(予) ④Summit 4/23(予)
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2015年10月(理事会/15:00 & 生涯現役塾/17:30)~2016年3月【時間注意】
10/28 11/24 12/16 1/27 2/24 3/23
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net
URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/sgsk.net/
Facebook2:https://www.facebook.com/yaesu3min
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NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ の
ご 関 係 者 皆 様 へ
いつもお元気で『生涯現役社会づくり』推進活動にご支援を感謝します。
10月17日(土)しごと財団『30周年感謝 第3回生涯現役サミット』開催も
あと5日となりました。生涯現役協ご関係皆様には、ご関心ある方々
に多数ご参加いただけるようお勧めくださり、本当に有難うございます。
お陰様で昨日のBlogでもご連絡しましたライフ・ベンチャー生涯現役グループ
と、かい援隊本部『生涯現役社会づくり』推進事業一体化による八重洲
分室移転による協働一体化の事業活動も順調に開始でき、感謝しています。
早速、『30周年感謝 第3回生涯現役サミット』開催日以前にご参加される皆様方にその事業一体化の推進活動を、八久保参与のご芳志によるフェイスブックページ『東京駅3分 シニアの仕事相談窓口』で既報ご紹介させていただきました。
そして、皆様に公開した仮URLも皆様の「いいね」クリックご賛同ご協力の結果、早々と矢久保参与のメールで次の正式なURL決定ご連絡をいただきました。
【矢久保参与のメール内容一部抜粋】
facebook page の「良いね」が25を超えましたので、正式なURLが承認されました。
『東京駅3分 シニアの仕事相談窓口』
【正式URL=https://www.facebook.com/yaesu3min 】
引き続き、PRをよろしくお願い申し上げます。 八久保
これからも、生涯現役実践家皆様が、全員このフェイスブックページ等
にご関心をもたれて、『東京駅3分 シニアの仕事相談窓口』にご関心
ある友人・知人にお知らせくださり、③生涯現役サミットにお誘い下さい。
10月17日(土)にサミット会場でお会いできますことを楽しみにしています。
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あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
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2015年春・秋:開催サミット/2016年春:開催予定(各土曜13:30~16:50)
②Summit 4/25(済) ③Summit 10/17(予) ④Summit 4/23(予)
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2015年10月(理事会/15:00 & 生涯現役塾/17:30)~2016年3月【時間注意】
10/28 11/24 12/16 1/27 2/24 3/23
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代 表 東 瀧 邦 次
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湯浅氏「東京ブランド推進キャンペーン」
2015年10月13日 お仕事 湯 浅 雅 文 様
『生涯現役社会づくり』推進事務局本部の見事な挑戦課題本気意欲のご提案有難うございました。
早速明日の伊藤さんとのご参集機会を活用して、どう本件提案を出せるか、予めご検討しておいていただけませんか!
貴兄の優秀なお知恵と創造力をぜひこの際発揮していただけませんか!
大いに期待しています!!
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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への 積極ご参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
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2014年秋期:実施サミット/2015年春・秋期:開催日(各土曜13:30~16:50)
①Summit 11/8(済) ②Summit 4/25(済) ③Summit 10/17(予定)
---------------------------------------------------------------------------------------------------
2015年10月(理事会/15:00 & 生涯現役塾/17:30)~2016年3月【時間注意】
10/28 11/24 12/16 1/27 2/24 3/23
**************************************************************
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net
URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook : http://www.facebook.com/sgsk.net/
Facebook2:https://www.facebook.com/yaesu3min
*****************************************************
-----Original Message-----
From: m-yuasa
Sent: Monday, October 12, 2015 11:04 AM
To: 生涯現役協
Subject: 東京ブランド推進キャンペーン参画(案)湯浅
東 瀧 理 事 長 殿
お世話になります。
10日の日経新聞に出てました。
東京都の取り組みに 「生涯現役&TOKYO」を申請して
東京都内に限定はされますが、生涯現役社会運動の
中心組織としてのPR効果は見込まれるのではないかと
思いまして、メール致しました。
下記のURL(東京都HP)でご確認ください。
日経新聞 10月10日(土)
東京都HP
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/10/20pa9200.htm
湯浅
『生涯現役社会づくり』推進事務局本部の見事な挑戦課題本気意欲のご提案有難うございました。
早速明日の伊藤さんとのご参集機会を活用して、どう本件提案を出せるか、予めご検討しておいていただけませんか!
貴兄の優秀なお知恵と創造力をぜひこの際発揮していただけませんか!
大いに期待しています!!
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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への 積極ご参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
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2014年秋期:実施サミット/2015年春・秋期:開催日(各土曜13:30~16:50)
①Summit 11/8(済) ②Summit 4/25(済) ③Summit 10/17(予定)
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2015年10月(理事会/15:00 & 生涯現役塾/17:30)~2016年3月【時間注意】
10/28 11/24 12/16 1/27 2/24 3/23
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net
URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook : http://www.facebook.com/sgsk.net/
Facebook2:https://www.facebook.com/yaesu3min
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-----Original Message-----
From: m-yuasa
Sent: Monday, October 12, 2015 11:04 AM
To: 生涯現役協
Subject: 東京ブランド推進キャンペーン参画(案)湯浅
東 瀧 理 事 長 殿
お世話になります。
10日の日経新聞に出てました。
東京都の取り組みに 「生涯現役&TOKYO」を申請して
東京都内に限定はされますが、生涯現役社会運動の
中心組織としてのPR効果は見込まれるのではないかと
思いまして、メール致しました。
下記のURL(東京都HP)でご確認ください。
日経新聞 10月10日(土)
東京都HP
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/10/20pa9200.htm
湯浅
人事担当者事例発表とネットワーキング
2015年10月14日 お仕事 シ ニ ア の 定 年 選 択 制 度 を 導 入 。
企 業 の 人 事 担 当 者 に よ る 事 例 発 表 と ネ ッ ト ワ ー キ ン グ
「 第 3 回 キ ャ リ ア 開 発 ラ ボ・ネ ッ ト ワ ー キ ン グ 」(参加無料)
開催日時: 2 0 1 5 / 1 0 / 3 0(金) 15:00 ~ 17:00(受付14:30~)
会 場: 弊社(日本の人事部/http://jinjibu.jp/map/?a=4049&id=32229 )セミナールーム
主 催: 株式会社 ライフワークス
受 講 費: 無料 (お申込み期限:2015/10/28(水) 17:00 )
特 徴
シニア社員が自らの定年を選択できる制度を導入し、その意識づけと意志決定の支援のための研修を2段階で実施している企業の実際の事例を発表いただきます。また来場者でシニア社員活用について対話を行います。
【 セ ミ ナ ー 概 要 】
「キャリア開発ラボ・ネットワーキング」は、人事・研修担当者様、経営部門の担当者様にお集まりいただき、知見の共有や情報交換、人的ネットワーク構築の場として、皆様のお役に立ちますよう運営してまいります。
「いつまで働くのか」自分の人生は、自分で決めた方が面白いと思いませんか。
株式会社キトーでは、社員が54歳の段階で、自身の定年を60歳とするかあるいは65歳とするか"選択できる"制度を設けています。
ゲスト:株式会社キトー 経営管理本部 人事部 部長 緒方 武文 氏
65歳までの雇用時代を見据え、50代社員に何らかの施策を行なう企業は増えてきているようですが、私たちは「社員が自ら主体的に自分自身のキャリアを考える場」として、53歳と58歳のキャリア研修を実施しています。
• 5 3 歳 キ ャ リ ア 研 修
定年を選択する1年前に、必要な情報提供(人事制度関連)を理解し、自分自身のキャリアを棚卸しした上で将来を考えます。
• 5 8 歳 キ ャ リ ア 研 修
60歳定年を選択した人は、退職後の人生について考え、65歳定年を選択した人は、再雇用制度を正しく理解し、最後まで活き活きと働くことができるような支援をします。内容は仕事だけではなく、生活、マネー等にも及びます。
今回は、制度策定と連動させた研修導入背景及びその成果などについて、お話しさせていただきます。
事例発表の後で、ご参加者の皆様同士のテーマ対話を予定しています。情報交換もできますのでぜひお越しください。
【 プ ロ グ ラ ム 】
日 時
内 容
〔 1 日 目: 1 5 : 0 0 ~ 1 6 : 0 0 事 例 発 表 〕
・株式会社キトー様における取り組みについて 事例発表
(同社経営管理本部 緒方武文氏)
・質疑応答
〔 1 日 目: 1 6 : 0 0 ~ 1 7 : 0 0 テ ー マ 対 話 〕
ミドル社員の活躍をテーマに、緒方氏を交えた参加者同士の対話
〔 1 日 目: 1 7 : 0 0 ~ 1 8 : 0 0 懇 親 会 〕
来場された皆様の情報交換など(自由参加)
【 詳 細 情 報 】
開催日時: 2 0 1 5 / 1 0 / 3 0(金) 15:00 ~ 17:00(受付14:30~)
会場住所: 東京都港区虎ノ門3‐4‐7 虎ノ門36森ビル10F (地図を表示)
会 場: 弊社(日本の人事部/http://jinjibu.jp/map/?a=4049&id=32229 )セミナールーム
受 講 費: 無料
定 員: 25名
参加申込期限: 2 0 1 5 / 1 0 / 2 8(水) 17:00
申込後のキャンセル期限: 2 0 1 5 / 1 0 / 2 9(木) 16:00
受講対象: 人事・労務
主 催: 株式会社 ライフワークス
企 業 の 人 事 担 当 者 に よ る 事 例 発 表 と ネ ッ ト ワ ー キ ン グ
「 第 3 回 キ ャ リ ア 開 発 ラ ボ・ネ ッ ト ワ ー キ ン グ 」(参加無料)
開催日時: 2 0 1 5 / 1 0 / 3 0(金) 15:00 ~ 17:00(受付14:30~)
会 場: 弊社(日本の人事部/http://jinjibu.jp/map/?a=4049&id=32229 )セミナールーム
主 催: 株式会社 ライフワークス
受 講 費: 無料 (お申込み期限:2015/10/28(水) 17:00 )
特 徴
シニア社員が自らの定年を選択できる制度を導入し、その意識づけと意志決定の支援のための研修を2段階で実施している企業の実際の事例を発表いただきます。また来場者でシニア社員活用について対話を行います。
【 セ ミ ナ ー 概 要 】
「キャリア開発ラボ・ネットワーキング」は、人事・研修担当者様、経営部門の担当者様にお集まりいただき、知見の共有や情報交換、人的ネットワーク構築の場として、皆様のお役に立ちますよう運営してまいります。
「いつまで働くのか」自分の人生は、自分で決めた方が面白いと思いませんか。
株式会社キトーでは、社員が54歳の段階で、自身の定年を60歳とするかあるいは65歳とするか"選択できる"制度を設けています。
ゲスト:株式会社キトー 経営管理本部 人事部 部長 緒方 武文 氏
65歳までの雇用時代を見据え、50代社員に何らかの施策を行なう企業は増えてきているようですが、私たちは「社員が自ら主体的に自分自身のキャリアを考える場」として、53歳と58歳のキャリア研修を実施しています。
• 5 3 歳 キ ャ リ ア 研 修
定年を選択する1年前に、必要な情報提供(人事制度関連)を理解し、自分自身のキャリアを棚卸しした上で将来を考えます。
• 5 8 歳 キ ャ リ ア 研 修
60歳定年を選択した人は、退職後の人生について考え、65歳定年を選択した人は、再雇用制度を正しく理解し、最後まで活き活きと働くことができるような支援をします。内容は仕事だけではなく、生活、マネー等にも及びます。
今回は、制度策定と連動させた研修導入背景及びその成果などについて、お話しさせていただきます。
事例発表の後で、ご参加者の皆様同士のテーマ対話を予定しています。情報交換もできますのでぜひお越しください。
【 プ ロ グ ラ ム 】
日 時
内 容
〔 1 日 目: 1 5 : 0 0 ~ 1 6 : 0 0 事 例 発 表 〕
・株式会社キトー様における取り組みについて 事例発表
(同社経営管理本部 緒方武文氏)
・質疑応答
〔 1 日 目: 1 6 : 0 0 ~ 1 7 : 0 0 テ ー マ 対 話 〕
ミドル社員の活躍をテーマに、緒方氏を交えた参加者同士の対話
〔 1 日 目: 1 7 : 0 0 ~ 1 8 : 0 0 懇 親 会 〕
来場された皆様の情報交換など(自由参加)
【 詳 細 情 報 】
開催日時: 2 0 1 5 / 1 0 / 3 0(金) 15:00 ~ 17:00(受付14:30~)
会場住所: 東京都港区虎ノ門3‐4‐7 虎ノ門36森ビル10F (地図を表示)
会 場: 弊社(日本の人事部/http://jinjibu.jp/map/?a=4049&id=32229 )セミナールーム
受 講 費: 無料
定 員: 25名
参加申込期限: 2 0 1 5 / 1 0 / 2 8(水) 17:00
申込後のキャンセル期限: 2 0 1 5 / 1 0 / 2 9(木) 16:00
受講対象: 人事・労務
主 催: 株式会社 ライフワークス
定年制と年金の廃止論/超高齢化課題
2015年10月15日 お仕事 MAG2NEWS/2,015.9.14付【http://www.mag2.com/p/news/29293/2】で「テレビが伝えない真実」として、ドラスティックに中部大学教授の武田邦彦氏のメルマガ掲載がありましたのでご紹介します。
『生涯現役プロデューサー』仮登録皆様がこの課題提案にどういうご反応を示されるか、安倍政権アベノミクス第2ステ―ジ期を迎える日本超高齢化へのなすべき対策課題としてどう受け止めるか、真摯なご意見をぜひ伺いたいと存じます。
*****************************************************************
年々深刻度を増す高齢化社会問題ですが、これまで歴代政権は決定的な政策を取ってこなかったといっても過言ではありません。中部大学教授の武田邦彦先生は『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』でこの問題について大胆な提言を行っています。
「 高 齢 化 社 会 」 に 伴 っ た 、
政 府 が や る べ き 四 つ の 政 策
もともと長寿で元気な人が多い日本を作るためにやるべき政策は、
1 ) 定 年 制 の 廃 止 ( 男 女 や 年 齢 で 差 別 し な い )
2 ) 年 金 の 廃 止 と 生 活 保 護 の 適 用
3 ) 地 方 行 政 と 町 作 り の 変 更 、 そ れ に 、 そ れ ら の 政 策 の 基 盤 と な る
4 ) 経 済 発 展
の4つだった。
社会制度というのは簡単には変わらないし、人の心の変化率には上限があるから、平均寿命が60歳ぐらいだった1950年に比較して、2050年ぐらいに予想される100歳を想定して基本政策を決め、国民で議論をして社会的に定着させ、順次、法制度を変えていくという順序が必要だ。
まず第一に「 定 年 制 の 廃 止 」が必要で、今でも自治体は60歳定年という法律があるが、寿命が100歳、健康寿命が90歳とすると、定年後40年を無職で過ごすことになり、本人にとっては人生の損失でもあるし、社会もその負担に耐えられない。就職するのが20歳で定年が60歳、それから30年は元気ということになるので、定年制は廃止しなければならない。
定年制の廃止に伴い、
1 )体 力 知 力 が 衰 え て き た と き の 退 職 の 判 断 基 準
2 )健 康 寿 命 と 生 物 的 寿 命 を 接 近 さ せ る た め の 教 育 や 指 導
が必要となる。幸い、労働力は不足してくるという予想なので、社会が定年制を廃止する土壌はできている。
第二に、 年 金 の 廃 止 である。定年制がフレキシブルになると、年金制度は損得(働いている人は80歳でももらえないことになり退職を促進することになる)が生じる。そこで、「日本人はできるだけ自分で働き、額に汗して生活をする」という原理原則をたて、教育を行い、社会常識化する。その上で、「病気や老齢で働けない人は個別の審査をへて生活保護を行う」とする。
この生活保護は、単なる金銭だけではなく、家事サービスなどの肉体的支援を伴う。それによって国民誰でも「 体 が 丈 夫 な ら 自 分 で 働 き 、 何 か の 不 都 合 が 起 き た ら 社 会 の 支 援 を 受 け る 」という安心した人生を送ることができる。
第三に「 地 方 の 時 代 」と言うけれど、政府の仕事は軍事、外交、経済政策、格差補正(地方によって経済力の格差が生まれるので、それを全体として補正する)などに絞り、地方自治でほとんどの政策を進めるようにする。
これには国会議員の数を都道府県数の47名かその倍数ぐらいにして地方自治に有能な政治家を求め、交通、厚生、労働、一次産業政策などを担う。交通など多数の都道府県に関係するものは知事が中心となってその地方で経費を分担する。
また福利厚生、病院医療、教育などの問題はそのすべてを地方自治に委ねる。このことによって東京、大阪などの大都市に偏することなく、日本国土を有意義に使うことができる。有能な知事のいる県は、交通、厚生、労働、林業、農業などが盛んになり、多くの人が集まることになる。
ここまででおおよそのイメージがつかめたと思うけれど、いわゆる「高齢化問題」というのは「望ましい社会に向けての政策が大幅に不足した結果に起こった社会問題」であることが分かると思う。
『生涯現役プロデューサー』仮登録皆様がこの課題提案にどういうご反応を示されるか、安倍政権アベノミクス第2ステ―ジ期を迎える日本超高齢化へのなすべき対策課題としてどう受け止めるか、真摯なご意見をぜひ伺いたいと存じます。
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年々深刻度を増す高齢化社会問題ですが、これまで歴代政権は決定的な政策を取ってこなかったといっても過言ではありません。中部大学教授の武田邦彦先生は『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』でこの問題について大胆な提言を行っています。
「 高 齢 化 社 会 」 に 伴 っ た 、
政 府 が や る べ き 四 つ の 政 策
もともと長寿で元気な人が多い日本を作るためにやるべき政策は、
1 ) 定 年 制 の 廃 止 ( 男 女 や 年 齢 で 差 別 し な い )
2 ) 年 金 の 廃 止 と 生 活 保 護 の 適 用
3 ) 地 方 行 政 と 町 作 り の 変 更 、 そ れ に 、 そ れ ら の 政 策 の 基 盤 と な る
4 ) 経 済 発 展
の4つだった。
社会制度というのは簡単には変わらないし、人の心の変化率には上限があるから、平均寿命が60歳ぐらいだった1950年に比較して、2050年ぐらいに予想される100歳を想定して基本政策を決め、国民で議論をして社会的に定着させ、順次、法制度を変えていくという順序が必要だ。
まず第一に「 定 年 制 の 廃 止 」が必要で、今でも自治体は60歳定年という法律があるが、寿命が100歳、健康寿命が90歳とすると、定年後40年を無職で過ごすことになり、本人にとっては人生の損失でもあるし、社会もその負担に耐えられない。就職するのが20歳で定年が60歳、それから30年は元気ということになるので、定年制は廃止しなければならない。
定年制の廃止に伴い、
1 )体 力 知 力 が 衰 え て き た と き の 退 職 の 判 断 基 準
2 )健 康 寿 命 と 生 物 的 寿 命 を 接 近 さ せ る た め の 教 育 や 指 導
が必要となる。幸い、労働力は不足してくるという予想なので、社会が定年制を廃止する土壌はできている。
第二に、 年 金 の 廃 止 である。定年制がフレキシブルになると、年金制度は損得(働いている人は80歳でももらえないことになり退職を促進することになる)が生じる。そこで、「日本人はできるだけ自分で働き、額に汗して生活をする」という原理原則をたて、教育を行い、社会常識化する。その上で、「病気や老齢で働けない人は個別の審査をへて生活保護を行う」とする。
この生活保護は、単なる金銭だけではなく、家事サービスなどの肉体的支援を伴う。それによって国民誰でも「 体 が 丈 夫 な ら 自 分 で 働 き 、 何 か の 不 都 合 が 起 き た ら 社 会 の 支 援 を 受 け る 」という安心した人生を送ることができる。
第三に「 地 方 の 時 代 」と言うけれど、政府の仕事は軍事、外交、経済政策、格差補正(地方によって経済力の格差が生まれるので、それを全体として補正する)などに絞り、地方自治でほとんどの政策を進めるようにする。
これには国会議員の数を都道府県数の47名かその倍数ぐらいにして地方自治に有能な政治家を求め、交通、厚生、労働、一次産業政策などを担う。交通など多数の都道府県に関係するものは知事が中心となってその地方で経費を分担する。
また福利厚生、病院医療、教育などの問題はそのすべてを地方自治に委ねる。このことによって東京、大阪などの大都市に偏することなく、日本国土を有意義に使うことができる。有能な知事のいる県は、交通、厚生、労働、林業、農業などが盛んになり、多くの人が集まることになる。
ここまででおおよそのイメージがつかめたと思うけれど、いわゆる「高齢化問題」というのは「望ましい社会に向けての政策が大幅に不足した結果に起こった社会問題」であることが分かると思う。
池上彰氏講演:アジア未来のつくりかた
2015年10月16日 お仕事□■===============================■□
池上彰氏講演 日経ビジネスオンライン特別シンポジウム
<アジアの未来のつくりかた。>
≫──ASEAN統合時代、日本は何ができるのか──≪
11月 8日(日)13:00~16:00(受付開始12:00)予定
東京国際フォーラム(東京・有楽町) ホールB7
■□===============================□■
▼お申し込み、詳細情報はこちらから▼
http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=254530
■開┃催┃概┃要■
【日 程】11月 8日(日)13:00~16:00(受付開始12:00)予定
【会 場】東京国際フォーラム ホールB7
東京都千代田区丸の内 3-5-1
http://www.t-i-forum.co.jp/general/access
【主 催】日経BP社 日経ビジネスオンライン
【協 力】独立行政法人 国際協力機構(JICA)
【プログラム】 http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=254531
【参加費】無料(事前登録制、先着順)
戦後70周年。戦後の日本はアジア各国への国際協力を積極的に行いました。
そして、アジアの中心ともいえるASEAN(東南アジア諸国連合)が2015年末に経済統合を果たします。今後、高度なサービスから教育に至るまでの日本ならではの「ソフト」をアジア各国に手渡すことが求められています。長年、アジアを現地取材してきたジャーナリストの池上彰氏をナビゲーターに迎え、日本ができることを、グローバル教育とグローバル経営の2つの視点から議論します。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
==================================
▼プログラム、詳細情報はこちらから▼
http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=254531
13:00~13:05 主催社挨拶
----------------------------------------------------------------------------------------------
13:05~13:35 基調講演「日本とアジアのこれまでとこれから」
講師 池上 彰氏
ASEANの経済統合によって、アジア内での経済的、そして安全保障的な力関係はどう変わるのか。日本、ASEAN、アジアのこれまでの70年間を踏まえ、池上彰氏に、アジアと日本の未来について指針となるお話をいただく。
----------------------------------------------------------------------------------------------
13:45~14:35 パネルディスカッション第1部
「アジアで輝く人材の育て方~教育の現場から」
モデレーター 池上 彰氏
パネラー
今村 正治氏(立命館アジア太平洋大学APU副学長)
藤原 和博氏(教育改革実践家、元杉並区立和田中学校校長)
小沼 大地氏(NPO法人クロスフィールズ共同創業者・代表理事)
日本とアジア、ASEANの未来にとって重要なのは、互いの文化を知り、自由に行き来できる「グローバルな人材」が育つこと。教育者でもある池上彰氏と「グローバル人材の育て方、活躍の場のつくりかた」を考える。
▼お申し込み、詳細情報はこちらから▼
http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=254530
----------------------------------------------------------------------------------------------
14:50~15:40 パネルディスカッション第2部
「経済統合前夜、アジアで奮闘する日本企業の最新事情」
モデレーター 池上彰氏
パネラー
山口絵理子氏(株式会社マザーハウス代表兼チーフデザイナー)
梅津 克彦氏(ヤマト運輸株式会社 執行役員 グローバル事業推進部 部長)
もう一方は選定中
大手メーカーが安価な労働力を求め、アジアに工場を設立するのは一昔前。
すでにアジア各国で新しい働き方をしている日本企業、日本人が存在している現状を語り合い、ASEAN経済統合後の働き方のヒントを探る。
----------------------------------------------------------------------------------------------
15:40~16:00 総括
講師 池上 彰氏
教育と企業活動の2つのパネルディスカッションを経て、池上彰氏が総括。
池上彰氏講演 日経ビジネスオンライン特別シンポジウム
<アジアの未来のつくりかた。>
≫──ASEAN統合時代、日本は何ができるのか──≪
11月 8日(日)13:00~16:00(受付開始12:00)予定
東京国際フォーラム(東京・有楽町) ホールB7
■□===============================□■
▼お申し込み、詳細情報はこちらから▼
http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=254530
■開┃催┃概┃要■
【日 程】11月 8日(日)13:00~16:00(受付開始12:00)予定
【会 場】東京国際フォーラム ホールB7
東京都千代田区丸の内 3-5-1
http://www.t-i-forum.co.jp/general/access
【主 催】日経BP社 日経ビジネスオンライン
【協 力】独立行政法人 国際協力機構(JICA)
【プログラム】 http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=254531
【参加費】無料(事前登録制、先着順)
戦後70周年。戦後の日本はアジア各国への国際協力を積極的に行いました。
そして、アジアの中心ともいえるASEAN(東南アジア諸国連合)が2015年末に経済統合を果たします。今後、高度なサービスから教育に至るまでの日本ならではの「ソフト」をアジア各国に手渡すことが求められています。長年、アジアを現地取材してきたジャーナリストの池上彰氏をナビゲーターに迎え、日本ができることを、グローバル教育とグローバル経営の2つの視点から議論します。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
==================================
▼プログラム、詳細情報はこちらから▼
http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=254531
13:00~13:05 主催社挨拶
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13:05~13:35 基調講演「日本とアジアのこれまでとこれから」
講師 池上 彰氏
ASEANの経済統合によって、アジア内での経済的、そして安全保障的な力関係はどう変わるのか。日本、ASEAN、アジアのこれまでの70年間を踏まえ、池上彰氏に、アジアと日本の未来について指針となるお話をいただく。
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13:45~14:35 パネルディスカッション第1部
「アジアで輝く人材の育て方~教育の現場から」
モデレーター 池上 彰氏
パネラー
今村 正治氏(立命館アジア太平洋大学APU副学長)
藤原 和博氏(教育改革実践家、元杉並区立和田中学校校長)
小沼 大地氏(NPO法人クロスフィールズ共同創業者・代表理事)
日本とアジア、ASEANの未来にとって重要なのは、互いの文化を知り、自由に行き来できる「グローバルな人材」が育つこと。教育者でもある池上彰氏と「グローバル人材の育て方、活躍の場のつくりかた」を考える。
▼お申し込み、詳細情報はこちらから▼
http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=254530
----------------------------------------------------------------------------------------------
14:50~15:40 パネルディスカッション第2部
「経済統合前夜、アジアで奮闘する日本企業の最新事情」
モデレーター 池上彰氏
パネラー
山口絵理子氏(株式会社マザーハウス代表兼チーフデザイナー)
梅津 克彦氏(ヤマト運輸株式会社 執行役員 グローバル事業推進部 部長)
もう一方は選定中
大手メーカーが安価な労働力を求め、アジアに工場を設立するのは一昔前。
すでにアジア各国で新しい働き方をしている日本企業、日本人が存在している現状を語り合い、ASEAN経済統合後の働き方のヒントを探る。
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15:40~16:00 総括
講師 池上 彰氏
教育と企業活動の2つのパネルディスカッションを経て、池上彰氏が総括。
AIで“人の判断”サポート:業務効率化①
2015年10月17日 お仕事 人工知能で、“人の判断”をサポートし、業務を効率化! NECの「RAPID機械学習」http://jpn.nec.com/info-square/mitatv/discover/37/2.html
みなさんは「人工知能」って聞いたことがありますか? 人間の知能を、コンピュータ上で人工的に実現したもののようですが、最近、人工知能に関する情報がテレビやインターネット上でたくさん取りざたされるようになりましたね。
そんな人工知能技術のひとつを搭載したソフトウェアをNECが開発したそうです。それが今回取り上げる「RAPID機械学習」! このソフトウェアは、機械に画像やテキストなどのデータを学習させることで、人のような判断を機械にさせることができるそうです。人が何かを判断するような業務を機械が代行したり、支援することで、業務の効率化につなげていけるというんですが、なんだか未来の世界の技術のようでワクワクしませんか? さっそく詳しい話をお聞きするべく、担当者にインタビューしてみました!
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「こんにちは、MiTA TVキャスター、三田エリーです。
NECは『えっ?こんなところにも』という分野でみなさんの生活やビジネスを支えているのだそうです。
MiTA TVでは、あまり語られることのないそんなNECの姿を、現場の方にお話を聞きながら、みなさんにレポートしていきたいと思います」
【三 田 エ リ ー ご紹介】
港区三田で生まれ育ち、地元の役に立ちたいとMiTA TVに入社。ビジネスレポートを担当して、いろんな会社に訪問してお話を聞く番組が人気を博している。少し天然。
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お話を聞いた相手:友永 康之(ともなが やすゆき)さん
「RAPID機械学習」の開発・保守に携わるソフトウェア技術者。「RAPID機械学習」を活用した人材マッチング・ソリューションの企画・販促も担当する。
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お話を聞いた相手:藤重 京子(ふじしげ きょうこ)さん
「RAPID機械学習」の開発・保守に携わるソフトウェア技術者。「RAPID機械学習」における幅広い分野の販促も担当する。
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「人工知能」をコアエンジンとした機械学習ソフトウェア
三 田: こんにちは、藤重さん、友永さん。さっそく「RAPID機械学習」がどういうものか教えていただきたいんですが、まず名前にある「機械学習」というものが何かよく分からなくて…。順を追ってご説明いただけますか?
友 永: では「機械学習」がどういうものかということから、簡単にお話しましょう。実はそれにぴったりのエピソードがあるんですよ。
三 田: どんなエピソードでしょう?
友 永: 私の知人に2歳になる男の子がいるのですが、先日、彼にリンゴとトマトとイチゴを見せて、「これはリンゴですよ」とか「イチゴですよ」と教えていたんですね。その中で、男の子にリンゴを見せて、「これはリンゴだよ」と何度も教えてあげると、赤いものを見たときは常に「リンゴ」と言うようになりました。これがいわゆる「学習」ですね。これを機械で行うと「機械学習」となるわけです。
三 田: なるほど。人が学習するのと同じことを機械でやると「機械学習」となるわけですね。
友 永: そういうことです。それでその後に、男の子にイチゴを見せて「これはイチゴだよ」と教えると、サイズの違いからイチゴとリンゴを理解します。ところが次に、リンゴとトマトを見せると、見た目が近いので、リンゴとトマトをなかなか見分けてくれません。そこでトマトには緑のヘタがついているので、そこを見ればトマトかリンゴか分かるとヒントを教えてあげました。すると、男の子はトマトとリンゴを見分けられるようになったんです。
三 田: 「ここを見て判断してね」という着眼点を教えてあげたわけですね。
友 永: その通りです。そういった着眼点を、従来の機械学習では、専門家が機械に細かくインプットして教えていたのですね。これが非常に手間のかかる作業でした。ところが、その手間がかからない技術が出てきたのです。それが「ディープラーニング」です。
三 田: ディープラーニング…?
友 永: ディープラーニングとは、さきほど紹介した男の子のように、機械がモノを認識することを可能にする技術で、「ここを見て判断してね」という着眼点を教えなくても、お手本データ、つまり、これはトマト、これはリンゴ、これはイチゴというお手本を機械に大量に教えると、機械の方で着眼点を自動的に見出して、判断できるようになります。例えば、猫の画像を見せて、それが猫であることを教えると、機械が「目の大きさや位置はこれくらい」「ヒゲはこれくらいの長さ」「耳はこんな形」といった着眼点を自分で見つけます。それで別の画像を見せると、「これは猫だ」「これは猫でない」といった判断ができるようになるんです。
三 田: すごい! なんだか人みたいですね!
友 永: 「人みたい」というのはまさにその通りで、このディープラーニングを私たちは人工知能技術のひとつと考えているんですね。ただ、このディープラーニングは、大量のお手本データを学習させなければならないため、膨大な時間がかかっていました。そんなディープラーニングを、NECが独自にチューニングし、高速・軽量・高精度に動かせるようにしたのが「RAPID機械学習」というわけです。
三 田: なるほど。そういうことだったんですね!
みなさんは「人工知能」って聞いたことがありますか? 人間の知能を、コンピュータ上で人工的に実現したもののようですが、最近、人工知能に関する情報がテレビやインターネット上でたくさん取りざたされるようになりましたね。
そんな人工知能技術のひとつを搭載したソフトウェアをNECが開発したそうです。それが今回取り上げる「RAPID機械学習」! このソフトウェアは、機械に画像やテキストなどのデータを学習させることで、人のような判断を機械にさせることができるそうです。人が何かを判断するような業務を機械が代行したり、支援することで、業務の効率化につなげていけるというんですが、なんだか未来の世界の技術のようでワクワクしませんか? さっそく詳しい話をお聞きするべく、担当者にインタビューしてみました!
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「こんにちは、MiTA TVキャスター、三田エリーです。
NECは『えっ?こんなところにも』という分野でみなさんの生活やビジネスを支えているのだそうです。
MiTA TVでは、あまり語られることのないそんなNECの姿を、現場の方にお話を聞きながら、みなさんにレポートしていきたいと思います」
【三 田 エ リ ー ご紹介】
港区三田で生まれ育ち、地元の役に立ちたいとMiTA TVに入社。ビジネスレポートを担当して、いろんな会社に訪問してお話を聞く番組が人気を博している。少し天然。
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お話を聞いた相手:友永 康之(ともなが やすゆき)さん
「RAPID機械学習」の開発・保守に携わるソフトウェア技術者。「RAPID機械学習」を活用した人材マッチング・ソリューションの企画・販促も担当する。
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お話を聞いた相手:藤重 京子(ふじしげ きょうこ)さん
「RAPID機械学習」の開発・保守に携わるソフトウェア技術者。「RAPID機械学習」における幅広い分野の販促も担当する。
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「人工知能」をコアエンジンとした機械学習ソフトウェア
三 田: こんにちは、藤重さん、友永さん。さっそく「RAPID機械学習」がどういうものか教えていただきたいんですが、まず名前にある「機械学習」というものが何かよく分からなくて…。順を追ってご説明いただけますか?
友 永: では「機械学習」がどういうものかということから、簡単にお話しましょう。実はそれにぴったりのエピソードがあるんですよ。
三 田: どんなエピソードでしょう?
友 永: 私の知人に2歳になる男の子がいるのですが、先日、彼にリンゴとトマトとイチゴを見せて、「これはリンゴですよ」とか「イチゴですよ」と教えていたんですね。その中で、男の子にリンゴを見せて、「これはリンゴだよ」と何度も教えてあげると、赤いものを見たときは常に「リンゴ」と言うようになりました。これがいわゆる「学習」ですね。これを機械で行うと「機械学習」となるわけです。
三 田: なるほど。人が学習するのと同じことを機械でやると「機械学習」となるわけですね。
友 永: そういうことです。それでその後に、男の子にイチゴを見せて「これはイチゴだよ」と教えると、サイズの違いからイチゴとリンゴを理解します。ところが次に、リンゴとトマトを見せると、見た目が近いので、リンゴとトマトをなかなか見分けてくれません。そこでトマトには緑のヘタがついているので、そこを見ればトマトかリンゴか分かるとヒントを教えてあげました。すると、男の子はトマトとリンゴを見分けられるようになったんです。
三 田: 「ここを見て判断してね」という着眼点を教えてあげたわけですね。
友 永: その通りです。そういった着眼点を、従来の機械学習では、専門家が機械に細かくインプットして教えていたのですね。これが非常に手間のかかる作業でした。ところが、その手間がかからない技術が出てきたのです。それが「ディープラーニング」です。
三 田: ディープラーニング…?
友 永: ディープラーニングとは、さきほど紹介した男の子のように、機械がモノを認識することを可能にする技術で、「ここを見て判断してね」という着眼点を教えなくても、お手本データ、つまり、これはトマト、これはリンゴ、これはイチゴというお手本を機械に大量に教えると、機械の方で着眼点を自動的に見出して、判断できるようになります。例えば、猫の画像を見せて、それが猫であることを教えると、機械が「目の大きさや位置はこれくらい」「ヒゲはこれくらいの長さ」「耳はこんな形」といった着眼点を自分で見つけます。それで別の画像を見せると、「これは猫だ」「これは猫でない」といった判断ができるようになるんです。
三 田: すごい! なんだか人みたいですね!
友 永: 「人みたい」というのはまさにその通りで、このディープラーニングを私たちは人工知能技術のひとつと考えているんですね。ただ、このディープラーニングは、大量のお手本データを学習させなければならないため、膨大な時間がかかっていました。そんなディープラーニングを、NECが独自にチューニングし、高速・軽量・高精度に動かせるようにしたのが「RAPID機械学習」というわけです。
三 田: なるほど。そういうことだったんですね!
AIで“人の判断”サポート:業務効率化②
2015年10月18日 お仕事 従 来 に 比 べ 、
モ デ ル サ イ ズ を 1 / 5 0、
学 習 計 算 量 を 1 / 1 4 に 削 減
三 田: 「RAPID機械学習」の特長について、もう少し詳しく教えていただけますか?
友 永: 実はNECの北米研究所では、10年以上も前から機械学習技術をずっと研究しています。もちろん、ディープラーニングの研究も盛んです。「RAPID機械学習」はそこで開発された技術をコアエンジンにしていますので、演算の仕方やアルゴリズムなどで多くの工夫が凝らされていて、高速・省メモリに動作するという特長があります。
藤 重: 例えば、北米研究所の検証では、従来の画像認識手法(競合最高位)と比べて、「RAPID機械学習」は、精度を劣化させることなく、モデルサイズを約50分の1、学習計算量を約14分の1に削減できることがわかっています。
三 田: すごい! ということは、例えばパソコンなどでもさくさく動かせるということですね。
友 永: さらにもうひとつ、NECが他社と大きく差異化できる要素があります。
三 田: どういったことでしょう?
友 永: 一般的にディープラーニングのソフトウェアは、オープンソース(※)で作られているものがほとんどです。有名なものはいくつかありますが、そのうちのひとつに「Torch(トーチ)」というものがあります。その最新バージョンを、グーグルやフェイスブック、ツイッターなども利用しているのですが、 実はこの「Torch」は、もともとNECの北米研究所が開発したものなのです。【 ※ソフトウェアの設計図であるソースコードを一般に無償公開しているソフトウェアのこと。】
三 田: え! そうなんですか!NECが開発したオープンソースをいろんな会社で使っているとは知りませんでした。
友 永: 北米研究所のホームページ(※)を見てもらうと、「Torch 5」に関する情報が公開されています。「RAPID機械学習」は、その「Torch」をベースに開発されているので、一日の長ではないですが、先進性という面でも、競合他社とは大きく差異化できていると考えています。
さ ま ざ ま な 場 面 で 、
高 度 な “ 判 断 業 務 ” を 支 援 し 、
業 務 を 効 率 化 !
三 田: 「RAPID機械学習」がどのように活用できるのか、具体的に教えていただけますか?
藤 重: 従来、人がしていた高度な判断を、機械に代わりにしてもらったり、支援してもらったりといった用途で使えます。さまざまな用途で使えるのですが、特にニーズが高いのは「画像解析」と「人材マッチング」です。
三 田: 「画像解析」と「人材マッチング」ですか? どういった使い方をするのでしょう?
藤 重: まず「画像解析」についてご紹介しますね。例えば海外では、ひったくりなどを防止するため、二人乗りバイクを防犯カメラの映像から検知したいというニーズがあります。「RAPID機械学習」で、カメラ映像から二人乗りバイクが通った場面やそうでない場面を学習させておくと、防犯カメラに二人乗りのバイクが映ったときに検知し、監視者にアラームなどで知らせることができます。
友永今までは、監視員が24時間張り付いて監視しなければいけなかったのが、機械が支援することで、監視員はアラームが上がったときだけ対応すればよくなります。また、少人数で監視すればよくなるので、人件費を減らすことにもつなげられるかもしれませんし、より広範囲に監視することもできるようになります。
三 田: それは警備会社なんかにはうれしいことですね!
藤 重: このほかにも、店舗内の監視カメラの映像から万引きしそうな人を見つけたり、工場の検品用のカメラ画像から不良品を検知したり、医療の診断精度を向上させたりといったさまざまな用途に使えます。ちなみに、医療の例は同じ北米研技術を用いた「e-Pathologist」もNECから製品化されています。がんの診断で使われますね。
友 永: 「RAPID機械学習」の画像解析を使えば、例えば、「楽しそう」とか「悲しそう」など、もっとあいまいな気分といったものも、カメラの画像や映像などから判別できるようになるかもしれません。人間が着眼点を教えにくいのだけど、でもなぜか人間には判別できるもの、そういったものと非常に相性のいい技術であると私たちは考えています。
三 田: 顔の表情ですと、例えばテレビ番組や映画が、視聴者に受けているかどうか調べるのに使えるかもしれませんね! では、「人材マッチング」での使い方は?
友 永: 「人材マッチング」は、適応分野としては主に人材仲介業や企業人事部です。例えば、中途採用の求職者さんと求人企業のマッチングですね。あとは、一般企業さんが新卒者を採用する際に、求職者をある程度フィルタリングして採用する人の作業を軽減するといった用途になります。
モ デ ル サ イ ズ を 1 / 5 0、
学 習 計 算 量 を 1 / 1 4 に 削 減
三 田: 「RAPID機械学習」の特長について、もう少し詳しく教えていただけますか?
友 永: 実はNECの北米研究所では、10年以上も前から機械学習技術をずっと研究しています。もちろん、ディープラーニングの研究も盛んです。「RAPID機械学習」はそこで開発された技術をコアエンジンにしていますので、演算の仕方やアルゴリズムなどで多くの工夫が凝らされていて、高速・省メモリに動作するという特長があります。
藤 重: 例えば、北米研究所の検証では、従来の画像認識手法(競合最高位)と比べて、「RAPID機械学習」は、精度を劣化させることなく、モデルサイズを約50分の1、学習計算量を約14分の1に削減できることがわかっています。
三 田: すごい! ということは、例えばパソコンなどでもさくさく動かせるということですね。
友 永: さらにもうひとつ、NECが他社と大きく差異化できる要素があります。
三 田: どういったことでしょう?
友 永: 一般的にディープラーニングのソフトウェアは、オープンソース(※)で作られているものがほとんどです。有名なものはいくつかありますが、そのうちのひとつに「Torch(トーチ)」というものがあります。その最新バージョンを、グーグルやフェイスブック、ツイッターなども利用しているのですが、 実はこの「Torch」は、もともとNECの北米研究所が開発したものなのです。【 ※ソフトウェアの設計図であるソースコードを一般に無償公開しているソフトウェアのこと。】
三 田: え! そうなんですか!NECが開発したオープンソースをいろんな会社で使っているとは知りませんでした。
友 永: 北米研究所のホームページ(※)を見てもらうと、「Torch 5」に関する情報が公開されています。「RAPID機械学習」は、その「Torch」をベースに開発されているので、一日の長ではないですが、先進性という面でも、競合他社とは大きく差異化できていると考えています。
さ ま ざ ま な 場 面 で 、
高 度 な “ 判 断 業 務 ” を 支 援 し 、
業 務 を 効 率 化 !
三 田: 「RAPID機械学習」がどのように活用できるのか、具体的に教えていただけますか?
藤 重: 従来、人がしていた高度な判断を、機械に代わりにしてもらったり、支援してもらったりといった用途で使えます。さまざまな用途で使えるのですが、特にニーズが高いのは「画像解析」と「人材マッチング」です。
三 田: 「画像解析」と「人材マッチング」ですか? どういった使い方をするのでしょう?
藤 重: まず「画像解析」についてご紹介しますね。例えば海外では、ひったくりなどを防止するため、二人乗りバイクを防犯カメラの映像から検知したいというニーズがあります。「RAPID機械学習」で、カメラ映像から二人乗りバイクが通った場面やそうでない場面を学習させておくと、防犯カメラに二人乗りのバイクが映ったときに検知し、監視者にアラームなどで知らせることができます。
友永今までは、監視員が24時間張り付いて監視しなければいけなかったのが、機械が支援することで、監視員はアラームが上がったときだけ対応すればよくなります。また、少人数で監視すればよくなるので、人件費を減らすことにもつなげられるかもしれませんし、より広範囲に監視することもできるようになります。
三 田: それは警備会社なんかにはうれしいことですね!
藤 重: このほかにも、店舗内の監視カメラの映像から万引きしそうな人を見つけたり、工場の検品用のカメラ画像から不良品を検知したり、医療の診断精度を向上させたりといったさまざまな用途に使えます。ちなみに、医療の例は同じ北米研技術を用いた「e-Pathologist」もNECから製品化されています。がんの診断で使われますね。
友 永: 「RAPID機械学習」の画像解析を使えば、例えば、「楽しそう」とか「悲しそう」など、もっとあいまいな気分といったものも、カメラの画像や映像などから判別できるようになるかもしれません。人間が着眼点を教えにくいのだけど、でもなぜか人間には判別できるもの、そういったものと非常に相性のいい技術であると私たちは考えています。
三 田: 顔の表情ですと、例えばテレビ番組や映画が、視聴者に受けているかどうか調べるのに使えるかもしれませんね! では、「人材マッチング」での使い方は?
友 永: 「人材マッチング」は、適応分野としては主に人材仲介業や企業人事部です。例えば、中途採用の求職者さんと求人企業のマッチングですね。あとは、一般企業さんが新卒者を採用する際に、求職者をある程度フィルタリングして採用する人の作業を軽減するといった用途になります。
AIで“人の判断”サポート:業務効率化③
2015年10月19日 お仕事友 永: 例えば、新卒の採用であれば、今まではその道のプロのような方が新卒者のエントリーシートや適正テストなどを見て、「この人は面接を受けてもらおう」「この人はお断りしよう」といったことを判断していたんですね。それを機械に置き換えるわけです。ある企業に入って欲しい人のモデルを「RAPID機械学習」に学習させておいて、そのモデルと、新卒者のエントリーシートや適正テストなどのデータを照らし合わせて、次のステップに進んでもらうかどうかの判断の支援をしてもらうといった使い方になります。
藤 重: 採用する企業側にも、書類選考や面接などで人件費がかかっていますから、そこを少しでも軽減したいというニーズがあるわけですね。また、早期に優秀者を確保したり、優秀な人材の選考漏れを防止したりなどの効果が期待できます。
三 田: なるほど。
友 永: さらに、機械学習ならではの活用事例として、例えば、入社時点で数年後のパフォーマンスを予測したいというニーズもあります。新卒者をある部署に配属したときに、彼もしくは彼女が、数年後、その部署で活躍できるかどうかを、入社時点でシミュレーションしたいというわけですね。
藤 重: これは、ある年に新卒採用した人のエントリーシートや適正テストなどの結果と、入社した数年後のパフォーマンスを紐づけてモデルを作ることで対応できると考えています。新たに入って来た新卒者のエントリーシートや適正テストの結果とモデルを照らし合わせることで、「ここの部署であれば活躍できそうだ」といったことを予測するわけですね。
三 田: わあ…、人の将来まで予測できちゃうなんて、なんだかドキドキします。
友 永: 「人材マッチング」に関しては、まだ、どういったことができるのか、どういったニーズに応えることができるのかを企業の人事担当者などと一緒に探らせてもらっている段階ではありますが、「RAPID機械学習」は様々な分野で活用できる大きな可能性が広がっていることを私たちは確信しています。
三 田: ところで、先ほど、「RAPID機械学習」は、ほかのディープラーニングのソフトウェアに比べて、高速、省メモリで動かせるとおっしゃっていましたが、それが企業で使う場合どういったメリットにつながるのでしょう?
友 永: いい質問ですね。今他社が出している機械学習のツールは、クラウドタイプが主流となっています。つまり、画像やテキストなどのデータを分析するためには、そのデータをひとまずクラウドにアップロードする必要があるわけです。そうすると、例えば、監視カメラの画像データや企業の人事データなどの機密情報を扱う企業では、このツールを利用することが難しくなります。
藤 重: 安全性が高まっているとはいえ、防犯カメラの映像や人材マッチングなどで扱う個人情報をクラウドに上げるのは、まだセキュリティ面で心配があるという企業が多いんですね。
三 田: なるほど。
友 永: そのため、現状では多くの企業が、自社内のシステムに組み込めるソフトウェアを要望されるんですが、そのときに、「RAPID機械学習」は、省メモリ、省リソースで動作するため、簡単に自社のシステムに導入することができます。つまり、データを外に持ち出せないお客様でも利用できるというわけですね。
三 田: それは大きな強みですね!
藤 重: また、分析するデータの傾向が頻繁に変わる場合は、データの学習を頻繁にしないといけません。「RAPID機械学習」は データの着眼点を教えることなく、高速に学習できるので、こういったケースにも向いているんです。
三 田: 確かに! 近い将来、こういった人工知能技術によるソフトウェアやシステムが普及することで、私たちの生活も大きく変わっていくんでしょうね。とても楽しみです! 友永さん、藤重さん、今日はお忙しいところ、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!
友 永、 藤 重: こちらこそ、聞いていただきうれしかったです。ありがとうございました!
【まとめ:今回は、今何かと話題の「人工知能」の技術を使ったソフトウェアについて、お話を伺いました。人がしていたような判断を、機械ができるようになるなんて、とっても不思議。近い将来、こういった人工知能を搭載したものがあちこちで使われるようになって、私たちの想像を超えるような便利な社会が生まれているかもしれません。今後も人工知能に関する技術については注目していきたいと思います。ではまた、次回の「MiTA TV」でお会いしましょう!】 (2015年9月15日公開)
藤 重: 採用する企業側にも、書類選考や面接などで人件費がかかっていますから、そこを少しでも軽減したいというニーズがあるわけですね。また、早期に優秀者を確保したり、優秀な人材の選考漏れを防止したりなどの効果が期待できます。
三 田: なるほど。
友 永: さらに、機械学習ならではの活用事例として、例えば、入社時点で数年後のパフォーマンスを予測したいというニーズもあります。新卒者をある部署に配属したときに、彼もしくは彼女が、数年後、その部署で活躍できるかどうかを、入社時点でシミュレーションしたいというわけですね。
藤 重: これは、ある年に新卒採用した人のエントリーシートや適正テストなどの結果と、入社した数年後のパフォーマンスを紐づけてモデルを作ることで対応できると考えています。新たに入って来た新卒者のエントリーシートや適正テストの結果とモデルを照らし合わせることで、「ここの部署であれば活躍できそうだ」といったことを予測するわけですね。
三 田: わあ…、人の将来まで予測できちゃうなんて、なんだかドキドキします。
友 永: 「人材マッチング」に関しては、まだ、どういったことができるのか、どういったニーズに応えることができるのかを企業の人事担当者などと一緒に探らせてもらっている段階ではありますが、「RAPID機械学習」は様々な分野で活用できる大きな可能性が広がっていることを私たちは確信しています。
三 田: ところで、先ほど、「RAPID機械学習」は、ほかのディープラーニングのソフトウェアに比べて、高速、省メモリで動かせるとおっしゃっていましたが、それが企業で使う場合どういったメリットにつながるのでしょう?
友 永: いい質問ですね。今他社が出している機械学習のツールは、クラウドタイプが主流となっています。つまり、画像やテキストなどのデータを分析するためには、そのデータをひとまずクラウドにアップロードする必要があるわけです。そうすると、例えば、監視カメラの画像データや企業の人事データなどの機密情報を扱う企業では、このツールを利用することが難しくなります。
藤 重: 安全性が高まっているとはいえ、防犯カメラの映像や人材マッチングなどで扱う個人情報をクラウドに上げるのは、まだセキュリティ面で心配があるという企業が多いんですね。
三 田: なるほど。
友 永: そのため、現状では多くの企業が、自社内のシステムに組み込めるソフトウェアを要望されるんですが、そのときに、「RAPID機械学習」は、省メモリ、省リソースで動作するため、簡単に自社のシステムに導入することができます。つまり、データを外に持ち出せないお客様でも利用できるというわけですね。
三 田: それは大きな強みですね!
藤 重: また、分析するデータの傾向が頻繁に変わる場合は、データの学習を頻繁にしないといけません。「RAPID機械学習」は データの着眼点を教えることなく、高速に学習できるので、こういったケースにも向いているんです。
三 田: 確かに! 近い将来、こういった人工知能技術によるソフトウェアやシステムが普及することで、私たちの生活も大きく変わっていくんでしょうね。とても楽しみです! 友永さん、藤重さん、今日はお忙しいところ、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!
友 永、 藤 重: こちらこそ、聞いていただきうれしかったです。ありがとうございました!
【まとめ:今回は、今何かと話題の「人工知能」の技術を使ったソフトウェアについて、お話を伺いました。人がしていたような判断を、機械ができるようになるなんて、とっても不思議。近い将来、こういった人工知能を搭載したものがあちこちで使われるようになって、私たちの想像を超えるような便利な社会が生まれているかもしれません。今後も人工知能に関する技術については注目していきたいと思います。ではまた、次回の「MiTA TV」でお会いしましょう!】 (2015年9月15日公開)
リクルートスタッフィング営業組織開発力
2015年10月20日 お仕事 R M S F o r u m 2 0 1 5
個 と 組 織 の 潜 在 力 を 呼 び 起 こ す
~ 組 織 開 発 と い う 武 器 ~
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
追加募集 セッション(2)「営業機能強化」×組織開発
業績を高め続ける強い営業組織をつくる
~現場の主体性を育み、組織全体で価値を最大化~
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
◆リクルートスタッフィングが明かす営業組織力強化の秘訣
差別化が難しい市場環境下において継続的な業績向上のために、営業担当個人の強化施策のみならず、 営業組織に対してどのような打ち手を行うことが重要なのか?
▼詳細・お申込はこちら▼
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advopml&id=909&idx=3
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■開催概要
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇日程 : 2015年 11月 9日(月)
◇時間 : 第1部:13:00~14:40
第2部:15:00~16:40
◇会場 : 東京コンファレンスセンター・品川(最寄駅:JR品川駅)
◇定員 : 450名 先着順受付
◇費用 : 無料
◇内容 : 事例・研究発表、ワーク・サービス体験
▼詳細・お申込はこちら▼
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advopml&id=909&idx=4
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ご登壇企業一覧(敬称略)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇イオン株式会社
◇イオンスーパーセンター株式会社
◇株式会社ダスキン
◇東京電力株式会社
◇株式会社リクルートスタッフィング
◇株式会社リクルートホールディングス
◇ヤフー株式会社
▼詳細・お申込はこちら▼
http://jinjibu.jp/measure.php?act=advopml&id=909&idx=5
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■個と組織の潜在力を呼び起こす、豪華6セッションのご紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇経営理念をチカラに変える [満席]
◇職場の日常に自立的・継続的な学習を起こす [満席]
◇事業に寄与するダイバーシティを実現する [追加募集開始]
◇業績を高め続ける強い営業組織をつくる [追加募集開始]
◇成長できる組織 その条件を紐解く [満席]
◇変化に向き合う組織を生み出す [満席]
個 と 組 織 の 潜 在 力 を 呼 び 起 こ す
~ 組 織 開 発 と い う 武 器 ~
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追加募集 セッション(2)「営業機能強化」×組織開発
業績を高め続ける強い営業組織をつくる
~現場の主体性を育み、組織全体で価値を最大化~
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
◆リクルートスタッフィングが明かす営業組織力強化の秘訣
差別化が難しい市場環境下において継続的な業績向上のために、営業担当個人の強化施策のみならず、 営業組織に対してどのような打ち手を行うことが重要なのか?
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■開催概要
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◇日程 : 2015年 11月 9日(月)
◇時間 : 第1部:13:00~14:40
第2部:15:00~16:40
◇会場 : 東京コンファレンスセンター・品川(最寄駅:JR品川駅)
◇定員 : 450名 先着順受付
◇費用 : 無料
◇内容 : 事例・研究発表、ワーク・サービス体験
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■ご登壇企業一覧(敬称略)
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◇イオン株式会社
◇イオンスーパーセンター株式会社
◇株式会社ダスキン
◇東京電力株式会社
◇株式会社リクルートスタッフィング
◇株式会社リクルートホールディングス
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■個と組織の潜在力を呼び起こす、豪華6セッションのご紹介
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◇経営理念をチカラに変える [満席]
◇職場の日常に自立的・継続的な学習を起こす [満席]
◇事業に寄与するダイバーシティを実現する [追加募集開始]
◇業績を高め続ける強い営業組織をつくる [追加募集開始]
◇成長できる組織 その条件を紐解く [満席]
◇変化に向き合う組織を生み出す [満席]
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