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毎日新聞2017年8月12日
地方版URL=https://mainichi.jp/articles/20170812/ddl/k26/040/322000c
【写真展】 .
     網 野 町 歩 こ う 会 、 結 成 5 0 年 の 足 跡 紹 介 
                    京 丹 後 「 一 福 」 / 京 都

  結成50周年を迎えた「網野町歩こう会」の足跡を追った写真展が京丹後市網野町の古本喫茶「一福」で開かれている。第7代会長を務めた堀新治さん(86)が撮った多数の写真を展示した。「一福」は地域住民との交流を大切にしようと社会福祉法人「あみの福祉会」が運営しており、鑑賞を呼び掛けている。

 「網野町歩こう会」は1967年、地域住民によってスタートした。丹後地域だけでなく、全国各地を歩いてきた。「潮の香高き水之江の朝日に輝くわが郷土」で始まる「網野町歩こう会の歌」もある。作詩、作曲は堀さんだ。

 堀さんが「一福」に毎日のように通うようになったのは、一昨年7月にオープンしてしばらくのことだった。多機能型支援事業所「だるまハウス」と「四つ葉ハウス」の利用者が働く場で、1杯100円のコーヒーを飲みながら集う住民と話をすることが何よりの楽しみとなった。

 「一福」のスタッフの依頼で、昨年5月に写真展「京丹後市の今昔」を開催。今回は「花」に続く第3弾の企画だ。長年織物業を営み、社交ダンス、碁、アマチュア無線、詩作と多趣味で、「生涯現役、一生前進」を心に決めているが、「一福」に集う人々や利用者との交流によって元気付けられるという。

 堀さんは「今、こうして年を取ると命は限られていると感じます。それだけに命の尊さを感じ、大切にしたいと思うようになりました。次回の写真展は検討中です」と話した。

 写真展は無料。午前10時~午後5時。日曜と祝日が休み。【塩田敏夫】 〔丹波・丹後版〕 .