うんとこしょ!!どっこいしょ!! 大宮産業物語
2012年6月24日 お仕事 めずらしく夕方のNHK①ラジオ放送/ザ・ベストラジオ:遠いふるさと∇高知放送・うんとこしょどっこいしょ・・・・の素晴らしい限界集落での『生涯現役社会づくり』物語に興味を覚えて、聴き耳をたてることができましたので、以下にその概略をご紹介したいと思います。
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2010(平成22)年度 過 疎 地 域 自 立 活 性 化 優 良 表 彰 企 業
地 域 づ く り 表 彰 ≪ み ん な で つ く っ た 株 式 会 社 大 宮 産 業 ( 高 知 県 ) ≫
【 2 0 1 0 年 事 例 紹 介 】
総務省及び全国過疎地域自立促進連盟は、平成22年度の過疎地域自立活性化優良事例として、総務大臣賞4団体及び全国過疎地域自立促進連盟会長賞2団体を決定しました。
本表彰は、地域の自立と風格の醸成を目指した過疎地域の取組みを奨励するため、創意工夫をもって過疎地域の活性化に取り組み、すぐれた成果を上げ、過疎対策の先進的、モデル的事例としてふさわしい団体であること等を審査の基準として、優良事例を過疎地域自立活性化優良事例表彰委員会において選定のうえ、表彰するものです。
ここでは、ICTが生かせるか否かは不詳ですが、その可能性として、地域づくりの成功事例をご紹介します。
■ 「 み ん な で つ く っ た 株 式 会 社 大 宮 産 業 」 の 概 要
中村市と合併した旧西土佐村の大宮地区で唯一、日用品やガソリン等を販売していたJA大宮出張所の廃止に伴い、その購買事業等を引き継ぐために平成18年5月に、地域住民108人が出資して設立された。単に物販を行うだけでなく、地域への宅配や感謝祭の実施、「大宮米」としてのブランド化の取組み、「地産外商」と積極的に販路を地区外へ広げ、地域の暮らしを守っている。
大宮産業の取組から、秘められた住民力を引き出せば、地域の可能性は幾重にも広がることが示された。
【 評 価 の ポ イ ン ト 】
株式会社大宮産業が活動している旧西土佐村は、2005(平成17)年4月に中村氏と合併し、四万十市となった一部過疎地域である。当該地区では同年に、霜とで唯一日用品やガソリン等を販売していたJA高知大宮出張所が廃止されることを受け、翌06(平成18)年にその購買事業等を引き継ぐために地元住民からの出資を募り、地元住民108名が株主となって「株式会社大宮産業」が設立された。
当該会社は、単にJA高知から引き継いだ物販を行っているだけではなく、地域への宅配や感謝祭の実施など地域の実情に合わせた経営を行っている。店舗の経営以外にも、地域でとれるコメを「大宮米」としてブランド化する取り組み、「地産外商」と積極的に販売を地区外へ拡げるなど積極的な活動が見られる。
合理化・統合・市場原理でやむなく「忍耐」を強いられる状況下が各地域で進行している中にあって、当事例は住民が全員力を合わせて、「暮らしを守り続ける」ための知恵を結集させた優秀例である。
「小さな工夫と少しずつの無理」を重ねながらも、やがて法人格を構えるに至るプロセスは具体的で、同様な課題を抱える地域にとって、活性化への「勇気づけ」となる。本事例においては、このような点が評価された。
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2010(平成22)年度 過 疎 地 域 自 立 活 性 化 優 良 表 彰 企 業
地 域 づ く り 表 彰 ≪ み ん な で つ く っ た 株 式 会 社 大 宮 産 業 ( 高 知 県 ) ≫
【 2 0 1 0 年 事 例 紹 介 】
総務省及び全国過疎地域自立促進連盟は、平成22年度の過疎地域自立活性化優良事例として、総務大臣賞4団体及び全国過疎地域自立促進連盟会長賞2団体を決定しました。
本表彰は、地域の自立と風格の醸成を目指した過疎地域の取組みを奨励するため、創意工夫をもって過疎地域の活性化に取り組み、すぐれた成果を上げ、過疎対策の先進的、モデル的事例としてふさわしい団体であること等を審査の基準として、優良事例を過疎地域自立活性化優良事例表彰委員会において選定のうえ、表彰するものです。
ここでは、ICTが生かせるか否かは不詳ですが、その可能性として、地域づくりの成功事例をご紹介します。
■ 「 み ん な で つ く っ た 株 式 会 社 大 宮 産 業 」 の 概 要
中村市と合併した旧西土佐村の大宮地区で唯一、日用品やガソリン等を販売していたJA大宮出張所の廃止に伴い、その購買事業等を引き継ぐために平成18年5月に、地域住民108人が出資して設立された。単に物販を行うだけでなく、地域への宅配や感謝祭の実施、「大宮米」としてのブランド化の取組み、「地産外商」と積極的に販路を地区外へ広げ、地域の暮らしを守っている。
大宮産業の取組から、秘められた住民力を引き出せば、地域の可能性は幾重にも広がることが示された。
【 評 価 の ポ イ ン ト 】
株式会社大宮産業が活動している旧西土佐村は、2005(平成17)年4月に中村氏と合併し、四万十市となった一部過疎地域である。当該地区では同年に、霜とで唯一日用品やガソリン等を販売していたJA高知大宮出張所が廃止されることを受け、翌06(平成18)年にその購買事業等を引き継ぐために地元住民からの出資を募り、地元住民108名が株主となって「株式会社大宮産業」が設立された。
当該会社は、単にJA高知から引き継いだ物販を行っているだけではなく、地域への宅配や感謝祭の実施など地域の実情に合わせた経営を行っている。店舗の経営以外にも、地域でとれるコメを「大宮米」としてブランド化する取り組み、「地産外商」と積極的に販売を地区外へ拡げるなど積極的な活動が見られる。
合理化・統合・市場原理でやむなく「忍耐」を強いられる状況下が各地域で進行している中にあって、当事例は住民が全員力を合わせて、「暮らしを守り続ける」ための知恵を結集させた優秀例である。
「小さな工夫と少しずつの無理」を重ねながらも、やがて法人格を構えるに至るプロセスは具体的で、同様な課題を抱える地域にとって、活性化への「勇気づけ」となる。本事例においては、このような点が評価された。