中上氏 講演『日本的ベンチャーを学ぶ3』
2014年8月4日 お仕事【2014年7月23日 第343回生涯現役シリーズ塾(午後の部)講演】
「 日 本 的 ベ ン チ ャ ー を 学 ぶ 3」 要 旨
講 師: 中上 崇(たかし)
日本生涯現役推進協会 理事
メタリンク創業、ベンチャー・コンサルタント
一般社団法人日本開発工学会 会長、
日本電子機器輸入協会 会長 他
「事業構想」について、今回私の人生で初めて話をします。誰でも容易には、事業構想を教えること出来ません。何故かといえば、自分で起業し、失敗や成功していない人たちにはとうてい事業構想の本質を教えられません。ですから、いまだに残念ですが、教えてくれる大学や研修・研究所はありません。
私は若い頃から、自分で考えて、自分の人生を決めて行くことが大切だと確信しておりました。もちろん、考える視座は、相手に心から役立てるにはどうしたらいいのかを熟慮することだと考えてきました。そうして努力していると段々好転してくるのです。それは、周りの人々が少しずつ理解をしてくれ、協力してくれるからです。
これからの大学生には大学で勉強している間、新しい「生き方」や「働き方」を深く考えることが自分の将来のために大切です。それと、夢や理想を持つことです。もちろんこれから起業しようとする人たちには、とくに、これからの将来の社会がどうなるのか、10年先20年先、50年先がどのような時代になるのかを、考えさせることがこれから特に大事ですね。
そうすると考える習慣が身につけられて、自分の人生設計を自分で描けるようになるのです。私は学生時代自分の将来の職業を考えるときは、まず既存企業の研究することに専念しました。そのときの結論は小さい貿易会社に入社した方が組織全体のことが判ると思うようになりました。起業するにはまず、現在存在する企業の模倣から入ることです。
そして、これまでにない事業構想を作る努力をする事です。これまでの社会や世の中の決まりやルールから考えるのではなく、自分がしたいこと、できることを掘り下げてきました。そのためには「自分の夢や理想」から考えるところから始めました。それが自然と自分で考える習慣になるのです。学生時代から事業構想を徹底に考えてきました。
その結果が最初に私が入社した会社を3年間で退職し、1997年まで複数の自分の会社を経営してきました。自分の会社経営で忙しかった40代でも大学で日本的ベンチャーの講座を担当しました。その後、社団法人日本開発工学会を立ち上げ、ベンチャーの立ち上げ支援、日本生涯現役協議会の理事などの仕事をしております。
ですから、事業構想を創ることができれば、若者も元気な中高年者の皆さんも素晴らしい社会起業家、個別自営業者、生涯現役プロデューサー、マーケティングコーディーネーターになれます。シニア・既存のベンチャーの皆さんには、自分たちが創った事業構想を若者たちがやりたくなるような内容にすることが特に大事です。若い彼ら彼女らのメンターになって支援して上げることです。
それが、元気シニアの生涯現役社会づくりへの貢献する「生き方と働き方」になるのです。事業構想ができなければ、「雇われない働き方や生き方」はできません。事業構想をつねに見直して、時代の流れにそくした事業構想を立てるしかないのです。
ですから、ベンチャーで成功し人たちは事業構想の基礎は教えられても、時代の流れから事業構想は創る訳なので、教えることが出来ないのです。ライフ・ベンチャ-・クラブでは沢山の事業構想案を作り出す様に皆さんと共に協創して生産していきたいので、よろしくお願い申し上げます。【文責:水上 久忠】
注:次回の中上講師/日本ベンチャー論4 講義は、8/27日(水)15:00~17:00予定です。奮ってお早目の参加予約をお待ちしています。
「 日 本 的 ベ ン チ ャ ー を 学 ぶ 3」 要 旨
講 師: 中上 崇(たかし)
日本生涯現役推進協会 理事
メタリンク創業、ベンチャー・コンサルタント
一般社団法人日本開発工学会 会長、
日本電子機器輸入協会 会長 他
「事業構想」について、今回私の人生で初めて話をします。誰でも容易には、事業構想を教えること出来ません。何故かといえば、自分で起業し、失敗や成功していない人たちにはとうてい事業構想の本質を教えられません。ですから、いまだに残念ですが、教えてくれる大学や研修・研究所はありません。
私は若い頃から、自分で考えて、自分の人生を決めて行くことが大切だと確信しておりました。もちろん、考える視座は、相手に心から役立てるにはどうしたらいいのかを熟慮することだと考えてきました。そうして努力していると段々好転してくるのです。それは、周りの人々が少しずつ理解をしてくれ、協力してくれるからです。
これからの大学生には大学で勉強している間、新しい「生き方」や「働き方」を深く考えることが自分の将来のために大切です。それと、夢や理想を持つことです。もちろんこれから起業しようとする人たちには、とくに、これからの将来の社会がどうなるのか、10年先20年先、50年先がどのような時代になるのかを、考えさせることがこれから特に大事ですね。
そうすると考える習慣が身につけられて、自分の人生設計を自分で描けるようになるのです。私は学生時代自分の将来の職業を考えるときは、まず既存企業の研究することに専念しました。そのときの結論は小さい貿易会社に入社した方が組織全体のことが判ると思うようになりました。起業するにはまず、現在存在する企業の模倣から入ることです。
そして、これまでにない事業構想を作る努力をする事です。これまでの社会や世の中の決まりやルールから考えるのではなく、自分がしたいこと、できることを掘り下げてきました。そのためには「自分の夢や理想」から考えるところから始めました。それが自然と自分で考える習慣になるのです。学生時代から事業構想を徹底に考えてきました。
その結果が最初に私が入社した会社を3年間で退職し、1997年まで複数の自分の会社を経営してきました。自分の会社経営で忙しかった40代でも大学で日本的ベンチャーの講座を担当しました。その後、社団法人日本開発工学会を立ち上げ、ベンチャーの立ち上げ支援、日本生涯現役協議会の理事などの仕事をしております。
ですから、事業構想を創ることができれば、若者も元気な中高年者の皆さんも素晴らしい社会起業家、個別自営業者、生涯現役プロデューサー、マーケティングコーディーネーターになれます。シニア・既存のベンチャーの皆さんには、自分たちが創った事業構想を若者たちがやりたくなるような内容にすることが特に大事です。若い彼ら彼女らのメンターになって支援して上げることです。
それが、元気シニアの生涯現役社会づくりへの貢献する「生き方と働き方」になるのです。事業構想ができなければ、「雇われない働き方や生き方」はできません。事業構想をつねに見直して、時代の流れにそくした事業構想を立てるしかないのです。
ですから、ベンチャーで成功し人たちは事業構想の基礎は教えられても、時代の流れから事業構想は創る訳なので、教えることが出来ないのです。ライフ・ベンチャ-・クラブでは沢山の事業構想案を作り出す様に皆さんと共に協創して生産していきたいので、よろしくお願い申し上げます。【文責:水上 久忠】
注:次回の中上講師/日本ベンチャー論4 講義は、8/27日(水)15:00~17:00予定です。奮ってお早目の参加予約をお待ちしています。