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健美家 KENBIYA SITE 2020/06/05 配信
ご参考URL=https://www.kenbiya.com/ar/ns/region/all/4017.html?ac=UL

   【不動産投資本】
         1 万 人 の 家 主 を 取 材 し た
           永 井 ゆ か り 氏 が 教 え る 「 家 主 業 の 極 意 」


題名は「生涯現役で稼ぐ『サラリーマン家主』入門」。全270ページの中に「家主業」(本書では、不労所得ではなく事業だという意味で、不動産投資ではなく、家主業という言葉を使っている)をこれから始めようという人が知っておくべき情報が、ぎっしりと詰まっている。

特徴は、教科書的なロジックや注意点と共に、実際にどのような手法でうまくいった、もしくは失敗したという実例が30名以上の家主や地主の言葉で紹介されている点。

専門的な解説の後に、「〇〇県の〇〇さんの場合は~」という実例があることで、「なるほど、こういうことなのか」と腹落ちする。「こういうピンチをこうして乗り越えた」という事例も多く、この部分だけでも得るものは多いだろう。

それもそのはず、著者は全国賃貸住宅新聞社の「家主と地主」の編集長で、17年間の記者生活で約1万人の家主と地主を取材してきたという永井ゆかり氏。「『家主業』の極意12か条」には、全国の多くの事例を深堀りしてきた著者がまとめた家主業で成功する(失敗しない)ためのキモが並ぶ。

物件購入前の情報収集、物件の買い方、買ってから満室経営を維持する方法、管理会社との付き合い方、法律や税務の話など、幅広いテーマを紹介する中で印象的なのは、「甘くない家主業」を印象付ける内容が多いことだ。

例えば、かぼちゃの馬車のオーナー、新築ワンルームマンションを3戸買った人、現地を見ずに2000万円損をした家主、デザイナーズアパートを買って予想外に苦労した家主等…。「高すぎる勉強代」を払った人たちの経験談は、本書で紹介される「家主としてやるべきこと」をきっちりと抑えることの価値を際立たせる。

こうしたリスクを多く取り上げたのは、家主業は「資産を増やすために有効な手法」だと感じながらも、「誰でも」「簡単に」「お得」という近年のイメージは間違いであり、誤解したまま足を踏み入れることで失敗する人を減らしたいという著者の思いの表れだという。

その一方で、移住と地域活性化の夢を叶えた人、「福祉アパート」で社会貢献をしている人等、幸せな家主が登場する終盤の「人生に幸せをもたらす家主業」という項目では、「お金を稼ぎながら、お金では買えない喜びややりがいを感じられる」家主業の魅力もしっかりと伝わってくる。

題名には「入門」とあるが、経験者にも読み応え十分。家主業がお金を増やすための「投資」ではなく、徹底的に人の人生にかかわるものであり、当人の勉強や努力、工夫によって成果が大きく変わる「事業」であるということを最初から最後まで感じさせる一冊だ。

北海道から福岡まで34の家主の会を紹介した巻末の「全国の主な家主の会」(名称、代表者名、URL)は初心者ならぜひ活用したいところ。1600円+税で、著者が17年間で得た知見を学べる買って損はない一冊と言えるだろう。

健美家編集部
――――――――――――
紹介した書籍を健美家会員の中から抽選で5名様にプレゼントいたします。ご希望の方は応募フォームよりご応募ください。

・2020年6月5日(金)~2020年6月11日(木)の間、応募を受け付けます。
・応募は日本国内の方のみ(発送は国内のみ)とさせていただきます。
・ご応募はお一人様1回限りとさせていただきます。
・当選の発表は商品の発送をもって替えさせていただきます。 (商品の発送は6月中旬を予定しております)

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ニコニコニュース トップ>雑学 2020/06/05 07:10マイナビニュース
ご参考URL=https://news.nicovideo.jp/watch/nw7386744

     ビジネス書に訊け! 第100回 自分の「存在意義」について悩んだら

悩み多きビジネスパーソン。それぞれの悩みに効くビジネス書を、作家・書評家の印南敦史さんに選書していただきます。今回は、モチベーションが下がり、仕事での自分の存在意義について悩んでいる方へのビジネス書です。

■今回のお悩み
「毎日の仕事をこなしているだけで自分の存在意義が分かりません」(52歳男性/技能工・運輸・設備関連)

早いもので、この連載も今回で100回目となります。正直にいえば、毎週、毎回3冊ずつビジネス書をご紹介するというペースは決して楽なものではありませんでした。とはいえ、もし多少なりともお役になっているのであれば、やはりそれは光栄なこと。今後も、微力ながら努力を続けていきたいと考えています。

ということで第100回目は、「モチベーション」に関連するお悩みですね。過去にもたびたび取り上げてきたテーマですが、つまりはそれだけ普遍的な悩みなのだろうと推測できます。

「やる気が出ない」「達成感がない」、今回のように「自分の存在意義がわからない」など、仕事を続けていくうえでは、そういった壁に幾度となく直面するものだということ。

しかもそれは誰かに助けてもらえるようなものではなく、自分自身で解決しなければならない問題でもあります。

だからこそ、ビジネス書をはじめとする書籍のなかからヒントを探し出したり、それをどう活用すべきかを考えることが必要となるのでしょう。これからご紹介する3冊のいずれかが、なにかのきっかけになればいいのですが。
○"当たり前"の初心を忘れない

今回のご相談を拝見し、まず最初に強くお勧めしたいと感じたのが、『出版人の生き方70講―愚直に志高き職業人であれ』(田口信義 著、民事法研究会)です。

タイトルは出版関係者向けという印象を与えますが、決してそうではありません。「生涯現役」「生涯一編集者」をモットーとして仕事に情熱を傾けてきた著者が、仕事との向き合い方、働くことの意味、職業人としてあるべき姿、そして人生についての考え方を綴った書籍なのです。

刊行は2009年なので少し時間が経っていますが、非常に普遍的な内容であるだけに、まったく色あせた印象はありません。それどころか、ひとつひとつのメッセージから著者の誠実な人柄を感じ取ることができるはず。

たとえば「常に向上心をもつ」という項目には、次のような記述があります。

「向上心」こそすべての物事に通じる大切な意義があるように思います。つまり、日々向上心をもって物事に取り組むことが成功の鍵であるということです。そして、そのような意識で仕事に取り組むことで、仕事に対するプロ意識が生まれます。プロとして生きていくためには、その道その道で厳しさは常につきまとうわけであり、成功するかしないかは、向上心にかかっているといっても過言ではありません。皆さんも、今日より明日、明日より明後日という向上心の気持をもって日々の仕事に取り組んでいただければ、未来は明るいものになると思います。(61ページより)

また、「日々の積み重ねの大切さ」というページにはこう書かれています。

私達も日々の積み重ねの中で生きています。単調ですが、一日一日をしっかりと積み重ねていくことで、様々な悩み、苦しみ、葛藤を乗り越えて社会人として成長し、仕事の能力も向上していくのです。こうした一面単調とも思える人生であっても、毎日多くの人に支えられていることを意識して、日々仕事をしていくことが大事であると思います。(35ページより)

きわめて真っ当な主張であるため、ある程度のキャリアをお持ちの方であれば、「そんなの当たり前じゃないか」と感じられるかもしれません。しかし、そんな「当たり前なこと」ほど、実績やキャリアを身につけるに従って忘れてしまいがち。

しかもキャリアのある方は、仕事そのものには慣れているもの。それだけに余計、新鮮味ややりがいを失ってしまうこともあるのではないでしょうか? それは誰についても言えることでもあるので、本書を参考にして初心に返ってみるのもいいのではないかと思います。
○仕事の「適正」は真剣に打ち込んでこそ見える

ところで仕事をしていくと、いつかは「いまやっている仕事は、本当に自分がやりたい仕事なのだろうか?」という疑問に直面するものでもあります。

『「やりたい仕事」病』(榎本博明 著、日経プレミアシリーズ)がクローズアップしているのも、まさにその部分。仕事の適性については多くの人が悩むところですが、実際のところ、本当はどうなのかは考えたところで答えが出るような問題ではないわけです。

だから、ちょっと考えてもわからないときは、考えるのをやめ、勢いに任せるべきだと著者は主張しています。乱暴なようにも思えるかもしれませんが、「仕事に取り組むことで適性が引き出される面がある」ということを忘れるべきではないというのです。

適性というのは、素質と経験の相互作用のもとにつくられるものである。すでに決まっているものなのではなく、これからつくられていくといった面もあるのだ。自分の適性を狭くとらえることで、職選びの間口を狭めてしまい、自分に合った仕事に就く機会を逃してしまう。そんなケースも少なくない。(87~88ページ」より)

ちなみに重要なポイントは、20代や30代ばかりでなく40代や50代以上でも、キャリアに関する悩みや迷いの筆頭には「適性」と「能力」が上がっているという事実。

仕事を長く経験していても、半数以上の人たちは自分の適性や能力がはっきりつかめず、悩んだり迷ったりしているというのです(労政時報第3489号 2001年4月27日)。

自分がどんな仕事に適性があるのか。自分にはいったいどんな能力があるのか。何十年も仕事をしている40代や50代の人たちにもよくわからないのだ。そんなわかりにくいものにとらわれていたら、決断が遅れ、いろんなチャンスを逃すばかりだろう。(88ページより)

適性をつくっていくのは、経験の積み重ね。だからこそ大切なのは、それを信じて、たまたま手にした仕事に全力を傾けること。つまり適性と言うのは考えて得られるものではなく、真剣に打ち込むことによって得られるものだということです。
○ガンディーの名言から学ぶ

さて最後に、スティーブ・ジョブズに影響を与えたことでも知られるインドの偉大なリーダー、ガンディーのことばを厳選した『ガンディー 強く生きる言葉』(佐藤けんいち 編訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)のなかから、今回のご相談とリンクしそうな名言を抜き出しておきたいと思います。

成長し続けるのが人生の法則だ。首尾一貫しているように見せるため、自分の独断的な信念に固執しようとする人は、誤った場所に自分を駆り立てていることになる。 (C23「成長とは変化し続けること」より)

行動だ。行動の結果ではない。行動そのものが重要だ。
正しいことをすることだ。それには自分の力が足りないかもしれない。時間が足りないかもしれない。いかなる結果も生まないかもしれない。
だがそれは、正しいことを止めていいことを意味しない。
自分の行動からいかなる結果が生まれるかは、それまで絶対にわからない。
だが、何もしなければ結果も生まれないことだけは確かだ。
(C27「行動しなければ結果は生まれない」より)

まずは目的を見つけること。
手段はあとからついてくる。
(C28「目的が決まれば手段は決まる」より)

君の信念が、君の考えになる。
君の考えが、君の言葉となる。
君の言葉が、君の行為になる。
君の行為が、君の習慣となる。
君の習慣が、君の価値観となる。
君の価値観が、君の運命となる。
未来は、君が今日何をするかにかかっているのだ。
(C33「未来は、君が今日何をするかにかかっている」より)

人は思想の産物だ。自分が考える内容そのものになっていく。

人はややもすると、自分がそうであると信じているものになってしまいがちだ。
「そんなこと自分にはできない」と自分に言い続けてみてごらん。結局できないまま終わってしまうかもしれないのだよ。
(C38「『自分にはできる』と言い聞かせる」より)

これらのことばは、今回のご相談と"直結"するものではないかもしれません。しかしそれでも、結びつく本質が隠れているようにも思えます。

いずれにせよ、これらに代表される181種のシンプルなメッセージが紹介されている本書は、なんらかの気づきを与えてくれる可能性がありそうです。(印南敦史)
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ZAK ZAK by 夕刊フジ 2020.6.6
ご参考URL=https://www.zakzak.co.jp/eco/news/200606/ecn2006060001-n1.html 

      【定年後・自走人生のススメ】
       “定年後難民”は他人事ではない 「生きがい就労」へ早めの努力を

 卒業と同時に就職し、一つの会社で定年まで勤め上げ、あとは悠々自適な余生を過ごす「幸せな人生」は、過去のものとなってしまった。これからの時代の「幸せ」とは、どんな人生なのであろうか。

 「就労」には、生活のための経済基盤を築き維持するための「生計就労」と、働きがいや暮らしがいなどの面で満足を追求する「生きがい就労」があると、前田氏は説く。

 これまでの会社人生は、がむしゃらに働いて、稼いで貯蓄に励み、夢のマイホームを手に入れ、無事定年を迎えるというパターンが一般的であった。そこには「生計就労」だけがあればよかったのである。ところが、「定年後の人生が20年から30年に…」となってくると、「生計就労」一辺倒というわけにはいかない。

 そこで前田氏は、「65歳までは生計のための就労、その後は85歳くらいまでは生きがいのための就労に従事するモデルが理想。65歳からは体力や能力に合わせて、仕事量をダウンサイジングしていくのです」と、生計就労から生きがい就労へ移行しながら、生涯現役で活躍することを推奨する。

 「生きがい就労」は、社会との接点を維持し続けるという意義がある。無理をしないで、身の丈で「働く」ことは、健康面でも「最大の予防策」と言えるのだそうだ。

  理想の人生モデルを実現するために大切なことは、次のキャリアや活躍の場を求める際に、どんな支援(サポート)が利用できるかである。前田氏は、会社員のリタイア層を3つのグループに分けた。経営者や有資格者など高いキャリア・専門スキルを持っている人たち(Aグループ)、普通のシニア会社員(Bグループ)、経済的に困窮している人たち(Cグループ)である。

 Aグループの人たちは、民間人材派遣会社などを通じて比較的次のキャリアに移行しやすい。Cグループの人たちは、ハローワークなど社会インフラを通じて就労を目指すことになる。問題はBグループの人たちである。

 前田氏は「普通のシニア会社員の多くは、自らのネットワーク(コネ)で次のキャリアを見つけているのが現状です。生涯現役社会が志向されながらも、社会的なサポートは、ほぼ不在(空洞化)と言える状況なのです」と警鐘をならしている。何かしたくても、次の活躍場所を見つけられない“定年後難民”は、他人事ではないと認識しよう。生きがい就労の移行先は、早めの自助努力なくしては心もとないのである。

 ■得丸英司(とくまる・えいじ) 「一般社団法人定年後研究所」所長。(株)星和ビジネスリンク取締役専務執行役員。1957年生まれ。日本生命保険で25年にわたり、法人・個人分野のFPコンサルティング部門に従事。日本FP協会常務理事、慶應義塾大学大学院講師などを歴任。日本FP協会特別顧問。

 【定年後研究所】 日本で初めての「50代以上会社員」に特化した、定年後ライフの準備支援機関。定年後の「自走人生」を目指す中高年会社員を応援。中高年会社員向け学習システム『キャリア羅針盤』を開発中。ポータルサイト「定年3‣0」(https://www.teinengo-lab.or.jp)
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PR TIMES 株式会社PEーBANK 2020年6月5日 10時00分
ご参考URL=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000107.000012015.html

     自衛隊員を定年退職後に、ITエンジニアとして再就職⁉
        68歳・最高齢エンジニアの目標は、“生涯現役で働くこと!”


 ITエンジニアの新しい働き方を提案する株式会社PE-BANK(東京都港区/代表取締役・髙田 幹也)が提供するTOKYO FM「ジュグラーの波〜澤と美音のまるっと経済学〜」の新コーナー「美音のまるっとエコノミーsupported by PE-BANK」のゲストとして、弊社所属のプロエンジニアである藤原幸雄氏が出演しました。本レポートでは、5/21(木)と5/28(木)の放送内容をご報告いたします。

【出演エンジニア】
藤原幸雄(フジワラ ユキオ)氏 札幌市在住
防衛大学を卒業し、陸上自衛隊に入隊。55歳で定年退職後にITの勉強を始め、IT企業に就職。会社員エンジニアとして65歳で定年退職。2017年4月よりフリーランスとなりPE-BANKとプロ契約を結ぶ。
現在まで5つの現場を任されるも、いずれも高評価を受ける。PE-BANK最高齢エンジニアとして、多くのエンジニアに勇気と希望を与え、現在も大活躍している。

【放送内容】
◆これまでのキャリアについて
自衛隊の定年退職(55歳)の3年ほど前に、定年後どうするか考えていた藤原氏。最近は人生80年といわれる中、自分にもあと30年あることに気がついた。30年というと、自衛官として働いてきた期間とほぼ同じなので、もう一つプロを目指したいという気持ちが沸いてたという。
そこで、大学の卒業研究で少しプログラミングをやったことを思い出し、ITエンジニアの道に挑戦することを決めた。

ITエンジニアを目指してからは、仕事の合間を縫って猛勉強し、3つの国家資格と2つのベンダー資格を取得した。しかし、実務経験のない藤原氏をすぐに採用してくれる企業は少なく、同じタイミングで就職活動をしていた娘と励まし合いながら就職活動をしたという。
現在は、PE-BANK最高齢エンジニアでありながら、クライアント同士で奪い合いになるほどの人気エンジニアとして活躍している。

◆仕事への向き合い方/同僚との付き合い方
自衛隊時代は、第一線の部隊の教官として働いていた藤原氏。自衛官時代の経験を活かし、人間関係で特に意識していることは、「相手を後輩だと思わずに、敬意を払って接すること。」そんな藤原氏は所属エンジニア達からも慕われる。
また、クライアントから引っ張りだこの藤原氏。仕事をする上で一番大切にしていることは、「お客様へできる限り品質の高い成果物を納めること。」そのために、徹底的に勉強し、時間が許す限り試行錯誤を繰り返している。
“主体的に業務を進める” “全力投球する” といった心構えは、自衛隊時代の経験が活かされている。

◆趣味/今後の展望
ITエンジニアに転身した大きなメリットは、仕事のON/OFFがしっかり分かれているから。現在は趣味のスキーに費やす時間も増えた。仕事でも関わりたいという思いから、2018年よりスキーのインストラクターの仕事も始め、12月~3月はスキーのインストラクター、4月~11月はITエンジニアのといった、フリーランスならではの働き方を実現している。
目標は “生涯現役で働き続けること” PE-BANK最高齢エンジニアの挑戦に今後も目が離せない。

■番組概要
番組名    TOKYO FM「ジュグラーの波~澤と美音のまるっと経済学~」
放送時間   毎週木曜日 21:30~21:55
番組概要   AKB48グループ総監督の向井地美音が、リスナーとともに、公認会計士の澤昭人から
       身近にある経済の仕組みを分かりやすく学んでいきます。
出演者    公認会計士:澤昭人、向井地美音(AKB48)
公式Twitter  https://twitter.com/JuglarTFM

プロエンジニア
 出演予定  6月11日(木)
      (中西利彦氏 / PE-BANK 東京本社所属プロエンジニア)

※番組はradikoでもお聴きいただけます。放送後一週間以内であればタイムフリー聴取機能(無料)で番組をお楽し
みいただけます。(※お住まいの地域の放送局のみ無料で聴取可能です。)
※関東以外の方は、WIZ RADIOアプリを利用すれば、スマホで全国どこからでもTOKYO FMをリアルタイムで聴く
ことが出来ます。
※アプリでの視聴には別途パケット通信料がかかります。
※放送局の都合により、放送内容・時間が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
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いつも大変お世話になっております。アルヴァスデザインの高橋研です。

コロナウイルスの緊急事態宣言が終わりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
きっと、コロナウイルスの影響が出る前と今では、 働き方や生活そのものにも大きな変化が出ているのではないでしょうか。

さて、アルヴァスデザインでは5月に引き続き6-7月もイベントを開催いたします。コロナウイルスの影響で、オンラインでの実施が続きますが、皆さまにとって、有意義な情報収集の場になるよう準備してまいります。
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■ オンライン開催 イベント一覧
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①6/16(火)7つの習慣forセールスパーソン研修 体験会
https://alvas-design.co.jp/trainingnews/20200616_7syukan/
②6/25(木)マネジメント研修 セルフリーダーシップ編 体験会
https://alvas-design.co.jp/trainingnews/20200625_self_leadership/
③6/26(金)インサイトセールス研修 体験会
https://alvas-design.co.jp/trainingnews/20200626_insight_sales/
④7/1 (水)マネジメント研修 原理原則編 体験会
https://alvas-design.co.jp/trainingnews/20200701_management/
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【イベント詳細】
※すべて無料です。
※Zoomを利用したオンライン参加型の体験会になっております!
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6/16(火)14:30~17:00
7つの習慣forセールスパーソン研修 体験会
~コロナ禍でも大切なことは営業パーソンの原理原則!~
https://alvas-design.co.jp/trainingnews/20200616_7syukan/
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フランクリン・コヴィー社とアルヴァスデザインで共同開発した営業職特化型の「7つの習慣」プログラムです。

コロナウイルスの影響によって、営業のやり方を変えていく必要が出てきています。ただ、営業としての体幹にあたる普遍的な原則に変わりはありません。

改めて、このコロナウイルスを乗り切るために原点に立ち返り、普遍的な原則の理解を深めてみませんか?
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6/25(木)14:30~17:00
マネジメント研修 セルフリーダーシップ編 体験会
https://alvas-design.co.jp/trainingnews/20200625_self_leadership/
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ドラッカーのマネジメント理論をベースにしています。

コロナウイルスの影響で、さらに未来は見えにくくなりました。このような状況でこそ、企業ではリーダーが求められます。

主体的にリーダーシップを発揮する人材を輩出するため、ドラッカーのマネジメント理論を学んでみませんか?
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6/26(金)15:00~17:00
インサイトセールス研修 体験会
https://alvas-design.co.jp/trainingnews/20200626_insight_sales/
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5月に引き続き、今回も実施いたします。
★こちらは、人気のセミナーですが開催の質を担保するため、参加人数の上限を30名までとしております。

インサイトセールスとは、ソリューションセールスの次にくるものとして、米国のハーバードビジネスレビューで掲載されました。

お客様経営層の理念やビジョンを深く理解して、未来をお客様と一緒に創造していくような営業パーソンを育成してみませんか?
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7/1 (水)14:30~17:00
マネジメント研修 原理原則編 体験会
https://alvas-design.co.jp/trainingnews/20200701_management/
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ドラッカーのマネジメント理論の体幹です。

「基本と原則に反するものは、例外なく破綻する。」というドラッカーの有名な言葉があります。

国・地域、職業、時代に関係なく、原理原則を守って、マネジメントすることは大切です。

このコロナウイルスの影響下だからこそ、原点に立ち返り、強い組織を創るマネジメント人材を育成してみませんか? 以上になります。
ご不明な点ございましたらお気軽にお問い合わせください。
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・問い合わせ先
株式会社アルヴァスデザイン
電話番号:03-6277-4140
メール:info@alvas-design.co.jp
ホームページ:https://alvas-design.co.jp/
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■最新コラム:オンライン商談8つのポイント
https://alvas-design.co.jp/memberpost/2004_onlinemeeting/
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日刊ゲンダイDIGITAL 公開日:2020/06/03 06:00
ご参考URL=https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/274030

      証言でつづる 定年後のリアル
      「 定 年 後 の 労 働 は 社 会 貢 献 」 自 由 な 今 が い ち ば ん 楽 し い


 須原國男さん(77歳・慶大卒)#3
「働くことは一石三鳥。経済、健康、生きがいのためです」
 こう語る須原さんは、定年まで大和証券グループで働き続け、67歳で独立系FP(ファイナンシャルプランナー)として「スハラFPコンサルタント」を立ち上げ、10年目になる。

「正直、何かと縛りが多かった社員時代よりも、自由な今のほうがよっぽど楽しい」と笑い、生涯現役をめざしている。
 もともと「定年後の労働は社会貢献」という考え方の須原さん。FPの仕事以外にボランティア活動にも力を注ぐ。

 まず、2012年から、NPO法人「老いじたくあんしんねっと」の会員として無料個人相談・講師活動を続けている。そのほか日本FP協会主催「くらしとお金の相談室」で無料個人相談を2012年から2年間、さらに日本FP協会東京支部のボランティア活動を2014年から4年間続け、昨年は「田町・港FPフォーラム」で無料の個人相談・セミナー講師を務めた。

 たとえば、「老いじたくあんしんねっと」は、千葉県柏市がタイアップして活動しているNPO法人で、柏、松戸、野田など6つの地域で、遺言書の作り方など終活に関する講演会や個人相談会を開催。ボランティアメンバーは40人ほどいて、交代で務める。ボランティアは「営業活動をしない、名刺を渡さない」というルールが徹底されている。

 さすが「生涯現役」というだけあって、仕事にも社会貢献にも大忙しの須原さんだが、自分の時間や、奥さんとの時間もちゃんと確保している。 
 「銀座のオフィスはレンタルなので、出社は週に3~4回。不在時は連絡が入ることになっており余裕のある勤務で自分の時間を確保しています」

 須原さんは元来、じっとしていられない性格だそうだ。奥さんとは時たま映画やミュージカルなどに出掛ける。
「外食、買い物も含めると、週に1~2度は一緒に外出しています」 
 また、寄席と相撲が大好き。小旅行にたびたび出掛け、年に1度は仲間とのゴルフ旅行に参加するといった行動力ぶりだ。

 最後に、定年後の資産運用のアドバイスを聞いてみた。
「老後資金2000万円が話題になりましたが、1000万円でも十分な人もいれば、介護に迫られ1億円あっても足りない人もいて、人それぞれです。だからこそなるべく長く働いて、資産運用もしっかり考えたほうがいいでしょう。資産運用は、最初に株や債券をどういうふうに配分するかで8割決まるといわれています。そして決めたら簡単には動かさないことが肝要で、長期投資をおすすめします。短期投資では通常の個人投資家はプロには勝てないと考えております」
(取材・文=越海辰夫)
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YAHOO! JAPAN ニュース 2020/6/1(月) 17:00
ご参考URL=https://news.yahoo.co.jp/byline/tachibanaakira/20200601-00180085/

      検察法改正でほんとうはなにが問題だったのか?
                             橘玲 | 作家


 検事総長らの定年延長を可能にする法案改正に対し、SNSで「#検察庁法改正案に抗議します」の投稿が広がり、大きな政治争点になりました。とはいえ、素人にはいったい何が問題なのかよくわかりません。

この改正案はもともと、年金支給年齢の引き上げにともない、国家公務員の定年を65歳まで延長するという改革の一部です。一般の公務員の定年はこれまで60歳でしたが、検察官は63歳とされていました。ところがこのままだと検察官の定年が2年早くなってしまうため、それを是正する必要があるというのが法案改正の本来の趣旨です。

政府としては、公務員の定年延長を先行させることで、65歳までの雇用に二の足を踏む民間企業の背中を押したいとの思惑があるようです。とはいえ、年功序列のまま定年を延ばせば人件費が膨らんでしまいますから、60歳以上は給与を引き下げたり、短時間勤務に移行したり、役職定年制を設けて管理職から外すようにしています。

しかしそれでも、一律に役職定年を実施してしまうと、引き継ぎがうまくいかないなど組織の運営に支障をきたすに事態になりかねません。そこで、大臣など任命権者が認めた場合にかぎり、役職定年を延長できる例外規定が置かれました。

わかりにくいのは、ここまでは野党を含め誰も反対していないことです。だったらどこで意見が分かれるかというと、この役職定年の延長を検察官にも適用したことのようです。

問題の発端は、今年1月、カルロス・ゴーン事件をはじめとする「重大かつ複雑困難事件の捜査公判に対応するため」として、安倍内閣が東京高検検事長の勤務延長を閣議決定したことです。この検事長は一部のマスコミから「安倍官邸の番犬」と呼ばれており、森友学園問題や「桜を見る会」の疑惑などに特捜部が乗り出すのを封じる策略ではないかと疑われたことで事態が紛糾しはじめます。

その後の議論は錯綜していますが、結論からいうと、焦点は検察官の役職定年延長でもなく(他の国家公務員と同じなので)、この検事長が検事総長に就任し、「番犬」として安倍氏やその周辺を守りつづけることにあるようです。この予想(「反安倍」にとっての悪夢)が実現するかどうかはわかりませんが、「検事長が勤務延長を固辞していればこんなことにはならなかった」との批判はそのとおりでしょう。

 残念なのは、検察庁法改正の騒動に紛れて、「公務員の定年延長」という改革の是非をめぐる議論がまったく消えてしまったことです。「生涯現役社会」を目指すのはどの国も同じですが、本人の意思を無視して強制的に「解雇」する定年制は「年齢差別」と見なされるようになり、いまでは「定年廃止」が世界の大きな流れになっています。そのなかで、「定年を延長するかわりに給与を減らす」日本の「改革」はかんぜんに時代遅れなのです。

 そもそも「年次」によって役職が決まるという、軍隊のようなことをいまだにやっている公務員の世界が異様なのです。ほんとうに実力があれば、40代の検事総長が生まれたっていいでしょう。

 「働き方改革」が終身雇用・年功序列・定年を当然の前提にしているようでは、「日本の夜明け」はまだまだ遠そうです。

【追記】これは5月15日執筆のコラムですが、その後、事態は急展開し、検察庁法の今国会での法案提出を断念したあとに、疑惑の東京高検検事長が新聞記者宅で賭け麻雀に興じていたことが暴露され辞任しました。それにともなって国家公務員の定年を延長する国家公務員法の廃案が与党内で議論されています。

『週刊プレイボーイ』2020年5月25日発売号  
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OVO ライフスタイル 2020年6月1日 JIJICO
ご参考URL=https://ovo.kyodo.co.jp/column/a-1459039

      7 0 歳 就 業 法 成 立 で 「 生 涯 現 役 」 が 可 能 に ?
              アフターコロナの社会にシニアの企業経験をどう生かすか


 人生100年時代を迎え、65歳以上の高齢者の割合が全体の人口の3割に迫る日本。超高齢社会の社会保障制度の担い手を増やすため、希望する人の70歳までの就業を可能にするよう、企業に努力義務を課す「改正高年齢者雇用安定法」などの関連法が2021年4月から適用されます。

国の調査によると、60歳以上の8割は70歳以降も働くことを希望しているようです。同時に公的年金の受給年齢が段階的に引き上げられ、最終的には70歳まで年金がもらえないかもしれないという話が現実味を帯びてくるなど、厳しい見方も。

一方、努力を強いられることになる企業にしても、新型コロナの影響で厳しい経営が続く中、労働力不足の解消を疑問視する声や、社内制度の大幅な見直しが必要となるなど、「あまりに負担が大きいのでは」という戸惑いの声もあるようです。特定社会保険労務士の北村滋郎さんに聞きました。

アフターコロナを見据えた地域密着型ビジネスに、「エバンジェリスト(価値の伝道師)」としてのシニアの新しい役割に期待
Q:70歳までの就業を可能にする「改正高年齢者雇用安定法」の概要は?
——–
現行では65歳まで継続雇用することとしている制度を見直し、就労を希望する人が70歳まで働けるよう企業に努力義務を課すことを柱とした関連法が、2021年4月から実施されます。

改正法では、選択肢を広げる必要があるとして、

・定年廃止
・70歳までの定年延長
・継続雇用制度導入(子会社・関連会社での継続雇用を含む)
といった現行制度における選択肢に加え、
・他の企業(子会社・関連会社以外の企業)への再就職の実現
・個人とのフリーランス契約への資金提供
・個人の起業支援
・個人の社会貢献活動参加への資金提供

の選択肢を整えるとしています。

企業には7つのうちのいずれかを設けるよう努力義務を課して、どれを選ぶかは、企業と個人が話し合って選択できるような仕組みを検討するとしています。いずれにしても、定年後も何らかの形で支援する必要があるということが従来と異なるポイントです。
Q:近い将来、70歳定年ということになれば、年金の受給年齢もそれに伴って引き上げられるのでしょうか?
——–
現在60~70歳の間で選べる受給開始年齢の上限を、改正法では75歳までに引き上げるとしています。2013年度の年金制度改正から段階的に引き上げられてきて、2026年には原則65歳からの支給になります。

また現在、1年繰り下げで年間8.4%増額、5年繰り下げで年間42%増額とする繰り下げ制度を柔軟化、年金受給開始時期の選択肢の拡大を図っています。年金の受給をなるべく遅らせ、高齢者の働く意欲を長く持たせるということでしょう。

年金受給年齢が将来的に引き上げられることは容易に予想できます。併せて、私的年金(確定拠出年金・iDeCo)は、加入できる年齢を60歳から引き上げ、将来の年金額を増やせる仕組みも整える方向です。

Q:働きながら年金を受け取る「在職年金」は、現在でも収入が現役並みにあると受給金額が減りますが、今後はどうなりますか?
——–
年金を受けられる人が、就労して収入を得ながら受給する「在職年金」は、月収と、計算上本来もらえる年金月額の合計が基準額を超えると、超過額の半分を支給停止にするという減額ルールがあり、この基準額を緩和することが検討されていました。

高齢者の就労を促す狙いでしたが、「高所得者優遇」の批判が強まったため、65歳以上は昨年度の47万円を維持することとなりました。65歳未満については47万円に引き上げる見通しです。基準額を超えない範囲で収入を得ている場合は、受給金額は減額されません。

Q:企業側はこの関連法の努力義務について、さまざまな見直しを迫られるようですが、直面するであろう問題点は?
——–
まず、給与や社会保険料など法定福利費の会社負担額などの負担が重くのしかかります。そのため、人件費を引き下げるための「黒字リストラ」なども増え、若手従業員のキャリア志向にやる気がなくなってしまいます。

実務的には、雇用契約の見直し、就業規則の変更、その他早期退職制度、給与制度、退職金制度の見直し、役職定年制など、これまで対策を講じてこなかった企業にとっては、大幅な制度見直し等の負担増となります。

しかし、何の手だても講じないままでいると、今後の人材確保や業績向上を考える上では不利益のほうが多いでしょう。

会社の規模に限らず、古い組織の体質を久しく変えてこなかったような企業では、若い有能な人材は確実に離れてしまいますし、新たな人材も集まりにくくなります。そのため、60歳以上の高齢者には、現役の社員とは別の独自の人事制度構築が求められます。

今後の先行きが見えない経済状況で生き残るためには、1社単独で解決しようとするのは、もはや無理と言えます。ほかの企業やNPOなどと連携して、問題の解決策を講じていく時代になり、その際には、どのような企業と組んでいくか、その見極めも重要になるでしょう。

Q:新型コロナで厳しい状況でも、企業が努力義務を果たすべきメリットがあるとすれば、どのようなことでしょうか?
——–
企業も今後は「アフターコロナの時代」を見据えたビジネスへ、考え方を転換していかなければなりません。これまでのように、海外に市場を広げることに力を注いできたグローバル経営から、日本国内の需要に目を向けた「地域密着型」のビジネスモデルに活路を見いだす必要に迫られるでしょう。

逆の発想で国内をグローバル化するというイメージです。企業が今回の改正法を適用して、「起業支援」や「個人の社会貢献活動参加への資金提供」を行い、自社の販促活動にも発展的に運用できるビジネスモデルの一例があります。

例えば、大型商業施設の撤退や商店街の衰退で、「買い物難民」などが問題になっているような地域に、現役時代、大手スーパーで仕入れ担当をしていたシニア世代が個人事業主となって、商品説明をしながら個配で利用者に商品を提供する小規模事業所を立ち上げます。元の雇用先企業からの資金援助のほか、地元のNPOなどと協力して、雇用創出と地域貢献を担うモデルです。

これまでのような、「全消費者に向けての画一的なマスマーケティング」から、「必要とする顧客にダイレクトに商品やサービスを届ける」という戦略の一例ですが、企業としては、自社製品や会社のPRを、低予算で確実に行うことが可能になります。

こうした「エバンジェリスト(価値の伝道師)」としてシニアの存在価値は高く、企業経験を積んだシニア世代の新しい働き方としても評価されるでしょう。また、国内グローバル化という意味では、外国人労働者の受け入れ時の教育や世話係という役割も可能かと思われます。

Q:「老後レス時代」に突入していく今後、全ての労働者が心掛けておくことは?
——–
人生100年時代、65歳で定年を迎えたとしても、その後まだ数十年も人生は続きます。これまでのように、現役時代の貯蓄と年金で人生を逃げ切ろうという発想は通用しなくなります。

100歳まで現役で、生きがいをもって生活するために、何が必要かを考えなければなりません。定年を前にして慌てるのではなく、現役時代の早い段階から、副業や起業、フリーランスなど、自分で稼げる生業(なりわい)を身につけられる働き方を想定した準備をしましょう。

企業側も、今後は多数の従業員を抱えることの負担やリスクの軽減のために、副業の奨励や、起業に向けてのサポート、国の補助を利用したリカレント教育などを充実させる方向へ進んでいくでしょう。

これらを積極的に活用して、働き方に対する意識改革をする必要があります。

現役時代は、2回目のキャリアが当たり前になる時代に「人生を充実したものにするための知識や情報、そして経験を得るためにある」と考える必要があるでしょう。

<筆者略歴> 
北村 滋郎:特定社会保険労務士 1961年京都府長岡京市生まれ、大阪大学人間科学部卒。大学卒業後は繊維製品メーカーへ就職し、労務管理に携わる。その後も上場企業の人事部門へ転職し、最年少管理職に就任。自然哲学を生かした経営理論を多くの師匠から学び、成果を上げ取締役に抜擢。2016年M&M企画(社会保険労務士事務所)を開業。
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 事務局報告 第196 号                  2020年5月31日発行
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◎  2 0 2 0 / 5 / 1 ~ 2 0 2 0 / 5 / 31 の当Blog「タイトル掲載一覧表」
  日 付                  タ イ ト ル

2020年05月31日      「日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会」 会報 1 9 6
2020年05月30日      NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 会報 1 7 6
2020年05月29日      定年後はFPで独立/生涯現役可能な限り働く…
2020年05月28日      梅宮辰夫さんお別れ会:12月一周忌の頃に
2020年05月27日      自分らしい生き方Hello Tennis/ ヒーローテニス
2020年05月26日      コロナ禍で「働き方スタイル」の常識が大変化
2020年05月25日      「非公開会社の自社株のしくみがわかる本」
2020年05月24日      公務員定年延長廃案調整:批判受け方針転換
2020年05月23日      家族に「終活」を勧められキレる高齢者心理
2020年05月22日      Alterna:医療従事者支援「白のアクセサリー」
2020年05月21日      生涯現役「バカなことをずっと続けたい」宣言
2020年05月20日      南野光則氏/西大和学園:あいつ今何してる?
2020年05月19日      経済「今」オルタナDATA把握:予測実態反映
2020年05月18日      生涯現役頑張る職人写真集:出版費CF募集
2020年05月17日      忍び寄る世界デフレ慢性化回避、時との戦い
2020年05月16日      猫ひろしコロナで打撃、めげない秘訣とは 
2020年05月15日      日本をダメにしているが、何も気にしていない
2020年05月14日      転職すべきタイミングを示す 3つのフレーズ
2020年05月13日      佐々木氏「もったいない精神で建築を変える」
2020年05月12日       新型コロナウィルス対応策で リモートワーク
2020年05月11日     「エコヒイキ」検察官定年延長、なぜ急決必要?
2020年05月10日      ご参考URL=https://hojyokin-portal.jp/ 活用
2020年05月09日      雇用契約に縛られない自由度の高い働き方
2020年05月08日        【新型コロナ対応】「持続化給付金」受付開始
2020年05月07日       【人を残す】「日本一の星空がある村」に学ぶ
2020年05月06日     津軽出身ライトノベル作家葛西さん活動30年
2020年05月05日      新型コロナウイルス感染拡大に伴う継続対応
2020年05月04日      『とくダネ‼』番組今秋終了打切り?一転継続!  
2020年05月03日      労働市場8変化/人手不足:生涯現役:70定年
2020年05月02日      連日STAY HOME ~ 新型コロナに負けない!
2020年05月01日      生涯現役の人に聞く:長く働くためのヒント4つ      以上

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事 務 局 報 告 第 17 6号                    2020年 5月 30日 発行
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日刊ゲンダイ DIGITAL  ライフ欄 公開日:2020/05/29 06:00
ご参考URL=https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/273800

     証言でつづる 定年後のリアル
      生涯現役で可能な限り働く…定年後はFPとして独立を決意
     
  須原國男さん(77歳・慶大卒)#1

 「60歳、65歳を過ぎてまで、満員電車に揺られるのはゴメンだという人がいます。定年後はとにかくノンビリしたい、と。こうした相談を受けると、私は決まって『いえいえ、まだもったいないです。体が許す限り、環境が許す限り、可能な限り働いたほうがいいですよ』と答えています」

 そう語る須原さんは、定年まで証券会社で勤め上げ、10年前の67歳のときに独立系FP(ファイナンシャルプランナー)として活動を開始。今や年間200件以上の相談に乗っている。

 「生涯現役」を自任し、「サラリーマン時代よりも今のほうが楽しい」と笑う。

 須原さんが証券業界に進んだのは、昭和前期の兜町を舞台に相場師「ギューちゃん」の波瀾万丈の一生を描いた、獅子文六の大衆小説「大番」が大好きだったからだという。慶大を卒業すると大和証券に入社した。

 「想像通り、証券は相当にきつい世界でした。会社にはまだノルマ制度が残っていたし、また顧客の新規開拓では証券会社と取引して損ばかりしていると怒鳴られることもありました」

 入社3年目で本店外国部外資課に配属となり、国際引き受け業務に従事。社内留学制度を利用してMBAを取得すると、アメリカ大和証券ニューヨーク本店(30歳)、ロサンゼルス支店(33歳)、大和ヨーロッパロンドン本店(37歳)、大和証券本店(東京)国際部次長(40歳)、大和スイス株式会社社長(44歳)と世界を舞台に活躍。49歳で本社に戻ると、国際部アジア本部、外国株式部、公共法人部を歴任した後、55歳で大和証券を退社し、大和総研に転籍。コンサルティング本部取締役本部長に就任した。

 「私が就任した当時、大和総研は証券アナリストランキング8位と低迷していました。私は部下の3人の部長とともにリサーチ部門の改革を行い、半年で3位に、さらにその翌年には2位に押し上げました」

  ■ 証券会社の経験生かして67歳でFPとして独立
 60歳で大和グループを定年退職。引き続きコンサルティング本部シニアアドバイザーに就任。CSS(大和総研関連会社でシステム開発会社)非常勤監査役として3年間勤務しながら、不動産証券化会社のTPA(東京プロパティアドバイザーズ)で働き、完全リタイアしたのは65歳のときだった。

 「金融の世界は、専門知識がなければ務まりません。しかも、商品を作った、売ったで完結する仕事ではなく、不確定な相場を扱いながら、お客さんと長く付き合わなければならない仕事。だからこそ、誠実でないと務まらないのです」

「お客と長く付き合う」という意味で、須原さんは第二の人生を決めていた。定年後は、世界を舞台に培った専門知識と誠実さを武器に、FPとして独立しようと――。  (取材・文=越海辰夫)
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YAHOO JAPAN ! ニュース 5/27(水) 6:00
ご参考URL=https://news.yahoo.co.jp/articles/64f937a9b4ea597d64771d0d436fc3a910aa7378

      さよなら辰兄ぃ、梅宮辰夫さんお別れの会は12月「一周忌の頃に」

 昨年12月12日に慢性腎不全で死去した俳優の梅宮辰夫さん(享年81)のお別れの会が、一周忌を迎える今年12月に行われる見込みであることが26日、分かった。当初は5月に予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期になっていた。

 梅宮さんの所属事務所はスポーツ報知の取材に「この状況では、多くの方々に集まっていただくのは難しいので、一周忌の頃にできれば」と語った。美食家だった梅宮さんにちなみ、参列者に料理を振る舞う案もあり、感染予防の観点からも「今の時期には難しいですね」と説明した。

 「不良番長シリーズ」「仁義なき戦い」などに出演し、昭和の映画界で一時代を築いた梅宮さんは計6度のがんを経験しながら、生涯現役を貫いた。葬儀は密葬として営まれ、参列者は親族とごく親しい友人、関係者に限られていた。

報知新聞社(スポーツ報知)
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RAKUTEN BLOG Rakuten Mobile 2020年05月26日 00時23分
ご参考URL=https://plaza.rakuten.co.jp/hero7000/diary/201805310000/

     自分らしい生き方・ヒーローテニス日記

ヒーローは自分が決めた事を、思い通りにやってるから幸せだ!
  自分で選んだ道だから、良い時も、悪くなった時も、
    どこの地点でも不幸せとは感じない、

これは、現状であって、未来に向け頑張れば進める、
  所が、ヒーローの奥様は大変だよね!
    ヒーローの仕事の都合で振り回されるなんて!

  ヒーローがテニスを教えてると、手伝いしながら教えてた、
    だけど、ジュニアに教えるのは好きじゃないみたいで、時々、愚痴っていた、

三十三歳のある時、『じゃ~自分のやりたい事って何だ?』って聞くと『解らない。』らしい、
  ヒーローなんか、やりたい事が多すぎて
    身体が10個は欲しいくらいだのに、勿体無い!
      それをキッカケに、自分のやりたい仕事探しを始めた!

沖縄は観光の時代だからってホテルで働いてみたいと言うので、
  仕事につくと、皆からの評判も良く
    働き者だし、責任感が強いから頼られるけど、
      頼られすぎて疲れるようになる、そして、ブツブツ言いはじめる、

ヒーローは、『ぶつぶつ言うんだったら辞めな!』って言う、
  ほんとに、好きだったら、大変な仕事も楽しいと思うしね、
    次に、福祉関係のヘルパーの資格を取って2年ほど働いてると、
      また、ぶつぶつ言い出して来たので、『辞めたら?』って言う、

好きな事が見つからないって時間が勿体無い気がする、
  そこで考えた、血液型もA型だし、編み物やジグソーパズルをすると
    寝ずに仕上げるまでやる、

もしかして、文化財の発掘なんて向いてるかも?
  って事で仕事を始めたら、これが、超当たり、大変な仕事なのに、
    笑顔で帰って来て、『今日は、こんな事があった!』など、報告する、

自分にとっては、やりたい事が無い時間なんて、1分、1秒もない、
  これが出来なければ、あれをやる、次から次にやりたい事がいっぱいある、
    自分が普通だと思ってたら、世の中には、やりたい事が解らないって人が
      いっぱい居るんだね、

だけど、やりたい事が解らないから、ボ~っとしてるより、
  やりたい事を見つける為に、今出来る事を一生懸命に行動してると
    少なくとも、自分に合わないか?が解ってくる、

それを分析して、本当にやりたい事を見つければいいと思う、
  本当にやりたい事が見つかれば、大変な事でも、超楽しいし幸せだよ!
    ただし、どんなに自分が好きな事でも、

相手が、会社が、社会が、必要とされないもの、されない事はダメ
  お願いされたり、必要とされ出来る事が達成感を生むからね
    ヒーローも死ぬまで、必要とされる人になりたい

生涯現役、死ぬまで仕事がしたいですね。
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ZAKZAK IZA イザ ニュースの核心 2020.5.25 20:00
ご参考URL=https://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/200525/ecn20052520000011-n1.html

     コロナ禍で「働き方スタイル」の常識が大きく変わろうとしている 
                   日本の労働市場でも「変化の波」到来

 【定年後・自走人生のススメ】

 令和の時代がスタートして1年が経過した。想定外であった「コロナ禍」では、在宅勤務・テレワークなど「働き方スタイル」の常識が大きく変わろうとしている。日常生活の場面でも、「新生活様式」を実践することが求められている。

 日本の労働市場でも、「8つの変化の波」が押し寄せていると、定年後研究所とニッセイ基礎研究所の共同研究で定義した。それは、

 (1)人手不足
 (2)生涯現役
 (3)働き方の多様化・柔軟化
 (4)従業員の健康増進による生産性の向上
 (5)AI・ソサエティー5・0
 (6)「雇用」に縛られない就業形態の多様化
 (7)ジョブ型労働市場への転換
 (8)雇用の流動化-である。(『未来の労働市場変化と適応方策に関する調査研究』2020年4月)

 このコラムでも前回、前々回にわたって、「フリーランス」や「副業・兼業」が注目されつつあることをお伝えした。これらの動きも、働き方や就業形態の多様化の“波”の一環である。

 企業にとっては、必ずしも「雇用」という形態に縛られない関係構築ができ、「雇用コスト」の見直しができるなども考えられる。また、「雇用=フルタイム」という先入観にとらわれず、あらかじめ「副業・兼業を組み入れた雇用」の考え方が出てくるようになるかもしれない。

 そこで注目するべきが、「ジョブ型労働市場への転換」という波である。欧米スタイルの「ジョブ型」の雇用に対して、日本の伝統的スタイルは「メンバーシップ型」の雇用。年功序列、終身雇用、企業別組合が特徴だ。新卒一括(定期)で採用し、OJT(企業内教育)を通じた戦力化を図り、転勤や異動などのジョブローテーションをしながら、会社に合った人材を育てていくという、「人に仕事をあてはめる」というイメージである。

 これに対して「ジョブ型」では、「仕事に人をあてはめる」というイメージに近い。ジョブ・ディスクリプション(職務記述書)に記載された、担当業務の内容や範囲、勤務地、給与などを見て、労働者は応募することになる。採用された後は、ジョブ・ディスクリプションに見合う成果を出し、更新されなければ、キャリアアップや昇進・昇格はないという「成果主義」の世界だ。

 最近、「年功序列や終身雇用などの日本の伝統的システムはもう限界」という声を耳にするようになった。経済団体の後押しなどもあり、「ジョブ型」への関心が高まりつつある。

 働き方や新たなキャリアの選択肢が増えるなど、可能性が広がりつつある期待感の一方で、変化の波に乗ることができる人とそうでない人の「格差」が拡大することは、認識しておくべきであろう。「贅沢を言わず現状維持でOK」という考え方が一番危ないのかもしれない。

■得丸英司(とくまる・えいじ) 「一般社団法人定年後研究所」所長。(株)星和ビジネスリンク取締役専務執行役員。1957年生まれ。日本生命保険で25年にわたり、法人・個人分野のFPコンサルティング部門に従事。日本FP協会常務理事、慶應義塾大学大学院講師などを歴任。日本FP協会特別顧問。

【定年後研究所】
 日本で初めての「50代以上会社員」に特化した、定年後ライフの準備支援機関。定年後の「自走人生」を目指す中高年会社員を応援。中高年会社員向け学習システム『キャリア羅針盤』を開発中。ポータルサイト『定年3・0」(https://www.teinengo-lab.or.jp
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よみぽランド カテゴリー: BOOK2020年5月25日(月)
ご参考URL=https://yomipo.yomiuri.co.jp/present/detail/3060

      田儀雅芳著「非公開会社の自社株のしくみがわかる本」を5人に       

 田儀雅芳著「ビジネス図解 非公開会社の自社株のしくみがわかる本」(2,200円=税込み、同文舘出版刊)を、読売IDをお持ちの方5人にプレゼントします。

 中小企業の社長が最良の経営判断をするために必要な自社株の知識とノウハウ計87個を紹介。事業承継や資金・情報流出、取締役解任、株式分散…。会社経営における潜在リスクの要因ともなる「自社株」について、のべ1,000社の事業承継・経営アドバイスを行ってきた著者が、その経験に基づき解説します。

 応募の締め切りは、6月25日(木)です。

 同文舘出版の公式サイトはこちらから ⇒ https://www.dobunkan.co.jp/

【プロフィール】
田儀雅芳(たぎ・まさよし)資本戦略研究所代表
 1948年、東京都生まれ。両親とも日本銀行の行員、祖父も同行出身という銀行マン一家に生まれる。慶応大学経済学部卒業後、三和銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。大阪市内の支店に配属され、預金や出納、貸付業務全般を学ぶ。東和証券(現・三菱UFJモルガン・スタンレー証券)への出向を経て、自社株を含めた事業承継が新たな経営課題となる中、古巣の銀行に呼び戻され、「自社株の専門家」として15年間、上場会社から中小企業まで数多くの企業のコンサルティングを行う。
 その後、三菱UFJ個人財務アドバイザーズに11年間勤務。30年間で約1,000社のコンサルティングを行い、事業継承にまつわる様々なトラブルから救ってきた。65歳で独立し、過去に日本マクドナルドの藤田田氏のコンサルティングなどを行ってきた経験から、上場会社や大手企業などで顧問あるいは監査役として、会社の根本的な要である資本戦略の中枢を担っている。ミッションは、「生涯現役でコンサルタントを続けて、1社でも多くの会社を自社株トラブルから救う」こと。

応 募 要 項
応募締め切り:2020年6月25日(木)
当 選 者 数:5人
注 意 事 項
※ 応募者多数の場合は抽選を行います。
※ 当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
※ 読売ID会員で登録されている住所へお送りします。登録住所に不備があり届かない場合は次点の方へ当選権利が移ります。最新の住所が番地まで正しく登録されているかを今一度ご確認ください。確認はこちらから。
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東京新聞 TOKYO WEB 2020年5月23日 朝刊 【政治】
参考URL=https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202005/CK2020052302000130.html

    <#ウォッチ 検察庁法改正案>
      公務員定年延長 廃案へ調整 政府、批判受け方針転換

 政府は二十二日、検察官を含む国家公務員の定年を六十五歳まで引き上げる一括法案を廃案にする方向で調整に入った。安倍晋三首相は二十二日の衆院厚生労働委員会で、法案を見直す考えを表明した。検察人事に対する政治介入との批判を受け、方針転換を迫られた。安倍政権は高齢者の就労を促し社会保障制度の担い手を増やす全世代型社会保障を看板政策に掲げており、野党は整合性の取れない対応を批判した。 (川田篤志)

 首相は衆院厚労委で「コロナショックで民間の給与水準の先行きが心配される中、公務員先行の定年延長が理解を得られるのか議論がある。もう一度ここで検討すべきではないか」と強調した。

 公明党の斉藤鉄夫幹事長も同日の記者会見で、一括法案に関し「見直すことに反対はしない」と同調した。

 首相が見直しの理由に挙げた新型コロナウイルス感染拡大による景気悪化は、一括法案が実質審議入りした八日には既に深刻化していた。政府・与党が先週まで衆院で採決を強行しようとしていた姿勢とは、説明のつじつまが合わない。

 三月末には、希望する人が七十歳まで働けるよう企業に努力義務を課すことを柱とした高年齢者雇用安定法などの改正法が成立。高齢者の就業を促す法整備が進んだばかりだった。

 このため、立憲民主党などの野党統一会派で無所属の小川淳也氏は、この日の衆院厚労委で「首相が生涯現役社会を掲げてきたのに政策に一貫性がない」と批判した。

 国家公務員の定年を巡る議論は、これまでも難航した経緯がある。二〇〇八年に成立した国家公務員制度改革基本法は、政府に定年引き上げを検討するよう定め、人事院は一八年、法改正を求める意見書を内閣と国会に提出した。

 これを受け、政府は一九年の通常国会で関連法案の提出を検討したが、同年春の統一地方選や七月の参院選を前に「公務員優遇」との世論の反発を懸念し見送った。

  国家公務員の定年引き上げを巡る経緯
 2008年8月    国家公務員制度改革基本法案が成立。65歳までの定年引上げを政府に          検討するよう規定
 2018年8月    人事院が、国家公務員の定年引上げの法改正を求める意見書を国会と          内閣に提出
 2019年1月    政府は国家公務員の定年吹き上げの改正法案の提出を検討するが断念。         統一地方選や参院選を控え「公務員優遇」批判を警戒
 2020年5月8日   検察官を含む国家公務員の定年を引き上げる一括法案が衆院内閣委で          実質審議入り
    5月18日   検察庁法改正案に対する世論の批判を受け、政府・与党が一括法案の          成立断念
    5月21日   首相は新型コロナウイルス感染拡大による景気悪化を理由に、法案           見直しに言及
    5月22日   首相が見直しに改めて言及。廃案で調整
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YAHOO JAPAN! ニュース 5/22(金) 14:01配信
ご参考URL=https://news.yahoo.co.jp/articles/c45a8f3fd0b5ae365985bed32b92c20a140a4c81

      家族に「終活」を勧められてキレる高齢者の心理

      準備するのは気が進まない


 「人間というやつは、いま死ぬという土壇場にならないと、気のつかないことがいろいろある」

 作家・山本周五郎の言葉だ。菅原脳神経外科クリニック院長・菅原道仁氏も、「余命宣告を受けたり、寝たきりにならないと、死ぬということを意識して行動できない人が多い」と話す。

 菅原氏によれば、人間の死に方には5つのパターンがある。
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(1) 90歳過ぎまで元気で生きる「大往生」
(2) 心臓疾患や脳疾患で突然死ぬ「コロリ」
(3) 脳血管障害などで後遺症が残り、肺炎などで亡くなる「長期介護」
(4) がんで死ぬ「闘病」
(5) 末期がんが見つかり、2~3ヵ月で死ぬ「末期」
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 (3)「長期介護」や(4)「闘病」といったパターンであれば、人は否応なく時間をかけて死を意識し、準備を迫られる。しかし、(2)「コロリ」のように明日亡くなるとは誰も予想できない。健康な人が、死を前提に生きることはできない。それほど人間は、悲観的には生きられない生き物だ。

 「問題は『正常性バイアス』です。死という恐ろしいものとは向き合わず、『自分は大丈夫だ』『明日死ぬことはない』と思ってしまうのが人間の考え方の癖なのです。

 心筋梗塞やくも膜下出血などの突然死は、血圧や血糖値が高い生活習慣病の人ほどリスクが高くなります。しかし自分の身体にリスクがあるとわかっていても、明日死ぬことはないと信じこんで、何もしない人もいるのです。死を直視することは簡単ではありません」(菅原氏)

 突然死の「ピンピンコロリ」を理想的な死に方だと言う人もなかにはいる。最後まで元気で、闘病に苦しむこともなく死ねるからだ。それは、死の準備をするのは気が進まないことの裏返しでもある。

 一方で、元気なうちに死ぬ準備をする「終活」に手を付ける人も多い。家族に迷惑をかけたくないという思いからだが、どれだけ真面目に取り組んでも、やり切れる人はそう多くない。

 「エンディングノートを買っても最後まできちんと書いた人は、たったの2%しかいないというデータもあります。結局、死のイメージがわかないとか、この先何があるかわからないと思って、手が止まってしまうのです」(葬儀・お墓・終活ビジネスコンサルタントの吉川美津子氏)

 妻や夫、さらには老親に、死の準備を進めてほしいと思っている人もいるだろう。それにも、大きな壁が立ちはだかる。

 「死を考えたくないという意識が強く、奥さんや家族が身辺整理を勧めても、『何を言っているんだ』と癇癪を起こすような方もいます。

 特に男性は、定年退職後も70歳くらいまでは働こうという人が多いため、死の準備を始めるのが遅くなりがちです。80歳近くなってから身辺整理をしようと思っても、気力や体力が落ちていて、手遅れになってしまう可能性があります」(老前整理コンサルタント・坂岡洋子氏)

 かつては隠居という言葉があった。それは次の世代に席を譲り、ゆっくりと死を受け入れることと同義だった。しかし、「生涯現役」というフレーズが当たり前になった現在、死を前提に生きることはますます難しくなっている。
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いつもお読み頂き、有難うございます。

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YAHOO JAPAN! ニュース TOKYO FM+ 5/21(木) 20:14
ご参考URL= https://news.yahoo.co.jp/articles/1484e809880c88bfddb03bc9c288f649c5db1f30

      久本雅美 生涯現役宣言!「バカなことをずっとし続けたい」

 禁酒法の時代に、こっそりひそかに経営していたBAR『SPEAKEASY』。2020年の東京の街にも、そんなひそかなバーがありました。月曜から木曜の深夜1時にOPENする“ラジオの中のBAR”『TOKYO SPEAKEASY』。 各界の大物ゲストが訪れ、ここでしか話せないトークを展開するとか、しないとか……。4月28日㊋TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」放送のお客様は、久本雅美さんと上地雄輔さんです。

◆ 久本「60歳でもケツ出していきたい」
久本:上地って41歳になったでしょ? いろんな人と出会ったじゃん? 誰に1番影響受けたの?
上地:影響?

久本:うん。何か出会いがいろいろあったわけじゃん? そのときに何か、刺激を受けたり影響を受けたりとかさ。
上地:えー? ……逆に誰かいるの?

久本:私は、劇団の仲間がいて、切磋琢磨しながらやっていたけど、良い先輩に出会ったこととかはあるよね。こういうところって難しい業界だからさ、私が劇団に入ったときに1番最初に先輩に言われたのが、「続けるのが1番難しいぞ」って。
そのときは、やる気満々だしさ。「何言ってんの? 続けるのなんか簡単じゃん、だって好きなことだもん」って思ったけど、いろんなことがあって、「何てダメなんだろう」「バカなんだろう」って自分の才能に打ちひしがれながら……いろんな事情があって辞めていく人間もいるわけじゃん。それはそれで別に悪くないからさ、違う道を歩むことに対しては。でも、自分の将来に対する不安っていうのがあるから。
上地:すごく考える人だもんね。

久本:そう、本当に「続けるって難しいんだな」って実感したもんね。
上地:姉やんが俺ぐらいのとき、どういう60歳になるとか想像していた?

久本:一応、生涯現役でくだらないこと、劇団でいうと「60歳になってもケツだしていきたいよな」って言っていて(笑)。
上地:良いね、かっこいいね。

久本:夢が叶っているなと思って。「バカなことをずっとし続けたい」って言っていたけど、お芝居とかやっていても、バカなことをさせてもらっているので。

◆ 上地 60歳で引退宣言!?
久本:上地は(60歳の自分を)どう思ってるの?。
上地:えー、60歳なんて、あっという間にくんだべな。まぁでも、姉やんとか、もちろん俺も好きだからっていうのもあるんだけど、それこそ、お芝居が好きで、劇団に入って「みんなで行こうぜ」みたいな感じで始めたわけじゃないから、(役者の世界に入る前は)野球やってたからさ。

久本:そうだよな。だって松坂(大輔)さんとバッテリー組んでたんだもんね。え、役者になったキッカケってなんだっけ?
上地:スカウト。でも、スカウトって言っても、なんとなく声をかけられてバイト感覚でオーディションに行ったら、ドラマにちょっとだけ出させていただいて。まだ素人だし、リハーサルを何日かとらなきゃいけなかったり、若手だし、(出番が)ちょっとでもスケジュールが抑えられるところは全部抑えなさい、みたいな感じだったから、どの学校に入っても(野球が)できないな、っていうことで、(役者の世界に)入って。

久本:“なんとなく”できちゃったから、覚悟っていうのがなかったんだよね、きっとね。
上地:そうそう。だから、バラエティーもそうだけど、何となく番宣で行ったらああなって。音楽もそう、(島田)紳助さんに「雄輔やれや」って言われて「はい!?」みたいな。その後、ソロになってもそうだけど、何となく自分で作った「ひまわり」っていう曲が、CD化するなんて想像もしなくて作っちゃったから。
多分、他の芸能界に入った人と入り口が違うから、夢とか目標とか、“こうなるぞ”とかこの人に影響して、っていうのがあまりないまま22年。もちろん、いろんな刺激だったり、すげーなって思う人はたくさんいたけど。

久本:でも、いまもこの世界にいるわけだから、ある意味ちょっとした覚悟はできてるっていうか。
上地:もちろん。いろんな責任もあるけど。

久本:じゃあ、ずっと続けていこうっていう感じはしないの? 60になったら、「もしかしたら、違うことやってるかもなぁ」なんて思う?
上地:全然辞めてるかも!

久本:すげー! まじか。
上地:でも、結構前からそう。

久本:へぇ、そっか。だってお芝居好きでしょ? 歌うの好きでしょ?
上地:好き。好きだから続けられているんだろうけど……。

久本:その“執着”っていうのがないのか。
上地:全然ないかも。
久本:うわーすげー。
上地:バラエティーももちろん楽しいし、一生懸命やっているつもりだけど、それでも、別に“しがみつく”っていうほどは、昔からあまりないかな。

久本:なるほどな。そうすると、舞台とか映画とかドラマとかあんまり緊張しないの?
上地:あまりしない。バラエティーも。

久本:すごいな。私なんか、すごい真面目だからさ(笑)。
上地:存じ上げてる(笑)。だから、俺が売れてないときに「こういうふうに考えたほうが良いよ」とか(姉やんに昔)よく言ってたもんね。

久本:上地があたしに「もっとリラックスしなよ」って言ってくれてたの? あー言われてたか。やだやだ。
上地:「姉やんは、こうやって考えてるから、逆にこういうふうに考えても良いんじゃない?」みたいな。

久本:そっか、本当に良い弟だな。私なんか、やっぱりこの仕事が好きだから。
生涯現役でいたいとか思っちゃうもんね。よっぽど自分が、“そっちのほうにかけてみたいな”ってものがない限り。っていっても、もう60歳だからな……いやいや違う、まだ60歳だけどな(笑)。
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お名前:南野 充則(なんの みつのり)さん
所 属:東京大学工学部システム創成学科卒
大学時代の活動:学生時代2つの会社を起業。国際学会で「Best student award」獲得。
進 路:FiNC取締役CTO(最高技術責任者)

  社会にインパクトを出していく挑戦。
そんな面白さにどっぷりハマった先輩がいらっしゃいます。その方こそが、南野充則(なんのみつのり)さん。急成長ベンチャーBEST30!に選ばれた、FiNC(フィンク)というヘルスケアの会社があるのですが、そのCTOに、なんと26歳という若さで就きました。
若いうちから色々チャレンジして、世の中に何か残していく。なんてことは理想ではあるけれど、本当に向かっていくってなかなか難しいと思うのです。
自分を常に勝負の場におきつづける、そのリアルな生きざまを伺ってきました。

  予防医療の最先端へ
——若くから活躍なさっている南野さん。一体学生時代どんなことから始めたのですか?

ぼくは大学の頃は、社会システムに関心があって、自分でも起業して医薬品の卸売の会社とか作りました。これを経営しながら2年くらいたって思ったのは、人の為になって、もっと面白く世の中にインパクトあるものを発信したいと。
それで、将来もっと重要になってくると考えた「予防医療」に特化したヘルスケアベンチャーであるここ、FiNC(フィンク)にエンジニアとして誘われ、今ここで働いています。

――予防医療ですか。FiNCでは、ダイエットや栄養管理のサポートもやっていらっしゃいますね。

医療費って高いですけれど、医者の診察料金や薬剤費そのものを下げるのは難しい。けれど、そもそも病気にならなければ良い話じゃないですか。今だって健康のために血液検査したり血圧測ったりしているけれど、将来もっと検査が気軽になるだろうし、安くて気軽な予防医療は拡大していくでしょうね。
そうなったときに一番ポイントになることとして、きっとみんな自分の医療情報をどこに溜めるか迷うと思うんですよ。
現在、例えば東大の健康診断結果なんかのデータは、紙に残しただけで何処にもいかないじゃないですか。

――おっしゃる通りですね。健康診断の結果で覚えているものは身長体重ぐらいです。
でもそういった医療データを溜めてくれるインフラがあると、もっと適したアドバイスができて効率化もできる。予防医療が進んで社会も良くなる。でもそういったインフラはまだ整備されていない。
なら、ITを使って僕らがそのインフラになればいいと。その為のアプリを作っています。

  ベンチャーでチャレンジするということ
――医療関連の大きな会社さんもありますし、そちらで働いて予防医療にアプロ―チという道もあったと思います。ですが、苦労もなさいながら1から起業をしたり、ベンチャーで働いていらっしゃる。そこにはどんな魅力があるのでしょう。
自分の意思決定でやるのが好きで、自由でありたい、というのが1番ですね。
もちろん企業であれば、会社の看板がしっかりしているので営業もしやすいというメリットはある。年収や生活も保障されている。だけど、それを差し置いてでも、「自分の裁量で戦っていく」、ということが性に合っていて。
加えて成長のスピード感が全然違う。例えば僕は中高でバスケをやっていたんですが、やはりいっぱい試合をやった方がうまくなるね。試合、ビジネスでいう実践は、大企業とかだとどうしても30歳近くでないとちゃんとはやらせてもらえない。それって遅くないですか?

――成長のスピードは、早い方が良いと。
すごい人、優秀な人と一緒に仕事をしたいならね。優秀な人と一緒に仕事をするのは楽しいですよ。阿吽の呼吸をとれるし、オーシャンズイレブンみたいな人たちになれる。
一方で、けっこう人間のネットワークの構造って階層になっていて。そういったすごい人と一緒にご飯食べたり喋るためには、やはりその人たちに合った成果を自分自身があげなければならない。だからこそ成長のスピードはその人たちに追いついて、一緒に肩を並べていく過程で欠かせなくなってくるね。

――正直、そんなすごい人、優秀な人たちに囲まれると、コンプレックスを抱いたりすることもあるのでは?
コンプレックスはないね、ポジティブだから。チームとしても、自分よりすごい人がいる方がやっぱり良いし。
第一まず、自分はチームのバランスをとる調整役のポジションにいる。オールAのジェネラリスト。だから、チームの中に何かに抜きんでたS級のスペシャリストがいても、全部Aできるのは自分で、ジェネラリストとしては誰よりも抜きんでてますから。そう言えるだけの能力や実績は実際に出してます。
サッカーもメッシが10人いても勝てないじゃないですか。僕のやることはチームで1番になることじゃなくて、ジェネラリストとして優秀な人たちをうまく連携させていくこと。そこがチームに対して僕がやっている、或はすべき行動の鍵の部分ですね。

  社会でチャレンジするということ
何かやろうとする時、何よりも、自分のバリューを出すことが大事。バリューとは、こういうことが能力としてできる、こういうことが実際にできた、ということ。この自分のバリューを出さないとそもそもみんな集まってくれない。能力と実績の両方を具える経営者としても、チームでも価値を示していかないと。
でもそれをすれば、自分のやりたいことを出来る。優秀な人と一緒に仕事が出来る。社会にインパクトを与える事業になる。それってすごく面白いこと。

――では将来は何をやりたいですか?
将来は、抽象的な問題を見つけたとしたら、その瞬間に解決するチームを作れるといいかな。農業でも宇宙でも、どんな分野でもすぐにスマートに。FiNCは人を育てる会社だし、自分もそういうチームを育てていければ。

  社会にインパクトを出していく面白さ
その本質は自分のやりたいことを見つけて、それにひたむきになること。
挑戦を当たり前のものとして、自分自身で常に勝負していく。そして仲間と一緒にインパクトを出していく。
南野さんの人を惹きつけて人をまき込む魅力は、ここから生まれているのかもしれません。

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