日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
     NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ  活 動 で 
           ご  支  援  く  だ  さ  る   会  員  皆  様


 生涯現役仲間の皆様へ‼  いつも何かとお世話になります。
 11月も後わずかです。ニュースレター11月号大変遅くなり、すみませんでした。
 ニュースとしては、
1 第7期生の募集に入りましたので、皆様方のお力添えをお願い申し上げます。
2 ZOOMでの勉強会を1月26日(土)午後14時30分から行います。
 これは、全国で受けられますので宜しくお願いします。この勉強会は、ZOOMで行う初めての勉強会ですので練習を兼ねていますので、会費は0円で行います。東京、名古屋、大阪、山口、四国等の会員の皆様是非お受け下さい。
 どうか宜しくお申込をお願いします。申し込みはリザーブストックでしていただけるようにしますので、ご協力をお願いします。
 また、東京では、恒例の新年会を1月26日(土)18時30分から東京神田で行います。宜しくお願いします。    JMCA 遠藤
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第34号(平成30年11月18日)

● JMCA創立10周年記念式典の開催
  本年10月1日(一社)日本結婚カウンセリング協会(以下JMCA)は創設10周年を迎えました。ここまで来ることができましたのは会員の皆様はじめ、関わりを持って支援していただいた皆様のお陰です。ささやかですが10月21日にメディセレスクールの教室をお借りして記念式典を行いました。協会に貢献した方7名に感謝状をお送りしました。参加者は総勢15名でしたが、和気あいあいと楽しい時間を過ごすことができました。また、吉川会長の基調講演「プリマリタルカウンセリングの今後の展望」は勉強になりました。先生にご無理をお願いしてパワーポイントの資料をそのまま協会で使わせていただくことになりました。私としては一段落つき、今後の励みになりました。
● 第6期生の認定試験が終わりました。
  4月から始まりました。プリマリタルカウンセラー養成講座第6期生11名の認定試験が無事終わりました。今年から「心理マリッジカウンセラー」の第1期生の資格もスタートしました。心理マリッジカウンセラーのみの受講生が1名、二つの資格を取得する方は6名です。今年は受講生の申し込み後のキャンセルが6名と多くなりました。理由は、病気等で3名ですが、当方の運営の仕方にも問題があったかと反省させられます。
  この度、養成講座の体制がほぼ完成しましたことは皆様のご協力のお陰と感謝しています。更に来年は「上級プリマリタルカウンセラー」養成講座等を計画したいと考えています。
● 第7期プリマリタルカウンセラー養成講座の受講者を募集します。
  平成31年4月開講予定の第7期プリマリタルカウンセラー及び心理マリッジカウンセラー養成講座の受講者募集は11月から開始しました。来年はZOOMを使って全国で行いたいと考えています。現在、募集に関しては沢山の方にご協力いただいております。
  それに伴って、受講者募集の説明会もZOOMで行いますので全国どこでも受けられますので範囲が広がります。申し込みは福岡、神奈川、埼玉の計3名で行います。
● 全国12市町村長協議会のサミットに参加してきました。
  10月25日、26日に新潟県弥彦村で「全国12市町村長協議会」の主催する「第3回地方創生創き生きまちおこしサミット㏌弥彦」にマネージャーの橋本さん、外部協力者の週刊「ホテル・レストラン」の山下部長、そして遠藤が参加してきました。
  人口減少が顕著な地方では、今後の自治体の運営は大変厳しいものがあり、自治体の活性化について真剣な話し合いが行われました。サポートする側の我々に何ができるかを考えさせられる1日でした。当日弥彦神社をお参りし、翌日は弥彦山に登り絶景を堪能して帰ってきました。
● 教材の販売について
  パワーポイントで作った各種教材が完成しました。教材は12本ですが、6本セットで
 販売します。プリマリタルカウンセラーに使って欲しい「恋愛心理学講座」用教材6本と心理マリッジカウンセラーを中心に使って欲しい「結婚生活能力育成講座」用教材6本です。
  価格は1本5,000円ですが、会員価格で6本で18,000円となります。今後も教材作りを推進し、カウンセラーの皆様のお役に立てるように整備していきます。
● 新年会のお知らせ
  平成31年1月26日(土)午後6時30分から9時、神田中国料理「廣豊楼」、内神田3‐
16‐9 松浦ビル1Fで行います。会費は54,000円です。大勢のご参加をお待ちしています。
● 編集後記
  11月18日に第6期生の認定試験を実施しました。長かった8か月も過ぎてみれば早いものです。試験の終了後、受講者の皆様と意見交換をしました。皆様のプリマリタルカウンセリングに対する思いや協会の将来のこと等熱い思いを語ってくれました。話を聞いていて、このような皆様の思いを力にしたいと考えました。また、今年は来年の受講者募集には多くの方が関わりを持っていただいています。このような変化を大切にしていきたいたいと考えています。
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産経新聞 NEWS 2018.11.25 07:04 |地方|神奈川版
参考URL=https://www.sankei.com/region/news/181125/rgn1811250029-n1.html

    【かながわ美の手帖】
       真鶴町立中川一政美術館「中川一政美術館の軌跡」展

 ■ 日々写生した連作群、展示で時代を区切り

 「僕の理想を実現できるような美術館にしたい」-。真鶴町立中川一政美術館は、同町にアトリエを構えて戦後の日本洋画壇の中心的存在として活躍した一政が晩年、作品を町に寄贈したことにより、生前の平成元年に創設された。平成の歩みとも重なる同館で、開館30年記念展「中川一政美術館の軌跡」が開かれている。期せずして、まもなく区切りを迎える一つの時代を振り返る機会ともなっている。

 ◆ 「岸壁二十年」
 明治26年、東京生まれの一政は、昭和50年に文化勲章を受章し、平成3年に他界した。生涯現役。97歳での絶筆「静物 薔薇(ばら)」は、力強い筆致と豊かな色彩で見る者を鼓舞してくれる。

 展示室1には一政が21歳で発表して岸田劉生の目にとまった処女作「酒倉」(大正3年)や、続く「霜のとける道」(4年)などの初期作品。合わせて親交のあった岸田、小杉放庵、木村荘八、梅原竜三郎、椿貞雄、万(よろず)鉄五郎ら画家の油彩に加え、知遇を得た文芸誌「白樺(しらかば)」同人の武者小路実篤、長与善郎らの静物画も展示し、画業の原点を浮かび上がらせる。

 一政は美術学校を出たわけでも、特定の師に教えられたわけでもない。「手探り、独学で自身のスタイルを確立した」と同館学芸員の加藤志帆は強調する。「白樺」で日本に初めて紹介されたゴッホやセザンヌは自然を師とした。一政も日々黙々と、身近な風景や素朴な静物を写生し、腕を磨いていった。

 戦後まもなく、真鶴に“隠れ家”をもった一政は、半島の付け根の小さな漁村「福浦」(湯河原町福浦)と出会い、ひかれる。昭和24年、アトリエを真鶴に設けた。56歳。以来、70代半ばまで、毎日のように画材を抱えて港に下り、突堤で写生を続けた。達磨(だるま)大師の故事「面壁九年」をもじり、「岸壁二十年」…。

 ◆ 少年易老…
 やがて高度成長とともに福浦は変質する。新たな写生地を探し、次に出会ったのが箱根の「駒ケ岳」だった。42年、74歳。秘書の運転する車に画材を積み込み、16年間、草原に通い続けた。夏は避け、春、秋、冬と、自然と向き合い、移ろいを感じ、天候に左右されながら、24点を描いた。1枚に1つの季節。100号キャンバス(162×130センチ)なら、足かけ3年もかかった。

 「飛んできた葉っぱが、絵の具の乾かないうちにくっつき、気付かず、額に収めた作品もある」と加藤。展示された4点の「駒ケ岳」が、どの季節なのかを、色使いの違いから推測するのも楽しい。

 一政は静物画にも大いに取り組んだ。庭の「薔薇」や「向日葵(ひまわり)」を摘み、顔の絵が描かれた「マジョリカ壺」(自身のコレクション)に生けては、顔ごと丹念に写生している。「薔薇」だけで800点以上に上る。

 額縁も自分でデザインし、彫ったり色を塗ったりしている。全体で一つの作品だった。

 こうした風景画「福浦」「駒ケ岳」、静物画「向日葵」「薔薇」の連作が並ぶ展示室2は、開館当時、96歳の一政が「みなさんに見てもらいたい」と、自ら構成を監修した18点の展示を再現。画業の大半がここに集約され、今回のハイライトとなっている。

 文筆も達者な文人画家でもあった。展示室4には書が並ぶ。画家の書いた書という趣。「少年易老學難成(少年老い易(やす)く学成り難し)」の書もある。自分で彫った落款に、小さく「九十七才」と数え年を添えている。愉快だ。=敬称略(山根聡)
                   ◇
 開館30年記念展「中川一政美術館の軌跡」は真鶴町立中川一政美術館(真鶴町真鶴1178の1)で12月23日まで。午前9時半から午後4時半(入館は午後4時まで)。水曜休館。観覧料は一般800円、高校生以下450円など。問い合わせは同館(0465・68・1128)。
                   ◇
 中川一政美術館 県立真鶴半島自然公園の原生林内に位置する真鶴町立の美術館。同町を創作の拠点とした中川一政が生前に油彩画、水墨画、岩彩画、書、陶芸、挿絵原画、本の装丁など約600点の作品を町に寄贈し、平成元年に開館した。5つの展示室と茶室で常設展示、テーマ展示。建物は柳沢孝彦の設計で、第15回吉田五十八賞を受賞し、「公共建築百選」にも選ばれている。隣接のお林展望公園では、一政のアトリエが復元公開されている。
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まいじつ 芸能 2018.11.24 11:00
ご参考URL=https://myjitsu.jp/archives/67991   

   「男を養いたい!」岡田結実など“ヒモ好き”女性芸能人の願望とは

 川口春奈と窪田正孝のダブル主演で、今年夏に放送されたドラマ『ヒモメン』(テレビ朝日系)。働く女性とニートの恋愛模様は多くの視聴者を虜にしたが、芸能界にも“ヒモ男”に魅力を感じる女性が多いようだ。

 コント番組『犬も食わない』(日本テレビ系)で『オードリー』の若林正恭とMCを務める水卜麻美アナウンサーは、11月16日の放送でヒモ男の魅力を語っている。

 この日の番組では、医大テニスサークルのマネジャー女子と、オタク男子の集団で紅一点の「オタサーの姫」をテーマにしたコントを放送。コント内でしたたかに男を狙うマネジャー女子に戦慄した若林は、「ミトちゃんは男をちゃんと獲物として見てるの?」と水卜アナに話を振っていった。

 すると水卜アナはスイッチが入ったように、理想の恋愛論を突如熱弁。「一文無しからガンバってる人にお金払いたい」「私は養いたい」と“養いたい願望”を明かし、若林を「どうしたんだよ急に!?」とたじろがせてしまった。

  現役JKにまで広がる“養いたい願望”

 ヒモ男好きの波は、10代の間にも広がっているようだ。現役女子高生タレント・岡田結実は、去る11月7日に出席したイベントで、「結婚相手はヒモ男が理想」と明かしている。

 同イベントには、今年7月に第1子が誕生したタレントのりゅうちぇるも出席しており、トーク中に結婚の話題へと移る場面が。すると岡田は「死ぬまで仕事をしていたい」と生涯現役願望を明かした後、「結婚する相手はぜひヒモ。お金は一切入れなくていい。私が稼ぐから」と、一生をかけてまで男を養いたいという熱意をにじませた。

 『HKT48』の指原莉乃も、かつては“ヒモ男”に引かれた女性の1人。指原は以前から“ヒモ好き”を公言しており、10月13日には自身のツイッターに、

 《前まで「ヒモでも別にいい」って本気で思ってた》と投稿している。

 しかし同ツイートでは、《最近はちゃんとやりたいことがあってそれを楽しんでて尊敬できる人がいいなーてことはヒモじゃダメだなーって感じになってる》
  《好きなタイプは尊敬できる人に変更しよう。。》との文章が。20代も後半に差し掛かり、徐々に現実的な恋愛観へと変化したことを明かしている。

 近年は「女性活躍社会」が推進されていることもあり、女性の“養いたい願望”はさらに広まっていくかもしれない。
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FNN PRIME 2018年11月21日 水曜 午後7:00  工藤三千代
ご参考URL=https://www.fnn.jp/posts/00390620HDK

     「人生100年時代」を考える。
    「見える化」と「ご褒美」で“ピンピンコロリ”社会へ!
            ノーベル賞の理論活用で新しい社会保障改革


3-LINE SUMMARY 
• 全世代型社会保障改革は「人生100年時代」の“ピンピンコロリ”改革
• 「ナッジ理論」使った改革とは?キーワードは「見える化」と「インセンティブ」
• 医業との境界線を破ることが課題

 第四次安倍政権の政策の目玉の一つ「全世代型社会保障改革」。

この改革は今、「生涯現役社会」のため、“65歳以上のいつまで働き、いつから年金を受給するか”にスポットが当たっているが、実は、改革の半分以上をしめる部分は、別にある。

 「人生100年時代」の“ピンピンコロリ”改革

 働く意欲がある人もそうでない人も、その寿命が尽きるまで、全世代の国民が、健康で質の高い生活を送ることができる改革…、言ってしまえば、自治体・地域ぐるみで“ピンピンコロリ”となるように、生活スタイルを変えましょう!というのが今回の改革の大きな部分を占めると言っていい。

 また、“社会保障”と名前がついてはいるが、この改革は、ビジネスチャンスが生まれる成長分野と位置づけられている。政府の「未来投資会議」の中で話し合われているのはそのためだ。

 「ナッジ理論」を使った改革…キーワードは「見える化」と「インセンティブ」

 改革案の考え方は、2017年にノーベル経済学賞を受賞した行動経済学の、ある理論がベースになっている。それは、「ナッジ理論」と呼ばれるもので、肘で軽くつつくような小さなきっかけを与えて、人の行動を変える戦略のことを指す。

 アムステルダムのスキポール空港が、清掃などにかかる経費削減のため、男性の小便器の内側に一匹のハエの絵を描き、小便器を綺麗に保つことができたことが有名な成功例として知られている。人は的があると、そこに狙いを定めるという行動分析を利用したもので、ハエの絵一つで人の行動が変わり、清掃費が8割も減少したのは驚きだ。

 全世代型社会保障改革においても、ナッジの理論を使って、人の選択をある方向に誘導する方策が話し合われているのだが、この場合、ナッジ理論でいう小さな「きっかけ」は、「健康状態の『見える化』」で、「誘導する方向」は、「健康の増進」ということになる。

 「見える化」にはIT技術を駆使し、制度上の様々な「インセンティブ」で健康状態が継続するよう促そうという議論になっているのだ。

 ウェアラブル端末を「見える化」に活用

 「見える化」するためのITツールとして、最も期待が寄せられているのが、ウェアラブル端末だ。

 ウェアラブル端末で睡眠時間などを測定できるようになった今、政府はIT・ヘルスケアに関連するビジネスを促進させ、社会保障制度改革に最大限活用しようとしている。最近、手のひらサイズのセンサーを額に付けることで、脳活動を計測できる装置が開発されたことは、経産省幹部の間でも話題になっていた。

 病院に行くことなく自分の健康状態のデータをスマートフォンなどで一括管理できる世界は、もうすぐそこにある。

 「健康増進」に向けた3つのインセンティブ

 では、「健康の増進」に向け人々を誘導するにあたり、政府はどういう制度上の「インセンティブ」をつけようとしているのか?

(1)まず、個人へのインセンティブ。数値が改善した人に『ヘルスケアポイント』を付与し、お買い物で商品に交換ができる仕組みを導入する。

(2)また、自治体(国保)や健康保険組合が、導入後に成果が出た場合には、その努力に応じて財政的なメリットを与える。たとえば、市町村国保には、総額500億円の「保険者努力支援交付金」が支払われているが、評価の指標に住民への病気予防の実施状況を入れる。努力を怠ると交付金が減額され、その分、成績の良い国保への配分が増えるというものだ。

(3)デイサービス事業者へのインセンティブも考えられている。
ガンや骨粗しょう症、歯周病をスクリーニングし、歩くなど無理のない運動をする器具を積極的に取り入れた事業者に介護報酬を加算する。

 医業との境界線を破ることが課題

 政府が来年、実行計画を示し、その後3年間かけて検討することになっている今回の改革の頼みの綱は、IT技術の進歩だ。

 睡眠時間から歩数、血圧、血糖値、脳波…、ウェアラブル端末によって自分の状態を把握し、時に専門家の指導を受け、バランスのとれた食事と適度な運動で健康を維持することが、病気を予防し、ひいては医療費の削減につながる。そして…、健康で働く意欲のある高齢者が増える。

 課題は、新しい技術により得られる健康データが日用品として扱われることに対する医療業界からの反発をどうするかだ。
 睡眠時間や歩数はいいけれど、血糖値の測定は医療行為にあたるため、データを使用する場合は医師の診断が必要といった、ビジネスにとっては軋轢、規制を破ることができるかどうか。今後3年間の議論の行方を追っていきたい。
(執筆:フジテレビ 経済部 工藤三千代)
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 1984年2月創業のライフ・ベンチャー(株)は、計らずも来年2月には35年目を迎えます。本日付日本経済新聞の夕刊5頁「十字路」欄で京都大学経営管理大学院 若林直樹教授が、「会社の寿命」と題して次のご意見を掲載されているので、それをまずご高覧願います。

 【11/22日経夕刊「十字路」:会社の寿命】 会社寿命が30年である説は「日経ビジネス」が1983年に主張してから一つの常識となった。東京商工リサーチの調査でも2017年に倒産した企業の平均寿命は23.5歳だ。ただ、多くの人は大企業は中小企業より安定していて寿命も長いと思うだろう。会社の生態学として、この問題を考えると興味深い。
 大企業は比較的安定しているが、驚くほど長寿のものはあまりない。東京大学准教授の清水剛氏は、戦後の大手企業の平均寿命が60年程度であることを示した。確かに寄らば大樹の陰なのかもしれない。だが、大企業が維持するには一定以上の規模の事業と売上高を確保する必要がある。市場の変動の影響を受けやすく、栄枯盛衰も激しい。
 米ミシガン大学教授のマーク・ペリー氏によれば、米誌「フォーチュン」が選ぶ有力企業500社をみると、1955年の有力企業の約9割は2014年に名前がない。近年は市場のグローバル化やM&A(合併・買収)の増大に加え、イノベーションと社会生活の変化という経営環境の急速な変化が大企業の寿命を縮めつつある。人生100年時代ともなれば、20代に入社した大企業から年金をもらえ続ける可能性は低くなるだろう。
 一方、中小企業は平均寿命が短いが、驚くほど長寿の企業もある。11年版「中小企業白書」によると、創業20年で5割強しか生き残っていない。だが、帝国データバンクの17年のデータでは、創業100年以上の長寿企業2万8972社の約9割は従業員50人未満の中小企業だ。家族経営も多い。ただ、老舗企業も少子高齢化や非婚化で事業承継者不足は深刻だ。
 社会に求められる商品やサービスを適正規模で供給し続けていることが、長寿化につながっていると思われる。むろんそのための内部の新陳代謝も必要だろう。(京都大学経営管理大学院教授 若林直樹)
 
 若林教授の冒頭ご紹介「日経ビジネス」誌の1983年主張による「会社寿命30年説」は、将に私が創業の前年、脳裏に強烈でした。ならば、わが “ 人生チャレンジ(ライフ ベンチャー) ”こそ真摯な生きがいだと確信して、鋭意満48年半歳で創業決行した自身の最低永続目標ともなりました。
 発足当時は前世紀後半の、わが国が経済大国花見酒酔い後の異常バブル崩壊で転落、引続き長期間、失われたデフレ日本2~30年もの低空飛行です。出発初期に大企業は、豊富な企業年金だけで定年後人生チャレンジなど問答無用と、門前払いが当然でした。
 その門前払いへの無駄働きは早々と諦め、人生チャレンジを考える百年時代に通用する生涯現役の自立人生研修意義が、30余年後の今やっと芽を出し始めたような気がします。その意味で会社寿命30年説を謳歌する奇特な縁者連協活動の道楽人生を夢見ています。 
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◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
【参加無料】平成30年度 東京都中小企業知的財産シンポジウム 
  中小企業における知的財産戦略の潮流~今を、そしてこれからを生き抜く~

【主催】
東京都・公益財団法人東京都中小企業振興公社(東京都知的財産総合センター)
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
 今後も拡大するビジネスチャンスを、中小企業が新しい製品・技術・サービス開発やビジネスモデル構築等の事業展開へ着実に活かすためには、今を、そしてこれからを見据えた知的財産戦略が重要となります。
 本シンポジウムでは、知的財産制度上で大きな変革期にあるIoT等で蓄積されるビッグ・データやAI生成物等“新たな情報財”の最新の状況(=これからの潮流)について有識者から解説頂きます。
 また現在アジア地域を中心に事件が増加している悪意の商標出願【注】に関し、具体的な事例に基づき解説・予防(=今の潮流)について検討いたします。ぜひご参加ください。
【注】悪意の商標出願
 他人の商標(社名・商品名・サービス名等)が当該国・地域で登録されていないという事実を利用して、不正な目的で当該商標を出願する行為。
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■ 開催概要
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日時:平成30年12月7日(金) 13:00~16:30(12:30受付開始)
会場:イイノホール(東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング4階)
アクセスマップ:http://form.nikkan.co.jp/r/c.do?1jUu_2lLm_2z1_aes
最寄駅:東京メトロ 日比谷線・千代田線 「霞ケ関」駅 C4出口直結
東京メトロ 銀座線 「虎ノ門」駅 9番出口 徒歩3分
都営地下鉄 三田線 「内幸町」駅 A7出口徒歩3分
参加費:無料(事前申込優先)
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■ プログラム
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13:00~13:05
【開会挨拶】
 福田 良行(公益財団法人東京都中小企業振興公社 理事長)
13:05~14:35
【基調講演】「データ×AI時代の知的財産権の最新動向」
 福井 健策 氏(骨董通り法律事務所 弁護士)
14:35~14:45
【事業案内】
 織田 好和(東京都知的財産総合センター 所長)
15:00~16:30
【事例解説】「悪意の商標出願に関する事例」
モデレーター
 遠藤 誠 氏(BLJ法律事務所 弁護士)
パネリスト
 張 青華 氏(天達共和律師事務所 弁護士)※兼解説者
 増田 修司 氏(株式会社レアナニ 代表取締役)
 岡野 浩明 氏(株式会社マークス 取締役)
 荒井 英樹(東京都知的財産総合センター 知財戦略アドバイザー)
■□■ お申込み、シンポジウム詳細はこちらから ■□■
http://form.nikkan.co.jp/r/c.do?1jUv_2lLm_2z1_aes
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■ お問い合わせ先
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「東京都中小企業知的財産シンポジウム」運営事務局
TEL:03-3554-5049/FAX:03-5966-5773
E-mail: chizaisympo-tokyo2018@stage.ac
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山陽新聞さんデジDijital (2018年11月19日 11時28分 更新)
ご参考URL=http://www.sanyonews.jp/article/824703

     シニア世代の就職支援へ窓口設置 岡山県などの協議会が県庁内に

 岡山県や経済団体などでつくる県生涯現役促進協議会(12団体)は、シニア世代をターゲットにした就職支援窓口「サポートデスク」を今月から県庁内に設置した。働く意欲のある高年齢者と企業とのマッチングを図り、就労希望をかなえるとともに人手不足の解消につなげる。

 窓口は本庁7階の労働雇用政策課内に設け、ハローワークで勤務経験のある相談員1人を配置。対象は県内在住の55歳以上で、電話や面談で相談に応じるほか、求人情報の案内や応募先への紹介状発行、履歴書の作成を支援する。利用は無料。

 今月1日の開設以降、複数の60代から「年金だけでは不安」「若者を見るとまだ働きたい」といった相談があり、企業からの求人はスーパーや介護関係が目立っているという。

 協議会によると、県内の有効求人倍率(9月1・99倍)は全国平均(同1・64倍)を大きく上回る。一方、高齢化率は2019年度に30%を超える見込みで、人手不足解消には経験と就労意欲のあるシニアのマンパワーが不可欠になっている。

 事務局の県労働雇用政策課は「就労に向けた不安を取り除き、自分に合った職場で働けるように支援したい」としている。

 平日午前9時~午後5時15分に利用でき、来所の相談は予約が必要。問い合わせはサポートデスク(086―226―7270)。

 窓口開設は、協議会が国の委託で18年度から行う「生涯現役促進地域連携事業」の一環で、シニア対象の就職面接会やスキルアップセミナーなども展開する。期間は3年間で、毎年度4千万円の事業費は国が全額負担する。県内では総社、津山市が取り組んでいる。
*****************************************************************
視野は世界・視点は郷土:八重山毎日新聞社 2018年11月20日 不連続線
ご参考URL=http://www.y-mainichi.co.jp/news/34501/

   夏日が終わりを迎える頃だ。涼風が心地よく   慶田盛伸

 夏日が終わりを迎える頃だ。涼風が心地よく島々に秋が訪れる。その秋の異称に「白秋」がある。「青春」から「朱夏」へ、「白秋」から「玄冬」へ。人生に例えれば秋は50代後半から60代だろうか。遠い昭和に比べ、平成末のこの年代は「朱夏」の残り香を漂わせて若い▼「生涯現役社会」という。定年で退いたシニアも70歳まで働いて、と国が号令をかける。狙いは労働力確保と社会保障費の抑制。はっきり言えば、シニアが働くと国は年金も健康保険も支払わなくてもすむ▼身をもって体験した。やっともらえるようになった年金が勤めに出て減額された。なけなしの年金、である。この国はせこい▼「女性が輝く社会」も「1億総活躍」も人手不足対策だ。なぜか上から目線、外国人労働者受け入れ拡大のための入国管理法改正もしかり▼「働く意欲」に応える社会保障の制度設計がない。子育て中の女性は働きたくても保育園と保育士が足りない。シニアが勤めれば国の給付費は減るけれど、外国人労働者が増えて給付増。あちこちでほころびがでる▼まさに「白秋」世代である。さりながら人生に定年はない。生涯現役を目指す人も後進を育む者も、畑に汗水流す者も孫守りも、人生いろいろでいいじゃないか。人の生き方、国があれこれ口をはさむな。
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■── 日経BP総研 イノベーションICTラボ 主催 ──────────────■
DIGITAL Foresight 2019
   ~日経BPの編集長/上席研究員が語るデジタル変革の行方~
  
 日経BP総研 イノベーションICTラボ星野所長や日経BP社のICT系媒体の編集長とイノベーションICTラボの上席研究員が、それぞれの専門分野での取材力と知見を結集し2019年以降に起こる様々なデジタル変革を徹底予測します。

○ 日 時 :2018年12月6日(木) 10:00~18:05(受付開始 9:30~)予定
○ 受講料 :無料 (事前登録制)
○ 会 場 :ホテル雅叙園東京 2F  (東京都目黒区下目黒1-8-1)
 ★ お申込・詳細はこちら→ http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=376182
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【基調講演】
  ◎『アフラックのデジタルイノベーションへの挑戦』
   アフラック生命保険 常務執行役員 CIO 二見 通 氏
▼ お申込・詳細はこちらから(無料)▼
   http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=376182
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【特別講演】
  ◎『2019-20年、デジタルが変える産業・社会の行方』
    日経BP社 技術メディア局長 日経 xTECH発行人 吉田 琢也
     日経BP総研 イノベーションICTラボ 所長 星野 友彦
  ◎『研究員と編集長が読み解く2019年の最重要トレンド
                 ~次に選ぶITはこれだ~』
   <パネリスト>
     日経コンピュータ 編集長 大和田 尚孝
     日経BP総研 イノベーションICTラボ 上席研究員 森側 真一
     日経BP総研 イノベーションICTラボ 上席研究員 菊池 隆裕
   <モデレータ>
     日経BP社 技術メディア局長補佐 日経 xTECH Active発行人 中村 建助
▼ お申込・詳細はこちらから(無料)▼
    http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=376182
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【注目の講演】
  ◎『デジタル時代に求められるサイバーセキュリティ
    ~サイバーレジリエントな企業になるための5つの方法』
     アクセンチュア 執行役員 セキュリティコンサルティング本部 統括本部長
                               市川 博久 氏
  ◎『ブロックチェーン普及後を見据えた企業戦略』
     有限責任監査法人トーマツ デロイトアナリ ティクス マネジャー
                               前嶋 陽一 氏
  ◎『デジタルテクノロジーのゆくえ』
     デル 最高技術責任者             黒田 晴彦 氏
  ◎『エンタープライズRPAで加速する企業のデジタルシフト』
    アシスト 情報基盤技術統括部 プログレス推進部
       ビジネスAIエバンジェリスト        佐藤 彰広 氏
▼ お申込・詳細はこちらから(無料)▼
http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=376182
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【開催概要】
〇 名称 :DIGITAL Foresight 2019 
~日経BPの編集長/上席研究員が語るデジタル変革の行方~
● 日時 :2018年12月6日(木) 10:00~18:05(受付開始 9:30~)予定
● 受講料 :無料 (事前登録制)
● 会場 :ホテル雅叙園東京 2F
(東京都目黒区下目黒1-8-1)
〇 主催 :日経BP総研 イノベーションICTラボ
〇 協力 :日経 xTECH、日経 xTECH Active、日経コンピュータ、
日経SYSTEMS,日経NETWORK、日経FinTech、
日経クラウドファースト
〇プラチナ協賛:アクセンチュア
〇ゴールド協賛:アシスト、デル、インテル、ServiceNow Japan、
有限責任監査法人トーマツ ほか(ABC順)
  ★お申込・詳細はこちら→ http://h.nikkeibp.co.jp/h.jsp?no=376182
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▼「日経ID」と「日経BPパスポート」について
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▼今回のご案内に関するお問い合わせ先
https://bpcgi.nikkeibp.co.jp/form-cgi/formhtml.cgi?form=ask_bpmail/index.html
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日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
       NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ  活 動 で 
                ご  支  援  く  だ  さ  る   会  員  皆  様


 平素「生涯現役社会づくり」推進へのご支援に、感謝申し上げます。
 今秋10月6日(土)午後、日本生涯現役推進協議会主催の第9回生涯現役Ⓡサミット開催に際しましては、持田開催実行委員長はじめ全実行委員皆様方のご尽力はもとより、ご遠路北海道や各地域・分野でご活躍のご出演、ご協力くださった方々、終始ご熱心にご参加いただいた皆様方の盛大なお力添えをいただき、本当に有難く御礼申し上げます。
 つきましては、来たる28日(水)午後3時に定例11月合同理事会開催をご案内します。そして、午後5時半からは引続き『第395回;生涯現役シリーズ塾/大人のためのFacebook勉強会』を開催します。 どうか理事会・定例塾にも、ぜひ会員皆々様方の積極的なご参加を心からお待ちしています。
                        記
【 11 月 定 例 合 同 理 事 会 】
日 時: 2  0  1  8  年  1 1  月  2  8  日 (水)  1 5 : 0 0 ~ 1 6 : 4 0
会 場: ライフ・ベンチャー事務所
内 容: 1. 報  告  事  項(15:00~15:40)
       1) 代表・事務局月間の活動状況
       2) 各参加者自主担当制企画提言
     2. 協  議  事  項(15:40~16:40)
       1) 第395回生涯現役塾と12月塾/望年会企画の件
       2) 新年度生涯現役協・NPO法人各活動担当の件    以 上
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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役実践道場への意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
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2018年春期・秋期:盛会御礼/2019年春期:開催予定(各土曜13:30~ )
⑧Summit 4/21(済)    ⑨Summit 10/06(済)    ⑩Summit 4/20(予)
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2018/11/28(理事会/15:00・・生涯現役塾/17:30)~2019/4/24(理事会・塾)      
  11/28     12/12    1/23     2/27     3/27    4/24   
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  日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
        NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
                    代  表    東   瀧     邦   次      
                   事務局長   増   田     龍   一
TEL:03-3517-6667          FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net        URL: http://www.sgsk.net   
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@nifty ニュース 2018年11月14日 19時00分 FASHION HEADLINE
ご参考URL=https://news.nifty.com/article/item/neta/12134-124396/

     ヴィヴィアン・ウエストウッドの秘密に迫る
           ドキュメンタリー映画、全国ロードショー決定


 ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)のデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドのパワーの秘密に迫る刺激と情熱に満ちたドキュメンタリー映画『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』が12月28日より、角川シネマ有楽町、新宿バルト9ほか全国の劇場にて順次公開されることが決定。

 『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』? Dogwoof
英国カルチャーのトップの座に君臨しながら77歳にして生涯現役を誓うヴィヴィアン・ウエストウッドは、数々の伝説を纏っている。米国アカデミー賞の授賞式では、メリル・ストリープやヘレン・ミレン、ティルダ・スウィントン、ヘレナ・ボナム・カーターなど演技だけでなく生き方までがパワフルな女優たちが、彼女のドレスでレッド・カーペットを飾ってきた。

 映画『セックス・アンド・ザ・シティ』でサラ・ジェシカ・パーカー扮する主人公のキャリーが着たウエディングドレスは、誰もが初めて目にするルックで一大センセーションを巻き起こす。その膝丈バージョンを作って公式サイトでネット販売したところ、一瞬で完売という記録も打ち立てた。

 1993年には、ドラマティックなまでにヒールの高いシューズ「スーパー・エレベイテッド・ギリー」を履いていたスーパーモデルのナオミ・キャンベルがキャットウォークで転倒。ファッションニュースのトップを飾るほど話題になり、同じ靴がロンドンの博物館に納められた。そして遂には、エリザベス女王から「デイム」の称号を授けられる。しかし、何よりもレジェンドなのは、大企業の傘下に入ることなく、77歳にして世界数十ヶ国、100店舗以上を展開する独立ブランドのトップかつ現役デザイナーという彼女の存在そのものだ。

 『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』? Dogwoof
カメラの前に座るヴィヴィアンは、「過去の話は退屈だわ」と惚れ惚れするようなカッコよさで言い放った上で、自らの生涯について語り始める。どんな10代を送ったか、最初の結婚と出産、「世界について知りたくて」決断した離婚。セックス・ピストルズの仕掛け人として知られるマルコム・マクラーレンとの出会いと、音楽史を変えたパンクムーブメントを生み出すまでの裏話が若きヴィヴィアンの秘蔵映像と共に明かされる。そして二人目の息子の出産やマルコムとの別れ、デザイナーとしての躍進を果たした後に経営に失敗し、無一文から再出発したという衝撃的な事実も飛び出す。

 世界的成功までの知られざる険しい道のりが、どんな時も人生を謳歌するヒントの詰まった数々の名言と貴重なアーカイブ映像を織り交ぜながら披露される。また、25歳年下の公私にわたるパートナー、アンドレアス・クロンターラーとの関係も、息子やアンドレアス本人が赤裸々に語っている。

 『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』? Dogwoof
さらに、音楽とファッション業界で映像監督として活躍するローナ・タッカーが3年間の密着取材で捉えたのは、ショーの直前まで続く厳しいダメ出しや、ニューヨークとパリへの新規出店を指揮する真のプロフェッショナルの姿。また、環境保護の活動家として様々な運動の先頭に立って指揮する近年の勇姿もスクリーンに躍る。一方で、特別に公開された自宅のリビングや寝室などプライベートスペースのインテリア、アクセサリーや小物、花の活け方などからは繊細な感性が匂い立つ。

 そこには、家庭と仕事を両立させながら、母、妻、実業家、アーティストとして、波乱に満ちた人生を逞しく生き抜いてきた一人の女性の素顔があった。そんな彼女を称えるカリーヌ・ロワトフェルド、アンドレ・レオン・タリーらファッションエディター、クリスティーナ・ヘンドリックス、パメラ・アンダーソンら女優、ケイト・モスにナオミ・キャンベルら時代を創ったスーパーモデルなど、豪華セレブも登場する。

 『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』? Dogwoof
英国カルチャーの女王が教えてくれる、自身を強く美しく引き立てると同時に心地よく包んでもくれる「人生の仕立て方」に触れてみては。
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
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Yahoo Japan News : 11/14(水) 8:12配信
ご参考URL=https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181114-00010001-ffield-life

    これからの住宅購入で考えておくべきこと
 
 2018.8月現在、住宅ローンの変動金利には0.5%以下のものがあり、非常に低い金利水準にあります。固定金利のフラット35でも、20年~35年の借入期間で団体信用生命保険に加入の場合、1.3%強と低い金利にとどまっています。

  結婚した、子供が生まれた、という人生の節目を迎えられたご家庭では、この機会に家を買いたいと考えられる方も多いことかと思います。

  賃貸では、支払ったお金は消えていくだけです。長期の住宅ローンであれば、賃貸料と同額程度の支払いで、家が自分のものになる訳ですから、家の購入を考えるのは当然の流れと思います。長期間、大きな負債を抱え続けることにはなりますが、団体信用生命保険など、リスクに備える仕組みもあります。

  考えておかなくてはならないのは、将来の家族の生活の見通しです。IT、AI、自動運転技術などの技術の進展で、社会全体の仕組みが変化していく兆しが数多くあります。会社での働き方や、地域社会での暮らし方も、これまでと比べ大きく変化する可能性があります。

 リモートオフィスや在宅勤務が増え、通勤が減るかもしれません。通勤に便利な立地であることを考慮しなくて良くなれば、住宅を選ぶ条件の自由度が大幅に上がるでしょう。

  本稿では、これからの社会の変化を想定し、住宅の購入について、考えてみたいと思います。
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 技術革新と働き方改革は、購入する住宅の立地にどう影響するか?

 「2030年展望と改革タスクフォース報告書」(平成29年第1回経済財政諮問会議資料)によれば、2030年にかけて 20代、30代の若い世代は約2割減少し、生産年齢人口の減少が加速する一方、75歳以上の人口は約4割増加すると予測されています。さらに、タスクフォース報告書によると2030年には、

◇ 終身雇用、定年制、年功序列型賃金システムが、生涯現役で、成果を反映した報酬体系に変わっていく
◇ 働く場所・時間を自分で選択でき、副業・兼業、複数の企業やプロジェクトに従事したり、在宅勤務を選べるなど、働き方の選択肢が拡大する
◇ (在宅勤務などにより)通勤混雑による苦痛はなくなっている
◇ テレワークの進展や移動手段の多様化・高速化で、場所の制約を受けずに働くことが容易になる
◇ 都市部への一極集中の是正や中古住宅市場の活性化で、都会においても住宅コストが低廉化する
◇ 見守りサービスなどが充実し、育児・介護と両立しながら働くことができる
◇ 男性の育休取得が当たり前になり、子育てによるキャリア断念や介護離職がなくなっている
などという楽観的な予測がなされる一方、

■ 広告・教育・金融・警備・物流・介護等、多岐にわたる分野で AI あるいはロボットの活用が進み、人が行う仕事が代替されていく
■ 人口減少に伴い、地域における人口の希薄化・過疎化、買い物難民や医療難民の増加などにより、生活の質が低下する可能性がある
■ 少子高齢化の先行地域と、人口・経済機能の集積地域との間で、サービスの質や交流人口、若年の雇用の場など、活力の格差が拡大する恐れがある
■ 働き方改革、子育て環境整備に加え、健康長寿時代に対応した持続可能な社会保障制度の構築が課題となる
などの課題、懸念も示されています。

 これは、遠い将来のことではなく、2030年という10年ちょっと先の予測です。就業場所と住まいの立地という点だけに絞って考えても、さまざまな可能性が見られます。

  都市中心部に近い立地でも、いまより容易に住居が持てる可能性も指摘されていると同時に、都市中心部以外の場所でゆとりを持って働くことのできる環境が整うことも期待されています。
 
    人口減少社会での不動産価値の動向

 視点を移し、不動産市場から見た住宅の価値はどうなっていくでしょうか。「2030年住宅市場と課題」(野村総合研究所、2018年6月13日)には、次のような予測値が掲載されています。

◇ 住宅の平均築年数が22年から29年へ伸びる(野村総合研究所推計)
◇ 新設住宅着工数は現状の年95万戸から2030年には年60万戸に減少する(野村総合研究所推計)
◇ 空き家数が2018年の約1030万戸から2030年には1750万戸まで増加する
※空き家のうち52%は賃貸用、5%は別荘等、4%は売却用で、残りの39%が用途の定まらない空き家(国土交通省の2013年の資料「空き家等の現状について」より)

 ここ数年、都心のタワーマンションなどの値上がりが続いていますが、以上の記載からも、住宅が供給過剰であることは間違いないと思われます。人口が減少していく中、ごく特別な住宅以外は、新築物件であっても、資産価値の低下が思いのほか早く進むことを覚悟しないといけません。
.
  まとめ

(1) これからの働き方は、会社に出社する制約が減る傾向にある

(2) 多額の資金を投じた住宅でも、資産としての価値を高く維持するのは増々難しくなる

 以上を踏まえれば、子供が生まれた時点で、将来の収入の大半がローン返済のために必要となるような、高額な住宅ローンを組むことは得策ではないことが分かると思います。現在の通勤が大変なので、通勤に適した立地を最優先に、住宅の建設を考えるのが良いのかについても、検討の余地があるでしょう。

  結果として、しばらくは賃貸で、将来の働く環境の見通しを探ることもあるでしょうし、当面は売却のし易い駅近の狭いマンションの購入で我慢するという選択肢もあるかもしれません。この地区のマンションは値上がりを続けていますよとか、消費税が10%になる前に購入した方が良いですよ、という勧めに安易に乗らない慎重さが求められます。

Text:川上 壮太(かわかみ そうた)CFP認定者、DCプランナー.
ファイナンシャルフィールド編集
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Zakzak by 夕刊フジ 2018.11.13
ご参考URL=http://www.zakzak.co.jp/lif/news/181113/lif1811130006-n1.html

   【生涯現役脳をめざせ!】知っておきたい補聴器の基本 
              調整はこまめに、集音器とは別物


 ★ ゲスト 堤剛・東京医科歯科大学教授(耳鼻咽喉科)(2)

 難聴の改善と聞いてまず思い浮かぶのが補聴器。正しく使えば改善がみられるにも関わらず、実際にうまく使いこなせている高齢者は少ないという。いったいなぜなのか? 知っておきたい補聴器の基本。

 朝田 補聴器ってとても良い物のはずなのに私のクリニックの患者さんでも、使っている人はとても少ないんです。なぜなのか聞いてみると、「ピーピー音や異物感がイヤ」「何十万円もするものなので落としたりなくしたりするともったいないから」というのが原因のようです。

  補聴器は装用さえすればすぐに聞こえるようになるという物ではありません。フィッティング(調整)を月2回くらいこまめにやって初めて言葉が聞き取れるようになる装置です、とお伝えしています。老眼と同じように聴力も加齢によって低下していきますからその都度調整が必要です。

 とはいえ実際に調整をするのは「認定補聴器技能者」という有資格技師さんなので、本人が特に難しいことをする必要はありません。2、3個のプログラムから、「家の中では1、外では2」など周囲の環境に合わせて切り替えるくらいです。

 朝田 補聴器を作るときの注意点は?

  まずは耳鼻科で聴力と語音聴力(言葉の聞こえ)の検査と耳のチェック。耳あかがぬれているタイプの人や中耳炎などが原因で鼓膜に穴が開いている人は注意が必要なので、必ず事前に調べてもらいましょう。実際に補聴器を作るときには認定補聴器技能者のいる病院や販売店を選ぶことをおすすめします。

 耳の中にすっぽり入る耳内(じない)型は外から見えないので好まれますが、小さくて操作がしづらかったり電池が小さかったり高齢者には扱いにくい面もあります。補聴器は皆さんがお持ちのイメージよりはハードルが高いかもしれませんが、性能自体は確実に進化して良くなっていますから、ぜひ続けていただきたいと思います。

 朝田 補聴器と集音器の違いを教えてください。

  集音器というのは単純に音量を大きくするだけで周波数の調整はできません。集音器で言葉の聞こえが良くなるということはありませんから、専門医がすすめることはないでしょう。

 朝田 まったくの別物ということですね。最後に人工内耳について教えてください。

  人工内耳は、補聴器だけでは聴覚機能の改善が不十分な場合に体内に埋め込む装置で、2、3時間の手術で入れられます(図はご参考URLをご高覧ください)。

 例えば、高齢者に多い「高音域は聞こえないけれど低音域の聴力は残っている」という場合には人工内耳と補聴器を周波数によって使い分けられるハイブリッド型にします。それも保険適用になりました(両耳難聴の場合)。

 朝田 それは福音ですね。この分野もますます技術革新が進むでしょうから、今後にも期待ができますね。(協力・東京医科歯科大学)

 ■ 朝田隆(あさだ・たかし) 1982年東京医科歯科大学卒業。メモリークリニックお茶の水理事長、東京医科歯科大学医学部特任教授、医学博士。認知症予防のデイケアプログラムの実施など第一線で活躍中。『効く!「脳トレ」ブック』(三笠書房)など編著書多数。
 ■ 堤 剛(つつみ・たけし) 1992年東京医科歯科大学医学部卒。獨協医科大学越谷病院准教授、埼玉医科大学総合医療センター准教授を経て2015年4月より東京医科歯科大学耳鼻咽喉科学講座教授、耳鼻咽喉科長。
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Zakzak by 夕刊フジ 2018.11.11
URL=https://edit.diarynote.jp/home/diary/edit/?time_id=201811140653284685

    【定年後・自走人生カのススメ】 生 涯 現 役 を「自身の力で」切り開く!
               5 0 代 に な っ た ら 一 度 立 ち 止 ま る


 『定年後の暮らしを楽しみにしていますか?』
 ・「楽しみです」        44%
 ・「楽しみでないです」   12%
 ・「どちとも言えないなぁ」 44%


 これは「定年後研究所」がポータルサイト上で運営する「50’Sコミュニティ」で行ったアンケート結果である。「50’Sコミュニティ」はウェブ上で仲間と語り合える場で、現在40~50代を中心に約7400人が参加している。

 このアンケート結果を分析してみたところ、「楽しみか、楽しみでないか」の分かれ目は、どうやら「定年後にやりたいことが決まっているか(イメージできているか)」であるようだ。会社人生を卒業し自由な時を過ごすことのできる定年後の世界。具体的にやりたい事が明確になっている人は「楽しみ」と考えるが、やりたい事を決めていなかったりイメージできていない人は「暇になってしまいそうで楽しみでない(不安だ)」という。

 「人生100年」という言葉を毎日のように耳にするようになった。現在の50代会社員が定年を迎えるころには、「生涯現役」を実践することができる社会インフラが整っているだろう。折しも来年から新しい元号の時代が始まる。当研究所では、その新しい時代の定年の概念を「定年3・0」とした。誰でも、どこでも、さまざまな形態で、能力や経験を複合的に提供することで「自分自身の新しい価値」を活かすことができる時代がやってくる。それは、「定年がほぼ人生のゴール」であった昭和の定年(定年1・0)や超高齢社会が現実のものとなり前例のない不安が増大した平成の定年(定年2・0)とは一線を画す。

 考えてみれば、定年を迎えるまでの人生には親や会社など「頼れるもの」の存在があった。だが定年後は、頼れるもののない「自身の力で」切り開いていかなければならない人生と言えよう。それを当研究所では『自走人生』と命名した。自身の力でレールを敷きながら生きていかなければならない人生が始まるのである。

 「自走人生」を実践するためには、相当の準備期間が必要だ。親に頼っていた学生時代から、会社に頼り始める社会人への「レールの乗り換え」のように一朝一夕にはいかない。50代になったら「一度立ち止まってこれまでの会社人生を振り返り、定年後に向けての準備に取りかかる」ことをぜひ実践していただきたい。

 定年後研究所は、このような「自走人生の準備」にチャレンジする50代会社員に向けて、さまざまな情報とともに、新しいネットワークづくりや学び直しに向けたヒントを提供していきたいと考えている。このコラムでも「自走人生」準備のために役立つ情報を紹介していきたい。

 ■ 得丸英司(とくまる・えいじ) 「一般社団法人定年後研究所」所長。星和ビジネスリンク取締役常務執行役員。1957年生まれ。大手生命保険会社で25年にわたり、法人・個人分野のFPコンサルティング部門に従事。日本FP協会常務理事、慶應義塾大学大学院講師などを歴任。日本FP協会特別顧問。

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【昨日弊Blog のつづき】
   非アルコール性脂肪肝炎の治療アプリにも挑戦中

 今、医療とICTが急接近しています。その一つが、パソコンやスマートフォンなどを通して、医師の診察を受ける「オンライン診療」です。2015年に解禁されたこの新しい診療に2018年の4月から、健康保険が適用されました。「治療アプリ」とオンライン診療との違いは何でしょうか。

佐竹 オンライン診療は、医師による診療をオンラインで行うものですが、「治療アプリ」は診療と診療の間の医療を担うものといえます。医療従事者の最大の目標は、患者の病気が良くなることです。「治療アプリ」は、ICTによって患者が良くなることを実証したものだといえます。

治療効果について明確なエビデンスがあることが「治療アプリ」の第一の特徴といえますね。米国では、糖尿病の「治療アプリ」が登場しているということですが、今後、どのような疾患に広がっていくのでしょうか。

佐竹 私たちが、ニコチン依存症の次に進めているのはNASH(非アルコール性脂肪肝炎)の「治療アプリ」です。NASHは、放っておくと将来、肝硬変になる重要な病気であるにもかかわらず、有効な治療法・対策法がない。アンメット・メディカル・ニーズのある疾病です。NASHの「治療アプリ」開発のきっかけは、東京大学消化器内科から「こうした手法なら患者の役に立つのではないか」と提案されたことでした。

「NASH App」ですね。NASHの治療アプリの場合、通院と通院の間に患者に対してどのようなアプローチをするのですか。

佐竹 体脂肪の減少などの生活改善のプログラムが肝臓に特化した形で入っています。といっても一般的なダイエットアプリとは異なります。ダイエットアプリは、プログラムが終了するとリバウンドする傾向がありますが、「NASH App」では、認知行動療法を取り入れることでリバウンドが起きないようにしています。

 認知行動療法の内容は、良い生活習慣をしているほうが自分として自然であるというように、考え方の変容を促すものです。例えば、治療を続けていると、酒を飲んだ後でラーメンを食べたとき、それに対して強い違和感を覚えるようになります。考え方が変わるのでリバウンドが起きないのです。

 今は医療の変革点、アプリ開発で費用対効果の高い治療に

 患者もアプリを使って、自分自身も参加して医療をより良いものにしていくという考え方は、いろいろな病気の治療に役立ちそうですね。日本でも、糖尿病の治療アプリは考えていないのですか。

佐竹 もちろん視野に入れています。現在、開発のパイプラインとしては、既に自治医科大学と共同研究を行っている高血圧のほか、今後は糖尿病、脂質異常症、メンタルヘルスなどに取り組んでいきたいと思っています。

 高血圧もアプリで、いろいろな補助ができそうですね。

佐竹 高血圧の治療は、薬を飲むのが第一になっていますが、減塩など薬以外のアプローチもたくさんある。薬だけに頼る場合は、一生飲み続けなければならないですが、治療アプリによる行動変容によって薬をやめたり減薬できるようになると期待できます。

 佐竹さんにとって治療アプリを作るイメージは、医療機器を作ろうというイメージなのか、または医薬品を作るイメージなのか、どちらなのでしょうか。

佐竹 医薬品に近いイメージですね。医療機器は医師など医療従事者が扱うものですが、治療アプリは医師が処方した後は、患者が自分で使っていくものですから。

 これから先、どのように医療は変わっていくのか。5年先、10年先をどのように考えていらっしゃいますか。

佐竹 今までの医療は、薬による治療と各種医療器具など解剖学的デバイスによる治療が主でしたが、そこに、アプリによって患者の行動変容をもたらす治療法が登場しました。これまで2本柱だったところが3本柱になることが最も大きな変革といえるでしょう。ニコチン依存症では「薬とアプリで治しましょう」、生活習慣病などでは「薬ではなくアプリで治しましょう」という時代がやってくる。こういう医療が5年後に広まっていればいいですね。

 医療費の削減にも貢献できそうですね。

佐竹 「治療アプリ」は医療費適正化に寄与するポテンシャルを持っているほか、費用対効果の高い医療を行うことで、多くの人がいつまでも健康で働けるようになります。その結果、経済活動が高まり医療費の負担をサポートできる。サスティナブル(持続可能)な医療を実現できるようになると考えています。

Profile : 佐竹晃太氏/キュア・アップ代表取締役 医師(呼吸器内科)
佐竹晃太(さたけ こうた)氏略歴:1982年生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。北見赤十字病院での初期研修を経て、日本赤十字社医療センターにて呼吸器内科医として勤務。その後、米国ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院に留学し、医療インフォマティクスを学ぶ(公衆衛生学修士号MPH取得)。2014年にキュア・アップを創業。16年8月に日本橋スマートクリニックを開設。専門は呼吸器疾患。

Profile 企画・聞き手:藤井省吾/日経BP総研 メディカル・ヘルスラボ所長
企画・聞き手略歴:藤井省吾1989年東京大学農学部卒業、91年東京大学大学院農学系研究科修士了、農学修士。91年日経BP社入社。医療雑誌『日経メディカル』記者、健康雑誌『日経ヘルス』副編集長を経て、2008年~13年まで6年間『日経ヘルス』編集長を務める。14年~18年3月まで、ビズライフ局長・発行人。『日経Gooday』前発行人。18年4月から日経BP社執行役員 日経BP総研副所長マネジメントソリューション局長兼メディカル・ヘルスラボ所長。

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【昨日弊Blog のつづき】
     医学とIT、プログラムにも強い専門医師とタッグして開発を加速

 佐竹さんは、米国から帰国後、国内で「治療アプリ」を実現するため、2014年に医療系テクノロジー・ベンチャー企業「キュア・アップ」を設立されました。現在は、ニコチン依存症治療アプリ「CureApp禁煙」の治験を実施中。NASH(非アルコール性脂肪肝炎)治療アプリ「NASH App」の臨床研究にも取り組んでいらっしゃいますが、開発は大変ではないですか。

佐竹 私にとっては初めてのことばかりでした。しかし、共同創業者の鈴木普は医師でもありながらバイオインフォマティクスの専門家でプログラマーでもありました。鈴木を筆頭にいいメンバーが集まり、アカデミアからみても優れたソフトウエアを開発することができました。ただ、医学とIT、2つのスペシャリティを密に結びつける環境を作り出すのは、やはり難しかったですね。

 2019年にも保険適用が期待されているニコチン依存症治療アプリ「CureApp禁煙」は、どのようなものなのですか。

佐竹 まず、一般的な禁煙外来では、患者に3カ月間で5回通院していただき、パッチ薬、経口薬などを処方しながら禁煙を目指します。ここで重要なのは、ニコチン依存症の依存には2通りがあるということです。一つは「身体的依存」で、タバコをやめると頭痛、イライラ、吸いたくてたまらない気持ちなど禁断症状が出ます。もう一つは「心理的依存」で、朝起きたときに無意識にタバコに手を出してしまうなど、患者の考え方や生活習慣に起因する依存です。

 そのうち禁煙補助薬で軽減できるのは身体的依存だけですね。

佐竹 その通りです。禁煙治療の多くが失敗しているのは、心理的依存に対するアプローチが弱かったからだといえます。そこで、患者の考え方や生活習慣により深くアプローチするのが「治療アプリ」なのです。患者は、吸ってしまった本数、その日の気分、処方された禁煙プログラムの進捗状況などをスマホで入力。データはクラウドに上げられ、適切なアドバイスが患者に届きます。

 2015年に慶應義塾大学病院で行った臨床試験では、治療アプリを使った群では、使わなかった群と比較して高い治療効果が得られました。2017年の12月からは薬事承認をとるための治験を始めました。治療アプリとしては日本で最初で、2018年中には結果がまとまります。2019年には、公的医療保険が認められることを目指しています。

 「CureApp禁煙」と共に、一般的な健康プログラムとしてのアプリ開発も行っているそうですね。

佐竹 はい。こうした保険適用されるような本格的な「治療アプリ」の開発が私たちの最も重要な仕事ですが、臨床研究するなかで、いいエビデンスが出ているものに関しては病院だけでなく、健康保険組合、企業の人事部、保険会社などを対象に非医療としてのモバイルヘルスプログラムの開発を行っています。

 例えば、法人向けの健康増進プログラム「ascure(アスキュア)卒煙プログラム」の提供も、2017年4月より開始しています。同様に、ニュージーランド・オークランド大学が開発したうつ病に対する認知行動療法を取り入れたアプリとオンラインカウンセリングを組み合わせたメンタルヘルスプログラムの提供も行っています。
  つづく
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日経Gooday 2018/11/8 荒川直樹=科学ライター
お参考URL=https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/18/071100014/102600005/

   未来を変えるアンメット・メディカル・ニーズ最前線
     医師が処方する「治療アプリ」が登場間近
    まずは禁煙治療で実用化、米国には「新薬に匹敵する効果もある治療アプリ」も


 医療分野の満たされないニーズ(アンメット・メディカル・ニーズ)についての治療分野の革新に焦点を当てていく本連載。今回は、スマホのアプリが、医薬品や医療機器と同様に、医療効果を持つ「薬」となって処方される「治療アプリ」を取り上げる。既に臨床試験が実施中で、2019年にも承認されるとみられるのが、治療アプリの「CureApp禁煙」。開発を進めてきたキュア・アップ代表取締役の佐竹晃太医師に話を聞いた(聞き手・企画:藤井省吾=日経BP総研 メディカル・ヘルスラボ所長)。

 2018年9月4日の日本経済新聞第一面に掲載された、安倍晋三首相の発言を紹介した記事で、「生涯現役」という言葉が見出しになった。それを実現するには、人々がいつまでも健康で働ける必要がある。ヘルスケア分野で医薬品や医療機器の革新には目覚ましいものがあるが、それだけでは足りないものがある。それが食事改善、運動習慣、禁煙など患者自身が行う生活改善だ。医師による生活指導はあるが、通院と通院の間には医療機関と患者の接点がなく、患者のモチベーションを維持することが難しかったといえる。

 そこでキュア・アップ代表取締役の佐竹晃太医師が挑戦しているのは、患者にスマートフォンのアプリを処方することで、通院と通院の間ずっと患者の生活改善をサポート。病気の改善につなげるという新たな治療法の開発だ。

まず、佐竹さんが、こうした「治療アプリ」の可能性に気づいたきっかけについて教えてください。

佐竹 私が「治療アプリ」という存在に出合ったのは、米国に留学したときでした。2013年、医療ITをアカデミックに研究する「医療インフォマティクス」を学ぶために、ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院に留学しました。そこで目を通した1本の論文によって、医療系テクノロジー企業「WellDoc」が開発したスマートフォンアプリ「BlueStar」の存在を知ったのです。

米国で先行する治療アプリ「BlueStar」は新薬に匹敵する効果も

どのようなアプリだったのですか。

佐竹 一言でいえば、糖尿病患者の行動変容を促すアプリです。患者は、日々の血糖値、食事の量、体重、運動量などのデータをスマートフォンに入力します。データはクラウドに保存され、ソフトウエアが患者の状態を診断。患者の状態に合った生活改善のガイダンスをスマートフォンに送ります。患者にとっては、今何をすべきかが明確に分かり、続けると食事・運動習慣など行動変容が起こるのです。

 論文に掲載されていた臨床成績も驚くべきものでした。糖尿病の重症度を表す検査データの一つにヘモグロビンA1c値があります。「BlueStar」を使った人と、使わなかった人とを比べると1.2も差がありました。内科医が見れば糖尿病の新薬と同じぐらいの効果が出ていることが分かります。一介の医師である私にとって、病気の治療法といえば「薬」か「医療機器」しか頭にありませんでしたが、そこにスマートフォンのアプリという第3の治療が登場したのです。

この第3の治療は、米国ではヘルスケアビジネスの一つとして成り立っているのでしょうか。

佐竹 「BlueStar」は、FDA(米国食品医薬品局)では医療機器のなかの「治療アプリ」として承認を得ています。保険会社が保険適用を認めており、ビジネスとしてはまずまずの立ち上がりを見せています。そして今、米国では糖尿病以外にもいくつかの医療用ソフトウエア事業が進められています。今後、医療の一分野として大きく成長すると期待しています。

「治療アプリ」は患者にとって心強い存在になりますが、入力データやアプリの評価項目を医師が常にチェックすることで、さまざまな慢性疾患の治療経過を「見える化」していくことにもつながりそうですね。

佐竹 医師にとって診察中の患者からは多くの情報が得られますが、通院と通院の間の期間は、患者がどういう生活をしているか、ブラックボックス状態でした。「治療アプリ」で得られる情報で、それが見える化していく。生活改善指導などより踏み込んだことが行えると思います。
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女性自身  記事投稿日:2018/11/10 06:00
ご参考URL= https://jisin.jp/entertainment/interview/1682896/

     草刈正雄、66歳の不安「もし妻が先に逝っちゃったら?」

 「僕は俳優の仕事が天職だと思っていて、こうして45年以上も続けていられるのは本当に幸せなことです」

 こう語るのは、主演映画『体操しようよ』(11月9日公開)で、一人娘(木村文乃)を男手ひとつで育てた“定年お父さん”佐野道太郎を演じている草刈正雄(66)。映画では娘に結婚を考えている恋人がいると知った道太郎が『許さん!』と娘を一喝する場面も。

 「実際もあの心境よ。父親なんてみんなそんなものでしょう(笑)」(草刈・以下同)

 ラジオ体操を題材に、定年後の第二の人生の居場所探しが描かれる本作。妻、子ども、仕事……。草刈が考えるOVER60の生き方とは?

 「とにかく、年のせいで早く起きちゃうんですよ。眠れなくなると聞くけど、本当にそのとおり(笑)。4時半とか5時ですからね。コーヒー飲みながら空が白んでくるのを見たりして。そういう時間を楽しんでます」

  趣味のテニスで汗を流すのが日課。

 「体を動かすことは大好きなんです。雨が降ればジムに行くし、自宅のそばの川沿いを散歩したり、ジョギングしたり。テニスはダブルスを楽しみます。ラリーが好きで、打つっていうよりもひっぱたくという感じが楽しい(笑)。思い切りたたくってふだんできないからストレス解消になるんですよ。健康と言えばそうかな」

 『体操しようよ』では、娘に突然“親離れ”宣言をされる父親を演じている。草刈家では?

 「うちの娘たちも言いたいことをバンバン私に言いますからね。僕はただ知らんぷりしているしかない(笑)。けれど、親離れはしているんじゃないかな。問題はむしろ僕のほうだと思います。とにかくかみさんへの依存がとっても強い。なんでもやってくれるんだよね。だから最近よく考えます。『妻が先に逝っちゃったら僕はどうなっちゃうんだろう?』と」

 そんな弱気な発言もかわいらしく見えるダンディな66歳。ノリに乗ってる俳優業は生涯現役を目指す。

 「僕らの仕事は定年がないとはいえ、ひとつ作品が終われば、いったんそこで終わりですから。だからこそ、この年齢で主演をやれるというのは非常にありがたいし、うれしいです」

 そう考えるのはわけがある、とも。

 「僕自身、晩年は厳しくなるとずっと思っていました。この容姿がコンプレックスでね。『体操しようよ』のような日本の家族の日常を淡々と描く作品では使ってもらえないと思っていました。道太郎みたいなちょっとかっこ悪い親父、好きだなあ。これからもどんどん挑戦したいですね」

 映画の撮影を通して、ラジオ体操の魅力を再確認したという。

 「3分間でなかなかいい運動になりますよ。終わった後の気分は爽快ですし、『1日が始まる!』というすがすがしさを味わえる。これをきっかけにやり続けようと思っているんですけど、すぐに怠けてしまって(笑)」

 最後に理想の年の重ね方を聞くと。

 「年を取れば取るほど、素直になったほうが楽しいし、幸せになれると思っています。年を取るほど頑固になるいっぽうですから、難しいことだと思います。でも、目指したいですね。そういう素敵なお年寄りを」

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Value Press ! 一般社団法人at Will Work 2018年11月8日 10時
ご参考URL= https://www.value-press.com/pressrelease/211051
 
    藤原和博氏講演会&受賞企業プレゼン会同日開催!
     「生涯現役時代」の日本を動かす“働き方の挑戦ストーリー“集結 
            『 ワ ー ク ス ト ー リ ー ア ワ ー ド 2 0 1 8 』 1 2 / 6 (木) 開 催


 “働き方を選択できる社会づくり”の実現を目指す一般社団法人at Will Work(東京都千代田区、代表理事 藤本あゆみ・松林大輔、以下at Will Work)は、”人”と”企業”と”働き方”の今と未来を考える機会として、昨年に引き続き、”働くストーリー”を集める5年間限定のアワードプログラム「これからの日本をつくる100の"働く"をみつけよう 『Work Story Award』」( https://award.atwill.work/ )の授賞式を2018年12月6日(木)に開催いたします。
 今回は、授賞式の開催前にメディアの方へ向け、各企業や団体それぞれがエントリーした「独自の働き方改革ストーリー」について数分内でプレゼンテーションする「受賞企業プレゼン会」を実施いたします。また授賞式では、リクルートの営業統括部長から40代で「民間校長」に転身し、教育改革実践家/「よのなか科」の提唱者である藤原 和博 氏による「働くと未来」をテーマとした特別講演を開催し、その後のストーリー受賞式で取り上げられる様々な働き方の選択肢について考えます。
※ 尚、受賞企業について事前の情報開示は、事前ご取材希望メディアのみとさせて戴きます。
<取材希望の方へ>
 ご多忙中とは存じますが、万障お繰り合わせの上ご臨席頂けますようお願い申し上げます。尚、ご参加の方は【12月4日(火)17時まで】下記いずれかの方法で出欠のご連絡をお願い致します。
▽ メディア取材専用ご入力フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSekmgZKaOASv7G21uLyJjE1GbKJUKrxan4j0zjO8JTsIWoGFg/viewform
▽ 案内状のご返信の場合: mail:pr@atwill.work / Fax: 06-6282-7981
▼ Work Story Awardとは
 「これからの日本をつくる100の"働く"をみつけよう」をテーマに、ストーリーから働き方の選択肢が生まれていくことを目指して”働くストーリー”を集め表彰をしていく、2017年から始まった5年間限定のアワードプログラムです。
※公式サイト:https://award.atwill.work/

▼ W o r k S t o r y A w a r d 2 0 1 8  開 催 概 要
・ タイトル:これからの日本をつくる100の"働く"をみつけよう
   『 W o r k  S t o r y A w a r d 2 0 1 8 』
・ 公式サイト:https://award.atwill.work/
・ 日時:2018年12月6日(木)11:00~16:00 ※途中入退場可能
        11:15~12:15 受賞団体プレゼン会
        13:00~  授賞式本番
・ 場所:虎ノ門ヒルズフォーラム (虎ノ門ヒルズ森タワー 4F)
    http://forum.academyhills.com/toranomon/access/
・ 住所:東京都 港区虎ノ門 1丁目23番3号
・ 来場者:約300名
◆ 主催:一般社団法人 at Will Work
◆ サポーター企業(五十音順、敬称略):※1109現在
     株式会社アトラエ、パーソルキャリア株式会社、
     株式会社PR Table、森ビル株式会社
◆ 後援:経済産業省
▼ ゲスト審査員について
 今年も「働き方」について幅広く見識がある著名なゲスト審査員をお招きし、各分野のスペシャリストの視点により、カテゴリにとらわれない選考をしていただきます。
<ゲスト審査員一覧:5名>※1108現在
    埼玉大学大学院人文社会科学研究科 准教授 宇田川 元一 氏
  1977年東京都生まれ。2006年早稲田大学アジア太平洋研究センター助手、2007年長崎大学経済学部講師、准教授、2010年西南学院大学商学部准教授を経て、2016年より現職。 専門は、経営戦略論、組織論。主にナラティヴ・アプローチを理論的な基盤として、イノベーティブで協働的な組織のあり方とその実践について研究を行っている。2007年度経営学史学会賞(論文部門奨励賞)受賞。
    株式会社Change Wave 代表取締役社長  佐々木 裕子 氏
  東京大学法学部卒、日本銀行を経て、マッキンゼーアンドカンパニー入社。シカゴオフィス勤務の後、同社アソシエイトパートナー。8年強の間、金融、小売、通信、公的機関など数多くの企業の経営変革プロジェクトに従事。マッキンゼー退職後、企業の「変革」デザイナーとしての活動開始。2009年チェンジウェーブを創立し、変革実現のサポートや変革リーダー育成など、個人や組織、社会変革を担う。
    少子化ジャーナリスト、作家 、相模女子大学客員教授、昭和女子大学総合教育センター 客員教授、東京大学大学院情報学環客員研究員  白河 桃子 氏
  東京生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、住友商事などを経てジャーナリスト、作家に。2008年中央大学教授山田昌弘氏と『「婚活」時代』を上梓、婚活ブームの火付け役に。少子化、働き方改革、女性活躍、ワークライフバランス、ダイバーシティなどをテーマとする。講演、テレビ出演多数。2018年1月発売の『広辞苑 第7版』に「婚活」が掲載される。内閣官房「働き方改革実現会議」有識者議員、内閣官房「一億総活躍国民会議」民間議員、内閣府男女局「男女共同参画会議 重点方針専門調査会」委員などを務める。 著書に『後悔しない「産む」×「働く」』(齊藤英和氏と共著、ポプラ新書)、『御社の働き方改革、ここが間違ってます! 残業削減で伸びるすごい会社』(PHP新書)、『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』(是枝俊吾氏と共著、毎日新聞出版)などがある。
     教育改革実践家/「よのなか科」の提唱者  藤原 和博 氏
  1955年東京生まれ。78年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任後、93年よりヨーロッパ駐在、96年同社フェローとなる。2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校校長を務める。2008〜2011年橋下大阪府知事特別顧問。2014年武雄市特別顧問、2016年春〜から2018年3月まで奈良市立一条高校校長に就任。『人生の教科書[よのなかのルール]』『人生の教科書[人間関係]』など著書多数。人生後半戦の生き方の教科書『坂の上の坂 55歳までにやっておきたい55のこと』(ポプラ社)は12万部を超えるベストセラーとなった。最新の著書は『10年後、君に仕事はあるのか?』(ダイヤモンド社)と『45歳の教科書 戦略的「モードチェンジ」のすすめ』(PHP)。
      LinkedIn 日本代表    村上 臣 氏
  大学在学中に仲間とともに有限会社「電脳隊」を設立。その後統合したピー・アイ・エムとヤフーの合併に伴い、2000年8月にヤフーに入社。一度退職した後、2012年4月からヤフーの執行役員兼CMOとして、モバイル事業の企画戦略を担当。2017年11月にLinkedInの日本代表に就任。複数のスタートアップの戦略・技術顧問を務めている。
▼ グループ審査員特別賞について
  今回は新たに、企業内アカデミアや、テクノロジー専門企業など、”専門家だから見極められる特徴的な働き方“を選考して頂く予定です。
  <特別賞一覧:5賞>※1108現在
  「W学長が選ぶWork Story Award」
・ 伊藤 羊一氏(ヤフー株式会社 コーポレートエバンジェリスト / Yahoo!アカデミア 学長/ 株式会社ウェイウェイ 代表取締役)
・ 仲山進也氏(仲山考材株式会社 代表取締役 / 楽天株式会社 楽天大学学長)
   「テクノロジービジネスの専門家が選ぶSPIC賞」
・ 株式会社カオナビ / 株式会社コンカー / Slack Japan 株式会社 / 株式会社 ヌーラボ / 株式会社ビズリーチ / 株式会社ベーシック / 弁護士ドットコム株式会社 / 株式会社マルケト (計8社)
   「次代の働き方を創る Work Story賞」presented by パーソルキャリア
・ 「雇用の創造」「人々の成長」「社会貢献」、仕事を通じてひとが成長するPersolの理念を体現したワークストーリーを選出
  「we are the team賞」presented by 株式会社アトラエ
・ 「組織」や「チーム」が1つになり、全員で組織改善を体現しているストーリーを選出。
  「大学生が選ぶ Work Story賞」presented by 株式会社i-plug
・ 長期的なキャリアを見据えた大学生がこれからの時代における「働く」を追求したストーリーを選出
▼ なぜ「ストーリー」なのか
  成功した事例は再現性が必要です。成功した結果だけ切り出しても意味がなく、取り組んだ背景や人々の思いなどそこにある物語が重要だと考えます。課題をどのように認識していたのか、またどのようなアプローチをとったのか、それを私たちは「ストーリー」と呼んでいます。またストーリーを集めることで、会社や個人だけではなく、チームやプロジェクトにもスポットライトが当たると考えています。条件が同じでなくても、そこにあるストーリーから学ぶことで、目の前の課題解決のヒントになる事を目指します。
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Zakzak by夕刊フジ 【生涯現役脳をめざせ】2018.11.6
URL=http://www-origin.zakzak.co.jp/lif/news/181106/lif1811060009-n1.html

    【生涯現役脳をめざせ!】
        高血圧や糖尿病だけじゃない 認知症リスクのひとつ「難聴」とは


 ★ゲスト 堤剛・東京医科歯科大学教授(耳鼻咽喉科)(1)

 2015年、厚生労働省などが策定した「新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)」の中で認知症リスクのひとつにあげられている難聴。高血圧や糖尿病などに比べあまり語られない難聴について専門医に聞く。

 朝田 加齢によって聴力にはどのような変化が起きますか。

 堤 聴力=音を聞く力は加齢とともに低下していきますが、聴力が良くても「言葉が聞き取れない」という現象が起こります。加齢性の難聴では高い音(高周波成分)が聞き取りにくくなります。日本語の子音は高周波成分が多いのでそこが聞こえづらくなると、たとえ音が聞こえていても意味をもつひとつの言葉(単語)として認識する能力が低下します。それで、「声は聞こえるけれど何を言っているのかわからない」という現象が起きるのです。これを「語音聴取能(ごおんちょうしゅのう)、(語音聴力(ごおんちょうりょく)の低下」と言います。

 朝田 「難聴」とひとくちに言っても、2つの意味があるということですね。音そのものが聞こえない難聴と、音は聞こえていても言葉の意味が伝わらない難聴と。

 堤 そうです。

 朝田 中年期からの難聴が認知症リスクの大きな要因になるという研究報告があります。よく言われるのが、「聞こえにくい→コミュニケーションが減る→ひきこもり→うつ→認知症」という悪循環です。それで難聴が認知症の増悪要因になっているということでしょうか。

 堤 高齢者といってもコミュニケーションが取れないほどの難聴の方というのはそんなに多くないんですね。聞き取りは多少悪くなっているけれど、日常会話はできるという方が大半です。音が入ってこないというのは当然認知症リスクのひとつにはなり得ると思いますが、いくつかの要因が複合的にあると思います。日常音がほとんど聞き取れない高度難聴や重度難聴の人が、それだけで特別に認知症になりやすいかというと、そうとはいえないと思います

 朝田 確かにそうですね。なんでも「これがあったからこうなった」というのは分かりやすいんですけど、そう単純なものではありませんね。

 ところで、私のクリニックに来院される方にも「全然聞こえていないのになぜ補聴器をつけないのだろう?」という高齢者がいます。そのレベルの難聴の方に、耳鼻科ではどのような治療をされるのですか。

 堤 補聴器の使用と、最近は70代、80代の高齢の方でも人工内耳を入れます。

 朝田 では、補聴器と人工内耳について次回お願いします。 (協力・東京医科歯科大学)

 ■ 朝田隆(あさだ・たかし) 1955年生まれ。メモリークリニックお茶の水理事長、東京医科歯科大学医学部特任教授、医学博士。認知症予防のデイケアプログラムの実施など第一線で活躍中。『効く!「脳トレ」ブック』(三笠書房)など編著書多数。
 ■ 堤剛(つつみ・たけし) 1992年東京医科歯科大学医学部卒。獨協医科大学越谷病院准教授、埼玉医科大学総合医療センター准教授を経て2015年4月より東京医科歯科大学耳鼻咽喉科学講座教授、耳鼻咽喉科長。
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YOMIURI ONLINE 2018年11月04日 19時17分
ご参考URL= https://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20181104-OYT1T50047.html?from=ytop_main6

      市長ビックリ…「超人の上」79歳、競歩V10

 千葉県船橋市習志野の米沢清彦さん(79)が9月に鳥取市で開かれた全日本マスターズ陸上競技選手権の3000メートル競歩(75~79歳の部)で優勝し、同種目10連覇を達成した。2日、船橋市役所を訪れ、松戸徹市長に報告した。

 米沢さんは69歳だった2008年から、台風で競歩が中止になった昨年を除き、毎回、同大会の3000メートル競歩で優勝し続けている。5歳刻みで出場するクラスが設定され、69歳、74歳、79歳では4歳年下の選手と戦う「年齢の壁」があるが、いずれも突破してきた。

 今大会では強敵が3人いたが、米沢さんは一緒にスタートした若いクラスの有力選手を目標にレースを展開し、75~79歳の部のライバルに1分余りの差をつけ、19分33秒98で圧勝した。

 60歳で競歩を始めた米沢さんは、毎日10キロ程度を歩き、月に1度は競歩選手らが集まる東京都内のクラブの練習会に参加し、元オリンピック選手の指導を受けている。昨年は韓国で開かれた世界マスターズ陸上競技大会10キロ競歩で優勝。今年も出場した21大会のうち19大会で優勝している。

 米沢さんは「10連覇の重圧を乗り越えた。生涯現役選手として頑張る」と今後の活躍に意欲を見せた。過去に米沢さんを「鉄人」「超人」と称賛した松戸市長は、「超人の上には、一体何があるのだろう」と驚きの表情だった。

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