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http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001133

 私たち日本生涯現役推進協議会の下條武男名誉顧問は1931年、大阪・天王寺で菓子製造を営む家に生まれ、1958年、大阪大学理学部数学科を出た。計算機の仕事を選んだのは「大学で学んだ数学理論を生かせる」と考えたからだった。「試験を受けたのは吉澤会計機、入社したのは日本レミントン・ユニバックでした」と下條は話す。
「入社当時、日本レミントン・ユニバックの社員は250人ほど、新入社員は15人か16人で、その半分がソフト部隊に配属されました」

 採用は大阪支店だったが、下條は研修のため上京し、そのまま東京で勤務することになった。
「プログラミング教育なんてなかった。ドン、と英文のテキストを渡されるんです。あとは独学で習得するしかなかった」
 そこで下條は先輩が教えてくれたことを手がかりに、ほかの部分に自分なりの理論を当てはめ、テキストの図表を参照しながら電子計算機の構造やプログラムの原理を理解していった。英語の文章を翻訳するより、理論で理解したほうが早いし正確だった。

 翌59年、山一證券のシステム開発チームに配属された。山一證券はこの年、磁気ドラムを装備したトランジスタ式電子計算機「UFC」にレベルアップしたばかりだった。機械語で記述したコードをカードにパンチして読み取らせ、内蔵メモリに蓄える新しい方式だった。このため下條は、機械語の文法と、頻繁に使用するコードを覚えなければならなくなった。
「よく使うコードは手引書を参照すればいい。そう考えたら楽になりました。そしてより重要なのは、どのようなプログラムを作ればいいか、ロジックの組み立てだということに気がついたわけです」

 ほかの技術者が1本のプログラムを完成させるのに、例えば4週間かかるとする。ユーザーの業務を調べ、要望を理解するのに1週間、プログラムを組むのに1週間、マシンにかけて不具合を調整するのに2週間。下條の場合は、ユーザーの業務や要望を理解するのにほかの人の1.5倍をかけた。またプログラムを組むのに1週間半かかる。ここまでで既に3週間。周りから見ると、ひどく遅れているように思えるが、修正がほとんどなかった。
「私が作るプログラムには、論理的な矛盾やコーディングのミスが皆無でした。初期の設計さえ正確であれば、早く仕上げることができるんです。自分はプログラマよりシステム設計のほうが向いている、という自信がつきました」と言う。

  S  E か ら コ ン サ ル タ ン ト へ
 入社4年目の1961年、30歳の下條に転機が訪れた。社団法人日本能率協会から「電算機の講師になってほしい」と誘いの声がかかったのである。
「日本能率協会の新居崎邦宜という常務理事は、たいへんな勉強家でした。それに先見性があった」
 先見性とは、すなわち電子計算機だった。新居崎は1961年、協会にスペリーランド社の最新鋭機「USSC」を導入すると、EDP(Electronic data processing)研究所を設立。電子計算機の導入を考えている企業の担当者に、業務の電算化によってどれほどの生産性、効率性、省力化が実現するかを実証することを目指した。

 下條はそこでシステム設計の「先生」として仕事をすることになった。情報システムの基礎知識を教える傍ら、アメリカでの電算機利用動向や最新の技術動向を伝えるシンポジウムなどのイベントの進行役も務めた。協会の職員や協会所属のコンサルタントでは、専門的な話に対応できなかったのだ。小野田セメントの南沢宣郎、東京海上火災の山口大二、野村證券の大野達男といった人々が講演や討論会を行い、受講者は常に500人を超えた。

 また、大手企業の電子計算機導入に関する調査や指導を担当した。東洋ベアリング、日本電装、汽車製造、住友機械工業、日本放送協会(NHK)といった企業に対して、事務の機械化の相談に乗った。
「EDP研究所でテスト用に作ったプログラムは、そのまま本番で使うこともできました。受講生が勤める会社の実務を分析して、実際に動くシステムを作ったんです」

 ただし、テスト用に処理するデータは実際よりはるかに少なかった。データ処理の時間は極端に短く、あっという間に終わってしまうのだが、その前に、長大なプログラムをパンチし、それを電子計算機に読み取らせる間、テストを見にきたクライアントを延々と待たせることになる。
「そこで、プログラムを磁気テープに格納することを思いついたんです」
 当時、磁気テープはデータと処理結果を記録するもので、プログラムの格納には用いられていなかった。のちにこの方式は「プログラム・ライブラリ」として一般的になる。また、アプリケーション・プログラムと処理データを分け、相互に同期させながら一貫処理を行っていく手法は、米スペリーランド社に紹介され、やがてUNIVAC機のOS「OS/11」の一部に組み込まれていった。

  D B M S の 基 礎 理 論 に
 日本能率協会時代の下條が作ったプログラムでは、「バイナリー・サーチ」が最も名高い。もっともこの名称は、のちに米国の学会が名付けたもので、当時、下條は「区間縮小法」とか「二分サーチ法」と呼んでいた。
「例えば辞書から特定の単語を探し出す場合、おおよその見当をつけて辞書を開くでしょう? パッと開いたところが目的の言葉の前か後かを見る。そこで不要な部分を捨てる。残った部分をまた大ざっぱに見当をつけて開く。その前か後か、さらに前か後か。そうすることで3回か4回で目的の言葉を見つけることができる。そういう理屈です」

 システムに格納されているデータには、辞書のような並び順のルールはない。格納されているデータを一つひとつチェックしていくので、データの件数分だけ計算機は動き続け、必要なデータを探し出すだけで時間がかかってしまう。
 そこで下條は、人間の「見当をつける」という行為を観察し分析して、システムにも同じプロセスを実行させる方法を考案したのだった。データにキーとなるコードを付け、コード順に並べておく。探したいデータのキー・コードと、並べたデータの真ん中のコードとの大小を比較すれば、次に探すべきなのが前半分か後ろ半分かがわかる。次はわかった半分の真ん中にあるコードと照合、というふうに合致するまで二分・照合を繰り返す。「半日以上かかっていたデータ検索の作業が15分で終わった」という記録が残されている。

 1964年の秋、米コンピュータ学会で全く同じ手法が「バイナリー・サーチ理論」として発表され、データベース管理システム(DBMS)の基礎理論となった。それを知った中嶋朋夫(当時日本能率協会、のち情報処理振興事業協会開発振興部長、青山学院大学講師)が、アメリカの学会誌に発表するよう勧めたのにと下條の論文嫌いに腹を立てる一方で、そのおおらかな人柄に苦笑したと伝えられる。

 たった二人で創業したNCDは、40年後の今、グループ従業員600人に拡大した。2000年9月にはJASDAQに上場もしている。下條は現在76歳だが、口癖は「生涯現役」だ。
<歳末東京名物女たちの討ち入りシンポ>
   政  府  が  つ  い  に  動  き  出  し  た  !
    今 世 紀 の キ ー ワ ー ド ! 認 知 症 と と も に 生 き る
        鉄 道 事 故 賠 償 裁 判 を 手 が か り に

     2 1 世 紀 は 認 知 症 と と も に 生 き る 時 代──
   と言われながら、昨年名古屋地裁、今年名古屋高裁の判決は、
認知症の人を支える家族に過重な負担を強いるものでした。ここに、あらゆる角度からこの問題に挑戦し、どうすれば人間らしい生き方、医療・介護・地域のあり方を創生できるか、時代からの宿題に迫る大シンポジウム !! 
 1 2 月 1 4 日 (日)  1 3 : 2 0 ~ 1 6 : 4 0  受 付 1 3 : 0 0 ~
   四谷区民センターホール  新宿区内藤町87    TEL 03-3351-2118
  <プログラム>    
 ごあいさつと討ち入り司会  樋口 恵子    
         全体司会  松村満美子
☆第1部 記 念 講 演 「 認 知 症 の 最 新 情 報 に つ い て 」                  
                          13:25~14:15
            講師  秋下雅弘 (東京大学医学部付属病院老年病科教授)
☆第2部 大パノラマシンポ 
 「 認 知 症 事 故 / だ れ が 責 任 を 負 う べ き か 」      
                          14:25~16:25
(法律家の立場から) 渥美雅子、田村恵子、堤 修三、    
司会 沖藤典子
(家族・介護施設の立場から)大野教子、武田純子、角田とよ子、時田 純、    
司会 濱田 利
(医療・看護の立場から) 湖山泰成、髙瀨義昌、釘本祥子、渡辺敏恵、    
司会 井上由美子
(自治体・地域の立場から)東内京一、宮島俊彦、介護者サポートネットワーク    
司会 袖井孝子
   ※交渉中の方もあり
☆第3部 いよいよ討ち入り 大石内蔵助役、吉良上野介役に注目!                          16:25~16:45 
参加費  500円 (定員450人)     
申込・お問い合わせ                      
NPO法人高齢社会をよくする女性の会            
〒160-0022 新宿区新宿2-9-1-802                
TEL 03-3356-3564 (月・水・金)             
FAX 03-3355-6427
このメールは 日本生涯現役推進協議会 様宛にお送りしました。
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    第207回J.I.フォーラム         12月24日(水)開催
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   第 2 0 7 回 J . I . フ ォ ー ラ ム  
  「人口減少――本当の問題は何か「地方消滅」という言葉が一人歩きしています。実は、人口減少は40年前から予測されていました。
  そして、政府もメディアもそれを「望ましいこと」と捉えていたのです(1974年人口白書)。 
  ところが、今「人口減少は大変だ」の大合唱です。本当に大変なのは何なのでしょうか。 
  人口が減ることか、それとも、それを受けとめる社会のあり方のほうか。 
  少子化対策の成否を問わず、日本の人口が増えることは当分ないでしょう。 
  ならば私たちは、今何をしないといけないのでしょうか。一度冷静に考えてみましょう。 
  歴史人口学と地方自治のエキスパートに来ていただきます。
  ◯日 時: 平成 2 6 年 1 2 月 2 4 日(水) 18:30~20:30(開場18:00)
  ◯会 場: 日本財団ビル2階 大会議室  港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111
  ◯ゲスト: 鬼 頭   宏  上智大学 教授
         福嶋 浩彦  元消費者庁長官・中央学院大学 教授 他
   コーディネーター : 加藤 秀樹 (構想日本 代表)
  ◯主 催: 構想日本
  ◯定 員: 160名   
  ◯参加費: 一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
              ※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。
  ◯懇親会参加費: 4,000円(ご希望の方は懇親会参加と明記してください)             
             ※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。            
      「頤和園(いわえん)溜池山王店」 港区赤坂1-1-12 TEL 03-3584-4531
      ※フォーラムへのご参加は、 info@kosonippon.org  にお願いします。
  なお、お申し込みの際の必要事項等詳細につきましては、HPを御覧ください。
  ( http://www.kosonippon.org/forum/index.php )
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*参加申し込みに関するお問い合せは、
    事務局 木下明美まで。 TEL 03-5275-5607
*内容に関するお問い合せは、
    伊藤/田中まで。TEL 03-5275-56
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●●○ 国連人口基金東京事務所 [2014年11月19日発行] 
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○○○【UNFPA】 『世界人口白書2014』 発表
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国連人口基金事務局長ババトゥンデ・オショティメインからのメッセージ

  11月18日、国連人口基金は『世界人口白書2014 18億人の力 未来を変革する若者たち』を発表しました。
  いまだかつて、若者人口はこれほど多かったことはありません。
この若者人口により、経済的・社会的な進歩の可能性がこれほど大きくなることは二度とないでしょう。いかに若者のニーズや願望に応え、彼らが自身の権利を享受できるかが、私たちの将来をも決定づけます。
  各国が、人口の配当(人口ボーナス)を享受できるように若者に投資を行えば、彼らがいかに力強く未来を変革する存在となりうるか、という一つの事例を紹介しましょう。東アジアでは1960年代から若者の人的資源に投資したため、同地域に国内総生産(GDP)の6%上昇に貢献し、またいくつかの国では一人当たりの収入が4倍になりました。サハラ以南のアフリカ諸国が上記のような東アジアの経験に習い、その地域の状況に合わせて同様の投資を若者に対して行えば、自らの力で経済的奇跡を実現し、30年間は、毎年5000億米ドル相当の経済効果をもたらすことができるでしょう。
  今日、世界中の18億人の若者のうち10人に9人は開発途上国に暮らしており、それらの地域では、教育、健康や暴力にさらされない権利が侵されています。これらの若者の多くは、自らがリーダーとして、変革者として、起業家として、また未来を変える力を持つ存在としての可能性を一度も実現したことがないでしょう。

・ 5700万人という膨大な数の若者は、学校に通っていません。

・ HIV新規感染のおよそ7件に1件は、10歳から19歳の思春期の若者です。

・ 少女を含む、3人に1人以上の女性はパートナーからの暴力に苦しんでいます。

・ 毎分、27人の少女が結婚を強要され、自身もまだ子どもであるにもかかわらず、出産することになります。

  そして、この点を強調したいと思います。人口の4分の1が権利を十分に享受できない世界というのは、変革と進歩のための基礎をもたない世界と言えます。若者が子どもから成人へと安全で健康な状態で移行できたとしても、乏しい機会、経済の停滞、働きがいのある人間らしい仕事を確保できない政策などの要因により、労働市場への参入を妨げられてしまうでしょう。毎年、推定で1億2000万人の若者が労働市場に参入します。

  「世界人口白書 2014」によると、現在、世界の非雇用者の5人に2人は若者です。

  若者の可能性を実現するために、今、多くの若者が不平等、差別そして排除といった障壁を乗り越えようとしています。
  若い女性と思春期の少女は、少年に比べ、能力を向上させ、機会を活用し、そして権利を享受することに関してより多くの障壁に直面しています。貧しく、農村地域に住む少数民族たちは特に弱い立場に置かれており、人権を否定されたり、社会や経済活動に参加する機会が十分に与えられていません。
  「世界人口白書 2014」は、若者が地域社会や国家の発展に貢献するためには、彼らへの投資が喫緊の課題であることを述べています。若者への投資はまた、重要なサービス、特にセクシュアル/リプロダクティブ・ヘルスケアとその情報へアクセスするための障壁が取り除かれることも意味しています。このような基本的なサービスが無くては、若者はHIV感染から身を守ることもできませんし、妊娠を防ぐこともできませんし、自らの身体を自分で管理することができないのです。適切な投資により、若者はよりよい未来を形成する力を解き放つことができるでしょう。
  実際に「世界人口白書2014」は、若者、特に若い女性や思春期の少女の可能性への投資による成果が著しいことを示しています。開発途上の経済を促進させ、極度の貧困を撲滅することは、「ミレニアム開発目標2015年」を引き継ぐ新しい世代の開発目標の中心的な目標となるのです。
  国連人口基金の「世界人口白書 2014」は、若者の可能性を開花させるために適切な支援をすることにより、若者が、開発
を促進する生産性、イノベーション、そして創造性に富んだダイナミズムという点で、強靭な勢力となることを示しています。
  『世界人口白書2014 18億人の力 未来を変革する若者たち』の詳細については、
http://www.unfpa.or.jp/publications/index.php?eid=00042&showclosedentry=yes をご覧ください。
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国連人口基金東京事務所
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル7階
TEL: 03-5467-4684
FAX: 03-5467-8556
tokyo.office@unfpa.or.jp
http://www.unfpa.or.jp
http://twitter.com/UNFPA_Tokyo
※国連人口基金東京事務所からのお知らせが不要の方は、件名を「メール配信停止希望」として tokyo.office@unfpa.or.jp にご返信ください。
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  布村は赴任当初、担当を持たず、他の英語教師の授業をサポートしていた。そして、中2の教室で、山本崇雄の授業を見ることになる。
  わずか50分の授業で、ペアやグループが次々に入れ替わっていく。1つの課題が終わると、生徒の組み合わせが変わる。50分で十数回の課題を与えるため、2回の授業でクラス全員と組むことになる。そして、クラスを団結させて、生徒同士が教え合う「場」に変えていく。「誰かのために学び、教える。そうすると理解の深さがまったく違ってくる」(山本)

■英語劇で2度優勝
そこには、言語を教えることの本質が隠されている。
  「ことばの力」。山本はそう表現する。自分の思いが相手に伝わった瞬間、言語の「力」を体感することになる。その感覚を知ると、あとは生徒が自ら学習していく。
  山本が毎年、生徒たちを引き連れて英語劇の大会に出場するのは、その効果を狙ってのことだ。しかも、演技の難易度が高いミュージカルで本番に臨む。脚本や音楽を作って、生徒に演じさせている。そして都大会で2度、優勝を果たした。
  しかも、原爆や戦争、エイズといった社会的テーマを扱っている。2007年、山本は中1を担当した時、学年全員を英語劇に参加させた。その後も、毎年100人前後の生徒が参加する一大イベントになっている。
  山本はテーマを理解させるため、東京大空襲の資料館や広島の原爆ドームに生徒を連れていく。都立両国OBの戦争体験者を招いた講演会も開いた。すると、生徒たちが自主的に、テーマについて学び合っていく。そこで、役柄とセリフに込められたメッセージの深さに気づくことになる。
  都立両国(旧制三中)を舞台にして、東京大空襲で亡くなった陸上部の生徒が、現代の陸上部員と時を超えてつながるミュージカル「Sing Like the Wind」。舞台の最後で、現代の生徒が試合のスタートラインに立つ。負けた試合が頭をよぎると、過去からの声が聞こえる。
  “I’m afraid of running. I’m afraid of losing.” (走るのが怖い。負けるのが怖いんだ)
  “Don’t be afraid of running.” (恐れちゃだめだ)
  “Listen to the sound of the wind.” (風の声を聞け)
  “We are the wind from the past.” (僕らは過去から吹く風となって)
  “We are always looking at you from the sky.” (いつも君を見守っている)
  若き命を絶った戦争の凄惨さと、先人たちの歴史の上に、現代があることを再認識するシナリオになっている。生徒は時代を遡って戦中の両国生を演じる。そして、当時の学生たちの思いを、英語のセリフを通して現代の聴衆に伝えようとする。その時、生徒たちは言語の持つ「力」を感じ取る。
  そうして山本が担当した2007年入学の「中高一貫2期生」は、全生徒がミュージカルを経験した。金谷千絢もその一人だった。中1ながら、主役級の役を演じた。
  「高校生は文化祭で屋台とか自由にできるけど、中学生は英語劇に参加しないと、やることがなくて暇になる」。それは、学校側が意図したことなのかもしれない。乗り気がしない生徒もいる。宮本康平は中1の時、仕方なく照明係を担当した。だが文化祭の当日、舞台裏から同級生たちの演技を見て、引き込まれた。
  「来年は、自分も舞台に立ちたい」。宮本は、中2でエイズをテーマにしたミュージカルの舞台に立った。「自分に割り振られた言葉は短いけど、そこに込められた意味は重かった」
  この2期生は高校に進級すると、英語の担当教師が布村になった。「山本先生の授業は、サブで入っていたから、授業内容も子供たちもよく知っていた。あの子たちを自分が担当できると思うと震えた」(布村)
  この中高一貫2期生たちが、都立トップクラスの合格実績を叩き出すことになる。金谷は東京外語大学言語文化学部に進学する。宮本は小さい頃からあこがれた機械工学の世界を目指し、東京大学理科1類に進んだ。2人とも現役で、志望する国立大学に合格した。
  布村に生徒を送り出すと、山本は2011年に再び中1を担当する。その年、山本は自らの授業スタイルを問い直すきっかけとなる、2つの事件に遭遇した。
  夏休みになると、山本は英国に渡り、ケンブリッジ大学で教育研修を受けた。自分の授業を披露すると、高い評価を受けた。だが、最後にこう指摘される。
  「君の授業は、生徒にレールを敷きすぎている」
  その言葉が胸に刺さった。帰国後、大震災の津波に襲われた東北の海岸線を歩いた。砂浜に近い小学校は建物が流され、廃墟と化していた。山本はその場に立ち尽くした。力なく首を垂らした草木に、浜風が吹き抜ける。
  「人間には、ゼロからスタートしなければならない時がある。教師がいなくても学び続ける子を育てなければならない」
  そして、山本はこう決意する。「教えない」と。「英語は宇宙のようなもの。すべてを教師が教えることなんて、そもそも不可能だ」
  山本は、教室を6グループに分け、生徒を教師役に立てて授業をさせてみた。すると、こんな感想文が出てきた。
  「もっと、みんなを巻き込める授業にしたかった」「リーディングの流れを順序よく組み立てておけばよかった」「段取りをしっかりして、練習すべきだった」
  それを見て、山本はうなった。自分が目指そうとしている授業を、すでに生徒たちが気付いている。手を抜いた授業は、すべて生徒に見透かされてしまう。

■変化を恐れぬ学校
  今年、山本はこれまで踏み出せなかった挑戦に乗り出した。英語劇の実績もあって、中学の英語教師として、その名は全国にとどろいている。だが、初めて高校生の担任に就任したのだ。2011年から教えてきた中学生と一緒に、この4月に高1に上がった。そして、2年後には初めて大学受験に挑むことになる。
  その大学受験制度は、大きな変革期にさしかかっている。知識重視の問題から、より応用力に重点を置いた課題にシフトしていく。人物や活動の評価も取り入れる流れが強まっている。
  受験の重要科目である英語は、「読む」「書く」の試験から、「聞く」「話す」を取り入れた4技能で評価する傾向になっている。それは、都立両国の生徒たちにとって、より実力を発揮しやすくなることを意味する。
  「多くの学校が受験制度の変更を恐れているが、都立両国の生徒はどれだけ激変しても対応できるに違いない」
  都立両国を担当してきたベネッセコーポレーション首都圏営業課学校担当責任者の中谷隆文は、そう評する。
  教科の本質に迫り、「学び続ける生徒」を育成することを目指した結果だといえる。生徒たちが勝手に課題を見つけ出して、話し合いながら解決していく──。それは、英語ばかりか、都立両国の全教科に広がろうとしている。  
  伊藤忠商事前会長の丹羽宇一郎さんに連載をお願いしている「経営者ブログ」はいつも歯切れがよく、論旨が一貫していて、読んでいて背筋が伸びるような気がします。前回は「国の地力をつけるため日本に必要なのはやはり教育です」と書いておられました。確かにそうだと思う一方、では具体的にどうすればいいかというのはなかなか難しい問題です。
  そんなことが頭の片隅にあったせいか、「都立両国、復活の舞台裏」という連載に出てくる先生たちの先進的な取り組みに目の前が少し明るくなった気がしました。学校教育が変わりつつあるという感触は池上彰さんの「大岡山通信 若者たちへ」からも読みとれます。ビジネスでもそうですが、課題を解決するヒントはやはり現場にあって、それを私たちがいかにくみ取るかが問われているのだと改めてかみしめています。(電子報道部長 小森敬介)

  半世紀前、東大合格者63人を誇った都立の名門、両国高等学校(東京都墨田区)。その後、長期にわたって低迷したが、2006年に始まった中高一貫校の卒業生が出た2年前から、合格実績が「都立トップ水準」に躍り出た。校風が一変した両国は今、教育界でにわかに注目を集めている。そこでは、教育新潮流ともいえる「生徒が勝手に教え合う授業」が展開されていた。

  10月22日午後2時過ぎ、両国高校の大教室はあふれんばかりの人で埋め尽くされていた。これから始まる英語の授業を見ようと、90人の英語教師が集まった。席が足りず、立ち見の教師が教室を取り囲む中で、30代の女性が教壇に立った。
  布村奈緒子。都立両国の英語科主任教諭の彼女は、昨年、全英連(全国英語教育研究団体連合会)が、年1回開く全国大会で、1400人の英語教師を前に、高2の授業を実演した。その斬新な授業スタイルは、多くの教師に衝撃を与えることになる。

■「先生でなく、友だちから教わる」
  教師が一方的に教えるのではなく、生徒がペア(2人組)やグループ(4~6人組)を組んで、英語で話し合いながら問題を見つけ、自分たちで解決していく。すべて英語で議論するため、コミュニケーション能力が飛躍的に高まる。
  授業のテーマは「Poverty(貧困)」や「Biodiversity(生物多様性)」といった社会問題を扱う。前もって生徒に告知してあるため、それぞれが英字新聞や論文・データを集め、持ち寄ってくる。そしてペアやグループで議論して発表していく。
  4人で議論する場合は、賛成者、反対者と司会、書記の4役を割り振って進行する。5分議論して、2分で結論を決める。それが終わると、布村がグループを次々と指名し、発表させていく。役割は授業ごとに変わっていくので、意見を戦わせたり、聞き役や判定役など様々な立場を経験することになる。そのため、授業は常に生徒が動き回り、様々な人と英語のやりとりを繰り返すことになる。「先生から教えられるよりも、友だちと交わした言葉の方が記憶に残る」(布村)
  象徴的な指導法に「4コーナーズ」がある。これから学習する長文の要約を、4つに分けて教室の壁や廊下に張り出す。生徒は4人でグループを作り、それぞれが担当する英文がある場所に行って読み取り、席に戻ってグループのメンバーと報告し合う。そして、内容をみんなで推測していく。
  「自分が担当する英文を理解できていないと、仲間に迷惑がかかる。だから、必死で読み解き、伝えようとする」(布村)
  生徒の意欲を高めることを重視する。だから、「英語嫌い」にならないよう、予習は最小限に抑える。全文和訳は時間がかかるので、やらせない。「分からない単語だけ調べるように」と指示を出す。すると、授業が驚くほど理解しやすくなる。「この『お得感』がないと、生徒はついてきてくれない」(布村)
  布村の授業では、生徒がプレゼンテーション(発表)する機会が多い。中には、指名される前から、英語で発言する生徒もいる。「成績の良い生徒が授業で活躍するわけではない。言いたいことがある子が、必死で英語を使って伝えようとする」
  授業は必ず、プレゼンテーションで終わることになっている。文法が多少、間違っていても気にしない。自ら考え、英語で相手に伝えることを重視する。

■「受験に通用しない」を打ち破る
  授業の実演が終わると、会場がどよめく。「インパクトの強い正統派の授業で(生徒が)力をつけている」。そううなる教師もいる。だが、伝統的な和訳中心の「教え込む」授業を続けてきた英語教師は、拒否反応が強い。
  「これは、都立トップ水準の生徒だからできるのではないか」「日本語を介さずに英語を習得するのはいいが、大学受験を乗り切れるのか」
  次々と出される否定的な意見に、布村はクビを振る。「もし『成績下位校』に行っても、日本語を介さない授業をするつもりです」 
  大学受験に関しては、布村も悩み抜いた時期があった。都立両国に赴任して3年目の2010年、初めて学年を担当した。その高1生は英語力が向上し、4技能(聞く、読む、話す、書く)の英語力判定テストの平均点は、上級生が高2の時に出した得点を上回った。それでも、ベテラン教師や生徒の保護者から、受験に対する不安の声が消えなかった。
  2011年、大手予備校が噂を聞きつけて、布村の授業を視察した。そして、クビをかしげた。「こんな授業は初めて見た。リスニング力がつくから、長文問題には対応できそうだ。ただし、(大学入試で)結果が出るのかどうか判断できない」
  結局、布村は高2までオールイングリッシュの授業を続け、高3で和訳を授業に取り入れる。その和訳も、グループで考えて発表させ、どの解答が優れているか議論する手法を取り入れた。
  そして臨んだ大学受験で、都立両国は現役生の35.2%が国公立大学に合格するという驚異的な数字をたたき出す。都立高の進学指導重点校に指定されている日比谷や西を上回り、国公立受験で「都立トップ」の成績を収めた。

■名門校への挑戦
  布村は前任の都立国際高校でも、習熟度の高いクラスを担当した経験がある。そしてオールイングリッシュの授業を展開して、早稲田や上智といった私立大学上位校に多くの学生を進学させている。
  そして2008年、都立両国への転任が決まる。
  「伝統ある名門校だから、オールイングリッシュの授業なんて、許されないだろう」。そう諦めていた。ところが、思いがけない光景を目にすることになる。 つづく    
東瀧 邦次さま

いつもお世話になっております。
  株式会社オルタナは2014年11月17日から、全国の大学生・高校生を対象に「オルタナSキャンパス支局」と支局員を募集いたします。
  取材分野はグリーン(エコ・ソーシャル・エシカル)が主体で、団体/サークル/ゼミ/有志の単位で募集します。一つの大学・高校の中に複数の支局を設立することも可能です。
  記事は基本的には「オルタナS」に掲載し、フェイスブックの「いいね!」とツイッターのRTの合計が100を超えた記事は、Yahoo!ニュースに転載します。優秀な記事は別途表彰します。
◆オルタナSキャンパス支局の取材分野
1)環境やソーシャルなどの課外活動 2)大学や地域のトピックス
3)若者たちや世の中の新しい動き 4)働いてみたい企業への取材
5)インタビュー記事など 詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/14033
=============オルタナ&オルタナSお勧め記事================
◆大阪・淀川区が全国初のLGBT支援、「正しい理解を深めたい」
http://www.alterna.co.jp/14031
◆福島の農家の思い、「氷結 和梨」に込めて――キリン、CSVへの取り組み
http://www.alterna.co.jp/13969
◆日立、「留職」プロジェクトが働き方を変える
http://www.alterna.co.jp/14002
◆「ひきこもりの部屋」 写真集めて展覧会
http://alternas.jp/study/news/55568
◆日本唯一の社会的事業者向けカンファレンス
http://alternas.jp/work/challengers/55585
==============オルタナ編集長メルマガ読者プレゼント============
◆SEP iPad miniカバー(クラフト/ブラック)を4名様に大阪の出版社「創元社」が贈る、段ボール製のiPad miniカバー。プラスチック
ではなく段ボールで作ることで、リサイクルしやすく、製造時のCO2も抑えます。
手になじみやすく軽いのが特徴。カラーは温かい風合いの「クラフト」と引き締まる色合いの「ブラック」の2色。細部の厚みにこだわり、段ボール製でありながらスリムな仕上がり。※色は指定できません。応募はこちら⇒ http://goo.gl/ZdIsRf (短縮URL)
https://docs.google.com/forms/d/10bOkei3onOV-SpQEndv0TtE05aP4Fq0KMzX-n5tNaGI
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==============オルタナ編集長お勧め映画=========================
◆原発避難を追うシリーズ映画「フタバ」第二部公開
映画『フタバから遠く離れて 第二部』が11月15日に公開となった。双葉町は原発事故後、唯一、役場機能ごと福島県外へ避難した町。第二部は、井戸川克隆・前町長の辞任や避難所閉鎖、県内への役場移転など激動期を経てもなお故郷には帰れない人々のドキュメンタリーである。 http://www.alterna.co.jp/14014
==============オルタナ編集長お勧めエコツアー====================
◆2/7~14 持続可能な社会を目指すスウェーデン市民と交流する旅
9月の総選挙で8年ぶりに政権交代したスウェーデン。政権復帰した社会民主党に環境等が加わった連立政権で、今後どのように変わっていくのでしょうか。再生可能エネルギー、生物多様性、男女平等など、いろいろな側面のスウェーデンを見て、現地市民交流します。宿泊には短期間アパートを使用し、スウェーデン住宅のあり方も体感できるプログラムです。
11月22日(土)には事前説明会も。
日程: 2015年2月7日(土)~2月14日(土)
費用: 21800円(宿泊費、視察費、通訳費として往復航空券は別)
詳しくは⇒ http://reborn-japan.com/overseas/10316
◆11/19締切 マレーシア・ペナン「沿岸小漁民とマングローブを植える旅」
マレーシアの北西部、ペナン。世界遺産になったジョージタウンには、中華系、インド系をはじめとする多民族の人々の文化と歴史が凝縮されています。
一方、小舟での漁法を生業にしてきたマレー系漁民たちは、開発によって失われた漁場を回復するためにマングローブの植林を始めました。ペナンの歴史と食文化に触れながら、小規模漁民たちと一緒にマングローブの植林をし、自然と人の共生を考える旅です。
日程: 2014年12月25日(木)~2014年12月30日(火)6日間
費用: 185000円 詳しくは⇒ http://www.parcic.org/news/tour/6316/
==============オルタナ編集長お勧めイベント======================
◆11/18早割締切 ファンドレイジング日本・2015「日本社会を、動かす。」
ファンドレイジングのすべてが学べる「ファンドレイジング日本・2015」が2月14、15日に開催されます。世界の潮流や、ファンドレイジングの最新事例、地域の資金循環、最新のNPO向けサービスなどを学べる多数のセッションがあります。今年は、世界最大のファンドレイザー認証機関であるCFREInternationalの会長兼CEOであるエヴァ・アルドリッヒ氏が来日。
最高レベルのプロフェッショナルに必要なこと、これからの時代に求められる役割について学べます。詳しくは⇒ http://jfra.jp/frj/
とき: 2015年2月14日(土)セッション 9:30-18:40、懇親会 19:00-21:00
2月15日(日)セッション 9:30-16:30
ところ: 国際ファッションセンタービル(東京都墨田区横綱) 参加費:
会員17,000円、早割特価12,000円、一般25,000円 早割特価20,000円
(早割お申込・お支払い締切は 11月18日(月)まで) 懇親会別途 5,000円
◆11/19グリーン経営者塾「ソーシャル・ブランディングと『引き算の広報戦略』
株式会社オルタナと社会起業大学が共催する「グリーン経営者塾」の第6回は、オルタナ編集長の森摂による『ソーシャル・ブランディングと引き算の広報』。
世の中には山のように情報発信をしてもなかなか消費者や社会に伝わらない「足し算の広報」の事例が山のようにあります。どうすれば引き算ができるか、もこの日の講義の重要なテーマです。
とき: 2014年11月19日(水)19:00-21:30)
ところ: 社会起業大学(東京都千代田区二番町)
受講料(単発): 6000円(グリーン経営者フォーラム会員は3000円)
お申し込み先: 株式会社オルタナ 担当:佐藤(info@alterna.co.jp)
詳しくは⇒ http://socialvalue.jp/short/green/index.html
◆11/29 NPOマーケティングフォーラム2014
NPOサポートセンターは、「NPOマーケティング フォーラム2014」を開催します。最新のNPOマーケティング情報が得られるほか、個別相談の場もあります。フォーラム開始前にはNPOマーケティングプログラムの基礎を学べるプレセッション(10:00-12:00)もあります。
とき: 2014年11月29日(土)13:00-18:00 ところ: 日本財団ビル
参加費: 3000円(プレセッション参加の場合は4000円)
詳しくは⇒ http://www.npo-sc.org/npomap/archives/1479
◆11/30 記念シンポ「自然資本経営とは何か」
環境保全と経済成長の両立を目指す「グリーン経済」が求められ、自然資本を経営の観点から論じる重要性は高まっています。京都大学は「自然資本経営論」を開講し、記念シンポジウムを行います。『自然資本経営』執筆の谷口正次氏や、『里山資本主義』の藻谷浩介氏を招いた講演を予定。写真家の宮澤正明が日本中を旅して見届けた、人と自然を収めたドキュメンタリー「うみやまあひだ」の上映もあります。
とき: 2014年11月30日(日)13:30-18:15
ところ: 京都大学医学部芝蘭会館山内ホール(京都府京都市)
参加費: 無料(終了後の懇親会は5000円)
詳しくは⇒ http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/natural_capital/event
◆12/3 第12回銀座ソーシャル映画祭
社会問題を身近に感じてもらうため中越パルプ工業は「銀座ソーシャル映画祭」を開催しています。第12回上映の「ハッピー・リトル・アイランド」は、世界のどこよりも住人が長生きで幸せと言われているギリシャの離島・イカリア島に移住した若者たちが、飛び切り元気で長寿な老人たちと出会い、人生を楽しむコツを学んでいく物語です。
とき: 2014年12月3日(水)19:30-21:00 参加費: 1000円
ところ: ギャラリー・アートグラフ銀座(東京都中央区銀座)
https://pro.form-mailer.jp/fms/eee8919766896
◆12/5 CSRを「見える化」するセミナー
CSRの成果を「可視化」「数値化」するのは難しいと言われています。
オルタナと横浜市立CSRセンターが共同開発した「CSR浸透度調査」は社内オンラインアンケートを実施し、結果を「全社CSR浸透度」として評価。これをCSR専門部署のKPIとして使用できます。ほかにも「CSR存在感調査」や「CSR進捗度調査」など、CSRがステークホルダーに与えたインパクトなどを数値化する各種サービスの案内をします。
とき: 2014年12月5日(金)16:00-18:00
ところ: 株式会社ソーシャルリクルーティング会議室(東京都渋谷区渋谷)
参加費: 無料(要予約) 詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/13958
◆12/9 セミナー「サプライチェーンCSRの最新動向」
今年のノーベル平和賞で、児童労働からの解放運動を続けてきたカイラシュ・サトヤルティ氏が受賞しました。近年、CSRマネジメントとしてサプライチェーンへの関心も急速に高まっています。サトヤルティ氏と長年交流のあるACEの岩附由香氏も登壇し、サプライチェーンの現場の実態について紹介します。
とき: 2014年12月9日(火)13:30-17:00 参加費: 3000円
ところ: 都市センターホテル706会議室(東京都千代田区平河町)
詳しくは⇒ http://www.lrqa.or.jp/events/201412-csr-supplychain.aspx
◆12/19 第300回記念定例セミナー「今、岐路に立つ資本主義の未来とは」
日本フィランソロピー協会は、岩井克人氏(国際基督教大学客員教授)を招き、300回記念セミナー「今、岐路に立つ資本主義の未来とは」を開催します。従来型の資本主義の限界が言われる中で、『資本主義から市民主義へ』『21世紀の資本主義』にも書かれておられる今後の資本主義の在り方について話して頂きます。
とき: 2014年12月9日(火) 15:30~17:30(15:00開場)
ところ: アサヒビール株式会社 3F CD会議室(東京都墨田区)
参加費: 会員2,000円、一般3,000円、学生1,000円(懇親会費3,000円別途)
詳しくは⇒ http://www.philanthropy.or.jp/seminar/300/
=====================「オルタナ割」について==================
オルタナ編集長メールで紹介した有料イベント、エコツアー、エコグッズのうち★「オルタナ割」の表示がついたものは3-5%の割引が適用されます。今回の編集長メールでご紹介した、「持続可能な社会を目指すスウェーデン市民と交流する旅」は、3%引きになります。
「オルタナ割」適用をご希望の方は、「オルタナ割」パスワードを明記の上、以下のフォームからご応募ください。 http://bit.ly/1koGQBv
(旅行の申し込みは、リボーンhttp://reborn-japan.com/ からお願します。
オルタナでは旅行自体の受付はしておりません)
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★11月17日「オルタナ割」/プレゼントとも 今回のパスワード: スウェーデン
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株式会社オルタナ 代表取締役 編集長 森 摂
東京都目黒区駒場1-26-10-304 tel: 03-6407-0266
■オルタナオンライン http://www.alterna.co.jp
■CSRを網羅する「オルタナ総研」 http://www.alterna.co.jp/csr
■若者とソーシャルを結ぶ「オルタナS」 http://www.alternas.jp
◆(新)CSR検定3級は2015年3月8日に実施http://www.alterna.co.jp/13523
◆ニュースレター「CSR monthly」は企業のCSR担当者必見の内容です。
http://www.alterna.co.jp/csrmonthly
◆全国の書店やアマゾンで発売中◆送料無料でお得なオルタナの定期購読
定期購読はこちら⇒ http://www.fujisan.co.jp/product/1281682296/
◆企業の「CSR浸透度」測定サービスを横浜市大と共同開発しました。
◆オルタナ×新日本有限責任監査法人共催 「CSR部員塾」
第8期は2014年10月スタート http://www.alterna.co.jp/11609
◆会社選びのモノサシを変える! 「グリーン天職バイブル2014」
グリーンな経営者「直筆」による会社案内です。
◆グリーンな経営者をネットワークする「グリーン経営者フォーラム」
 日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
   NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ の 活 動 に 
     ご 支 援 く だ さ る   会  員  皆  様

  いつも皆様に 「生涯現役社会づくり」ネットワーク活動へのご支援をいただき、本当に有難く厚く、御礼を申し上げます。

  待望していた11/8(土)『①生涯現役サミット』開催を滞りなく皆様方一致協働のもと 大盛会裡に終えました。特に今回はネットワーク関係者代表6名による発表兼Gリーダーの方々と、実行委員会の皆様には、絶大なお力添えを賜わりましたことをこのBlog上でも重ねて感謝申し上げます。

  生涯現役推進活動にご協働くださる同志皆様方とともに『①生涯現役サミット』大成功を再出発に更なる前進への2015年/生涯現役活動30周年へ躍進したく存じます。

  つきましては、下記により取急ぎ『第1回生涯現役サミット』直後の総括報告会を極少人数ですが、緊急の総括打合せ会を開催しましたので、ご参考迄にご報告申し上げますとともに、ご参加皆様の積極的なご意見・ご提言などご遠慮なくお申越しいただけると幸甚でございます。
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『 第 1 回  生 涯 現 役 サ ミ ッ ト 』 直 後 の 総 括 会 報 告   

 2 0 1 4 年 1 1 月 1 3 日(木) ライフ・ベンチャー事務所にて
参加者:中上 崇、伊東紘二、東瀧邦次、水上久忠(記録)
〔 概 算 報 告 〕
  サミット開催前日迄の前売申込者数115名、当日前売券届出者34名の計149名のうちで、参加出席者は130名。協賛・前売合計収入226千円、支出741千円で差引収支152千円。
「 サ ミ ッ ト プ ロ グ ラ ム 」
1.今回アンケート調査実施をしなかったので、分科会毎に参加者から、可能な限り意見感想を集めて、今後の参考のため分析することが大切である。
2.同時に、参加者が①サミットで何を学び、そこから何を活動したいのかを聞き取り、今後主催・協賛団体が何をすることができるのかを考え、行動する大事である。
3.サミット主催者として今後何を提供ができるのか、参加者に周知してくことをしなければならない。例えば、毎月開催の生涯現役塾や分科会・随時開催するイベントなど当日会場配布の資料活用のため、メールや電話での告知確認で参画を奨励すべきだ。
4.当日の第二部分科会で参加者満足度は全員参加方式にはなったと思われるが、十分な意見や情報交換時間は残念ながら不足しており、①サミット参加後の月例生涯現役塾や各分科会参加で的確なフォローをする仕掛けを伝えて万全を期するようにしたい。
5.資料配布の準備は学会形式にしたが、全分科会の資料配布が十分とはいえなかった。
「 今 後 の 改 善 」
1.実行委員の線引きが不明確で責任意識が不徹底のため、当日受付用の前売券申込者の名簿届出は委員5名以外は連絡不徹底で概数115名、当日前売券扱34名分欠落が受付体制に支障を来たした。これは次回以降徹底した前売券の配布先改善課題である。
2.事務システム体制の強化にもっと創意工夫できるように、整備していくことも大事だ。
3.分科会発表者の配布資料や電子情報を総合的にまとめ、今後の「生涯現役社会づくりプラットフォーム」構築に関する活動に積極的活用展開をしていくことが望まれる。
4.参加者申込みを今後メール・Faxで極力自主申込していただける方を多くして、名簿作成や管理を充実させる必要があるとともに、個人情報管理にも徹底する必要がある。、今後とも次回フォローに活用して、参加者の自主的な月例会への参加もぜひ促したい。 
5.司会者、時間管理担当、受付担当者ともに当日は最大限の努力を果たしていただいたが、各人に対する主催者としての謝意を表せないでいるので、その機会を準備したい。
「 そ の 他 付 記 事 項 」
1.3分間体操はとても好評でした。
2.サミット宣言はとても印象深かった
3.下條名誉顧問の閉会辞もたいへん印象的でした。
4.名刺交換などをする時間が不足していた。
5.6グループの発表・分科会は多過ぎて、時間不足を感じた。
                                       以上
                             
   SankeiBiz(2014.11.15 05:00) URL=http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/141115/cpd1411150500009-n1.htm に、【戦士の休息】 小説家・山本一力さん 「生きるとは生涯現役」・・・が下記のように本日掲載されましたので、ご参考までに転載してご紹介いたします。
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【戦士の休息】小説家・山本一力さん 生 き る と は 生 涯 現 役

  「あかね空」で直木賞を受賞した小説家、山本一力氏は今月初め、テレビ番組のロケで、渓谷で有名な徳島県祖谷を訪れた。そこに住む老夫婦などの暮らしぶりに「生きるということの根幹を考えさせられた。衝撃だった」という。「生きるとは死ぬまで働くということに尽きる」としみじみ感じたからだ。生涯現役を決めている自分の生き方にも自信を深めた。

  -- 祖 谷 で 感 心 し た こ と と は
  「高低差400メートルの集落に行ったが、土地の人は日が昇ると起きて没すると眠り、暑さや寒さ、雨、雪も全て取り込んで生きている。食べものは山の急斜面に畑を耕し麦や野菜を育て、動物性タンパク質は猟でとる。道をつくったり屋根の茅をふいたりは住民全員でやる。誰もが役に立っているわけで、生きている限り現役となる。外部の人は秘境と呼ぶ自然環境だが、土地の人は当たり前ととらえて暮らしている」

  -- 不 便 と は 感 じ な い わ け だ
  「暮らしている人は穏やかで時間もゆっくりと流れている。病院がないので病気になると大変と都会の人は思うが、病気にならない暮らしをしており病院はいらない。生活習慣病とも無縁だ。山の上の老夫婦(夫71歳、妻66歳)は達者だ。私には高低差があり過ぎて住むには体がついていけない。人口(都会)の町で生きるしかない」

  -- 都 会 人 に は 定 年 も あ る
  「企業にとって、定年は新陳代謝のために仕方がない制度だが、人工的に勝手に決めた定めだ。しかし現役を退くから高齢者医療の問題も起きる。薬を飲まされ、飯を食って眠ることの繰り返しが生きることか。何かを自分でやり続けることが生きるということであり、日本の社会は勘違いしている。年寄りを粗大ごみ扱いして、社会との接点をなくそうとしている」

  -- 勘 違 い と は
  「祖谷の人たちにとって、現役を終わるということは棺(ひつぎ)に入ることだ。つまり生涯現役だ。それに対し都会では年寄りを“姥捨山”に集めたり、毎日が日曜日だったりする。パジャマ姿で平気でテレビに出たりするおやじもいる。見えがない。生きていく上で必要な見えを忘れている。社会との接点がないからだ。だから働く環境をつくることが必要だ。社会の役に立つと思えば、生きていると実感する。労働があってこその休息であり、そのための環境づくりが政治家の役目だ。生活保護など手厚い保障とは一線を画す」

  -- 生 涯 現 役 と い う 考 え 方 に 賛 同 す る
  「自分も死ぬまで現役と決めており、小説を書き続ける。そのために体を鍛えている。スロージョギングで毎日、3~4キロ走っており、心身ともリフレッシュできる。健康のために走るのであれば続かないが、楽しいから続けることができる」

  -- 小 説 の ア イ デ ア も 浮 か ぶ
  「アイデアは枯れない。アンテナを張っており、どんなことでも仕事の種にする。川縁を歩くだけでも感じるものはあり、アイデアが浮かぶ。そのために神経を研ぎすます。このようなとき生きていると実感する」

【 山本 一力(やまもと・いちりき)プロフィール】
  東京都立世田谷工業高卒。通信機輸出会社、大手旅行会社、広告制作会社など転職を繰り返し、1997年「蒼龍」でデビュー、2002年「あかね空」で直木賞受賞。高知県出身。66歳。
■□「日経ビジネス経営塾」無料説明会■□ 
    http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nbsemi/event/kj15/
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   標記無料説明会では、「日経ビジネス 経営塾」の概要やプログラムの詳細を主に企業の人事部、研修部、経営企画部など、人材教育を担当される方に向けてご案内するとのことです。
   宮内義彦オリックス・シニアチェアマンからのビデオメッセージ紹介、また説明会では、早稲田大学ビジネススクール教授 内田和成氏の特別講演:「次世代リーダーの条件」も予定されているとのことですので、ご関心ある方は、この際無料説明会の中身確認にご参加されるのも一考です。
 講師陣の紹介やその分担、想定される受講者のイメージなど、「日経ビジネス経営塾」の魅力を存分にお伝えしたいとのことですから、まずは積極的な他流試合の探究にご参加くだされば有難いです。
<開催概要>
 ●日時:2014年12月10日(水)14:00~16:00 (13:30開場)
 ●会場:日経BP社本社ビル
     東京都港区白金1-17-3 NBFプラチナタワー4階
    http://corporate.nikkeibp.co.jp/information/corporate/map.pdf
 ●参加費:無料
●主催:日経ビジネス
<プログラム>
 ●「日経ビジネス経営塾」開講にあたって
   日経ビジネス編集部長 西頭恒明
 ●特別講演「次世代リーダーの条件」
  早稲田大学ビジネススクール教授 内田和成氏
 ●次世代リーダーへのメッセージ
  オリックス・シニアチェアマン 宮内義彦氏(ビデオ出演)
 ●開講までのスケジュールのご案内
   ▼▼経営塾の詳細・説明会お申し込みはこちらから▼▼
  http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nbsemi/event/kj15/ 
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【 提 供 日 】2014年11月13日
【 提 供 時 間 】14時0分
【 内 容 】 
  平成26年度生涯現役スポーツ賞受賞者が下段の添付資料のとおり決定しましたので、お知らせします。
  本賞は、長年にわたり、スポーツ・レクリエーション活動に親しむとともに、その普及振興を図り、健康で豊かな生涯スポーツ社会づくりに功績のある個人又は団体に対し、府民スポーツ・レクリエーションフェスティバル組織委員会(※)から贈呈するものです。スポーツ・レクリエーションに対する地域住民の意欲を醸成し、その交流の輪を広げることを目的とし、平成14年度から実施しています。
                          記
1 生涯現役スポーツ賞
◎金賞   12名 *年齢が80歳以上で活動歴が50年以上の個人
◎銀賞   52名 *年齢が65歳以上で活動歴が20年以上の個人
◎団体賞 10団体 *活動歴が40年以上で5人以上の会員を有する団体
2 贈呈式
・日時 平成26年11月15日(土曜日) 午前10時から
・会場 BODYMAKERコロシアム(大阪府立体育会館) 第1競技場
3 その他
・贈呈式終了後引き続き、2014府民スポーツ・レクリエーションフェスティバル発表交流会を行います。
・発表交流会はBODYMAKERコロシアムにて、午後3時まで。各種の演技発表や誰もが参加できる交流の場としてニュースポーツ体験などを楽しむことができるコーナーもあります。
(※)府民スポーツ・レクリエーションフェスティバル組織委員会
〔構成団体〕
  大阪府及び大阪府教育委員会、府内市町村及び府内市町村教育委員会、
地域(豊能・三島・北河内・中河内・南河内・泉北・泉南)生涯スポーツ推進協議会、公益財団法人大阪府レクリエーション協会、公益財団法人大阪体育協会、
  大阪府障がい者スポーツ振興協会、大阪府体育連合、大阪実業団体育協会、
大阪府スポーツ推進委員協議会、大阪高等学校体育連盟、大阪中学校体育連盟、大阪府スポーツ少年団本部
〔関連ホームページ 〕
魅力づくり推進課 生涯現役スポーツ賞  
2014府民スポーツ・レクリエーションフェスティバル発表交流会を開催します。
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〔 添 付 資 料 〕
平成26年度生涯現役スポーツ賞受賞者一覧(年齢は、平成27年3月末日現在)
【 金 賞 】
№  氏 名    年齢  "活動年数"   活動種目
1   鳥居 邦男  86才   68年    陸上競技
2   西村 肇   85才   57年    剣道・居合道
3   木村 幸夫  84才   68年    バスケットボール
4   山﨑 光造  82才   52年    剣道
5   片井 巌   82才   66年    登山
6   畠中 芳雄  81才   68年    野球・バドミントン
7   中西 恒雄  81才   58年    テニス
8   西島 嘉明  80才   51年    レスリング
9   矢野 志のぶ 80才   65年    卓球
10  仲田 実栄  80才   56年    民踊
11  信田 邦彦  80才   51年    ソフトボール
12  桂 よしみ  80才   68年    バドミントン・水泳
【 銀 賞 】
№   氏 名   年齢  "活動年数"   活動種目
1   芝 ハナ  95才   31年    ゲートボール
2   竹内 弘  81才   26年    卓球
3   藤本 康廣 81才   44年    居合道
4   髙崎 健一 80才   40年    剣道
5   前川 茂  80才   60年    陸上競技
6   村上 稔  80才   64年    "バレーボール・ソフトバレーボール"
7   桑村 英昭 79才   21年    グラウンド・ゴルフ
8   福田 孝  79才   43年    銃剣道・短剣道
9   牧野 久  79才   39年    少年野球活動
10   村田 諫滋 78才   34年    ソフトボール
11   佐野川谷大治 77才  39年    陸上競技
12   三好 成男  76才  25年    水泳
13   小寺 征四郎 76才  40年    卓球
14   若尾 光子  76才  35年    3B体操
15   横山 忠信  76才  55年    登山
16   宮本 ミサ子           バレーボール
17   岡本 明彦  75才  40年    スポーツ少年団・少年軟式野球
18   横尾 一彦  75才  39年    ソフトボール
19   右田 善法  74才  59年    剣道
20   斎藤 恒夫  74才  43年    バスケットボール
21   鈴木 孝良  74才  53年    登山
22   才脇 孝   74才  49年    空手道
23   福田 知恵子 74才  43年    "銃剣道 短剣道"
24   濵田 正則  73才  35年    卓球
25   白木 千久子 73才  34年    フォークダンス
26   太田 光治  72才  22年    弓道
27   女性
28   小林 薫   72才  34年    サッカー
29   中筋 道子  72才  60年    陸上競技
30   分銅 保久  71才  38年     山岳
31   吉川 元章  71才  55年    "フットサル・サッカー"
32   早 勢  勉 70才  40年    硬式テニス
33   森田 滿   70才  29年    ラグビーフットボール
34   山根 武   70才  44年    バレーボール
35   安川 聰   70才  33年    居合道
36   荒江 節子  70才  30年    グラウンド・ゴルフ
37   池田 晏也  70才  36年    体操
38   松岡 猛   70才  42年    バスケットボール
39   坂倉 和弘  69才  55年    バレーボール
40   岡村 善則  68才  26年    グラウンド・ゴルフ等
41   佐倉 康彦  68才  30年    太極拳
42   清水 憲治  68才  23年    卓球
43   楠 雅成   67才  42年    アイスホッケー競技
44   大戸 辰則  67才  47年    民踊
45   大田 純子  67才  55年    ソフトテニス
46   安藤 令子  66才  54年    バスケットボール
47   中沢 登   66才  44年    バドミントン
48   鈴木 由美子 66才  31年    インディアカ
49   塩川 芳英  66才  24年    グラウンド・ゴルフ等
50   西川 良信      26年    ダンススポーツ
51   市川 設代  66才  30年    太極拳
52   福岡 康仁  65才  27年    少年軟式野球                         
【 団 体 賞 】
№     団体名      活動年数 構成員数  活動種目
1  泉大津市軟式野球連盟   67年   1520名   軟式野球
2  和泉市ソフトテニス連盟  56年   112名   ソフトテニス
3  枚方剣道協会       50年   330名   剣道
4  大東市山岳連盟      49年   60名    山岳
5  柏原市バトミントン協会  49年   70名   バドミントン
6  寝屋川市ソフトボール協会 45年   600名   ソフトボール
7  長正館            44年   57名   剣道
8  剣和会 天王寺道場    43年   13名   銃剣道
9  マリ・バトンスクール     42年   212名   バトン
10  睦卓球クラブ        41年   21名   卓球

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014/11/12━  【日経BP Mail】    発信:日経BP社
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□■12月4日㊍ Salesforce World Tour Tokyo 開催!■□━━━━━━━━━━━
  クラウド、モバイル、IoT、ソーシャル、ビッグデータ活用により新たなビジネスチャンス、イノベーションが生まれています。そして今、多くの企業が新しいカタチで顧客、パートナー、社員、モノとつながり、カスタマーカンパニーの取り組みを始めています。

  Salesforce World Tour Tokyoでは、基調講演、スペシャルセッション、お客様事例セッション、Cloud Expo、ネットワーキング・レセプションを通じて、ビジネスの成長につながるための新しいアイデア、イノベーション、インスピレーションにつながる場をご提供いたします。是非、この機会に当イベントを積極的にご活用ください。

▼席数に限りがありますので、お早目にお申込み下さい
<事前登録制/参加無償>http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=207904
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◆Salesforce World Tour Tokyoの見どころ内容 ◆━━━━━━━━━━━━
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【1】基調講演 10:00-12:00
  今まさに世界、日本で起きているイノベーション、ビジネスチャンスを感じながら、お客様事例を通じて、カスタマーカンパニーを実現するための方法をご紹介します。

スペシャルゲスト:
-   国際NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ 日本代表 土井 香苗 氏

◆米国セールスフォース・ドットコム Chairman & CEO マーク・ベニオフ
  セールスフォース・ドットコム 代表取締役会長 兼 CEO 小出 伸一
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【2】スペシャルセッション 13:00-13:40
◆「クラウドで創るビジネスチャンスとイノベーション」
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【3】プロダクトキーノート 14:05-14:45
~次世代モバイルアプリとIoTの最新事例をご紹介~
◆「アプリの開発スピードを革新するSalesforce1 Lightning」
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【4】スペシャルセッション 15:10-15:50
◆「グローバルチャレンジ & ファンデーション (仮)」
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【5】パネルディスカッション
◆日本型CMOの理想像、アントレプレナーシップ、企業のIT戦略・データ活用をテーマにビジネスリーダーが活発な意見交換を行います。
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【6】Breakout Session 13:00-16:55
◆大手企業、中堅中小企業、NGO/NPO, 起業家を対象に最新ユーザ事例、活用方法、テクノロジー、ソリューションなど30以上の多彩なセッションをお届けいたします。
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【7】Cloud Expo 11:30-19:30
◆70社を超えるクラウドリーダーが最新ソリューションをご紹介いたします。
さらに、セールスフォース・ドットコムの最新製品・サービスのデモ、プレゼン
コーナーも設置。効率よく最新情報、ソリューションを入手する機会となります。
----------------------------------------------------------------------------------------------------
【8】Developer Zone:全ての開発者及び管理者のための特別なゾーンです。
◆~次世代モバイルアプリ開発環境、最新テクノロジー、活用方法をご紹介~
- Developer Keynote:「Lightning Framework & Heroku DX」
- Developerセッション / Admin セッション
- コミュニティセッション / ハッキングチャレンジ / コードコンサルテーション
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【9】Marketing Zone:マーケティング責任者・担当者のための特別なゾーンです。
◆最新ユーザー事例、具体的なMarketing Cloudの活用方法を学べるシアター、
専門家、参加者との交流できるラウンジをご用意いたしております。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
【10】ネットワーキング・レセプション(意見交換会) 18:00 -19:00
◆参加者、スピーカー、スポンサー担当者、ユーザーコミュニティ、
弊社スタッフ間で意見交換、ネットワーキングを行う機会です。
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▼是非、積極的にご活用ください。お申込みはこちらから
http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=207904
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セールスフォース・ドットコムの最新情報、無料トライアルは、こちらから
http://www.salesforce.com/jp/
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本イベントでは、最新のクラウド、モバイル、IoT, ソーシャル、ビッグデータの活用方法をご紹介いたします。皆様の関係部署の方々、ビジネスパートナー様にも、是非、本メールをご案内ください。ご協力よろしくお願いいたします。
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【お問合せ先】
Salesforce World Tour Tokyo事務局
TEL : 03-3585-6109 E-mail : info@salesforcejapan.com
(受付時間:平日10:00~12:00 / 13:00~18:00)
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
 NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ の 活 動 に 
   ご 支 援 く だ さ る    会  員  皆  様

  いつも皆様に 「生涯現役社会づくり」ネットワーク活動へのご支援をいただき、本当に有難く厚く、御礼を申し上げます。

  皆様方一致協働のもと 待望していた11/8(土)『①生涯現役サミット』開催を滞りなく大盛会裡に終えました。特に今回6名の発表兼Gリーダーの方々と実行委員会の皆様には、絶大なお力添えを賜わり重ねて感謝します。

  生涯現役推進活動にご協働くださる同志皆様方とともに『①生涯現役サミット』大成功を再出発に更なる前進への2015年/生涯現役活動30周年へ躍進したく存じます。

  つきましては、ご多用の処誠に恐縮ですが、下記により運営会議を開催しますので、ご参集の程願い上げます。

             記
日時:2 0 1 4 年 1 1 月 1 3 日(木)  15:00~17:00
場所:ライフ・ベンチャー事務所
内容:1.①サミット総括・②サミット企画提言の件
   2.348回生涯現役塾・2015望年会計画の件
   3.新年度事業企画・活動体制意見提言の件
******************************************************
 『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場へ ご参加で
 あなたご活躍の地域から 次々と活力盛り上げの輪が拡がります!
------------------------------------------------------
2014年:実施イベント/2015年春期:開催日(各土曜午後1時30分)
⑳Forum 5/10(済) ①Summit 11/8(済)  ②Summit 4/25(土・予定)
------------------------------------------------------
2014年11月(理事会/13:00&生涯現役塾/15:00&18:00)~2015年4月
11/26   12/17   1/28 2/25 3/25 4/22
------------------------------------------------------
2014年10月~2015年3月(木曜会 東瀧・山本担当/各11:00~13:00)
【ご参加者は必ずご予約確認下さい。 会員1,000円/一般2,000円】
******************************************************
日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
      NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ

               代 表   東  瀧   邦  次             
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net or    info@npolvc.org
URL: http://www.sgsk.net  or   http://www.npolvc.org
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook : http://www.facebook.com/sgsk.net
******************************************************
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  標記タイトルの『①生涯現役サミット』感謝と11/13総括会ご案内と併せまして、【第347回生涯現役シリーズ塾第11弾ご案内】を以下掲載させていただきますので、奮ってご参画お待ちしています。

   第 3  4  7 回   生  涯  現  役  シ  リ  ー  ズ  塾
     生  涯  現  役  に  取  り  組  む  第  1  1  弾
         生涯現役社会づくりオンリーワンの「生涯現役シリーズ塾」
日 時: 2014 年 11 月 26 日(水)
【午後 の部】15:00~17:00〔① 中上 崇 担当〕
【夕方 の部】18:00~20:00〔② 伊藤紘一 担当〕
会 場:①ライフ・ベンチャー事務所(JR東京駅八重洲北口 大丸正面ビルB2F)
   ②八 重 洲 口 会 館 会 議 室(ライフ・ベンチャー事務所隣接B2F)
内 容: 生涯現役シリーズ塾は毎回、①日本ベンチャー創業家・中上講師の次世代育成への協働推進策が持論である効果的「生涯現役社会づくり」実践論。更に今回 ②「生涯現役社会づくり」No.5は来春サミット準備に向け、総員主役盛上げ策を伊藤参与担当で創意と工夫満載する道場。
【夕方の部】「生涯現役社会づくり:その5」発表者は、
                  ㈱環境総合研究会 鎌田健司社長(61歳)。
演 題は 社会貢献度の高い社会事業群の創出!。 鎌田哲学で独創的ベンチャー魂の溢れる実践貢献を貫く、社会事業家第一人者が創出されるご体験を学びたく存じます。
課 題: いまなぜ 企業向け 「生 涯 現 役 シ リ ー ズ 塾」 が必要なのか 
午後進行: 水 上   久 忠
   ( 3愛ネットクラブ 代表 & NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ 副代表)
発 表: ①  中  上    崇
   (一般社団法人日本開発工学会 会長 & 日本生涯現役推進協議会 理事)
 中上 略歴:27歳ベンチャー創業以来、(株)メタリンク創業迄 幾多の実践体験。ベンチャー・コンサルタントの傍ら、日本開発工学会や日本電子機器輸入協会 代表として ベンチャービジネス 名語り部で大活躍。
夕方進行:  伊 藤   紘 一
   (有限会社 勇元 代表 & 日本生涯現役推進協議会/NPO法人LVC 参与)
発 表:   鎌 田   健 司
   ( ㈱ 環境総合研究会 社長 兼 ㈱ 千年農園 取締役 会長、公益法人 学術・文化・産業ネットワーク多摩 環境・福祉・防災貢献部会 部会長 )
 鎌田 略歴:高齢者、障がい者雇用の社会貢献事業を追求するまでの経緯では、ペットボトル・キャップを回収して最貧国へワクチンを配る!活動では有名な話。障害者が職員の7割を占めるレストラン『仙台六丁目農園』。相模原商工会議所における環境事業活動。吉野家グループとのコラボレーションによる広範囲な事業展開。CSR(社会的責任)、CSV(価値創造)、CRM(大義の事業化)を活用した地域活性化、雇用創出:社会性+経済性も融合モデル! を展開するなど幅広い社会事業での第一人者。
………………………………………………………………………………………
参加費: 会員/1,000円     一般/2,000円(会員紹介者/1,000円)
申込先: NPO法人 ライフ・ベンチャー・クラブ事務局
    東京都中央区八重洲1-7-20  八重洲口会館 B2F
 電話:03(3517)6667  Fax:(3517)6668
E-mail: info@sgsk.net or info@npolvc.org
URL:http://www.sgsk.net or http://www.npolvc.org
………………………………………………………………………………………
       第347回 生涯現役シリーズ( 午後 ・ 夕方 )塾 参加申込書   
                            2014 年 11月  日
特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 事務局 宛

住 所:〒                                      
氏 名:     
TEL or FAX or Mail         
  本日付日刊スポーツ.comに表題のような五輪世界での女性進出の記事が掲載されています。そのハンディを打ち破る先輩リーダーたちが30年前の東京五輪開催を契機に出場選手「女子会」を結成して、結婚、出産などで競技から完全に離れてしまうことなく、「元選手」が親睦を深め、社会貢献していこうと「生涯現役」精神で年1回のフォーラム開催やスポーツ教室開設など、現役引退後も競技の世界に残る選手が多い男子に負けない後輩への気配りを来てくれていることは何と言ってもうれしいことです。
【転載URL=http://www.nikkansports.com/sports/column/oggi/news/f-cl-tp0-20141110-1394655.html
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Nikkansports.com[2014年11月10日22時40分]

  もともと、五輪は男子の大会だった。古代五輪は基本的に女子禁制。男子による競技のみが行われた。近代五輪でも1896年の第1回アテネ大会は8競技43種目のすべてが男子、1900年の第2回パリ大会では女子の参加も認められたが、テニスとゴルフの2競技だけだった。
 
  その後も女子競技の採用には、高いハードルがあった。当時の考え方で「女子がやることが容認できる」「大会の権威を汚さない」競技のみが実施された。競泳は12年の第5回ストックホルム大会から、陸上にいたっては28年の第9回アムステルダム大会まで待たなければならなかった。

  日本の女子選手が初めて参加したのも、その第9回大会。人見絹枝が初めて実施された陸上競技に出た。男子選手42人に対し、女子としてただ1人出場した人見は、800メートルで銀メダルを獲得した。36年ベルリン大会では、競技平泳ぎの前畑秀子が日本女子初の金メダリストになった。

  もっとも、日本の女子選手はその後、なかなか活躍できなかった。競技そのものが少なかったこともあって、女子選手数は日本選手団全体の1~2割。前畑に続く金メダル獲得も、64年東京大会の女子バレーボール「東洋の魔女」まで待たなければならなかった。

  52年ヘルシンキ大会に出場した競泳の斉藤(旧姓田村)美佐子さんは「女子はおまけ。試合よりも、その後各国を訪問するときの格好がつかないから行ったようなもの」と笑った。水泳ニッポンも体操ニッポンも男子のもの。その陰に隠れて、女子は辛い思いもしてきた。もちろん、そこには社会的な背景もあった。

  最近の五輪では女子選手の活躍が目立つ。12年ロンドン大会からボクシングの女子種目が採用され、男子だけの競技はなくなった。新体操やシンクロナイズドスイミングのように女子のみの種目まである。日本選手団の選手数も04年アテネ大会以降は、男女がほぼ同数。金メダルの数なら、最近3大会は女子が上だ。

  過去の五輪夏季大会に出場した女子選手は、延べで1233人。その女子選手たちが集まる「女子会」が10月にあった。もともと、30年前に東京五輪の女子代表選手たちが「東京オリンピック・レディース(TOL)」として集まったのが始まり。それが「トータル・オリンピック・レディース」と名前を変えて今も続いている。

  現役引退後も競技の世界に残る選手が多い男子に比べて、女子は結婚、出産などで競技から完全に離れてしまう選手が多い。中には「オリンピアンの子どもはプレッシャーがあってかわいそう」と、元五輪代表であることも明かさない人もいるという。

  そんな「元選手」が親睦を深め、社会貢献していこうというのが「TOL」の活動。年1回フォーラムを開催したり、スポーツ教室を開いたり、女子ならではの発想と行動力で、いろいろなことにチャレンジしている。決して無理をすることなく、自由に、自然に。独立しているから、活動に制約がないのも自由度を増している。そんな、いい意味の「ゆるさ」が、この会の魅力かもしれない。

  村山(旧姓西側)よしみ会長は「多くの人に参加してもらって、より会を充実させたい」と話す。競技の枠を飛び越え、世代の垣根を越えたTOL。集まった元選手たちの「女子会」は笑顔があふれていた。
  週刊ポスト誌の2014年11月14日号に下記のような「生涯現役」の実現手段として「シニアバイト」に注目し始めたシニア層が増え始めた記事を見かけるようになった。

  そのための緊急対応策として地元の「シルバー人材センター」や「ハローワーク」、さらには家族や近隣の人脈を活かした高齢者向けの潜在的な仕事情報、また、退職先の元上司OB等の情報源などを例示しているものの、求職者本人の適材条件にマッチする仕事など耳寄りな話は余程の幸運がないと見当たらないようだ。

  そのために私たち「日本生涯現役推進協議会」では昨日開催の「第1回:生涯現役サミット」で6名の有力就業アドバイザーから①介護支援事業、②シニア就業意識改革教育、③シニア起業家マインド研修、④シニア地域社会貢献活動、⑤シニア生活アドバイス情報、⑥外部人財活用起業・就業事例など、豊富な具体的各情報提供に加えて、6分科会での発表者中心に活発な意見交流会を持つことができた。

  少なくとも、40代・50代現役時代から以上のような事例研究会には積極的に参加するとともに、月例でそれぞれのグループで実践しているシリーズ制の生涯現役塾などに自主参加をして自己の得意技・持ち味の活かし方を数年間真剣に研鑽していけば、その過程で自己変身的な起業体質が醸成されてくるのは当然である。

  どうか実践活動に直結しない机上の書籍や講演出席などで人生後半の10万時間を無駄にすることなく、心身豊かに人生を物心両面で潤おせる「生涯現役」は、自分単独で安直型の「シニアバイト」で甘んずることなく、「生涯現役社会づくり」の旗頭を志す『生涯現役プロデューサー』を最終目標とした人生達人で、毎日を楽しんで欲しいと願うものである。
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【週刊ポスト誌:2014年11月14日号記事転載】
URL=http://www.news-postseven.com/archives/20141108_284831.html  
  「生涯現役」を実現する手段として「シニアバイト」に注目が集まっている。とはいえ、どのように仕事を見つければよいか戸惑う人もいるだろう。

  特別な技能や職歴がなければ、手っ取り早いのは全国約1300か所ある地域の「シルバー人材センター」に登録することだ。ここで紹介される仕事は「臨時的かつ短期的又はその他の軽易な就業」とされ、草むしりや庭木の剪定、室内清掃などが多く、気軽に小遣い程度に稼ぎたいという人に向いている。

  登録の際に警備員など希望する職種を申告しておけば、各家庭や民間企業、自治体の求人をセンターがマッチングしてくれる。「警備員の求人などは都市部に多く、地方では少ないなど職種によって地域によるばらつきがある」(全国シルバー人材センター事業協会)ので、必ずしも希望職種がすぐ見つかるわけではない。

  もうひとつは「ハローワーク」を有効活用すること。現役世代だけでなく、定年後の高齢者でも利用できる。

  その際にはちょっとしたコツがある。ハローワークの事務所に出向く前に、インターネットで下調べしておくのだ。「ハローワークインターネットサービス」はフリーワードで検索でき、「65歳以上」、「年金受給者」などで検索すれば、効率的に仕事を探せる。

  希望する曜日や時間帯で、シニアの利点を活かしたい。例えばシニア求人の多い警備員の場合、土日や17~9時の夜間を選択すれば採用される確率が高くなる。

  それ以外にも、リクルートの求人サイト「タウンワーク」などネットの求人サイトも最近はシニア向けの求人情報が増えている。地域(最寄駅)、職種、給与、雇用形態でやりたい仕事を絞りやすい。

  意外に活用できるのが「妻」だという。シニアライフアドバイザーの松本すみ子氏はこう語る。

  「定年後の生活の場となる地域に密着しているのは、ご主人よりも奥さんです。奥さんの知り合いなどをたど れば、“商店街の〇〇〇
でアルバイトを募集していたわよ”などと耳よりの情報が出てくる。他にも頼りになるのは、先に定年退職した勤め先の元上司。第二の人生の先輩ですから、具体的な仕事先やアルバイトの指南役になってくれるはずです」

  定年はまだ先という人も“備えあれば憂いなし”。「東京しごと財団」(飯田橋)では、55歳以上の人を対象にした「高年齢者のための就職支援講習」を開講している。

  受講が仕事に結び付くわけではないが、ビル管理、マンション清掃、警備員などの仕事内容を学べるので、自分の適性を予め知っておくことができる。
  私たち日本生涯現役推進協議会が2004年6月創設以来10年に亙り毎年春秋開催されてきた『生涯現役フォーラム』が、今回装いも新たに日本全国、いや全世界に向けて発信するための、民間主導「生涯現役プラットフォームづくり」第一弾として雄大な民活エネルギーを爆発させました。
、その『第一回 生涯現役サミット』が 本11月8日(土)午後に、定例会場の東京都しごと財団大講堂で元気モリモリのシニア男女広年代若人層130余名を集め盛大に下記内容のとおり開催され、どのプログラム・スケジュールも万事滞りなく全員参加型で運営され、最後の「挙げ潮」大合唱で皆様と今後の超高齢日本社会の大変革への兆し創りに大きな期待を膨らませています。全参加者への心からのご協働を深謝申し上げます。
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 第 1 回  生  涯  現  役  サ  ミ  ッ  ト  開  催

 楽しく生きがいに満ちたあなたの人生を実現するために、
     起業家マインドであなたの豊かなシニアライフを見つけ、
 政府・行政に頼る意識を捨て、あなたが生涯現役実践家として活動し、
     共助することで、担われる側から担い手に変わろう!
 誰にも束縛されず、自由に仲間と協働できる社会づくり、
     自らが未来に夢や希望を創りだす。それが生涯現役社会です!
 この着想を原点に、参加者全員が生涯現役社会づくりの主役になろう!

    第 1 回  生 涯 現 役 サ ミ ッ ト ご 案 内

日 時/ 2 0 1 4 年 1 1 月 8 日(土) 午後1時30分)~午後4時45分
場 所/ 公益財団法人 東京しごと財団・地下大講堂
     〒102‐0072 東京都千代田区飯田橋3-10-3/TEL:03-5211-1571
       ご案内URL=http://www.shigotozaidan.jp/map2.html
参加費/ 前売券 1,000円(当日券:2,000円)
主 催/ 日本生涯現役推進協議会
     〒103-0028  東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館B2F
     TEL:03-3517-6667    FAX:03-3517-6668
     ホームページ:http://www.sgsk.net
       問合せ先:info@sgsk.net
協 賛/  NPO ライフ・ベンチャー・クラブ/(一社)日本開発工学会/
     (一社)高齢者活躍支援協議会/(株)かい援隊本部/
     (株)マイスター60/NPO 関東シニアライフアドバイザー協会
後 援/  高齢社会NGO連携協議会
【 スケジュール 】
司  会  吉田あつみ(品川区議会議員)
開会宣言  東瀧 邦次(日本生涯現役推進協議会 代表代行)
        下條 武男(日本生涯現役推進協議会 最高顧問)
第一部   発 表 会      1 3 : 4 5 ~ 1 5 : 1 5
 〔スピーカー/テーマ〕
◎   新川 政信(㊑かい援隊本部 代表取締役会長)
    ㊑かい援隊本部の数値目標と夢多い生涯現役社会づくりへ参画提言
◎   高平ゆかり(㊑マイスター60 取締役シニアビジネス事業部長)
    ㊑マイスター60の目指す就労希望シニアの意識改革教育での提言
◎   中上  崇(一般社団法人日本開発工学会会長、エンジェル投資家)
    ベンチャー育成実績に基づくシニア起業家マインドの研修での提言
◎   柴田 郁夫(㊑志木サテライトオフィス・ビジネスセンター代表取締役)
    地域におけるシニアの社会貢献の在り方を提言
◎   佐藤 昌子(NPO 関東シニアライフアドバイザー協会 理事長)
    関東シニアライフアドバイザー協会 理事長経験からの提言
◎   伊藤 紘一(ベンチャー育成コンサルタント㊒勇元 代表取締役)
    外部人財活用によるシニアの起業・就業事例の紹介と提言
   〔休 憩/名刺交換ほか  1 5 : 1 5 ~ 1 5 : 3 0〕
第二部   分 科 会      1 5 : 3 0 ~ 1 6 : 1 5
    第一部出演のスピーカー6名ごとにグループに別れ、個別に発表者と交流
      ~あなたの豊かなシニアライフを見つけよう~
サミット参加者へのインタビュー 1 6 : 1 5 ~ 1 6 : 3 5
決意表明  新川 政信
閉会挨拶  下條 武男     1 6 : 4 0 ~ 1 6 : 4 5
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 田坂広志 「風の便り」 特選  第165便
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 「 熱 意 」 の 落 し 穴

  遠い昔、大学の近くの喫茶店で目にした光景が、いまも、心に残っています。
  それは、二人の男性でしたが、一人は、ゴルフ場の経営者、一人はプロゴルファーをめざす若者でした。
  その若者は、ゴルフ場で働きながら、プロゴルファーをめざして修業をしたいとの希望を、その経営者に熱心に語っていました。
  その経営者は、鋭い眼光と厳しい表情から察するに、かなりの人生経験を積んだ人物のようでしたが、長い時間、その若者の熱意溢れる話を、腕を組み、黙って聞いていました。
  若者は、人の良い人物のようでしたが、周囲の人々の耳も気にとめず、夢中になって懇願する姿は、熱意の表れのようでもありながら、何か、軽さを感じさせるものでした。
  しかし、懇願を繰り返す若者の熱意に根負けしたのでしょうか、その経営者は、遂に、押し出すように言いました。
  「では、本当にプロになる気があるならば、うちで働きながら修業をするか」
  その言葉に対して、若者は、喜びのあまり、こう言いました。
 「有難うございます。一生懸命に修業します。私は、ゴルフのボールに触っているだけで幸せなんです」
  その瞬間、経営者の表情が変わりました。そして、厳しい声で言いました。
  「やはり、やめておこう。あんたは、プロには向いていないよ」
  この光景が、いまも心に残っています。
  「 自 己 陶 酔 」
  それは、我々が「熱意」を心に抱くとき、密やかに存在する、落し穴なのかもしれません。

 2004年11月22日【注:今から10年前11月ご発表の記念すべき「風の便り」】
                                   田坂広志
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   「未来からの風フォーラム」事務局からのお知らせ  
        五井平和財団フォーラム        
     「 心 の 復 興 か ら は じ ま る 新 し い 文 明 」     
                              稲盛和夫氏    
         との対話に登壇します        
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 来る12月11日(木)、
 五井平和財団フォーラム/「心の復興からはじまる新しい文明」において、
稲盛和夫氏との対話に登壇します。
 テーマは 「 い ま 、 一 番 大 切 な こ と 」 です。
 下記に、このイベントの概要を転載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 紛争、経済格差、環境破壊、エネルギー問題など、
 世界中では混乱や不安が絶えません。
 現代文明が抱える問題の根本的な原因は
 人間の「心」にあるのかもしれません。
 どんな人にも宿る善なる心、
 他を思いやり、あらゆる生命を大切にする心に立ち返り、
 それらに根ざした行動をとることができれば、様々な問題を解決し、
 持続不可能な世界を一人一人が輝く未来へと、
 変えていけるのではないでしょうか。
 本年度の五井平和財団フォーラムは、
 こうした「心の復興からはじまる新しい文明」を考えます。

 【日 時】12月11日(木)
      18:30-20:45
 【会 場】日経ホール
      (東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル3階)
 【登壇者】稲盛和夫 :京セラ株式会社 名誉会長
      田坂広志 :多摩大学大学院 教授
      西園寺昌美:五井平和財団 会長
      西園寺裕夫:五井平和財団 理事長
 【参加費】一般      4,500円
      賛助会員・学生 3,000円
 【申 込】http://bit.ly/1uyBdFf
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
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     YouTube「田坂広志 公式チャンネル」     
       二一世紀の大学 三つの進化       
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 今週は、YouTube「田坂広志 公式チャンネル」より、
 二一世紀の大学 三つの進化 をお送りします。
 いま、我が国の大学がめざすべきは
 「プロフェッショナル」「ライフワーカー」「イノベーター」
 という三つの資質を持った人材を育成する大学。
 その二一世紀の大学ビジョンを語った基調講演を、再び。
                   (田坂広志メッセージ)
 この番組は、下記URLよりご覧ください。
  http://youtu.be/IVjiYzWDYwI
 【YouTube田坂広志 公式チャンネル】
  http://www.youtube.com/user/hiroshitasaka
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 この「風の便り 特選便」では、
 これまでにお送りした「風の便り」約200便の中から、
 特選したメッセージを、お送りしています。
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 このメッセージメール「風の便り」は、田坂広志がご縁をいただいた方々、「田坂塾」のメンバーの方々、「未来からの風フォーラム」のメンバーの方々、「社会起業家フォーラム」のメンバーの方々に
 お送りしています。
 この「風の便り」は、皆さんの友人や知人の方々へも、
 遠慮なく、転送して差し上げてください。
 ささやかな縁と共感の輪が広がるならば、幸いです。
 この「風の便り」への返信メールは、
 田坂広志の個人アドレスに届きます。
 ご意見やご感想をお送りください。
  tasaka@hiroshitasaka.jp
 「風の便り」の配信開始、配信停止、配信先変更は、
 下記のサイトでお申し込みください。
  http://hiroshitasaka.jp/letter/#regist
 「風の便り」のバックナンバーをお読みになりたい方は、
 下記のサイトをご覧ください。
  http://hiroshitasaka.jp/letter/
  自称メールマガジンを発行して、天職で1億円を稼いだという某著者からのメルマガをご紹介します。彼が、お金、自己啓発、仕事について、心理学とマーケティングの側面から語る本格派メールマガジン・・・と銘打ち、投資家向けIT活用マガジンを出している以下内容は、ご本人は論理思考トレーニングと表現していますが、『生涯現役プロデューサー』仮ご登録された生涯現役実践家の皆様方には、果たしてどうご理解いただけるか、ご意見ある方からの積極的なご意向など承りたいと存じます。
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【〇〇〇〇氏のメルマガ内容】
  昨日メールマガジンを出したところ、とあるコーチの方から、このようなご質問を頂きました。「私は話が抽象的で、よくわからないと言われます。抽象的な話をわかりやすく伝えるには、どうすればよいのでしょうか?」
 
  その答えは、昨日のメールマガジンでも少し触れましたが、論理思考のトレーニングですよね。 抽象 ⇔ 具体 を行ったり来たりと、論理思考ができるようになればなるほどわかりやすく伝えられるようになります。

  ですが。ここでマーケティングの視点で考えて欲しいのは、そもそも、わかりやすく具体的な話をした方が、ビジネスとして正解なのか? ということですね。なぜ、この問いを掲げたかというと、それは、抽象的な話をして、集まってきてくれる方の方が顧客の質が高いからです。

  抽象的なメッセージを発してもお客さんになってくれるような人というのは、かなり頭が良い場合が多いです。逆に、非常に具体的な話をしないと買ってくれない顧客というのは、残念ながら、考えることが苦手な人です。

  これは、私のメールマガジンでもそうですね。私のメールマガジンは割りと抽象度が高めで、具体的な話があまり出てきません。もちろん、これはあえてやっています。ですので、このメールマガジンを何年も読み続けてくれる読者というのは、間違いなく平均よりも頭がいいでしょうね。

  先日、お金の心理学プログラムを販売した時も、ほとんど内容については話しませんでした。販売時に、「1ヶ月目には何を話して、2ヶ月目には何を話します・・・」と具体的な内容を伝えることもできたのですが、あえて伝えませんでした。

  情報が少ない中、意思決定できるような頭のいい人の方が結果を出しやすいからです。逆に言うと、私のセミナーには、情報起業家のお客さんにいるような、頭の悪そうなギャルとかヤンキーは来てくれません。(笑)

  むしろ、私のセミナーの参加者には、形而上学、宗教学、経済学について話してもついてきてくれる、頭のいい人が本当に多いです。

  もし、あなたがコーチやコンサルタントで、ビジネスの支援をするような仕事の場合、具体的に話しすぎて、顧客の質を下げてしまうと、結果を出せないクライアントがたくさん集まってしまう可能性もあります。

  高度なマーケティングの話になってしまうので、興味がない人はそれで結構なのですが、あなたが、伝えるメッセージの抽象度によって、来てくれるお客さんの上限と下限が自動的に決まってしまう、ということは知っておくといいと思います。

  具体的なメッセージを発信し続けていれば、頭のいいお客さんは去っていきますし、抽象的なメッセージを発信し続けていれば、頭のいいお客さんが来てくれる、ということです。
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 「加藤特許事務所 ~知財 とびうめ便り~」 Vol.39
                   発信日:2014年11月 4日                          ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
★ 目 次 ★
 1.所長コラム
  ●弁理士の使命について
 2.知財ニュース
  ●昨年、サムスン電子がマイクロソフトに支払った特許ライセンス料、約10億ドル
 3.連載 知財講座
  ●第39回:特許「拒絶査定不服審判」
 4.イベント案内
  ●知的財産活用事例セミナー
  ●平成26年度海外知的財産活用講座
 5.事務所からのお知らせ
  ●特許庁長官賞受賞記念祝賀会を開催しました
  ●特許法上の救済措置が拡充
  ●売買希望商標の新着情報【アット商標】
――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.所長コラム
――――――――――――――――――――――――――――――――――
●弁理士の使命について
 今年の4月に弁理士法が一部改正され、新たに弁理士の使命条項が次のように規定されました。

 第1条:弁理士は、知的財産に関する専門家として、知的財産権の適正な保護及び利用の促進その他の知的財産に係る制度の適正な運用に寄与し、もって経済及び産業の発展に資することを使命とする。

 この第1条の改正前は、次のように規定されていました。
 【改正前】第1条:この法律は、弁理士の制度を定め、その業務の適正を図ることにより、工業所有権の適正な保護及び利用の促進等に寄与し、もって経済及び産業の発展に資することを目的とする。
 すなわち、改正前も改正後も、経済および産業の発展に資するという趣旨は同じです。しかし、改正前は、弁理士法の目的を規定するだけです。単に弁理士の業務適正化により、工業所有権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権)の保護および利用に寄与することに留まっておりました。
 改正後は、弁理士の使命がより明確になりました。弁理士は、工業所有権という枠組みにとらわれず、より広く、知的財産に関する専門家であることが求められています。知的財産の専門家ということは、これまでの発明、考案、意匠、商標はもちろん、植物の新品種、著作物、商号、商品等表示、営業秘密なども関連してきます。
 また、グローバル化に伴い、知的財産に関する外国での権利化・保護の必要も増加傾向にあります。そうなると、弁理士は、知的財産に関する日本の法律はもちろん、外国の法規・条約にも精通する必要が出てきます。
 このような要請に応えるべく、私は弁理士として自己研鑽していくことが必要であると痛感しております。とはいえ、時の流れは速く、実際上これらの全てに精通することは至難の業と思います。
 自己の得意分野を伸ばすとともに、手薄な分野は日頃からネットワークを強化して能力を補強することで、知的財産を尊重し保護するという社会の期待に応えていきたいと存じます。
 弁理士の使命条項の制定には身の引き締まる重みを感じます。
                           弁理士 南瀬 透
――――――――――――――――――――――――――――――――――
2.知財ニュース
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●昨年、サムスン電子がマイクロソフトに支払った特許ライセンス料、約10億ドル
 米マイクロソフト(MS)は、韓国サムスン電子に対して、ライセンス料支払い遅れの利息分の支払いを求める訴訟を提訴中で、この訴訟において公開された資料から、サムスン電子が2013年に支払ったAndroid関連の特許ライセンス料が約10億ドル(約1,100億円)に達していたことが明らかになりました。
 MSとサムスン電子は2011年9月、携帯端末に関する特許クロスライセンス契約を締結しており、この契約で、Androidを搭載したスマートフォンやタブレット端末については、サムスン電子がMSに、台数に応じたロイヤリティーを支払うことになっています。
 サムスン電子は、スマートフォン関連の商品で、昨年度約2兆円の営業利益を得ており、この高額のライセンス料を支払っても、まだお釣りがくる勘定になると思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
3.連載 知財講座
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第39回:特許「拒絶査定不服審判」
 拒絶査定不服審判は、審査において拒絶査定を受けた者がその査定に不服がある場合に不服申し立てを行う手続です。拒絶査定不服審判の請求期間は、拒絶査定の謄本の送達があった日から3ヶ月以内となっております。
 審判では3人または5人の審判官の合議体により審理が行われ、拒絶査定が妥当でないと判断された場合には拒絶査定を取り消して特許をすべき旨の審決が、拒絶査定が妥当であると判断された場合には審判の請求は成り立たないという旨の審決が出されます。
 また、審判請求時に補正を行った場合には合議体による審理に先立って前置審査が行われます。前置審査では原則として拒絶査定を出した審査官によって再び審査が行われ、審査官が拒絶理由が解消したと判断した場合には前の拒絶査定が取り消されて特許査定となります。
 一方、前置審査によっても審査官が拒絶をすべきと判断した場合には、いよいよ審判官の合議体による審理が開始されます。この際、技術分野によっては前置報告の内容が審尋により送付され、審査官の見解に対して意見の機会が与えられることもあります。審尋に対する回答は必須ではなく、提出せずとも不利に取り扱われることはありませんが、前置報告の内容に対して意見を述べるせっかくの機会ですので回答書の提出をお薦めします。
 なお、審判請求時の特許請求の範囲の補正は、請求項の削除、特許請求の範囲の限定的減縮(例えば、発明特定事項を下位概念化するもの)、誤記の訂正、明りょうでない記載の釈明に限られており、明細書に記載されている事項内であっても特許請求の範囲を補正できない場合があります。
 そのため、このような補正を行いたい場合には分割出願を行う必要があります。分割出願では明細書に記載されている事項内であれば新たな請求項を作成することが可能となります。弊所では、拒絶査定時に審判請求の要否とともに分割出願の要否につき顧客の皆様にお問い合わせをさせて頂いておりますので、ご留意頂ければと存じます。
 ご参考として、昨年の拒絶査定不服審判に関する統計は次の通りです。
 ・拒絶査定不服審判の請求件数:24,644件
 ・その内、前置審査で登録になった件数:12,998件
 ・審判官による審理で登録になった件数:6,726件
 ・拒絶査定不服審判の成功率:80%
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4.イベント案内
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●知的財産活用事例セミナー
 特許庁と九州経済産業局の主催で、地域中小企業を対象に、知的財産に関する「転ばぬ先の杖」として、他社からの警告・訴訟への対応や他社の権利を侵害しないための予防策等を中心としたセミナーが下記の要領で開催されます。参加は無料で、事前申込が必要です。
 ・日時:平成26年11月12日(水)15:00~17:00
 ・場所:北九州市小倉区 西日本総合展示場新館 AIMビル3階311会議室
 ・講師:青山法律事務所代表 弁護士・弁理士 青山 隆徳
 申込書・申込方法等の詳細は、下記のURLよりご覧ください。
[URL] http://www.kyushu.meti.go.jp/event/1410/141015_1.html
●平成26年度海外知的財産活用講座
 工業所有権情報・研修館の主催で、これから海外進出を検討されている中小・ベンチャー企業等の方を対象に、海外でのビジネスを円滑に進めるための知的財産・経営面から見た留意点を中心とした講座が下記の要領で開催されます。参加は無料で、事前申込が必要です。
 ・日時:平成26年11月14日14:00~17:00
 ・場所:福岡市博多区 TKP博多駅前シティセンター・カンファレンス5F
 申込書・申込方法等の詳細は、下記のURLよりご覧ください。
[URL] http://www.jiii.or.jp/kaigai-kouza/kaijyou/fukuoka.htm
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5.事務所からのお知らせ
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●特許庁長官賞受賞記念祝賀会を開催しました
 2014年9月5日に弊所所長 加藤 久の特許庁長官賞(知財功労賞)受賞記念の祝賀会を開催し、200名近い方にご出席いただきました。
 祝賀会の模様は、下記のURL(加藤特許事務所TV)にて公開しております。興味のある方はご覧ください。
[URL] http://cowtv2.jp/c3/kato-pat-tv/
●特許法上の救済措置が拡充
 今回の改正では、災害等のやむを得ない事由が生じた場合には、手続期間を延長する救済措置が施され、制度利用者の利便性の向上が図られております。以下、新たに受けられる救済措置の例をご紹介します。
<優先権主張に係る後の出願期間の延長>
 優先権主張制度とは、先の出願を基礎とした優先権を主張して後の出願する場合、審査における新規性等の判断を先の出願時を基準に行う制度です。現行法では、後の出願を、先の出願から一年以内にする必要があります。
 今回の改正により、正当な理由があるときは、先の出願から一年を経過した後でも所定期間であれば、優先権を主張して後の出願をすることができるようになります。
<特許出願審査の請求期間の徒過後の手続き>
 特許出願審査の請求とは、出願した発明に特許性があるか審査を受けるための手続きであり、特許権取得のために必要な手続きです。
 現行法では、特許出願の日から三年以内に特許出願審査の請求をする必要があります。
 今回の改正により、正当な理由があるときは、その請求期間を徒過した後、一定の期間内に限り当該請求をすることができるようになります。
 このように、災害や重篤な病気等のやむを得ない事由により、所定期間内に手続きができなかったときでも、救済措置を受けられる場合があります。
 また、例示した上記手続き以外についても、手続期間の延長が可能になる場合がありますので、かかる際には、ご相談ください。
●売買希望商標の新着情報【アット商標】
 商標ポータルサイト『アット商標』の商標売買フォームに10月に登録された販売希望商標のご紹介です。詳細は、アット商標トップページの[販売商標一覧へ]よりご確認いただけます。
 興味のある登録商標がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
[商標]グレビュー  [権利範囲]自動車並びにその部品及び附属品
[商標]レボーテ   [権利範囲]乳製品
[商標]グレビュー  [権利範囲]旅行の主催 等
[商標]アフターイヴ [権利範囲]せっけん類,香料類,化粧品
[商標]キャラメイク [権利範囲]美容,理容
【アット商標】 http://www.a-shohyo.com/
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配信停止:
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加藤特許事務所
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 編集・発行: 加藤特許事務所 -メルマガ事務局-
 福岡市博多区博多駅前3丁目25番21号 博多駅前ビジネスセンター411号
 TEL:092-413-5378 E-mail:mail@kato-pat.jp
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東瀧 邦次さま

いつもお世話になっております。
「対話」の重要性を最初に気付かせてくれたのは、弊誌「オルタナ」の創刊以来、連載をいただいている作家の田口ランディさんです。数年前、「対話をするから」と、湯河原の旅館に誘われました。行ってみると、浴衣姿の男女が10人近く。名刺を交換したところ、東電や東芝の現役社員や大学の先生らでした。

テーマは原子力発電の是非。といっても、原発事故が起きる2年以上前のことだ。今のような対立ムードはなく、なごやかに酒を酌み交わしながら、本音のトークが始まりました。「原子力発電所で、現場のモラルが下がっているのが気になる」。ある東電社員がぼそりとつぶやいたことが脳裏に残っています。

この夜の議論に、結論はありませんでした。対話だから、その場所に集まり、話し合うことが最大の目的だったのでしょうが、闊達な意見が行き交い、非常に意義深いものだと思いました。

そんなことを思い出したのは、昨日(2014年11月3日)、興味深い二つのセッションに参加したからです。

一つ目は午前10時からの「山北と横浜をつなぐフューチャーセッション/木のある暮らしを考えよう!」。横浜・馬車道駅近くの「mass×mass関内フューチャーセンター」で開かれた。

関内イノベーションイニシアティブ株式会社(横浜市中区、治田友香社長)が運営するコワーキング&コラボレーションスペースだ。

この対話セッションでは、神奈川県の西端にある山北町と、東端の横浜市中区を結び、山北町の間伐材をどうすれば都会で活かせるかを話し合った。

山北町森林組合の池谷和美代表理事専務が「間伐排出の助成金に頼っていては、本来の林業が育たない」と警鐘を鳴らした。天然住宅を主宰する相根昭典さんは「建築の世界と、森の世界は分断されている。これをつながないと日本の林業に未来はない」と続けた。

このセッションでは建築家やデザイナーやジャーナリスト、市民らが集まり、ふだんは同じ県でもあまり意識することがない「山北と横浜」をつなぐというテーマのもとに、皆が意見を出し合った。

この日二つ目のセッションは、日本財団で開かれた「私たちがともに紡ぐストーリーの力」。主宰したのはSOLジャパン。ベストセラー『学習する組織』で知られるピーター・センゲ氏らが1997年に設立したSOL(Society for Organizational Learning)の日本支部だ。

会場に着くと、会費1万円と割高なのにも関わらず、定員200人がほぼ埋まっている。聴衆の熱気に、まず驚かされた。年齢層も若者からシニアまで幅広い。

セッションの口火を切ったのは、アダム・カヘン氏(レオス北米会長)。南アフリカの人種差別やコロンビアの政府と麻薬組織の対立など、解決が極めて困難な社会的対立において、「シナリオ・プランニング」と呼ぶ対話手法で、解決の糸口を提供したという。

カヘン氏の講演で印象的だったのは、「シナリオ・プランニングは、将来の可能性を何通りも考えることだが、決してこうあるべきとか、こうでなければならないと決め付けてはならない」という言葉だ。

組織の方向性を定める「バックキャスティング」という手法では、「未来のあるべき姿」を起点にするが、シナリオ・プランニング」は、そうではないという。意見が違う人たち、対立した利害関係者たち、さらには政敵や敵対関係同士をも一堂に集めるためには、結論を先に決めてはならないのだ。

むしろ、対立している人間たち、政治勢力を一つの場所に集めるところに、まず最初の大きな意義があるのだろう。

カヘン氏は「シナリオ・プランニング」の同義語として「ストーリー・テリング」という言葉も何度も口にした。いま、企業の非財務情報(ESG)の発信手法として注目されている言葉だが、過去や現在の「物語」ではなく、さまざまなステークホルダーと「未来を語り合う」ことに力点が置かれているように思えた。

CSRの世界でも、「対話」が最も重要な機能の一つとして注目されている。だが、「日本企業によるステークホルダー・ダイアログの多くは『儀式』の域を出ない」と多くの識者に批判されている。(オルタナ編集長 森 摂)
(この続きは、朝日新聞社WEBRONZAの筆者連載コーナーと月刊誌「月刊総務」連載コラムに近日掲載します)

企業にとって「対話」とは何か http://www.alterna.co.jp/13940

◆株式会社オルタナが経理担当パート社員を募集
委細面談。週4日勤務(1日6時間程度)。交通費支給。
面接希望やお問い合わせは、このメールにご返事をお願い致します。
=============オルタナ&オルタナSお勧め記事================
◆グランプリは、三洋商事の「手サイクル」
 ――エコ・ファースト 環境メッセージEXPO2014
 http://www.alterna.co.jp/13917
◆「プロボノ」、中韓ほかアジアで急拡大
 http://www.alterna.co.jp/13911
◆「居住地域の除染急げ」グリーンピースが提言
 http://www.alterna.co.jp/13923
◆紅茶にも缶コーヒーにも認証、キリンの持続可能な商品づくり
 http://alternas.jp/work/ethical_work/55431
◆「奇跡の集落」、さらなる奇跡に挑戦――移住希望者に住居を
 http://alternas.jp/study/news/55357
==============オルタナ編集長メルマガ読者プレゼント============
◆老舗5社が集結、東北の有機コットン使用のTシャツを1名様に
1935年創業の老舗Tシャツメーカー久米繊維工業は、コットンの消費
で東北復興支援に取り組む。津波被害を受けた田畑で綿花を栽培、商
品化して農家を支援する「東北コットンプロジェクト」の綿を使用し
たTシャツを10月に発売。紡績、吊編みなど各工程で老舗企業と協力
し、日本ならではの「ものづくり」にこだわった。紺色Mサイズを
1名様にプレゼント。詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/13903
==============オルタナ編集長お勧め書籍 ===================
◆目指すは「痩せる」ではなく「太らない」
「必要なのは『痩せる』ではなく『太らない』という発想の転換である」。そう説くのは、ダイエット指南書『一生太らない生き方』(ぴあ)だ。JICAの食品加工隊員や日本ケロッグ広報室長を経験した井出留美さんが執筆した。詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/13935
==============オルタナ編集長お勧めイベント=====================
◆11/4締切 CSR担当者のための海外森林保全研修ツアー
企業のCSR活動の一環として、日本国内の森林整備や植林が広く実施
されています。一方、東南アジア諸国では、森林減少が深刻化してい
る場所も少なくありません。地球・人間フォーラムは、企業のCSR担当者を対象にマングローブ植林を体験し、現地担当省庁と意見交換をする研修ツアーを実施します。ツアーには、環境省担当者が同行します。
日 程: 2014年12月5日(金)~12月10日(水)
研修地: マレーシア(ペナン州、ペラック州、クアラルンプール)
費用: 往復航空チケットや現地飲食費などおよそ10~15万円
(現地宿泊費やプログラム費用は環境省が負担)
http://www.gef.or.jp/activity/forest/world/2014tour.html
◆11/5「パートナーシップによる東アジアの持続可能な低炭素都市づくり」
京都市は11月5日に「京都国際環境シンポジウム」を開催します。東アジアの自治体関係者、研究者、環境保全団体などが一堂に会す貴重な機会です。地球温暖化や東アジアの環境政策に関する基調講演のほか、「産業」「教育」「都市づくり」といったテーマで分科会も開催され、日本、韓国、中国、台湾、モンゴルの先進事例について学べます。
と き: 2014年11月5日(水) 10:00-17:00
ところ: 国立京都国際会館アネックスホールほか(京都市左京区宝ヶ池)
参加費: 無料(要予約) 詳しくは⇒ https://kyoto-ies.jp
◆11/10 第11回銀座ソーシャル映画祭
社会問題を身近に感じてもらうため、中越パルプ工業は「銀座ソーシャル映画祭」を開催しています。」第11階上映の「アリ地獄のような街」は、アジア最貧国であるバングラディシュの首都ダッカの闇を描いたドキュメンタリー。何十万人も存在するというストリートチルドレンたちが、「アリ地獄」のような闇に飲み込まれ、逃れられない様を描いています。
と き: 2014年11月10日(月)19:00-21:00 参加費: 1000円
ところ: ギャラリー・アートグラフ銀座(東京都中央区銀座)
https://pro.form-mailer.jp/fms/eee8919766896
◆11/11 みんなで学ぶ 食と農のおもてなし・もったいない・里山のこころ「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」併催イベントが11月10日から13日まで開催されます。11日には、8月のESD地球市民村でESDジャパンモデルとして発表された「伊藤園ESDモデル」の事例紹介もあります。本業CSRと連動させたESD国際理解推進モデルの特色を浮き彫りにして議論します。
参加費: 無料(事前登録制)
と き: 2014年11月11日(火)14:30-16:00
ところ: 名古屋国際会議場1号館3階133-134会議室(名古屋市)
詳しくは⇒ https://convention-net.jp/cg/esd_reg/index.html
◆11/15 サステナビリティフォーラム「ニッポンの栄養が世界を変える!」
世界で今「栄養」への関心が高まりつつあります。飢餓、低栄養、そして途上国にも蔓延しつつある「栄養不良の二重負荷(ダブルバーデン)」問題。味の素グループは「『栄養』の力で経済成長と世界一の長寿社会を実現した日本はもっと世界に貢献できるはず」という考えのもと、途上国の栄養改善に取り組んできました。本フォーラム「ニッポンの栄養が世界を変える!」では、国、NGO、教育機関、民間それぞれの立場から連携のありかたを討議します。
と き: 2014年11月15日(土)13:30-17:30 参加費: 無料
ところ: 味の素グループ高輪研修センター(東京都港区高輪)
詳しくは⇒ https://www.ajinomoto.com/jp/activity/csr/ain/
◆11/15締切 第7回3R低炭素社会検定
「3R低炭素社会検定」は、全国の研究者や実務者が運営に関わることで、持続可能な社会実現のための連携を深めた検定です。家庭・職場でのごみ削減・適正処理に関する千恵を問う「3R部門」、世界で起きる温暖化の実態や省エネへの取り組みなどを扱う「低炭素社会部門」の2部門でそれぞれ受験が可能です。
試験日: 2015年1月11日(日) 会場: 全国11か所
受験料: 両部門5400円、一部門のみ4320円
詳しくは⇒ http://www.3r-teitanso.jp/
◆11/16 「人と社会と地球がつながるソーシャルブランディングを考える」
「元来、企業とは社会的公器である」との前提に立ち、営利・非営利に関わらず、各企業や団体が「社会課題に関する感受性」を共通価値としながら協働する時代が到来しています。本フォーラムでは、「健康な人、健康な社会、健康な地球」をテーマにその領域において先進的な活動をされているリーダーを招き、ソーシャルブランディングの観点から、21世紀における社会のあり方を考えます。
と き: 2014年11月16日(日)14:00-18:00
ところ: 薬樹株式会社 青山オフィス(港区赤坂) 参加費: 1500円
http://www.liko-net.or.jp/information/2014/11161400.html
◆11/16 トランジション・シンポジウム2014
政情不安、エネルギー危機、気候変動など私たちは様々なトランジション(移行)に囲まれています。今ある時代的閉塞感から乗り換え、自分が暮らしたい時代を自分たちの町から作り上げる活動「トランジションタウン」をもとに、持続可能なコミュニティというテーマで、地域経済やエネルギー自給など先進的な試みについて話し合います。
と き: 2014年11月16日(日)10:30-17:20
ところ: 明治学院大学白金キャンパスパレットゾーン2Fアートホール
    (東京都港区白金台) 参加費: 1300円(当日は1500円)
詳しくは⇒ http://kokucheese.com/event/index/224295/
◆11/17 国際シンポ「自然エネルギーの大量導入が電力システムを変える」
自然エネルギーの拡大により、世界中で、電力システムの形が変わっています。風力や太陽光発電で年間電力需要の15%以上をまかなう国も登場しています。日本においても、大量の自然エネルギーを電力システムに柔軟に取り組むことは必須の課題です。国際エネルギー期間再生可能エネルギー拡大実施協定のクリスチャン・ペトリック氏を招き、最新の調査レポートを紹介します。
と き: 2014年11月17日(月)15:00-17:30 参加費: 無料(要予約)
ところ: WTCコンファレンスセンターRoomA(東京都港区浜松町)
http://jref.or.jp/activities/events_20141117.php
◆11/18 第4回みなとCSRダイアログ
港区立エコプラザ、みなと環境にやさしい事業者会議(mecc)、オルタナは、社会と企業の対話を活性化させる「みなとCSRダイアログ」の第4回を開催します。第1部では、ヴェオリア・ウォーター・ジャパンのCSR活動の発表後、討議時間を設け、内容を深めていきます。第2部では、参加者全員でCSRやソーシャル・ビジネス、環境・社会的課題について意見交換するセッション「CSRダイアログ」を行います。今回は水環境、水辺環境について討議します。
と き: 2014年11月18日(火)18:00-20:00(隔月で全6回開催)
ところ: 港区立エコプラザ(東京都港区浜松町)
参加費: 無料  定員: 40名(申込み先着順)
お申し込みは⇒ http://goo.gl/VwDhIe
◆11/22 「総選挙体感 スウェーデン市民と交流する旅」報告会&勉強会
9月に催行し大人気だったスタディーツアー「投票率80%以上!総選挙体感スウェーデン市民と交流する旅」の報告会と勉強会を行います。お茶とお菓子とともに、当時の通訳レーナさんや参加者の感想を生で聞く、フランクな会です。スウェーデンツアーは2月にはアンコールツアーも予定しています。
と き: 2014年11月22日(土)15:00-17:00 
参加費: 無料(要予約)
ところ: 有限会社リボーンオフィス(東京都新宿区新宿)
http://reborn-japan.com/infomation/topics/10296
スウェーデンツアー(9月開催時)の概要⇒
http://reborn-japan.com/overseas/9775
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★11月4日付け  今回のプレゼント応募パスワード:コットン
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◆(新)CSR検定3級は2015年3月8日 http://www.alterna.co.jp/13523
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◆企業の「CSR浸透度」測定サービスを横浜市大と共同開発しました。
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  第8期は2014年10月スタート  http://www.alterna.co.jp/11609
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