生涯現役活動家ご協力の1月イベント行事
2004年1月3日 私たち生涯現役実践道場/ライフ・ベンチャー・クラブの会員仲間が運営協力する2004年1月のイベント行事をご紹介します。
*************************************************
●生涯現役まちだ会/新春レクぶら会
日 時:1月6日(火)〔集合時間/場所は連絡先へ〕
会 場:両国界隈&江戸東京博物館
テーマ:「新春のお江戸名物めぐり」
引率者:田中米司氏(生涯現役まちだ会代表)
会 費:実費
連絡先:042−732−0861
●第10回「高連協人材バンク小委員会」
日 時:1月9日(金) 15:00〜17:00
会 場:ライフベンチャー・アカデミールーム
テーマ:「登録人材の受け皿作りの検討」
進 行:東瀧 邦次氏 (LVC代表)
会 費:無料(関心ある方はどなたでも、事前申込制)
連絡先:03−3517−6667(LVC事務局)
●心のふるさとを歌う会
日 時:1月11日(日) 13:30〜16:00
会 場:中央区立日本橋社会教育会館7F
(人形町・地下鉄水天宮駅スグ)
テーマ:「初日のひかりに元気よく/一月一日/うぐいす/
ふしぎなポケット/春よ来い/ほか」
指 導:高橋 育郎氏(日本童謡協会会員、LVC運営委員)
参加費:1千円(会場費、茶菓代、資料通信費ほか)弼
連絡先:03−3667−8076(武藤 利子氏)
●東京情勢判断学会/1月例会
日 時:1月14日(水) 19:00〜21:00
場 所:学士会館310号室
(千代田区神田錦町3−28)
テーマ:「新年を迎え、これからの会の発展を
大いに語り合おう」
スピーカー:古川 彰久 氏(当会運営委員長/LVC会員)
参加費:1千円(会場費のみ)
連絡先:03−3432−0534(古川氏)
●㈳日本産業退職者協会/施設見学会
日 時:1月16日(金)集合時間14:00
場 所:京王線/南武線分倍河原町ロータリー側出口
専用シャトルバスで約5分(サントリー工場見学)
テーマ:「新春のビール試飲を楽しもうぜ」約1時間
参加費:5百円(定員40名)
連絡先:Fax03−3544−5037(事前申込制)
●第76回生涯現役生きがいフォーラム
日 時:1月17日(土)13:30〜16:30
会 場:清瀬市男女共同参画センター4F(0424−95−7002)
テーマ:「阪神大震災の教訓を体験者から学ぶ」
講 師:体験発表者 羽毛田 澄一氏
参加費:5百円(会員は無料)
申込先:0424−73−0737(社考会事務局)
●横浜市民の会/
チャリティフェスタ2004in ISOGO
日 時:1月17日(土)11:00〜15:30
場 所:磯子公会堂
出 演:神奈川県氷取沢高校吹奏楽部 ジャズ部
神奈川県外語短大付属高校 合奏部
ケーナフレンズ(視覚障害者と仲間たちのグループ)
協力 東京ミュージック&メディアアーツ尚美
入場料:5百円(出入り自由)
問合せ:045−751−8707(訪問の家「集」日下部氏)
●第16回 東京健康倶楽部(LVCグループ)
新春セミナー
日 時:1月20日(火) 15:00〜17:00
場 所: 八重洲口会館地下2階会議室
東京都中央区八重洲1−7−20 TEL03−3517−6667
テーマ:「心で観て、夢を実現する」
講 師:塩小路 光孚 氏 菅原道真公38代の子孫、今上天皇と遠戚)
参加費:2,000円(一般2,500円)
定 員:40名(事前登録、定員になり次第締め切ります)
(終了後「庄や」にて先生を交えて新年懇親会)
●危機管理研究会
日 時:1月21日(水) 14:00〜16:00
会 場:ライフ・ベンチャー・クラブ事務所
テーマ:「危機管理部会における、最近の活動状況の検討」
司 会:疋田 卓三氏
(東京都中推協・危機管理協会代表世話人)
参加費:無料
連絡先:0425−83−0718
(危機管理研究会事務局)
●㈳日本産業退職者協会/第77回フリーサロン
日 時:1月23日(金)14:30〜17:30
場 所:㈳金融財政事情研究会・本社ビル2F会議室
〔JR信濃町下車2分/地下鉄銀座線青山1丁目10分〕
テーマ:「日本を考える」
講 師:端田 泰三氏」(みずほFG名誉顧問/当協会長)
参加費:1千円
申込先:Fax03−3544−5037(事前予約制)
●流通開発協同機構・交流の輪
新春特別講演・賀詞交換会
日 時:1月23日(金)18:00〜21:30
場 所:魚(ウオヤ)一丁 銀座店
講演テーマ:「激動の時代を乗り切る発想の転換」
講 師:多湖 彰氏(心の東京革命推進協議会会長)
会席歓談:活魚の活きづくり、参加者の紹介
交流懇談、名刺交換、福引き等
参加費:1万円(前納7千円)
問合せ:090−2337−7321
申込先:Fax 03−3564−6413
(交流の輪事務局)
●めだかの学校歌の会
日 時:1月24日(土) 13:30〜15:45
会 場:めだかの学校(滝の根学園付属/048−464−5025)
テーマ:「ことしもよろしく願います/一月一日/うぐいす/
数えうた/雪の降る町を/ほか」
指 導:高橋 育郎氏(日本童謡協会会員/LVC運営委員)
参加費:1千円
連絡先:048−464−5025(埼玉文化振興会事務局)
●生命情報研究会/波動定例会
日 時:1月26日(月)13:00〜16:30
会 場:(株)エイエムシイ研修室:港区芝大門1−6−1/
芝大門Fビル5F
テーマ:「波動の説明と交流の会」
講 師:古川彰久氏((株)エイエムシイ代表取締役/
LVC会員)
参加費:1千円
申込先:03-3432-0534(生命情報研究会事務局)
●第3回TKC「散策ウオーク」
日 時:1月27日(火) 集合:午後2時
集合場所:JR上野駅公園口(文化会館前)
コース:公園口-寛永寺-両太子堂-旧因州池田屋敷-
五重塔-東照宮-不忍池弁天堂-旧岩崎邸等(予定)
参加費:3千円位(5時終了後、懇親会参加費として)
申込み:TKCシニア交流センター(担当:種田氏)
FAX:0436−42−5068まで
●横浜・市民の会 第16回歩く会/
「北朝鮮工作船を見学」
日 時:1月29日(木)集合:10:00
集合場所:JR横浜駅京浜東北線ホーム大船寄り最後尾
行き先:新橋から「ゆりかもめでお台場船の科学館」
問合せ:045−892−2349(森田氏)
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●生涯現役まちだ会/新春レクぶら会
日 時:1月6日(火)〔集合時間/場所は連絡先へ〕
会 場:両国界隈&江戸東京博物館
テーマ:「新春のお江戸名物めぐり」
引率者:田中米司氏(生涯現役まちだ会代表)
会 費:実費
連絡先:042−732−0861
●第10回「高連協人材バンク小委員会」
日 時:1月9日(金) 15:00〜17:00
会 場:ライフベンチャー・アカデミールーム
テーマ:「登録人材の受け皿作りの検討」
進 行:東瀧 邦次氏 (LVC代表)
会 費:無料(関心ある方はどなたでも、事前申込制)
連絡先:03−3517−6667(LVC事務局)
●心のふるさとを歌う会
日 時:1月11日(日) 13:30〜16:00
会 場:中央区立日本橋社会教育会館7F
(人形町・地下鉄水天宮駅スグ)
テーマ:「初日のひかりに元気よく/一月一日/うぐいす/
ふしぎなポケット/春よ来い/ほか」
指 導:高橋 育郎氏(日本童謡協会会員、LVC運営委員)
参加費:1千円(会場費、茶菓代、資料通信費ほか)弼
連絡先:03−3667−8076(武藤 利子氏)
●東京情勢判断学会/1月例会
日 時:1月14日(水) 19:00〜21:00
場 所:学士会館310号室
(千代田区神田錦町3−28)
テーマ:「新年を迎え、これからの会の発展を
大いに語り合おう」
スピーカー:古川 彰久 氏(当会運営委員長/LVC会員)
参加費:1千円(会場費のみ)
連絡先:03−3432−0534(古川氏)
●㈳日本産業退職者協会/施設見学会
日 時:1月16日(金)集合時間14:00
場 所:京王線/南武線分倍河原町ロータリー側出口
専用シャトルバスで約5分(サントリー工場見学)
テーマ:「新春のビール試飲を楽しもうぜ」約1時間
参加費:5百円(定員40名)
連絡先:Fax03−3544−5037(事前申込制)
●第76回生涯現役生きがいフォーラム
日 時:1月17日(土)13:30〜16:30
会 場:清瀬市男女共同参画センター4F(0424−95−7002)
テーマ:「阪神大震災の教訓を体験者から学ぶ」
講 師:体験発表者 羽毛田 澄一氏
参加費:5百円(会員は無料)
申込先:0424−73−0737(社考会事務局)
●横浜市民の会/
チャリティフェスタ2004in ISOGO
日 時:1月17日(土)11:00〜15:30
場 所:磯子公会堂
出 演:神奈川県氷取沢高校吹奏楽部 ジャズ部
神奈川県外語短大付属高校 合奏部
ケーナフレンズ(視覚障害者と仲間たちのグループ)
協力 東京ミュージック&メディアアーツ尚美
入場料:5百円(出入り自由)
問合せ:045−751−8707(訪問の家「集」日下部氏)
●第16回 東京健康倶楽部(LVCグループ)
新春セミナー
日 時:1月20日(火) 15:00〜17:00
場 所: 八重洲口会館地下2階会議室
東京都中央区八重洲1−7−20 TEL03−3517−6667
テーマ:「心で観て、夢を実現する」
講 師:塩小路 光孚 氏 菅原道真公38代の子孫、今上天皇と遠戚)
参加費:2,000円(一般2,500円)
定 員:40名(事前登録、定員になり次第締め切ります)
(終了後「庄や」にて先生を交えて新年懇親会)
●危機管理研究会
日 時:1月21日(水) 14:00〜16:00
会 場:ライフ・ベンチャー・クラブ事務所
テーマ:「危機管理部会における、最近の活動状況の検討」
司 会:疋田 卓三氏
(東京都中推協・危機管理協会代表世話人)
参加費:無料
連絡先:0425−83−0718
(危機管理研究会事務局)
●㈳日本産業退職者協会/第77回フリーサロン
日 時:1月23日(金)14:30〜17:30
場 所:㈳金融財政事情研究会・本社ビル2F会議室
〔JR信濃町下車2分/地下鉄銀座線青山1丁目10分〕
テーマ:「日本を考える」
講 師:端田 泰三氏」(みずほFG名誉顧問/当協会長)
参加費:1千円
申込先:Fax03−3544−5037(事前予約制)
●流通開発協同機構・交流の輪
新春特別講演・賀詞交換会
日 時:1月23日(金)18:00〜21:30
場 所:魚(ウオヤ)一丁 銀座店
講演テーマ:「激動の時代を乗り切る発想の転換」
講 師:多湖 彰氏(心の東京革命推進協議会会長)
会席歓談:活魚の活きづくり、参加者の紹介
交流懇談、名刺交換、福引き等
参加費:1万円(前納7千円)
問合せ:090−2337−7321
申込先:Fax 03−3564−6413
(交流の輪事務局)
●めだかの学校歌の会
日 時:1月24日(土) 13:30〜15:45
会 場:めだかの学校(滝の根学園付属/048−464−5025)
テーマ:「ことしもよろしく願います/一月一日/うぐいす/
数えうた/雪の降る町を/ほか」
指 導:高橋 育郎氏(日本童謡協会会員/LVC運営委員)
参加費:1千円
連絡先:048−464−5025(埼玉文化振興会事務局)
●生命情報研究会/波動定例会
日 時:1月26日(月)13:00〜16:30
会 場:(株)エイエムシイ研修室:港区芝大門1−6−1/
芝大門Fビル5F
テーマ:「波動の説明と交流の会」
講 師:古川彰久氏((株)エイエムシイ代表取締役/
LVC会員)
参加費:1千円
申込先:03-3432-0534(生命情報研究会事務局)
●第3回TKC「散策ウオーク」
日 時:1月27日(火) 集合:午後2時
集合場所:JR上野駅公園口(文化会館前)
コース:公園口-寛永寺-両太子堂-旧因州池田屋敷-
五重塔-東照宮-不忍池弁天堂-旧岩崎邸等(予定)
参加費:3千円位(5時終了後、懇親会参加費として)
申込み:TKCシニア交流センター(担当:種田氏)
FAX:0436−42−5068まで
●横浜・市民の会 第16回歩く会/
「北朝鮮工作船を見学」
日 時:1月29日(木)集合:10:00
集合場所:JR横浜駅京浜東北線ホーム大船寄り最後尾
行き先:新橋から「ゆりかもめでお台場船の科学館」
問合せ:045−892−2349(森田氏)
元旦新聞各紙のトップ記事から
2004年1月2日 元旦各全国紙と東京新聞のトップ記事を参考までに拾い上げてみました。
・朝日新聞「資源争い 海の情報戦」
知られざる変容?経済権益に監視の照準:
防衛庁と自衛隊が54年7月1日に発足してから、まもなく50年。半世紀を経て自衛隊は、発足時には予想もつかなかった変貌を遂げ続けている。「知られざる変容/自衛隊50年」シリーズでその実像を探る。
・毎日新聞「試練越え 希望の年に」
世界の笑顔:
1945年の敗戦から59年後の新年。自衛隊がイラクに派遣され、初めて「戦地」に展開する。「平和立国」を志してきた日本は今年、どこに向かうだろう。(中略) 国連統計によると,14歳以下の子どもは世界人口の30%。日本は15%で子供の人口比率が最も低い国の一つだ。世界の標準的な年齢を示す中央値は26.4歳。地球はまだまだ若い。
・読売新聞「岡本被告 米に引き渡しへ」
資料持ち出し「窃盗」(遺伝子スパイ事件):
アルツハイマー病の研究試料を研究所から持ち出したとして、日本人研究者が米国で経済スパイ法違反などの罪で起訴された遺伝子スパイ事件で、法務省は1月中にも、主犯とされた岡本卓被告の身柄について、米国側への引渡し手続きを開始する方針を固めた。
・日経新聞「地縁・血縁超え 活力生む」
電縁の時代?変わる人・家族・社会:
年明けとともに若者は電子メールで年賀を交わし、初もうででは家族が携帯電話で写真を撮り合う。インターネットが世に広がり始めてから10年。気が付くと、いつでもどこでも瞬時につながる世界の中にいる。そして電子で人々を結ぶ「電縁」の時代が来た。距離や時間を超えて人や企業が出会い、活力を生む新文明がその姿を現す。
・産経新聞「米〔北の核〕に期限」
3月末までの放棄迫る:
北朝鮮の核問題をめぐり、米政府は、3月末までに「核開発断念宣言」など事態の進展がみられない場合、北朝鮮に対するPSI(大量破壊兵器拡散防止構想)の全面発動、国連安全保障理事会への付託など、より強硬な手段に移行する方針を決めた。
・東京新聞「自衛隊、警告せず射撃も」
イラク派遣 訓令に特例:
防衛庁がイラクやクウェートなどへ派遣する自衛隊の武器使用基準を非公開の「訓令」で定めていることが31日、分かった。武器使用は「口頭での警告」から始まり、相手を傷つける「危害射撃」を経て「武器使用停止」で終わる6段階の手順を踏むよう規定。その一方で、「事態の急迫時」など手順によらずに「危害射撃」できる特例を4項目定めている。
・朝日新聞「資源争い 海の情報戦」
知られざる変容?経済権益に監視の照準:
防衛庁と自衛隊が54年7月1日に発足してから、まもなく50年。半世紀を経て自衛隊は、発足時には予想もつかなかった変貌を遂げ続けている。「知られざる変容/自衛隊50年」シリーズでその実像を探る。
・毎日新聞「試練越え 希望の年に」
世界の笑顔:
1945年の敗戦から59年後の新年。自衛隊がイラクに派遣され、初めて「戦地」に展開する。「平和立国」を志してきた日本は今年、どこに向かうだろう。(中略) 国連統計によると,14歳以下の子どもは世界人口の30%。日本は15%で子供の人口比率が最も低い国の一つだ。世界の標準的な年齢を示す中央値は26.4歳。地球はまだまだ若い。
・読売新聞「岡本被告 米に引き渡しへ」
資料持ち出し「窃盗」(遺伝子スパイ事件):
アルツハイマー病の研究試料を研究所から持ち出したとして、日本人研究者が米国で経済スパイ法違反などの罪で起訴された遺伝子スパイ事件で、法務省は1月中にも、主犯とされた岡本卓被告の身柄について、米国側への引渡し手続きを開始する方針を固めた。
・日経新聞「地縁・血縁超え 活力生む」
電縁の時代?変わる人・家族・社会:
年明けとともに若者は電子メールで年賀を交わし、初もうででは家族が携帯電話で写真を撮り合う。インターネットが世に広がり始めてから10年。気が付くと、いつでもどこでも瞬時につながる世界の中にいる。そして電子で人々を結ぶ「電縁」の時代が来た。距離や時間を超えて人や企業が出会い、活力を生む新文明がその姿を現す。
・産経新聞「米〔北の核〕に期限」
3月末までの放棄迫る:
北朝鮮の核問題をめぐり、米政府は、3月末までに「核開発断念宣言」など事態の進展がみられない場合、北朝鮮に対するPSI(大量破壊兵器拡散防止構想)の全面発動、国連安全保障理事会への付託など、より強硬な手段に移行する方針を決めた。
・東京新聞「自衛隊、警告せず射撃も」
イラク派遣 訓令に特例:
防衛庁がイラクやクウェートなどへ派遣する自衛隊の武器使用基準を非公開の「訓令」で定めていることが31日、分かった。武器使用は「口頭での警告」から始まり、相手を傷つける「危害射撃」を経て「武器使用停止」で終わる6段階の手順を踏むよう規定。その一方で、「事態の急迫時」など手順によらずに「危害射撃」できる特例を4項目定めている。
「2004年の計」を車中で愉しみながら
2004年1月1日 この穏やかな初春に、生涯現役実践への決意を新たにされておられる皆様方、本当におめでとうございます! どうか今年も倍旧のご指導ご鞭撻を心からお願い申し上げます。
わが新春の出初めとしては、JR東日本全線の新幹線・特急が元旦(昨年までは元旦か2日のどちらか1日)だけ1万円で乗り放題という正月パスに、本年もまた挑戦してみました。昨年は八戸まで新幹線延長で青森の積雪を愉しく踏締め、秋田新幹線で通算乗車距離数は1662キロ(通常料金なら42千円)でした。
今回は元旦の日本海の荒波をぜひ見たいものだと、まずは上越新幹線で越後湯沢の全面雪景色を眺め、新潟から羽越本線での日本海岸を選びました。今年は全国的に穏やかな元旦風景の所為か、期待した荒海ではなく、海上遠く栗島や飛島、次々と見せる海岸沿いは、いつまでも見飽きさせない磯辺や村落の様々な移り変わりを提供してくれました。
芭蕉が詠んだ最上川や象潟に古い細道の想いを馳せつつ、佐竹藩秋田城跡まで足を伸ばせた元旦パス巡りも、通路立ち客で乗客率が100%を超してきた昨今では、いつ売り上げ効率面から廃止されるか分からないと憶測しています。
なお今回は、昨年よりも乗車総距離数は300キロ減の1355キロ(通常料金なら35千円余)でしたが、これからも同パスを利用するのであれば、もっと乗車効率の低い路線を選び「新年の計」をゆっくり車中で愉しむ方が、JR東日本にも喜ばれるのではないかとつらつら感じた次第です。〔けっして新年早々JR東日本の宣伝役を果たすつもりではありませんので、念のため・・・〕
わが新春の出初めとしては、JR東日本全線の新幹線・特急が元旦(昨年までは元旦か2日のどちらか1日)だけ1万円で乗り放題という正月パスに、本年もまた挑戦してみました。昨年は八戸まで新幹線延長で青森の積雪を愉しく踏締め、秋田新幹線で通算乗車距離数は1662キロ(通常料金なら42千円)でした。
今回は元旦の日本海の荒波をぜひ見たいものだと、まずは上越新幹線で越後湯沢の全面雪景色を眺め、新潟から羽越本線での日本海岸を選びました。今年は全国的に穏やかな元旦風景の所為か、期待した荒海ではなく、海上遠く栗島や飛島、次々と見せる海岸沿いは、いつまでも見飽きさせない磯辺や村落の様々な移り変わりを提供してくれました。
芭蕉が詠んだ最上川や象潟に古い細道の想いを馳せつつ、佐竹藩秋田城跡まで足を伸ばせた元旦パス巡りも、通路立ち客で乗客率が100%を超してきた昨今では、いつ売り上げ効率面から廃止されるか分からないと憶測しています。
なお今回は、昨年よりも乗車総距離数は300キロ減の1355キロ(通常料金なら35千円余)でしたが、これからも同パスを利用するのであれば、もっと乗車効率の低い路線を選び「新年の計」をゆっくり車中で愉しむ方が、JR東日本にも喜ばれるのではないかとつらつら感じた次第です。〔けっして新年早々JR東日本の宣伝役を果たすつもりではありませんので、念のため・・・〕
「人生・活き生き塾」生涯現役論?
2003年12月31日 18年余に及ぶ生涯現役実践道場の活動経験から「生涯現役論」を考えると、2003年最終日の日経新聞「私の履歴書」(今村昌平映画監督)の次のような締めくくり文が、生涯現役=創造行為として共感を覚えます。
(前略)「本来、創造行為は他人に教えられない。創造とは終に個人的な営みでしかなく、ほんの少しの手助けさえ拒むものだ。だが、創造する姿勢、志を伝えることはできる。天才は必要ない。常識に縛られるな。粘っこく人間を追及し、無人の荒野に向かって走り出す勇気を持て。それが後輩に送る私からのメッセージである。」と・・・・
なお、生きがい支援システム研究所の臼倉登貴雄所長「生涯現役論」?最終回「60歳以降の過ごし方をアクティブな視点で考える」(4回シリーズでご紹介)を本日も転載して、2004年希望に満ちた新春を迎えたいものです。
〔生涯現役論〕?
60歳以降の「アクティブ」な過ごし方への提案
これまでは、生涯現役を指向する世代の特徴について整理してきたが、ここでは、生涯現役を指向する世代のこれからの過ごしかたについて幾つかの提案をしてみたい。
まず最初に、「学びから行動へ」を提案したい。今日、生涯学習ばやりで、学ぶ機会は増大しているが、学ぶだけではアクティブな過ごしかたにならない。学んだことを生かして行動につなぐことで、はじめてアクティブな過ごしかたになるといえる。
アクティブな過ごしかたにするには、学びの機会をとおして同好の人との仲間づくりに発展させる。そして、できた仲間で学んだことを社会や人のために生かすことで、本当のアクティブな過ごしかたができるといえる。
次に、「地域の担い手として」を提案したい。これまでの地域社会は、主に女性の手にゆだねられていたが、今日では多くの女性が働きに出るようになったために地域社会は空洞化してきている。
そうすると、3つの宝物を持った、生涯現役指向世代の活躍が期待されるのである。自己の満足や充足を満たすことだけでなく、地域社会のために汗を流すことは自分の存在感や使命感が得られるので、生きがいづくりにもなり生きていることの喜びも多くなるといえる。
そして最後に、「新たな人間関係を築く」を提案したい。最近、家族の個立化、地域社会の人間関係喪失、世代間の断絶とマイナス要因が発生している。これらの原因には、現役世代が忙しすぎるために発生しているものも多いのである。
多くの経験とさまざまな能力を持った生涯現役指向世代が、自分たちの視点からみんなでの視点に行動の意識を変えるだけで、家族や社会の人間関係を改善できるといえる。
前述したように、生涯現役指向世代は数的な面においても行動的な面においても、その存在は大きいのである。したがって、この世代が積極的な社会参加をしていくことは、21世紀の文化を創造する大きな力になるといえる。
ということは、新たな価値観と行動力で、円熟世代が高齢者が生活し易い社会を創ることも可能となる。高齢者が生活し易い社会を創るということは、子供も若者も女性も誰もが住みやすい社会を創るということになる。
そのためには、自分たちの自己満足や充足だけの行動を指向するのではなく、社会や多くの人々の役になる行動を指向することも必要である。
そうすることで、生涯現役指向世代は、現役世代からも期待され、これからの社会の役に立つ存在として重要視されるであろう。
以上
(前略)「本来、創造行為は他人に教えられない。創造とは終に個人的な営みでしかなく、ほんの少しの手助けさえ拒むものだ。だが、創造する姿勢、志を伝えることはできる。天才は必要ない。常識に縛られるな。粘っこく人間を追及し、無人の荒野に向かって走り出す勇気を持て。それが後輩に送る私からのメッセージである。」と・・・・
なお、生きがい支援システム研究所の臼倉登貴雄所長「生涯現役論」?最終回「60歳以降の過ごし方をアクティブな視点で考える」(4回シリーズでご紹介)を本日も転載して、2004年希望に満ちた新春を迎えたいものです。
〔生涯現役論〕?
60歳以降の「アクティブ」な過ごし方への提案
これまでは、生涯現役を指向する世代の特徴について整理してきたが、ここでは、生涯現役を指向する世代のこれからの過ごしかたについて幾つかの提案をしてみたい。
まず最初に、「学びから行動へ」を提案したい。今日、生涯学習ばやりで、学ぶ機会は増大しているが、学ぶだけではアクティブな過ごしかたにならない。学んだことを生かして行動につなぐことで、はじめてアクティブな過ごしかたになるといえる。
アクティブな過ごしかたにするには、学びの機会をとおして同好の人との仲間づくりに発展させる。そして、できた仲間で学んだことを社会や人のために生かすことで、本当のアクティブな過ごしかたができるといえる。
次に、「地域の担い手として」を提案したい。これまでの地域社会は、主に女性の手にゆだねられていたが、今日では多くの女性が働きに出るようになったために地域社会は空洞化してきている。
そうすると、3つの宝物を持った、生涯現役指向世代の活躍が期待されるのである。自己の満足や充足を満たすことだけでなく、地域社会のために汗を流すことは自分の存在感や使命感が得られるので、生きがいづくりにもなり生きていることの喜びも多くなるといえる。
そして最後に、「新たな人間関係を築く」を提案したい。最近、家族の個立化、地域社会の人間関係喪失、世代間の断絶とマイナス要因が発生している。これらの原因には、現役世代が忙しすぎるために発生しているものも多いのである。
多くの経験とさまざまな能力を持った生涯現役指向世代が、自分たちの視点からみんなでの視点に行動の意識を変えるだけで、家族や社会の人間関係を改善できるといえる。
前述したように、生涯現役指向世代は数的な面においても行動的な面においても、その存在は大きいのである。したがって、この世代が積極的な社会参加をしていくことは、21世紀の文化を創造する大きな力になるといえる。
ということは、新たな価値観と行動力で、円熟世代が高齢者が生活し易い社会を創ることも可能となる。高齢者が生活し易い社会を創るということは、子供も若者も女性も誰もが住みやすい社会を創るということになる。
そのためには、自分たちの自己満足や充足だけの行動を指向するのではなく、社会や多くの人々の役になる行動を指向することも必要である。
そうすることで、生涯現役指向世代は、現役世代からも期待され、これからの社会の役に立つ存在として重要視されるであろう。
以上
「人生・活き生き塾」生涯現役論?
2003年12月30日「60歳以降の過ごし方をアクティブな視点で考える」(4回シリーズでご紹介)と語る、生きがい支援システム研究所の臼倉登貴雄所長「生涯現役論」?を一昨日、昨日に続き3回目を本日転載させていただきます。
〔生涯現役論〕?
60歳以降の過ごし方を「アクティブ」な視点で考える
円熟世代の価値観やライフスタイル
では、生涯現役を指向する円熟世代はどのような人たちかというと、行動様式や生活意識あるいは老後の意識に、かつてのシルバー世代と比べ大きく変わってきていることがわかる。(別表−2参照)
図を詳しく説明すると、心身状態では、かつてのシルバー世代は病弱、陰気、頑固、猜疑的といわれていたのが、生涯現役世代では健康で、明るく元気で、柔軟で、快活である。
生活の意識では、かつてのシルバー世代は伝統的、保守的、悲観的といわれていたのが、生涯現役世代では希望を持って目標を立てたり、合理的に考えたり、未来指向的で夢に燃えている。
生活スタイルは、かつてのシルバー世代は質素、倹約、無趣味といわれていたのが、生涯現役世代では持っているお金をうまく使い、余裕をもって趣味やスポーツに生きていきたいと変化してきている。
老後観では、かつてのシルバー世代は受け身で終末を待つ、また年寄りは年寄りらしく、隠居、余生を送るとという傾向であったが、生涯現役世代ではいつまでも生きているうちは元気で若くいたい、活動的で、明るく元気で、積極的で、死ぬまで元気でいたい、生きている以上は社会とのかかわりを持ち続ける、元気で働けるうちは働く、第二の人生として謳歌する、という考え方の人たちも多くなっている。
老後の生活では、自分の息子や嫁に頼ろうという人は少なくなり、自分たちで自立し、弱ったときは社会の仕組みになんとかしてもらうという人が増えてきている。また、自分の持っている能力をボランティア活動などで人の役に立てたいと思っている。家族との生活形態では、同居よりは自分たちで生き、子供たちの世話にはなりたくないという人も増えてきている。
財産の問題では、自分の財産をそのまま子供たちに残していくということでなく、自分の財産は自分で好きなように分配するという意識が強くなってきていて、遺言で分配を決めたり、生前に分与しておくというように変わってきている。
仕事と余暇の関係については、働くことが中心で余暇は付随しているのだという考え方が、仕事は仕事、余暇は余暇、むしろ余暇のために働くという考えの人も増えてきている。
行動スタイルについては、趣味やスポーツへの関わり方では、ゲートボールや民謡、盆栽などから体を積極的に動かして元気でやれるテニスや水泳、山登りに挑戦するなど、行動は活発化してきている。旅行も国内の温泉旅行といったものに限らず、海外旅行などに積極的に出掛けるようになっている。
流行感覚では、服装や身だしなみについても、地味なものから明るく行動的なものに、そして流行にも敏感になってきている。
このように円熟世代は、かつてのシルバー世代とは価値観やライフスタイルにおいて大きく変わってきていることがわかる。
別表−2 生涯現役を指向する円熟世代の価値観やライフスタイル
心身状態 ・健康で明るく元気、柔軟で快活である
・健康や体力に強い関心を持ち、常に維持に務めている
・気持ちも体力も若々しい
生活意識 ・希望を持って目標を立てるなど、未来指向で夢を持っている
・持っているお金をうまく使い、余裕を持って生活をエンジョイする
・興味や関心があることには積極的に行動する
・仕事中心でなく余暇も生かしている
・明るく行動的な服装で流行にも敏感である
・趣味やスポーツ等をとおして人とのかかわりを多くつくる
老後の意識 ・生きているうちは元気で若くいたい
・社会とのかかわりを持ち積極的に行動する
・働けるうちは働く
・息子や嫁に頼ろうとせずに自分達で自立して生きていく
・財産は自分で好きなように使うか分配する
・余生でなく第二の人生として生きる
つづく
〔生涯現役論〕?
60歳以降の過ごし方を「アクティブ」な視点で考える
円熟世代の価値観やライフスタイル
では、生涯現役を指向する円熟世代はどのような人たちかというと、行動様式や生活意識あるいは老後の意識に、かつてのシルバー世代と比べ大きく変わってきていることがわかる。(別表−2参照)
図を詳しく説明すると、心身状態では、かつてのシルバー世代は病弱、陰気、頑固、猜疑的といわれていたのが、生涯現役世代では健康で、明るく元気で、柔軟で、快活である。
生活の意識では、かつてのシルバー世代は伝統的、保守的、悲観的といわれていたのが、生涯現役世代では希望を持って目標を立てたり、合理的に考えたり、未来指向的で夢に燃えている。
生活スタイルは、かつてのシルバー世代は質素、倹約、無趣味といわれていたのが、生涯現役世代では持っているお金をうまく使い、余裕をもって趣味やスポーツに生きていきたいと変化してきている。
老後観では、かつてのシルバー世代は受け身で終末を待つ、また年寄りは年寄りらしく、隠居、余生を送るとという傾向であったが、生涯現役世代ではいつまでも生きているうちは元気で若くいたい、活動的で、明るく元気で、積極的で、死ぬまで元気でいたい、生きている以上は社会とのかかわりを持ち続ける、元気で働けるうちは働く、第二の人生として謳歌する、という考え方の人たちも多くなっている。
老後の生活では、自分の息子や嫁に頼ろうという人は少なくなり、自分たちで自立し、弱ったときは社会の仕組みになんとかしてもらうという人が増えてきている。また、自分の持っている能力をボランティア活動などで人の役に立てたいと思っている。家族との生活形態では、同居よりは自分たちで生き、子供たちの世話にはなりたくないという人も増えてきている。
財産の問題では、自分の財産をそのまま子供たちに残していくということでなく、自分の財産は自分で好きなように分配するという意識が強くなってきていて、遺言で分配を決めたり、生前に分与しておくというように変わってきている。
仕事と余暇の関係については、働くことが中心で余暇は付随しているのだという考え方が、仕事は仕事、余暇は余暇、むしろ余暇のために働くという考えの人も増えてきている。
行動スタイルについては、趣味やスポーツへの関わり方では、ゲートボールや民謡、盆栽などから体を積極的に動かして元気でやれるテニスや水泳、山登りに挑戦するなど、行動は活発化してきている。旅行も国内の温泉旅行といったものに限らず、海外旅行などに積極的に出掛けるようになっている。
流行感覚では、服装や身だしなみについても、地味なものから明るく行動的なものに、そして流行にも敏感になってきている。
このように円熟世代は、かつてのシルバー世代とは価値観やライフスタイルにおいて大きく変わってきていることがわかる。
別表−2 生涯現役を指向する円熟世代の価値観やライフスタイル
心身状態 ・健康で明るく元気、柔軟で快活である
・健康や体力に強い関心を持ち、常に維持に務めている
・気持ちも体力も若々しい
生活意識 ・希望を持って目標を立てるなど、未来指向で夢を持っている
・持っているお金をうまく使い、余裕を持って生活をエンジョイする
・興味や関心があることには積極的に行動する
・仕事中心でなく余暇も生かしている
・明るく行動的な服装で流行にも敏感である
・趣味やスポーツ等をとおして人とのかかわりを多くつくる
老後の意識 ・生きているうちは元気で若くいたい
・社会とのかかわりを持ち積極的に行動する
・働けるうちは働く
・息子や嫁に頼ろうとせずに自分達で自立して生きていく
・財産は自分で好きなように使うか分配する
・余生でなく第二の人生として生きる
つづく
「人生・活き生き塾」生涯現役論?
2003年12月29日 「60歳以降の過ごし方をアクティブな視点で考える」と語る生きがい支援システム研究所臼倉登貴雄所長の生涯現役論?を昨日に続きシリーズで以下転載することにしました。
〔生涯現役論〕?
60歳以降の過ごし方を「アクティブ」な視点で考える
「生涯現役」の生き方とは
先ずここで言う「生涯現役」とは、生涯現役で働き続けるということではなく、生涯現役で生きていくという意味であって、その生き方は、社会とのかかわりを積極的に持ち、自立して、自分たちの力で、積極的に生涯を現役で生きていくということであると位置づけている。
したがって、生涯現役とは、歳をとったから生き方を変えるということでなく、また現役から引退した別の生き方をするのでなく、年相応に生きるということでもなく、生涯に渡って自分の望む方法で社会とのかかわりを持って生きていくライフスタイルともいえる。
また、生涯現役とは、かつての年寄り、老人、といわれていた世代の価値観やライフサイクルとは一線を画した生き方を指向しているともいえる。
アクティブな円熟世代
最近、行楽地や名所旧跡地、登山やハイキング、海外旅行、テニス場やゴルフ場、カルチャーセンター、スポーツセンター、デパートやショッピングセンター等、何処に行っても多くのシルバー世代に出会うようになった。中でも明るく元気で活動的で積極的な円熟世代が目に付くようになった。
昨年、ネパールで起きたトレッキング中の事故をはじめ円熟世代の事故が国内・国外をとわず頻繁に起こっている。アクティブな円熟世代が、世界中を闊歩しているともいえる。
また、円熟世代のグループやサークルも多く見かけるようになってきた。生涯学習施設をはじめさまざまな研修や学習の場で学ぶ円熟世代も増加してきた。ボランティア活動に参加する円熟世代も多くなってきた。
今日では、このように円熟世代は、積極的に行動してきている。そこからは、強いパワーが感じられるのである。こうした現象は、ここ十年位の間の大きな変化といえるのではないだろうか。
3つの宝物を持った円熟世代
円熟世代が、なぜこのようにアクティブになれるのだろうか。その答えは、3つの宝物を持った世代だからいうことである。
3つの宝物とは、ひとつは時間である。定年退職により拘束された労働からの解放、子どもの独立による解放等により、自由に使える時間が手に入るのである。この自由時間を使って、今までに出来なかったことを実現したり新たなものへの挑戦が可能となっているのである。
2つ目はお金である。これまでの蓄えや年金の受給により日常の生活には困らなくなっている。また、資金の余裕は、お金のかかる海外旅行や趣味、学習活動等への参加を容易にしているのである。
3つ目は行動力である。今や60歳70歳は、かつての高齢者とは違って体力、気力ともに充分に持ち合わせている。行きたい所には行く、やりたいことはやれる、かつては参加できなかったハードな活動にもどんどん参加してきている。
このように3つの宝物を手にしたことが、生涯現役の生き方を可能にしているといえる。
つづく
〔生涯現役論〕?
60歳以降の過ごし方を「アクティブ」な視点で考える
「生涯現役」の生き方とは
先ずここで言う「生涯現役」とは、生涯現役で働き続けるということではなく、生涯現役で生きていくという意味であって、その生き方は、社会とのかかわりを積極的に持ち、自立して、自分たちの力で、積極的に生涯を現役で生きていくということであると位置づけている。
したがって、生涯現役とは、歳をとったから生き方を変えるということでなく、また現役から引退した別の生き方をするのでなく、年相応に生きるということでもなく、生涯に渡って自分の望む方法で社会とのかかわりを持って生きていくライフスタイルともいえる。
また、生涯現役とは、かつての年寄り、老人、といわれていた世代の価値観やライフサイクルとは一線を画した生き方を指向しているともいえる。
アクティブな円熟世代
最近、行楽地や名所旧跡地、登山やハイキング、海外旅行、テニス場やゴルフ場、カルチャーセンター、スポーツセンター、デパートやショッピングセンター等、何処に行っても多くのシルバー世代に出会うようになった。中でも明るく元気で活動的で積極的な円熟世代が目に付くようになった。
昨年、ネパールで起きたトレッキング中の事故をはじめ円熟世代の事故が国内・国外をとわず頻繁に起こっている。アクティブな円熟世代が、世界中を闊歩しているともいえる。
また、円熟世代のグループやサークルも多く見かけるようになってきた。生涯学習施設をはじめさまざまな研修や学習の場で学ぶ円熟世代も増加してきた。ボランティア活動に参加する円熟世代も多くなってきた。
今日では、このように円熟世代は、積極的に行動してきている。そこからは、強いパワーが感じられるのである。こうした現象は、ここ十年位の間の大きな変化といえるのではないだろうか。
3つの宝物を持った円熟世代
円熟世代が、なぜこのようにアクティブになれるのだろうか。その答えは、3つの宝物を持った世代だからいうことである。
3つの宝物とは、ひとつは時間である。定年退職により拘束された労働からの解放、子どもの独立による解放等により、自由に使える時間が手に入るのである。この自由時間を使って、今までに出来なかったことを実現したり新たなものへの挑戦が可能となっているのである。
2つ目はお金である。これまでの蓄えや年金の受給により日常の生活には困らなくなっている。また、資金の余裕は、お金のかかる海外旅行や趣味、学習活動等への参加を容易にしているのである。
3つ目は行動力である。今や60歳70歳は、かつての高齢者とは違って体力、気力ともに充分に持ち合わせている。行きたい所には行く、やりたいことはやれる、かつては参加できなかったハードな活動にもどんどん参加してきている。
このように3つの宝物を手にしたことが、生涯現役の生き方を可能にしているといえる。
つづく
「人生・活き生き塾」生涯現役論?
2003年12月28日 長らく読者モニター役を務める月刊「社会教育」誌の生涯現役特集号(98/1)で、標記の生涯現役論を生きがい支援システム研究所臼倉登貴雄所長が発表しています。
「60歳以降の過ごし方をアクティブな視点で考える」と語る同氏の生涯現役論をご参考までにシリーズで以下転載することにしました。
〔生涯現役論〕?
60歳以降の過ごし方を「アクティブ」な視点で考える
円熟世代の誕生
高齢化は長寿化と少子化によってもたらされているが、特に長寿化の進行は、人生80年時代を到来させ、従来のライフサイクルに円熟期という新しい人生時間を誕生させた。円熟期とは、60歳代と70歳代の年代層のことをここでは指している。(別表−1参照)
これまでの人生の捉え方は、成長期から成熟期までが現役で、それ以後は現役から引退し完熟期をもって人生は終わるとみられていた。ところが、私たちの寿命が飛躍的に伸びたために、成熟期と完熟期の間に円熟期という人生時間が新たに誕生したのである。
下表−1 円熟期という新しい人生時間と生涯現役指向世代
0〜20歳 20〜40歳 40〜60歳 60〜80歳 80〜 歳
成長期 発展期 成熟期 円熟期 完熟期
現役世代 生涯現役指向世代
私たちの人生は、現役世代においては事細かに計画されているが、現役引退後の人生についての計画は皆無で、自らの努力で生きていくようになっているのが今日の現実である。人生60年、70年時代の人生の捉え方であればそれでも問題は少なかったが、今日ではこの円熟期という20年間の人生が新たに誕生したことによって、そうはいかなくなったのである。そのために、いま定年退職後の生き方が、新たな課題として取り上げられているのである。
一方最近の動向として、60歳代以降の人たちの中に、現役から引退するのではなく、一生涯を現役で積極的に社会とのかかわりをもち、明るく元気に生活をエンジョイしていこうという人たちが多く見受けられるようになってきている。特にその傾向は、この円熟期の世代に高くなっている。
このように、生涯を現役で積極的に生きていこうする円熟期と完熟期の人たちのことを「生涯現役指向世代」として、ここではみていくことにする。
現在、円熟期の世代の人たちの数は、実に2千2百万人。円熟期と完熟期の世代の人たちを合わせれば、2千6百万人にもなる。
この円熟期と完熟期の世代が、生涯現役を指向して、積極的な社会参加をしていくということは、これからの社会を動かす大きな存在になることは明らかである。勿論、生涯学習活動を推進するうえでも大きな影響を及ぼしてくるということである。特に、生涯現役を指向する円熟世代の誕生は、量的にもパワー的にも無視できない存在となっているのである。
そこで本論は、そのような存在となっている円熟世代の60歳以降の過ごし方を「アクティブ」な視点から考えてみたものである。
つづく
「60歳以降の過ごし方をアクティブな視点で考える」と語る同氏の生涯現役論をご参考までにシリーズで以下転載することにしました。
〔生涯現役論〕?
60歳以降の過ごし方を「アクティブ」な視点で考える
円熟世代の誕生
高齢化は長寿化と少子化によってもたらされているが、特に長寿化の進行は、人生80年時代を到来させ、従来のライフサイクルに円熟期という新しい人生時間を誕生させた。円熟期とは、60歳代と70歳代の年代層のことをここでは指している。(別表−1参照)
これまでの人生の捉え方は、成長期から成熟期までが現役で、それ以後は現役から引退し完熟期をもって人生は終わるとみられていた。ところが、私たちの寿命が飛躍的に伸びたために、成熟期と完熟期の間に円熟期という人生時間が新たに誕生したのである。
下表−1 円熟期という新しい人生時間と生涯現役指向世代
0〜20歳 20〜40歳 40〜60歳 60〜80歳 80〜 歳
成長期 発展期 成熟期 円熟期 完熟期
現役世代 生涯現役指向世代
私たちの人生は、現役世代においては事細かに計画されているが、現役引退後の人生についての計画は皆無で、自らの努力で生きていくようになっているのが今日の現実である。人生60年、70年時代の人生の捉え方であればそれでも問題は少なかったが、今日ではこの円熟期という20年間の人生が新たに誕生したことによって、そうはいかなくなったのである。そのために、いま定年退職後の生き方が、新たな課題として取り上げられているのである。
一方最近の動向として、60歳代以降の人たちの中に、現役から引退するのではなく、一生涯を現役で積極的に社会とのかかわりをもち、明るく元気に生活をエンジョイしていこうという人たちが多く見受けられるようになってきている。特にその傾向は、この円熟期の世代に高くなっている。
このように、生涯を現役で積極的に生きていこうする円熟期と完熟期の人たちのことを「生涯現役指向世代」として、ここではみていくことにする。
現在、円熟期の世代の人たちの数は、実に2千2百万人。円熟期と完熟期の世代の人たちを合わせれば、2千6百万人にもなる。
この円熟期と完熟期の世代が、生涯現役を指向して、積極的な社会参加をしていくということは、これからの社会を動かす大きな存在になることは明らかである。勿論、生涯学習活動を推進するうえでも大きな影響を及ぼしてくるということである。特に、生涯現役を指向する円熟世代の誕生は、量的にもパワー的にも無視できない存在となっているのである。
そこで本論は、そのような存在となっている円熟世代の60歳以降の過ごし方を「アクティブ」な視点から考えてみたものである。
つづく
「生涯現役39」のご健闘を祈ります!
2003年12月27日 長寿時代のいまや人生80年〔最も生涯現役に挑む人なら人生90年〜120年もめざせともいわれますが・・〕の半分、つまり人生マラソンに例えての折返点に近い39歳で、「生涯現役39」の決意をした若者のホームページに敬意を表し、その「掲示板」に次の書き込みを試みました。
〔生涯現役39〕
"39"は、私が始めてフルマラソンを完走した年齢である
毎年フルマラソンを完走できれば、肉体年齢39歳が
証明できると信じて、トレーニングを継続している・・・・
との勇敢なる貴「トレーニング日誌」を本日大変嬉しく拝読しました
同じイノシシ生まれで2回りもお若いながら、人生折り返し近くでの致命的な障害にも屈せず、何という見事な生涯現役魂かと!
自称「生涯現役元祖」としては、穴に入って教えを乞うべきチャレンジ精神旺盛な鍛錬気骨に心底感じいった次第です・・・
ご異存なければ、「生涯現役推進協議会(略称:SGSK)」との交流を重ね〔生涯現役39心身鍛錬法〕をご指導いただきたいと存じます
ご健勝を切に祈ります!
参考URL = http://www.kawachi.zaq.ne.jp/ph-isono/try/index.htm
〔生涯現役39〕
"39"は、私が始めてフルマラソンを完走した年齢である
毎年フルマラソンを完走できれば、肉体年齢39歳が
証明できると信じて、トレーニングを継続している・・・・
との勇敢なる貴「トレーニング日誌」を本日大変嬉しく拝読しました
同じイノシシ生まれで2回りもお若いながら、人生折り返し近くでの致命的な障害にも屈せず、何という見事な生涯現役魂かと!
自称「生涯現役元祖」としては、穴に入って教えを乞うべきチャレンジ精神旺盛な鍛錬気骨に心底感じいった次第です・・・
ご異存なければ、「生涯現役推進協議会(略称:SGSK)」との交流を重ね〔生涯現役39心身鍛錬法〕をご指導いただきたいと存じます
ご健勝を切に祈ります!
参考URL = http://www.kawachi.zaq.ne.jp/ph-isono/try/index.htm
『生涯現役推進協議会』設立準備会合
2003年12月26日 2004年2月8日(日)海峡メッセ下関で開催予定の山口県『生涯現役社会づくりフォーラム』を契機に発足させるに際し、これまで発足趣旨等で個別に意見交換した方々の初顔合わせと準備協議のため、各分野でご活躍の皆様に新春早々ご足労をかけますが、お集まりいただくことにいたしました。
日時: 2004年1月9日(金)13:30〜14:30
場所: 八重洲口会館 B2会議室
出席者: 生涯現役社会づくりの推進運動にご理解をもち、発足趣旨にご賛同のG氏、F氏、E氏、I氏、H氏、HI氏、Y氏、W氏、M氏、O氏、YS氏、N氏、S氏のうちで、当日ご出席が可能な方
内容: ?参加者の自己紹介
?生涯現役推進協議会の設立趣旨説明
?質疑・ご意見
以上
日時: 2004年1月9日(金)13:30〜14:30
場所: 八重洲口会館 B2会議室
出席者: 生涯現役社会づくりの推進運動にご理解をもち、発足趣旨にご賛同のG氏、F氏、E氏、I氏、H氏、HI氏、Y氏、W氏、M氏、O氏、YS氏、N氏、S氏のうちで、当日ご出席が可能な方
内容: ?参加者の自己紹介
?生涯現役推進協議会の設立趣旨説明
?質疑・ご意見
以上
生涯現役への就業支援事業研究
2003年12月25日 高齢社会NGO連携協議会(高連協)「人材バンク小委員会」座長としての事業研究活動に一日を費やしました。
まず、厚生労働省が手がけ始めている「民間委託による長期失業者の就職支援事業」について、K補佐から状況を聴取しました。
2004年度予算折衝での復活見込み可能性がなくても、既存の緊急雇用創出特別基金を活用すれば、来年度にハローワークに求職中の長期失業者への職業紹介を始めとする就職支援から、就職後の職場定着指導までを包括的に民間業者に委託できるとのことでした。
それには、民間事業者の創意工夫を活用した
?再就職の実現度を高める業務、?職業紹介による就職の実現を図る業務、?就職後の職場定着指導業務、の業務委託を考えている様子です。
本年6月27日閣議決定に基づく「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003」で、「長期失業者に民間事業者を活用して集中的な就職相談、効果的な職業訓練、職業紹介当を行う。その成果に対する評価に基づく報酬等の誘因を付与する」というものです。
具体的には北海道、東京、愛知、大阪、福岡の5都道府県10地区で、委託費の支給は、対象者の就職および職場定着の状況に応じて3段階の委託費支給が予定されているとのことです。
高連協人材バンク小委員会での人材登録で、この支援事業に対応できる該当者があるようならば、ぜひ会員団体の(社)人材協を通じて挑戦してみたいを考えた次第です。
まず、厚生労働省が手がけ始めている「民間委託による長期失業者の就職支援事業」について、K補佐から状況を聴取しました。
2004年度予算折衝での復活見込み可能性がなくても、既存の緊急雇用創出特別基金を活用すれば、来年度にハローワークに求職中の長期失業者への職業紹介を始めとする就職支援から、就職後の職場定着指導までを包括的に民間業者に委託できるとのことでした。
それには、民間事業者の創意工夫を活用した
?再就職の実現度を高める業務、?職業紹介による就職の実現を図る業務、?就職後の職場定着指導業務、の業務委託を考えている様子です。
本年6月27日閣議決定に基づく「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003」で、「長期失業者に民間事業者を活用して集中的な就職相談、効果的な職業訓練、職業紹介当を行う。その成果に対する評価に基づく報酬等の誘因を付与する」というものです。
具体的には北海道、東京、愛知、大阪、福岡の5都道府県10地区で、委託費の支給は、対象者の就職および職場定着の状況に応じて3段階の委託費支給が予定されているとのことです。
高連協人材バンク小委員会での人材登録で、この支援事業に対応できる該当者があるようならば、ぜひ会員団体の(社)人材協を通じて挑戦してみたいを考えた次第です。
第6回「生涯現役実践会」を開催しました
2003年12月22日 本22日(月)午後5時〜8時の3時間、第6回生涯現役実践会をE氏、H氏、KK氏、KN氏、KT氏、M氏、O氏と私の8名で開催しました。
毎回持ち寄りの「最近の生涯現役実践活動」を各自10分間で報告し、今回も今月発足の『生涯現役推進協議会(略称:SGSK)』と生涯現役実践会との関わりについて、様々な観点から論議しました。
SGSKとLVCや高齢社会NGO連携協議会(高連協)との関連についても語り合い、「会員の会員による会員のための」LVCの立場に対して、SGSKはLVC中核の自主的な有志による『生涯現役社会づくり』に主眼を置き、あくまでも自己の生涯現役実践戦略とSGSKへの参画ベクトルの合致が重要であることの明確な合意が得られました。
高連協制定の「高齢者憲章」や「社会保障制度のあり方に対する首相への提言」等、高齢社会問題に取り組む真摯な市民の立場をより効果的に表現するための国家ヴィジョンは、「生涯現役社会」の方向であることを参加者一同それぞれに改めて認識を深めた次第です。
次回以降は毎月第3火曜日開催とすることに取り決め、各自が生涯現役実践会MLを活用して、SGSKの活動内容や会則の検討などもメールで意見交換しながら、来春にはLVCと合同の記念イベントProjectを考えることにも賛意を得、各自が実践する生涯現役活動への相互研鑽と同時進行の形で、SGSK設立準備の体制づくりも着々と軌道に乗り始めております。
毎回持ち寄りの「最近の生涯現役実践活動」を各自10分間で報告し、今回も今月発足の『生涯現役推進協議会(略称:SGSK)』と生涯現役実践会との関わりについて、様々な観点から論議しました。
SGSKとLVCや高齢社会NGO連携協議会(高連協)との関連についても語り合い、「会員の会員による会員のための」LVCの立場に対して、SGSKはLVC中核の自主的な有志による『生涯現役社会づくり』に主眼を置き、あくまでも自己の生涯現役実践戦略とSGSKへの参画ベクトルの合致が重要であることの明確な合意が得られました。
高連協制定の「高齢者憲章」や「社会保障制度のあり方に対する首相への提言」等、高齢社会問題に取り組む真摯な市民の立場をより効果的に表現するための国家ヴィジョンは、「生涯現役社会」の方向であることを参加者一同それぞれに改めて認識を深めた次第です。
次回以降は毎月第3火曜日開催とすることに取り決め、各自が生涯現役実践会MLを活用して、SGSKの活動内容や会則の検討などもメールで意見交換しながら、来春にはLVCと合同の記念イベントProjectを考えることにも賛意を得、各自が実践する生涯現役活動への相互研鑽と同時進行の形で、SGSK設立準備の体制づくりも着々と軌道に乗り始めております。
青年社会活動コアリーダーに挑戦
2003年12月21日 生涯現役実践会員(LVC会員)Eさんが平成15年度「青年社会活動コアリーダー養成プログラム」のNPO運営研究会議〔SGSKのTopicsで紹介中〕に高連協(高齢社会NGO連携協議会)推薦で来春参加されることになりました。
この事業は、諸外国で社会活動の重要な役割を担っている民間組織の青年リーダーと我が国の青年リーダーとの相互学習を通じ、両者の能力向上とネットワークの形成を図ることをねらいとして、内閣府が主催し、以下の2つのプログラムを実施しています。
1. 海外の関連機関・団体への派遣事業(平成15年10月29日〜11月7日;10日間)
青少年関連活動、高齢者関連活動及び障害者関連活動の各分野の青年リーダー等をそれぞれの活動分野別に各6名派遣し、関連活動分野の視察研修等を行う。(青少年関連活動分野/ニュージーランド、高齢者関連活動分野/オランダ王国、障害者関連活動分野/フィンランド共和国)
2. 海外の関連機関・団体関係者の招へい事業(平成16年1月28日〜2月10日;14日間)
先に派遣団が訪問したニュージーランド、オランダ王国、フィンランド共和国の視察先等の実務リーダーを関連活動分野から各4〜5名、1カ国13名ずつ、合計39名を日本に招へいし、「NPO運営研究会議(フォーラム)」への参加と地方の関連活動に関る現場の視察研修等を行う。
この募集人員は、高齢者/障害者/青少年関連活動のそれぞれ分野から青年グループで51名、経験者グループで9名を予定しております。生涯現役の実践活動には、あらゆる世代の社会参加に役立つ「生涯現役プロモーター」役がこれから求められてくると確信します。
今回の研究会議の主題は、「外国の事例に学び、分野を越えたリーダーの連携を目指して」となっており、Eさんが参加されてからの成果を大いに期待し、応援したいものです。
この事業は、諸外国で社会活動の重要な役割を担っている民間組織の青年リーダーと我が国の青年リーダーとの相互学習を通じ、両者の能力向上とネットワークの形成を図ることをねらいとして、内閣府が主催し、以下の2つのプログラムを実施しています。
1. 海外の関連機関・団体への派遣事業(平成15年10月29日〜11月7日;10日間)
青少年関連活動、高齢者関連活動及び障害者関連活動の各分野の青年リーダー等をそれぞれの活動分野別に各6名派遣し、関連活動分野の視察研修等を行う。(青少年関連活動分野/ニュージーランド、高齢者関連活動分野/オランダ王国、障害者関連活動分野/フィンランド共和国)
2. 海外の関連機関・団体関係者の招へい事業(平成16年1月28日〜2月10日;14日間)
先に派遣団が訪問したニュージーランド、オランダ王国、フィンランド共和国の視察先等の実務リーダーを関連活動分野から各4〜5名、1カ国13名ずつ、合計39名を日本に招へいし、「NPO運営研究会議(フォーラム)」への参加と地方の関連活動に関る現場の視察研修等を行う。
この募集人員は、高齢者/障害者/青少年関連活動のそれぞれ分野から青年グループで51名、経験者グループで9名を予定しております。生涯現役の実践活動には、あらゆる世代の社会参加に役立つ「生涯現役プロモーター」役がこれから求められてくると確信します。
今回の研究会議の主題は、「外国の事例に学び、分野を越えたリーダーの連携を目指して」となっており、Eさんが参加されてからの成果を大いに期待し、応援したいものです。
NPO NALC 高畑会長との情報交換
2003年12月20日 18日(木)午前に来訪の「Kクラブ」営業担当E氏とのSGSK接点は、余りにも売り込み本位の姿勢から積極的な情報交流は差し控えました。
午後ご上京機会にわざわざ立ち寄られた高畑会長は、来年創設10周年を迎えるNippon Active Life Clubを設立から陣頭指揮で会員数1万5千名余の団体に発展させたまさにエネルギッシュの塊ともいえる好人物です。
自分のできることを/自分のできる時間に/自分のできる方法で・・・・をモットーにした
「第2の人生を生き生きと過ごすために<自立>を求める中高年の団体」
「他人のため、地域のために<奉仕>をするボランティア団体」
「元気なうちに困った会員のために働いてボランティアの時間を貯め、自分が困った時には引き出して助けてもらう時間預託システムによる<助け合い>の団体」
とSGSKとの交流から今後何が生まれるか、本当に大きな楽しみです。
参考URL=http://nalc.jp
午後ご上京機会にわざわざ立ち寄られた高畑会長は、来年創設10周年を迎えるNippon Active Life Clubを設立から陣頭指揮で会員数1万5千名余の団体に発展させたまさにエネルギッシュの塊ともいえる好人物です。
自分のできることを/自分のできる時間に/自分のできる方法で・・・・をモットーにした
「第2の人生を生き生きと過ごすために<自立>を求める中高年の団体」
「他人のため、地域のために<奉仕>をするボランティア団体」
「元気なうちに困った会員のために働いてボランティアの時間を貯め、自分が困った時には引き出して助けてもらう時間預託システムによる<助け合い>の団体」
とSGSKとの交流から今後何が生まれるか、本当に大きな楽しみです。
参考URL=http://nalc.jp
「人生案内」への作家久田恵さんの回答
2003年12月17日 昨日の読売朝刊「人生案内」(山形・C子さん)への作家久田恵さんのご回答は、次の通りでした。「隠退派」ではない「生涯現役派」の立場では、どう対応すべきでしょうか?
「夫の定年を楽しみにしていた」のですから、基本的には葛藤の少ないご夫婦だったのですね。ならば、もう少し待ってあげては、いかがでしょう。
彼はずっと働き続けて心身疲労状態、しばしは「生きがい」も「趣味」もいらない〔以下の挿入文は推測ですが、『生涯現役』のことなど勧めるのは、とても無理な相談だと判断して〕でれっとしているのが至福の時、と思って心身を癒しているのかもしれません。長年仕事に追われてきた私にはその気持ちが少し分かる気がするのです。
「夫婦一緒」が唯一の「定年後の至福」の形とは限らないと思います。なにに充実感を覚えるかは、夫婦といえどもそれぞれ。とりあえず妻は妻で好きなことをしていてはどうでしょう。
夫にしても自分にイライラされていると不快だけれど、妻が勝手に楽しんで機嫌がよく、日々が明るいと、ふと「二人で温泉にでも行こうか」なんて思ったりするかもしれません。
夫は「家」、妻は「外」。お互いこれまでと違う自由をそれぞれに味わった後に「二人で一緒」へと歩み寄る道もあるかと思います。答えを出すのはまだまだ早い、と思います。
「夫の定年を楽しみにしていた」のですから、基本的には葛藤の少ないご夫婦だったのですね。ならば、もう少し待ってあげては、いかがでしょう。
彼はずっと働き続けて心身疲労状態、しばしは「生きがい」も「趣味」もいらない〔以下の挿入文は推測ですが、『生涯現役』のことなど勧めるのは、とても無理な相談だと判断して〕でれっとしているのが至福の時、と思って心身を癒しているのかもしれません。長年仕事に追われてきた私にはその気持ちが少し分かる気がするのです。
「夫婦一緒」が唯一の「定年後の至福」の形とは限らないと思います。なにに充実感を覚えるかは、夫婦といえどもそれぞれ。とりあえず妻は妻で好きなことをしていてはどうでしょう。
夫にしても自分にイライラされていると不快だけれど、妻が勝手に楽しんで機嫌がよく、日々が明るいと、ふと「二人で温泉にでも行こうか」なんて思ったりするかもしれません。
夫は「家」、妻は「外」。お互いこれまでと違う自由をそれぞれに味わった後に「二人で一緒」へと歩み寄る道もあるかと思います。答えを出すのはまだまだ早い、と思います。
定年後の人生相談にどう答えますか?
2003年12月16日 本16日付読売新聞朝刊「人生案内」欄に次のような相談の「定年後、無為に過ごす夫〜何事もやる気なし、一緒にいて苦痛〜」という投書がふと目に付きました。そこで『生涯現役アドバイザー』ならば、さて何と対応すべきだろうかと真剣に考えさせられます。
「五十代の主婦。1年前に定年を迎えた夫のことで、悩んでいます。
毎日一緒にいますが、夫は趣味もなく、テレビを見たり昼寝をしたりばかりです。自分がやりたいことも見当たらないようで、何に対してもやる気がありません。定年後はのんびりと旅行にでも行きたいと言っていましたが、いまだに実現しません。
私も夫の定年を楽しみにしていました。二人でのんびりできればと思っていました。でも、あっという間に夢は消えてしまい、寂しい思いでいっぱいです。
夫婦は他人という言葉がありますが、我が家はその言葉通りです。ずっとこのような状態が続くのかと思うと、苦痛でなりません。
私自身は趣味などに力をいれ、ストレスを晴らしていますが、これから先、夫との関係をどう考えていけばいいのでしょうか。」(山形・C子)
「五十代の主婦。1年前に定年を迎えた夫のことで、悩んでいます。
毎日一緒にいますが、夫は趣味もなく、テレビを見たり昼寝をしたりばかりです。自分がやりたいことも見当たらないようで、何に対してもやる気がありません。定年後はのんびりと旅行にでも行きたいと言っていましたが、いまだに実現しません。
私も夫の定年を楽しみにしていました。二人でのんびりできればと思っていました。でも、あっという間に夢は消えてしまい、寂しい思いでいっぱいです。
夫婦は他人という言葉がありますが、我が家はその言葉通りです。ずっとこのような状態が続くのかと思うと、苦痛でなりません。
私自身は趣味などに力をいれ、ストレスを晴らしていますが、これから先、夫との関係をどう考えていけばいいのでしょうか。」(山形・C子)
あなたは「生涯現役派」or「隠居派」?
2003年12月14日 下記の生活デザイン研究所の記事を見かけましたので、ご参考までに転載させていただきます。
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生活デザイン研究所ニュース
生活デザイン研究所・隠居研究会編集
*******************************************
■□■
生涯現役派か隠居派か
世の中には、生涯現役派と隠居派がいるという。生涯現役派は、現役の意識を一生もちつづけることを切望し、隠居派は、社会から一歩離れたかたちで残りの人生をいきる人と考えられているようだ。
生涯現役派でいくか隠居派でいくかは、当人の決断で決めることができると、多くの人は考えている。しかし、その決断に至るまでの、あなたと社会とのつながりが、生涯現役か隠居かを決める大きなの要因であることに気がつくことは少ない。
自然なかたちで一生現役派になれるのは、農業、漁業や、職人、学者などの人たちである。その世界は、たとえ定年があったとしても、その道を自然なかたちで歩むことができる。
たいして、会社員など組織に属して生きてきた人たちは、組織の構成員であることで、社会とのつながりを保ってきた。会社員が組織から離れることは、企業人から自由人へという大きなパラダイム・シフトをたどることになり、それまで築いていた、肩書きや収入などのすべてのステータスがなくなることを意味している。
企業人の世界では、肩書きや収入で多くの人との対比をすることができたし、組織がバックアップしてくれることで、安定した生活が保障されていくシステムがあった。それが、突然なくなってしまうのが、リタイアした企業人の世界といえる。企業人が会社からリタイアした後、大きなハンディを背負うという現実がそこにある。そこに、生涯現役論の大きな壁が存在する。その壁を突破するのに大変な努力が必要になる。社会の中での自分の役割が明確にできないというジレンマがそこに発生する。それを乗り越えた人が、生涯現役でがんばっている。
先週の読者アンケートによると、若い世代は、「隠居は老人のイメージ」と答えたのに対し、隠居中の高齢者は、「通常は世事に関わらず、静かに自分の生活を律し、時に、要望されれば、自分の知恵を提供する」という回答がかえってきている。
生涯現役派も隠居派も、自身の経験に基づき、社会に貢献するという意識をもっている。しかし、この両者が互いの生き方を認めあう風土が今の日本に少なく感じるのは、日本に、高齢者の文化がないからだと言いきってしまうのは、少しばかり過激であろうか。
参考URL=http://www.seikatsu.org/inkyo/back/0002.htm
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生活デザイン研究所ニュース
生活デザイン研究所・隠居研究会編集
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■□■
生涯現役派か隠居派か
世の中には、生涯現役派と隠居派がいるという。生涯現役派は、現役の意識を一生もちつづけることを切望し、隠居派は、社会から一歩離れたかたちで残りの人生をいきる人と考えられているようだ。
生涯現役派でいくか隠居派でいくかは、当人の決断で決めることができると、多くの人は考えている。しかし、その決断に至るまでの、あなたと社会とのつながりが、生涯現役か隠居かを決める大きなの要因であることに気がつくことは少ない。
自然なかたちで一生現役派になれるのは、農業、漁業や、職人、学者などの人たちである。その世界は、たとえ定年があったとしても、その道を自然なかたちで歩むことができる。
たいして、会社員など組織に属して生きてきた人たちは、組織の構成員であることで、社会とのつながりを保ってきた。会社員が組織から離れることは、企業人から自由人へという大きなパラダイム・シフトをたどることになり、それまで築いていた、肩書きや収入などのすべてのステータスがなくなることを意味している。
企業人の世界では、肩書きや収入で多くの人との対比をすることができたし、組織がバックアップしてくれることで、安定した生活が保障されていくシステムがあった。それが、突然なくなってしまうのが、リタイアした企業人の世界といえる。企業人が会社からリタイアした後、大きなハンディを背負うという現実がそこにある。そこに、生涯現役論の大きな壁が存在する。その壁を突破するのに大変な努力が必要になる。社会の中での自分の役割が明確にできないというジレンマがそこに発生する。それを乗り越えた人が、生涯現役でがんばっている。
先週の読者アンケートによると、若い世代は、「隠居は老人のイメージ」と答えたのに対し、隠居中の高齢者は、「通常は世事に関わらず、静かに自分の生活を律し、時に、要望されれば、自分の知恵を提供する」という回答がかえってきている。
生涯現役派も隠居派も、自身の経験に基づき、社会に貢献するという意識をもっている。しかし、この両者が互いの生き方を認めあう風土が今の日本に少なく感じるのは、日本に、高齢者の文化がないからだと言いきってしまうのは、少しばかり過激であろうか。
参考URL=http://www.seikatsu.org/inkyo/back/0002.htm
『生涯現役推進協議会』設立準備活動
2003年12月12日 本日12日(金)、設立準備委員のH&K両名が下記2団体を表敬訪問いたしました。生涯現役の推進活動に関して、当協議会の設立趣旨の社会的意義に賛同をいただくと同時に、それぞれの団体が果たしている社会的役割の有意義な意見交換をすることができました。
1.(株)関東雇用創出機構
同社人材開発部リーダー役S氏と、数年後に控える「団塊世代」の定年退職期を控え、会社人間から社会人間に軟着陸できる意識改革を図る必要があることをともに確認。その膨大な年齢層が「自立した生き方」を体得して、スムーズな労働移動も可能となるようなシステムづくりのために、役立つ情報交換をすることで合意しました。
2.NPO生活・福祉環境づくり21
企画リーダーK氏に高連協人材バンク登録への講師候補該当者の推薦依頼をするとともに、同団体が世田谷区との協働によるNPO支援事業立上げの状況報告を伺い、生涯現役推進協議会の創設趣旨についてもご理解をいただきました。そして高連協との連携のもとに、当協議会との情報交換を密にし、定年後の生涯現役実践活動への生き方支援に関係団体と協調する取り組み方の意見交換を重ねました。
1.(株)関東雇用創出機構
同社人材開発部リーダー役S氏と、数年後に控える「団塊世代」の定年退職期を控え、会社人間から社会人間に軟着陸できる意識改革を図る必要があることをともに確認。その膨大な年齢層が「自立した生き方」を体得して、スムーズな労働移動も可能となるようなシステムづくりのために、役立つ情報交換をすることで合意しました。
2.NPO生活・福祉環境づくり21
企画リーダーK氏に高連協人材バンク登録への講師候補該当者の推薦依頼をするとともに、同団体が世田谷区との協働によるNPO支援事業立上げの状況報告を伺い、生涯現役推進協議会の創設趣旨についてもご理解をいただきました。そして高連協との連携のもとに、当協議会との情報交換を密にし、定年後の生涯現役実践活動への生き方支援に関係団体と協調する取り組み方の意見交換を重ねました。
『中高年、生涯現役の生き方』についてご紹介
2003年12月8日 ワシモ(WaShimo)氏のご意見を転載(前文省略)します。
◇◆◇ 中高年、生涯現役の生き方
団塊の世代は今、リストラの嵐にあっています。50歳前後に達するとリストラの対象だというような空気が日本全体に蔓延しているようでなりません。本来、リストラとは「リストラクチャリング」の略で、事業を“再構築” することを意味しています。能力に関係なく年齢だけでリストラされるのであれば、単なる「人減らし」に過ぎないと言えます。団塊の世代の「会社員」の目標は概して、早く管理職になり昇進していくことでした。いわゆる出世です。西岡郁夫氏(モバイル・インターネットキャピタル社長)は、NIKKEI NET(日本経済新聞ホームページ)に、「”会社員”対”ビジネスパーソン”」と題するコラム(2002/01/15)を書かれています。以下に、その一部分を引用させて頂きます。
■日本社会でこれまで「会社員」という言葉が使われてきたこと自体が、「働く人が会社に囚(とら)われている」ことを表している。会社員は、その会社にいてこそバリューを発揮できているのだ。「その会社にいるからこそ部長でいられるし、その会社にいたからこそ取締役にもなれた」というわけだ。世間(=市場)からはバリューを認められていないため、一たび会社を離れると「部長」が「タダの人」になってしまう。
■「ビジネスパーソン」は、その言葉自体が「自身の”ビジネススキル”で職を得て報酬を得ている人(パーソン)」を示している。自分のビジネススキル(職業上の専門性、熟練、腕前)に重心が置かれている。「ビジネスパーソン」は常に自分の市場価値を上げていくことに努力しているし、会社もその努力を助ける仕組みの提供を求められる。
中高年が本来の意味で、リストラの対象とされるのであれば、そうされないよう常に「ビジネススキル」を磨き続け、時代が必要とする「ビジネスパーソン」であり続けなければならないわけです。それをきついと感じリタイアするか、果敢に挑戦するかは個人の選択の問題とされるべきだと思います。日本の履歴書と米国の履歴書の一番の違いは、米国の履歴書では生年月日(つまり年齢)と性別を書かないことらしいです。中高年の方の制作されたホームページを拝見したり、また中高年の方々のメーリングリストのやり取りを見させて頂いていると、その活発な活動に驚くばかりです。中高年ということを伏せれば、若い人々らとなんら区別しようのない活動をされているように見受けられます。生涯現役でビジネススキルを発揮したいと思う人は、それが受け入れられるような仕組み作りが必要だと思います。そうしないと、若い人達だけに「おんぶにだっこ」というわけには行かない日がきっとくると思われます。(2003/01)
参考URL=http://www.washimo.jp/Report/2003NewYear.htm
◇◆◇ 中高年、生涯現役の生き方
団塊の世代は今、リストラの嵐にあっています。50歳前後に達するとリストラの対象だというような空気が日本全体に蔓延しているようでなりません。本来、リストラとは「リストラクチャリング」の略で、事業を“再構築” することを意味しています。能力に関係なく年齢だけでリストラされるのであれば、単なる「人減らし」に過ぎないと言えます。団塊の世代の「会社員」の目標は概して、早く管理職になり昇進していくことでした。いわゆる出世です。西岡郁夫氏(モバイル・インターネットキャピタル社長)は、NIKKEI NET(日本経済新聞ホームページ)に、「”会社員”対”ビジネスパーソン”」と題するコラム(2002/01/15)を書かれています。以下に、その一部分を引用させて頂きます。
■日本社会でこれまで「会社員」という言葉が使われてきたこと自体が、「働く人が会社に囚(とら)われている」ことを表している。会社員は、その会社にいてこそバリューを発揮できているのだ。「その会社にいるからこそ部長でいられるし、その会社にいたからこそ取締役にもなれた」というわけだ。世間(=市場)からはバリューを認められていないため、一たび会社を離れると「部長」が「タダの人」になってしまう。
■「ビジネスパーソン」は、その言葉自体が「自身の”ビジネススキル”で職を得て報酬を得ている人(パーソン)」を示している。自分のビジネススキル(職業上の専門性、熟練、腕前)に重心が置かれている。「ビジネスパーソン」は常に自分の市場価値を上げていくことに努力しているし、会社もその努力を助ける仕組みの提供を求められる。
中高年が本来の意味で、リストラの対象とされるのであれば、そうされないよう常に「ビジネススキル」を磨き続け、時代が必要とする「ビジネスパーソン」であり続けなければならないわけです。それをきついと感じリタイアするか、果敢に挑戦するかは個人の選択の問題とされるべきだと思います。日本の履歴書と米国の履歴書の一番の違いは、米国の履歴書では生年月日(つまり年齢)と性別を書かないことらしいです。中高年の方の制作されたホームページを拝見したり、また中高年の方々のメーリングリストのやり取りを見させて頂いていると、その活発な活動に驚くばかりです。中高年ということを伏せれば、若い人々らとなんら区別しようのない活動をされているように見受けられます。生涯現役でビジネススキルを発揮したいと思う人は、それが受け入れられるような仕組み作りが必要だと思います。そうしないと、若い人達だけに「おんぶにだっこ」というわけには行かない日がきっとくると思われます。(2003/01)
参考URL=http://www.washimo.jp/Report/2003NewYear.htm
農業公園の「生涯現役まちづくり」計画記事
2003年12月7日 昨年1月の全国農業新聞「地域社会」版での次の記事が本年中にどのように完成しているか、その成果を愉しく見せてもらいたいものです。
農業公園計画で?生涯現役?のまちづくり
三重県員弁郡藤原町は、進行中の農業公園計画を「生涯現役のまちづくり」の一環に位置づけて取り組んでいる。
藤原町の農業公園計画は「農業振興」「都市との交流」「循環型社会の実現」「生涯現役のまちづくり」の4つの柱からなり、2003年の完成を目指している。
公園は、3千本以上の大梅林やクラインガルテンなどを有する36ヘクタールの「梅林公園」(仮称)と園芸福祉の主舞台となるガラスハウスやハーブガーデンなどをもつ18ヘクタールの「エコ福祉広場」(仮称)の2つ。
町では、農業公園の造成に高齢者を積極的に雇用し、その数はこの3年間で延べ1万人を超えている。また、家に閉じこもりがちな75歳以上の後期高齢者のために、園芸福祉のサービスを園内で実施する計画だ。
参考URL=http://www.nhk-chubu-brains.co.jp/mie/fujiwara/index10.html
農業公園計画で?生涯現役?のまちづくり
三重県員弁郡藤原町は、進行中の農業公園計画を「生涯現役のまちづくり」の一環に位置づけて取り組んでいる。
藤原町の農業公園計画は「農業振興」「都市との交流」「循環型社会の実現」「生涯現役のまちづくり」の4つの柱からなり、2003年の完成を目指している。
公園は、3千本以上の大梅林やクラインガルテンなどを有する36ヘクタールの「梅林公園」(仮称)と園芸福祉の主舞台となるガラスハウスやハーブガーデンなどをもつ18ヘクタールの「エコ福祉広場」(仮称)の2つ。
町では、農業公園の造成に高齢者を積極的に雇用し、その数はこの3年間で延べ1万人を超えている。また、家に閉じこもりがちな75歳以上の後期高齢者のために、園芸福祉のサービスを園内で実施する計画だ。
参考URL=http://www.nhk-chubu-brains.co.jp/mie/fujiwara/index10.html
田中慶秋国会議員「生涯現役社会をめざして」
2003年12月6日 田中衆議院議員「日本の進むべき道」(2003年9月出版)より転載させていただきました。
生涯現役社会をめざして
日本は世界に例を見ない速さで高齢化を迎えています。これからは、これに対応できるような社会をつくっていかなくてはなりません。高齢者が長く元気で働ける「生涯現役社会」の形成です。
昔は人生50年と言われるほどで、いまから見ると極端に寿命が短い社会でした。だから高齢者が働くという社会背景も、感覚も余りありませんでした。ところが、いまでは平均寿命が男性は七十八歳、女性では八十四・九歳と、元気なお年寄りが多くなってきています。65歳以上の高齢者人口は約2360万人と、総人口に占める割合も18・5%となっています。75歳以上では1000万人を突破しているのです。(中略)
高齢化は国の働き手をなくし、経済力を衰退させると心配されています。しかし、元気で働く意欲がなえない限り、日本の高齢社会は捨てたものではありません。必ずしも若い人と同じように働かなくても、長年培った経験が大きな支えとなって、それこそ死ぬまで元気で、そしていい仕事ができるような働き方が必ずあるはずです。みんなで知恵をだし合えば、きっと素晴らしい高齢社会が生まれてくるはずです。
(以下省略)
参考URL=http://www.keisyuu.com/
生涯現役社会をめざして
日本は世界に例を見ない速さで高齢化を迎えています。これからは、これに対応できるような社会をつくっていかなくてはなりません。高齢者が長く元気で働ける「生涯現役社会」の形成です。
昔は人生50年と言われるほどで、いまから見ると極端に寿命が短い社会でした。だから高齢者が働くという社会背景も、感覚も余りありませんでした。ところが、いまでは平均寿命が男性は七十八歳、女性では八十四・九歳と、元気なお年寄りが多くなってきています。65歳以上の高齢者人口は約2360万人と、総人口に占める割合も18・5%となっています。75歳以上では1000万人を突破しているのです。(中略)
高齢化は国の働き手をなくし、経済力を衰退させると心配されています。しかし、元気で働く意欲がなえない限り、日本の高齢社会は捨てたものではありません。必ずしも若い人と同じように働かなくても、長年培った経験が大きな支えとなって、それこそ死ぬまで元気で、そしていい仕事ができるような働き方が必ずあるはずです。みんなで知恵をだし合えば、きっと素晴らしい高齢社会が生まれてくるはずです。
(以下省略)
参考URL=http://www.keisyuu.com/