加藤特許~知財とびうめ便り~Vol.57
2017年11月1日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
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「加藤合同国際特許事務所~知財とびうめ便り~」 Vol.57
発信日:2017年11月 1日 発信者:加藤合同国際特許事務所
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◇ 目 次 ◇
1.弁理士コラム
◆リスクマネジメント
2.知財ニュース
◆正露丸のラッパのメロディー、やっと商標登録
3.連載 知財講座
◆第57回:特許「特許発明の技術的範囲の認定」
4.事務所からのお知らせ
◆平成29年度実務者向け知的財産権制度説明会開催
5.所員ほのぼの日記
◆我が家のペット「茶トラの猫」
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1. 弁 理 士 コ ラ ム
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◆リスクマネジメント
今からちょうど1年前の2016年11月8日、博多駅前で道路陥没事故が発生しました。
陥没の大きさは約30メートル四方、深さは約15メートル。
徐々に道路が崩れて電柱が落ちるシーンや、コンビニの目の前が断崖絶壁になっている状況や、その後の迅速な復旧作業が全国ニュースで何度も報道されました。覚えてらっしゃる方も多いと思います。
実はこの陥没場所は、弊所が入居しているビルから約20メートルのところでした。ガス漏れの報告もあったため、弊所入居ビルを含めた周辺のビル内への立入が禁止され、早く来ていた所員は退去させられるという状況でした。
このため、事務所に入って業務をすることが一切できませんでした。
机の上に置いてるあの資料を見たい、気になるとしても叶わないのです。
いつ日常に戻れるのか、今後さらに穴が広がり、ビルが崩壊してしまうのではないか、事務所はどうなってしまうのかと、とても不安に感じました。
幸いにして、陥没の進行は止まり、弊所入居ビルへの立入禁止は1日で解除されました。
無事に事務所に戻って椅子に座ったとき、いつものとおりに働ける場所があるという幸せを実感したものです。
常に期限数日前の処理を心掛けていましたので、当日提出期限の案件は無く、実質的な被害はありませんでした。
(事故後、多数のお客様や海外代理人から心配のお声を頂きました。この場をお借りして再びお礼申し上げます。)
弊所は日頃からリスクマネジメントを強く意識しており、事務所が火事になった場合でもデータが生き残るような対策をしておりました。
しかし実際に事故が生じてみると、弊所の弱点がいくつか明らかになりました。
実地訓練を経験したようなもので、貴重な教訓を得られ、その後の対策を講じられました。
リスクマネジメントは、「まさか」のあり得ないことが起こることを想定することです。特に特許事務所の場合は、まずもって取り返しの付かなくなる期限徒過のミスが絶対に生じないような強固な体制作りが大事です。
弊所では二重、三重のチェック体制を実行しており、期限管理には厳しいと自負をしておりますが、大丈夫だと油断したときが危険です。
安全性への追求には終わりはないので、日々、改善をしていきたいと存じます。
弁理士 南瀬 透
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2. 知 財 ニ ュ ー ス
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◆正露丸のラッパのメロディー、やっと商標登録
大幸薬品(株)の正露丸のCMで流れるラッパのメロディーが9月末、商標登録されました。歌詞のない「音だけ」の商標登録として国内で初めて認められました。
大幸薬品は、2015年4月に音が新しい商標登録として対象になってすぐに出願しましたが、認められるのに約2年半かかり、商標の審査としては、異例なほど時間がかかる結果となりました。
時間がかかった要因について、純粋に音だけのものは、「音だけでブランドが思い浮かぶほど浸透ししているかの証明が求められ、その証明に時間がかかった」と大幸薬品は述べています。
なお、他に「音」の商標登録として、伊藤園の「おーい、お茶」、大正薬品(リポビタンD)の「ファイト、イッパーツ」、ファミリーマートの「あなたとコンビニファミリーマート」、スジャータの「スジャータ、スジャータ」等、皆さまがCM等でよく耳にする多くの「音」が、登録になっています。
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3. 連 載 知 財 講 座
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◆第57回:特許「特許発明の技術的範囲の認定」
・「特許権者は、業として特許発明の実施をする権利を専有する。(特許法第68条)」
・「特許発明の技術的範囲は願書に添付した特許請求の範囲の記載に基づいて定めなければならない。(特許法第70条第1項)」
特許権を侵害するかどうかの判断は、特許発明の技術的範囲の属非から判断されます。これに関する特に重要な特許法の規定が、前述の条項等です。特許発明の技術的範囲のすべての構成要件を充足するとき、被疑侵害品等はその特許発明の技術的範囲に属します(オール・エレメント・ルール)。
一方、いずれか1つでも充足しなければ特許発明の技術的範囲に属さず、間接侵害や均等の解釈が必要になります。
因みに、米国出願等の英語の手続き書類で特許請求の範囲に相当するものは「claim」です。日本語でクレームというと苦情のことのように思われますが、claimの直訳は、「要求する・請求する・主張する」等です。これから、日本でも特許実務者はよく、特許請求の範囲のことを指して「クレーム」と呼びます。
この特許発明の技術的範囲はどのように解釈(クレーム解釈)されるかというと、特許請求の範囲の記載に基づいて、まずはその用語の普通の意味で認定されます。
さらに、特許法に「前項の場合においては、願書に添付した明細書の記載及び図面を考慮して、特許請求の範囲に記載された用語の意義を解釈するものとする。(第70条第2項)」の規定もあり、明細書等を考慮してその意義が解釈される場合があります。
例えば、同じ言葉でも、人や業種、分野等によって広狭やズレがある言葉などは、いずれの意味で用いている表現か明細書に記載しておくことも検討したほうがよいです。さらには、特許発明が解決する技術的課題と、発明が奏すべき程度の作用効果も考慮して特許発明の技術的範囲は検討されます。
これらは一般論にすることが難しく、個別の具体的な事例を見たほうが参考になる点も多いです。
発明の権利範囲に重要な特許発明の技術的範囲を定めるために特許請求の範囲は重要ですが、従来技術と区別するために具体的にするとその範囲は明確なものの権利範囲が限定されてしまう恐れがあります。
一方で、広い権利範囲を求めて抽象化しすぎると外延が不明確になってしまい審査段階で記載要件の不備が指摘されたり権利範囲が狭いほうで解釈されるおそれもあります。
例えば、特許請求の範囲を「AとBとを結合する手段を設けた」とし、結合手段を広い権利範囲になるように具体的に示さず機能的、抽象的な表現で記載し、明細書の発明の詳細な説明の実施形態で結合手段は、「緩みが生じない特殊なボルト」のみしか開示していなかったとします。
この結合手段としては、開示された以外の様々な手段(例えば、接着材による結合、熱溶着、圧着等)を挙げることができるかもしれませんが、結合手段の権利範囲をそこまで拡大することは、出願人が発明した範囲を超えた権利を与える結果になりかねません。
よって、出願人が具体的に開示した「緩みが生じない特殊なボルト」とそれに類似する範囲に限定して技術的範囲を認定すべきであるとされる場合があります。
以上のように、特許発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の記載に基づいて認定されますが、特許請求の範囲に記載されている用語が機能的、抽象的な表現で記載されている場合等には、用語の意義は、明細書の記載及び図面を考慮して解釈されます。
従いまして、明細書を作成する段階において、特許請求の範囲を十分にサポートするように、特許発明の実施形態をいろいろ考えて、具体的に綿密に記載することで、それらの実施形態は権利範囲であると主張しやすいものとすることも重要です。
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4. 事 務 所 か ら の お 知 ら せ
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◆平成29年度実務者向け知的財産権制度説明会開催
特許庁は、知的財産権の業務に携わっている実務者の方を対象に、制度の円滑な運用を図るため、実務上必要な知識の習得を目的とした実務者向け説明会を全国の主要都市で開催します。
本説明会では特許・意匠・商標の審査基準やその運用、審判制度の運用等について、特許庁職員が解説します。参加の場合は、事前申込が必要で、参加は無料です。
九州での開催日は、次の通りです。
福岡市:11/10,1/29,1/30
鹿児島市:11/10,12/19
(熊本市:終了)
詳細は、下記のURLをご覧ください。
[URL]https://www.jit2017.go.jp/area.html
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5. 所 員 ほ の ぼ の 日 記
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◆我が家のペット「茶トラの猫」
我が家のペット「茶トラの猫」、現在11歳のお話です。
もともとは、以前住んでいたマンションの駐車場に放置されていた子猫で、マンションの皆さんに可愛がられていました。
その子猫を我が家で飼うことになったのは、マンションの駐車場の天井に吹き付けられているアスベストの撤去工事中のことでした。台風が近づいている中、アスベスト飛散防止のためにセットされたブルーシートの上で、呑気にお昼寝をしている姿を見て、憐れになり、家で飼うことにしました。
我が家に招き入れた子猫を動物病院で診てもらったところ、ダニ・ウイルス感染も無く健康な5ヶ月位のオス猫であるということが分かりましたので、「トラ」と名付けました。
駐車場に居た頃は皆さんに可愛がられる社交的な性格だったのですが、家の中だけで生活するうちに、いつの間にか人見知りの性格になり、訪問者の押すチャイムの音がするだけで、素早く部屋の隅に隠れてしまう怖がり屋さんになってしまいました。マンションの一階に住んでいましたので、殆ど室内飼いの状態であり、外との接触は、たまに庭に出て塀の上から通りを眺める程度でした。
ところが、ある年の6月の朝、トラが塀の上から居なくなりました。家族全員で近所を探しましたが見つかりません。その日から朝夕探しても見つかりませんでした。動物保護センターへの問い合わせもしてみましたが、見つかりませんでした。
成す術もなく迎えた、失踪から5日目の土曜日の朝、息子が駐車場で微かに「ニャー」という声を聞いたので、駐車中の車の一台一台に呼びかけながら耳を澄ませていたところ、「ニャー」という声がする車を見つけました。
その車をよく調べてみると、トラがエンジンルームの隙間に入り込んで、脱出できなくなっていたのでした。何とか助け出せないものかと努力はしたのですが、トラは身動きが取れず、どうしようもありません。
そこで、車の所有者の了承を得て、JAFの担当者に来て頂き、車のパネルなどを取り外して無事に救出して頂きました。その車は毎日の通勤に使用し、高速道路も通行したとのことでした。JAFの担当者は、猫がエンジンルームに閉じ込められているとの連絡を受けたとき、機械に巻き込まれ大怪我をした悲惨な姿を想像したそうです。
体重5キロ程の比較的大きなトラが、狭いエンジンルームの隙間に入り込んで、身動き不能となっていたのに、怪我も無く無事に帰ってくれて、家族全員ホッとしました。救出後のトラはグッタリしていましたが、自力で水を飲みましたので、その日はそのままにして、そっと休ませました。
しかし、翌日になっても元気が出ませんでしたので、休日診察可能な動物病院を探して連れて行ったところ、先生から「なんで昨日連れてこなかったのですか!熱中症になっていますよ!」とお叱りを受け、即入院となりました。
入院後、2~3日すると先生から連絡があり「トラの熱中症は軽症ですが、脳に腫瘍が有るかもしれない。MRI検査が出来る病院を紹介しますが、如何ですか」とのこと。「宜しくお願いします」と即答しました。
紹介された病院にて全身麻酔でのMRI検査を受けた結果、幸いにも脳に異常なし。虫歯を一本抜いて頂くだけで完了しました。家族全員、安堵しました。
トラは去勢手術を受けているので、その影響で尿路結石になりやすい体質となり、現在は動物病院で購入する専用キャットフードを食する毎日です。
本体価格0円なのに結構経費が掛かっていますが、可愛い我が家の一員です。
同居している妹分のパグ犬(「モコ」といいます)と喧嘩をすることも無く、穏やかに毎日を過ごしています。
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★ 編集・発行:加藤合同国際特許事務所 -メルマガ事務局-
福岡市博多区博多駅前3丁目25番21号 博多駅前ビジネスセンター411号
URL:http://www.kato-pat.jp/
TEL:092-413-5378 E-mail:mail@kato-pat.jp
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NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
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「加藤合同国際特許事務所~知財とびうめ便り~」 Vol.57
発信日:2017年11月 1日 発信者:加藤合同国際特許事務所
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◇ 目 次 ◇
1.弁理士コラム
◆リスクマネジメント
2.知財ニュース
◆正露丸のラッパのメロディー、やっと商標登録
3.連載 知財講座
◆第57回:特許「特許発明の技術的範囲の認定」
4.事務所からのお知らせ
◆平成29年度実務者向け知的財産権制度説明会開催
5.所員ほのぼの日記
◆我が家のペット「茶トラの猫」
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1. 弁 理 士 コ ラ ム
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◆リスクマネジメント
今からちょうど1年前の2016年11月8日、博多駅前で道路陥没事故が発生しました。
陥没の大きさは約30メートル四方、深さは約15メートル。
徐々に道路が崩れて電柱が落ちるシーンや、コンビニの目の前が断崖絶壁になっている状況や、その後の迅速な復旧作業が全国ニュースで何度も報道されました。覚えてらっしゃる方も多いと思います。
実はこの陥没場所は、弊所が入居しているビルから約20メートルのところでした。ガス漏れの報告もあったため、弊所入居ビルを含めた周辺のビル内への立入が禁止され、早く来ていた所員は退去させられるという状況でした。
このため、事務所に入って業務をすることが一切できませんでした。
机の上に置いてるあの資料を見たい、気になるとしても叶わないのです。
いつ日常に戻れるのか、今後さらに穴が広がり、ビルが崩壊してしまうのではないか、事務所はどうなってしまうのかと、とても不安に感じました。
幸いにして、陥没の進行は止まり、弊所入居ビルへの立入禁止は1日で解除されました。
無事に事務所に戻って椅子に座ったとき、いつものとおりに働ける場所があるという幸せを実感したものです。
常に期限数日前の処理を心掛けていましたので、当日提出期限の案件は無く、実質的な被害はありませんでした。
(事故後、多数のお客様や海外代理人から心配のお声を頂きました。この場をお借りして再びお礼申し上げます。)
弊所は日頃からリスクマネジメントを強く意識しており、事務所が火事になった場合でもデータが生き残るような対策をしておりました。
しかし実際に事故が生じてみると、弊所の弱点がいくつか明らかになりました。
実地訓練を経験したようなもので、貴重な教訓を得られ、その後の対策を講じられました。
リスクマネジメントは、「まさか」のあり得ないことが起こることを想定することです。特に特許事務所の場合は、まずもって取り返しの付かなくなる期限徒過のミスが絶対に生じないような強固な体制作りが大事です。
弊所では二重、三重のチェック体制を実行しており、期限管理には厳しいと自負をしておりますが、大丈夫だと油断したときが危険です。
安全性への追求には終わりはないので、日々、改善をしていきたいと存じます。
弁理士 南瀬 透
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2. 知 財 ニ ュ ー ス
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◆正露丸のラッパのメロディー、やっと商標登録
大幸薬品(株)の正露丸のCMで流れるラッパのメロディーが9月末、商標登録されました。歌詞のない「音だけ」の商標登録として国内で初めて認められました。
大幸薬品は、2015年4月に音が新しい商標登録として対象になってすぐに出願しましたが、認められるのに約2年半かかり、商標の審査としては、異例なほど時間がかかる結果となりました。
時間がかかった要因について、純粋に音だけのものは、「音だけでブランドが思い浮かぶほど浸透ししているかの証明が求められ、その証明に時間がかかった」と大幸薬品は述べています。
なお、他に「音」の商標登録として、伊藤園の「おーい、お茶」、大正薬品(リポビタンD)の「ファイト、イッパーツ」、ファミリーマートの「あなたとコンビニファミリーマート」、スジャータの「スジャータ、スジャータ」等、皆さまがCM等でよく耳にする多くの「音」が、登録になっています。
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3. 連 載 知 財 講 座
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◆第57回:特許「特許発明の技術的範囲の認定」
・「特許権者は、業として特許発明の実施をする権利を専有する。(特許法第68条)」
・「特許発明の技術的範囲は願書に添付した特許請求の範囲の記載に基づいて定めなければならない。(特許法第70条第1項)」
特許権を侵害するかどうかの判断は、特許発明の技術的範囲の属非から判断されます。これに関する特に重要な特許法の規定が、前述の条項等です。特許発明の技術的範囲のすべての構成要件を充足するとき、被疑侵害品等はその特許発明の技術的範囲に属します(オール・エレメント・ルール)。
一方、いずれか1つでも充足しなければ特許発明の技術的範囲に属さず、間接侵害や均等の解釈が必要になります。
因みに、米国出願等の英語の手続き書類で特許請求の範囲に相当するものは「claim」です。日本語でクレームというと苦情のことのように思われますが、claimの直訳は、「要求する・請求する・主張する」等です。これから、日本でも特許実務者はよく、特許請求の範囲のことを指して「クレーム」と呼びます。
この特許発明の技術的範囲はどのように解釈(クレーム解釈)されるかというと、特許請求の範囲の記載に基づいて、まずはその用語の普通の意味で認定されます。
さらに、特許法に「前項の場合においては、願書に添付した明細書の記載及び図面を考慮して、特許請求の範囲に記載された用語の意義を解釈するものとする。(第70条第2項)」の規定もあり、明細書等を考慮してその意義が解釈される場合があります。
例えば、同じ言葉でも、人や業種、分野等によって広狭やズレがある言葉などは、いずれの意味で用いている表現か明細書に記載しておくことも検討したほうがよいです。さらには、特許発明が解決する技術的課題と、発明が奏すべき程度の作用効果も考慮して特許発明の技術的範囲は検討されます。
これらは一般論にすることが難しく、個別の具体的な事例を見たほうが参考になる点も多いです。
発明の権利範囲に重要な特許発明の技術的範囲を定めるために特許請求の範囲は重要ですが、従来技術と区別するために具体的にするとその範囲は明確なものの権利範囲が限定されてしまう恐れがあります。
一方で、広い権利範囲を求めて抽象化しすぎると外延が不明確になってしまい審査段階で記載要件の不備が指摘されたり権利範囲が狭いほうで解釈されるおそれもあります。
例えば、特許請求の範囲を「AとBとを結合する手段を設けた」とし、結合手段を広い権利範囲になるように具体的に示さず機能的、抽象的な表現で記載し、明細書の発明の詳細な説明の実施形態で結合手段は、「緩みが生じない特殊なボルト」のみしか開示していなかったとします。
この結合手段としては、開示された以外の様々な手段(例えば、接着材による結合、熱溶着、圧着等)を挙げることができるかもしれませんが、結合手段の権利範囲をそこまで拡大することは、出願人が発明した範囲を超えた権利を与える結果になりかねません。
よって、出願人が具体的に開示した「緩みが生じない特殊なボルト」とそれに類似する範囲に限定して技術的範囲を認定すべきであるとされる場合があります。
以上のように、特許発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の記載に基づいて認定されますが、特許請求の範囲に記載されている用語が機能的、抽象的な表現で記載されている場合等には、用語の意義は、明細書の記載及び図面を考慮して解釈されます。
従いまして、明細書を作成する段階において、特許請求の範囲を十分にサポートするように、特許発明の実施形態をいろいろ考えて、具体的に綿密に記載することで、それらの実施形態は権利範囲であると主張しやすいものとすることも重要です。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
4. 事 務 所 か ら の お 知 ら せ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆平成29年度実務者向け知的財産権制度説明会開催
特許庁は、知的財産権の業務に携わっている実務者の方を対象に、制度の円滑な運用を図るため、実務上必要な知識の習得を目的とした実務者向け説明会を全国の主要都市で開催します。
本説明会では特許・意匠・商標の審査基準やその運用、審判制度の運用等について、特許庁職員が解説します。参加の場合は、事前申込が必要で、参加は無料です。
九州での開催日は、次の通りです。
福岡市:11/10,1/29,1/30
鹿児島市:11/10,12/19
(熊本市:終了)
詳細は、下記のURLをご覧ください。
[URL]https://www.jit2017.go.jp/area.html
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5. 所 員 ほ の ぼ の 日 記
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◆我が家のペット「茶トラの猫」
我が家のペット「茶トラの猫」、現在11歳のお話です。
もともとは、以前住んでいたマンションの駐車場に放置されていた子猫で、マンションの皆さんに可愛がられていました。
その子猫を我が家で飼うことになったのは、マンションの駐車場の天井に吹き付けられているアスベストの撤去工事中のことでした。台風が近づいている中、アスベスト飛散防止のためにセットされたブルーシートの上で、呑気にお昼寝をしている姿を見て、憐れになり、家で飼うことにしました。
我が家に招き入れた子猫を動物病院で診てもらったところ、ダニ・ウイルス感染も無く健康な5ヶ月位のオス猫であるということが分かりましたので、「トラ」と名付けました。
駐車場に居た頃は皆さんに可愛がられる社交的な性格だったのですが、家の中だけで生活するうちに、いつの間にか人見知りの性格になり、訪問者の押すチャイムの音がするだけで、素早く部屋の隅に隠れてしまう怖がり屋さんになってしまいました。マンションの一階に住んでいましたので、殆ど室内飼いの状態であり、外との接触は、たまに庭に出て塀の上から通りを眺める程度でした。
ところが、ある年の6月の朝、トラが塀の上から居なくなりました。家族全員で近所を探しましたが見つかりません。その日から朝夕探しても見つかりませんでした。動物保護センターへの問い合わせもしてみましたが、見つかりませんでした。
成す術もなく迎えた、失踪から5日目の土曜日の朝、息子が駐車場で微かに「ニャー」という声を聞いたので、駐車中の車の一台一台に呼びかけながら耳を澄ませていたところ、「ニャー」という声がする車を見つけました。
その車をよく調べてみると、トラがエンジンルームの隙間に入り込んで、脱出できなくなっていたのでした。何とか助け出せないものかと努力はしたのですが、トラは身動きが取れず、どうしようもありません。
そこで、車の所有者の了承を得て、JAFの担当者に来て頂き、車のパネルなどを取り外して無事に救出して頂きました。その車は毎日の通勤に使用し、高速道路も通行したとのことでした。JAFの担当者は、猫がエンジンルームに閉じ込められているとの連絡を受けたとき、機械に巻き込まれ大怪我をした悲惨な姿を想像したそうです。
体重5キロ程の比較的大きなトラが、狭いエンジンルームの隙間に入り込んで、身動き不能となっていたのに、怪我も無く無事に帰ってくれて、家族全員ホッとしました。救出後のトラはグッタリしていましたが、自力で水を飲みましたので、その日はそのままにして、そっと休ませました。
しかし、翌日になっても元気が出ませんでしたので、休日診察可能な動物病院を探して連れて行ったところ、先生から「なんで昨日連れてこなかったのですか!熱中症になっていますよ!」とお叱りを受け、即入院となりました。
入院後、2~3日すると先生から連絡があり「トラの熱中症は軽症ですが、脳に腫瘍が有るかもしれない。MRI検査が出来る病院を紹介しますが、如何ですか」とのこと。「宜しくお願いします」と即答しました。
紹介された病院にて全身麻酔でのMRI検査を受けた結果、幸いにも脳に異常なし。虫歯を一本抜いて頂くだけで完了しました。家族全員、安堵しました。
トラは去勢手術を受けているので、その影響で尿路結石になりやすい体質となり、現在は動物病院で購入する専用キャットフードを食する毎日です。
本体価格0円なのに結構経費が掛かっていますが、可愛い我が家の一員です。
同居している妹分のパグ犬(「モコ」といいます)と喧嘩をすることも無く、穏やかに毎日を過ごしています。
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★ 編集・発行:加藤合同国際特許事務所 -メルマガ事務局-
福岡市博多区博多駅前3丁目25番21号 博多駅前ビジネスセンター411号
URL:http://www.kato-pat.jp/
TEL:092-413-5378 E-mail:mail@kato-pat.jp
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シーズ・市民活動支援制度をつくる会
2017年11月2日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
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シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 メールマガジンNo.273
~シーズ・メルマガはNPOに関する最新情報をお届けしています~
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■2017-11-02■
シーズのメールマガジンをご愛読いただきありがとうございます。
11月に入り、朝晩もだいぶ冷え込んできましたね。
秋は世間では読書の秋、食欲の秋、といろいろありますが、NPOにとっては資金調達(ファンドレイジング)の秋、ですよね。
シーズも皆さんのファンドレイジングをサポートするべく、
・【11/07】正統派ながら非常に役立つ「寄付者ピラミッド」の徹底解説
・【11/15】最先端のITツールを活かした寄付集めと認定取得を楽しく紹介
・【11/18】初の沖縄開催、民間助成財団が一同に会するお得なシンポジウムなど、毎週見逃せないセミナーを開催いたします。
一大寄付シーズンである12月の「寄付月間」に向けて、ご参加ください。ご一緒に準備を進めましょう!
また、今回も助成金情報満載です。ぜひ最後までお読みください。
━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】【11/7(火)東京】NPO資金調達セミナー「寄付者ピラミッドという考え方」
【2】【11/15(水)東京】認定NPO取得&更新セミナー
【3】【11/18(土)沖縄】助成財団シンポジウム in 沖縄
【4】【毎月開催】認定NPO法人【入門クラス】【申請書類集中作成クラス】
【5】秋の助成金シーズン到来!≪注目の助成金情報のご紹介≫
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
【1】【11/7(火)東京】NPO資金調達セミナー「寄付者ピラミッドという考え方」
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
寄付をはじめとした資金調達(ファンドレイジング)の基本、潜在的な寄付者から、大口の遺贈まで、寄付者を階層化して分析する「寄付者ピラミッド(ドナーピラミッド)」について、重点的にお伝えします。
講師は、『非営利団体の資金調達ハンドブック』著者でもある
ファンドレイジング・ラボ代表の徳永洋子さん。徳永さんも「一度やってみたかった」と言う寄付者ピラミッドの解説セミナーです。
「誰を対象に、どう働きかけるか」を徹底的に考える3時間で自団体の寄付者分析にも挑戦して、基礎も実践もしっかり学べます。ぜひご参加ください。
■ 日時:2017年11月7日(火)14:00‐17:00※13:45開場
■ 場所:東京ボランティア・市民活動センター 会議室B
(東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10階)
■ 参加費:3,000円(認定NPO法人振興会会員:1,500円/人)
■ 講師:徳永洋子氏(ファンドレイジング・ラボ代表/認定ファンドレイザー)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2z2Pr52
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
【2】【11/15(水)東京】認定NPO取得&更新セミナー
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
認定制度のプロ・NPO運営コンサルのプロ ・ITサービスのプロが語ります!
それぞれのプロが対談形式で、各専門的視点から認定NPO法人取得時の【落とし穴】や【解決ポイント】を徹底的に解説します。
終了後の懇親会では軽食やお酒も出るなかで、登壇者と楽しく交流しながら直接アドバイスが貰えます。情報盛りだくさん、軽食代込で参加費1,000円の大変お得なセミナーです。お早めにお申し込みください。
■ 日時:2017年11月15日(水)19:00-21:00(終了後懇親会あり)
■ 会場:株式会社STYZ
(東京都港区北青山3-3-7第一青山ビル3階・外苑前駅徒歩5分)
■ 参加費:1,000円(軽食代込み)
■ 定員:30名
■ 講師:
河内山信一氏(株式会社シン・ファンドレイジングパートナーズ代表取締役)
田中辰也氏(株式会社STYZ代表取締役)
池田 愛氏(株式会社STYZコミュニティディレクター)
関口 宏聡(認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会代表理事)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2gk9AfH
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
【3】【11/18(土)沖縄】助成財団シンポジウム in 沖縄
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
全国規模の助成団体にも地元の助成団体にも出会えるシンポジウム。11月は沖縄で開催です。各団体の助成金の趣旨や特徴、申請のコツやヒントを学べます。基調講演で助成金の基礎を学び、事例から申請のポイントを掴めます。
助成財団の担当者と直接名刺交換も出来る貴重な機会をお見逃しなく!
■ 日時:2017 年 11 月 18 日(土) 13:00-18:00 (受付開始:12:30)
■ 会場:沖縄大学アネックス共創館(元沖縄短期大学)(沖縄県那覇市国場 405 )
■ 参加費:1,000円(資料代として)
■ 登壇者:
田中 皓さん (NPO支援財団研究会 代表 助成財団センター専務理事)
松原 明さん (認定NPO法人 シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 理事)
与儀 淑恵さん (NPO 乳がん患者の会ぴんく・ぱんさぁ 代表)
平良 斗星さん ((公財)みらいファンド沖縄 副代表理事)
鈴木 友一郎さん (沖縄市こども施策研究会 代表)
太田 健さん ((公財)キリン福祉財団 常務理事)
南 信乃介さん (NPO 法人 1 万人井戸端会議 代表理事)
喜田 亮子さん ((公財)トヨタ財団 プログラムオフィサー)
渡辺 元さん(助成財団センター 事務局長/プログラムディレクター)
平尾剛之さん(非営利組織評価センター 理事)
小阪 亘 さん(公益財団法人みらいファンド沖縄 代表理事)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2i604xj
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【4】【毎月開催】認定NPO法人【入門クラス】【申請書類集中作成クラス】
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
● 【11/10(金)東京】認定NPO法人【入門クラス】「申請の段取りと準備」
認定NPO法人の申請や更新を基礎から学びたい方が対象の「入門クラス」。
少人数で懇切丁寧に認定制度を解説。12月にも同様の内容で開催します。日程はリンク先でご確認下さい。
■ 日時:2017年11月10日(金)15:00-17:00 ※14:45開場
■ 場所:東京ボランティア・市民活動センター会議室C
(東京都新宿区神楽河岸1-1セントラルプラザ10階)
■ 参加費:2,000円/人(認定NPO法人振興会会員:無料・1団体3名まで)
■ 定員:10名(事前申込・先着順)
■ 講師:大庭勇(認定NPO法人シーズ)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2yLSkqO
=================================
●【11/18(土)東京】認定NPO法人【申請書類集中作成クラス】
認定申請書類の書き方をほぼマンツーマンで指導します。まずは「書き始める」ことが申請への近道。ご一緒に申請書類を完成に近付けましょう。
12月にも同様の内容で開催します。日程はリンク先でご確認下さい。
※ 制度解説ご希望の方は【入門クラス】も合わせてご受講ください。
■ 日時:2017年11月18日(土)14:00-17:00 ※13:45開場
■ 場所:有限会社サテライト・オフィス内 会議スペース
(東京都港区芝3-22-7 芝NKビル2階)
■ 参加費:3,000円/人(認定NPO法人振興会会員1,500円/人)
■ 定員:5名(事前申込・先着順)1団体2人まで。
■ 講師:大庭勇(認定NPO法人シーズ)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2xlKXoW
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【5】秋の助成金シーズン到来!≪注目の助成金情報のご紹介≫
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シーズNPOWEBやメルマガでご紹介しきれていない助成金等も沢山あります。下記サイト等も、ぜひご活用ください!
【東京ボランティア・市民活動センター/助成金情報】⇒ https://www.tvac.or.jp/
【CANPAN/助成制度一覧】⇒ http://fields.canpan.info/grant/
前号までにご案内したもので11月中旬締め切りの助成金もございます。
こちらのページもご確認ください。http://www.npoweb.jp/topics/news/subsidy/
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● 【助成金】大和証券グループ 輝く未来へ こども応援基金
⇒ http://bit.ly/2yyc588
■ 募集期間:2017年10月10日(火)ー11月15日(水)消印有効
■ 支援内容:
・ 1件300万円を上限とする助成金
・ 最大3年間の継続助成(自動的な継続ではなく、毎年継続審査を行います。)
・ 支援団体数:毎年2~3団体(3年度目で8団体)
・ 助成金の使途は事業開発活動に資するものに限定します。
■ 支援対象:
・ NPO法人、一般社団法人、社会福祉法人、公益法人などの非営利組織
・ 助成金は「事業開発活動」を対象とします。
・ 類例の多いと判断される事業は支援対象にはなりません。
・ 本基金では、15歳までの子ども(特に小学生)を対象とする取り組みの事業開発を、重視します(限定するものではありません)。
■ 助成元:
公益財団法人パブリックリソース財団
株式会社大和証券グループ
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● 【助成金】「積水ハウスマッチングプログラム」2018年度助成
⇒ http://bit.ly/2hedYO6
■ 募集期間:2017年10月24日(火)ー12月11日(月)17:00必着
■ 支援内容:
1.積水ハウスこども基金:次世代を担うこどもたちの育成を目的とする活動
2.積水ハウス環境基金:サステナブル社会構築に寄与する事を目的とする活動
3.積水ハウス住・コミュニティ基金:地域に根差した豊かな住環境の創造を目的とする活動
■ 支援対象:
1.本会及び各基金の目的に適合するものであること
2.活動の継続性があること(2018年4月1日から遡って3年以上の活動実績。)
3.公共性の高い活動であること
4.活動主体の経営の健全性及び透明性が確保されていること
■ 助成元:積水ハウスマッチングプログラムの会
(応募先は協働事務局:社会福祉法人 大阪ボランティア協会)
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[ 発行 ] 認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会
TEL:03-5439-4021 メールアドレス:npoweb@abelia.ocn.ne.jp
URL:http://www.npoweb.jp
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NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
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シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 メールマガジンNo.273
~シーズ・メルマガはNPOに関する最新情報をお届けしています~
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■2017-11-02■
シーズのメールマガジンをご愛読いただきありがとうございます。
11月に入り、朝晩もだいぶ冷え込んできましたね。
秋は世間では読書の秋、食欲の秋、といろいろありますが、NPOにとっては資金調達(ファンドレイジング)の秋、ですよね。
シーズも皆さんのファンドレイジングをサポートするべく、
・【11/07】正統派ながら非常に役立つ「寄付者ピラミッド」の徹底解説
・【11/15】最先端のITツールを活かした寄付集めと認定取得を楽しく紹介
・【11/18】初の沖縄開催、民間助成財団が一同に会するお得なシンポジウムなど、毎週見逃せないセミナーを開催いたします。
一大寄付シーズンである12月の「寄付月間」に向けて、ご参加ください。ご一緒に準備を進めましょう!
また、今回も助成金情報満載です。ぜひ最後までお読みください。
━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】【11/7(火)東京】NPO資金調達セミナー「寄付者ピラミッドという考え方」
【2】【11/15(水)東京】認定NPO取得&更新セミナー
【3】【11/18(土)沖縄】助成財団シンポジウム in 沖縄
【4】【毎月開催】認定NPO法人【入門クラス】【申請書類集中作成クラス】
【5】秋の助成金シーズン到来!≪注目の助成金情報のご紹介≫
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【1】【11/7(火)東京】NPO資金調達セミナー「寄付者ピラミッドという考え方」
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寄付をはじめとした資金調達(ファンドレイジング)の基本、潜在的な寄付者から、大口の遺贈まで、寄付者を階層化して分析する「寄付者ピラミッド(ドナーピラミッド)」について、重点的にお伝えします。
講師は、『非営利団体の資金調達ハンドブック』著者でもある
ファンドレイジング・ラボ代表の徳永洋子さん。徳永さんも「一度やってみたかった」と言う寄付者ピラミッドの解説セミナーです。
「誰を対象に、どう働きかけるか」を徹底的に考える3時間で自団体の寄付者分析にも挑戦して、基礎も実践もしっかり学べます。ぜひご参加ください。
■ 日時:2017年11月7日(火)14:00‐17:00※13:45開場
■ 場所:東京ボランティア・市民活動センター 会議室B
(東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10階)
■ 参加費:3,000円(認定NPO法人振興会会員:1,500円/人)
■ 講師:徳永洋子氏(ファンドレイジング・ラボ代表/認定ファンドレイザー)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2z2Pr52
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【2】【11/15(水)東京】認定NPO取得&更新セミナー
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認定制度のプロ・NPO運営コンサルのプロ ・ITサービスのプロが語ります!
それぞれのプロが対談形式で、各専門的視点から認定NPO法人取得時の【落とし穴】や【解決ポイント】を徹底的に解説します。
終了後の懇親会では軽食やお酒も出るなかで、登壇者と楽しく交流しながら直接アドバイスが貰えます。情報盛りだくさん、軽食代込で参加費1,000円の大変お得なセミナーです。お早めにお申し込みください。
■ 日時:2017年11月15日(水)19:00-21:00(終了後懇親会あり)
■ 会場:株式会社STYZ
(東京都港区北青山3-3-7第一青山ビル3階・外苑前駅徒歩5分)
■ 参加費:1,000円(軽食代込み)
■ 定員:30名
■ 講師:
河内山信一氏(株式会社シン・ファンドレイジングパートナーズ代表取締役)
田中辰也氏(株式会社STYZ代表取締役)
池田 愛氏(株式会社STYZコミュニティディレクター)
関口 宏聡(認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会代表理事)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2gk9AfH
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【3】【11/18(土)沖縄】助成財団シンポジウム in 沖縄
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全国規模の助成団体にも地元の助成団体にも出会えるシンポジウム。11月は沖縄で開催です。各団体の助成金の趣旨や特徴、申請のコツやヒントを学べます。基調講演で助成金の基礎を学び、事例から申請のポイントを掴めます。
助成財団の担当者と直接名刺交換も出来る貴重な機会をお見逃しなく!
■ 日時:2017 年 11 月 18 日(土) 13:00-18:00 (受付開始:12:30)
■ 会場:沖縄大学アネックス共創館(元沖縄短期大学)(沖縄県那覇市国場 405 )
■ 参加費:1,000円(資料代として)
■ 登壇者:
田中 皓さん (NPO支援財団研究会 代表 助成財団センター専務理事)
松原 明さん (認定NPO法人 シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 理事)
与儀 淑恵さん (NPO 乳がん患者の会ぴんく・ぱんさぁ 代表)
平良 斗星さん ((公財)みらいファンド沖縄 副代表理事)
鈴木 友一郎さん (沖縄市こども施策研究会 代表)
太田 健さん ((公財)キリン福祉財団 常務理事)
南 信乃介さん (NPO 法人 1 万人井戸端会議 代表理事)
喜田 亮子さん ((公財)トヨタ財団 プログラムオフィサー)
渡辺 元さん(助成財団センター 事務局長/プログラムディレクター)
平尾剛之さん(非営利組織評価センター 理事)
小阪 亘 さん(公益財団法人みらいファンド沖縄 代表理事)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2i604xj
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【4】【毎月開催】認定NPO法人【入門クラス】【申請書類集中作成クラス】
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● 【11/10(金)東京】認定NPO法人【入門クラス】「申請の段取りと準備」
認定NPO法人の申請や更新を基礎から学びたい方が対象の「入門クラス」。
少人数で懇切丁寧に認定制度を解説。12月にも同様の内容で開催します。日程はリンク先でご確認下さい。
■ 日時:2017年11月10日(金)15:00-17:00 ※14:45開場
■ 場所:東京ボランティア・市民活動センター会議室C
(東京都新宿区神楽河岸1-1セントラルプラザ10階)
■ 参加費:2,000円/人(認定NPO法人振興会会員:無料・1団体3名まで)
■ 定員:10名(事前申込・先着順)
■ 講師:大庭勇(認定NPO法人シーズ)
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●【11/18(土)東京】認定NPO法人【申請書類集中作成クラス】
認定申請書類の書き方をほぼマンツーマンで指導します。まずは「書き始める」ことが申請への近道。ご一緒に申請書類を完成に近付けましょう。
12月にも同様の内容で開催します。日程はリンク先でご確認下さい。
※ 制度解説ご希望の方は【入門クラス】も合わせてご受講ください。
■ 日時:2017年11月18日(土)14:00-17:00 ※13:45開場
■ 場所:有限会社サテライト・オフィス内 会議スペース
(東京都港区芝3-22-7 芝NKビル2階)
■ 参加費:3,000円/人(認定NPO法人振興会会員1,500円/人)
■ 定員:5名(事前申込・先着順)1団体2人まで。
■ 講師:大庭勇(認定NPO法人シーズ)
■ 詳細・お申込み:http://bit.ly/2xlKXoW
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【5】秋の助成金シーズン到来!≪注目の助成金情報のご紹介≫
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シーズNPOWEBやメルマガでご紹介しきれていない助成金等も沢山あります。下記サイト等も、ぜひご活用ください!
【東京ボランティア・市民活動センター/助成金情報】⇒ https://www.tvac.or.jp/
【CANPAN/助成制度一覧】⇒ http://fields.canpan.info/grant/
前号までにご案内したもので11月中旬締め切りの助成金もございます。
こちらのページもご確認ください。http://www.npoweb.jp/topics/news/subsidy/
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● 【助成金】大和証券グループ 輝く未来へ こども応援基金
⇒ http://bit.ly/2yyc588
■ 募集期間:2017年10月10日(火)ー11月15日(水)消印有効
■ 支援内容:
・ 1件300万円を上限とする助成金
・ 最大3年間の継続助成(自動的な継続ではなく、毎年継続審査を行います。)
・ 支援団体数:毎年2~3団体(3年度目で8団体)
・ 助成金の使途は事業開発活動に資するものに限定します。
■ 支援対象:
・ NPO法人、一般社団法人、社会福祉法人、公益法人などの非営利組織
・ 助成金は「事業開発活動」を対象とします。
・ 類例の多いと判断される事業は支援対象にはなりません。
・ 本基金では、15歳までの子ども(特に小学生)を対象とする取り組みの事業開発を、重視します(限定するものではありません)。
■ 助成元:
公益財団法人パブリックリソース財団
株式会社大和証券グループ
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● 【助成金】「積水ハウスマッチングプログラム」2018年度助成
⇒ http://bit.ly/2hedYO6
■ 募集期間:2017年10月24日(火)ー12月11日(月)17:00必着
■ 支援内容:
1.積水ハウスこども基金:次世代を担うこどもたちの育成を目的とする活動
2.積水ハウス環境基金:サステナブル社会構築に寄与する事を目的とする活動
3.積水ハウス住・コミュニティ基金:地域に根差した豊かな住環境の創造を目的とする活動
■ 支援対象:
1.本会及び各基金の目的に適合するものであること
2.活動の継続性があること(2018年4月1日から遡って3年以上の活動実績。)
3.公共性の高い活動であること
4.活動主体の経営の健全性及び透明性が確保されていること
■ 助成元:積水ハウスマッチングプログラムの会
(応募先は協働事務局:社会福祉法人 大阪ボランティア協会)
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[ 発行 ] 認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会
TEL:03-5439-4021 メールアドレス:npoweb@abelia.ocn.ne.jp
URL:http://www.npoweb.jp
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65歳以上雇用87・5%:4年連続全国1位
2017年11月3日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
YOMIURI ONLINE URL=http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20171102-OYTNT50014.html
「65歳以上雇用」87・5%…4年連続全国1位
岩手労働局が公表した今年の高齢者の雇用状況(6月1日現在)で、従業員が希望すれば65歳以降も働ける県内企業の割合は前年比1ポイント増の87・5%だった。全国平均の75・6%を大幅に上回り、4年連続で全国1位。少子高齢化や労働力人口の減少が進んでおり、岩手労働局は「生涯現役社会の実現に向け、年齢に関係なく働き続けることが可能な企業の普及・啓発に取り組む」としている。
集計したのは、高齢者の雇用状況の報告が義務づけられている従業員31人以上の企業のうち1789社。従業員300人以下の中小企業1684社、同301人以上の大企業105社から報告を受けた。
希望者が65歳以降も働ける企業は全体の87・5%の1565社。中小企業は88・6%で、大企業(69・5%)より高齢者雇用に積極的な姿勢が浮かんだ。
雇用確保の方法は、「継続雇用制度の導入」が1174社(65・6%)と最も多く、これに「定年の引き上げ」358社(20・0%)、「定年制の廃止」33社(1・8%)と続いた。
常用労働者19万8559人のうち、多くの企業が定年としている60歳以上の労働者は2万8410人で、14・3%を占める。一方、70歳以上まで働ける企業は468社で、前年比2・1ポイント増の26・2%だった。
定年後も仕事続ける環境…盛岡のビルメンテナンス会社
盛岡市上ノ橋町のビルメンテナンス・介護福祉業「第一商事」では、従業員884人のうち、65歳以上は約4分の1の230人。最年長は81歳の男性という。
同社では1998年に定年を60歳から65歳へ引き上げ、2013年には定年になった後でも希望者を継続雇用する再雇用制度を導入した。健康に長く働き続けてもらうため、健康診断の受診促進などにも力を入れている。
正社員として勤続44年の佐藤学さん(67)は、盛岡市中央通のビルで空調設備の点検や警備業務を35年以上続けている。ボイラー技士など約10種類の資格を持ち、平日は8時間、土曜日も隔週で働く。
健康維持のため、10階建てのビル内の移動は階段を使っている。長年勤務していても「機械設備は日々新しくなるから、今も毎日覚えることばかり」という。65歳で定年退職も考えたが、「働いて自由に使えるお金が増えるのは生きる張り合いになる。何よりも、自分が必要とされているのがうれしい」と意欲は尽きない。
同社の柴田千春常務は「人手不足の中、意欲と能力のある高齢者に働き続けてもらう環境づくりは企業の責務。若者から高齢者まで生き生きと働けるように支援したい」と話した。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
YOMIURI ONLINE URL=http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20171102-OYTNT50014.html
「65歳以上雇用」87・5%…4年連続全国1位
岩手労働局が公表した今年の高齢者の雇用状況(6月1日現在)で、従業員が希望すれば65歳以降も働ける県内企業の割合は前年比1ポイント増の87・5%だった。全国平均の75・6%を大幅に上回り、4年連続で全国1位。少子高齢化や労働力人口の減少が進んでおり、岩手労働局は「生涯現役社会の実現に向け、年齢に関係なく働き続けることが可能な企業の普及・啓発に取り組む」としている。
集計したのは、高齢者の雇用状況の報告が義務づけられている従業員31人以上の企業のうち1789社。従業員300人以下の中小企業1684社、同301人以上の大企業105社から報告を受けた。
希望者が65歳以降も働ける企業は全体の87・5%の1565社。中小企業は88・6%で、大企業(69・5%)より高齢者雇用に積極的な姿勢が浮かんだ。
雇用確保の方法は、「継続雇用制度の導入」が1174社(65・6%)と最も多く、これに「定年の引き上げ」358社(20・0%)、「定年制の廃止」33社(1・8%)と続いた。
常用労働者19万8559人のうち、多くの企業が定年としている60歳以上の労働者は2万8410人で、14・3%を占める。一方、70歳以上まで働ける企業は468社で、前年比2・1ポイント増の26・2%だった。
定年後も仕事続ける環境…盛岡のビルメンテナンス会社
盛岡市上ノ橋町のビルメンテナンス・介護福祉業「第一商事」では、従業員884人のうち、65歳以上は約4分の1の230人。最年長は81歳の男性という。
同社では1998年に定年を60歳から65歳へ引き上げ、2013年には定年になった後でも希望者を継続雇用する再雇用制度を導入した。健康に長く働き続けてもらうため、健康診断の受診促進などにも力を入れている。
正社員として勤続44年の佐藤学さん(67)は、盛岡市中央通のビルで空調設備の点検や警備業務を35年以上続けている。ボイラー技士など約10種類の資格を持ち、平日は8時間、土曜日も隔週で働く。
健康維持のため、10階建てのビル内の移動は階段を使っている。長年勤務していても「機械設備は日々新しくなるから、今も毎日覚えることばかり」という。65歳で定年退職も考えたが、「働いて自由に使えるお金が増えるのは生きる張り合いになる。何よりも、自分が必要とされているのがうれしい」と意欲は尽きない。
同社の柴田千春常務は「人手不足の中、意欲と能力のある高齢者に働き続けてもらう環境づくりは企業の責務。若者から高齢者まで生き生きと働けるように支援したい」と話した。
さがし愛ネットLLC/護福祉用具等出展
2017年11月4日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
さがし愛ネット合同会社は護福祉用具やアプリを出展
見 守 り セ ッ ト
2017年11月15日から17日までの3日間、さがし愛ネット合同会社は「産業交流展2017」に出展する。
「産業交流展2017」において、さがし愛ネット合同会社は介護福祉用具「見守りセット」をはじめ、地域IoTソリューション「見守りテラス」、生涯現役アプリ等を出展。
介護保険適用を受けた「見守りセット」では、在宅や外出、徘徊を検知して、アラートにてビーコンが通知する。在宅介護だけでなく、介護施設や地域における見守りと捜索支援も可能だ。
見 守 り テ ラ ス
標準化プラットフォーム「見守りテラス」は、ビーコンの位置情報を屋内と屋外、地域と広域へとつなぐ。安心安全な地域を実現する為に、IoTインフラのモニターも募集している。
このほか、スマートフォンアプリ「生涯現役アプリ」は、歩数計とスタンプビーコン機能を備えており、楽しいウォーキング生活をサポート。
産 業 交 流 展 2 0 1 7
「産業交流展2017」は10時より開始(11月15日と16日は18時終了、17日は17時終了)。会場は東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)の西1・3・4ホール。さがし愛ネット合同会社は、(西3ホール・医-5)ブースで出展する。
会場へのアクセスは電車の場合、りんかい線「国際展示場」駅で下車後、徒歩約7分。東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)「国際展示場正門」駅で下車後、徒歩約3分。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
さがし愛ネット合同会社は護福祉用具やアプリを出展
見 守 り セ ッ ト
2017年11月15日から17日までの3日間、さがし愛ネット合同会社は「産業交流展2017」に出展する。
「産業交流展2017」において、さがし愛ネット合同会社は介護福祉用具「見守りセット」をはじめ、地域IoTソリューション「見守りテラス」、生涯現役アプリ等を出展。
介護保険適用を受けた「見守りセット」では、在宅や外出、徘徊を検知して、アラートにてビーコンが通知する。在宅介護だけでなく、介護施設や地域における見守りと捜索支援も可能だ。
見 守 り テ ラ ス
標準化プラットフォーム「見守りテラス」は、ビーコンの位置情報を屋内と屋外、地域と広域へとつなぐ。安心安全な地域を実現する為に、IoTインフラのモニターも募集している。
このほか、スマートフォンアプリ「生涯現役アプリ」は、歩数計とスタンプビーコン機能を備えており、楽しいウォーキング生活をサポート。
産 業 交 流 展 2 0 1 7
「産業交流展2017」は10時より開始(11月15日と16日は18時終了、17日は17時終了)。会場は東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)の西1・3・4ホール。さがし愛ネット合同会社は、(西3ホール・医-5)ブースで出展する。
会場へのアクセスは電車の場合、りんかい線「国際展示場」駅で下車後、徒歩約7分。東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)「国際展示場正門」駅で下車後、徒歩約3分。
Alterna誌:日本の寄付、3兆円時代へ
2017年11月5日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
いつもお読み頂き、有難うございます。
インスタグラムなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で今、「おにぎり」を写した投稿が急激に増えています。
実はこれ、あるNPOが始めたキャンペーンで、「おにぎり」の写真投稿1枚について、アフリカやアジアの子どもに5食分の給食を届けるという趣旨だそうです。
誰でもおにぎりの写真をSNSか特設サイトから投稿することで、協賛企業は写真1枚について100円を寄付します。100円あれば、アフリカやアジアの子どもへ5食分の給食を届けることができます。これまでに8万4038枚の写真が投稿されたそうです。
キャンペーンの期間中には写真の投稿以外にも、対象商品の購入で給食を届けることができます。イオンリテールや伊藤園、Oisixなど6社が寄付付き商品を販売しています。
これはなかなか、うまいやり方です。以前、アイスバケツ運動がありましたが、今回は、誰でも参加でき、しかも自分では負担しないで、スポンサー企業が代わりに寄付をしてくれます。スポンサー企業にとっても話題のキャンペーンになれば宣伝効果も見込めます。
日本の個人寄付額は米国の20分の1以下で、「日本人は寄付をしない」と嘆く向きもあります。しかし誰でも工夫次第で、このようなキャンペーンを仕掛けることができるのです。
さて、来月(12月)は寄付月間。オルタナ次号も「日本の寄付、3兆円時代へ」と寄付の特集をします。いま編集部の各記者が鋭意、取材中です。ご期待ください。
◆「インスタ映え」おにぎりで共感を集め、飢餓撲滅を目指す
http://c.bme.jp/17/2802/2129/2778333
◆11/2まで「サステナブル・ブランド ジャパン」読者アンケートのお願い
サステナビリティ(持続可能性)とブランディングの融合をテーマとしたビジネスパーソン向けの情報サイト「サステナブル・ブランド ジャパン(SB-J)」は、より充実したコンテンツ作りのために、記事内容に関するご意見・ご要望をお聞きする読者アンケートを実施しています(10月19日締切)。
アンケートにご協力いただいた方全員に「サステナブル・ブランド国際会議2018東京」のイベントパスご購入時にご使用いただける「30%OFF ディスカウントコード」をもれなくプレゼントいたします。
また、アンケートにご回答いただいた方の中から抽選で、「サステナブル・ブランド国際会議2018東京 ご招待券」(3名様)をプレゼントいたします。ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
アンケートはこちら⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2130/2778333
◆11/15 Eラーニング「CSRを学ぼう!」説明会
株式会社オルタナと[新]CSR検定サポート事務局はこのほど、[新]CSR検定に準拠した新しいEラーニング「CSRを学ぼう!」を開発しました。Eラーニングは[新]CSR検定3級公式テキストに準拠、さらに内容を簡潔に分かりやすくし、あらゆる従業員(パート・アルバイトを含む)に対応するコンテンツになりました。CSR推進の女性任意団体「CSR48」にもご協力を頂きました。その発表説明会を下記の日程で開催します。奮ってご参加下さい。
とき:2017年11月15日(水)18時~19時(開場:17時半)
ところ:株式会社博展本社2階セミナールーム(東京・中央)
入場無料
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2131/2778333
=======オルタナ&オルタナS&CSRtodayお勧め記事==========
◆中田英寿氏らが啓発「社会とつながるスポーツマンシップ」
http://c.bme.jp/17/2802/2132/2778333
◆無料塾に子ども食堂、見えない「貧困」を見守るNPO
http://c.bme.jp/17/2802/2133/2778333
◆オーガニック100%の給食、千葉の認定こども園で
http://c.bme.jp/17/2802/2134/2778333
◆なぜいま「ESG」と「SDGs」なのか
http://c.bme.jp/17/2802/2135/2778333
◆「生きた」学習伝えたい:SDGsを学校へ
http://c.bme.jp/17/2802/2136/2778333
=======サステナブル・ブランド ジャパンお勧め記事==========
◆BASFジャパン社長「サステナビリティと利益は必ず両立する」
http://c.bme.jp/17/2802/2137/2778333
◆英名門FC、スポンサーの環境破壊疑惑で波紋呼ぶ
http://c.bme.jp/17/2802/2138/2778333
◆「ひとこと多い張り紙」でSDGs理解を呼びかける
http://c.bme.jp/17/2802/2139/2778333
◆人材ミスマッチ、日本は最低ランク―英人材大手調査
http://c.bme.jp/17/2802/2140/2778333
◆ネスレと日赤、災害救援者の心のケアで連携
http://c.bme.jp/17/2802/2141/2778333
==============オルタナ編集長お勧めツアー==================
◆11/11、12 「掛川アートを楽しむ里山体験ツアー」のご案内
掛川の文化・芸術祭の「茶エンナーレ」開催中に独自に企画したNPO法人時ノ寿の森クラブと森林環境整備財団ならではの満喫ルートを廻ります。
とき:2017年11月11日(土)~12日(日)
集合場所:掛川駅 新幹線改札出口 11:00集合
参加費:16,000円(4食、懇親会、温泉、陶芸、縁側カフェ、
里山ジャズライブ、宿泊、掛川市内交通費、保険代含む/当日徴収)
問い合わせ・申し込みは⇒ info(a)shinrin-eif.org まで
==============オルタナ編集長お勧めイベント================
◆11/29 サステナブル・ブランド国際会議2017in バンコク
スピーカー(登壇者)企業を募集中です。
SB東京を主宰する株式会社博展は、下記の通り、タイ・バンコクで開かれるSB in バンコクでの登壇者(企業)を募集しています。タイ現地やグローバル規模でのサステナビリティ戦略を発表されたい企業(現地法人の代表者など)を募集しています。15分~20分程度のプレゼンテーションとパネルディスカッションを予定しています。カシオ計算機様など3-4社が登壇予定です。
とき:2017年11月29日(水)-30日(木)*2日間
ところ:クイーンシリキット・コンベンションセンター
公式サイト:http://c.bme.jp/17/2802/2142/2778333
ご登壇セッション
How Japanese Brands Define “GOOD”
日程:2017年11月29日(水)
お問い合わせ(メール):mailto:forum@sustainablebrands.jp
◆11/8 考えるきっかけをつくる「銀座ソーシャル映画祭」
第48回銀座ソーシャル映画祭は、11/18~11/24にイオンシネマ茅ヶ崎で開催される「横乗日本映画祭」とコラボ企画です。
上映作品:未定(横乗日本映画祭の作品の一部を先行上映)
とき:11月8日(水)19:00-21:00
ところ:ギャラリー・アートグラフ銀座(東京都中央区銀座2丁目)
参加費:上映+トークショー+軽飲食1,500円
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2143/2778333
◆11/10 CSR部員塾 13期下期(実践編)
今年から上期はCSR初級者、下期はCSR中級者(担当2年以上)と分けて開講しています。13期下期は10月~2月までのカリキュラムで、11月10日の講義は下記の通りです。
1)2級教科書ポイント解説(3章)
講師:関 正雄(明治大学 経営学部 特任准教授)
2)企業事例7:ユニリーバ
講師:伊藤 征慶(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス
ヘッド オブ コミュニケーション)
3)ワークショップ:CSRの理念・体系づくり
講師:代表:森 摂/塾長:川村 雅彦
4)企業事例8:第一生命
講師:佐賀 奈穂(第一生命ホールディングス 第一生命保険
DSR推進室 次長)
※敬称略、単発受講も受け付けています。
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2144/2778333
◆11/11 HAPPY WOMAN BUNKASAI 2017
「女性の感性が新たな日本文化を創る」をコンセプトに『HAPPY WOMAN BUNKASAI 2017|未来共創文化祭』をアークヒルズ(赤坂)で開催します。女性も男性も「共感」し「共育」できる4つの祭り【音祭・技祭・体祭・食祭】を実施します。オープニングセッションにはCSR48も登壇します。
とき:11月11日(土)
ところ:アークヒルズ(東京都港区赤)
参加費:1セミナー:500円(税込)~ 男性も歓迎です。
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2145/2778333
◆11/28 トヨタNPOカレッジ「カイケツ」報告会
トヨタ財団は11月28日、トヨタNPOカレッジ「カイケツ」
第2期の成果報告会を開きます。カイケツは、NPOなど非営利団体の幹部層を対象に、トヨタ自動車の組織マネジメントを伝えるもの。
同日は、4カ月をかけてトヨタ流のマネジメントを学んだNPOの経営陣がその成果をA3資料を用いて発表します。
とき:11月28(火)13:00-17:30
ところ:トヨタ産業技術記念館大ホール(名古屋市)
参加費:無料(参加者の方は、産業技術記念館を無料で見学できます)
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2146/2778333
================================================
株式会社オルタナ 代表取締役・「オルタナ」編集長 森 摂
一般社団法人CSR経営者フォーラム代表理事
特定非営利活動法人在外ジャーナリスト協会理事長
「サステナブル・ブランド国際会議」プロデューサー
CSR検定委員会委員
特定非営利活動法人「街角に音楽を」理事
東京都目黒区駒場1-26-10-304 tel: 03-6407-0266
================================================
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
いつもお読み頂き、有難うございます。
インスタグラムなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で今、「おにぎり」を写した投稿が急激に増えています。
実はこれ、あるNPOが始めたキャンペーンで、「おにぎり」の写真投稿1枚について、アフリカやアジアの子どもに5食分の給食を届けるという趣旨だそうです。
誰でもおにぎりの写真をSNSか特設サイトから投稿することで、協賛企業は写真1枚について100円を寄付します。100円あれば、アフリカやアジアの子どもへ5食分の給食を届けることができます。これまでに8万4038枚の写真が投稿されたそうです。
キャンペーンの期間中には写真の投稿以外にも、対象商品の購入で給食を届けることができます。イオンリテールや伊藤園、Oisixなど6社が寄付付き商品を販売しています。
これはなかなか、うまいやり方です。以前、アイスバケツ運動がありましたが、今回は、誰でも参加でき、しかも自分では負担しないで、スポンサー企業が代わりに寄付をしてくれます。スポンサー企業にとっても話題のキャンペーンになれば宣伝効果も見込めます。
日本の個人寄付額は米国の20分の1以下で、「日本人は寄付をしない」と嘆く向きもあります。しかし誰でも工夫次第で、このようなキャンペーンを仕掛けることができるのです。
さて、来月(12月)は寄付月間。オルタナ次号も「日本の寄付、3兆円時代へ」と寄付の特集をします。いま編集部の各記者が鋭意、取材中です。ご期待ください。
◆「インスタ映え」おにぎりで共感を集め、飢餓撲滅を目指す
http://c.bme.jp/17/2802/2129/2778333
◆11/2まで「サステナブル・ブランド ジャパン」読者アンケートのお願い
サステナビリティ(持続可能性)とブランディングの融合をテーマとしたビジネスパーソン向けの情報サイト「サステナブル・ブランド ジャパン(SB-J)」は、より充実したコンテンツ作りのために、記事内容に関するご意見・ご要望をお聞きする読者アンケートを実施しています(10月19日締切)。
アンケートにご協力いただいた方全員に「サステナブル・ブランド国際会議2018東京」のイベントパスご購入時にご使用いただける「30%OFF ディスカウントコード」をもれなくプレゼントいたします。
また、アンケートにご回答いただいた方の中から抽選で、「サステナブル・ブランド国際会議2018東京 ご招待券」(3名様)をプレゼントいたします。ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
アンケートはこちら⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2130/2778333
◆11/15 Eラーニング「CSRを学ぼう!」説明会
株式会社オルタナと[新]CSR検定サポート事務局はこのほど、[新]CSR検定に準拠した新しいEラーニング「CSRを学ぼう!」を開発しました。Eラーニングは[新]CSR検定3級公式テキストに準拠、さらに内容を簡潔に分かりやすくし、あらゆる従業員(パート・アルバイトを含む)に対応するコンテンツになりました。CSR推進の女性任意団体「CSR48」にもご協力を頂きました。その発表説明会を下記の日程で開催します。奮ってご参加下さい。
とき:2017年11月15日(水)18時~19時(開場:17時半)
ところ:株式会社博展本社2階セミナールーム(東京・中央)
入場無料
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2131/2778333
=======オルタナ&オルタナS&CSRtodayお勧め記事==========
◆中田英寿氏らが啓発「社会とつながるスポーツマンシップ」
http://c.bme.jp/17/2802/2132/2778333
◆無料塾に子ども食堂、見えない「貧困」を見守るNPO
http://c.bme.jp/17/2802/2133/2778333
◆オーガニック100%の給食、千葉の認定こども園で
http://c.bme.jp/17/2802/2134/2778333
◆なぜいま「ESG」と「SDGs」なのか
http://c.bme.jp/17/2802/2135/2778333
◆「生きた」学習伝えたい:SDGsを学校へ
http://c.bme.jp/17/2802/2136/2778333
=======サステナブル・ブランド ジャパンお勧め記事==========
◆BASFジャパン社長「サステナビリティと利益は必ず両立する」
http://c.bme.jp/17/2802/2137/2778333
◆英名門FC、スポンサーの環境破壊疑惑で波紋呼ぶ
http://c.bme.jp/17/2802/2138/2778333
◆「ひとこと多い張り紙」でSDGs理解を呼びかける
http://c.bme.jp/17/2802/2139/2778333
◆人材ミスマッチ、日本は最低ランク―英人材大手調査
http://c.bme.jp/17/2802/2140/2778333
◆ネスレと日赤、災害救援者の心のケアで連携
http://c.bme.jp/17/2802/2141/2778333
==============オルタナ編集長お勧めツアー==================
◆11/11、12 「掛川アートを楽しむ里山体験ツアー」のご案内
掛川の文化・芸術祭の「茶エンナーレ」開催中に独自に企画したNPO法人時ノ寿の森クラブと森林環境整備財団ならではの満喫ルートを廻ります。
とき:2017年11月11日(土)~12日(日)
集合場所:掛川駅 新幹線改札出口 11:00集合
参加費:16,000円(4食、懇親会、温泉、陶芸、縁側カフェ、
里山ジャズライブ、宿泊、掛川市内交通費、保険代含む/当日徴収)
問い合わせ・申し込みは⇒ info(a)shinrin-eif.org まで
==============オルタナ編集長お勧めイベント================
◆11/29 サステナブル・ブランド国際会議2017in バンコク
スピーカー(登壇者)企業を募集中です。
SB東京を主宰する株式会社博展は、下記の通り、タイ・バンコクで開かれるSB in バンコクでの登壇者(企業)を募集しています。タイ現地やグローバル規模でのサステナビリティ戦略を発表されたい企業(現地法人の代表者など)を募集しています。15分~20分程度のプレゼンテーションとパネルディスカッションを予定しています。カシオ計算機様など3-4社が登壇予定です。
とき:2017年11月29日(水)-30日(木)*2日間
ところ:クイーンシリキット・コンベンションセンター
公式サイト:http://c.bme.jp/17/2802/2142/2778333
ご登壇セッション
How Japanese Brands Define “GOOD”
日程:2017年11月29日(水)
お問い合わせ(メール):mailto:forum@sustainablebrands.jp
◆11/8 考えるきっかけをつくる「銀座ソーシャル映画祭」
第48回銀座ソーシャル映画祭は、11/18~11/24にイオンシネマ茅ヶ崎で開催される「横乗日本映画祭」とコラボ企画です。
上映作品:未定(横乗日本映画祭の作品の一部を先行上映)
とき:11月8日(水)19:00-21:00
ところ:ギャラリー・アートグラフ銀座(東京都中央区銀座2丁目)
参加費:上映+トークショー+軽飲食1,500円
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2143/2778333
◆11/10 CSR部員塾 13期下期(実践編)
今年から上期はCSR初級者、下期はCSR中級者(担当2年以上)と分けて開講しています。13期下期は10月~2月までのカリキュラムで、11月10日の講義は下記の通りです。
1)2級教科書ポイント解説(3章)
講師:関 正雄(明治大学 経営学部 特任准教授)
2)企業事例7:ユニリーバ
講師:伊藤 征慶(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス
ヘッド オブ コミュニケーション)
3)ワークショップ:CSRの理念・体系づくり
講師:代表:森 摂/塾長:川村 雅彦
4)企業事例8:第一生命
講師:佐賀 奈穂(第一生命ホールディングス 第一生命保険
DSR推進室 次長)
※敬称略、単発受講も受け付けています。
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2144/2778333
◆11/11 HAPPY WOMAN BUNKASAI 2017
「女性の感性が新たな日本文化を創る」をコンセプトに『HAPPY WOMAN BUNKASAI 2017|未来共創文化祭』をアークヒルズ(赤坂)で開催します。女性も男性も「共感」し「共育」できる4つの祭り【音祭・技祭・体祭・食祭】を実施します。オープニングセッションにはCSR48も登壇します。
とき:11月11日(土)
ところ:アークヒルズ(東京都港区赤)
参加費:1セミナー:500円(税込)~ 男性も歓迎です。
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2145/2778333
◆11/28 トヨタNPOカレッジ「カイケツ」報告会
トヨタ財団は11月28日、トヨタNPOカレッジ「カイケツ」
第2期の成果報告会を開きます。カイケツは、NPOなど非営利団体の幹部層を対象に、トヨタ自動車の組織マネジメントを伝えるもの。
同日は、4カ月をかけてトヨタ流のマネジメントを学んだNPOの経営陣がその成果をA3資料を用いて発表します。
とき:11月28(火)13:00-17:30
ところ:トヨタ産業技術記念館大ホール(名古屋市)
参加費:無料(参加者の方は、産業技術記念館を無料で見学できます)
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2146/2778333
================================================
株式会社オルタナ 代表取締役・「オルタナ」編集長 森 摂
一般社団法人CSR経営者フォーラム代表理事
特定非営利活動法人在外ジャーナリスト協会理事長
「サステナブル・ブランド国際会議」プロデューサー
CSR検定委員会委員
特定非営利活動法人「街角に音楽を」理事
東京都目黒区駒場1-26-10-304 tel: 03-6407-0266
================================================
現代の名工:大森理容師・鈴木着付師
2017年11月6日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
YOMIURI ONLINE URL
= http://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20171105-OYTNT50097.html
◇ カット世界一 生涯理容師 大 森 利 夫 さん(69)
卓越した技能を持つ、その道の第一人者をたたえる厚生労働省の「現代の名工」に今年度、県内からは松山市北井門の理容師大森利夫さん(69)が選ばれた。「生涯現役」を目標に50年以上現場に立ち、はさみで自在に髪を切る。昨年にはカットの世界大会で金メダルを獲得するなど、高い技術は国内外で評価されている。(水谷弘樹)
大森さんは久万高原町出身。理容学校を卒業後、20歳で独立して松山市に店を構えた。「理容業界全体を良くしたい」との思いから、県理容生活衛生同業組合理事長などを務めるようになった。2006年には全国組織の理事長に就任した。
若者の理容室離れや後継者不足を食い止めるために全国の中学や高校の体験授業で講師を務めている。「手に職を付ければ生涯活躍できる仕事」と魅力を語る。
それを示そうと、国内大会で高齢層対象の部門を新設し、参加を呼びかけた。日本の衛生的で高度な技能を世界に発信しようと自身も昨年3月、韓国で開かれた「世界理容美容技術選手権大会」の50歳以上の部門に出場し、金メダルに輝いた。
会議や講演などで出張続きの多忙な毎日だが、「熱意を持ち、業界のために地道に活動を続けていく。『生涯現役』を自ら示していきたい」と張り切る。
------------------------------------------------------------------------------------------------
産経ニュース
URL= http://www.sankei.com/region/news/171106/rgn1711060004-n1.html
「着物は絶対に絶やさない」 現代の名工に着付師の鈴木則子さん(79)
厚生労働省が5日発表した平成29年度の「現代の名工」に選ばれた着付師の鈴木則子(のりこ)さん(79)=東京都葛飾区亀有=に、仕事へのこだわり、今後の抱負などを聞いた。
◇
「着物は日本の文化であり、民族衣装です。それを絶対に絶やしたくありません」
着物の着付けに携わって半世紀以上。鈴木さんは技術指導などで全国を駆け回る。専門学校で非常勤講師も務め、「最近は若い人も興味を持ってくれる。男の子も習いたいと言ってくれます」とにっこり。
着物の原点は、源氏物語などの平安文化を彩った装束(十二単(ひとえ)・束帯)。約40年前からこうした着装の技術を学び伝え、明治座(中央区)や国立劇場(千代田区)で発表会を催してきた。
古典にとどまらない。日々新しい帯結びにチャレンジしている。帯の幅は約30センチ、長さは約4メートル60センチ。この1本の生地を“キャンバス”に無限のアイデアが生まれる。
「街を歩いていてすてきな花があったとか、いろんなものを見る習慣があり、突然ピッと思いつく」
児童養護施設で暮らす子供たちの七五三を祝うため、昨年からボランティアで着付けを始めた。子供たちは晴れ着を身につけると、表情ががらりと変わる。「施設に入っている子はこういう機会がなかなかありません。思い出をしっかりと植え付けてあげたい」
年に1回、約200人で銀座を着物で練り歩く活動も続けてきた。「これからもどんどん広めて、着物人口を増やしていきたい。たぶん死ぬまでやるでしょう」。鈴木さんは生涯現役を誓った。(天野健作)
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
YOMIURI ONLINE URL
= http://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20171105-OYTNT50097.html
◇ カット世界一 生涯理容師 大 森 利 夫 さん(69)
卓越した技能を持つ、その道の第一人者をたたえる厚生労働省の「現代の名工」に今年度、県内からは松山市北井門の理容師大森利夫さん(69)が選ばれた。「生涯現役」を目標に50年以上現場に立ち、はさみで自在に髪を切る。昨年にはカットの世界大会で金メダルを獲得するなど、高い技術は国内外で評価されている。(水谷弘樹)
大森さんは久万高原町出身。理容学校を卒業後、20歳で独立して松山市に店を構えた。「理容業界全体を良くしたい」との思いから、県理容生活衛生同業組合理事長などを務めるようになった。2006年には全国組織の理事長に就任した。
若者の理容室離れや後継者不足を食い止めるために全国の中学や高校の体験授業で講師を務めている。「手に職を付ければ生涯活躍できる仕事」と魅力を語る。
それを示そうと、国内大会で高齢層対象の部門を新設し、参加を呼びかけた。日本の衛生的で高度な技能を世界に発信しようと自身も昨年3月、韓国で開かれた「世界理容美容技術選手権大会」の50歳以上の部門に出場し、金メダルに輝いた。
会議や講演などで出張続きの多忙な毎日だが、「熱意を持ち、業界のために地道に活動を続けていく。『生涯現役』を自ら示していきたい」と張り切る。
------------------------------------------------------------------------------------------------
産経ニュース
URL= http://www.sankei.com/region/news/171106/rgn1711060004-n1.html
「着物は絶対に絶やさない」 現代の名工に着付師の鈴木則子さん(79)
厚生労働省が5日発表した平成29年度の「現代の名工」に選ばれた着付師の鈴木則子(のりこ)さん(79)=東京都葛飾区亀有=に、仕事へのこだわり、今後の抱負などを聞いた。
◇
「着物は日本の文化であり、民族衣装です。それを絶対に絶やしたくありません」
着物の着付けに携わって半世紀以上。鈴木さんは技術指導などで全国を駆け回る。専門学校で非常勤講師も務め、「最近は若い人も興味を持ってくれる。男の子も習いたいと言ってくれます」とにっこり。
着物の原点は、源氏物語などの平安文化を彩った装束(十二単(ひとえ)・束帯)。約40年前からこうした着装の技術を学び伝え、明治座(中央区)や国立劇場(千代田区)で発表会を催してきた。
古典にとどまらない。日々新しい帯結びにチャレンジしている。帯の幅は約30センチ、長さは約4メートル60センチ。この1本の生地を“キャンバス”に無限のアイデアが生まれる。
「街を歩いていてすてきな花があったとか、いろんなものを見る習慣があり、突然ピッと思いつく」
児童養護施設で暮らす子供たちの七五三を祝うため、昨年からボランティアで着付けを始めた。子供たちは晴れ着を身につけると、表情ががらりと変わる。「施設に入っている子はこういう機会がなかなかありません。思い出をしっかりと植え付けてあげたい」
年に1回、約200人で銀座を着物で練り歩く活動も続けてきた。「これからもどんどん広めて、着物人口を増やしていきたい。たぶん死ぬまでやるでしょう」。鈴木さんは生涯現役を誓った。(天野健作)
65歳以上の雇用:企業の75.6%が導入
2017年11月7日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
Exite ニュースURL=
https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20171106/Jcast_kaisha_313118.html
6 5 歳 以 上 の 雇 用 、 企 業 の 7 5 . 6 % が 導 入
「 年 齢 に か か わ ら な い 働 き 方 」 増 え る
厚生労働省の「高年齢者の雇用状況」によると、定年制の廃止または65歳以上定年の企業で、希望者全員が65歳以上まで働ける企業(31人以上)は、2017年6月1日時点で前年同期比1.5ポイント増の75.6%だった。10月27日の発表。企業数は、4547社増えて11万8081社だった。
従業員数31人以上の企業15万6113社の状況をまとめた。このうち、定年制を廃止した企業は前年同期比0.1ポイント減って2.6%、65歳以上定年の企業は1ポイント増の17%、65歳以上の希望者全員が継続して働ける制度を導入する企業は0.5ポイント増えて56%だった。
7 0 歳 以 上 ま で 働 け る 企 業 も 2 2 . 6 % に
2013年に施行された改正高年齢者雇用安定法では、雇用主が高年齢者を雇用する継続雇用制度を導入する場合、労働者の意思を尊重して、継続雇用の希望者全員を対象としなければならない。たとえば、65歳で定年を迎える企業で働く労働者が65歳になっても、労働者が雇用の継続を希望すれば65歳以降になっても雇用される。
65歳以上を雇用する企業が75.6%にのぼった背景について、厚生労働省は2017年11月6日のJ‐CASTニュースの取材に、「年齢にかかわらず働ける企業が着実に増加していることや、生涯現役社会の実現に向けた取り組みが今後ますます必要になってくると考えている企業が増加しているため」と話した。
人手不足を反映して、中小企業ほど積極的に雇用していることもある。また、70歳以上まで働ける制度を導入する企業も前年同期比1.4ポイント増え、22.6%あった。
一方、厚生労働省の「厚生労働白書 2016年版」(16年10月4日公表)によると、60歳以上の人の6割以上が、65歳を超えても仕事をしたいと考えているという。日本の65歳以上の人口は、2015年に全体の26.7%を占めている。
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【佐賀新聞ニュース】URL=http://www.saga-s.co.jp/articles/-/146056
「 今 い る 高 年 齢 者 大 切 に 」佐賀労働局
ワ ー ク シ ョ ッ プ に 7 0 人
「生涯現役社会」の実現に向けたワークショップ(佐賀労働局、高齢・障害・求職者雇用支援機構佐賀支部主催)が佐賀市で開かれた。県内企業の人事担当者ら約70人が、高年齢者が長く働けるための職場環境について考えた。
菓子製造販売の村岡屋(佐賀市)の担当者が高年齢者に配慮した人員配置の取り組みなどを報告した。製造現場では本人の希望も踏まえて立ち仕事の少ない職場に配置。人材育成という役割を明示することで、働く意欲の向上にもつなげていると説明した。
支援機構の北村鐵夫高年齢者雇用アドバイザーは講演で、人手不足の現状を示し「法律を守る“ホワイト企業”になるだけでなく、法律を超えた対応をする“ブランド企業”となって特色を出さなければ、人は集まらない」と指摘した。
具体的な方策として「人がいないと嘆く前に、今いる人を大切にする。介護や育児で辞めざるを得ない人を減らすこともその一つ」と述べ、各社の取り組みを促した。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
Exite ニュースURL=
https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20171106/Jcast_kaisha_313118.html
6 5 歳 以 上 の 雇 用 、 企 業 の 7 5 . 6 % が 導 入
「 年 齢 に か か わ ら な い 働 き 方 」 増 え る
厚生労働省の「高年齢者の雇用状況」によると、定年制の廃止または65歳以上定年の企業で、希望者全員が65歳以上まで働ける企業(31人以上)は、2017年6月1日時点で前年同期比1.5ポイント増の75.6%だった。10月27日の発表。企業数は、4547社増えて11万8081社だった。
従業員数31人以上の企業15万6113社の状況をまとめた。このうち、定年制を廃止した企業は前年同期比0.1ポイント減って2.6%、65歳以上定年の企業は1ポイント増の17%、65歳以上の希望者全員が継続して働ける制度を導入する企業は0.5ポイント増えて56%だった。
7 0 歳 以 上 ま で 働 け る 企 業 も 2 2 . 6 % に
2013年に施行された改正高年齢者雇用安定法では、雇用主が高年齢者を雇用する継続雇用制度を導入する場合、労働者の意思を尊重して、継続雇用の希望者全員を対象としなければならない。たとえば、65歳で定年を迎える企業で働く労働者が65歳になっても、労働者が雇用の継続を希望すれば65歳以降になっても雇用される。
65歳以上を雇用する企業が75.6%にのぼった背景について、厚生労働省は2017年11月6日のJ‐CASTニュースの取材に、「年齢にかかわらず働ける企業が着実に増加していることや、生涯現役社会の実現に向けた取り組みが今後ますます必要になってくると考えている企業が増加しているため」と話した。
人手不足を反映して、中小企業ほど積極的に雇用していることもある。また、70歳以上まで働ける制度を導入する企業も前年同期比1.4ポイント増え、22.6%あった。
一方、厚生労働省の「厚生労働白書 2016年版」(16年10月4日公表)によると、60歳以上の人の6割以上が、65歳を超えても仕事をしたいと考えているという。日本の65歳以上の人口は、2015年に全体の26.7%を占めている。
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【佐賀新聞ニュース】URL=http://www.saga-s.co.jp/articles/-/146056
「 今 い る 高 年 齢 者 大 切 に 」佐賀労働局
ワ ー ク シ ョ ッ プ に 7 0 人
「生涯現役社会」の実現に向けたワークショップ(佐賀労働局、高齢・障害・求職者雇用支援機構佐賀支部主催)が佐賀市で開かれた。県内企業の人事担当者ら約70人が、高年齢者が長く働けるための職場環境について考えた。
菓子製造販売の村岡屋(佐賀市)の担当者が高年齢者に配慮した人員配置の取り組みなどを報告した。製造現場では本人の希望も踏まえて立ち仕事の少ない職場に配置。人材育成という役割を明示することで、働く意欲の向上にもつなげていると説明した。
支援機構の北村鐵夫高年齢者雇用アドバイザーは講演で、人手不足の現状を示し「法律を守る“ホワイト企業”になるだけでなく、法律を超えた対応をする“ブランド企業”となって特色を出さなければ、人は集まらない」と指摘した。
具体的な方策として「人がいないと嘆く前に、今いる人を大切にする。介護や育児で辞めざるを得ない人を減らすこともその一つ」と述べ、各社の取り組みを促した。
ZakZak夕刊フジ/定年企業への挑戦
2017年11月8日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
『生涯現役プロデューサーⓇ』仮登録の諸兄姉には、ご本人様自体下記ご参考記事が直接関わることではありませんが、 今後『生涯現役プロデューサーⓇ』 本登録後に関与される様々な場合の遭遇に際しては、多分に参考になる事例となるかと存じます。
つきましては、下記ケース類似のご経験等ある方は、どうかご遠慮なく当ブログ宛ご掲載提供の労を惜しまないで、宜しくお願いします。
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ZakZak by 夕刊フジ
URL=http://www.zakzak.co.jp/eco/news/171107/eco1711070011-n1.html
【 定 年 起 業 へ の 挑 戦 実 践 編 】
ニ ュ ー ス リ リ ー ス 活 用 で 事 業 ブ ラ ン ド 作 り
費 用 ナ シ で 知 っ て も ら え る チ ャ ン ス
定年起業に挑戦している海老名要一さん(64)は10月14日、神奈川県生涯現役促進協議会主催の「初心者のためのセカンドライフ起業スクール」に参加した。場所は川崎商工会議所KCCIホールで、講師は銀座セカンドライフ株式会社が務めた。海老名さんは2回目の参加で、雰囲気にも慣れたようだ。
今回のテーマは「自社のブランディング向上と組織形態の選択法」。ニュースリリースの活用法や商標の取得について具体的な説明があった。
「素人が『ゆる起業』を実践するのに、そこまで必要なのかなという印象でした。しかし、自らの資金を投入するわけですから、しっかり準備しておかないと悲惨なことになると思い直しました」(海老名さん)
ニュースリリースは、自社の事業や新商品・サービスなどについてメディアに働きかける重要なビジネスツールだ。マスコミに記事として取り上げられると、大きな効果が生まれる。広告と違って費用はかからず、視聴者や読者に自社の情報を知ってもらうことができる。
銀座セカンドライフもニュースリリースのネット配信サービスなどを積極的に活用している。片桐実央代表は「弊社のニュースリリースがすぐ新聞に取り上げられたこともあります。起業する人は有効に使うべきですね」と言う。
今回のスクールでは海老名さんにも大きな発見があったようだ。「今までいろいろなセミナーに参加しましたが、延々と自社の宣伝をしたり、トンチンカンな質問をする人がいて参ったものです。しかし、この起業スクールは違いました。勘違い受講者は一人もいません。現実を見据えた講師の説明が伝わるのでしょうか、真剣そのもの質疑応答でした」
ちなみに、会場は毎回満員で、女性も多く参加している。参加者はカジュアルな服装だが、海老名さんが言うように張り詰めた空気が流れていて、真剣度が漂っていた。やはり、「失敗は許されない」という思いが強いのかもしれない。
同起業スクールは、次回の「資金調達の方法」が最終回。その後、受講生の交流会が開催される。ビジネスプランの提出も求められる。海老名さんは「これから準備しなくてはいけないし、交流会の服装も考えておかなくては」と楽しそうに語った。(取材・構成 藤木俊明)
【銀座セカンドライフ】シニア起業支援会社の先駆け。本社は東京・銀座。定年前後のセカンドライフ起業をワンストップでサポートするほか、起業セミナー・交流会の開催、レンタルオフィスの運営も行っている。片桐実央代表取締役は起業コンサルト、行政書士、FPとして、テレビ番組にも多数出演している。近著は『50歳からの人生がもっと楽しくなる仕事カタログ』(マガジンハウス)。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
『生涯現役プロデューサーⓇ』仮登録の諸兄姉には、ご本人様自体下記ご参考記事が直接関わることではありませんが、 今後『生涯現役プロデューサーⓇ』 本登録後に関与される様々な場合の遭遇に際しては、多分に参考になる事例となるかと存じます。
つきましては、下記ケース類似のご経験等ある方は、どうかご遠慮なく当ブログ宛ご掲載提供の労を惜しまないで、宜しくお願いします。
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ZakZak by 夕刊フジ
URL=http://www.zakzak.co.jp/eco/news/171107/eco1711070011-n1.html
【 定 年 起 業 へ の 挑 戦 実 践 編 】
ニ ュ ー ス リ リ ー ス 活 用 で 事 業 ブ ラ ン ド 作 り
費 用 ナ シ で 知 っ て も ら え る チ ャ ン ス
定年起業に挑戦している海老名要一さん(64)は10月14日、神奈川県生涯現役促進協議会主催の「初心者のためのセカンドライフ起業スクール」に参加した。場所は川崎商工会議所KCCIホールで、講師は銀座セカンドライフ株式会社が務めた。海老名さんは2回目の参加で、雰囲気にも慣れたようだ。
今回のテーマは「自社のブランディング向上と組織形態の選択法」。ニュースリリースの活用法や商標の取得について具体的な説明があった。
「素人が『ゆる起業』を実践するのに、そこまで必要なのかなという印象でした。しかし、自らの資金を投入するわけですから、しっかり準備しておかないと悲惨なことになると思い直しました」(海老名さん)
ニュースリリースは、自社の事業や新商品・サービスなどについてメディアに働きかける重要なビジネスツールだ。マスコミに記事として取り上げられると、大きな効果が生まれる。広告と違って費用はかからず、視聴者や読者に自社の情報を知ってもらうことができる。
銀座セカンドライフもニュースリリースのネット配信サービスなどを積極的に活用している。片桐実央代表は「弊社のニュースリリースがすぐ新聞に取り上げられたこともあります。起業する人は有効に使うべきですね」と言う。
今回のスクールでは海老名さんにも大きな発見があったようだ。「今までいろいろなセミナーに参加しましたが、延々と自社の宣伝をしたり、トンチンカンな質問をする人がいて参ったものです。しかし、この起業スクールは違いました。勘違い受講者は一人もいません。現実を見据えた講師の説明が伝わるのでしょうか、真剣そのもの質疑応答でした」
ちなみに、会場は毎回満員で、女性も多く参加している。参加者はカジュアルな服装だが、海老名さんが言うように張り詰めた空気が流れていて、真剣度が漂っていた。やはり、「失敗は許されない」という思いが強いのかもしれない。
同起業スクールは、次回の「資金調達の方法」が最終回。その後、受講生の交流会が開催される。ビジネスプランの提出も求められる。海老名さんは「これから準備しなくてはいけないし、交流会の服装も考えておかなくては」と楽しそうに語った。(取材・構成 藤木俊明)
【銀座セカンドライフ】シニア起業支援会社の先駆け。本社は東京・銀座。定年前後のセカンドライフ起業をワンストップでサポートするほか、起業セミナー・交流会の開催、レンタルオフィスの運営も行っている。片桐実央代表取締役は起業コンサルト、行政書士、FPとして、テレビ番組にも多数出演している。近著は『50歳からの人生がもっと楽しくなる仕事カタログ』(マガジンハウス)。
11/8:「健康と働き方を考えるセミナー」
2017年11月9日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
Press Value URL = https://www.value-press.com/pressrelease/192641
12月8日(金)18時30分~ 大阪本町にて、「健康と働き方を考えるセミナー ~自分らしく楽しく働くための方法~」を開催します。
セカンドチャンス
! 2 0 1 7 年 1 1 月 8 日 1 6 時
働き方改革を国が主導で行っているのはご存知かと思いますが、この場合の働き方改革は「残業を減らす」ことがメインです。しかし働き方というのは残業を減らす以外にもたくさんのことを考えなければいけません。 その一つが健康です。健康、そして障害を持った場合にどのように働いていけばいいのか?日本ではどのように働くチャンスがあるのか?実際に病気に合われたセールスマンの方、障がいを持たれたクリエイターの方に来ていただき、お話していただくセミナーです。きっと本当に大事な働き方について、考えるきっかけになるかと思います。
働き方改革を国が主導で行っているのはご存知かと思いますが、この場合の働き方改革は「残業を減らす」ことがメインです。しかし働き方というのは残業を減らす以外にもたくさんのことを考えなければいけません。
その一つが健康です。健康、そして障害を持った場合にどのように働いていけばいいのか?日本ではどのように働くチャンスがあるのか?実際に病気に合われたセールスマンの方、障がいを持たれたクリエイターの方に来ていただき、お話していただくセミナーです。きっと本当に大事な働き方について、考えるきっかけになるかと思います。
報道関係各位
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
12月8日(金)18時30分より
「健康と働き方を考えるセミナー ~自分らしく楽しく働くための方法~」
を開催することが決定いたしました。
https://www.2chance.site/news/seminar/633
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ウェブマーケティング支援・コンサルティングを手掛ける、セカンドチャンス(所在地:大阪市阿倍野区、代表:松本 孝行)は、「健康と働き方を考えるセミナー ~自分らしく楽しく働くための方法~」を、2017年12月8日(金)18時30分から、大阪本町にて開催致します。
【セミナー概要】
皆さんはいつまで働く予定ですか?年金も60歳から出るかどうかわからない時代、65歳や70歳まで「生涯現役」で働かなければならない時代になりました。しかし「働いていけるのか?」という大きな不安を皆さん持たれていると思います。
本イベントでは2人の方にご自身の体験を通してお話していただき、「こんな考え方・働き方もあるんだな」ということを参加者の皆さんに気づいていただければと思います。きっとみなさんが思ってもいなかった働くということに対しての新しい考え方を得られると思います。
ぜひ皆さん、お誘い合わせの上お越し下さいませ。
日程 :1 2 月 8 日(金)1 8 時 3 0 分 ~ 2 1 時 0 0 分
場所 :貸し会議室レン太 本町A(大阪府大阪市中央区本町3-4-11 丸寿ビル9階)
費用 :1 0 0 0 円(税込)
対象 :今の仕事、今の働き方に悩んでいるすべての方
プログラム
18時00分~: 開場・受付開始
18時30分~: セミナー開始
「障害を持っていてもクリエイターとして活躍する方法」
オサ(漫画家・イラストレーター)
漫画家・イラストレーターとして活躍するオサフネミユキさんをお呼びし、実際に障害を持ちながらクリエイターとして働くってどういうことなの?ということをお話いただきます。
・障害が発症してから今に至るまでの苦労
・新しい医療による効果
・生きるということについて考える
・クリエイターとして活躍するまで
など、様々な視点から話していただきます。
急に発症した脳梗塞…その時私はどう行動したか?今後どう働いてゆくか?
高橋昭彦(外資系生命保険会社 シニアエキスパートコンサルタント)
外資系生命保険会社で働かれている高橋さん。脳梗塞が発症する前、発症した時にどうしたか、そして今後どのように働いていくのか?について語っていただきます。
・脳梗塞を発症するまで、発症してからの流れ
・発症してから考えた、保険について
・今後、どのように働いていくつもりか?
など、本音のお話をしていただきます。
20時30分: 講師・参加者同士の名刺交換
~21時00分: イベント終了、完全撤退
【お申込みについて】
下記の専用ページより、お申込みください。
https://www.2chance.site/news/seminar/633
【セカンドチャンスについて】
住所:〒545-0051 大阪府大阪市阿倍野区旭町3-4-5-202就労支援事業所こころ阿倍野 内
代表:松本 孝行
設立:2017年3月1日
Tel:070-4031-3528
URL:https://www.2chance.site/
事業内容
・SEO対策、リスティング広告、アクセス解析やSNS活用等のウェブマーケティング支援とコンサルティング
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
Press Value URL = https://www.value-press.com/pressrelease/192641
12月8日(金)18時30分~ 大阪本町にて、「健康と働き方を考えるセミナー ~自分らしく楽しく働くための方法~」を開催します。
セカンドチャンス
! 2 0 1 7 年 1 1 月 8 日 1 6 時
働き方改革を国が主導で行っているのはご存知かと思いますが、この場合の働き方改革は「残業を減らす」ことがメインです。しかし働き方というのは残業を減らす以外にもたくさんのことを考えなければいけません。 その一つが健康です。健康、そして障害を持った場合にどのように働いていけばいいのか?日本ではどのように働くチャンスがあるのか?実際に病気に合われたセールスマンの方、障がいを持たれたクリエイターの方に来ていただき、お話していただくセミナーです。きっと本当に大事な働き方について、考えるきっかけになるかと思います。
働き方改革を国が主導で行っているのはご存知かと思いますが、この場合の働き方改革は「残業を減らす」ことがメインです。しかし働き方というのは残業を減らす以外にもたくさんのことを考えなければいけません。
その一つが健康です。健康、そして障害を持った場合にどのように働いていけばいいのか?日本ではどのように働くチャンスがあるのか?実際に病気に合われたセールスマンの方、障がいを持たれたクリエイターの方に来ていただき、お話していただくセミナーです。きっと本当に大事な働き方について、考えるきっかけになるかと思います。
報道関係各位
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12月8日(金)18時30分より
「健康と働き方を考えるセミナー ~自分らしく楽しく働くための方法~」
を開催することが決定いたしました。
https://www.2chance.site/news/seminar/633
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ウェブマーケティング支援・コンサルティングを手掛ける、セカンドチャンス(所在地:大阪市阿倍野区、代表:松本 孝行)は、「健康と働き方を考えるセミナー ~自分らしく楽しく働くための方法~」を、2017年12月8日(金)18時30分から、大阪本町にて開催致します。
【セミナー概要】
皆さんはいつまで働く予定ですか?年金も60歳から出るかどうかわからない時代、65歳や70歳まで「生涯現役」で働かなければならない時代になりました。しかし「働いていけるのか?」という大きな不安を皆さん持たれていると思います。
本イベントでは2人の方にご自身の体験を通してお話していただき、「こんな考え方・働き方もあるんだな」ということを参加者の皆さんに気づいていただければと思います。きっとみなさんが思ってもいなかった働くということに対しての新しい考え方を得られると思います。
ぜひ皆さん、お誘い合わせの上お越し下さいませ。
日程 :1 2 月 8 日(金)1 8 時 3 0 分 ~ 2 1 時 0 0 分
場所 :貸し会議室レン太 本町A(大阪府大阪市中央区本町3-4-11 丸寿ビル9階)
費用 :1 0 0 0 円(税込)
対象 :今の仕事、今の働き方に悩んでいるすべての方
プログラム
18時00分~: 開場・受付開始
18時30分~: セミナー開始
「障害を持っていてもクリエイターとして活躍する方法」
オサ(漫画家・イラストレーター)
漫画家・イラストレーターとして活躍するオサフネミユキさんをお呼びし、実際に障害を持ちながらクリエイターとして働くってどういうことなの?ということをお話いただきます。
・障害が発症してから今に至るまでの苦労
・新しい医療による効果
・生きるということについて考える
・クリエイターとして活躍するまで
など、様々な視点から話していただきます。
急に発症した脳梗塞…その時私はどう行動したか?今後どう働いてゆくか?
高橋昭彦(外資系生命保険会社 シニアエキスパートコンサルタント)
外資系生命保険会社で働かれている高橋さん。脳梗塞が発症する前、発症した時にどうしたか、そして今後どのように働いていくのか?について語っていただきます。
・脳梗塞を発症するまで、発症してからの流れ
・発症してから考えた、保険について
・今後、どのように働いていくつもりか?
など、本音のお話をしていただきます。
20時30分: 講師・参加者同士の名刺交換
~21時00分: イベント終了、完全撤退
【お申込みについて】
下記の専用ページより、お申込みください。
https://www.2chance.site/news/seminar/633
【セカンドチャンスについて】
住所:〒545-0051 大阪府大阪市阿倍野区旭町3-4-5-202就労支援事業所こころ阿倍野 内
代表:松本 孝行
設立:2017年3月1日
Tel:070-4031-3528
URL:https://www.2chance.site/
事業内容
・SEO対策、リスティング広告、アクセス解析やSNS活用等のウェブマーケティング支援とコンサルティング
神奈川:「65歳以上定年or定年制廃止」
2017年11月10日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
産経ニュース
URL=http://www.sankei.com/region/news/171110/rgn1711100054-n1.html
神奈川の高齢者雇用0.6ポイント増20.1%
「 6 5 歳 以 上 定 年 」 ま た は 「 定 年 廃 止 」
神奈川労働局がまとめた平成29年の高齢者の雇用状況(6月1日現在)によると、「定年制廃止」または「65歳以上定年」とした企業の割合は20・1%で前年比0・6ポイント増となった。同局では「生涯現役社会の実現に向けては、高齢者の雇用安定が重要で、徐々に浸透しつつある」としている。
希望者全員66歳以上の継続雇用を認める制度を導入している企業は1・0ポイント増の5・2%だった。そのうち、中小企業は1・1ポイント増の5・6%だったが、大企業は0・2ポイント減の1・9%にとどまった。
70歳以上まで働くことができる企業の割合は1・1ポイント増の21・2%だった。そのうち、中小企業は0・4ポイント増の22・0%、大企業は0・2ポイント増の14・8%だった。
中小企業の方が大企業と比べて高齢者雇用に積極的な傾向があるが、「中小企業は人材不足がより深刻で、高齢者雇用にかじを切るケースが多い」(同局)と分析している。
対象企業は従業員31人以上の県内企業7127社。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
産経ニュース
URL=http://www.sankei.com/region/news/171110/rgn1711100054-n1.html
神奈川の高齢者雇用0.6ポイント増20.1%
「 6 5 歳 以 上 定 年 」 ま た は 「 定 年 廃 止 」
神奈川労働局がまとめた平成29年の高齢者の雇用状況(6月1日現在)によると、「定年制廃止」または「65歳以上定年」とした企業の割合は20・1%で前年比0・6ポイント増となった。同局では「生涯現役社会の実現に向けては、高齢者の雇用安定が重要で、徐々に浸透しつつある」としている。
希望者全員66歳以上の継続雇用を認める制度を導入している企業は1・0ポイント増の5・2%だった。そのうち、中小企業は1・1ポイント増の5・6%だったが、大企業は0・2ポイント減の1・9%にとどまった。
70歳以上まで働くことができる企業の割合は1・1ポイント増の21・2%だった。そのうち、中小企業は0・4ポイント増の22・0%、大企業は0・2ポイント増の14・8%だった。
中小企業の方が大企業と比べて高齢者雇用に積極的な傾向があるが、「中小企業は人材不足がより深刻で、高齢者雇用にかじを切るケースが多い」(同局)と分析している。
対象企業は従業員31人以上の県内企業7127社。
早過ぎるリタイアはリスクがいっぱい①
2017年11月11日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
@niftyニュース/2017年11月10日 17時10分 ニューズウィーク日本版
URL=https://news.nifty.com/article/magazine/12172-20171110-E203041/
早 過 ぎ る リ タ イ ア は リ ス ク が い っ ぱ い
<寿命や自殺率、認知症にも影響する―
―心身共に健康で長生きするためには「生涯現役」が理想的との研究報告が>
89歳のジョー・バートリーの背中を押したのは、退屈な毎日だった。彼は昨年、イギリスのサウスデボンの地元紙に求職の広告を出した――求む、週20時間以上の仕事。
「今でも清掃、簡単なガーデニング、DIYなど何でもできます」と、彼は記した。アームチェアに腰掛けて過ごす日々から脱して、忙しく過ごしたいとの切実な思いを伝えるには、これでもまだ足りないと思ったらしい。彼はこう書き足した。「退屈で死にそうなのから救って!」
数年前に妻を亡くした退役軍人のバートリーは、仕事が与えてくれるさまざまな恩恵に飢えているらしい。社会的つながり、経済的報酬、それに、たとえお決まりの日常業務からだって得られる達成感だ。
バートリーと似た境遇の高齢者はたくさんいる。退職者は(特にそこそこの年金収入がある人は)、旅行やガーデニング、友人とのブリッジゲームで時間をつぶす黄金期を満喫できるはず。
だがイギリスの15年の調査では、300万人の現役世代が年金支給開始年齢後も働く予定だと答えている。世論調査会社ギャラップによると、アメリカ人の退職年齢は91年には57歳だったが、14年には62歳まで延びた。
彼らが働き続けるのは、経済的な事情でやむにやまれず、という場合もある。だがバートリーのように、働きたいから働くという人も少なくない。
いずれにしても働き続けるのはいいことだ。早期退職は心身の健康に悪影響を及ぼすことが分かってきた。WHO(世界保健機関)によれば、自殺は全世界で年間80万人以上、推定40秒ごとに1件起きているが、男女とも70歳以上の自殺率が最も高い。
フランスの国立保健医学研究機構(INSERM)は、42万9000人を対象に認知症発症率を調査。その結果をまとめた13年の報告書によれば、60歳で退職した場合、65歳まで働く場合に比べて認知症と診断されるリスクが約15%高かったという。脳を若く健康に保つ秘訣は働くことだと、INSERMは結論付けている。
健康で長生きするために70代になっても働き続ける――この風潮が続けば、2000年前後に成人したミレニアル世代をはじめとする今の現役世代にとっては「悠々自適の老後」は過去のものになりそうだ。
とはいえ、高齢になっても働き続けるには健康でなければならない。若い世代は祖父母世代の不健康な習慣(喫煙など)をやめたが、新たな問題も抱えている。例えば彼らは「上の世代より太っている」と、米スタンフォード大学のジェームズ・フリース名誉教授は言う。信頼できる統計によれば、アメリカの成人の3分の2以上、68.8%が過体重もしくは肥満だ。
過体重は体全体に負担をかけ、キャリアを突然終わらせかねない。09年に米肥満学会の機関誌オビーシティに発表された研究によれば、25歳で過体重の人が中年期に肥満になると、健康を害して早期退職するリスクが高まる。 つづく
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
@niftyニュース/2017年11月10日 17時10分 ニューズウィーク日本版
URL=https://news.nifty.com/article/magazine/12172-20171110-E203041/
早 過 ぎ る リ タ イ ア は リ ス ク が い っ ぱ い
<寿命や自殺率、認知症にも影響する―
―心身共に健康で長生きするためには「生涯現役」が理想的との研究報告が>
89歳のジョー・バートリーの背中を押したのは、退屈な毎日だった。彼は昨年、イギリスのサウスデボンの地元紙に求職の広告を出した――求む、週20時間以上の仕事。
「今でも清掃、簡単なガーデニング、DIYなど何でもできます」と、彼は記した。アームチェアに腰掛けて過ごす日々から脱して、忙しく過ごしたいとの切実な思いを伝えるには、これでもまだ足りないと思ったらしい。彼はこう書き足した。「退屈で死にそうなのから救って!」
数年前に妻を亡くした退役軍人のバートリーは、仕事が与えてくれるさまざまな恩恵に飢えているらしい。社会的つながり、経済的報酬、それに、たとえお決まりの日常業務からだって得られる達成感だ。
バートリーと似た境遇の高齢者はたくさんいる。退職者は(特にそこそこの年金収入がある人は)、旅行やガーデニング、友人とのブリッジゲームで時間をつぶす黄金期を満喫できるはず。
だがイギリスの15年の調査では、300万人の現役世代が年金支給開始年齢後も働く予定だと答えている。世論調査会社ギャラップによると、アメリカ人の退職年齢は91年には57歳だったが、14年には62歳まで延びた。
彼らが働き続けるのは、経済的な事情でやむにやまれず、という場合もある。だがバートリーのように、働きたいから働くという人も少なくない。
いずれにしても働き続けるのはいいことだ。早期退職は心身の健康に悪影響を及ぼすことが分かってきた。WHO(世界保健機関)によれば、自殺は全世界で年間80万人以上、推定40秒ごとに1件起きているが、男女とも70歳以上の自殺率が最も高い。
フランスの国立保健医学研究機構(INSERM)は、42万9000人を対象に認知症発症率を調査。その結果をまとめた13年の報告書によれば、60歳で退職した場合、65歳まで働く場合に比べて認知症と診断されるリスクが約15%高かったという。脳を若く健康に保つ秘訣は働くことだと、INSERMは結論付けている。
健康で長生きするために70代になっても働き続ける――この風潮が続けば、2000年前後に成人したミレニアル世代をはじめとする今の現役世代にとっては「悠々自適の老後」は過去のものになりそうだ。
とはいえ、高齢になっても働き続けるには健康でなければならない。若い世代は祖父母世代の不健康な習慣(喫煙など)をやめたが、新たな問題も抱えている。例えば彼らは「上の世代より太っている」と、米スタンフォード大学のジェームズ・フリース名誉教授は言う。信頼できる統計によれば、アメリカの成人の3分の2以上、68.8%が過体重もしくは肥満だ。
過体重は体全体に負担をかけ、キャリアを突然終わらせかねない。09年に米肥満学会の機関誌オビーシティに発表された研究によれば、25歳で過体重の人が中年期に肥満になると、健康を害して早期退職するリスクが高まる。 つづく
早過ぎるリタイアはリスクがいっぱい②
2017年11月12日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
昨日Blogの@niftyニュースつづき
孤 独 な 退 職 者 は リ ス ク だ ら け
さらに気掛かりなのがアルツハイマー病の増加だ。ITの普及で人と直接話す機会が減っている状況も相まって、脳に深刻なトラブルが生じている。
NPOのアルツハイマー病インターナショナルは13年、世界全体の認知症発症率が2030年には2倍に、50年には3倍になると予測した。ミレニアル世代の認知症リスクは史上最悪になるわけだ。現在の医学ではアルツハイマー病を食い止める手だてはない。
他人とのつながりが減っていることも問題を悪化させる。現代産業の特徴の1つはリモート・テクノロジーへの依存だ。モニター越しにいつでも誰とでも交流できることで、ビジネスの効率は大幅にアップする。その半面、自宅で仕事をするようになると1日8時間の他人と接する機会が失われ、健康面にしわ寄せが来る。「人との交流が失われる分、非常に大切な何かも失う」と、高齢者専門の精神科医ゲーリー・ケネディは指摘する。
今の若い世代は単発の非正規雇用が多く、職場への忠誠心も人間関係も希薄になっている。そうした働き方でも当座の生活には困らないかもしれないが、老後の精神的健康を保つために必要な情緒の安定は得られない。
強固な社会的絆を持たない人間の脳は、深い闇に落ちる恐れがある。15年にオックスフォード大学出版局の学術誌「労働、高齢化、退職」に発表された研究は、52~75歳の労働者1200人を対象に調査を実施。
愛する人間がそばにいない人や健康状態が悪化し始めている人は、活動的な人に比べてドラッグやアルコールに溺れるリスクがはるかに大きかった。
「健康上の理由で定年後に有意義な活動への参加が制限される人は特に、労働力から外れると社会から疎外され、孤立し、退屈する羽目になる」と、研究論文の執筆者ピーター・バンベルガーは書いている。
リタイアしてからしばらくは自由な時間がうれしいかもしれない。だがそのうち、1日中のんびり過ごすことに嫌気が差し、まるで終身刑に服している気分になってくる。孤独な退職者は特にそうだ。
高齢者が健康に暮らす方法について、スタンフォード大学のフリースはあれこれ指示し過ぎることを避けている。「誰にでも当てはまる公式を探す人々もいるが、私は懐疑的だ」
それでも、気を付けるべき基本的なポイントはいくつかある。普段からストレッチなどで体を動かすこと、そして脳を刺激すること。他人と一緒に作業するのが理想的だ。
今のところ若い世代は、こうした基本を身に付けていないようだ。それでも、何を優先すべきかを見失わない限り悪い流れを変えることは可能だと、フリースは言う。「長生きしたければ、とにかく活動的に過ごすことだ」
<誌2017年11月7日号特集「一生働く時代」から転載>
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
昨日Blogの@niftyニュースつづき
孤 独 な 退 職 者 は リ ス ク だ ら け
さらに気掛かりなのがアルツハイマー病の増加だ。ITの普及で人と直接話す機会が減っている状況も相まって、脳に深刻なトラブルが生じている。
NPOのアルツハイマー病インターナショナルは13年、世界全体の認知症発症率が2030年には2倍に、50年には3倍になると予測した。ミレニアル世代の認知症リスクは史上最悪になるわけだ。現在の医学ではアルツハイマー病を食い止める手だてはない。
他人とのつながりが減っていることも問題を悪化させる。現代産業の特徴の1つはリモート・テクノロジーへの依存だ。モニター越しにいつでも誰とでも交流できることで、ビジネスの効率は大幅にアップする。その半面、自宅で仕事をするようになると1日8時間の他人と接する機会が失われ、健康面にしわ寄せが来る。「人との交流が失われる分、非常に大切な何かも失う」と、高齢者専門の精神科医ゲーリー・ケネディは指摘する。
今の若い世代は単発の非正規雇用が多く、職場への忠誠心も人間関係も希薄になっている。そうした働き方でも当座の生活には困らないかもしれないが、老後の精神的健康を保つために必要な情緒の安定は得られない。
強固な社会的絆を持たない人間の脳は、深い闇に落ちる恐れがある。15年にオックスフォード大学出版局の学術誌「労働、高齢化、退職」に発表された研究は、52~75歳の労働者1200人を対象に調査を実施。
愛する人間がそばにいない人や健康状態が悪化し始めている人は、活動的な人に比べてドラッグやアルコールに溺れるリスクがはるかに大きかった。
「健康上の理由で定年後に有意義な活動への参加が制限される人は特に、労働力から外れると社会から疎外され、孤立し、退屈する羽目になる」と、研究論文の執筆者ピーター・バンベルガーは書いている。
リタイアしてからしばらくは自由な時間がうれしいかもしれない。だがそのうち、1日中のんびり過ごすことに嫌気が差し、まるで終身刑に服している気分になってくる。孤独な退職者は特にそうだ。
高齢者が健康に暮らす方法について、スタンフォード大学のフリースはあれこれ指示し過ぎることを避けている。「誰にでも当てはまる公式を探す人々もいるが、私は懐疑的だ」
それでも、気を付けるべき基本的なポイントはいくつかある。普段からストレッチなどで体を動かすこと、そして脳を刺激すること。他人と一緒に作業するのが理想的だ。
今のところ若い世代は、こうした基本を身に付けていないようだ。それでも、何を優先すべきかを見失わない限り悪い流れを変えることは可能だと、フリースは言う。「長生きしたければ、とにかく活動的に過ごすことだ」
<誌2017年11月7日号特集「一生働く時代」から転載>
湯の街86歳館長:別府シネマパラダイス
2017年11月13日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
ご参考@niftyニュース URL=https://news.nifty.com/article/entame/crankin/12119-5268110/
湯の街・別府で映画を掛け続ける86歳館長の“別府シネマパラダイス”
1949年創業、全国的に知られる大分県の湯の街・別府で、映画の灯をともし続けてきた「別府ブルーバード劇場」。86歳になる館主の岡村照さんは今も毎日映画を掛け続けている。別府に劇場が20館を数えた映画全盛期も今は昔。しかしブルーバードは多くのファンと映画人に愛され、岡村館長の功績を祝う映画祭も開催された。生涯現役を掲げる館長に映画愛を聞いた、“別府シネマパラダイス”。
「父の時代からで私が高校3年ぐらいの時に始めたので、そのまま学校にも行かす卒業したらすぐ受付に座った感じで、だから68年ですか(笑)。それで20周年ぐらいの時に父が亡くなって、その翌年にまた主人が亡くなったものですから、私が1人でし出して46年ぐらいになります」。
別府駅から駅前通りを進んで徒歩3分ほど。ブルーバードは抜群の立地に建っている。照館長の父・中村伝助氏が劇場を始めたのは戦後間もない昭和24年。ディズニー映画の『白雪姫』が最初の上映作品だったという。
昭和30年代は映画が娯楽の王様として君臨し劇場も大繁盛。しかし映画の勢いはやがて陰りを見せ、昭和40年代半ば、照館長は父親と夫を相次いで亡くしてしまう。だが、それでも劇場を切り盛りし今日まで営業を続けてきた。
「映画はもともと父が好きで、子どもの時にあちこち連れていってもらって観ていました。そういう関係もあって結局私は映画が好きだから、何とか続いたんじゃないかと思うんです。他の仕事をしていても続かなかっただろうと思います」。
映画愛を父に育まれ、ご主人とともに営んだ劇場を今も館長は守り続けている。しかし平成の世を迎えて映画興行も移り変わりを受け、照館長も劇場を閉めようと思ったことがあったという。
「大分にシネコンができて、駐車場はあるし電車で15分で行けるからみんな行くし、興行成績がガタンと落ちて。それでお客はお年寄りぐらいで、その時に辞めようかと思ったんですけど、やっぱり別府に映画が無いのはって思ったんです。従業員さんのお給料は払えなくても、1人でもできるだろうってその時思って」。
映画への愛、そして別府への思いが照館長に劇場を続けさせる力となった。最近では娘の実紀さんも劇場の仕事を手伝うようになり、扱う映画のラインアップも拡大。シニアだけでなく客層も広がりを見せている。
そしてそんな照館長の長年に渡る功績を称えんと、9月29日から10月1日の3日間、「第1回Beppuブルーバード映画祭」が開催された。会期中は平田満、津田寛治、西村知美、中原翔子、遠藤ミチロウ、村上虹郎、芸人のアントニー、女装家のブルボンヌといった多彩なゲストが来館。照館長の映画人生を祝福した。
「別府の駅前通りが、昔は人通りがゾロゾロあったんですけど、今は人が出るのは金・土ぐらいで日ごろはガランとしてますので、少しでも活気づけばと思って。準備期間が短かったのでお客さんの入りを一番心配しましたけど、まぁ何とか(笑)」。
映画祭では館長自ら映写機を操り、名作『蒲田行進曲』をフィルム上映。場内は満員の観客で冷房が効かなくなるほどの熱気にあふれ、エンディングで「キネマの天地」が流れると、客席からは手拍子が起こる。一体感ある上映に目を熱くした人の姿も多く見られ、「一生忘れられない映画体験」といった声も聞かれた。
「あんな風に“いつまでも忘れられない映画”っていうようなものを観て帰って頂くと本当に嬉しいです。別に夢っていうのもないけど、何とか健康な間は生涯現役でいたいなって思います」。
“映画は魔物”――そう言って笑う照館長は、今もその魔力に魅入られ別府で映画を掛け続けている。(文:しべ超二)
別府ブルーバード劇場/大分県別府市北浜1‐2‐12/0977‐21‐1192
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
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ご参考@niftyニュース URL=https://news.nifty.com/article/entame/crankin/12119-5268110/
湯の街・別府で映画を掛け続ける86歳館長の“別府シネマパラダイス”
1949年創業、全国的に知られる大分県の湯の街・別府で、映画の灯をともし続けてきた「別府ブルーバード劇場」。86歳になる館主の岡村照さんは今も毎日映画を掛け続けている。別府に劇場が20館を数えた映画全盛期も今は昔。しかしブルーバードは多くのファンと映画人に愛され、岡村館長の功績を祝う映画祭も開催された。生涯現役を掲げる館長に映画愛を聞いた、“別府シネマパラダイス”。
「父の時代からで私が高校3年ぐらいの時に始めたので、そのまま学校にも行かす卒業したらすぐ受付に座った感じで、だから68年ですか(笑)。それで20周年ぐらいの時に父が亡くなって、その翌年にまた主人が亡くなったものですから、私が1人でし出して46年ぐらいになります」。
別府駅から駅前通りを進んで徒歩3分ほど。ブルーバードは抜群の立地に建っている。照館長の父・中村伝助氏が劇場を始めたのは戦後間もない昭和24年。ディズニー映画の『白雪姫』が最初の上映作品だったという。
昭和30年代は映画が娯楽の王様として君臨し劇場も大繁盛。しかし映画の勢いはやがて陰りを見せ、昭和40年代半ば、照館長は父親と夫を相次いで亡くしてしまう。だが、それでも劇場を切り盛りし今日まで営業を続けてきた。
「映画はもともと父が好きで、子どもの時にあちこち連れていってもらって観ていました。そういう関係もあって結局私は映画が好きだから、何とか続いたんじゃないかと思うんです。他の仕事をしていても続かなかっただろうと思います」。
映画愛を父に育まれ、ご主人とともに営んだ劇場を今も館長は守り続けている。しかし平成の世を迎えて映画興行も移り変わりを受け、照館長も劇場を閉めようと思ったことがあったという。
「大分にシネコンができて、駐車場はあるし電車で15分で行けるからみんな行くし、興行成績がガタンと落ちて。それでお客はお年寄りぐらいで、その時に辞めようかと思ったんですけど、やっぱり別府に映画が無いのはって思ったんです。従業員さんのお給料は払えなくても、1人でもできるだろうってその時思って」。
映画への愛、そして別府への思いが照館長に劇場を続けさせる力となった。最近では娘の実紀さんも劇場の仕事を手伝うようになり、扱う映画のラインアップも拡大。シニアだけでなく客層も広がりを見せている。
そしてそんな照館長の長年に渡る功績を称えんと、9月29日から10月1日の3日間、「第1回Beppuブルーバード映画祭」が開催された。会期中は平田満、津田寛治、西村知美、中原翔子、遠藤ミチロウ、村上虹郎、芸人のアントニー、女装家のブルボンヌといった多彩なゲストが来館。照館長の映画人生を祝福した。
「別府の駅前通りが、昔は人通りがゾロゾロあったんですけど、今は人が出るのは金・土ぐらいで日ごろはガランとしてますので、少しでも活気づけばと思って。準備期間が短かったのでお客さんの入りを一番心配しましたけど、まぁ何とか(笑)」。
映画祭では館長自ら映写機を操り、名作『蒲田行進曲』をフィルム上映。場内は満員の観客で冷房が効かなくなるほどの熱気にあふれ、エンディングで「キネマの天地」が流れると、客席からは手拍子が起こる。一体感ある上映に目を熱くした人の姿も多く見られ、「一生忘れられない映画体験」といった声も聞かれた。
「あんな風に“いつまでも忘れられない映画”っていうようなものを観て帰って頂くと本当に嬉しいです。別に夢っていうのもないけど、何とか健康な間は生涯現役でいたいなって思います」。
“映画は魔物”――そう言って笑う照館長は、今もその魔力に魅入られ別府で映画を掛け続けている。(文:しべ超二)
別府ブルーバード劇場/大分県別府市北浜1‐2‐12/0977‐21‐1192
銀座経済新聞:山口椿(86)トークイベント
2017年11月14日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
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銀座経済新聞2017年11月14日URL=https://ginza.keizai.biz/headline/3376/
銀座で山口椿さんのトークイベント 「生涯現役」の86歳
銀座経済新聞のリアルスペース「ぎんけいさろん&ギャラリー」(中央区銀座1)で11月10 日、トークイベント「山口椿(つばき)、その変奏の生を語る その4~シエナでの日々、そして帰郷~」が開かれた。
山口さんは東京・神田生まれの86歳。永井荷風の薫陶を受けるなどした後、フランスに留学。その後イタリアに移住し、シエナの貴族の邸宅に約20年にわたって滞在する中で、当時のソビエト・レニングラードで肖像画家として活動したり、旅の途中に第3次中東戦争に巻き込まれたりするなどさまざまな体験を重ねてきた。
50代前半で帰国した後、60歳を目前にして小説家デビュー。多くの著作を世に出すほか、画家としても活動。チェロや三味線の演奏も行う。
同催しについて、ぎんけいさろん&ギャラリーの三島太郎さんは「山口さんは江戸・東京の流れを受け継ぐ言語感覚や数寄(すき)の精神、個人主義的な人生観、洒脱(しゃだつ)な身のこなしに至るまで、今の日本からなくなりつつある優れたものたちを体現する人。その半生を時系列を追う形で聞いておきたかった」と話す。
当日は山口さんのシエナでの日々や帰国後の厳しい生活、創作にまつわる思いなどについてのトークが展開され、最後に、1600年代のイタリアの音楽など3曲のチェロによる演奏も披露された。
三島さんは「そろそろ90歳に手の届こうとするお年にも関わらず今も現役で活動されている山口さんにお会いする度に、その旺盛な生命力と精神の強靱(きょうじん)さに感心させられる。より多くの人が山口さんのお人柄に触れられるよう、これからもお話を伺う会を続けていければ」と話す。
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ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
銀座経済新聞2017年11月14日URL=https://ginza.keizai.biz/headline/3376/
銀座で山口椿さんのトークイベント 「生涯現役」の86歳
銀座経済新聞のリアルスペース「ぎんけいさろん&ギャラリー」(中央区銀座1)で11月10 日、トークイベント「山口椿(つばき)、その変奏の生を語る その4~シエナでの日々、そして帰郷~」が開かれた。
山口さんは東京・神田生まれの86歳。永井荷風の薫陶を受けるなどした後、フランスに留学。その後イタリアに移住し、シエナの貴族の邸宅に約20年にわたって滞在する中で、当時のソビエト・レニングラードで肖像画家として活動したり、旅の途中に第3次中東戦争に巻き込まれたりするなどさまざまな体験を重ねてきた。
50代前半で帰国した後、60歳を目前にして小説家デビュー。多くの著作を世に出すほか、画家としても活動。チェロや三味線の演奏も行う。
同催しについて、ぎんけいさろん&ギャラリーの三島太郎さんは「山口さんは江戸・東京の流れを受け継ぐ言語感覚や数寄(すき)の精神、個人主義的な人生観、洒脱(しゃだつ)な身のこなしに至るまで、今の日本からなくなりつつある優れたものたちを体現する人。その半生を時系列を追う形で聞いておきたかった」と話す。
当日は山口さんのシエナでの日々や帰国後の厳しい生活、創作にまつわる思いなどについてのトークが展開され、最後に、1600年代のイタリアの音楽など3曲のチェロによる演奏も披露された。
三島さんは「そろそろ90歳に手の届こうとするお年にも関わらず今も現役で活動されている山口さんにお会いする度に、その旺盛な生命力と精神の強靱(きょうじん)さに感心させられる。より多くの人が山口さんのお人柄に触れられるよう、これからもお話を伺う会を続けていければ」と話す。
ZakZak夕刊フジ:定年後のこころ模様
2017年11月15日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
『生涯現役プロデューサーⓇ』仮登録の諸兄姉には、ご本人様自体下記ご参考記事が直接関わることではありませんが、 今後『生涯現役プロデューサーⓇ』 本登録後に関与される様々な場合の遭遇に際しては、多分に参考になる事例となるかと存じます。
つきましては、下記ケース類似のご経験等ある方は、どうかご遠慮なく当ブログ宛ご掲載提供の労を惜しまないで、宜しくお願いします。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
ZakZak by 夕刊フジ
URL=https://www.zakzak.co.jp/eco/news/171108/eco1711080005-n1.html
老 人 性 う つ 病 の 発 症 原 因
シ ニ ア が 直 面 す る 「 定 年 後 の 心 も よ う 」
★〈 生 き が い 編 〉 定 年 後 の う つ
夕刊フジが9月に開催した「シニア懇談会」では、生涯現役を実践中の男女7人の生の声を聞き、シニアが直面する問題やテーマがリアルに浮かび上がった。今回は「定年後の心もよう」について考えてみたい。
■ 喪 失 感 に さ い な ま れ る
大手電機メーカーに長年勤務していた中村新一さん(71)は現役時代、定年退職後のことはそれほど深く考えず、不安感もなかった。60歳で役職定年を迎えたとき、“定年がいきなりやってきた”感じがしたが、精神的なダメージはなかった。すぐにフルタイムの再就職をしたからだ。
「そこで5年ほど働いて、65歳で会社を退職した時、これで会社生活が終わるんだという寂しさがこみ上げてきました。しばらく何もできず、うつ病のようになりました」と、中村さんは当時を振り返る。
それは東日本大震災が発生し、日本中が混乱した時期と重なる。中村さんは憂鬱な気持ちに拍車がかかり、新しく何かを始める気にはとてもなれなかったという。
65歳以上でかかるうつ病は「老人性(高齢者)うつ病」といい、特有の要因がある。
■ 人 と の 関 わ り が 回 復 へ と 導 く
何もしないまま1年を過ごしていた中村さんだが、心配した元部下の女性から、社長を含め社員全員が女性という翻訳会社「A&People(エイアンドピープル)」(東京都渋谷区、浅井満知子社長)を紹介された。ここで中村さんはITシステムを担当することになる。
仕事内容は、社内ITシステム関連やPCヘルプサポートなどで、現役時代の経験とは異なった。しかし、パソコン関連のさまざまなトラブルをネット検索やメーカーへの問い合わせで解決し、社員のサポートに真摯(しんし)に取り組んだ。
「皆さんには翻訳業務に専念してもらい、パソコン関連のトラブルなどは私の方ですべて引き受けています。未経験の業務内容でしたが、試行錯誤しながら今は知識もついてきました。皆さんに頼りにされることで充実感もあります」(中村さん)
老人性うつ病の予防法のひとつに、「社会や人との関わりを絶やさないようにすること」が挙げられる。現役時代に築き上げた部下との繋がりが、次のステージの「人や社会との関わり」に結び付き、それが中村さんをうつ状態から回復させた。幸運な事例だろう。 (「オレンジ世代」取材班)
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
『生涯現役プロデューサーⓇ』仮登録の諸兄姉には、ご本人様自体下記ご参考記事が直接関わることではありませんが、 今後『生涯現役プロデューサーⓇ』 本登録後に関与される様々な場合の遭遇に際しては、多分に参考になる事例となるかと存じます。
つきましては、下記ケース類似のご経験等ある方は、どうかご遠慮なく当ブログ宛ご掲載提供の労を惜しまないで、宜しくお願いします。
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ZakZak by 夕刊フジ
URL=https://www.zakzak.co.jp/eco/news/171108/eco1711080005-n1.html
老 人 性 う つ 病 の 発 症 原 因
シ ニ ア が 直 面 す る 「 定 年 後 の 心 も よ う 」
★〈 生 き が い 編 〉 定 年 後 の う つ
夕刊フジが9月に開催した「シニア懇談会」では、生涯現役を実践中の男女7人の生の声を聞き、シニアが直面する問題やテーマがリアルに浮かび上がった。今回は「定年後の心もよう」について考えてみたい。
■ 喪 失 感 に さ い な ま れ る
大手電機メーカーに長年勤務していた中村新一さん(71)は現役時代、定年退職後のことはそれほど深く考えず、不安感もなかった。60歳で役職定年を迎えたとき、“定年がいきなりやってきた”感じがしたが、精神的なダメージはなかった。すぐにフルタイムの再就職をしたからだ。
「そこで5年ほど働いて、65歳で会社を退職した時、これで会社生活が終わるんだという寂しさがこみ上げてきました。しばらく何もできず、うつ病のようになりました」と、中村さんは当時を振り返る。
それは東日本大震災が発生し、日本中が混乱した時期と重なる。中村さんは憂鬱な気持ちに拍車がかかり、新しく何かを始める気にはとてもなれなかったという。
65歳以上でかかるうつ病は「老人性(高齢者)うつ病」といい、特有の要因がある。
■ 人 と の 関 わ り が 回 復 へ と 導 く
何もしないまま1年を過ごしていた中村さんだが、心配した元部下の女性から、社長を含め社員全員が女性という翻訳会社「A&People(エイアンドピープル)」(東京都渋谷区、浅井満知子社長)を紹介された。ここで中村さんはITシステムを担当することになる。
仕事内容は、社内ITシステム関連やPCヘルプサポートなどで、現役時代の経験とは異なった。しかし、パソコン関連のさまざまなトラブルをネット検索やメーカーへの問い合わせで解決し、社員のサポートに真摯(しんし)に取り組んだ。
「皆さんには翻訳業務に専念してもらい、パソコン関連のトラブルなどは私の方ですべて引き受けています。未経験の業務内容でしたが、試行錯誤しながら今は知識もついてきました。皆さんに頼りにされることで充実感もあります」(中村さん)
老人性うつ病の予防法のひとつに、「社会や人との関わりを絶やさないようにすること」が挙げられる。現役時代に築き上げた部下との繋がりが、次のステージの「人や社会との関わり」に結び付き、それが中村さんをうつ状態から回復させた。幸運な事例だろう。 (「オレンジ世代」取材班)
11/22(水): 理事会&第383回塾ご案内
2017年11月16日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
来週22日(水)午後3時:合同理事会&第383回生涯現役シリーズ塾 開催案内
いつも何かとお力添えに感謝し、11月恒例合同理事会&塾開催ご案内申し上げます。
今月理事会は、先月盛会裡終了の「第7回生涯現役サミット」結果のご報告はじめ、
ご協力くださった皆々様方のご意見・ご感想も有難く頂戴致したく存じております。
今回の理事会後に開く「生涯現役シリーズ塾」は、お陰様で第383回目になります。
会員皆様の人脈情報や相互研鑽による生涯現役実践力アップに注力の当実践道場は、
唯一の月例交流の場です。他塾にない生涯現役の本質を実体験できる塾だといえます。
どうか友人・知人、周辺の方々もお誘い合わせの上、ご参加をお待ちしております。
【 11月 合 同 理 事 会 プ ロ グ ラ ム 】
日 時:2017年11月22日(水)午後3時00分~5時00分
場 所:ライフ・ベンチャー事務所
内 容:
1.報 告 事 項
2.協 議 事 項
(1)「第7回:生涯現役サミット」会計報告と実行委総括意見・・新川実行委員長
(2)11月・12月例会「第383&384回:生涯現役シリーズ塾/望年会」企画
(3)2018年度生涯現役協・NPO/LVCの各事業活動方針
以 上
**************************************************************
『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への 意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
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2017年春期・秋期:実施/2018年春期:次回予定(各土曜13:30~ )
⑥Summit 4/15(済) ⑦Summit 10/28(済) ⑧Summit 4/21(予)
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2017/11/22 (理事会15:00 & 第382回生涯現役塾17:30) ~ 2018/4/25
11/22 12/13 1/24 2/28 3/28 4/25
**************************************************************
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
事務局長 増 田 龍 一
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/sgsk.net/
Facebook2:https://www.facebook.com/yaesu3min
**************************************************
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
来週22日(水)午後3時:合同理事会&第383回生涯現役シリーズ塾 開催案内
いつも何かとお力添えに感謝し、11月恒例合同理事会&塾開催ご案内申し上げます。
今月理事会は、先月盛会裡終了の「第7回生涯現役サミット」結果のご報告はじめ、
ご協力くださった皆々様方のご意見・ご感想も有難く頂戴致したく存じております。
今回の理事会後に開く「生涯現役シリーズ塾」は、お陰様で第383回目になります。
会員皆様の人脈情報や相互研鑽による生涯現役実践力アップに注力の当実践道場は、
唯一の月例交流の場です。他塾にない生涯現役の本質を実体験できる塾だといえます。
どうか友人・知人、周辺の方々もお誘い合わせの上、ご参加をお待ちしております。
【 11月 合 同 理 事 会 プ ロ グ ラ ム 】
日 時:2017年11月22日(水)午後3時00分~5時00分
場 所:ライフ・ベンチャー事務所
内 容:
1.報 告 事 項
2.協 議 事 項
(1)「第7回:生涯現役サミット」会計報告と実行委総括意見・・新川実行委員長
(2)11月・12月例会「第383&384回:生涯現役シリーズ塾/望年会」企画
(3)2018年度生涯現役協・NPO/LVCの各事業活動方針
以 上
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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への 意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
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2017年春期・秋期:実施/2018年春期:次回予定(各土曜13:30~ )
⑥Summit 4/15(済) ⑦Summit 10/28(済) ⑧Summit 4/21(予)
--------------------------------------------------------------------------------------------
2017/11/22 (理事会15:00 & 第382回生涯現役塾17:30) ~ 2018/4/25
11/22 12/13 1/24 2/28 3/28 4/25
**************************************************************
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
代 表 東 瀧 邦 次
事務局長 増 田 龍 一
TEL:03-3517-6667 FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net URL: http://www.sgsk.net
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/sgsk.net/
Facebook2:https://www.facebook.com/yaesu3min
**************************************************
地域づくり情報:全町民生涯現役藤里町
2017年11月17日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
NHK地域づくり情報局アーカイブス
URL=http://www.nhk.or.jp/chiiki-blog/800/284422.html
町 民 全 て が ” 生 涯 現 役 ” ! 秋 田・藤 里 町
藤里町社会福祉協議会・菊池まゆみさんたちの福祉の常識をほんの少し変えることから始まった地方創生事業への取り組み。はたしてどんなエピソードが?
2017年11月17日 (金)
生 涯 現 役 ― そ れ は 弱 者 の 底 力 を 見 せ る こ と
菊池まゆみさん(藤里町社会福祉協議会会長):秋田県藤里町出身。1990年に藤里町社会福祉協議会に入り、現在、会長を務める。2006年から、ひきこもりや長期不就労者などの人たちの調査・支援を続ける。町の全戸調査を行ったところ、人口3600の町に100人以上ひきこもり状態の人がいると判明。就労支援などを行いながら、働く場を作ってきた。その結果、80人以上が働き始めている。さらに、「生涯現役」を合い言葉に、高齢者などもそれぞれの能力を生かして、地元に貢献しながら暮らしていける地域づくりの活動を続けている。主な著書に、「ひきこもり町おこしに発つ」 (秋田魁新報社)「藤里方式」が止まらない(萌書房)
地域づくりブログには、ご無沙汰しておりました。筆不精の言い訳ですが、つい考え込んでいたのです。私に、皆様に向けて発信できることなんてあるのだろうか、と。
それが今、先月に実施した藤里町老人クラブ大会の写真を眺めるうちに、どうしても書きたくなりました。
私は今、地方創生としての「町民全てが生涯現役を目指せる町づくり事業」に全力で取り組んでいます。
3年前、耳にも新しい「地方創生事業」の報道が流れるたびに、私の中で違和感が強くなったのです。この事業の担い手は、能力も力量もある人だと言われている気がしました。私たち社会福祉協議会が関わる、弱者と呼ばれる方々は、その立派な誰かが実施する地方創生事業を行う人ではなく、その恩恵を受ける人なのだ、と。
一人で勝手に苛立って、あげくに、手を挙げていました。
福祉の立場からの地方創生事業に参入したい。弱者と呼ばれる方々が担い手になれる地方創生事業を実施したい、と。
私たち地域福祉実践現場の者は、知っています。
一部介護が必要でデイサービスの利用者になったとしても、全ての機能がダメになった人ではないことを。障害者でも、地域で活動できることはいっぱいあることを。地域には、100%の力量はなくても、まだまだ頑張れる意欲も力量もある方々がいるということを。
紫 T シ ャ ツ の 恐 ろ し い 伝 説
藤里町では、ボランティア活動には紫Tシャツが欠かせないという暗黙の了解があり、そこに疑問を感じる者さえいなくなっております。
それは9年前の、私が事務局長職だった頃。藤里町社会福祉協議会が3年間のモデル地区指定を受けて取り組んだ「トータルケア推進事業」の集大成として、日本地域福祉研究所の全国研究大会を藤里町で開催するというお話を頂いたことから始まりました。過疎の田舎町の社協が、全国から120人の研究者の方を2泊3日でお迎えするというのですから、大騒ぎでした。町民の力を借りるしかないと実行委員スタッフを募ったところ、250人のボランティアスタッフが集まりました。
閉会式の写真は、紫Tシャツがスタッフで、それ以外の人が参加者です。
参加者が120人でスタッフが250人という大会がどんなものだったかは、ご想像にお任せします。結果オーライにしましたが、スタッフとして必要な人数を超えたら断るのが普通で、250人全てをスタッフで使うという発想は「キクチマユミ」ならではだというお言葉も頂きました。
その時、老人クラブ連合会では「ボランティアスタッフは辞退する」ことになったのです。「高齢だし、たいして役に立てそうもないから」という理由でした。
もちろん、スタッフ数が膨れ上がって四苦八苦している私の立場を考慮してくれた、などということではなかったのですが。
それでも「協力できることがあるなら言ってくれ」とおっしゃるので、遠慮しないタイプの私は、できることなら山ほどあると、申し上げました。
それぞれの地域の老人クラブが缶拾いや清掃活動等を大会の開催に合わせてやってくれれば助かるし、個々人としてはスタッフ用の紫Tシャツを買って、大会期間中はそれを着てウロウロしてくれればウェルカムムードが出る、と。
実際、○○地区がワークショップ会場になるらしいと噂が出た段階で、老人クラブの草刈りや清掃活動が始まり、「何だ? △△地区で何かやるなら早く言え!」と怒られることも1度や2度ではなく、老人クラブの実行力を見くびっていました。まして、紫Tシャツを着てウロウロの話は、冗談半分だったのですが…。
大会当日、派手な紫Tシャツで畑仕事をしている高齢者の目撃情報が、地元スーパーで買い物する紫Tシャツの目撃情報が、そして、隣町のJR駅での目撃情報が寄せられ、不覚にも涙が出そうになりました。ありがたいことです。
のど元を過ぎれば何とやら。「紫Tシャツを着て、みんなで力を合わせれば怖くない、何でもできる!」と、今となれば、美しくも楽しい思い出として語り継がれています。
そして、「ボランティア活動に紫Tシャツは欠かせない」という思い込みでボロボロになったTシャツを着続ける町民の方々の姿に根負けをして、社協は2年前に新たな紫Tシャツを購入することになりました。
ちなみに、現在の「町民全てが生涯現役を目指せる町づくり事業」について、老人クラブさんに対してはこんな説明をしております。
「町を元気にするために自分にできることがあるなら参加したい。そんな思いがあるならどなた様でも、志があるなら必ずどなた様も参加できる仕組みを作りますからよろしく」と。「足腰が弱くなったとおっしゃる方には手指だけで参加できるカタチを、手も足もダメになったとおっしゃる方には口だけで参加できるカタチをご用意いたしますのでよろしく」と。
【 山 菜 の 皮 む き を 生 き が い 支 援 と は 認 め ま せ ん ! 】
藤里町社協の生涯現役事業について、新聞記者の方に聞かれました。
個人としては藤里社協の取り組みに共感するが、「生きがいづくり」とか「自立支援」とか、言葉にするとありきたりになる。よそと何が違うのか、違いがあるなら教えてほしい、と。
それこそ、私の方こそ、教えてほしいことです。
福祉職として、特別なことを目指したつもりもなければ、よそとは違うことをやっているつもりもないのです。それなのに、全国から講師依頼や視察研修依頼を頂くようになり、戸惑いの方が強いのです。
藤里社協がよそに比べて優れていると胸を張れることって、何だろうか? いえ、そんなモノがあるのだろうか?
そんな中、とあるシンポジウムで就労支援の福祉職を対象に、藤里社協の「町民全てが生涯現役を目指せる町づくり事業」の話をしました。
前述の「生涯現役事業」にかける思いや「紫Tシャツの伝説」から始まる思いを語り、「自立支援」や「生きがいづくり」を日常業務の中で決しておろそかにしたくないというこだわりを語り…。
具体例を聞かれて、デイサービス利用者に山菜の皮むきをお願いした時の話をしました。生涯現役事業の藤里町の特産品づくりに、車椅子でも参加できる作業として「山菜の皮むき」は可能かどうか、デイサービス利用者に試していただいたのです。レクリェーション活動に関心を示さない利用者が、帰りの時間ばかりを気にする利用者が、目を輝かせて夢中になって「山菜の皮むき」作業に熱中する姿に、事業化の手ごたえを感じました。
ですが、それを見ていたデイサービス職員が、早速レクリェーション活動として実施しようとしたので、それは「自立支援」でも「生きがいづくり」でもないと、厳しく叱責しました。
と、そこまで話したところで200人以上の福祉職の方々に、「え???」とドン引きされてしまいました。その反応に、私も「え???」と驚きましたが、言い訳もさせてもらえないままに終わってしまいました。
誰にも理解してもらえない寂しさを抱えては、当社協の職員に、愚痴の一つも二つも三つもこぼしたくなります。
私は、「レクリェーション活動としての山菜の皮むき」を「生きがいづくり」とは認めません。仕事として「山菜の皮むき」をこなしてきた高齢者に対して。それで高齢者を喜ばせるつもりだとすれば、私はむしろ侮辱と考えます。職員は、「山菜の皮むき」を単なるレクリェーション活動で終わらせず、利用者が皮むきをしてくれた山菜をどう活かすかを真剣に考え、そこに汗を流さなければいけないと思います。頑張って下さった「山菜の皮むき」作業の成果を活かしてこそ、本当の「生きがいづくり」に繋がると思うのです。
私に、高齢者の作業の成果を活かせる自信はありませんが、その努力をし続ける自信はあります。そして、職員にもそうあってほしいと思うのです。
そんな愚痴に職員たちは、「会長らしい」と、「会長のそんなこだわりは、私たち職員のこだわりになってしまっているし、町民にも伝わっていると思う」と理解を示してくれました。ただし、付き合いが長くて理解できるようになったとはいえ、会長の言い訳を聞かずにその会場でただの聴衆で座っていたとしたら、皆と同様にドン引きで終わったかもしれない。と、そんな言い方をします。
そして、そんなこだわりが、よそとの違いかもしれないと、思いつきました。私の分かりにくいこだわりに、諦め顔で職員がつきあってくれ、訳も分からないままに町民もつきあってくれ、だから成せたことが多くありました。
特に優れていなくても、特に立派ではなくても、視察依頼や講演依頼が来ていること自体に意味があるのかもしれません。私たちのこだわりに、その活動に関心を寄せて下さっている方々がいるのかもしれない、と思えたのです。
そのとたん、私には発信したいことが山のようにあることを思い出しています。
とりあえず今回は、老人クラブさん中心の「弱者の底力」のお話でした。次回は、ひきこもりのいなくなった町での、ひきこもり支援のお話でもしましょうか。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
NHK地域づくり情報局アーカイブス
URL=http://www.nhk.or.jp/chiiki-blog/800/284422.html
町 民 全 て が ” 生 涯 現 役 ” ! 秋 田・藤 里 町
藤里町社会福祉協議会・菊池まゆみさんたちの福祉の常識をほんの少し変えることから始まった地方創生事業への取り組み。はたしてどんなエピソードが?
2017年11月17日 (金)
生 涯 現 役 ― そ れ は 弱 者 の 底 力 を 見 せ る こ と
菊池まゆみさん(藤里町社会福祉協議会会長):秋田県藤里町出身。1990年に藤里町社会福祉協議会に入り、現在、会長を務める。2006年から、ひきこもりや長期不就労者などの人たちの調査・支援を続ける。町の全戸調査を行ったところ、人口3600の町に100人以上ひきこもり状態の人がいると判明。就労支援などを行いながら、働く場を作ってきた。その結果、80人以上が働き始めている。さらに、「生涯現役」を合い言葉に、高齢者などもそれぞれの能力を生かして、地元に貢献しながら暮らしていける地域づくりの活動を続けている。主な著書に、「ひきこもり町おこしに発つ」 (秋田魁新報社)「藤里方式」が止まらない(萌書房)
地域づくりブログには、ご無沙汰しておりました。筆不精の言い訳ですが、つい考え込んでいたのです。私に、皆様に向けて発信できることなんてあるのだろうか、と。
それが今、先月に実施した藤里町老人クラブ大会の写真を眺めるうちに、どうしても書きたくなりました。
私は今、地方創生としての「町民全てが生涯現役を目指せる町づくり事業」に全力で取り組んでいます。
3年前、耳にも新しい「地方創生事業」の報道が流れるたびに、私の中で違和感が強くなったのです。この事業の担い手は、能力も力量もある人だと言われている気がしました。私たち社会福祉協議会が関わる、弱者と呼ばれる方々は、その立派な誰かが実施する地方創生事業を行う人ではなく、その恩恵を受ける人なのだ、と。
一人で勝手に苛立って、あげくに、手を挙げていました。
福祉の立場からの地方創生事業に参入したい。弱者と呼ばれる方々が担い手になれる地方創生事業を実施したい、と。
私たち地域福祉実践現場の者は、知っています。
一部介護が必要でデイサービスの利用者になったとしても、全ての機能がダメになった人ではないことを。障害者でも、地域で活動できることはいっぱいあることを。地域には、100%の力量はなくても、まだまだ頑張れる意欲も力量もある方々がいるということを。
紫 T シ ャ ツ の 恐 ろ し い 伝 説
藤里町では、ボランティア活動には紫Tシャツが欠かせないという暗黙の了解があり、そこに疑問を感じる者さえいなくなっております。
それは9年前の、私が事務局長職だった頃。藤里町社会福祉協議会が3年間のモデル地区指定を受けて取り組んだ「トータルケア推進事業」の集大成として、日本地域福祉研究所の全国研究大会を藤里町で開催するというお話を頂いたことから始まりました。過疎の田舎町の社協が、全国から120人の研究者の方を2泊3日でお迎えするというのですから、大騒ぎでした。町民の力を借りるしかないと実行委員スタッフを募ったところ、250人のボランティアスタッフが集まりました。
閉会式の写真は、紫Tシャツがスタッフで、それ以外の人が参加者です。
参加者が120人でスタッフが250人という大会がどんなものだったかは、ご想像にお任せします。結果オーライにしましたが、スタッフとして必要な人数を超えたら断るのが普通で、250人全てをスタッフで使うという発想は「キクチマユミ」ならではだというお言葉も頂きました。
その時、老人クラブ連合会では「ボランティアスタッフは辞退する」ことになったのです。「高齢だし、たいして役に立てそうもないから」という理由でした。
もちろん、スタッフ数が膨れ上がって四苦八苦している私の立場を考慮してくれた、などということではなかったのですが。
それでも「協力できることがあるなら言ってくれ」とおっしゃるので、遠慮しないタイプの私は、できることなら山ほどあると、申し上げました。
それぞれの地域の老人クラブが缶拾いや清掃活動等を大会の開催に合わせてやってくれれば助かるし、個々人としてはスタッフ用の紫Tシャツを買って、大会期間中はそれを着てウロウロしてくれればウェルカムムードが出る、と。
実際、○○地区がワークショップ会場になるらしいと噂が出た段階で、老人クラブの草刈りや清掃活動が始まり、「何だ? △△地区で何かやるなら早く言え!」と怒られることも1度や2度ではなく、老人クラブの実行力を見くびっていました。まして、紫Tシャツを着てウロウロの話は、冗談半分だったのですが…。
大会当日、派手な紫Tシャツで畑仕事をしている高齢者の目撃情報が、地元スーパーで買い物する紫Tシャツの目撃情報が、そして、隣町のJR駅での目撃情報が寄せられ、不覚にも涙が出そうになりました。ありがたいことです。
のど元を過ぎれば何とやら。「紫Tシャツを着て、みんなで力を合わせれば怖くない、何でもできる!」と、今となれば、美しくも楽しい思い出として語り継がれています。
そして、「ボランティア活動に紫Tシャツは欠かせない」という思い込みでボロボロになったTシャツを着続ける町民の方々の姿に根負けをして、社協は2年前に新たな紫Tシャツを購入することになりました。
ちなみに、現在の「町民全てが生涯現役を目指せる町づくり事業」について、老人クラブさんに対してはこんな説明をしております。
「町を元気にするために自分にできることがあるなら参加したい。そんな思いがあるならどなた様でも、志があるなら必ずどなた様も参加できる仕組みを作りますからよろしく」と。「足腰が弱くなったとおっしゃる方には手指だけで参加できるカタチを、手も足もダメになったとおっしゃる方には口だけで参加できるカタチをご用意いたしますのでよろしく」と。
【 山 菜 の 皮 む き を 生 き が い 支 援 と は 認 め ま せ ん ! 】
藤里町社協の生涯現役事業について、新聞記者の方に聞かれました。
個人としては藤里社協の取り組みに共感するが、「生きがいづくり」とか「自立支援」とか、言葉にするとありきたりになる。よそと何が違うのか、違いがあるなら教えてほしい、と。
それこそ、私の方こそ、教えてほしいことです。
福祉職として、特別なことを目指したつもりもなければ、よそとは違うことをやっているつもりもないのです。それなのに、全国から講師依頼や視察研修依頼を頂くようになり、戸惑いの方が強いのです。
藤里社協がよそに比べて優れていると胸を張れることって、何だろうか? いえ、そんなモノがあるのだろうか?
そんな中、とあるシンポジウムで就労支援の福祉職を対象に、藤里社協の「町民全てが生涯現役を目指せる町づくり事業」の話をしました。
前述の「生涯現役事業」にかける思いや「紫Tシャツの伝説」から始まる思いを語り、「自立支援」や「生きがいづくり」を日常業務の中で決しておろそかにしたくないというこだわりを語り…。
具体例を聞かれて、デイサービス利用者に山菜の皮むきをお願いした時の話をしました。生涯現役事業の藤里町の特産品づくりに、車椅子でも参加できる作業として「山菜の皮むき」は可能かどうか、デイサービス利用者に試していただいたのです。レクリェーション活動に関心を示さない利用者が、帰りの時間ばかりを気にする利用者が、目を輝かせて夢中になって「山菜の皮むき」作業に熱中する姿に、事業化の手ごたえを感じました。
ですが、それを見ていたデイサービス職員が、早速レクリェーション活動として実施しようとしたので、それは「自立支援」でも「生きがいづくり」でもないと、厳しく叱責しました。
と、そこまで話したところで200人以上の福祉職の方々に、「え???」とドン引きされてしまいました。その反応に、私も「え???」と驚きましたが、言い訳もさせてもらえないままに終わってしまいました。
誰にも理解してもらえない寂しさを抱えては、当社協の職員に、愚痴の一つも二つも三つもこぼしたくなります。
私は、「レクリェーション活動としての山菜の皮むき」を「生きがいづくり」とは認めません。仕事として「山菜の皮むき」をこなしてきた高齢者に対して。それで高齢者を喜ばせるつもりだとすれば、私はむしろ侮辱と考えます。職員は、「山菜の皮むき」を単なるレクリェーション活動で終わらせず、利用者が皮むきをしてくれた山菜をどう活かすかを真剣に考え、そこに汗を流さなければいけないと思います。頑張って下さった「山菜の皮むき」作業の成果を活かしてこそ、本当の「生きがいづくり」に繋がると思うのです。
私に、高齢者の作業の成果を活かせる自信はありませんが、その努力をし続ける自信はあります。そして、職員にもそうあってほしいと思うのです。
そんな愚痴に職員たちは、「会長らしい」と、「会長のそんなこだわりは、私たち職員のこだわりになってしまっているし、町民にも伝わっていると思う」と理解を示してくれました。ただし、付き合いが長くて理解できるようになったとはいえ、会長の言い訳を聞かずにその会場でただの聴衆で座っていたとしたら、皆と同様にドン引きで終わったかもしれない。と、そんな言い方をします。
そして、そんなこだわりが、よそとの違いかもしれないと、思いつきました。私の分かりにくいこだわりに、諦め顔で職員がつきあってくれ、訳も分からないままに町民もつきあってくれ、だから成せたことが多くありました。
特に優れていなくても、特に立派ではなくても、視察依頼や講演依頼が来ていること自体に意味があるのかもしれません。私たちのこだわりに、その活動に関心を寄せて下さっている方々がいるのかもしれない、と思えたのです。
そのとたん、私には発信したいことが山のようにあることを思い出しています。
とりあえず今回は、老人クラブさん中心の「弱者の底力」のお話でした。次回は、ひきこもりのいなくなった町での、ひきこもり支援のお話でもしましょうか。
協働ステーション中央からのお知らせ
2017年11月18日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
◆協働ステーション中央からのお知らせ
**************************************************************
1. 協 働 講 座 【 参 加 者 募 集 】
まちの未来をえがくアイディアづくり
~ したいこと、スキルを活かした地域デザイン ~
**************************************************************
隣の家に誰が住んでいるか分からない。困った時に頼れる知り合いが近所にいない。都市に住み、日々職場と自宅を往復する私たちは、
地域との関わりをどのように作っていけるのか。全3回の講座で地域をデザインし、その接点を探ります。
【第1回】12月2日(土)13:30-17:00
「 ま ち の 未 来 を え が こ う 」
最近気になる地域のことや、暮らしたい未来のまちについて話し合うフューチャーセッションを行い、それを実現する活動を考えます。
【第2回】12月7日(木)18:00-21:00
「 し た い こ と、 ス キ ル を 活 か し た 活 動 の レ シ ピ 」
ゲストを迎え、活動と仕事の両立、自分のしたいことやスキルを実践に結びつけるポイントについてお話を伺います。
【第3回】12月14日(木)18:00-21:00
「 活 動 ア イ デ ィ ア 発 表 会 」
活動アイディアをまとめ、発表します。また、講師からのフィードバックを踏まえて、具体的な活動プランをつくります。
【会 場】協働ステーション中央
【定 員】20名(3回連続・各回ごとの申込みはできません)
【参加費】無 料
【主 催】中央区・協働ステーション中央
**********************************************************
【申込み・問合せ】協働ステーション中央
TEL:03-3666-4761(受付 10:00~19:00、月曜休館)
**********************************************************
2. 十 思 カ フ ェ 【 参 加 者 募 集 】
**********************************************************
vol.77 《飲む》《食べる》が難しい人も楽しく通える「kaigoスナック」の取組み
病気や高齢で、食べたり飲み込むことが難しくなるケースがあるなかで、そうした人たちも気軽に集えて楽しめる「kaigoスナック」を営む方をゲストに迎えます。介護食=美味しくないと思うことなかれ!当日は圧巻の料理を試食しながらの開催です。
【日 時】11月30日(木)18:30~20:30
【会 場】協働ステーション中央
【ゲスト】冨山 真純さん
(kaigoスナック、地域デザインナース潜在看護師
ワークデザインプロデューサー)
-------------------------------------------------------------------------------------------
【予告】vol.78 テーマ:まちの魅力[パワー]を引き出すアートのチカラ
~世界と日本のアートフェスティバルにまちのマネジメントを学ぶ~
さまざまなアートフェスティバルの紹介とともに、「アート」とまちづくり、まちやひとの魅力の引き出しかたについて話題提供していただき、「アート」と私たちの「まち」について、みなさんで語り合いたいと思います。
【日 時】12月8日(金)18:30~20:30
【会 場】協働ステーション中央
【ゲスト】嘉藤笑子さん
(NPO法人アート・オウトノミー・ネットワーク 理事長)
**************************************************************
【申込み・問合せ】協働ステーション中央
TEL:03-3666-4761(受付 10:00~19:00、月曜休館)
E-mail:info@kyodo-station.jp
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
◆協働ステーション中央からのお知らせ
**************************************************************
1. 協 働 講 座 【 参 加 者 募 集 】
まちの未来をえがくアイディアづくり
~ したいこと、スキルを活かした地域デザイン ~
**************************************************************
隣の家に誰が住んでいるか分からない。困った時に頼れる知り合いが近所にいない。都市に住み、日々職場と自宅を往復する私たちは、
地域との関わりをどのように作っていけるのか。全3回の講座で地域をデザインし、その接点を探ります。
【第1回】12月2日(土)13:30-17:00
「 ま ち の 未 来 を え が こ う 」
最近気になる地域のことや、暮らしたい未来のまちについて話し合うフューチャーセッションを行い、それを実現する活動を考えます。
【第2回】12月7日(木)18:00-21:00
「 し た い こ と、 ス キ ル を 活 か し た 活 動 の レ シ ピ 」
ゲストを迎え、活動と仕事の両立、自分のしたいことやスキルを実践に結びつけるポイントについてお話を伺います。
【第3回】12月14日(木)18:00-21:00
「 活 動 ア イ デ ィ ア 発 表 会 」
活動アイディアをまとめ、発表します。また、講師からのフィードバックを踏まえて、具体的な活動プランをつくります。
【会 場】協働ステーション中央
【定 員】20名(3回連続・各回ごとの申込みはできません)
【参加費】無 料
【主 催】中央区・協働ステーション中央
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【申込み・問合せ】協働ステーション中央
TEL:03-3666-4761(受付 10:00~19:00、月曜休館)
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2. 十 思 カ フ ェ 【 参 加 者 募 集 】
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vol.77 《飲む》《食べる》が難しい人も楽しく通える「kaigoスナック」の取組み
病気や高齢で、食べたり飲み込むことが難しくなるケースがあるなかで、そうした人たちも気軽に集えて楽しめる「kaigoスナック」を営む方をゲストに迎えます。介護食=美味しくないと思うことなかれ!当日は圧巻の料理を試食しながらの開催です。
【日 時】11月30日(木)18:30~20:30
【会 場】協働ステーション中央
【ゲスト】冨山 真純さん
(kaigoスナック、地域デザインナース潜在看護師
ワークデザインプロデューサー)
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【予告】vol.78 テーマ:まちの魅力[パワー]を引き出すアートのチカラ
~世界と日本のアートフェスティバルにまちのマネジメントを学ぶ~
さまざまなアートフェスティバルの紹介とともに、「アート」とまちづくり、まちやひとの魅力の引き出しかたについて話題提供していただき、「アート」と私たちの「まち」について、みなさんで語り合いたいと思います。
【日 時】12月8日(金)18:30~20:30
【会 場】協働ステーション中央
【ゲスト】嘉藤笑子さん
(NPO法人アート・オウトノミー・ネットワーク 理事長)
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【申込み・問合せ】協働ステーション中央
TEL:03-3666-4761(受付 10:00~19:00、月曜休館)
E-mail:info@kyodo-station.jp
J. I. Mail News No.834・政治のPDCA
2017年11月19日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
J.I.メールニュース No.834 2017.11.16 発行
「特ダネではないけれど(20) 政治のPDCA」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■
<巻頭寄稿文>
「特ダネではないけれど(20) 政治のPDCA」
新聞記者 松浦 祐子
-------------------------------------------------------------------------------------
まさに台風来襲のように衆院選がやって来て、去って行った。でも、台風一過の青空は見えない。
なぜだろう、と考えてみた。
「PDCA」という企業や行政で言われて久しい言葉がある。
「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Act(改善)」のサイクルを回しながらより良くしていこうという考えだ。さて、日本の政治で、ちゃんとPDCAは回っているだろうか?
まずは、各党にしっかりと練られた「Plan」、つまり公約やマニュフェストは作られたか?そして、その「Do」がなされたか? その結果を見て、有権者は「Check」(選挙での投票)ができたか?
そしてその結果が「Act」につながっているか?
私は「否」だと思う。多くの有権者は、具体的な公約は示されない中、過去の実績も十分に評価できる時間を与えられず、投票せざるを得なかった。
日本の政治でPDCAが回らない大きな要因の一つが、首相の解散権だと思う。日本では首相の心一つで次の衆院選の時期が決まるので、マスコミでも衆議院4年の任期の半分ほどが過ぎると、「いつ、解散か」とそわそわし始める。永田町でも霞が関でも、解散時期が一大関心事になってしまう。そこで、次の選挙に向けた公約の議論が活発に行わるようになれば良いけれど、たいてい話題の中心は「いつの選挙ならば、我が党に有利なのか」という党利党略の皮算用だ。
日本では、「伝家の宝刀」とも言われ、もてはやされがちな首相の解散権だが、憲法上は、明確な規定があるわけではなく、解釈でそのように言われているだけだ。諸外国を見てみると、英独などでは、法律で解散権にしばりをかけて、為政者が自由に行使できないように制限をかけるようになっている。「宝刀」はやたらと抜くものではないのだ。
選挙日程を決めている国もある。米国大統領選は4年に1度、11月の第1月曜日の次の火曜日。この日に向けて各党の候補者の選出過程なども含めて、2年がかりで広義の選挙戦を繰り広げる。
スウェーデンでは、国と県(ランスティング)、市(コミューン)の議会選挙は統一選挙で、4年に1度9月の第2日曜日と決まっている。選挙をするためにはお金(税金)もかかるので、効率的だろう。現地の知り合いに聞いたところによると、選挙の年の前年あたりから、各党が公約の原案を示し始め、テレビや新聞紙上で討論をし、批判があった部分は改善して正式な公約を作り上げていく。議論の中で、各党が目玉とする政策のメリットとデメリットが浮き彫りになっていくという。
選挙のときだけ出来もしない大風呂敷を広げても、実現できなければ、次の選挙で、有権者から厳しい審判をうけることになる。それゆえに、任期4年では解決できない年金のような長期の課題については、選挙で争点化せず、議会で超党派による合意形成をしていく(つまり、政権が変わっても大きな変更はしない)といった政党間の知恵も生まれていく。
私も選挙の年にスウェーデンを訪れたことがあるが、駅前や広場に各党が「選挙小屋」と呼ばれる北欧の家屋を模した色鮮やかな小屋を設け、そこで市民らにコーヒーなどを出しながら公約を説明したり、議論をしたりしていた。完全に比例代表の選挙制度なので、各候補が選挙カーで自分の名前を連呼するといったことはないが、街角はちょっとしたフェスティバル、イベントといった感じになっていた。
結果として投票率は80%ほどと、高い。
各党の公約をじっくりと吟味できる有権者たちを、うらやましく思った。また、時間をかけて選んだ政権だからこそ、有権者の側も政治が順風満帆でなくても4年間は耐え、次のCheck(評価・投票)につなげていく姿勢が育っていくのだと感じた。
もちろん選挙制度は民主主義の土台となるもので、各国ごとに理念も、歴史も異なる。日本は日本の仕組みを作り上げていくしかない。それでも、政治のPDCAの最初のPをおざなりにさせる首相の解散権は、なんとかならないものかと思う。
安倍首相は、少子高齢化などを例に挙げて「国難突破解散だ」と言った。
一方スウェーデンでは、高齢化が進み始め、付加価値税(消費税)の増税が避けられない状況になった時、2院制だった議会を1院制に変えるという議会の大改革も実行している。そういう政治側の努力が、政治と国民との間の信頼の背景にあることも、日本ではあまり知られていないので、付記しておきたい。
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松浦 祐子 (まつうら ゆうこ):1974年 神戸市生まれ。大学院修了後、1999年新聞社に入社。和歌山、高知での地方勤務、東京での雇用、介護分野、厚生労働省、財務省担当、新潟で県政取材などを経て、今は内閣府担当。
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
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J.I.メールニュース No.834 2017.11.16 発行
「特ダネではないけれど(20) 政治のPDCA」
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<巻頭寄稿文>
「特ダネではないけれど(20) 政治のPDCA」
新聞記者 松浦 祐子
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まさに台風来襲のように衆院選がやって来て、去って行った。でも、台風一過の青空は見えない。
なぜだろう、と考えてみた。
「PDCA」という企業や行政で言われて久しい言葉がある。
「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Act(改善)」のサイクルを回しながらより良くしていこうという考えだ。さて、日本の政治で、ちゃんとPDCAは回っているだろうか?
まずは、各党にしっかりと練られた「Plan」、つまり公約やマニュフェストは作られたか?そして、その「Do」がなされたか? その結果を見て、有権者は「Check」(選挙での投票)ができたか?
そしてその結果が「Act」につながっているか?
私は「否」だと思う。多くの有権者は、具体的な公約は示されない中、過去の実績も十分に評価できる時間を与えられず、投票せざるを得なかった。
日本の政治でPDCAが回らない大きな要因の一つが、首相の解散権だと思う。日本では首相の心一つで次の衆院選の時期が決まるので、マスコミでも衆議院4年の任期の半分ほどが過ぎると、「いつ、解散か」とそわそわし始める。永田町でも霞が関でも、解散時期が一大関心事になってしまう。そこで、次の選挙に向けた公約の議論が活発に行わるようになれば良いけれど、たいてい話題の中心は「いつの選挙ならば、我が党に有利なのか」という党利党略の皮算用だ。
日本では、「伝家の宝刀」とも言われ、もてはやされがちな首相の解散権だが、憲法上は、明確な規定があるわけではなく、解釈でそのように言われているだけだ。諸外国を見てみると、英独などでは、法律で解散権にしばりをかけて、為政者が自由に行使できないように制限をかけるようになっている。「宝刀」はやたらと抜くものではないのだ。
選挙日程を決めている国もある。米国大統領選は4年に1度、11月の第1月曜日の次の火曜日。この日に向けて各党の候補者の選出過程なども含めて、2年がかりで広義の選挙戦を繰り広げる。
スウェーデンでは、国と県(ランスティング)、市(コミューン)の議会選挙は統一選挙で、4年に1度9月の第2日曜日と決まっている。選挙をするためにはお金(税金)もかかるので、効率的だろう。現地の知り合いに聞いたところによると、選挙の年の前年あたりから、各党が公約の原案を示し始め、テレビや新聞紙上で討論をし、批判があった部分は改善して正式な公約を作り上げていく。議論の中で、各党が目玉とする政策のメリットとデメリットが浮き彫りになっていくという。
選挙のときだけ出来もしない大風呂敷を広げても、実現できなければ、次の選挙で、有権者から厳しい審判をうけることになる。それゆえに、任期4年では解決できない年金のような長期の課題については、選挙で争点化せず、議会で超党派による合意形成をしていく(つまり、政権が変わっても大きな変更はしない)といった政党間の知恵も生まれていく。
私も選挙の年にスウェーデンを訪れたことがあるが、駅前や広場に各党が「選挙小屋」と呼ばれる北欧の家屋を模した色鮮やかな小屋を設け、そこで市民らにコーヒーなどを出しながら公約を説明したり、議論をしたりしていた。完全に比例代表の選挙制度なので、各候補が選挙カーで自分の名前を連呼するといったことはないが、街角はちょっとしたフェスティバル、イベントといった感じになっていた。
結果として投票率は80%ほどと、高い。
各党の公約をじっくりと吟味できる有権者たちを、うらやましく思った。また、時間をかけて選んだ政権だからこそ、有権者の側も政治が順風満帆でなくても4年間は耐え、次のCheck(評価・投票)につなげていく姿勢が育っていくのだと感じた。
もちろん選挙制度は民主主義の土台となるもので、各国ごとに理念も、歴史も異なる。日本は日本の仕組みを作り上げていくしかない。それでも、政治のPDCAの最初のPをおざなりにさせる首相の解散権は、なんとかならないものかと思う。
安倍首相は、少子高齢化などを例に挙げて「国難突破解散だ」と言った。
一方スウェーデンでは、高齢化が進み始め、付加価値税(消費税)の増税が避けられない状況になった時、2院制だった議会を1院制に変えるという議会の大改革も実行している。そういう政治側の努力が、政治と国民との間の信頼の背景にあることも、日本ではあまり知られていないので、付記しておきたい。
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松浦 祐子 (まつうら ゆうこ):1974年 神戸市生まれ。大学院修了後、1999年新聞社に入社。和歌山、高知での地方勤務、東京での雇用、介護分野、厚生労働省、財務省担当、新潟で県政取材などを経て、今は内閣府担当。
民間きずな国民会議~絆をどう創るか
2017年11月20日 お仕事日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &
NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
(お知り合いの方々に広くお声がけ下さいませんか。)
いつも大変お世話になり、ありがとうございます。
さて、高齢社会NGO連携協議会(略称:高連協)“提言チーム”(リード団体・公益財団法人さわやか福祉財団)では、我が国が世界に先立ち、超高齢社会を迎えている中、「誰もが安心して暮らし続けられる地域づくり」に向けて、一人ひとりが地域とつながり、助け合うことのできる“社会参加の場”を多くつくっていくことを目指しています。
そこで、先般、広く皆様に「提言募集」のお願いをさせていただき、数多くの「提言」をお寄せいただきました。
ご協力、本当にありがとうございました。(締切日:10月20日期限)
つきましては、予定通り、下記の日時・会場で「民間きずな国民会議」を開催する運びとなりましたので、ご案内をさせていただきます。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。
*************************************************************
『 民 間 き ず な 国 民 会 議 」~今、きずなをどうつくるか~』のご案内
*************************************************************
【テーマ】みんなで、助け合う地域を!
私たちはどんな助け合いをすればいいのでしょう。
どんな環境や仕組みがあればいいのでしょう。
全国からお寄せいただいた提言を、参加者の皆様と協議し、
提言集にまとめ、発信していきます。
【日 時】2018年1月15日(月)9:45~16:00(受付開始9:00)
【会 場】イイノホール
(東京千代田区内幸町2-1-1 飯野ビル4F)
【定 員】500名(参加費無料)先着順
【主 催】高齢社会NGO連絡協議会(通称:高連協)(JANCA)
【後 援】Jリーグ、あしなが育英会、にっぽん子育て応援団
【申 込】さわやか福祉財団「民間きずな国民会議」事務局宛て
※必要事項:氏名、所属、住所、連絡先(電話番号/メールアドレス)
①Web申込
はこちらから⇒ https://pro.form-mailer.jp/fms/6df18c4e128637
②E-mailでの申込⇒ kizuna@sawayakazaidan.or.jp
③FAXでの申し込み⇒ 03-5470-7755
④郵送での申し込み⇒〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-8
日本女子会館7階
さわやか福祉財団「民間きずな国民会議」事務局宛て
※受付後に順次「参加証」等をおお送りします。(12月中旬より発送予定)
※チラシhttps://www.sawayakazaidan.or.jp/news/2017/20171113.htmlを添付します。
【お問い合わせ】「民間きずな国民会議」事務局
(担当:さわやか福祉財団 高橋・松浦・大坪)
TEL:03-5470-7751
**************************************************************
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高齢社会NGO連携協議会・事務局 野島 卓郎
〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-8 日本女子会館7F
(公益財団法人さわやか福祉財団内)
Tel 03-5470-7751 Fax 03-5470-7755
E-mail: nojima@sawayakazaidan.or.jp
URL http://www.sawayakazaidan.or.jp
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NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ 活 動 で
ご 支 援 く だ さ る 会 員 皆 様
(お知り合いの方々に広くお声がけ下さいませんか。)
いつも大変お世話になり、ありがとうございます。
さて、高齢社会NGO連携協議会(略称:高連協)“提言チーム”(リード団体・公益財団法人さわやか福祉財団)では、我が国が世界に先立ち、超高齢社会を迎えている中、「誰もが安心して暮らし続けられる地域づくり」に向けて、一人ひとりが地域とつながり、助け合うことのできる“社会参加の場”を多くつくっていくことを目指しています。
そこで、先般、広く皆様に「提言募集」のお願いをさせていただき、数多くの「提言」をお寄せいただきました。
ご協力、本当にありがとうございました。(締切日:10月20日期限)
つきましては、予定通り、下記の日時・会場で「民間きずな国民会議」を開催する運びとなりましたので、ご案内をさせていただきます。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。
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『 民 間 き ず な 国 民 会 議 」~今、きずなをどうつくるか~』のご案内
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【テーマ】みんなで、助け合う地域を!
私たちはどんな助け合いをすればいいのでしょう。
どんな環境や仕組みがあればいいのでしょう。
全国からお寄せいただいた提言を、参加者の皆様と協議し、
提言集にまとめ、発信していきます。
【日 時】2018年1月15日(月)9:45~16:00(受付開始9:00)
【会 場】イイノホール
(東京千代田区内幸町2-1-1 飯野ビル4F)
【定 員】500名(参加費無料)先着順
【主 催】高齢社会NGO連絡協議会(通称:高連協)(JANCA)
【後 援】Jリーグ、あしなが育英会、にっぽん子育て応援団
【申 込】さわやか福祉財団「民間きずな国民会議」事務局宛て
※必要事項:氏名、所属、住所、連絡先(電話番号/メールアドレス)
①Web申込
はこちらから⇒ https://pro.form-mailer.jp/fms/6df18c4e128637
②E-mailでの申込⇒ kizuna@sawayakazaidan.or.jp
③FAXでの申し込み⇒ 03-5470-7755
④郵送での申し込み⇒〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-8
日本女子会館7階
さわやか福祉財団「民間きずな国民会議」事務局宛て
※受付後に順次「参加証」等をおお送りします。(12月中旬より発送予定)
※チラシhttps://www.sawayakazaidan.or.jp/news/2017/20171113.htmlを添付します。
【お問い合わせ】「民間きずな国民会議」事務局
(担当:さわやか福祉財団 高橋・松浦・大坪)
TEL:03-5470-7751
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高齢社会NGO連携協議会・事務局 野島 卓郎
〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-8 日本女子会館7F
(公益財団法人さわやか福祉財団内)
Tel 03-5470-7751 Fax 03-5470-7755
E-mail: nojima@sawayakazaidan.or.jp
URL http://www.sawayakazaidan.or.jp
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