生涯現役推進協議会と「年齢差別をなくす会」
2003年12月5日「生涯現役推進協議会」設立準備委員の「年齢差別をなくす会」代表の言葉をご紹介します。
生涯現役と年齢差別
ここ数年来、小会と連携をしているライフ・ベンチャー・クラブは「生涯現役」をスローガンに掲げて活動している伝統ある団体である。その代表である東瀧氏はこの程、より幅広い啓発活動を展開すべく、来年2月に「生涯現役推進協議会」を発足させる旨を公にした。(会合への参加など)連携はしていたものの、これまで具体的な取り組みは皆無に等しかったのであるが、これを機に、より積極的な連携をしていくことが出来ないものか、検討を始めた。
そもそも、「生涯現役」と「年齢差別(撤廃)」の考え方には深いつながり、共通の理念がある。それは、一言で言えば、「(生きていく上で)年齢は関係ない(ハンデにならない、あるいはハンデにすべきでない)」ということである。とは言っても人間、年と共に肉体が衰えていくのは仕方がない。しかし、より重要な要素は「こころ」である。例えば、暦の年齢は70歳でも精神的に20代の人がいるし、その反対に、暦の年齢が20代でも精神的に老いた若者もいる。要は、好奇心旺盛に、何事にもチャレンジする気持ちがあるかどうか、これが本当の「若さ」ではなかろうか。
より具体的な例を挙げるとすると、「定年制」に対する考え方にも共通項がみられる。「生涯現役」を雇用の分野で具現化しようとすれば、それは「定年制」の廃止を意味する。小会も「定年制」は年齢差別の一形態であるととらえ、当然廃止すべきと考えている(米国では1986年に事実上廃止になっている)。「定年制」の廃止は、言うまでもないことだが、決して働くことを強要するものではない。働くか働かないかを選択出来る、これが本来あるべき雇用制度なのである。
勿論、雇用の分野だけではない。「生涯現役」の思想は、人の生活すべての分野にかかわっている。「肉体(健康)」、そして「こころ」の問題、すべてにおいて「生涯現役」が実践されなければならない。「年齢差別」も同様である。年齢に対する偏見はいたるところに存在し、募集・採用における年齢制限や定年制の問題などは顕著ではあるが、そのほんの断片に過ぎない。即ち、「生涯現役」の実践とは、「年齢差別」の撤廃とは、人々の心から年齢に対する偏見をなくすこととイコールなのである。
最後に、「生涯現役」も「年齢差別」も、中高年を主たる対象としつつも、あらゆる世代にかかわっているという点でも似ている。「生涯現役」の実践は何歳から始めてもおかしくない。何しろ、「生涯」現役なのだから、20歳からでも、30歳からでもいいわけである。「年齢差別」も、その年齢の制限枠をどこにとるかで、25歳でも、30歳でも年齢差別の対象となる。本来、「生涯現役」も「年齢差別」も、あらゆる世代の関心事なのである。
参考URL=http://www.hatarakizakari.com/
生涯現役と年齢差別
ここ数年来、小会と連携をしているライフ・ベンチャー・クラブは「生涯現役」をスローガンに掲げて活動している伝統ある団体である。その代表である東瀧氏はこの程、より幅広い啓発活動を展開すべく、来年2月に「生涯現役推進協議会」を発足させる旨を公にした。(会合への参加など)連携はしていたものの、これまで具体的な取り組みは皆無に等しかったのであるが、これを機に、より積極的な連携をしていくことが出来ないものか、検討を始めた。
そもそも、「生涯現役」と「年齢差別(撤廃)」の考え方には深いつながり、共通の理念がある。それは、一言で言えば、「(生きていく上で)年齢は関係ない(ハンデにならない、あるいはハンデにすべきでない)」ということである。とは言っても人間、年と共に肉体が衰えていくのは仕方がない。しかし、より重要な要素は「こころ」である。例えば、暦の年齢は70歳でも精神的に20代の人がいるし、その反対に、暦の年齢が20代でも精神的に老いた若者もいる。要は、好奇心旺盛に、何事にもチャレンジする気持ちがあるかどうか、これが本当の「若さ」ではなかろうか。
より具体的な例を挙げるとすると、「定年制」に対する考え方にも共通項がみられる。「生涯現役」を雇用の分野で具現化しようとすれば、それは「定年制」の廃止を意味する。小会も「定年制」は年齢差別の一形態であるととらえ、当然廃止すべきと考えている(米国では1986年に事実上廃止になっている)。「定年制」の廃止は、言うまでもないことだが、決して働くことを強要するものではない。働くか働かないかを選択出来る、これが本来あるべき雇用制度なのである。
勿論、雇用の分野だけではない。「生涯現役」の思想は、人の生活すべての分野にかかわっている。「肉体(健康)」、そして「こころ」の問題、すべてにおいて「生涯現役」が実践されなければならない。「年齢差別」も同様である。年齢に対する偏見はいたるところに存在し、募集・採用における年齢制限や定年制の問題などは顕著ではあるが、そのほんの断片に過ぎない。即ち、「生涯現役」の実践とは、「年齢差別」の撤廃とは、人々の心から年齢に対する偏見をなくすこととイコールなのである。
最後に、「生涯現役」も「年齢差別」も、中高年を主たる対象としつつも、あらゆる世代にかかわっているという点でも似ている。「生涯現役」の実践は何歳から始めてもおかしくない。何しろ、「生涯」現役なのだから、20歳からでも、30歳からでもいいわけである。「年齢差別」も、その年齢の制限枠をどこにとるかで、25歳でも、30歳でも年齢差別の対象となる。本来、「生涯現役」も「年齢差別」も、あらゆる世代の関心事なのである。
参考URL=http://www.hatarakizakari.com/
内閣府・高連協共催の国際シンポ参加報告
2003年12月3日高連協・国際シンポジウムに参加しました
LVクラブ伊藤副代表
12月1日(月)高齢社会に関するグローバル・パートナーシップ・シンポジウム」が東京・日本都市センター会館で開催されました。このシンポジウムは内閣府と高連協(高齢社会NGO連携協議会)が主催したもので、当LVCからは代表ほか会員とその知人等10名が参加しました。
パネリストとしての参加は、韓国・中国(上海)・タイ・アメリカ・イギリス・日本の6ヵ国です。昨年4月にスペインで開催された国連の「第2回高齢化に関する世界会議」において、人口の高齢化に対処するためには、行政とNGOとのパートナーシップ、そして国際的な協力の重要性が政治宣言として打ち出されていますが、今回はアジアの国々と高齢化先進国の実務家・専門家が一堂に会したわけです。
シンポジウムの内容は、世界的に進行する人口の高齢化の実情を明らかにして、増加する高齢者がすべての世代と共に幸せに暮らせる社会を目指し、その取り組みを進め一層充実させるために、幅広い視点から討論が行われました。
それぞれの国により、実情は少しずつ異なっても課題は同じように思いました。福祉や介護のみならず健常高齢者の問題など、どこの国も行政が後追いのような気もします。われわれNGOが率先して問題提起と行動あるのみと感じました。
以上
LVクラブ伊藤副代表
12月1日(月)高齢社会に関するグローバル・パートナーシップ・シンポジウム」が東京・日本都市センター会館で開催されました。このシンポジウムは内閣府と高連協(高齢社会NGO連携協議会)が主催したもので、当LVCからは代表ほか会員とその知人等10名が参加しました。
パネリストとしての参加は、韓国・中国(上海)・タイ・アメリカ・イギリス・日本の6ヵ国です。昨年4月にスペインで開催された国連の「第2回高齢化に関する世界会議」において、人口の高齢化に対処するためには、行政とNGOとのパートナーシップ、そして国際的な協力の重要性が政治宣言として打ち出されていますが、今回はアジアの国々と高齢化先進国の実務家・専門家が一堂に会したわけです。
シンポジウムの内容は、世界的に進行する人口の高齢化の実情を明らかにして、増加する高齢者がすべての世代と共に幸せに暮らせる社会を目指し、その取り組みを進め一層充実させるために、幅広い視点から討論が行われました。
それぞれの国により、実情は少しずつ異なっても課題は同じように思いました。福祉や介護のみならず健常高齢者の問題など、どこの国も行政が後追いのような気もします。われわれNGOが率先して問題提起と行動あるのみと感じました。
以上
「生涯現役社会」の過ごし方を考える
2003年12月2日 月刊誌「みにむ」99/01号に掲載された開倫塾
林 明夫塾長の次の記事からも考えさせられることがありそうです。
生涯現役社会を考える
「生涯現役社会」を考える前に、聴きなれないかもしれないがagismつまり「年齢による差別」をなくすことを考えないわけにはいかない。
欧米では、よく勉強した人ほど「あなたは何歳ですか」と年齢を質問する人は少ない。生年月日などは個人のプライバシーの究めつけであり、本人が自ら口にする場合以外は他人が質問するなどもっての外、品性に欠けるばかりでなく、質問すること自体が人間の尊厳を傷つけると考える人が多い。
根掘り葉掘り、年齢や家族構成、出生地など質問し続けたら、目の前から話し相手が一人もいなくなるばかりでなく、裁判に訴えられ、考えられないほど高額の損害賠償や慰謝料を支払えとの判決を受けることを知っている。「おいくつですか」「お年の割にお元気ですね」「お若く見えますね」「お元気でいつまでもお過ごし下さい」などという表現は、言われる相手からすれば、あまり愉快でない場合が多いかもしれない。
まして、「年だから無理だ」などという表現は、言われる相手からすれば「人間存在の否定」につながる。話すほうも、自分の年齢は自ら告白する必要は少ないと思う。「私は何歳です」と言った瞬間に、年齢差のある話し相手は身構えてしまい、コミュニケーションが急に進まなくなる場合が多い。「私のような年になると」「年がきてしまって」「今の若い人は」などなど自ら年齢のことばかり口にする人のそばには、私は近づかないことにしている(相談されている場合は別だが)。
職場では、業務上の結果を出すことがすべてである。「仕事の相手に年齢を質問すること」や「年齢を自ら告白すること」は、業務上の結果を出すこととは全く関係ない。
参考URL=http://www.kairin.co.jp/akio/minimu/minimu991.htm
林 明夫塾長の次の記事からも考えさせられることがありそうです。
生涯現役社会を考える
「生涯現役社会」を考える前に、聴きなれないかもしれないがagismつまり「年齢による差別」をなくすことを考えないわけにはいかない。
欧米では、よく勉強した人ほど「あなたは何歳ですか」と年齢を質問する人は少ない。生年月日などは個人のプライバシーの究めつけであり、本人が自ら口にする場合以外は他人が質問するなどもっての外、品性に欠けるばかりでなく、質問すること自体が人間の尊厳を傷つけると考える人が多い。
根掘り葉掘り、年齢や家族構成、出生地など質問し続けたら、目の前から話し相手が一人もいなくなるばかりでなく、裁判に訴えられ、考えられないほど高額の損害賠償や慰謝料を支払えとの判決を受けることを知っている。「おいくつですか」「お年の割にお元気ですね」「お若く見えますね」「お元気でいつまでもお過ごし下さい」などという表現は、言われる相手からすれば、あまり愉快でない場合が多いかもしれない。
まして、「年だから無理だ」などという表現は、言われる相手からすれば「人間存在の否定」につながる。話すほうも、自分の年齢は自ら告白する必要は少ないと思う。「私は何歳です」と言った瞬間に、年齢差のある話し相手は身構えてしまい、コミュニケーションが急に進まなくなる場合が多い。「私のような年になると」「年がきてしまって」「今の若い人は」などなど自ら年齢のことばかり口にする人のそばには、私は近づかないことにしている(相談されている場合は別だが)。
職場では、業務上の結果を出すことがすべてである。「仕事の相手に年齢を質問すること」や「年齢を自ら告白すること」は、業務上の結果を出すこととは全く関係ない。
参考URL=http://www.kairin.co.jp/akio/minimu/minimu991.htm
大脇健一氏の「生涯現役」とは・・・
2003年11月30日 (財)高知県製作総合研究所のサイトに下記の
「生涯現役」に関する記事が目につきました。
工学博士 大脇健一氏
■生涯現役
私は「生涯現役」をモットーにしています。生涯現役といいますのは、いつまでも社長をやる、会長をやる、学長をやる、そういうことではありません。それをご理解の上でお聞きいただきたいと思います。
どうして、このようなことを申し上げるのかと申しますと、なかなか若い人にポジションを譲らない人が多かったり、若い人にポジションを譲ると「私はもう隠居だ」とゴルフや旅行をして、「残った人生を大いに楽しむんだ」と仰る方が多いのですが、私はこれには非常に反対なんです。
ポジションを保てということで現役だといっているのではなく、ポジションは若い人に譲るんです。こんなことを言うと叱られると思いますが、開所式や結婚式に呼ばれて行くといった、その人でなくても出来る仕事は他の人に譲って、その余った時間でそれまでに持っているものを、より伸ばしていただく。そうすると、非常に広い面から新しいことが見えてきます。そういう時間が持てますので、勉強しながら、若い人にアドバイスを与えます。そうすることが「生涯現役」ではなかろうかと思っています。
(以下省略)
参考URL=http://www.kprc.org/action/j-club/079.html
「生涯現役」に関する記事が目につきました。
工学博士 大脇健一氏
■生涯現役
私は「生涯現役」をモットーにしています。生涯現役といいますのは、いつまでも社長をやる、会長をやる、学長をやる、そういうことではありません。それをご理解の上でお聞きいただきたいと思います。
どうして、このようなことを申し上げるのかと申しますと、なかなか若い人にポジションを譲らない人が多かったり、若い人にポジションを譲ると「私はもう隠居だ」とゴルフや旅行をして、「残った人生を大いに楽しむんだ」と仰る方が多いのですが、私はこれには非常に反対なんです。
ポジションを保てということで現役だといっているのではなく、ポジションは若い人に譲るんです。こんなことを言うと叱られると思いますが、開所式や結婚式に呼ばれて行くといった、その人でなくても出来る仕事は他の人に譲って、その余った時間でそれまでに持っているものを、より伸ばしていただく。そうすると、非常に広い面から新しいことが見えてきます。そういう時間が持てますので、勉強しながら、若い人にアドバイスを与えます。そうすることが「生涯現役」ではなかろうかと思っています。
(以下省略)
参考URL=http://www.kprc.org/action/j-club/079.html
生涯現役推進協議会ホームページ本格改造
2003年11月28日 「生涯現役推進協議会」設立準備を始めて、はや1ヶ月近く経ちました。ライフ・ベンチャー・クラブを中核に、多くの関係者と意見交換を重ねながら、今後の運営方法に夢溢れる幾多の示唆をいただき、本当に感謝しています。
ユビキタス社会の到来を先取りしたインターネット効果も大いに見込んで、日本全国に生涯現役推進の新風を送るホームページづくりにも自然と力が入り、協力者のお陰で本日本格改造にも目途がつき嬉しい限りです。
2週間足らずで300カウントのアクセスがあったことは有難いと思います。このサイトを通じ「生涯現役」に関する様々な役立つ情報が数多く寄せられることを心から期待しつつ・・
ユビキタス社会の到来を先取りしたインターネット効果も大いに見込んで、日本全国に生涯現役推進の新風を送るホームページづくりにも自然と力が入り、協力者のお陰で本日本格改造にも目途がつき嬉しい限りです。
2週間足らずで300カウントのアクセスがあったことは有難いと思います。このサイトを通じ「生涯現役」に関する様々な役立つ情報が数多く寄せられることを心から期待しつつ・・
第5回「生涯現役実践会」を開催しました!
2003年11月26日 本日夕刻の充実した3時間、第5回実践会をE氏、H氏、KK氏、KN氏、KT氏と私の6名で開催しました。
それぞれが持ち寄った「最近の生涯現役実践活動」報告の後、今月発足の『生涯現役推進協議会』設立準備の会について真剣に語り合い、
次回12月22日迄に会則等を用意することに賛同を得、いよいよ準備事務局の体制づくりも軌道に乗り始めました。いよいよ出発、進行の段階です。
それぞれが持ち寄った「最近の生涯現役実践活動」報告の後、今月発足の『生涯現役推進協議会』設立準備の会について真剣に語り合い、
次回12月22日迄に会則等を用意することに賛同を得、いよいよ準備事務局の体制づくりも軌道に乗り始めました。いよいよ出発、進行の段階です。
生涯現役推進協議会設立準備会〔検索登録〕
2003年11月23日 11/16午後5時HPカウント開始。丁度1週間後
の数字は140。検索効果テストに本日100Days=
http://www.market01.com/seek/100.htmに登録
〔紹介コメント〕
少子超高齢時代の次世代のため、元気高齢者が生涯現役発想で社会参加の諸活動に励むのは、高齢者の貴重な尊厳です。『生涯現役社会づくり』賛同者は結集しませんか!
の数字は140。検索効果テストに本日100Days=
http://www.market01.com/seek/100.htmに登録
〔紹介コメント〕
少子超高齢時代の次世代のため、元気高齢者が生涯現役発想で社会参加の諸活動に励むのは、高齢者の貴重な尊厳です。『生涯現役社会づくり』賛同者は結集しませんか!
『生涯現役』の国語辞典収録について
2003年11月21日岩波書店 インターネット編集部
2003.11.21
拝復 貴社愈々ご隆盛の段大慶に存じ上げます。
先般下記のご丁重なご返信を頂戴しながら、その後ご連絡が不徹底で大変失礼いたしました。
具体的にお尋ねしたいことは、「生涯現役」という四字熟語のことです。「生涯」=生きている間。一生・・・・の語義解説や、「現役」=旧軍隊の定備兵役の一、またその軍人。肩書きだけでなく、実際に仕事をもち活動していること、またその人・・・のような単語解説掲載や 「生涯学習」などの四字熟語等は用語収録があります。
しかし、「生涯現役」の用語は、少子高齢社会となって一部の行政でも積極的に使われたり、インターネット上のロボット検索5サイトで2万件以上の表示が現在見られます。
つきましては、辞典上の語義解説が無いためか、様々な語義の通用例があるように思いますので、その点も含め貴社ではどのようにご採用されるご意向があるかも併せご返事をいただけると幸いでございます。 敬具
とんさん
> 御投稿まことにありがとうございます。
>
> 語彙についての採用は、ご推察の通りその都度検討会
> を開いて決定いたします。その際の基礎資料は日々集め
> た資料などのデータバンクです。そのデータバンクの作成
> に当たって、大いに参考にしているのは読者の皆さんが、
> 「この語彙を入れて欲しい」というリクエストです。日々寄せ
> られるご意見は逐一カード等にして検討材料にしています。
>
> ですから、ご要望については「検討の余地がある」などとい
> うささやかなものではなく、まさに作成時の基礎資料になり
> ます。是非ともご要望があればこのメールで結構ですからお
> 寄せ下さい。
> ただご理解頂けると思いますが、辞書の覆いうる語彙数は
> 限りのあるものですから、すべてのご要望にお応えできるも
> のではありません。それはご理解下さい。しかし、繰り返しま
> すが、ご要望は必ず検討されますので、ご要望は是非とも
> 頂きたいのです。
>
> 以上よろしくお願いいたします。
>
>
> 岩波書店 インターネット編集部
>
> Sent: Thursday, November 06, 2003 4:53 PM
> Subject: IwanamiReadersVoice
>
>
> type=愛読者の声
> name=とんさん
> comment= 一般によく使われる4字熟語で国語辞典にない
> ものがありますが、それを 新刊版で貴社発行辞典に掲載
> されるための条件は、どういう手続きで行われ るのか、
> お教えくださいませんか?
> 多分編集会議で検討されることと存じますが、読者から要望
> がある場合、検討していただける余地があるのでしょうか?
> この点も含めて、ご返信をいただければ、有難いと思います。
> submit.x=43
> submit.y=10
2003.11.21
拝復 貴社愈々ご隆盛の段大慶に存じ上げます。
先般下記のご丁重なご返信を頂戴しながら、その後ご連絡が不徹底で大変失礼いたしました。
具体的にお尋ねしたいことは、「生涯現役」という四字熟語のことです。「生涯」=生きている間。一生・・・・の語義解説や、「現役」=旧軍隊の定備兵役の一、またその軍人。肩書きだけでなく、実際に仕事をもち活動していること、またその人・・・のような単語解説掲載や 「生涯学習」などの四字熟語等は用語収録があります。
しかし、「生涯現役」の用語は、少子高齢社会となって一部の行政でも積極的に使われたり、インターネット上のロボット検索5サイトで2万件以上の表示が現在見られます。
つきましては、辞典上の語義解説が無いためか、様々な語義の通用例があるように思いますので、その点も含め貴社ではどのようにご採用されるご意向があるかも併せご返事をいただけると幸いでございます。 敬具
とんさん
> 御投稿まことにありがとうございます。
>
> 語彙についての採用は、ご推察の通りその都度検討会
> を開いて決定いたします。その際の基礎資料は日々集め
> た資料などのデータバンクです。そのデータバンクの作成
> に当たって、大いに参考にしているのは読者の皆さんが、
> 「この語彙を入れて欲しい」というリクエストです。日々寄せ
> られるご意見は逐一カード等にして検討材料にしています。
>
> ですから、ご要望については「検討の余地がある」などとい
> うささやかなものではなく、まさに作成時の基礎資料になり
> ます。是非ともご要望があればこのメールで結構ですからお
> 寄せ下さい。
> ただご理解頂けると思いますが、辞書の覆いうる語彙数は
> 限りのあるものですから、すべてのご要望にお応えできるも
> のではありません。それはご理解下さい。しかし、繰り返しま
> すが、ご要望は必ず検討されますので、ご要望は是非とも
> 頂きたいのです。
>
> 以上よろしくお願いいたします。
>
>
> 岩波書店 インターネット編集部
>
> Sent: Thursday, November 06, 2003 4:53 PM
> Subject: IwanamiReadersVoice
>
>
> type=愛読者の声
> name=とんさん
> comment= 一般によく使われる4字熟語で国語辞典にない
> ものがありますが、それを 新刊版で貴社発行辞典に掲載
> されるための条件は、どういう手続きで行われ るのか、
> お教えくださいませんか?
> 多分編集会議で検討されることと存じますが、読者から要望
> がある場合、検討していただける余地があるのでしょうか?
> この点も含めて、ご返信をいただければ、有難いと思います。
> submit.x=43
> submit.y=10
山口県の県政重点プロジェクトのご紹介
2003年11月15日 『生涯現役推進協議会』設立準備の会:URL
= http://home.d01.itscom.net/khigashi/ の
サイト「アンケート」欄に山口県から次のような生涯現役推進運動の重要な県政プロジェクトのご紹介が寄稿されましたので、本日の日記に特記いたしました。ご投稿心から感謝します!
本県では「生涯現役社会づくり」を県政重点プロジェクトとして取組を進めていますが、近く県民意識調査を行い「生涯現役社会」とはどのような社会だと思うかという下記の設問回答(5段階で「そう思う」〜「そう思わない」まで)を求めることとしております。
・仕事を持ち続けることができる社会
・暮らせるだけの収入が確保されている社会
・地域活動、ボランティア活動に参加しやすい社会
・健康的な生活が維持できる社会
・趣味、スポーツ活動、生涯学習などに取り組みやすい社会
・他人の助けを借りずに生活できる社会
・高齢であることによって社会参加の機会が制限されない社会
以上、参考までにメールさせていただきました。
= http://home.d01.itscom.net/khigashi/ の
サイト「アンケート」欄に山口県から次のような生涯現役推進運動の重要な県政プロジェクトのご紹介が寄稿されましたので、本日の日記に特記いたしました。ご投稿心から感謝します!
本県では「生涯現役社会づくり」を県政重点プロジェクトとして取組を進めていますが、近く県民意識調査を行い「生涯現役社会」とはどのような社会だと思うかという下記の設問回答(5段階で「そう思う」〜「そう思わない」まで)を求めることとしております。
・仕事を持ち続けることができる社会
・暮らせるだけの収入が確保されている社会
・地域活動、ボランティア活動に参加しやすい社会
・健康的な生活が維持できる社会
・趣味、スポーツ活動、生涯学習などに取り組みやすい社会
・他人の助けを借りずに生活できる社会
・高齢であることによって社会参加の機会が制限されない社会
以上、参考までにメールさせていただきました。
「川崎市生涯現役大作戦」に私たちグループで支援
2003年11月12日 川崎市生涯現役大作戦とは?
超高齢社会を間近にして、介護保険が最近の話題になっていますが、高齢者の約9割の方は元気で自立した生活を送られています。こうした方々が豊かな経験と知識を生かし、生きがいや充実感をもって、地域社会に参加できるように応援していくことが「生涯現役」の目的です。
毎日会社と家庭の往復のみの人生で地域にはあまり縁のなかった方々が、退職されてから「何をして暮らしていけばよいのか分からない」ということをよく耳にします。会社を退職された方々が、就業・ボランティア活動・生涯学習・健康づくり・趣味 などに取り組めるような仕組みづくり、これが「生涯現役」の取り組みです。
これがうまく軌道にのるには、高齢者の方々が交流を深め、それぞれが情報を発信できる「場」づくりを、地域社会全体で行っていくことが求められています。
今回、この「場」づくりの一つとして、インターネット上に生涯現役クラブを開設いたしました。
高齢者の方々はもちろん、若い人々も世代を越えてこのクラブで、情報発信や仲間づくりを行っていただければと思います。
超高齢社会を間近にして、介護保険が最近の話題になっていますが、高齢者の約9割の方は元気で自立した生活を送られています。こうした方々が豊かな経験と知識を生かし、生きがいや充実感をもって、地域社会に参加できるように応援していくことが「生涯現役」の目的です。
毎日会社と家庭の往復のみの人生で地域にはあまり縁のなかった方々が、退職されてから「何をして暮らしていけばよいのか分からない」ということをよく耳にします。会社を退職された方々が、就業・ボランティア活動・生涯学習・健康づくり・趣味 などに取り組めるような仕組みづくり、これが「生涯現役」の取り組みです。
これがうまく軌道にのるには、高齢者の方々が交流を深め、それぞれが情報を発信できる「場」づくりを、地域社会全体で行っていくことが求められています。
今回、この「場」づくりの一つとして、インターネット上に生涯現役クラブを開設いたしました。
高齢者の方々はもちろん、若い人々も世代を越えてこのクラブで、情報発信や仲間づくりを行っていただければと思います。
高齢社会をプラス面の生涯現役で!
2003年11月3日 急激な人口構造の変化や長寿化による高齢社会到来は、個人的にも社会的にも避けられないものですが、それをマイナスの側面で捉えることなく、ぜひとも日本の全国民が喜んで安心した生活を送れる長寿社会にしたいものです。
そのためには、現社会の仕組みを少子高齢社会に適合できるよう国家財政をはじめ、雇用、年金、医療、福祉、教育、社会参加、生活環境など広範な分野で、抜本的な構造改革が必要ではないでしょうか。
さらに大切なこととして、元気な高齢者が自分の能力・経験など人的資産を多様なライフスタイルで有効に発揮できる、意欲的社会参加が可能な生涯現役社会の目標が強く望まれます。そうすれば、高齢化に伴う社会保障費・医療費の増大や福祉・介護等への社会費用拡大にも、消費市場の新たな創造を生み、それが次への雇用開発へと大きくつながってきます。
ところが現状では、高齢社会対応への諸施策は個々レベルでの分断で整合性に乏しく、国家ビジョンで考える「生涯現役社会づくり」施策体系のように、将来希望の膨らむ全体像が見えていません。国民自らの高齢期に対する不安感が、各種施策を一つの大目的に沿って総合的に実施していくのに自ずと限界を感じるのです。
1995(平成7)年11月衆参両議院全会一致で可決・成立した「高齢社会対策基本法」は、高齢社会対応への総合的施策推進を図り、その基本理念において社会のあるべき姿を示していながらも、「生涯現役社会づくり」に徹する政府の大綱指針作成には至らない状況です。
幸いなことに介護保険自治体責任に端を発した、一部地方県レベル等での元気高齢者の社会参加への促進運動が、高齢者医療・福祉対策費の節減に役立つとの計画で、「生涯現役社会づくり」プランが実践に着手され始めています。
設立準備を開始した「生涯現役推進協議会」は、高齢社会をプラス面で「生涯現役社会づくり」へと挑戦するこれら行政団体やベンチャー企業等と密接に連携して、あらゆる世代が希望のもてる生涯現役日本社会づくりに挑みます。
そのためには、現社会の仕組みを少子高齢社会に適合できるよう国家財政をはじめ、雇用、年金、医療、福祉、教育、社会参加、生活環境など広範な分野で、抜本的な構造改革が必要ではないでしょうか。
さらに大切なこととして、元気な高齢者が自分の能力・経験など人的資産を多様なライフスタイルで有効に発揮できる、意欲的社会参加が可能な生涯現役社会の目標が強く望まれます。そうすれば、高齢化に伴う社会保障費・医療費の増大や福祉・介護等への社会費用拡大にも、消費市場の新たな創造を生み、それが次への雇用開発へと大きくつながってきます。
ところが現状では、高齢社会対応への諸施策は個々レベルでの分断で整合性に乏しく、国家ビジョンで考える「生涯現役社会づくり」施策体系のように、将来希望の膨らむ全体像が見えていません。国民自らの高齢期に対する不安感が、各種施策を一つの大目的に沿って総合的に実施していくのに自ずと限界を感じるのです。
1995(平成7)年11月衆参両議院全会一致で可決・成立した「高齢社会対策基本法」は、高齢社会対応への総合的施策推進を図り、その基本理念において社会のあるべき姿を示していながらも、「生涯現役社会づくり」に徹する政府の大綱指針作成には至らない状況です。
幸いなことに介護保険自治体責任に端を発した、一部地方県レベル等での元気高齢者の社会参加への促進運動が、高齢者医療・福祉対策費の節減に役立つとの計画で、「生涯現役社会づくり」プランが実践に着手され始めています。
設立準備を開始した「生涯現役推進協議会」は、高齢社会をプラス面で「生涯現役社会づくり」へと挑戦するこれら行政団体やベンチャー企業等と密接に連携して、あらゆる世代が希望のもてる生涯現役日本社会づくりに挑みます。
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生涯現役推進協議会の設立準備スタート
2003年11月1日 生涯現役実践道場/ライフ・ベンチャー・クラブ(略称:LVC)を創設して、はや18年6ヶ月が過ぎました。これまでにこの道場に来訪された人は数え切れない程で、「生涯現役」への願望を抱く人が実に多いことに、LVCの存在価値を痛感しております。
少子高齢社会の到来で、人生後半のライフスタイルが隠遁・退役しかないと思い込まれては、日本社会の活力は衰退する一方です。「生涯現役」の発想には、人生を積極思考で可能性に取組むライフ・ベンチャー(人生挑戦)精神がその根底にあります。
この考えをLVクラブ内だけではなく、わが国の将来を担う次世代のためにも、様々な分野でより良い社会づくりに挑んでおられる同志・友好団体と連携して、「生涯現役」の考えを日本全国に普遍化したいと切に願い、この度『生涯現役推進協議会(仮称)』設立準備室を東京駅前の八重洲口会館内に発足させることにいたしました。
その創設には、大略次のような理由があります。
1)「生涯現役」の用語は諸辞典には未掲載です。
2)定年後も「生涯現役」が多く望まれています。
3)行政側で「生涯現役」発想が生まれ始めました。
4)「生涯現役」は高齢社会対策費を節減します。
・・・等々。
5年前に試みられた川崎市の『生涯現役大作戦』に引続き、2001年発足の山口県『生涯現役いきいきプラン21』、また本・来年兵庫県が有識者会議で検討する『少子・高齢社会ビジョン(仮称)』づくり等、永年にわたる生涯現役実践の私たち活動成果は、現代社会から真剣に求められております。
その意味でも、今後わが国の少子・高齢社会活性化のために私たち民間実践団体が、各地域の行政や企業団体にも広く参画を呼びかける『生涯現役推進協議会(仮称)』が果すべき役割は、非常に大きいと確信いたしております。
少子高齢社会の到来で、人生後半のライフスタイルが隠遁・退役しかないと思い込まれては、日本社会の活力は衰退する一方です。「生涯現役」の発想には、人生を積極思考で可能性に取組むライフ・ベンチャー(人生挑戦)精神がその根底にあります。
この考えをLVクラブ内だけではなく、わが国の将来を担う次世代のためにも、様々な分野でより良い社会づくりに挑んでおられる同志・友好団体と連携して、「生涯現役」の考えを日本全国に普遍化したいと切に願い、この度『生涯現役推進協議会(仮称)』設立準備室を東京駅前の八重洲口会館内に発足させることにいたしました。
その創設には、大略次のような理由があります。
1)「生涯現役」の用語は諸辞典には未掲載です。
2)定年後も「生涯現役」が多く望まれています。
3)行政側で「生涯現役」発想が生まれ始めました。
4)「生涯現役」は高齢社会対策費を節減します。
・・・等々。
5年前に試みられた川崎市の『生涯現役大作戦』に引続き、2001年発足の山口県『生涯現役いきいきプラン21』、また本・来年兵庫県が有識者会議で検討する『少子・高齢社会ビジョン(仮称)』づくり等、永年にわたる生涯現役実践の私たち活動成果は、現代社会から真剣に求められております。
その意味でも、今後わが国の少子・高齢社会活性化のために私たち民間実践団体が、各地域の行政や企業団体にも広く参画を呼びかける『生涯現役推進協議会(仮称)』が果すべき役割は、非常に大きいと確信いたしております。
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