日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
  NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ の 活 動 で 
     11月開催『生涯現役サミット』 実 行 委 員 の 皆 様

謹 ん で 残 暑 の お 見 舞 い 申 し 上 げ ま す !
 生涯現役でご活躍の皆様、いつも「生涯現役社会づくり」にご支援とご協力感謝します。「生涯現役サミット」キャッチフレーズご連絡がまだの方は折返しご連絡お待ちしています。

 つきましてはご多用の処恐縮ですが、毎月ご案内の定例理事会と併行して、議題は1)11/8:『生涯現役サミット』開催準備に関し、存分に論議いたします。 8/27(水)午後1時~3時に実行委員会兼生涯現役協・NPO/LVC理事会を開催いたす所存です。

 連日残暑続きの折柄申訳ございませんが、何卒宜しくご協力願いたく存じます。ご都合でご欠席の理事/監事の方は、ご面倒でもその旨事前ご連絡願い上げますとともに別途、同案件に関し忌憚なきご意見を頂戴できれば、誠に幸いと存じます。

【 八 月 定 例 実 行 委 員 会 ・ 理 事 会 案 内 】
日 時: 2014年8月27日(水)13:00~15:00
会 場: ライフ・ベンチャー事務所
議 題:  11/8『生涯現役サミット』開催趣旨徹底と役割分担

【第344回:生涯現役シリーズ塾第八弾(午後の部・夕方の部)案内】
     午後の部:中上 崇理事担当  15:00~17:00
     夕方の部:伊藤紘一参与担当  18:00~20:00
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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場へ ご参加で
あなたご活躍の地域から 次々と活力盛り上げの輪が拡がります!
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2013年:実施フォーラム/2014年:開催日(各土曜午後1時30分)
第19回11/9(済) 第20回記念5/10(済) 第21回11/8(土)
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2014年8月(理事会/13:30 & 生涯現役塾/15:00 & 18:00)~12月
8/27    9/24    10/22    11/26    12/10
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2014年8月~12月(火曜会水上担当 & 木曜会東瀧担当/各11:00)
【ご参加者は必ずご予約確認下さい。会員無料/一般有料1,000円】
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日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
      NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
            代  表   東 瀧    邦 次
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net or info@npolvc.org
URL: http://www.sgsk.net or http://www.npolvc.org
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook : http://www.facebook.com/sgsk.net
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【第344回生涯現役塾シリーズ塾ご案内】

第3 4 4回 生 涯 現 役 シ リ ー ズ塾
  生  涯  現  役  に  取  り  組  む  第  八  弾
     生涯現役社会づくりオンリーワンの「生涯現役シリーズ塾」

日 時: 2014 年 8 月 27 日(水)
【午後 の部】15:00~17:00〔① 中上 崇 担当〕
【夕方 の部】18:00~20:00〔② 伊藤紘一 担当〕
会 場: ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー 事 務 所(東京駅 八重洲北口 大丸正面ビルB2F)
内 容: 今回も『生涯現役シリーズ塾』は、①日本ベンチャー起業家草分け中上講師の次世代育成を志す協働展開推進が持論の生涯現役社会づくり効果的実践論。②「生涯現役社会づくり」今回No.2の11月サミット開催に全員参加盛り上げ策を伊藤参与担当で創意工夫満載する道場。
【夕方の部】「生涯現役社会づくり:その2」発表者は、木材コーディネーター、バイオマス活用アドバイザー、リスクマネジメント研究会主幹の3名のスグレモノのプロボノの面々です!
そこにはひとり残らず自らの「生きがい目標」と「生涯現役社会づくり」が、次々に湧き出る楽しさの発露が狙いです。そうなれば、各自自ら取り組む活動の優先順位もハッキリしてきます。
   各人各様にめざせる「生涯現役」実践活動の輪を拡大させ、より高度な『生涯現役サミット』連携ネットワークの絆で強固になり、夢と希望づくりの社会起業家が熱く語り合いできます!!

テーマ: いまなぜ 企業向け 「生涯 現 役 シ リ ー ズ 塾」 が必要なのか 

進 行:   水 上  久 忠
    ( 3愛ネットクラブ 代表 & NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ副代表)
発 表  :① 中  上   崇
   (一般社団法人日本開発工学会 会長 &日本生涯現役推進協議会 理事)
略歴:27歳ベンチャー創業以来、(株)メタリンク創業迄 幾多の実践体験。ベンチャー・コンサルタントの傍ら、日本開発工学会や日本電子機器輸入協会代表として ベンチャービジネス 名語り部で大活躍。
       ② 伊 藤   紘 一
   (有限会社 勇元 代表 & 日本生涯現役推進協議会/NPO法人LVC 参与)
略歴:大阪府豊中市出身.京大で冶金学を修め(修士課程修了)、1968年日本軽金属入社.1995年から2年間、JRCM (金属系材料研究開発センター) 出向を経て、同社退社。1997年4月、阪和興業に入社、環境リサイクル事業という未開拓の事業開発に手腕を発揮した後、2003年2月 有現会社 勇元 設立、代表。

  生涯現役シニアが貢献できる社会的価値の高い事業展開をめぐって激論を戦わせよう!
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参加費: 会員/1,000円    一般/2,000円(会員紹介者/1,000円)
申込先: NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ事務局
    東京都中央区八重洲1-7-20  八重洲口会館 B2F
 電話:03(3517)6667  Fax:(3517)6668
E-mail: info@sgsk.net or info@npolvc.org URL:http://www.sgsk.net or http://www.npolvc.org
………………………………………………………………………………………
第344回:生涯 現 役 シ リ ー ズ 塾 【夕 方 開 催 の 部】 

           2014年8月27日 18:00~20:00 ≪伊藤紘一 担当≫
テーマ:『 生 涯 現 役 社会 づ く り 』 ~その2~
11月8日(土)開催の「生涯現役サミット」に向けて、7月に続き、
発表するに相応しい『具体的なテーマ』の候補を徹底的に討論する!
参加者全員で民間主導の『生涯現役社会づくり』を確と発信しよう!
【 発 表 者 】
①[木材コーディネーター] 住工房なお㈱ 鈴木 直子代表
  住宅メーカー、設計事務所などを経て2000年に起業。夫婦+娘+義母+息子夫婦+孫2人の8人家族の奥様社長。国産木材と自然素材の住環境仕掛け人で、鎌倉に住みつつ神奈川はじめ全国規模で情報発信。国土の7割を占める日本の森林の恵みを軸にライフスタイルを見直す啓蒙活動を展開している。
当協議会のシニアは[森の恵み]を伝えるこの活動に大いに参画できるのでは?
②[バイオマス活用アドバイザー]  高澤 真氏
  農水省公認アドバイザーで、食品残さ、メタン発酵、木質バイオを有効活用して『食とエネルギー』の地域自給率を向上させ、且つ地域の活性化も果たすよう市民活動を行っている。ソーラー・パネルの下の影の部分でも農作物が育つように工夫する『ソーラー・シェアリング上総鶴舞』の代表者でもある。この分野でもシニアの貢献が大いに期待される。
③[J-SCORE/リスクマネジメント研究会]  松井武久氏
  経済産業省系の技術士の多いJTTASの中にある、2つの新事業を説明して戴く。米国50州すべてに拠点を置く50年の実績を誇る有力シニアの社会貢献奉仕組織SCOREの日本版、J-SCORE および リスクマネジメント研究会発のセキュリティ事業での防災管理リーダーとして工場経験シニアを活用する事業との接点を探る。
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第344回生涯現役シリーズ( 午後 ・ 夕方 )塾 参加申込書   
  2014 年 8月  日
特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 事務局 宛

住 所:〒                                  
氏 名:     

TEL or FAX or Mail 
  本8月15日は69回目の終戦日。NHK特集/テレビ映像の靖国神社参道における若者たちへの街頭質問の風景に関心をもちました。
  “日本はどこの国と戦争したのですか?”というアナウンサーに対し一瞬即答に戸惑う若者たち。意外にもまともな正解者が登場しなかったのです。一体この人たちは学校で現代史をどう学んできたのかと驚きます。
  同放映で「戦争で最初に喪失するモノは【真実】だ!」という、戦争の恐ろしさを強調する格言も紹介されていましたが、下記ご紹介の毎日新聞ネット版記事から、少年時代に太平洋戦争を体験した私たち高齢世代は、昭和史第一人者:半藤一利氏の戦争犠牲者への切実な追悼録に心痛の思いです。
関係URL=http://mainichi.jp/feature/news/20140815mog00m040002000c.html
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【半藤一利さんインタビュー】
  戦  没  者  2  3  0  万  人  :  
   兵 士 を 「 駒 」 扱 い  愚 劣 な 軍 事 指 導 者 た ち 

             
  戦没者230万人」という数字を、私たちはどのように読み解けばいいのだろうか。昭和史の著作が多い「歴史探偵」こと作家の半藤一利さん(84)に聞いた。【聞き手・高橋昌紀/デジタル報道センター】
          ◇
  戦前の日本は近代国家の体をなしていなかった。「戦没者230万人」という数字はそのことを端的に示していると思います。国民を戦地に送り込むならば、国家は責任を負わなければなりません。いつ、どこで、どのように戦没したのか。確実に把握していなければならない。

  ところが、「戦没者230万人」という大枠のみが残り、具体的なデータは部分的にしか残っていません。厚生省(当時)は戦後、戦域別で戦没者数を算出しましたが、そこまで。死因までは分類できていない。230万人というざっくりとした数字も、私は過小評価ではないかと疑っていますよ。

  詳細が分からないということは道義的にはもちろん、軍事的にも非常に問題があります。前線に送り込んだ部隊のうち、戦闘に耐えうる兵士は何人なのか。あるいは戦傷、戦病者は何人いるのか。正確な戦力を測れずして、作戦を立てることはできません。そもそも、前線に送らなければならない武器弾薬、糧食、医薬品などを算出するためにも、絶対に必要です。それができていなかったのではないか。

 
  兵站(へいたん)を軽視した、あるいは無視したのが日本軍でした。「輜重(しちょう)が兵隊ならば チョウチョ、トンボも鳥のうち」というざれ言があります。輜重とは兵站部門のことです。そもそも、陸軍参謀本部や海軍軍令部のエリート将校にとって、兵卒はしょせん、1銭5厘(当時のはがき代)で集められる存在。作戦時には3日間分のコメ6合など25キロの荷物を背負わせ、前線へとおっぽり出した。食糧がなくなれば、現地調達しろと。降伏はありえないのだから、負け戦になれば玉砕しかありえません。敗残兵の消息など気にもとめなかった。

  これに比べ、米国の手厚さは語るまでもないでしょう。あるエピソードがあります。ブッシュ元大統領(第41代ジョージ・H・W・ブッシュ、第43代大統領の父)は戦時中に小笠原諸島の父島沖で撃墜されました。元大統領は救助されましたが、この時に捕虜になった同僚がいました。戦後、米軍の調査団が父島を訪れ、彼が埋葬された墓地を掘り返したんです。

  すると、遺骨の首は切断されており、日本軍に処刑されたことが明らかになった。一兵士に対するまで、その死をないがしろにしない。国家としての責任を果たしているんですね。

  日本軍は自己の実力を顧みず、攻勢の限界線をはるかに越えました。餓死者が続出するのは当然のことです。私は戦没者のうちの7割が、広義での餓死だと思っています。このような軍隊は古今東西にありません。人間をまるで、将棋の駒のように扱っている。

  海上を移動中に乗船が沈められ、死亡した陸軍将兵は18万人にも上ると見積もっています。これも補給軽視、つまりは人命軽視の表れです。開明的とされている海軍ですが、陸軍とそんなに違いはありません。レイテ沖海戦で、小沢艦隊はおとりになりました。基幹の空母4隻に搭載した航空機は定数をはるかに下回る100機余りしかなかったのに、整備員は必要もないのに定数を乗せた。帳簿上の員数合わせだけを気にする官僚主義としかいいようがない。

 
  軍の指導者たちは無責任と愚劣さで、兵士たちを死に追いやりました。特攻作戦も同様です。特攻隊員たちの純粋な気持ちを利用した。「日本的美学」などと言われるが、とんでもない。立派な作戦であるような顔をして、机の上で「今日は何機出撃」などと記していた参謀らを許すべからずです。

  集団的自衛権の行使について、容認する声があります。何を言ってんだ、と思いますよ。戦後の日本は平和だった。その権利を行使しなかったため、何か問題があったのでしょうか。

  太平洋戦争を巡り、これまで各国の将軍、提督たちを数多くインタビューしてきました。みんな、偉い人は生きているんですよ。戦争とはそういうものです。「戦没者230万人」の犠牲のうえに日本は成り立っています。その数が示していることは何か、考えてみるべきじゃないでしょうか。
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【半藤一利氏プロフィール】
はんどう・かずとし 1930年、東京生まれ。東京大文学部卒。「文芸春秋」編集長などを経て作家に。「昭和史」で毎日出版文化賞特別賞。近著は「日露戦争史」1〜3巻
このメールは 日本生涯現役推進協議会様 宛にお送りしました。
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    J.I.メールニュース No.667 2014.08.14発行
     「 滅 び つ つ あ る 日 本 の 伝 統 木 造 」
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【1】<巻頭寄稿文>
   「 滅 び つ つ あ る 日 本 の 伝 統 木 造 」
                       木の建築設計代表 江原 幸壱
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  地球寒冷化が観測される中、日本では地球温暖化防止のために「低炭素化」政策は着実に進行しています。「低炭素化」というのは、建築の分野では生産時も使用時もCO2の排出量を抑えることを言います。それに加え、福島原発事故によって省エネ化は国の絶対的命題となり、建築においては経産省、環境省、国交省の三省を跨いで法整備(省エネ法改正等)が進んでいます。

 
  数年おきに改正される省エネ法によって、2020年までにすべての建築・住宅において平成25年省エネ基準(高断熱化)の義務化が決まりました。この基準を達成するために関東以西の温暖地の全住宅は窓を小さくし、寒冷地並みの高断熱住宅にしなくてはならなくなります。これまでの和風住宅にように窓を大きくとった住宅がつくりにくくなります。

 
  現在の日本では、建築・住宅においても省エネ化は最優先に取り組むべき課題です。しかし、北海道や東北などの寒冷地を除くと緯度が低い日本の住宅は、ヨーロッパや北米に比べて高断熱化による暖冷房の省エネ効果はそれほど大きくはありません。住宅では家電・照明・風呂の給湯の方がはるかにエネルギー消費量が多い項目です。エネルギー消費量の多い項目を規制した方がより大きな効果が得られます。

 
  私は伝統木造の設計に携わっておりますが、その立場から省エネ法改正の問題点を指摘させていただければ、千年以上の歴史がある日本の木造技術の衰退、あるいは消滅につながる恐れがあることです。
 

  日本の伝統木造は、日本の高温多湿の気候風土の中で快適に過ごせるように工夫され、もっとも省エネ化された住宅のつくり方です。軒を深く取り、簾をかけて夏の日光を遮り、窓を大きくして風の通りをよくし、夏の暑さをしのいできました。冬は囲炉裏もしくはストーブ、炬燵などの局所暖房でまかなってきました。伝統木造の省エネ効果は、温熱実測調査によって明らかになっています。

 
  伝統木造は、地域で採れる木・土・紙などの材料を使い、長年培われた杣・大工・左官・鍛冶などの技術の集大成であり、素材生産から廃棄に至るまでもっとも環境に配慮した建築生産システムが確立されていました。

  伝統木造の文化財建造物や江戸時代からの宿場町のまち並みは観光の目玉ですが、技術を持った職人の減少によって保存修復が難しくなってきています。

  そして、省エネ法改正による新たな省エネ基準の義務化と新しい温熱計算方法の導入によって、日本の伝統木造の歴史が途絶える可能性があります。小さな窓の住宅へ誘導する計算方法は、掃き出し窓が多い伝統木造にとっては不利に働きます。一品生産の伝統木造は、温熱計算に乗せるための数値化に手間がかかり、現実的ではありません。

 
  2000年以降の住宅政策は、大手ハウスメーカーにとって有利なものばかりです。これまでに住宅関連の法律が制定される度に伝統木造住宅は蚊帳の外に置かれてきました。その都度、伝統木造に関わる職人、建築士が国交省に申し入れ、辛うじて伝統木造の建設が継続できています。

 
  私は、大学では学べない伝統木造の知恵や技術を職人から直接聞いた最後の世代になってしまうことに忸怩たる想いがあります。

 
  日本の伝統木造技術は世界に誇れる技術・文化です。「和食」が世界無形文化遺産登録されたことに倣い、「日本の伝統木造技術」においても世界無形文化遺産の登録を目指すべきだと考えております。この登録は、今日の伝統木造技術の危機的状況を打開する唯一の方法だと思います。

  世界無形文化遺産の登録を目指すこの活動が、建築界のみならず、日本文化を大切に思う芸術・芸能・文学・学術などのあらゆる方々のご支援、ご協力を賜り、実現することを切に願っております。
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江原 幸壱(えはら こういち)
  木の建築設計代表。http://www.kinokenchiku.biz/writing.html 一級建築士、住宅性能評価員。国産材・伝統的木組み・シックハウス対策・「本当に住みたい木の家」http://www.kinokenchiku.net/ をコンセプトに建築・住宅の設計・コンサルタントに従事する。『建築ジャーナル』誌コラム「建築と政治」を5年間連載。『新・木のデザイン図鑑』『新・和風のデザイン図鑑』『木のデザイン最強マニュアル』等執筆。「伝統木造技術」の無形文化遺産登録、「建築基本法」制定に取り組む。伝統構法をユネスコ無形文化遺産に!http://dentoh-isan.jp/about-campaign
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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
 info@kosonippon.org
 いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として以下に掲載しています。    http://www.kosonippon.org/mail/index.php
  本8/13日付日本経済新聞朝刊Net版での2020東京オリンピック開催を契機に『東京が変わる 五輪後の「未来図」を描く』【日本経済新聞朝刊関連URL=
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO75595830T10C14A8MM8001/】が掲載されていましたので、私たち『生涯現役社会づくり』推進活動と関連して、ご参考までに下記転載ご紹介します。
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【2014/8/13付  日本経済新聞 朝刊 】
   東  京  が  変  わ  る 
      五  輪  後  の  「 未  来  図 」  描  く
  東京が大きく変わろうとしている。6年後に迫った2020年夏の五輪をテコに世界最先端の環境都市を構築、交通網を再整備し、金融や観光など様々な分野で世界から人を引き寄せる仕掛けを作り上げる。肝心なのは五輪後も輝きを失わない都市の創生だ。そこに日本の未来もかかる。
■  燃 料 電 池 を 活 用
  五輪選手や関係者が移動に使うのは、クリーンな水素エネルギーを活用する燃料電池車。住宅や空港、市場などのエネルギー源も燃料電池だ。
  7月30日、東京・西新宿の都庁。自動車、電機などの主要企業の技術担当者が集まる「水素社会の実現に向けた東京戦略会議」でこんな未来図が配られた。都内の燃料電池車20万台、家庭用燃料電池100万世帯といった目標も検討する。
  燃料電池車が行き交うことになる「オリンピック道路」も姿を現した。都心の虎ノ門と新橋を結ぶ環状2号線で、五輪までには競技会場が林立する臨海エリアに通じる。
  道路の真上にそびえ立つのが6月に開業した「虎ノ門ヒルズ」だ。日本初進出の高級ホテル「アンダーズ」を誘致したほか大規模な国際会議場を設置。運営する森ビルの辻慎吾社長は「世界からヒト・モノ・カネを集める」と意気込む。
  「世界一の都市」(舛添要一都知事)を目指す東京。森記念財団の都市戦略研究所が作成する「世界の都市総合力ランキング」では、東京は4位が定位置だ。弱点とされるのは「市場の魅力」や「国際交通ネットワーク」。だが、欠点を克服する取り組みも進む。
  政府は都心を大胆な規制緩和を実施する国家戦略特区に指定。並行して都は「国際金融センター構想」を掲げ、世界有数の金融都市を目指す。
  成田と並ぶ「日本の玄関」となる羽田空港は国際線の発着枠を拡大。都心と空港を結ぶ交通網も充実する。休止中の貨物線を活用するJR東日本の「羽田空港アクセス線」、東急多摩川線と京急空港線をつなぐ「蒲蒲線」。様々な構想が実現に向け検討されている。
  五輪開催時には東京で1万室の客室が不足するとみられる。国際ホテルチェーンのマリオット・インターナショナルは日本未上陸の高級ホテルブランドの投入を検討する。ホテルオークラ東京も19年までに本館を建て替える。
■  全 体 構 想 は 不 在
  雨後のたけのこのように持ち上がる開発計画。そんな中、官民を横断する東京の「グランドデザイン」の不在を懸念する声もある。限られた資源をどう配分すべきか。
  1964年の東京五輪に向けては、佐藤栄作ら大物政治家が五輪担当相を務めた。都市政策に詳しい明治大学の市川宏雄教授は「乱立気味のプロジェクトを調整し、優先順位を付けることができる専任の担当相を置くべきだ」と話す。
  三菱総合研究所などで構成する「プラチナ社会研究会」は7月、「五輪後の未来に何を残すかという視点が重要」と指摘。「民間資金をうまく呼び込む仕組みが必要だ」と提言した。世界都市・東京にとって、2020年は通過点にすぎない。
NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ
   東  瀧   邦  次  さ ま

お疲れさまです。
以下のメールを金曜日にお送りしたのですが、メールアドレスが間違っていたようでした。
お手数をおかけして申し訳ありませんが、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。

高活協・水野嘉女
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From: 水野 嘉女
Sent: Friday, August 08, 2014 6:19 PM
To: info@lvc.co.jp ; cbm34706@nifty.com
Subject: 「シニアの就労を考えるシンポジウム」のご案内

NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ
   東  瀧   邦  次  さ ま

いつもお世話になっております。
先日の高連協役員会の帰り道、データで送ってくれれば、メルマガ等でご案内いただけるとのことでしたので、チラシとワードのご案内、送らせていただきます。(私の聞き違いでしたら、ご勘弁ください)
ご協力、よろしくお願いいたします。
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★★一人でも多くの高齢者に働く場と生きがいを★★
一般社団法人高齢者活躍支援協議会(通称:高活協)
事務局長   水野 嘉女
 TEL:03-3256-7521 FAX:03-5295-3855
〒101-0021  東京都千代田区外神田3-6-4 OSビル5階 
             ㈱高齢社内           
HP:http://www.jcasca.org/
Email:mizuno@koureisha.co.jp
ケータイ:090-7912-5798
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【シンポジウムご案内】

  シ ニ ア の 就 労 を 考 え る ” シ ン ポ ジ ウ ム 
   ~ 我 ら シ ニ ア 就 労 応 援 団 ~ 開 催 の お 知 ら せ
 
  昨年4月改正高齢法施行により60歳以降~年金受給開始までの再雇用義務化がスタートしました。再雇用で働く多くの高齢者と企業側の実態からその課題を明確にし、シニア世代が生き生きと働くための条件を探ります。
 < 開 催 概 要 >
◇主 催  (社)高齢者活躍支援協議会、シニアセカンドキャリア推進協会
 後 援   高齢社会NGO連携協議会 NPO法人高齢社会をよくする女性の会
◇日 時   2 0 1 4 年 9 月 1 1 日(木)13:00~16:00 *開場12:30
◇会  場  千代田区立 内幸町ホール
       千代田区内幸町1-5-1  TEL:03-3500-5578
     ・JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分
     ・都営三田線「内幸町」A5より徒歩5分
◇定  員  200名 ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
◇参加 費  500円 ※当日、会場にてお支払いいただきます。
<第 1 部 基 調 講 演>
(1)  「改正高齢法」施行後の現状と課題を考える
     金森道郎 イー・ナレッジ株式会社 
(2)  再雇用に向けた高齢社員の意識改革の重要性
    ~「シニアインターンシップ」の取組と成果報告~
     髙平ゆかり 株式会社マイスター60 取締役
<第 2 部  パ ネ ル デ ィ ス カ ッ シ ョ ン> 
◇  我らシニア就労応援団 「シニアが活き活き働くには・・・」
   パネリスト
   ・大山宏公(全国シルバー人材センター事業協会部長)
   ・塙  茂(グラウンドワーク笠間理事長)
   ・髙平 ゆかり(㈱マイスター60取締役)
◇  お問い合わせ
  (社)高齢者活躍支援協議会 事務局 (水野)
   Mail:info@jcasca.org TEL:03-3256-7521
◇申込み 「(社)高齢者活躍支援協議会事務局」
     FAX:03-5295-3855 
関東シニアライフアドバイザー協会
理事長 佐 藤   昌 子 様

またも今回の第11号台風でも全国的に大変な豪風雨被害です。
本当に被災地の皆様には心からお見舞い申し上げたく存じます。

過日ご多用の処、「生涯現役サミット実行委員会」にご参画され
早速に、ご丁重な「生涯現役社会づくり」有効なキャッチフレーズ
をご恵送いただきまして、誠に有難く、厚く御礼を申し上げます。

今回のサミット開催を好機に貴会との連携ネットワークを通じた
「生涯現役社会づくり」への得難いWin-Win成果を存分に発揮
できますよう、ぜひとも貴会皆々様とのご協働を切望しています。

どうか貴会皆様方にもくれぐれも宜しくご伝言の程お頼みします。
末筆ながら佐藤様はじめご関係皆様のご健勝を祈り上げます。

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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場へ ご参加で
あなたご活躍の地域から 次々と活力盛り上げの輪が拡がります!
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2013年:実施フォーラム/2014年:開催日(各土曜午後1時30分)
第19回11/9(済)     第20回記念5/10(済)    第21回11/8(土)
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2014年8月(理事会/13:30 & 生涯現役塾/15:00 & 18:00)~12月
8/27    9/24    10/22    11/26    12/10
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2014年8月~12月(火曜会水上担当 & 木曜会東瀧担当/各11:00)
【ご参加者は必ずご予約確認下さい。会員無料/一般有料1,000円】
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                代 表    東   瀧     邦    次
              TEL:03-3517-6667    FAX:03-3517-6668
             E-mail: info@sgsk.net  or  info@npolvc.org
       URL: http://www.sgsk.net  or  http://www.npolvc.org
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-----Original Message-----
From: 佐藤昌子
Sent: Saturday, August 09, 2014 12:20 PM
To: 生涯現役協
Subject: Re: 8/8(金)10:00臨時実行委員会開催のご案内

日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次様

お世話になります。
「生涯現役サミット」のキャッチフレーズを送ります。

もう一度輝いてみよう!
「生涯現役サミット」開催
~終活より自分再発見をしよう~

*********************
佐藤 昌子
aki3958@lily.ocn.ne.jp
03-5740-7690
*********************
  聖路加国際病院:日野原重明理事長から、商社マンとして経験した生々しい問題をキリスト教の聖書を教える側から取り上げると、どうしたらうまく対処できるか、どのような生き方が生まれるかを具体的に説いた素晴らしい本「もしキリストがサラリーマンだったら」(2005年12月・阪急コミュニケーションズ出版)で、壮・中高年の方々にお勧めしたい・・・。
  また作家の江上 剛氏も、世界経済はキリスト教国家が支配している。キリスト教を知らずして経営は語れない。その意味で聖書は最高の経営書であり、その中には経営のエッセンスが詰まっている。ところがここに聖書以上の経営のバイブルが誕生した。何たってキリストがあなたと同じ悩めるサラリーマンなんだから!
・・・という絶賛推薦付きの、鍋谷根津教会牧師ご著書「もしキリストがサラリーマンだったら」から、52歳での人生ベンチャー実践家の、実に見事な神に活かされる鍋谷牧師ご夫妻のご献身振りに大いに学ばせられ、以下ご紹介いたします。
*******************************************************************  
   5  2  歳  の  決  断       
                  根津教会牧師  鍋谷 憲一(なべたに けんいち)さん 

 東京の下町・根津の住宅地に立つ「日本基督教団根津教会」。水色の外観の木造だ。

 牧師を務める鍋谷憲一さん(67)は、元商社マン。行きつけの居酒屋で信徒たちと楽しく酒を飲み、最後に祈りをささげる姿は、近所では有名だ。教会でコンサートなどのイベントが行われる時は、短時間、聖書の話をする。「教会を開かれた場にしたい。何か悩みを抱えた時に、思い出してもらえれば」と話す。

 1970年、大学卒業後に三井物産に入社。鉄鋼輸出部門一筋で働き、海外駐在も3か国で計11年、経験した。転機は93年、妻の順子さん(65)がインドネシアの教会で洗礼を受けたことだった。

  自分は「人生の岐路で、十分に悩んだ上で選択すれば幸福になれる。宗教など不要」と信じてきた。だが、その頃、この人生観に迷いが生じていた。妻の勧めで聖書を読むと、進むべき方向を示してくれているように感じ、のめり込んだ。

帰国後、家庭的な雰囲気にひかれ、根津教会で洗礼を受けた。教会役員になると、老朽化した礼拝堂と集会室の建て替えや、約20人にまで減った信徒をどう増やすかなど、幾つもの課題にかかわるように。80歳代後半の先代の牧師は、後継者として期待を寄せるようになった。

 95年、「生き馬の目を抜くようなビジネスの世界はもういい」と子会社に出向した。99年、先代の牧師が引退を宣言し、後継者探しが始まった。折しも会社は早期退職者を募集していた。「自分がやろう」。52歳で決断した。
◇  ◇

 東京神学大学3年に編入し、妻と教会に移り住んだ。夫に殴られた女性が「泊めて下さい」と駆け込んでくることもあれば、リストラされて「死にたい」と訴える人もあった。「一人一人の人生に寄り添う」教会の役割を実感した。

 2001年、説教ができる「補教師」となったことで根津教会の招聘(しょうへい)を受け、正式に就任。「多くの人が訪れる機会を増やしたい」との思いもあり、05年に教会の大規模改修に着手した。教会役員との協議や費用の確保、設計士・施工業者の選定、価格交渉など、様々な場面で、商社で培った交渉術が役立った。

 広くなった集会室には、イベントなどで多くの人が集う。信徒は60人以上に増えた。

 「牧師は大変な仕事ですが、求道する仲間を迎えるのは非常な喜び。この道に感謝しています」(社会保障部 針原陽子)
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
     東  瀧   邦  次   様

  お世話になっております。弊社がご縁をお受けした皆様へ同報しています。

  以下により第77回「交通ビジネス塾」を開催しますので、ご参加(どなたもお立場は個人です)をお待ちしております。遠方やご都合の合わない方のために、当日資料の印刷物を参加費の半額にてお分けします。ご希望の方はお知らせ下さい。
====================
(株)ライトレール
http://www.LRT.co.jp、03-5985-1131
http://astore.amazon.co.jp/lightrail-22

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    第 7 7 回 「 交 通 ビ ジ ネ ス 塾 」
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■日 時
  2 0 1 4 年 9 月 1 日 (月)  18:30(5分前までに集合下さい)
■テーマ
  宇都宮におけるLRT導入の経緯と課題
■講 師
  森本章倫(もりもと・あきのり)氏
  早稲田大学理工学術院 社会環境工学科 教授
  1964(昭和39)年生まれ   1987年、早稲田大学 理工学部 土木工学科卒
  1989(平成元)年、同大学院 理工学研究科 修士修了 1993年、博士(工学)
  1991年、早稲田大学 助手 1994年、宇都宮大学 助手
  マサチューセッツ工科大学 客員研究員、宇都宮大学 助教授、教授を経て
  2014年から現職:日本都市計画学会常務理事/日本交通政策研究会常務理事
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  今回の講師は、早稲田大学理工学術院 社会環境工学科 教授の森本章倫氏です。今春に早稲田大学に移るまでの20年間、宇都宮大学で教鞭を取られ、学識経験者として中心的な役割を担われた宇都宮市のLRT計画がようやく動き始めました。
 http://sankei.jp.msn.com/region/news/140306/tcg14030612580005-n1.htm
宇都宮市では長年に渡り調査を積上げてきました。
 http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/kotsu/shinkotsu
  森本先生がいらした宇都宮大学都市計画研究室が宇都宮まちづくり推進機構と合同で取りまとめた「LRTのある宇都宮の未来」です。特に、「未来映像」の「未来の宇都宮の街なみ」の動画が興味深いです。
 http://plans.ishii.utsunomiya-u.ac.jp/lrt2013/top.html
  地元には「雷都レールとちぎ」という熱心な団体もあります。
 http://www.t-lrt.com
以下、ご本人からの当日のお話に関するご紹介です。
  日本各地で次世代型路面電車システム(LRT)の導入が議論されて久しく、必要性は叫ばれながら、導入が実現した都市はいまだ富山市のみであり、全国的な普及には多くの課題が山積しています。
  宇都宮市は1993年から実に20年以上にわたって、LRT導入が議論されている都市です。行政が主導しながら、政界・財界・事業者・市民団体などの多くの関係者の努力により、ようやく実現の道筋が見えてきたところです。
  宇都宮の都市計画との関係の中で、この20年間を振り返って導入経緯や課題について紹介するともに、最近の動向をお話します。
■場 所
  豊島区立勤労福祉会館6階 第7会議室(池袋駅西口徒歩7分)
  http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/
■タイムテーブル
  18:30~19:10 講師による講義
  19:10~19:40 参加者の自己紹介
  19:40~19:50 休憩(軽食を用意)
  19:50~20:40 Q&A+フリーディスカッション
  20:40~21:20 懇親会(同会場にて希望者のみ)
■参加対象者
  職業として交通に関わっているまたはそれを希望している方
■参加費
  社会人3,000円、学生1,000円、懇親会1,000円(希望者)
■「交通ビジネス塾」とは?
  交通分野の第一人者をゲスト講師としてお招きした勉強会で、ほぼ月に1回のペースで開催しています。交通問題の解決を志す同志の出会いの場、交通ビジネスが生まれる場、人材育成の場となることを目指しています。
■前回までの開催案内等
  http://www.LRT.co.jp/kbj
■お申込み
  以下を info@LRT.co.jp へお送り下さい。
--------------------------------------------(キリトリ)--------------------------------------------
氏   名:
所属・役職:
質問 など:
日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会   御  中

突然のメールで大変失礼致します。

高齢者活躍支援協議会事務局の橋本と申します。

平素は、当協議会の活動へのご支援を賜り誠に有難うございます。

今回は、下記シンポジウムのご案内をさせていただきます。

当協議会では、シニアセカンドキャリア推進協会との共催で来る9月11日に「シニアの就労を考える」シンポジウムを開催致します。

昨年の4月に改正高齢法が施行され、年金受給開始までの再雇用義務化がスタートしました。
今回のシンポジウムでは、再雇用で働く多くの高齢者と企業側の実態から課題を明確にし、シニア世代が活き活きと働くための条件を探ります。

これまでに当協議会主催のセミナーまたは、シンポジウムにご参加下さいました方々にご案内を添付させていただきましたので、宜しくお願い申し上げます。

************************************************
「一人でも多くの高齢者に働く場と生きがいを」 
〒101-0021
東京都千代田区外神田3-6-4 OSビル5階(高齢社内)
一般社団法人高齢者活躍支援協議会   
  事務局 橋本 誠二
 TEL 03-3256-7521   FAX  03-5295-3855
H P: http://www.jcasca.org/   E-MAIL:info@jcasca.org
************************************************
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【シニアの就労を考える:シンポジウム案内】

 シ ニ ア の 就 労 を 考 え る ” シ ン ポ ジ ウ ム 
   ~ 我 ら シ ニ ア 就 労 応 援 団 ~ 開 催 の お 知 ら せ

 昨年4月改正高齢法施行により60歳以降~年金受給開始までの再雇用義務化が
スタートしました。再雇用で働く多くの高齢者と企業側の実態からその課題を
明確にし、シニア世代が生き生きと働くための条件を探ります。
<開 催 概 要>
◇主 催 (社)高齢者活躍支援協議会、 シニアセカンドキャリア推進協会
 後 援  高齢社会NGO連携協議会  NPO法人高齢社会をよくする女性の会
◇日 時   2 0 1 4 年 9 月 1 1 日(木)13:00~16:00 *開場12:30
◇会 場  千代田区立 内幸町ホール
  千代田区内幸町1-5-1  TEL:03-3500-5578
   ・JR「新橋駅」日比谷口より徒歩5分
   ・都営三田線「内幸町」A5より徒歩5分
◇定 員  200名 ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
◇参 加 費  500円 ※当日、会場にてお支払いいただきます。
<第1部 基調講演>
(1) 「改正高齢法」施行後の現状と課題を考える
    金 森 道 郎  イー・ナレッジ株式会社 
(2) 再雇用に向けた高齢社員の意識改革の重要性
   ~「シニアインターンシップ」の取組と成果報告~
    髙 平 ゆ か り  株式会社マイスター60 取締役
<第2部 パネルディスカッション>  
◇ 我らシニア就労応援団 「シニアが活き活き働くには・・・」  
  パネリスト
   ・大山宏公(全国シルバー人材センター事業協会部長)
   ・塙  茂(グラウンドワーク笠間理事長)
   ・髙平 ゆかり(㈱マイスター60取締役)
◇お問い合わせ
     (社)高齢者活躍支援協議会 事務局 (水野)
     Mail:info@jcasca.org TEL:03-3256-7521
◇申込み 「(社)高齢者活躍支援協議会事務局」
     FAX:   03-5295-3855
このメールは 日本生涯現役推進協議会 様 宛にお送りしました。

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    J.I.メールニュース    No.666     2014.08.07発行 
   「今こそローカリズム・日本の祭シリーズ 第二弾 『京都祇園祭』」
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【1】<巻頭寄稿文>

   「今こそローカリズム・日本の祭シリーズ 第二弾 『京都祇園祭』」
  
    至学館大学・伊達コミュニケーション研究所長 石田 芳弘
  
【2】<お知らせ> 

   (1)第203回J.I.フォーラム  8月25日(月)開催

     「地方議員―どん底から反転へ」

   (2)大刀洗町「住民協議会」(第2弾・第2回) 8月10日(日)開催

住民自治、民主主義の原点回帰

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【1】「今こそローカリズム・日本の祭シリーズ 第二弾 『京都祇園祭』」
  
    至学館大学・伊達コミュニケーション研究所長 石田 芳弘

―――――――――――――――――――――――――――――――
「祭」という言葉は随分広い意味で使われている。

そこで、私が使う祭の概念をまず規定させていただく。

今後私がお伝えする祭は、英語で言うセレモニーに限る。世に氾濫するイベントやフェスティバルの類は除外する。要するに、宗教的な祭礼行事を伴う祭に限らせていただく。また、祭という文字だが、「祭り」と送り仮名は使わず、漢字一字の「祭」とする。そもそもこの祭という文字は神職が祭壇にお供えを差し出した時の象形文字であり、スピリチュアルな美しい文字だ。

日本列島津々浦々に存在する祭は、行われる季節、時期もその祭の動機に関係してくる大切な要素だ。

私が提案したいのは、祭を見学したら、町並も注意を込めて観察して欲しいということ。祭と町を不離一体に捉えると、祭とコミュニティの因果関係が理解できる。「祭が町を育て、町が祭を育む」というのが私の持論であり、祭とコミュニティの研究を深めてみたいと考えた所以でもある。

そんなことを考えながら京都祇園祭を見学した。京都という大都会、7月の猛暑、むっとするような人いきれの渦中にいると、平安京の人々がなぜこの祭を始めたかが読めてくる。疫病の流行忌避を神に祈ったのが祇園祭の起源だ。この祭を主宰する祇園の産土※1である八坂神社には幾柱※2もの神が存在するが、なかでもスサノオノミコトがスパースターだ。私は、日本の神々の中でこのスサノオに一番魅かれる。彼こそ日本神話のトリックスター※3である。

今年は後祭が半世紀ぶりに復活し、大船鉾が150年ぶりに巡航参加というトピックスがあったので、前祭(さきまつり)後祭(あとまつり)の両方を観に行った。

日本の祭は神を迎えて祭祀し、鎮めて送ることを基本とする。京都市は戦後車社会の都市化に伴い、面倒なことは省き基本を簡略化し前祭・後祭を合体したのだが、その重要性に気づき、もう一度基本に戻し「神送り」を復活した。

これを主導したのは「祇園祭山鉾連合会」理事長の吉田孝次郎さんだ。私はこの方を風貌もひっくるめ、敬愛の念を込めて、イスラームシーア派の指導者だと内心思っている。彼は染色織物の研究者でもある。祇園祭の山鉾の文化財としての際立った価値は幕・織物類であり、それが京都の伝統的な地場産業と深く結びついてきた。

祇園祭の山鉾巡航を観、八坂神社に参拝し、祇園界隈の町屋を見学し、吉田孝次郎さんと会話し、京都という町と祇園祭に流れる通奏低音「不易と流行」が耳に残った。

 ※1 その土地の守護神。

 ※2 神は一柱、二柱と数える。

 ※3 神話や民間伝承に現れるいたずら者。秩序の破壊者でありながら一方で創造者であり、善と悪など矛盾した性格の持ち主で、対立した二項間の仲介・媒介者の役目を果たす。

――――――――――――――――――――――――――――――――

石田 芳弘(いしだ よしひろ)

愛知県議会議員、犬山市長、衆議院議員など、地方、中央の政治と行政を経験。特に教育、文化行政に力を入れた。「まちは生涯学習の最良の教室である」というのが持論であり、学校教育も生涯学習の一環であると考え、市民が教師の総合学習や全市博物館構想を推進。また、シンクタンクの研究員として先進国の地方議会を視察、研究。我が国地方議会も議院内閣制を導入すべしという、地方議会改革論議のオピニオンリーダーである。

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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
 info@kosonippon.org
 いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として以下に掲載しています。
http://www.kosonippon.org/mail/index.php

*不掲載をご希望の場合は必ずその旨を明記して下さい。氏名、肩書きは、特にご指示がなければそのまま掲載します。匿名、ハンドルネームをご希望の場合は必ず明記して下さい。なお、盗作、名誉毀損、人権侵害、差別的な記述などの投稿は禁止いたします。

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【2】(1) 第203回J.I.フォーラム  8月25日(月)開催

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「地方議員―どん底から反転へ」

ずい分前から、地方議会の機能不全、信頼の低さは指摘されていました。それにしてもです。耳を疑うような不祥事が続きます。
 
大事なのは、これは「他人事」ではないということです。私たちが彼らを選んだという意味でも、私たちの莫大な税金が彼らによって使われ、使い途を決められているという意味でも。
 
幸い全国で35,000人いる地方議員の中には志も能力も高い議員が少数ながらいます。
 
今回は、このどん底の地方議会を再生させねば、という熱い思いをもつ議員に、所属政党、地域、年齢などの違いを超えて、議論をしていただきます。
 
大勢の方に「自分事」として参加していただくことを期待しています。


◯日 時 : 8月25日(月)18:30~20:30(開場18:00)

◯会 場 : 日本財団ビル2階 大会議室  港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111

◯ゲスト : 越田 謙治郎 (兵庫県議会議員)

        金野 桃子 (戸田市議会議員)

        松丸 修久 (守谷市議会議長)

        村上 幸一 (北九州市議会議員)

        柳澤 亜紀 (港区議会議員)  他

◯コーディネーター : 加藤 秀樹(構想日本 代表)

◯主 催 : 構想日本

◯定 員 : 160名  

◯参加費 : 一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
                 ※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。

◯懇親会参加費 : 4,000円(ご希望の方は懇親会参加と明記してください)

            ※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
            「頤和園(いわえん)溜池山王店」 港区赤坂1-1-12 TEL 03-3584-4531
    
  ※フォーラムへの参加はHPのフォームから、もしくはこのメールにご返信をお願いします。
   ( http://www.kosonippon.org/forum/regist.php?m_forum_cd=327 )
 
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(2) 大刀洗町「住民協議会」(第2弾・第2回)8月10日(日)開催

住民自治、民主主義の原点回帰

―――――――――――――――――――――――――――――――――

「住民協議会」は、自治体の重要な課題について、住民自身が問題を整理し、解決策を考え、それを行政に生かすという取り組みです。 無作為に抽出した住民1000人に案内を送付し、応募のあった人の中から47人に協議会の委員になってもらっています。司法における裁判員制度と同様の仕組みです。

この協議会では、まず「個人でできること」、次に「地域でできること」を考え、最後に「行政で取り組むべきこと」を考えます。

第1弾の「ゴミ問題」に続いて、第2弾は「地域包括ケア」です。 その1回目(7/12開催)に、高齢者の介護予防や生活支援についての基本的な情報を確認しました。今回は地域や住民に何ができるか議論します。

住民による自治、民主主義の最先端がここにあります。ぜひ傍聴してください。


     ― 開 催 概 要 ―


大刀洗町「住民協議会」 第2弾:地域包括ケア

【日  時】  第2回: 8月10日(日) 9:00~12:00
            (3班に分かれて議論、全体での意見交換)

        第3回: 9月13日(土)13:00~16:00
           (報告書の叩き台をもとに議論、意見集約)

【会 場】  大刀洗町役場(大刀洗町大字冨多819番地)
      ※会場についてのお問い合わせは
    大刀洗町総務課まで(0942-77-0101)

【主 催】  大刀洗町

【協 力】  構想日本

【参加者】  大刀洗町住民協議会委員(大刀洗町民 47名)
  構想日本:コーディネーターおよび解説役
  大刀洗町職員

※お問い合せ 構想日本 伊藤/田中 TEL:03-5275-5607

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【ご参考転載URL=http://www.minpo.jp/news/detail/2014080517281

  生  涯  現  役  企  業  に  力  
     東  邦  銀  行     7  0  歳  に  雇  用  延  長

 熟練パワーで企業を元気に-。東邦銀行は従業員が70歳まで勤務できる制度を創設した。満60歳の定年退職後も満65歳まで役職を継続し、さらに満70歳までパートタイムで勤務できるようにした。東日本大震災後、増大した業務量に対応するとともに、ベテランの持つ専門性を若手に伝える狙いもある。福島労働局は「生涯現役として活躍できる社会のモデルケースになる」と期待する。

■ 6 5 歳 ま で 役 職 継 続  若 手 ・ 中 堅 の 指 導 期 待
 東邦銀行の新たな制度は行員の経歴や適性、本人の意向などを確認した上で、希望者を定年後も満65歳まで行員として「再雇用」する。定年まで担っていた支店長や部長などの役職を継続できる。関連会社への出向者も対象となる。
 さらに、満65歳の誕生日の翌日から満70歳までの5年間はパートタイム勤務者として契約する。「シニアサポーター」の名称で業務の一端を担うほか、若手や中堅行員の指導に当たる。
 震災と東京電力福島第一原発事故の被災者の生活再建や企業の事業再開などに対応するため、県内の金融機関の業務量は増大している。中長期的には少子高齢化による労働人口の減少が見通され、人材確保が課題だ。
 こうした状況を受け、同行はベテラン行員の取引先とのつながりや県内経済情勢への知識を活用し続けるとともに、若手・中堅行員の指導に役立て、「企業力」向上につなげる考えだ。同行人事部の菊地健一部長(55)は「ベテランを含め多様な従業員の総合力を発揮できる職場環境を整え、組織の活力を高めたい」と意気込む。
 同行で営業本部担当部長兼浪江支店長兼小高支店長兼双葉支店長を務める辺見芳朗さん(60)は7月31日付で定年退職し、1日から行員として再雇用された。「60代前半はまだ働き盛り。仕事に励むことで生きがいを実感できる」と新制度を歓迎し、定年前から継続となった業務に励んでいる。満70歳までの雇用拡大について「65歳を過ぎても働きたいと考える人は多く、ニーズに対応できる制度」と語った。
 同行は既に定年から満65歳まで1年ごとに期間雇用する嘱託職員とする仕組みを設けている。平成25年4月1日に施行された改正高年齢者雇用安定法では、希望する社員の65歳までの雇用を義務付けている。

■ 福 島 労 働 局 「 新 た な モ デ ル 」
 福島労働局職業対策課は東邦銀行の新制度について、「詳細な調査はしていないが、70歳まで雇用する企業は全国的にも少数だろう。法律の先を行く、雇用のモデルとなる取り組み」と評価した。
 将来的な労働人口の減少に対応できる有効な対策とみている。
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   FMM No.5    【Fukushima Mail Magazine】
      原発ゼロで、日本経済は再生する     2014.8.4発行
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  7月26日の縮小社会研究会で、城南信用金庫の吉原毅理事長による「信用金庫の脱原発宣言」についての講演がありました。吉原さんは「原発ゼロで、日本経済は再生する」(角川Oneテーマ21)という「著書」の中でも、城南信用金庫としての原発問題に対するスタンス、これまでの福島第一原発事故被災に対する支援について語っています。「フクシマ復興応援ネットワーク」の立場から、あらためて当「著書」を読み込み、その基本的な部分を整理することで、今後のネットワーク活動の課題を確認したいと思います。

■動き出している原発再稼働について
  安倍首相の「簡単に原発を止めるわけにはいかない。原発の再稼働の状況を見極め、早くエネルギーのベストミックスの目標を設定しておきたい」という発言に対して、著者は「福島第一原発事故の原因は究明できたのか。汚染水はどこでどう処理するのか。核のゴミの問題に道筋はついたのか。何ひとつ解決していないにもかかわらず、官民が一体となって、原発再稼働をなし崩し的に推し進めている。」と批判しています。
  ここでの「何ひとつ解決していない」ことの一つとして、「フクシマ復興応援ネットワーク」としては「国策の犠牲となり、今なお避難生活を余儀なくされている被災者の生活再建や被災自治体の再興について、なんら満足な復興施策の手が打てていない」という現実を重視したいと思います。事故から3年経っても、生活基盤を奪われたまま、未来を失い、無念さと絶望感にさい苛まされ、疲弊していく多くの被災者を目の当たりにしながら、我々は目の前の、自分達の利益しか考えない国民になり下がってしまったのだろうか。

■信用金庫として、福島第一原発事故で決まった進むべき道
 城南信用金庫は「地域を守り、地域の人々の幸せを実現する金融機関」として、東日本震災の被災地に対して、3億円を寄付し、義捐金1億5千万円を集めました。しかし、福島第一原発事故には、何一つ支援の手段を見出せずにいたとのことです。そんな中で、南相馬市のあぶくま信用金庫から震災で内定を取り消さざるを得なくなった4名を城南信用金庫で採用してくれないかという相談があり、当金庫の新入職員として受け入れることになりました。
 当信用金庫の理事長でもある著者は、東京生まれの東京育ちですが、「地域とは過去から現在、未来への営みが行われるかけがいのない場所。地域があってこそ人々は安心して暮らせ、仕事ができ、喜びを持って人生を送ることができる」として、福島の人々が「先祖代々受け継がれてきた思いで深い場所が、一瞬の(原発)事故により問答無用で奪い取られ、故郷を失ってしまった」ことに思いを馳せ、「胸が張り裂けるような思いを抱かずにはいられなかった」と述べています。
 
 その上で著者は、その後の国や東電の原発の危機管理を巡る杜撰さに腹を立てながらも、「福島第一原発で発電された電気は、私が住む東京に供給されている。その福島に住む人々がなぜ先祖代々から受け継いできた地域をうばわれなければならないのか。事故の責任の一端は、喧伝されてきた安全神話を盲信し、原発が持つ危険性に対して正面から向き合ったこなかった私たちにもある。地域の発展に貢献し、地域の人たちの幸せのためにつくす金融機関として、東北地方もコミュニティの一部だという考えに至った時に、なすべきことがはっきり見えてきた」として、「信用金庫のルーツをたどれば、城陽信用金庫の原発のない社会を実現させたいという脱原発宣言は、むしろ必然だった」と述べています。

■原発ゼロでも日本経済は揺るがない
 金融トップとして、脱原発宣言をするからには、「原発ゼロになっても、日本経済がちゃんとやっていける道筋を示さなければならない」と思います。
 著者は「安倍のミックスで、日経平均株価が上昇し、稼働原発ゼロでもデフレ不況脱出の兆しがある」としています。さらに「日本は長年貿易黒字を続けたために、円高になり、産業が空洞化し、失業が増え、デフレ不況が深刻化していった」。しかし、「原発停止で火力発電のため燃料調達費(約年間4兆円)が急増し、赤字体質になったが、円安が進み、輸出産業を後押しする状況が整った」として、「輸入額が多くなれば円売りドル買いが進み、円安ドル高に為替レートが動き、輸出に有利、輸入に不利降りとなって、輸出が増え、輸入が減ることで貿易赤字が是正される」と解説しています。
 また著者は、「原発再稼働なしでは電気料金が上がる」というならば、「電力の自由化で低コストの新しい電力が自由に流通する仕組みの検討が先であるべきだ」、「火力発電に頼よれば環境問題が心配だ」というならば、「地球温暖化の原因が二酸化炭素にあるのかどうか、科学的、統計的根拠を確認してからでも遅くはない」、「原発炉内の冷却水は海へ垂れ流され、地球温暖化の原因の最たるものという見方もある」として、正しい知識を持って、原子力村のカラクリを看破していかなければならないと述べています。

■原発ゼロを実現させる手段
 著者は原発ゼロを実現させる手段として、既存の配電網を使える特定規模電気事業者「PPS」を活用する逆転の発想があるとしています。「PPS」(Power Producer and Supplier)とは、電圧が6000ボルト以上で、契約電力が50キロワット以上なら契約ができ、城南信用金庫はエネット(東京ガス、大阪ガス、NTTフアッシリティーの共同出資、川崎天然ガス発電から電気を購入している)という「PPS」から電気を購入し、電気量を年間1000万円以上も節約できるようになりました。
 著者は、2016年からは家庭・商店・事務所等の低圧向け電気も自由化される予定になっていることを踏まえ、「今後は大規模な自家発電設備を有している大企業が電力事業に参入していくだろう。電気料金が大幅に安くなるPPSで、原発は止められるかもしれない」として、こうした正しい情報を発信していくことが城南信用金庫に課せられた使命だと述べています。 
 これまで日本の電力発電において原発が占める割合が30%でした。著者は「30%節電すれば原発は不要になる」として、照明の節約、ウオームビズ、蛍光灯からLED照明への切り替えで30~40%の節電に簡単に成功し、「企業や家庭が力を合わせれば、原発は必ず止められる。これまでの思いは確信に変わった」と述べています。

■日本の未来を憂いて!
 著者は最後の「祖先への感謝、未来への責任」の章で、次のような締めくくりをしています。「原発稼働がなし崩し的に進められそうになっている今日にあっても、諦めてはならない。あきらめている時間はない。我々にできることは山ほどある。国会議員や銀行、電力会社、マスコミに思いのたけを綴った手紙を出してみよう。原発を推進する立場の人の意見を検証してみよう。お互い正しい情報を伝え、話し合ってみよう。」
 「フクシマ復古応援ネットワーク」にあっても、原発推進政策の犠牲となって、地域を奪われ、今なお避難生活が続く10数万人の被災者の生活再建をどうするか、被災自治体の再興をどうするかという現実の問題を、このまま風化させてはならないという思いで、国の最優先施策として取組む国民運動的な活動を呼びかけています。
 これまで多くの志を同じくする皆さんとの出会いがあり、ここまでやってくることができました。依然として先の長い困難な道のりですが、私たちも諦めなければ、新しい出会いがあり、そのことが確かな一歩前進につながるという確信を持って歩んでいきたいと思います。
【2014年7月23日 第343回生涯現役シリーズ塾(午後の部)講演】

  「 日 本 的 ベ ン チ ャ ー を 学 ぶ 3」 要 旨                         
                    
                      講 師: 中上 崇(たかし)
                        日本生涯現役推進協会 理事 
                        メタリンク創業、ベンチャー・コンサルタント
                        一般社団法人日本開発工学会 会長、
                        日本電子機器輸入協会 会長 他

  「事業構想」について、今回私の人生で初めて話をします。誰でも容易には、事業構想を教えること出来ません。何故かといえば、自分で起業し、失敗や成功していない人たちにはとうてい事業構想の本質を教えられません。ですから、いまだに残念ですが、教えてくれる大学や研修・研究所はありません。

  私は若い頃から、自分で考えて、自分の人生を決めて行くことが大切だと確信しておりました。もちろん、考える視座は、相手に心から役立てるにはどうしたらいいのかを熟慮することだと考えてきました。そうして努力していると段々好転してくるのです。それは、周りの人々が少しずつ理解をしてくれ、協力してくれるからです。

  これからの大学生には大学で勉強している間、新しい「生き方」や「働き方」を深く考えることが自分の将来のために大切です。それと、夢や理想を持つことです。もちろんこれから起業しようとする人たちには、とくに、これからの将来の社会がどうなるのか、10年先20年先、50年先がどのような時代になるのかを、考えさせることがこれから特に大事ですね。

  そうすると考える習慣が身につけられて、自分の人生設計を自分で描けるようになるのです。私は学生時代自分の将来の職業を考えるときは、まず既存企業の研究することに専念しました。そのときの結論は小さい貿易会社に入社した方が組織全体のことが判ると思うようになりました。起業するにはまず、現在存在する企業の模倣から入ることです。

  そして、これまでにない事業構想を作る努力をする事です。これまでの社会や世の中の決まりやルールから考えるのではなく、自分がしたいこと、できることを掘り下げてきました。そのためには「自分の夢や理想」から考えるところから始めました。それが自然と自分で考える習慣になるのです。学生時代から事業構想を徹底に考えてきました。

  その結果が最初に私が入社した会社を3年間で退職し、1997年まで複数の自分の会社を経営してきました。自分の会社経営で忙しかった40代でも大学で日本的ベンチャーの講座を担当しました。その後、社団法人日本開発工学会を立ち上げ、ベンチャーの立ち上げ支援、日本生涯現役協議会の理事などの仕事をしております。

  ですから、事業構想を創ることができれば、若者も元気な中高年者の皆さんも素晴らしい社会起業家、個別自営業者、生涯現役プロデューサー、マーケティングコーディーネーターになれます。シニア・既存のベンチャーの皆さんには、自分たちが創った事業構想を若者たちがやりたくなるような内容にすることが特に大事です。若い彼ら彼女らのメンターになって支援して上げることです。

  それが、元気シニアの生涯現役社会づくりへの貢献する「生き方と働き方」になるのです。事業構想ができなければ、「雇われない働き方や生き方」はできません。事業構想をつねに見直して、時代の流れにそくした事業構想を立てるしかないのです。

  ですから、ベンチャーで成功し人たちは事業構想の基礎は教えられても、時代の流れから事業構想は創る訳なので、教えることが出来ないのです。ライフ・ベンチャ-・クラブでは沢山の事業構想案を作り出す様に皆さんと共に協創して生産していきたいので、よろしくお願い申し上げます。【文責:水上 久忠】

  注:次回の中上講師/日本ベンチャー論4 講義は、8/27日(水)15:00~17:00予定です。奮ってお早目の参加予約をお待ちしています。
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   《 日 程 》2014年9月9日(火) 9:30 ~ 18:00
   《 会 場 》秋葉原UDX 4階 UDX GALLERY / UDX GALLERY NEXT
         東京都千代田区外神田4-14-1
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       ★お申し込み締め切り:2014年8月29日(金)★
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┗■ セ ミ ナ ー
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 【A11】もう手放せない!
     ステップアップで考えるタブレット活用の次なる一手!
 【A12】基幹業務の先入観を打ち破ろう!
     ビジネスを加速するタブレット三段活用
 【A13】スモールデータを用いたデータ経営の実践
 【A14】経営者に知ってほしい、iPad活用の成功と失敗の分かれ道!
 【A15】BOMの活用で利益体質に改善!
     中小製造業だからこそできる標準化設計
 【A21】100年企業づくりのための10箇条
 【A22】全社一丸で取組む顧客価値向上のヒント!
     経営品質向上プログラムと事例紹介
 【A23】Windows Server 2003サポート終了とその移行対策
 【A24】メンタルチェック義務化の最新動向と正しい対応法
 【A25】名簿の価値は、数百億円!?
     ~情報漏えい事件から学ぶセキュリティ対策~
 ≪セミナー一覧≫
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┗■ 展 示 の ご 案 内
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 ◎Windows Server 2003サポート終了
  2015年7月15日(日本時間)でサポートが終了すると、セキュリティパッチ
  があてられない、バグに対する修正プログラムがない、最新ハードにOSが
  対応しないなどセキュリティリスクが高まります。緊急対策講座や相談
  コーナーも設けておりますのでぜひお越しください。
  http://event.otsuka-shokai.co.jp/bsf/akihabara/system.asp?s=s01&02=03_hbb_018901
 ◎タブレット活用
  現場でのデータ入力、移動中のメール・スケジュール確認、出張先での
  電子承認など、仕事効率・業績アップ&コストダウンにつながるタブレット
  活用をご紹介いたします。他では教えてくれないタブレット活用の秘訣と
  ポイントがここにあります。
  http://event.otsuka-shokai.co.jp/bsf/akihabara/system.asp?s=s02&02=03_hbb_018901
 ◎セキュリティ
  対策済みのつもりが大事故発生?会社を守るためには「外部からの攻撃を
  入れザル」「社内にスキを作らザル」「機密情報を出さザル」といった
  管理が必要です。こちらの展示コーナーでは話題となったニュースから
  今やるべきセキュリティ対策をご紹介いたします。
  http://event.otsuka-shokai.co.jp/bsf/akihabara/system.asp?s=s03&02=03_hbb_018901
 ◎LED&BEMS スマート節電ソリューション
  最新のITを使ってオフィス、工場・倉庫、店舗をスマートに節電!
  LED照明のコントロール、コンセント機器の電力の見える化を手軽に
  実現するスマートコンセント、そして空調の自動制御を実現するBEMS
  (ビルエネルギー管理システム)などをご紹介いたします。
  http://event.otsuka-shokai.co.jp/bsf/akihabara/system.asp?s=s04&02=03_hbb_018901
 ◎話題のSurface Pro 3を触って体験!「Surface Pro 3 Cafe」
  使いやすさをさらに進化させ、薄く・軽く・大画面を実現した
  Surface Pro 3。各種のクラウドアプリと連動した実機を体験で
  きるコーナーをご用意しましたので、気軽にお立ち寄りください。
  http://www.otsuka-shokai.co.jp/products/microsoft/surface/pro3-debut.html?02=03_hbb_018901_S
 ≪展示一覧≫
  最新ハードウェア/サーバー/複合機活用/業務・業種別システム
  モビリティ/Webサービス/たのめーる
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 http://event.otsuka-shokai.co.jp/bsf/akihabara/?02=03_hbb_018901
      ★ お申し込み締め切り:2014年8月29日(金) ★
※セミナーを複数人数で申し込まれる場合は、人数分のお申し込みが必要です。
※セミナーを申し込まれた方は、展示会もご見学いただけます。
※「セミナー受講予約証」「ご来場事前登録証」につきましては、近日中に、
 イベント事務局よりメールにてご連絡させていただきます。
※このメールに対する返信ではお申し込みできませんのでご注意ください。
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■ お 問 い 合 わ せ
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  株式会社大塚商会 中央第一営業部
  【営業時間】 9:00~17:30(土・日・祝日を除く)
  TEL:03-5644-0300  E-mail:event@otsuka-shokai.co.jp
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    J.I.メールニュース  No.665  2014.07.31 発行 
 「『 現 役 世 代 の 自 治 会 の 楽 し み 方 』
      ~コミュニティ人財に必要なのは自由度と事務局力~」
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<巻頭寄稿文>
 『 現  役  世  代  の  自  治  会  の  楽  し  み  方 』
      ~コミュニティ人財に必要なのは自由度と事務局力~ 
                芝浦アイランド 2012年度自治会会長  小西 貴彦
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  芝浦アイランドは、東京湾岸の埋立地に48階以上の高層マンション4棟他で新しく造られた街です。2008年に4棟揃った後、居住者は約3,800世帯1万人にもなっています。その中で、芝浦アイランド自治会は2009年10月1日に設立されました。
  私は、2012年度1年間自治会会長を務めましたが、2012年当時の自治会役員は現役の会社員の方が多く、平日に組まれる町内会や行政の活動や会合には中々参加できないのが実情でした。幸い当時の副会長が自営の方でしたので、私が主に内政(アイランド内)、副会長が外務(アイランド外)を担当することで役割分担をしました。
  就任後、私が最初に考えた事は、自治会の中核メンバーを増やし、継続させることでした。住民が自治会に参加するには、それぞれに内発的動機があり、それを実現させるための自由度と運営ノウハウ(事務局力)が自治会側に必要だということでした。
①  I T の 活 用
  元々私は2007年に芝浦アイランドに入居した当時からSNS(当時はmixi)に関心を持っており、地元のテニスサークルの管理をSNSで行っていました。30~40代の現役世代が多いアイランドでは、コミュニティの管理ツールとしてITは効果的でした。
  しかし、月1回の顔を合わせる役員会になると議論は伯仲します。自治会組織としての行事のあり方と優先度の違い、役員として参加している方の価値観の違いなど、毎回議論は尽きませんでした。そこで、会議は最大でも2時間30分、あとはメール等で継続議論、決済することを提案し、週末の貴重な時間を有効活用するように促しました。
  すると、それまで持ち越しになっていた事案が、早朝のメール対応等により、ほぼスケジュール通り進めることが出来るようになりました。
  今では、グループウェア(注:情報共有のためのシステムソフトウェア)などでも情報共有が始まり、お互いの価値観もより理解され運営がスムースにいくようになりました。
②  多 様 な 人 財 の 活 用
  2012年~2013年には「防災セミナー」「ワインセミナー」「クリーンコミュニティ(清掃活動)」「キャラクター募集」「ポイントカード」「島まつり」「ナイトコンサート」などなど、防災、美化、交流のための事業を様々な対象者向けに数十回行い、参加者も述べ3,000人を超えました。この場は新規自治会役員勧誘のための機会の一つにもなっています。
  2014年現在、会長・副会長職は、女性が行っています。性別や職業や年齢に偏らず、多彩な才能やバックグランドの方が自治会活動に参加することが、これからのクリエイティブなコミュニティ活動には不可欠だと思います。
③  O B の 活 用
  また、自治会役員の任期は連続3年限りのため、元役員が自治会の下部組織として各委員会が存在し、OBや住民が、継続性をもったコミュニティ活動をおこなっております。
  自治会などのコミュニティ活動を継続していくには、推進者、企画者が苦にならない仕組み作りと、自己実現に繋がる役割を与えること、誰からでも企画提案出来る「自由度」、そしてサポート出来るITも含めた「事務局力」が欠かせないと思います。
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小西 貴彦(こにし たかひこ)※愛称はコニー 
  2006年にmixiで「芝浦アイランドコミュニティ」を設立。その後2007年「芝浦アイランドテニス同好会」を設立。2011年社会的企業家セミナーを受講しコミュニティ活動に目覚める。2011年「芝浦アイランドグローヴタワー副理事長」。2011年~2012年「芝浦アイランド自治会会長」。2013年港区と慶応大学が主催する「ご近所イノベータ養成講座」第一期生。現在「ご近所事務局ゼミナール」受講中。保育園経営の妻と未来型保育園を創造中。「コミュニティスポーツリーダー」「初級障害者スポーツ指導員」マンションのコミュニティ作りのための「本とほんとコミュニティ」を運営中。  https://www.facebook.com/bookdehonto
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 *みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
      info@kosonippon.org
  いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として以下に掲載しています。  http://www.kosonippon.org/mail/index.php
東瀧 邦次さま

いつもお世話になっております。
先の連休では、7月19日に静岡県掛川市で永田壽美夫さんが栽培するお茶の農園に「茶摘み」に伺いました。当日はあいにくの雨にも見舞われましたが、参加者の子どもたちが「べにふうき」という国産紅茶品種の手揉み乾燥に挑戦していました。手のひらの中で少し揉み込んだだけでもお茶の香りが立ち、リラックスした気分にさせてくれました。

翌20-21日には、長野県栄村で子どもたちのためのサマーキャンプを見学しました。主催したのは、銀座の老舗子供服店、ギンザのサヱグサ。同社は次代を担う子どもたちに自然の大切さを伝えようと、サマーキャンプを始めたのです。同社は、老舗子供服店としての環境・CSR活動に熱心に取り組んでおり、最近ではユニークな「アップサイクル」も始めました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140702-00010003-alterna-env

一方で、海外からは子どもたちを巡る悲惨なニュースも。国際NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの報告(7月24日)によると、「1時間に1人の子どもがパレスチナ自治区ガザへの軍事攻撃で殺されている」とのことです。現地からは連日のように多数の悲惨な写真が伝えられています。

日本の子どもたちも、格差拡大という社会構造の荒波に飲まれています。厚生労働省が7月15日にまとめた国民生活基礎調査では、「平均的な所得の半分を下回る世帯で暮らす18歳未満の子供の割合」を示す「子供の貧困率」が、2012年に「16.3%」と過去最悪を更新したことが分かりました。この数字は、先進国でも最悪のレベルです。

おそらく、政府や行政が今後、この数字を劇的に改善させるのは難しいでしょう。
そこで期待されるのは、企業のCSR。子どもはどの企業にとっても「未来の顧客」であり、どんな業種や規模の企業にとっても大切な存在であるはずです。
CSR活動のテーマとしても、子どもの福祉・教育問題や児童労働は、この数年で存在感を急速に増しています。

このメール下部のイベント情報には「ビジネスと児童労働」(8月6日、ACE主催)の案内もあります。こうしたセミナーを一度、のぞいてみてはいかがでしょうか。
=============オルタナ&オルタナSお勧め記事=================
◆バター値上げの背景に、農水省の「白モノ利権」
 http://www.alterna.co.jp/13436
◆キリンビール、福島産和梨を使用した「氷結」でCSV目指す
 http://www.alterna.co.jp/13430
◆ニホンウナギの絶滅危惧種指定、スーパーや外食企業は神経とがらせる
 http://www.alterna.co.jp/13396
◆米SECの「紛争鉱物」問題、一応の決着――今後も気を抜けない日本企業
 http://www.alterna.co.jp/13408
◆入社4カ月で単身ミャンマーへ、貧困地域でオーガニックハーブ栽培
 http://alternas.jp/work/challengers/54258
◆社会事業に特化したビジネススクール 講師に投資・NPOの達人ら
 http://alternas.jp/study/news/54278
==============オルタナ編集長お勧めエコツアー================
◆9/10~17 「投票率80%以上!総選挙体感スウェーデン市民と交流する旅」
スウェーデンで4年に1度行われる総選挙は、国会、県議会市議会、一部の住民投票などが全部同じ日に実施されます。毎回、投票率が80%を越える盛り上がりと、若く人気のある政治家(候補者)の立候補(当選)などは有名ですが、選挙に向けてのキャンペーンのあり方、ディベート、教育(学校選挙)、
メディアのあり方などを日本と比較しながら、市民との交流を通じて体感します。
(催行が決定しています)
日程: 2014年9月10日(水)~17日(水)8日間
費用: 21万8000円(ストックホルム集合・解散/海外航空券費用は含みません)
企画主催: NPO法人エコツーリズム・ネットワーク・ジャパン
旅行実施: 有限会社リボーン<エコツーリズム・ネットワーク>
詳しくは⇒ http://reborn-japan.com/overseas/9775
★このツアーは、「オルタナ割」対象商品です。詳細はメール最下部をご覧下さい。
「総選挙体感スウェーデン市民と交流する旅」は、3%引きになります。
==============オルタナ編集長お勧めの1冊=====================
◆ 『ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方』(東京書籍刊、税込1404円)
古民家の床の張替え、パン工房での短期集中修業、モンゴルで遊牧民の生活を見習うツアー・・・。これらは生活の中から編み出された小さな仕事、「ナリワイ」の一例だ。『ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方』は、4月に刊行された『フルサトをつくる』の著者の一人、伊藤洋志氏が2012年7月に上梓。
ナリワイ(生業)に取り組むことで、心身が充実し、生きる技術が身につくと説く。
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/13422
==============オルタナ編集長お勧めイベント===================
◆8/1,2 「A COMMON BEAT」ミュージカルプロジェクト2014
NPO法人コモンビートは、ミュージカル「A COMMON BEAT ~感じてほしい共通の鼓動~」を東京で公演します。演技のプロではない、学生や社会人100人が集まり、100日間をかけてつくりあげてきました。今回の東京公演は第28期で、これまでに3000人が参加し、観客者数は10万人にのぼります。
とき: 8月1日(金)19:30~、8月2日(土) 13:00~、8月2日(土) 17:30~
*公演時間は90分です チケット代:3500円(全席自由席)
ところ:昭和女子大学人見記念講堂(東京・世田谷)
申し込み・詳細はこちら⇒ http://musical-acb.com/news/15591/
◆8/2,3 ビクトリノックスの親子ワークショップ ★読者プレゼント
スイスアーミーナイフなどを販売するビクトリノックス・ジャパンは、小学生とその保護者を対象に「楽しく、安全にナイフを使った工作体験」の機会を提供しています。マルチツールを使って、ぶんぶんごまなどのおもちゃを作成します。
そのほか、料理教室や箸での早つかみ大会も開催。参加費: 500円
とき: 2014年8月2日(土)、3日(日)
ところ: サッポロファクトリーアトリウム(北海道札幌市中央区) 詳しくは⇒
http://www.victorinox.com/jp/content/news_page/cor_news_20140709
★読者プレゼントあり。詳しくは、このメールの最下部をご覧下さい。
◆8/6 ACEセミナー「ビジネスと児童労働」第3回
世界のコットン栽培地は100万人もの児童労働者を抱えていると言われています。
中でもインドは特に深刻で、少なくとも38万人が従事という調査結果もあります。
世界の子どもを児童労働から守るNPO法人ACEは、「ビジネスと児童労働」をテーマにセミナーを開催します。世界の動向や、ACEと企業との協働事例も紹介します。
とき: 2014年8月6日(水)14:00-17:20
ところ: 興和株式会社 原宿(東京都渋谷区神宮前)
参加費: 5000円(会員は4000円)
詳しくは⇒ https://acejapan.org/event/seminar140806/
◆8/23 食を通して考える、都市と暮らしと自然のつながり
「CLASS ROOM」は「社会人としての教室」として、デザイン・アートと地域活性の可能性を考えるイベントとして2012年に始まりました。第7回の今回は料理研究家の堀田裕介さんと、NPO法人百菜劇場理事で持続可能な農業を実践する廣部里美さんをお招きします。近江産の夏野菜や琵琶湖のブラックバスを用いた試食会も。
とき: 2014年8月23日(土)14:00-18:00
ところ: 恵文社COTTAGE(京都府京都市左京区)
参加費: 2500円(1ドリンク+軽食つき)
詳しくは⇒ http://classroom.jpn.org/program_report/program_report07/
◆8/1~ 沖縄来間島・来間小中学校フォトプロジェクト写真展
2012年、写真家の日が良治氏らによる運動で、沖縄離島・来間小中学校にカメラが寄贈されました。以後、写真関係者がボランティアで指導やキャリア教育を行い、子どもたちは自由に撮影しました。島で育った10人の作品70点を展示します。
とき: 2014年8月1日(金)~8月7日(木)10:00-18:00
木・土曜日は17:00まで 日曜休館  入場料: 無料
ところ: ギャラリー・アートグラフ(東京都中央区銀座)
詳しくは⇒ https://www.facebook.com/kurimaisland
◆9/11〆切 間伐・間伐材利用コンクール応募受付中
グレーター・トウキョウ・フェスティバル実行委員会では、間伐の推進と多様な森林づくりのため、官民一体となった活動を展開しています。このたび、間伐および間伐材利用にかかる取り組みの実践例やアイデア製品の募集を行います。
間伐などの森林整備活動や環境教育に取り組むNPO、間伐材製品を活
している企業の活動をアピールするチャンスです。
応募期間: 2014年7月4日(金)~9月11日(木)
募集部門: 「製品づくり・利用部門」、「間伐実践・環境教育部門」の2部門。
詳しくは⇒ http://www.gtf.tv/about_3.html
◆9/16 第3回みなとCSRダイアログ
港区立エコプラザ、みなと環境にやさしい事業者会議(mecc)、オルタナは、社会と企業の対話を活性化させる「みなとCSRダイアログ」を開催しています。 2部構成で、第1部では、森ビル株式会社のCSR活動の発表後、討議時間を設け、内容を深めていきます。 第2部では、参加者全員でCSRやソーシャル・ビジネス、環境・社会的課題について意見交換するセッション「CSRダイアログ」を行います。
とき: 2014年 9月16日(火)18:00-20:00(隔月で全6回開催)
ところ: 港区立エコプラザ(東京都港区浜松町)
参加費: 無料 定員: 40名(申込み先着順) 
詳しくは⇒ http://goo.gl/dPMwUa
◆8/21 CSR部員塾第7期「CSV/ソーシャル・ビジネス化」
CSR部員塾では、NPOとの協働やCSRの本業との統合などを主体的に行うための、より深いCSRリテラシーとスキルを身につけていただくセミナーとワークショップを開講しています。第7期最終回となる今回は、CSV/ソーシャル・ビジネス化をテーマに扱います。ケーススタディには、キリンCSV推進部の太田健氏と、伊藤園取締役CSR推進部長笹谷 秀光氏をお招きし、各社の戦略を伺います。
参加費: 1講座8000円
とき: 2014年8月21日(木)10:30-18:15(4講座)
ところ: 新日本有限責任監査法人・第2セミナールーム(日比谷国際ビル5F)
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/12654
◆9/4,5 「2014 CSRリスクマネジメントに関する国際会議」★「オルタナ割」対象
いまもっとも注目を浴びているCSR課題「ビジネスと人権」について、世界から第一人者を招いて最先端の考え方を学び、議論し、実践に向けた手がかりを見付ける2日間です。人権デューディリジェンスとは何か、企業はどう取り組めばいいのかといった点について、欧米企業の最新事例や日本、アジアの取り組みを紹介します。
とき: 2014年9月4日(木) 9:30~17:30、9月5日(金)10:00~18:00
ところ: 東京コンファレンスセンター・品川、関西学院大学東京丸の内キャンパス
参加費: 10万円(1日目午前)、2万円(1日目午後)、4万円(2日目)
※「2014 CSRリスクマネジメントに関する国際会議」は、3%引きになります。
申込みの際「お問い合わせ・ご質問等」欄に「オルタナ割希望」と記入してください。
詳しくは⇒ http://www.crt-japan.jp/files/projects/140904_05_conference.html
◆今だけお得な「オルタナ本誌定期購読キャンペーン」実施中!!
オルタナは6月30日から、定期購読キャンペーンを実施中です。
今、対象の「月額(毎号)払い」プランをお申込み頂くと、半年間(2冊分)50%オフ/お好きなバックナンバー1部プレゼント!停止のご連絡があるまで、お送りするプランですので、更新忘れがなく、大変便利です(解約はいつでも可能)。この機会にぜひ定期購読をお申込みください。詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/13161
==============オルタナ編集長メルマガ読者プレゼント=============
◆ビクトリノックスジャパンから「ドクターヘリシリーズ」のプレゼント
スイスアーミーナイフなどのビクトリノックスは、救命医療で大きな役割を果たすドクターヘリの支援をしています。現場の方々への協力のほかに、1商品につき100円が支援団体へ寄付される「ドクターヘリシリーズ」も展開しています。
今回、「スイスカードタイプ×2名様」「スイスアーミーナイフタイプ×1名様」をプレゼントします。
ドクターヘリの紹介記事はこちら⇒ http://www.alterna.co.jp/13433
プレゼントの応募はこちらから⇒ http://bit.ly/1koGQBv
=======================「オルタナ割」について================
オルタナ編集長メールで紹介した有料イベント、エコツアー、エコグッズのうち★「オルタナ割」の表示がついたものは3-5%の割引が適用されます。今回の編集長メールでご紹介した「総選挙体感スウェーデン市民と交流する旅」、「2014 CSRリスクマネジメントに関する国際会議」は、3%引きになります。
「オルタナ割」の適用をご希望の方は、「オルタナ割」のパスワードを明記の上、以下のフォームからご応募ください。 http://goo.gl/e8sg8I
(旅行の申し込みは、 http://reborn-japan.com/overseas/9775 からお願します。
オルタナでは旅行自体の受付はしておりません)
============================================================
★8月1日付け「オルタナ割」/プレゼントとも 今回のパスワード: 児童労働
============================================================
※このメールは雑誌「オルタナ」に登録やご縁がありました
23880人さまに毎月1日と15日に送信させて頂いています。
不要の際は、その旨をご返信頂けましたら配信を停止いたします。
このメールの転送やブログなどへの転載について弊社の許諾は
必要ありません。いつもながらの長文、平にお許し下さい。
オルタナ編集長 森 摂 Twitter: @setsumori, @alterna_japan
============================================
株式会社オルタナ 代表取締役 編集長 森 摂
東京都目黒区駒場1-26-10-304  tel: 03-6407-0266

日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
     ヘ  ッ  ド  ラ  イ  ン  ニ  ュ  ー  ス
      事務局報告 第 1 2 6 号            2 0 1 4 年 7 月 3 1 日発行

◎  11/8(土)開催予定:『第21回 生涯現役サミット』の企画案を募集中

【ご参考】  発足第1回記念 ~ 第20回記念 生涯現役フォーラム 開催記録
 回     開催日          テーマ                
第 1 回  2004.06.30  『21世紀 生涯現役の時代 来たる!』   
第 2 回  2004.11.11  『生涯現役の成功実例発表フォーラム』      
第 3 回  2005.02.11  『生涯現役の時代にどう備えるか』       
第 4 回  2005.05.02  『生涯現役人生にどう取り組むか!』       
第 5 回  2005.10.05  『企業人から社会人への新たな出発』             
第 6 回  2006.04.29  『生涯現役シニア・ベンチャーの時代』              
第 7 回  2006.11.11  『挑戦するシニア就業のススメ』                    
第 8 回  2007.06.23  『生涯現役で自己実現の夢を実現する』             
第 9 回  2007.10.03  『生きがい創造シンポジウム』          
第10回   2008.04.26  『団塊世代の仕事とお金のこれから』   
第11回  2008.10.25   シニア・次世代の交流で『日本を元気に!』      
第12回  2009.04.25  “こころ”と“いのち”が触れ合い 日本を元気に!   
第13回  2010.06.12   日本を元気に! 世代を超えて 明日に挑む
第14回  2011.06.11   全世代で日本を元気に!! 生涯現役フォーラム    
第15回  2011.12.03   アイデアたっぷり! 生涯現役フォーラム    
第16回  2012.05.19   あなたが動いて 日本を変える! 2012第一弾  
第17回  2012.11.03   『世代を超えた リアルなホンネ 大激論』
第18回  2013.05.18   市民が創る新しい日本 市民が決める『生涯現役社会』  
第19回  2013.11.09   あなたが創る活力ある日本 21世紀は『生涯現役社会』 
第20回  2014.05.10  『国に任せず 市民が動く 生涯現役社会』  
第21回  2014.11.08  『 ? ? ? ? ? ?(未定)』          以 上                            

                               
◎  2 0 1 4 / 7 / 1 ~ 2 0 1 4 / 7 / 31 の当Blog「掲載テーマ一覧表」
   日  付          タ  イ  ト  ル
2014年7月31日   「日本生涯現役推進協議会」/会報126号
2014年7月30日   NPO ライフ・ベンチャー・クラブ会報 106号
2014年7月29日   下野新聞Soon:栃木県現役応援会議会合
2014年7月28日   高橋育郎氏:「生涯現役と武士道」ご紹介
2014年7月27日   合同理事会・第343回生涯現役塾 ご案内
2014年7月26日   9/7:『ソーシアルビジネスグランプリ2014』ご紹介
2014年7月25日   2014出会う/つながる/ビジネス広がるFair
2014年7月24日   松村拓也氏:自由な契約はなぜ可能か?
2014年7月23日   第343回:生涯現役塾【夜】講演レジュメ案内
2014年7月22日   ニッセイ基礎研:「生涯現役社会を目指して」
2014年7月21日   7/23理事会・第343回生涯現役塾【昼・夜】
2014年7月20日   朝日Digital/(Re Life)ラジオ体操・体と対話
2014年7月19日   準備4年 ロボット参入:ソフトバンク孫兵法
2014年7月18日   7/23:第343回生涯現役シリーズ塾第七弾
2014年7月17日   生産額10年半減の電子産業凋落真相 ③
2014年7月16日   生産額10年半減の電子産業凋落真相 ②
2014年7月15日   生産額10年半減の電子産業凋落真相 ①
2014年7月14日   北陸新幹線を好機とした北陸の交通革命
2014年7月13日   第343回:生涯現役シリーズ塾【夕方の部】
2014年7月12日   樋口代表/超高齢社会で働くこと生きること
2014年7月11日   岡山市発足「生涯現役社会づくり」検討会
2014年7月10日   J.I.Mail News/No.662 2014.07.10をご紹介
2014年7月 9日   社会起業大学事務局メールマガジン紹介
2014年7月 8日   中上理事:「⑦コーディネート経営研究会」
2014年7月 7日   『自治体財政研究会』8/3ー8/4案内 ご紹介
2014年7月 6日   松重奉昇氏:Personal Biz活動 ノ近況報告
2014年7月 5日   11月SUMMIT下準備/月例塾夜の部活用
2014年7月 4日   井上氏 :フクシマ復興応援ネットワーク C
2014年7月 3日   加藤特許事務所:知財 とびうめ便りVol.37
2014年7月 2日   佐藤昌子さん発表『楽しい私の生涯現役』  
2014年7月 1日   中上氏 講演『日本的ベンチャーを学ぶ2』         以 上
特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ  
      ホ  ッ  ト  ラ  イ  ン   ニ  ュ  ー  ス
  事 務 局 報 告 第 106 号              2014年 7月30日 発行


◎  7月23日(水)NPO法人LVクラブ理事会・次回Forum実行委員会ご報告

拝啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 
  さて、当NPO法人 LVクラブと日本生涯現役推進協議会との七月合同理事会 & 第21回記念『生涯現役Summit』開催実行委員会を下記のとおり開催いたしましたので、ご報告申し上げます。       敬 具                                      
                      記
日 時: 2 0 1 4 年 7 月 2 3 日(水曜日)   1 5:0 0 ~ 1 7 : 3 0
会 場: ライフ・ベンチャー事務所  B 2 F 会議室 
出席者:伊東紘二、内山 優、糟谷繁子、樫 孝光、新川政信、東瀧邦次、水上久忠、吉田あつみ(各50音順、敬称略)7理事+1監事8名ほかオブザーバー参加:伊藤紘一、葉倉峰雄、藤田紀美枝、松重奉昇4氏の総計12名。
議題:1)第21回『生涯現役サミット』企画検討の件は、伊藤紘一氏私案提案のコンセプト【高齢者が次世代の起業・就業にどう貢献できるか】と、第1部の5~8名発表形式/第2部その発表者を軸に会場参加者交流型パネル討論コーディネーター役も自ら担当される意欲的申し出感謝、次回7月末迄に他者の別途提案等も加味条件で了承。2)高齢者職域開拓モデル事業本年度応募案の件は、伊東絋二理事資料準備を配布の上、そのご提案コンセプト大略を承認。 以上

◎  7/23(水)『 第343回 生涯現役シリーズ塾 』昼の部/夜の部ご報告
  7月開催:第343回生涯現役塾は午後(13:00~15:00)・夜(18:00~20:00)二部制でライフ・ベンチャー事務所で開催。今回進行担当:水上NPO法人LVC 副代表/午後①講師:中上理事/夜②進行・伊藤参与担当(発表:KKかい援隊本部新川会長&フクシマ復興支援ネットワーク井上事務局長の両名に生涯現役社会づくり推進に役立つ生涯現役活動展開策をご披露いただいた )で実施。
  【昼の部】出席者は中上講師ほか、伊東・伊藤・糟谷・小林・中上章・葉倉・東瀧・藤田・水上・持田・山本・米谷・渡辺各氏の計14名で満席。その講演内容は別途、来月上旬に水上進行役の記録で詳細ご報告の予定です。「 
【夜の部】参加者は進行司会責任者の伊藤参与他、発表者の新川・井上3氏ほか伊東・内山・糟谷・川元・佐藤・葉倉・東瀧・水上・八久保各氏の計12名。各自自己紹介に続き、伊藤進行役から冒頭「生涯現役シリーズ塾」に参画している意義と効能を11/8開催『生涯現役SUMMIT』との関わりからも併せて説明。さらに今回は特に女性リーダーとしてのの生涯現役活動歴が豊富な佐藤昌子女史の生きがい創りの独創的人生遍歴話を前回に引き続き再度興味深く承った。   以 上

◎  「第344回生涯現役シリーズ塾第八弾」開催ご案内

第3 4 4回 生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾
   生  涯  現  役  に  取  り  組  む  第  八  弾
     生涯現役社会づくりオンリーワンの「生涯現役シリーズ塾」

日 時: 2014 年 8 月 27 日(水)
【午後 の部】15:00~17:00〔① 中上 崇 担当〕
【夕方 の部】18:00~20:00〔② 伊藤紘一 担当〕
会 場: ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー 事 務 所(東京駅 八重洲北口 大丸正面ビルB2F)
内 容: 今回も『生涯現役シリーズ塾』は、①日本ベンチャー起業家草分け中上講師の次世代育成を志す協働展開推進が持論の生涯現役社会づくり効果的実践論。②「生涯現役社会づくり」今回No.2の11月サミット開催に全員参加盛り上げ策を伊藤参与担当で創意工夫満載する道場。
【夕方の部】「生涯現役社会づくり:その2」発表者は、木材コーディネーター、バイオマス活用アドバイザー、リスクマネジメント研究会主幹の3名のスグレモノのプロボノの面々です!
そこにはひとり残らず自らの「生きがい目標」と「生涯現役社会づくり」が、次々に湧き出る楽しさの発露が狙いです。そうなれば、各自自ら取り組む活動の優先順位もハッキリしてきます。
 各人各様にめざせる「生涯現役」実践活動の輪を拡大させ、より高度な『生涯現役サミット』連携ネットワークの絆で強固になり、夢と希望づくりの社会起業家が熱く語り合いできます!!
テーマ: いまなぜ 企業向け 「生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾」 が必要なのか 
進 行:    水上  久忠
   ( 3愛ネットクラブ 代表 & NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ 副代表)
発 表  :① 中 上  崇
   (一般社団法人日本開発工学会 会長 & 日本生涯現役推進協議会 理事)
略歴:27歳ベンチャー創業以来、(株)メタリンク創業迄 幾多の実践体験。ベンチャー・コンサルタントの傍ら、日本開発工学会や日本電子機器輸入協会 代表として ベンチャービジネス 名語り部で大活躍。
     ② 伊藤   紘一
   (有限会社 勇元 代表 & 日本生涯現役推進協議会/NPO法人LVC 参与)
略歴:大阪府豊中市出身.京大で冶金学を修め(修士課程修了)、1968年日本軽金属入社.1995 年から2年間、JRCM (金属系材料研究開発センター) 出向を経て、同社退社。1997年4月、阪和興業に入社、環境リサイクル事業という未開拓の事業開発に手腕を発揮した後、2003年2月 有現会社 勇元 設立、代表。
生涯現役シニアが貢献できる社会的価値の高い事業展開をめぐって激論を戦わせよう!
………………………………………………………………………………………………………………………………
参加費: 会員/1,000円     一般/2,000円(会員紹介者/1,000円)
申込先: NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ事務局
    東京都中央区八重洲1-7-20  八重洲口会館 B2F
 電話:03(3517)6667  Fax:(3517)6668
E-mail: info@sgsk.net or info@npolvc.org URL:http://www.sgsk.net or http://www.npolvc.org
……………………………………………………………キリトリ線………………………………………………………
第344回 生涯現役シリーズ( 午後 ・ 夕方 )塾 参加申込書   
2014 年 8月  日
特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 事務局 宛

住 所:〒                                        

氏 名:      TEL or FAX or Mail         

第344回:生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾 【夕 方 開 催 の 部】 
2014年8月27日 18:00~20:00 ≪伊藤紘一 担当≫
テーマ:『 生 涯 現 役 社 会 づ く り 』 ~その2~
11月8日(土)開催の「生涯現役サミット」に向けて、7月に続き、
発表するに相応しい『具体的なテーマ』の候補を徹底的に討論する!
参加者全員で民間主導の『生涯現役社会づくり』を確と発信しよう!
【 発 表 者 】
①[木材コーディネーター] 住工房なお㈱ 鈴木 直子代表
住宅メーカー、設計事務所などを経て2000年に起業。夫婦+娘+義母+息子夫婦+孫2人の8人家族の奥様社長。国産木材と自然素材の住環境仕掛け人で、鎌倉に住みつつ神奈川はじめ全国規模で情報発信。国土の7割を占める日本の森林の恵みを軸にライフスタイルを見直す啓蒙活動を展開している。
当協議会のシニアは[森の恵み]を伝えるこの活動に大いに参画できるのでは?
②[バイオマス活用アドバイザー]  高澤 真氏
農水省公認アドバイザーで、食品残さ、メタン発酵、木質バイオを有効活用して『食とエネルギー』の地域自給率を向上させ、且つ地域の活性化も果たすよう市民活動を行っている。ソーラー・パネルの下の影の部分でも農作物が育つように工夫する『ソーラー・シェアリング上総鶴舞』の代表者でもある。
この分野でもシニアの貢献が大いに期待される。
③[J-SCORE/リスクマネジメント研究会]  松井武久氏
経済産業省系の技術士の多いJTTASの中にある、2つの新事業を説明して戴く。
米国50州すべてに拠点を置く50年の実績を誇る有力シニアの社会貢献奉仕組織SCOREの日本版、J-SCORE および リスクマネジメント研究会発のセキュリティ事業での防災管理リーダーとして工場経験シニアを活用する事業との接点を探る。    以 上
  下野新聞 Shimotsuke Original Online News【 S O O N 】サイトでの7/29日付同紙朝刊によりますと、下記のような・・・高齢者の社会参加支援へ連携 栃木県現役応援会議が初会合 応援センター愛称は「ぷらっと」・・・との見出しで「生涯現役社会づくり」推進を意図する記事が掲載されたとのことですので、ここに転載ご紹介をさせていただきます。
関係URL= http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20140729/1669593
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  高  齢  者  の  社  会  参  加  支  援  へ  連  携 
     栃  木  県  現  役  応  援  会  議  が  初  会  合 
        応  援  セ  ン  タ  ー  愛  称  は  「 ぷ  ら  っ  と 」
  
  高齢者の就労やボランティアなどの社会参加の支援策について話し合う「県生涯現役応援会議」の初会合が28日、宇都宮市内で開かれ、県が10月1日に開設する「とちぎ生涯現役シニア応援センター」の運営に向け、関係機関が連携を強化することなどを確認した。県保健福祉部は会議の中で、センターの愛称を発着点を意味する「ぷらっと」とすると発表した。

  センターは高齢者の就労や、ボランティア活動に関する総合相談や情報収集を行う拠点として、JR宇都宮駅近くの民間ビルに開設する。

  同会議は高齢者の社会参加を促進するため県が設置し、県内の経済団体や高齢者団体、ボランティア団体など関係機関の代表者や有識者ら30人で構成。名越究県保健福祉部長が会長を務める。

  委員からは就労支援などで、企業側と高齢者側の双方の意向を調整するマッチング機能を求める声があった。県高齢対策課の石崎金市課長は「それぞれの機関と連携してマッチングしたいと思っている」として、ハローワークやシルバー人材センター、社会福祉協議会などの関係機関と連携する考えを強調した。

  ※詳しくは「下野新聞」朝刊、「下野新聞SOON」のモバイルサイトでご覧ください。
暑 中 御 見 舞 い 申 し 上 げ ま す 。
                         高 橋  育郎

このたび 山岡鉄舟研究会で「生涯現役と武士道」のテーマで話をすることになりましたので、恐縮ですが原稿を添付させていただきました。

       生  涯  現  役  と  武  士  道

                   
 「童謡に生涯現役の夢かけて」は、平成4年春、行動人のための月刊誌が懸賞論文を募集したときに応募。入選したものです。
 表彰式に臨んで私の夢は、更にふくらみ、そして何とその年の12月、夢の第一歩が現実になって動きはじめました。
 今に続く「心のふるさとを歌う会」です。きっかけは、ライフ・ベンチャー・クラブ(LVC生涯現役実践道場)で、ここは、異業種交流の場でもあったことから、さまざまな人との出会いの中、励まし助け合い新規事業などが生まれて行きました。
 私の場合、直接のきっかけは、月例セミナーの中で、代表のさしがねから「みんなで歌いましょう」の時間を設けてくれたことで、半年ほどたったころ、生活余暇開発士の方が、ここだけでは勿体ないので外部に持ち出してやってみてはどうかと、都の施設を借りてくれて、おかげさまで、ここを根城に始めることができました。
 会を始めると、童謡のことで知りたいことができたので、童謡協会へ電話したところ、私の活動や過去の実績が知られ、一カ月後の5年一月に、憧れの童謡協会の入会の夢も果たせたのです。
 ここで人生が大きく転換したことを実感しました。童謡の作詞、作曲に打ち込み、「生涯現役音頭」を代表に依頼され作ったところから、関東一円で始まった生涯現役の会へ歌の指導や講師として呼ばれるようになり、更には生涯学習センターなどからも声がかかり、講師の道が開かれ、歌の活動が本格稼働して、大きな生き甲斐になりました。
 平成11年でしたか。山岡鉄舟の会が埼玉県小川町で始まり、LVCで出会った山本紀久雄氏に誘われて出かけました。しかし、小川町はあまりにも遠く、とても通えないということで、山本氏は自ら東京で会を立ち上げました。「山岡鉄舟研究会」です。私はすぐに賛同して入会しました。
 ところで、私が生涯現役に出会ったのは、全くの偶然からでした。
 そもそも私は昭和28年、国鉄に入社しました。文字通りのマンモス企業で将来は安泰でした。ただし、私に課せられた運命は、組織の中にあって、かなり厳しいものがあり、組織の中でも最先端の職場を回っていました。昭和39年、東海道新幹線開業前年にPRの仕事に就き。そのあと旅客輸送の仕事、そして43年、東京~千葉間の快速線線路増設工事に伴う駅舎の全面改良の計画担当。ここでは、ほとんど一人で遂行という前代未聞の体験で、過労死寸前までの苦労を背負いました。55年に千葉駅の改良に入ってほぼ完了した時点で、この仕事から解放され、団体旅行のお手伝いをすることになりましたが、これは私の歌好きが知られたことによりました。
 団体旅行の添乗員を体験したところで、私はすぐに「団体旅行音頭」を作詞して管理局へ提案し、それがJTBの手に渡り、「シャンシャンいい旅夢の旅」になってキング・レコードから全国発売されました。この実績がその後の人生に大きく影響しました。
 このころから国鉄は経営改善が叫ばれ、崖っぷちに立たされ、増収対策に汗水を流しながら喘いでいましたが、ついに分割民営化へと転がり込んでいきました。
 ここで私の最後のご奉仕は、千葉でお別れ国鉄グッズ、お座敷電車を走らせるとき、局長から要請されて「なのはな号音頭」を作詞、クラウンから発売されたことでした。
 そして、62年春にJRに移行しますが、このとき52歳以上の管理者は、辞めるか関連企業へ転出するかの二者択一を迫られたのです。私は、このとき高架下会社の役職に就くことになりましたが、第二の人生は、自分の好きな道を歩きたいと、組織を離れ人生冒険の道に飛び出してしまいました。国鉄が穏当でいたら、私はこうした冒険はしないで、平穏な道を歩んでいたと思います。
さて、好きな道とは歌の道です。たいした素養があるわけではないので大変な冒険でした。ところがここで運命的出会いがあったのです。それが人生冒険、ライフ・ベンチャー・クラブの生涯現役実践道場でした。
 ここでは、それぞれ自分の得意技に磨きをかけて、世のため人のため働きかけること、知識に終わらず、実践こそ価値があると教えられ、更に能力開発、人間の計り知れない能力のあることを教えられたのです。私は勇気を得ました。
 さて、山岡鉄舟は剣、禅、書の人として知られています。
 ところで、学校では、ついに一度たりとも鉄舟の事は教えられずに過ぎました。小学校では、江戸無血開城は、勝海舟と西郷隆盛の功績と教えられました。それほどに影の存在でした。知ったのはNHK大河ドラマ「最後の将軍」で、ここで鉄舟が静岡で官軍の将、西郷と談判する。そこまでの道中と会談の場面があって、鉄舟の存在を知ったのです。入会した2年くらい前のことでした。しかし、入会し鉄舟を知ってからは、汲めども尽きない魅力、奥深さに取りつかれてしまいました。
 鉄舟もまた生涯現役の人だと思うようになりました。幼い時から培った信念を曲げることなく精進に励み、自己を確立して行き、最後の最後、死を直前にした時、人払いをして、一人静かに皇居に向かいひれ伏すかのように倒れたのです。明治天皇を尊崇してのことだったのですね。武士道を貫いた潔さに、生涯現役の生きざまを見せつけられ、鉄舟の常人にはない物凄さを感じました。
 ここまで邪念なく自己を完遂させられたら、これこそ本物の生涯現役であろう。
 私は「童謡に生涯現役の夢かけて」を書いたころは、このように凄まじい生涯現役を知りませんでしたから、鉄舟を知った今は根本から自分を見直さなければいけないと思いました。そういえばマズローの人間幸福度の五段階のうち最高位は、自己確立。すなわち自分の持っている能力の全開だと教えられました。
 そういえば数年前、山本氏から「心錦の山岡鉄舟」のわらべ歌が、明治の初めに歌われていたことを教えられ、同じ題の詞を書いたことを思い出しました。
 私は今頃になって、生涯現役精神は武士道精神に通ずるものであることを知りました。
 自分の信念を貫き通す潔さですね。有難うございました。  以上

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