日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
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Rakuten Infoseek News/ZUU online / 2019年3月6日 9時0分
ご参考URL=https://news.infoseek.co.jp/article/zuuonline_193880/

     あとたった6年!日本を揺るがす「2025年問題」がやってくる

 2020年の東京五輪開催に続き、2025年には大阪万博の開催が決定した。明るいニュースの一方で、昨今、日本の将来に暗い影を及ぼす「2025年問題」への懸念が高まっているのをご存じだろうか。今回は、日本の命運を決する「2025年問題」について見ていこう。

■  2025年に社会保障費は約149兆円へ、現役世代の負担重く

 平成30年版の「高齢社会白書」によると、日本の総人口は2017年10月1日時点で1億2,671万人。高齢化は年々加速しており、65歳以上人口は3,515万人、総人口に占める高齢者の割合(高齢化率)は27.7%に達した。問題となっている2025年には、人口のボリュームゾーンである団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者となり、高齢化問題がいよいよ抜き差しならない状況になる。

 まず、懸念されるのは医療の問題だ。身体機能の衰えに伴い、高齢者は医療や介護サービスに頼るようになり、公的医療保険や介護保険の利用も増える。こうした流れを受けて、社会保障全体の費用が膨らむ見通しだ。2025年の年金や子育て向けの支出も含めた社会保障費全体は、2015年と比較して20%増の148兆9,000億円に上ると推計されている。

 少子高齢化で福祉の担い手となる現役世代が減少する中で、高齢者は増加する。現役世代への社会保障負担はますます重くなるだろう。

(参照:内閣府「公益財団法人日本生産性本部「労働生産性の国際比較」)

■   2025年の空き家率は20%台へ

 核家族化に伴い、高齢者の1人暮らしや夫婦のみの世帯の増加も社会現象となっている。平成30年版「高齢社会白書」によると、2016年時点ですでに夫婦のみの世帯が約3割を占めており、単独世帯と合わせると半数を超える状況だ。今後、高齢化に伴って配偶者と死別し、独居となる高齢者世帯が増加すると考えられる。

 高齢化に伴い、懸念されているのが空き家の増加だ。野村総合研究所の調査によると、2018年時点での空き家率は16.9%だが、2023年にはこれが21.0%に上昇し、2028年には25.5%に達する。人口減に伴い新規住宅着工数も減少する見通しだが、それをさらに上回るスピードで世帯数が減っていく。また、親族の死亡により相続が大量発生するものの、過疎地や生活に不便なエリアの住宅は利用価値が低く、空き家として放置されるものも増えるだろう。

 空き家が増えると景観や地域の治安を損なうほか、自然災害の発生時に所有者がはっきりしない空き家の取り扱いをどうするかという問題も発生する可能性があるのだ。    

■   ロスジェネ世代の子供たち、「一家共倒れ」の懸念も

 さらに、不安をかき立てるのは、団塊世代の親を支えるべき子供たちの世代の不安定さだ。団塊世代の子供たちは、人口のボリュームゾーンながら、いわゆる「ロスジェネ」といわれる就職氷河期世代にあたる。バブル崩壊後の失われた30年の中で、能力にかかわらず正規の仕事が見つからず、働き盛りの時代に非正規の仕事を転々としながら糊口をしのいできたという人も多い。

 仕事の不安定さから結婚せず、独身を通す人もいる。ロスジェネ世代もすでに40代半ば。2025年には彼らも50代にさしかかり、自らの老いや病と立ち向かわねばならなくなる。不安定な職業で日々の暮らしに追われる彼らに両親の介護や病、加えて自身の老いや病といった困難が降りかかってきた場合、一家共倒れになるケースも出てくるだろう。

 経済的自立ができずに実家で両親と暮らし、一家の生計を両親の年金に頼っている場合はさらに深刻だ。両親が他界すれば、年金に頼ることはできなくなる。うまく生活保護などの福祉の手がさしのべられれば良いが、社会保障負担が増大する中で、公的支援もだんだんと厳しさを増すだろう。こうした層が生活の困窮から自暴自棄に陥り、社会の治安が悪化する懸念は多いにある。

■   この6年で日本の命運が決まる

 日本では諸外国に例を見ないスピードで高齢化が加速している。アジアでは、中国やシンガポール、タイのように高齢化社会の到来が懸念されている国もあるが、有効な対策を打たないまま超高齢化社会を迎える日本は、彼らにとって反面教師だ。2019年から2025年まで、あとたった6年。この6年間で日本の命運が決まるといっても過言ではないかもしれない。(提供=百計ONLINE/ZUU online)
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 先週、ちょっと面白い調査の発表がありました。PR会社のエデルマン(本社・米イリノイ州)が発表した「トラストバロメーター」(2019)です。この調査は今年19回目で、世界27カ国の33000人からオンラインで調査しています。
「国」「企業」「NGO/NPO」「メディア」という4つのセクターへの信頼度を測定したところ、日本で今年初めて、メディアに対する信頼度が二年連続でNGO/NPOを下回ったのです(参照記事「日本メディアへの信頼度、2年連続でNGOを下回る」http://www.alterna.co.jp/26095)。
日本では4セクターを信頼度で並べると、
1)企業44%(42%) 
2)政府39%(37%) 
3)NGO/NPO38%(37%)
4)メディア35%(32%)
との結果になりました=カッコ内は2018年調査。
これは日本のNGO/NPO関係者には「朗報」であり、日本のメディア関係者には「悲報」です。私もメディア関係者なので複雑な思いです(笑)。
詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/26107
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◆3/2、3/3 みんなで知恵を持ちよるブックフェア「ポトラ」
「ポトラ」は、編集者、著者、版元、読者、と多様な実行委員を中心にして、本に関わる人たちが集まった「非営利の集団」です。
「ポトラ」というコンセプトは、第2回実行委員長で本のプロデューサーの丹治史彦氏が命名しました。「ポトラッチ(持ち寄りパーティ)」が由来です。ポトラは、スタッフがそれぞれに輝いて生きるための道具(場)であり、実態はありません。「クリエイティブ・サポート」と呼ばれる運営スタッフ全員がボランティアで参加し、運営しています。出版不況と呼ばれる現在を、新しい出版文化の夜明けと考え、「すでに予兆として起きている未来の出版」を伝えることを目的として立ち上がりました。
とき: 3月2日(土)11時~20時、3月3日(日)10時~19時
ところ: 桜神宮会館(世田谷区・桜神宮内)
詳しくは⇒ https://www.potora.club/
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★次回CSR検定試験(第4回2級試験と第9回3級試験)は
2019年4月21日(日)開催です。詳しくは⇒
2級:http://c.bme.jp/17/2802/2890/4256717
3級:http://c.bme.jp/17/2802/2891/4256717
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◆CSR部員塾のご案内
第15期 「早割」(早期割引)を受付中です。
(2月末までの申し込みは20%引き、3月末までは10%引きです)
詳しくは⇒ https://www.csr-today.biz/school/curriculum15
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◆3/14・15 農山村を訪れCSR活動を考える体験型研修@三重県
三重県では「三重のふるさと応援カンパニー推進事業」を通じて全国の企業と三重の農山村の連携を応援しています。その一環で企業が地域のことを知るきっかけづくりを目的に、企業のCSR・広報・企画・人事・総務・経営戦略・組合活動等の方に向けた人材育成研修を開催します。会場は、自然豊かな三重の農村です。
フィールドワークを通じて、地域の魅力や課題に触れることで、SDGsへの取組、社会課題解決型の商品企画、福利厚生の充実…等多様な視点から地域を活用したCSRやCSVのアイデアを考えます。
とき:2019年3月14日(木) 三重県伊賀市種生で開催
       3月15日(金) 三重県松阪市飯高町波瀬で開催
詳しくは⇒ https://bit.ly/2ENvntD
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■オルタナ式英単語術(7)では、英語のニュースサイトから直接、情報
を取りたい方のために、短くても学校ではあまり習わない単語をピックアップし、ご紹介しています。(筆者:相島俶美)
今月の単語は「fuel」「balk」「soar」です。これらの単語をご存知で
しょうか。詳しくは⇒ http://www.alterna.co.jp/25968/2
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■オルタナ人気記事ランキング(http://www.alterna.co.jp)
1)「SDGsウォッシュ」にご用心①[電力編]
  http://www.alterna.co.jp/25899
2)宇都宮でSDGsセミナー、地域でどう取り組むか
  http://www.alterna.co.jp/25948
3)NEXCO東日本、高速道路と福祉をつなぐ「高福連携」
  http://www.alterna.co.jp/25971
4)「公共空間」を舞台にした官民逆転の発想: 馬場正尊
  http://www.alterna.co.jp/25941
5)先生は南米のセニョリータ
  http://www.alterna.co.jp/25885
6)「オルタナ式英単語術」(7) fuel,balk,soar
  http://www.alterna.co.jp/25968
7)サンゴだけではない、辺野古基地が招く生態系破壊
http://www.alterna.co.jp/25887
8)低炭素杯’19、離島での超小型EV事業が環境大臣賞
  http://www.alterna.co.jp/25987
9)仏デモ13週目に:「個人」「女性」「SNS」が起点
  http://www.alterna.co.jp/25951
10)未来まちづくりフォーラム始動: 笹谷 秀光
  http://www.alterna.co.jp/25934
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■オルタナが社員募集
株式会社オルタナは事業の拡大に伴い、社員を募集いたします。
営業職/コンサルタント(補佐)/編集職(正社員、それぞれ若干名)待遇など詳細はメールでお問い合わせください。
info(a)alterna.co.jp
(a)を@に変えて送信ください。
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■オルタナ&オルタナS&CSRtodayお勧め記事
◆レガシーのまちづくり[笹谷 秀光]
 http://www.alterna.co.jp/26060
◆仏デモ13週目に:「個人」「女性」「SNS」が起点
 http://www.alterna.co.jp/25951
◆人とのつながりで、薬物依存症から回復へ
 http://alternas.jp/work/challengers/77071
◆「富士山麗に訪日外国人向け施設」ビジコン優勝は高校生
 http://alternas.jp/study/news/77038
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◆3/1 サーキュラーエコノミー『Closing the Loop』上映&トーク
サーキュラーエコノミーについて取材した世界初の映画『Closing the Loop』(日本語字幕付き)を特別上映致します。SDGs(持続可能
な開発目標)の達成に大きく関わるサーキュラー戦略について、ライ
ブ解説とパネルディスカッションで日本のサーキュラーエコノミーの
可能性を明らかにします。【出演パネリスト】 坂野 晶氏(NPO法人
ゼロ・ウェイストアカデミー理事長)、大川 哲郎氏(株式会社大川
印刷 代表取締役社長)ほか
とき:3月1日(金)18:30~21:30(開場18:00)
ところ:Nagatacho GRID(東京・千代田)
共催:Circular Economy Club (CEC) Tokyo、
   So Now、Social Innovation Japan
参加費:3000円
詳しくは⇒ https://circulareconomy.peatix.com/
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◆3/6~7 サステナブル・ブランド国際会議2019東京/学生招待枠も
「サステナブル・ブランド国際会議」は、サステナビリティとブランディングの統合を目指す国際会議で、世界12都市で毎年、順次開催
しています。今回は「Redesigning the Good Life(グッド・ライフ実現に向けての「再構築」)をテーマに、国内外から識者や企業関係者が集まります。オルタナ特別割引コード(20%オフ)もあります。
とき:3月6日(水)~3月7日(木)
ところ:ヒルトン東京お台場(東京・港)
詳しくは⇒ http://c.bme.jp/17/2802/2940/4320053
オルタナ特別割引コード:SBNAL220
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◆3/9 「企業と社会フォーラム」(JFBS)第28回東日本部会
学会「企業と社会フォーラム」(JFBS)では、「台湾におけるオーガ
ニック食品の普及と消費者」「経営者予想情報の正確性と投資家の信頼」をテーマとして研究会(第28回東日本部会)を開催いたします。少人数で議論を深める場です。非会員の方々もご参加いただけます。
とき:3月9日(土)13:00~15:40
ところ:早稲田大学早稲田キャンパス11号館9階907教室
参加費:JFBS会員は、(一般)1,000円、(学生)500円
    非会員は、(一般)1,500円、(学生)1,000円
詳しくは⇒ http://j-fbs.jp/events.html
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■サステナブル・ブランド ジャパンお勧め記事
◆消費者の「修理する権利」守れ:米国や欧州で動き急
 http://www.sustainablebrands.jp/article/story/detail/1191761_1534.html
◆サプライチェーン内労働者の実態把握へ新たなプラットフォーム
 http://www.sustainablebrands.jp/news/us/detail/1191759_1532.html
◆技術で社会課題解決、「なくてはならない会社」へ:セイコーエプソン執行役員
 http://www.sustainablebrands.jp/article/interview/detail/1191757_1533.html
◆企業と行政が共に課題に取り組む時代――阿部守一長野県知事
 http://www.sustainablebrands.jp/community/news/detail/1191756_2521.html
◆「日本でいちばん大切にしたい会社」、生協が初受賞
 hhttp://www.sustainablebrands.jp/news/jp/detail/1191754_1501.html
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◆再エネ100%を実現する「ENECT RE100プラン」
「顔の見える電力」を推進するみんな電力は、再生可能エネルギー
100%を達成する法人プラン『ENECT RE100プラン』を提供しています。
国際的に気候変動対策の機運が高まるなか、企業が化石燃料を使い続
けることはリスクであり、投資家からもどのようにCO2排出量削減に
企業が取り組むのか、その姿勢を問われています。みんな電力が提供
する 『ENECT RE100プラン』 は、電気そのものにトレーサビリティ
を付けて供給するため、RE100の求める電源のトレーサビリティ要件を満たすことができます。再生可能エネルギーへの切替えをご検討されたい方は、以下までお問い合わせください。
みんな電力株式会社 事業開発部 biz@minden.co.jp/03-6805-2228
詳しくは⇒ http://minden.co.jp/biz/re100
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■EV・エコカー導入推進キャンペーン
(オルタナ×三井住友海上火災保険)のお知らせです。
2015年の気候変動枠組み条約・パリ協定以降、国としても
企業や組織としても、温室効果ガスの削減が急務になって
います。オルタナは、三井住友海上火災保険の協力の下、
EV(電気自動車)やプラグインハイブリッド車(PHV)、燃料
電池車などエコカーの導入を検討している企業や団体に、
車両本体の優待価格でのご案内(注)と、それによる温室効果
ガス削減の計算、さらには国際的イニシアティブ「EV100」
の申請サポートなどのサービスを始めることになりました。
詳しくは、info(a)alterna.co.jp に連絡先を記載の上、
お問い合わせください。※(a)を@に変えて送信ください。
(注)各ディーラーに接触する前に、弊社にお問い合わせ
頂くことが優待価格ご提示の条件となります。
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株式会社オルタナ 代表取締役・「オルタナ」編集長 森 摂
東京都目黒区駒場1-26-10-304  tel: 03-6407-0266
武蔵野大学大学院・環境研究科客員教授
一般社団法人CSR経営者フォーラム代表理事
特定非営利活動法人在外ジャーナリスト協会理事長
「サステナブル・ブランド国際会議」プロデューサー
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【昨日Blog の続き】
     「就活以外の選択肢を増やしたい」 世界を熱狂させる
            起業イベントSlush東京版を率いたのは大学生だった(2)


      30人のカフェではなく、6000人のカフェを開く

 Slushのコミュニティは多様で、ルールも規制もありません。そこがとても好きなところです。日本には様々なイベントやコミュニティがありますが、そこに属している人たちと似ていることが求められて、ちょっと違うとそこから浮いているような感じがしてしまいます。でも、Slushはより多様であればあるほど、コミュニティがより良くなると考えています。異質であることを大切にしています。

 アルバイトでずっとバリスタをしていたのですが、コーヒーで集まるコミュニティが好きでした。コーヒーという共通のトピックで、色々な人が集まり、友達になっていく…。そんなオフラインコミュニケーションの可能性を信じています。Slushはまさにそんな場で、1年目にボランティアとして携わった時にたくさんの人に出会い、インスピレーションを受けました。これがバリスタの時に好きだったコミュニティと同じ空間だなと気づいたんです。

 バリスタの経験から、私はずっと自分のカフェを開きたいと思っていました。そしたらSlush Tokyoの前任者がこう言ってきたんです。君は、30人くらいのカフェを開きたいと言っているけど、6000人規模のカフェを開くのはどう?と。そうやって私は今ここに立っています。

       Slushらしさは、「クレイジー」なアイディアを実践していくこと

 Slush Tokyoはトークセッションも含めて全部英語で行われてきました。毎年会場内の言語を日本語にするべきかどうかは、議論に上がります。でも、私たちは、日本人に英語を学んで欲しいからやっているわけではありません。英語を共通言語にしているのは、世界でより多くの人が使っている言語だからです。

 Slush Tokyoは、日本や東京をビジネスを始めるのにもっとも良い環境にしたいと思っています。世界にある様々な情報が入ってきて、それが行き交う交差点がSlush Tokyoだと信じたいです。日本語にすると、対象人数が一気に減ってしまいます。もし未来で中国語がより多くの人が喋る言語になったとしたら、私たちの共通言語は中国語になるかもしれません。

 しゃべる環境になかなか身を置けないだけで、日本人は本当はもっと英語をしゃべれると思うんですよね。入り口で「COMFORT ZONE ENDS HERE. (安全地帯はここで終わりだ=チャレンジはここから始まる)」というメッセージが貼ってあったと思うんですけど、Slushはチャレンジをする場所でないといけないんです。いつも話している日本語で話して、いつも会っている人と話しているだけでは、このイベントを開催した意味がありません。

 全ての起業家が日本だけでビジネスをしていたら、可能性が限られてきますが、英語を使うことでたくさんの人を巻き込み、より「クレイジー」なアイディアが日本に入ってくるようになるでしょう。「クレイジー」なアイディアを実践していくことがSlushらしさでもあると思います。

             起業を視野に入れる高校生が半数に

 古川のインタビュー中、Slush HelsinkiのCEOアンドレアス・サアリも駆けつけた。彼曰く、Slushを始めた当初(2008年)、起業家をキャリアの選択肢と考えたフィンランド人の高校生は2%にとどまったが、2018年に調査したところ、47%に数字が上がった。半分近くが起業を視野に入れたのだ。もちろん、Slushだけで数字が上がったわけではないが、起業を「クール」な選択肢として若者に提示したのは紛れもなくこのイベントだろう。

 「きっと日本にも同じ傾向が見られるよ」とサアリは語った。古川をはじめとするSlush Tokyoの学生たちが、人生の選択肢を増やそうとしている。それに救われる学生はきっと多いだろう。安全地帯にとどまるのではなく、挑戦する。それが当たり前の世界へ。そんな2日間をSlush Tokyoは学生たち自らの手で作ったのだ。  
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Forbes JAPAN 2019/03/03 (日) 12:15 ビジネス 2019/02/27 08:30

     「就活以外の選択肢を増やしたい」 世界を熱狂させる
            起業イベントSlush東京版を率いたのは大学生だった


 「COMFORT ZONE ENDS HERE. (安全地帯はここで終わりだ=チャレンジはここから始まる)」

 Slush Tokyo 2019の会場入り口に堂々と並べられたメッセージ。その下に「welcome to SLUSH TOKYO(SLUSH TOKYOへようこそ)」と綴られている。身が引き締まる思いで、イベント会場に足を踏み出す。 

 世界最大級に成長した起業イベントSlushは、2008年に6人の起業家によって北欧のフィンランドで始まった。11年目を迎えた昨年、20000人の参加者が130カ国以上から集まった。世界中から注目される祭典は、東京でも開催されている。「Slush Tokyo 2019」は今年で5年目を迎えた。

 2日間で6000人の参加者、600社のスタートアップ、250人の投資家が東京ビッグサイトの会場に集まった。大企業のスポンサーが何社もつき、国内外から300のメディアが取材した。そんな大規模イベントを支えたのは、400人の学生ボランティアだった。

 今年、Slush Tokyo代表の座はフィンランド人のアンティ・ソンニネンから、東京外国語大学に通う古川遥夏の手に渡り、初めてローカルスタッフが代表になった。Slush Tokyoは今後日本と東京をどのように変えたいのか、スタートアップイベントを支え、まさにチャレンジをし続ける彼女にその展望を聞いた。(以下、古川談)

     スタートアップ、AI、VRの意味も知らなかった

 2016年大学2年生の時に、Slushと出会いました。私の友達が、このイベントにボランティアしてみない?って軽く誘ってきたのがきっかけです。その時はあまり時間がなかったのと、ホームページを見て、スタートアップイベントではなくクラブやフェスだと思ったので、「いいよ!」と軽く言いました。英語を使いたかったのも参加した理由の一つです。

 当時は、「スタートアップ」という言葉も知りませんでした。VR、AIの意味も知らなくて、テクノロジーに関しての知識はゼロでした。大学の専攻はフランス語とアートだったので、テックの世界とは正反対にいましたし、実はテックの世界が苦手でした。特に就活で、「このインターンにフルコミ!」、「このチームにジョインします!」といったテック業界特有の文化が苦手でした。そこにいる人たちが会社の名前を使うだけで何をやりたいのかはっきりしていないように見えたのです。

 テック業界は本当に苦手でしたけど、Slush Tokyoに参加した今は大好きになりました。当時、自分の知らないことだらけだったので、殻に閉じこもって勝手に怖がっていたんです。その時の自分は、安全地帯にいながら、なんでも知っていると思っていたんですよね。でも、それは間違いでした。何も知らなかったんです。井の中の蛙、ですね。

     「就活」以外の選択肢を増やしたい
 
 私は、日本人、若い、女性という風にレッテルを貼られるのはあまり好きではありません。将来はビジネスの世界で年齢、性別、国籍、関係なく認められる世界になればいいな、と思っています。Slushではそんな世界を実現したいんです。日本は、今それがちょっと難しいんですよね。

 例えば、就活ルールブックを見たときは、本当にショックでした。スカートはここまでの短さでないといけません、髪の毛はこの長さでないといけません、黒い髪にしてください、チークはオレンジでも赤でもなく、ピンクにしてください、男子はハンカチをここにいれてください、などなど。日本の就活は本当に疲れちゃいます。

 こんな風に人を判断する企業で私は働きたくないと思ってしまいます。人々が自分らしくいて、その自分らしさで企業が判断できる、新しい文化を作りたいと思っています。Slushに大学生がボランティアとして参加することで、もっとたくさんの選択肢があると気づくことができます。       つづく     
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    「加藤合同国際特許事務所~知財とびうめ便り~」 Vol.65
   発信日:2019年 3月 1日   発信者:加藤合同国際特許事務所
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◇ 目 次 ◇
1.弁理士コラム
  ◆知財意識の醸成
2.知財ニュース
  ◆世界のAI特許、日本企業が健闘
3.連載 知財講座
  ◆第65回:商標「商標の更新について」
4.事務所からのお知らせ(イベント含む)
  ◆新たな特許料・審査請求料の減免制度のお知らせ
  ◆平成30年度「ものづくり・商業・サービス経営力向上促進補助金」のご案内
5.所員ほのぼの日記
  ◆行ってきました「城島酒蔵びらき」
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 1.弁 理 士 コ ラ ム
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◆知財意識の醸成
 日本弁理士会の九州支部で、学校支援委員を担当しています。また、学校の講義等を数年担当させていただいております。私が担当するものはスポットで行うため、一クラスで授業をするのは2~3回程度です。それでも何年もやっていると、当時学生だった人と意外なところで会うこともあり、学生からするといつもの授業とは違う新鮮な内容だからか、意外と私の顔や講義を受けたことを覚えてくれていることがあります。
 初めて講義をしたころは、周りを見る余裕がありませんでした。何度か講義を行い、少し慣れてきたころ、聞いていない学生が結構いることに気づき、内容がよくないのかと悩みました。しかし、そんなとき、どこかで、講演などはどんな集団を対象に行ってもそのうちの2~3割は聞いていて、2~3割は聞いておらず、その他の人は、雰囲気を見て聞くかどうかを決めているということを聞きました。
 聞いている2~3割を意識して見直してみると、レポートなどで想像以上によく聞き、よく考えてくれている賢い学生もたくさんいることがわかります。この聞いている学生を意識して説明し、とはいえできるだけ多くの人を置いてきぼりにしないように、必ず覚えてほしい要点と、余裕があれば考えてほしい論点を説明するようにしてからはそれほど悩まず講義をできるようになりました。
 私は、学校で学んだ微分積分やフーリエ変換、重力と遠心力の計算を直接計算することはあまりありません。しかし、学校で学ぶことの何割かは現に直接仕事に活きることもあります。また、その知識を直接利用しなくても、色々な角度で様々な情報を教えてもらったり経験することは、考え方や自分の集中力を把握して作業するときなど、役に立っているかなと思います。
 私が就職した十数年前ころ、特許について学校で聞くことはなく、会社でいきなり特許調査をしたり、明細書を書くことになり非常に戸惑ったことがあります。いつもと違う情報などに少しでも触れてもらう機会を提供することで、知財の重要性がわかり直接利用したり、仮に直接接することがなくても法律と技術との関係に対する考え方や作業が、少しでも役にたつことがあればいいなと思います。
  弁理士 遠坂 啓太
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 2.知 財 ニ ュ ー ス
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◆世界のAI特許、日本企業が健闘
 世界知的所有権機関(WIPO)は1月31日、世界的に注目される人工知能(AI)技術の特許に関する初の報告書を発表しました。
 特許出願の企業上位10社のうち、日本勢は東芝の3位を筆頭に、NEC(5位)、富士通(6位)、日立(7位)、パナソニック(8位)、キャノン(9位)と6社も入り健闘しています。IT関係や電機や自動車メーカーなどが目立ち、首位は米IBM、2位が米マイクロソフトでした。
 AIは近年、機械が自分で最適な答えを探し出す「ディープラーニング(深層学習)」に代表される機械学習や、自動運転に必要な画像認識の技術などが急速に進歩し、ここ数年で関連特許出願が急増しています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 3.連 載  知 財 講 座
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◆第65回:商標「商標の更新について」
 知的財産権には、法定の存続期間が定められており、特許権の存続期間は、特許出願の日から20年、実用新案権の存続期間は、実用新案登録出願の日から10年、意匠権の存続期間は、意匠登録された日から20年、そして、商標権の存続期間は商標登録された日から10年です。
 このように権利によって存続期間は異なりますが、特許権、実用新案権及び意匠権の存続期間と、商標権の存続期間とは大きく異なる点があります。それは、商標のみ存続期間を「更新」することができ、半永久的に商標権を存続させることが可能です。
 一方、特許権、実用新案権及び意匠権は、上述した期間が最長の存続期間となります(特許権については一部例外があります。)。
 なぜ、「特許・実用新案・意匠」と「商標」とでは、存続期間の制度に違いがあるのでしょうか。
 それは、「特許権、実用新案権及び意匠権」が保護するものと「商標権」が保護するものは根本的に異なるからです。
 特許及び実用新案は、新しい技術的なアイデアを保護し、意匠は新しい物の外観デザインを保護するものです。これらの権利は、新たな技術的アイデアやデザインを公開することの代償として、それぞれ特許権、実用新案権及び意匠権として一定期間独占権を与えるものです。
 しかし、一定期間を超えてまで独占権を与えてしまうと、権利の保有者以外の者は、いつまでもその技術やデザインを実施することができないため、かえって社会的には不都合となります。
 これに対し、商標登録制度は、商標を保護するものですが、実際には、商標に化体した企業等の「信用」を保護するものです。企業の信用は、一般的には長年の企業努力の結果次第に蓄積されていくものなので、誠実な企業努力のもと商標を長期間使用すればするほど「ブランド価値」が高くなり保護の必要性も高まります。
 また、商標については、長年独占権を与えたとしても、社会全体として技術進歩に悪影響を与えるようなことも起こりません。そのようなことから、商標権は、更新を可能として半永久的に独占権を享受できる仕組みとなっています。
 もちろん、そのような商標であっても、諸々の事情の変化で、商標登録していた商標を使用しなくなる事態も想定されます。このように使用しなくなった商標がいつまでも特許庁に商標登録されていたのでは、第三者による商標選択の自由度が低下するというデメリットもあります。
 そのため、商標権の存続期間は10年間とし、10年ごとに存続の必要性を商標権者に検討させることとし、不要であれば更新をしないで商標権を消滅させる途を残しています。
 なお、商標権の更新登録を行うことができる期間は、商標権の存続期間が満了する日から前の6ヶ月間です。ただし、存続期間の満了日後であっても6ヶ月以内であれば、通常の2倍の更新登録料を納付することで更新登録を行うことができます。
 つまり、商標登録からおよそ10年後ですが、現在の運用では、この際、運転免許証のように、特許庁から更新の案内通知が来ることはありません。
 更新登録を行わなかった場合、その商標権は、その存続期間の満了日に消滅したものとされます。このため、せっかく取得した商標権を気付かないうちに消滅させないために、しっかりと期限の管理を行う必要があります。
 ご自身で商標登録を行ったものの、10年間の期限管理に不安のある方はご相談ください。
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 4.事 務 所 か ら の お 知 ら せ
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◆新たな特許料・審査請求料等の減免制度のお知らせ
 2019年4月1日より、一定条件を満たす中小企業・個人事業主等を対象に「審査請求料」、「特許料(1~10年分)」、「国際出願に係る手数料」について、新たな減免制度が始まります。
 特に下記の(3)については、初めて設けられた要件として、資本金3億円以下又は従業員数300人以下の製造業・建設業・ソフトウエア業等の中小企業が1/2軽減に該当します。
【対象者】
(1)小規模企業(法人又は個人事業主)で従業員20人以下(商業又はサービス業は5人以下)
(2)事業開始後10年未満の中小・ベンチャー企業(法人又は個人事業主、資本金3億円以下)
(3)中小企業(法人又は個人事業主)
(4)法人税非課税中小企業(資本金3億円以下)
(5)研究開発型中小企業(資本金3億円以下)・個人事業主(100人以下)
(6)組合・NPO法人
(7)個人(市町村税非課税者等)
 ※(5)以外の法人の場合、他の法人に支配されていないこと。
【軽減措置の内容】
<国内出願>
 〇審査請求料
 対象者(1)、(2):1/3に軽減
 対象者(3)~(6):1/2に軽減
 対象者(7)    :免除又は1/2に軽減
 〇特許料(第1年分~第10年分)
 対象者(1)、(2):1/3に軽減
 対象者(3)~(7):1/2に軽減
 ※特許料の場合は、2019年4月1日以降に審査請求した案件が対象です。
<国際出願>(日本語で行われた国際出願に限る。)
 現在、特許庁が軽減要領を作成中ですので、公表されましたらお知らせ致します。
 詳細は、特許庁ホームページをご覧ください。
 http://www.jpo.go.jp/system/process/tesuryo/genmen/genmensochi.html
 軽減措置を活用した手続きは弊所にて対応が可能です。
 どうぞお気軽にご相談・ご連絡ください。
◆平成30年度「ものづくり・商業・サービス経営力向上促進補助金」のご案内
 毎年、年度末に中小企業庁の主導で、各地域の事務局が窓口になり実施されております、平成30年度「ものづくり・商業・サービス経営力向上促進補助金(通称:ものづくり補助金)」の公募が開始されました。
 本補助金は、中小企業・小規模事業者等が取組む、生産性向上に資する革新的なサービス開発・試作品開発・生産性プロセスの改善に必要な設備投資などの費用の一部を支援するものです。 
 概要は次の通りです。
【公募期間】
 2019年2月18日~5月8日
【補助額及び補助率】
 一般型の事業:補助額100万円~1,000万円 補助率1/2以内(一定要件で2/3以内)
 小規模型事業:補助額100万円~  500万円 補助率1/2以内(小規模事業者2/3以内) 
 公募要領等の詳細は、全国中小企業団体中央会(委託先)のホームページでもご確認頂けます。
 https://www.chuokai.or.jp/hotinfo/mh_koubo20190218new.html
 弊所では、この「ものづくり補助金」の公募において、採択されるか否かの一番のポイントであります「申請書類の作成」をお手伝いするサービスを提供しております。
 本補助金の活用をご検討中の方は、是非一度ご相談ください。
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 5.所 員 ほ の ぼ の 日 記
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◆行ってきました「城島酒蔵びらき」
 2019年2月16日(土)「第25回城島酒蔵びらき」に行ってきました。
 参加者は4人(本人、妻、息子2人)で、妻以外は初参加です。
 当日の朝、雑餉隈駅から西鉄電車に乗って三潴駅に向かいました。それとなく車両内を見回すと、「酒蔵びらき」のパンフレットを手にした、私たちと同じ目的と思われる人達が乗っていました。
 途中の二日市駅で特急電車に乗り換えたところ、久留米駅に近づいた辺りで、通常は普通電車しか停まらない三潴駅に本日は特急電車が臨時停車するとの車内放送があったので、久留米駅での普通電車へ乗り換え不要となりました。
 三潴駅で下車すると、メイン会場である「城島町民の森」行きの無料シャトルバスを待つ人が既に長蛇の列をなしていました。列の最後尾に並び15分ぐらい待つとシャトルバスが次々に来たので、思ったより早く乗れました。20分程度、シャトルバスに揺られた後、5分程歩くとメイン会場に着きました。
 メイン会場に着いたものの、私はどういうシステムになっているか分からないので、他の人達に続いて「12枚綴りのチケット(700円)」を購入したところ、同時に「猪口」を貰いました。
 会場内へ進むと、様々な食べ物を飲食できる出店が多数出ており、思っていたより大規模で来場者が多いのにびっくりしました。家族4人が一緒に行動するのは無理なので、夫婦と息子2人とに別れて行動することになりました。
 会場内に張られた多数のテントの中の3か所に地元の酒蔵(約8社)のテントA,B,Cがあり、それぞれにて10種類以上準備された地酒の中から自分の好みで選んだ銘柄の酒をチケットと引き換えに猪口1杯ずつ飲めるシステムとなっていました。
 「Aテント」では、チケット1枚と引き換えに猪口1杯の酒が飲めます。
 「Bテント」では、チケット2枚と引き換えに猪口1杯の酒が飲めます。
 「Cテント」では、チケット3枚と引き換えに猪口1杯の酒が飲めます。
 私と妻は迷うことなく「Aテント」に行って列に並び、自分の番が来たところでチケット1枚を出して「辛口吟醸酒」を猪口に注いで貰い、行列から離れたところで口にしました。名前の通り辛口で旨い酒でした。
 次もまた「Aテント」で列に並んで、先ほどとは異なる銘柄の酒を頂きました。このような事を2~3回繰り返していると、二人ともだんだん酔いが回ってきましたので、一休みを兼ねて出店を見て回り、「おでん」と「もつ煮込み」を買って食べました。
 飲食をしながら周りを見回すと、広場の彼方此方には「ブルーシート」が敷かれ、その上で車座になり「お花見状態」となっているグループが散見されました。会場は食事の持ち込み制限がないようなので、経験者は「食料」を持ち込み、会場で「酒」を調達して、パーティを開かれているようでした。
 会場を歩き回りながら飲酒していると、昼間の飲酒のせいで酔いが進み、あっという間に時間が経ち、息子達との帰りの待ち合わせ時間が近づいてきたので、残りのチケット枚数を確認したところ、まだ6枚残っていました。
 「Aテント」を見ると行列は短いのですが、猪口であと6杯飲む体力はありません。
 「Cテント」なら、チケット3枚で猪口1杯と引き換えなので、あと2杯なら飲めると思ったのですが、行列が長く、待っている時間が足りません。
 そこで、行列の長さが比較的短い「Bテント」に行き、チケット2枚で猪口1杯と引き換えの飲酒を3回繰り返し、無事、チケットを終了させました。
 最後の猪口を飲み干した後、息子達との待ち合わせ場所へ行き、シャトルバスに乗り込んだところ、最後の酒も効いたのか、発車後、間もなく睡魔に襲われ、三潴駅に到着するまで、コックリコックリの繰り返しでした。
 この後、三潴駅から西鉄電車に乗り、二日市駅で乗り換え、雑餉隈駅で降り、歩いて自宅に向かいました。帰宅しても、程よく酔いが残っており、楽しい時間を過ごすことができました。来年も、都合をつけて行きたいと思う「城島酒蔵びらき」でした。
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★ 編集・発行:加藤合同国際特許事務所 -メルマガ事務局-
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 梅が咲き桜のつぼみが膨らみ春遠からじと感じる季節がやってきました。
Japa.FellowLink倶楽部[毎月1日発行]をお届けします。
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◆◇◆ Japa.FellowLink倶楽部 2019年3月1日 #68 ◆◇◆
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INDEX -----------------------------
1.コラム:長命の退屈
2.ブログ:コンセプトエンジニアリング
3.お知らせ・案内・活動紹介
4.関連News & Topics
5.つぶやき(編集後記に代えて)
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本月刊メルマガ「Japa.FellowLink倶楽部」は、知・データ・歴史、リスク、イノベーション、社会システム、地方創生等に関する編集発行人(芝原靖典:Japa日本専門家活動協会代表理事)によるキュレーションメルマガです。
▼Japa日本専門家活動協会のHP http://www.japa.fellowlink.jp/
転送・転載はご自由です。メルマガのバックナンバーは下記でご覧頂けます。
http://japa-fellowlink.wixsite.com/e-zine
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【1.コラム:長命の退屈
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過日(2019年2月2日)、知り合いの先生が主宰しているi.school/JSIC主催のシンポジウム「日本企業最期の機会領域:社会イノベーションを考える」に参加して、出演者の一人である石川善樹氏[予防医学研究者、医学(博士)]が提唱された「長命の退屈」という言葉が印象に残りました。
 i.school http://ischool.or.jp/    JSIC  http://jsic.or.jp/
日本人の寿命は延びているが、Well-Beingは1958年以降横ばいの状態にあること、生活環境は便利に豊かになったにも関わらず、「ぼーっとしているだけ」であることを示され、予防医学の視点から見れば、22世紀に向けてのグランドチャレンジは「都市生活者における長命の退屈」をどうするか、「都市生活者の日常を幸せな時間にできるか?」であるとの論点提起でした。
この「都市生活者」という形容詞の意味は何か。それは「地方生活者」には憂うべく「退屈」はないということなのか、いわゆる「スローライフ」実践者は、「長命の退屈」をクリアした存在として認識いるとのことだろうか。
[補1]健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態(well-being) <出典:世界保健機関憲章前文 (日本WHO協会仮訳) https://goo.gl/anrskx >
[補2]スローライフとは、時間に追われずに、余裕をもって人生を楽しもうという概念、あるいはこの概念に沿った生活様式をさす和製英語 <出典:日本大百科全書(ニッポニカ)  https://goo.gl/A4tBBN >
2019年2月8日に亡くなった堺屋太一氏も、「今後さらに寿命が延びて生産性が向上すると、余暇時間が増える。人はその余暇に何ができるか」「民の文化こそが大事。やっぱり楽しい社会やないとあきまへん。楽しくないと、結局、経済が回っていかないんですわ」と語っていたとのこと。<出典:民の文化で楽しい社会を、故・堺屋太一氏が願ったこと、日経ビジネス、2019年2月12日 https://goo.gl/aUAPrN
そして、2019年2月16日、とある専門学校のイベントに誘われ伺った際に、理事長から「半寿」(81歳)の「半」は5画(=5割)であり、「これで人生ようやく半分」とのおもしろい解釈を教えられました。因みに、この理事長の解釈によると、「還暦」(60歳)は「やっと人並み これからが出発点」とのこと。とすれば、還暦以降の長命人生をどう過ごすか、上記した「長命の退屈」につながってきます。
「長命の退屈」をどうするか、その土俵に乗るには、まずは健康であることが不可欠で、健康寿命の維持が大前提になります。加えて、経済的基盤が不可欠ですが、その基軸をなす年金だけでは生活資金を賄えず、「生涯現役」を余儀なくされる人が少なくありません。今後もWell Beingの改善は厳しそうです。
AI時代を迎えつつある昨今、改めて、「長命の人」としての人生の目的・目標(Goal)、生き様、生き方が問われているのかもしれません。そして、長命で獲得した「時間」をどう活かすか、「知」の承継・活用をどうするのかが問われているのかもしれません。
つまるところ、従来の概念にとらわれない「人生のイノベーシショ」ンが問われているのかもしれません。いろいろ考えさせられた1ヶ月でした。      
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【2.ブログ:コンセプトエンジニアリング
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上記のコラムでも記載したシンポジウムにおいて、イーロン・マスクの宇宙スケールの世界感(目標)と、はやぶさ2の小惑星へのタッチダウンが成功(JAXA)したとの報を聞き、約25年前に教えて頂いた「コンセプトエンジニアリング」を想起し、ブログにしたためました。ご一読頂ければ幸甚です。
▼仕組みの群像:コンセプトエンジニアリング
 http://shikumi-gunzo.hatenablog.com/
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【3.お知らせ・案内・活動紹介】
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▼当協会主催、青山学院Hicon協賛の「第3回 Japaフォーラム」<地方創生の課題その3
  地方・地域の外からみた視点から~>の開催報告をホームページにアップしました。
下記サイトで、論点提起者が使用されたPPT資料(公開用PDF版)をご覧頂けます。
  Japaフォーラム https://www.japa.fellowlink.jp/japa
▼当協会の理事で、「大学等研究成果活用推進支援プラットフォーム(略称:URAPP)」を主宰している佐竹 弘 Japa理事が、今般、URAPPが有する膨大なDBから、地域創生に関わる研究者情報2,150件を評価・抽出し、DB化しました。全体の解説(本文)に紐付く形で分類別DBがエクセルfileで一覧でき、そこから更に、オリジナルデータサイト等にダイレクトにアクセスできるようになっています。
これまでにはなかった地方創生に関する研究者情報であり、地方創生に関わっている専門家、実務家、行政の方々に必須の貴重な資料です。
詳細及び購入は下記にアクセスしてご確認下さい。
 Japa知のアーカイブ https://www.japa.fellowlink.jp/blank-4
▼当協会は、随時、下記の募集を行っています。ご連絡、お問い合わせは本mailに返信頂くか、下記のフォームよりお願いいたします。
 https://www.japa.fellowlink.jp/blank-1
 
 1.特別会員(連携団体等)
    専門家団体や専門的企業等と連携・協業による各種事業活動を積極的に進めていきたいと考えています。
 2.正会員(専門家個人)
    専門家個人として活動したい方、副業をしたい方、独立・退職してフリーランス・自営業・起業等を考えている方あるいはすでにされている方々の活動を支援するプラットフォームとなることをめざしています。
    詳細は https://www.japa.fellowlink.jp/about1-c221s をご覧下さい。
 3.専門家に関わる各種イベント等の開催案内
    Social Collaboration Networkの一環として、本メルマガあるいは当協会のHPの「イベント情報」ページに、ご連絡頂いた開催案内をアップさせて頂きます。
 4.当協会HPの「知のアーカイブ」ページへの掲載情報
    自薦他薦を問わず、「専門家の知」「専門家サイト」「集合知サイト」にアーカイブをしておくべき、あるいはアーカイブして欲しい資料、サイト等をアーカイブして残していきたいと考えています。    
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【4.関連 News & Topics】
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▼35億年前の地球海底堆積物から最古の生命繁栄の証拠を確認、大学ジャーナルONLINE
、2019年2月23日
https://univ-journal.jp/24869/
▼世界で2680の先住民族言語が消滅の危機に 国連プロジェクト始まる、AFPBB News
、2019/02/02
https://goo.gl/Rn5oVp
▼歴史的資料の廃棄が意味するもの、(一財)日本不動産研究所、2019/02/22
http://www.reinet.or.jp/?p=21592
▼国会図書館の書誌データ、利用目的かかわらず誰でも無償で利用可能に 4月1日から、ねとらぼ、2019年02月20日
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1902/20/news138.html
▼全国書誌データの特長と利用方法
http://www.ndl.go.jp/jp/data/data_service/jnb/index.html
▼遺言 日本の未来へ 堺屋太一氏の遺言「2020年までに3度目の日本をつくれるか」、日経ビジネス、2019年2月12日
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00015/021200001/?P=7&mds
▼本庶佑博士が語るノーベル賞への道程、がん治療の未来は? 『生命科学の未来』
、WEDGE Infinity、2019年2月22日
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/15412
▼研究のエコロジー:小さなチームは破壊によって、大きなチームは統合によって科学技術を進歩させる、Nature 566, 7744、2019年2月21日
http://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/96347
▼インタビュー 第46回 持続可能な開発目標(SDGs)で未来をひらく マルコス アティアス ネトー 氏、日立総合計画研究所、2019年2月
http://www.hitachi-hri.com/reciprocal/i046.html
▼7億件超のメールアドレスが流出、パスワード2100万件も、MIT Technology Review
、2019.01.18
https://goo.gl/DkjnCu
▼独自の進化を遂げた中国のネット・サービスと5G、野村総合研究所、2019年02月20日
http://fis.nri.co.jp/home/knowledge/commentary/2019/20190220.html
▼社会保障2040年問題 団塊ジュニア引退がもたらす一大危機、日本経済研究センター
、2019/01/30
https://www.jcer.or.jp/blog/komamurakohei20190130.html
▼Society 5.0時代のイノベーションと研究開発の方向性、経済産業省 研究開発・イノベーション小委員会事務局、2019年2月14日
https://goo.gl/nX8q3h
▼デジタルスマートシティの構築、産業競争力懇談会 2018年度 プロジェクト 最終報告、2019年2月15日
産業競争力懇談会 2018年度 プロジェクト 最終報告
http://www.cocn.jp/report/thema110-L.pdf
▼GAFA が異業種分野への進出を加速 狙いは各産業のリアルデータ収集、大和総研、
2019年2月26日
https://goo.gl/it3NYQ
▼法と科学技術セミナー 「科学技術」、「リスク」 そして 「正義」、キャノングローバル戦略研究所、2019年2月12日
https://goo.gl/xbgbPK
▼30年度 日本の地域活性化を促す途上国との互恵ビジネス開発 ー越境ビジネスモデルによるSDGs協働アプローチへの提言ー、(一財)国際貿易投資研究所(ITI) 平成
30年度 ITI 調査研究シリーズ No.83、2019 年 2月
http://www.iti.or.jp/report_83.pdf
▼地域産業のイノベーション創出に向けて、経済同友会、2019 年2月
https://www.doyukai.or.jp/policyproposals/uploads/docs/190222a.pdf
▼「地元には東京にない魅?と可能性がある。でも…」 Uターンに4割が意欲も、?の?を踏む理由は?、リクルートキャリア、2019年2?21?
https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2019/190221-01/
▼地方反撃 「稼ぐ街」は何が違うのか、週刊東洋経済、2019年2月23日号
https://premium.toyokeizai.net/articles/-/19988
▼労働力調査(詳細集計) 平成30年(2018年)平均(速報)結果、総務省統計局、2019年2月15日公表
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/index.html
▼平均にもいろいろある-求めたいのはどの平均、ニッセイ基礎研究所、2019年02月12日
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=60857?site=nli
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【5.つぶやき(編集後記に代えて)】
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東北沖でのM7超級の地震の発生確率が高まっているとのこと。地球は10数枚のプレートで覆われ、日本はタモリ流に云うと、そのうちの四つのプレートの縁(へり)に位置している。つまるところ、日本全体が地震の発生確率が非常に高いということである。
それは、火山活動や津波の発生も励起さす。こうした大災害を想定したレジリエンスな国づくり、都市づくり、まちづくりが必要だが、日常の時間軸を超えたリスク対応への動きは遅い。それこそがリスクなのだが、・・・。
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本メルマガは、編集発行人、日本専門家活動協会理事及び事務局の(株)FellowLink役員がご縁を頂いた方々や、配信申込を頂いた方々にお送りさせていただいています。
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▼編集発行人:芝原 靖典
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     ヘ  ッ  ド  ラ  イ  ン     ニ  ュ  ー  ス
 事務局報告 第181 号                  2019年 2月28日発行
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◎  2 0 1 9 / 2 / 1 ~ 2 0 1 9 / 2 / 28 の当Blog「タイトル掲載一覧表」
  日 付                 タ イ ト ル
 
2019年2月28日     「日本生涯現役推進協議会」 会報 181
2019年2月27日     NPOライフ・ベンチャー・クラブ会報161
2019年2月26日     生涯現役脳をめざせ筋肉は毎年1%減少
2019年2月25日     知る面白さ探求に取組む:シニア世代
2019年2月24日     「産業技術大学院大学」20年度:開始
2019年2月23日     年金 減に適応できる家計づくりのコツ
2019年2月22日     由紀さおり:デビュー50周年アルバム
2019年2月21日     学ナビ:シニア世代:「知る面白さ」探求
2019年2月20日     2月理事会・会員総会・398回塾ご案内
2019年2月19日     生涯現役意識「働けるうちは働く」56%
2019年2月18日     【わがまちの偉人】教育と音楽に生きる 
2019年2月17日     日本生涯現役推進協議会の仲間創り
2019年2月16日     淡路県民局:健康長寿の島へ独自PJ
2019年2月15日     [安心の設計]働きたいけど体が
2019年2月14日     矢沢永吉、魂の叫び/人生に勝て!語録
2019年2月13日     告:NPO ライフ・ベンチャー・クラブ総会
2019年2月12日     告:日本生涯現役推進協議会定時総会
2019年2月11日     終活の経済学/普段の生活に「備え」を2
2019年2月10日     終活の経済学/普段の生活に「備え」を1
2019年2月 9日     ジャイアント馬場を正当に再評価する
2019年2月 8日     豊富な経験・高技術を持つシニア活用
2019年2月 7日     やなせさんアンパンマン「百寿」展開幕
2019年2月 6日     【生涯現役脳】への「高血圧」の豆知識
2019年2月 5日     丸紅退職し280の学校建てた74歳の懐
2019年2月 4日     男盛りへこれからも70代:元気の秘訣
2019年2月 3日     尾畠春夫さん「一番怖いものは自分」3
2019年2月 2日     尾畠春夫さん「一番怖いものは自分」2
2019年2月 1日     尾畠春夫さん「一番怖いものは自分」1     以 上
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        ホ  ッ  ト  ラ  イ  ン   ニ  ュ  ー  ス
事 務 局 報 告 第 161 号                 2019年 2月27日 発行
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◎  2 / 27 : 日本生涯現役推進協・NPO法人LVクラブ二月合同理事会

            二 月 両 団 体 合 同 理 事 会 議 事 録

日 時  2019年2月27日(水)13時40分~14時42分
会 場  ライフ・ベンチャー事務所
参加者 東瀧代表、新川、持田、松延、尾田、増田(6名。敬称略、順不同)
内 容
1.報告事項
(1)松延会員から第398回及び第399回LVC生涯現役シリーズ塾について報告。
① 2月27日第398回は、牧壮講師(まきたけし/一般社団法人アイオーシニアズ・ジャパン代表理事)の講話「81歳で起業挑戦!!日本一わかりやすいIOS勉強会」第一部と、第二部「新生涯現役宣言づくり検討会」の2部構成とする。
② 3月27日第399回は、森節子講師(もりせつこ/主婦、私塾MMゼミ塾長、あざみロータリークラブ第2代会長、創立会員)の講話(第一部)「目標を達成するための勉強法と教えるコツ」と(第二部)「新生涯現役宣言づくり検討会」の2部構成とする。
(2)4月20日開催予定の生涯現役サミットについて、①持田実行委員長から委員長辞退の報告②新川副実行委員長から副実行委員長辞退と野口司副実行委員長も含め正副委員長の総意として実行委員会解散の報告があった。
 当該報告について出席理事全員(東瀧代表・新川・持田・増田の各理事4名。松延・尾田各会員は会員資格の為傍聴)により実行委員長・副委員長の辞任と実行委員会解散が承認された。加えて4月開催サミットも中止と決定した。
(3)今後は、主として松延会員の「サミットのあり方についての提言」(① 第10回記念サミットの日程変更 ② わくわくする企画・誰もが参加したくなる企画等)の考え方を基にして企画立案を推進。秋のサミット開催時期を早めることも併せて検討する。女性客中心の集客方法の検討等内容次第でかなりの集客が見込まれる可能性はあるとのこと。
2.代表発言(後半文言は代表付記)
 総会にあたり、社会貢献への非営利団体を運営する責任者の立場から、誠に僭越ながら大変大事な理事・監事の選任基準としては、何よりも先ず「理事としての自覚・責任を以てやっていただけるかどうか」をみる必要がある。
 その次に「自分自身が理事を引き受けてどの役割を担当するかをきちんと言えること」。そこを会員全体が認識するべきだろう。これまでの実状は、自分自身(代表)が今まで「資料準備」に追われることが多く、外部団体との折衝・交渉等も思うにまかせなかつた。「誰もやってくれねば俺がやる」と思ってずっとやってきたが、それぞれがきちんと役割を果たすべくやってくれれば、その考えも改めることが出来るタイミングの筈だと自分には思える。
 どの団体でも組織・発想を大変革するためには、特定の小人数の塊で終始するのは到底だめで、今や時代は自分たち自身の生涯現役人生への波に乗れる諸条件を備えてきている以上、特定代表者などにやり方を限定して任せるだけでは行き詰まる。俺も、私もと次々と・・・、年齢・性別・学歴など関係なく、生涯現役への夢と希望に溢れる人ならば、必ず何かの役割を引き受けてもらえると確信する。そういう生涯現役プロデューサー指導者が先頭に立つ時節を目前の元号改変期に迎えていると宣言したい。    以 上
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◎  2 / 27 開 催: 日本生涯現役推進協議会・定時会員総会報告
         第15 回  定  時  総  会  議  事  録

1.招集 年月日  平成31年2月13日
1.開 催 場 所  ライフ・ベンチャー事務所 会議室
         ( 東京都中央区八重洲1丁目7番20号 )
1.開 催 日 時 平成31年2月27日   15時00分~16時23分
1.総 会 員 数 33名
1.出席 会員数  28名  内訳(本人出席 11名)
(メール・電話での委任17名)
1.議長選任の経過
  定刻に至り慣習により仮議長の増田龍一開会を宣し、当団体の定時総会は現理事の任期中であるため、代表代行東瀧邦次が招集し、開催したこと並びに定款定足数を満たしたので、総会は有効に成立した旨を告げ、議長の選任方法を諮ったところ、満場一致をもって東瀧邦次が議長に選任された。続いて、議長開会挨拶の後、議案審議に入った
1.議事の経過の要領および議案別決議の結果
 第1号議案  議事録署名人についての指名に関する件
議長から、議事録署名人を指名したい旨を述べたところ、特段の異論もなかったため、議長は、次の者を議事録署名人に指名した。
     議事録署名人   水上 久忠
     議事録署名人   持田 昇一
 第2号議案  2018年度 活動報告および会計報告に関する件
議長東瀧邦次は本件についての内容と付議される旨を説明し、これを議場に諮ったところ、過半数以上の多数をもって可決決定された。
 第3号議案  2019年度 活動計画および会計予算に関する件
議長は本件についても付議される旨を述べて、議場に諮ったところ、過半数以上の多数を以て可決決定された。
 第4号議案  2019年度理事&監事選任の件
議長は本件について、2019年度事業の総括説明から、活動の具体的展開を担う役員の拡充強化、併せて監事機能の一層の充実化の重要性を説明し、理事及び幹事候補を口頭により列挙した。
結果、現理事のうち石橋正利、竹村之宏、新川政信、下田雅美、野口 司の5名は退任(退会または辞任)、現監事の若林健市も退任した。上田研二、内山 優、江島 優、近藤 昇、後藤好夫、中上 崇(常任)、東瀧邦次(常任)、松延健児(新任・常任)、柳原正年、若林健市(新任)の10名が理事、荒井 繁(新任)、野口雄一の2名が監事にそれぞれ過半数以上の賛成多数を以て可決決定された。
 以上をもって定時総会の議案全部の審議を終了したので、議長は閉会を宣言し、16時23分に散会した。     以 上

  上記の議決を明確にするため、議長および議事録署名人において次に記名押印する。
      平成31年2月27日
                日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会
                    定時総会において                   
                       議      長    東 瀧  邦 次 ㊞ 

                       議事録署名人    水 上  久 忠 ㊞

                       議事録署名人    持 田  昇 一 ㊞

*****************************************************************  
◎  特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ 通常会員総会報告
                第14 回  通  常  総  会  議  事  録

1.招集 年月日  平成31年2月13日
1.開 催 場 所  ライフ・ベンチャー事務所 会議室
          ( 東京都中央区八重洲1丁目7番20号 )
1.開 催 日 時 平成31年2月27日   16時30分~17時17分
1.総 会 員 数 33名
1.出席 会員数  30名  内訳(本人出席 13名)
(メール・電話での委任17名)
1.議長選任の経過
  定刻に至り慣習により仮議長の増田龍一開会を宣し、当法人の総会は定款の第26条 第1項の規定により、理事長東滝邦次が招集し、定款第28条の開催に定足数を満たしたので、総会は有効に成立した旨を告げ、議長の選任方法を諮ったところ、満場一致をもって東滝邦次が議長に選任された。続いて、議長開会挨拶の後、議案審議に入った
1.議事の経過の要領および議案別決議の結果
  第1号議案  議事録署名人についての指名に関する件
議長から、議事録署名人を指名したい旨を述べたところ、満場異議なく賛成があったので、議長は次の者を議事録署名人に指名した。
     議事録署名人   水上 久忠
     議事録署名人   福田  徹
  第2号議案  2018年度 活動報告および会計報告に関する件
議長は、本件について付議される旨を述べて、これを議場に諮ったところ、賛成多数をもって異議なく可決決定された。
  第3号議案  2019年度 活動計画および会計予算に関する件
議長は、本件についても付議される旨を述べて議場に諮ったところ、賛成多数をもって異議なく可決決定された。
  第4号議案  2019年/2020年度役員選任
議長は本件について、(1)2019年度事業の総括説明から、活動の具体的展開を担う役員の拡充強化、併せて監事機能の一層の充実化の重要性を説明し、理事及び監事候補を口頭により列挙した。
結果、現理事のうち糟谷繁子、中島 信、根本 明、増田龍一、持田昇一の5名は退任(退会または辞任等)し、尾田正英(新任)、髙橋育郎、東瀧邦次、水上忠の4名が理事、荒井繁(新任)、野口雄一の2名が監事に過半数以上の賛成多数を以て可決決定された。
 以上をもって定期総会の議案全部の審議を終了したので、議長は閉会を宣言し、17時17分に散会した。     以 上
             
  上記の議決を明確にするため、議長および議事録署名人において次に記名押印する。
      平成31年2月27日
                特定非営利活動法人 ライフ・ベンチャー・クラブ
                    通常総会において             
                       議      長    東 滝  邦 次 ㊞

                       議事録署名人    水 上  久 忠 ㊞

                       議事録署名人    福 田     徹 ㊞                 
         
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
     NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ  活 動 で 
            ご  支  援  く  だ  さ  る   会  員  皆   様


ZACZAC by 夕刊フジ 2019.2.26
ご参考URL=https://www.zakzak.co.jp/lif/news/190226/lif1902260008-n1.html

    【生涯現役脳をめざせ!】筋肉は毎年1%ずつ減少! 
             意識的に体を動かして筋肉量の維持を


 ★ (1)ゲスト酒井朋子・東京医科歯科大学助教(整形外科・リハビリ)

 今、リハビリテーションはケガからの機能回復のみならず、「リハビリ療法」としてさまざまな疾病の手術や投薬とセットで行われている。健康寿命を延ばすには、自力で体を支え、動ける筋力が欠かせない。整形外科の最前線で治療にあたる専門医に聞く。

 朝田 リハビリ療法は実際にどのように行われているのですか?

 酒井 血圧や心拍数などに厳しい基準が設けられ、患者さんの安全を担保した環境下で行われています。

 朝田 入院患者さんではない一般の人はどんなことに注意すればいいでしょうか。

 酒井 動悸(どうき)がする、気分がすぐれないなど、何らかの自覚症状があるときには運動を見合わせたほうがよいでしょう。体調が悪い時に無理をしてはいけないのですが、かといって安静にしすぎるのもよくありません。中高年の方は1年で1%ずつ筋肉量が減っていきます。なので、意識的に体を動かして筋肉の量を維持してほしいですね。

 朝田 私も高齢の患者さんには、「つえや押し車などの装具を使って、歩けるうちはできるだけ歩きましょう」とお話ししています。

 酒井 高齢者の場合は転倒リスクに注意しながら、できるだけ動いていただきたいです。

 朝田 「腰や膝が痛くて歩くのがつらい」という訴えも多く、痛みとの兼ね合いも難しいですね。「痛くても頑張れ!」とは言えないですし(笑)。

 酒井 実は痛みがあっても動いた方がよい場合が多いのですが、動いてはいけない疾患もありますので、配慮が必要です。

 朝田 痛みのコントロールというのは、整形外科の永遠の課題ですね。

 酒井 痛みがきっかけで動かなくなると、筋肉量を落とす大きな原因になります。それが「ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群。以下ロコモ)」につながります。ロコモの定義は「筋肉や関節の障害のため移動機能が下がること」、要するに、動けなくなることですね。(協力・東京医科歯科大学)

 ■朝田隆(あさだ たかし) 1982年東京医科歯科大学卒業。メモリークリニックお茶の水理事長、東京医科歯科大学医学部特任教授、医学博士。数々の認知症実態調査に関わり、軽度認知障害(MCI)のうちに予防を始めることを強く推奨、デイケアプログラムの実施など第一線で活躍中。『効く!「脳トレ」ブック』(三笠書房)など編著書多数。

 ■酒井朋子(さかいともこ) 東京医科歯科大学医学部附属病院 リハビリテーション部部長、助教。日本リハビリテーション医学会認定リハビリテーション科指導医、日本整形外科学会認定 整形外科、リウマチ専門医。東京医科歯科大学医学部卒、医学部附属病院整形外科助教を経て2018年6月より現職。
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YAHOO JAPAN ニュース 産経新聞 2/24(日) 12:00配信
ご参考URL=https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190224-00000504-san-life

   学問に取り組むシニア世代が増加、「知る面白さ」探求

 ■ 定年後に大学や大学院へ 諦めた研究や課題挑戦


 大学や大学院で学問に取り組むシニア世代が増加している。子育てが一段落したり、定年後の時間を利用し、一度は諦めた研究テーマや仕事を通じて抱えていた課題をじっくり探求できるという。人生100歳時代に突入し、AI台頭などを背景に社会の激変が予想される。学び続ける必要性が指摘される一方、知的好奇心に向き合い、主体的に学習する姿に“学びの本質”が浮かび上がってくる。(宮田奈津子)

 「年齢的に研究を仕事につなげることは難しいが、分からないことを調べ、知る過程が楽しい」。そう話すのは東京経済大学大学院経済学研究科博士後期課程の石垣克己さん(65)だ。

 石垣さんは大学卒業時、公務員として社会に出る期待と同時に、「もっと勉強したい」という気持ちを残した。定年を控えた平成27年4月に同大学院に入学し、今は韓国・金大中(キム・デジュン)大統領時代の経済改革をテーマに博士論文を執筆している。

 教員として経験を積んだ豊泉博幸さん(69)も昨年4月から、同研究科修士課程で社会思想史を学び直している。「学生時代に読まずに終わった資本論に挑戦したり、自由に研究できる。若い世代や留学生から教わることも多い」と充実した表情を見せる。

 ◆ 若い世代のいい刺激

 東京経済大(東京都国分寺市)は平成18年、全国初の試みとして、経済学研究科が52歳以上を対象にシニア大学院制度を設置した。開設にあたり、すでに受け入れを行っていたシニア研究生に調査を実施。学びへの意欲と同時に、「体力が不安」「介護などもあり学費が心配」といった声があがった。

 そのため、従来は2年の在学期間を3年または4年で選択可能にした。学費は2年分で選択期間に合わせ納付できるように負担軽減を図った。現在は4研究科に在籍する大学院生52人中、11人がシニア(今年1月時点)だという。

 経済学研究科の渡辺裕一准教授は「シニアの方々は問題意識が明確。経済学などは年齢を重ねるほど、面白くなる学問でもある。若い学生も当初は、祖父母のような人が勉強している姿に驚いていたが、今はいい刺激になっている。学内の多様性も広がる」と利点を指摘する。

 ◆ 学び深める助走に

 首都大学東京(八王子市)は今年4月、50歳以上が対象の履修証明プログラム『TMUプレミアム・カレッジ』を開講する。1期生の選考は倍率6・2倍の狭き門になった。小論文と面接の結果、約50人が学生生活をスタートさせる。

 同大の下山恭典・シニア教育担当課長は「公開講座(オープンユニバーシティ)に力を入れてきたが、シニアの参加が多く、『もっと体系的に学びたい』という声が寄せられていた。生涯現役で学びたいというニーズを捉えることは大切」と開設の経緯を振り返る。

 プレミアム・カレッジは、大学の教育研究資源活用に加え、都との連携が特徴だ。“東京・都市”をテーマに、〈都市を育み、活かす技術〉〈東京農業の今とこれから〉など、理論と実践のバランスを重視した多彩なカリキュラムが用意されている。学生はゼミナールなどで学び、1年間で論文をまとめる。

 下山課長は「これからのセカンドキャリアや歩んできた道を見つめ直すきっかけにしてほしい。学びを深めていきたいと考えているシニア世代にとって、助走のようなプログラムになれば」と話している。

 ■明大大学院や広島大も受け入れ 文部科学省の学校基本調査などによると、50歳以上の修士・博士課程、専門職学位課程入学者数は横ばいで推移しているが、50~54歳は増加傾向にある。明治大学大学院商学研究科は平成12年度入学からシニア入試を実施。四年制大学でも広島大学などでシニア入試を行い、学びの機会が広がっている。
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
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ニュースイッチ NEWSWITCH 日刊工業新聞 2019年02月23日
ご参考URL=https://newswitch.jp/p/16592

     起業から事業承継まで視野に入れた新しい学位プログラム
            産業技術大学院大学が20年度に開始

 産業技術大学院大学は、2020年度に起業から事業承継までを視野に入れた新しい学位プログラムをスタートする。同大学院大学は東京都が高度専門技術者の育成を目的に開設した大学。都が力を入れる都内中小企業の振興を、教育面からも人材育成し後押しする。

 20年4月に研究科の再編を実施する。19年度中に文部科学省に新しい再編計画の届け出をした上で、学生募集を始める。現在、情報アーキテクチャ専攻と創造技術専攻の2専攻があり、それぞれ情報システム学修士と創造技術修士の学位を授与している。

 20年度からはそれら2専攻を一つに統合した上で、「IT人材」、「創造技術」、「起業・創業・事業承継」の3コースにする。新設する形の「起業・創業・事業承継」に関するカリキュラムの内容や教授陣など詳細については今後詰める。

 都内企業の99%を占める中小企業は現在、事業承継と経営者の世代交代が課題となっている。次代の経営の担い手に、従業員の賃金を抑えて事業経営するのではなく、「合理化した分は従業員給料アップにつなげられることなどを授業で見せ、学んでもらうことで日本の中小企業を活性化していく」(川田誠一学長)のが狙いだ。

 産業技術大学院大学は、東京都が高度専門技術者の育成を目的に06年4月開設、19年4月に開学14年目を迎える。研究者教育ではない工学系分野の社会人リカレント教育拠点として注目されている。昨年夏からは東京都の生涯現役都市の実現に向けた「100歳大学」の取り組みの一環として、「AIIT シニアスタートアッププログラム」も開講し、シニア層の起業に向けた教育プログラムも提供している。
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@nifty ニュース All About 2019年02月21日 18時30分
ご参考URL=https://news.nifty.com/article/item/neta/12101-35298/

     “公的年金ジワジワ減”に適応できる家計作りのコツ3

 ■ 「マクロ経済スライド」による調整ルールが見直され、年金額の上昇は抑制される!
 公的年金額は、賃金・物価の変動に応じて、毎年、見直されています。現役世代が納めている保険料など限られた財源の中で年金の給付水準を調整する仕組みとして、「マクロ経済スライド」が導入されています。

 具体的には、賃金・物価による年金額の伸びから、平均余命の伸びや現役世代の減少を考慮した「スライド調整率」を差し引いて、年金額を見直すことになっています。ただ、年金をもらっている人に配慮して、前年度より年金額を引き下げない措置(名目下限措置という)がとられています。

 しかし、マクロ経済スライドによる年金額の調整は、賃金・物価が大幅に上昇しなければ、十分に行われません。そのため、2018年4月から、名目下限措置は維持しつつ、賃金・物価の伸びが小さい、または、下落したときに調整できずに繰り越した分は、賃金・物価が上昇したときに調整する仕組み(キャリーオーバー)が導入されました。

 つまり、賃金・物価が上がったら、繰り越した分も含めて年金額を減らすということ。宝くじのキャリーオーバーはいいですが、年金減のキャリーオーバーはあまりありがたくないですね。

 ただ、年金給付水準が高止まりすると、現役世代、そして、その下の世代にツケが回ります。つまり、子どもや孫の世代が将来もらう年金額が減らざるを得ないということ。なので、この制度改正は当然と言えば当然ですね。ですから、マクロ経済スライドに限らず、何らかの方法(制度、政策)で年金減額が推進されることを望む人でありたいものです。

 ■ 年金は減るが、負担は増える
今後、年金額はジワジワと減っていくことは想定しておく必要があります。公的年金の税制優遇は見直されそうで、手取りはさらに減るでしょう。

 一方、医療費の自己負担は増えていきますし、健康保険料・介護保険料はアップ、消費税も上がる、と負担は増すばかりです。つまり、老後生活はますます厳しくなることが想像されるのですが、筆者の周囲にはポカンとしている年金受給者がけっこういます。その人たちがポカンとしているのは、「今の年金+仕事の収入+アルファ」で生活が成り立っていて、それがずっと続くと思っているからのようです。

 ■ ますます高齢者に厳しい世の中になる!?
 それに、年金が減っても仕事ができなくなっても、「自分は長生きしないから、年金と貯蓄で何とかなる」「先のことは考えても仕方がないので考えないことにしている」と現実を無視したセリフを語ります。また、「子どもたちの世話にはなりたくない(なれない)」とも言います。

 子どもたちの世話になる、ならないは別として、とにかく現実を直視してください。平均余命は毎年のように延びていて、想像以上に長生きする可能性が高いことを。高齢になって生活的に自立できなくなり、施設に入ろうとすると、年金だけで費用を賄うのは難しいことを。物価は上がっても年金は増えないことを。高齢者の義務的負担は増えていくことを。このままインフレが続けば預貯金中心の金融資産はどんどん目減りしていくことを。

 結果として、高齢者に優しくない(優しくできない)未来が待ち構えていることを。これらをひっくるめて「年金減時代」と認識するならば、すぐに対策が必要なことがわかると思います。

 ■ 年金減時代を乗り切る家計のポイントは3つ
 年金減時代の対策には正攻法しかありません。まず、働き続けて収入を維持または増やすこと。働き方を変えても生涯現役で働く覚悟を持つことが必要です。家計のムダを極力省いて、就労収入と年金でやりくりし、老後資金として貯蓄しているお金はギリギリまで使わないようにしましょう。

 働き続けるためには、起業して自分で働く場を作るのもアリです。また、インフレに対応し、老後資金を少しでも増やすための投資も必要です。ただ、定年起業、定年投資デビューで大金を損して、老後ビンボーに陥る人もいると聞きます。そうならないために、ほどほどを心掛けてください。

 現在、40代・50代の人も年金減は免れません。この年代は、年金支給開始年齢が現状より遅くなる懸念があります(再雇用の年齢が上がるかもしませんが)。それに、この年代は今以上に平均余命が延びるかもしれません。現在の年金受給者より、かなり厳しい老後が待っています。少しずつでもよいので、積み立てを増やすなどして老後資金の準備をしましょう。【 文:小川 千尋(マネーガイド)】
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全日本歌謡情報センター 2019年2月20日 歌謡情報
ご参考URL=https://www.kayou-center.jp/17623

      由紀さおり、デビュー50周年記念アルバムリリース決定

 1969年3月10日に「夜明けのスキャット」が、東芝音楽工業より発売されてから半世紀。今年、デビュー50周年を迎えた由紀さおりは、アニバーサリーイヤーの元旦に3枚組で50曲を収録したベストアルバムを発売した。そのタイトルが「PASSING POINT」。すなわち「通過点」。そして、3月20日に発売するオリジナルアルバムのタイトルが「BEGINNING」。「幕開け」である。

 生涯現役で走り続ける由紀さおりの新たなる挑戦とこれからの未来へ向けた決意がたっぷり込められた待望のオリジナルアルバムが誕生し、その全貌が明らかになった。トータルプロデューサーに亀田誠治氏を迎えての全8曲は、作家陣にアンジェラ・アキ、いしわたり淳治、水野良樹(いきものがかり)、永積 崇(ハナレグミ)、吉澤嘉代子、川口大輔、伊澤一葉など、由紀さおりにとっては若い世代とのコラボレーションが中心の内容となっている。

 「若い世代の方々が、私のことをどう捉えているのかを知りたくて、亀田誠治さんにプロデュースをお願いして、アルバム制作に励みましたが、たくさんの驚きとたくさんの喜びがいっぱい詰まったアルバムが完成しました。」と由紀さおりが感想を語っている。まさに「50周年の挑戦」をテーマにしたアルバムの完成である。

さらに、今年デビュー50周年を迎える由紀さおりのステージでの活動も活発で、1月6日から20日まで、東京・明治座で<由紀さおり 50周年記念公演>(全23公演)を開催し、好評のうちに幕を閉じた。そして、4月19日、相模原市民会館を皮切りに<由紀さおり50周年コンサート2019 “感謝”>をスタートさせる。こちらは全国で20公演を開催する予定である。また、9月6日〜8日には、東京・観世能楽堂にて、三味線、踊り、芝居をすべて1人で演じる、由紀さおりにとっての新境地とも言える舞台<由紀さおり特別公演 夢の花-䔍代という女−>の開催も決定している。
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産経ニュース  2019.2.20 07:00|ライフ|教育
ご参考URL=https://edit.diarynote.jp/home/diary/edit/?time_id=201902210648365385

      【学ナビ】シニア世代、「知る面白さ」探求

 ■ 定年後に大学や大学院へ 諦めた研究や課題挑戦

 大学や大学院で学問に取り組むシニア世代が増加している。子育てが一段落したり、定年後の時間を利用し、一度は諦めた研究テーマや仕事を通じて抱えていた課題をじっくり探求できるという。人生100歳時代に突入し、AI台頭などを背景に社会の激変が予想される。学び続ける必要性が指摘される一方、知的好奇心に向き合い、主体的に学習する姿に“学びの本質”が浮かび上がってくる。(宮田奈津子)

 「年齢的に研究を仕事につなげることは難しいが、分からないことを調べ、知る過程が楽しい」。そう話すのは東京経済大学大学院経済学研究科博士後期課程の石垣克己さん(65)だ。

 石垣さんは大学卒業時、公務員として社会に出る期待と同時に、「もっと勉強したい」という気持ちを残した。定年を控えた平成27
年4月に同大学院に入学し、今は韓国・金大中(キム・デジュン)大統領時代の経済改革をテーマに博士論文を執筆している。

 教員として経験を積んだ豊泉博幸さん(69)も昨年4月から、同研究科修士課程で社会思想史を学び直している。「学生時代に読まずに終わった資本論に挑戦したり、自由に研究できる。若い世代や留学生から教わることも多い」と充実した表情を見せる。

 ◆若い世代のいい刺激

 東京経済大(東京都国分寺市)は平成18年、全国初の試みとして、経済学研究科が52歳以上を対象にシニア大学院制度を設置した。開設にあたり、すでに受け入れを行っていたシニア研究生に調査を実施。学びへの意欲と同時に、「体力が不安」「介護などもあり学費が心配」といった声があがった。

 そのため、従来は2年の在学期間を3年または4年で選択可能にした。学費は2年分で選択期間に合わせ納付できるように負担軽減を図った。現在は4研究科に在籍する大学院生52人中、11人がシニア(今年1月時点)だという。

 経済学研究科の渡辺裕一准教授は「シニアの方々は問題意識が明確。経済学などは年齢を重ねるほど、面白くなる学問でもある。若い学生も当初は、祖父母のような人が勉強している姿に驚いていたが、今はいい刺激になっている。学内の多様性も広がる」と利点を指摘する。

 ◆学び深める助走に

 首都大学東京(八王子市)は今年4月、50歳以上が対象の履修証明プログラム『TMUプレミアム・カレッジ』を開講する。1期生の選考は倍率6・2倍の狭き門になった。小論文と面接の結果、約50人が学生生活をスタートさせる。

 同大の下山恭典・シニア教育担当課長は「公開講座(オープンユニバーシティ)に力を入れてきたが、シニアの参加が多く、『もっと体系的に学びたい』という声が寄せられていた。生涯現役で学びたいというニーズを捉えることは大切」と開設の経緯を振り返る。

 プレミアム・カレッジは、大学の教育研究資源活用に加え、都との連携が特徴だ。“東京・都市”をテーマに、〈都市を育み、活かす技術〉〈東京農業の今とこれから〉など、理論と実践のバランスを重視した多彩なカリキュラムが用意されている。学生はゼミナールなどで学び、1年間で論文をまとめる。

 下山課長は「これからのセカンドキャリアや歩んできた道を見つめ直すきっかけにしてほしい。学びを深めていきたいと考えているシニア世代にとって、助走のようなプログラムになれば」と話している。

 ■明大大学院や広島大も受け入れ 文部科学省の学校基本調査などによると、50歳以上の修士・博士課程、専門職学位課程入学者数は横ばいで推移しているが、50~54歳は増加傾向にある。明治大学大学院商学研究科は平成12年度入学からシニア入試を実施。四年制大学でも広島大学などでシニア入試を行い、学びの機会が広がっている。
日 本 生 涯 現 役 推 進 協 議 会 &  
     NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ  活 動 で 
            ご  支  援  く  だ  さ  る   会  員  皆   様


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 皆様には平素「生涯現役社会づくり」推進へのご支援に、感謝申し上げます。
来週27日(水)午後開催の下記会合ご案内します。何卒ご出席お願いします。
                       記
1. 2019年2月定例合同理事会             13:00~14:30
内容: 1) 報告事項    代表新年度決意・事務局長報告
    2) 協議事項    ① 第10回生涯現役サミット開催準備の件
                ②  生涯現役塾の新年度基本方針の件  
               ③  会員総会資料に関する件      以 上   
2. 日本生涯現役推進協議会 定時総会        15:00~15:45
3. NPO法人ライフ・ベンチャー・クラブ通常総会    16:00~16:45
4. 第398回LVC生涯現役シリーズ塾         17:30~19:30
  どうか会員総会と定例塾には、会員皆様方の積極的なご参加お願いします。
塾ご案内はFacebookご友人やMailご友人に幅広くご連絡お頼みします。

  なお、上記2・3各項の各会員総会ご出席がご無理な場合は、恐縮ですが
下段書式の欠席届・欠席委任状に芳名ご記入の上、折返しご返信願います。

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『あなたと日本を元気に!』させる 生涯現役社会創りへの 意欲的参加で
あなたご活躍の地域から 次々と民活力の盛り上がる大輪が拡がります!
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2018年春期&秋期:盛会御礼/2019年春期:開催予定(各土曜13:30~ )
⑧Summit 4/21(済)    ⑨Summit 10/6(済)    ⑩Summit 4/20(予)
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2019/2/27(理事会/13:00・総会/15:00・塾/17:30)~ 7/24(理事会・塾)
  2/27   3/27   4/24   5/22   6/26   7/24
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  日  本  生  涯  現  役  推  進  協  議  会
        NPO法人 ラ イ フ ・ ベ ン チ ャ ー ・ ク ラ ブ
             代  表   東   瀧    邦   次  
             事務局長   増   田    龍   一  
TEL:03-3517-6667      FAX:03-3517-6668
E-mail: info@sgsk.net   URL: http://www.sgsk.net   
Blog: http://40591.diarynote.jp/
Facebook: http://www.facebook.com/sgsk.net/
Facebook2:https://www.facebook.com/yaesu3min
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【欠席届・欠席委任状】
   第15回 日本生涯現役推進協議会 定 時 会 員 総 会
          日本生涯現役推進協議会 代表代行 東瀧 邦次様

 私は 2019年2月27日(水)開催の定時会員総会に都合により欠席します
ので、当該総会の決議事項に関する一切を本委任状により、総会議長に一任
いたします。
    2 0 1 9 年 2 月    日    会員氏名

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【欠席届・欠席委任状】
 第14回 特定非営利活動法人ライフ・ベンチャー・クラブ通常会員総会
   特定非営利活動法人ライフ・ベンチャー・クラブ 代表 東瀧 邦次 様

 私は 2019年2月27日(水)開催の通常会員総会には都合により欠席します
ので、当該総会の決議事項に関する一切を本委任状により、総会議長にご一任
いたします。
   2 0 1 9 年 2 月     日   会員氏名

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宮古毎日新聞 2019年2月19日(火) 9:00
URL=https://edit.diarynote.jp/home/diary/edit/?time_id=201902190630132142

    「働けるうちは働く」56%/生涯現役への意識高く
             55歳以上に初の実態調査/現役促進協


 宮古島市生涯現役促進協議会(会長・長濱政治副市長)は市内の55歳以上を対象にした「地域高年齢者実態調査」を初めて実施し、その分析レポート(速報値)をまとめた。それによると、回答した531人のうち、現在収入のある仕事をしている人は267人(50・3%)で、その中の149人(55・8%、無回答あり)が「働けるうちはいつまでも働きたい」と回答し、生涯現役を貫く意識が高いことが示された。

 「働きたいと思う主な理由」で最も多かったのは「生活費のため」で37人(29%)、次いで「生きがい・楽しいから」「健康維持のため」が各24人(19%)、「生活費の不足を補うため」22人(17%)だった。

 「生活費のため」「生活費の不足を補うため」と回答した人は59人で全体の46%を占め、老後の生活への不安が感じられる。

 一方、「生きがい・楽しいから」「健康維持のため」の回答も多く、働いて自分の生活の質をより充実させたいという考えがうかがえる。

 調査項目は全30項目で、調査対象者は55歳以上の男女1000人を無作為に抽出し実施。うち、531人から回答が寄せられた。

 回答者の年齢内訳は▽59歳以下85人▽60代165人▽70代206人▽80歳以上75人-だった。

 協議会は昨年7月に立ち上げ。2018年度生涯現役促進地域連携事業の一環で、今月14日に市中央公民館で開催された「シニアのためのお仕事紹介フェア2019」に向け調査を実施した。最終的なレポートは年度内で取りまとめる。
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中日新聞 chunichi Web 石川 > 2月15日の記事一覧 > 記事 /ご参考
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20190215/CK2019021502000260.html

     【わがまちの偉人】教育と音楽に生きる 
                鈴木リデヤ 1918~2010年

          羽咋市 地元の歌を多く手掛ける


 ♪東宝達 北眉丈(びじょう) 西ははてなき日本海 真日(まひ)に輝く国原(くにはら)よ ああうるわしき大自然

 羽咋市への郷土愛を、親しみやすいメロディーにのせ歌い上げる。市制十周年記念で一九六八年に制定された市歌。市から作曲を委嘱されたのが、羽咋工業高校の音楽教諭だった鈴木リデヤだ。同校や羽咋高校の応援歌を作曲しており、後年も多くの歌を手掛けた。(林修史)

 昨年、五十年を迎えた市歌。現在は、成人式や市職員の仕事始め、仕事納めで歌われる。「同い年」でおいの聡(50)によると、リデヤは歯科医師の父真と、羽咋白百合幼稚園長を務めた母ときわの長女で、クリスチャンとして生を受けた。リデヤは、新約聖書に登場し、使徒パウロに家を提供した女性、リディアに由来する。

 前半生は悲劇に包まれた。結婚後、わずか三カ月で夫は戦地フィリピンへと赴き、そのまま死別。悲しみに暮れたが、ときわの「泣いてばかりじゃだめよ」という励ましを受け東京から帰郷、「教育に生きよう」と誓い、生涯寡婦を貫いた。

 旧制県立羽咋中学校、津幡高校、羽咋工業高校、羽咋高校で教壇に立った。引退後は、西北台小学校、邑知小学校、邑知中学校の校歌や、羽咋の歌を数多く世に送り出した。民間では、県内初の女声コーラス「やまびこコーラス」を主宰。今も市民に「リデヤ先生」と呼ばれ親しまれている。

 「相談に来られると、応えたくなる人。みんなに『先生、先生』と言われたからがんばれたのでしょう」。末の妹、鏡子(88)は述懐する。

 晩年をささげたのが、幼稚園だ。元気なときは毎週歌を教えた。リデヤを師とし、出身の同幼稚園に就職した主幹保育教諭の横山ゆかり(51)は「ピアノを習うとき、必ず褒めてくれた。『いいのよ』が口癖だった」と振り返る。一方で、服を譲ったり、夕食に誘ったり。「遠い存在だけど、親しみのある人」と繁在家(はんざいけ)真紀園長(56)は思い出す。職員までも、わが子のようにかわいがった。

 作曲が中心のリデヤだが、園歌は作詞もした。

 ♪ゆりのおはなのおなまえが ついているいるようちえん それはぼくらのわたしらの かみさままもっていらっしゃる

 リデヤは、引退を宣言し最後の卒園式に出席した後の四月一日、すっと逝ってしまった。名前の通り、多くの人の心の家となり、生涯現役で過ごした九十二年だった。 =敬称略
     ◇ 
 すずき・りでや 羽咋市生まれ。父・真は仙台にルーツを持ち、歯科医師がいないことから請われて羽咋に。母・ときわは女性民権運動家でもあった。一九四七年から教員に。七三年に市教委委員長。七七年に市音楽文化協会会長。八七年、市顕彰。二〇〇六年、旭日双光章。
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 昨15日から今日・明日17日まで第23回産学ネットワーク展開催中の学校法人 東京町田学園/町田・デザイン専門学校:井上博行理事長を産学融合展の見学かたがた本日午後訪問させていただいた。

 同校は昨年の融合展以来、弊日本生涯現役推進協議会HPリンク先であり、また同じリンク先団体でもあるJapa日本専門家活動協会代表芝原氏を井上理事長にぜひご紹介したかったからである。

 学校法人理事長兼専門学校長の井上理事長から、ご挨拶もそこそこに「人生讃歌」の一覧表で、生涯現役時代への以下健康寿命・生きがい長寿をめざす社会貢献活動に励む意気込みを実感した。

 【人生讃歌】
 還暦   60  やっと人並み これからが出発点
 古希  70   元気だ 若者に負けない心意気
 喜寿  77  少しは 人生にも慣れてきた
 傘寿  80  まだまだ 世の役に立ちたいもの
 半寿  81  これで人生 ようやく半分
 米寿  88  それでも お米が食べ足りない
 卒寿  90  人生には 卒業はない筈だ
 白寿  99  せめて百歳になってから
 百寿 100  ひとつの節だが まだまだ未熟
 茶寿 108  もっともっと お茶を飲んでから
 皇寿 111  そろそろ ゆずろう日本一
 昔寿 120  心づもりは できたけど
 天寿 162  これで人生 全うです   

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【日本生涯現役推進協議会HPのリンク先追加分】

◎         株 式 会 社 エ ク サ ネ ッ ト

エクサネットは豊富な経験と人脈であなたの起業と新規事業を応援します。中小企業・個人事業主皆様の事業拡充を全力でお支えし、企業文化の普及と夢の実現に努めます。Facebook Page 起業家支援プラットフォームに全員集合!!( め び う すの W A )にどうぞご参加大歓迎です。

◎         リバースエイジングプランニング

最新の遺伝子テクノロジーによる栄養補助食品の食事プログラムで、老化損傷の遺伝子修復を支援し、食べても太りにくく、疲れにくい人生100年時代への健康づくり。生涯現役社会創りに役立つ個人・法人両用の食育指導と無添加調味料プログラムは健康経営に最適です。

◎         J a p a 日 本 専 門 家 活 動 協 会

専門家個人が専門家としての居場所を得、活躍できる社会づくりをめざす日本専門家活動協会は、参加可能な形態での協働メンバー(個人、団体)による任意団体です。

◎          株 式 会 社 F e l l o w L i n k

株式会社FellowLinkは、集合知プラットフォームサービス事業推進の理念を踏まえつつ、自らが新たな仕組みによる働きの場、ビジネスモデルを提案し、実践していくことを目指しています。

◎         富 山 社 会 人 大 楽 塾

「青少年よ夢を抱け」「中高年よ大志を抱け」をキャッチフレーズに荒廃する教育と人間関係を修復し「生きる元気を取り戻す」新しい生涯現役コンセプトの社会人実践塾です。日本レクレーション協会・余暇生活開発士の柳原正年が中心となり、富山で初めての社会人向け民間塾です。

◎         一般社団法人 アイオー シニアズジャパン

益々進む高齢化社会と情報化社会、人の繋がりが最大の健やかな長寿社会に繋がるとのことで「全てのシニアをインターネットで繋ぐ」という理念で「Internet of Seniors(IoS)」の普及・啓蒙をしてます。

◎         一般社団法人 東京プロマーケット上場協会

2011年創設の東京プロマーケットは、東京証券取引所第5の正式市場。まだ知名度は低いものの30社以上、2018年は8社上場済。株主一人でも上場できるベンチャー企業向け最適市場。日経新聞株価欄に上場社名掲載。当協会月例主催の上場セミナーが好評。

◎          生 涯 現 役 か な ざ わ 会

地域内のシニア層を対象に仲間作りの場を提供する生涯現役の会です。家から一歩踏み出せば、新しい人脈との交流の輪の中に入り、生きがいに満ちた楽しい自律の老後人生が約束されます。

◎         Z  I  R  I  K  I

いつまでも凜々しく生きるためにカラダをたくさん動かし、機能的かつ美姿勢なカラダをつくる3つのレッスン。個人レッスンとグループレッスンの2つの方法からレッスンを受けられます。


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神戸新聞NEXT 2019/2/14 20:38
ご参考URL=https://www.kobe-np.co.jp/news/awaji/201902/0012065683.shtml

     健康長寿の島へ独自プロジェクト始動 淡路県民局

 高齢化率は36・3%と兵庫県内最高。65歳以上の就業率も31・2%と県内最高で、高齢者が元気な島かと思いきや、平均寿命、健康寿命は男女とも県平均を下回る。淡路島は、そんな不思議な島らしい。理由を探り、たくさんいる高齢者を元気にして島をもり立てようと、淡路県民局は2019年度、ユニークなプロジェクトに乗り出す。名付けて「生涯現役!あわじ健康長寿の島づくり」-。(西井由比子)

 県洲本健康福祉事務所を事務局に、県立淡路医療センター、島内3市、医師会、歯科医師会などと連携してプロジェクト会議を設置。栄養、運動、社会参加を3本柱に、さまざまな調査を実施・活用して高齢者の健康状態や生活習慣を科学的に分析し、島の住民の特性を踏まえた取り組みを推進する。


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読売新聞 Online  2019/02/13 05:00
ご参考URL=https://www.yomiuri.co.jp/life/20190212-OYT1T50135/

     [安心の設計]働きたいけど体が…

 年を重ねるにつれ、体のあちこちに何かしらの問題が生じてくる。それでも働き続けるか、それとも現役を引退するか。「生涯現役社会」編の最終回では、そんな岐路に立った人たちに思いを聞いた。

   管理職退き負担減らす…58歳 相次ぎ手術

 「お、新しいメーカーのお菓子が入っているな」「この麺は、うちの方が安いなあ」。かつてスーパーで店長を務めていた北陸地方の男性(58)は、現場を離れて内勤となった今も、他店の商品のラインアップが気になって仕方がない。休日に立ち寄ったライバル店の客足がいいと、悔しくなる。「大好きな仕事だからできる限り働きたいよ。でも、どうだろうなあ……」

 勤務先の会社は75歳まで働くことができる。休暇制度など福利厚生も整っている。心配なのは自分の腎臓だ。「健康に自信があれば、いつまで働けるかなんて悩まないのに」。50代に入り、急に持病が悪化した。3年前からは痛み止めが手放せず、5種類の薬を服用している。

 1983年、東京都内の大学を卒業後、大手外食チェーンに入社。毎日16時間近く働き、仕事後の午前4時から同僚とサーフィンへ。「眠るのがもったいない」。よく働き、よく遊んだ。

 29歳のある日、仕事中に背中を金属バットで殴られたような激痛に襲われた。救急車で搬送され、腎結石で1週間入院した。

 小さい頃から、親は「腎臓が丈夫ではない」と心配していたが、自覚はなかった。医師に「疲労やストレスをためないように」と諭され、退社して妻と幼い子どもを連れて帰郷した。

 療養して体調が戻ると、32歳で今の会社に入った。店の品ぞろえを考えるのが楽しく、食材フェアなどを企画。4年後には、パートやアルバイト100人以上をまとめる立場の店長になっていた。

 ただ、注意していても疲れがたまると体調は悪くなる。店長だった10年で4回も入院した。その後も持病は悪化し、精密検査を受けると、心臓や肝臓、脊椎にも問題があることが分かった。

 痛み止めを飲んで働いていても、集中力が保てず、体も思うように動かない。2016年には、3度の手術で2か月近く休んだ。病院のベッドで「職場復帰なんてかなうわけない。できたら奇跡だ」と退職も覚悟した。

 会社からは管理職を外れ、体力的な負担の軽い部門に異動することを提案された。収入は減るが、それでも「まだ働ける」と前向きに受け入れた。

 それまで当然のように出ていた会議に呼ばれなくなり、「俺、出なくていいんだ」と落ち込んだこともある。ただ、最近は体調も安定し、気持ちも変わってきた。「他の社員も、60歳の定年を迎えて再雇用になれば、同じような状況になる。自分はそれを少し早く体験しているだけ」と考えている。

 子どもは成人し、生活の心配もない。でも、働き続けたいし、会社のために働きたいという意欲も衰えていない。新しい部署では、仕事に役立つ資格を取得するための勉強を始めた。

 見た目は若くても、50歳、60歳にもなればどこかに不具合は出る。「自分は元気。まだまだ働ける」と思っていても、検査を受けたら「今まで通りに働くなんてとんでもない」と言われる人は結構いるはず。「人生100年時代だからこそ、健康は過信しちゃいけないよなあ」。そう自分に言い聞かせ、今は一日一日を大事に働いている。

     退職後 自信なくなった…69歳 心房細動

 65歳で退職した時には、同僚たちから寄せ書きが贈られた(1月21日、宮城県大崎市で)65歳で退職した時には、同僚たちから寄せ書きが贈られた。
 宮城県大崎市の元溶接工の男性(69)は引退して、もうすぐ5年になる。「体が丈夫なら何歳まででも働きたいと思っていた。でも、一度仕事を辞めてしまうと、体力に自信がなくなってしまったよ」

 勤めていた鉄筋加工会社の定年は65歳。2014年3月、社長から事務所に来るように言われた。「会社の業績が悪化している。定年を機に勇退してもらえないか」。本当は「あと2、3年がんばってほしい」という言葉を期待していた。ただ、心臓の病気のことが頭をよぎった。「もっと働かせてほしい」とは言えず、「はい、わかりました」と答えていた。

 県内の工業高校を出て、埼玉県の機械製造会社で溶接工に。45歳で地元に戻り、鉄筋加工会社に転職した。仕事は、住宅の基礎のコンクリートの中に入る鉄筋の溶接。一つ一つ構造が異なるため、住宅に合わせた最適な強度の鉄筋を組むというものだ。

 偶然通りかかった建設現場で、勤め先の会社名が入った鉄筋を見かけると、「うちの鉄筋が使われて、それを喜んでくれる人たちがいるんだよなあ」とうれしくなった。

 昔から体は丈夫で、埼玉にいた頃は、仕事前に宅配便の仕分けのアルバイトをしていたこともある。しかし、還暦を迎えた09年冬、工場で作業中に、めまいがして体に力が入らなくなった。

 翌日、循環器専門の病院に行くと、「心房細動」と診断された。長年、重い鉄筋相手に働き、体に負荷がかかっていたようだ。3日ほど休んで職場復帰したが、1日3回、6種類の薬が欠かせず、仕事量を減らしてもらった。

 65歳で退職してからは、就職活動はしていない。近所のシルバー人材センターに登録して働く高齢者もいるが、仕事は道路の草取りや植木の手入れの補助といった軽作業が多い。自分の現役時代を思い返すと、物足りなさを感じてしまいそうで、一歩前に踏み出せないでいる。

 幸い心臓の調子も良くなり、薬も1日1回、4種類に減った。妻(68)と2人暮らしで、収入は月21万円ほどの夫婦の公的年金と年120万円の個人年金がある。親戚の冠婚葬祭費は家計に響くが、今のところ、年金の範囲内で生活する分には問題はない。

 ただ、個人年金の支給は75歳からなくなる。公的年金だけで、夫婦2人がどうやって生きていくかは、まだ思い描けていない。

     「70歳まで」目標だった…69歳 指と膝痛める

 「包丁を力いっぱい握りしめていたから、指がそっちに曲がっちゃったの」と話す女性(1月19日、埼玉県川越市で)「包丁を力いっぱい握りしめていたから、指がそっちに曲がっちゃったの」と話す女性。

 「これがなければ、今も働いていたと思うんだけどねえ」。埼玉県川越市の主婦(69)は、両手の指を見つめてつぶやいた。親指以外は関節が腫れ、内側に曲がっている。ものを握ると痛み、それが理由で5年前の3月、漬物工場を定年退職した。

 1967年に高校を卒業後、重労働の多い製造現場で働き続けてきた。

 最初に勤めた老舗飲食店では、中華まんの製造を担当した。22歳で職場結婚して退職したが、子ども2人が小学校に入ると、金属加工や食品製造の工場などで働いてきた。ステンレス加工の会社では、男性に交じって畳よりも大きなステンレス板を運んだ。

 家のローンや教育費のために「働くのは当たり前」と思って生きてきた。ただ50代になると、膝の軟骨がすり減って痛み出し、63歳の時、ついに両膝に人工骨を入れる手術をした。

 当時勤めていた漬物工場では、70歳まで働く同僚が多く、「自分も70歳までは」と思っていた。手術後は、1か月もたたないうちに職場復帰を果たした。痛みもかなり軽くなって、「これなら70歳までいけるかも」と感じていた。

 その2年後、今度は指の関節や手が腫れ、赤紫色に変色した。仕事は、腰までの深さの鍋にためた漬け汁から大根を抜き出し、包丁でぶつ切りにするというもの。腰に負担がかかる上、冷たい漬け汁に何度も手を出し入れする。パート仲間が辞めたりして、自分に仕事が集中していた時期でもあった。医者に行くと「手を使いすぎ」と、退職を勧められた。

 「このまま仕事を続けて、辞めた途端に体が動かなくなってしまったら、つまらない人生になってしまうなあ」。ふと、そんな思いが芽生えた。「辞めるなら、今かな」。退職を決めた。

 今は、手の指も膝もある程度回復した。「簡単な仕事ならやってみたい」と思うこともある。ただ、東京都内にいる共働きの娘から孫の世話を頼まれたとき、すぐに駆けつけられる身軽さもいいと感じている。3月には、もともと働き続ける目標だった70歳になる。

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