初月無料を謳う“まぐまぐ”【さくらフィナンシャルニュース】は、経済情報サイトで、金融資本市場改革の前進と開かれた司法の実現を目指し、特に商事裁判の情報に力を入れていると説明しています。
  メルマガでは、注目している裁判動向のリポートを配信するとともに、重要裁判の判決や証人尋問などが起きた際はその都度、臨時速報を発行するとのことですが、このたび2015新年1月からは、江川詔子×大石 静スペシャル対談「生涯現役力」連載開始予告をしています。
  同メルマガでの切口テーマ「生涯現役力」が、どれだけ『生涯現役社会づくり』に役立つ推進役を果たしていけるかどうか・・・私たちは今後注意深くネットワーク可否を判定していきたいと存じます。
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  スペシャル対談:「 生 涯 現 役 力 」 の 連 載

  さくらフィナンシャルニュース(SFN)は、2015年1月から特別企画として、ジャーナリストの江川紹子氏と脚本家の大石静氏とのスペシャル対談「生涯現役力」の連載を始める。
  明日に控えた選挙はもちろんのこと、経済、法律などあらゆる問題を身近なテーマに落とし込んで、ズバズバと斬り込んでもらう予定だ。せっかくなので、12月初旬に行われた対談を少しだけお見せする。

 〈 生 涯 現 役 力 対 談 〉
  編集部 SFNでは、「国民審査」のための情報をデータベース化するため、ニュースに裁判官の氏名や期を出来る限り入れるようにしています。ちなみに、国民審査とは、最高裁の裁判官が任命されてから初めて行われる衆院選挙の際に受ける審査です。また、10年を経過した後に行われる衆院選の時にも再審査があります。

大 石  選挙の度に「どうする、これ?」という感じで今まできました。SFNでいくら情報出してもらっても、マニフェストさえ読む暇ないのに無理。私たち、日々の仕事がこんなに忙しくて、昨日だって睡眠2時間です。

江 川  私も風邪をこじらせてへろへろなんですが(笑)。

大 石  そういう状況の中で、「知りたい」気持ちはあるんだけど、その裁判官が書いた判決や扱った事件を調べる手間がかかりすぎて難しいのが現状です。もっとわかりやすい方法はないのかしら。

江 川  テーマで決めたらどうかなと思うな。例えば、一票の格差訴訟を手がけている弁護士のグループがあります。「ひとり一票国民会議」というのをやっているグループは前々から国民審査に着目していて、裁判を起こし、最高裁までいくと、その判断によって●か×かを決めています。

大 石  今まで罷免された人っているの? そもそもどうなると罷免されるの?

江 川  50%を超えると罷免されるけど、今まで罷免された人はいません。

大 石  毎回、この問題をどうするんだと思いつつ、選挙が終わると忘れてしまい、その繰り返しです。みんなそうだと思うな。

江 川  選挙制度は、結局、根本的なところを見直そうとせずに、「問題が生じるとちょっと直す」という弥縫策できたところに問題がある。先月、「選挙無効請求事件」で画期的な判決が出ました。詳細は省きますが、裁判官はおしなべて国会の対応に苛立を感じていることはわかる。

大 石  選挙区を全然違った考え方で作り直さないと、一票の計算が合ってこないでしょ。

江 川  最高裁は、参議院についてはそれをはっきり言っている。だいぶ前から、最高裁は「県単位でやるのは無理だ」と認めているのに未だに県単位でやっている。

大 石  やっぱり地域誘導、利益誘導の政治だから、小さくしておいた方がいいということでしょう。でも、本来、国会議員の仕事は、そうことじゃないのに。

江 川  鬼丸かおるさんという裁判官はそのことを指摘している。「地域代表でなければ、地域の声が反映されない」という意見もあるが、通信や交通手段が発達した現在では、地方の議員は当選しやすいような格差をつけなくても、地方の声が国会に伝わらないということはないし、国会議員が配慮しなくてはいけないのは地方と都会の問題だけではない。様々な課題があるのになぜ地方の問題だけ特別視するのか、と。鬼丸さんと、山本庸幸裁判官も「投票価値の平等は、他に優先する唯一かつ絶対的な基準として、あらゆる国政選挙で真っ先に守らなければならない」という旨を明言しているのに、他の裁判官は「違憲」とか「違法」などとは言っていても、肝心なところはぐにゃぐにゃしている。

大石  その人に聞いてみないとわからないけど、裁判官はなんでぐにゃぐにゃしているのかしら。不思議よね。

〈 1 月 か ら の 本 編 に 続 く 〉
  テレビや新聞では、あまり聞くことのできないふたりの「激辛対談」を通じて、いくつになっても第一線で現役をはれるパワーを読者に感じていただけたらと思う。【了】

■江川紹子氏プロフィール
1958年、東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒。1982年〜87年まで神奈川新聞社に勤務。警察・裁判取材や連載企画などを担当した後、29歳でフリーランス・ライターとなる。1989年から本格的にオウム真理教についての取材を開始。そのため、オウムによる暗殺を計画された経験も持つ。?「冤罪の構図 やったのはお前だ」(社会思想社、のち現代教養文庫、新風舎文庫)「オウム真理教追跡2200日」(文藝春秋)、「父と娘の肖像」(小学館文庫)、「勇気ってなんだろう」(岩波ジュニア新書)等、著書多数。菊池寛賞受賞。行刑改革会議、検察の在り方検討会議の各委員を経験。オペラ愛好家としても知られる。個人blogに「江川紹子のあれやこれや」がある。

■大石静氏プロフィール
1951年、東京都出身。日本女子大学文学部国文学科卒。1986年に脚本家としてデビューして以来、数多くの作品を手がけ続ける。NHK連続テレビ小説「ふたりっ子」で第15回向田邦子賞/第5回橋田賞をダブル受賞。「恋せども、愛せども」(WOWOW)で、平成19年度文化庁芸術祭テレビ部門(ドラマの部)優秀賞。「セカンドバージン」(NHK)で東京ドラマアウァード2011・脚本賞。
著書に「わたしってブスだったの?」(文春文庫)、「ニッポンの横顔」(中央公論新社)などのエッセイ集や小説「愛才」(文春文庫)、「四つの嘘」(幻冬社)など多数。他に、作詞も手がける。公式blogに静の海(http://blog.5012.jp/ohishi/profile.html)がある。
  いよいよ明後14日(日)第47回衆議院議員総選挙の投票・即日開票が実施される。今回のように自民・公明両与党の絶対優勢状況の中では、一部の接戦区での大物苦戦の状況を除くと、選挙民の投票意識が浮動票の動向に余り惑わされることもないようだ。
  しかし、開票速報での熾烈なマスコミ競争は視聴率に直影響もあり得ることから、絶対失敗を許されない「当確」判断が求められる。「生涯現役社会づくり」推進役の『生涯現役プロデューサー』を志す立場に在るものとして、社会変革のより確定未来予測の判読力を願うものとしては、以下日経Netで掲載される速報体制の仕組み、チームワーク力などは、注意して分析・観察力養成のため学んでみたい。
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  夜 8 時 、 開 票 0 % で 「 当 確 」 の 不 思 議     
      選  挙  だ 、  急  げ  ! (9)最終回

  10日、都内のテレビ局本社で衆院選投開票日の番組会議が開かれた。4日後に迫る投開票日の速報体制についての詰めの調整だ。約1時間の会議の中では、こんなやりとりがあったという。
 「8時の当確リストは何人くらいだ?」
 「すでに200人を超えました。焦点は自民党が単独で3分の2以上の議席を確保するかどうかです」

 「8時当確」とは、投票を締め切る午後8時の段階で流す当選確実の速報のことを指す。国政選挙でテレビ各局が次々と流す「○○区の××氏、当選確実」のテロップは選挙の風物詩だ。ただ、午後8時段階ではほぼ全ての選挙管理委員会で開票率0%。まだ投票箱が開いてさえいないなかで「当選確実」と打つために、報道各社は解散直後から猛烈な準備に追われる。
■ 「 風 向 き 」 と 固 定 票 で 分 析
 社によって手法に差はあるが、各候補の当確を判断する材料は主に3種類ほどある。(1)独自に実施する投票行動調査(2)選挙区ごとの各陣営取材(3)開票所での観察――である。このうち午後8時段階では開票作業がほとんど始まっていないため、(1)と(2)での判断となる。それぞれ詳しく見てみよう。
 (1)の投票行動調査は、公示直後から選挙区ごとに無作為に抽出した番号に電話をかけて投票先を聞いたり、投票日に投票所の出口で誰に票を投じたかを聞いたりして分析する。(2)の陣営取材は特定の候補者を支援する業界団体や後援会がどれくらいの票数を固めているかなどを現地で取材する。無党派層が流れる「風」の向きと、固定支持層の票のまとまり具合を把握することで、大まかな選挙情勢が分かるというわけだ。
 状況にもよるが、地盤の強固な大物政治家がいる選挙区はこれらの事前調査で対抗馬に大差をつけていることが多い。選挙期間中に調査と取材を重ね、過去の選挙戦の動きも考慮したうえで、投開票前日までには「当選が確実な候補」を選定する。当日の出口調査の傾向と差異がなければ、投票終了の午後8時と同時に当確を流す運びとなる。
 テロップで速報するテレビの場合、午後8時ちょうどに当確が流れる人もいれば5分後に出る人もいる。大手テレビ局によると「この順番に大きな意味はない」。各支局や本社では担当者が選挙用端末の前で8時になるのを待ち構え、時報と同時に当確をクリックする。速報はこのクリックの順番に流れるため、いつ流れるかは担当者の反射神経次第なのだという。

 一方、接戦区は開票状況を見極める必要があるため、午後8時に当確を出すことは難しい。報道各社の「8時当確」の対象は大体同じ選挙区に集中する。選挙報道で他社と差別化を図るには、この接戦区でいかに早く正確な当確を打つかが重要になってくる。選挙管理委員会の開票作業を待っていては他社の後れを取る。多くの社は開票所にスタッフを派遣して実際の開票作業をリアルタイムで観察する。
■ 開 票 所 の レ イ ア ウ ト を 事 前 に 把 握
 開票所の作業はこうだ。開票時間になると投票箱のカギが開けられ、投票用紙が大きな机の上に広げられる。それを候補者ごとに山や束に分けて何枚あるか数えていく。報道陣は指定されたスペースに陣取り、脚立や双眼鏡などを駆使して選管職員の手元をチェック。どの候補者の投票用紙が、どれくらい集まっているかを確認する。
 当確の精度は、開票作業の様子をどこまで詳しく観察できるかにかかっている。あるテレビ局では開票作業の机の大きさ、高さ、作業員の人数と配置などのレイアウトを事前に細かく選挙管理委員会に問い合わせる。どの場所に何センチの高さの脚立を置けば開票作業の様子が良く見えるかを確認するためだ。
 開票が始まれば双眼鏡をのぞきながらバードウオッチングや通行量調査で使われるカウンターで票数を数え、本社にいる当確判断の担当者に連絡する。急ぐときはマイク付きのイヤホンを携帯電話につなぎ、随時、数えながら報告することもあるという。これらの作業のために、普段は報道に関わらない営業や事務系の社員を駆り出す社もある。
 報道各社の総力戦ともいえる選挙速報だが、視聴者や読者からは時に抗議や冷ややかな声が寄せられる。速報性にとらわれるあまり、誤った「当確」を出してしまえば言い訳もきかない。あるテレビ局では、選挙のたびに「開票率0%で当確を出すなんて有権者をばかにしている」との抗議が多数寄せられるという。ある当確打ちの担当者は「正確さと速報性のはざまで、民主主義の意味をかみしめながらクリックするんだ」と気を引き締める。14日午後8時はもうすぐだ。(永井央紀)
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
 NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ の 活 動 に 
   ご 支 援 く だ さ る   会  員  ご  関  係  皆  様

  いつも 皆様には 「生涯現役社会づくり」にご尽力を賜わり有難うございます。
  さて、私たち日本生涯現役推進協議会理事:内山 優氏創設のJTR日本税制改革協議会より「 環  境  税  が  な  い  埼  玉  県 / 7  分  間  で  わ  か  る  そ  の  理  由 」の 映像がYou-Tube にアップされたご案内もありましたので、どうかご高覧くださり、ご友人・知人にお伝えください。
  URL= https://www.youtube.com/watch?v=TxtFSHXLDAo&feature=youtu.be
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〔自治体財政研究会 in 丸の内/2015/1/18-19開催〕
  自治体財政研究会(財政研)は、保守主義の立場にあります。保守主義には二つの立場があります。一つは昨日と同じ明日を望む立場です。もう一つの立場は、原理原則を守り続ける立場です。財政研では、多くの人が忘れた原理原則を確認します。

  民主主義は、多数決ですべての物事を決めるのではありません。略奪を中心とする主権の行使を多数決で決めるのです。略奪を好まない人には、何でも多数決で決められるのは、迷惑な話です。

  政府の会計を公会計が扱います。会計というのは、数字合わせではありません。仕事を任せた人に【会】って、その功績を【計】ることです。そして、その人には仕事を続けさせていいのか、あるいは辞めてもらうのか、を決めます。会計は、その人の功績をわかるようにします。税を預けるに足る能力を見出すことができなければ、子どもにツケが回ります。税は悪事に使われます。

  公会計研究所の公会計は、有権者が代表者を選ぶ際に、有用な情報を提供します。
  「子どもにツケをまわさない!」を掲げる財政研では、代表者を選ぶ人にとっても、代表者になろうとする人にとっても必要な知識と実践の方法を提供します。

  自治体財政研究会は、2007年11月の東京開催から始まり、札幌、仙台、静岡、名古屋、京都、神戸、福岡の開催を含め37回を数えています。多くの議会議員やその候補者、首長や財政担当職員、公認会計士、税理士、会社経営者、研究者、学生、一般市民などの幅広い層のみなさまにご参加いただき、大変好評を得ています。ぜひともこの機会に貴自治体のみなさまにもご参加いただきたく、ご案内申し上げる次第です。
                                   公会計研究所  代 表
                                   千葉商科大学大学院教授
                                          吉 田  寛
  
●日 時/2015年1月18日(日) 10:15~17:00
     (希望者のみの「講師との意見交換会」は17:30)
              19日(月)   9:40~16:50
    ※両日とも、開場は9:30です。
●会 場/Galleria商.Tokyo(千葉商科大学 丸の内サテライト)
     TEL:03-3216-5220
     所在地/東京都千代田区丸の内3-1-1
         国際ビル1階(日比谷濠側入り口)
    【 会 場 へ の ア ク セ ス 】
     JR「有楽町駅」より徒歩2分
     東京メトロ有楽町線「有楽町駅」直結
     都営地下鉄三田線「日比谷駅」直結(B4出口)
●対 象/主に地方自治体議員と首長及びその候補者、
     自治体財政に関心のある方、公認会計士、税理士、公務員など
●定 員/50名程度(先着順で締め切らせていただきます)
●研究会参加費/20,000円(2回目以降の参加者、学生は10,000円)
●講師との意見交換会参加費/5,000円
     ※研究会及び意見交換会への参加費は、当日受付にてお支払いください。
●主 催/ 公会計研究所
      千葉商科大学会計専門職大学院
●事務局・お問い合わせ連絡先/
      日本税制改革協議会
      東京都港区赤坂1-3-15-7F
      TEL:03-5545-7280  FAX:03-5545-0931
      E-mail:info@jtr.gr.jp
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       「 自 治 体 財 政 研 究 会 」  i n   丸 の 内
  なぜ我々は税金を払うのでしょうか。義務だからですか? 法律で決まっているからですか? 主権と権力が分離した民主制を標榜する社会では、税を負担する承諾がなければ税を負担させてはなりません。「代表なければ課税無し」です。
  会計の基本的な機能は、帳簿を作ったり、財務諸表を作ったりすることではありません。能力のある人か、能力のない人なのかを伝えることが重要な機能です。公会計は、選挙で選ばれる首長の税を扱う能力を伝えなければなりません。
  税負担に承諾を与えることのできない将来世代に負担を残してはなりません。公会計が、まず伝えなければならないのは将来世代にツケをまわしたか、否かです。
  「自治体財政研究会」は公会計研究所と千葉商科大学専門職大学院の共催により、財政再建に真剣に取り組もうとしている自治体議員や首長とその候補者、自治体職員、自治体財政に関心のある方を対象に開催します。「子供にツケをまわさない」とはどういうことなのかを一緒に学んでいきましょう。

スケジュール
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 1 月 18 日 (日)
  9:30~      開場・受付
 10:15~10:30     参加者ガイダンス
 10:30~12:00   吉田  寛  
           子供にツケをまわさない!~このひとでいいのか?~
 12:00~12:50   昼食
           (日曜のため近隣ビルの飲食店・コンビ二等をご利用ください。)
 12:50~13:35   武見 浩充
           千葉商科大学大学院より
 13:45~15:15   菅原 敏夫
           自治体財政分析の基礎
 15:30~17:00   福嶋 裕彦
           本当に自治が必要になる! ~人口減少時代の地域経営~
 17:30~19:30   講師との意見交換会(近隣の飲食店を予定)
           ※参加ご希望の方は、事前にお申し込みください。
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 1 月 19 日(月)
  9:30~      開場・受付
  9:40~11:10   K.サム 田淵
           日本の地域再生における米国型PPP応用の可能性
 11:30~12:20   内山  優
           グラスルーツが社会変革に果たす役割 ~日本変革のうねり~
 12:20~12:35   J T R からのお知らせ
 12:35~13:30   昼食(地階の飲食店・コンビニ等をご利用ください。)
 13:30~15:00   野口理佐子
           地方財政にやさしい環境政策 ~子供にツケをまわす環境政策
           と子供に財産を残す環境政策~
 15:20~16:50   吉田  寛
           子供にツケをまわさない! ~役所のバランスシートを読む、
           首長のバランスシートを作る~ 
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参加申込書URL=http://www.jtr.gr.jp/upload/mousikomi.jpg
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  いつも 皆様には 「生涯現役社会づくり」にご尽力を賜わり有難うございます。
  政治女子グループから来る14日(日)衆議院議員選投票に向けての啓発メールを下記のとおり発信していますが、私たち「生涯現役社会づくり」推進活動を実践する仲間は、どのように賛同・協力してもらえる候補者を一人でも多く見出し、選出していくかを今回も真摯に決断、行動していこうではありませんか。
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  師走の総選挙である第47回衆議院議員総選挙も投票日まで残すところあと数日!  投 票 日 は 1 2 月 1 4 日(日)!
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  衆院選は、日本の現在と未来を担う衆議院議員を選ぶために行われる選挙のことで、小選挙区と比例代表とよばれる二つの方式がある。いずれも投票日は12月14日(日)だ。

  小選挙区制は住んでいる場所に応じて割り振られた個人の候補者に投票するのに対して、比例代表制では指示する政党に投票し、あらかじめその政党が定めた候補者に自動的に票が割り振られる。有権者はそれぞれ一票ずつの選挙権を行使できるのだ。
  衆議院議員の定数のうち295人は小選挙区から、180人が比例代表から選出されることが決められている。

  師走の忙しさと急な解散によって、国民の今回の選挙に対する熱は高まっているとは言えないだろう。大方の予想では、投票率も低いのではないかと言われているが、はたしてどうなるか。

  アベノミクス解散と首相自身が述べている今回の総選挙は国民の生活にどのような影響を及ぼすのだろうか。

  消費税の増税や、国会議員の数をどうするのかと言った問題は、すぐにでも結果の見える話だろう。

  少子化対策のために、どのような子育て支援を行うのかは、母親にとって危急の問題だ。同様に介護問題に悩む方は多く、このまま放置すればその数はますます増えるだろう。

  オリンピックに向けた都市整備や、リニア鉄道網の整備は、長期的な話題だが夢がある。

  若者や女性の貧困は、日本が本格的な格差社会に突入したことを知らせている。

  原発再稼働は、経済・エネルギー問題・感情、そして国民の生命が絡んだ複雑な問題だし、集団的自衛権や安全保障の問題は、舵取りをあやまると国を壊しかねない難題だ。

  そして福島には、いまだ成らない復興を心待ちにする被災者の方々がいる。

  これらはいずれも、国民として無関心ではいられない、もしも無関心で通せばいずれ必ず手痛いツケを支払わされるであろう問題である。個人個人が直面する問題をきちんと考えること、そして権利をちゃんと行使することが重要なのだ。

  例えば最初は自分の興味のある、あるいは生活に密接したテーマから選挙を眺めてみてもいいかもしれない。きっと自らの主張や、要望に沿った政党や個人候補者が見つかるだろう。見つけた政党や候補者の、他分野に対する政策をチェックしてみるのもいいかもしれない。きっと自分の考えと違う部分も見つかるに違いない。
  そうすると他の候補や政党を見る必要が出てくる。

  終わりのない作業に感じるが、そうではない。比例代表ならば主な政党で5つ、選挙区ならば多くても6-7人が候補者だ。何よりもこうした作業を経て、選挙へ行き、投票をするというのは、義務ではなく権利なのだ。
  せっかく持っている権利を、楽しんで使わない手は無いだろう。

  とは言え各党の選挙公約(マニフェスト)などは、文字も多いし読むのも大変だ雰囲気や方向性を短時間でとらえてもらう為、主な政党の公式CMなどの動画をまとめてみた。確認して、12月4日(日)の投票にぜひとも役立ててほしい。

【2014衆院選】いよいよ選挙!各政党のCM動画まとめたよ。
[Point] http://www.pointtown.com/ptu/r.g?rid=4NRXnLnQ9Hui
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<配信元>
セイジ女子.JP:http://www.seijijoshi.jp/
問合せ先   :seijijyosi@gmail.com
東瀧 邦次さま

いつもお世話になっております。
(ご案内資料は次の転載ご参考URL=http://www.alterna.co.jp/14116 です。)
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【Altarna誌:編集長 森 摂】

  リンゴを切ると、淡く黄色がかった果肉が露わになる。ごく当たり前のことだ。ところがこのリンゴは、中の果肉までもが赤い。青森県五所川原市で18年ぶりの新品種となった「栄紅」(えいこう)だ。これを地元が世界にも通用するリンゴとして育て、売り出そうとしている。プロジェクトをサポートしているのは、日立製作所だ。
  「栄紅」はただ果肉が赤いだけではなく、糖度は「ふじ」と同程度で、ポリフェノールがふじの8倍含まれているなど、栄養面でも優れている。11月22日に地元で開いた初めての一般向け試食会では「王林やジョナゴールドのような味で、さっぱりしている」などの声が上がり、好評だった(11月23日付け東奥日報)。
  栄紅は現在、苗木の育成中で、5年後の2019年に初の出荷を目指している。それまでに栄紅のファンを増やそうと、いまは「応援サポーター」を募集中だ。今年10月の豊洲マラソン(東京)にも五所川原のブースを置き、サポーターを募った。来年からは、栄紅の「オーナー制度」も始める計画だ。
  普及品のリンゴが1個80円以下のところ、栄紅は1個800~1000円を目指す。五所川原農林高校(五農高)の佐藤晋也校長(60)は「栄紅を2015年のミラノ万博に持って行きたい。そして世界に広めたい」と期待を込める。
  五農高の佐藤校長は、五所川原で農業を中心とした地域活性化に心血を注ぐ、地元のキーパーソンの一人だ。2012年に「五所川原6次産業化推進協議会」を立ち上げ、五農高のほか、地域の生産者、農協、津軽鉄道、日立製作所や行政、大学をつないだ。
  リンゴやコメのほか、コメ粉メン、みそドーナツ、ぶどう酢のドリンク「酢チューベン酢」などを地元企業と共同開発し、津軽鉄道の駅で販売する試みも始まった。
  佐藤校長が進めるのは、「就農就労型6次産業」だ。過疎が進む農村地域で雇用を生み出し、地域を活性化する。五農高から食糧供給産業を生み出し、環境保全と市民の健康を考える「環境健康研究センター」を目指している。
  来年早々には新会社を設立し、ここで五農高と日立製作所ががっぷり四つに組む。すでに登録制ウェブサイトをつくり、生徒たちの課題研究や、レシピ開発、ITと農業の連携などを進めている。
  ウェブサイトには生産者ら約100人と生徒492人、職員90人が参加し、情報を交換する。これで親近感を持ってもらい、ファンを広げていく。今後は、マーケティングや商品開発、さらには農産物の直接購入もできるようにする。(「五農高アグリコミュニティサイト」はこちら) 
プロジェクトを進める中で、日立製作所側からライブカメラのアイデアが出た。五農高の敷地内にある水田やリンゴ園、野菜畑や花のビニールハウスにライブカメラを置き、いつでも様子が分かるようにした。定点観測によって、気象データの蓄積や生産技術の共有ができるようになった。
  日立製作所側のリーダーは、情報・通信グループ・社会イノベーション事業開発室の川上裕二主任技師(54)。川上氏の専門は金融システムで、もともとは農業とはまったく縁がないキャリアだった。
  新分野開発のきっかけはリーマンショック。「金融市場のシステムはほぼ出来上がった。金融の次を考えると、地域通貨の可能性は十分あるが、日本では地域でモノとお金がまだ地域内で循環していない」。「そこで、どうすれば地産地消できるかを考え、農業に行き着いた」という。
  五所川原の産品を売り出すルートを探したところ、有機農産物の販売で名高いスーパーの福島屋(東京都羽村市、福島由一社長)に行き着き、取り扱いの了承を得た。
  佐藤校長はこう振り返る。「六次産業のプロジェクトは日立がいなかったら大変だった。ITの使い方、消費者への入り込み方を教えてもらった。ウェブで滞在時間やリピーターが分かる。そこから割り出していける」。
  栄紅は、生産者だけではなく、消費者のクラブ組織化を目指している。作る人と売る人が同じネットワークで情報を共有し、売り買いをする。こうしたプラットフォームの構築を日立製作所が担っている。
  川上氏は「私たちの視点は、実は農業ではない。6次産業だ」と話す。第3次産業であるITがいかに第一次産業である農業を活性化できるか。その掛け算にビジネスチャンスを見出す。
  その第一は「流通」で、モノだけではなく、情報の流通も指す。売り手と買い手をいかにつなげるかだ。特にデータベース化が重要という。二つ目は、ロボティックス。生産者が高齢化する中で、ロボット技術でも貢献を目指している。
  ロボットによる鳥獣被害への対応や、無人ヘリによる観測も視野に入れる。これにより、衛星写真よりも安価で収穫時期や病虫害のタイムリーな把握ができる。
  今後の活動について、佐藤校長は「ポイントは、子どもたち(生徒)をどう参画させるかだ」と言い切る。ネットワークを、自分たちの仕組みとしてとらえられるか、就農・就労を実現し、地域で活躍し、活性化させるか。(オルタナ編集長 森 摂)

(この続きは、朝日新聞社WEBRONZAの筆者連載コーナーと月刊誌「月刊総務」連載コラムに近日掲載します)

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いつも 皆様には 「生涯現役社会づくり」へのご支援を本当に有難うございます。
日本生涯現役推進協議会:柳原正年参与から富山発【たかが「生涯現役」されど「生涯現役」№2】が本日届きましたので、下記転載ご紹介させていただきます。
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  意 識 革 命 の 指 導 者 と し て の 人 材 づ く り       
「 生  涯  現  役  プ  ロ  デ  ュ  ー  サ  ー  へ  の  道 」
                                柳 原  正 年

  今回は生涯現役推進活動の推進人材(指導者)について考えてみたい。
  前回述べた「生涯現役ステージ1」(ノウハウは生涯現役1.0と表現)とは、生涯現役活動の啓蒙段階をさし、1985年から1994年の10年間をいう。高齢社会を予見し生涯現役活動の重要性を説いた最初の民間人は、ライフ・ベンチャー・クラブ代表の東瀧氏である。
  今から30年前と言えば、日本は高度成長バブル経済に突入「拝金主義」が蔓延していた。そして1989年12月29日東証株価3万8915円をピークにバブルの崩壊が始まった頃である。
  この時代には東京では「勉強会」が盛んであった。ライフ・ベンチャー・クラブでは異業種交流会の様相を呈していた。会員は現役の仕事に専念しながらも、休日は東瀧氏から教わった「来たるべく生涯現役時代への準備実践活動」に取り組んだ。
  その啓蒙活動の原動力となったのが、「生涯現役を考える地域会」の立ち上げである。クラブ員は自分の居住する地域で啓発会を立ち上げたのである。首都圏では18か所以上の地域会が開催され、クラブ員は会の創設者として縦社会から横社会のネットワークづくりを構築した。ちなみに私は東京丸の内界隈に勤める大企業管理職を中心とした「ホワイトカラー再開発フォーラム」を立ち上げた。
  バブルに沸いたこの時代、日本人に大きな変化が表れていた、それはお金では解決できないものへの対応である。この時代の流行語に、勉強会・ヤリガイ・マネーゲーム・ぬれ落ち葉・バブル経済崩壊などがあり、バブルの崩壊により、平成は一気に価値観が一遍する時代となった。しかも人々はバブル期の「お金の亡者」に魂を奪われ、人間は生涯現役人生を考える余裕を失っていたのである。
  当時のクラブ員は大企業の管理職が多く、バブル経済の崩壊に伴う終身雇用性の崩壊を目の当たりにし、社畜(しゃちく・いわゆる会社人間)からの脱皮を始めた。私はこのころ東京で、「桃太郎歴史発見会」を作り、分かりやすい生涯現役活動の啓発を行ってきた。そのキャッチフレーズは「金太郎型人間(どこを切っても同じ顔)」よ、さようなら、「桃太郎軍団型人間(自分の個性を生かす)」よ、こんにちはと説いて回った。
  草分け期の指導者(創始者)人材は、プロデューサー、コーディネーター、ディレクター・インストラクターを兼ねた個人商店の経営スタイルであった。なぜ個人商店型からスタートしたかと言えば、当時の日本社会には終身雇用による閉塞感があり、個人としての尊重がなかったからである。日本でアメリカ版のAARP(全米退職者協会)が現存しないのも、リーダーとなる退職者が大企業型の組織運営の煩わしさを知っているからである。
  全体主義に埋没し自分を見失った人たちは、退職後は個人として自由に生きたいから、改めて組織活動を生涯現役にすることをためらうのである。
  このように生涯現役第1ステージは、会社から離れ地域の有志で集う「生涯現役を考える会」へとシフトしていった。
  しかし終身雇用も崩壊した今、これからは個を中心とした生涯現役活動を推進せざるを得ない、その普及活動の人材が、組織化できる能力を持つ「生涯現役プロデューサー」である。

  次回は生涯現役個人商店から、生涯現役活動の組織化とプロデューサーへの期待について考えたい。
このメールは 日本生涯現役推進協議会 様宛にお送りしました。
■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    J.I.メールニュース No.683 2014.12.04発行 
 「債権法改正について ―そんなに急いで、どうするの?―」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■<巻頭寄稿文>
 「債権法改正について ―そんなに急いで、どうするの?―」
               立教大学法学部 教授  角 紀代恵
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皆さんは、現在法務省が民法の「債権法」について改正作業を行っていることをご存知でしょうか。

平成21年以来、法制審議会民法(債権関係)部会※1で検討が行われ、今年8月に概要を取りまとめた「要綱仮案」を決定しました。来年の通常国会への法案上程を目指しているようです。

債権法とはざっくり言って、契約に関するルールです。条文を読む機会はほぼありませんから、一般国民にはなじみがありません。しかし、生活には密接に関わっています。

抜本的に見直した項目は約200。債権法については、民法制定以来はじめての大改正です。

民法が制定されてから120年。時代の変遷とともに変えた方が良い点がでてくるのは当然です。しかし、今回の改正は、不具合を修理するというよりも、改正のニーズがないところまで、土台からの全とっかえを目指したものでした。

今の法律では困ると言っている人はそんなにいないわけですから、検討を主導してきた法律学者が法律の体系としての美しさを重視したためとも言えます。そのため、23年4月の中間論点整理においてピックアップされた論点は500にも達し、3.11震災直後に行われたパブリック・コメントにおいては、改正すること自体の是非を問う多くの意見が寄せられました。

さて、改正の内容を見てみましょう。

たとえば、今回の改正の目玉ともいうべき「保証」です。

そもそもは、借金の保証人の自殺などの被害をなくすため、保証人保護の掛け声の下で作られた改正案です。

中小企業が事業資金を借り入れる場合、金融機関は、保証人をたてることを要求することが、ままあります。そこで、頼み込まれてしぶしぶ保証人になる人が出ないようにするために、「金融庁による監督指針」は、保証人になれる第三者(経営者以外の者)を、「積極的に保証を申し出た事業の協力者や支援者」に限定しています。それにもかかわらず「要綱仮案」は、保証意思があることを公正証書※2にサインすれば、どんな第三者であっても、保証人になれるとしています。

「要綱仮案」では、公正証書の作成というハードルが第三者保証の歯止めになると考えているものと思われます。しかし、公正証書を作りに公証役場に行くのは、融資が決まってからです。保証人となる人が、公正証書の作成を拒否すれば、融資の話はフイになります。このような状況で、公正証書の作成を拒否できる人は何人いるでしょうか?

さらに、せっかく保証人を公証役場に連れて来たのだからと、債権者は、保証人との間で、強制執行認諾文言付保証契約書(債務者が借金を返せない場合、債権者は訴訟をしなくても保証人に、即、強制執行できる)を作成する可能性が大です。これでは、保証人の保護は、現行法よりも悪化してしまうことになりかねません。

今回の債権法改正は学者主導で行われ、現場の意見を十分に反映したものとはいえません。改正が私達の生活や社会に与える影響について、十分な関心が向けられ、討論もなされたとは言えません。また、「要綱仮案」は、中間試案からかなりの修正が行われているにもかかわらず、パブリック・コメント手続も予定されていません。

このままでは、国民が何も知らないままに、国民生活に重大な影響を及ぼす債権法改正が行われてしまいます。

債権法改正は、急を要する課題ではありません。もっと、時間をかけて行うべきです。十分な国民的議論のために、いったん手を止めることを望むものです。

※1 法務大臣の諮問に応じて、民事法、刑事法その他法務に関する基本的な事項を調査審議すること等を目的とする。

※2 公証人が法令に従って法律行為その他私権に関する事実について作成した証書。法律上完全な証拠力をもつ。 

参照 角教授「債権法改正について」詳細資料→(http://www.kosonippon.org/mail/20141204.pdf
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【角 紀代恵(かど きよえ)氏:プロフィール】
富山大学経済学部助教授、筑波大学社会科学系助教授、成城大学法学部助教授を経て、平成7年より立教大学法学部教授。専門は担保法。著書に、『手続法から見た民法(共著)』『受取勘定債権担保金融の生成と発展』『基本講義 債権総論』他
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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
 info@kosonippon.org
 いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として以下に掲載しています。
http://www.kosonippon.org/mail/index.php
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
 NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ の 活 動 に 
   ご 支 援 く だ さ る   会  員  皆  様

「起業活動支援家」松村拓也氏のコラムを下記転載紹介させていただきます。
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こんにちは、松村拓也です。
このメールは、ご縁のあった皆様に月2回ほどBCCメールでお届けしています。
参加希望、ご意見、ご質問など、何でもこのメールに返信してください。
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094 目次
◆◆1.コラム・・・・・・・・・「情報が無い」という情報◆◆
◆◆2.レポート・・・・・・・・公益認定手続きは面白い!②◆◆
◆◆3.12月後半の活動予定・・各種イベント(15~28日)のご案内◆◆
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◆◆1.コラム・・・・・・・・・「情報が無い」という情報◆◆
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自分の欲しい「ありそうな情報」が見つからないのはよくあることです。なぜ見つからないのか、可能性は次の2つ。
①探す場所が違う、判らない
②その情報は誰も発信していない
もちろん多くの場合まずは①を疑うべきです。聞いてみると、まだ辞書も引いていない・・・などという人いますがとんでもない! せめてNET検索であれこれ探してみるべきです。

でも、何でもNETで見つかると思ったら大間違い。数年前、NPOカプラーのメンバーだったHさんが、あまりにも政財界の裏事情に詳しいので「オフレコ塾」と称して若者を集め、みんなでNET検索してこの人の出まかせを暴こうとしたことがありました。例えば「日本で一番税金をたくさん払っている人は〇〇さん」とか「日本で一番多く森林を所有しているのは〇〇さん」とか・・・。ところがどれ一つとしてNET検索ではヒントすら見つかりません。Hさんの説によれば、こ
れらの情報は「新聞社が持っている」とのこと。なぜなら、新聞社は大勢の記者が情報を探して取材をするから、人が発信したくない情報を知っている・・・確かにそうです。つまり、Hさんの情報がNETで見つからないのは、それらは「発信されていない」情報だからです。

これはちょっと問題です。私たちは膨大な情報から必要なものを探し出せるようになったと思いこんでいますが、その多くは「発信された情報」です。本人が発信したくない情報は「個人情報」として保護されて、横流しすることはできません。膨大な「誰かが自分の都合で発信している情報」に取り囲まれた結果、私たちが「客観的事実」に関する情報を見つけ出すのは至難の業になりつつあります。

ですが、ここで落胆する必要はありません。そもそも、客観的事実を知るのは、難しいことなんです。Hさんは、新聞社が知ってるよ・・・と言っていましたが、新聞社だって意思を持っていて、情報を歪めていない訳ではありません(ちなみに僕は新聞を読みません)。むしろ、私たちは、その情報を「誰も発信していないこと」に着目すべきです。あなたが知りたいと思うのに、「知っていても
発信しない人がいる」と考えると、その先を考えてみたくなりませんか?

情報が発信されていない理由はいくつか考えられます。
・その情報を知っていても発信しようと思わない
→発信にメリットが無い
→発信にデメリットがある
・その情報を知っていても発信したくてもできない
→禁止されている
→しない方がいいと思っている
→発信する能力が無い
・その情報を誰も知らない
  →?

今回私は、使われていない土地や建物に関する情報を集めているうちに、この問題に気付きました。土地を活用できず持て余している地主さんに「困っている土地の情報を見せてください」というと、なんと最後の「誰も知らない」状態でした。「空き家対策」が来年あたり流行語になりそうな勢いを感じますが、その原因は明らかに「当事者不在」です。もちろん「所有者」という張本人がいるのですが、彼らが知っているのは土地の「税金に関する情報だけ」で、そこを利用したり整備したり保全するのに必要な情報は、誰も管理していないことがわかってきました。なぜ・・・最後の?を解き明かし、その情報を知り、発信できるようにしていくことが一つの事業になりつつあります。

あなたの知りたい情報が手に入らないとき、そこには大きなチャンスと可能性が隠れています。あなたの「疑問」こそが、新しい世界の扉を開ける鍵ですよ、きっと。
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◆◆2.レポート・・・・・・・・公益認定手続きは面白い!②◆◆
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昨日、世田谷税務署に行って、笑恵館を公益事業にした場合の「所有者の税務申告」について相談をしてきました。今回もいろいろ面白かったので皆さんにご報告します。

今回税務署に相談に行くことになったきっかけは、内閣府のアドバイスが原因です。公益法人になってから公益事業をやるのか、公益事業を始めてから公益法人になるのか? この事業モデルが絵空事でないことを説明するには、先に始めることが何よりだということになりました。そこで問題になるのは、土地所有者との関係です。ランドリソースという事業は、所有者から無償で土地建物を提供してもらう事業なので、公益法人になってしまえば寄付は非課税となりますが、ま
だ一般法人の段階では税金がどうなるのか心配でした。

この点についても内閣府に相談すると、「内閣府には元税務署長がぞろぞろいて、いつでも電話くれと言っているが、おそらく松村さんは素人だから、電話で税務相談などしない方がいいだろう。地元の税務署の代表に電話して、公益法人関連の税金について担当者と相談したいと言って面談することを勧める」とのことでした。

世田谷税務署では、法人課税第1部門の「上席国税調査官」という方が対応してくれました。笑恵館の事業を簡単に説明した後、端的に「法人が個人から土地建物を借りて事業をするのに、家賃を払わなくても個人の側に迷惑は掛かりませんか?」と質問すると、調査官は「私は法人専門なので個人の税は後で確認しますけど、基本的には問題ありません。概して法人が特定の個人に何かを与えると税務手続きが様々派生しますが、個人が法人に何かを与えてもあまり税金は関係ありません。」と答えてくれました。

これは面白い答えです。まず、法人と個人は、税務上完全に別世界だということ。今回のような法人の行為が個人の税に及ぼす影響などは、むしろ「総合的な知識を持つ税理士さん」に聞いた方がいいとも言ってました。私はこれまで、税理士と税務署の区別が判らず、無料ということですべて税務署にたずねていましたが、税務署が苦手なこともあるんですね。話の後、調査官は席を外し、個人担当の方に確認を取り「土地と建物の所有者が同一であれば、家賃はタダでも構いませんよ」と念を押してくれました。

そしてもう一点は、「家賃はタダでも構わない」という話。家賃収入だろうが、給与所得だろうが、個人の所得税に変わりはありません。ただし、建物を作るのにかかった費用を経費にする(減価償却)には、その経費が生み出す収入=家賃収入が必要です。逆に言うと、家賃収入が無ければ、建設費を差し引く相手がなくなってしまいます。この答えのおかげで、私のもやもやは完全に晴れ渡りました。つまり、償却必要のない資産は「タダ=資源」ということです。私は笑恵館の土地建物をタダで借りてもよいが、建物のリフォーム代のもとを取るためには、その分の家賃を払うべきだということです。

今回は、税務署から大切なことを教えていただき、ついに収支計画に着手できるようになりました。いよいよ公益申請に向け、猛ダッシュだ!!
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◆◆3.12月後半の活動予定・・各種イベント(15~28日)のご案内◆◆
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凡例  □FREE(居場所) …面談歓迎 
■公開イベント …誰でも参加可能
15(月) □12:00-21:00(笑恵館)
16(火) ■14:00-16:00土地資源活用セミナー(笑恵館)
■16:00-18:00個別相談会(笑恵館)
■18:00-20:00笑恵館ミーティング
17(水) □09:00-15:00FREE
■16:00-18:00木蓮館ミーティング
18(木) □09:00-15:00(笑恵館)
19(金) □09:00-18:00(笑恵館)
■19:00-21:00ランドリソース説明会
20(土) 休業日
21(日) □09:00-18:00(笑恵館)
■19:00-21:00ランドリソース説明会
22(月) □09:00-19:00(笑恵館)
23(火) □12:00-17:00(笑恵館)
■17:00-19:00笑恵館クラブ運営会議
24(水) □18:00-21:00FREE
25(木) ■12:00-17:00笑恵館大掃除
26(金) □09:00-18:00(笑恵館)
■19:00-21:00起業交流会 キャロットタワー
27(土) 休業日
28(日) □12:00-17:00FREE
29(土)~1/04(日) 年末年始休業日
松村の予定表はこちら →http://nanoni.co.jp/schedule
申込、お問い合わせはnande@nanoni.co.jpまで
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私はこれまで「起業支援活動家」と自称してきましたが、そろそろやめようかな…と考えています。日本土地資源協会の公益申請と並行して、1月からの公益事業・稼働に向け、今まさに起業中です。この事業に何の迷いもなく没頭できるのは、これまで私のやってきたことがすべて生かされ、これから私のやりたいと思うことがすべて網羅されている気がするからです。来年は58歳になりますが、やりたいことに出会うのにこれだけ時間がかかりました。
今後は、ランドリソースの開設者として生き、死のうと思います(たぶん)。
そして、すごく欲張りな事業ですので、およそ皆さん誰とでもお付き合いができると思います。だから、この発信を続けながら、皆さんの質問、相談、そして参加を心よりお待ちしています。

いつもお騒がせしてます。
配信停止を希望される方は、その旨お返事ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

松村拓也
mobile:090-9830-3669、taku8823@ezweb.ne.jp
e-mail:takuya@nanoni.co.jp
〒226-0016神奈川県横浜市緑区霧が丘3-15-1

一般社団法人 日本土地資源協会 http://www.land-resource.org
特定非営利活動法人 カプラー http://www.coupler.or.jp
株式会社 なのに http://www.nanoni.co.jp
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
  NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ の 活 動 に 
     ご 支 援 く だ さ る  ご 協 力 者 の 皆 様

いつもお世話になっております。

下記の通り、エコプロダクツ展関連、アースデイ大学関連のイベント情報をお届けいたします。

◆12/13 エコプロダクツ2014 環境経営学会シンポジウム
「サプライチェーンにおけるサステイナビリティをいかに高めるか」
現地法人の形で日本企業の海外進出(特にアジア)が続いています。しかし、
進出先での「CSR リスク」を認識しないまま海外に出て行くことから、現地で
人権・労働や環境などの問題でトラブルを抱え込む企業が増えています。
このことは資材調達においても同様です。直接的な契約関係にない2 次・3 次の海外調達先で問題が起きると、遡って発注元(最終ブランド企業)の責任が厳しく問われます。これを「サプライチェーンのCSRリスク」と呼びます。
この問題の解決が、日本企業の持続的な企業価値の向上には不可欠です。
そこで、皆様と議論を深めたいと考え、シンポジウムを企画いたしました。
とき: 2014 年12 月13 日(土)13:00 受付開始、シンポジウム13:30~16:30
ところ:東京ビッグサイト会議棟605号室  参加費:無料
基調講演: ① 牛島慶一様 Ernst & Young Japan
「変革期を迎える日本のサプライチェーンマネジメント」
② 佐藤雅宏様 ミズノ(株)法務部グローバルCSR室 課長
「ミズノのCSR 活動 サプライチェーンの人権問題~CSR 調達~」
パネルディスカッション「サプライチェーンのCSR リスクの認識と対応」
牛島慶一様(基調講演者)、佐藤雅宏様(基調講演者)
小川慎一朗様 富士ゼロックス(株) CSR部 部長
宮崎正浩 環境経営学会 副会長、跡見女子大学教授
川村雅彦 環境経営学会 副会長、ニッセイ基礎研究所上席研究員
モデレータ:後藤敏彦 環境経営学会 会長 申し込みは⇒ 
http://www.smf.gr.jp/data/pdf/20141110ecopro2014.pdf
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◆12/11~13 エコプロダクツ2014 こどもエコツアー 運営ボランティア募集
エコプロダクツ2014では、小中学生を対象として、エコプロダクツ出展企業や団
体のブースを巡って探検する、こどもエコツアー「エコプロエコキッズ探検隊」
を行います。企業や団体で取り組んでいる環境活動を子どもたちが学び、環境問題を身近に感じてもらうためのツアーです。
会場内を見学する時間も充分に確保できますので、ご来場予定だった方、見学するだけよりも有意義な時間となることをお約束します。また、独自の出展とは別の意味で有益な機会となりますので、ぜひご参加ください。

とき: 2014年12月11日(木)~13日(土) 9:00~16:00
  ※2日以上活動できる方歓迎。終了時間は相談に応じて変更可。
ところ: 東京ビッグサイト
その他:昼食、交通費支給、天ぷら油リサイクルバスで行く!ふくしまオーガ
ニックコットンプロジェクトへご招待(12月、1月実施のどちらかご希望のツアー)
活動内容:ツアーの運営(ツアー引率、受付など)
訪問先企業:日本容器包装リサイクル協会、三菱製紙、花王、味の素グループ、
日本生活協同組合連合会、日本環境協会、清水建設東京木工場、
本田技研工業、SGホールディングスグループ(佐川急便)、マツダ、サンデン、
JFEグループなど 申し込み・詳細は⇒ 
http://reborn-japan.com/infomation/topics/10283
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◆12/20 アースデイ大学 第4回特別講座
「冬至こそ、地球の再生を想う「里山」X「写経」―「紙」を通じて今の里山文化を知り、「書」を通じて未来を想う―」 冬至は、夜が一番長く、冬枯れの世界から春の芽生えの世界へと、「再生」に向かっていく日。また、新年に向けて、葉書に筆を走らせる時期でもあります。今回は、再生をテーマに「里山」と「写経」を通して新たな一歩を踏み出していくための講座を開催します。
 
「里山」は、日本古来より農業中心の暮らしによる草木の活用から、独自の「生物多様性」豊かな自然環境、景観、伝統文化を生み出してきました。現在では、こうした里山文化が衰退の危機にあります。当講座第1部は里山文化再生の一つ、放置竹林から「紙」を作る挑戦を学びます。
 
「写経」は、平安時代に比叡山延暦寺の天台宗僧侶・慈覚大師円仁(794-864)に
より始まりました。以来、人々は、平和・繁栄・平癒を祈念し、写経をするようになりました。また、五大院安然(841-902)は、天台本覚論「草木国土悉皆成仏」
の中で、森羅万象すべてに心と命があるとして、純粋な一心で自らを全うすることを説きました。この世界観は日本文化の根幹でもあります。第2部では、「写経」を通して一年を振り返り、志新たな覚悟を葉書に「書」きます。地球の再生を想いながら、新たな一歩を踏み出していくことを再発見してみませんか?

※アースデイ大学とは、「地球のために行動できる人を創る」ことを目的とした、 校舎をもたないバーチャルな活動体です。

とき:2014 年12 月20 日(土)13:00 受付開始、講座13:30~16:30
ところ: 中越パルプ工業株式会社(銀座2-10-6)
※地下鉄有楽町線「銀座1丁目」駅・11番出口より徒歩1分、地下鉄銀座線
「銀座」駅・A13出口より徒歩3分。参加費:1,500円
第1部【紙】里山文化再生 クロストーク:森 摂様 オルタナ編集長 ×
       西村修様 中越パルプ工業(株) 営業企画部長
第2部【書】写経体験:秋葉光寂様 天台宗僧侶
申し込みは⇒ http://earthday-u.jp
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株式会社オルタナ
東京都目黒区駒場1-26-10-304  tel: 03-6407-0266
■オルタナオンライン http://www.alterna.co.jp
■CSRを網羅する「オルタナ総研」 http://www.alterna.co.jp/csr
■若者とソーシャルを結ぶ「オルタナS」  http://www.alternas.jp
◆(新)CSR検定3級は2015年3月8日に実施http://www.alterna.co.jp/13523
◆ニュースレター「CSR monthly」は企業のCSR担当者必見の内容です。
 http://www.alterna.co.jp/csrmonthly
◆全国の書店やアマゾンで発売中◆送料無料でお得なオルタナの定期購読
  定期購読はこちら⇒ http://www.fujisan.co.jp/product/1281682296/
◆企業の「CSR浸透度」測定サービスを横浜市大と共同開発しました。
◆オルタナ×新日本有限責任監査法人共催 「CSR部員塾」
  第8期は2014年10月スタート  http://www.alterna.co.jp/11609
◆会社選びのモノサシを変える! 「グリーン天職バイブル2014」
  グリーンな経営者「直筆」による会社案内です。
◆グリーンな経営者をネットワークする「グリーン経営者フォーラム」
  詳しいご説明と会員ご紹介はこちら⇒ http://www.greenforum.biz
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  「未来からの風フォーラム」事務局からのお知らせ  
      多  摩  大  学  大  学  院   公  開  講  座       
      「 ネ オ ・ リ ベ ラ ル ア ー ツ 特 別 講 義 」 藤沢久美氏    
         との対話に登壇します        
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 来る2015年1月14日(水)、
 多摩大学大学院 公開講座   「ネオ・リベラルアーツ特別講義」において、経済・経営のみならず、文化・教育・芸術などの幅広い分野で活躍中の藤沢久美氏との対話に登壇します。

 テ ー マ は 藤 沢 久 美 、 マ ル チ ・ キ ャ リ ア を 語 る
 -  な  ぜ 、 好  奇  心  が 
       才  能  を  開  花  さ  せ  る  の  か  ?  -  で す 。

  「ネオ・リベラルアーツ」と称したこの特別講義は、各分野で活躍する一流のプロフェッショナルを招き、永年の仕事の経験から体得した「体験の知」や「身体の知」を、深く学ぶ講義です。
  下記に、この公開講座の概要を転載します。
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 【日 時】2015(平成27)年1月14日(水)
      19:00-21:00
 【会 場】国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
      (東京都港区六本木5-11-16)
 【登壇者】藤沢久美氏 :シンクタンク・ソフィアバンク 代表
      田坂広志  :多摩大学大学院 教授
 【参加費】無料
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  今週は、YouTube「田坂広志 公式チャンネル」より、
  風の対話「対話を深める方法」 - 自己との対話 -  を、お送りします。
  真の対話とは、 人為的に行うものではなく、自然に起こるもの。
 何かに導かれるように、自然に生まれるもの。
  その意味を掴んだとき、そこに、知の創発が起こるのでしょう。
                   (田坂広志メッセージ)
 この番組は、下記URLよりご覧ください。
  http://youtu.be/IAKF7GHaXCs
 【YouTube田坂広志 公式チャンネル】
  http://www.youtube.com/user/hiroshitasaka
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【冨山発「生涯現役」運動のススメ】
 シリーズ 
   た か が 「 生 涯 現 役 」 さ れ ど 「 生 涯 現 役 」No.1
                            富 山 社 会 人 大 楽 塾
                              代 表  柳  原    正  年
                             (日本生涯現役推進協議会 参与)

  「生涯現役活動」に取り組んではや二十数年。東京在住時、ライフ・ベンチャー・クラブ東瀧代表から成熟社会での生きがいづくりの在り方を学び、首都圏各地で「生涯現役を考える会」や「生涯現役を推進する会」の立ち上げ支援活動を行ってきた。

  この時期、生涯現役という言葉は、お金至上主義そのものであるとの誤解が強く、生涯現役を口にすることすら憚られた時代である。クラブでは、来たるべき「少子高齢社会」に備えソーシャル・キャピタル「social capital」すなわち社会関係資本の醸成を急がなければならないと画策、人々が共通の目的を持ち、共通の行動を取ることで高まる意識改革により、行政などの効率性や信頼性といった社会関係上資源を整える必要性を説いていたのである。

  私はこの時期を「生涯現役第一ステージ」と呼んでいる。あれから20数年親の介護の関係から地方の富山で生涯現役活動を実践することになったが、生涯現役意識の乏しい地方の中高年に生涯現役活動の重要性を訴えるため、2000年4月富山社会人大楽塾を設立、具体的実践活動開始した。しかし生涯現役活動の本質を理解してもらうには、一人ひとりの意識革命が必要であった。このことは次回以降に記載するが、この意識革命活動を私は「生涯現役第二ステージ」として称している。

  日本社会は、団塊の世代の65歳リタイヤ開始により超高齢社会が現実のものとなった。地方は3人に一人、首都圏でも4人に一人の高齢者が存在することになる。ウイークディ地方の街を歩けば高齢者だけが目立つ社会である。そのリタイヤした高齢者が、生きがいを模索して、書店・図書館にたむろしている姿には、日本をけん引してきた面影はない。

  まさに綾小路きみまろがいう「あっちもこっちも、右も左も、前も後ろも高齢者」である。「あれから40年」というCDがヒットしているという。そんな私にだれがした、時の流れがそうさせたと揶揄している。

  生涯現役活動の対策を二十数年訴えてきた我々は、今からでも遅くはないを合言葉に、一人一人の生きがいづくりにあった生涯現役の構築に手をさしのべたいと思う。厚生労働省では、生涯現役対策としてこれら高齢者の雇用を含め、緊急対策を発表しているが、生涯現役の本当の在り方が分からない人が多く、すでに手遅れの感がある。

  また介護保険の抑制のため、地域支援事業として、介護予防・日常生活支援総合事業のガイドライン(概要)を発表し、コミュニティサロン、住民主体の運動・交流の場づくりに高齢者は支える側に回って欲しいと提案している。これらは二十数年前からライフ・ベンチャー・クラブが提案してきた地域活性化システムなのである。

  次回は、意識革命の指導者として、富山での実践活動から得た指導者人材の育成について
  また全国に配置の必要がある「生涯現役プロデューサー」と「生涯現役ディレクター」の必要性について述べたい。
〔後編〕
無 資 源 国 家 日 本 = 人 材 (財) こ そ 勝 負 の 決 め 手
                       (社)全国民営職業紹介事業協会 副会長
                       (社)日本人材紹介事業協会 会長   
                        東京エグゼクティブ・サーチ株式会社
                           代表取締役会長  江  島    優
【昨日のつづき】
  今や日本は約1000兆円と言われる莫大な借金国家で、その上ゼロ金利政策でお金の面から言えばもうすでに破綻しています。しかも少子・高齢化社会という大きな課題も抱え、日本の労働力は今後ますます低下する一方です。当然生産力が低下して行き、国家も衰退の方向へ向かうことになります。良識ある国民は日本の再生について危惧しているのです。

  少子・高齢化社会と言われて久しい。現在日本の労働者人口(就労人口)は約6500万人、少子化の影響で若年労働力が約1800万人、正式には15歳から34歳までを若年労働者と言い、それが全体の労働力人口の3分の1以下です。パート・アルバイトで働くフリ-ターが約300万人、働く意思の無い引きこもりのニートが約100万人(予備軍も含む)、驚くべき数字です。2025年には若年労働力が日本は600万人に減少、インドは1億人、中国は8000万人と予測されています。

  目標をもって働くフリーターは社会復帰も可能であるが、ニートは重大な社会問題です。一つ間違えば親子間の殺人暴力、校内の殺人暴力に走る場合もあります。犯罪で検挙された少年(14歳以上20歳未満)は全国で14.5万人(2003年)、家庭崩壊、学級崩壊、学力低下と悪いことづくめで、戦後の学校教育の欠陥がまともに表れてきているのです。年間犯罪件数に関しても370万件と増加の傾向にあり、中高年の自殺者は7万人と言われています。

  問題は平和貢献国家日本として「どうしたら日本をもっと良くできるか」と言うことにあり、その責務は若者より大人に課せられています。もっとはっきり言えば、若者に日本を愛しにくくさせるような行動をとる大人こそ問題の根源があるのです。

  21世紀は人材の流動化・自由化・国際化を迎え「人材(財)の時代」であります。激動する国際社会に通用するリーダーシップを持つ人材の育成が日本再生のための緊急課題であることは言うまでもありません。日本は今、明治維新と第二次世界大戦の敗戦時に次ぐ“第三の変革期”です。この大変革期に日本が繁栄し、国際間競争に打ち勝ち、永遠に存続するために、抜本的な教育改革を早急に実現することが極めて重要であります。

  また、若年労働力不足を補うために移民法を制定し有能な外国人労働者を受け入れることと、年齢差別禁止法を制定して経験・知識豊富な3000万人の高齢者を有効に活用することが、若者から老人まで不安のない豊かな日本を作り上げるものと確信いたします。

  わが国の少子・高齢化の問題に早く手を打たなければ、21世紀の中頃には国家の衰退と消滅につながりかねません。民・官・産・学の協働システムを作り上げて、具体的な対策及び実行が急務であります。

【付記: そのためにも、私たち日本生涯現役推進協議会は何はともあれ、まず民間主導で生涯現役実践活動開始から明2015年の30周年を迎える絶好の契機に、『生涯現役プロデューサー』100万人目標の輩出国民運動を本格的に発足させる準備を着々と推進しています。どうか親愛なる皆様、ご賛同くださる方が一人でも多く、この実践活動にごお支援ご尽力いただけますよう衷心願っております。】
  私たち日本生涯現役推進協議会創設(2004年6月)の発起人代表で江島 優理事【東京エグゼクティブ・サーチ(株)代表取締役会長】が、来たる12月17日開催の『第348回生涯現役シリーズ塾』で日本コンピュータ・ダイナミクス( N C D )株式会社名誉顧問の下條武男当協議会名誉顧問とご一緒に、『夢と希望を生み出す生涯現役社会』について講演していただきます。
  江島理事が2006年初、日刊紙VOICEに執筆で大変好評を得た内容を当Blogで今日・明日の前後2回に分けて、以下に掲載させていただきます。
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〔前編〕
 無 資 源 国 家 日 本 = 人 材 (財) こ そ 勝 負 の 決 め 手
                       (社)全国民営職業紹介事業協会 副会長
                       (社)日本人材紹介事業協会 会長   
                        東京エグゼクティブ・サーチ株式会社
                           代表取締役会長  江  島    優

  私が人材ビジネス・紹介事業を始めてから瞬く間に35年(現在では43年)が過ぎました。

  この35年の間にドルショック、第一次・二次のオイルショック(街は暗闇)、円高ショック(大不況)、そしてバブルショック(経済崩壊)を体験しながら人材事業を推進展開してまいりました。

  戦後60年、焼け跡から立ち直り高度経済成長を果たしてバブル崩壊まで、世の中は時代・年代・世代によって大激動をしてきました。今まさに大変革期であります。

  日本人の価値観も戦後は十人一色でしたが、高度成長で十人十色と個性を発揮し、現代は情報社会を迎えて一人十色と価値観も逆転多様化して複雑になってきたのです。これから将来に渡り、国内・海外とも想像以上に変動の時代に突入するものと確信しております。

  資源の無い日本としては、国際社会、特にグローバリゼーション・ボーダレスの市場経済の中で競争に打ち勝って生き残るためには、“人的資源”に頼る以外ありません。人材の教育育成に努め、特に各分野においてプロの人材を作り上げることが21世紀の日本にとって最も重要な課題であります。

  私自身は35年間(現在は43年間)、就職・転職の相談に応じながら有能な人材を企業に紹介し、またカウンセリングを通じて人材の育成に努力してまいりましたが、十分に満足できたとは思っておりません。

  日本全体を見た場合、本物のプロフェッショナル人材が各分野において育っていないのが真実です。一言でいえば素人(アマチュア)の人材が責任あるポストに就いているケースが非常に多い。例えばプロの政治家や外交官が少ない、プロの経営者不足、同じくプロの教師及び大学教授も少ないし、高度な開発技術者・IT技術者も不足しているのが昨今の日本の実態ではないでしょうか。

  バブル経済崩壊以降、日本的経営・日本的雇用制度は完全に崩壊しました。資本主義経済の中で実力・能力主義、成果・機能・合理主義、自己責任の人事社会を迎えたのです。官営・民営企業全てにおいて「経営力」の欠如が諸に出てきました。「人材」と「組織」を見直して有能な人材と無能な人材を積極的に入れ替える適材適所の人材の配置転換が今こそ重要であり、日本再生への近道であります。つまり人材の流動化を促進することが急務なのです。   つづく
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
     ヘ  ッ  ド  ラ  イ  ン  ニ  ュ  ー  ス
      事務局報告 第 1 3 0 号            2 0 1 4 年 1 1 月 3 0 日発行

◎  2015/4/25(土)開催予定:『第2回 生涯現役サミット』の企画案を公募

  日本生涯現役推進協議会&NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブの活動にご支援くださる会員皆様には、いつも「生涯現役社会づくり」ネットワーク活動へのご支援をいただき、本当に有難く厚く御礼を申し上げます。   

  2004年6月開催の『日本生涯現役推進協議会発足記念第1回forum』から先般ご支援のもと成功裏に終了した『第1回生涯現役Summit』の開催記録をご参考までに下記掲載いたします。これまで原則的に毎春秋年2回を開催時期として、私たちの『生涯現役社会づくり』推進への啓発活動として、生涯現役実践活動家のご奉仕とご賛同いただくご出席皆様のご芳志を戴き、改めて厚く御礼申し上げます。

  私たち生涯現役仲間内輪の実践報告を中心に、会員口コミによる仲間ネットワーク拡充することに重点をおいた①~⑳回の各Forumは、『生涯現役社会づくり』啓発仲間の絆範囲の集会でした。しかし、今秋開催の『①生涯現役Summit』は、昨年来の厚労省「生涯現役社会の実現をめざす就業支援」用語の一般普及時代到来を勘案し、本格的な日本生涯現役推進協議会民主導『生涯現役社会づくり』新展開期を迎えたと確信いたしました。

  そこでこのたび私たち日本生涯現役推進協議会主催:民間主導『生涯現役Summit』は次回第21回開催も民間主導軸足で『生涯現役社会づくり』市民活動に意欲的な地域行政団体や企業・大学、中央関係省庁にも呼びかける『生涯現役SUMMIT』構想を一段と推進する企画で一般公募を積極的に継続します。

  どうか『生涯現役プロデューサー』仮登録皆様はもとより、会員皆様方の地元自治体やご出身企業や郷里、所属団体の如何を問わずご遠慮なく次回第2回SUMMITでの首脳会議ご提言や、関係者ご動員への創意工夫を思う存分発揮していただきたいと願っております。
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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場へ ご参加で
あなたご活躍の地域から 次々と活力盛り上げの輪が拡がります!  
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2014年:実施EVENT/2015年SUMMIT:開催日(各土曜午後1時30分)
 第20回記念5/10(済) 第1回11/8(済)  第2回4/25(予定) 
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2014/12(理事会/13:30 & 生涯現役塾/15:00 & 18:00)~2015/5
12/17   1/28    2/25   3/25    4/22   5/27
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日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
      NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ         
代 表   東   瀧    邦   次   
            TEL:03-3517-6667      FAX:03-3517-6668
         E-mail:  info@sgsk.net   or   info@npolvc.org
     URL:  http://www.sgsk.net  or  http://www.npolvc.org
               Blog:  http://40591.diarynote.jp/
           Facebook :  http://www.facebook.com/sgsk.net
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【ご参考】  発足第1回記念Forum~改称第1回記念Summit 開催記録

 回     開催日          テーマ                
第 1 回  2004.06.30  『21世紀 生涯現役の時代 来たる!』   
第 2 回  2004.11.11  『生涯現役の成功実例発表フォーラム』        
第 3 回  2005.02.11  『生涯現役の時代にどう備えるか』       
第 4 回  2005.05.02  『生涯現役人生にどう取り組むか!』        
第 5 回  2005.10.05  『企業人から社会人への新たな出発』               
第 6 回  2006.04.29  『生涯現役シニア・ベンチャーの時代』               
第 7 回  2006.11.11  『挑戦するシニア就業のススメ』                     
第 8 回  2007.06.23  『生涯現役で自己実現の夢を実現する』              
第 9 回  2007.10.03  『生きがい創造シンポジウム』           
第10回   2008.04.26  『団塊世代の仕事とお金のこれから』   
第11回  2008.10.25   シニア・次世代の交流で『日本を元気に!』      
第12回  2009.04.25  “こころ”と“いのち”が触れ合い 日本を元気に!   
第13回  2010.06.12   日本を元気に! 世代を超えて 明日に挑む
第14回  2011.06.11   全世代で日本を元気に!! 生涯現役フォーラム    
第15回  2011.12.03   アイデアたっぷり! 生涯現役フォーラム     
第16回  2012.05.19   あなたが動いて 日本を変える! 2012第一弾  
第17回  2012.11.03   『世代を超えた リアルなホンネ 大激論』
第18回  2013.05.18   市民が創る新しい日本 市民が決める『生涯現役社会』  
第19回  2013.11.09   あなたが創る活力ある日本 21世紀は『生涯現役社会』  
第20回  2014.05.10  『国に任せず 市民が動く 生涯現役社会』  
第 1 回  2014.11.08  『6Leader:「生涯現役社会づくり」実践活動発表会』     
第 2 回  2015.04.25  『 ? ? ? ? ? ? ? 』       以 上                        ---------------------------------------------------------------------------------------------------
◎  2 0 1 4 / 1 1 / 1 ~ 2 0 1 4 /1 1 / 3 0 の当Blog「掲載テーマ一覧表」
   日 付                  タイトル
2014年11月30日    「日本生涯現役推進協議会」:会報 130号
2014年11月29日    NPO ライフ・ベンチャー・クラブ会報110号
2014年11月28日    『生涯現役プロデューサー』本登録に提言
2014年11月27日    シーズ・市民活動を支える制度をつくる会
2014年11月26日    男が歳とっても 駄目にならぬ『生涯現役』
2014年11月25日    11/26:理事会・第347回生涯現役塾ご案内
2014年11月24日    12/17(水):『第348回生涯現役塾・望年会』
2014年11月23日    1960年代日本技術年代史:下條顧問登場
2014年11月22日    歳末東京:「名物女たちの討ち入りシンポ」
2014年11月21日    第207回J.I.フォーラム/12月24日(水)開催 
2014年11月20日    【UNFPA】『世界人口白書2014』発表紹介
2014年11月19日    教育現場ルポ(後)「教えない授業」の魔力
2014年11月18日    教育現場ルポ(前)「教えない授業」の魔力
2014年11月17日    全国若者対象:AltarnaSCampus支局募集
2014年11月16日    「第1回生涯現役サミット」直後総括会報告
2014年11月15日    小説家山本一力氏「生きるとは生涯現役」
2014年11月14日    12/10:「日経ビジネス経営塾」説明会紹介
2014年11月13日    大阪府:2014年度「生涯現役スポーツ賞」
2014年11月12日    12/4㊍:Salesforce World Tour Tokyo 開催
2014年11月11日    『①生涯現役サミット』感謝と11/13 総括会
2014年11月10日    オリンピアン女子会は社会貢献生涯現役
2014年11月 9日    安直なシニアバイトで 「生涯現役は無理」
2014年11月 8日    11/8開催:『①生涯現役サミット』盛会感謝
2014年11月 7日    田坂広志「風の便り」特選第165便 ご紹介
2014年11月 6日    「顧客の質をさげない方法」提言 メルマガ
2014年11月 5日    加藤特許事務所:知財 とびうめ便りVol.39
2014年11月 4日    Altarna誌/企業にとって「対話」とは何か
2014年11月 3日    「生涯現役で頑張る」:加山若大将 受賞談
2014年11月 2日    毎日Net:「新幹線駅、夢と現実」転載紹介
2014年11月 1日    J.I.Mail-news No.678 2014.10.30発行紹介       以上
    

特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ  
      ホ  ッ  ト  ラ  イ  ン   ニ  ュ  ー  ス
  事 務 局 報 告 第 110 号              2014年 11月29日 発行

◎  11月26日(水)生涯現役協・NPO法人LVクラブの合同理事会開催ご報告

拝啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 
  さて、当NPO法人 LVクラブと日本生涯現役推進協議会との十月合同理事会を下記のとおり開催しましたので、ご報告申し上げます。                  敬 具                                
                      記
日 時: 2 0 1 4 年 1 1 月 2 6 日(水曜日)   1 3:0 0 ~ 1 5 : 0 0
開催場所:八重洲口会館B2 ライフ・ベンチャー事務所
出席会員:伊藤、伊東、江島、糟谷、高橋、中上、東瀧、松重、山本、藤倉
議事内容:
1.①生涯現役サミット総括から次回「②サミット」に望むこと:
   *当協議会が生んだ活動実績を3件から4件を発表したい。
   *あらかじめ参加者が希望する分科会を決めておく方式を採用したい。
   *11月8日の第1回サミットでの“勢い良さ”は再現したい。
2.『第347回塾(午後・夕方)』11月26日の内容(配布資料)確認
3.『第348回塾』および『望年会』12月17日の内容(配布資料)確認
4.「生涯現役プロデューサー」本登録:
   “「生涯現役社会づくり」に役立つ役割を自らの信念で担う活動を周囲に広げつつある実践家”が資格者である、との意見に全ての参加者が賛同した。これを踏まえて、東瀧代表と代表選任メンバー数名で来年度本登録を開始する。
5.新年度に向けての運営活動提言:
 ① 広報体制:
   シーツー㈱代理店:藤倉代表の提案する、スマホ対応の生涯現役協HP改良策導入を決定。また前回八久保会員から提案のNPOライフ・ベンチャー・クラブHP改革方式でメンテ容易な会員システム活用策は望ましいが、現行予算上同時にHP新設協力者が数名必要なので、今回実行決定は保留。
  ② 組織体制:
   *何を実践するにも責任者を明確にし、結果報告および事前予告は不可欠である!
   *当協議会以外の外部とも有効にコラボできる組織でありたい。
 ③ 事業計画:
   *松重参与のパーソナルビズ事業とリンクした生涯現役塾の開設して戴く。
   *今回理事会後の生涯現役塾で発表:日本フリーエージェント協会との連携も検討。  
   *積極的にJTTASやJSCORE など外部組織とのプラットフォーム化も推進したい。                                             以上
  
◎ 11月26日開催『第347回生涯現役シリーズ塾〔午後・夕方〕』ご報告
【 午 後 の 部 】
日 時:2 0 1 4 年 1 1 月 2 6 日 15:00 ~ 17:00
開催場所:ライフ・ベンチャ-会議室
参加者 :江島、内山、伊藤、鎌田、糟谷、菊池、高橋、中上 章、中上 崇、葉倉、藤倉、松井、
      山口、渡辺 (敬称略/50音順)計14名
講演題目:一般社団法人 日本フリーエージェント協会(JFAA)の起業ネットワーク
メイン発言者:菊池大輔 一般社団法人 日本フリーエージェント協会(JFAA)        
講演内容:
  *JFAAの背景 五年前に組織化。
  *雇用・就職ではなく、独立・起業を目的として、全国展開をしていく。
  *15歳以上の男女はであれば参加可能。現在は、6500名の登録者。
  *現在の業務内容は主に、約300件の企業からの「商材」を、当該会員のネットワーク、ノウハウ等を駆使して、販売支援をする。
  *単なる商材販売だけではなく、その商材をどのように拡販したらいいのか、のマーケティング支援も推進中。
*商材マッチングがメインだが、いずれ、「起業」ノウハウを提供し、各人の起業支援を推進していきたい。そのために、中上さんに、QSBとの「ジョイント」を相談中。
  *現在は会員無料だが、有料化も検討(来春)
質疑応答:
  *収益構造は何か? (伊藤) 企業商材の販売マージンの一部(菊池A)
  *参加者から、「取扱い商材は数百ある。その情報の提供も可能」の申し出に菊池氏、承諾。
  *QSBとの具体的連携は、事務レベルで様々な可能性を協議し、形にしていきましょう(葉倉)の提案に菊池氏、承諾。 以上
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【 夕 方 の 部 】
開催日時:2014年11月26日 18:00 ~ 20:00
開催場所:八重洲口会館B2 会議室
参加者 :伊藤、江島、鎌田、糟谷、白石(パソナ)、柴田(Produce Planning Wrighter)、鈴木(森の
      マルシェ)、高橋、東瀧、藤倉、松井(JTTAS)、水上、吉田〔敬称略/50音順〕計13名
講演題目:『社会貢献度の高い社会事業群の創出!』
講演者 :鎌田健司 ㈱環境総合研究会 社長
     兼務:㈱千年農園 取締役会長
        (公益法人)学術・文化・産業ネットワーク多摩
              環境・福祉・防災貢献部会 部会長
     前職:㈱アップルファーム 代表取締役会長
講演内容:
  *高齢者、障がい者雇用の社会貢献事業を追求するまでの経緯。
  *ペットボトルのキャップを回収して極貧国にワクチンを送る運動創設。
  *障がい者が職員の7割を占めるレストラン『仙台六丁目農園』の創設。
  *相模原商工会議所、法政大学、各大学病院などの環境対策の実施。
  *吉野家グループとのコラボレーションによる障がい者、高齢者雇用。
  *古民家をレストランやカフェに活用した“雇用弱者”採用の町おこし。
質疑応答:
  *江島さんは6年前障がい者専門の派遣事業をしているが、鎌田さんの事例は大いに参考になると発言。
  *“森のマルシェ”の鈴木さんは事業コンセプトを大手企業などに持ち込む際にどんな事前調査が必要かと問い、鎌田さんは相手の欲求を十分に探るとの答。       
  *松井さんもつくば市で古民家活用を考えている。協力してほしいと発言。
  *山田さんは日本の童謡や民謡を古民家で演奏し幽元の日本文化を外人に発信してはどうかと提言。
  *鎌田さん曰く、『青年会議所』(JC)は42歳までで、次にはロータリやライオンズクラブしかない。43歳から55歳ぐらいの旬の時期にこそ『生涯現役を考える会』が必要で、“日本生涯現役推進協議会”のでばんである!と。→賛成!
別の話題:*柴田さん:小学生に複式簿記をゲーム感覚で学ばせるシステムを開発したが、シニアにも適応でき、シニア起業の武器になる。→セミナー開催したい!             以上

◎ 12月17日開催「第348回生涯現役塾第十二弾&望年会」ご案内
第3 4 8回 生 涯 現 役 塾 & 恒 例 の 2 0 1 5 望 年 会
   生  涯  現  役  に  取  り  組  む  第 十 二 弾
 “ 生 涯 現 役  あ な た も 日 本 も 元 気 に  望 年 の 集 い ”
日 時: 2014 年 12 月 17 日(水)
【 第 一 部 】①15:00~17:00 〔進行:伊藤参与 担当〕
第一部会場: ライフ・ベンチャー会議室
(中央区八重洲1-7-20 八重洲会館ビル B2階:03-3517-6667)
【 第 二 部 】②18:00~20:00 〔進行:吉田理事 担当〕
第二部会場: 八重洲口会館 会議室
(案 内 図 URL=http://www.sgsk.net/construction/access.html

  29年にも亙る皆様方からの日本生涯現役推進協議会 & NPO ライフ・ベンチャー・クラブへの常に変わらぬ絶大なご支援をいただきまして、心から感謝申し上げます。
  2011年12月に300回を重ねました月例生涯現役シリーズ塾は、今回通算348回を重ね、歳末恒例望年会も29回目を開催の運びで、“意義ある生涯現役で 輝ける未来創りを!! さぁ! あなたもわたしも 日本も 全世界が 元気に夢と希望の溢れる 新2015年に挑もう!!” 懇親の集いで~す。
  私たち永年の生涯現役活動歴から愈々来年は、『生涯現役プロデューサー』行動開始をめざし、超高齢化日本の活力向上に、人財活用面で付加価値創造をどう貢献できるか、下記ご案内の江島理事・下條名誉顧問ご両所の「第348回生涯現役塾」でご研鑽くださるよう切に願っています!
                    記
☆ 第一部:第 348 回『生涯現役シリーズ塾 第十二弾』
演題: 「夢と希望を生み出す生涯現役社会」(15:00~17:30)
進行: 伊藤 紘一(有限会社 勇元 代表  日本生涯現役推進協議会/NPO LVクラブ参与)
講師: 江 島 優(東京エクゼクティブ・サーチ株式会社 代表取締役会長)
( 略歴:福岡県出身 中大法学部卒 10年間ブラジル・北米海外活躍後「虚往実帰」体験。実学体験基盤のヘッドハント業界日本草分け起業創始者。創業社長・会長を歴任して再度社長復帰後に2012年末会長就任。日本弁論連盟会長等各方面で活躍)
講師: 下條 武男(日本コンピュータ・ダイナミクス( N C D )株式会社 名誉顧問)
(略歴:1931年大阪市出身 阪大理学部卒。 現日本ユニシス(株)前身企業入社後、(社)日本能率協会で大手企業電算機システム設計指導中のプログラム磁気テープ化を開発。1967年ソフトウェア開発草分けベンチャー起業:日本コンピュータ・ダイナミックス(株)設立、社長就任。2000年JASDAQ株式上場、現代表取締役社長は長男の下條 治氏。
質疑: 講話を踏まえ出席者全員主役参加方式での当クラブ歳末恒例の大望年盛会の意見交換を行います。
☆ 第二部:満30年/2015期待の望年懇親会 (18:00~19:50)
【幹事:伊藤紘一、伊東絋二、糟谷繁子、水上久忠、山本芳治、吉田あつみ】
進行: 吉田 あつみ(品川区議会議員/NPOライフ・ベンチャー・クラブ 理事)
演題: 「海外協力の現場から見えてきた
~激動の世界に求められるパラダイムシフト~」
講師:神田 英輔  (「声なき者の友」の輪・代表)
(略歴:1942年1月生れ。鹿児島育ち。横浜国立大学、聖書神学舎、Trinity EvangelicalDivinity School、Warner Southern大学卒。人文学博士。10年間、国際的青少年育成活動に従事したのち、28年間にわたり、世界70カ国で飢餓や貧困に苦しむ方々の自助努力を支援する活動に従事。2010年「犠牲を伴う愛」を実践する者たちを育てて「共に喜ぶ社会」の実現を目指し「声なき者の友の輪」を創立。エリザベス夫人との間に3人の子供と6人の孫。)
概要:21世紀の世界は激震を経験させられています。これまで疑うことをしなかった「世界観・価値観」が揺るがされています。今回は20年前に大虐殺が起こったルワンダに目を向け、その背後にあった「世界観」を探りつつ、長い間私たち日本人を支配してきた「世界観」を再検討し、日本における「世直し運動」の原点について私自身が考えさせられていることをお分かちさせていただきたいと願っています。
………………………………………………………………………………………
参加費: 生涯現役塾/1,000円 & 望年会/2,000円     参加者30名予定
申込先: NPO 法人ライフ・ベンチャー・クラブ運営事務局
〒103-0028  東京都中央区八重洲1-7-20  八重洲口会館ビル  B2F
電話:03(3517)6667 Fax:03(3517)6668
E-mail :info@npolvc.org       URL:http://www.npolvc.org
………………………………………………………………………………………
第348回  生涯現役シリーズ塾第十二弾・2015望年会 参加申込書  
                              2 0 1 4 年  月  日
NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 事 務 局 宛

次の番号選択〇印〔 ① 生涯現役塾&望年会、 ② 生涯現役塾、 ③ 望年会 〕で参加申込いたします。
氏名                   
TEL or FAX or Mail
                                  以上
  私たちは10年半前の2004年6月「日本生涯現役推進協議会」を創設するに際して、次のような活動目標を定めました。
  それは本会会則の第2条【目的】に、本会は、少子・高齢化における「幸せで明るい長寿社会」の実現のため、高齢者などシニア世代が社会的役割と生きがいを持ち、生涯現役で活動できる社会づくりを目的とする。・・・と決めています。

  そして、次のように会則の第3条で、6項目に亘る【事業】の活動を定めています。
  1.生涯現役社会づくりに関連する関係団体の連携強化
  2.生涯現役社会づくりに対策を推進する行政機関との連携と協力
  3.生涯現役社会づくりへの対応を志向する企業体などとの協力
  4.生涯現役社会づくりに関する国内外の情報の収集と提供および調査研究
  5.生涯現役社会づくりに関する広報・啓発および国際協力
  6.その他、必要な事業活動

  私たち生涯現役グループ仲間の実践活動は、これまで29年地道な継続の結果、来年は満30年目を迎えようとしています。自称生涯現役実践道場で自他研鑽の『生涯現役シリーズ塾』への参加で、当初の20年間は参加者個人の立場から「生涯現役を各自がどう実現させていくか」に、真剣に取り組んできたと思います。

  しかし、1990年代に議員立法で全会一致決議の「高齢社会対策基本法」成立にも見られたように、高齢社会対策には、国民への啓発と自覚の必要性が不可欠だと痛感しました。個人中心の「生涯現役」指向だけでなく、上記「生涯現役社会づくり」でのネットワーク支援環境が並行して重要だとの確信が個の絆ネットワーク化への日本生涯現役推進協議会創設に到りました。

  その創設から10年を経過して、私たちには「では、どのようにして各個生涯現役実践家が、『生涯現役社会づくり』を形成させていくのか・・・」という課題が問われている筈です。その『生涯現役社会づくり』という共通目標有認識の実践家リーダーたちが、正しく『生涯現役プロデューサー』に評価されるのではないでしょうか。

  その人物評価には次の6項目が確認できると思います。
  1.得意技・持ち味を基盤とする『生涯現役社会づくり』への確たる理論があること。
  2.その理論だけではなく、現実の『生涯現役社会づくり』社会変革に相応しい事実があること。
  3.各前記に該当する本人の意気込み、情熱が存分にあること。
  4.各前記に伴う『生涯現役社会づくり』進捗の行動があること。
  5.『生涯現役社会づくり』への成果があること。
   ①自分が先ず何よりも変化していること
   ②周囲の人たちにも代えている実績があること。
   ③変えた人を組織化し、継続的活動にもっていけていること。  6.今後の具体的な展開の政策があること。・・・などを前提に評価できるような人たちが、少しでも多く、私たち生涯現役仲間から
輩出できるような日本生涯現役推進協議会、またNPO法人ライフ・ベンチャー・クラブでありたいと願っています。  

        
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シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 メルマガ
  ■2014-11-27■                            ■No.223 ■
~NPOWEBはシーズが運営する市民活動を支えるニュース&情報サイトです~ 
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 日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
       東  瀧    邦  次  様

  解散総選挙となった。例年なら、11月末~12月中旬は、税制改正運動のまっ最中だが、腰を折られた恰好だ。
  昨年から準備してきたNPO法の改正も、一時中断となってしまった。認証にかかる期間を4カ月から2カ月に短縮する、資産の登記をなくすなどの、NPO法人にとっては、実務的に助けになる改正内容が検討されていたのだが、残念である。寄付税制の行方も含めたNPO税制の見直しの有無は、年末年始の税制改正作業に委ねられた。
  新聞報道によると、1月9日に来年度の税制が決まり、それまで、選挙明けから突貫作業で、税制の検討が行われるという。どうやら、シーズは、安心して年末年始を送れないようだ。
  来年は、正月早々、皆様に良いニュースが届けられるようがんばるしかない。年の暮れの多忙な時期ではあるが、NPO税制に関する動きにご関心持ち続けていただきたい。         シーズ 代表理事 松原 明                  
━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】認定NPO法人制度を守るキャンペーン2014年11月~2015年1月
【2】公明党、シーズからH27年度税制改正ヒアリング実施
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【1】認定NPO法人制度を守るキャンペーン2014年11月~2015年1月
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  2014年4月、シーズは、認定NPO法人の優遇税制が見直しの危機にあることをいち早く捉え、12月の税制改正大綱を見据えた懸命なロビー活動を続けてきました。しかしゴール直前に、突然の解散総選挙という大ハプニング。
  年末年始の混乱に乗じて制度の改悪が進まないよう、より一層ロビー活動に力を注ぐ必要が出てきました。この活動費となるご寄付を募集しています。私たちの大切な法制度を、力をあわせて守り抜きましょう。
● シーズのロビー活動にご寄付ください ●
目標金額:100万円
活動期間:2014年11月~2015年1月
活動内容:2015年度税制改正大綱への対応
・ 各党マニフェストへの掲載を目指し、国会議員への働きかけ
・ 税制改正の最新の動きについて、国会議員から日々の情報収集
・ NPO法人から賛同署名集め → 国会議員・政府関係者へ提出
・ 認定NPO法人の活動事例集作成 → 国会議員・政府関係者へ配布
・ マスコミへの情報提供による世論喚起
・ 選挙後に再始動するNPO議員連盟への働きかけ
● ご寄付の方法、本キャンペーンの詳細はこちらをご覧下さい ●
⇒ http://sfml.jp/?c=899063&o=0011000000ScoqaAAB&v=9b228cb3
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【2】公明党、シーズからH27年度税制改正ヒアリング実施
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2014年11月14日、公明党は、内閣部会(内閣部会長:高木美智代衆議院議員)
・NPO局(NPO局長:谷合正明参議院議員)合同会議を開き、平成27年度税制、予算要望についてシーズよりヒアリングを行いました。
会合には、谷合正明参議院議員(NPO局長)、高木美智代衆議院議員(内閣部会長)、輿水恵一衆議院議員、新妻ひでき議員、濱村進衆議院議員、若松謙維参議院議員ほか、約5名の議員秘書等の参加がありました。
ヒアリングでは、シーズ・市民活動を支える制度をつくる会の代表理事 松原明が、以下5つの要望を行いました。
1.寄付税制の拡充
2.認定NPO法人制度の改善
3.NPO法人制度の改善
4.衆議院選挙で公約に掲げて欲しい
5.NPO議連だけで緩和できるのか、税調での合意も必要なのか
このヒアリングの詳細は、こちらのニュースをご覧ください。
⇒ http://bit.ly/1ynvdwI
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☆NPO・市民活動の基盤づくりを進める「シーズ」です。
 頑張るシーズにエールを送ってください。
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[ 発行 ]特定非営利活動法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会
    〒102-0075 東京都千代田区三番町24-25 三番町TYプラザ5F
    TEL 03-3221-7151 FAX 03-3221-7152
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NPOWEB Mail Magazineへのご意見・ご感想、シーズ入会案内ご希望の方は、npoweb@abelia.ocn.ne.jp までご連絡下さい。
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  “ 今から2020年までに中小企業の底力を見せつけて日本を次のステージに!” を掲げる「小さな組織の未来学」〔2014.09.22〕付「時間を味方につける」欄で米山公啓氏のご意見を次の通り読みましたので、ご紹介します。ご参考URL=     
http://www.nikkeibp.co.jp/article/miraigaku/20140922/416671/?n_cid=nbpbpn_tg

  そして私が直感したことは、米山氏ご意見のなかで、①「自分次第で増やせるテストステロン」、②「活動的な生活で悪循環に立ち向かう」各項目ともに私たち「生涯現役」仲間の活動体験が大いに役立っているのではないかということです。

  そのために、ぜひとも米山氏とも連携して “ 男が歳を取ってもダメにならない「生涯現役社会づくり」運動 ” の人生目標を該当者ご本人たちや雇用する企業経営者たちだけでなく、高齢社会対策に関心を抱く諸外国にも役立つよう、民産官学一体の国レベル国民啓発で、21世紀日本社会の上げ潮ムードを盛り上げたいものと存じます。
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  男 が 歳 を 取 る と 、な ぜ ダ メ に な る の か
                                       米 山   公 啓       
      脳  に  学  ぶ  経  営  戦  略
  健  康     老  後     脳
  ここで言う「ダメ」にはいろいろな意味がある。肉体的衰え、精神的な機能の低下、意欲の低下、いろいろな意味でダメになるという意味だ。無論、ダメにならない能力もあって、総合的な判断能力などは歳を取るほうが上がるとされる。
  それほど大げさに考えなくとも、やはり若い頃に比べるとダメになったと感じる事は多いはずだ。そこで重要になってくるのは「テストステロン」と言われる男性ホルモンである。
  自 分 次 第 で 増 や せ る 「 テ ス ト ス テ ロ ン 」
  ホルモンと言うと、体の臓器に作用する物質と思ってしまうが、脳の中でも重要な役割を果たしている脳内物質でもある。他人に対して優位に立とうと思うのは、テストステロンの作用であり、さらに独占的、攻撃的な性格も作り出している。
  もちろん性的な欲求が強くなるのもテストステロンの作用で、20歳をピークに次第にテストステロンは減ってきてしまう。男の更年期という言い方もされるが、60歳くらいから歳を感じるというのは、テストステロンの減少が影響している。
  しかし、60歳になっても意外に若い頃と同じような生き方を通している若々しい男性もいる。実は、その生き方に大きく影響を受けるのもテストステロンである。テストステロンは年齢や個人で分泌される濃度に差がある。遺伝的な要因は50%くらいと言われていて、生活習慣によってテストステロンを増やす事も可能なのだ。
   活 動 的 な 生 活 で 、 悪 循 環 に 立 ち 向 か う
  それにはいくつかの方法がある。
1) 有 酸 素 運 動
  ウォーキングのような、息苦しくならない程度の速度が有酸素運動として有効だろう。
2) 筋 ト レ
  肥満になるとテストステロンが減少する。筋トレによって筋肉を増やすと同時に、脂肪を減らせればテストステロンは増える。
3) 女 性 に 会 う 機 会 を 増 や す
  やはり異性からの刺激は重要である。年齢とともに若い人に会うチャンスが減ってしまうものだ。仲間内の飲み会だけではなく、若い女性が集まるパーティに無理をしてでも参加してみよう。
4) ス ポ ー ツ カ ー に 乗 る
  スポーツカーに乗るとテストステロンが増えたという研究があり、外から見られるという意識がどうもプラスに働くようだ。スポーツカーのエンジン音がテストステロンを増やしたという研究もあるようで、ファミリーカーとか運転手付きの車では、ますますテストステロンを減らしてしまうかもしれない。
5) 大 豆 製 品 を 食 べ る
  動物実験では、大豆を与えるとテストステロンが増えるという報告があり、健康食品でもある豆腐などは、やはり積極的に摂るべきだろう。
6) 亜 鉛
  テストステロンを作るときに必要なものが亜鉛。亜鉛の多い食品として、牡蛎、カシューナッツ、アーモンド、ホタテなど。ナッツ類は摂りやすいので、普段から食べる習慣を持とう。
  こうして考えてくると、テストステロンはいかに活動的な生活をしているかという事と関連性が強い。自分が歳だと思うと消極的な生活になって、悪循環の繰り返しになるという事だろう。しかし、生活習慣を変える事によって、脳の働きまで変える事が可能なのだ。
【 米 山  公 啓 (よねやま きみひろ)/プ ロ フ ィ ー ル 】
  1952年山梨県生まれ。作家、神経内科医。元聖マリアンナ医科大学第2内科助教授。現在までに280冊以上を上梓。講演会、テレビ・ラジオ出演、テレビ番組企画・監修なども行う。日本老年学会評議員、日本脳卒中学会評議員、日本ブレインヘルス協会理事。
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
 NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ の 活 動 に 
   ご 支 援 く だ さ る   会  員  皆  様

いつも 皆様には 「生涯現役社会づくり」への ご支援本当に有難うございます。
明11/26日午後(水)開催合同理事会と第347回塾ご参画を宜しく頼みます。
関係資料は10/28日付ご案内済のメール資料をご参照くださるよう願います。
当日ご欠席の理事はできるだけ事前の欠席届をしてくださるようお願いします。
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【 11 月 合 同 理 事 会 & 第 3 4 7 回 生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾 】

 日 時: 2 0 1 4 年 1 1 月 2 6  日 (水)
生涯現役協&NPO/LVC 合同理事会 13:00~14:50(東瀧担当)
〔議 案〕
  1.「次回生涯現役サミット」総括改善に関する件(11/16付Blogご参照)
  2.11月「第347回塾(午後・夕方)」に関する件(添付資料か10/29Blog)
  3.12月17日第347回塾と望年会開催案に関する件(添付資料か11/24Blog)
  4.「生涯現役プロデューサー」本登録に関する件
  5.新年度に向けての運営活動提言対策に関する件
    ① 組織体制
    ② 事業計画
    ③ 広報体制

【生涯現役シリーズ塾第11弾午後の部】15:00~17:00(中上担当)        
【生涯現役シリーズ塾第11弾夕方の部】18:00~20:00(伊藤担当)

下記ご案内行事一覧は毎週毎月ご確認の上、行事優先日程でご予定いただき、ご関心ある知人にもぜひ『生涯現役社会づくり』仲間としてお誘いお願いします。

私たちには地の利最高の会場:ライフ・ベンチャ-事務所をフル活用が可能です。 
  東京都中央区八重洲1-7-20  八 重 洲 口 会 館  地下2階
NPO ライフ・ベンチャ-・クラブは JR東京駅八重洲北口改札の真正面を出た処、東京駅・大丸デパート正面反対側です。(日興証券が一階にあるビルのB2階)
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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場へ ご参加で
あなたご活躍の地域から 次々と活力盛り上げの輪が拡がります!
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 2014年:フォーラム/2015年:開催サミット(各土曜午後1時30分)
⑳Forum 5/10(済)    ①Summit 11/8(済)     ②Summit 4/25(予定)
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2014年11月(理事会/13:00 & 生涯現役塾/15:00&18:00)~2015年4月
11/26   12/17    1/28    2/25   3/25   4/22
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2014年11月~2015年4月(木曜会東瀧・山本担当/各11:00~13:00)
【ご参加者は必ずご予約確認下さい。 会員1,000円/一般2,000円】
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日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
      NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
              代 表   東 瀧    邦 次             
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net or    info@npolvc.org
URL: http://www.sgsk.net  or   http://www.npolvc.org
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook : http://www.facebook.com/sgsk.net
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【第347回生涯現役シリーズ塾ご案内】

 第 3  4  7 回   生  涯  現  役  シ  リ  ー  ズ  塾
   生  涯  現  役  に  取  り  組  む  第  1  1  弾
      ~生涯現役社会づくりオンリーワンの「生涯現役シリーズ塾」~
日 時:  2 0 1 4  年  1 1  月  2 6  日 (水)
      【午後 の部】15:00~17:00〔① 中上 崇 担当〕
      【夕方 の部】18:00~20:00〔② 伊藤紘一 担当〕
会 場:  ① ライフ・ベンチャー事務所
       (JR東京駅八重洲北口 大丸正面ビルB2F)
        ② 八 重 洲 口 会 館 会 議 室
       (ライフ・ベンチャー事務所隣接B2F)
内 容: 生涯現役シリーズ塾は毎回、①日本ベンチャー創業家・中上講師の次世代育成への協働推進策が持論である効果的「生涯現役社会づくり」実践論。更に今回 ②「生涯現役社会づくり」No.5は来春サミット準備に向け、総員主役盛上げ策を伊藤参与担当で創意と工夫満載する道場。【夕方の部】「生涯現役社会づくり:その5」発表者は、㈱環境総合研究会 鎌田健司社長(61歳)。
演 題は  社 会 貢 献 度 の 高 い 社 会 事 業 群 の 創 出 ! 
鎌田哲学で独創的ベンチャー魂の溢れる実践貢献を貫く、社会事業家第一人者が創出されるご体験を学びたく存じます。

課 題: いまなぜ 企業向け 「生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾」 が必要なのか 
進 行:  水 上  久 忠
  ( 3愛ネットクラブ 代表 & NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ 副代表)
発 表:① 中  上    崇
  (一般社団法人日本開発工学会 会長 & 日本生涯現役推進協議会 理事)
  中上 略歴:27歳ベンチャー創業以来、(株)メタリンク創業迄 幾多の実践体験。ベンチャー・コンサルタントの傍ら、日本開発工学会や日本電子機器輸入協会 代表として ベンチャービジネス 名語り部で大活躍。
進 行:  伊 藤   紘 一
  (有限会社 勇元 代表 & 日本生涯現役推進協議会/NPO法人LVC 参与)
発 表:② 鎌 田   健 司
  ( ㈱ 環境総合研究会 社長 兼 ㈱ 千年農園 取締役 会長、公益法人 学術・文化・産業ネットワーク多摩 環境・福祉・防災貢献部会 部会長 )
  鎌田 略歴:高齢者、障がい者雇用の社会貢献事業を追求するまでの経緯では、ペットボトル・キャップを回収して最貧国へワクチンを配る!活動では有名な話。障害者が職員の7割を占めるレストラン『仙台六丁目農園』。相模原商工会議所における環境事業活動。吉野家グループとのコラボレーションによる広範囲な事業展開。CSR(社会的責任)、CSV(価値創造)、CRM(大義の事業化)を活用した地域活性化、雇用創出:社会性+経済性も融合モデル! を展開するなど幅広い社会事業での第一人者。
………………………………………………………………………………………
参加費: 会員/1,000円     一般/2,000円(会員紹介者/1,000円)
申込先: NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ事務局
    東京都中央区八重洲1-7-20  八重洲口会館 B2F
 電話:03(3517)6667  Fax:(3517)6668
E-mail: info@sgsk.net   or   info@npolvc.org
URL:http://www.sgsk.net   or   http://www.npolvc.org
………………………………………………………………………………………
     第347回 生涯現役シリーズ( 午後 ・ 夕方 )塾 参加申込書                                    2014 年 11月  日
特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 事務局 宛

住 所:〒                                      
氏 名:     
TEL or FAX or Mail  

第 3 4 8 回 生 涯 現 役 塾 & 歳 末 恒 例 望 年 会
“ 生 涯 現 役  あ な た も 日 本 も 元 気 に  望 年 の 集 い ”

日時:2014 年 1 2 月 1 7 日 (水)   1 5 : 0 0~1 9 : 5 0
第一部会場:  ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー 会 議 室
      (中央区八重洲1-7-20 八重洲会館ビル B2階:03-3517-6667)
第二部会場:  八 重 洲 口 会 館   会 議 室
      (案 内 図 URL=http://www.sgsk.net/construction/access.html
  29年にも亙る皆様方からの日本生涯現役推進協議会 & NPO ライフ・ベンチャー・クラブへの常に変わらぬ絶大なご支援をいただきまして、心から感謝申し上げます。
  2011年12月に300回を重ねました月例生涯現役シリーズ塾は、今回通算348回を重ね、歳末恒例望年会も29回目を開催の運びで、“意義ある生涯現役で 輝ける未来創りを!! さぁ! あなたもわたしも 日本も 全世界が 元気に夢と希望の溢れる 新2015年に挑もう!!” という懇親の集いです。
  私たち永年の生涯現役活動歴から愈々来年は、『生涯現役プロデューサー』行動開始をめざし、超高齢化日本の活力向上に、人財活用面で付加価値の創造などどう貢献できるか、下記ご案内の江島理事と下條名誉顧問ご両所の「第348回生涯現役シリーズ塾第十二弾」で存分にご研鑽くださるよう切に願っています。
                    記
☆ 第 一 部: 第 3 4 8 回『生涯現役シリーズ塾 第十二弾』
演題: 「夢と希望を生み出す生涯現役社会」 (1 5 : 0 0~1 7 : 3 0)
進行:   伊  藤   紘  一  
     (有限会社 勇元 代表  日本生涯現役推進協議会/NPO LVクラブ参与)
講師:   江   島    優
    (東京エクゼクティブ・サーチ株式会社 代表取締役会長)
( 略歴:福岡県出身 中大法学部卒 10年間ブラジル・北米海外活躍後「虚往実帰」体験。実学体験基盤のヘッドハント業界日本草分け起業創始者。創業社長・会長を歴任して再度社長復帰後に2012年末会長就任。日本弁論連盟会長等各方面で活躍)
講師:   下 條    武 男
    (日本コンピュータ・ダイナミクス( N C D )株式会社 名誉顧問)
(略歴:1931年大阪市出身 阪大理学部卒。 現日本ユニシス(株)前身企業入社後、(社)日本能率協会で大手企業電算機システム設計指導中のプログラム磁気テープ化を開発。1967年ソフトウェア開発草分けベンチャー起業:日本コンピュータ・ダイナミックス(株)設立、社長就任。2000年JASDAQ株式上場、現 代表取締役社長は長男 下條 治氏。
質疑: 講話を踏まえ出席者全員が主役参加方式での当クラブ歳末恒例の大望年会を盛り上げる忌憚ない意見交換を行います。
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☆ 第 二 部:満30年/2015期待の望年懇親会 (1 8 : 0 0~1 9 : 5 0)
 【幹事:伊藤紘一、伊東絋二、糟谷繁子、水上久忠、山本芳治、吉田あつみ】
進行:   吉 田  あ つ み
     (品川区議会 議員/NPOライフ・ベンチャー・クラブ 理事)
演題: 「 海 外 協 力 の 現 場 か ら 見 え て き た ~
     激 動 の 世 界 に 求 め ら れ る パ ラ ダ イ ム シ フ ト 」
講師:  神  田   英  輔  (「声なき者の友」の輪・代表)
(略歴:1942年1月生れ。鹿児島育ち。横浜国立大学、聖書神学舎、Trinity EvangelicalDivinity School、Warner Southern大学卒。人文学博士。10年間、国際的青少年育成活動に従事したのち、28年間にわたり、世界70カ国で飢餓や貧困に苦しむ方々の自助努力を支援する活動に従事。2010年「犠牲を伴う愛」を実践する者たちを育て「共に喜ぶ社会」の実現を目指し「声なき者の友の輪」を創立。エリザベス夫人との間に3人の子供と6人の孫。)
概要:21世紀の世界は激震を経験させられています。これまで疑うことをしなかった「世界観・価値観」が揺るがされています。今回は20年前に大虐殺が起こったルワンダに目を向け、その背後にあった「世界観」を探りつつ、長い間私たち日本人を支配してきた「世界観」を再検討し、日本における「世直し運動」の原点について私自身が考えさせられていることをお分かちさせていただきたいと願っています。
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参加費: 生涯現役塾/1,000円  &  望年会/2,000円   参加者30名予定
申込先: NPO 法人ライフ・ベンチャー・クラブ運営事務局
〒103-0028  東京都中央区八重洲1-7-20  八重洲口会館ビル  B2F
電話:03(3517)6667               Fax:03(3517)6668
E-mail :info@npolvc.org               URL:http://www.npolvc.org
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第348回 生涯現役シリーズ塾第十二弾・2015望年会  参 加 申 込 書  
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NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ事務局 宛

次の番号選択〇印〔 ① 生涯現役塾&望年会、 ② 生涯現役塾、 ③ 望年会 〕で参加申込いたします。

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