医師と共に考える新しいエイジングのカタチ/エイジングスタイルのホーム・ページを提唱の【 URL=http://www.agingstyle.com/2015/11/02000708.html 】からの、健康には「生涯現役」 VS 健康リスクには「現役引退」の傾向ありと・・・ブルーカラー系高齢者よりもホワイトカラー系退職引退の現実調査報告には、とくと耳を傾けてみる価値があるとの研究調査には『生涯現役プロデューサー』志向型の人たちにはかなり自覚できることではないだろうかと思います。
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  健  康  の  た  め  に  は  生  涯  現  役  か 
      「 退  職 」  が  高  齢  者  の  健  康  リ  ス  ク  に

 米フロリダ州、マイアミ大学の研究者らは、仕事を続けている高齢者に比べ、失業、退職した高齢者は健康状態が悪化するリスクが高くなるとする研究結果を発表した。喫煙習慣や肥満などはなく、肉体的には健康な高齢者にも退職の影響があるという。

  研究では、米国の65歳以上の高齢者8万3338人強を対象とする国民健康調査「National Health Interview Survey」1997~2011年版のデータを分析し、高齢者の就労状況や環境、仕事内容と慢性疾患や身体機能低下との関係を調査。

  その結果、失業、退職している高齢者は、そうでない高齢者よりも健康低下のリスクが高くなっており、その逆にリスクが最も低くなっていたのは肉体労働に従事しているブルーカラーの高齢者だった。

  事務系の仕事をしているホワイトカラーの高齢者に比べ、ブルーカラーの高齢者は慢性疾患リスクが18%、身体機能低下リスクが16%低下していたという。

  ブルーカラーの高齢者のリスクが最も低かった理由について研究者らは、運動量が多い点や、働くことで社会との交流が増えたり、賃金を得て健康保険の適用を受けられるようになり、結果的に健康的になっているのではないか、と推測している。
(Aging Style)
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Aging Styleとは?

  いつまでも健康で、充実した日々を送りたいと考える人が増え、「QOL(クオリティオブライフ)= 人生の質」が問われる時代になってきました。健康や美容、医療情報への関心も高まっています。しかし、ネットでの情報拡散力が強まっている今日、ネット上にはさまざまな情報があふれ、情報に翻弄された人々が、健康を害したり、医療トラブルに陥ったりする現実があります。

  その状況を打破するべく、「アンチエイジング医師団」とメディアプロバイダーの「ジェイ・キャスト」が共同でニュースサイトを立ち上げました。健康については、実は医療がサポートできる部分は少なく、普段の生活の質の向上が重要です。そこで私たちは、このサイトの名前を「Aging Style(エイジングスタイル)」とし、広く生活(ライフスタイル)全般の情報を扱っていきます。

  私たちの発信する情報が、世の中にあふれる健康や美容、医療情報の真偽を見極める指針となり、皆さまのQOL向上に役立つことを願ってやみません。

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