「生涯現役社会」創造隊/草の根運動③
2013年5月14日 お仕事 「生涯現役社会」を創造したいと願う創造隊の草の根運動が、すでに著名なわが国建築家として、安藤忠雄氏が関係する業界・地域の有力者と連携したリーダーシップ発揮に比べて、私ども未だ脆弱な草の根として確固たる地盤も確立していない状態で、どう夢と希望を創り出せるか、それがいま問われている。
しかし何も怯むことは少しもないと思う。21世紀の時流が「生涯現役社会」を必要とするかしないかを考えれば良い。的確な判断力を私たちが行使できれば、当然の夢多い結果を生むと確信できる。要は建築家・安藤氏の主張する『仕事をつくる』気力・実行力を発揮すれば、自ずと「生涯現役社会」はイメージできるからである。
終戦直後の「無い無いづくし」の瀬戸内小島で、国破れての山河が経済大国化の過程で環境破壊されながらも、前述の安藤氏による瀬戸内文化振興策で見事開花しつつある姿は、大いに私たちを勇気づけてくれる。
安藤氏は“必要なのは、甘えた「ゆとり」などというものではない。不安と隣り合わせの、本当の意味での自由な時間と場所を子どもたちの野生開発に与えることだ。”と説いている。
また、安藤氏が“日本の実直な国民性・想像力の回復を~人間性育む教育に未来”あれと願う項目では、“人々は考えなくなり、闘わなくなった。経済的な豊かさだけを求め、生活文化における本当の意味での豊かさを忘れてしまった。
未来を担う子どもたちは親の意思で知識を詰め込む塾に通わされ、創造力を養うための貴重な時間を失っている。本来子どもは友達と自由に。自然と戯れながら遊ぶ中で、好奇心を育み、感性を磨き、挑戦する勇気や、責任感を養うものだ。
今、子どもたちは親の敷いたレールの上を走ることに精一杯で、過保護に育てられている。自分で考えるという体験が絶対的に不足しており、緊張感も、判断力も、自立心もないまま成人し、社会を支える立場に立つことになる。
正しい価値観で物事を決めることが出来ず、国際社会で立ち遅れている今の日本と、子どもの教育を取り巻いてきた状況は決して無関係ではない。”と記された安藤氏の子ども世代だけではなく、以上の著述は日本人全世代に関わる大事な指摘事項であろう。
特に永年の職場社会から卒業する団塊世代層の人たちが、地域社会に生活の軸足を移した時、自己の「自由時間」を本気で取り組む「生きがい発見」への挑戦姿勢を見せて欲しいものだ。
「生涯現役社会」創造隊の草の根運動として、日本生涯現役推進協議会は本年よりあらゆる世代への「生涯現役」実践インタ-ン生の養成塾も試運転を開始した。まず1年間の手弁当持参で参加されれば、必ずや来たるべき「生涯現役社会」創造隊リーダーとしての実りある夢と希望を明確に掴めることは間違いあるまい。
しかし何も怯むことは少しもないと思う。21世紀の時流が「生涯現役社会」を必要とするかしないかを考えれば良い。的確な判断力を私たちが行使できれば、当然の夢多い結果を生むと確信できる。要は建築家・安藤氏の主張する『仕事をつくる』気力・実行力を発揮すれば、自ずと「生涯現役社会」はイメージできるからである。
終戦直後の「無い無いづくし」の瀬戸内小島で、国破れての山河が経済大国化の過程で環境破壊されながらも、前述の安藤氏による瀬戸内文化振興策で見事開花しつつある姿は、大いに私たちを勇気づけてくれる。
安藤氏は“必要なのは、甘えた「ゆとり」などというものではない。不安と隣り合わせの、本当の意味での自由な時間と場所を子どもたちの野生開発に与えることだ。”と説いている。
また、安藤氏が“日本の実直な国民性・想像力の回復を~人間性育む教育に未来”あれと願う項目では、“人々は考えなくなり、闘わなくなった。経済的な豊かさだけを求め、生活文化における本当の意味での豊かさを忘れてしまった。
未来を担う子どもたちは親の意思で知識を詰め込む塾に通わされ、創造力を養うための貴重な時間を失っている。本来子どもは友達と自由に。自然と戯れながら遊ぶ中で、好奇心を育み、感性を磨き、挑戦する勇気や、責任感を養うものだ。
今、子どもたちは親の敷いたレールの上を走ることに精一杯で、過保護に育てられている。自分で考えるという体験が絶対的に不足しており、緊張感も、判断力も、自立心もないまま成人し、社会を支える立場に立つことになる。
正しい価値観で物事を決めることが出来ず、国際社会で立ち遅れている今の日本と、子どもの教育を取り巻いてきた状況は決して無関係ではない。”と記された安藤氏の子ども世代だけではなく、以上の著述は日本人全世代に関わる大事な指摘事項であろう。
特に永年の職場社会から卒業する団塊世代層の人たちが、地域社会に生活の軸足を移した時、自己の「自由時間」を本気で取り組む「生きがい発見」への挑戦姿勢を見せて欲しいものだ。
「生涯現役社会」創造隊の草の根運動として、日本生涯現役推進協議会は本年よりあらゆる世代への「生涯現役」実践インタ-ン生の養成塾も試運転を開始した。まず1年間の手弁当持参で参加されれば、必ずや来たるべき「生涯現役社会」創造隊リーダーとしての実りある夢と希望を明確に掴めることは間違いあるまい。