「生涯現役」で永年の職場に縛られた人生から解放され、やおら自分のホンネの「生きがい」目標は何か・・・と考えた時、仕事一筋に、家族は二の次で過ごした咎めは、自分から職場を除くとどこに本当の居場所があるのか悔むこと頻りの、定年後人生に目の前が暗くなりかねない。

  主体性ある人生こそが「生涯現役」だと考える私たち生涯現役仲間は、“自分の生きがい人生で、世の中に役立つこと”が「生涯現役」であり、“個人の生きがい人生が、見事に世の中で効果的に役立っている”ことが「生涯現役社会」だと考えている。

  理想的な「生涯現役社会」には、個人の生きがいに満ちた「生涯現役」の主体人生が前提にないと、本物とはいえない。権力や税金を使った国や地方の行政主導で「生涯現役社会」を提唱しても、それを主導するには本年で主体性を発揮できる民間生涯現役実践団体でないと巧くいかないだろう。

  そこに私たち生涯現役実践仲間が活躍できる、これからの「生涯現役社会づくり」推進役としての『生涯現役プロデューサー』の出番がある。その確定的な予測のもとに私たちは『生涯現役プロデューサー』仮登録システムを発足させた。

  その仮登録者たちが中心となって、毎月例開催の『生涯現役シリーズ塾』を既に328回を重ね、そのリーダー役として仮登録から本登録者と認められる人によって運営責任が遂行され、主体性ある持ち味・得意技で『生涯現役プロデューサー』の本領を発揮する。

  さらに2004年6月創設の日本生涯現役推進協議会が主催する、原則毎年春秋開催の『生涯現役情報交流フォーラム』でも、「生涯現役プロデューサー」仮登録者たちが企画・集客・運営面でその実習体験する貴重な機会である。

  そして本2013年早々から試行開始した「生涯現役実践道場/インターンシップ現場実習」も現在初期段階の運転始動に入っている。今春開催の「第18回生涯現役フォーラム」には東京都・都内23区や、首都圏各生涯現役仲間の関係する地域行政団体の市民活動支援担当窓口への案内を通じて、本格的な市民主体的「生涯現役フォーラム」への参加お奨めも積極的に展開中である。