日　本　生　涯　現　役　推　進　協　議　会　＆　　
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zakzak by 夕刊フジ 2018.3.7
URL＝https://www.zakzak.co.jp/eco/news/180307/eco1803070008-n1.html

　　　　　生　涯　現　役　へ！　シ　ニ　ア　が　実　践　す　る　健　康　法　
　　　　　　　　　　　手　軽　に　歩　き 、　筋　ト　レ　楽　し　む

　　★　＜生きがい編＞健康
　夕刊フジ主催の「シニア懇談会」に参加した、生涯現役を実践中の男女７人は、異口同音に「健康管理には気を付けている」と語ってくれた。生涯現役を全うするには、どんな健康法がいいのか。

　■　手軽に毎日続けられること
　「衰えを防ぐには、刺激することが大事。最近は５本指シューズを履き始めて、足裏に刺激を与えて歩いています。また、ストレッチも行っています。どちらも手軽に毎日続けられますよ」と話すのは中村新一さん（７１）。

　窪田昇さん（６２）も「ウオーキングをしています。普段、車などで通り過ぎてしまう場所も、歩くことでいろいろな発見があります。史跡なども見て回ったりもできますから脳にもいいですよ」と話す。

　「車などは使わず、電車で移動したり、歩くことを積極的にしています。健康維持には食事が大事なので、外食はなるべく控えて自炊をしています。食材を吟味し、栄養にも気を付けています」と仙石豊さん（６０）は話してくれた。

　３人に共通しているのは「歩くこと」。ウオーキングが健康に良いことは広く知られている。動脈硬化やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病、骨粗鬆（こつそしょう）症や筋肉減少症を予防するほか、うつ病や認知症といった脳の病気の予防効果まであることがわかっている。

　国も健康のために歩くことを推奨しており、厚生労働省は２０２２年までにシニア男性（６５歳以上）の目標歩数を７０００歩、女性（同）で６０００歩と定めている。ウオーキングは手軽に毎日続けられる、シニアにとって最適な運動の一つだ。

　■　ジム利用は「楽しみながら」
　「筋トレでもしたいと思っていた時、タイミングよく近所に温泉付きのジムができたので入会しました。今では、ほぼ毎日ジムに行きます。筋トレの後にお風呂に入ってゆっくりするのが楽しみですね。おかげで５キロ減量できました」

　こう語るのは１年半前からスポーツジムに通い始めた岩瀬勝一さん（６８）だ。

　総合フィットネスクラブにはフィットネスマシンやプール、トレーニングスタジオのほかにリラクセーション（シャワー、風呂、サウナなど）も完備しており、シニア会員が多数を占める。ハードな筋トレだけでなく、リラックス系スタジオレッスンや風呂やサウナでの休息など、自身のペースで楽しみながら施設を最大限に利用できる。この点もシニアに人気の理由だろう。（「オレンジ世代」取材班）