2016-11-15 01:21:24 /テーマ: 新人漫画家
ご参考URL=http://ameblo.jp/17710419mmm/entry-12219561958.html

  新 人 漫 画 家 へ / 生  涯  現  役  た  れ

昨日、高井研一郎さんが亡くなった。享年79。

ビッグコミックに連載中だった「六平太」も連載終了に。先週、読んだばっかりだったのに……。 高井先生、長い間、お疲れさまでした。

高井さんは、亡くなる三日前までネームを描いていたそうだ。
生涯現役の漫画家だった。

世間一般のサラリーマンは60歳で定年になることが多いのに、79歳の今日まで現役で描いていたんだから、凄い。

デビューしてから60年。
いま新人の漫画家へ。この先輩に続け。

マジックが得意で、よく見せていただいた。
どこにあったのか、最後にキャベツが丸ごと出て来るのには驚かされた。高井さんのマジックは、本格的でした。

赤塚不二夫門下の四天王と呼ばれ、赤塚漫画に出て来るユニークなキャラクターの多くを手掛けた。

こういう先達がいて、今の漫画界の隆盛がある。 そのことは、深く感謝しなくてはならない。

いま新人の漫画家へ。いつかは君も、誰かの先輩になれ。

私も長らく漫画界の片隅にいて、過去と未来を繋がなくてはならないと思い始めた。 この、ささやかなブログも、そんな思いで書いている。

いつかは、人生の締め切りが来る。その時に、後悔がないように精進して下さい。

棺(かん)を蓋(おお)いて事(こと)定まる。→人間の真価は死んでから決まるという意味。 深いですね。

高井研一郎さんのご冥福をお祈りいたします。

【漫画の編集者M プロフィール】
性別:男性血液型:AB型お住まいの地域:東京都自己紹介:長い間、漫画編集者をやって来ました。少女漫画から少年、ヤング、青年、女性まで、ほぼ全てのジャンルの作...
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コメント(1)

高井先生が大好きでした

高井先生とはご縁があり親しくさせて頂きましたが、本当に分け隔てなく接して下さいました。

今ごろは天国でマジックをしながら一杯ひっかけているかなと想像します。

高井先生に出会えたことが私の人生の宝になりました。
大好きで大好きでもう会えないと思うと涙が止まりませんでした。

ご遺体になってしまいましたが手を握らせて頂きました。柔らかくて冷たかった。
あの柔らかい手から沢山の作品を描いていたかと思うとあらためて尊敬致します。

心よりご冥福をお祈り致します。

あんこ
2016-11-15 10:06:46